JP2022057845A - 容器用キャップ - Google Patents

容器用キャップ Download PDF

Info

Publication number
JP2022057845A
JP2022057845A JP2020166299A JP2020166299A JP2022057845A JP 2022057845 A JP2022057845 A JP 2022057845A JP 2020166299 A JP2020166299 A JP 2020166299A JP 2020166299 A JP2020166299 A JP 2020166299A JP 2022057845 A JP2022057845 A JP 2022057845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap body
inner plug
cap
container
plug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020166299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7479770B2 (ja
Inventor
智 坂本
Satoshi Sakamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2020166299A priority Critical patent/JP7479770B2/ja
Publication of JP2022057845A publication Critical patent/JP2022057845A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7479770B2 publication Critical patent/JP7479770B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】注出口が開封されているか否かを外部から目視で容易に確認することが可能な容器用キャップを提供する。【解決手段】隔壁部12と、隔壁部12に薄肉破断部15を介して一体連結された密封栓16とを備え、容器2の口部2aに装着される中栓10と、密封栓16を保持する第2係合部40、41を備え、中栓10にねじ係合により回転可能に装着されたキャップ本体30と、を有し、キャップ本体30が締込み位置から緩み方向に回転すると薄肉破断部15が破断して注出口13が開封されるとともに密封栓16がキャップ本体30に保持されるように構成された容器用キャップ1、100であって、中栓10とキャップ本体30との間に、キャップ本体30の、締込み位置から緩み方向への回転を許容するとともに、締込み方向への回転を締込み位置よりも手前で阻止するラチェット機構50を有する容器用キャップ1、100。【選択図】図1

Description

本発明は、内容物を収容する容器本体の口部に装着して使用される容器用キャップに関する。
食品調味料などの液体、粉体又は粒体等を収容する容器は、その口部に、内容物を注出する注出口を備えた容器用キャップを装着して使用されるのが一般的である。
このような容器用キャップとして、従来、注出口を備えた隔壁部と、隔壁部に薄肉破断部を介して一体連結されて注出口を閉塞する密封栓とを備えて容器の口部に装着される中栓と、中栓にねじ係合により回転可能に装着されたキャップ本体と、を有するとともに、密封栓に設けられた第1係合部にキャップ本体に設けられた第2係合部が係合して密封栓がキャップ本体に保持された構成を有し、キャップ本体を中栓に対して締込み位置から緩み方向に回転させることで、薄肉破断部を破断して注出口を容易に開封(開栓)することができるようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2015-163525号公報
上記従来の容器用キャップでは、キャップ本体を中栓に対して締込み位置から緩み方向に回転させて注出口を開封し、キャップ本体を中栓から取り外すと、密封栓はキャップ本体に保持されることになる。そして、内容物を注出口から注出させた使用後に、キャップ本体を中栓にねじ結合させて締込み方向に回転させることで、注出口をキャップ本体により閉塞することができる。
しかし、上記従来の容器用キャップでは、注出口を開封した後、キャップ本体を中栓に再度装着すると、注出口はキャップ本体に覆われるので、注出口が開封されているか否かを外部から目視で確認することができないという問題点があった。
本発明は、このような問題を解決するために開発されたものであり、その目的は、注出口が開封されているか否かを外部から目視で容易に確認することが可能な容器用キャップを提供することにある。
本発明の容器用キャップは、注出口を備えた隔壁部と、前記隔壁部に薄肉破断部を介して一体連結されて前記注出口を閉塞する密封栓とを備え、内容物を収容する容器の口部に装着される中栓と、前記密封栓に設けられた第1係合部に係合して前記密封栓を保持する第2係合部を備え、前記中栓にねじ係合により回転可能に装着されたキャップ本体と、を有し、前記キャップ本体が前記中栓に対して締込み位置から緩み方向に回転すると、前記薄肉破断部が破断して前記注出口が開封されるとともに前記密封栓が前記キャップ本体に保持されるように構成された容器用キャップであって、前記中栓と前記キャップ本体との間に、前記キャップ本体の前記中栓に対する前記締込み位置から前記緩み方向への回転を許容するとともに、前記キャップ本体の前記中栓に対する締込み方向への回転を前記締込み位置よりも手前で阻止するように構成されたラチェット機構を有していることを特徴とする。
