JP2022044246A - 車両貸出管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の利便性を損ねることなく車両の貸し出しや返却をすることができ、かつ、貸出者にとって貸し出しの計画立案を容易にすることが可能な車両貸出管理システムを提供する。【解決手段】本発明の車両貸出管理システムは、制御部が、店舗又はカーシェアにおいて、貸出者との対面で車両の貸し出し又は返却の手続きが可能な時間である手続可能時間を記憶する手段と、利用者による車両の貸出希望時間及び返却希望時間を受け付ける手段と、貸出希望時間又は返却希望時間が手続可能時間に属しているか否かを判定する手段と、貸出希望時間又は返却希望時間が手続可能時間に属していないと判定された場合に、利用者に対して所定の提示を実行する手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両貸出管理システムに関し、特に、利用者の求めに応じて保有する車両の貸し出しを店舗又はカーシェアにおいて行う業務を管理するための車両貸出管理システムであって、事業者に対し業務用の自動車や自動二輪車を長期にわたって貸し出す際に利用される車両貸出システムを管理するための車両貸出管理システムとして有用なものである。
従来、利用者の求めに応じて保有する車両の貸し出しを店舗において行う業務を実行するためのシステムとして、サービス提供用のウェブサイトを使用したシステムが存在する(非特許文献1)。
"ニッポンレンタカー"、[online]、ニッポンレンタカーサービス株式会社、[2018年4月17日検索]、インターネット[URL ; https://www.nipponrentacar.co.jp/]
このようなサービスは、貸し出し業者の店舗において貸し出し及び返却の手続きを行うことを前提としており、貸し出し業者が運営するウェブサイトにおいて、利用者が、レンタルを希望する期間、車種などを入力することで、店舗に手続きに行く日時を設定する。
ところで、業務用レンタカーのように、事業者が長期にわたって使用する車両を貸し出すため貸出期間が数か月単位の長期となる場合、貸出期間が短期のレンタカーとは異なり、貸し出しの手続きに時間がかかる。すなわち、貸し出し時には、カーナビゲーション、ETC(Electric Toll Collection)機器及びドライブレコーダーなどの車載機器に関する機能や使用方法、給油の方法、加入している保険や保障の内容などについて丁寧に時間をかけて説明を行い、利用者にしっかり理解してもらった上で貸し出しを開始する必要がある。そのため、一回の車両の貸し出しの手続きに時間と手間がかかる。
このように、一回の車両の貸し出しの手続きに時間と手間がかかると、特に店舗における貸出者(従業員等)の人手が少ない場合に、利用者が車両の利用開始を希望する時間に該車両を出発させることができなくなる事態が生じ得る。つまり、利用者の利便性が損なわれてしまう虞がある。
また、利用者は、予め定められた時間に車両を返却することに心理的負担を感じることがある。仮に車両の返却時間に遅れてしまうと所定のペナルティが課されてしまうような場合には、利用者に対して帰り時間や渋滞を過剰に意識させてしまい、利用者がそれを心理的負担に感じる事態が生じ得る。つまり、この場合にも、利用者の利便性が損なわれてしまう虞がある。
本発明は、このような要望に鑑みてなされたものであり、利用者の利便性を損ねることなく車両の貸し出しや返却をすることができ、かつ、貸出者にとって貸し出しの計画立案を容易にすることが可能な車両貸出管理システムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、制御部が、店舗又はカーシェアにおいて、貸出者との対面で車両の貸し出し又は返却の手続きが可能な時間である手続可能時間を記憶する手段と、利用者による車両の貸出希望時間及び返却希望時間を受け付ける手段と、前記貸出希望時間又は前記返却希望時間が前記手続可能時間に属しているか否かを判定する手段と、前記貸出希望時間又は前記返却希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、利用者に対して所定の提示を実行する手段と、を備える車両貸出管理システムを提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、制御部が、貸出希望時間又は返却希望時間が手続可能時間に属しているか否かを判定し、その判定結果に基づいて利用者に対して所定の提示を実行することによって、利用者は、その提示に応じたアクションをとることが可能となり、以て、利用者の利便性を高めることができる。また、事前に利用者が提示に応じたアクションをとると、貸出者にとって手続きにおける手間が緩和されることになり、以て、貸出者にとって貸し出しの計画立案を容易にすることができる。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、制御部が、前記貸出希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、利用者に対して車両の鍵の事前受取についての提示を行う、車両貸出管理システムを提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、車両の鍵の事前受取を提示された利用者は、車両の出発を希望する時間に貸出者との対面で手続きできないことを理解し、車両の鍵を事前に受け取るというアクションをとることができる。
第3の特徴に係る発明は、第2の特徴に係る発明であって、制御部が、前記貸出希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、利用者による車両の鍵の事前受取時間を受け付ける、車両貸出管理システムを提供する。
ここで、車両の鍵の受け取りの際には、貸出者との対面での手続きが必要となるため、受付可能な鍵の事前受取時間は手続可能時間に限られる。そして、第3の特徴に係る発明によれば、利用者は、車両の出発を希望する時間よりも前に、予め貸出者との対面で、カーナビゲーション、ETC(Electric Toll Collection)機器及びドライブレコーダーなどの車載機器に関する機能や使用方法、給油の方法、加入している保険や保障の内容などについて説明を受けたうえで車両の鍵を受け取り、かつ、車両の出発を希望する時間に車両を利用することができる。
第4の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、制御部が、前記返却希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、利用者に対して貸出者と非対面で車両を返却する方法についての提示を行う、車両貸出管理システムを提供する。
