JP2022053823A - 光検出装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量素子の単位面積当たりの容量を増大できる光検出装置及び電子機器を提供する。【解決手段】光検出装置は、入射した光を光電変換する光電変換部、光電変換部により生成された信号電荷が読み出される浮遊拡散部が形成される基板と、基板の光入射側の面と反対側となる面に積層され、浮遊拡散部に接続され信号電荷を一時的に蓄積する容量素子、光電変換部から出力された信号電荷に対し信号処理を実行するトランジスタ、を有する配線層とを備える。容量素子は、基板の少なくとも一部を覆う第1の電極部と、第1の電極部に対向する第2の電極部と、第1の電極部と第2の電極部との間に配置され、容量素子の占有面積より大きい面積を有する絶縁膜とを備える。【選択図】図17

Description

本開示に係る技術(本技術)は、光検出装置及び光検出装置を備えた電子機器に関する。
イメージセンサのダイナミックレンジを拡大することを目的として、FD(フローティング・ディフュージョン)部に容量素子を接続する方法は有効であるが、容量素子の光入射面側から見た平面レイアウト上の占有面積分だけ光電変換部の受光面積が狭くなり、感度が低下してしまう。このため、容量素子の単位面積当たりの容量Cは大きいことが望ましい。
特許文献1では、プレーナ型キャパシタで構成される容量素子のゲート絶縁膜の厚さを薄くすることで、単位面積当たりの容量Cを増大させている。
特許文献2では、ノイズ低減を目的として、トレンチ型キャパシタで構成される容量素子を備えている。
特開2005-347655号公報 特開2015-050463号公報
ところで、上記特許文献1では、ゲート絶縁膜の薄膜化には限界があるため、容量をより大きな値に設計することは困難である。
また、上記特許文献2では、容量素子は、増幅トランジスタのドレインと電圧供給源との間に接続されているため、FD部の容量には寄与しない。
本開示はこのような事情に鑑みてなされたもので、容量素子の単位面積当たりの容量を増大できる光検出装置及び電子機器を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、入射した光を光電変換する光電変換部、前記光電変換部により生成された信号電荷が読み出される浮遊拡散部が形成される基板と、前記基板の光入射側の面と反対側となる面に積層され、前記浮遊拡散部に接続され前記信号電荷を一時的に蓄積する容量素子、前記光電変換部から出力された信号電荷に対し信号処理を実行するトランジスタ、を備え、前記容量素子は、前記基板の少なくとも一部を覆う第1の電極部と、前記第1の電極部に対向する第2の電極部と、前記第1の電極部と前記第2の電極部との間に配置され、前記容量素子の占有面積より大きい面積を有する絶縁膜とを備える光検出装置である。
本開示の他の態様は、入射した光を光電変換する光電変換部、前記光電変換部により生成された信号電荷が読み出される浮遊拡散部が形成される基板と、前記基板の光入射側の面と反対側となる面に積層され、前記浮遊拡散部に接続され前記信号電荷を一時的に蓄積する容量素子、前記光電変換部から出力された信号電荷に対し信号処理を実行するトランジスタ、を備え、前記容量素子は、前記基板の少なくとも一部を覆う第1の電極部と、前記第1の電極部に対向する第2の電極部と、前記第1の電極部と前記第2の電極部との間に配置され、前記容量素子の占有面積より大きい面積を有する絶縁膜とを備える光検出装置を備えた電子機器である。
本技術の第1の実施形態に係る光検出装置としての固体撮像素子の全体を示す概略構成図である。 第1の実施形態における画素の等価回路を示す図である。 図1の画素を通る矢印A1-B1を垂直方向に切断した断面図である。 比較例における容量素子の接続方法の一例を示す断面図である。 第1の実施形態における容量素子の接続方法の一例を示す断面図である。 第1の実施形態における容量素子の基板に対する接続構成を示す斜視図である。 第1の実施形態の変形例として、画素の等価回路を示す図である。 本技術の第2の実施形態として、基板に対する容量素子の接続構成を示す斜視図である。 本技術の第3の実施形態として、基板に対する容量素子の接続構成を示す斜視図である。 本技術の第4の実施形態として、基板に対する容量素子の接続構成を示す斜視図である。 本技術の第5の実施形態として、基板に対する容量素子の接続構成を示す平面図と、直線A-A'を垂直方向に切断した断面図である。 本技術の第6の実施形態として、配線層中に形成された容量素子を示す断面図である。 第6の実施形態における容量素子とFD部との接続構成の一例を示す断面図である。 第6の実施形態における容量素子とFD部との接続構成の他の一例を示す断面図である。 本技術の第7の実施形態として、基板に対する容量素子の接続構成を示す平面図と、直線B-B'を垂直方向に切断した断面図である。 第7の実施形態におけるモスアイ構造及び掘り込み部の形成方法について説明する断面図である。 本技術の第8の実施形態として、基板に対する容量素子の接続構成を示す平面図と、直線C-C'を垂直方向に切断した断面図である。 本技術を適用した電子機器としての撮像装置の一実施形態の構成例を示すブロック図である。
