JP2022053307A - ピストン温度推定装置およびピストン温度推定方法 - Google Patents

ピストン温度推定装置およびピストン温度推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ピストンの温度を容易にかつ適切に推定できるピストン温度推定装置を提供する。【解決手段】ピストン温度推定装置100は、ラムダセンサで検出された内燃機関の排気ガスの空気過剰率に基づいて、前記内燃機関の燃焼室への燃料の実噴射量を算出する実噴射量算出部113と、前記燃焼室への燃料の噴射量と前記内燃機関を構成するピストンの温度との関係を示す温度推定用情報と、前記実噴射量算出部113で算出された前記実噴射量とに基づいて、前記ピストンの温度を推定する推定部115と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、ピストン温度推定装置およびピストン温度推定方法に関する。
従来、内燃機関のピストンの温度を推定する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の方法では、筒内吸入空気量、エンジン回転速度、冷却水温、空燃比あるいは空気過剰率等をパラメータとして、ピストン温度を求めている。
特開2009-197705号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、ピストン温度推定時の空燃比または空気過剰率の利用方法が開示されておらず、ピストンの温度を容易にかつ適切に推定できないおそれがある。
本開示の目的は、ピストンの温度を容易にかつ適切に推定できるピストン温度推定装置およびピストン温度推定方法を提供することである。
本開示に係るピストン温度推定装置は、ラムダセンサで検出された内燃機関の排気ガスの空気過剰率に基づいて、前記内燃機関の燃焼室への燃料の実噴射量を算出する実噴射量算出部と、前記燃焼室への燃料の噴射量と前記内燃機関を構成するピストンの温度との関係を示す温度推定用情報と、前記実噴射量算出部で算出された前記実噴射量とに基づいて、前記ピストンの温度を推定する推定部と、を備える。
本開示に係るピストン温度推定方法は、ラムダセンサで検出された内燃機関の排気ガスの空気過剰率に基づいて、前記内燃機関の燃焼室への燃料の実噴射量を算出するステップと、前記燃焼室への燃料の噴射量と前記内燃機関を構成するピストンの温度との関係を示す温度推定用情報と、前記実噴射量とに基づいて、前記ピストンの温度を推定するステップと、を実行する。
本開示によれば、ピストンの温度を容易にかつ適切に推定できるピストン温度推定装置およびピストン温度推定方法を提供することができる。
本開示の一実施の形態に係るエンジンの概略構成を示す断面図 本開示の一実施の形態に係るピストン温度推定装置の構成を示すブロック図 本開示の一実施の形態に係るピストン温度推定装置の動作の一例を示すフローチャート 本開示の一実施の形態に係るピストン温度推定装置の動作の一例を示すフローチャート 本開示の実施例における時刻とピストンの温度との関係を示すグラフ
[実施の形態]
以下、本開示の一実施の形態について説明する。
〔エンジンの概略構成〕
まず、本開示のピストン温度推定装置によってピストンの温度が推定されるエンジンの概略構成について説明する。エンジンは、内燃機関の一例である。図1は、エンジンの概略構成を示す断面図である。
図1に示すエンジン10は、例えば、トラックのような自動車に搭載されるディーゼルエンジンである。エンジン10は、シリンダ20と、ピストン40と、を備える。なお、本開示の内燃機関は、ディーゼルエンジンに限定されず、ガソリンエンジン等であっても良い。
シリンダ20の上部のシリンダヘッド21には、インジェクタ22が、ピストン40の頂面中央に対向するように設けられている。シリンダヘッド21には、インジェクタ22の左右に位置するように、吸気ポート23および排気ポート24がそれぞれ設けられている。吸気ポート23および排気ポート24には、それぞれ吸気用バルブ25および排気用バルブ26が設けられている。吸気ポート23には、吸気流路27が接続されている。排気ポート24には、排気流路28が接続されている。排気流路28には、ラムダセンサ29が設けられている。ラムダセンサ29は、排気ガスの空気過剰率を検出する。以下、ラムダセンサ29で検出された排気ガスの空気過剰率を、「検出空気過剰率」という場合がある。
