JP2022049596A - 情報提供装置 - Google Patents

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宏 間嶋
Hiroshi Majima
修平 山本
Shuhei Yamamoto
成章 天野
Nariaki Amano
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Abstract

【課題】電子チケットを利用する際の利便性を向上させることができる情報提供装置を提供すること。【解決手段】情報提供装置は、ユーザが所有する端末に対して所定の情報を出力するように構成されるプロセッサを有し、プロセッサが、移動手段を利用するための電子チケットであって、予め有効期限が設定された電子チケットの情報を、端末に出力し、電子チケットの有効期限が満了した場合、端末から取得した端末の位置情報に基づいて、ユーザが利用している移動手段およびその利用区間を特定し、移動手段および利用区間に対応した運賃の精算方法に関する情報を、端末に出力する。【選択図】図6

Description

本開示は、情報提供装置に関する。
交通事業者(鉄道、地下鉄、バス、船等)が発行する紙のチケットを電子化してユーザの端末に表示させるサービスが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2020-071107号公報
特許文献1では、時限式乗車券(例えば6時間パス等)を電子化した電子チケットが開示されているが、例えばその電子チケットを使用して移動手段に乗車した際に、当該電子チケットの有効期限が満了してしまった場合、残りの乗車料金をどのように支払えばいいかわからず、ユーザが困惑する可能性がある。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電子チケットを利用する際の利便性を向上させることができる情報提供装置を提供することを目的とする。
本開示に係る情報提供装置は、ユーザが所有する端末に対して所定の情報を出力するように構成されるプロセッサを有し、前記プロセッサが、移動手段を利用するための電子チケットであって、予め有効期限が設定された電子チケットの情報を、前記端末に出力し、前記電子チケットの有効期限が満了した場合、前記端末から取得した前記端末の位置情報に基づいて、前記ユーザが利用している移動手段およびその利用区間を特定し、前記移動手段および前記利用区間に対応した運賃の精算方法に関する情報を、前記端末に出力する。
本開示によれば、移動手段の乗車中に電子チケットの有効期限が満了したとしても、その清算方法が端末に提示されるため、電子チケットを利用する際の利便性が向上する。
図1は、実施形態に係る情報提供装置を含む情報提供システムの全体構成を示す概略図である。 図2は、実施形態に係る情報提供装置を含む情報提供システムの各構成要素の詳細を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る情報提供装置において、端末に表示させる経路探索条件の入力画面の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報提供装置において、端末に表示させる経路探索結果の表示画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報提供装置において、端末に表示させる周遊パスに対応する電子チケットの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報提供装置が実行する情報提供方法の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施形態に係る情報提供装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(情報提供システム)
実施形態に係る情報提供装置を含む情報提供システムについて、図1~図5を参照しながら説明する。情報提供システム1は、図1に示すように、センタサーバ10と、複数の事業者サーバ20と、複数の端末30と、を有している。実施形態に係る情報提供装置は、情報提供システム1のうちのセンタサーバ10の機能により実現される。センタサーバ10、事業者サーバ20および端末30は、いずれも通信機能を備えており、ネットワークNWを通じて相互に通信可能に構成されている。このネットワークNWは、例えばインターネット回線網、携帯電話回線網等から構成される。
(センタサーバ)
