JP2022047771A - 付与装置、付与方法及び付与プログラム - Google Patents

付与装置、付与方法及び付与プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切な利益の組み合わせを利用者が享受することができるという効果を奏する付与装置、付与方法及び付与プログラムを提供する。【解決手段】決済サーバ及び端末装置が、ネットワークを介して有線又は無線により相互に通信可能に接続される付与処理システムにおいて、決済サーバは、利用者が所定の決済手段を用いて行う決済に関する決済情報を受け付ける受付部41と、受付部により受け付けられた決済情報に基づいて、利用者が享受可能な利益の組み合わせであって、利用者に付与される利益の額が所定の条件を満たす組み合わせを特定する特定部43と、特定部により特定された利益の組み合わせに基づいて、利用者に利益を付与する付与部とを有する。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和元年10月1日PayPayアプリを介してサービスを提供するシステムのサーバ装置において公開
本発明は、付与装置、付与方法及び付与プログラムに関する。
従来、電子決済を利用する利用者に対して所定の利益を付与する技術が知られている。このような技術の一例として、識別コードを用いて行う電子決済において、ユーザが購入した商品の決済処理を識別コード用いて行った後、ユーザの端末にその決済処理に関連付けられた特典付与(例えば、ポイントの付与)に関する付加情報を表示する技術が提案されている。
特開2020-091764号公報
しかしながら、上記の従来技術では、適切な利益の組み合わせを利用者が享受できるとは限らない。
例えば、上記の従来技術では、決済処理が所定条件を満たす場合に特典をユーザへ付与しているにすぎず、決済により享受可能な利益から適切な組み合わせを特定して付与しているとは言えない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、適切な利益の組み合わせを利用者が享受することができる付与装置、付与方法及び付与プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る付与装置は、利用者が所定の決済手段を用いて行う決済に関する決済情報を受け付ける受付部と、前記受付部により受け付けられた決済情報に基づいて、前記利用者が享受可能な利益の組み合わせであって、前記利用者に付与される利益の額が所定の条件を満たす組み合わせを特定する特定部と、前記特定部により特定された利益の組み合わせに基づいて、前記利用者に利益を付与する付与部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、適切な利益の組み合わせを利用者が享受することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る付与処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末装置の画面の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利益情報データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る付与処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る付与装置、付与方法及び付与プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る付与装置、付与方法及び付与プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の付与装置等により実現される付与処理について説明する。図1は、実施形態に係る付与処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る付与装置の一例である決済サーバ10によって、実施形態に係る付与処理などが実現されるものとする。
図1に示すように、実施形態に係る付与処理システム1は、決済サーバ10と、端末装置100とを含む。決済サーバ10及び端末装置100は、ネットワークN(例えば、図3参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した付与処理システム1には、複数台の決済サーバ10及び複数台の端末装置100が含まれていてもよい。
図1に示す決済サーバ10は、実施形態に係る付与処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、決済サーバ10は、端末装置100を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供する。例えば、決済サーバ10は、取引対象の提供者(事業者)や取引対象が提供される利用者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間において電子マネーの移行等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
また、決済サーバ10は、電子決済サービスにおいて実施されるキャンペーンに関するキャンペーン情報(例えば、キャンペーンが利用者に適用される適用条件や、キャンペーンにより利用者に付与される利益の内容、一の利用者に割り当てられる利益の上限など)を、キャンペーン提供者(言い換えると、キャンペーンの企画等を行い、キャンペーンの原資を出資する者)から受け付け、自装置の記憶部に格納する。なお、決済サーバ10は、受け付けたキャンペーン情報が示すキャンペーンを、キャンペーン提供者の種別にそれぞれ対応する複数のグループに分類して管理するものとする。例えば、決済サーバ10は、電子決済サービスの管理者や、電子決済サービスを利用して利用者からの決済を受け付ける事業者、自治体(例えば、中央省庁や、地方自治体など)、法人組織(例えば、商店街振興組合)などといったキャンペーン提供者の種別にそれぞれ対応するグループにキャンペーンを分類して管理する。
図1に示す端末装置100は、利用者によって利用される情報処理装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、端末装置100は、決済サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、端末装置100がスマートフォンである場合を示す。
