JP2016202517A - 机 - Google Patents

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JP2016202517A
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修平 池野
Shuhei Ikeno
修平 池野
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Abstract

【課題】使い勝手が良く、その使用目的やシステムデスクとして利用する際に使い勝手の良い使用態様をとれるように、脚の位置を変更することのできる机を提供すること。【解決手段】上面および下面111を有する天板11と、天板11の下面111に上端が固定され、天板11から下方へ延びおりる左脚17および右脚18を備え、左脚17および右脚18によって天板11の上面が所定の高さで水平に支えられている机10である。左脚17および右脚18のうち、少なくとも一方の脚は、天板11の幅方向に位置をずらし、天板下面111の予め定める位置に埋設配置されたねじ孔41を利用して、その位置に脚の上端を固定できる構成を有する。【効果】使用目的や使用態様に応じて、脚の位置を変更することができ、使い勝手が良く、しかもシステムデスクに組み込み易い机を提供することができる。【選択図】図3

Description

この発明は、机に関し、特にシステムデスクの中核を成す机に関する。
机において、天板に対する脚の取り付け位置が変更可能に構成されたものが、従来よりいくつか提案されている(特許文献1〜3を参照)。
また、システムデスクにおいて、必要に応じてコンパクトに配置することのできるシステムデスクが、特許文献4に提案されている。
実用新案登録第3011784号公報 実開昭51−044502号公報 特許第4518972号公報 特開2013−94459号公報
従来提案されている天板を支える脚の位置を可変できる机(特許文献1〜3を参照)は、いずれのものも学習机としてシステムデスクの中で使用するには、使い勝手が良くないといった課題がある。
この発明は、かかる背景のもとになされたものであり、使い勝手が良く、その使用目的やシステムデスクとして利用する際に使い勝手の良い使用態様をとれるように、脚の位置を変更することのできる机を提供することを主たる目的とする。
請求項1記載の発明は、上面および下面を有する天板と、前記天板の下面に上端が固定され、天板から下方へ延びおりる左脚および右脚を備え、前記左脚および右脚によって前記天板の上面が所定の高さで水平に支えられている机において、前記左脚および右脚のうち、少なくとも一方の脚は、前記天板の幅方向に位置をずらし、前記天板下面の予め定める位置に埋設配置されたねじ孔を利用して、その位置に前記脚の上端を固定できる構成を有することを特徴とする、机である。
請求項2記載の発明は、前記左脚および右脚は、ロ字状の枠体を含み、前記枠体の上枠にボルト挿入用の貫通孔が形成されており、前記上枠下方から貫通孔を介して前記天板下面のねじ孔にボルトを螺合し、前記脚を前記天板下面に固定するものである、請求項1に記載の机である。
請求項3記載の発明は、前記天板下面には、連結に使用する複数個のねじ孔が、前記天板の幅方向に間隔をあけて複数組配設されており、いずれかのねじ孔の組を選択して、前記脚を天板に固定する構成であることを特徴とする、請求項1または2に記載の机である。
この発明によれば、使用目的や使用態様に応じて、脚の位置を変更することができ、使い勝手が良く、しかもシステムデスクに組み込み易い机を提供することができる。
図1は、システムデスクの全体構成例を示す正面図である。 図2は、机10の正面図である。 図3は、机10を右前方下方側から見た斜視図である。 図4は、天板11と脚17(18)との取付構造を説明するための机10の側面視縦断面図である。 図5は、システムデスクに含まれる収納棚50の一方ユニット50Aの構成を説明するための平面図(A)、正面図(B)、背面図(C)、左側面図(D)および右側面図(E)である。 図6は、システムデスクに含まれる収納棚50の他方ユニット50Bの構成を説明するための平面図(A)、正面図(B)、背面図(C)、左側面図(D)および右側面図(E)である。 図7は、左側ユニット50Aおよび右側ユニット50Bを構成する基本パーツを示す図である。 