ピストン40は、シリンダ20内を往復運動が可能なように設置されている。ピストン40のピストン上部41の頂面には、キャビティ42が設けられている。ピストン40のスカート部43には、互いに対向する一対のピンボス部44(図1では一方のピンボス部44のみを図示)が設けられている。一対のピンボス部44のピン嵌入孔には、ピストンピン45を介してコンロッド46の上端部が接続されている。コンロッド46の下端部は、クランクピン47を介して、クランクシャフト48に接続されている。クランクシャフト48によって、ピストン40の往復運動が回転運動に変換される。
〔ピストン温度推定装置の構成〕
次に、ピストン温度推定装置の構成について説明する。図2は、ピストン温度推定装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ピストン温度推定装置100は、演算部110と、記憶部120と、を備える。演算部110は、ハードウェアとして、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する。以下において説明する演算部110の各機能は、CPUがROMから読み出したコンピュータプログラムをRAM上で実行することにより実現される。
演算部110は、取得部111と、判定部112と、実噴射量算出部113と、指示噴射量算出部114と、推定部115と、を備える。
取得部111は、各種センサからエンジンの状態を代表するエンジン状態情報を取得する。
判定部112は、エンジン10の運転状態が定常状態であるか否かを判定する。
実噴射量算出部113は、ラムダセンサ29で検出された排気ガスの空気過剰率に基づいて、エンジン10のピストン40、シリンダ20およびシリンダヘッド21に囲まれた燃焼室11への燃料の実噴射量を算出する。ここで、実噴射量とは、空気過剰率が検出された排気ガスを発生させた燃焼時における、インジェクタ22からの実際の燃料の噴射量である。
指示噴射量算出部114は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量に基づいて、インジェクタ22からの燃料の指示噴射量を算出する。この指示噴射量に基づく量の燃料が噴射されるように、インジェクタ22が制御される。以下、アクセルペダルの踏み込み量を、「アクセル開度」という場合がある。
推定部115は、実噴射量算出部113で算出された実噴射量に基づいて、ピストン40の温度を推定する。推定部115は、乖離量算出部115Aと、記憶制御部115Bと、モデル更新部115Cと、推定実噴射量算出部115Dと、ピストン温度推定部115Eと、を備える。
乖離量算出部115Aは、実噴射量と、指示噴射量との乖離量を算出する。
記憶制御部115Bは、乖離量と当該乖離量の算出に用いた指示噴射量とを関連付けて記憶部120に記憶させる。
モデル更新部115Cは、指示噴射量および乖離量を教師データとして用いた機械学習により生成された推定モデルを、記憶部120にそれぞれ関連付けて記憶された指示噴射量および乖離量に基づいて、更新する。
推定実噴射量算出部115Dは、指示噴射量算出部114で算出された指示噴射量と推定モデルとに基づいて、キャビティ42への燃料の推定実噴射量を算出する。
ピストン温度推定部115Eは、推定実噴射量算出部115Dで算出された推定実噴射量に基づいて、ピストン40の温度を推定する。以下、ピストン温度推定部115Eで推定されたピストン40の温度を、「推定温度」という場合がある。ピストン温度推定部115Eは、記憶部120に記憶されている複数の時定数から、所定の時定数を選択し、選択した時定数を用いて推定温度を補正する。以下、時定数を用いて補正されたピストン40の推定温度を、「補正推定温度」という場合がある。
記憶部120は、指示噴射量と、当該指示噴射量に基づき算出された乖離量と、を関連付けて記憶する。
記憶部120は、機械学習により生成された推定モデルを記憶する。推定モデルは、指示噴射量および乖離量を教師データとして用い、指示噴射量を入力とし、当該入力された指示噴射量に基づき推定される乖離量を出力とする推定モデルである。つまり、推定モデルは、指示噴射量と、乖離量と、の関係を示すモデルである。なお、推定モデルは、指示噴射量と乖離量との関係を示す後述する温度仮推定マップのようなマップ形式であっても良いし、数式であっても良い。
