JP2022045479A - フェンス - Google Patents

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Takahiro Yoneyama
凌佑 矢野
Ryosuke Yano
茜 丸島
Akane Marushima
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Abstract

【課題】構成部品が少なく組み立てが容易で、支柱とフェンスパネルとの隙間を塞ぐ工程について作業性の良い、目隠し効果に優れる端部押さえ金具を用いたフェンスを提供する。【解決手段】離間して立設された複数本の支柱と、支柱間に配されるフェンスパネルと、 支柱とフェンスパネルとの隙間を塞ぐ端部押さえ金具とを備えたフェンスにおいて、フェンスパネルの左右端部には、高さ方向に間隔をあけて、水平方向を長手とする複数個の長孔が形成され、端部押さえ金具には、フェンスパネルの長孔に対応する長孔が形成され、端部押さえ金具は、フェンスパネルの左右端部に、水平方向で移動可能に取り付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、フェンスパネル端部の押さえ金具によって、フェンスパネルと支柱の隙間を塞ぐことができる、目隠し効果の高いフェンスに関する。
一般に、防音と目隠し効果を兼ね備えたフェンスとして、複数の立設した支柱の間に、鋼板からなるフェンスパネルを配したものが知られている。このようなフェンスパネルを、支柱の間に固定する際には、固定作業を容易に行うための遊びとして、支柱とフェンスパネルとの間にある程度の隙間が必要となる。このような隙間は施工上必要であるが、完成後の使用時においては、防音と目隠し効果が損なわれてしまうという問題があった。
防音と目隠し効果を確保するために、種々の形態が知られているが、例えば、特許文献1に記載のフェンス用パネル端部押さえ金具は、鋼板等の平板を平面形状Z型に折り曲げて製作されており、フェンスパネル左右縁部の表裏の両面に、ボルト及びナットによって取り付けられる。端部押さえ金具に設けられたボルト孔は、長孔状に形成されているため、ボルト及びナットを緩めて、端部押さえ金具を水平方向に動かすことができる。このような端部押さえ金具を支柱に当接するように移動することで、支柱とフェンスパネルとの間の隙間を塞ぐことができる。
特開2010-261243号公報
従来のフェンス用パネル端部押さえ金具は、上記のように支柱とフェンスパネルとの隙間を塞ぎ、目隠し効果に優れた形状をしている。しかしながら、端部押さえ金具がフェンスパネル端部の両面に1つずつ必要となるため、端部押さえ金具の位置調節を行う際には、フェンスの表と裏の両側からの作業が必要となり、作業性について改善の余地があった。
そこで、本発明は上記の事項に鑑みてなされたものであり、構成部品が少なく組み立てが容易で、支柱とフェンスパネルとの隙間を塞ぐ工程について作業性の良い、目隠し効果に優れる端部押さえ金具を用いたフェンスを提供することを課題とする。
この発明は、上記課題を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
本発明に係るフェンスは、離間して立設された複数本の支柱と、前記支柱間に配されるフェンスパネルと、前記支柱と前記フェンスパネルとの隙間を塞ぐ端部押さえ金具とを備えたフェンスにおいて、前記フェンスパネルの左右端部には、高さ方向に間隔をあけて、水平方向を長手とする複数個の長孔が形成され、前記端部押さえ金具には、前記フェンスパネルの長孔に対応する長孔が形成され、前記端部押さえ金具は、前記フェンスパネルの左右端部に、水平方向で移動可能に取り付けられることを特徴とする。
本発明に係るフェンスにおいて、前記フェンスパネルの左右端部は、平面視で略コの字型に形成されると好適である。
本発明に係るフェンスにおいて、前記端部押さえ金具は、平面視で略コの字型に形成されると好適である。
本発明に係るフェンスにおいて、前記フェンスパネルの左右端部と当接する金具取付部と、前記フェンスパネルに対し斜面を有すると共に前記支柱と当接する目隠し部とで構成されると好適である。
本発明に係るフェンスにおいて、前記フェンスパネル及び前記端部押さえ金具は、1枚の平板を屈曲して形成されると好適である。