図8は、左側ユニット50Aおよび右側ユニット50Bを嵌め合わせて構成した収納棚50の3種類のバリエーションを示す正面図である。 図9は、収納棚50を構成する左側ユニット50Aを、嵌め合わせ型の棚ユニットから独立型の収納棚に構成を変更する仕方を説明する図である。 図10は、収納棚50を構成する右側ユニット50Bを、嵌め合わせ型の棚ユニットから独立型の収納棚に構成を変更する仕方を説明する図である。 図11は、システムデスクに含まれるチェスト20の構成を説明するための図解的な側面縦断面図である。 図12は、天板30を取り外した状態の箱枠体21を上から見た斜視図(A)と、取り外した天板30の裏面側を示す図(B)である。 図13は、箱枠体21の上面板26から天板30を取り外し、それを箱枠体21の背面29に取り付けた状態を示す図である。 図14は、チェスト20を、机10の天板11下方の空間に配置する仕方を説明する図である。 図15は、机天板11の下面111に埋設配置されたねじ孔33を示す図である。 図16は、システムデスクの最もコンパクトな使用態様を示す平面図(A)および正面図(B)である。 図17は、システムデスクの最もコンパクトな使用態様の変形例を示す平面図(A)および正面図(B)である。 図18は、机10の左脚17を天板11の中央寄りに取り付け、天板11の下方空間に収納棚50を納め、チェスト20を机10の右側に並べて配置した使用態様を示す平面図(A)および正面図(B)である。 図19は、ゆったりワイドにシステムデスクを使用する態様を示す平面図(A)および正面図(B)である。 図20は、収納棚50を、嵌め合わせ型から独立型に変更し、そのうち一方の収納棚50Aを机10の下方空間に納め、もう一方の収納棚50Bを机10の左側に並べた使用態様を示す平面図(A)および正面図(B)である。 図21は、図20のものから、独立型の一方の収納棚50BをいわゆるコーナーでL型に配置した使用態様を示す平面図(A)および正面図(B)である。 図22は、収納棚50を独立型にし、それを上下に積み上げて使用する使用態様を示す平面図(A)および正面図(B)である。 図23は、収納棚50を独立型にして、それを上下に積み上げて使用する使用態様を示す平面図(A)および正面図(B)である。 図24は、机10に適用する脚(左脚17、右脚18)の変形例を示す図である。 図25は、収納棚50に適用可能な箱パーツ52の代替パーツの一例を示す図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態として、システムデスクを例にとり、具体的に説明をする。
図1は、システムデスクの全体構成例を示す正面図である。このシステムデスクは、机10と、チェスト20と、収納棚50とを含んでおり、それぞれが特有の構成を具備している。
<机の説明>
まず、システムデスクの1つの構成要素である机10について、具体的に詳しく説明をする。
図2は、机10の正面図であり、図3は、机10を右前方下方側から見た斜視図である。
図2および図3を参照して、机10は、長方形状の平板で構成された天板11と、天板11の奥側を支える背枠12とを含む。背枠12は、左奥脚板13と、右奥脚板14と、左奥脚板13および右奥脚板14の上端部間を連結する上枠板15と、左奥脚板13および右奥脚板14間の下端寄りの間を連結する下枠板16とを備えている。そして左奥脚板13の上端面、右奥脚板14の上端面および上枠板15の上側面は、天板11の奥縁(背面縁)の下面111に沿うように、天板11の下面111と連結されている。
背枠12の幅W1は、天板11の幅W1と等しくされており、天板11と背枠12との連結体は、側面視で鉤形(L字形)の形状をしている。
机10は、さらに、左脚17および右脚18という一対の脚を備える。左脚17および右脚18は、互いに等しい形状に構成され、縦長のロ字状の枠形状をしている。この実施形態では、左脚17および左脚18は、共に、前枠部171,181、後枠部172,182、上枠部173,183、下枠部174,184によって囲まれたロ字状枠体とされ、その枠内は、中央が膨らみ角部がやや狭まった曲線状のロ字状枠という意匠が施されている。
机10の高さ(天板11の上面までの高さ)はH1であり、天板11の下面111までの高さはH2である。また、天板11の厚みはT1である。
左脚17および右脚18の天板11への取り付け構造は、次の通りである。