センタサーバ10は、ユーザが所有する端末30に対して、所定の情報を提供するためのものである。センタサーバ10は、具体的には、自動車、徒歩、自転車、公共交通機関等の複数の移動手段のうちの一または二以上の組み合わせによる、出発地から目的地までのマルチモーダル経路探索を行い、その経路探索結果を端末30に提供する。
また、センタサーバ10は、電子チケットを端末30に提供する。この「電子チケット」は、交通事業者が提供する移動手段(例えば鉄道、地下鉄、バス、船等)利用するための紙のチケットを電子化したものである。電子チケットは、予め有効期限が設定された時限式乗車券(例えば6時間パス等)である。また、電子チケットとしては、例えば予め設定された有効期限内で一つの移動手段のみを利用可能なものや、所定の区域内で複数の移動手段を自由に利用可能な周遊パス(図5参照)等が挙げられる。なお、センタサーバ10は、例えばワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータによって実現される。
センタサーバ10は、図2に示すように、制御部(第一のプロセッサ)11と、通信部12と、記憶部13と、を備えている。制御部11は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等からなるプロセッサと、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等からなるメモリ(主記憶部)と、を備えている。
制御部11は、記憶部13に格納されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等を制御することにより、所定の目的に合致した機能を実現する。制御部11は、記憶部13に格納されたプログラムの実行を通じて、経路探索部111、電子チケット配信部112、ユーザ位置特定部113および清算情報提供部114として機能する。
経路探索部111は、端末30から取得した経路探索要求に基づいて、複数の事業者サーバ20と通信を行うことにより、複数の移動手段を組み合わせたマルチモーダル経路探索を行う。そして、経路探索部111は、経路探索の結果を、探索履歴情報131として記憶部13に格納する。
ここで、図3は、経路探索部111による経路探索の際に、端末30の操作・表示部34に表示させる経路探索条件の入力画面400の一例を示している。また、図4は、経路探索部111による経路探索の際に、端末30の操作・表示部34に表示させる経路探索結果の表示画面500の一例を示している。
図3の入力画面400は、例えば端末30にインストールされた経路探索アプリにおいて、同図の最下段のメニューのルート探索ボタン401を押下する(例えば操作・表示部34の対応する位置のタッチ操作等)ことにより、操作・表示部34に表示される。この入力画面400には、出発地ボックス402と、目的地ボックス403と、経由地ボックス404と、滞在時間設定メニュー405と、出発時刻設定メニュー406と、地図表示領域407と、ルート探索実行ボタン408と、が含まれる。
出発地ボックス402は、マルチモーダル経路探索における出発地を設定するためのものである。この出発地ボックス402には、例えばデフォルト設定として、端末30の測位部35によって検出された端末30の現在位置が設定されている。
目的地ボックス403は、マルチモーダル経路探索における出発地を設定するためのものである。経由地ボックス404は、マルチモーダル経路探索における経由地を設定するためのものである。滞在時間設定メニュー405は、マルチモーダル経路探索における経由地での滞在時間を設定するためのものである。出発時刻設定メニュー406は、マルチモーダル経路探索における出発地からの出発時刻を設定するためのものである。
地図表示領域407には、出発地ボックス402、目的地ボックス403および経由地ボックス404に設定される出発地、目的地および経由地を含むエリアの地図画像が表示される。ルート探索実行ボタン408は、出発地ボックス402、目的地ボックス403、経由地ボックス404、滞在時間設定メニュー405および出発時刻設定メニュー406で設定された内容に従って、経路探索部111にマルチモーダル経路探索を実行させるためのものである。このルート探索実行ボタン408がユーザによって押下されることにより、端末30からセンタサーバ10へと経路探索要求が送信される。そして、その経路探索要求に基づいて、経路探索部111が経路探索を行う。