以下において、図面を参照して本開示の実施形態を説明する。以下の説明で参照する図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し、重複する説明を省略する。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各装置や各部材の厚みの比率等は現実のものと異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判定すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
本明細書において、「N」や「P」に付す「+」や「-」は、「+」及び「-」が付記されていない半導体領域に比して、それぞれ相対的に不純物密度が高い又は低い半導体領域であることを意味する。但し、同じ「N」と「N」とが付された半導体領域であっても、それぞれの半導体領域の不純物密度が厳密に同じであることを意味するものではない。
また、以下の説明における上下等の方向の定義は、単に説明の便宜上の定義であって、本開示の技術的思想を限定するものではない。例えば、対象を90°回転して観察すれば上下は左右に変換して読まれ、180°回転して観察すれば上下は反転して読まれることは勿論である。
なお、本明細書中に記載される効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
<第1の実施形態>
(固体撮像素子の全体構成)
本技術の第1の実施形態に係る光検出装置としての固体撮像素子1について説明する。図1は、本技術の第1の実施形態に係る固体撮像素子1の全体を示す概略構成図である。
図1の固体撮像素子1は、裏面照射型のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである。固体撮像素子1は、光学レンズを介して被写体からの像光を取り込み、撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。
図1に示すように、第1の実施形態の固体撮像素子1は、基板2と、画素領域3と、垂直駆動回路4と、カラム信号処理回路5と、水平駆動回路6と、出力回路7と、制御回路8とを備えている。
画素領域3は、基板2上に、2次元アレイ状に規則的に配列された複数の画素9を有している。
垂直駆動回路4は、例えば、シフトレジスタによって構成され、所望の画素駆動配線10を選択し、選択した画素駆動配線10に画素9を駆動するためのパルスを供給し、各画素9を行単位で駆動する。即ち、垂直駆動回路4は、画素領域3の各画素9を行単位で順次垂直方向に選択走査し、各画素9の光電変換部において受光量に応じて生成した信号電荷に基づく画素信号を、垂直信号線11を通してカラム信号処理回路5に供給する。
カラム信号処理回路5は、例えば、画素9の列毎に配置されており、1行分の画素9から出力される信号に対して画素列毎にノイズ除去等の信号処理を行う。例えばカラム信号処理回路5は画素固有の固定パターンノイズを除去するためのCDS(Correlated Double Sampling:相関2重サンプリング)及びAD(Analog Digital)変換等の信号処理を行う。
水平駆動回路6は、例えば、シフトレジスタによって構成され、水平走査パルスをカラム信号処理回路5に順次出して、カラム信号処理回路5の各々を順番に選択し、カラム信号処理回路5の各々から、信号処理が行われた画素信号を水平信号線12に出力させる。
出力回路7は、カラム信号処理回路5の各々から水平信号線12を通して、順次に供給される画素信号に対し信号処理を行って出力する。信号処理としては、例えば、バファリング、黒レベル調整、列ばらつき補正、各種デジタル信号処理等を用いることができる。
制御回路8は、垂直同期信号、水平同期信号、及びマスタクロック信号に基づいて、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5、及び水平駆動回路6等の動作の基準となるクロック信号や制御信号を生成する。そして、制御回路8は、生成したクロック信号や制御信号を、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5、及び水平駆動回路6等に出力する。
(画素の等価回路)
図2は、画素9の等価回路を示す。
画素9は、フォトダイオード(PD)91a、転送トランジスタ(TG)91b、浮遊拡散(FD(フローティング・ディフュージョン))部91c、変換効率調整トランジスタ(FDG)91d、容量素子91e、リセットトランジスタ(RST)91f、増幅トランジスタ(AMP)91g、選択トランジスタ(SEL)91hを含む。転送トランジスタ91b、変換効率調整トランジスタ91d、リセットトランジスタ91f、増幅トランジスタ91g、選択トランジスタ91hは、画素トランジスタで、例えばMOSトランジスタで構成されている。
フォトダイオード91aは、入射光を光電変換する光電変換部を構成する。フォトダイオード91aのアノードは接地されている。フォトダイオード91aのカソードには、転送トランジスタ91bのソースが接続されている。
転送トランジスタ91bのドレインは、FD部91cに接続される。転送トランジスタ91bは、ゲートに印加される転送信号に基づき、フォトダイオード91aからの信号電荷をFD部91cに転送する。
FD部91cは、フォトダイオード91aから転送トランジスタ91bを介して転送された信号電荷を蓄積する。FD部91cに蓄積された電荷量に応じて、FD部91cの電位は変調される。