第4の特徴に係る発明によれば、貸出者と非対面で車両を返却する方法を提示された利用者は、車両の返却を希望する時間に貸出者との対面で手続きできないことを理解し、提示された車両の返却方法を確認するというアクションをとることができる。これによれば、利用者は、貸出者と非対面で車両の返却を希望する時間に車両を返却することができる。
以上に述べた車両貸出管理システムによれば、利用者は、24時間、車両の出発を希望する時間に車両を利用することができ、かつ、24時間、車両の返却を希望する時間に車両を返却することができる。
また、第5の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、制御部が、貸出者と対面での車両の返却を禁止する日時である対面返却禁止日を設定する手段を更に備え、前記対面返却禁止日を、車両の返却についての前記手続可能時間から除外する、車両貸出管理システムを提供する。
第5の特徴に係る発明によれば、対面返却禁止日として設定された日付において、貸出者は、対面で車両の返却を受ける必要がなくなる。そうすると、貸出者(従業員等)の負担が軽減されるとともに、貸出者は貸し出しの手続きに集中することができ、利用者を待たせてしまう事態が可及的に抑制される。
第6の特徴に係る発明は、第5の特徴に係る発明であって、制御部が、前記返却希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、利用者に対して貸出者と非対面で車両を返却する方法についての提示を行う、車両貸出管理システムを提供する。
第6の特徴に係る発明によれば、貸出者と非対面で車両を返却する方法を提示された利用者は、貸出者と非対面で車両の返却を希望する時間に車両を返却することができる。または、利用者に対して対面返却禁止日を予め提示することによって、利用者に対する車両の早期返却のインセンティブが働き、本来の契約期間が終了する前に返却の手続きが行われることがある。これによれば、利用者にとっては一部料金の返還が可能となり、また、貸出者にとってはその後の貸し出しの計画が立てやすくなる。
本発明によれば、利用者の利便性を損ねることなく車両の貸し出しや返却をすることができ、かつ、貸出者にとって貸し出しの計画立案を容易にすることが可能な車両貸出管理システムを提供できる。
図1は、本実施形態における車両貸出管理システム1のハードウェア構成とソフトウェア機能を示すブロック図である。 図2は、実施例1に係る車両貸出管理方法を示す第1のフローチャートである。 図3は、従業員勤務スケジュール330の一例を示す図である。 図4は、貸出希望時間及び返却希望時間の受付について説明するための図である。 図5は、表示部500を介して利用者に提示される車両の鍵の事前受取について説明するための図である。 図6は、表示部500を介して利用者に提示される貸出者と非対面で車両を返却する方法について説明するための図である。 図7は、実施例1に係る車両貸出管理方法を示す第2のフローチャートである。 図8は、実施例1に係る車両貸出管理方法を示す第3のフローチャートである。 図9は、従業員ごとに勤務時間を入力する画面の一例を示す図である。 図10は、店舗が保有する車両データベース310の一例である。 図11は、店舗における従業員データベース320の一例である。 図12は、実施例2に係る店舗評価方法を示すフローチャートである。 図13は、実施例3に係る走行距離引き継ぎ方法を示すフローチャートである。 図14は、実施例4に係る早期返却手続き方法を示すフローチャートである。 図15は、実施例5に係る車両販売申し出方法を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[車両貸出管理システム1の構成]
図1は、本実施形態における車両貸出管理システム1のハードウェア構成とソフトウェア機能を説明するためのブロック図である。
車両貸出管理システム1は、データを制御する制御部100と、ユーザや他の機器と通信を行う通信部200と、データを記憶する記憶部300と、ユーザからの情報の入力を受け付ける入力部400と、制御部100で制御したデータや画像を出力する表示部500とを備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える。
通信部200は、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi-Fi(Wireless Fidelity)対応デバイスを備える。
制御部100は、所定のプログラムを読み込み、必要に応じて通信部200及び/又は記憶部300と協働することで、手続可能時間入力モジュール101と、希望時間受付モジュール102と、判定モジュール103と、提示モジュール104と、鍵受取時間受付モジュール105と、対面返却禁止日入力モジュール106と、従業員入力モジュール111と、時間入力モジュール112と、従業員数算出モジュール113と、車両取扱数設定モジュール114と、店舗予約選択モジュール121と、店舗予約割合算出モジュール122と、店舗評価モジュール123と、走行距離算出モジュール131と、走行距離入力モジュール132と、走行距離引き継ぎモジュール133と、走行距離比較モジュール134と、早期返却受付モジュール141と、車両ステータス変更モジュール142と、貸出期間カウントモジュール151と、メッセージ送信モジュール152と、カレンダー表示モジュール161と、ブラックリスト設定モジュール162と、本人確認モジュール163と、未入金管理モジュール164と、駐車違反報知モジュール165と、延長割引表示モジュール166とを実現する。
記憶部300は、データやファイルを記憶する装置であって、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等による、データのストレージ部を備える。記憶部300は、後に説明する車両データベース310と、従業員データベース320と、従業員勤務スケジュール330と、手続可能時間データベース340とを記憶する。
入力部400の種類は、特に限定されない。入力部400として、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等が挙げられる。
表示部500の種類は、特に限定されない。表示部500として、例えば、モニタ、タッチパネル等が挙げられる。
[実施例1:車両貸出管理システム1を用いた車両貸出管理方法]
