JP2022052834A - 空容器供給具 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器洗浄装置で洗浄する前段階又は後段階で使用される有体物充填用の空容器を供給するための簡易な構造の汎用性がある空容器供給具を提供すること。【解決手段】少なくとも4つの側壁でホッパー状に形成され、上端部の幅広開口から投入された有体物充填用の空容器を横倒状態かつ上下方向に積み重なるように収納する容器収納部と、この容器収納部に連続し、上方から下方へと徐々に位置変位する横倒状態の空容器を一列状態に制御する容器整列部と、この容器整列部の前方に突出するように連続し、横倒状態の空容器を取り出すことができる下部側の横長開口を上壁に有する容器取出し部を備える空容器供給具。【選択図】図1

Description

本発明は、空のビン、空の缶、空のペットボトル等の空容器を投入口から容器収納部へと投入し、容器収納部に接続する容器取出し口から順次取り出すことができる有体物充填用の空容器供給具に関する。
まず特許文献1には、ビン、缶、ペットボトル等の商品を横倒状態かつ上下方向に積み重なるように収納する複数の商品収納部と、これらの商品収納部に連通し、かつ開閉可能な扉の下端部に形成した商品取出し部を備えた自動販売機が記載されている。
特許文献1は、あくまでも、自動販売機の構造に関するものであり、本発明の如く、容器洗浄装置で洗浄する前段階又は後段階のいずれかで使用される有体物充填用の空容器を供給するための空容器供給具ではない。
したがって、特許文献1は自動販売機の課題に対応して、例えば前記複数の商品収納部の下方と傾斜状のシュートとの空間には、各商品収納部から落下した商品をそれぞれ受け止めると共に、該商品の滑動或いは回転速度を緩めるための複数個のフラップが設けられている。それ故に、自動販売機の構造を簡易化することができない。
次に特許文献2には、飲料水缶容器のストッカーが記載されている。この飲料水缶容器ストッカーは、例えば6缶単位で包装された多数のビールをダンボール箱に入れたままストッカーの傾斜板に落下させる構造で、家庭で多数のビールを保管する場合には便利なものである。しかしながら、この飲料水缶容器のストッカーは、あくまでも、缶ビール、缶ジュース等の商品を家庭で保管するために利用されるものであり、本発明の如く、容器洗浄装置で洗浄する前段階又は後段階のいずれかで使用される有体物充填用の空容器を供給するための空容器供給具ではない。
特開2009-42884号公報 実用新案登録第3043592号公報
本発明の主たる目的は、特許文献1及び特許文献2の問題点に鑑み、容器洗浄装置で洗浄する前段階又は後段階のいずれかで使用される有体物充填用の空容器を供給するための簡易な構造の汎用性がある空容器供給具を提供することである。二次的な第2の目的は、空容器を横状態の姿勢になるのであれば、ランダム(容器の左右如何を問わず)に複数本を一度にかつ次々と投入することができることである。二次的な第3の目的は、容器Yの上下方向の積層状態がやや傾斜状態になっている場合には、作業員が正面壁に形成した開口部の外側から手を入れて傾斜状態の空容器の胴体部を摘まんで該空容器の姿勢を正しい横倒状態に直すことができることである。その他の目的は、従属項によって特定される。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明の空容器供給具は、容器洗浄装置で洗浄する前段階又は後段階のいずれかで使用される有体物充填用の空容器を供給するための空容器供給具であって、少なくとも4つの側壁でホッパー状に形成され、上端部の幅広開口から投入された有体物充填用の空容器を横倒状態かつ上下方向に積み重なるように収納する容器収納部と、この容器収納部に連続し、上方から下方へと徐々に位置変位する前記横倒状態の空容器を一列状態に制御する容器整列部と、この容器整列部の前方に突出するように連続し、前記横倒状態の空容器を取り出すことができる下部側の横長開口を上壁に有する容器取出し部を備えることを特徴とする。
