JP2022055630A - シュー用油脂組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯切れの良い食感を有するシュー皮を提供することにある。【解決手段】含まれる油脂が下記の(a)から(e)の条件を満たすシュー用油脂組成物。(a)X3を5~70質量%含有する。(b)C40~54のX3/X3が0.70以上である。(c)X2Uを15~85質量%含有する。(d)XUX/X2Uが0.75以下である。(e)XU2+U3を48質量%以下含有する。【選択図】なし

Description

本発明は、シュー用油脂組成物に関する発明である。
シュークリーム等のシュー菓子は、菓子の中でも広く流通している菓子であり、消費者に人気のある商品の一つである。シュー菓子は、独特の形状のシュー皮とクリーム等を組み合わせたものである。シュー皮の製造方法としては、例えば、特許文献1~4が知られている。
菓子は、食した時の食感が楽しまれるものである。シュー菓子のシュー皮の食感は、軟らかい食感が一般的である。しかしながら、軟らかい食感のシュー皮は、歯切れが悪いという問題があった。したがって、歯切れの良い食感を有するシュー皮の開発が求められている。
特開2016-149941号公報 特開2016-198062号公報 特開2008-295414号公報 特開平7-115890号公報
本発明の目的は、歯切れの良い食感を有するシュー皮を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を行った。その結果、特定のトリグリセリドを特定量含有する油脂組成物を使用することにより、本課題が解決できることが見いだされた。これにより、本発明が完成するに至った。
すなわち、本発明の第1の発明は、含まれる油脂が下記の(a)から(e)の条件を満たすシュー用油脂組成物である。
(a)X3を5~70質量%含有する。
(b)C40~54のX3/X3が0.70以上である。
(c)X2Uを15~85質量%含有する。
(d)XUX/X2Uが0.75以下である。
(e)XU2+U3を48質量%以下含有する。
上記の(a)から(e)の条件において、X、U、X3、C40~54のX3、X2U、XUX、XU2、U3はそれぞれ以下のものを示す。
X:炭素数8~18の飽和脂肪酸
U:炭素数18の不飽和脂肪酸
X3:Xが3分子結合しているトリグリセリド
C40~54のX3:Xが3分子結合し、構成する脂肪酸残基の総炭素数が40~54であるトリグリセリド
X2U:Xが2分子、Uが1分子結合しているトリグリセリド
XUX:1位と3位にX、2位にUが結合しているトリグリセリド
XU2:Xが1分子、Uが2分子結合しているトリグリセリド
U3:Uが3分子結合しているトリグリセリド
本発明の第2の発明は、第1の発明に記載のシュー用油脂組成物を使用して得られるシュー用生地である。
本発明の第3の発明は、第2の発明に記載のシュー用生地を焼成したシュー皮である。
本発明の第4の発明は、第3の発明に記載のシュー皮を使用して得られるシュー菓子である。
本発明によると、硬い食感を有するシュー皮を提供することができる。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂が下記の(a)から(e)の条件を満たすシュー用油脂組成物である。
(a)X3を5~70質量%含有する。
(b)C40~54のX3/X3が0.70以上である。
(c)X2Uを15~85質量%含有する。
(d)XUX/X2Uが0.75以下である。
(e)XU2+U3を48質量%以下含有する。
なお、本発明でシュー用油脂組成物とは、シュー皮の製造に使用される油脂組成物のことである。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂がX3を5~70質量%含有し、より好ましくは7~65質量%含有し、さらに好ましくは10~60質量%含有する。なお、本発明でX3は、Xが3分子結合しているトリグリセリド(XXX)である。また、本発明でXは、炭素数8~18の飽和脂肪酸である。また、トリグリセリドとは、グリセロールに3分子の脂肪酸が結合したトリアシルグリセロールのことである。