本発明の容器用キャップは、上記構成において、前記ラチェット機構は、前記中栓及び前記キャップ本体の何れか一方に設けられた弾性変形可能な係止片と、前記中栓及び前記キャップ本体の何れか他方に、前記係止片に対して、前記キャップ本体の前記中栓に対する回転中心を中心とした周方向にずれて設けられ、前記キャップ本体が前記中栓に対して前記締込み位置から緩み方向へ回転したときに前記係止片を弾性変形させて前記係止片を乗り越え可能であるとともに前記キャップ本体が前記中栓に対して前記締込み方向に回転したときに前記係止片に係止される乗越え突起と、を有しているのが好ましい。
本発明の容器用キャップは、上記構成において、前記中栓及び前記キャップ本体の何れか他方に、前記係止片に対して前記周方向にずれて凸部が設けられ、前記乗越え突起が、前記緩み方向及び前記締込み方向の両方から前記凸部を乗り越え可能に構成されているのが好ましい。
本発明の容器用キャップは、上記構成において、前記密封栓は、前記薄肉破断部に連なる前記密封栓の外周縁部から下向きに延びる突片を有し、前記突片は、前記薄肉破断部の破断後に前記中栓に係合して前記注出口と前記密封栓の外周縁部との間に隙間を形成するよう構成されているのが好ましい。
本発明の容器用キャップは、上記構成において、前記キャップ本体は、前記注出口に連通するとともに前記内容物を注出可能な注出筒を備え、前記中栓にねじ係合する基部と、前記基部にヒンジ部を介して連ねて設けられ、前記注出筒を開閉可能な蓋部と、を有しているのが好ましい。
本発明によれば、注出口が開封されているか否かを外部から目視で容易に確認することが可能な容器用キャップを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る容器用キャップの、容器の口部に装着した状態における側面視での断面図である。 図1に示す容器用キャップの、A-A線に沿う断面図である。 図1に示すラチェット機構の詳細を示す説明図である。 キャップ本体が中栓に対して締込み位置から緩み方向に回転する際のラチェット機構の作動を示す説明図である。 キャップ本体が中栓に対して締込み方向に回転する際のラチェット機構の作動を示す説明図である。 図1に示す容器用キャップの、キャップ本体を中栓から取り外した状態における断面図である。 図1に示す容器用キャップの、キャップ本体を再度中栓に装着した状態における断面図である。 本発明の他の実施形態に係る容器用キャップの、容器の口部に装着した状態における側面視での半断面図である。 図8に示す容器用キャップの、キャップ本体を中栓から取り外した後、再度中栓に装着した状態における断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施形態である容器用キャップ1は、適合する容器2の口部2aに装着された、未開封の状態(未開栓の状態)のものであり、中栓10と、中栓10にねじ係合により軸線Oを中心として回転可能に装着されたキャップ本体30とを有している。中栓10及びキャップ本体30は、それぞれ合成樹脂製とすることができるが、材料は特に限定されない。
本明細書、特許請求の範囲では、中栓10に対してキャップ本体30が位置する側(図1における上側)を上方とし、その逆側(キャップ本体30に対して中栓10が位置する側)を下方とする。
容器2は、例えば、筒状の口部2aと、口部2aの下方に連なる図示しない胴部と、胴部の下端を閉塞する底部とを備えたボトル状のものである。容器2は、内部に内容物を収容することができる収容空間Sを備えている。容器2は、例えば、合成樹脂材料により形成される筒状のパリソンを用いた押出しブロー成形、又は、有底筒状のプリフォームを用いた二軸延伸ブロー成形等によって形成されたものとすることができるが、これに限定されない。また、容器2の形状も、口部2aを有していれば、種々変更可能である。
口部2aの外周面には、後述する中栓10の嵌合筒部11に設けた嵌合凸部11aに係合する環状の被嵌合凸部3が設けられている。
中栓10は、容器2の口部2aに装着される。本実施の形態の容器用キャップ1は、中栓10を口部2aに打栓することにより装着することができる。これにより、中栓10とキャップ本体30とを一体で容器2に装着することができる。
中栓10は、口部2aの外周面に嵌合する嵌合筒部11の上端に一体に連なる隔壁部12を有している。隔壁部12には、口部2aの上端開口を覆うとともに、隔壁部12を上下に貫通する注出口13が設けられている。また、隔壁部12には、注出口13を取り囲む円筒状の流出筒部14が一体に設けられている。
中栓10は、隔壁部12に薄肉破断部15を介して一体連結されて注出口13を閉塞する密封栓16を有している。薄肉破断部15は、密封栓16の円筒状の外周筒部17の下端に沿って設けられた環状(本例では円環状)であるとともに、隔壁部12及び密封栓16よりも肉厚が薄い薄肉部であり、隔壁部12に対して密封栓16が軸線Oを中心として回転すると容易に破断するように構成されている。薄肉破断部15が破断すると、図6、図7に示すように、注出口13は開封(開栓)される。注出口13が開封されると、密封栓16は中栓10から分離して注出口13が開かれ、容器2の収容空間Sが注出口13を通して外部に連通して内容物を注出可能となる。