なお、端末装置100は、所定の情報処理を実現する制御情報を決済サーバ10から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語により記述される。なお、決済サーバ10から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
〔1-1.端末装置100を用いた決済について〕
ここで、決済サーバ10が実行する付与処理に先立ち、端末装置100を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗Aに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Aを識別する店舗識別情報Cを示す2次元コードを用いて、利用者Uが端末装置100を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者が任意の端末装置100を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報Cは、QRコードのみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者Uが店舗Aにて各種の商品やサービスといった決済対象(取引対象)の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者Uは、端末装置100に予めインストールされた決済アプリを起動する。そして、利用者Uは、決済アプリを介して、店舗Aに設置された店舗識別情報Cを撮影する。このような場合、端末装置100は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U或いは店舗Aの店員から決済金額の入力を受け付ける。そして、端末装置100は、利用者Uを識別する利用者識別情報と、店舗識別情報C(若しくは、店舗識別情報Cが示す情報、すなわち、店舗Aを示す情報(例えば、店舗ID))と、決済金額とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。
このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、店舗識別情報Cが示す店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、決済サーバ10は、決済が完了した旨の通知を端末装置100へと送信する。このような場合、端末装置100は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、端末装置100を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、端末装置100を用いた決済は、店舗Aに設置された店舗端末を用いたものであってもよい。例えば、端末装置100は、利用者Uを識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗Aに設置された店舗端末は、端末装置100に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報(若しくは、利用者識別情報が示す情報、すなわち、利用者Uを示す情報(例えば、利用者ID))と、決済金額と、店舗Aを識別する情報とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗Aの店舗端末或いは端末装置100に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、端末装置100を用いた決済は、利用者Uが予め電子マネーをチャージした口座から店舗Aの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、端末装置100は、店舗Aの口座に対して決済金額の電子マネーを移行させるとともに、利用者Uのクレジットカードの運用会社に対し、決済金額を請求してもよい。
〔1-2.実施形態の概要について〕
ここで、従来、電子決済を利用する利用者に対して所定の利益を付与する技術として、識別コードを用いて行う電子決済において、利用者が購入した商品の決済処理を識別コード用いて行った後、利用者の端末にその決済処理に関連付けられた特典付与に関する付加情報を表示する技術が提案されている。しかしながら、このような技術では、決済処理が所定条件を満たす場合に特典をユーザへ付与しているにすぎない。したがって、決済により享受可能な複数の利益から適切な組み合わせを特定して付与できるとは限らない。
そこで、決済サーバ10は、実施形態に係る付与処理を実行する。以下、図1を用いて、決済サーバ10が実行する付与処理について説明する。なお、以下の説明では、端末装置100が利用者Uにより利用される例を示す。また、以下の説明では、端末装置100を利用者Uと同一視する場合がある。すなわち、以下では、利用者Uを端末装置100と読み替えることもできる。
また、以下の説明において、決済サーバ10は、受け付けたキャンペーン情報が示すキャンペーンを、グループ#1~#3に分類して管理しているものとする。また、決済サーバ10は、利用者にキャンペーンを適用する優先順位(優先度)が、グループ#1、#2、#3の順に設定されているものとする。また、以下の説明において、決済サーバ10は、利用者に付与される利益として、電子決済による決済金額のキャッシュバックが設定されたキャンペーン情報を管理しているものとする。また、決済サーバ10は、キャンペーンにより一の利用者に割り当てられるキャッシュバックの上限額と、当該キャンペーンにより既に利用者Uに付与されたキャッシュバックの額との差額(以下、「割当残額」と記載する場合がある)を、キャンペーンごとに管理しているものとする。
まず、店舗Aに来店し、店舗Aから取引対象の提供を受ける利用者Uは、端末装置100を用いて店舗Aに設置された店舗識別情報Cを読み取る(ステップS1)。続いて、決済サーバ10は、店舗への決済に関する決済情報を端末装置100から受け付ける(ステップS2)。例えば、決済サーバ10は、上述した決済アプリを用いた決済手法における決済情報(利用者ID、店舗Aに対する決済金額、並びに、店舗Aを識別する情報)を端末装置100から受け付ける。
続いて、決済サーバ10は、端末装置100から受け付けた決済情報に基づいて、決済処理を実行する(ステップS3)。例えば、決済サーバ10は、利用者IDが示す利用者Uの口座から、店舗IDが示す店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。