記憶部120は、温度推定マップを記憶する。温度推定マップは、本開示の温度推定用情報の一例である。温度推定マップは、クランクシャフト48の単位時間当たりの回転速度(以下、「エンジン回転速度」という場合がある)と、燃焼室11への燃料の噴射量と、ピストン40の推定温度と、の関係を示すマップである。温度推定マップは、推定部115におけるピストン40の推定温度の算出に用いられる。本開示の温度推定用情報としては、エンジン回転速度と、燃焼室11への燃料の噴射量と、ピストン40の推定温度と、の関係を示す数式であっても良い。
記憶部120は、第1の時定数、第2の時定数、第3の時定数、第4の時定数、第5の時定数、第6の時定数、第7の時定数および第8の時定数を記憶する。第1~第8の時定数は、ピストン40の温度の変化速度の度合いを示す。第1~第8の時定数は、推定部115における補正推定温度の算出に用いられる。
第1~第4の時定数は、ピストン40に冷却用オイルが噴射されていない状態のときに選択される。
第1の時定数は、ピストン40の温度が低下し、燃料噴射が行われておらず、かつ、エンジン10が停止している場合に選択される。第2の時定数は、ピストン40の温度が低下し、燃料噴射が行われておらず、かつ、エンジン10が運転している場合に選択される。
ピストン40の温度が低下し、燃料噴射が行われておらず、かつ、エンジン10が運転している場合には、冷却オイルおよび冷却水がエンジン10内を循環するので、ピストン40の温度の低下速度は速くなる。
一方、ピストン40の温度が低下し、燃料噴射が行われておらず、かつ、エンジン10が停止している場合には、冷却オイルおよび冷却水の循環が停止する。このため、ピストン40の温度の低下速度は遅くなる。したがって、第1の時定数の値は、第2の時定数の値よりも大きい。
第3の時定数は、ピストン40の温度が低下し、燃料噴射が行われている場合に選択される。燃料噴射が行われている場合には、エンジン10は燃料を燃焼させているので、燃料噴射量の変化に対してピストン40の温度の変化が大きく、ピストン40の温度の低下速度は燃料噴射が行われていない場合と同等あるいは速くなる。したがって、第3の時定数の値は、第1の時定数の値よりも小さく、第2の時定数と同等あるいは小さい。
第4の時定数は、ピストン40の温度が上昇している場合に選択される。第4の時定数の値は、第3の時定数の値よりも大きい。
第5~第8の時定数は、ピストン40に冷却用オイルが噴射されている状態のときに選択される。
第5の時定数は、ピストン40の温度が低下し、燃料噴射が行われておらず、かつ、エンジン10が停止している場合に選択される。ピストン40に冷却用オイルが噴射されている場合には、ピストン40に冷却用オイルが噴射されてない場合に比べて、ピストン40の温度の低下速度は速くなる。したがって、第5の時定数の値は、第1の時定数の値よりも小さい。
第6の時定数は、ピストン40の温度が低下し、燃料噴射が行われておらず、かつ、エンジン10が運転している場合に選択される。ピストン40に冷却用オイルが噴射されている場合には、ピストン40に冷却用オイルが噴射されてない場合に比べて、ピストン40の温度の低下速度は速くなる。したがって、第6の時定数の値は、第2の時定数の値よりも小さい。
第7の時定数は、ピストン40の温度が低下し、燃料噴射が行われている場合に選択される。ピストン40に冷却用オイルが噴射されている場合には、ピストン40に冷却用オイルが噴射されてない場合に比べて、ピストン40の温度の低下速度は速くなる。したがって、第7の時定数の値は、第3の時定数の値よりも小さい。
第8の時定数は、ピストン40の温度が上昇している場合に選択される。ピストン40に冷却用オイルが噴射されている場合には、ピストン40に冷却用オイルが噴射されてない場合に比べて、ピストン40の温度の上昇速度は速くなる。したがって、第8の時定数の値は、第4の時定数の値よりも小さい。
以下、取得部111、判定部112、実噴射量算出部113、指示噴射量算出部114、推定部115(乖離量算出部115A、記憶制御部115B、モデル更新部115C、推定実噴射量算出部115D、ピストン温度推定部115E)の詳細な構成について説明する。