上記構成に於いて、容器収納部を形成する正面壁側の側壁又は/及び容器整列部を形成する正面壁側の側壁のいずれか一方の略中央部には、前記横倒状態の空容器の長さ寸法よりも短く、かつ作業員が空容器の胴体部を摘まんで該空容器の姿勢を正しい横倒状態に直すことができる所定形状の開口部が形成されていることを特徴とする。
また実施形態如何によっては、容器収納部を形成する背面壁側の側壁がシュート機能を有する傾斜板壁であることを特徴とする。また4つの側壁内に前記横倒状態の空容器を前記容器整列部へと滑動させる固定傾斜板が設けられ、前記傾斜板の上面側の空間が容器収納部であることを特徴とする。
さらに、好ましい実施形態は、容器取出し部の横長開口は、少なくとも2個の空容器が露出する大きさであり、かつ、容器取出し部の底壁の外面は接地面であると共に、その前壁の内面は自重により順次一番前に送り出された前記空容器を取出し位置に止めるストッパー面であると共に、前記前壁の上端部が切欠されていることを特徴とする。
ここで「有体物」とは、空間の一部を占め、かつ、空容器に収容或いは充填可能であるものをいう。ここでの有体物は、液体又は個体のいずれかであり、具体的には、超純水等の飲料水、野菜等の出し汁、魚、アワビ、貝、海鞘などの魚貝類、茸類、調味料、ミカン、リンゴ、ニンジン等のジュース類、乳酸菌飲料、牛乳、薬剤等である。
容器洗浄装置で洗浄する前段階又は後段階のいずれかで使用される有体物充填用の空容器を供給するための簡易な構造で汎用性がある空容器供給具を提供することができる。特に、少なくとも4つの側壁でホッパー状に形成され、上端部の幅広開口から投入された有体物充填用の空容器を横倒状態かつ上下方向に積み重なるように収納する容器収納部を備えているので、空容器を横状態の姿勢になるのであれば、ランダム(容器の左右如何を問わず)に複数本を一度にかつ次々と投入することができる。また容器Yの上下方向の積層状態がやや傾斜状態になっている場合には、作業員が正面壁に形成した開口部の外側から手を入れて傾斜状態の空容器の胴体部を摘まんで該空容器の姿勢を正しい横倒状態に直すことができる。
図1乃至図7は本発明の第1実施形態を示す各説明図。図8至図10は本発明の第2実施形態を示す各説明図。図11及び図12は本発明の第3実施形態を示す各説明図。
第1実施形態の空容器供給具Xの斜視図(空容器を収納した状態)。 図1の2-2線断面図。 図2に於いて、正面壁の開口部に外側から指を入れ、空容器の姿勢を正姿勢(水平状態)に直す説明図。 容器取出し部から順次一番前に送り出された空容器を1本取り出した場合の概略説明図。 空容器供給具Xの正面図。 空容器供給具Xの左側面図。 空容器供給具Xの平面図。 第2実施形態の斜視図(空容器を収納していない状態)。 図8の9-9線断面図。 斜視図(空容器を収納した状態)。 第3実施形態の斜視図(空容器を収納していない状態)。 図11の12-12線断面図。 空容器供給具X、空容器Y及び容器洗浄装置Zとの関係を示す概略説明図。
図1乃至図7は、本発明の第1実施形態の空容器供給具Xの各説明図である。これらの図に於いて、Xは両手で運搬可能な空容器供給具で、図示しない作業テーブルの上面に載置される。Yは有体物充填用の空容器で、この空容器Yは、空のビン、空の缶、空のペットボトル等であり、その材質や形態(胴部が角型か円形型)を問わない。図1ではペットボトルYを一例に示す。なお、ペットボトルYは、胴部が長い容器本体のみを示しているが、容器本体の口部に図示しないキャップを設けていても良い。