FD部91cには、変換効率調整トランジスタ91dのソースが接続されている。変換効率調整トランジスタ91dのドレインは、容量素子91eを介して接地される。変換効率調整トランジスタ91dは、ゲートに印加される変換効率調整信号に応じて、FD部91cに蓄積された信号電荷を容量素子91eに転送して蓄積することで、信号電荷の変換効率を調整する。
また、FD部91cには、リセットトランジスタ91fのソースに接続されている。リセットトランジスタ91fのドレインには、電源電位(VDD)が印加される。リセットトランジスタ91fは、ゲートに印加されるリセット信号に基づき、FD部91cに蓄積されていた信号電荷及び容量素子91eに蓄積されていた信号電荷を初期化(リセット)する。
さらに、FD部91cには、増幅トランジスタ91gのゲートが接続されている。増幅トランジスタ91gのドレインには、選択トランジスタ91hのソースが接続されている。増幅トランジスタ91gのソースには、電源電位(VDD)が印加される。増幅トランジスタ91gは、FD部91cの電位を増幅する。
選択トランジスタ91hのドレインは、垂直信号線(VSL)11に接続されている。選択トランジスタ91hは、ゲートに印加される選択信号に基づき、画素9を選択する。画素9が選択された場合、増幅トランジスタ91gにより増幅された電位に応じた画素信号が垂直信号線11を介して出力される。
(画素の断面構造)
図1の画素9を通る矢印A1-B1を垂直方向に切断した断面図を図3に示す。以下、固体撮像素子1の各部材の光入射面側(図3の下側)の面を「裏面」と呼び、光入射面側とは反対側(図3の上側)の面を「表面」と呼ぶ。
図3に示すように、画素9は、基板2に、フォトダイオード91aが形成されている。基板2の裏面には、カラーフィルタ41と、オンチップレンズ42とがこの順に積層される。さらに、基板2の表面には、配線層43が積層されている。
基板2としては、例えば、シリコン(Si)からなる半導体基板を使用できる。フォトダイオード91aは、N型半導体領域91a1と、基板2の表面側に形成されたP型半導体領域91a2とのpn接合により構成されている。フォトダイオード91aでは、N型半導体領域2aを通って入射された光の光量に応じた信号電荷が生成され、生成された信号電荷がN型半導体領域91a1に蓄積される。また、基板2の界面で発生する暗電流の原因となる電子は、基板2の裏面側から深さ方向に形成されたP型半導体領域2b及び表面に形成されたP型半導体領域2cの多数キャリアである正孔に吸収されることで、暗電流が抑制される。
また、画素9は、P型半導体領域2b内に形成されたRDTI31によって電気的に分離されている。RDTI31は、図3に示すように、基板2の裏面側から深さ方向に形成されている。RDTI31は、遮光性能を高くするための絶縁膜が埋め込まれている。
オンチップレンズ42は、照射光を集光し、集光した光を、カラーフィルタ41を介して基板2内のフォトダイオード91aに効率良く入射させる。オンチップレンズ42は、光吸収特性を有していない絶縁材料で構成することができる。
カラーフィルタ41は、各画素9に受光させたい光の波長に対応して形成されている。カラーフィルタ41は、任意の光の波長を透過させ、透過させた光を基板2内のフォトダイオード91aに入射させる。
配線層43は、基板2の表面側に形成されており、転送トランジスタ91b、変換効率調整トランジスタ91d、リセットトランジスタ91f、増幅トランジスタ91g、選択トランジスタ91h等の画素トランジスタ、及び金属配線43a,43bを含んで構成されている。
以上の構成を有する固体撮像素子1では、基板2の裏面側から光が照射され、照射された光がオンチップレンズ42及びカラーフィルタ41を透過し、透過した光がフォトダイオード91aで光電変換されることで、信号電荷が生成される。そして、生成された信号電荷が、配線層43内に形成された画素トランジスタを介して、金属配線43a,43bで形成された図1に示した垂直信号線11で画素信号として出力される。
(比較例)
ところで、固体撮像素子1のダイナミックレンジを拡大する目的として、FD部91cに容量素子91eを接続する方法が提案されている。
図4は、比較例における容量素子91eの接続方法の一例を示す断面図である。図4において、上記図3と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
容量素子91eは、基板2の表面の一部を覆う電極部91e1と、電極部91e1に対する対向電極となる基板2と、基板2と電極部91e1との間に介在される絶縁膜91e2とにより構成される。絶縁膜91e2には、酸化シリコン(SiO2)が使用される。
比較例では、高照度時にFD部91cへ容量素子91eを接続することで、FD部91cの容量を増加させて変換効率を減少させている。しかしながら、比較例では、より低い変換効率を達成するためには大きな容量を付ける必要があり、容量素子91eの占有面積が広くなってしまう。
(第1の実施形態による対策)
本技術の第1の実施形態では、図5に示すように、基板2の表面に掘り込まれた掘り込み部を有する容量素子100を接続するようにしている。図5において、上記図4と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
容量素子100は、基板2の表面に対し掘り込まれた複数の掘り込み部101aを有する電極部101と、電極部101に対する対向電極となる基板2と、複数の掘り込み部101aに沿って形成される絶縁膜102とによって構成される。