天板11の下面111には脚を取り付けるための3つ1組のねじ孔41が、4箇所41a,41b,41c,41dに埋設配置されている。3つ1組のねじ孔41aは、下面111の左辺沿いに、ねじ孔41bは、左辺から一定寸法W2右寄りの位置に、ねじ孔41cは右辺から一定寸法W2左寄りの位置に、ねじ孔41dは、下面111の右辺沿いに、それぞれ、設けられている。この実施形態では、左脚17は、天板11の左辺から一定寸法W2右寄りのねじ孔41bを用いて取り付けられ、右脚18は、天板11の下面111の右辺沿いのねじ孔41dを用いて取り付けられている。
この実施形態は、取り付けに用いる3つ1組のねじ孔41を変更することにより、天板11に対する各脚17,18の取り付け位置を変更できる。また、3つ1組のねじ孔41を追加することにより、脚17,18の取り付け位置の選択枝を増やすことができる。
左脚17および右脚18には、それぞれ、ねじ孔41に対応するように3つの貫通孔42が上枠173,183に穿設されている。そして上枠の下方からボルト43が挿入され、ボルト43の先端がねじ孔41に螺合されることにより、左脚17および右脚18は、その上端部(上枠173,183)が天板11の下面111に確実に固定される。
この実施形態の特徴は、左脚17および右脚18を、天板11の下面111の予め定められた位置に設けられたねじ孔41a〜41dのいずれのねじ孔を用いて取り付けるかにより、天板11に対する左脚17および右脚18の取り付け位置を変更できる構成である。
そして、これにより、天板11の下方に形成される一対の脚17,18で挟まれた天板下方空間の幅を所望の幅に変更することができ、かつ、脚17,18から左右側方に延び出た天板11の領域を変更できる。
図2および図3に示す実施形態のように、たとえば左脚17を天板11の左端ではなく、天板11の左端から一定の寸法W2中央へ寄った位置に取り付けた場合、この机10を使用するのが、たとえば小学校低学年の児童の場合、その母親等が子供の勉強に付き合ったりする場合など、机10の左側に座り易く、机10の左側に座った母親が子供の勉強を補助し易いといった利点がある。
すなわち、この机10は、天板11に対して左脚17および右脚18を任意の位置(天板11の下面111に予め配置されたねじ孔41a〜41dのいずれを利用するかによって取り付け位置が決まる任意の位置)に取り付けることができる。そして、天板11に対する左脚17および右脚18の取り付け位置を変更することにより、机10を所望の用途や使い勝手のよい脚17,18間の広さを設定して、使用することができる。
図4は、天板11と脚17(18)との取り付け構造を説明するための机10の側面視縦断面図である。
図4を参照して、左脚17および右脚18は、天板11の下面111に、ボルトを用いて取り付けられる。また、天板11に対する取り付けをより強固かつぐらつきのないようにするために、脚17,18は、背枠12にも連結されるように構成されている。
すなわち、背枠12の左奥脚板13、右奥脚板、上枠板15および下枠板16には、それぞれ、天板11下面111に設けられたねじ孔41a〜41dに対応する位置に、上方に2つの貫通孔44(44a〜44d)および下方に1つの貫通孔45(45a〜45d)が形成されている。
一方、左脚17および右脚18には、それぞれ、後枠172,182の背面側に、ねじ孔46,47が埋設されている。ねじ孔46,47は、貫通孔44,45と対応する位置に設けられている。よって、背面側から貫通孔44,45にボルトを通し、そのボルトの先端をねじ孔46,47に螺合することにより、左脚17、右脚18の後枠172,182が背枠12にも連結され、左脚17、右脚18の天板11への取り付け構造が補強される。
この実施形態に係る机10では、脚(左脚17、右脚18)は、縦長のロ字状で、中央が膨らみ角部がやや狭まった内側が曲線状のロ字状枠として説明した。
しかし、脚17,18の形状は、上述の実施例に限られるものではなく、形状の異なる脚であっても適用することができる。たとえば、図24の(A)に示す角ばったD字形状をした枠脚170や、図24の(B)に示す門状の脚180としてもよい。
<収納棚の説明>
図5は、システムデスクに含まれる収納棚50の一方ユニット50Aの構成を説明するための平面図(A)、正面図(B)、背面図(C)、左側面図(D)および右側面図(E)である。同様に、図6は、システムデスクに含まれる収納棚50の他方ユニット50Bの構成を説明するための平面図(A)、正面図(B)、背面図(C)、左側面図(D)および右側面図(E)である。
