JP2022054152A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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Abstract

【課題】本発明の課題は、キャニスタ及びパージバルブを備える乗鞍型車両において、スペース効率の低下、製造コストの増加、及び車両重量の増加を抑制する。【解決手段】鞍乗型車両は、車体フレームと、エンジンと、燃料タンクと、キャニスタと、パージバルブと、ホルダとを備える。車体フレームは、ヘッドパイプを含む。エンジンは、スロットルボディを含む。エンジンは、車体フレームに支持される。キャニスタは、車両側面視で水平方向に対して傾斜した平面部を含む。パージバルブは、キャニスタ及びスロットルボディに接続される。ホルダは、弾性材料で形成され、キャニスタ及びパージバルブを一体的に保持する。ホルダは、キャニスタの平面部が装着される装着部と、装着部から突出して形成されたバルブ保持部とを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
特許文献1に開示された鞍乗型車両は、キャニスタと、パージバルブとを備えている。キャニスタ及びパージバルブは、エンジンのシリンダの後側に固定金具を介して取り付けられている。固定金具は、エンジンからキャニスタに伝達される振動を吸収するための防振ブッシュを介してシリンダに固定されている。
特開2012-1119号公報
従来の鞍乗型車両では、キャニスタが固定金具を介してシリンダに固定されているので、固定金具を配置するスペースや固定金具を取り付ける部材が必要になる。このため、スペース効率の低下、製造コストの増加、さらには車両重量の増加が問題となる。また、防振ブッシュを設けることによっても、製造コストの増加が問題となる。
本発明の課題は、キャニスタ及びパージバルブを備える乗鞍型車両において、スペース効率の低下、製造コストの増加、及び車両重量の増加を抑制することにある。
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、車体フレームと、エンジンと、燃料タンクと、キャニスタと、パージバルブと、ホルダとを備える。車体フレームは、ヘッドパイプを含む。エンジンは、スロットルボディを含む。エンジンは、車体フレームに支持される。キャニスタは、車両側面視で水平方向に対して傾斜した平面部を含む。パージバルブは、キャニスタ及びスロットルボディに接続される。ホルダは、弾性材料で形成され、キャニスタ及びパージバルブを一体的に保持する。ホルダは、キャニスタの平面部が装着される装着部と、装着部から突出して形成されたバルブ保持部とを含む。
本態様に係る鞍乗型車両では、キャニスタ及びパージバルブが弾性材料で形成されたホルダに一体的に保持されるので、キャニスタ及びパージバルブを備える乗鞍型車両において、スペース効率の低下、製造コストの増加、及び車両重量の増加を抑制することができる。また、ホルダによってエンジンからキャニスタ及びパージバルブに伝達される振動を抑制することができる。また、バルブ保持部がキャニスタの平面部が装着される装着部から突出して設けられているので、パージバルブをキャニスタに近接した位置で保持することができる。これにより、例えば、パージバルブとキャニスタとを接続するホースを短くすることができるので、ホースを効率よく配置できるとともに、製造コストの増加を抑制できる。
バルブ保持部は、車幅方向に貫通して形成された孔形状を有してもよい。パージバルブは、車幅方向からバルブ保持部に挿入されてバルブ保持部に保持されてもよい。この場合は、パージバルブを簡単な構成で保持することができる。
鞍乗型車両は、スタータモータをさらに備えてもよい。ホルダは、スタータモータを保持するモータ保持部をさらに含んでもよい。この場合は、スペース効率の低下、製造コストの増加、及び車両重量の増加を抑制することができる。
鞍乗型車両は、ヘッドパイプの後方に配置された燃料タンクをさらに備えてもよい。ホルダは、燃料タンクに接続されるホースを案内するガイド部を含んでもよい。この場合は、ホルダによってホースをガイドすることができる。
パージバルブは、キャニスタの上方に配置されてもよい。この場合は、キャニスタと燃料タンクとの距離が近くなるので、キャニスタと燃料タンクとを接続するホースを短くできる。
本発明によれば、パージバルブとスロットルボディとを接続するホースを効率よく配置することができる乗鞍型車両を提供できる。
鞍乗型車両の左側面図である。 エンジン周辺の左側面図である。 エンジン周辺の上面図である。 エンジン周辺を車両後方から見た図である。 図2の部分拡大図である。 キャニスタ、パージバルブ、スタータモータ及びホルダの左側面図である。 キャニスタ、パージバルブ及びホルダの上面図である。 クランクケース、スタータモータ及びホルダを車両右後方から見た斜視図である。 ホルダの斜視図である。