図3の入力画面400において、ルート探索実行ボタン408がユーザによって押下された後、経路探索部111から端末30に経路探索結果が送られてくると、図4に示す表示画面500へと遷移する。この表示画面500には、複数の経路候補に対応する経路候補表示領域501~508が表示される。
経路候補表示領域501~508には、例えば経路候補に含まれる代表的な移動手段を表示する表示欄5011、移動時間を表示する表示欄5012、公共交通機関の乗車駅および降車駅を表示する表示欄5013、各移動手段のシンボルマークを表示する表示欄5014、乗り換え回数および徒歩の時間を表示する表示欄5015、等が含まれる。
電子チケット配信部112は、端末30に対して電子チケットを配信する。電子チケット配信部112は、具体的には、端末30から電子チケットの購入要求を取得した場合、当該購入要求に基づいて、電子チケットの情報を生成する。そして、電子チケット配信部112は、生成した電子チケットの情報を、端末30に送信する。また、電子チケット配信部112は、販売した電子チケットに関する情報を、電子チケット購入履歴情報132として記憶部13に格納する。
なお、電子チケットの決済は、例えば情報提供システム1内で行ってもよく、あるいは外部の決済システム(例えば金融機関等)を通じて行ってもよい。情報提供システム1内で電子チケットの決済が行われる場合、端末30にインストールされた電子チケットアプリを通じた電子チケットの購入時に決済も同時に行われる。そして、端末30からセンタサーバ10へと電子チケットの購入要求が送信される際に、電子チケットの決済完了情報も同時に送信される。また、外部の決済システムを通じて電子チケットの決済が行われる場合、端末30から送信される電子チケットの購入要求とは別に、外部の決済システムからセンタサーバ10に対して電子チケットの決済完了情報が送信される。
ユーザ位置特定部113は、電子チケットの有効期限が満了した場合に、当該電子チケットを利用しているユーザの位置を特定する。ユーザ位置特定部113は、端末30の有効期限判定部314から、当該端末30のユーザの電子チケットの有効期限が満了した旨の判定結果を取得した場合、端末30から取得した端末30の位置情報に基づいて、ユーザが利用している移動手段およびその利用区間を特定する。ユーザ位置特定部113は、ユーザがどの移動手段を利用中であるか、およびユーザがその移動手段のどの区間(駅、停留所等)にいるのかを特定する。なお、端末30の位置情報は、端末30の測位部35によって検出され、端末30からセンタサーバ10へと、随時入力される。
清算情報提供部114は、ユーザが所持する端末30に対して、運賃の精算方法に関する情報(以下、「清算情報」という)を提供する。この「清算情報」とは、電子チケットの有効期限が満了した際に、清算が別途必要であるか否か、清算が必要である場合の清算金額および清算方法(どこでどのように清算するのか)に関する情報である。清算情報は、移動手段ごとに予め取り決められており、清算情報133として記憶部13に格納されている。清算情報提供部114は、この清算情報133を参照し、ユーザ位置特定部113によって特定された移動手段および利用区間に対応した清算情報を、端末30に出力する。
また、清算情報提供部114は、例えば移動手段の遅延があり、その遅延がなければ電子チケットの有効期限内にユーザが移動手段から降車できた場合は、清算が不要である旨の清算情報を端末30に送信する。なお、移動手段の運行情報に関する情報は、例えば事業者サーバ20からセンタサーバ10に対して随時提供されており、移動手段が遅延したか否かについてもセンタサーバ10側で把握している。
通信部12は、例えばLAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路等から構成される。通信部12は、公衆通信網であるインターネット等のネットワークNWに接続されている。そして、通信部12は、当該ネットワークNWに接続することにより、事業者サーバ20および端末30との間で通信を行う。
記憶部13は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)およびリムーバブルメディア等の記録媒体から構成される。リムーバブルメディアとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)のようなディスク記録媒体が挙げられる。記憶部13には、オペレーティングシステム(Operating System:OS)、各種プログラム、各種テーブル、各種データベース等が格納可能である。
記憶部13には、探索履歴情報131、電子チケット購入履歴情報132および清算情報133が格納されている。