続いて、決済サーバ10は、端末装置100から受け付けた決済情報と、キャンペーンに関するキャンペーン情報に基づいて、利用者に適用可能なキャンペーンを抽出する(ステップS4)。例えば、決済サーバ10は、受け付けた決済情報が適用条件を満たすキャンペーンを抽出する。なお、図1の例において、決済サーバ10は、グループ#1に分類されたキャンペーン#1-1、#1-3、・・・を抽出し、グループ#2に分類されたキャンペーン#2-2、#2-4、・・・を抽出し、グループ#3に分類されたキャンペーン#3-3、#3-5、・・・を抽出したものとする。
続いて、決済サーバ10は、抽出したキャンペーンから、利用者に適用するキャンペーンの組み合わせを特定する(ステップS5)。例えば、決済サーバ10は、グループ#1から抽出したキャンペーンのうち、決済金額に対するキャッシュバックの割合が最も高いキャンペーン#1-1を特定する。また、決済サーバ10は、グループ#2及び#3から抽出したキャンペーンについても同様の処理を行い、キャンペーン#1-1、#2-2及び#3-3により構成される組み合わせ#1を特定する。言い換えると、決済サーバ10は、グループ#1~#3の各グループから1つずつキャンペーンを特定し、特定したキャンペーンにより構成される組み合わせ#1を特定する。
続いて、決済サーバ10は、特定した組み合わせ#1に基づいてキャッシュバックの額を算出し、利用者Uに付与する(ステップS6)。ここで、図1の例において、利用者Uによる店舗Aに対する決済金額が「1,000円」であったものとする。この場合、決済サーバ10は、景品表示法により定められたキャッシュバックの上限額である「200円(決済金額の20%)」を超過しない額をキャッシュバックの額として算出し、利用者Uに付与する。例えば、決済サーバ10は、グループ#1~#3に設定された優先順位に基づいて、組み合わせ#1に含まれる各キャンペーンにより付与するキャッシュバックの額を算出する。
具体的な例を挙げると、決済サーバ10は、まず、組み合わせ#1に含まれるキャンペーンのうち、優先順位が最も高いグループ#1に分類されるキャンペーン#1-1のキャッシュバックの割合「2%」に基づき、キャンペーン#1-1によるキャッシュバックの額「20円」を算出する。
ここで、キャンペーン#1-1によるキャッシュバックの額が上限額「200円」を超過しないため、決済サーバ10は、組み合わせ#1に含まれるキャンペーンのうち、グループ#1の次に優先順位が高いグループ#2に分類されるキャンペーン#2-2によるキャッシュバックの額を算出する。なお、キャンペーン#2-2のキャッシュバックの割合「3%」に基づくキャッシュバックの額「30円」が、キャンペーン#2-2における利用者Uの割当残額「10円」を超過する。このため、決済サーバ10は、キャンペーン#2-2によるキャッシュバックの額を「10円」と算出する。
ここで、キャンペーン#1-1及び#2-2によるキャッシュバックの合計額「30円」が上限額「200円」を超過しないため、決済サーバ10は、組み合わせ#1に含まれるキャンペーンのうち、グループ#2の次に優先順位が高いグループ#3に分類されるキャンペーン#3-3によるキャッシュバックの額を算出する。なお、キャンペーン#3-3のキャッシュバックの割合「20%」に基づくキャッシュバックの額「200円」と、キャンペーン#1-1及び#2-2によるキャッシュバックの額との合計額「230円」が上限額「200円」を超過する。このため、決済サーバ10は、キャンペーン#1-1、#2-2及び#3-3によるキャッシュバックの合計額が上限額「200円」を超過しないように、キャンペーン#3-3によるキャッシュバックの額を「170円」とキャップ(調整)して算出する。
上記のように算出処理を行った結果、決済サーバ10は、キャンペーン#1-1によるキャッシュバックの額を「20円」、キャンペーン#2-2によるキャッシュバックの額を「10円」、キャンペーン#3-3によるキャッシュバックの額を「170円」と設定し、合計額「200円」を利用者Uに付与する。そして、決済サーバ10は、キャンペーン#1-1、#2-2及び#3-3の各割当残額から、それぞれ利用者Uに付与した分の金額を減算する。
なお、決済サーバ10は、特定した組み合わせに含まれるキャンペーンの一部を利用者Uに適用してもよい。例えば、グループ#1に分類されるキャンペーンによるキャッシュバックの額が上限額を超過する場合、決済サーバ10は、当該キャッシュバックの額をキャップし、グループ#2及び#3に分類されるキャンペーンによるキャッシュバックの額を算出する処理を行わなくともよい。すなわち、決済サーバ10は、グループ#1に分類されるキャンペーンのみを利用者に適用してもよい。また、例えば、グループ#1に分類されるキャンペーンと、グループ#2に分類されるキャンペーンとによるキャッシュバックの合計額が上限額を超過する場合、決済サーバ10は、グループ#2に分類されるキャンペーンによるキャッシュバックの額をキャップし、グループ#3に分類されるキャンペーンによるキャッシュバックの額を算出する処理を行わなくともよい。すなわち、決済サーバ10は、グループ#1及び#2に分類されるキャンペーンのみを利用者に適用してもよい。
また、決済サーバ10は、ステップS5における処理を行う前に、キャンペーンによるキャッシュバックの額を算出する処理を行ってもよい。例えば、決済サーバ10は、まず、ステップS4においてグループ#1から抽出したキャンペーンのうち、決済金額に対するキャッシュバックの割合が最も高いキャンペーンを特定し、特定したキャンペーンによるキャッシュバックの額を算出する。そして、算出した額が上限額を超過しない場合、決済サーバ10は、ステップS4においてグループ#2から抽出したキャンペーンについても同様の処理を行う。ここで、グループ#1及び#2から特定したキャンペーンによるキャッシュバックの額が上限額を超過する場合、決済サーバ10は、グループ#3に分類されるキャンペーンから利用者Uに適用するものを特定せずに、グループ#1及び#2から特定したキャンペーンのみによって構成される組み合わせを、利用者Uに適用するキャンペーンの組み合わせとして特定する。言い換えると、決済サーバ10は、優先順位の高いグループに分類されるキャンペーンから順に適用していくことにより、優先順位の高いグループに分類されるキャンペーンほど優先的に利用者Uに適用されるように、キャンペーンの組み合わせを特定する。
続いて、決済サーバ10は、適用されたキャンペーンに関する情報を提供する(ステップS7)。続いて、端末装置100は、決済サーバ10から提供された情報を画面に表示する(ステップS8)。
ここで、図2を用いて、上述した実施形態において端末装置100に表示される画面の例を説明する。図2は、実施形態に係る端末装置の画面の一例を示す図である。