図6は、基板2に対する容量素子100の接続構成を示す斜視図である。容量素子100の電極部101は、基板2に対し図6中矢印X1-X2で示す方向及び図6中矢印Y1-Y2で示す方向に複数の掘り込み部101a(図6中では9個の掘り込み部101aを図示)を有する。
プロセスフローとしては、例えば、基板2のトレンチをパターニングとエッチングにより形成し、酸化プロセスにより絶縁膜102を成膜後、電極となる導電材料を成膜する。
容量素子100は、飽和信号レベル側のダイナミックレンジを拡大する際にのみ機能させるため、変換効率調整トランジスタ(FDG)91dを介してFD部91cと接続される。接続方法としては、容量素子100の電極部101と変換効率調整トランジスタ(FDG)91dのドレインを例えば金属配線43aで接続する。
以上の構成により、低照度時には、変換効率調整トランジスタ(FDG)91dをオフにしてFD部91cの容量を減少させて変換効率を大きくし、高照度時には、容量素子100の占有面積を大きくせずにFD部91cの容量を増加でき、低変換効率を実現できる。
<第1の実施形態による作用効果>
以上のように第1の実施形態によれば、容量素子100の容量に寄与する絶縁膜102の総面積が、容量素子100の占有面積より大きいため、単位面積当たりの容量を増大させることができる。また、容量素子100の占有面積を大きくせずに、FD部91cの容量を増加できるため、フォトダイオード91aの受光面積の縮小に伴わずに、ダイナミックレンジを拡大することが可能となる。
また、第1の実施形態によれば、基板2に掘り込まれた掘り込み部101aによって、容量素子100の占有面積を大きくせずに、FD部91cの容量を増加でき、低変換効率を実現できる。特に、複数の掘り込み部101aを図6中矢印X1-X2で示す方向及び図6中矢印Y1-Y2で示す方向に沿って形成することで、FD部91cの容量に寄与する絶縁膜102の総面積をさらに増加させることができる。
<第1の実施形態の変形例>
図7は、第1の実施形態の変形例として、画素9の等価回路を示す。図7において、上記図2と同一部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
容量素子100Aは、トランジスタ構造である。容量素子100Aのソースは、変換効率調整トランジスタ(FDG)91dのドレインに接続される。容量素子100Aのドレインは、リセットトランジスタ91fのソースに接続される。
このように、変形例であっても、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、複数の掘り込み部を、X方向もしくはY方向のいずれかに沿って形成する場合について説明する。
図8は、本技術の第2の実施形態として、基板2に対する容量素子110の接続構成を示す斜視図である。図8において、上記図6と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
容量素子110の電極部111は、基板2に対し図8中矢印X1-X2で示す方向に複数の掘り込み部111a(図8中では3個の掘り込み部111aを図示)を有する。なお、基板2に対し図8中矢印Y1-Y2で示す方向に複数の掘り込み部111aを形成するようにしてもよい。
<第2の実施形態による作用効果>
以上のように第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、レイアウトデザインルール制約に対して有利である。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、単一の掘り込み部を形成する場合について説明する。
図9は、本技術の第3の実施形態として、基板2に対する容量素子120の接続構成を示す斜視図である。図9において、上記図6と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
容量素子120の電極部121は、基板2に対し単一の掘り込み部121aを有する。
<第3の実施形態による作用効果>
以上のように第3の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、レイアウトデザインルール制約に対して有利であり、容量素子120の占有面積の縮小が可能となる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、断面が円形の複数の掘り込み部を、X方向及びY方向に沿って形成する場合について説明する。
図10は、本技術の第4の実施形態として、基板2に対する容量素子130の接続構成を示す斜視図である。図10において、上記図6と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
容量素子130の電極部131は、基板2に対し図10中矢印X1-X2で示す方向及び図10中矢印Y1-Y2で示す方向に断面が円形の複数の掘り込み部131a(図10中では9個の掘り込み部131aを図示)を有する。
<第4の実施形態による作用効果>
以上のように第4の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
<第5の実施形態>
次に、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、掘り込み部の側壁に凹凸面を有する場合について説明する。
