JP2022055034A - 経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラム及び記録媒体 - Google Patents

経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラム及び記録媒体 Download PDF

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和義 坂井
Kazuyoshi Sakai
浩章 中田
Hiroaki Nakada
真 長谷川
Makoto Hasegawa
皓太 垣坂
Kota Kakisaka
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Abstract

【課題】ユーザが地物を視認する際の見え方が希望の見え方となるように経路を探索することを可能とする経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラム及び記録媒体を提供する。【解決手段】方法は、ユーザが移動体によって経路内を移動する際に視認を希望する地物を示す希望地物情報及び移動体から当該地物を視認する際のユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を含む経路探索条件を取得し、地図情報と、経路探索条件とに基づいて、希望地物情報が示す地物の見え方が、希望見え方情報が示す見え方と適合する道路区間を含む経路を探索する。地図情報は、複数の道路区間の各々を示す道路区間データに、複数の道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データ及び当該地物の見え方を示す地物見え方データが関連付けられた情報である。【選択図】図9

Description

本発明は、経路探索装置、経路探索方法、経路探索プログラム及び記録媒体に関する。
移動体が移動するための推奨経路を探索する装置が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザが希望する景観などから経由地を指定することができる推奨経路演算方法が開示されている。また、特許文献2には、所定のランドマークが車窓から見える地点または区間を認識できるナビゲーション装置が開示されている。
特開2004-325401 特開2011-107025
例えば、上記のようなナビゲーション装置によって探索された経路上から地物を視認する際に、同じ地物について、ある経路からは地物の正面の一部が大きく見える場合がある一方で、別の経路からは当該地物の全体が小さく見えるといったように、経路によって見え方が異なる場合がある。このような場合、ユーザが希望する地物を移動体から視認する際に、必ずしも当該ユーザが希望する見え方で視認できるとは限らない点が課題の1つとして挙げられる。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、ユーザが地物を視認する際の見え方が希望の見え方となるように経路を探索することを可能とする経路探索装置を提供することを目的の1つとしている。
請求項1に記載の発明は、ユーザが移動体によって経路内を移動する際に視認を希望する地物を示す希望地物情報、及び前記移動体から当該地物を視認する際の前記ユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を含む経路探索条件を取得する探索条件取得部と、地図情報と、前記経路探索条件とに基づいて、前記希望地物情報が示す地物の見え方が、前記希望見え方情報が示す見え方と適合する道路区間を含む前記経路を探索する経路探索部と、を有し、前記地図情報は、複数の道路区間の各々を示す道路区間データに、前記複数の道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データ及び当該地物の見え方を示す地物見え方データが関連付けられた情報であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、経路探索装置が経路探索を行う経路探索方法であって、探索条件取得部が、ユーザが移動体によって経路内を移動する際に視認を希望する地物を示す希望地物情報及び前記移動体から当該地物を視認する際の前記ユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を含む経路探索条件を取得する探索条件取得ステップと、経路探索部が、地図情報及び前記経路探索条件に基づいて、前記希望地物情報が示す地物の見え方が、前記希望見え方情報が示す見え方と適合する道路区間を含む前記経路を探索する経路探索ステップと、を含み、前記地図情報は、複数の道路区間の各々を示す道路区間データに、前記複数の道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データ及び当該地物の見え方を示す地物見え方データが関連付けられた情報であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、コンピュータを備える経路探索装置によって実行される経路探索プログラムであって、前記コンピュータに、探索条件取得部が、ユーザが移動体によって経路