JP2022064109A - ジブ固定装置 - Google Patents

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JP2022064109A
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靖生 市川
Yasuo Ichikawa
弘之 大塚
Hiroyuki Otsuka
翔平 山崎
Shohei Yamazaki
宏二郎 中野
Kojiro Nakano
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、ブームに対するジブの固定及びこの固定の解除を比較的容易にし、クレーンの組立及び分解が容易にできると共に、ブームにジブを固定する部材の破損等を抑制することができるジブ固定装置を提供することを課題とする。【解決手段】本発明の一態様は、ブームの先端側で起伏可能に装着されるジブを上記ブームに対して屈曲して固定するタワークレーンのジブ固定装置であって、上記ジブに配設され、固定ピンを含むジブ側固定部と、上記ブームに配設され、上記固定ピンとの係合位置、及び上記固定ピンとの係合を解除する解除位置の間で移動可能な係合ピンを含むブーム側固定部とを有し、上記固定ピン及び係合ピンの少なくとも一方が、その外周面に平坦部を有するジブ固定装置である。【選択図】図3

Description

本発明はジブ固定装置に関する。
大型のクレーンとして、ブームの先端にジブを備えるラッフィングジブクレーンやタワークレーン等の大型クレーンが知られている。大型クレーンのブーム及びジブは、使用される現場において組立及び分解がされる。
一般的なブーム及びジブの組立及び分解として、張出し姿勢と呼ばれるジブをブームから一直線上に張り出すようにして行うものと、内抱き姿勢と呼ばれるブームに対してジブを折り畳んだ状態で行うものとが知られている。内抱き姿勢による作業は、比較的狭いスペースで行うことができる。
内抱き姿勢で組み立てられたブーム及びジブは、互いを固定した状態でブームを起伏し、上記固定を解除することでジブがブームに対して起伏可能になる。内抱き姿勢でブーム及びジブを分解するには、折り畳んだジブをブームに固定して一体にすることで、安全にブーム及びジブを地面上に倒伏することができる。
内抱き姿勢で固定したブーム及びジブを倒伏する際に、ジブが地面に衝突することでブーム及びジブが破損等することを防止する安全装置が発案されている(特開2006-176242号公報)。この安全装置は、ブームが有する検出器と、ブーム及びジブが有する検出体とを備え、ジブが地面に当接することによる上記検出体の変位を上記検出器が検出することで作動し、ブームの倒伏動作を停止する。
上記公報に記載のブーム及びジブは、ジブに配設されたハンガーピンと、このハンガーピンに係合自在でブームに配設されるラッチ用ピンとを有するラッチ機構により折り畳み状態で固定されている。固定されたジブの重量は、ブームの倒伏状態においてハンガーピン及びラッチ用ピンにかかるため、ハンガーピン及びラッチ用ピンの係合及びその解除が困難になり、ブーム及びジブ組立分解作業が容易にできなくなるおそれがある。また、ハンガーピン及びラッチ用ピンの変形、摩耗等が生じるおそれがある。
特開2006-176242号公報
上述のような事情に鑑みて、本発明は、ブームに対するジブの固定及びこの固定の解除を比較的容易にし、クレーンの組立及び分解が容易にできると共に、ブームにジブを固定する部材の破損等を抑制することができるジブ固定装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様は、ブームの先端側で起伏可能に装着されるジブを上記ブームに対して屈曲して固定するタワークレーンのジブ固定装置であって、上記ジブに配設され、固定ピンを含むジブ側固定部と、上記ブームに配設され、上記固定ピンとの係合位置、及び上記固定ピンとの係合を解除する解除位置の間で移動可能な係合ピンを含むブーム側固定部とを有し、上記固定ピン及び係合ピンの少なくとも一方が、その外周面に平坦部を有するジブ固定装置である。
当該ジブ固定装置は、固定ピン及び係合ピンの少なくとも一方が、その外周面に平坦部を有するため、固定ピン及び係合ピンにかかる負荷を比較的小さくすることができる。また、負荷が小さいため、係合ピンの移動が比較的容易である。
本発明のジブ固定装置は、ブームに対するジブの固定及びこの固定の解除が比較的容易であるためクレーンの組立及び分解が容易にできると共に、ブームにジブを固定する部材の破損等を抑制することができる
