JP2022064679A - ピッキングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ピッキングシステムの省スペース化とピッキングの効率化を図る。【解決手段】第一容器201を保管し、出庫、再入庫可能な自動倉庫110と、第一容器201をピッキングエリア210まで搬送し、自動倉庫110に再入庫可能な位置にまで搬送する第一コンベヤ121と、ピッキングエリア210において第一コンベヤ121に沿って並べられる複数の第二容器202を保持する保持台131を複数有し、複数の保持台131を第二容器群203とともに垂直方向に循環回転させる垂直回転式の棚装置130と、ピッキングエリア210外に配置され、棚装置130から第二容器202を搬送する第二コンベヤ122と、を備えるピッキングシステム100。【選択図】図1

Description

本発明は、第一容器と第二容器との間で荷物を移載させるために、第一容器、および、第二容器を搬送するピッキングシステムに関する。
従来、同一種類の荷物が複数収容された容器から出荷先別の容器へオーダーされた数だけ荷物を移載し、さらに異なる種類の荷物が収容された容器からオーダーされた数だけ荷物を移載することをオーダーが完了するまで繰り返すピッキング作業が行われている。
例えば特許文献1には、複数台の垂直回転式の棚装置を回転軸方向に近接して並べ、一台の棚装置を出荷用の容器、他の棚装置を前記容器に供給する商品が収容された容器を保管することで、作業者の負担を軽減しつつ効率的なピッキング作業が可能なシステムが記載されている。
特開2018-70369号公報
昨今では、通信販売の多様化やチェーン店舗数の増加に伴い、ピッキングシステムにおいて省スペース化や更なる効率化が臨まれている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、第一容器から第二容器へ効率よく荷物を移載することができるピッキングシステムの提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の1つであるピッキングシステムは、第一容器と第二容器との間で荷物を移載させるためのピッキングシステムであって、前記第一容器を保管し、出庫、および再入庫可能な自動倉庫と、前記自動倉庫から出庫された第一容器をピッキングエリアまで搬送し、前記自動倉庫に再入庫可能な位置にまで搬送する第一コンベヤと、前記ピッキングエリアにおいて前記第一コンベヤに沿って並べられる複数の第二容器である第二容器群を保持する保持台を複数有し、複数の前記保持台を前記第二容器群とともに垂直方向に循環回転させる垂直回転式の棚装置と、前記ピッキングエリア外に配置され、前記棚装置から第二容器を搬送する第二コンベヤと、を備える。
本発明によれば、複数の第二容器をピッキングエリアに同時に配置し、第一容器との間で荷物を移載することができる。これにより複数の第二容器の搬送時間の短縮化を図り、効率的な荷物の移載を可能とする。また、ピッキング作業中に棚装置の他の位置からピッキング作業済みの第二容器を搬出することができるため、搬送効率を向上させることが可能となる。
図1は、ピッキングシステムを示す斜視図である。 図2は、第三、第四コンベアを省略してピッキングシステムを示す平面図である。 図3は、再入庫側のラック、およびバーチカルコンベヤを省略して示す側面図である。
以下、本発明に係るピッキングシステムの実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するために一例を挙示するものであり、本発明を限定する主旨ではない。例えば、以下の実施の形態において示される形状、構造、材料、構成要素、相対的位置関係、接続状態、数値、数式、方法における各段階の内容、各段階の順序などは、一例であり、以下に記載されていない内容を含む場合がある。また、平行、直交などの幾何学的な表現を用いる場合があるが、これらの表現は、数学的な厳密さを示すものではなく、実質的に許容される誤差、ずれなどが含まれる。また、同時、同一などの表現も、実質的に許容される範囲を含んでいる。
また、図面は、本発明を説明するために適宜強調、省略、または比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状、位置関係、および比率とは異なる。
また、以下では複数の発明を一つの実施の形態として包括的に説明する場合がある。また、以下に記載する内容の一部は、本発明に関する任意の構成要素として説明している。