また、シュー用油脂組成物に含まれる油脂とは、含まれる油脂の全てを合わせた全油脂分のことである。従って、シュー用油脂組成物に含まれる油脂には、配合される油脂の他に、バター等の油脂を含有する原料に含まれる油脂(乳脂)も含む。例えば、シュー用油脂組成物が油脂a、油脂b、バターを含む場合、シュー用油脂組成物に含まれる油脂とは、油脂aと油脂bとバターに含まれる乳脂の混合油のことである。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂中のC40~54のX3/Xが0.70以上であり、好ましくは0.75以上であり、より好ましくは0.80以上である。なお、本発明でC40~54のX3/X3は、X3含有量(質量%)に対するC40~54のX3含有量(質量%)の質量比のことである。また、本発明でC40~54のX3は、Xが3分子結合し、構成する脂肪酸残基の総炭素数が40~54であるトリグリセリドのことである。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂がC24~38のX3を好ましくは15質量%以下含有し、より好ましくは13質量%以下含有し、さらに好ましくは12質量%以下含有する。なお、本発明でC24~38のX3は、Xが3分子結合し、構成する脂肪酸残基の総炭素数が24~38であるトリグリセリドのことである。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂がC40~54のX3を好ましくは5~60質量%含有し、より好ましくは7~55質量%含有し、さらに好ましくは10~50質量%含有する。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂がX2Uを15~85質量%含有し、好ましくは18~83質量%含有し、より好ましくは20~80質量%含有する。なお、本発明でX2Uは、Xが2分子、Uが1分子結合しているトリグリセリド(XUX+XXU+UXX)である。また、本発明でUは、炭素数18の不飽和脂肪酸である。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂中のXUX/X2Uが0.75以下であり、好ましくは0.25~0.70であり、より好ましくは0.30~0.62である。なお、本発明でXUX/X2Uは、X2U含有量(質量%)に対するXUX含有量(質量%)の質量比のことである。また、本発明でXUXは、1位と3位にX、2位にUが結合しているトリグリセリドのことである。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂がXU2+U3を48質量%以下含有し、好ましくは3~45質量%含有し、より好ましくは5~44質量%含有する。なお、本発明でXU2+U3は、XU2とU3の合計含有量のことである。また、本発明でXU2は、Xが1分子、Uが2分子結合しているトリグリセリド(UXU+UUX+XUU)である。本発明でU3は、Uが3分子結合しているトリグリセリド(UUU)である。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂がXU2を好ましくは30質量%以下含有し、より好ましくは2~27質量%含有し、さらに好ましくは3~23質量%以下含有する。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂がU3を好ましくは30質量%以下含有し、より好ましくは27質量%以下含有し、さらに好ましくは25質量%以下含有する。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂が構成脂肪酸として炭素数10以下の飽和脂肪酸を好ましくは7質量%以下含有し、より好ましくは5質量%以下含有し、さらに好ましくは4質量%以下含有する。以下、炭素数10以下の飽和脂肪酸は、C10以下飽和と記載することがある。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂が構成脂肪酸として炭素数12~14の飽和脂肪酸を好ましくは40質量%以下含有し、より好ましくは38質量%以下含有し、さらに好ましくは35質量%以下含有する。以下、炭素数12~14の飽和脂肪酸は、C12~14飽和と記載することがある。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂が構成脂肪酸として炭素数16~18の飽和脂肪酸を好ましくは30~75質量%含有し、より好ましくは32~73質量%含有し、さらに好ましくは35~70質量%含有する。以下、炭素数16~18の飽和脂肪酸は、C16~18飽和と記載することがある。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂が構成脂肪酸としてUを好ましくは10~55質量%含有し、より好ましくは12~53質量%含有し、さらに好ましくは15~50質量%含有する。