実施例1として、本実施形態における車両貸出管理システム1を使用して店舗又はカーシェアにおける予約及び/又は返却の手続き業務を管理する車両貸出管理方法について説明する。図2は、車両貸出管理システム1を用いた車両貸出管理方法を示す第1のフローチャートである。また、図3は、従業員勤務スケジュール330の一例を示す図である。図2~図3を用いて、上述した各ハードウェアと、ソフトウェアモジュールが実行する処理について説明する。本実施形態における車両貸出管理システム1は、店舗又はカーシェアごとに保有する管理画面を通じて、各種の設定や評価を実施するものであるが、各店舗又はカーシェアにおける管理画面を本社で一括管理するように設定したものであっても構わない。
〔ステップS10:手続可能時間の入力〕
最初に、車両貸出管理システム1の制御部100は、手続可能時間入力モジュール101を実行し、貸出者との対面で車両の貸し出し又は返却の手続きが可能な時間である手続可能時間を入力する(ステップS10)。例えば、図3に示される従業員勤務スケジュール330を参照し、従業員の勤務予定日に基づいて手続可能時間を入力する。ここで、従業員勤務スケジュール330は、時間ごとに区切られたマスにおいて灰色で色付けされたマスが勤務予定として表示される。
図3(a)に示す例は、2018年4月26日(木)において、従業員Aの勤務時間が午前10時から午後6時、従業員Bの勤務時間が午前10時から午後2時、従業員Cの勤務時間が午後2時から午後6時である場合の例であって、この場合の対面での営業時間が午前10時から午後6時までである。また、図3(b)に示す例は、2018年4月27日(金)において、従業員Cの勤務時間が午後2時から午後6時である場合の例であって、この場合の対面での営業時間が午後2時から午後6時までである。そうすると、制御部100は、2018年4月26日(木)の手続可能時間として午前10時から午後6時を入力し、2018年4月27日(金)の手続可能時間として午後2時から午後6時を入力する。
そして、制御部100は、入力した手続可能時間を手続可能時間データベース340として記憶部300に記憶させる。
〔ステップS20:貸出希望時間及び返却希望時間の受付〕
次に、制御部100は、希望時間受付モジュール102を実行し、利用者による車両の貸出希望時間及び返却希望時間を受け付ける(ステップS20)。これについて、図4に基づいて説明する。図4は、貸出希望時間及び返却希望時間の受付について説明するための図である。表示部500には、図4(a)に示されるように、出発日時と返却日時についてのダイアログが表示される。そして、貸出希望時間及び返却希望時間の受付は、車両貸出管理システム1のユーザが、貸出希望時間及び返却希望時間として入力する日付を、表示されるカレンダーから選択することで実行される(図4(b))。なお、このとき、過去の日付等が選択不可としてグレーアウトされている。また、車両貸出管理システム1のユーザは、日付をカレンダーから選択した後、出発時間及び返却時間をプルダウンから選択することで、貸出希望時間及び返却希望時間を入力することができる(図4(c))。なお、このときにも、選択不可の時間帯をグレーアウトさせることができる。このようにして、制御部100は、利用者による車両の貸出希望時間及び返却希望時間を受け付ける。
〔ステップS30:判定〕
続いて、制御部100は、判定モジュール103を実行し、ステップS20で受け付けた貸出希望時間又は返却希望時間が手続可能時間に属しているか否かを判定する(ステップS30)。例えば、上記の図3(a)に示した例では、記憶部300の手続可能時間データベース340には、2018年4月26日(木)の手続可能時間が午前10時から午後6時までと記憶されている。この場合、仮に利用者が早朝の貸し出しを希望して、例えば午前5時の貸出希望時間が受け付けられると、判定モジュール103は、貸出希望時間が手続可能時間に属していないと判定する。また、仮に利用者が深夜の返却を希望して、例えば午前1時の返却希望時間が受け付けられると、判定モジュール103は、貸出希望時間が手続可能時間に属していないと判定する。
なお、貸出希望時間又は返却希望時間が手続可能時間に属していないと判定されるのは、貸し出し又は返却の希望時間が早朝や深夜である場合に限らない。例えば、上記の図3(b)に示した例では、記憶部300の手続可能時間データベース340には、2018年4月27日(金)の手続可能時間が午後2時から午後6時までと記憶されている。この場合、仮に午前11時の貸出希望時間が受け付けられると、判定モジュール103は、貸出希望時間が手続可能時間に属していないと判定する。
そして、貸出希望時間又は返却希望時間が手続可能時間に属していないと判定される場合には、その希望時間において、貸出者との対面で車両の貸し出し又は返却の手続きを行うことができない。この場合、仮に利用者が車両の出発や返却をできないとすると、利用者の利便性が損なわれてしまう虞がある。そこで、車両貸出管理システム1の制御部100は、更に以下に説明する処理を実行する。
〔ステップS40:利用者に対する提示〕
制御部100は、提示モジュール104を実行し、利用者に対して所定の提示を実行する(ステップS40)。詳しくは、判定モジュール103によって、貸出希望時間が手続可能時間に属していないと判定された場合に、利用者に対して車両の鍵の事前受取についての提示を行う。また、返却希望時間が手続可能時間に属していないと判定された場合には、利用者に対して貸出者と非対面で車両を返却する方法についての提示を行う。ここで、利用者に対して提示される車両の鍵の事前受取について、図5に基づいて説明する。図5は、表示部500を介して利用者に提示される車両の鍵の事前受取について説明するための図である。図5に示す例では、出発時間(貸出希望時間)が午前5時となっており営業時間(手続可能時間)に属していない。したがって、利用者に対して車両の鍵の事前受取を案内するメッセージが通知される。なお、このとき、後述する車両の鍵の事前受取時間の受付ダイアログも表示される。また、利用者に対して提示される貸出者と非対面で車両を返却する方法について、図6に基づいて説明する。図6は、表示部500を介して利用者に提示される貸出者と非対面で車両を返却する方法について説明するための図である。図6に示す例では、返却時間(返却希望時間)が22時となっており営業時間(手続可能時間)に属していない。したがって、利用者に対して貸出者と非対面で車両を返却する方法を案内するメッセージが通知される。なお、提示モジュール104は、判定モジュール103によって、貸出希望時間又は返却希望時間が手続可能時間に属していると判定された場合には、利用者に対して貸出者と対面で手続きできる旨のメッセージを通知してもよい。
このように、利用者に対して所定の提示が行われることによって、利用者は、その提示に応じたアクションをとることが可能となり、以て、利用者の利便性を高めることができる。また、事前に利用者が提示に応じたアクションをとると、貸出者にとって手続きにおける手間が緩和されることになり、以て、貸出者にとって貸し出しの計画立案を容易にすることができる。
