JP2022059659A - デスク - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、デスクに関する。
従来から、天板を、左右の脚体に支持させたデスクが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。このデスクにおける左右の脚体は、比較的重量のある大型の脚側板を有し、その上下から前方に向けてステー及びベースを延設させているとともに脚側板の後端部間は幕板により連結されている。
ところで、左右の脚体が、上下方向に延びる前脚及び後脚を含んだものである場合には、天板を支持し得る所定の強度を確保するために、左右の後脚間だけでなく左右の前脚間も横架材により連結する構成が採られていた。
ところが、かかる構成のものでは、左右の前脚間に位置する天板の下面に横架材が位置することになるため、使用者の下肢空間となる天板下の空間が狭まってしまうだけでなく、使用者の利便性に資する引き出し等のオプションを取り付け難くなるという不具合を有している。
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、少なくとも、上下方向に延びてなる前脚間に位置する天板下の空間を好適に確保することができるデスクを提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、天板と、左右に対をなして設けられ前記天板を支持し得る左右の脚体と、これら左右の脚体における後部間を連結する連結架材とを備えたデスクであって、前記左右の脚体が、上下方向に延びてなる前脚及び後脚と、これら前脚及び後脚の上端部間を繋ぐとともに前記天板の下面に接続する連結フレームと、この連結フレームの前部から内方に向かって片持ち梁状に突設され前記天板の下面に接続する片持ちフレームとを備えているデスクである。
請求項2に記載の発明は、前記連結架材が、金属製の板材を折り曲げることにより形成されたものであり、前記天板の反使用端縁側に配された幕板を含んだものである請求項1記載のデスクである。
請求項3に記載の発明は、前記幕板が、起立板状をなす幕板本体と、この幕板本体の両端部から前方に延出し前記後脚に接続する接続板とを備えたものである請求項2記載のデスクである。
請求項4に記載の発明は、天板の反使用端縁側に上方に開放された配線案内溝が設けられたものであり、前記連結架材が、前記幕板と、この幕板の上端から延設され前記配線案内溝を形成し得る配線案内溝形成部と、前記幕板の下端から前方に延出し上面に物品を載置し得る棚板とを備えたものである請求項2又は3記載のデスクである。
請求項5に記載の発明は、前記天板が、平面視において左右方向に延びた長方形状をなしている請求項1、2、3又は4記載のデスクである。
請求項6に記載の発明は、前記連結フレーム及び前記片持ちフレームに上下方向に貫通した複数のねじ挿通孔が設けられており、これらねじ挿通孔に挿通されたねじを前記天板に設けたナット部に螺着することにより、前記天板が前記脚体に対して取り付けられている請求項1、2、3、4又は5記載のデスクである。
請求項7に記載の発明は、前記片持ちフレームの内側端部にキャップが装着されている請求項1、2、3、4、5又は6記載のデスクである。
請求項8に記載の発明は、前記片持ちフレームの長手寸法が、前記連結フレームの長手寸法よりも短く設定されている請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のデスクである。
以上説明したように本発明によれば、少なくとも、上下方向に延びてなる前脚間に位置する天板下の空間を好適に確保することができるデスクを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図1~18を参照して説明する。
デスクは、天板1の反使用端縁1e側に上方に開放された配線案内溝Cが設けられたデスク本体Aと、配線案内溝Cに沿って移動し得るように当該配線案内溝Cに支持された可動部材Bとを備えたものである。床面と天板1の下面との間には下肢空間spが形成されている。
以下、このデスクの構成について詳述する。
デスク本体Aは、左右方向に長手をなす矩形板状をなす天板1と、天板1を支持する左右の脚体2と、左右方向に延びてなる起立板状の幕板3Aを含んでなり左右の脚体2を連結する連結架材3と、天板1の反使用端縁1e側に設けられ天板1の反使用端縁1eと連結架材3の上部を主体に構成された左右方向に延びてなる配線案内溝Cとを備えている。
天板1は、平面視において左右方向に延びた長方形状をなしている。天板1の下面における左右両端部には、左右の脚体2を取り付けるためのナット部n1、n2が設けられている。天板1の下面における後端部には連結架材3を取り付けるためのナット部n4が設けられている。