上記発明の概要は、本発明に必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明によれば、構成部品が少なく、容易に支柱とフェンスパネル端部との隙間を塞ぎフェンスを構築することができる。また、フェンスパネルの剛性を高め、フェンスパネルの変形を防ぐことができる。
本発明の第1の実施形態に係るフェンスパネル端部の分解斜視図 本発明の第1の実施形態に係るフェンスを示す正面図 本発明の第1の実施形態に係る端部押さえ金具の調節前の状態を示す正面拡大図 本発明の第1の実施形態に係る端部押さえ金具の調節前の状態を示す図2のI-I断面図 本発明の第1の実施形態に係る端部押さえ金具の調節後の状態を示す正面拡大図 本発明の第1の実施形態に係る端部押さえ金具の調節後の状態を示す図2のI-I断面図 本発明の第2の実施形態に係るフェンスパネル端部の分解斜視図 本発明の第2の実施形態に係るフェンスを示す正面図 本発明の第2の実施形態に係る端部押さえ金具の調節前の状態を示す正面拡大図 本発明の第2の実施形態に係る端部押さえ金具の調節前の状態を示す図8のII-II断面図 本発明の第2の実施形態に係る端部押さえ金具の調節後の状態を示す正面拡大図 本発明の第2の実施形態に係る端部押さえ金具の調節後の状態を示す図8のII-II断面図
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るフェンスパネル端部の分解斜視図、図2は、本発明の第1の実施形態に係るフェンスを示す正面図、図3は、本発明の第1の実施形態に係る端部押さえ金具の調節前の状態を示す正面拡大図、図4は、本発明の第1の実施形態に係る端部押さえ金具の調節前の状態を示す図2のI-I断面図、図5は、本発明の第1の実施形態に係る端部押さえ金具の調節後の状態を示す正面拡大図、図6は、本発明の第1の実施形態に係る端部押さえ金具の調節後の状態を示す図2のI-I断面図である。
図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係るフェンス100は、離間して立設された支柱51と、支柱51の間に配されるフェンスパネル1と、フェンスパネル1を支柱51に固定する継手金具からなり、フェンスパネル1は、パネル10の上下縁部に胴縁41が取り付けられ、パネル10の左右縁部に端部押さえ金具30が取り付けられて構成される。
パネル10は、図1に示すように、例えば鋼板等の平板からなり、パネル10の大部分を占める平面部であるパネル主平面11と、平面視での断面が略コの字型になるように屈曲されたパネル端部20を有する。また以下の説明において、略コの字型のパネル端部20の凸となる側の面を、パネル10の表面とし、反対面を裏面として説明を行う。
また図1に示すように、パネル端部20において略コの字型を成す各々の片を、パネル主平面11に近い側から順に、第1屈曲片21、第2屈曲片22及び第3屈曲片23とする。
第2屈曲片22には、図1及び図2に示すように、水平方向に長い長孔状のボルト孔24が、パネル10の高さ方向に間隔をあけて複数個形成されている。なお、後述する端部押さえ金具30を取り付ける際に、端部押さえ金具30が上下どちらの方向を向いていても取り付けられるように、ボルト孔24の高さ方向の位置は、パネル端部20において上下に対称となるように設けられると好適である。
端部押さえ金具30は、図1に示すように、例えば鋼板等の平板からなり、平面視での断面が略コの字型になるように屈曲されている。これらの端部押さえ金具30の略コの字型を成す片について、対向して両側壁を成す片を側面部31、2つの側面部31を連絡する片を中央片32とする。なお、端部押さえ金具30の長手寸法は、パネル10のパネル端部20の高さ寸法とほぼ等しい。
端部押さえ金具30の中央片32には、前述したパネル端部20の第2屈曲片22に形成されたボルト孔24と同様の、長孔状のボルト孔33が、端部押さえ金具30の長手方向に間隔をあけて複数個形成されている。ボルト孔33は、端部押さえ金具30をパネル端部20へ取り付ける際に、両者の高さにずれがない状態において、第2屈曲片22に形成されたボルト孔24に対応する位置に形成される。この時、前述のように、端部押さえ金具30の高さ方向にて、上下に対称の位置にボルト孔33が形成されると、端部押さえ金具30は上下どちらの向きでもパネル端部20に取り付けることができる。