収納棚50は、図5に示す一方ユニット(左側ユニット)50Aおよび図6に示す他方ユニット(右側ユニット)50Bという一対のユニット50A,50Bが嵌合されることにより構成される。
図7は、左側ユニット50Aおよび右側ユニット50Bを構成する基本パーツを示す図である。
左側ユニット50Aは、図7(A)に示す支持板パーツ51が2枚と、図7(B)に示す箱パーツ52が1つと、図7(C)に示す板パーツ53が1枚とによって構成される。
また、右側ユニット50Bは、図7(A)に示す支持板パーツ51が2枚と、図7(B)に示す箱パーツ52が1つ用いられて構成される。
なお、箱パーツ52は、背板521を有するものとしているが、背板521を省略した箱パーツとしてもよい。
この実施形態では、支持板パーツ51は、その幅がL1、その高さがL2、その厚みがL3をした縦長長方形状の正面視外観を有する「日」形状の枠体によって実現されている。しかし、「日」形状の枠体とせず、単なる長方形状の板体としてもよい。また、枠体とする場合、外観が長方形状でありさえすればよく、枠内は別の形状であってもよい。この支持板パーツ51は、左側ユニット50Aおよび右側ユニット50Bにおいて、それぞれ2枚が用いられ、平面視L字状に組み合わされて、左側ユニット50Aの左側面および背面の半分を支持する部材として用いられ、また、右側ユニット50Bの右側面および背面の半分を支持する部材として用いられる。
なお、支持板パーツ51の高さL2は、前述した机10の天板11の下面111までの高さH2と等しくされているのが好ましい。
箱パーツ52は、その幅がL4(L4=2×L1)、その高さがL5(L5=L2/2)、その奥行がL6(L6=L1)をしており、コ字状に連結された3枚の枠板と背面を構成する1枚の背板とにより構成された直方体状の外観をしており、その正面および一方側面は開放された形状である。
板パーツ53は、その長さが2×L1、その幅がL1、その厚みがL3をした平面視長方形状の板材である。
図5に示すように、収納棚50の左側ユニット50Aは、2枚の支持板パーツ51が平面視L字状に組み合わされ、その下端に板パーツ53が取り付けられ、その上端に沿って箱パーツ52が取り付けられた構成をしている。
また、図6に示すように、収納棚50の右側ユニット50Bは、2枚の支持板パーツ51が平面視L字状に組み合わされ、当該組み合わされた支持板パーツ50の下端寄りに、板パーツ53の厚みL3だけ浮かせた状態で箱パーツ52が取り付けられた構成をしている。
この実施形態に係る収納棚50は、上述した左側ユニット50Aと右側ユニット50Bとが左右から嵌め合わされることにより構成されるもので、その嵌め合わせの態様により、所望の幅の収納棚50となる。
図8は、左側ユニット50Aおよび右側ユニット50Bを嵌め合わせて構成した収納棚50の3種類のバリエーションを示す正面図である。図8(A)は、収納棚50の幅が最も広い態様(WIDE)、図8(B)は、収納棚50の幅が最も狭い態様(NARROW)、図8(C)は、収納棚50の幅が最大幅と最小幅との間の中間的な幅になるように嵌め合わした態様(MIDDLE)の正面図を示している。
収納棚50は、左側ユニット50Aおよび右側ユニット50Bがそれぞれ左右から嵌め合わすことにより、左側ユニット50Aの右側面の支持強度は嵌め合わされる右側ユニット50Bにより補完され、同様に、右側ユニット50Bの左側面の支持強度は嵌め合わされる左側ユニット50Aにより補完される。よって、収納棚50は、嵌め合わされた態様がいずれの態様であっても、左右両側面が強固に支持された丈夫な収納棚となる。
そして、その嵌め合わせ態様により、収納棚50はその幅を変更できるので、収納棚を納めるべき場所(たとえば机の下の空間)等に、必要な幅の収納棚50としてきっちりと組み合わせることができる。
この実施形態に係る収納棚50では、基本パーツの1つとして、箱パーツ52を取り挙げた。しかし、箱パーツに代えて、たとえば図25(A)に示す本立パーツ56や図25(B)に示す棚パーツ57を使用することもできる。本立パーツ56や棚パーツ57は、具体的には、左側ユニット50Aの箱パーツ52の代替パーツとして利用するのが好ましい。
図9は、収納棚50を構成する左側ユニット50Aを、嵌め合わせ型の棚ユニットから独立型の収納棚に構成を変更する場合の仕方を説明する図であり、(A)は正面図、(B)は平面図である。
