JP2022049284A - 保険情報提供装置 - Google Patents

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宏 間嶋
Hiroshi Majima
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Abstract

【課題】マルチモーダル経路探索において、ユーザの使い勝手を向上させることができる保険情報提供装置を提供すること。【解決手段】保険情報提供装置は、複数の移動手段のうちの一または二以上の組み合わせによる経路探索を行うように構成されるプロセッサを有し、プロセッサが、経路探索の結果を、ユーザが所持する端末に出力し、端末から、ユーザが前記経路探索の結果に含まれる移動手段に乗り遅れた旨の情報を取得した場合、ユーザ以外の別のユーザによる移動履歴に基づいて、ユーザに対する保険適用の可否を判定し、保険適用可能であると判定した場合、予め設定した保険情報を前記端末に出力する。【選択図】図5

Description

本開示は、保険情報提供装置に関する。
複数の移動手段を組み合わせて経路探索を行うマルチモーダル経路探索が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2020-071107号公報
特許文献1で開示された技術では、例えばマルチモーダル経路探索の結果に基づいてユーザが移動している際に、一部の移動手段が遅延した場合、ユーザが後続の移動手段に乗り継ぎできない可能性があった。そのため、特許文献1で開示された技術は、ユーザの使い勝手が悪い場合があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、マルチモーダル経路探索において、ユーザの使い勝手を向上させることができる保険情報提供装置を提供することを目的とする。
本開示に係る保険情報提供装置は、複数の移動手段のうちの一または二以上の組み合わせによる経路探索を行うように構成されるプロセッサを有し、前記プロセッサが、前記経路探索の結果を、ユーザが所持する端末に出力し、前記端末から、前記ユーザが前記経路探索の結果に含まれる移動手段に乗り遅れた旨の情報を取得した場合、前記ユーザ以外の別のユーザによる移動履歴に基づいて、前記ユーザに対する保険適用の可否を判定し、保険適用可能であると判定した場合、予め設定した保険情報を前記端末に出力する。
本開示によれば、ユーザが移動手段への乗り継ぎに失敗した場合であっても、一定条件下で保険を適用でき、ユーザの損害を補填することができる。従って、マルチモーダル経路探索におけるユーザの使い勝手を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る保険情報提供装置を含む保険情報提供システムの全体構成を示す概略図である。 図2は、実施形態に係る保険情報提供装置を含む保険情報提供システムの各構成要素の詳細を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る保険情報提供装置において、端末に表示させる経路探索条件の入力画面の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る保険情報提供装置において、端末に表示させる経路探索結果の表示画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る保険情報提供装置が実行する保険情報提供方法の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施形態に係る保険情報提供装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(保険情報提供システム)
実施形態に係る保険情報提供装置を含む保険情報提供システムについて、図1~図4を参照しながら説明する。保険情報提供システム1は、図1に示すように、センタサーバ10と、複数の事業者サーバ20と、複数の端末30と、を有している。実施形態に係る保険情報提供装置は、保険情報提供システム1のうちのセンタサーバ10の機能により実現される。センタサーバ10、事業者サーバ20および端末30は、いずれも通信機能を備えており、ネットワークNWを通じて相互に通信可能に構成されている。このネットワークNWは、例えばインターネット回線網、携帯電話回線網等から構成される。
(センタサーバ)