図1は、ピッキングシステムを示す斜視図である。図2は、第三、第四コンベアを省略してピッキングシステムを示す平面図である。図3は、再入庫側のラック、およびバーチカルコンベヤを省略して示す側面図である。これらの図に示すように、ピッキングシステム100は、第一容器201と第二容器202との間で作業者、またはロボットにより荷物を移載させるためのシステムであって、自動倉庫110、第一コンベヤ121と、第二コンベヤ122と、棚装置130と、を備えている。本実施の形態の場合、ピッキングシステム100は、第三コンベヤ123と、第四コンベヤ124と、搬出装置141と、搬入装置142と、を備えている。
自動倉庫110は、第一容器201を保管し、出庫、および再入庫可能な倉庫である。自動倉庫110の種類は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、自動倉庫110は、ラック111と、第五コンベヤ113と、搬送装置112と、バーチカルコンベヤ114と、を備えている。
ラック111は、第一容器201を保管する棚である。本実施の形態の場合、ラック111は、水平面内の第一方向(図中X軸方向)に第一容器201を並べて載置状に保持する棚板を垂直方向(図中Z軸方向)に複数段備えている。また、自動倉庫110は、水平面内において第一方向と直交する第二方向(図中Y軸方向)において、搬送装置112を挟んで2つのラック111を平行に並べて備えている。以下、搬送装置112に対し一方側(図中Y+側)を出庫側と記載し、他方側(図中Y-側)を再入庫側と記載する場合がある。
搬送装置112は、ラック111、および第五コンベヤ113に保持される第一容器201をラック111、および第五コンベヤ113の別の場所に移送することができる装置である。搬送装置112の種類は、特に限定されるものではなく、スタッカクレーンなどを例示することができる。本実施の形態の場合、搬送装置112は、ラック111の各段に対応する位置にそれぞれ敷設されるレールと、レール毎に配置される台車とを備えている。
レールは、ラック111に沿って第一方向に第五コンベヤ113に至るまで延在して配置され、台車は、第一容器201を保持した状態でレールに沿って往復動する。台車には、ラック111、および第五コンベヤ113と台車との間で第一容器201を移載することができる移載装置を備えている。移載装置は、出庫側、および再入庫側のいずれの向きにも第一容器201を移載することができる。
第五コンベヤ113は、ラック111の各段に対応する位置にそれぞれ配置され、ラック111の延在方向である第一方向に沿って第一容器201を搬送する。本実施の形態の場合、第五コンベヤ113は、搬送装置112を挟んで出庫側、再入庫側のそれぞれに平行に並べて配置されている。
バーチカルコンベヤ114は、第五コンベヤ113が配置される各段に上下動する昇降台を備え、所定の段の第五コンベヤ113から移載された荷物を垂直方向に搬送して第一コンベヤ121に移載し、第一コンベヤ121から移載された荷物を所定の段の第五コンベヤ113に移載する。本実施の形態の場合、自動倉庫110は、搬送装置112を挟んで配置される2つの第五コンベヤ113に対応して2つのバーチカルコンベヤ114を備えている。
第一コンベヤ121は、自動倉庫110から出庫された第一容器201をピッキングエリア210まで搬送し、自動倉庫110に再入庫可能な位置にまで第一容器201を搬送する。第一コンベヤ121の種類は、特に限定されるものではなく、ローラコンベヤ、ベルトコンベヤなどを例示することができる。第一コンベヤ121の両端部は、出庫側のバーチカルコンベヤ114、および再入庫側のバーチカルコンベヤ114のそれぞれと接続されている。本実施の形態の場合、第一コンベヤ121は、図2に示すように、バーチカルコンベヤ114から受け取った第一容器201を棚装置130に向かい第一方向に沿って搬送する出庫経路221、ピッキングエリア210内を第二方向に沿って他方のバーチカルコンベヤ114に向かう方向に第一容器201を搬送するエリア内経路222、エリア内経路222から第一容器201を他方のバーチカルコンベヤ114まで第一方向に沿って搬送する再入庫経路223を形成する。なお、本実施の形態では、第一コンベヤ121のエリア内経路222対応部分、およびエリア内経路222に沿って配置される棚装置130の保持台131を含む領域をピッキングエリア210としているが、エリア内経路222と搬送方向の変わる出庫経路221、および再入庫経路223の一部または全部をピッキングエリア210としてもかまわない。