探索履歴情報131は、経路探索部111によって行われた経路探索の履歴を示す情報である。探索履歴情報131には、例えばユーザ(端末30)ごとの、経路探索条件、経路探索結果等が含まれる。
電子チケット購入履歴情報132には、例えば電子チケットを購入したユーザ、当該ユーザによる電子チケットの購入日時、購入枚数、購入金額、有効期限、チケット種別(大人用、子供用)等の情報が含まれる。
清算情報133は、電子チケットの有効期限が満了した際に、清算が別途必要であるか否か、清算が必要である場合の清算金額および清算方法(どこでどのように清算するのか)に関する情報である。清算情報133は、例えば以下の(1)、(2)の例に示すように、移動手段ごとに予め取り決められている。
(1)S電鉄:有効期限が切れた時点の一つ前の駅から、降車駅までの運賃の精算が必要。清算金額は5kmごとに30円。
(2)T電鉄:有効期限が切れた時点の一つ後の駅から、降車駅までの運賃の精算が必要。清算金額は5kmごとに50円。
(事業者サーバ)
事業者サーバ20は、マルチモーダル経路探索に利用される移動手段を提供する事業者が管理するサーバである。このセンタサーバ10は、例えばワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータによって実現される。
事業者サーバ20を構成するサーバとしては、例えば路線バス関連サーバ、鉄道関連サーバ、高速バス関連サーバ、航空関連サーバ、船関連サーバ、タクシー関連サーバ、ライドシェアリング関連サーバ、カーシェアリング関連サーバ、レンタカー関連サーバ、サイクルシェアリング関連サーバ、等が挙げられる。
路線バス関連サーバは、路線バスの運行会社等により運営され、路線バスの運行等に関する情報(例えば時刻表、遅延等を含む運行状況、各車両の現在位置等)を、センタサーバ10に提供する。また、鉄道関連サーバは、鉄道の運行会社等により運営され、鉄道の運行等に関する情報(例えば、時刻表、遅延等を含む運行状況、予約可能な各列車の空席状況等)を、センタサーバ10に提供する。また、高速バス関連サーバは、高速バスの運行会社等により運営され、高速バスの運行等に関する情報(例えば、時刻表、遅延等を含む運行状況、各車両の空席状況等)を、センタサーバ10に提供する。また、航空関連サーバは、飛行機の運行会社等により運営され、飛行機の運行等に関する情報(例えば、時刻表、遅延等を含む運行状況、各便の空席状況等)を、センタサーバ10に提供する。
また、船関連サーバは、船の運行会社等により運営され、船の運行等に関する情報(例えば、時刻表、遅延等を含む運行状況、予約可能な各便の空席状況等)を、センタサーバ10に提供する。また、タクシー関連サーバは、タクシーのサービス提供会社等により運営され、タクシーのサービスに関する各種情報(例えば、各車両の位置情報や空車・賃走等を含む運行状況等)を、センタサーバ10に提供する。また、ライドシェアリング関連サーバは、ライドシェアリングのサービス提供会社等により運営され、ライドシェアリングのサービスに関する各種情報(例えば、ライドシェアリングで運用される各車両の現在位置や配車可否等)を、センタサーバ10に提供する。また、カーシェアリング関連サーバは、カーリングシェアのサービス提供会社等により運営され、カーシェアリングのサービスに関する各種情報(例えば、シェアカーを提供する各ステーションの駐車スペース数、現在の利用可能台数、返却可能台数等)を、センタサーバ10に提供する。
また、レンタカー関連サーバは、レンタカーのサービス提供会社等により運営され、レンタカーのサービスに関する各種情報(例えば、レンタカーを貸し出す各営業所で準備可能な車両の車種や各営業車における車種ごとの現在準備可能な台数等)を、センタサーバ10に提供する。また、サイクルシェアリング関連サーバは、サイクルシェアリングのサービス提供会社等により運営され、サイクルシェアリングのサービスに関する各種情報(例えば、シェアサイクルを提供する複数のサイクルポートごとの提供可能台数や現在の空き台数等)を、センタサーバ10に提供する。このように、センタサーバ10は、事業者サーバ20を構成する各サーバから提供された情報に基づいて、マルチモーダル経路探索を行う。
(端末)
端末30は、センタサーバ10から取得した情報を操作・表示部34に表示するためのものである。端末30は、具体的には、ユーザの操作に基づいて、センタサーバ10に対して経路探索要求を行い、センタサーバ10から取得した経路探索結果を表示する。また、端末30は、予め取得した電子チケットの情報を表示する。端末30は、例えばユーザが所有するスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ウェアラブルコンピュータ等によって実現される。