図9に示すように、左側ユニット50Aを構成する1枚の支持板パーツ51、すなわち背面左側を支持する支持板パーツ51を、左側ユニット50Aの右側面を支持するように付け替える(支持板パーツ51の配置位置を変更する)ことができる。このように変更すると、左側ユニット50Aは、その両側側面が支持板パーツ51で支持された構成となり、自立可能な独立型の収納棚に変身する。
図10は、収納棚50を構成する右側ユニット50Bを、嵌め合わせ型の棚ユニットから独立型の収納棚に構成を変更する仕方を説明する図であり、(A)は正面図、(B)は平面図である。また、(C)は上面板を追加した状態の正面図である。
図10に示すように、収納棚50を構成する右側ユニット50Bも、左側ユニット50Aと同様に、嵌め合わせ型のユニットから独立型の収納棚に構成を変更可能である。
構成変更する場合は、右側ユニット50Bの背面右側を支持する支持板パーツ51を、右側ユニット50Bの左側面を支持するように付け替える。これにより、右側ユニット50Bは、その左右両側面が支持板パーツ51で支持された状態となり、独立型の収納棚として利用することができる。
また、独立型の収納棚とした場合において、天板(上面板54)がある方が使い易い場合、上面板54を追加することができる。上面板54は、それが用いられない場合は、たとえば机10の背枠12に、背枠12と面一になるように保持しておくことが可能である。
また、上面板54は、左側ユニット50Aに使用している板パーツ53と同じものを用いることも可能である。
<チェストの説明>
図11は、システムデスクに含まれるチェスト20の構成を説明するための図解的な側面縦断面図である。
チェスト20は、縦長直方体状の箱枠体21と、箱枠体21の正面側に引き出し可能に設けられ、縦方向に配列されたたとえば4つの引き出し22,23,24,25を有する。さらに、箱枠体21の上面板26上には天板30が取り付けられている。
天板30を含むチェスト20の高さはH1で、天板30を除いた箱枠体21の高さはH2である。天板30の厚みはT1である。
ここで、図2を参照して説明した机10と、その高さを対比すると、机10は、その高さ(天板11を含む高さ)が、H1であり、天板11の厚みはT1で、床面から天板11下面111までの高さはH2であるから、チェスト20は、天板30を含む高さH1が机10の高さH1と等しく、天板30を外したときの箱枠体21の高さH2は、机10の天板11下の空間内にちょうど納まる高さとなっている。
なお、図11において、引き出し25の前方下方に設けられたキャスタ35は、引き出し25が容積の大きな引き出しであるため、それを引き出す際の動きをスムーズにするために設けられたものである。(チェスト20全体を移動させるためのキャスタではない。)
図12は、天板30を取り外した状態の箱枠体21を上から見た斜視図(A)と、取り外した天板30の裏面側を示す図(B)である。
図11および図12を参照して、箱枠体21の上面板26にはたとえば4つの貫通孔27が開けられており、天板30の下面には、貫通孔20に対応する位置に、4つのねじ孔28が埋設配置されている。
箱枠体21の上面板26上への天板30の固定は、図11に示すように、上面板26の下方から貫通孔27にボルトを通し、ボルト先端を天板30下面のねじ孔28に螺合することにより行われている。
上面板26下面からのボルトの操作は、たとえば引き出し22および必要があれば引き出し23を完全に引き外し、上面板26下面へのアクセスがし易い状態にして行うことができる。
チェスト20は、天板30を取り付けた状態では、その高さH1が机10の高さH1と等しくなり、机10の側方にチェスト20を沿わせて配置することにより、机10の天板11とチェスト20の天板30の上面同士がほぼ面一となり、使い易い。
一方、箱枠体21の上面板26から天板30を取り外した場合、取り外した天板30は、図13に示すように、箱枠体21の背面29に取り付けることができる。箱枠体21の背面29には、取り外した天板30を重ねた際に、天板30の下面に配設されたねじ孔28に対応する位置に、4つの貫通孔31が形成されている。よって、箱枠体21の内側から、背面29の貫通孔31にボルトを通し、ボルト先端を天板30のねじ孔28に螺合させれば、天板30を箱枠体21の背面29に確実にかつしっかりと固定できる。
図14は、図13に示すように天板30を箱枠体21の背面29に取り付けたチェスト20を、机10の天板11下方の空間に配置する仕方を説明する図である。天板30を取り外したチェスト20の高さH2は、上述したように、机10の天板11下方の高さH2と等しくされている。