側面部31の断面における長さは、パネル端部20の第3屈曲片23よりもわずかに長く形成される。そのため、端部押さえ金具30をパネル端部20へ取り付けた際、端部押さえ金具30の側面部31の先端が、パネル端部20の第2屈曲片22の裏側に確実に当接することになる。
次に、上記のような特徴を備えるパネル10に端部押さえ金具30を取り付ける方法について説明する。
先ず、図1に示すように、端部押さえ金具30の一方の側面部31を、パネル端部20の略コの字型の凹部内側に入るように係合させる。次に、ボルト61をパネル端部20のボルト孔24に挿通させ、次いで、端部押さえ金具30のボルト孔33に挿通させる。その後、他方の側面部31の内側を、パネル端部20の第3屈曲片23の外側に当接させた状態で、ボルト61とナット62を締結させる。この時、ナット62は後にもう一度緩める必要があるため、仮締めの状態でよい。また、ボルト61及びナット62の仮締めは、複数設けられたボルト孔24及び33についてすべて行う。このように端部押さえ金具30を取り付けたフェンスパネル1の端部は、図4に示すように、平面視で断面が矩形状に閉じられ、風等の外力による曲げに対して強い構造となる。
上記のように端部押さえ金具30を組付けたパネル10の上下の縁部には、図2に示すように、断面が中空矩形状に成形された管状部品からなる胴縁41が取り付けられる。このようにパネル10の上下左右の縁部に、それぞれ、胴縁41と端部押さえ金具30を取り付けることによって、四辺の剛性が高まり強固な構造となる。
次に、上記のように組み立てられたフェンスパネル1を用いて、フェンスを構築する方法について説明をする。
組み立てられたフェンスパネル1は、図2に示すように、離間して立設された複数本の支柱51の間に固定される。支柱51にあらかじめ固定された継手金具には締結具が設けられており、フェンスパネル1の四隅に位置し、胴縁41の端部に設けられた貫通孔に、継手金具の締結具を挿通させてフェンスパネル1の固定が行われる。このとき、支柱51と端部押さえ金具30との間には、図3及び図4に示すように、隙間Sが生じている。なお、フェンスを設置する状況に合わせ、図2に示すように、上下にフェンスパネルを積み上げてフェンスを構築することができる。また、上下にフェンスパネルが必要のない場合には、一段のみのフェンスパネルにてフェンスを構築してもよく、全高の高いフェンスを設置する場合には、フェンスパネルを三段以上に積み上げて構築してもよい。
このようにしてフェンス100を構築したら、ナット62を緩めて、図5及び図6に示すように、端部押さえ金具30を支柱51の側面に当接するように移動させる。端部押さえ金具30の移動は、パネル端部20のボルト孔24及び端部押さえ金具30のボルト孔33が長孔に形成されているので、容易に行える。また、隙間Sの幅が上下に渡り一様でない場合には、端部押さえ金具30を支柱51の側面に当接させても、一部に隙間が残ってしまう。そのような場合には、継手金具を介して固定されているフェンスパネル1の四隅の締結具を緩めて、支柱51に対してパネル端部20が平行となるように、フェンスパネル1の角度を調節する。この後、ナット62の本締めを行い、端部押さえ金具30をパネル端部20に固定する。これによって、支柱51とフェンスパネル1との間の隙間Sは、確実に塞がれる。
このように構築されたフェンス100によれば、支柱51とフェンスパネル1との隙間Sを確実に塞ぐことができるので、防音と目隠し効果とが損なわれることはない。また、端部押さえ金具30が取り付けられたパネル端部20は、平面視で断面が矩形状に閉じられ、風等の外力による曲げに対して強い構造となる。さらには、隙間Sを塞ぐために位置調整を要する部品が、従来の端部押さえ金具と比較して部品点数が少なく、フェンスパネル1の裏面からの操作のみで可能であるため作業性に優れる。また、支柱51への特別な部品の追加や、支柱51の側面に特別な形状が具備されていなくとも、目隠し効果を発揮できる。
[第2の実施形態]