さて、空容器供給具Xは、空容器Yを図示しない容器洗浄装置で洗浄する前段階又は後段階のいずれかで使用される有体物充填用の空容器供給具であり、前記容器洗浄装置で前記空容器を洗浄した後に、例えば超純水等の飲料水を、飲料水充填装置を用いて前記空容器Yに充填する。
そこで、空容器供給具Xの具体的構成を説明する。前記空容器供給具Xは、少なくとも4つの側壁でホッパー状に形成され、上端部の幅広開口10から投入された有体物充填用の空容器Yを横倒状態かつ上下方向に積み重なるように収納する容器収納部1と、この容器収納部に連続し、上方から下方へと徐々に位置変位する前記横倒状態の空容器を一列状態に制御する容器整列部2と、この容器整列部2の前方に突出するように連続し、前記横倒状態の空容器Yを手で取り出すことができる下部側の横長開口4を上壁に有する容器取出し部3とを備えている。
ここで、図5の正面図を基準にし、他の図面も参照にして空容器供給具Xの各側壁を具体的に説明する。1aは容器収納部1を形成する正面壁側の側壁で、この正面壁側の側壁1aは略垂直である。一方、2aは容器整列部2を形成する正面壁側の側壁で、この正面壁側の側壁2aは中途部が折れ曲がり、その縦断面の形状は、例えば「く」の字或いは弧状の形状ある。
付言すると、容器整列部2の正面壁側の側壁2aは、上端部が容器収納部1の正面壁側の側壁1aに外方向に急斜面状に接続し、その折り曲げ状の中途部から下端部に至るにしたがって緩やかな傾斜面となっている。そして、前記容器整列部を形成する正面壁側の側壁2aの略中央部には、横倒状態の空容器Yの長さ寸法よりも短く、かつ図示しない作業員が空容器Yの胴体部を手Hで摘まんで該空容器Yの姿勢を正しい横倒状態(水平状態)に直すことができる所定形状(例えば横長矩形状、方形状、半円弧状等)の開口部5が形成されている。
左右一対の側壁(下端縁がスロープ)1bは、それぞれ前記容器収納部1の正面壁側の側壁1aの縦寸法に対して略半分程度の垂直帯状部分aと、この垂直帯状部分から下端部に至るに従ってその底面側の縁部が傾斜状となる幅狭壁部分bと、この幅狭壁部分に連続する指先状壁部分cとを有し、全体として上端部側が幅広くかつ下端部側に至るにしたがって幅狭の壁となっている。なお、前記幅狭の壁(左右一対の側壁1b)は、全体として、例えば像さんの鼻形状のイメージを彷彿させる形状である。
したがって、実施形態の背面側の側壁1cは、前記垂直帯状部分aと直交する垂直帯状部分dと、この垂直帯状部分に連続するシュート機能を有する傾斜板部分eと、この傾斜板部分に連続する緩やかな傾斜壁fとを有し、前記傾斜壁fは容器取出し部3の底部となっている。それ故に、左右一対の側壁1b、1bの指先状の突出部分cは、容器取出し部3の底部と直交する側壁となっている。
図2で示すように、空容器供給具Xは、上端の幅広開口10を有する容器収納部1の収納空間11と、この収納空間と連通する容器整列部2の制御空間12と、この制御空間に連通する容器取出し部3の取出し空間13を有し、前記背面側の傾斜板部分eは、幅広開口10に横倒状態に投入された空容器Yを、その自重で滑動させて収納空間11から制御空間12を介して取出し空間13へと導く機能を有している。
さらに、実施形態では、容器取出し部3の横長開口4は、例えば図1や図2で示すように、少なくとも2個の空容器Yが露出する大きさであり、かつ、容器取出し部3の底壁fの外面は接地面であると共に、その前壁gの内面は自重により順次一番前に送り出された前記空容器を取出し位置に止めるストッパー面である。好ましい実施形態では、前記前壁gの上端部は、空容器Yを容易に摘み出すことができるように切欠14されている。なお、この第1実施形態の空容器に供給具Xは、容器取出し部3の反対側(背面側)に脚状或いは支持板状の支持部材6が一体的に設けられている。