なお、天板1の下面における前端部及び前後方向及び左右方向の中央部には引き出し等のオプションを取り付ける際に使用される孔11が穿設されている。
左右の脚体2は、天板1の下面における左右両側部に接続し天板1を支持し得るものである。左右の脚体2は、左右に対をなして設けられている。左の脚体2と右の脚体2は対称形状をなしている。
左右の脚体2は、四角柱状の外形をなし上下方向に延びてなる前脚21及び後脚22と、四角柱状の外形をなし前脚21及び後脚22の上端部間を繋ぐとともに天板1の下面に接続する連結フレーム23と、四角柱状の外形をなし連結フレーム23の前部から内方に向かって片持ち梁状に突設され天板1の下面に接続する片持ちフレーム24とを備えている。
前脚21は、上下方向に直線状に延びてなる金属製の角パイプ材を主体に構成されたものである。前脚21は、下方に向かって漸次前方に位置するように傾斜した姿勢をなしている。前脚21の下端にはアジャスタfが設けられている。前脚21の上端部は天板1により覆われるようになっている。前脚21における上端部の内側面は、連結フレーム23における前端部の外側面に剛結されている。
後脚22は、上下方向に直線状に延びてなる金属製の角パイプ材を主体に構成されたものである。後脚22は、略鉛直方向に延びた姿勢をなしている。後脚22の下端にはアジャスタfが設けられている。後脚22の上端部はカバー体Dにより覆われるようになっている。後脚22における上端部の内側面は、連結フレーム23における後端部の外側面に剛結されている。後脚22における上部の内側面には、上下二箇所に連結架材3を取り付けるためのナット部n3が設けられている。
連結フレーム23は、前後方向に直線状に延びてなる金属製の角パイプ材を主体に構成されたものである。連結フレーム23における上下方向の幅寸法は左右方向の幅寸法よりも長く設定されている。連結フレーム23の上面は、天板1の下面に添接し得るようになっている。
連結フレーム23における前端部の外側面は、前脚21における上端部の内側面に剛結されている。連結フレーム23における後端部の外側面は、後脚22における上端部の内側面に剛結されている。連結フレーム23における前後の二箇所には、上下方向に貫通したねじ挿通孔h1が設けられている。連結フレーム23のねじ挿通孔h1に挿通されたねじv1を、天板1に設けられたナット部n1に螺着することにより、脚体2が天板1に取り付けられている。
連結フレーム23の前端部には当該連結フレーム23の内部空間が視認されないように片持ちフレーム24が連設されている。連結フレーム23における後端部の背面側には、隙間を介して連結架材3の幕板本体31が配されている。
片持ちフレーム24は、左右方向に直線状に延びてなる金属製の角パイプ材を主体に構成されたものである。片持ちフレーム24は、連結フレーム23の前端部から内方すなわちデスクにおける左右方向中間部側に向かって突設されている。片持ちフレーム24の上面は、天板1の下面に添接し得るようになっている。片持ちフレーム24の基端部すなわち外側端部は連結フレーム23の前端部に剛結されている。
片持ちフレーム24は、天板1の下面における前後方向略中央の位置で取り付けされている。このため、片持ちフレーム24により、天板1の全体に対してバランスよく撓み防止の機能が発揮されている。
片持ちフレーム24の先端部には、キャップQが取り付けられている。キャップQは基端部が片持ちフレーム24の開口部に内嵌されており先端部に斜め下方を向く傾斜面q1が設けられている。
片持ちフレーム24における左右の二箇所には、上下方向に貫通したねじ挿通孔h2が設けられている。片持ちフレーム24のねじ挿通孔h2に挿通されたねじv2を天板1に設けられたナット部n2に螺着することにより、脚体2が天板1に取り付けられている。なお、図12に示すように、キャップQの基端部にも、ねじv2が挿通される上下方向に貫通したねじ挿通孔h2aが設けられている。
この実施形態では、片持ちフレーム24の長手寸法w2が、連結フレーム23の長手寸法w3よりも短く設定されている。より具体的に言えば、片持ちフレーム24における左右方向の寸法w2は、連結フレーム23における前後方向の寸法w3の半分以下(より具体的には、連結フレーム23における前後方向の寸法の約三分の一の長さ)に設定されている。
連結架材3は、左右の脚体2における後部間を連結するものである。連結架材3は、金属製の板材を折り曲げることにより形成されている。連結架材3は、天板1の反使用端縁1e側に配された幕板3Aを含んだものである。