以上説明した第1の実施形態に係るフェンス100では、平面視で略コの字型の断面を有する端部押さえ金具30によって、支柱51とフェンスパネル1との隙間Sを塞ぐ場合について説明した。次に説明する第2の実施形態のフェンス100’は、第1の実施形態とは異なる形態を有する端部押さえ金具30’の実施例について説明を行うものである。なお、上述した第1の実施形態の場合と同一又は類似する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るフェンスパネル端部の分解斜視図、図8は、本発明の第2の実施形態に係るフェンスを示す正面図、図9は、本発明の第2の実施形態に係る端部押さえ金具の調節前の状態を示す正面拡大図、図10は、本発明の第2の実施形態に係る端部押さえ金具の調節前の状態を示す図8のII-II断面図、図11は、本発明の第2の実施形態に係る端部押さえ金具の調節後の状態を示す正面拡大図、図12は、本発明の第2の実施形態に係る端部押さえ金具の調節後の状態を示す図8のII-II断面図である。
図8に示すように、本発明の第2の実施形態に係るフェンス100’は、離間して立設された支柱51と、支柱51の間に配されるフェンスパネル1’と、フェンスパネル1’を支柱51に固定する継手金具からなり、フェンスパネル1’は、パネル10の上下縁部に胴縁41が取り付けられ、パネル10の左右縁部に端部押さえ金具30’が取り付けられて構成される。
端部押さえ金具30’は、図7に示すように、例えば鋼板等の平板を屈曲して形成される。ここで、端部押さえ金具30’を成す各片について、パネル10のパネル主平面11に近い側から順に、側面部31’、中央片32’、斜面片34’、端部片35’とする。また、側面部31’と中央片32’は、パネル端部20と取り付く部位となる金具取付部とし、斜面片34’と端部片35’は、パネル端部20と支柱51との間の隙間Sを塞ぐ部位となる目隠し部とする。なお、端部押さえ金具30’の長手寸法は、パネル10のパネル端部20の高さ寸法とほぼ等しい。また、支柱51と端部押さえ金具30’との密着性を高めるために、斜面片34’及び端部片35’は、支柱51の側面のカーブに沿った曲面となるように屈曲させてもよい。
端部押さえ金具30’の中央片32’は、パネル主平面11と平行に取り付けられる面を有すると共に、前述したパネル端部20の第2屈曲片22に形成されたボルト孔24と同様の、長孔状のボルト孔33’が、端部押さえ金具30’の長手方向に間隔をあけて複数個形成されている。ボルト孔33’は、端部押さえ金具30’をパネル端部20へ取り付ける際に、両者の高さにずれがない状態において、第2屈曲片22に形成されたボルト孔24に対応する位置に形成される。
側面部31’は、平面視において中央片32’に対して直角に屈曲され、側面部31’の断面における長さは、パネル端部20の第3屈曲片23よりもわずかに長く形成される。そのため、端部押さえ金具30’をパネル端部20へ取り付けた際、端部押さえ金具30’の側面部31’の先端が、パネル端部20の第2屈曲片22の裏側に確実に当接することになる。
斜面片34’は、図7に示すように、平面視において中央片32’との成す角度が鈍角となるよう、例えば本発明の第2の実施形態においては、斜面片34’と中央片32’の成す角度が120度となるよう、中央片32’を境にして側面部31’の反対側に向かって屈曲される。また、端部片35’は、平面視において中央片32’と平行になるように斜面片34’の端部を屈曲して形成される。
次に、パネル10に端部押さえ金具30'を取り付ける方法について説明する。
先ず、図7に示すように、端部押さえ金具30’の側面部31’を、パネル端部20の略コの字型の凹部内側に入るように係合させる。次に、ボルト61をパネル端部20のボルト孔24に挿通させ、次いで、端部押さえ金具30’のボルト孔33’に挿通させる。その後、側面部31’を、パネル端部20の第1屈曲片21の内側に接近させた状態で、ボルト61とナット62を締結させる。この時、ナット62は後にもう一度緩める必要があるため、仮締めの状態でよい。また、ボルト61及びナット62の仮締めは、複数設けられたボルト孔24及び33’についてすべて行う。
上記のように端部押さえ金具30’を組付けたパネル10の上下の縁部には、上記第1の実施形態と同様に胴縁41が取り付けられる。このようにパネル10の上下左右の縁部に、それぞれ、胴縁41と端部押さえ金具30’を取り付けることによって、四辺の剛性が高まり強固な構造となる。