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂が構成脂肪酸として炭素数20以上の脂肪酸を好ましくは7質量%以下含有し、より好ましくは5質量%以下含有し、さらに好ましくは3質量%以下含有する。以下、炭素数20以上の脂肪酸は、C20以上脂肪酸と記載することがある。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂が構成脂肪酸としてトランス脂肪酸を好ましくは5質量%以下含有し、より好ましくは3質量%以下含有し、さらに好ましくは2質量%以下含有する。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、上記条件を満たす限り、どのような食用油脂を使用してもよい。本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物の製造に使用される油脂としては、例えば、大豆油、菜種油、コーン油、綿実油、米油、ヒマワリ油、サフラワー油、胡麻油、ココアバター、シア脂、サル脂、パーム油、パーム核油、ヤシ油、牛脂、豚脂、乳脂、魚油、鯨油等の各種の植物油脂及び動物油脂、並びにこれらに水素添加、分別及びエステル交換から選択された1又は2以上の処理を施した加工油脂が挙げられる。本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物の製造に使用される油脂は、上記食用油脂を1種又は2種以上組み合せて使用することができる。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物の製造には、好ましくはパーム系油脂、ラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂、非ラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂及び20℃で液状の油脂(以下、20℃で液状の油脂は、液状油とする。)からなる群から選ばれる1種又は2種以上を使用する。なお、本発明でラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂は、原料油脂にラウリン系油脂を含むランダムエステル交換油脂のことである。ラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂は、ラウリン系油脂を含む原料油脂にランダムエステル交換反応を行うことで得られる。(以下、ラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂は、ランダムエステル交換油脂Aとする。)また、本発明で非ラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂は、原料油脂にラウリン系油脂を含まないランダムエステル交換油脂のことである。非ラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂は、ラウリン系油脂を含まない原料油脂にランダムエステル交換反応を行うことで得られる。(以下、非ラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂は、ランダムエステル交換油脂Bとする。)
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、含まれる油脂中に、好ましくはパーム系油脂が0~35質量%、ランダムエステル交換油脂Aが0~100質量%、ランダムエステル交換油脂Bが0~100質量%、液状油が0~35質量%配合され、より好ましくはパーム系油脂が0~30質量%、ランダムエステル交換油脂Aが30~100質量%、ランダムエステル交換油脂Bが0~30質量%、液状油が0~30質量%配合される。
本発明でパーム系油脂は、パーム油及びパーム分別油等のパーム油の加工油脂のことである。パーム系油脂の具体例は、パーム油、パームオレイン、パームステアリン、パームスーパーオレイン、パーム中融点部(パームミッドフラクション(PMF))、ソフトパーム、ハードステアリン等である。なお、本発明でのパーム系油脂には、パーム油のランダムエステル交換油脂及びパーム油の加工油脂のランダムエステル交換油脂は含まない。本発明でパーム油のランダムエステル交換油脂及びパーム油の加工油脂のランダムエステル交換油脂は、下記ランダムエステル交換油脂Bに属する。本実施の形態においては、これらから選ばれる1種又は2種以上を混合して使用することができる。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物の製造に使用されるパーム系油脂は、好ましくはパーム油、ヨウ素価50~60のパームオレイン、ヨウ素価55~70のパームスーパーオレインである。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物の製造に使用されるランダムエステル交換油脂A(ラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂)は、ヨウ素価が好ましくは50以下であり、より好ましくは40以下であり、より好ましくは30以下である。