図11(a)は、本技術の第5の実施形態として、基板2に対する容量素子140の接続構成を示す平面図である。図11(b)は、図11(a)中の直線A-A'を垂直方向に切断した断面図である。図11(a),(b)において、上記図6と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
容量素子140の電極部141は、基板2に対し図11中矢印X1-X2で示す方向に複数の掘り込み部141a(図11中では3個の掘り込み部141aを図示)を有する。
掘り込み部141aは、図11中矢印Y1-Y2で示す方向に沿って形成される第1の側壁面141a1と、第1の側壁面141a1と直交し図11中矢印X1-X2で示す方向に沿って形成される第2の側壁面141a2とからなる凹凸面を有する構造であり、凹凸面の面積分だけFD部91cの容量に寄与する絶縁膜102の総面積を拡大できる。凹凸面は、基板2にトレンチを形成する際のパターンを変えることにより形成可能である。
<第5の実施形態による作用効果>
以上のように第5の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、凹凸面の分、FD部91cの容量に寄与する絶縁膜102の総面積を増加させることができる。
<第6の実施形態>
次に、第6の実施形態について説明する。第6の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、容量素子を配線層中に形成する場合について説明する。
図12は、本技術の第6の実施形態として、配線層43中に形成された容量素子200を示す断面図である。図12において、上記図5と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
容量素子200は、複数の凸形状の突起部201a(図12中では3個の突起部201aのみ図示)を有する電極部201と、電極部201に対する対向電極部203と、電極部201と対向電極部203との間に配置され、複数の突起部201aに沿って形成される絶縁膜202とによって構成される。プロセスフローとしては、例えば、容量素子200を構成する層毎に、パターニングとエッチング、並びに成膜を繰り返すことにより形成可能である。
また、電極部201の突起部201aは、フィン構造として捉えられ、材料にはシリコンが用いられてもよい。その場合、シリコンはエピタキシャル成長により形成可能である。
図13は、容量素子200とFD部91cとの接続構成の一例を示す断面図である。容量素子200の電極部201には、基板2中のN型半導体領域(コンタクト)2eを介して変換効率調整トランジスタ91dのドレインが接続されており、対向電極部203には電源電位VDDを印加する電圧供給源が接続される。
図14は、容量素子200とFD部91cとの接続構成の他の一例を示す断面図である。容量素子200の電極部201には、配線層43中の金属配線43cを介して変換効率調整トランジスタ91dのドレインが接続されており、対向電極部203には電圧供給源が接続される。
なお、容量素子200の電極部201に電圧供給源を接続し、対向電極部203に変換効率調整トランジスタ91dのドレインを接続する構成であってもよい。
<第6の実施形態による作用効果>
以上のように第6の実施形態によれば、配線層43の領域に余裕がある場合に、余った配線層43の領域を活用してFD部91cの容量を増加できる。
また、第6の実施形態において、上記第1の実施形態と同様に、突起部201aをX方向及びY方向に複数形成するようにしてもよく、上記第2の実施形態と同様に、突起部201aをX方向またはY方向に複数形成するようにしてもよく、さらに、上記第5の実施形態と同様に、突起部201aの側壁に凹凸面を持たせるようにしてもよい。また、上記第3の実施形態と同様に、単一の突起部201aを形成するようにしてもよく、上記第4の実施形態と同様に、突起部201aの断面を円形としてもよい。
<第7の実施形態>
次に、第7の実施形態について説明する。第7の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、容量素子の電極部と絶縁膜の界面をモスアイ構造で形成する場合について説明する。
図15(a)は、本技術の第7の実施形態として、基板2に対する容量素子300の接続構成を示す平面図である。図15(b)は、図15(a)中の直線B-B'を垂直方向に切断した断面図である。図15(a),(b)において、上記図6と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
容量素子300は、基板2の表面に対し掘り込まれた複数の掘り込み部301aを有する電極部301と、電極部301に対する対向電極となる基板2と、複数の掘り込み部301aに沿って形成される絶縁膜302とによって構成される。
容量素子300の電極部301は、基板2に対し図15中矢印X1-X2で示す方向及び図15中矢印Y1-Y2で示す方向に複数の掘り込み部301a(図15中では9個の掘り込み部301aを図示)を有する。
さらに、容量素子300の電極部301は、掘り込み部301a以外の絶縁膜302との界面がモスアイ構造301bで形成される。第7の実施形態では、モスアイ構造301bによる凹凸面の面積分だけ容量に寄与する絶縁膜302の総面積を拡大できる。
プロセスフローとしては、図16(a)に示すように、基板2の表面にフォトレジスト401が塗布され、リソグラフィ技術により、電極部301のモスアイ構造301bの凹部となる部分が開口するようにフォトレジスト401がパターン加工される。