次に、上記のように組み立てられたフェンスパネル1’を用いて、フェンスを構築する方法について説明をする。
組み立てられたフェンスパネル1’は、上記第1の実施形態と同様、図8に示すように、離間して立設された複数本の支柱51の間に継手金具を介して固定される。このとき、支柱51とパネル端部20との間には隙間Sが生じており、図9に示すように、フェンス正面からは端部押さえ金具30’の目隠し部に遮られフェンスの反対側を覗くことはできないが、図10に示すように、斜めの角度からであればフェンスの反対側を覗き込むことができてしまう。
このようにしてフェンス100’を構築したら、ナット62を緩めて、図11及び図12に示すように、端部押さえ金具30’の端部片35’を支柱51の側面に当接するように移動させる。端部押さえ金具30’の移動は、パネル端部20のボルト孔24及び端部押さえ金具30’のボルト孔33’が長孔に形成されているので、容易に行える。また、正面視において、端部押さえ金具30’の目隠し部である斜面片34’と端部片35’は、支柱51の一部と重なり合うように配置されるため、隙間Sの幅が上下に渡り一様でない場合でも、容易に全高に渡って隙間Sを塞ぐことが可能となり、目隠し効果を高めることができる。この後、ナット62の本締めを行い、端部押さえ金具30’をパネル端部20に固定する。
このように構築されたフェンス100’によれば、支柱51とフェンスパネル1’との隙間Sを確実に塞ぐことができるので、防音と目隠し効果とが損なわれることはない。また、端部押さえ金具30’が取り付けられたパネル端部20は、平面視で断面が矩形状に閉じられ、風等の外力による曲げに対して強い構造となる。
なお、上記では端部押さえ金具30、30’をパネル端部20に取り付けるのに一般的なボルト61を使用したが、締結具はこれに限らず、例えばボルト頭部の下面が角柱状に形成され、この角柱状の部位をパネル端部20のボルト孔24に嵌合させるように使用してもよい。このようなボルトを使用することで、ナット62を締め付ける際に、ボルトの回転が防止されるため、ボルトをフェンスパネル1の表側から押さえる必要がなくなり、さらに作業性に優れた構成となる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1,1’ フェンスパネル
10 パネル
11 パネル主平面
20 パネル端部
21 第1屈曲片
22 第2屈曲片
23 第3屈曲片
24 ボルト孔
30,30’ 端部押さえ金具
31,31’ 側面部
32,32’ 中央片
33,33’ ボルト孔
34’ 斜面片
35’ 端部片
41 胴縁
51 支柱
61 ボルト
62 ナット
S 隙間
100,100’ フェンス

Claims (5)

  1. 離間して立設された複数本の支柱と、前記支柱間に配されるフェンスパネルと、
    前記支柱と前記フェンスパネルとの隙間を塞ぐ端部押さえ金具とを備えたフェンスにおいて、
    前記フェンスパネルの左右端部には、高さ方向に間隔をあけて、水平方向を長手とする複数個の長孔が形成され、
    前記端部押さえ金具には、前記フェンスパネルの長孔に対応する長孔が形成され、
    前記端部押さえ金具は、前記フェンスパネルの左右端部に、水平方向で移動可能に取り付けられることを特徴とするフェンス。
  2. 請求項1に記載するフェンスにおいて、
    前記フェンスパネルの左右端部は、平面視で略コの字型に形成される
    ことを特徴とするフェンス。
  3. 請求項1または2に記載するフェンスにおいて、
    前記端部押さえ金具は、平面視で略コの字型に形成される
    ことを特徴とするフェンス。
  4. 請求項1または2に記載するフェンスにおいて、
    前記端部押さえ金具は、前記フェンスパネルの左右端部と当接する金具取付部と、前記フェンスパネルに対し斜面を有すると共に前記支柱と当接する目隠し部とで構成される
    ことを特徴とするフェンス。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載するフェンスにおいて、
    前記フェンスパネル及び前記端部押さえ金具は、1枚の平板を屈曲して形成される
    ことを特徴とするフェンス。
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