そこで、天板30を取り外したチェスト20を机10の天板11下の空間へ挿入し、チェスト20の右側面がたとえば右脚18に沿う位置に配置する。そして、この状態で、引き出し22等を引き外し、箱枠体21の上面板26の下方から貫通孔27にボルトを挿通する。
図15に示すように、貫通孔27に対応する机天板11下面111には、予めねじ孔33が埋設配置されている。よって、このねじ孔33にボルト先端を螺合させることにより、天板11に対してチェスト20の上面板26を確実に固定することができる。
机10の天板11下面111には、その左側にもねじ孔33が埋設配置されている。このため、チェスト20を、机10の左脚17沿いに取り付けることもできる。
なお実際には、天板11の下面には、左脚17および右脚18を固定するためのねじ孔41a〜41d(図3の説明を参照)も埋設配置されているが、ここでは直接関係がないので、その図示については省略した。
<種々の配置バリエーション>
この実施形態に係るシステムデスクは、机10、チェスト20および収納棚50が、それぞれ、上述のように構成されているので、机10、チェスト20および収納棚50を様々な形で組み合わせて使い勝手の良いシステムデスクとして活用することができる。
参考として、いくつかの組み合わせ例を紹介する。
図16は、システムデスクを最もコンパクトな状態に組み合わせた使用例を示す。この使用例では、机10の下方内部空間にチェスト20および収納棚50が全て納められた状態となっている。
なお、図16の組み合わせにおいて、図17に示すように、右脚18を天板11の中央側へ移動させ、天板11の右側はチェスト20で支持する態様で使用することもできる。
図18は、机10の左脚17を天板11の中央寄りに取り付け、天板11の下方空間に収納棚50を納めるとともに、チェスト20を机10の右側に並べて配置した使用状態である。この使用状態の場合、左側から児童の親等が天板11上の作業に参加し易くなる。
図19は、ゆったりワイドにシステムデスクを使用する態様を示す図である。
図20は、収納棚50を、嵌め合わせ型から独立型に変更し、そのうち一方の収納棚50Aを机10の下方空間に納め、もう一方の収納棚50Bを机10の左側に並べた状態の使用例である。
図21は、図20のものから、独立型の一方の収納棚50BをいわゆるコーナーでL型に配置して使用する場合の使用例である。
図22は、収納棚50を独立型にし、それを上下に積み上げて使用する使用例である。
図23も収納棚50を独立型にして、それを積み上げて使用する使用例である。
この発明は、以上説明した種々の実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
10 机
20 チェスト
11 天板
12 背枠
13 左奥脚板
14 右奥脚板
15 上枠板
16 下枠板
17 左脚
18 右脚
20 チェスト
21 箱枠体
22,23,24,25 引き出し
26 上面板
27,31,42 貫通孔
28,33,41,44,45 ねじ孔
30 天板
50 収納棚
50A 左側ユニット
50B 右側ユニット
51 支持板パーツ
52 箱パーツ
53 板パーツ
54 上面板

Claims (3)

  1. 上面および下面を有する天板と、前記天板の下面に上端が固定され、天板から下方へ延びおりる左脚および右脚を備え、前記左脚および右脚によって前記天板の上面が所定の高さで水平に支えられている机において、
    前記左脚および右脚のうち、少なくとも一方の脚は、前記天板の幅方向に位置をずらし、前記天板下面の予め定める位置に埋設配置されたねじ孔を利用して、その位置に前記脚の上端を固定できる構成を有することを特徴とする、机。
  2. 前記左脚および右脚は、ロ字状の枠体を含み、
    前記枠体の上枠にボルト挿入用の貫通孔が形成されており、
    前記上枠下方から貫通孔を介して前記天板下面のねじ孔にボルトを螺合し、前記脚を前記天板下面に固定するものである、請求項1に記載の机。
  3. 前記天板下面には、連結に使用する複数個のねじ孔が、前記天板の幅方向に間隔をあけて複数組配設されており、
    いずれかのねじ孔の組を選択して、前記脚を天板に固定する構成であることを特徴とする、請求項1または2に記載の机。
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