ここで、車両の鍵の事前受取を提示された利用者は、車両の出発を希望する時間に貸出者との対面で手続きできないことを理解し、車両の鍵を事前に受け取るというアクションをとることができる。この場合、制御部100は、鍵受取時間受付モジュール105を実行し、利用者による車両の鍵の事前受取時間を受け付ける。鍵の事前受取時間の受付は、車両貸出管理システム1のユーザが、鍵の事前受取時間として入力する日付を、貸出希望時間よりも前の日付が表示されたカレンダーから選択することで実行される。また、車両貸出管理システム1のユーザは、日付をカレンダーから選択した後、鍵の事前受取時間をプルダウンから選択することで、鍵の事前受取時間を入力することができる。このようにして、制御部100は、利用者による車両の鍵の事前受取時間を受け付ける。なお、車両の鍵の受け取りの際には、貸出者との対面での手続きが必要となるため、受付可能な鍵の事前受取時間は手続可能時間に限られる。
これによれば、利用者は、車両の出発を希望する時間よりも前に、予め貸出者との対面で、カーナビゲーション、ETC(Electric Toll Collection)機器及びドライブレコーダーなどの車載機器に関する機能や使用方法、給油の方法、加入している保険や保障の内容などについて説明を受けたうえで車両の鍵を受け取り、かつ、車両の出発を希望する時間に車両を利用することができる。
また、貸出者と非対面で車両を返却する方法を提示された利用者は、車両の返却を希望する時間に貸出者との対面で手続きできないことを理解し、提示された車両の返却方法を確認するというアクションをとることができる。これによれば、利用者は、貸出者と非対面で車両の返却を希望する時間に車両を返却することができる。
以上に述べた車両貸出管理システム1によれば、利用者は、24時間、車両の出発を希望する時間に車両を利用することができ、かつ、24時間、車両の返却を希望する時間に車両を返却することができる。
ここで、実施例1の車両貸出管理システム1において、制御部100は、貸出者と対面での車両の返却を禁止する日時である対面返却禁止日を設定してもよい。これについて、図7に基づいて説明する。図7は、車両貸出管理システム1を用いた車両貸出管理方法を示す第2のフローチャートである。なお、図7に示す各処理において、上記の図2に示した処理と実質的に同一の処理については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。また、以下に述べるステップS11の処理は、ステップS10の処理の後に実行される。
〔ステップS11:対面返却禁止日の入力〕
車両貸出管理システム1の制御部100は、対面返却禁止日入力モジュール106を実行し、貸出者と対面での車両の返却を禁止する日時である対面返却禁止日を入力する(ステップS11)。上述したように、貸出期間が数か月単位の長期となる場合、貸出期間が短期のレンタカーとは異なり、貸し出しの手続きに時間がかかる。また、例えば長期連休前には、貸し出しの希望が比較的多くなる傾向がある。このような場合、特に店舗における貸出者(従業員等)の人手が少ないときには、利用者を待たせてしまう事態が生じ得る。つまり、利用者の利便性を損ねてしまう虞がある。そこで、貸し出しの手続きが集中すると予測される日付を対面返却禁止日として予め入力する。
ここで、入力した日付は対面返却禁止日として設定され、記憶部300に記憶される。そして、制御部100は、対面返却禁止日を、車両の返却についての手続可能時間から除外する。つまり、対面返却禁止日として設定された日付において、貸出者は、対面で車両の返却を受ける必要がなくなる。そうすると、貸出者(従業員等)の負担が軽減されるとともに、貸出者は貸し出しの手続きに集中することができ、利用者を待たせてしまう事態が可及的に抑制される。
ステップS11の処理の後、制御部100は、ステップS20~ステップS40の処理を実行する。そして、返却希望時間が対面返却禁止日に属している場合、すなわち、返却希望時間が手続可能時間に属していないと判定された場合には、利用者に対して貸出者と非対面で車両を返却する方法についての提示を行う。
これによれば、貸出者と非対面で車両を返却する方法を提示された利用者は、貸出者と非対面で車両の返却を希望する時間に車両を返却することができる。または、利用者に対して対面返却禁止日を予め通知することによって、利用者に対する車両の早期返却のインセンティブが働き、本来の契約期間が終了する前に返却の手続きが行われることがある。これによれば、利用者にとっては一部料金の返還が可能となり、また、貸出者にとってはその後の貸し出しの計画が立てやすくなる。
以上に述べたように、本実施形態における車両貸出管理システム1によれば、利用者の利便性を損ねることなく車両の貸し出しや返却をすることができ、かつ、貸出者にとって貸し出しの計画立案を容易にすることができる。
また、実施例1の変形例として、上述した車両貸出管理システム1において、従業員の勤務シフトと車両の予約/返却可能数とを連動させることができる。図8は、車両貸出管理システム1を用いた車両貸出管理方法を示す第3のフローチャートである。また、図9は従業員ごとに勤務時間を入力する画面の一例を示す図であり、図10は車両データベース310の一例を示す図であり、図11は従業員データベース320の一例を示す図である。図8~図11を用いて、以下に説明する。
〔ステップS110:従業員の入力〕
最初に、車両貸出管理システム1の制御部100は、従業員入力モジュール111を実行し、入力を実行する日付を、表示されるカレンダーから選択し、選択された日に勤務する予定の従業員を入力する(ステップS110)。従業員の入力は、例えば、図11に示される従業員データベース320を参照し、その店舗又はカーシェアにおける従業員の一覧の中から選択するように構成する。
従業員データベース320には、図11に示すように、従業員ごとに、社員ID、氏名、性別、経験年数、及び、勤務日及び勤務予定日が一覧表示されている。管理者は、従業員データベース320を参照し、選択された日付に勤務をさせる従業員を指定する。
〔ステップS120:勤務する時間の入力〕
次に、制御部100は、時間入力モジュール112を実行し、ステップS110で入力した従業員ごとに、選択された日付において勤務する時間を入力する(ステップS120)。この勤務時間の入力は、すべての営業時間において一時間単位で行われる。
勤務時間の入力は、例えば図9(a)~(c)に示すような、時間ごとに区切られたマスを画面上で選択することにより行われる。灰色で色付けされたマスが勤務予定として選択されたことを示す。