そして、パターン加工されたフォトレジスト401に基づいて、基板2に対してドライエッチング処理を施すことにより、図16(b)に示すように、モスアイ構造301bの凹部が形成され、その後、フォトレジスト401が除去される。なお、モスアイ構造301bは、ドライエッチング処理ではなく、ウェットエッチング処理により形成することもできる。
次に、図16(c)に示すように、基板2の表面にフォトレジスト402が塗布され、リソグラフィ技術により、掘り込み部301aの掘り込み部分が開口するようにフォトレジスト402がパターン加工される。
そして、パターン加工されたフォトレジスト402に基づいて、基板2に対して異方性のドライエッチング処理を施すことにより、図16(d)に示すように、掘り込み部301aのトレンチ構造が形成され、その後、フォトレジスト402が除去される。これにより、トレンチ構造の掘り込み部301aが形成される。なお、モスアイ構造301bを形成する方法は、上記のように基板2に対して凹部を形成する方法に限られず、基板2に対して凸部を形成してもよい。例えば、基板2の表面に、選択的に半導体層を例えばエピタキシャル成長することで、基板2に対して凸部を形成することができる。
<第7の実施形態による作用効果>
以上のように第7の実施形態によれば、掘り込み部301a以外の箇所をモスアイ構造301bとすることにより、掘り込み部301aによりFD部91cの容量に寄与する絶縁膜302の総面積に加えて、モスアイ構造301bによる凹凸面の分、FD部91cの容量に寄与する絶縁膜302の総面積を増加させることができる。
なお、上記第6の実施形態の容量素子200にも、本技術の第7の実施形態を適用でき、この場合、突起部201a以外の箇所をモスアイ構造とすることもできる。
<第8の実施形態>
次に、第8の実施形態について説明する。第8の実施形態は、第7の実施形態の変形であり、基板に対し掘り込み部を形成することなく容量素子の電極部と絶縁膜の界面をモスアイ構造で形成する場合について説明する。
図17(a)は、本技術の第8の実施形態として、基板2に対する容量素子500の接続構成を示す平面図である。図17(b)は、図17(a)中の直線C-C'を垂直方向に切断した断面図である。図17(a),(b)において、上記図15と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
容量素子500は、基板2の表面の一部を覆いモスアイ構造501aの電極部501と、電極部501に対する対向電極となる基板2と、モスアイ構造501aに沿って形成される絶縁膜502とによって構成される。
容量素子500の電極部501は、基板2に対し図17中矢印X1-X2で示す方向及び図17中矢印Y1-Y2で示す方向にモスアイ構造501aを有する。
<第8の実施形態による作用効果>
以上のように第8の実施形態によれば、電極部501と絶縁膜502との界面をモスアイ構造501aとすることにより、モスアイ構造501aによる凹凸面の分、FD部91cの容量に寄与する絶縁膜502の総面積を増加させることができる。
<その他の実施形態>
上記のように、本技術は第1から第8の実施形態及び第1の実施形態の変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本技術を限定するものであると理解すべきではない。上記の第1から第8の実施形態が開示する技術内容の趣旨を理解すれば、当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が本技術に含まれ得ることが明らかとなろう。また、第1から第8の実施形態及び第1の実施形態の変形例がそれぞれ開示する構成を、矛盾の生じない範囲で適宜組み合わせることができる。例えば、複数の異なる実施形態がそれぞれ開示する構成を組み合わせてもよく、同一の実施形態の複数の異なる変形例がそれぞれ開示する構成を組み合わせてもよい。
<電子機器への応用例>
図18は、本技術を適用した電子機器としての撮像装置の一実施形態の構成例を示すブロック図である。
図18の撮像装置1000は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等である。撮像装置1000は、レンズ群1001、固体撮像素子1002、DSP回路1003、フレームメモリ1004、表示部1005、記録部1006、操作部1007、および電源部1008からなる。DSP回路1003、フレームメモリ1004、表示部1005、記録部1006、操作部1007、および電源部1008は、バスライン1009を介して相互に接続されている。
レンズ群1001は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで固体撮像素子1002の撮像面上に結像する。固体撮像素子1002は、上述した固体撮像装置の第1乃至第14の実施形態からなる。固体撮像素子1002は、レンズ群1001によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号としてDSP回路1003に供給する。
DSP回路1003は、固体撮像素子1002から供給される画素信号に対して所定の画像処理を行い、画像処理後の画像信号をフレーム単位でフレームメモリ1004に供給し、一時的に記憶させる。