図1に示すように、本実施の形態では、薄肉破断部15は、密封栓16の外周筒部17と、流出筒部14の内周面から径方向内側に向けて延びる内向きフランジ18とを連結している。
本実施の形態では、薄肉破断部15は、流出筒部14の下端部に位置する内向きフランジ18に連結しているが、これに限られるものではない。また、本実施の形態では、薄肉破断部15は、密封栓16の下端部に位置しているが、これに限られるものではない。例えば、薄肉破断部15は、流出筒部14の軸方向の中間部に連なるようにしてもよい。
中栓10は、口部2aの内周面に当接する円筒状のシール壁19を一体に備えた構成とすることができる。シール壁19は、嵌合筒部11の径方向内側に位置し、隔壁部12を介して嵌合筒部11と連結している。中栓10を容器2の口部2aに嵌合するときは、嵌合筒部11、隔壁部12及びシール壁19で囲まれた凹部内に口部2aを挿入して嵌合させる。
流出筒部14の外周面には、キャップ本体30を中栓10にねじ係合により装着するための雄ねじ20が一体に設けられている。雄ねじ20は、軸線Oを中心として螺旋状に延びている。
密封栓16は、外周筒部17の内周面に一体に連なるとともに軸線Oに垂直に延びる環状板部21と、環状板部21の内周縁部から上方に突出する有頂円筒状の中央軸部22とを有している。
環状板部21の上面には、軸線Oに沿って延びる第1係合部としての起立部23が一体に設けられている。起立部23は、外周筒部17の内周面と中央軸部22の外周面とに連なるとともに、外周筒部17及び中央軸部22と上面が同じ高さとなるように形成されている。また、起立部23は、図2に示すように、軸線Oの周りで周方向の2カ所に設けられている。また、2つの起立部23は、軸線Oの周りで周方向に均等に配置されている。また、本実施の形態では、起立部23は、図2に示す平面視で略扇形状に形成されている。また、起立部23の内部(起立部23と中央軸部22で囲まれた空間)は空洞となっている。なお、該空洞は設けなくてもよい。
図1に示すように、外周筒部17の外周面には、第1係合部としての外向き凸部24が軸線Oを挟んで一対設けられている。それぞれの外向き凸部24は、外周筒部17の外周面に沿って周方向に延在している。それぞれの外向き凸部24は、外周筒部17の高さ方向の中間部に設けられている。それぞれの外向き凸部24の位置、及び形状は、適宜変更可能である。
密封栓16は、密封栓16の外周縁部を構成する外周筒部17から下向きに延びる突片25を有している。突片25は、薄肉破断部15の破断後に中栓10に係合して注出口13が密封栓16により閉塞されるのを抑制可能に構成されている。突片25は、密封栓16の周方向の一部に設けられている。本実施の形態では、密封栓16に4つの突片25が設けられており、4つの突片25は、相互に間隔をあけて周方向に均等に配置されている。4つの突片25は、それぞれ、下方に向けて径方向外側に開くように斜めに延在している。それぞれの突片25は、その先端部(下端部)が最も径方向外側に位置している。薄肉破断部15の破断後、図7に示すように、内向きフランジ18の上面に突片25の下端部が載置され、これにより注出口13と密封栓16の外周筒部17との間に内容物が流通可能な隙間が形成される。
キャップ本体30は、基部31と、基部31にヒンジ部32を介して連ねて設けられた蓋部33とを有している。
基部31は、注出筒34が設けられた頂壁35と、頂壁35から垂下する装着筒部36と、装着筒部36の径方向外側において頂壁35から垂下する外筒部37と、装着筒部36の径方向内側において頂壁35から垂下する内筒部38と、を備えている。内筒部38の外周面は、その上端側において、流出筒部14の内周面に密接している。
注出筒34は、頂壁35から上方に延びるとともに頂壁35を上下に貫通しており、注出口13に連通して内容物を注出可能となっている。
装着筒部36の内周面には、中栓10の雄ねじ20に対応する雌ねじ39が設けられており、基部31は、雌ねじ39が雄ねじ20にねじ結合することで中栓10にねじ係合により装着されるようになっている。初期状態(図1に示す状態)において、基部31は、中栓10に対して雌ねじ39が雄ねじ20に最も締め付け方向に締め付けられてた装着筒部36の下端が隔壁部12に当接する締込み位置に位置している。基部31は、中栓10に対してねじ係合して軸線Oを中心として緩み方向に回転すると、当該回転に伴って中栓10に対して上方向に移動する。そして、雌ねじ39が雄ねじ20から離脱すると、キャップ本体30は中栓10から外れた状態となる。反対に、中栓10から外れたキャップ本体30は、雌ねじ39を雄ねじ20にねじ結合させて、中栓10に対して締込み方向に回転することで、中栓10に装着される。このとき、キャップ本体30は、中栓10に対する締込み方向への回転に伴って中栓10に対して下方向に移動する。
内筒部38の内周面には、第2係合部としての内向き凸部40が設けられている。内向き凸部40は、薄肉破断部15の破断後、外向き凸部24に係合し、密封栓16の基部31に対する下方への移動を規制して密封栓16を基部31に保持するようになっている(図6参照)。このように、キャップ本体30は、第2係合部である内向き凸部40が中栓10の第1係合部である外向き凸部24に係合することで、中栓10を上下方向に保持するようになっている。