なお、本発明でラウリン系油脂は、油脂を構成する脂肪酸のうちラウリン酸が30質量%以上の油脂のことである。ラウリン系油脂の具体例は、ヤシ油、パーム核油及びこれらの分別油、エステル交換油脂、硬化油等である。本発明の実施の形態においては、これらから選ばれる1種又は2種以上を使用することができる。
前記ランダムエステル交換油脂Aは、エステル交換反応を行う前の原料油脂が、ラウリン系油脂を好ましくは35~65質量%含有し、より好ましくは40~60質量%含有し、さらに好ましくは45~55質量%含有する。
前記ランダムエステル交換油脂Aの製造に使用されるラウリン系油脂は、好ましくはパーム核油の極度硬化油、パーム核オレインの極度硬化油である。
前記ランダムエステル交換油脂Aは、エステル交換反応を行う前の原料油脂が、非ラウリン系油脂を好ましくは35~65質量%含有し、より好ましくは40~60質量%含有し、さらに好ましくは45~55質量%含有する。
前記ランダムエステル交換油脂Aの製造に使用される非ラウリン系油脂は、好ましくはパーム系油脂であり、より好ましくはヨウ素価25~40のパームステアリン、ヨウ素価40~50のパーム中融点部、パームステアリンの極度硬化油である。
前記ランダムエステル交換油脂Aを製造する時のエステル交換の方法は、特に制限はなく、従来公知の方法により行うことができる。
前記ランダムエステル交換油脂Aを製造する時には、必要に応じて水素添加を行うこともできる。水素添加の方法は、特に制限はなく、従来公知の方法により行うことができる。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物の製造に使用されるランダムエステル交換油脂B(非ラウリン系油脂のランダムエステル交換油脂)は、好ましくはX3含有量が5~20質量%、X2U含有量が25~85質量%、XUX/X2Uが0.28~0.40、XU2+U3含有量が3~60質量%であり、より好ましくはX3含有量が7~15質量%、X2U含有量が30~80質量%、XUX/X2Uが0.30~0.38、XU2+U3含有量が5~55質量%である。
前記ランダムエステル交換油脂Bは、エステル交換反応を行う前の原料油脂が、パーム系油脂を好ましくは60質量%以上含有し、より好ましくは65質量%以上含有し、さらに好ましくは70質量%以上含有する。
前記ランダムエステル交換油脂Bの製造に使用されるパーム系油脂は、好ましくはパーム油、ヨウ素価25~40のパームステアリン、ヨウ素価50~60のパームオレインである。
前記ランダムエステル交換油脂Bを製造する時のエステル交換の方法は、特に制限はなく、従来公知の方法により行うことができる。
前記ランダムエステル交換油脂Bを製造する時には、必要に応じて分別を行うこともできる。前記ランダムエステル交換油脂Bは、好ましくはエステル交換後に分別を行うことで得られる分別油であり、より好ましくはエステル交換後に分別を行うことで得られる中融点部である。分別の方法は、特に制限はなく、従来公知の方法により行うことができる。
液状油の具体例は、大豆油、菜種油、コーン油、ひまわり油、紅花油、ごま油、綿実油、米油、オリーブ油、落花生油、亜麻仁油やこれらの油脂の加工油脂(エステル交換油、分別油、硬化油(水素添加油)等)等である。本実施の形態においては、これらから選ばれる1種又は2種以上を混合して使用することができる。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物の製造に使用される液状油は、好ましくは大豆油、菜種油である。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、油脂を好ましくは75質量%以上含有し、より好ましくは80質量%以上含有し、さらに好ましくは90質量%以上含有する。
油脂の各脂肪酸含有量は、AOCS Ce1f-96に準じて、ガスクロマトグラフィー法で測定することができる。