端末30は、図2に示すように、制御部31と、通信部32と、記憶部33と、操作・表示部34と、測位部35と、を備えている。制御部31は、記憶部33に格納されたプログラムの実行を通じて、表示制御部311、経路探索要求部312、電子チケット購入要求部313、有効期限判定部314および清算処理部315として機能する。
表示制御部311は、操作・表示部34における表示を制御する。表示制御部311は、例えば経路探索条件の入力画面400(図3参照)、経路探索結果の表示画面500(図5参照)、電子チケットの券面画面600(図5参照)、清算情報提供部114から取得した清算情報(清算が必要であるか否か、清算が必要である場合の清算金額および清算方法等)、運賃の精算画面等を、操作・表示部34に表示させる。
図5に示した電子チケットの券面画面600は、所定の区域内で複数の移動手段を自由に利用可能な周遊パスの一例を示している。券面画面600は、現在時刻を表示する領域601と、電子チケットの表題を表示する領域602と、電子チケットを利用可能な交通事業者を表示する領域603と、電子チケットのチケット種別(大人用、子供用)を表示する領域604と、電子チケットの有効期限を表示する領域605,610と、ユーザの現在位置を表示する領域606と、これから利用する移動手段の利用方法を表示する領域607と、電子チケットの利用可能エリアや利用案内を表示する領域608と、購入枚数を表示する領域609と、を有している。
経路探索要求部312は、ユーザの操作に応じて、経路探索要求をセンタサーバ10に送信する。経路探索要求部312は、具体的には、経路探索条件の入力画面400(図3参照)のルート探索実行ボタン408がユーザによって押下された場合、入力内容に基づく経路探索要求をセンタサーバ10に送信する。
電子チケット購入要求部313は、ユーザの操作に応じて、電子チケットの購入要求をセンタサーバ10に送信する。そして、電子チケット購入要求部313は、センタサーバ10から電子チケットの情報を取得すると、その情報を電子チケット情報331として記憶部33に格納する。
有効期限判定部314は、ユーザが購入した電子チケットの有効期限が満了したかを判定する。有効期限判定部314は、記憶部33に格納された電子チケット情報331に基づいて、電子チケットの有効期限が満了したか否かを判定し、有効期限が満了した場合、その判定結果をセンタサーバ10に送信する。
清算処理部315は、電子チケットの有効期限が満了した際に、運賃の精算処理を行う。清算処理部315は、操作・表示部34に表示された運賃の精算画面において、例えばユーザが「清算ボタン」等を押下した際に、運賃の精算処理を行う。
なお、運賃の精算は、例えば情報提供システム1内で行ってもよく、あるいは外部の決済システム(例えば金融機関等)を通じて行ってもよい。情報提供システム1内で運賃の精算が行われる場合、端末30にインストールされた電子チケットアプリを通じて清算が行われ、清算処理が完了した旨の情報(以下、「清算完了情報」)がセンタサーバ10に送信される。また、外部の決済システムを通じて運賃の精算が行われる場合、端末30から当該決済システムに対し清算処理要求が送信される。そして、決済システムで清算処理が完了すると、清算完了情報がセンタサーバ10に送信される。
通信部32は、ネットワークNWを介した無線通信により、センタサーバ10との間で通信を行う。記憶部33には、電子チケット情報331が格納されている。
電子チケット情報331は、ユーザが購入した電子チケットに関する情報であり、例えば電子チケットの購入日時、購入枚数、購入金額、有効期限、チケット種別(大人用、子供用)等の情報が含まれる。なお、記憶部33には、電子チケット情報331の他に、例えば表示制御部311、経路探索要求部312および電子チケット購入要求部313を実現するためのアプリケーションプログラム(経路探索アプリ、電子チケットアプリ)等が格納されている。
操作・表示部34は、例えばタッチパネルディスプレイ等により構成されており、ユーザの手指やペン等による操作を受け付ける入力機能と、表示制御部311の制御に基づいて各種情報を表示する表示機能と、を有している。操作・表示部34は、表示制御部311の制御に基づいて、経路探索条件の入力画面400(図3参照)、経路探索結果の表示画面500(図4参照)、電子チケットの情報(図5参照)、電子チケットの購入画面等を表示する。