連結架材3は、幕板3Aと、幕板3Aの上端から前方に延設され配線案内溝Cを形成し得る配線案内溝形成部3Bと、幕板3Aの下端から前方に延出し上面を物品である配線類(図示せず)を載置し得る載置面35sとした棚板3Cとを備えたものである。
幕板3Aは、起立板状をなし背面視において略矩形状をなした幕板本体31と、幕板本体31の両側端部から当該幕板本体31に対して略直交する前方に延出し後脚22に接続する接続板32とを備えたものである。
幕板本体31は、左右の後脚22における上部間を埋めるように配設されている。幕板本体31における左右の上角部には、カバー体Dを位置決めし得る切欠部iが形成されている。接続板32には上下二箇所にねじ挿通孔h3が設けられている。接続板32に設けられたねじ挿通孔h3に挿通されたねじv3を後脚22に設けられたナット部n3に螺着することにより、左右の脚体2と連結架材3とが連結されるものとなっている。
配線案内溝形成部3Bは、幕板本体31の上端から前下方に延設された後溝壁33と、後溝壁33の下端から前方に向かって略水平に延設された底溝壁34とを備えたものである。
後溝壁33は、後傾した姿勢をなしている。すなわち、後溝壁33の前向面33sが、後方に向かって漸次上側に位置するように傾斜したものとなっている。
底溝壁34には、左右方向中央部、及び、左右両端部の三箇所に、配線類を上下方向に連通させるための切欠部34aが形成されている。底溝壁34の前端部には複数箇所に上下方向に貫通したねじ挿通孔h4が設けられている。底溝壁34のねじ挿通孔h4に挿通されたねじv4を天板1の後端部に設けられたナット部n4に螺着することにより、連結架材3と天板1とが連結されるようになっている。
棚板3Cは、上方を向く載置面35sを有した棚板本体35と、棚板本体35の前端部に立設された物品の落下抑制用の起立壁36とを備えたものである。棚板3Cは、載置面35sに主として物品である配線類の一部を載せ置くことができるようにしたものである。
配線案内溝Cは、幕板3Aの上端部に沿って設けられ上方に向かって開放されている。配線案内溝Cは、可動部材Bが配設される部分を除き、常に上方に開放されたものとなっている。配線案内溝Cは、後向面を有し左右方向に延びてなる前溝壁たる天板1の反使用端縁1eと、天板1の反使用端縁1eよりも後側に配設され前向面33sを有し左右方向に延びてなる連結架材3の後溝壁33と、上向面34sを有し天板1の反使用端縁1eと後溝壁33との下端部間に配された連結架材3の底溝壁34と含んで構成されたものである。配線案内溝Cの左右両端部は、それぞれカバー体Dにより塞がれている。
配線案内溝Cには、例えば図3に示すように、可動部材Bが左右方向すなわち配線案内溝Cの長手方向に沿って移動可能に配設されている。可動部材Bが、配線案内溝Cに対してがたつくことなく配設されるようにするため、配線案内溝Cを構成する天板1の後向面と後溝壁33の前向面33sとの間の離間寸法w1は、上方に向かって漸次増大するように構成されている。
カバー体Dは、下方に開放されたボックス状をなしている。カバー体Dは、後脚22の上端部をカバーするとともに配線案内溝Cの両側部をカバーし得るものとなっている。
カバー体Dは、天壁d1と、天壁d1の前端部から下方に延設された前壁d2と、天壁d1の後端部から下方に延設された後壁d3と、前壁d2及び後壁d3の外側端部間を繋ぐ外側壁d4と、前壁d2及び後壁d3の内側端部間を繋ぐ内側壁d5とを備えたものである。
前壁d2の下端部には、特に図14~16に示されるように、前方に突出し天板1の後端部における側端部下面に係合し得る係合部k1が設けられている。
後壁d3の下端部には、図15に示されるように、下方に突出し後脚22における上端部の内面に係合し得る二つの位置決め突起d31と、下方に突出し連結フレーム23における後端部の内面に係合し得る位置決め突起d32が設けられている。
内側壁d5の後部には、図10及び図15に示すように、内側方すなわちデスクにおける左右方向中央部側に向かって突設され幕板本体31の上端部外側縁と後溝壁33の外側縁とによって形成された挿入孔Gに挿入される凸部k2が設けられている。内側壁d5の下端縁には、下方に突出し、連結フレーム23における上端部の内側縁に係合し得る凸縁d51が設けられている。
カバー体Dは、係合部k1が天板1に係合し、位置決め突起d31、d32が後脚22及び連結フレーム23に係合し、凸縁d51が連結フレーム23に係合するとともに凸部k2が挿入孔Gに挿入されることによって、後脚22及び連結フレーム23の上に位置決めされるものとなっている。カバー体Dの内側壁d5には、外方に向かって漸次上側に位置するように傾斜した傾斜面d5sが形成されている。傾斜面d5sは、配線案内溝Cの長手方向両端部を閉塞する閉塞面として機能するものであり、配線案内溝Cにおける両端部のデザイン性を向上させている。