以下、本発明の一態様に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、「前後」、「上下」、「左右」等の方向を示す用語は、鞍乗型車両100を運転する時のライダーから見た方向を基準として説明する。
図1は、鞍乗型車両100の左側面図である。鞍乗型車両100は、車体フレーム2と、ステアリング装置3と、前輪4、後輪5と、エンジン6と、燃料タンク7と、シート8とを備える。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ11と、メインフレーム12と、クロスフレーム13(図4参照)とを含む。ヘッドパイプ11は、前方かつ下方に延びている。ヘッドパイプ11は、車幅方向における鞍乗型車両100の中心に配置されている。
メインフレーム12は、前端がヘッドパイプ11に接続されている。メインフレーム12は、左右に一対設けられている。メインフレーム12は、ヘッドパイプ11から左右に分岐してヘッドパイプ11から後方に延びている。なお、「接続」とは、直接的な接続に限らず、間接的な接続も含む。また、「接続」とは、別体の部材が互いに固定されていることに限らず、一体の部材において複数の部分が連続していることも含む。
メインフレーム12は、左メインフレーム12Lと、右メインフレーム12R(図2参照)とを含む。左メインフレーム12Lは、車幅方向における鞍乗型車両100の中心よりも左方に配置されている。右メインフレーム12Rは、車幅方向における鞍乗型車両100の中心よりも右方に配置されている。クロスフレーム13は、車幅方向に延びており、左メインフレーム12Lと右メインフレーム12Rとを接続する。クロスフレーム13は、車両平面視でエンジン6と重なる。
ステアリング装置3は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。ステアリング装置3は、フロントフォーク14と、ハンドル部15とを含む。フロントフォーク14は、前方かつ下方に延びている。フロントフォーク14は、下端が前輪4に接続されている。ハンドル部15は、フロントフォーク14に接続されている。ハンドル部15は、左右方向に延びるハンドルバー15aを含む。ハンドルバー15aの両端にはグリップが設けられている。
前輪4は、フロントフォーク14に回転可能に支持されている。後輪5は、エンジン6の後方に配置されるスイングアーム16に回転可能に支持されている。
エンジン6は、車体フレーム2に支持されている。エンジン6は、メインフレーム12の下方に配置されている。
図2は、エンジン6周辺の左側面図である。図3は、エンジン6周辺の上面図である。図4は、エンジン6周辺を車両後方から見た図である。図5は、図2の部分拡大図である。エンジン6は、クランクケース21と、シリンダ22と、スロットルボディ23とを含む。
シリンダ22は、クランクケース21の前部から前方かつ上方に延びている。スロットルボディ23は、シリンダ22に接続されている。スロットルボディ23は、燃料タンク7の下方に配置されている。スロットルボディ23は、エンジン6に取り込む空気量を調整する。スロットルボディ23には、エアクリーナ25が接続されている。エアクリーナ25は、シリンダ22の上方に配置されている。
スロットルボディ23は、複数のスロットル23aと、複数のスロットル23aのそれぞれに設けられた接続口23bとを含む。複数のスロットル23aは、左右方向に互いに間隔を隔てて配置されている。複数のスロットル23aは、円筒形状を有しており、シリンダ22から後方かつ上方に延びている。複数のスロットル23aの内部には図示しないスロットルバルブが配置されている。なお、スロットルボディ23は、スロットル23aを1つだけ含む構成であってもよい。接続口23bは、後述する第1ホース51が接続される。接続口23bは、スロットル23aよりも前方に配置されている。接続口23bは、スロットル23aの外周部からヘッドパイプ11に向かって前方かつ上方に延びている。図5に示すように、接続口23bの前端231bは、スロットル23aよりも前方に位置する。
燃料タンク7は、ヘッドパイプ11の後方に配置されている。燃料タンク7は、エンジン6及びメインフレーム12の上方に配置されている。シート8は、燃料タンク7の後方に配置されている。シート8は、前後方向に延びている。
図2から図5に示すように、鞍乗型車両100は、キャニスタ30と、パージバルブ40と、第1-第4ホース51-54と、スタータモータ56と、ホルダ60とを含む。