測位部35は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して、端末30の現在位置に関する情報(以下、「位置情報」という)を検出する。位置情報の検出方法は、GPS衛星を利用した方法に限定されず、例えばLiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)と3次元デジタル地図とを組み合わせた方法等を利用してもよい。測位部35は、検出した位置情報を制御部31に対して送信する。また、制御部31は、この位置情報をセンタサーバ10に随時送信する。
(情報提供方法)
実施形態に係る情報提供装置が実行する情報提供方法の処理手順の一例について、図6を参照しながら説明する。
まず、端末30の制御部31は、測位部35によって検出されたユーザの位置情報をセンタサーバ10に送信する(ステップS1)。続いて、有効期限判定部314は、ユーザが購入した電子チケットの有効期限が満了したか否かを判定する(ステップS2)。
電子チケットの有効期限が満了したと判定した場合(ステップS2でYes)、有効期限判定部314は、その判定結果をセンタサーバ10に送信する。一方、電子チケットの有効期限が満了していないと判定した場合(ステップS2でNo)、有効期限判定部314は、ステップS2に戻る。
続いて、ユーザ位置特定部113は、端末30から取得したユーザの位置情報に基づいて、ユーザが利用している移動手段およびその利用区間を特定する(ステップS3)。続いて、清算情報提供部114は、ステップS3で特定した移動手段および利用区間に対応した清算金額およびその清算方法に関する情報を、端末30に送信する(ステップS4)。続いて、表示制御部311は、清算金額およびその清算方法に関する情報を操作・表示部34に表示させる(ステップS5)。以上により、本処理は完了する。
以上説明したように、実施形態に係る情報提供装置によれば、移動手段の乗車中に電子チケットの有効期限が満了したとしても、その清算方法が端末30に提示されるため、電子チケットを利用する際の利便性が向上する。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
例えば実施形態に係る情報提供装置では、ユーザの移動手段およびその利用区間の特定をセンタサーバ10側で行っていたが(ユーザ位置特定部113参照)、端末30側で行ってもよい。この場合、端末30の制御部31は、特定したユーザの移動手段およびその利用区間を、センタサーバ10に送信する。これを受けて、センタサーバ10の清算情報提供部114は、清算情報を端末30に送信する。
1 情報提供システム
10 センタサーバ
11 制御部
111 経路探索部
112 電子チケット配信部
113 ユーザ位置特定部
114 清算情報提供部
12 通信部
13 記憶部
131 探索履歴情報
132 電子チケット購入履歴情報
133 清算情報
20 事業者サーバ
30 端末
31 制御部
311 表示制御部
312 経路探索要求部
313 電子チケット購入要求部
314 有効期限判定部
315 清算処理部
32 通信部
33 記憶部
331 電子チケット情報
34 操作・表示部
35 測位部
400 入力画面
401 ルート探索ボタン
402 出発地ボックス
403 目的地ボックス
404 経由地ボックス
405 滞在時間設定メニュー
406 出発時刻設定メニュー
407 地図表示領域
408 ルート探索実行ボタン
500 表示画面
501,502,503,504,505,506,507,508 経路候補表示領域
5011,5012,5013,5014,5015 表示欄
600 券面画面
601,602,603,604,605,606,607,608,609,610 領域
NW ネットワーク

Claims (1)

  1. ユーザが所有する端末に対して所定の情報を出力するように構成されるプロセッサを有し、
    前記プロセッサは、
    移動手段を利用するための電子チケットであって、予め有効期限が設定された電子チケットの情報を、前記端末に出力し、
    前記電子チケットの有効期限が満了した場合、前記端末から取得した前記端末の位置情報に基づいて、前記ユーザが利用している移動手段およびその利用区間を特定し、
    前記移動手段および前記利用区間に対応した運賃の精算方法に関する情報を、前記端末に出力する、
    情報提供装置。
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