上記構成に於いて、空容器供給具Xに、例えば作業員が多数の空容器Yを手で横状態になるように投入する。もちろん、搬送手段を介して機械的に多数の空容器Yを略横状態になるようにして空容器供給具Xに落下させても良い。
多数の空容器Yが上端の幅広開口10に投入されると、図1及び図2で示すように、収納空間11の背面乃至底面側の傾斜板部分eを滑動して制御空間12へと位置変位する。制御空間12を形成する上方の正面壁側の下方部分と、この下方部分に対向する傾斜部分は、滑動する空容器Yが横倒状態のまま1個、1個、通過するスペースとなっている。そして、制御空間12を通過した空容器Yは前壁gに受け止められる。空容器Yが前壁gに受け止められると、次々と滑動する空容器Yは、容器取出し部3でいわば玉突き状態となり、少なくとも2個の空容器が横長開口4に露出する。
実施形態では、前記前壁gの内面は自重により順次一番前に送り出された空容器Yを取出し位置に止めるので食み出ることはない。そこで、作業員は指で一番前の空容器Yを摘まむよう、或いは握るようにして横長開口4乃至切欠14から容易に取り出すことができる。
本発明では、容器収納部1がホッパー状に形成されているので、空容器Yを横状態の姿勢になるのであれば、ランダム(容器の左右如何を問わず)に複数本を一度にかつ次々と投入することができる。また、容器整列部2を形成する正面壁側の側壁2aの略中央部に開口部5が形成されているので、空容器Yの上下方向の積層状態がやや傾斜状態になっている場合には、作業員が前記開口部5の外側から手を入れて傾斜状態の空容器の胴体部を摘まんで該空容器の姿勢を正しい横倒状態に直すことができる。さらに、前述したようには前壁gに切欠14があるので、空容器Yを摘まむよう取り出すことができる。このようにして取り出された空容器Yは、図示しない容器洗浄装置へと運ばれる。
この欄では、本発明の第2実施形態、第3実施形態等の他の実施形態について簡単に説明する。なお、同一部分には同一又は同様の符号を付し、重複する説明を割愛する。
まず図8乃至図10は第2実施形態の各説明図である。この第2実施形態の空容器供給具X1が前記第1実施形態の空容器供給具Xと主に異なる点は、容器収納部1を形成する正面壁側の側壁1a及び容器整列部2を形成する正面壁側の側壁2aの両方に、横倒状態の空容器Yの長さ寸法よりも短く、かつ作業員が空容器Yの胴体部を摘まんで該空容器の姿勢を正しい横倒状態に直すことができる所定形状の開口部5Aが形成されていることである。前記所定形状の開口部5Aは、幅広開口10を形成する容器収納部1の上端中央部から容器整列部2の正面壁側の側壁2aの中央部の折り曲げ部分まで上下方向に一例に所定幅を有して略矩形状に形成されている。もちろん、方形又は矩形或いは円形の開口を両方の側壁1a、側壁2aにそれぞれ形成しても良い。
次に図11と図12は第3実施形態の各説明図である。この第3実施形態の空容器供給具X2が前記第1実施形態の空容器供給具Xと主に異なる点は、背面乃至底壁を傾斜状或いは滑り台状に形成せずに、4つの前後・左右の4つの側壁で、上端開口の箱体を形成し、この箱体の中に滑り台形状の固定傾斜板21を内設したことである。
付言すると、正面壁1aと左右一対の側壁1bと背面壁1cと底壁1dで空容器供給具X2の外観形状を構成し、前記4つの側壁1a~1d内に横倒状態の空容器Yを前記容器整列部2へと滑動させる固定傾斜板21が設けられ、前記固定傾斜板21の上面側の空間が容器収納空間11である。したがって、この実施形態では、前記底壁1dが第1実施形態の支持部材6の役割を果たしている。