ピッキングエリア210とは、作業者、またはロボットが第一容器201と第二容器202との間で荷物を移載(図3の破線の矢印230を参照)することができる範囲である。具体的には、ピッキングを行う作業者が配置についた状態において、第一コンベヤ121のエリア内経路222上にある第一容器201と棚装置130内の保持台131の上にある第二容器202との間で荷物の移載が可能な作業者の手が届く範囲、ロボットが荷物を移載できる範囲がピッキングエリア210となる。具体的には、第一コンベヤ121の近傍に配置される単数、または複数の保持台131、および第二方向において保持台131の幅に相当する第一コンベヤ121の部分を含む空間がピッキングエリア210となる。なお、ピッキングのために作業者が配置される空間や、ロボットが配置されている空間をピッキングエリア210に含めてもかまわない。
棚装置130は、ピッキングエリア210において、第一コンベヤ121のエリア内経路222に対して平行に並べられる複数の第二容器202である第二容器群203(図2参照)を保持する保持台131を複数有し、複数の保持台131を保持した第二容器群203とともに垂直方向に循環回転させる垂直回転式の装置である。本実施の形態の場合、保持台131は、複数(本実施の形態の場合、三個)の第二容器202を第二容器群203として載置状態で保持可能な板状の部材であり、棚装置130は、複数の保持台131を長円状の軌道に沿って所定の間隔で連結し間欠的に循環動作させる駆動手段132を備えている。
本実施の形態の場合、棚装置130は、第一コンベヤ121のエリア内経路222と平行に回転軸が配置されており、保持台131の延在方向、および保持台131に保持された第二容器群203をエリア内経路222と平行な状態を維持したまま、回転させることができるものとなっている。棚装置130は、保持台131の循環が停止している状態において、ピッキングエリア210内において垂直方向に複数の第二容器202を配置することができるものとなっている。なお、作業者の手などが不用意に棚装置130内に侵入することを防止する隔壁(不図示)が棚装置130と第一コンベヤ121との間に設けられており、隔壁の少なくともピッキングエリア210内には、ピッキングされる荷物が通過する開口部が垂直方向に二箇所設けられても構わない。なお、隔壁は、垂直方向に並ぶ二つの第二容器群203に対する荷物が通過する一つの開口を備えてもよい。また、開口にはピッキング作業中にのみ開放される扉が設けられていても構わない。また、隔壁は、開口に作業者の手を検出するセンサを備えてもよい。このセンサによりピッキング作業時以外に開口に挿入された手を検出して異常と判別し、保持台131の移動を停止させる安全手段を備えてもかまわない。
第二コンベヤ122は、ピッキングエリア210外に配置され、棚装置130から第二容器202を所定の場所に搬送する。本実施の形態の場合、第二コンベヤ122は、棚装置130に対し第一コンベヤ121の反対側においてエリア内経路222と平行に配置されている。第二容器群203がピッキングエリア210に配置されピッキング可能な状態で停止している棚装置130の保持台131と同じ高さ位置で近接し、同一面内になるように第二コンベヤ122は、配置されており、ピッキング作業中に既に所定の荷物がピッキングされた第二容器群203をピッキングエリア210の反対側から搬出できるものとなっている。
また、棚装置130から第二コンベヤ122への第二容器202の移載は、搬出装置141により実行される。搬出装置141の種類は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、保持台131に保持されている第二容器群203を一度に移載するものとなっている。
第三コンベヤ123は、第一コンベヤ121のエリア内経路222、または第二コンベヤ122と平面視で重なる位置において、棚装置130へ第二容器202を搬送する。本実施の形態の場合、第三コンベヤ123は、第二コンベヤ122と垂直方向に重なっており棚装置130に対し第一コンベヤ121の反対側においてエリア内経路222と平行に配置されている。第二容器群203がピッキングエリア210に配置されピッキング可能な状態で停止している棚装置130の保持台131と面一になるように第三コンベヤ123は、配置されており、ピッキング作業中に新しい第二容器群203をピッキングエリア210の反対側から棚装置130へ搬入できるものとなっている。
また、第三コンベヤ123から棚装置130への第二容器202の移載は、搬入装置142により実行される。搬入装置142の種類は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、保持台131に対し第三コンベヤ123上に配置された第二容器群203を一度に移載するものとなっている。