油脂のトリグリセリド含有量は、AOCS Ce5-86及びJAOCS,vol70,11,1111-1114(1993)に準じたガスクロマトグラフィー法、並びにJ.High Resol.Chromatogr.,18,105-107(1995)に準じた銀イオンカラム-高速液体クロマトグラフィー法で測定することができる。
油脂のヨウ素価は、「基準油脂分析試験法(社団法人日本油化学会編)」の「2.3.4.1-1996 ヨウ素価(ウィイス-シクロヘキサン法)」に準じて測定することができる。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、水分を好ましくは20質量%以下含有し、より好ましくは15質量%以下含有し、さらに好ましくは10質量%以下含有する。
なお、本発明でシュー用油脂組成物の水分とは、シュー用油脂組成物に含まれる水分の全てを合わせた全水分のことである。従って、シュー用油脂組成物の水分には、配合される水の他に、バター等の水を含有する原料中の水分も含む。例えば、シュー用油脂組成物に、水が10質量%、水分16質量%のバターが10質量%添加される場合、シュー用油脂組成物の水分は11.6質量%になる。
また、シュー用油脂組成物の水分は、常法(乾燥減量法等)で測定することができる。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、水、油脂以外に、通常シュー用油脂の製造に使用される原料を配合することができる。具体的には、バター、全脂粉乳、脱脂粉乳、乳ペプチド及び乳清蛋白等の乳製品、砂糖、乳糖及び液糖等の糖質、ステビア及びアスパルテーム等の甘味料、乳化剤、増粘安定剤、食塩及び塩化カリウム等の塩味剤、酢酸、乳酸及びグルコン酸等の酸味料、β-カロテン、カラメル及び紅麹色素等の着色料、トコフェロール、茶抽出物(カテキン等)及びルチンなどの酸化防止剤、小麦蛋白及び大豆蛋白等の植物蛋白、卵、卵加工品、香料、調味料、pH調整剤、食品保存料、果実、果汁、コーヒー、ナッツペースト、香辛料、カカオマス、ココアパウダー、穀類、豆類、野菜類、肉類及び魚介類等の食品素材若しくは食品添加物を本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物に配合することができる。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、好ましくはマーガリン、ファットスプレッド等の水相を有する乳化物又はショートニング(水相を有さない油脂組成物)である。前記油脂組成物が水相を有する乳化物の場合、好ましくは油中水型乳化物である。
また、本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、好ましくは可塑性油脂組成物である。なお、本発明で可塑性油脂組成物とは、可塑性を有する油脂組成物のことである。
また、本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、好ましくはシュー用練り込み用油脂組成物である。なお、本発明でシュー用練り込み用油脂組成物とは、シュー用生地に練り込まれる油脂のことである。
本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物は、従来公知のマーガリン、ファットスプレッド又はショートニングの製造条件及び製造方法で製造することができる。具体的には、シュー用油脂組成物は、配合する油溶成分を混合溶解することで製造できる。また、シュー用油脂組成物に可塑性を付与する場合は、シュー用油脂組成物は、配合する油溶成分を混合溶解した油相を、必要に応じて、調製した水相と混合乳化した後、冷却し、結晶化させる工程により製造できる。
本発明の実施の形態のシュー用生地は、本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物を使用して得られる。本発明の実施の形態のシュー用生地は、好ましくは本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物が練り込まれている。
なお、本発明でシュー用生地は、シュー皮を製造するための焼成前の生地のことである。
本発明の実施の形態のシュー用生地は、穀粉が配合される。なお、本発明で穀粉とは、穀物を挽いて粉状にしたもののことである。穀粉の具体例は、小麦粉(強力粉、中力粉、薄力粉等)、大麦粉、米粉、とうもろこし粉、ライ麦粉、そば粉、大豆粉等である。穀粉は、α化された穀粉を使用することもできる。