キャニスタ30は、ホルダ60に保持されている。キャニスタ30は、スロットルボディ23よりも後方かつ燃料タンク7の下方に配置されている。本実施形態では、キャニスタ30は、スロットルボディ23の後方に配置されている。キャニスタ30は、車両側面視でシリンダ22と前後方向に重なる。キャニスタ30は、クランクケース21の上方に配置されている。キャニスタ30は、図3に示すように、車両平面視でスロットルボディ23と重ならない。
図2及び図4に示すように、キャニスタ30は、車体フレーム2の内側に配置されている。キャニスタ30は、メインフレーム12の下方に配置されている。キャニスタ30は、車両側面視でメインフレーム12と重ならない。キャニスタ30は、車両後方から見て、左メインフレーム12Lと右メインフレーム12Rの間に配置されている。
図6は、キャニスタ30、パージバルブ40、スタータモータ56及びホルダ60の左側面図である。図7は、キャニスタ30、パージバルブ40及びホルダ60の上面図である。キャニスタ30は、本体部30aと、複数のリブ30bと、第1-第3接続口30c-30eと、複数の冷却フィン30fとを含む。
本体部30aは、略直方体形状を有しており、車両側面視で水平方向に対して傾斜している。本体部30aは、前部が後部よりも上方に位置するように傾斜している。詳細には、本体部30aは、前面部301aと、後面部301bと、左面部301cと、右面部301dと、上面部301eと、下面部301fとを含む。前面部301a-下面部301fのそれぞれは、本体部30aにおいて前後方向、左右方向及び上下方向のそれぞれに位置する外面部分である。前面部301a-下面部301fのそれぞれは、車両側面視で水平方向に対して傾斜した平面で構成されている。上面部301eは、平面部の一例である。
上面部301eの前端は、上面部301eの後端よりも上方に位置する。下面部301fの前端は、下面部301fの後端よりも上方に位置する。前面部301aは、下面部301fの前端から上方かつ後方に延びている。後面部301bは、下面部301fの後端から上方かつ後方に延びている。本体部30aは、左右方向及び前後方向の寸法が上下方向の寸法よりも大きい。本体部30aは、左右方向の寸法が前後方向の寸法よりも大きい。左面部301cは、右面部301dよりも拡径して形成されている。複数のリブ30bは、本体部30aの上面部301eと下面部301fのそれぞれに複数形成されている。複数のリブ30bは、それぞれ前後方向に延びている。
図7に示すように、第1接続口30c及び第2接続口30dは、本体部30aの右面部301dから車幅方向に突出している。第1接続口30cは、燃料タンク7から延びる第3ホース53が接続される。第2接続口30dは、第1接続口30cの後方に配置されている。第2接続口30dは、第2ホース52を介してパージバルブ40に接続される。第3接続口30eは、本体部30aの左面部301cから車幅方向に突出している。第3接続口30eは、キャニスタ30の空気を排出するための第4ホース54が接続される。
複数の冷却フィン30fは、本体部30aの左面部301cから車幅方向に突出するとともに前後方向に延びている。複数の冷却フィン30fは、前方から後方に向かって下方に傾斜している。複数の冷却フィン30fは、上下方向に互いに間隔を隔てて配置されている。
パージバルブ40は、キャニスタ30及びスロットルボディ23に接続される。パージバルブ40は、キャニスタ30とスロットルボディ23とを接続する吸気通路に配置される。パージバルブ40は、キャニスタ30からスロットルボディ23に供給される揮発したガソリンの流量を調節する。パージバルブ40は、図示しないエンジンコントロールユニットによって制御される。
パージバルブ40は、ホルダ60に保持されている。パージバルブ40は、キャニスタ30の上方に配置されている。パージバルブ40は、車両平面視で全体がキャニスタ30と重なる。より詳細には、パージバルブ40は、車両平面視で全体がキャニスタ30の本体部30aの上面部301eと重なる。図5に示すように、パージバルブ40は、スロットルボディ23よりも後方に配置されている。パージバルブ40は、車両側面視でスロットルボディ23と車両前後方向に重なる。パージバルブ40は、車体フレーム2の内側に配置されている。パージバルブ40は、車両側面視で車体フレーム2と重なる。詳細には、パージバルブ40は、車両側面視で一部がメインフレーム12と重なる。パージバルブ40は、車両平面視でクロスフレーム13と重なる。なお、パージバルブ40は、車両側面視で全体がメインフレーム12と重なってもよいし、車両側面視でメインフレーム12と重なっていなくてもよい。