図1は、本発明の一実施形態のジブ固定装置を備えるクレーンを示す模式的側面図である。 図2は、本発明の一実施形態であるジブ固定装置を示す模式的正面図である。 図3は、図2のジブ固定装置の側面視で、ブームに対するジブの固定が解除されている状態を示す部分断面図である。 図4は、図3のジブ固定装置において、ブームに対するジブの固定又はその解除がされる直前の状態を示す部分断面図である。 図5は、図3のジブ固定装置において、ブームに対してジブが固定されている状態を示す部分断面図である。 図6は、本発明の一実施形態であるジブ固定装置が有する係合ピンを示す模式的側面図である。 図7は、図6の係合ピンの模式的平面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
[クレーン]
図1は、本発明の一実施形態に係るジブ固定装置1を備えるクレーン50の構成を示す。このクレーン50は、下部走行体51と、下部走行体51上に搭載され、下部走行体51が走行する面と平行な面内で旋回可能な上部旋回体52と、上部旋回体52に配設され、前後方向に起伏(前側に倒伏、後側に起立するように揺動)可能なブーム53と、ブーム53の先端に連結され、前後方向に起伏可能なジブ54とを主に備えるラッフィングジブクレーンである。図1は、クレーン50が、ブーム53に対してジブ54を折り畳んでブーム53を倒伏した状態を示す。
〔下部走行体〕
下部走行体51は、走行装置として一対のクローラー等を有し、任意の方向に進行することができる。
〔上部旋回体〕
上部旋回体52は、下部走行体51上に搭載され、下部走行体51が進行する面と平行な面内で旋回可能である。上部旋回体52は、操縦者用キャビン、ブーム53を起伏させるブーム起伏ウインチ、ジブ54を起伏させるジブ起伏ウインチ、ジブ54の先端から垂下される吊荷用ケーブルを送出及び巻上げる巻上げウインチ等を有する。なお、「進行する面」とは、例えば、地面であり、地面に敷いた鉄板等の表面(上面)を進行する場合は、その表面を意味する。「平行な面」とは、完全に平行する2つの面の他、下部走行体2及び上部旋回体52における設計交差、製造誤差等により、下部走行体51が進行する面に対して僅かな傾きを有する面をも含む。
〔ブーム〕
ブーム53は、その基端が上部旋回体52に連結され、上部旋回体52の回転面に対して垂直に起伏する。ブーム53は、先端側でジブ54と連結する上部ブームと、長手方向中央の直胴部を構成する1又は複数の中間ブームと、上部旋回体52と連結され、テーパー状を呈している下部ブームとを有する。
上部ブーム、下部ブーム及び中間ブームは、概略四角筒状に形成され、例えば、ラチス構造を有する。ラチス構造は、長手方向に垂直な断面視で仮想方形の頂点に位置するように配置した4本のブーム主桁(支柱又は主柱)と、隣接する上記ブーム主桁間を接続して上記ブーム主桁を底辺とする複数の三角形、四角形等を形成するよう配置される複数のブーム補桁(ラチス又は斜材)とを有する。上部ブーム及び下部ブームは、上記複数のブーム補桁に換えて板状の補強部材としてもよい。上部ブーム、下部ブーム及び中間ブームは、ブーム主桁の端部同士を接続することによって1本のブーム53に組み立てられる。
〔ジブ〕
ジブ54は、その基端がブーム53の先端に連結される。ジブ54は、ブーム53と同様に、上部旋回体52の回転面に対して垂直に起伏可能であり、先端で吊荷用ケーブルを垂下する。ジブ54は、ブーム53と連結される下部ジブと、長手方向中央の直胴部を構成する1又は複数の中間ジブと、先端側の上部ジブとを有する。下部ジブ及び上部ジブは、テーパー状を呈してしている。
下部ジブ、中間ジブ及び上部ジブは、ブーム53と同様に、概略四角筒状に形成され、例えば、ラチス構造を有する。ラチス構造は、長手方向に垂直な断面視で仮想方形の頂点に位置するように配置した4本のジブ主桁と、隣接する上記ジブ主桁間を接続してジブ主桁を底辺とする複数の三角形、四角形等を形成するよう配置される複数のジブ補桁とを有する。下部ジブ及び上部ジブは、上記複数のジブ補桁に換えて板状の補強部材としてもよい。下部ジブ、中間ジブ及び上部ジブは、ジブ主桁の端部同士を接続することによって、1本のジブ5に組み立てられる。
〔ジブ固定装置〕
ジブ固定装置1は、図2~5で示すように、ジブ54に配設され、固定ピン11を含むジブ側固定部10と、ブーム53に配設され、固定ピン11との係合位置、及び固定ピン11との係合を解除する解除位置の間で移動可能な係合ピン21を含むブーム側固定部20とを有する。図2は、ブーム53の先端側から基端側を見た場合におけるジブ固定装置1の模式的平面図である。