図9(a)に示す例は、2018年4月25日(水)の営業時間が午前10時から午後6時までであり、従業員Aの勤務時間が午前10時から午後6時、従業員Bの勤務時間が午前10時から午後6時である場合の例である。
図9(b)に示す例は、2018年4月26日(木)の営業時間が午前10時から午後6時までであり、従業員Aの勤務時間が午前10時から午後6時、従業員Bの勤務時間が午前10時から午後2時、従業員Cの勤務時間が午後2時から午後6時である場合の例である。
図9(c)に示す例は、2018年4月27日(金)の営業時間が午前10時から午後6時までであり、従業員Cの勤務時間が午前10時から午後6時である場合の例である。
そして、それぞれの従業員について勤務時間の入力が完了すると、入力した内容が、従業員データベース320におけるそれぞれの従業員の勤務予定に反映される。
〔ステップS130:時間帯ごとの従業員数の算出〕
次に、制御部100は、従業員数算出モジュール113を実行し、ステップS120で
入力された従業員の勤務時間に基づいて、時間帯ごとの従業員数を算出する(ステップS130)。図9(a)の場合は、従業員A及び従業員Bの二人が常駐するため、すべての時間帯において、従業員数は「2」となる。図9(b)の場合は午前8時から午後2時までは、従業員A及び従業員Bがいるため従業員数は「2」となり、午後2時から午後6時までは従業員A及び従業員Cがいるため従業員数は「2」となる。図9(c)の場合は、従業員Cのみの勤務であるため、すべての時間帯において従業員数は「1」となる。このようにして、各時間帯における従業員数を算出する。
なお、図9(a)~(c)においては、すべての時間帯において同一の人数が算出される場合の例を示しているが、これに限ったものではなく、従業員の勤務シフトによっては、時間帯によって従業員数が変化することも有り得る。
〔ステップS140:時間帯ごとの予約/返却可能数の算出〕
続いて、制御部100は、車両取扱数設定モジュール114を実行し、従業員の勤務シフトが入力された日付について、各時間帯における車両の予約/返却可能数を算出する(ステップS140)。
このとき、車両取扱数設定モジュール114は、従業員の勤務シフトと、予約可能か否かのステータスとを連動させることで、各時間帯において配置される従業員数に基づいて、車両の予約/返却可能数を算出する。
業務用レンタカーのように、貸出期間が長期となる貸出契約の場合、貸出期間が短期のレンタカーとは異なり、貸し出しの手続きに時間がかかる。すなわち、貸し出し時には、カーナビゲーション、ETC(Electric Toll Collection)機器及びドライブレコーダーなどの車載機器に関する機能や使用方法、給油の方法、加入している保険や保障の内容などについて丁寧に時間をかけて説明を行い、利用者にしっかり理解してもらった上で貸し出しを開始する必要がある。そのため、一回の車両の貸し出しの手続きに時間と手間がかかる。
本変形例においては、その時間に配置される従業員一人当たり一台の予約/返却のみ受け付けるように設定することで、従業員の負担を軽減している。すなわち、ステップS140において、車両取扱数設定モジュール114は、各時間帯において配置される従業員数に基づいて、従業員数と同じ数の車両を、予約/返却可能数として算出する。このことによって、従業員に過度な負担をかけることなく勤務シフトを組むことを容易とし、かつ、利用者にとってはじっくりと時間をかけて説明を受け、車両に不備がないか確認することが可能なシステムを提供することが可能となる。
なお、上記の説明においては、従業員一人当たりの取扱台数を一律一台としたが、これに限ったものではなく、従業員の経験年数や手続きごとの複雑さに応じて、変更することが可能である。
〔ステップS150:時間帯ごとの予約/返却可能数の表示〕
ステップS140で時間帯ごとの予約/返却可能数の算出が行われると、表示部500に日付と時間帯ごとの車両の予約/返却可能数が表示され(ステップS150)、管理者がその画面を確認することにより、本変形例における車両貸出管理方法は終了する。
本変形例に係る車両貸出管理方法によると、勤務シフトと車両の予約/返却可能数とを連動させることにより、業務用レンタカーの貸し出しのように、一つ一つの取り扱いに係る負担が大きな業務であっても、従業員の負担を考慮した勤務シフトを組むことが可能となり、適切に従業員の休暇や休息を取ることができ、その結果、従業員のミスを削減することが可能なシステムを構築することができるとともに、利用者にとっても、じっくりと時間をかけて丁寧に説明を受けることができ、安心して長期間にわたって車両を借りることができるシステムを構築することが可能となる。
更なる変形例として、上記管理方法に基づいた従業員の休暇の設定をすることができる。つまり、ステップS110における従業員の入力の際、入力を行っている営業日に貸し出し又は返却の手続きの予約が入っていない場合、その営業日に勤務する従業員数を1人と設定し、1人の従業員に全営業時間を任せるシフトを組むことにより、他の従業員の休暇を確保することができる。このような設定を他の営業日にも行うことにより、従業員の計画的な休暇の確保を可能としたシステムを実現することができる。
[実施例2:車両貸出管理システム1を用いた店舗評価方法]
続いて、実施例2として、各店舗の評価を行うための、店舗における予約割合を算出する手順について説明する。図12は、車両貸出管理システム1を用いた店舗評価方法を示すフローチャートである。図1及び図12を用いて、車両貸出管理システム1を用いた店舗評価方法について説明する。
〔ステップS210:店舗予約の選択〕
まず、図1に示す車両貸出管理システム1における制御部100は、店舗の評価を実施するにあたり、店舗予約選択モジュール121を実行し、ある月の車両予約のうち、利用者がウェブサイトではなく店舗において予約を行ったものを選択する(ステップS210)。
このような選択は、管理画面上において行われる。例えば、管理画面に表示されるカレンダーからある月を選択すると、選択された月におけるカレンダーと、その月の各日付に対応する予約情報が一覧表示される。管理画面を表示するにあたって、すでに予約の数、予約の入っている日付及び来店予定時刻、予約した利用者の氏名や会社名などの情報が登録されているものとする。
また、すでに登録されているそれぞれの予約に関して、その予約がウェブサイトを通じて行われたのか、あるいは実店舗において行われたのかが記憶されている。そして、制御部100における店舗予約選択モジュール121は、一覧表示された予約情報のうち、実店舗において予約があったものについて選択する。
このような選択は、色付けによって選択されたことを表示するものであってもよいし、チェックボックスにチェックが入るなどの手段によって表示されるものであっても構わない。このような手段によって、すべての予約の中から、実店舗において予約があったものについて、選択を行う。