表示部1005は、例えば、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル等のパネル型表示装置からなり、フレームメモリ1004に一時的に記憶されたフレーム単位の画素信号に基づいて、画像を表示する。
記録部1006は、DVD(Digital Versatile Disk)、フラッシュメモリ等からなり、フレームメモリ1004に一時的に記憶されたフレーム単位の画素信号を読み出し、記録する。
操作部1007は、ユーザによる操作の下に、撮像装置1000が持つ様々な機能について操作指令を発する。電源部1008は、電源を、DSP回路1003、フレームメモリ1004、表示部1005、記録部1006、および操作部1007に対して適宜供給する。
本技術を適用する電子機器は、画像取込部(光電変換部)に光検出装置を用いる装置であればよく、撮像装置1000のほか、撮像機能を有する携帯端末装置、画像読取部に光検出装置を用いる複写機などがある。
なお、本開示は以下のような構成も取ることができる。
(1)
入射した光を光電変換する光電変換部、前記光電変換部により生成された信号電荷が読み出される浮遊拡散部が形成される基板と、
前記基板の光入射側の面と反対側となる面に積層され、前記浮遊拡散部に接続され前記信号電荷を一時的に蓄積する容量素子、前記光電変換部から出力された信号電荷に対し信号処理を実行するトランジスタ、を有する配線層と、
を備え、
前記容量素子は、
前記基板の少なくとも一部を覆う第1の電極部と、
前記第1の電極部に対向する第2の電極部と、
前記第1の電極部と前記第2の電極部との間に配置され、前記容量素子の占有面積より大きい面積を有する絶縁膜と
を備える、光検出装置。
(2)
前記容量素子は、前記第1の電極部と前記絶縁膜との界面がモスアイ構造である、前記(1)に記載の光検出装置。
(3)
前記基板は、前記第2の電極部を有し、
前記第1の電極部は、前記基板に掘り込まれた掘り込み部を有し、
前記絶縁膜は、前記掘り込み部と前記基板との間に配置される、前記(1)に記載の光検出装置。
(4)
前記第1の電極部は、前記掘り込み部を複数有する、前記(3)に記載の光検出装置。
(5)
前記第1の電極部は、複数の前記掘り込み部を第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置する、前記(4)に記載の光検出装置。
(6)
前記第1の電極部は、複数の前記掘り込み部を第1の方向または前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置される、前記(4)に記載の光検出装置。
(7)
前記第1の電極部は、単一の前記掘り込み部を有する、前記(3)に記載の光検出装置。
(8)
前記第1の電極部は、断面が円形の掘り込み部を有する、前記(3)に記載の光検出装置。
(9)
前記第1の電極部は、前記掘り込み部の側壁に凹凸面を有する、前記(3)に記載の光検出装置。
(10)
前記絶縁膜は、掘り込み部以外の箇所がモスアイ構造である、前記(3)に記載の光検出装置。
(11)
前記配線層は、前記第2の電極部を有し、
前記第1の電極部は、前記配線層の中で突起部を有し、
前記絶縁膜は、前記突起部と前記第2の電極部との間に配置される、前記(1)に記載の光検出装置。
(12)
前記第1の電極部は、前記突起部を複数有する、前記(11)に記載の光検出装置。
(13)
前記第1の電極部は、複数の前記突起部を第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置する、前記(12)に記載の光検出装置。
(14)
前記第1の電極部は、複数の前記突起部を第1の方向または前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置される、前記(12)に記載の光検出装置。
(15)
前記第1の電極部は、単一の前記突起部を有する、前記(11)に記載の光検出装置。
(16)
前記第1の電極部は、断面が円形の突起部を有する、前記(11)に記載の光検出装置。
(17)
前記第1の電極部は、前記突起部の側壁に凹凸面を有する、前記(11)に記載の光検出装置。
(18)
前記絶縁膜は、突起部以外の箇所がモスアイ構造である、前記(11)に記載の光検出装置。
(19)
入射した光を光電変換する光電変換部、前記光電変換部により生成された信号電荷が読み出される浮遊拡散部が形成される基板と、
前記基板の光入射側の面と反対側となる面に積層され、前記浮遊拡散部に接続され前記信号電荷を一時的に蓄積する容量素子、前記光電変換部から出力された信号電荷に対し信号処理を実行するトランジスタ、を有する配線層と、
を備え、
前記容量素子は、
前記基板の少なくとも一部を覆う第1の電極部と、
前記第1の電極部に対向する第2の電極部と、
前記第1の電極部と前記第2の電極部との間に配置され、前記容量素子の占有面積より大きい面積を有する絶縁膜と、を備える光検出装置を備えた、
電子機器。