ジブ固定装置1が配設される箇所としては、特に限定されるものではないが、ブーム53に対してジブ54を折り畳んだ状態で、ブーム53の腹側及びジブ54の腹側が当接又は最も近接する箇所であることが好ましい。具体的には、例えば、近接している中間ブーム及び中間ジブにおける図1の領域A内でブーム53の腹側にブーム側固定部20を配設し、ジブ54の腹側にジブ側固定部10を配設する。なお、「腹側」とは、ジブ54を張り出してブーム53及びジブ54を倒伏し、ブーム53及びジブ54の鉛直方向の下になる側(地面に近い側)を意味する。
(ジブ側固定部)
ジブ側固定部10は、ジブ54に配設され、固定ピン11を含む。具体的には、固定ピン11は、上記4本のジブ主桁のうち腹側の2本のジブ主桁54a間で、径方向の中心軸がジブ54の幅方向と略平行に付設されている。固定ピン11は、略円柱の部材である。なお、「ジブ54の幅方向」とは、腹側の2本のジブ主桁54aを含む仮想面においてジブ54の長手方向に垂直な方向を意味する。
より具体的に説明すると、ジブ54が、腹側の2本のジブ主桁54a間に架け渡されるジブ側梁部材12を有する。ジブ側梁部材12は、ブーム53側に向けて立設される一対のブラケット13を有する。一対のブラケット13は、貫通孔を有し、この貫通孔に挿入された固定ピン11の両端部を把持する。
(ブーム側固定部)
ブーム側固定部20は、ブーム53に配設され、固定ピン11との係合位置、及び固定ピン11との係合を解除する解除位置の間で移動可能な係合ピン21を含む。具体的には、係合ピン21は、上記4本のブーム主桁のうち腹側の2本のブーム主桁53a間で、径方向の中心軸がブーム53の長手方向と略平行に付設されている。係合ピン21は、略円柱部材である。
より具体的に説明すると、ブーム53が、腹側の2本のブーム主桁53a間に架け渡されるブーム側梁部材22を有する。ブーム側梁部材22は、中間部分に筒状のケーシング23と、支持フレーム24とを有する。
筒状のケーシング23は、高さ方向(ブーム53の長手方向及び幅方向それぞれに直交する方向)に移動可能な押圧部材25を内部に含む。押圧部材25は、一方の面が固定ピン11と当接し、他方の面がスプリング等の押圧用付勢部材26でジブ54側に付勢される。
ケーシング23は、ジブ53に近接する側の端部近傍に係合ピン21が挿通する一対の挿通穴23aを有する。
支持フレーム24は、ブーム主桁53aと略平行に配置され、先端部分で係合レバー27を回動自在に保持する。係合レバー27は、その中間部分で支持フレーム24の先端部分に支持される。係合レバー27の一端は、係合ピン21の一方の端部と連結する。係合レバー27の一端側は、スプリング等のレバー用付勢部材29でケーシング23側に付勢される。係合レバー27の他端は、クレーン50のオペレータが操作可能なワイヤ28と連結する。
ブーム53に対してジブ54を折り畳んだ状態で固定するには、オペレータがジブ54の腹側とブーム53の腹側とを近接させつつ、係合ピン21の他方の端部(先端部)がケーシング23の内面に突出しないようにワイヤ28を操作する。すなわち、オペレータの操作により、係合ピン21は解除位置に移動する(図3)。
折り畳まれているジブ54の固定ピン11が押圧部材25に当接してブーム53側に押し込み、固定ピン11の外周面の全部が挿通穴23aを超えるとオペレータは上記操作を停止する(図4)。係合ピン21は、レバー用付勢部材29の付勢によりケーシング23内に進入してケーシング23を貫通する。すなわち、係合ピン21が係合位置に移動する(図5)。このようにして、固定ピン11と係合ピン21とを係合させることにより、折り畳んだ状態のジブ54を起伏不可能に固定することができる。
係合ピン21は、固定ピン11との係合を容易にするため、先端部が面取り加工されていることが好ましい。
固定ピン11及び係合ピン12の少なくとも一方は、その外周面に平坦部を有する。固定ピン11及び係合ピン12は、いずれも略円柱の部材であり、互いに直交するように係合するため、互いに当接する箇所は、実質的に点接触になる。ブーム53が鉛直に起伏している状態では固定ピン11及び係合ピン12に負荷がかかることはないが、ブーム53が僅かにでも倒伏するとジブ54の重量が固定ピン11及び係合ピン12の当接箇所に懸かる。このため、固定ピン11及び係合ピン12が変形等するおそれがあり、係合ピン12の移動も困難になるおそれがある。固定ピン11及び係合ピン12の少なくとも一方が外周面に上記平坦部を有することで、上記当接箇所を線接触とすることができ、固定ピン11及び係合ピン12にかかる負荷(ジブ54の重量)を低減することができる。固定ピン11及び係合ピン12それぞれが上記平坦部を有するものであれば、上記当接箇所を面接触とすることができ、上記負荷をより低減することができる。