図2に示すように、端末装置100は、上述した決済アプリを用いた決済が完了した旨を示す画面SC1を表示する。例えば、端末装置100は、店舗Aに対する利用者Uの決済に関する決済情報や、利用者Uに付与されたキャッシュバックの合計額などの情報を表示する領域AR1と、キャッシュバックに関する情報の表示を指示するためのボタンB1とを含む画面SC1を表示する。ボタンB1が押下された場合、端末装置100は、画面SC1を、キャッシュバックに関する情報を表示する画面である画面SC2に遷移させる。
端末装置100は、利用者Uに付与されたキャッシュバックの合計額と、利用者Uに適用されたキャンペーンを示す情報と、各キャンペーンにより利用者Uにより付与されたキャッシュバックの額と、再び画面SC1への遷移を指示するためのボタンとを表示する領域AR2を含む画面SC2を表示する。画面SC2において、いずれかのキャンペーンに対応する領域が押下された場合、端末装置100は、画面SC2を、対応するキャンペーンに関する情報を表示する画面である画面SC3を表示する。
端末装置100は、キャンペーンが実施される期間や、キャンペーンの適用条件、キャンペーンにより利用者に付与される利益(得点)の内容などを表示する画面SC3を表示する。
以上のように、実施形態に係る決済サーバ10は、1つの決済に対して適用可能な複数のキャンペーンを各グループから抽出して利用者に適用するキャンペーンの組み合わせを特定し、特定した組み合わせに基づき、上限額を超過しないように利用者に付与するキャッシュバックの額を算出して付与する。これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、特定のキャンペーンが利用されないといった事態を防ぎ、且つ、利用者が享受可能な利益を最大限付与できる。すなわち、実施形態に係る決済サーバ10は、適切な利益の組み合わせを利用者が享受することができる。
〔2.決済サーバの構成〕
次に、図3を用いて、決済サーバ10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。図3に示すように、決済サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部30は、口座データベース31と、利益情報データベース32と、利用者情報データベース33とを有する。
(口座データベース31について)
口座データベース31は、利用者や事業者、利益の提供者(例えば、キャンペーン提供者)などが電子決済サービスにおいて所有する口座に関する各種の情報を記憶する。ここで、図4を用いて、口座データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。図4の例において、口座データベース31は、「口座ID」、「所有者情報」、「口座残高」といった項目を有する。
「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する所有者に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報が格納される。「口座残高」は、口座の残高を示す。
すなわち、図5では、口座ID「AID#1」によって識別される口座の保有者の情報が「利用者#1」であり、口座残高が「7,800円」である例を示す。
(利益情報データベース32について)
利益情報データベース32は、利用者に付与される利益に関する各種の情報を記憶する。ここで、図5を用いて、利益情報データベース32が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る利益情報データベースの一例を示す図である。図5の例において、利益情報データベース32は、「グループID」、「キャンペーン情報」といった項目を有する。
「グループID」は、利益(キャンペーン)が分類されるグループを識別するための識別情報を示す。「キャンペーン情報」は、キャンペーンに関する情報を示し、「キャンペーンID」、「提供者ID」、「原資」、「還元率」、「上限額」、「適用条件」といった項目を有する。「キャンペーンID」は、キャンペーンを識別するための識別情報を示す。「提供者ID」は、キャンペーン提供者を識別するための識別情報を示す。「原資」は、キャンペーンの原資を示す。「還元率」は、キャンペーンが適用された場合のキャッシュバックの料率を示す。「上限額」は、キャンペーンにより一の利用者に割り当てられるキャッシュバックの上限額を示す。「適用条件」は、キャンペーンが適用される条件を示す。
すなわち、図5では、グループID「GID#1」により識別されるグループに分類されるキャンペーンがキャンペーンID「CID#1」により識別され、キャンペーン提供者が提供者ID「MID#1」によって識別され、原資が「1,000,000円」であり、還元率が「20%」、上限額が「1,000円」、適用条件が「適用条件#1」である例を示す。
(利用者情報データベース33について)
利用者情報データベース33は、決済サーバ10が提供するサービスの利用者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図6を用いて、利用者情報データベース33が記憶する情報の一例を説明する。図6は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。図6の例において、利用者情報データベース33は、「利用者ID」、「決済履歴」、「利用履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「決済履歴」は、電子決済サービスを利用して行った決済の履歴を示し、例えば、決済先や、決済金額などといった情報が格納される。「利用履歴」は、利益情報データベース32に格納された利益を利用者が利用した履歴を示し、例えば、利用者に適用された利益を示す情報や、利用者に割り当てられた利益の額などといった情報が格納される。
すなわち、図6では、利用者ID「UID#1」によって識別される利用者の決済履歴が「決済履歴#1」、利用履歴が「利用履歴#1」である例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決済サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図3に示すように、受付部41と、決済処理部42と、特定部43と、付与部44と、提供部45とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(受付部41について)
受付部41は、利用者が所定の決済手段を用いて行う決済に関する決済情報を受け付ける。例えば、図1の例において、受付部41は、利用者Uを識別する利用者識別情報と、決済アプリを介して撮影された店舗Aの店舗識別情報Cと、利用者U或いは店舗Aの店員から入力された決済金額とを示す決済情報を端末装置100から受け付ける。
(決済処理部42について)