内を移動する際に視認を希望する地物を示す希望地物情報及び前記移動体から当該地物を視認する際の前記ユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を含む経路探索条件を取得する探索条件取得ステップと、経路探索部が、地図情報及び前記経路探索条件に基づいて、前記希望地物情報が示す地物の見え方が、前記希望見え方情報が示す見え方と適合する道路区間を含む前記経路を探索する経路探索ステップと、を実行させ、前記地図情報は、複数の道路区間の各々を示す道路区間データに、前記複数の道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データ及び当該地物の見え方を示す地物見え方データが関連付けられた情報であることを特徴とする。
実施例に係る経路探索装置による経路探索の概略を示す模式図である。 実施例に係る経路探索装置が搭載されている車両の前席部分を示す図である。 実施例に係る経路探索装置の構成を示すブロック図である。 実施例に係る入力部に入力される希望地物情報及び希望見え方情報の一例を示す図である。 実施例に係る地図情報に含まれる情報を示すテーブルの一例を示す図である。 実施例に係る地図情報に含まれる情報を示すテーブルの一例を示す図である。 実施例に係る経路探索装置による経路探索の一例を示す図である。 実施例に係る経路探索装置による経路探索に係る車線リンクについての説明図である。 実施例の経路探索装置によって実行されるルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例の経路探索装置によって実行されるサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。
図1は、実施例に係る経路探索装置10が車両Mに搭載されている様子を示す模式図である。経路探索装置10は、ユーザが移動する際の経路を探索する装置である。図1中、経路探索装置10によって探索され得る経路の一例として、車両Mの出発地Pから目的地Qまでの経路R1、R2及びR3を示している。また、図1中の地物Aは、経路R1、R2及びR3上から視認可能な地物である。地物とは典型的には有名なランドマーク等であって、山や岩などの自然物や、寺社仏閣、高層ビルなどの建造物を含む。
例えば、経路R1は、地物Aの正面近くを通り、地物Aの正面側を大きく視認可能な道路区間を含む経路である。経路R2は、地物Aの遠くを通り、地物Aの正面側を小さく視認可能な道路区間を含む経路である。経路R3は、地物Aの背面近くを通り、地物Aの背面側を大きく視認可能な道路区間を含む経路である。
例えば、経路探索装置10のユーザが地物Aの視認を希望する場合であって、地物Aの正面を大きく視認できる見え方を希望する場合、経路探索装置10は、地物Aの正面を大きく視認できる道路区間を含むように経路探索を行って、経路R1を生成する。
また、例えば、経路探索装置10のユーザが地物Aの正面を小さく視認できる見え方を希望する場合、経路探索装置10は、地物Aの正面を小さく視認できる道路区間を含むように経路探索を行って、経路R2を生成する。
例えば、経路探索装置10のユーザが地物Aの背面を大きく視認できる見え方を希望する場合には、経路探索装置10は、地物Aの背面を大きく視認できる道路区間を含むように経路探索を行って、経路R3を生成する。
このように、経路探索装置10は、ユーザが車両Mに搭乗して移動する際に、地物Aをユーザが希望する見え方で視認可能となるように経路を探索することができる装置である。
経路探索装置10は、移動体に搭載されていてもよく、ユーザによって携帯されてもよい。本実施例において、経路探索装置10が移動体としての車両Mに搭載されている場合について説明する。
図2は、実施例に係る経路探索装置10が搭載されている車両Mの前席部分を示す図である。経路探索装置10は、車両Mのコックピット内のセンターコンソールCC内に配置されている。
また、経路探索装置10は、車両M内に設置されたマイク11、タッチパネル及びディスプレイからなるタッチパネルディスプレイ15及びスピーカ17に接続されている。
経路探索装置10は、マイク11又はタッチパネルディスプレイ15を介してユーザからの経路探索条件の入力を受け付けて、探索した経路を示す情報をタッチパネルディスプレイ15に表示する。また、経路探索装置10は、探索した経路に関する情報をスピーカ17から音声によってユーザに提示することも可能であり、探索した経路の案内に関する情報を音声出力可能である。
図3~図8を参照しつつ、経路探索装置10の構成について説明する。図3は、経路探索装置10の構成を示すブロック図である。図3に示すように、経路探索装置10は、システムバス19を介して各部が接続されて構成されている。
入力部21は、車両Mに備えられている機器からデータを取得するインターフェースである。入力部21は、車両Mに備えられている機器であるマイク11、タッチパネルディスプレイ15のタッチパネル15Aに接続されている。入力部21は、例えばタッチパネル15Aを介した入力を受け付けることで、経路探索の条件を指定する経路探索条件を取得する。例えば、入力部21は、マイク11を介して音声によって経路探索条件を取得してもよい。