センタサーバ10は、自動車、徒歩、自転車、公共交通機関等の複数の移動手段のうちの一または二以上の組み合わせによる、出発地から目的地までのマルチモーダル経路探索を行う。また、センタサーバ10は、マルチモーダル経路探索の結果に基づいて移動中のユーザが、移動手段への乗り継ぎに失敗した際に、予め設定した保険情報を、一定条件下でユーザが所持する端末に提供する。このセンタサーバ10は、例えばワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータによって実現される。また、センタサーバ10は、ユーザに対して保険を提供する保険会社またはその委託を受けた事業者により管理される。
センタサーバ10は、図2に示すように、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、を備えている。制御部11は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等からなるプロセッサと、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等からなるメモリ(主記憶部)と、を備えている。
制御部11は、記憶部13に格納されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等を制御することにより、所定の目的に合致した機能を実現する。制御部11は、記憶部13に格納されたプログラムの実行を通じて、経路探索部111、保険適用判定部112および保険情報提供部113として機能する。
経路探索部111は、端末30から取得した経路探索要求に基づいて、複数の事業者サーバ20と通信を行うことにより、複数の移動手段を組み合わせたマルチモーダル経路探索を行う。そして、経路探索部111は、経路探索の結果を、ユーザが所持する端末30に送信するとともに、探索履歴情報131として記憶部13に格納する。
ここで、図3は、経路探索部111による経路探索の際に、端末30の操作・表示部34に表示させる経路探索条件の入力画面400の一例を示している。また、図4は、経路探索部111による経路探索の際に、端末30の操作・表示部34に表示させる経路探索結果の表示画面600の一例を示している。
図3の入力画面400は、例えば端末30にインストールされた経路探索アプリにおいて、同図の最下段のメニューのルート探索ボタン401を押下する(例えば操作・表示部34の対応する位置のタッチ操作等)ことにより、操作・表示部34に表示される。この入力画面400には、出発地ボックス402と、目的地ボックス403と、経由地ボックス404と、滞在時間設定メニュー405と、出発時刻設定メニュー406と、地図表示領域407と、ルート探索実行ボタン408と、が含まれる。
出発地ボックス402は、マルチモーダル経路探索における出発地を設定するためのものである。この出発地ボックス402には、例えばデフォルト設定として、端末30の測位部35によって検出された端末30の現在位置が設定されている。
目的地ボックス403は、マルチモーダル経路探索における出発地を設定するためのものである。経由地ボックス404は、マルチモーダル経路探索における経由地を設定するためのものである。滞在時間設定メニュー405は、マルチモーダル経路探索における経由地での滞在時間を設定するためのものである。出発時刻設定メニュー406は、マルチモーダル経路探索における出発地からの出発時刻を設定するためのものである。
地図表示領域407には、出発地ボックス402、目的地ボックス403および経由地ボックス404に設定される出発地、目的地および経由地を含むエリアの地図画像が表示される。ルート探索実行ボタン408は、出発地ボックス402、目的地ボックス403、経由地ボックス404、滞在時間設定メニュー405および出発時刻設定メニュー406で設定された内容に従って、経路探索部111にマルチモーダル経路探索を実行させるためのものである。このルート探索実行ボタン408がユーザによって押下されることにより、端末30からセンタサーバ10へと経路探索要求が送信される。そして、その経路探索要求に基づいて、経路探索部111が経路探索を行う。
図3の入力画面400において、ルート探索実行ボタン408がユーザによって押下された後、経路探索部111から端末30に経路探索結果が送られてくると、図4に示す表示画面600へと遷移する。この表示画面600には、複数の経路候補に対応する経路候補表示領域601~608が表示される。
経路候補表示領域601~608には、例えば経路候補に含まれる代表的な移動手段を表示する表示欄6011、移動時間を表示する表示欄6012、公共交通機関の乗車駅および降車駅を表示する表示欄6013、各移動手段のシンボルマークを表示する表示欄6014、乗り換え回数および徒歩の時間を表示する表示欄6015、等が含まれる。