また、キャップ本体30は、内筒部38の径方向内側で頂壁35から垂下する第2係合部としての係合リブ41を有している。図2に示すように、本実施の形態では、2つの係合リブ41がそれぞれ起立部23に係合している。キャップ本体30は、周方向に均等に配置された2つの係合リブ41を有し、それぞれの係合リブ41は対応する起立部23に周方向において対向している。係合リブ41と起立部23とが周方向(回転方向)に係合することにより、キャップ本体30に対する密封栓16の回転が阻止される。すなわち、中栓10に対してキャップ本体30を回転させると、係合リブ41と起立部23とが周方向に係合して、密封栓16がキャップ本体30とともに回転する。このように、キャップ本体30は、第2係合部である係合リブ41が中栓10の第1係合部である起立部23に係合することで、中栓10を、軸線Oを中心とした周方向に保持するようになっている。
図2に示すように、係合リブ41は、内筒部38の内周面に連なる外周縁部から径方向内側(軸線O)に向けて、徐々に幅が小さくなるように形成されている。係合リブ41の内周縁部(径方向内側端部)は、中央軸部22の外周面に沿って配置されている。図2に示す係合リブ41と起立部23との周方向の隙間、及び、外周筒部17の外周面と内筒部38の内周面との間の隙間は、薄肉破断部15の破断後に内容物の流路となる。
図1に示すように、蓋部33は、天壁42と、天壁42の外周縁部から垂下する周壁43と、周壁43の内側で天壁42から垂下する閉塞部44とを有しており、閉状態において閉塞部44が注出筒34に嵌合することで、注出筒34を閉塞することができる。また、周壁43の後部にヒンジ部32が連なっており、周壁43の前部には、摘み部45が設けられている。、摘み部45を上方に押し上げて、ヒンジ部32を支点に蓋部33を上方に揺動させることで、蓋部33を開いて注出筒34を開放することができる。すなわち、本実施形態では、キャップ本体30は、基部31、ヒンジ部32及び蓋部33を有し、基部31に設けられた注出筒34を蓋部33で開閉するヒンジキャップとして構成されている。
中栓10とキャップ本体30との間には、キャップ本体30の中栓10に対する締込み位置から緩み方向への回転を許容するとともに、キャップ本体30の中栓10に対する締込み方向への回転を締込み位置よりも手前で阻止するように構成された、ラチェット機構50が設けられている。本実施の形態では、ラチェット機構50は、軸線Oを挟んで対称な2箇所に設けられている。なお、ラチェット機構50は、少なくとも1つが設けられていればよいが、複数設けるのが好ましい。
図3に示すように、ラチェット機構50は、軸線Oから径方向外側に離れた位置において中栓10の隔壁部12の上面に一体に設けられた係止片51と、軸線Oから係止片51と同じだけ径方向外側に離れた位置においてキャップ本体30の基部31の下面に一体に設けられた乗越え突起52とを有している。
係止片51は、隔壁部12の上面に対して、雄ねじ20と同一方向に傾斜して隔壁部12の上面から上方に突出するとともに、隔壁部12の上面からの突出高さを減少させるように下方向に弾性変形可能な板状に形成されている。係止片51の先端は、周方向に垂直な係止面51aとなっている。
乗越え突起52は、雌ねじ39と同一方向に傾斜する傾斜面52aと、周方向に垂直な被係止面52bとを備えた断面略くさび形状に形成されており、係止片51に対してキャップ本体30の中栓10に対する回転中心である軸線Oを中心とした周方向に所定の角度だけずれて配置されている。
図4に示すように、キャップ本体30を中栓10に対して締込み位置から緩み方向へ回転させると、乗越え突起52は、キャップ本体30とともに中栓10に対して螺旋状の軌道で上方に移動しつつ回転し、当該回転の途中で乗越え突起52の傾斜面52aが係止片51に当接し、係止片51を下方側に弾性変形させて乗り越えることができる。これにより、ラチェット機構50は、キャップ本体30の中栓10に対する締込み位置から緩み方向への回転を許容するように機能する。
一方、図5に示すように、中栓10から取り外されたキャップ本体30を中栓10に再度ねじ係合させて装着する際に、キャップ本体30を中栓10に対して締込み方向へ回転させると、乗越え突起52は、中栓10に対して螺旋状の軌道で下方に移動しつつ回転し、キャップ本体30が締込み位置に達する前に、被係止面52bにおいて係止片51の係止面51aに当接し、係止片51に係止される。これにより、ラチェット機構50は、キャップ本体30の中栓10に対する締込み方向への回転を、締込み位置よりも手前で阻止するように機能する。
次に、上記構成を有する容器用キャップ1の使用方法について説明する。
まず、内容物を充填した容器2の口部2aに、容器用キャップ1を打栓することにより装着することで、容器用キャップ1と容器2とを備えた未開封状態の内容物入り容器を製造する(図1参照)。このとき、キャップ本体30は中栓10に対して締込み位置にまで締め込まれた状態となっている。
図1に示す状態から注出口13を開封する際には、図6に示すように、中栓10に対してキャップ本体30を緩み方向に回転させる。中栓10に対してキャップ本体30を緩み方向に回転させると、係合リブ41と起立部23とが周方向に係合していることで、密封栓16がキャップ本体30とともに中栓10に対して螺旋状に上方向に移動しながら回転する。これにより、密封栓16が隔壁部12に対して回転して、薄肉破断部15が破断する。薄肉破断部15が破断すると、注出口13が開封される。また、薄肉破断部15が破断すると、外向き凸部24と内向き凸部40との軸方向の係合により、密封栓16はキャップ本体30に保持される。すなわち、薄肉破断部15が破断することで、密封栓16は、中栓10側からキャップ本体30側に移行して保持される。そして、雄ねじ20が雌ねじ39から離脱すると、キャップ本体30が中栓10から取り外される。