入力部21に入力される経路探索条件は、例えば、経路探索のための基本的な条件として、目的地等の条件を含む。また、経路探索条件は、例えば、出発地、経由地、希望到着時間、出発してから到着するまでの希望移動時間等の条件を含んでいてもよい。
また、経路探索条件は、上記の基本的な条件に加えて、ユーザが移動体によって経路内を移動する際に視認を希望する地物を示す希望地物情報、及び当該移動体から当該地物を視認する際のユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を含む。
図4は、入力部に入力される希望地物情報及び希望見え方情報の一例を示すテーブルTB1を示している。図4に示す例においては、ユーザが視認を希望する希望地物は、地物A、地物B及び地物Cである。また、希望見え方情報として、地物A、地物B及び地物Cの各々に、希望の見え方が対応付けられている。
テーブルTB1において、希望の見え方を示すパラメータとして、地物が視認される「大きさ」、視認される地物の「配向」、移動体の進行方向からみて何れの方位に地物が見えるかを示す「方位」、地物全体のうちの見える部分を示す「部分」、及び移動中に対象の地物が視認されている時間すなわち視認可能な時間の長さを示す「時間(sec)」が記載されている。
希望の見え方として、「配向」は、地物の正面、側面又は背面のいずれが視認できるかによって表されている。「方位」は、移動体の進行方向からみて前、後、左、右のいずれの方位に地物が見えるかによって表されているが、これに限られず、例えば前方又は側方のいずれに見えるかを示してもよい。「部分」は、地物全体の上、下、右、左の部分又は全体のいずれに該当するかによって表されている。「時間(sec)」は、例えば道路区間当たりの合計時間であってもよく、例えば連続して視認される時間でもよい。
例えば、入力部21に希望地物情報及び希望見え方情報が入力される際に、視認を希望する地物を入力するための入力画面及び希望の見え方を選択するための選択画面がディスプレイ15Bに表示され、タッチパネルディスプレイ15を介して希望地物情報及び希望見え方情報の入力及び選択が受付けられてもよい。
なお、入力部21は、センサ22及びGPS受信機23に接続されていてもよい。センサ22は、例えば、加速度センサ、角速度センサ、距離センサからなるセンサ群である。入力部21は、センサ22及びGPS受信機23から車両Mの速度や位置等のデータを取得する。車両Mの速度や位置等のデータは、例えば、経路探索又は経路案内のための現在位置の取得に用いられてもよい。
記憶部25は、例えば、ハードディスク装置、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ等により構成された記憶装置である。記憶部25は、経路探索装置10において実行される各種プログラムを記憶する。なお、各種プログラムは、例えば他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されてもよく、記録媒体に記録されて各種ドライブ装置を介して読み込まれてもよい。例えば、記憶部25は、経路探索装置10において実行される経路探索プログラムを記憶する。
また、記憶部25は、地図情報データベース(以下、地図情報DBと称する)を記憶している。地図情報DBには、経路探索装置10による経路探索のために用いられる地図情報が格納されている。
図5は、地図情報DBに格納されている地図情報に含まれる情報の一例を示すテーブルTB2を示している。テーブルTB2において、RL1、RL2及びRL3の各々は、複数の道路区間(以下、道路リンクとも称する)の各々を示す道路区間データ(すなわち道路リンクデータ)である。
テーブルTB2において、道路区間毎に、道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データが対応付けられている。また、道路区間の各々に、視認可能な地物の各々の見え方を示す地物見え方データが関連付けられている。
テーブルTB2に示す例において、道路区間の各々から視認できない地物については、地物見え方データが対応付けられておらず、空欄となっている。例えば、道路リンクRL1から視認可能な地物は地物A、B、C及びDであり、道路リンクRL1から視認できない地物Eについては空欄となっている。
テーブルTB2において、各道路区間からの地物の見え方を示すパラメータとして、地物が視認される「大きさ」、視認される地物の「配向」、地物全体のうちの見える部分を示す「部分」、各道路区間に対して何れの方位に視認されるかを示す「方位」及び対応する道路区間のうち地物が視認される「視認区間長(m)」が記載されている。
例えば、道路リンクの進行方向に上り、下りの区別を付ける場合には、見え方を示すパラメータの「方位」を進行方向別の「方位」として区別し、進行方向の上り、下り毎に、前、後、左、右のいずれの方位に地物が視認されるかを地物見え方データとしてもよい。
当該「視認区間長(m)」は、例えば対応する道路区間のうち地物が視認される区間の長さである。例えば「視認区間長(m)」は、地物を連続して視認できる複数の区間の内の最長の区間の長さでもよく、地物を視認できる複数の区間の合計の長さであってもよい。