本発明の実施の形態のシュー用生地に配合される穀粉は、好ましくは小麦粉である。本発明の実施の形態のシュー用生地に配合される穀粉は、小麦粉を好ましくは70質量%以上含有し、より好ましくは80質量%以上含有し、さらに好ましくは90質量%以上含有する。
本発明の実施の形態のシュー用生地は、シュー用生地に配合される穀粉100質量部に対して、本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物が、好ましくは50~160質量部配合され、より好ましくは65~130質量部配合され、さらに好ましくは75~110質量部配合される。
本発明の実施の形態のシュー用生地は、好ましくは卵類が配合される。
本発明の実施の形態のシュー用生地は、シュー用生地に配合される穀粉100質量部に対して、卵類が好ましくは150~240質量部配合され、より好ましくは180~225質量部配合され、さらに好ましくは200~220質量部配合される。卵類の具体例は、全卵、卵黄、卵白等である。
本発明の実施の形態のシュー用生地に配合される卵類は、好ましくは全卵、卵黄、卵白であり、より好ましくは全卵である。
本発明の実施の形態のシュー用生地は、好ましくは水が配合される。
本発明の実施の形態のシュー用生地は、シュー用生地に配合される穀粉100質量部に対して、水が好ましくは80~180質量部配合され、より好ましくは110~160質量部配合され、さらに好ましくは120~155質量部配合される。なお、本発明で前記シュー用生地に配合される水は、シュー用生地に配合される原料中の水分を含まない。
本発明の実施の形態のシュー用生地は、本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物、穀粉、卵類、水以外の他の原料として、通常、シュー用生地に配合される原料を通常量配合することができる。シュー用生地に配合される他の原料の具体例は、食塩、糖質(糖類(砂糖等)、糖アルコール、でんぷん、オリゴ糖、デキストリン等)、カゼインナトリウム、本発明の実施の形態のシュー用油脂組成物以外の油脂(バター、マーガリン、ショートニング等)、アーモンドパウダー等の粉末ナッツ類、ココアパウダー等である。
本発明の実施の形態のシュー用生地は、従来公知のシュー用生地の製造方法で製造することができる。シュー用生地は、例えば、水、油脂組成物を加熱して沸騰させた後、加熱を止めてから、篩った穀粉を加えて混合し、穀粉を加えた後に卵類を加えて混合することで、製造することができる。
本発明の実施の形態のシュー皮は、本発明の実施の形態のシュー用生地を焼成することで得られる。シュー皮は、シュークリーム等のシュー菓子の皮の部分のことであり、シューケース、シューパフと呼ばれることもある。
本発明の実施の形態のシュー用生地の焼成方法(本発明の実施の形態のシュー皮の製造方法)は、特に制限されるものではなく、従来公知のシュー用生地の焼成方法と同様の方法により焼成することができる。焼成方法の具体例は、オーブン加熱、直焼き、高周波加熱(電子レンジ加熱)等である。
本発明の実施の形態のシュー用生地の焼成方法は、好ましくはオーブン加熱である。オーブン加熱は、加熱温度が好ましくは180~220℃であり、加熱時間が好ましくは20~40分間である。
本発明の実施の形態のシュー皮は、歯切れの良い食感を有している。
本発明の実施の形態のシュー菓子は、本発明の実施の形態のシュー皮を使用することで得られる。シュー菓子の具体例は、シュークリーム、エクレア、サントノーレ、シューアイス等である。
本発明の実施の形態のシュー菓子は、従来公知のシュー菓子の製造方法で製造することができる。
本発明の実施の形態のシュー菓子は、シュー皮部分が歯切れの良い食感を有している。
次に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
油脂の各脂肪酸含有量は、AOCS Ce1f-96に準じて、ガスクロマトグラフィー法で測定した。
油脂のトリグリセリド含有量は、AOCS Ce5-86及びJAOCS,vol70,11,1111-1114(1993)に準じたガスクロマトグラフ法、並びにJ.High Resol.Chromatogr.,18,105-107(1995)に準じた銀イオンカラム-高速液体クロマトグラフィー法で測定した。
油脂のヨウ素価は、「基準油脂分析試験法(社団法人日本油化学会編)」の「2.3.4.1-1996 ヨウ素価(ウィイス-シクロヘキサン法)」に準じて測定した。
〔シュー用油脂組成物の製造に使用した油脂〕