(取得部111)
取得部111は、エンジン状態情報として、エンジン回転速度、アクセル開度、ピストン40への冷却用オイルの噴射の有無、冷却用オイルの油圧、冷却用オイルの油温、吸気温度、吸気圧力、吸入空気量、吸入空気温度、燃料温度、燃料噴射圧力、燃料噴射タイミング、シリンダ20の冷却水の水温、排気温度、検出空気過剰率、EGR(Exhaust Gas Recirculation)ガス流量等を取得する。
(判定部112)
判定部112は、取得部111で取得されたエンジン状態情報に基づいて、エンジン10の運転状態が定常状態か否かを判定する。判定部112は、エンジン10の運転状態を表す数値の所定時間内の変化量が所定範囲内の場合、定常状態であると判定し、所定範囲外の場合、定常状態でないと判定する。定常状態であるか否かの判定基準となる変化量としては、エンジン回転速度の所定時間内の変化量、指示噴射量の所定時間内の変化量が例示できるが、エンジン10の運転状態を表す他の変化量であっても良い。
(実噴射量算出部113)
実噴射量算出部113は、判定部112でエンジン10の運転状態が定常状態であると判定された場合、取得部111で取得された吸入空気量、検出空気過剰率、気筒数、エンジン回転速度および燃料温度に基づいて、実噴射量を算出する。実噴射量算出部113は、以下の式(1)に、吸入空気量MAF、検出空気過剰率λ、気筒数n、エンジン回転速度Ne、燃料温度に基づき求められる燃料密度ρ(mm/ストローク)を代入することによって、実噴射量Qを算出する。なお、式(1)における「14.9」は、軽油に対する理論空燃比であり、エンジン10に使用される燃料に応じた値に設定される。
Figure 2022053307000002
実噴射量算出部113は、判定部112でエンジン10の運転状態が定常状態でないと判定された場合、上述の実噴射量の算出処理を行わない。
指示噴射量算出部114は、取得部111で取得されたアクセル開度に基づいて、指示噴射量を算出して記憶部120に記憶させる。なお、アクセル開度に基づく指示噴射量の算出方法としては、周知の方法を用いることができる。また、指示噴射量算出部114は、判定部112でエンジン10の運転状態が定常状態でないと判定された場合、上述指示噴射量の算出処理を行わなくても良い。
(乖離量算出部115A)
乖離量算出部115Aは、実噴射量算出部113で実噴射量が算出された場合、当該実噴射量と、指示噴射量算出部114で算出された指示噴射量との乖離量を算出する。この乖離量を算出する際、乖離量算出部115Aは、同じ時刻にインジェクタ22から噴射される実噴射量と指示噴射量との乖離量を算出する。
(記憶制御部115B)
記憶制御部115Bは、実噴射量の計算誤差が許容範囲内の場合、当該実噴射量を用いて算出した乖離量と、当該乖離量の算出に用いた指示噴射量とを関連付けて記憶部120に記憶させる。例えば、記憶制御部115Bは、乖離量がラムダセンサ29の検出値が妥当であると判定できる閾値以上の場合、実噴射量の計算誤差が許容範囲内であると判定し、乖離量が閾値未満の場合、実噴射量の計算誤差が許容範囲外であると判定する。なお、記憶制御部115Bは、さらに実噴射量を乖離量および指示噴射量に関連付けて記憶部120に記憶させても良い。
(モデル更新部115C)
モデル更新部115Cは、ニューラルネットワーク等の公知の機械学習アルゴリズムを利用して、記憶部120にそれぞれ関連付けて記憶された指示噴射量と乖離量との関係を教師データとした推定モデルを更新する。モデル更新部115Cは、記憶部120に、新たに指示噴射量および乖離量が記憶されるごとに、推定モデルを更新する。
(推定実噴射量算出部115D)
推定実噴射量算出部115Dは、指示噴射量算出部114で算出された指示噴射量を推定モデルに入力して、当該指示噴射量に対応する乖離量を取得する。推定実噴射量算出部115Dは、取得した乖離量を、推定モデルに入力された指示噴射量に加算することによって、推定実噴射量を算出する。
(ピストン温度推定部115E)
ピストン温度推定部115Eは、取得部111で取得されたエンジン回転速度と、推定実噴射量算出部115Dで算出された推定実噴射量と、記憶部120に記憶された温度推定マップと、に基づいて、ピストン40の温度を推定する。ピストン温度推定部115Eは、推定実噴射量を温度推定マップのパラメータである燃焼室11への燃料の噴射量と見なして、ピストン40の温度を推定する。