テーブルTB2の地物見え方データにおける「視認区間長(m)」は、例えば車両Mが当該区間を通過する際の走行速度に基づいて、地物が視認される時間に換算されて、地物の見え方に関するユーザの希望、すなわちユーザが地物の視認を希望する時間の長さと照合される。なお、地物の見え方に関するユーザの希望として、地物の視認を希望する時間の長さの代わりに、地物の視認が可能な道路の区間長が希望見え方情報に含まれるようにし、ユーザの希望する地物の視認が可能な道路の区間長と「視認区間長(m)」と照合がされてもよい。
テーブルTB2において、地物Aは、道路リンクRL1から、大きく、正面から、地物Aの下部が、道路リンクRL1内の50mの区間で視認可能であることが示されている。
このように、地図情報は、複数の道路区間の各々を示す道路区間データに、当該複数の道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データ及び当該地物の見え方を示す地物見え方データが関連付けられた情報を含んでいる。
図6は、地図情報DBに格納されている地図情報に含まれる情報の他の例を示すテーブルTB3を示している。テーブルTB3において、道路区間データは、道路区間の車線の各々を示す車線リンクデータであるL1A、L1B、L1C及びL1Dを含んでいる。
テーブルTB3には、当該車線リンクデータに対応付けられた地物データ及び地物見え方データが記載されている。つまり、道路区間の車線を区別して、車線毎に見え方を示す地物見え方データが対応付けられている。
例えば、車線を区別して取り扱うことで、車線の進行方向を区別することができ、見え方を示すパラメータの1つとして、車両Mの進行方向からみて何れの方位に地物Aが視認可能であるかを示す「方位」を車線リンク毎に対応付けて地図情報に含めることができる。
例えば、テーブルTB3において、車線リンクL1A及びL1Bについては地物Aを視認できる方位「左」、車線リンクL1C及びL1Dについては地物Aを視認できる方位「右」が地物見え方データとして対応付けられている。
また、例えば、同じ道路区間に属する車線リンクであっても、地物に近い車線リンクからは当該地物の下部分が視認され、当該地物から遠い車線リンクからは全体が視認されるといったように、地物の視認される部分が異なる場合が考えられる。この場合にも、車線リンク毎に異なる見え方を区別して地図情報に含めることができる。
なお、例えば、道路区間が立体交差を含む場合に、側道車線では視認可能であるが、オーバーパスの車線またはアンダーパスの車線では視認できない等、車線間で視認の可不可が異なることがある。そのような場合に、当該車線毎の視認の可不可の情報をテーブルTB3のような車線リンク毎の情報に含めることも可能である。
制御部27は、CPU(Central Processing Unit)27A、ROM(Read Only Memory)27B及びRAM(Random Access Memory)27Cを含み、経路探索装置10の動作の制御を行うコンピュータである。CPU27Aが、ROM27Bや記憶部25に記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。
例えば、制御部27は、入力部21を介して、ユーザによって入力される経路探索条件を取得する。例えば、入力部21は、経路探索条件を受け付けると、経路探索条件を示すデータを制御部27に供給する。
制御部27は、例えば図4に示したように、ユーザが視認を希望する希望地物及びユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を含む経路探索条件を入力部21を介して取得する。
例えば、制御部27は、記憶部25に記憶された経路探索プログラムを読み出して実行することにより、経路を探索して経路情報を生成する。制御部27は、当該経路探索プログラムを実行する際に、入力部21を介して取得した経路探索条件(例えば図4)と、地図情報DBから読み出した地図情報(例えば図5、図6)とに基づいて経路探索を行う。この場合、制御部27は、経路探索部として機能する。
図7は、制御部27によって経路探索が実行される際の経路の選択について模式的に示す図である。図7は、地物Aの周囲に複数の道路が縦横に存在している様子を示している。道路と道路の交点がノードであり、交点と交点の間が道路区間(すなわち道路リンク)である。図7中の複数の道路区間のうち、道路リンクRL1、RL2及びRL3はいずれも地物Aを視認可能である道路区間である。
図7において、道路リンクRL1は地物Aの正面の近くを通り、道路リンクRL2は地物Aの側面の近くを通り、道路リンクRL3は地物Aの正面の遠くを通る道路区間である。このような場合、例えば、図5に示したように、地図情報において、道路リンクRL1についての地物Aの見え方について、大きさ「大」、配向「正面」が対応付けられて記憶されている。同様に、道路リンクRL2については大きさ「大」、配向「側面」、道路リンクRL3については大きさ「小」配向「正面」が対応付けられて記憶されている。
例えば、ユーザが地物Aの視認を希望しており、ユーザが希望する見え方が、「大」「正面」である場合、制御部27は、地物Aを視認可能な道路リンクRL1、RL2及びRL3のうち、地物Aについての地図情報上の見え方が「大」「正面」であり、希望見え方情報と適合する道路区間は道路リンクRL1であると判断して、道路リンクRL1を含む経路を生成する。
このように、制御部27は、地図情報において道路区間に対応付けられた、希望地物情報が示す地物、すなわちユーザが視認を希望する地物の見え方が、当該地物についての希望見え方情報における見え方と適合する道路区間を含むように、経路探索を行う。地図情報における見え方と、希望見え方情報における見え方とは、必ずしも一致しなくともよい。