パージバルブ40は、本体部40aと、連結部40bと、第1接続口40cと、第2接続口40dと、第3接続口40eを含む。本体部40aは、左右方向の寸法が前後方向及び上下方向の寸法よりも大きい。本体部40aは、ホルダ60に接触してホルダ60に保持されている。本体部40aは、図7に示すように、キャニスタ30の第1接続口30cよりも後方かつ第2接続口30dよりも前方に配置されている。連結部40bは、本体部40aの左端から車幅方向に延びている。第1接続口40c及び第2接続口40dは、連結部40bを介して本体部40aに接続されている。第1接続口40c及び第2接続口40dは、連結部40bから前方かつ下方に延びている。なお、連結部40bは、省略されてもよい。すなわち、第1接続口40c及び第2接続口40dは、本体部40aに直接接続されていてもよい。
第1接続口40cは、図5に示すように、第1ホース51を介してスロットルボディ23に接続される。第1接続口40cは、スロットルボディ23の接続口23bよりも下方に配置されている。すなわち、スロットルボディ23の接続口23bは、第1接続口40cよりも上方に配置されている。第2接続口40dは、図7に示すように、第2ホース52を介してキャニスタ30に接続される。第2接続口40dは、本体部40aと第1接続口40cの間に配置されている。第2接続口40dは、キャニスタ30の第2接続口30dよりも上方に位置している。第3接続口40eは、パージバルブ40とエンジンコントロールユニットとを接続する図示しない電気ケーブルが差し込まれる。第3接続口40eは、本体部40aの右端から前方かつ下方に延びている。
次に、図3及び図5を参照して、第1ホース51の詳細について説明する。第1ホース51は、ホースの一例である。第1ホース51は、スロットルボディ23とパージバルブ40とを接続する。第1ホース51は、一端がスロットルボディ23の接続口23bに接続され、他端がパージバルブ40の第1接続口40cに接続される。第1ホース51は、第1部分51aと、第2部分51bと、第3部分51cと、第4部分51dとを含む。
第1部分51aは、後端がパージバルブ40の第1接続口40cに接続され、スロットルボディ23に向かって前方かつ下方に延びている。第2部分51bは、第1部分51aの前端から前方かつ上方に延びている。第2部分51bの前端は、第2部分51bの後端よりも車幅方向外方に位置する。第2部分51bの前端は、車両側面視でスロットルボディ23のスロットル23aと重なる。第2部分51bの寸法は、第1部分51aの寸法よりも大きい。
第3部分51cは、第2部分51bの前端から前方かつ上方に延びている。第3部分51cは、第2部分51bよりも緩やかに傾斜している。第3部分51cの先端は、スロットルボディ23の接続口23bよりも前方かつ上方に配置されている。第4部分51dは、複数のスロットル23aのそれぞれに設けられた各接続口23bに接続される。第4部分51dは、図3に示すように、第3部分51cの前端から車幅方向に延びる第1延長部51eと、第1延長部51fから分岐する複数の延長部51gとを含む。複数の延長部51gは、スロットルボディ23の接続口23bに向かって下方かつ後方に延びている。
図7に示すように、第2ホース52は、キャニスタ30とパージバルブ40とを接続する。第2ホース52は、一端がキャニスタ30の第2接続口30dに接続され、他端がパージバルブ40の第2接続口40dに接続される。第2ホース52の一部は、車両平面視で前面部301aと重なる。
図2及び図4に示すように、第3ホース53は、燃料タンク7とキャニスタ30とを接続する。第3ホース53は、一端が燃料タンク7のキャップ7aに接続され、他端がキャニスタ30の第1接続口30cに接続される。燃料タンク7内で揮発したガソリンは、第3ホース53を介してキャニスタ30に吸着される。第3ホース53は、燃料タンク7のキャップ7aから下方に延びている。
第4ホース54は、排出ホースの一例である。第4ホース54は、キャニスタ30の空気を排出する。図5及び図6に示すように、第4ホース54は、一端がキャニスタ30の第3接続口30eに接続され、他端が開放されている。第4ホース54は、エンジン6の後方でキャニスタ30に接続されている。第4ホース54は、第3接続口30eから下方に延びている。
図6に示すように、スタータモータ56は、ホルダ60に保持されている。スタータモータ56は、エンジン6に取り付けられる。詳細には、スタータモータ56は、クランクケース21に設けられる図示しないモータ取付部に取り付けられる。スタータモータ56は、キャニスタ30の下方に配置されている。スタータモータ56は、パージバルブ40よりも前方に配置されている。スタータモータ56の前端は、キャニスタ30の前面部301aよりも前方に配置されている。スタータモータ56の後端は、キャニスタ30の後面部301bよりも前方に位置している。スタータモータ56は、車両平面視でパージバルブ40と重なる。