ピストン40の推定温度と、実際の温度とは、エンジン10の状態によって異なる場合がある。特に、エンジン10の状態が過渡的に変化する状況では、推定温度と実際の温度との違いが顕著である。そして、エンジン10の状態によって、推定温度の変化の速さの度合いを示す時定数が変化する。
そこで、ピストン温度推定部115Eは、エンジン10の状態に対応する時定数を用いて、推定温度をさらに補正して、補正推定温度を算出する。
ピストン温度推定部115Eは、記憶部120に記憶されている複数の時定数の中から、推定温度の変化状況、エンジン10の運転状態、および、ピストン40への冷却用オイルの噴射状態に基づいて、所定の時定数を選択する。ピストン温度推定部115Eは、選択した所定の時定数に基づいて、推定温度を補正する。
ピストン温度推定部115Eは、新たに推定した推定温度と、1周期前に推定した推定温度との差分値を所定の時定数で除算した値を、1周期前の推定温度に加算することにより、推定温度を補正する。これにより、推定温度を、実際のピストン40の温度の変化の速さに対応するものに補正することができる。
推定温度の変化の速度が速い場合には、ピストン温度推定部115Eは、相対的に小さい時定数を選択する。これにより、補正推定温度は、新たに推定された推定温度の影響が大きくなる。
また、推定温度の変化の速度が遅い場合には、ピストン温度推定部115Eは、相対的に大きい時定数を選択する。これにより、補正推定温度は、過去に推定された推定温度の影響が大きくなる。
ピストン温度推定部115Eは、例えば以下の式(2)を用いて補正推定温度TPSCを算出する。なお、補正推定温度の算出式は式(2)に限定されない。
PSC=TPSO+γ×(TPS-TPSO)/τ ・・・ (2)
PSO:1周期前に推定された推定温度
PS:新たに推定された推定温度
γ:所定値
τ:時定数
〔ピストン温度推定装置の動作〕
次に、ピストン温度推定装置100の動作について説明する。図3および図4は、ピストン温度推定装置の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、図3に示すように、ピストン温度推定装置100の取得部111は、エンジン状態情報を取得する(ステップS1)。
次に、ピストン温度推定装置100の判定部112は、取得部111で取得されたエンジン状態情報に基づいて、エンジン10の運転状態が定常状態か否かを判定する(ステップS2)。
判定部112でエンジン10の運転状態が定常状態でないと判定された場合(ステップS2:NO)、取得部111は、ステップS1の処理を行い、新たなエンジン状態情報を取得する。
一方、判定部112でエンジン10の運転状態が定常状態であると判定された場合(ステップS2:YES)、ピストン温度推定装置100の実噴射量算出部113は、取得部111で取得されたエンジン状態情報の検出空気過剰率および式(1)等に基づいて、実噴射量を算出する(ステップS3)。
次に、ピストン温度推定装置100の指示噴射量算出部114は、取得部111で取得されたアクセル開度に基づいて、指示噴射量を算出する(ステップS4)。
次に、ピストン温度推定装置100の推定部115の乖離量算出部115Aは、ステップS3で算出された実噴射量と、ステップS4で算出された指示噴射量と、の乖離量を算出する(ステップS5)。
次に、推定部115の記憶制御部115Bは、ステップS3で算出された実噴射量の計算誤差が、許容範囲内であるか否かを判定する(ステップS6)。
記憶制御部115Bで実噴射量の計算誤差が許容範囲内でないと判定された場合(ステップS6:NO)、取得部111は、ステップS1の処理を行い、新たなエンジン状態情報を取得する。
記憶制御部115Bは、実噴射量の計算誤差が許容範囲内であると判定した場合(ステップS6:YES)、ステップS5で算出された乖離量と、当該乖離量の算出に用いた指示噴射量(ステップS4で算出された指示噴射量)と、を関連付けて記憶部120に記憶させる(ステップS7)。
次に、推定部115のモデル更新部115Cは、記憶部120に記憶された乖離量および指示噴射量に基づいて、推定モデルを更新する(ステップS8)。