決済処理部42は、受付部41が受け付けた決済情報に従い、決済処理を実行する。例えば、決済処理部42は、利用者識別情報が示す利用者の口座から、決済先を識別する識別情報が示す決済先の口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。
(特定部43について)
特定部43は、受付部41により受け付けられた決済情報に基づいて、利用者が享受可能な利益の組み合わせであって、利用者に付与される利益の額が所定の条件を満たす組み合わせを特定する。例えば、図1の例において、特定部43は、利益情報データベース32及び利用者情報データベース33を参照し、決済金額に対するキャッシュバックの割合が最も高いキャンペーンの組み合わせ#1を特定する。
また、特定部43は、利用者が享受する利益の額の合計の決済金額に対する割合が所定の閾値以下となる組み合わせを特定してもよい。例えば、図1の例において、特定部43は、キャッシュバックの額が決済金額の20%以下となるキャンペーンの組み合わせ#1を特定する。
また、特定部43は、利用者が享受可能な利益により利用者に付与可能な額の一部に該当する額に基づいて、組み合わせを特定してもよい。例えば、図1の例において、特定部43は、キャンペーン#3-3によりキャッシュバックが可能な額の一部の額に該当する額に基づいて、キャンペーン#3-3を含む組み合わせ#1を特定する。
また、特定部43は、利用者が享受可能な利益群であって、所定の基準に基づいて複数のグループのいずれかに分類される利益群から、組み合わせを特定してもよい。例えば、図1の例において、特定部43は、グループ#1~#3に分類されたキャンペーンから、組み合わせ#1を特定する。
また、特定部43は、利益の提供元に基づいて複数のグループのいずれかに分類される利益群から、組み合わせを特定してもよい。例えば、図1の例において、特定部43は、キャンペーン提供者の種別にそれぞれ対応するグループ#1~#3に分類されたキャンペーンから、組み合わせ#1を特定する。
また、特定部43は、組み合わせとして、互いに異なるグループに分類される利益の組み合わせを特定してもよい。例えば、図1の例において、特定部43は、グループ#1~#3からそれぞれ1つずつ特定したキャンペーンにより構成される組み合わせ#1を特定する。
また、特定部43は、利用者に利益を付与する優先度であって、複数のグループにそれぞれ設定された優先度であるグループ優先度に基づいて、利益群から組み合わせを特定してもよい。例えば、図1の例において、特定部43は、優先順位の高いグループに分類されるキャンペーンから順に適用していくことにより、優先順位の高いグループに分類されるキャンペーンほど優先的に利用者Uに適用されるように、キャンペーンの組み合わせを特定する。
また、特定部43は、利益群から、分類されたグループ内において利用者に付与される額が最も高い利益を抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定してもよい。例えば、図1の例において、特定部43は、グループ#1から抽出したキャンペーンのうち、決済金額に対するキャッシュバックの割合が最も高いキャンペーン#1-1を特定する。また、特定部43は、グループ#2及び#3から抽出したキャンペーンについても同様の処理を行い、キャンペーン#1-1、#2-2及び#3-3により構成される組み合わせ#1を特定する。
また、特定部43は、所定の自治体から提供される利益、所定の決済手段に関するサービスを提供する提供者から提供される利益、所定の決済手段を利用して利用者からの決済を受け付ける事業者から提供される利益のいずれかに分類される利益群から、組み合わせを特定してもよい。例えば、図1の例において、特定部43は、電子決済サービスの管理者や、電子決済サービスを利用して利用者からの決済を受け付ける事業者、自治体、法人組織などといったキャンペーン提供者の種別に対応するグループ#1~#3に分類されたキャンペーンから、組み合わせ#1を特定する。
ここで、自治体から提供される補助金等を原資とするキャンペーンを提供する場合、当該キャンペーンを優先的に適用する旨の要請を自治体から受ける事態が考えられる。したがって、特定部43は、所定の自治体から提供される利益が分類されるグループに対して最も高く設定されるグループ優先度に基づいて、利益群から組み合わせを特定してもよい。例えば、特定部43は、自治体から提供される補助金を原資とするキャンペーンが分類されるグループの優先順位を最も高く設定し、当該グループからキャンペーンを優先的に抽出し、キャンペーンの組み合わせを特定する。具体的な例を挙げると、特定部43は、所定の決済手段に関するサービスを提供する提供者に対して提供される補助金を原資とするキャンペーンを優先的に抽出する。
なお、特定部43は、所定の決済手段を利用して利用者からの決済を受け付ける事業者(例えば、店舗の管理者等)から提供される利益(言い換えると、店舗側が原資を出資している利益)を優先的に抽出し、利益の組み合わせを特定してもよい。この場合、決済処理部42は、利用者からの決済金額から、利益によりキャッシュバックされる金額や、各種手数料などを差し引いた金額の電子マネーを決済先へ移行させてもよい。
さらに、グループに優先度を設定するだけでなく、同一のグループに分類されるキャンペーン間での優先度を設定することで、より柔軟にキャンペーンの組み合わせを特定したいといった要望が考えられる。したがって、特定部43は、利益群から、利用者に利益を付与する優先度であって、分類されたグループ内における優先度に基づいて利益を抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定してもよい。例えば、利用者が享受可能な複数のキャンペーンであって、利用者に付与されるキャッシュバックの額が同一である複数のキャンペーンが同一のグループに分類されている場合、特定部43は、より優先度の高いキャンペーンを抽出し、キャンペーンの組み合わせを特定する。
さらに、割当残額に基づいてキャンペーンの組み合わせを特定し、割当残額が多いキャンペーンを優先的に利用者に適用することで、利用者に適用するキャンペーンに偏りが生じる事態を防ぎたいといった要望や、割当残額の少ないキャンペーンを優先的に利用者に適用することで、キャンペーン期間内にキャンペーンにより付与可能な上限額の全額を利用者に付与できるようにしたいといった要望が考えられる。したがって、特定部43は、利用者が享受可能な利益により利用者に付与可能な額の残額に基づいて、組み合わせを特定してもよい。例えば、特定部43は、利用者情報データベース33を参照し、割当残額に基づいてキャンペーンの組み合わせを特定する。