このとき、ラチェット機構50は、キャップ本体30の中栓10に対する締込み位置から緩み方向への回転を許容するように機能するので、ラチェット機構50に阻害されることなく、キャップ本体30を、中栓10に対して締込み位置から緩み方向へ容易に回転させて注出口13を開封し、キャップ本体30を中栓10から取り外すことができる。
次に、図7に示すように、中栓10から取り外されたキャップ本体30を、雄ねじ20を雌ねじ39にねじ結合させることで中栓10に再度ねじ係合させ、中栓10に対して締込み方向へ回転させて装着する。キャップ本体30を中栓10に対して締込み方向に回転させると、キャップ本体30が中栓10に対して所定位置にまで下降する。そして、密封栓16は内向きフランジ18によって突片25が下方から支持されて当該位置に保持され、それ以降はキャップ本体30だけが下降する。これにより、密封栓16と流出筒部14との間に内容物の流路が形成される。当該流路は、密封栓16の外周筒部17と内筒部38との間の流路を介して注出筒34に連通しており、これらの流路により容器2の収容空間Sに収容されている内容物を注出口13及び注出筒34を通して外部に注出可能となる。
中栓10にキャップ本体30が再度装着されると、注出口13が開封された容器用キャップ1から内容物を注出可能な状態となる。したがって、蓋部33を、ヒンジ部32を支点として揺動させて開き、容器2を斜めに傾け、必要に応じて容器2の胴部をスクイズすることで、収容空間Sに収容されている内容物を注出筒34から外部に注出することができる。また、使用後には、蓋部33を閉じることで保管時等において、内容物が注出筒34から外部に漏れ出すことを防止することができる。
このように、本実施形態の容器用キャップ1によれば、中栓10に対してキャップ本体30を回転させるだけの簡単な操作で、薄肉破断部15を破断させ、注出口13を開封することができるので、容器用キャップ1の開封操作を容易に行うことができる。
ここで、上記の通り、ラチェット機構50は、図5に示すように、乗越え突起52が、キャップ本体30が締込み位置に達する前に、被係止面52bにおいて係止片51の係止面51aに係止されることで、キャップ本体30の中栓10に対する締込み方向への回転を、締込み位置よりも手前で阻止するように機能するので、キャップ本体30は締込み位置にまで達することなく、締込み位置よりも上方において回転が阻止される。したがって、開封後に再度中栓10に装着されたキャップ本体30は、中栓10に対して、締込み位置よりも上方に位置することになる。これにより、中栓10に設けられた基準面Bとキャップ本体30の外筒部37の下端との隙間Tは、図1に示す未開封状態(キャップ本体30が締込み位置にある状態)よりも図7に示す開封状態において大きくなり、その隙間の増加から、容器2乃至容器用キャップ1が開封済みであることを、外部からの目視により容易に認識することができる。
以上の通り、本実施形態の容器用キャップ1によれば、中栓10とキャップ本体30との間に、キャップ本体30の中栓10に対する締込み位置から緩み方向への回転を許容するとともに、キャップ本体30の中栓10に対する締込み方向への回転を締込み位置よりも手前で阻止するように構成されたラチェット機構50を設けるようにしたので、中栓10に設けられた基準面Bとキャップ本体30の外筒部37の下端との隙間Tの大きさにより、容器2乃至容器用キャップ1が開封されているか否かを、外部から目視で容易に確認することができる。
また、本実施形態の容器用キャップ1によれば、ラチェット機構50を、中栓10に設けられた弾性変形可能な係止片51と、キャップ本体30に、係止片51に対して、キャップ本体30の中栓10に対する回転中心を中心とした周方向にずれて設けられてキャップ本体30が中栓10に対して締込み位置から緩み方向へ回転したときに係止片51を弾性変形させて係止片51を乗り越え可能であるとともにキャップ本体30が中栓10に対して締込み方向に回転したときに係止片51に係止される乗越え突起52と、を有する構成としたので、キャップ本体30を中栓10に対して緩み方向に回転させて行う開封操作を容易に行うことができるとともに、開封後にキャップ本体30の中栓10に対する締込み方向への回転を締込み位置よりも手前の位置で確実に阻止することができる。
さらに、本実施形態の容器用キャップ1によれば、密封栓16を、薄肉破断部15に連なる密封栓16の外周縁部から下向きに延びる突片25を有する構成とし、突片25を、薄肉破断部15の破断後に中栓10に係合して注出口13と密封栓16の外周縁部との間に隙間を形成する構成としたので、薄肉破断部15の破断後に、密封栓16が注出口13を塞いでしまうことを抑制し、注出口13と密封栓16との間に内容物の流路が確実に形成されるようにすることができる。これにより、容器2に収容された内容物を、よりスムーズに注出することが可能となる。
さらに、本実施の形態の容器用キャップ1では、キャップ本体30には、ヒンジ部32を介して連なり、注出筒34を閉塞可能な蓋部33が設けられているので、開封後に、ヒンジ部32を支点とした蓋部33の開閉操作により、注出筒34を容易に開放、閉塞することができる。したがって、注出筒34の開閉操作を、片手でも容易に行うことが可能となる。また、蓋部33を閉じた状態で開封操作することができるので、開封時の内容物の飛散を確実に抑制することができる。