例えば、「大きさ」と「配向」とのいずれを優先するかといったように、見え方を示す項目のうち、道路区間の選択における優先順位を、例えば探索プログラム又は地図情報において予め定めておいてもよい。また、例えば、見え方を示す項目のうちのいずれの項目を優先するかを予めユーザに入力させるようにしてもよい。
図8は、地物Aと複数の車線リンクとの位置関係を模式的に示す図である。図8において、車線リンクL1A及びL1Bと、車線リンクL1A及びL1Bとは進行方向が逆方向である車線リンクL1C及びL1Dとが道路リンクRL1に含まれている。
図8に示すように、車線リンクL1A及びL1Bは、進行方向に向かって左側に地物Aを視認できる車線リンクである。車線リンクL1C及びL1Dは、進行方向に向かって右側に地物Aを視認できる車線リンクである。
経路探索装置10は、図6に示したような車線リンクを区別した地物見え方データを含む地図情報を用いることで、道路区間に含まれる複数の車線の各々を区別して経路探索を行うことができる。
例えば図6に示したように、地物Aの見え方が車線リンク毎に対応付けられて地図情報DBに記憶されている。例えば、車線リンクL1A及びL1Bについては「方位」が「左」と記憶され、車線リンクL1C及びL1Dについては「方位」が「右」と記憶されている。
制御部27は、経路探索を行う際に、希望見え方情報において方位が「左」の場合には車線リンクL1A又はL1Bを含む経路を生成し、希望見え方情報における方位が「右」の場合には車線リンクL1C又はL1Dを含む経路を生成する。
このように、制御部27は、地図情報において車線リンクに対応付けられた、希望地物情報が示す地物の見え方が、当該地物について、希望見え方情報が示す見え方と適合する車線リンクを含むように経路探索を行う。従って、経路探索装置10は、地図情報及び希望見え方情報に基づいて特定された車線リンクを通る経路を探索することができる。
出力部29は、車両Mに備えられたタッチパネルディスプレイ15のディスプレイ15B及びスピーカ17に接続されている。出力部29は、制御部27からの命令に従って、ディスプレイ15B及びスピーカ17に各種情報を供給するインターフェースである。
例えば、出力部29は、制御部27によって探索された経路を示す情報をディスプレイ15Bに供給する。制御部27は、経路を出力から出力してディスプレイに表示させる表示制御部として機能する。また、出力部29は、経路を示す情報又は当該経路に関する案内情報をスピーカ17に供給してもよい。
また、出力部29は、経路探索条件の入力を受け付けるための入力画面又は選択画面をディスプレイ15Bに供給してもよく、経路探索条件の入力を促すための情報をスピーカ17に供給してもよい。
図9及び図10を参照しつつ、制御部27によって行われる経路探索について説明する。図9は、制御部27によって行われる経路探索フローの一例である経路探索ルーチンRT1を示すフローチャートである。制御部27は、例えば、経路探索装置10に電源が投入されると、経路探索ルーチンRT1を開始する。
制御部27は、経路探索ルーチンRT1を開始すると、経路探索の開始を指示する開始ボタンが押されたか否かを判定する(ステップS101)。ステップS101において、制御部27は、例えば、タッチパネルディスプレイ15及び入力部21を介して開始ボタンが押されたが否かを判定する。
制御部27は、ステップS101において、開始ボタンが押されたと判定する(ステップS101:YES)と、目的地を含む基本的な経路探索条件である目的地条件の入力を要求する旨の提示を行う(ステップS102)。ステップS102において、例えば、制御部27は、目的地条件の入力画面をディスプレイ15Bに表示させる。
ステップS102において、例えば、目的地等の経路探索のために必要な条件の入力を促す画面がディスプレイ15Bに表示される。ステップS102において、制御部27は、出力部29を介してディスプレイ15Bに目的地条件の入力画面を表示させる。
なお、例えば、ステップS102において、目的地条件の入力画面を表示させる代わりに、目的地条件についてユーザの発話によって入力を促す旨の表示(例えば、「目的地をお話しください」などの表示)を行ってもよく、目的地条件の入力を促す旨の音声(例えば、「目的地を入力してください」又は「目的地をお話しください」などの音声)をスピーカ17から出力してもよい。
制御部27は、ステップS102の実行後、目的地条件が入力されたか否かを判定する(ステップS103)。ステップS103において、例えば、制御部27は、入力部21が入力を受け付けて目的地条件を含むデータを制御部27に供給した場合に、目的地条件が入力されたと判定する。
制御部27は、目的地条件が入力されていないと判定すると(ステップS103:NO)、ステップS102及びS103を繰り返し、目的地条件の入力を促す旨の提示及び目的地条件が入力されているか否かの判定を再び実行する。
制御部27は、目的地条件が入力されたと判定すると(ステップS103:YES)、ユーザが視認を希望する希望地物があるか否かを判定する(ステップS104)。ステップS104において、例えば、希望地物があるか否かを選択する選択画面が表示され、希望地物があることを示す選択がされた場合に、希望地物があると判定される。