可動部材Bは、合成樹脂により形成されたものである。なお、この実施形態では、複数すなわち二つの可動部材Bが配線案内溝Cに配設されたものを示しているが、可動部材Bは、単数であってもよいし、三つ以上の複数であっても構わない。
可動部材Bは、天板1の上面1sと略面一をなす上向面b1sと、上向面b1sに隣接して設けられ下方に向かって凹んでなる凹陥部分b3を有し当該凹陥部分b3により物品であるスマートフォンPを起立した姿勢で支持し得るようにした機能部Jと、上向面b1sよりも下に設けられ上方に向かって凹んだ形状をなし配線案内溝Cの底溝壁34と協働してトンネルTを形成し得るトンネル形成部b23とを備えている。
可動部材Bは、上向面b1sを有した上壁b1と、この上壁b1の左右両側端部から垂下した左右の垂下壁b2と、上壁b1の前端部に設けられた上向きコ字状の壁体により作られた凹陥部分b3と、凹陥部分b3の前に配された前壁b4とを主体に構成されたものであり、複数のリブrbにより補強されたものとなっている。
上壁b1は、上向面b1sが設けられたものであり、平面視において矩形状をなしている。上壁b1の底面側には、左右方向及び前後方向に延びた複数のリブrbが設けられている。
左右の垂下壁b2は、下端縁b21が配線案内溝Cの底溝壁34に接し得るようになっている。左右の垂下壁b2は、後端縁b22が下方に向かって漸次前方に位置するように傾斜したものとなっている。左右の垂下壁b2の後端縁b22は、配線案内溝Cを構成する後溝壁33の前向面33sと係り合うようになっている。換言すれば、可動部材Bは、後溝壁33に係合し得る後係合部である左右の垂下壁b2の後端縁b22を備えている。
左右の垂下壁b2における前後方向中間部には、上方に向かって凹んだ形状をなしたトンネル形成部b23が設けられている。トンネル形成部b23は、配線案内溝Cの底溝壁34と協働して底溝壁34上に載置された配線を左右方向に連通可能なトンネルTを形成している。
機能部Jは、上向面b1sの前に設けられており、下方に向かって凹んでなり左右方向に延びてなる凹陥部分b3を有している。機能部Jは、凹陥部分b3を利用して種々の物品(主として概略板状の物品)を起立姿勢に支持させることができるものとなっている。例えば、図17に示すように、スマートフォンPの下端部を機能部Jの凹陥部分b3に係り合わせることにより、スマートフォンPを使用者の閲覧性に優れた起立姿勢に支持することができるようになっている。
前壁b4は、前端部に位置し略鉛直方向に起立した形状をなしたものである。前壁b4の前面b4sは、前溝壁である天板1の反使用端縁1eと係り合うようになっている。換言すれば、可動部材Bが、前溝壁である天板1の反使用端縁1eに係合し得る前係合部たる前壁b4の前面b4sを備えている。
可動部材Bは、物品を載置し得る拡張的な載置面を形成し得るものとなっている。すなわち、天板1の上面1sと可動部材Bの上向面b1sとが協働して物品を載置し得る載置面を形成し得るようになっている。換言すれば、可動部材Bは、天板1の反使用端縁e1よりも奥側に、物品を載置できる領域を拡張し得るものとなっている。
例えば、図18に示すものは、配線案内溝Cに配設された二つの可動部材Bと、これら二つの可動部材Bに隣接する天板1の後部とを協働させることにより、物品であるパソコンのディスプレイMを天板1の後端縁よりも後に位置させることができるようになっている。
以上説明したように、本実施形態に係るデスクは、天板1と、左右に対をなして設けられ天板1を支持し得る左右の脚体2と、左右の脚体2における後部間を連結する連結架材3とを備えたものである。そして、左右の脚体2が、上下方向に延びてなる前脚21及び後脚22と、前脚21及び後脚22の上端部間を繋ぐとともに天板1の下面に接続する連結フレーム23と、連結フレーム23の前部から内方に向かって片持ち梁状に突設され天板1の下面に接続する片持ちフレーム24とを備えている。
このため、上下方向に延びてなる前脚21間に位置する天板1下の空間を好適に確保することができるデスクを提供することができるものとなる。
つまり、連結フレーム23の前部から片持ち梁状に突設された片持ちフレーム24によって天板1を支持するように構成しているため、使用者の下肢空間を好適に確保し得るものとなっている。しかも、かかる構成のものであれば補強用のビーム材や横架材等に邪魔されることなく、天板1の下面に引き出し等のオプションを取り付けることも容易なものとなる。
連結架材3が、金属製の板材を折り曲げることにより形成されたものであり、天板1の反使用端縁1e側に配された幕板3Aを含んだものである。
このため、幕板3Aを含んだ連結架材3によって左右の脚体2が好適に支持されたものとなっている。