また、特定部43は、利用者が享受可能な利益のうち、残額が多いものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定してもよい。例えば、図1を例にして説明すると、特定部43は、ステップS4においてグループ#1から抽出したキャンペーンのうち、より割当残額が多いキャンペーン#1-3を含むキャンペーンの組み合わせを特定する。
また、特定部43は、利用者が享受可能な利益のうち、残額が少ないものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定してもよい。例えば、図1を例にして説明すると、特定部43は、ステップS4においてグループ#3から抽出したキャンペーンのうち、より割当残額が少ないキャンペーン#3-5を含むキャンペーンの組み合わせを特定する。
さらに、原資が潤沢であるキャンペーンを優先的に利用者に適用することで、利用者に適用するキャンペーンに偏りが生じる事態を防ぎたいといった要望が考えられる。したがって、特定部43は、利用者が享受可能な利益のうち、原資の残額が多いものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定してもよい。例えば、特定部43は、利益情報データベース32及び利用者情報データベース33に基づいて算出される原資の残額が多いものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定する。
(付与部44について)
付与部44は、特定部43により特定された利益の組み合わせに基づいて、利用者に利益を付与する。例えば、図1の例において、付与部44は、利益情報データベース32及び利用者情報データベース33を参照し、グループ#1~#3に設定された優先順位に基づいて、組み合わせ#1に含まれる各キャンペーンにより付与するキャッシュバックの額であって、キャッシュバックの上限額を超過しない額を算出し、利用者に付与する。
ここで、即座に利用者にキャッシュバックを行えない場合であっても、実際にキャッシュバックが適用された旨を利用者に伝えることで、利用者に安心感を与え、キャッシュバックされた後の行動の計画を立てることを可能としたいといった要望が考えられる。したがって、付与部44は、所定の期間が経過した後に利用者が利用可能となる利益を付与してもよい。例えば、付与部44は、所定の期間(例えば、30日)経過した後に、上述の決済アプリを用いた決済に利用可能となる電子マネーを付与する。
(提供部45について)
提供部45は、付与部44により利用者に付与された利益を示す情報を利用者に提供する。例えば、図1の例において、提供部45は、組み合わせ#1に含まれるキャンペーンを示す情報や、組み合わせ#1によるキャッシュバックの総額などといった情報を端末装置100に提供する。
また、提供部45は、利用者が所定の決済手段に用いる端末装置の画面であって、所定の決済手段に用いた決済が完了したことを示す画面に表示される情報を提供してもよい。例えば、提供部45は、図2に示す画面に表示される情報を端末装置100に提供する。
ここで、利用者に利益の割当残額がまだ残っている旨の情報を提供することにより、当該利益を享受するための行動を行う動機付けを与えたいといった要望が考えられる。したがって、提供部45は、利用者に付与された利益を示す情報であって、当該利益の利用状態を示す情報を提供してもよい。例えば、提供部45は、利用者に付与された利益を示す情報であって、当該利益の割当残額を示す情報を提供する。
〔3.付与処理のフロー〕
図7を用いて、実施形態に係る決済サーバ10の付与処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る付与処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、決済サーバ10は、利用者から所定の決済手段を用いて行う決済に関する決済情報を受け付ける(ステップS101)。続いて、決済サーバ10は、利用者が享受可能な利益を抽出する(ステップS102)。続いて、決済サーバ10は、利用者に付与される利益の額が所定の条件を満たすように、利益の組み合わせを特定する(ステップS103)。続いて、決済サーバ10は、特定された組み合わせに基づいて、利用者に利益を付与する(ステップS104)。続いて、決済サーバ10は、付与された利益を示す情報を利用者に提供し(ステップS105)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔4-1.利益について〕
上述の実施形態において、決済サーバ10が、利用者にキャンペーンを提供する例を示したが、決済サーバ10が提供する利益はこのような例に限定されない。例えば、決済サーバ10は、利用者が決済を行った際に、所定の確率で決済金額の所定の割合のキャッシュバックを享受可能とする利益(すなわち、くじ)を提供してもよい。
また、特定部43は、異なる種別の利益の組み合わせを特定してもよい。例えば、特定部43は、利用者が享受可能なキャンペーン及びくじの組み合わせであって、利用者へのキャッシュバックの額が所定の条件を満たす組み合わせを特定してもよい。
〔4-2.利益群を分類するグループについて〕
上述の実施形態において、特定部43が、自治体から提供される利益や、事業者から提供される利益などに対応するグループのいずれかに分類される利益群から利益の組み合わせを特定する例を示したが、利益群の分類はこのような例に限定されず、任意の基準で分類されてもよい。
また、上述の実施形態において、特定部43が、自治体から提供される利益が分類されるグループに対して最も高く設定されるグループ優先度に基づいて、利益群から組み合わせを特定する例を示したが、各グループの優先度はこのような例に限定されず、任意に設定されてよい。
〔4-3.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決済サーバ10は、受付部41と、決済処理部42と、特定部43と、付与部44と、提供部45とを有する。受付部41は、利用者が所定の決済手段を用いて行う決済に関する決済情報を受け付ける。決済処理部42は、受付部41が受け付けた決済情報に従い、決済処理を実行する。特定部43は、受付部41により受け付けられた決済情報に基づいて、利用者が享受可能な利益の組み合わせであって、利用者に付与される利益の額が所定の条件を満たす組み合わせを特定する。また、特定部43は、利用者が享受する利益の額の合計の決済金額に対する割合が所定の閾値以下となる組み合わせを特定する。付与部44は、特定部43により特定された利益の組み合わせに基づいて、利用者に利益を付与する。また、付与部44は、所定の期間が経過した後に利用者が利用可能となる利益を付与する。提供部45は、付与部44により利用者に付与された利益を示す情報を利用者に提供する。また、提供部45は、利用者が所定の決済手段に用いる端末装置の画面であって、所定の決済手段に用いた決済が完了したことを示す画面に表示される情報を提供する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、特定のキャンペーンが利用されないといった事態を防ぎ、且つ、利用者が享受可能な利益を最大限付与できるため、適切な利益の組み合わせを利用者が享受することができる。また、実施形態に係る決済サーバ10は、利用者が決済を行ったその場でキャンペーンにより付与される利益の額を計算して実際に利益の付与を行い、付与された利益を示す情報をリアルタイムに利用者に伝えることができる。このため、決済によりどのキャンペーンからどれだけの利益が付与されたのかを利用者が容易に確認でき、付与された利益を利用した行動や、さらにキャンペーンから利益を得るための行動などを利用者が取りやすくなる。すなわち、実施形態に係る決済サーバ10は、キャンペーンにおけるユーザ体験を向上させることができる。