保険適用判定部112は、ユーザが移動手段に乗り遅れた際、すなわちマルチモーダル経路探索の結果に基づいて移動しているユーザが、一部の移動手段に乗り継ぎすることができなかった際に、当該ユーザに対して保険が適用されるか否かを判定する。
「保険」とは、移動手段に乗り遅れたユーザに発生した損害(例えば乗車券、搭乗券等の失効)を補填するための移動遅延保険のことを示している。この保険の具体的な給付内容としては、例えば予め規定された保険金による現金給付、遅延をカバーする代替移動手段(例えばタクシー、振替輸送用バス等)の提供、等が挙げられる。保険情報提供システム1では、例えばセンタサーバ10を管理する保険会社等とユーザとの間で、予め上記の保険契約が締結されていることを前提としている。
保険適用判定部112は、ユーザが移動手段に乗り遅れた際に、当該ユーザに対する保険適用(保険金の給付、代替移動手段の提供)の可否を判定する。保険適用判定部112は、ユーザが経路探索の結果に含まれる移動手段に乗り遅れた旨の情報(以下、「保険請求情報」という)を取得した場合に、当該ユーザ以外の別のユーザによる移動履歴に基づいて、当該ユーザに対する保険適用の可否を判定する。
すなわち、保険適用判定部112は、ユーザ(以下、「ユーザA」という)が移動手段に乗り遅れた際に、ユーザAの過去の経路探索結果および移動履歴に加えて、ユーザA以外の別のユーザ(以下、「ユーザB」という)の過去の経路探索結果および移動履歴を考慮して、移動手段に過失があるか否か、例えば移動手段の遅延が当該移動手段の過失によるものであるか否かを判定する。そして、保険適用判定部112は、その判定結果に基づいて、ユーザAに対する保険適用の可否を判定する。
なお、「ユーザの過去の経路探索結果」とは、ユーザが端末30にインストールされた経路探索アプリを通じて行った経路探索結果(経路探索要求部312の要求に基づいて行った経路探索結果)のことを示しており、探索履歴情報131として記憶部13に格納されている。また、「ユーザの移動履歴」とは、ユーザの位置情報に基づく移動の履歴のことを示しており、移動履歴情報331として記憶部13に格納されている。
例えば、ユーザAが、過去に探索した以下の経路(1)~(3)に従って移動している際に、S電鉄が遅延し、ユーザAがT電鉄に乗り遅れてしまった場合を考える。
(1)13時にX駅からS電鉄に乗車
(2)13時30分にY駅でS電鉄から降車
(3)13時40分にY駅からT電鉄に乗車
この場合、保険適用判定部112は、ユーザAの端末30の保険請求部313から、保険請求情報を取得すると、ユーザAの探索履歴情報131および移動履歴情報331と、ユーザBの探索履歴情報131および移動履歴情報331とをそれぞれ参照する。そして、保険適用判定部112は、ユーザBが、ユーザAと同様に、上記の経路(1)~(3)に従って移動し、かつT電鉄に乗り遅れたか否かを検証する。すなわち、保険適用判定部112は、ユーザAと同じように移動したユーザBが、T電鉄に乗り遅れたか否かを検証することにより、T電鉄に乗り遅れた際の過失が、ユーザAとT電鉄のどちらにあるのかを判定する。
保険適用判定部112は、ユーザBがT電鉄に乗り遅れている場合、ユーザAに対する保険適用が可能であると判定する。一方、保険適用判定部112は、ユーザBがT電鉄に乗り遅れていない場合、ユーザAに対する保険適用が不可能であると判定する。なお、保険適用判定部112は、ユーザA以外の複数のユーザの過去の経路探索結果および移動履歴を考慮して、ユーザAに対する保険適用の可否を判定してもよい。このように、移動手段への乗り継ぎに失敗したユーザに対する保険適用の可否を、当該ユーザの情報(経路探索履歴、移動履歴)のみならず、その他のユーザの情報を考慮して判断することにより、ユーザに対する保険適用の可否を客観的に判断することができ、保険の給付を公正に行うことができる。
また、保険適用判定部112はユーザ以外の他のユーザの移動動向に代えて、例えば移動手段が遅延を証明した情報(例えば電子的な遅延証明書等)に基づいて、ユーザに対する保険適用の可否を判定してもよい。この場合、保険適用判定部112は、端末30の保険請求部313から、電子的な遅延証明書を取得すると、ユーザに対する保険適用が可能であると判定する。このように、移動手段自身が発行する遅延証明書を用いることにより、ユーザに対する保険適用の可否をより迅速に判断することができる。
保険情報提供部113は、保険適用判定部112によって、ユーザに対して保険適用可能であると判定した場合に、予め設定した保険情報を端末30に送信する。この保険情報は、予め保険会社等とユーザとの間で締結された保険契約に基づいて作成され、保険情報132として記憶部13に格納されている。