制御部27は、ステップS104において、希望地物があると判定すると(ステップS104:YES)、ユーザが視認を希望する地物及び当該地物の希望の見え方の入力を要求する旨の提示を行う(ステップS105)。
ステップS105において、例えば、ユーザが目的地までの経路上から視認を希望する地物及び当該地物に関する希望の見え方の入力を促す画面がディスプレイ15Bに表示される。ステップS105において、制御部27は、出力部29を介してディスプレイ15Bに希望地物及び見え方の入力画面を表示させる。例えば、当該入力画面において、「希望のランドマークを入力してください」、「ランドマークXXについての希望の見え方を入力してください」等のメッセージが表示される。
また、当該ディスプレイ15Bに表示されるメッセージは、ユーザによるタッチパネルディスプレイ15を介しての入力を促す他に、ユーザの発話によって、マイク11を介しての入力を促す旨のメッセージであってもよい。例えば、当該メッセージは、「希望のランドマークをお話しください」「希望の見え方をお話しください」などのメッセージであってもよい。
なお、例えば、ステップS105において希望地物及び見え方の入力を促す旨の提示を、ディスプレイ15Bを介して行う代わりに、スピーカ17を介して音声によって行ってもよい。例えば、希望地物及び見え方の入力を促す旨の音声、(「希望のランドマーク、希望の見え方をお話しください」、「希望のランドマーク、希望の見え方を入力してください」などの音声)をスピーカ17から出力してもよい。
なお、例えば、ステップS105において、候補となる地物を提示して、ユーザが視認を希望する地物を選択できるようにしてもよい。例えば出発地と目的地との間に存在する主要な地物を候補として提示してもよく、例えば出発地から目的地までの最短経路から所定範囲内に存在する地物を候補となる地物として提示してもよい。また、選択又は入力された地物の各々について、見え方を示すパラメータを提示し、希望の見え方を選択できるようにしてもよい。
ステップS102及びステップS105において、制御部27は、提示制御部として機能する。
制御部27は、ステップS105の実行後、希望地物及び希望の見え方が入力されたか否かを判定する(ステップS106)。ステップS106において、例えば、制御部27は、入力部21を介して、例えば図4に示したような、希望地物情報及び希望見え方情報を取得した場合に、希望地物及び希望の見え方が入力されたと判定する。ステップS106において、制御部27は、経路探索条件の取得(探索条件取得ステップ)を実行する探索条件取得部として機能する。
制御部27は、ステップS106において、希望地物及び希望の見え方が入力されていないと判定する(ステップS106:NO)と、ステップS105及びS105を繰り返し実行し、希望地物及び希望の見え方の入力要求の提示及び希望地物及び希望の見え方が入力されたか否かの判定を再び実行する。
制御部27は、ステップS106において、希望地物及び希望の見え方が入力されたと判定する(ステップS106:YES)と、希望地物が希望の見え方で視認可能な道路区間を含むように経路を探索する(ステップS107)。ステップS107において、例えば、制御部27は、地図情報DBに記憶された地図情報を参照し、地図情報における地物の見え方が、当該地物についてステップS106において取得された希望見え方情報が示す見え方と適合する道路区間を含む経路を探索する(経路探索ステップ)。ステップS107において、制御部27は、経路探索部として機能する。
ステップS104において、希望地物がないと判定した(ステップS104:NO)場合、ステップS107において、希望地物及び希望の見え方を探索条件とせずに通常の経路探索を行う。また、希望地物が無い場合、例えば、出発地から目的地までの間に存在する所定の推奨の地物を所定の推奨の見え方で視認可能な経路を含む最短経路となるように、経路探索を行ってもよい。
制御部27は、ステップS107の実行後、探索した経路をディスプレイ15Bに表示させる(ステップS108)。
制御部27は、ステップS108の実行後、又は、ステップS101において開始ボタンが押されていないと判定した(ステップS101:NO)場合に、経路探索ルーチンRT1を終了し、経路探索ルーチンRT1を繰り返し実行する。なお、経路探索装置10は、経路探索ルーチンRT1の終了後、経路案内を開始するように構成されていてもよい。
なお、経路探索ルーチンRT1において、ステップS102及びステップS103において、目的地の入力を不要としてもよい。例えば、ステップS107において、例えば、現在地を出発して希望地物を希望の見え方で視認可能な道路区間を含み、現在地を到着地点とする経路を探索することとしてもよい。
図10は、経路探索ルーチンRT1のステップS107において実行される経路探索の一例である経路探索サブルーチンRT2を示すフローチャートである。制御部27は、経路探索サブルーチンRT2を開始すると、記憶部25に記憶された地図情報DBを参照する(ステップS201)。ステップ201において、例えば、制御部27は、現在地から目的地までの最短の経路から所定範囲内の複数の道路区間の道路区間データを地図情報DBから読み出す。