油脂1:パーム系油脂23.7質量%(パーム油23.7質量%)、ランダムエステル交換油脂A 36.2質量%(ヨウ素価23のランダムエステル交換油脂A1 19.7質量%、ヨウ素価1未満のランダムエステル交換油脂A2 16.5質量%)、ランダムエステル交換油脂B 17.4質量%(ランダムエステル交換油脂B1 17.4質量%)、液状油22.7質量%(大豆油22.7質量%)の混合油。
油脂2:パーム系油脂26.5質量%(パーム油9.5質量%、ヨウ素価45のパーム中融点部17.0質量%)、ランダムエステル交換油脂A 46.5質量%(ヨウ素価23のランダムエステル交換油脂A1 3.0質量%、ヨウ素価39のランダムエステル交換油脂A3 43.5質量%)、液状油12.5質量%(大豆油12.5質量%)、ラウリン系油脂14.5質量%(ヤシ油の極度硬化油14.5質量%)の混合油。
油脂3:パーム系油脂33.0質量%(ヨウ素価60のパームスーパーオレイン33質量%)、ランダムエステル交換油脂A 35.0質量%(ヨウ素価1未満のランダムエステル交換油脂A2 35.0質量%)、液状油32.0質量%(大豆油32.0質量%)の混合油。
ヨウ素価23のランダムエステル交換油脂A1:パーム核油の極度硬化油50質量部、ヨウ素価32のパームステアリン15質量部、ヨウ素価45のパーム中融点部35質量部の混合油のランダムエステル交換油脂。
ヨウ素価1未満のランダムエステル交換油脂A2:パーム核オレインの極度硬化油50質量部、パームステアリンの極度硬化油50質量部の混合油のランダムエステル交換油脂。
ヨウ素価39のランダムエステル交換油脂A3:パーム核油40質量部、パーム油60質量部の混合油のランダムエステル交換油脂。
ランダムエステル交換油脂B1:ヨウ素価56のパームオレインのランダムエステル交換油脂(X3含有量:11.3質量%、X2U含有量:36.6質量%、XUX/X2U:0.333、XU2+U3含有量:49.4質量%)。
ランダムエステル交換油脂B2:原料油脂中にパーム系油脂を72質量%含有する混合油のランダムエステル交換油脂を、分別して得られる中融点部(X3含有量:13.2質量%、X2U含有量:76.1質量%、XUX/X2U:0.344、XU2+U3含有量:7.2質量%)。
〔実施例1のシュー用油脂組成物〕
ランダムエステル交換油脂B2を実施例1のシュー用油脂組成物とした。
〔実施例2のシュー用油脂組成物の製造〕
油脂1(93.68質量部)、乳化剤(0.57質量部)、香料(0.45質量部)、着色料(0.00135質量部)を融解混合することで油相を調製した。次に、水(5質量部)、食塩(0.3質量部)を混合することで水相を調製し、調製した油相94.70135質量部と水相5.3質量部とを混合して予備乳化を行った。得られた予備乳化物を、オンレーターを用いて急冷可塑化することで、実施例2のシュー用油脂組成物(油中水型乳化物(マーガリン)、油脂含有量93.7質量%、水分5.0質量%)を得た。
〔実施例3のシュー用油脂組成物〕
ランダムエステル交換油脂A1を実施例3のシュー用油脂組成物とした。
〔比較例1のシュー用油脂組成物の製造〕
油脂2(82.5質量部)、香料(0.45質量部)を融解混合することで油相を調製した。次に、水(16質量部)、脱脂粉乳(0.85質量部)、食塩(0.2質量部)を混合することで水相を調製し、調製した油相82.95質量部と水相17.05質量部とを混合して予備乳化を行った。得られた予備乳化物を、オンレーターを用いて急冷可塑化することで、比較例1のシュー用油脂組成物(油中水型乳化物(マーガリン)、油脂含有量82.5質量%、水分16.0質量%)を得た。
〔比較例2のシュー用油脂組成物〕
ランダムエステル交換油脂B1を比較例2のシュー用油脂組成物とした。
〔比較例3のシュー用油脂組成物〕
市販品のココアバター代用脂(CBE)を比較例3のシュー用油脂組成物とした。
〔比較例4のシュー用油脂組成物の製造〕
油脂3(93.9質量部)、乳化剤(0.57質量部)、香料(0.007質量部)、着色料(0.00135質量部)、酸化防止剤(0.025質量部)を融解混合することで油相を調製した。次に、水(5.02質量部)、食塩(0.5質量部)を混合することで水相を調製し、調製した油相94.50335質量部と水相5.52質量部とを混合して予備乳化を行った。得られた予備乳化物を、オンレーターを用いて急冷可塑化することで、比較例4のシュー用油脂組成物(油中水型乳化物(マーガリン)、油脂含有量93.9質量%、水分5.0質量%)を得た。
〔比較例5のシュー用油脂組成物〕
菜種油を比較例5のシュー用油脂組成物とした。
各シュー用油脂組成物に含まれる油脂のトリグリセリド含有量、脂肪酸含有量を表1、2に示した。なお、含有量の単位は質量%である(質量比の単位はない。)。
〔シュー皮の製造及び評価〕