次に、図4に示すように、推定部115の推定実噴射量算出部115Dは、ステップS4で算出された指示噴射量と、ステップS8で更新された推定モデルと、に基づいて、推定実噴射量を算出する(ステップS9)。
次に、推定部115のピストン温度推定部115Eは、取得部111で取得されたエンジン状態情報に含まれるエンジン回転速度と、ステップS9で算出された推定実噴射量と、記憶部120に記憶された温度推定マップと、に基づいて、ピストン40の推定温度を算出する(ステップS10)。
次に、ピストン温度推定部115Eは、取得部111で取得されたエンジン状態情報に含まれるエンジン10の運転状態および冷却用オイルの噴射状態と、推定温度の変化状況と、に基づいて、時定数を選択する(ステップS11)。
次に、ピストン温度推定部115Eは、算出式(式(2))と、ステップS11で選択した時定数と、推定温度と、に基づいて、補正推定温度を算出する(ステップS12)。ステップS12で算出された補正推定温度は、記憶部120に記憶され、例えばエンジン10の寿命予測に用いられる。なお、1周期目のピストン温度推定処理を行う場合、式(2)の1周期前に推定された推定温度TPSOが存在しない。この場合、オイル温度または冷却水温度あるいは、別途計算して求めた推定ピストン温度や、予め設定された値を推定温度TPSOとして用いても良い。
次に、取得部111は、ピストン温度推定処理を終了させるか否かを判定する(ステップS13)。
取得部111は、例えば、エンジン10の運転が終了した場合等、ピストン温度推定処理を終了させると判定した場合(ステップS13:YES)、処理を終了させる。一方、取得部111は、ピストン温度推定処理を終了させないと判定した場合(ステップS13:NO)、ステップS1の処理を行う。
〔実施の形態の作用効果〕
ピストン温度推定装置100は、ラムダセンサ29で検出された検出空気過剰率に基づいて、キャビティ42への燃料の実噴射量を算出し、当該算出した実噴射量と温度推定マップとに基づいて、ピストン40の温度を推定する。
ここで、アクセル開度に基づき算出される指示噴射量は、インジェクタ22が劣化していないときの燃料の噴射孔の大きさや、噴射弁の摺動抵抗を前提として算出される。このため、アクセル開度が同じであれば、インジェクタ22の噴射孔の大きさに関係なく、指示噴射量は同じ値になる。したがって、劣化によってインジェクタ22の噴射孔の拡大や噴射弁の摺動抵抗の増大を伴うと、指示噴射量は、実際にインジェクタ22から噴射されている噴射量(実噴射量)よりも小さい値になる。この場合、指示噴射量と温度推定マップとに基づいて推定したピストン40の温度は、実際の温度よりも低い温度になる。
一方、本実施の形態のように、排気ガスの検出空気過剰率に基づき算出される実噴射量は、インジェクタ22の劣化の程度に応じた値になる。このため、アクセル開度が同じであっても、例えばインジェクタ22の劣化によって噴射孔の大きさが大きくなるほど、あるいは、噴射弁の摺動抵抗が大きくなるほど、実噴射量は大きい値になり、実噴射量と温度推定マップとに基づいて推定したピストン40の温度は、指示噴射量に基づき推定した温度よりも実際の温度に近い温度になる。したがって、ピストン温度推定装置100は、ピストン40の温度を適切に推定できる。さらに、本実施の形態では、実噴射量に基づき得た値を、温度推定マップのパラメータである燃料噴射量と見なして、ピストン40の温度を推定するため、一般的に利用されている温度推定マップを用いて、ピストン40の温度を容易に推定できる。そして、適切に推定されたピストン40の温度に基づいて、例えばエンジン10の寿命予測を精度良く行うことができる。
ピストン温度推定装置100は、機械学習により生成された推定モデルを、記憶部120に記憶された指示噴射量および乖離量に基づいて更新し、更新した推定モデルと指示噴射量とに基づいて、推定実噴射量を算出する。このように推定モデルを機械学習により更新することによって、インジェクタ22の噴射孔が徐々に大きくなっても、この噴射孔の大きさの変化に伴う推定実噴射量を算出できる。したがって、ピストン40の温度推定精度を高めることができる。