第四コンベヤ124は、自動倉庫110へ第一容器201を供給するコンベヤであって、平面視において第一コンベヤ121のエリア内経路222、および再入庫経路223と重なる位置に配置される。本実施の形態の場合、第四コンベヤ124は、第一コンベヤ121の上方に配置され、再入庫側のバーチカルコンベヤ114に端部が接続されている。
次に、ピッキングシステム100の運用方法を説明する。例えば、同一種類の荷物が複数個収容された第一容器201であって、ピッキングエリア210に配置された第二容器202に収容すべき荷物が収容された第一容器201が自動倉庫110から出庫され第一コンベヤ121のエリア内経路222の中央部、またはその近傍に搬送される。
作業者、またはロボットは、ピッキングエリア210内において第一容器201から第二容器202に所定個数の荷物を移載するピッキング作業を実行する。本実施の形態の場合、ピッキングエリア210内において、エリア内経路222上の三つの第一容器201のいずれかから(例えば中央から)荷物を取り出し、上下二段分の保持台131に保持され、第二方向に三つ並び上下方向に二段配置された第二容器202のいずれかへ荷物を投入する。なお、第一容器201から取り出した荷物を投入すべき第二容器202の位置、個数などを作業者に知らせる表示器が棚装置130と第一コンベヤ121との間の隔壁などに設けられていても構わない。
第二コンベヤ122においては、既に荷物が収容された第二容器202が搬出装置141によって棚装置130から取り出されている。また、第三コンベヤ123においては、新たに第二容器202が搬入装置142によって棚装置130の保持台131に移載されている。これら、棚装置130に対する第二容器202の搬入、および搬出の少なくとも一方は、保持台131の循環回転が停止しているピッキング作業中に実行される。これにより、ピッキング作業と第二容器202の搬入、搬出作業を同時に行うことができ、ピッキングの効率を向上させることが可能となる。
ピッキング作業が終了すると、棚装置130は、保持台131を回転させる事によりピッキング済みの第二容器群203を一度にピッキングエリア210外に搬送し、同時に次のピッキング対象となる第二容器群203をピッキングエリア210内に搬送する。作業者、またはロボットは、新しく搬入された第二容器202に対しピッキング作業を行う。なお、第一容器201からピッキングすべき荷物がなくなったり、異なる種類の荷物をピッキングする場合、自動倉庫110、および第一コンベヤ121は、次の第一容器201をピッキングエリア210内に搬送する。以上の作業が繰り返される。
具体的には、ピッキング作業の一工程が終了すると、棚装置130は、次のピッキング作業のために保持台131を循環回転させる。この循環回転によりピッキング済みの第二容器群203が第二コンベヤ122と隣接する位置にまで移動し、空になった保持台131が第三コンベヤ122と隣接する位置にまで移動し、次にピッキングすべき第二容器群203がピッキングエリア210内に移動する。循環回転が停止すると、ピッキングエリア210内ではピッキング作業の次工程が実行され、当該ピッキング作業の時間と並行して第二容器群203が棚装置130から第二コンベヤに取り出され、第三コンベヤ123によって運ばれてきた次回以降に荷物が投入される第二容器群203が棚装置130に移載される。
このように、棚装置130は、複数の第二容器202を一度にピッキングエリア210から搬出し、同時に複数の第二容器202を一度にピッキングエリア210に搬入できるため、ピッキング作業から次のピッキング作業までの待ち時間を抑制し、効率的なピッキングを実現することが可能となる。
また、本実施の形態にかかるピッキングシステム100は、ピッキングエリア210に配置されるために待機している第二容器群203が棚装置130内において垂直方向に複数個配置されているため、平面視における省スペース化を図ることが可能となる。また、第二容器202を搬出する第二コンベヤ122と、第二容器202を搬出する第三コンベヤ123とが平面視において重なるように配置され、第一容器201を出庫し再入庫する第一コンベヤ121と、第一容器201を入庫する第四コンベヤ124とが平面視において重なるように配置されているため、ピッキングシステム100全体において、平面視における設置スペースを抑制することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、棚装置130は、第二容器群203を一体として回転させるのではなく、第一コンベヤ121のエリア内経路222に平行に並んだ第二容器202を個別に回転できるものでも構わない。これにより、棚装置130は、ピッキングが終了した第二容器202毎に対応する保持台131を回転させ、次の第二容器202を独立してピッキングエリア210内に配置することができる。