通信部12は、例えばLAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路等から構成される。通信部12は、公衆通信網であるインターネット等のネットワークNWに接続されている。そして、通信部12は、当該ネットワークNWに接続することにより、事業者サーバ20および端末30との間で通信を行う。
記憶部13は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)およびリムーバブルメディア等の記録媒体から構成される。リムーバブルメディアとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)のようなディスク記録媒体が挙げられる。記憶部13には、オペレーティングシステム(Operating System:OS)、各種プログラム、各種テーブル、各種データベース等が格納可能である。記憶部13には、探索履歴情報131と、保険情報132と、移動履歴情報331とが格納されている。
探索履歴情報131は、経路探索部111によって行われた経路探索の履歴を示す情報である。探索履歴情報131には、例えばユーザ(端末30)ごとの、経路探索条件、経路探索結果等が含まれる。
保険情報132は、ユーザに対して給付する保険に関する情報である。保険情報132としては、ユーザの損害に応じて設定された保険金に関する情報、移動手段の遅延をカバーする代替移動手段(例えばタクシー、振替輸送用バス等)に関する情報等が挙げられる。また、代替移動手段に関する情報としては、例えば保険会社と契約しているタクシー会社・バス会社への連絡先や、端末30にインストールされた経路探索アプリ上でタクシー・振替輸送用バスを呼ぶための配車指示に関する情報等が挙げられる。
移動履歴情報331は、ユーザ(端末30)の過去の移動の履歴に関する情報である。移動履歴情報331には、例えばユーザが過去に移動した場所、経路、移動速度等の情報が含まれる。センタサーバ10は、逐次また所定の周期で、この移動履歴情報331を端末30から取得する。
(事業者サーバ)
事業者サーバ20は、マルチモーダル経路探索に利用される移動手段を提供する事業者が管理するサーバである。このセンタサーバ10は、例えばワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータによって実現される。
事業者サーバ20を構成するサーバとしては、例えば路線バス関連サーバ、鉄道関連サーバ、高速バス関連サーバ、航空関連サーバ、船関連サーバ、タクシー関連サーバ、ライドシェアリング関連サーバ、カーシェアリング関連サーバ、レンタカー関連サーバ、サイクルシェアリング関連サーバ、等が挙げられる。
路線バス関連サーバは、路線バスの運行会社等により運営され、路線バスの運行等に関する情報(例えば時刻表、遅延等を含む運行状況、各車両の現在位置等)を、センタサーバ10に提供する。また、鉄道関連サーバは、鉄道の運行会社等により運営され、鉄道の運行等に関する情報(例えば、時刻表、遅延等を含む運行状況、予約可能な各列車の空席状況等)を、センタサーバ10に提供する。また、高速バス関連サーバは、高速バスの運行会社等により運営され、高速バスの運行等に関する情報(例えば、時刻表、遅延等を含む運行状況、各車両の空席状況等)を、センタサーバ10に提供する。また、航空関連サーバは、飛行機の運行会社等により運営され、飛行機の運行等に関する情報(例えば、時刻表、遅延等を含む運行状況、各便の空席状況等)を、センタサーバ10に提供する。
また、船関連サーバは、船の運行会社等により運営され、船の運行等に関する情報(例えば、時刻表、遅延等を含む運行状況、予約可能な各便の空席状況等)を、センタサーバ10に提供する。また、タクシー関連サーバは、タクシーのサービス提供会社等により運営され、タクシーのサービスに関する各種情報(例えば、各車両の位置情報や空車・賃走等を含む運行状況等)を、センタサーバ10に提供する。また、ライドシェアリング関連サーバは、ライドシェアリングのサービス提供会社等により運営され、ライドシェアリングのサービスに関する各種情報(例えば、ライドシェアリングで運用される各車両の現在位置や配車可否等)を、センタサーバ10に提供する。また、カーシェアリング関連サーバは、カーリングシェアのサービス提供会社等により運営され、カーシェアリングのサービスに関する各種情報(例えば、シェアカーを提供する各ステーションの駐車スペース数、現在の利用可能台数、返却可能台数等)を、センタサーバ10に提供する。