なお、本発明の各実施形態に於いて、容器収納部1の幅広開口10を大きくした場合には、その前後方向の幅が空容器の長手方向の幅よりも大きくならないように、左右一対の側壁の上端中央部に垂直仕切り板を固定し、投入口を二分割にするのが望ましい。
最後に、有体物充填用の空容器供給具(X、X1、X2)が容器洗浄装置Zとの関係で発明(創作)されたことを説明する。前述した如く、本発明の空容器供給具Xは、空容器Yを容器洗浄装置Zで洗浄する前段階又は後段階のいずれかで使用される。図13は空容器Yを容器洗浄装置Zで洗浄する前段階の概略説明図である。もちろん、有体物の種類如何によっては、容器洗浄装置Zを空容器供給具Xの前段階に位置付け、最後に図示しない有体物充填装置を配設しても良い。
ここで、図13を参照にして容器洗浄装置Zの構成を簡単に説明する。図13に於いて、図面左側に空容器供給具Xを描いている。また図面右側に容器洗浄装置Zを描いている。容器洗浄装置Zは、例えば作業台35に垂設状態に取付けられ、上下端部にそれぞれ開口部を有する筒状体36と、この筒状体の上端部に固定された環状部(フランジ等)を有する支持部材と、この支持部材に支持されたバネ手段37と、上端部の幅広開口に連通する下端部の小径中心開口を有する凹所状受け部の外周壁に一体的に設けられ、前記バネ手段の上端部を受けるバネ受け部及び該バネ受け部の底面に連設し、前記バネ手段を貫通すると共に、前記筒状体の内周壁に案内される筒状摺動部を有する可動体38と、前記筒状体の上端部に直接又は間接的に設けられ、前記可動体38が前記バネ手段37にバネ力に抗して所定位置まで下降したことを検出する位置検出部40と、外側から前記筒状体36の内部に挿入された挿入先端部の吹き出し口が前記凹所状受け部の略中心部に位置する洗浄水供給ライン31と、この洗浄水供給ラインに設けられ、かつ制御部32で開閉が制御される開閉弁33とを備える。
さらに、詳しく説明すると、符号31は洗浄水(例えば水道水)を供給する洗浄水供給ラインで、この洗浄水供給ライン31の適宜箇所には、制御部32で制御される開閉弁(例えば電磁弁)33が設けられている。35はテーブル、机等の作業台で、この作業台35には上下端開口の筒状体36が固定されている。筒状体36はその下端部にドレン排 出口を有し、水平状態の作業台35に垂設状態に取付けられている。
筒状体36の上端開口側にはバネ手段(例えばコイルバネ)37が配設されている。38は前記筒状体36の上端部側にその下端部が内嵌合し、一方、上端部にホッパー状の凹所受け部38aを有する可動体である。
好ましい実施形態では、可動体38の小径下端部は前記コイル状バネ手段37の中を貫通した状態で前記筒状体36の上端部の内周壁に摺接している。また可動体38の上端部側の大径部の外周壁には、スイッチ用突片39が水平方向に設けられている。40は前記スイッチ用突片39の真下に位置するように作業台35の上面に直接又は間接的に設けられたリミットスイッチである。洗浄水供給ライン31の挿入先端部側は、筒状体36及びコイル状バネ手段37の中を通過し、その吹き出し口は可動体38のラッパ状の受け部38aの内部の略中心部に位置している。
上記構成に於いて、空容器Yを逆様にして(口部が下、底部が上)、仮想線で示す上方の位置から手動で押圧すると、可動体38の凹所状の受け部38aの内周面と空容器Yの胴体部の肩部分の外周壁とが圧接する。そこで、さらに空容器Yを逆様にした状態で下方方向へ押し込むと、該押圧力により可動体38がバネ手段37の付勢力に抗して所要量下降する。可動体38が所定の位置まで下降すると、スイッチ用突片39が位置検出部としてのリミットスイッチ40に当たり、該リミットスイッチ40はONとなる。