また、第一コンベヤ121の経路は、上記実施の形態に限定されるものではなく、出庫経路221、エリア内経路222、および再入庫経路223の他に、これらに連結される経路であって第一方向、および第二方向に沿わない径路、湾曲した経路、分岐する経路などを備えていてもかまわない。
また、出庫経路221、および再入庫経路223は、必ずしも第一方向に沿っている必要はない。
また、棚装置130への第二容器202の搬出、搬入は、搬出装置141、搬入装置142が行うのではなく、作業者が行っても構わない。
また、自動倉庫110、または第一コンベヤ121から第一容器201等を搬出する第六コンベヤを設けてもかまわない、第六コンベヤは、第一コンベヤ121と平面視において重なるように設けても構わない。
また、ピッキングシステム100は、複数の自動倉庫110、複数の第一コンベヤ121、複数の棚装置130を第二方向に並べて備えても構わない、この場合、第二コンベヤ122、第三コンベヤ123、第四コンベヤ124は、それぞれが一部共通化されて運用されても構わない。
また、説明の便宜上、第一容器201と第二容器202とを区別して説明したが、第一容器201と第二容器202とが区別できないものでも構わない。この場合でも、自動倉庫110、および第一コンベヤ121内にある容器は第一容器201であり、棚装置130内にある容器は第二容器202である。
また、第一容器201や第二容器202は、形状、大きさなどが統一されている必要はなく、相互に異なる形状や大きさなどであっても良い。
また、エリア内経路222を形成する第一コンベヤ121の部分と棚装置130との間に作業者がピッキング作業を行うスペースや、ピッキング用のロボットが配置されるスペースを備えていてもかまわない。
また、第二コンベヤ122と第三コンベヤ123とは、棚装置130に近接する位置では垂直方向に重なっているが、相互に重なっていない部分を備えてもかまわない。
本発明は、同一種類の荷物を複数の容器に振り分けるようなピッキングに用いることができる。
100 ピッキングシステム
110 自動倉庫
111 ラック
112 搬送装置
113 第五コンベヤ
114 バーチカルコンベヤ
121 第一コンベヤ
122 第二コンベヤ
123 第三コンベヤ
124 第四コンベヤ
130 棚装置
131 保持台
132 駆動手段
141 搬出装置
142 搬入装置
201 第一容器
202 第二容器
203 第二容器群
210 ピッキングエリア
221 出庫経路
222 エリア内経路
223 再入庫経路
230 矢印

Claims (6)

  1. 第一容器と第二容器との間で荷物を移載させるためのピッキングシステムであって、
    前記第一容器を保管し、出庫、および再入庫可能な自動倉庫と、
    前記自動倉庫から出庫された第一容器をピッキングエリアまで搬送し、前記自動倉庫に再入庫可能な位置にまで搬送する第一コンベヤと、
    前記ピッキングエリアにおいて前記第一コンベヤに沿って並べられる複数の第二容器である第二容器群を保持する保持台を複数有し、複数の前記保持台を前記第二容器群とともに垂直方向に循環回転させる垂直回転式の棚装置と、
    前記ピッキングエリア外に配置され、前記棚装置から第二容器を搬送する第二コンベヤと、
    を備えるピッキングシステム。
  2. 前記第一コンベヤ、または前記第二コンベヤと平面視で重なる位置に前記棚装置へ第二容器を搬送する第三コンベヤを備える
    請求項1に記載のピッキングシステム。
  3. 前記第二コンベヤは、前記棚装置に対し前記第一コンベヤの反対側に配置される
    請求項1または2に記載のピッキングシステム。
  4. 前記棚装置から前記第二コンベヤへ第二容器を搬出する搬出装置を備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載のピッキングシステム。
  5. 前記棚装置は、ピッキングエリア内において垂直方向に複数の第二容器を配置する
    請求項1から4のいずれか一項に記載のピッキングシステム。
  6. 平面視において前記第一コンベヤと重なる位置に配置され、前記自動倉庫へ第一容器を供給する第四コンベヤを備える
    請求項1から5のいずれか一項に記載のピッキングシステム。
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