また、レンタカー関連サーバは、レンタカーのサービス提供会社等により運営され、レンタカーのサービスに関する各種情報(例えば、レンタカーを貸し出す各営業所で準備可能な車両の車種や各営業車における車種ごとの現在準備可能な台数等)を、センタサーバ10に提供する。また、サイクルシェアリング関連サーバは、サイクルシェアリングのサービス提供会社等により運営され、サイクルシェアリングのサービスに関する各種情報(例えば、シェアサイクルを提供する複数のサイクルポートごとの提供可能台数や現在の空き台数等)を、センタサーバ10に提供する。このように、センタサーバ10は、事業者サーバ20を構成する各サーバから提供された情報に基づいて、マルチモーダル経路探索を行う。
(端末)
端末30は、ユーザの操作に基づいて、センタサーバ10に対して経路探索要求および保険請求を行う。端末30は、例えばユーザが所有するスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ウェアラブルコンピュータ等によって実現される。
端末30は、図2に示すように、制御部31と、通信部32と、記憶部33と、操作・表示部34と、測位部35と、を備えている。制御部31は、記憶部33に格納されたプログラムの実行を通じて、表示制御部311、経路探索要求部312および保険請求部313として機能する。
表示制御部311は、操作・表示部34における表示を制御する。表示制御部311は、例えば経路探索条件の入力画面400(図3参照)、経路探索結果の表示画面600(図4参照)を、操作・表示部34に表示させる。また、表示制御部311は、ユーザが保険請求を行うための「保険請求ボタン」を操作・表示部34に表示させる。また、表示制御部311は、センタサーバ10から保険情報(例えば保険金、代替手段に関する情報)132を取得した際に、当該保険情報を、操作・表示部34に表示させる。
表示制御部311は、「保険金に関する情報」として、例えば保険金の金額や保険金の請求先等の情報を操作・表示部34に表示させる。また、表示制御部311は、「代替移動手段に関する情報」として、タクシー会社・バス会社への連絡先、経路探索アプリ上でタクシー・振替輸送用バスを呼ぶための配車指示ボタン等を操作・表示部34に表示させる。
経路探索要求部312は、ユーザの操作に応じて、経路探索要求をセンタサーバ10に送信する。経路探索要求部312は、具体的には、経路探索条件の入力画面400(図3参照)のルート探索実行ボタン408がユーザによって押下された場合、入力内容に基づく経路探索要求をセンタサーバ10に送信する。
保険請求部313は、ユーザが経路探索の結果に含まれる移動手段に乗り遅れた際に、当該ユーザによる操作・表示部34の操作に基づいて、保険請求情報をセンタサーバ10に送信する。保険請求部313は、例えば端末30にインストールされた経路探索アプリ上において、ユーザが「保険請求ボタン」を押下した際に、保険請求情報をセンタサーバ10に送信する。
通信部32は、ネットワークNWを介した無線通信により、センタサーバ10との間で通信を行う。記憶部33には、移動履歴情報331が格納されている。
移動履歴情報331は、ユーザ(端末30)の過去の移動の履歴に関する情報である。移動履歴情報331には、例えばユーザが過去に移動した場所、経路、移動速度等の情報が含まれる。移動履歴情報331は、測位部35によって検出された端末30の位置情報に基づいて、例えば制御部31によって作成される。また、制御部31は、逐次また所定の周期で、この移動履歴情報331をセンタサーバ10に送信する。
操作・表示部34は、例えばタッチパネルディスプレイ等により構成されており、ユーザの手指やペン等による操作を受け付ける入力機能と、表示制御部311の制御に基づいて各種情報を表示する表示機能と、を有している。操作・表示部34は、表示制御部311の制御に基づいて、経路探索条件の入力画面400(図3参照)、経路探索結果の表示画面600(図4参照)等を表示する。
測位部35は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して、端末30の現在位置に関する情報(以下、「位置情報」という)を検出する。位置情報の検出方法は、GPS衛星を利用した方法に限定されず、例えばLiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)と3次元デジタル地図とを組み合わせた方法等を利用してもよい。測位部35は、検出した位置情報を制御部31に対して出力する。
(経路探索方法)
実施形態に係る保険情報提供装置が実行する経路探索方法の処理手順の一例について、図5を参照しながら説明する。同図では、ユーザAがユーザBの移動動向基づいて、保険請求を行う場合の例について説明する。