1,1002...固体撮像素子、2...基板、2a,2e,91a1...N型半導体領域、2b,2c,91a2...P型半導体領域、3...画素領域、4...垂直駆動回路、5...カラム信号処理回路、6...水平駆動回路、7...出力回路、8...制御回路、9...画素、10...画素駆動配線、11...垂直信号線、12...水平信号線、41...カラーフィルタ、42...オンチップレンズ、43...配線層、43a,43b,43c...金属配線、91a...フォトダイオード、91b...転送トランジスタ、91c...浮遊拡散(FD(フローティング・ディフュージョン))部、91d...変換効率調整トランジスタ、91e,100,100A、110,120,130,140,200,300,500...容量素子、91e1,101,111,121,131,141,201,301,501...電極部、91e2,102,202,302,502...絶縁膜、91f...リセットトランジスタ、91g...増幅トランジスタ、91h...選択トランジスタ、101a,111a,121a,131a,141a,301a...堀り込み部、141a1...第1の側壁面、141a2...第2の側壁面、201a...突起部、203...対向電極部、301b,501a...モスアイ構造、401,402...フォトレジスト、1000...撮像装置、1001...レンズ群、1003...DSP回路、1004...フレームメモリ、1005...表示部、1006...記録部、1007...操作部、1008...電源部、1009...バスライン

Claims (19)

  1. 入射した光を光電変換する光電変換部、前記光電変換部により生成された信号電荷が読み出される浮遊拡散部が形成される基板と、
    前記基板の光入射側の面と反対側となる面に積層され、前記浮遊拡散部に接続され前記信号電荷を一時的に蓄積する容量素子、前記光電変換部から出力された信号電荷に対し信号処理を実行するトランジスタ、を有する配線層と、
    を備え、
    前記容量素子は、
    前記基板の少なくとも一部を覆う第1の電極部と、
    前記第1の電極部に対向する第2の電極部と、
    前記第1の電極部と前記第2の電極部との間に配置され、前記容量素子の占有面積より大きい面積を有する絶縁膜と
    を備える、光検出装置。
  2. 前記容量素子は、前記第1の電極部と前記絶縁膜との界面がモスアイ構造である、請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記基板は、前記第2の電極部を有し、
    前記第1の電極部は、前記基板に掘り込まれた掘り込み部を有し、
    前記絶縁膜は、前記掘り込み部と前記基板との間に配置される、請求項1に記載の光検出装置。
  4. 前記第1の電極部は、前記掘り込み部を複数有する、請求項3に記載の光検出装置。
  5. 前記第1の電極部は、複数の前記掘り込み部を第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置する、請求項4に記載の光検出装置。
  6. 前記第1の電極部は、複数の前記掘り込み部を第1の方向または前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置される、請求項4に記載の光検出装置。
  7. 前記第1の電極部は、単一の前記掘り込み部を有する、請求項3に記載の光検出装置。
  8. 前記第1の電極部は、断面が円形の掘り込み部を有する、請求項3に記載の光検出装置。
  9. 前記第1の電極部は、前記掘り込み部の側壁に凹凸面を有する、請求項3に記載の光検出装置。
  10. 前記絶縁膜は、掘り込み部以外の箇所がモスアイ構造である、請求項3に記載の光検出装置。
  11. 前記配線層は、前記第2の電極部を有し、
    前記第1の電極部は、前記配線層の中で突起部を有し、
    前記絶縁膜は、前記突起部と前記第2の電極部との間に配置される、請求項1に記載の光検出装置。
  12. 前記第1の電極部は、前記突起部を複数有する、請求項11に記載の光検出装置。
  13. 前記第1の電極部は、複数の前記突起部を第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置する、請求項12に記載の光検出装置。
  14. 前記第1の電極部は、複数の前記突起部を第1の方向または前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って配置される、請求項12に記載の光検出装置。
  15. 前記第1の電極部は、単一の前記突起部を有する、請求項11に記載の光検出装置。
  16. 前記第1の電極部は、断面が円形の突起部を有する、請求項11に記載の光検出装置。
  17. 前記第1の電極部は、前記突起部の側壁に凹凸面を有する、請求項11に記載の光検出装置。
  18. 前記絶縁膜は、突起部以外の箇所がモスアイ構造である、請求項11に記載の光検出装置。
  19. 入射した光を光電変換する光電変換部、前記光電変換部により生成された信号電荷が読み出される浮遊拡散部が形成される基板と、
    前記基板の光入射側の面と反対側となる面に積層され、前記浮遊拡散部に接続され前記信号電荷を一時的に蓄積する容量素子、前記光電変換部から出力された信号電荷に対し信号処理を実行するトランジスタ、を有する配線層と、
    を備え、
    前記容量素子は、
    前記基板の少なくとも一部を覆う第1の電極部と、
    前記第1の電極部に対向する第2の電極部と、
    前記第1の電極部と前記第2の電極部との間に配置され、前記容量素子の占有面積より大きい面積を有する絶縁膜と、を備える光検出装置を備えた、
    電子機器。
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