図8は、クランクケース21、スタータモータ56及びホルダ60を車両右後方から見た斜視図である。なお、図8では、キャニスタ30及びパージバルブ40は省略されている。図6及び図8に示すように、スタータモータ56は、モータ本体部56aと、回転軸56bと、第1ブラケット部56cと、第2ブラケット部56dとを含む。モータ本体部56aは、略円筒形状を有している。回転軸56bは、車幅方向に延びている。第1ブラケット部56c及び第2ブラケット部56dは、モータ本体部56aの右端から車幅方向に突出している。第1ブラケット部56c及び第2ブラケット部56dは、ボルトなどの固定部材が挿入される孔を有しており、孔に挿入された固定部材によってクランクケース21に固定される。第1ブラケット部56cと第2ブラケット部56dとは、前後方向に間隔を隔てて配置されている。
図9は、ホルダ60の斜視図である。ホルダ60は、例えばゴムなどの弾性材料で形成されている。ホルダ60は、キャニスタ30、パージバルブ40及びスタータモータ56を一体的に保持する。ホルダ60は、キャニスタ保持部61と、バルブ保持部62と、モータ保持部63とを含む。キャニスタ保持部61、バルブ保持部62及びモータ保持部63は、車幅方向に貫通して形成された孔形状を有する。キャニスタ保持部61、バルブ保持部62及びモータ保持部63は、ホルダ60においてそれぞれ独立して形成されている。
キャニスタ保持部61は、バルブ保持部62とモータ保持部63の間に配置されている。キャニスタ保持部61は、キャニスタ30の本体部30aの外形に対応した形状を有している。したがって、キャニスタ保持部61は、車両側面視で略矩形状の孔形状を有する。キャニスタ30は、車幅方向からキャニスタ保持部61に挿入されて、キャニスタ保持部61に保持される。キャニスタ保持部61は、キャニスタ30の上面部301eが装着される装着部61aと、キャニスタ30の複数のリブ30bを係止する複数のスリット61bとを含む。装着部61aの内側面61cは、上面部301eに接触するようにキャニスタ30の上面部301eに対応した形状を有している。装着部61aは、車両平面視で水平方向に対して傾斜した平面で構成されている。装着部61aは、前部が後部よりも上方に位置するように傾斜している。複数のスリット61bは、キャニスタ保持部61の下部と装着部31aのそれぞれに複数形成されている。
バルブ保持部62は、キャニスタ保持部61の上部に配置されている。バルブ保持部62は、キャニスタ保持部61の装着部61aから上方に突出して形成されている。バルブ保持部62は、装着部61aにおいて第2接続口30d側に偏倚している。バルブ保持部62は、図7に示すように、車両平面視で全体がキャニスタ保持部61と重なる。バルブ保持部62は、車両平面視でモータ保持部63と重なる。パージバルブ40は、車幅方向からバルブ保持部62に挿入されてバルブ保持部62に保持される。本実施形態におけるバルブ保持部62は、パージバルブ40の本体部40aの外形に対応した形状を有しており、パージバルブ40の本体部40aがバルブ保持部62に接触して保持される。
モータ保持部63は、キャニスタ保持部61の下部に配置されている。スタータモータ56は、車幅方向からモータ保持部63に挿入されてモータ保持部63に保持される。本実施形態におけるモータ保持部63は、スタータモータ56のモータ本体部56aの外形に対応した形状を有している。したがって、モータ保持部63は、車両側面視で略円筒形状を有する。スタータモータ56のモータ本体部56aは、モータ保持部63に接触して保持される。
ホルダ60は、複数の支持突起64a-64cと、突出部65と、ガイド部66とを含む。支持突起64aは、モータ保持部63の前下部から突出している。支持突起64b,64cは、モータ保持部63の後下部から突出している。支持突起64bと支持突起64cは、車幅方向に離れている。図8に示すように、支持突起64aは、シリンダ22に接触し、支持突起64b,64cは、クランクケース21に接触している。
突出部65は、図7に示すように、モータ保持部63の下部から車幅方向に突出している。突出部65は、図8に示すように、スタータモータ56の第1ブラケット部56cと第2ブラケット部56dとに挟持されている。
ガイド部66は、燃料タンク7に接続されるホース58を案内する。ホース58は、一端が燃料タンク7に接続され、他端が開放されている。ホース58は、燃料タンク7から概ね下方に延びている。ホース58の他端は、エンジン6の後方に配置されている。ガイド部66は、クランプ形状に形成されており、ホース58を把持する。ガイド部66にガイドされたホース58の一部は、車両側面視で第4ホース54と重なる。