まず、ユーザAの端末30の制御部31は、当該ユーザAの移動履歴(位置情報履歴)をセンタサーバ10に送信する(ステップS1)。また、ユーザBの端末30の制御部31は、当該ユーザBの移動履歴をセンタサーバ10に送信する(ステップS2)。なお、ステップS1,S2において、移動履歴をセンタサーバ10に送信するタイミングは特に限定されず、測位部35がユーザA,Bの位置情報を検出するたびに送信してもよく、あるいは所定の周期で移動履歴を送信してもよい。
続いて、ユーザAの端末30の保険請求部313は、ユーザAの移動手段への乗り遅れが発生したか否かを判定する(ステップS3)。保険請求部313は、例えば端末30にインストールされた経路探索アプリ上において、ユーザが「保険請求ボタン」を押下した際に、移動手段への乗り遅れが発生したと判定する。
移動手段への乗り遅れが発生したと判定した場合(ステップS3でYes)、保険請求部313は、保険請求情報をセンタサーバ10に送信する(ステップS4)。一方、移動手段への乗り遅れが発生していないと判定した場合(ステップS3でNo)、保険請求部313は、ステップS3に戻る。
続いて、保険適用判定部112は、ユーザA,Bの過去の経路探索結果および移動履歴に基づいて、ユーザAに対する保険適用の可否を判定する(ステップS5)。保険適用判定部112によってユーザAに対する保険適用が可能であると判定された場合(ステップS6でYes)、保険情報提供部113は、保険情報(例えば保険金、代替手段に関する情報)を、端末30に送信する(ステップS7)。一方、保険適用判定部112によってユーザAに対する保険適用が不可能であると判定された場合(ステップS6でNo)、保険情報提供部113は、本処理を終了する。
続いて、表示制御部311は、センタサーバ10から取得した保険情報を、操作・表示部34に表示させる。以上により、本処理は完了する。
以上説明したように、実施形態に係る保険情報提供装置によれば、ユーザが移動手段への乗り継ぎに失敗した場合であっても、一定条件下で保険を適用でき、ユーザの損害(例えば乗車券、搭乗券等の失効等)を補填することができる。従って、マルチモーダル経路探索におけるユーザの使い勝手を向上させることができる。
また、実施形態に係る保険情報提供装置では、移動手段への乗り継ぎに失敗したユーザに対する保険適用の可否を、当該ユーザの情報(経路探索履歴、移動履歴)のみならず、その他のユーザの情報を考慮して判断する。そのため、ユーザに対する保険適用の可否を客観的に判断することができ、保険の給付を公正に行うことができる。
また、実施形態に係る保険情報提供装置によれば、ユーザに対する保険適用の可否を判断することにより、例えば移動手段から公的な遅延証明書が発行されないようなケース(移動手段の遅延が短時間である場合)においても、遅延証明を行うことができる。そのため、移動手段による一般的な遅延証明制度と比較して、ユーザの損害をより広くかつきめ細かくカバーすることが可能となる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 保険情報提供システム
10 センタサーバ
11 制御部
111 経路探索部
112 保険適用判定部
113 保険情報提供部
12 通信部
13 記憶部
131 探索履歴情報
132 保険情報
20 事業者サーバ
30 端末
31 制御部
311 表示制御部
312 経路探索要求部
313 保険請求部
32 通信部
33 記憶部
331 移動履歴情報
34 操作・表示部
35 測位部
400 入力画面
401 ルート探索ボタン
402 出発地ボックス
403 目的地ボックス
404 経由地ボックス
405 滞在時間設定メニュー
406 出発時刻設定メニュー
407 地図表示領域
408 ルート探索実行ボタン
600 表示画面
601,602,603,604,605,606,607,608 経路候補表示領域
6011,6012,6013,6014,6015 表示欄
NW ネットワーク

Claims (1)

  1. 複数の移動手段のうちの一または二以上の組み合わせによる経路探索を行うように構成されるプロセッサを有し、
    前記プロセッサは、
    前記経路探索の結果を、ユーザが所持する端末に出力し、
    前記端末から、前記ユーザが前記経路探索の結果に含まれる移動手段に乗り遅れた旨の情報を取得した場合、前記ユーザ以外の別のユーザによる移動履歴に基づいて、前記ユーザに対する保険適用の可否を判定し、
    保険適用可能であると判定した場合、予め設定した保険情報を前記端末に出力する、
    保険情報提供装置。
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