上記平坦部で固定ピン11及び係合ピン12が当接することが好ましい。換言すると、固定ピン11及び係合ピン12が係合して互いが当接する部分に上記平坦部を形成することが好ましい。このようにすることで、固定ピン11及び係合ピン12にかかる負荷を確実に低減することができる。
係合ピン21が、図6~7で示すように、平坦部Fを有するのが好ましい。係合ピン21の一方の端部は、係合レバー27の一端と連結する連結部分21aを形成するため、固定ピン11との当接箇所が予定されている。よって、平坦部Fを形成する部分を特定することが容易にできる。
係合ピン21が平坦部Fを有し、固定ピン11が平坦部を有しない場合、一対のブラケット13の貫通孔それぞれは、固定ピン11を周方向に回転自在にするベアリングを有することが好ましい。このようにすることで、係合ピン21の移動を容易にすることができる。
平坦部Fは、少なくとも固定ピン11との当接箇所に形成される。平坦部Fは、先端部から固定ピン11との当接箇所を超えて形成されることが好ましい。このようにすることで、係合ピン21の移動を容易にすることができると共に、係合ピン21が移動している最中における負荷も低減することができる。
平坦部Fの幅Wとしては、特に限定されるものではなく係合ピン21の径、材質等にもよるが、例えば、下限としては、5mmが好ましく、8mmがより好ましい。また、上限としては、20mmが好ましく、15mmがより好ましく、12mmがさらに好ましい。平坦部Fの幅Wが上記下限に満たないと、上記当接箇所にかかる負荷を効果的に低減することができないおそれがある。一方、平坦部Fの幅Wが上記上限を超えると、係合ピン21の強度が低下し、係合ピン21が変形等するおそれがある。なお、「平坦部Fの幅」とは、係合ピン21の径方向の中心軸と直交する方向の距離を意味する。
[利点]
当該ジブ固定装置1は、固定ピン11及び係合ピン21の少なくとも一方が外周面に平坦部を有するため、固定ピン11及び係合ピン21にかかる負荷を低減して変形等することを抑制することができる。このため、当該ジブ固定装置1のメンテナンスコストを抑制することができる。また、上記負荷が少ないため、固定ピン11に対する係合ピン21の係合位置と係合解除位置との移動が比較的容易であり、ブーム54に対するジブ53の固定を容易にすることができる。このため、クレーン50におけるブーム54及びジブ53の組立、分解を容易にすることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
上述の実施形態では、ブーム53及びジブ54がラチス構造を有するもので説明したが、当該ジブ固定装置1は、ブーム、ジブがテレスコピックタイプのものであってもよい。
また、当該クレーンの組立方法は、使用中にブームを起伏しないタワークレーンの組み立てにも適用することができる。
本発明に係るジブ固定装置は、大型のラッフィングジブクレーンに特に好適に利用される。
1 ジブ固定装置
10 ジブ側固定部
11 固定ピン
12 ジブ側梁部材
13 ブラケット
20 ブーム側固定部
21 係合ピン
21a 連結部分
22 ブーム側梁部材
23 ケーシング
23a 挿通穴
24 支持フレーム
25 押圧部材
26 押圧用付勢部材
27 係合レバー
28 ワイヤ
29 レバー用付勢部材
50 クレーン
51 下部走行体
52 上部旋回体
53 ブーム
53a ブーム主桁(腹側)
54 ジブ
54a ジブ主桁(腹側)
A 領域(ジブ固定装置の配設箇所)
F 平坦部
W 平坦部Fの幅

Claims (3)

  1. ブームの先端側で起伏可能に装着されるジブを上記ブームに対して屈曲して固定するタワークレーンのジブ固定装置であって、
    上記ジブに配設され、固定ピンを含むジブ側固定部と、
    上記ブームに配設され、上記固定ピンとの係合位置、及び上記固定ピンとの係合を解除する解除位置の間で移動可能な係合ピンを含むブーム側固定部と
    を有し、
    上記固定ピン及び係合ピンの少なくとも一方が、その外周面に平坦部を有するジブ固定装置。
  2. 上記平坦部で上記固定ピン及び係合ピンが当接する請求項1に記載のジブ固定装置。
  3. 上記係合ピンが上記平坦部を有するジブ請求項1又は請求項2に記載のジブ固定装置。
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