図3~図5に示すように、本実施形態の容器用キャップ1は、中栓10に、係止片51に対して周方向にずれて凸部53を設けた構成とすることができる。凸部53は、係止片51に対して周方向に、乗越え突起52の周方向長さの半分程度の間隔を空けて配置されるのが好ましい。この場合、乗越え突起52は、キャップ本体30が中栓10に対して回転した際に、緩み方向及び締め込み方向の両方から凸部53に当接するが当該凸部53を乗り越え可能に構成される。
このような構成により、開封後にキャップ本体30を中栓10に対して締込み方向へ回転させて再度装着する際、乗越え突起52が凸部53を乗り越えるときに生じるクリック感により、キャップ本体30が、ラチェット機構50により締込み方向への回転が阻止された停止位置にまで回転したことを、感触により容易に認識することができる。
図8は、本発明の他の実施形態に係る容器用キャップ100の、容器2の口部2aに装着した状態における側面視での半断面図であり、図9は、図8に示す容器用キャップ100の、キャップ本体30を中栓10から取り外した後、再度中栓10に装着した状態における断面図である。なお、図8、図9においては、前述した部材に対応する部材には、同一の符号を付してある。
図1に示す容器用キャップ1では、キャップ本体30は、基部31、ヒンジ部32及び蓋部33を有し、基部31に設けられた注出筒34を蓋部33で開閉するヒンジキャップとして構成されているが、図8、図9に示す容器用キャップ100では、中栓10に設けられた流出筒部14が注出筒として機能し、キャップ本体30は基部31のみを有し、キャップ本体30が中栓10にねじ係合により着脱されることで、流出筒部14が開閉される構成となっている。
そして、図8に示す容器用キャップ100においても、図1に示すものと同様に、中栓10とキャップ本体30との間に、キャップ本体30の中栓10に対する締込み位置から緩み方向への回転を許容するとともに、キャップ本体30の中栓10に対する締込み方向への回転を締込み位置よりも手前で阻止するように構成されたラチェット機構50が設けられている。
したがって、図8に示す容器用キャップ100においても、図8に示す状態から、中栓10に対してキャップ本体30を緩み方向に回転させることで、外筒部37の下端に一体に設けられた開封ベルト60を切り離しつつ、係合リブ41と起立部23との周方向への係合により、密封栓16を隔壁部12に対して回転させて、薄肉破断部15を破断させ、注出口13を開封することができる。
このとき、ラチェット機構50は、キャップ本体30の中栓10に対する締込み位置から緩み方向への回転を許容するように機能するので、ラチェット機構50に阻害されることなく、キャップ本体30を、中栓10に対して締込み位置から緩み方向へ容易に回転させて注出口13を開封し、キャップ本体30を中栓10から取り外すことができる。
開封後においては、密封栓16はキャップ本体30に保持されて中栓10から離脱するので、注出筒として機能する流出筒部14は開放され、容器用キャップ100から内容物を注出可能な状態となる。したがって、容器2を斜めに傾け、必要に応じて容器2の胴部をスクイズすることで、収容空間Sに収容されている内容物を流出筒部14から外部に注出することができる。
使用後には、図9に示すように、雄ねじ20を雌ねじ39にねじ結合させ、中栓10に対して締込み方向へ回転させることで、中栓10から取り外されたキャップ本体30を、中栓10に再度装着して、流出筒部14を閉塞部として機能する内筒部38により閉塞することができる。
このとき、上記の通り、キャップ本体30の中栓10に対する締込み方向への回転は、ラチェット機構50により、締込み位置よりも手前で阻止されるので、キャップ本体30を締込み位置よりも上方において停止させることができる。これにより、開封後に再度中栓10に装着されたキャップ本体30を、中栓10に対して、締込み位置よりも上方に位置するようにして、中栓10に設けられた基準面Bとキャップ本体30の外筒部37の下端との隙間Tの増加から、容器2乃至容器用キャップ100が開封済みであることを、外部からの目視により容易に認識することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施形態では、ラチェット機構50は、中栓10に係止片51、凸部53が設けられ、キャップ本体30に乗越え突起52が設けられた構成とされているが、キャップ本体30に中栓10に係止片51、凸部53が設けられ、中栓10に乗越え突起52が設けられた構成とすることもできる。
また、前記実施形態では、第1係合部が起立部23と外向き凸部24とを有し、第2係合部が内向き凸部40と係合リブ41とを有する構成とされているが、密封栓16をキャップ本体30に保持させることが可能な構成であれば、第1係合部及び第2係合部の構成は種々変更可能である。
さらに、ラチェット機構50は、中栓10とキャップ本体30とが互いに当接または近接する部分であれば、隔壁部12と装着筒部36との間に限らず、他の部分に設けることができる。