また、実施形態に係る決済サーバ10において、例えば、特定部43は、利用者が享受可能な利益により利用者に付与可能な額の一部に該当する額に基づいて、組み合わせを特定する。また、特定部43は、利用者が享受可能な利益群であって、所定の基準に基づいて複数のグループのいずれかに分類される利益群から、組み合わせを特定する。また、特定部43は、利益の提供元に基づいて複数のグループのいずれかに分類される利益群から、組み合わせを特定する。また、特定部43は、組み合わせとして、互いに異なるグループに分類される利益の組み合わせを特定する。また、特定部43は、利用者に利益を付与する優先度であって、複数のグループにそれぞれ設定された優先度であるグループ優先度に基づいて、利益群から組み合わせを特定する。また、特定部43は、利益群から、分類されたグループ内において利用者に付与される額が最も高い利益を抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定する。また、また、特定部43は、所定の自治体から提供される利益、所定の決済手段に関するサービスを提供する提供者から提供される利益、所定の決済手段を利用して利用者からの決済を受け付ける事業者から提供される利益のいずれかに分類される利益群から、組み合わせを特定する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、特定のキャンペーンが利用されないといった事態を防ぎ、且つ、利用者が享受可能な利益を最大限付与できるため、適切な利益の組み合わせを利用者が享受することができる。
また、実施形態に係る決済サーバ10において、例えば、特定部43は、所定の自治体から提供される利益が分類されるグループに対して最も高く設定されるグループ優先度に基づいて、利益群から組み合わせを特定する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、自治体から提供される補助金等を原資とするキャンペーンを提供する場合、当該キャンペーンを優先的に適用する旨の要請を自治体から受ける事態が発生しても、利用者が適切な利益を享受することができる。
また、実施形態に係る決済サーバ10において、例えば、特定部43は、利益群から、利用者に利益を付与する優先度であって、分類されたグループ内における優先度に基づいて利益を抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、同一のグループに分類されるキャンペーン間での優先度を設定することで、より柔軟にキャンペーンの組み合わせを特定することができる。
また、実施形態に係る決済サーバ10において、例えば、特定部43は、利用者が享受可能な利益により利用者に付与可能な額の残額に基づいて、組み合わせを特定する。また、特定部43は、利用者が享受可能な利益のうち、残額が多いものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定する。また、特定部43は、利用者が享受可能な利益のうち、残額が少ないものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、利用者に適用するキャンペーンに偏りが生じる事態を防ぐことを可能とし、キャンペーンにより付与可能な上限額の全額を利用者に付与できる。
また、実施形態に係る決済サーバ10において、例えば、特定部43は、利用者が享受可能な利益のうち、原資の残額が多いものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて組み合わせを特定する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、原資が潤沢であるキャンペーンを優先的に利用者に適用することで、利用者に適用するキャンペーンに偏りが生じる事態を防ぐことができる。
また、実施形態に係る決済サーバ10において、例えば、提供部45は、利用者に付与された利益を示す情報であって、当該利益の利用状態を示す情報を提供する。
これにより、実施形態に係る決済サーバ10は、利用者に利益の割当残額がまだ残っている旨の情報を提供することにより、当該利益を享受するための行動を行う動機付けを与えることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る決済サーバ10は、例えば、図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、決済サーバ10を例に挙げて説明する。図8は、決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が決済サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、決済サーバ10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した決済サーバ10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
10 決済サーバ
20 通信部
30 記憶部
31 口座データベース
32 利益情報データベース
33 利用者情報データベース
40 制御部
41 受付部
42 決済処理部
43 特定部
44 付与部
45 提供部
100 端末装置

Claims (21)

  1. 利用者が所定の決済手段を用いて行う決済に関する決済情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けられた決済情報に基づいて、前記利用者が享受可能な利益の組み合わせであって、前記利用者に付与される利益の額が所定の条件を満たす組み合わせを特定する特定部と、