〔ステップS220:店舗予約割合の算出〕
続いて、制御部100は、店舗予約割合算出モジュール122を実行し、実店舗において予約があった数を算出して、選択された月におけるすべての予約数に対する実店舗における予約数の割合を算出する(ステップS220)。
〔ステップS230:店舗評価の実施〕
そして、制御部100は、店舗評価モジュール123を実行し、ステップS220で算出された総予約数に対する実店舗における予約数の割合に基づいて、その月の店舗の評価を実施する。
インターネット網やスマートフォンが普及した現代において、レンタカーの予約もインターネット上のウェブサイトを通じて行われることが多い。利用者としては、自宅やオフィスにいながらレンタカーの予約ができるため、インターネットを使用した予約手段は非常に有用なものである。一方で、実店舗における予約は、従業員のサービスマンとしての能力が発揮されたことの結果であり、これを従業員の実績として評価せず、ウェブサイト経由の予約と同様に扱ってしまうと、従業員の士気を損ねることにつながる。
そこで、本実施例におけるシステムでは、実店舗における予約を、店舗の業績評価の一つの要素として、ウェブサイト経由の予約と区別して扱うことにより、従業員の士気を高めることに寄与するものである。
なお、本実施例においては、総予約数に対する実店舗における予約数の割合を店舗評価の要素として取り上げたが、割合ではなく絶対数を評価の基準として使用するシステムとしても構わない。
また、実店舗における予約とは、予め通知することなく当日に来店し、その場で契約に至ったものも含まれる。利用者にとっては、急遽、車両を借りる必要が生じ、予約をすることなく来店することも有り得るためである。
実施例2に係る店舗評価方法によると、実店舗において従業員の努力によって得られた契約を、ウェブサイトを通じて得られた契約と区別してカウントし、各店舗の業績業過に使用することにより、従業員の士気を高めることができる。また、従業員の士気が高まるため、店舗におけるより良いサービスの提供につながり、その結果、利用者にとっても、よりよいサービスを受けることが可能なシステムを構築することができる。
[実施例3:車両貸出管理システム1を用いた走行距離引き継ぎ方法]
続いて、実施例3として車両の走行距離を引き継ぐ手順について説明する。図13は、車両貸出管理システム1を用いた走行距離引き継ぎ方法を示すフローチャートである。図1及び図13を用いて、車両貸出管理システム1を用いた走行距離引き継ぎ方法について説明する。
業務用レンタカーのような長期にわたる車両の貸し出しの場合、貸し出し中の故障などの理由により、車両を交換する必要が生じることがある。ここで、長期貸し出しの車両の場合、月間の走行距離によっては、通常の貸出料金に加えて走行距離に応じた追加料金がかかることがあるため、先に貸し出しを行った車両の走行距離を、次に貸し出しを行う車両の走行距離に引き継ぐ必要がある。本実施例に係る走行距離引き継ぎ方法は、このような場合に、適正な料金を算出するために使用される。
〔ステップS310:走行距離の算出〕
まず、車両貸出管理システム1の制御部100は、車両を交換するにあたり、走行距離算出モジュール131を実行し、利用者に先に貸し出された車両について走行した距離を算出し、記憶部300に格納されている車両データベース310に記憶する(ステップS310)。距離の算出は、最初に貸し出す際に計測したオドメータの計測値と、交換する際に計測したオドメータの計測値とに基づいて行われる。具体的には、制御部100は走行距離入力モジュール132を備えており、貸し出し時と返却時に、オドメータの計測値に応じて、走行距離を記憶部300の車両データベース310に車両情報として入力するように構成されている。走行距離算出モジュール131は、走行距離入力モジュール132で入力され車両データベース310に記憶されている、貸し出し前後の走行距離に基づいて、今回の走行距離を算出する。
〔ステップS320:走行距離の引き継ぎ〕
次に、制御部100は走行距離引き継ぎモジュール133を実行し、交換後の車両に対し、先に貸し出された車両の走行距離を引き継ぎ、それを表示させる(ステップS320)。
引き継がれた距離の表示は、車両貸出管理システム1の表示部500に表示される。また、引き継ぎ後の走行距離を、交換後の車両にも表示するものであっても構わない。この場合、トリップメータを調整する、または、別途走行距離計を配設する、といった適宜の方法により、引き継ぎ後の走行距離が交換後の車両に表示される。さらに、交換後の車両に引き継ぎ後の走行距離を表示させる場合、引き継ぎ後の走行距離に積算して総走行距離が表示されるようにして構わない。このようにして、交換後の車両に引き継がれた走行距離を表示することによって、利用者にとっては、総走行距離を容易に認識することができ、使い勝手の良いシステムとなる。
実施例3に係る走行距離引き継ぎ方法によると、貸し出し中の故障などの理由により、車両を交換する必要が生じることがあったとしても、先に貸し出された車両の走行距離を引き継ぐことにより、適正な走行距離に基づき適正な料金を算出することが可能な車両貸出管理システムを構築することができる。
また、引き継ぎ後の走行距離を、交換後の車両に表示させることにより、利用者にとっても、自分の総走行距離を容易に把握することができ、追加料金の有無について把握しやすいシステムを提供することが可能となる。
なお、走行距離を引き継ぐ場合として、車両が故障した場合について記載したが、これに関連して、通常の貸し出しの際にも、この技術を応用することができる。
すなわち、車両の貸し出しが終了し、店舗又はカーシェアに戻ってきた際、制御部100は走行距離算出モジュール131を実行し、貸し出し中の走行距離を算出して、当該車両の走行距離を、記憶部300に格納されている車両データベース310に記憶する。走行距離の算出は、上記と同様に、貸し出し前後に走行距離入力モジュール132によって入力された走行距離に基づいて行われる。
このように、貸し出しのたびに走行距離を記憶することにより、それぞれの車両の総走行距離や、前回の走行距離、使用時期に紐づいた走行距離などに関して、車両情報として車両データベース310で一元管理することができるようになり、使い勝手のよいシステムを構築することが可能となる。
また、走行距離入力モジュール132に加え、走行距離入力モジュール132によって入力された走行距離と車両データベース310に記憶されている走行距離とを比較する走行距離比較モジュール134を設けてもよい。この時、貸し出しの際に走行距離入力モジュール132によって入力された走行距離が、前回の返却時に記録された走行距離よりと比較して所定距離以上の差がある場合、間違いの有無を確認するメッセージを表示させるようにしてよい。例えば、前回の返却時の走行距離として記録されている走行距離が22,930kmであり、今回の貸し出しの際に入力した走行距離が22,980kmと50kmの差があった場合、「前回の返却から50km以上の差がありますが、現在の走行距離で間違いないでしょうか?YES or NO?」といった警告のサインが表示されるようにする。