さらに、前記実施形態では、中栓10に設けられた基準面Bとキャップ本体30の外筒部37の下端との隙間Tの増加から、容器2乃至容器用キャップ1が開封済みであることを、外部からの目視により認識することができるようにしているが、これに限らず、キャップ本体30の外周面と中栓10の嵌合筒部11(基準面Bの下方に位置する部材)の外周面に、それぞれ目印(表示部)を設け、キャップ本体30の側の目印の周方向位置と中栓10の側の目印の周方向位置とが一致するときに、容器2乃至容器用キャップ1が未開封状態であり、キャップ本体30の側の目印の周方向位置と中栓10の側の目印の周方向位置とが不一致のときに、容器2乃至容器用キャップ1が開封済みであることを、外部からの目視により認識することができる構成とすることもできる。
1 容器用キャップ
2 容器
2a 口部
3 被嵌合凸部
10 中栓
11 嵌合筒部
11a 嵌合凸部
12 隔壁部
13 注出口
14 流出筒部
15 薄肉破断部
16 密封栓
17 外周筒部
18 内向きフランジ
19 シール壁
20 雄ねじ
21 環状板部
22 中央軸部
23 起立部(第1係合部)
24 外向き凸部(第1係合部)
25 突片
30 キャップ本体
31 基部
32 ヒンジ部
33 蓋部
34 注出筒
35 頂壁
36 装着筒部
37 外筒部
38 内筒部
39 雌ねじ
40 内向き凸部(第2係合部)
41 係合リブ(第2係合部)
42 天壁
43 周壁
44 閉塞部
45 摘み部
50 ラチェット機構
51 係止片
51a 係止面
52 乗越え突起
52a 傾斜面
52b 被係止面
53 凸部
60 開封ベルト
100 容器用キャップ
O 軸線
S 収容空間
B 基準面
T 隙間

Claims (5)

  1. 注出口を備えた隔壁部と、前記隔壁部に薄肉破断部を介して一体連結されて前記注出口を閉塞する密封栓とを備え、内容物を収容する容器の口部に装着される中栓と、
    前記密封栓に設けられた第1係合部に係合して前記密封栓を保持する第2係合部を備え、前記中栓にねじ係合により回転可能に装着されたキャップ本体と、を有し、
    前記キャップ本体が前記中栓に対して締込み位置から緩み方向に回転すると、前記薄肉破断部が破断して前記注出口が開封されるとともに前記密封栓が前記キャップ本体に保持されるように構成された容器用キャップであって、
    前記中栓と前記キャップ本体との間に、前記キャップ本体の前記中栓に対する前記締込み位置から前記緩み方向への回転を許容するとともに、前記キャップ本体の前記中栓に対する締込み方向への回転を前記締込み位置よりも手前で阻止するように構成されたラチェット機構を有していることを特徴とする容器用キャップ。
  2. 前記ラチェット機構は、
    前記中栓及び前記キャップ本体の何れか一方に設けられた弾性変形可能な係止片と、
    前記中栓及び前記キャップ本体の何れか他方に、前記係止片に対して、前記キャップ本体の前記中栓に対する回転中心を中心とした周方向にずれて設けられ、前記キャップ本体が前記中栓に対して前記締込み位置から緩み方向へ回転したときに前記係止片を弾性変形させて前記係止片を乗り越え可能であるとともに前記キャップ本体が前記中栓に対して前記締込み方向に回転したときに前記係止片に係止される乗越え突起と、を有している、請求項1に記載の容器用キャップ。
  3. 前記中栓及び前記キャップ本体の何れか他方に、前記係止片に対して前記周方向にずれて凸部が設けられ、
    前記乗越え突起が、前記緩み方向及び前記締込み方向の両方から前記凸部を乗り越え可能に構成されている、請求項2に記載の容器用キャップ。
  4. 前記密封栓は、前記薄肉破断部に連なる前記密封栓の外周縁部から下向きに延びる突片を有し、
    前記突片は、前記薄肉破断部の破断後に前記中栓に係合して前記注出口と前記密封栓の外周縁部との間に隙間を形成するよう構成されている、請求項1~3の何れか1項に記載の容器用キャップ。
  5. 前記キャップ本体は、
    前記注出口に連通するとともに前記内容物を注出可能な注出筒を備え、前記中栓にねじ係合する基部と、
    前記基部にヒンジ部を介して連ねて設けられ、前記注出筒を開閉可能な蓋部と、を有している、請求項1~4の何れか1項に記載の容器用キャップ。
JP2020166299A 2020-09-30 2020-09-30 容器用キャップ Active JP7479770B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020166299A JP7479770B2 (ja) 2020-09-30 2020-09-30 容器用キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020166299A JP7479770B2 (ja) 2020-09-30 2020-09-30 容器用キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022057845A true JP2022057845A (ja) 2022-04-11
JP7479770B2 JP7479770B2 (ja) 2024-05-09

Family

ID=81111314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020166299A Active JP7479770B2 (ja) 2020-09-30 2020-09-30 容器用キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7479770B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013126890A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Nippon Closures Co Ltd 一体成型合成樹脂製容器蓋