制御部27は、ステップS201の実行後、希望地物が視認可能である道路区間を抽出する(ステップS202)。例えば、希望地物が複数入力されている場合には、ステップS201において、地物毎に、当該地物を視認可能である道路区間が抽出される。例えば図5に示したテーブルTB2の場合、地物Bについては地物Bを視認可能である道路リンクRL1及びRL2が抽出され、地物Dについては地物Dを視認可能である道路リンクRL1及びRL3が抽出される。
制御部27は、ステップS202の実行後、ステップS202において抽出された道路区間の中から、希望見え方情報が示す見え方に適合する道路区間を選択する(ステップS203)。ステップS203において、例えば、地図情報(例えば図5、図6)において地物に対応付けられた当該地物の見え方が、希望見え方情報(例えば図4)において当該地物に対応付けられた見え方に一致する道路区間が選択される。
例えば、地図情報における見え方と希望見え方情報における見え方とは必ずしも一致する場合に限られず、例えば、一致しない場合にはいずれの道路区間を選択するかについての判定基準を予め定めてもよい。例えば、見え方の項目が複数あってその一部が一致しない場合には、優先順位の高い項目について一致している道路区間を選択することとしてもよい。
制御部27は、ステップS203の実行後、ステップS203において選択した道路区間を含むように経路を生成する(ステップS204)。ステップ204において、例えば、ステップS203において選択した道路区間を含む経路のうち最短経路となる経路が生成される。
制御部27は、ステップS204の実行後、経路探索サブルーチンRT2を終了する。
以上、説明したように、本実施例の経路探索装置によれば、ユーザが移動体によって経路内を移動する際に視認を希望する地物を示す希望地物情報及び移動体から当該地物を視認する際の当該ユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を経路探索条件に含めることができ、当該経路探索条件と、地図情報とに基づいて、経路を探索することができる。
地図情報DBに記憶された地図情報は、複数の道路区間の各々を示す道路区間データに、当該複数の道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データ及び当該地物の見え方を示す地物見え方データが関連付けられた情報である。従って、経路探索において、希望地物情報が示す地物について、地図情報における当該地物の見え方が、希望見え方情報が示す当該地物の見え方と適合する道路区間を含むように経路を探索することができる。
ユーザは、当該ユーザの希望に適合した見え方で希望の地物を視認可能な道路区間を通って経路上を移動することができ、当該道路区間内を移動する際に、希望の地物を希望の見え方で視認することができる。
従って、ユーザが移動する際に経路上から地物を視認する際の見え方が希望の見え方に適合するように経路を探索することを可能とする経路探索装置を提供することができる。換言すれば、目的地や経由地等の探索条件に加えて、移動中の地物の見え方に関しても、ユーザのニーズを反映した経路探索をすることができる。このため、ユーザは視認を希望する地物へ立ち寄らずとも、目的地へ向かう経路の途中において、希望する地物を希望する態様で視認することが可能となり、希望する地物へ立ち寄るための時間ロスを低減しつつ、希望する地物を車中から見物することが可能となる。
さらに、本実施例の経路探索装置によれば、道路区間に含まれる車線リンクを特定した経路を探索することができる。これによって、同じ道路区間内であっても、地物の見え方が進行方向によって異なる場合や車線毎に異なる場合、より最適な見え方となる車線リンクを含む経路を生成することができる。従って、ユーザが移動する際に経路上から地物を視認する際の見え方が、より希望の見え方に沿った見え方となるように経路を探索することを可能とする経路探索装置を提供することができる。
なお、上記の実施例において、「見え方」を示すパラメータとして例えば大きさ、配向等の項目を例にして説明したが、見え方を示すパラメータとして希望見え方情報や地物見え方データに含まれるものは実施例に用いたものに限られず、適宜設定することができる。例えば、地物の全体が見えている場合を100%とした場合に、例えば他の地物等に遮られて見えない部分がある場合に、見えている部分の割合を示す数値を見え方のパラメータの1つとしてもよい。
また、地物の「見え方」を示す指標は数値で表してもよく、所定数値の見え方の程度を設定してもよい。
なお、上記の実施例において、地図情報DBに記憶された地図情報について、所定の更新がされてもよく、例えば定期的に更新されてもよい。また、地図情報DBは外部サーバに記憶されており、経路探索装置10における必要に応じて受信されてもよい。
または、上記の実施例の変形例として、地図情報DB及び経路探索部並びに、提示制御部としての制御部27が外部サーバに配置されてもよい。この場合、車両Mに搭載される、又はユーザによって携帯される端末装置は少なくとも入力部21及び出力部29を備えるものとし、端末装置は無線ネットワークを介して外部サーバと通信を行う。外部サーバに配置された経路探索部及び提示制御部としての制御部27は、無線ネットワークを介して端末装置から経路探索条件を取得し、経路探索ルーチンRT1の終了後、生成した経路情報を端末装置に送信し、端末装置の出力部29を介してディスプレイ15Bまたはスピーカ17により提示させる。