このように、貸し出しの際に入力された走行距離と、車両データベース310に記憶されている走行距離とを比較する走行距離比較モジュール134を設けることにより、車両
の走行距離に関して二重のチェックができるようになり、信頼性の高いシステムを構築することが可能となる。
また、貸し出しの際に、これまでの総走行距離、及び/又は、今回の貸し出しにおいて超過の料金が発生する走行距離を表示するようにしてもよい。
業務用レンタカーのような長期の貸し出しの場合、ひと月当たりの最大の走行距離が決められており、その走行距離を超過すると、超過した分の走行距離に応じて追加の料金がかかることがある。例えば、ひと月当たりの最大の走行距離が3,000kmであり、これまでの走行距離が20,000kmで、かつ、今回の貸出期間がひと月であった場合、今回の貸し出しにおいて超過の料金が発生する走行距離をとして、23,000kmを車両及び車両貸出管理システム1の表示部500に表示するようにする。
このように、超過の料金が発生する走行距離を車両及び車両貸出管理システム1の表示部500に表示させることにより、超過の料金が発生する走行距離を把握することが容易となり、使い勝手の良いシステムを構築することが可能となる。なお、単に画面に表示させるだけでなく、紙などに印刷するようにしても、同様の効果が得られる。
[実施例4:車両貸出管理システム1を用いた早期返却手続き方法]
続いて、実施例4として車両の早期返却の手続きを行う手順について説明する。図14は、車両貸出管理システム1を用いた早期返却手続き方法を示すフローチャートである。図1及び図14を用いて、車両貸出管理システム1を用いた早期返却手続き方法について説明する。
業務用レンタカーのような長期で車両の貸し出しを行う場合、急な要件の発生等により、車両が不要となる場合がある。その際、本来の契約期間が終了する前に返却の手続きを行うことにより、利用者にとっては一部料金の返還が可能となり、また、レンタカー業者にとってはその後の貸し出しの計画が立てやすくなる。本実施例に係る早期返却手続き方法は、このように本来の契約期間が終了する前に返却を希望する場合に使用される。
〔ステップS410:早期返却の受付〕
まず、利用者からの早期返却の申し出があり、従業員が管理画面において、早期返却を希望する車両と日時を入力すると、車両貸出管理システム1の制御部100は、早期返却受付モジュール141を実行し、利用者から早期返却の申し出があった車両に紐づけて、早期返却希望の日付と時刻を記憶部300の車両データベース310に記憶する(ステップS410)。このとき、従業員データベース320と連動して、早期返却希望の日付及び時刻における勤務シフトを参照し、申し出のあった日時に返却が可能かどうか(必要な従業員が確保できているかどうか)判断するようにしてもよい。
〔ステップS420:車両ステータスの変更〕
続いて、制御部100は、車両ステータス変更モジュール142を実行し、車両データベース310に格納されている車両情報として、早期返却の申し出があった車両のステータスを「貸し出し中」から「仮返却」に変更する(ステップS420)。そして、早期返却の申し出があった日に返却があると、車両のステータスを「仮返却」から「返却」に変更する。
このように、早期返却の申し出に伴い、車両データベース310に格納されている車両のステータスを変更することにより、現在の各車両の状態を一元的に把握することができるようになり、従業員のシフトを組みやすくなるとともに、車両の管理も容易となる。また、利用者にとっても、早期返却の制度を利用することで、不要な経費を削減することが可能となる。
なお、車両が返却された場合、管理画面における「返却」ボタンを押すことで、車両データベース310の車両情報にステータスが反映され、返却された車両に関して、翌日から貸し出し可能とする処理をするようにしてもよい。つまり、車両が返却されると、必要な点検や給油を行う必要があるが、それらが終了すると、貸し出し可能の状態となる。このように、返却ボタンの操作と車両の貸し出し可能の設定とを連動させることにより、よりスムーズに車両貸出管理システム1や貸し出し用のウェブサイトにステータスを反映することができる。
また、早期返却の申し出があった場合に、従業員が管理画面を通じて車両の返却希望日と時刻を入力すると、明日の返却欄または本日の返却欄にその情報が表示されるようにしてもよい。
[実施例5:車両貸出管理システム1を用いた車両販売申し出方法]
続いて、実施例5として車両の販売の申し出を行う手順について説明する。図15は、車両貸出管理システム1を用いた車両販売申し出方法を示すフローチャートである。図1及び図15を用いて、車両貸出管理システム1を用いた車両販売申し出方法について説明する。
業務用レンタカーのような長期で車両の貸し出しを行う場合、数か月にわたって同じ車両を使用していると、その車両に愛着がわくことがある。そのような場合、貸し出し業者側から販売の申し出をすることにより、利用者の購買の意思を後押しすることができる。本実施例に係る車両販売申し出方法は、このように長期にわたって使用した車両を販売する場合に使用される。
〔ステップS510:貸出期間のカウント〕
まず、貸し出しが開始されると、車両貸出管理システム1の制御部100は、貸出期間カウントモジュール151を実行し、貸し出しの期間をカウントする(ステップS510)。貸し出しの期間は日単位であってもよいし、週単位や時間単位など適宜の単位であっても構わない。カウントした貸出期間は車両データベース310に車両に紐づけて記憶される。
〔ステップS520:メッセージの送信〕
そして、貸出期間が、予め設定された所定の期間を超えると、制御部100はメッセージ送信モジュール152を実行し、利用者に対し、販売の申し出を記したメッセージを送信する(ステップS520)。例えば、前記所定の期間を5か月と設定すると、貸し出しから5か月を経過した際、利用者に対し、「ご利用から5か月が経過しました。お車の調子はいかがですか?ご希望であれば、所定のお手続きをすることで、この車両はあなたのものになります。」といったメッセージを送信する。
この所定の期間は、店舗又はカーシェアや車両に応じて、車両貸出管理システム1の管理画面を通じて変更することができる。