本態様に係る鞍乗型車両100では、キャニスタ30及びパージバルブ40が弾性材料で形成されたホルダ60に一体的に保持されるので、キャニスタ30及びパージバルブ40を備える鞍乗型車両100において、スペース効率の低下、製造コストの増加、及び車両重量の増加を抑制することができる。また、ホルダ60によってエンジン6からキャニスタ30及びパージバルブ40に伝達される振動を抑制することができる。また、車両平面視で水平方向に対して傾斜した平面で構成される装着部61aからバルブ保持部62が突出して設けられているので、パージバルブ40をキャニスタ30に近接した位置で保持することができる。これにより、例えば、パージバルブ40とキャニスタ30とを接続する第2ホース52を短くすることができるので、第2ホース52を効率よく配置できるとともに、製造コストの増加を抑制できる。
バルブ保持部62は、車幅方向に貫通して形成された孔形状を有しており、パージバルブ40は、車幅方向からバルブ保持部62に挿入されてバルブ保持部62に保持される。このため、パージバルブ40を簡単な構成で保持することができる。
ホルダ60は、スタータモータ56を保持するモータ保持部63を含むので、スペース効率の低下、製造コストの増加、及び車両重量の増加をさらに抑制することができる。
ホルダ60は、燃料タンク7に接続されるホース58を案内するガイド部66を含むので、ホルダ60によってホース58をガイドすることができる。
パージバルブ40は、キャニスタ30の上方に配置されているので、キャニスタ30と燃料タンク7との距離が近くなり、キャニスタ30と燃料タンク7とを接続する第3ホース53を短くできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
鞍乗型車両100は、スクータに限らず、他の車両であってもよい。車体フレーム2、及びエンジン6の構造は、変更されてもよい。
前記実施形態では、平面部の一例として上面部301eを例示したが、平面部は、前面部301a或いは後面部301bによって構成されてもよい。例えば、平面部が前面部301aによって構成される場合は、キャニスタ保持部61において前面部301aが装着される部分が装着部61aに対応し、バルブ保持部62が前面部301aから前方に突出して形成される。同様に、平面部が後面部301bによって構成される場合は、キャニスタ保持部61において後面部301bが装着される部分が装着部61aに対応し、バルブ保持部62が後面部301bから後方に突出して形成される。
本発明によれば、キャニスタ及びパージバルブを備える乗鞍型車両において、スペース効率の低下、製造コストの増加、及び車両重量の増加を抑制することができる。
2 車体フレーム
6 エンジン
7 燃料タンク
11 ヘッドパイプ
23 スロットルボディ
30 キャニスタ
301e 上面部(平面部の一例)
40 パージバルブ
56 スタータモータ
60 ホルダ
61a 装着部
62 バルブ保持部
63 モータ保持部
66 ガイド部
100 鞍乗型車両

Claims (5)

  1. ヘッドパイプを含む車体フレームと、
    スロットルボディを含み、前記車体フレームに支持されたエンジンと、
    車両側面視で水平方向に対して傾斜した平面部を含むキャニスタと、
    前記キャニスタ及び前記スロットルボディに接続されるパージバルブと、
    弾性材料で形成され、前記キャニスタ及び前記パージバルブを一体的に保持するホルダと、
    を備え、
    前記ホルダは、前記キャニスタの前記平面部が装着される装着部と、前記装着部から突出して形成されたバルブ保持部とを含む、
    鞍乗型車両。
  2. 前記バルブ保持部は、車幅方向に貫通して形成された孔形状を有し、
    前記パージバルブは、車幅方向から前記バルブ保持部に挿入されて前記バルブ保持部に保持されている、
    請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記エンジンに取り付けられるスタータモータをさらに備え、
    前記ホルダは、前記スタータモータを保持するモータ保持部をさらに含む、
    請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記ヘッドパイプの後方に配置された燃料タンクをさらに備え、
    前記ホルダは、前記燃料タンクに接続されるホースを案内するガイド部を含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記パージバルブは、前記キャニスタの上方に配置されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
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