    前記特定部により特定された利益の組み合わせに基づいて、前記利用者に利益を付与する付与部と
    を有することを特徴とする付与装置。
  2. 前記特定部は、
    前記利用者が享受する利益の額の合計の決済金額に対する割合が所定の閾値以下となる前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の付与装置。
  3. 前記特定部は、
    前記利用者が享受可能な利益により前記利用者に付与可能な額の残額に基づいて、前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の付与装置。
  4. 前記特定部は、
    前記利用者が享受可能な利益のうち、前記残額が多いものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の付与装置。
  5. 前記特定部は、
    前記利用者が享受可能な利益のうち、前記残額が少ないものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の付与装置。
  6. 前記特定部は、
    前記利用者が享受可能な利益のうち、原資の残額が多いものから優先的に抽出し、抽出した利益に基づいて前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1つに記載の付与装置。
  7. 前記特定部は、
    前記利用者が享受可能な利益により前記利用者に付与可能な額の一部に該当する額に基づいて、前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1つに記載の付与装置。
  8. 前記特定部は、
    前記利用者が享受可能な利益群であって、所定の基準に基づいて複数のグループのいずれかに分類される利益群から、前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項1から7のうちいずれか1つに記載の付与装置。
  9. 前記特定部は、
    利益の提供元に基づいて前記複数のグループのいずれかに分類される前記利益群から、前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の付与装置。
  10. 前記特定部は、
    所定の自治体から提供される利益、前記所定の決済手段に関するサービスを提供する提供者から提供される利益、前記所定の決済手段を利用して前記利用者からの決済を受け付ける事業者から提供される利益のいずれかに分類される前記利益群から、前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の付与装置。
  11. 前記特定部は、
    前記組み合わせとして、互いに異なるグループに分類される利益の組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項8から10のうちいずれか1つに記載の付与装置。
  12. 前記特定部は、
    前記利用者に利益を付与する優先度であって、前記複数のグループにそれぞれ設定された優先度であるグループ優先度に基づいて、前記利益群から前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項8から11のうちいずれか1つに記載の付与装置。
  13. 前記特定部は、
    所定の自治体から提供される利益が分類されるグループに対して最も高く設定される前記グループ優先度に基づいて、前記利益群から前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の付与装置。
  14. 前記特定部は、
    前記利益群から、分類されたグループ内において前記利用者に付与される額が最も高い利益を抽出し、抽出した利益に基づいて前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項8から13のうちいずれか1つに記載の付与装置。
  15. 前記特定部は、
    前記利益群から、前記利用者に利益を付与する優先度であって、分類されたグループ内における優先度に基づいて利益を抽出し、抽出した利益に基づいて前記組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項8から14のうちいずれか1つに記載の付与装置。
  16. 前記付与部により前記利用者に付与された利益を示す情報を前記利用者に提供する提供部
    をさらに有することを特徴とする請求項1から15のうちいずれか1つに記載の付与装置。
  17. 前記提供部は、
    前記利用者が前記所定の決済手段に用いる端末装置の画面であって、前記所定の決済手段に用いた決済が完了したことを示す画面に表示される情報を提供する
    ことを特徴とする請求項16に記載の付与装置。
  18. 前記提供部は、
    前記利用者に付与された利益を示す情報であって、当該利益の利用状態を示す情報を提供する
    ことを特徴とする請求項16または17に記載の付与装置。
  19. 前記付与部は、
    所定の期間が経過した後に前記利用者が利用可能となる利益を付与する
    ことを特徴とする請求項1から18のうちいずれか1つに記載の付与装置。
  20. コンピュータが実行する付与方法であって、
    利用者が所定の決済手段を用いて行う決済に関する決済情報を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により受け付けられた決済情報に基づいて、前記利用者が享受可能な利益の組み合わせであって、前記利用者に付与される利益の額が所定の条件を満たす組み合わせを特定する特定工程と、
    前記特定工程により特定された利益の組み合わせに基づいて、前記利用者に利益を付与する付与工程と
    を含むことを特徴とする付与方法。
  21. 利用者が所定の決済手段を用いて行う決済に関する決済情報を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順により受け付けられた決済情報に基づいて、前記利用者が享受可能な利益の組み合わせであって、前記利用者に付与される利益の額が所定の条件を満たす組み合わせを特定する特定手順と、
    前記特定手順により特定された利益の組み合わせに基づいて、前記利用者に利益を付与する付与手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする付与プログラム。
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