ピストン温度推定装置100は、エンジン10の運転状態が定常状態である場合、検出空気過剰率を用いたピストン40の温度推定処理を行い、定常状態でない場合、検出空気過剰率を用いたピストン40の温度推定処理を行わない。ここで、エンジン10の運転状態が定常状態でない場合、検出空気過剰率を用いたピストン40の温度推定精度が低くなるおそれがある。本実施の形態では、エンジン10の運転状態が定常状態でない場合、検出空気過剰率を用いたピストン40の温度推定処理を行わないため、ピストン温度推定装置100の処理負荷を低減できる。また、推定精度が低い温度が記憶部120に記憶されないので、エンジン10の寿命予測をさらに精度良く行うことができる。
ピストン温度推定装置100は、推定温度を推定温度の変化速度の度合いを示す時定数に基づいて補正した、補正推定温度を算出する。このため、推定時点でのピストン40の温度を、より適切に推定することができる。
演算部110は、ピストン40の温度の変化状況、エンジン回転速度、燃料噴射量および冷却用オイルの噴射状態に基づいて、複数の時定数の中から選択された所定の時定数を用いて、補正推定温度を算出する。このため、実際のピストン40の温度を精度良く推定することができる。
[実施の形態の変形例]
本開示は、これまでに説明した実施の形態に示されたものに限られないことは言うまでも無く、その趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の変形を加えることができる。
推定モデルを用いて推定実噴射量を算出せずに、実噴射量を温度推定マップのパラメータである燃料噴射量と見なして、ピストン40の温度を推定しても良い。
エンジン10の運転状態が定常状態であるか否かに関係なく、検出空気過剰率を用いたピストン40の温度推定処理を行っても良い。
第1~第8の時定数を使い分ける構成としたが、これに限定されない。例えば、ピストン40の温度の変化状況、エンジン運転状態および冷却用オイルの噴射状態に基づいて、時定数をさらに細分化しても良い。時定数の細分化にあたり、その他のパラメータを考慮しても良い。
ピストン温度推定部115Eに推定温度を補正する機能を設けなくても良い。
乖離量算出部115Aを本開示の記憶制御部として機能させ、乖離量算出部115Aが乖離量と指示噴射量とを関連付けて記憶部120に記憶させても良く、この場合、記憶制御部115Bが不要になる。
ピストン温度推定装置を例えば、以下のように利用しても良い。ラムダセンサ29の検出結果や、ラムダセンサ29の検出結果に基づき求められた燃料の実噴射量をログしておく。そして、前記ログした値を用いて、ピストン温度推定装置でピストン40の温度推定処理を行い、推定した温度に基づき予測したエンジン10の状態をエンジンの経済的な価値の評価に用いても良い。
[実施例]
次に、本開示の実施例について説明する。なお、本開示は、以下の実施例によってなんら限定されるものではない。図5は、本開示の実施例における時刻とピストンの温度との関係を示すグラフである。
〔実施例1〕
上記実施の形態のピストン温度推定装置100を搭載した自動車の走行模擬試験を行った。エンジン10として、インジェクタ22の噴射孔が量産品よりも大きいもの、つまり劣化を模擬したインジェクタ22を準備した。走行条件として、定常状態(定速走行)および過渡状態(加速、減速)を含め、当該走行条件におけるピストン40の温度を、図3および図4に示すピストン温度推定処理のうち、ステップS2の処理を除く処理を行うことによって推定した。その結果を図5に実線で示す。また、このときのピストン40の実測温度を、劣化品の実測温度として図5に一点鎖線で示す。なお、図5の横軸における時刻T1~T4は、走行模擬試験開始からの経過時間を表している。また、図5では、走行模擬試験の一部の結果を示している。また、図5の温度を示す「P」は所定値を表している。
〔比較例1〕
ピストン40の温度推定処理の内容以外は、実施例1と同じ条件で走行模擬試験を行い、ピストン40の温度を推定した。比較例1では、指示噴射量に基づいて、ピストン40の温度を推定した。具体的には、図3および図4に示すピストン温度推定処理のステップS2,S3,S5~S9を行わず、ステップS1の処理の後、ステップS4の処理を行い、ステップS10において、エンジン回転速度と、ステップS4で算出された指示噴射量と、温度推定マップと、に基づいて、ピストン40の推定温度を算出した後、ステップS11~S13の処理を行った。温度推定結果を図5に破線で示す。
〔考察〕