比較例1のシュー用油脂組成物を使用して、表3の配合1で、下記1)~5)の手順に従ってシュー用生地を製造した。また、実施例2、比較例4のシュー用油脂組成物を使用して、表3の配合2で、下記1)~5)の手順に従ってシュー用生地を製造した。また、実施例1、実施例3、比較例2、比較例3、比較例5のシュー用油脂組成物を使用して、表3の配合3で、下記1)~5)の手順に従ってシュー用生地を製造した。なお、表3のシュー用生地に配合される穀粉は、小麦粉を100質量%含有する。
製造したシュー用生地を使用して、下記6)の手順に従ってシュー皮を製造した。
得られたシュー皮の食感、硬さ及び比容積を、以下の方法に従って評価した。結果を表1、2に示した。
〔シュー皮の製造手順〕
1)ボウルに、水、食塩、油脂組成物を加えた後、加熱して沸騰させる。
2)加熱を止めた後、篩った薄力粉を加え、縦型ミキサー(ビーター)を用いて、低速にて30秒間混合する。
3)縦型ミキサー(ビーター)を用いて、低速にて混合しながら、全卵を約5mL/秒の速度で加える。
4)調製したシュー用生地を絞り袋に入れて、20g/個で天板の上に絞る。
5)天板に絞ったシュー用生地の上面に、霧吹きを使用して水をかける。
6)上火200℃、下火200℃のオーブンで33分間焼成する。
<シュー皮の食感の評価>
焼成から約24時間後のシュー皮を、6名の専門パネルが食することで、シュー皮の食感を評価した。4名以上の専門パネルが歯切れのある食感であると評価した時、歯切れのある食感を有すると判断した。なお、シュー皮の食感を評価した専門パネルは、食品の食感等の官能評価の訓練を定期的に受けており、食品の食感等の官能評価結果に個人差が少ない。
<シュー皮の硬さの測定方法>
レオメーター(株式会社山電製、CREEP METER RE2-33005B)を使用して、焼成から約24時間後のシュー皮の硬さを測定した。レオメーターでの測定には、直径30mm、高さ8mmの円柱状のプランジャー(樹脂製)を使用した。なお、レオメーターでの硬さは、測定速度1mm/秒の条件で、50%変形時(プランジャーが7.5mm貫入した時)の最大荷重とした。測定値は、試料5個の測定値の平均値とした。硬さの数値が大きいほど、シュー皮は硬さがあるといえる。
<シュー皮の比容積の測定方法>
3D Laser Volume Measurement Selnac-WinVM2100を使用して、焼成から約24時間後のシュー皮の比容積を測定した。測定条件は20℃環境下にて2CCD精度計測により行った。測定値は、試料10個の測定値の平均値とした。比容積の数値が大きいほど、シュー皮はボリュームがあるといえる。
Figure 2022055630000001
Figure 2022055630000002
Figure 2022055630000003
実施例のシュー用油脂組成物を使用して製造したシュー皮は、歯切れの良い食感を有していた。一方、比較例のシュー用油脂組成物を使用して製造したシュー皮は、歯切れの良い食感を有していなかった。また、シュー皮の硬さが硬いほど、シュー皮の食感は歯切れが良くなる傾向にあった。また、全てのシュー皮は、問題ない程度のボリュームが出ていた。

Claims (4)

  1. 含まれる油脂が下記の(a)から(e)の条件を満たすシュー用油脂組成物。
    (a)X3を5~70質量%含有する。
    (b)C40~54のX3/X3が0.70以上である。
    (c)X2Uを15~85質量%含有する。
    (d)XUX/X2Uが0.75以下である。
    (e)XU2+U3を48質量%以下含有する。
    上記の(a)から(e)の条件において、X、U、X3、C40~54のX3、X2U、XUX、XU2、U3はそれぞれ以下のものを示す。
    X:炭素数8~18の飽和脂肪酸
    U:炭素数18の不飽和脂肪酸
    X3:Xが3分子結合しているトリグリセリド
    C40~54のX3:Xが3分子結合し、構成する脂肪酸残基の総炭素数が40~54であるトリグリセリド
    X2U:Xが2分子、Uが1分子結合しているトリグリセリド
    XUX:1位と3位にX、2位にUが結合しているトリグリセリド
    XU2:Xが1分子、Uが2分子結合しているトリグリセリド
    U3:Uが3分子結合しているトリグリセリド
  2. 請求項1に記載のシュー用油脂組成物を使用して得られるシュー用生地。
  3. 請求項2に記載のシュー用生地を焼成したシュー皮。
  4. 請求項3に記載のシュー皮を使用して得られるシュー菓子。
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