幕板3Aが、起立板状をなす幕板本体31と、幕板本体31の両端部から前方に延出し後脚22に接続する接続板32とを備えたものである。
このため、幕板3Aは、左右の後脚22に好適に取り付けられるものとなっている。
天板1の反使用端縁1e側に上方に開放された配線案内溝Cが設けられたものである。そして、連結架材3が、幕板3Aと、幕板3Aの上端から延設され配線案内溝Cを形成し得る配線案内溝形成部3Bと、幕板3Aの下端から前方に延出し上面に物品を載置し得る棚板3Cとを備えたものである。
このため、連結架材3は、幕板3A、配線案内溝形成部3B、及び、棚板3Cが金属製の板材により一体に構成されているため、左右の脚体2を連結し得る強度に優れたものとなっている。
天板1が、平面視において左右方向に延びた長方形状をなしている。このため、片持ちフレーム24が、天板1下の下肢空間を邪魔し難いものする設計の自由度に優れたものとなっている。
連結フレーム23及び片持ちフレーム24に上下方向に貫通した複数のねじ挿通孔h1、h2が設けられている。そして、ねじ挿通孔h1、h2に挿通されたねじv1、v2を天板1に設けたナット部n1、n2に螺着することにより、天板1が脚体2に対して取り付けられている
このため、連結フレーム23及び片持ちフレーム24が、天板1に対して螺着されることにより、左右の脚体2が天板1を好適に支持し得るものとなっている。
このため、連結フレーム23及び片持ちフレーム24が、天板1に対して螺着されることにより、左右の脚体2が天板1を好適に支持し得るものとなっている。
片持ちフレーム24の内側端部にキャップQが装着されている。このため、片持ちフレーム24の外観を良好なものとすることができるものとなる。
片持ちフレーム24の長手寸法が、連結フレーム23の長手寸法よりも短く設定されている。このため、片持ちフレーム24は比較的短寸をなしたものとなり、使用者の下肢空間を好適に確保し得るものとなっている。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
片持ちフレームは連結フレームの前部から突設されたものであればよく、必ずしも前端部から突設されたものでなくてもよい。
連結架材は、金属製の板材を折り曲げることにより形成されたものに限られるものではない。
左右の脚体は、上下方向に延びてなるものであればよく、その具体的な構成は種々設定され得るものである。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…天板
2…左右の脚体
3…連結架材
21…前脚
22…後脚
23…連結フレーム
24…片持ちフレーム
2…左右の脚体
3…連結架材
21…前脚
22…後脚
23…連結フレーム
24…片持ちフレーム
Claims (8)
- 天板と、左右に対をなして設けられ前記天板を支持し得る左右の脚体と、これら左右の脚体における後部間を連結する連結架材とを備えたデスクであって、
前記左右の脚体が、上下方向に延びてなる前脚及び後脚と、これら前脚及び後脚の上端部間を繋ぐとともに前記天板の下面に接続する連結フレームと、この連結フレームの前部から内方に向かって片持ち梁状に突設され前記天板の下面に接続する片持ちフレームとを備えているデスク。 - 前記連結架材が、金属製の板材を折り曲げることにより形成されたものであり、前記天板の反使用端縁側に配された幕板を含んだものである請求項1記載のデスク。
- 前記幕板が、起立板状をなす幕板本体と、この幕板本体の両端部から前方に延出し前記後脚に接続する接続板とを備えたものである請求項2記載のデスク。
- 天板の反使用端縁側に上方に開放された配線案内溝が設けられたものであり、
前記連結架材が、前記幕板と、この幕板の上端から延設され前記配線案内溝を形成し得る配線案内溝形成部と、前記幕板の下端から前方に延出し上面に物品を載置し得る棚板とを備えたものである請求項2又は3記載のデスク。 - 前記天板が、平面視において左右方向に延びた長方形状をなしている請求項1、2、3又は4記載のデスク。
- 前記連結フレーム及び前記片持ちフレームに上下方向に貫通した複数のねじ挿通孔が設けられており、これらねじ挿通孔に挿通されたねじを前記天板に設けたナット部に螺着することにより、前記天板が前記脚体に対して取り付けられている請求項1、2、3、4又は5記載のデスク。
- 前記片持ちフレームの内側端部にキャップが装着されている請求項1、2、3、4、5又は6記載のデスク。
- 前記片持ちフレームの長手寸法が、前記連結フレームの長手寸法よりも短く設定されている請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のデスク。
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