JP2013188613A (ja) * 2004-11-08 2013-09-26 Mitsubishi Pencil Co Ltd 液体化粧品塗布具
JP2015221690A (ja) * 2014-04-30 2015-12-10 株式会社吉野工業所 中栓付きヒンジキャップ
US20160167849A1 (en) * 2013-07-12 2016-06-16 Tokan Kogyo Co., Ltd. Cap assembly and method for assembling same
JP2017137092A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 日本クロージャー株式会社 容器蓋
WO2019172339A1 (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 株式会社細川洋行 口栓部の構造および包装体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013188613A (ja) * 2004-11-08 2013-09-26 Mitsubishi Pencil Co Ltd 液体化粧品塗布具
JP2013126890A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Nippon Closures Co Ltd 一体成型合成樹脂製容器蓋
US20160167849A1 (en) * 2013-07-12 2016-06-16 Tokan Kogyo Co., Ltd. Cap assembly and method for assembling same
JP2015221690A (ja) * 2014-04-30 2015-12-10 株式会社吉野工業所 中栓付きヒンジキャップ
JP2017137092A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 日本クロージャー株式会社 容器蓋
WO2019172339A1 (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 株式会社細川洋行 口栓部の構造および包装体

Also Published As

Publication number Publication date
JP7479770B2 (ja) 2024-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2002360572B2 (en) Closure having rotatable spout and axially movable stem
EP1727739B1 (en) Volumetric dispenser
US9617050B2 (en) Container closure assembly
US20050115845A1 (en) Cap device for mixing different kinds of materials separately contained therein and in bottle
MXPA04006908A (es) Tapa giratoria para un recipiente.
RU2406670C1 (ru) Запорное устройство для емкости
JP2018062351A (ja) 詰め替え容器用スパウト及びスパウト付き詰め替え容器
JP2022057845A (ja) 容器用キャップ
US7617929B2 (en) Method and structure for mixing different materials in a pouch container
WO2009096585A1 (ja) 口栓ユニット、口栓付き包装容器及びこれを製造する方法
WO2014181337A2 (en) Retractable spout assemblies
US9850045B2 (en) Dispensing closure and container with such a dispensing closure
JP3938960B2 (ja) 複合キャップ
JP7470370B2 (ja) キャップ
JP6974102B2 (ja) 混合キャップ
JP4294411B2 (ja) 液体容器用キャップ
JP2014129100A (ja) 詰め替え容器
JP5785060B2 (ja) 混合容器
JP7330637B2 (ja) 容器用キャップ
JP7313785B2 (ja) 容器用キャップ
JP2024148341A (ja) ヒンジキャップ付き容器
JP7470371B2 (ja) キャップ
EP1907292B1 (en) Closure device for a bottle
JPH10175659A (ja) 複合プラスチックキャップ
JP7511989B2 (ja) スクイズ注出容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7479770

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150