実施例1の温度推定結果は、実測温度とほぼ一致することが確認できた。一方で、比較例1の温度推定結果は、実測温度よりも10℃程度低い(図5のΔP)ことが確認できた。このことから、本開示のピストン温度推定処理を行うことによって、インジェクタ22が劣化して燃料の噴射量が増えたとしても、ピストン40の温度を適切に推定できることが確認できた。
実施例1において、ピストン40の温度が安定する定常状態の期間(時刻T1~T2,T3~T4の期間)では、推定結果と実測温度との差が5℃未満であったが、ピストン40の温度が急激に変化する過渡状態の期間(時刻T2~T3の期間)では、推定結果と実測温度との差が最大で20℃程度になることが確認できた。このことから、定常状態であるときに、本開示のピストン温度推定処理を行い、過渡状態である(定常状態でない)ときに、本開示のピストン温度推定処理を行わないことによって、い、温度推定精度を高められることを確認できた。
本開示の構成は、ピストン温度推定装置およびピストン温度推定方法に適用することができる。
10 エンジン
11 燃焼室
20 シリンダ
21 シリンダヘッド
22 インジェクタ
23 吸気ポート
24 排気ポート
25 吸気用バルブ
26 排気用バルブ
27 吸気流路
28 排気流路
29 ラムダセンサ
40 ピストン
41 ピストン上部
42 キャビティ
43 スカート部
44 ピンボス部
45 ピストンピン
46 コンロッド
47 クランクピン
48 クランクシャフト
100 ピストン温度推定装置
110 演算部
111 取得部
112 判定部
113 実噴射量算出部
114 指示噴射量算出部
115 推定部
115A 乖離量算出部
115B 記憶制御部
115C モデル更新部
115D 推定実噴射量算出部
115E ピストン温度推定部
120 記憶部

Claims (5)

  1. ラムダセンサで検出された内燃機関の排気ガスの空気過剰率に基づいて、前記内燃機関の燃焼室への燃料の実噴射量を算出する実噴射量算出部と、
    前記燃焼室への燃料の噴射量と前記内燃機関を構成するピストンの温度との関係を示す温度推定用情報と、前記実噴射量算出部で算出された前記実噴射量とに基づいて、前記ピストンの温度を推定する推定部と、を備える、ピストン温度推定装置。
  2. アクセルペダルの踏み込み量に基づいて、前記燃焼室への燃料の指示噴射量を算出する指示噴射量算出部をさらに備え、
    前記推定部は、
    前記実噴射量算出部で算出された実噴射量と前記指示噴射量算出部で算出された指示噴射量との乖離量を算出する乖離量算出部と、
    前記乖離量と当該乖離量の算出に用いた前記指示噴射量とを関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記指示噴射量および前記乖離量を教師データとして用いた機械学習により生成された推定モデルを、前記記憶部に記憶された指示噴射量および乖離量に基づいて、更新するモデル更新部と、
    前記指示噴射量算出部で算出された指示噴射量と前記推定モデルとに基づいて、前記燃焼室への燃料の推定実噴射量を算出する推定実噴射量算出部と、
    前記温度推定用情報と前記推定実噴射量算出部で算出された推定実噴射量とに基づいて、前記ピストンの温度を推定するピストン温度推定部と、を備える、請求項1に記載のピストン温度推定装置。
  3. 前記内燃機関の運転状態が定常状態であるか否かを判定する判定部をさらに備え、
    前記実噴射量算出部は、前記判定部で前記内燃機関の運転状態が定常状態であると判定された場合、実噴射量を算出し、前記内燃機関の運転状態が定常状態でないと判定された場合、実噴射量を算出しない、請求項1または2に記載のピストン温度推定装置。
  4. 前記推定部は、前記推定したピストンの温度を、前記ピストンの温度の変化速度の度合いを示す時定数に基づいて補正する、請求項1から3のいずれか一項に記載のピストン温度推定装置。
  5. ラムダセンサで検出された内燃機関の排気ガスの空気過剰率に基づいて、前記内燃機関の燃焼室への燃料の実噴射量を算出するステップと、
    前記燃焼室への燃料の噴射量と前記内燃機関を構成するピストンの温度との関係を示す温度推定用情報と、前記実噴射量とに基づいて、前記ピストンの温度を推定するステップと、を実行する、ピストン温度推定方法。
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