上述した実施例及び変形例における構成は例示に過ぎず、用途等に応じて適宜選択及び変更可能である。
10 経路探索装置
11 マイク
15 タッチパネルディスプレイ
15A タッチパネル
15B ディスプレイ
17 スピーカ
19 システムバス
21 入力部
22 センサ
23 GPS受信機
25 記憶部
27 制御部
29 出力部

Claims (9)

  1. ユーザが移動体によって経路内を移動する際に視認を希望する地物を示す希望地物情報、及び前記移動体から当該地物を視認する際の前記ユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を含む経路探索条件を取得する探索条件取得部と、
    地図情報と、前記経路探索条件とに基づいて、前記希望地物情報が示す地物の見え方が、前記希望見え方情報が示す見え方と適合する道路区間を含む前記経路を探索する経路探索部と、
    を有し、
    前記地図情報は、複数の道路区間の各々を示す道路区間データに、前記複数の道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データ及び当該地物の見え方を示す地物見え方データが関連付けられた情報であることを特徴とする経路探索装置。
  2. 前記地物見え方データは、前記地物見え方データが対応付けられた道路区間から前記地物を視認した際の当該地物が視認可能である方向、大きさ、及び視認可能である部分並びに前記地物見え方データが対応付けられた道路区間において前記地物が視認可能である区間長の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の経路探索装置。
  3. 前記希望見え方情報は、前記希望地物情報が示す地物について視認が希望される方向、大きさ、前記地物の部分、視認可能な時間の長さ、及び視認可能な道路の長さの少なくとも1つを示す情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の経路探索装置。
  4. 前記経路探索条件は、出発地、目的地、到着地、希望到着時間及び希望移動時間の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の経路探索装置。
  5. 前記希望地物情報及び前記希望見え方情報の入力を要求する旨の提示に関する制御を行う提示制御部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の経路探索装置。
  6. 前記道路区間データは、前記道路区間の車線の各々を示す車線リンクデータを含み、
    前記地図情報は、前記車線リンクデータに対応付けられた地物データ及び地物見え方データを含み、
    前記経路探索部は、前記地図情報及び前記希望見え方情報に基づいて、前記希望地物情報が示す地物の見え方が、前記希望見え方情報が示す見え方と適合する車線を含む経路を探索することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の経路探索装置。
  7. 経路探索装置が経路探索を行う経路探索方法であって、
    探索条件取得部が、ユーザが移動体によって経路内を移動する際に視認を希望する地物を示す希望地物情報及び前記移動体から当該地物を視認する際の前記ユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を含む経路探索条件を取得する探索条件取得ステップと、
    経路探索部が、地図情報及び前記経路探索条件に基づいて、前記希望地物情報が示す地物の見え方が、前記希望見え方情報が示す見え方と適合する道路区間を含む前記経路を探索する経路探索ステップと、
    を含み、
    前記地図情報は、複数の道路区間の各々を示す道路区間データに、前記複数の道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データ及び当該地物の見え方を示す地物見え方データが関連付けられた情報であることを特徴とする経路探索方法。
  8. コンピュータを備える経路探索装置によって実行される経路探索プログラムであって、前記コンピュータに、
    探索条件取得部が、ユーザが移動体によって経路内を移動する際に視認を希望する地物を示す希望地物情報及び前記移動体から当該地物を視認する際の前記ユーザが希望する見え方を示す希望見え方情報を含む経路探索条件を取得する探索条件取得ステップと、
    経路探索部が、地図情報及び前記経路探索条件に基づいて、前記希望地物情報が示す地物の見え方が、前記希望見え方情報が示す見え方と適合する道路区間を含む前記経路を探索する経路探索ステップと、
    を実行させ、
    前記地図情報は、複数の道路区間の各々を示す道路区間データに、前記複数の道路区間の各々から視認可能な地物を示す地物データ及び当該地物の見え方を示す地物見え方データが関連付けられた情報であることを特徴とする経路探索プログラム。
  9. 請求項8に記載の経路探索プログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータが読取可能な記録媒体。
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