リミットスイッチ40がONになると、開閉弁33が開く。開閉弁33が開くと、洗浄水(例えば水道水)は圧力により、洗浄水供給ライン31を介して挿入先端の吹き出し口から噴出する。空容器Yの内周壁を洗浄した洗浄水は自然落下し、筒状体36に直接又は間接的に設けた洗浄水出口部41から排出される。
なお、容器洗浄装置Zは、色々な構造のものを採用することができるので、上記容器洗浄装置Zの具体的構成は、本発明の特定要件ではない。
本発明は、例えば空容器を洗浄装置で洗浄する前段階で使用される有体物充填用の空容器供給具であり、前記洗浄装置で前記空容器を洗浄した後に、例えば超純水等の飲料水を、飲料水充填装置を用いて前記空容器に充填する分野で利用することができる。
X、X1、X2…空容器供給具、Y…空容器、
Z…容器洗浄装置、
1…容器収納部、
1a…正面壁側の側壁、
1b…左右一対の側壁、
e…傾斜板部分、f…底壁、g…前壁、
2…容器整列部、2a…正面壁側の側壁、
3…容器取出し部、
4…横長開口、
5…開口部、
6…支持部材、
10…幅広開口、
11…収納空間、
12…制御空間、
13…取出し空間、
14…切欠、
21…固定傾斜板。

Claims (6)

  1. 容器洗浄装置で洗浄する前段階又は後段階のいずれかで使用される有体物充填用の空容器を供給するための空容器供給具であって、
    少なくとも4つの側壁でホッパー状に形成され、上端部の幅広開口から投入された有体物充填用の空容器を横倒状態かつ上下方向に積み重なるように収納する容器収納部と、この容器収納部に連続し、上方から下方へと徐々に位置変位する前記横倒状態の空容器を一列状態に制御する容器整列部と、この容器整列部の前方に突出するように連続し、前記横倒状態の空容器を取り出すことができる下部側の横長開口を上壁に有する容器取出し部を備える空容器供給具。
  2. 請求項1の有体物充填用の空容器供給具に於いて、容器収納部を形成する正面壁側の側壁又は容器整列部を形成する正面壁側の側壁のいずれか一方の略中央部には、前記横倒状態の空容器の長さ寸法よりも短く、かつ作業員が空容器の胴体部を摘まんで該空容器の姿勢を正しい横倒状態に直すことができる所定形状の開口部が形成されていることを特徴とする空容器供給具。
  3. 請求項1の有体物充填用の空容器供給具に於いて、容器収納部を形成する正面壁側の側壁及び容器整列部を形成する正面壁側の側壁の両方に、前記横倒状態の空容器の長さ寸法よりも短く、かつ作業員が空容器の胴体部を摘まんで該空容器の姿勢を正しい横倒状態に直すことができる所定形状の開口部が形成されていることを特徴とする空容器供給具。
  4. 請求項1の有体物充填用の空容器供給具に於いて、容器収納部を形成する背面壁側の側壁がシュート機能を有する傾斜板壁であることを特徴とする空容器供給具。
  5. 請求項1の有体物充填用の空容器供給具に於いて、4つの側壁内に前記横倒状態の空容器を前記容器整列部へと滑動させる固定傾斜板が設けられ、前記固定傾斜板の上面側の空間が容器収納部であることを特徴とする空容器供給具。
  6. 請求項1の有体物充填用の空容器供給具に於いて、前記容器取出し部の横長開口は、少なくとも2個の空容器が露出する大きさであり、かつ、容器取出し部の底壁の外面は接地面であると共に、その前壁の内面は自重により順次一番前に送り出された前記空容器を取出し位置に止めるストッパー面であると共に、前記前壁の上端部が切欠されていることを特徴とする空容器供給具。
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