また、管理画面においては、貸し出し用として使用している車両で、かつ、販売してもよい車両に対し、管理画面上でステータスを変更できるよう構成されている。即ち、「販売可能」というステータスに変更あるいは追加することができる。このように構成することにより、利用者が閲覧する貸し出し用のウェブサイト上にて、店舗又はカーシェアごとの販売可能車両を閲覧することができるページにリンクするバナーを表示させ、中古車を探している利用者を誘導することができる。
このように、ある程度の期間にわたって使用された車両を中古車として販売する仕組みを構築することにより、利用者にとって愛着のわいた車両を入手することが可能となり、また、貸し出し業者にとっても、長期間にわたって使用された車両を販売することで、使用感のある車両を多く抱え込まなくて済み在庫管理が容易なシステムを提供できる。
上記の実施例に加え、種々の構成を追加することができる。
[実施例6:予約状況のカレンダー表示]
管理画面上において、車両ごとに今後2か月分の予約状況をカレンダー表示する機能を有するカレンダー表示モジュール161を備えることができる。例えば、4月25日にカレンダー表示モジュール161を実行した場合、4月、5月及び6月のカレンダーを表示し、各営業日について、登録されている車両の予約状況を一覧表示させるよう構成することができる。
実施例6に示すような構成することにより、各車両の今後の予約状況を一目で容易に把握することが可能となる。なお、今後2か月分としたが、どの程度先の月まで表示させるかは、管理画面において変更することができる。
[実施例7:特定の利用者のブラックリスト設定]
特定の利用者が、今後、利用することができないよう、当該利用者が予約を入れようとすると管理画面上で警告が表示される機能を有するブラックリスト設定モジュール162を備えることができる。
利用者によっては、無断で延長をした挙句、延長料金を支払わないことや、定められた場所に返却せず乗り捨ててしまうこともある。そのような利用者と再び安易に契約してしまうことを防止するために、特定の利用者に対してブラックリスト設定を行う。ブラックリスト設定された利用者は記憶部300に記憶される。そして、当該利用者がウェブサイトから予約を試みると、ブラックリスト設定モジュール162が実行され、管理画面上に警告を表示し、ウェブサイト上には予約をお断りする旨が表示される。
実施例7に示すような構成することにより、一部の不正を働く利用者を管理することができ、公正で不公平感のない利用を促すことができる。
[実施例8:利用者の本人確認書類の再提示]
利用者本人(法人契約の場合は法人)を証明するための書類を確認した日付を管理画面に表示させ、確認してから所定期間(例えば1年)が経過した後に予約をする場合、再度の証明を促すメッセージを送信する機能を有する本人確認モジュール163を備えることができる。
初回に貸し出しを行う場合には、本人や法人の証明をするため、免許証や登記簿謄本などの書類を提示することになっている。しかしながら、次に貸し出しを希望する場合で、前回の証明書の確認からあまり期間が経過していない場合、証明書の確認を省略することがある。一方、前回の証明書の確認から一定期間が経過している場合、住所などの内容が変わっていることもある。そのため、所定期間が経過している場合は、本人確認モジュール163が実行され、再度、証明書を提示してもらうよう、メッセージを送信する。このメッセージの送信は、車両の予約を受け付けたメッセージに併せて送信されるようにしてよい。
実施例8に示すような構成することにより、利用者が証明すべき内容を変更していたとしても、変更漏れのないシステムを構築することができる。
[実施例9:未入金の管理]
利用者が貸出料をまだ入金していない場合、管理画面における明日又は本日の返却の欄に、未入金である旨の警告が表示される機能を有する未入金管理モジュール164を備えることができる。また、未入金管理モジュール164には、貸出料が既に入金済みである場合、明日又は本日の返却の欄と本日の貸し出しの欄の両方を表示させない機能を持たせることができる。
実施例9に示すような構成にすることにより、確実に入金を促すことができる仕組みを構築することができる。
[実施例10:駐車違反の管理]
業務レンタカーの場合、仕事で使用するために、急遽、道路脇に駐車する必要に迫られる場合があり、利用者が駐車違反を犯してしまうことがある。しかしながら、長期間にわたっての貸し出しであるため、どの利用者が駐車違反を切られたかが分からくなることがある。これを防止するために、実施例10では、利用者が駐車違反を切られた場合に、管理画面上にその旨を報知する駐車違反報知モジュール165を備えることができる。
駐車違反報知モジュール165による報知を受けて、管理画面上から、違反日時、違反場所、取り扱い管轄警察署、当該取り扱い警察署の電話番号を入力し、車両貸出管理システム1の通信部200を介して利用者にEメールで通知するようにしてもよい。Eメールの内容は、駐車違反した旨と出頭をお願いする文章とするとともに、上記内容を併せて通知するようにする。
実施例10に示すような構成することにより、どの利用者が駐車違反を切られたかを確実に把握することができるようになるとともに、利用者による乗り捨ての防止にもつながる。
[実施例11:貸出期間の延長]
車両の貸し出し中において、利用者が貸し出しの延長を申し出ることがある。利用者の求めに応じて貸出期間を延長する場合、割引料金で利用することができると、利用者と店舗又はカーシェアの双方にとってメリットがある。そして、割引料金での貸し出しであることを表示することにより、そのメリットを実感することができる。実施例11では、期間の延長による割引が適用になる場合に、割引額を表示する延長割引表示モジュール166を備えるようにする。割引額の表示は、車両に表示するようにしてもよいし、併せて、車両貸出管理システム1の管理画面上に表示されるようにしてもよい。
また、貸出期間の延長をした場合の料金の支払いは、ウェブサイト上でのクレジットカード決済のみを可能とし、店頭での決済はできないようにする。このようにすることで、手続きの煩雑さを解消し、返却時にも余計な時間のかかることのない車両貸出管理システムを提供することができる。
以上のように構成することで、利用者の利便性を損ねることなく車両の貸し出しや返却をすることができ、かつ、貸出者にとって貸し出しの計画立案を容易にすることが可能なシステムを提供することができる。
なお、上記各実施例においては車両の貸し出しについて記載したが、これに限ったものではなく、例えば、自動運転車の貸し出しや、いわゆるドローンなどの無人航空機の貸し出しにも適用される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 車両貸出管理システム
100 制御部
101 手続可能時間入力モジュール
102 希望時間受付モジュール
103 判定モジュール
104 提示モジュール
105 鍵受取時間受付モジュール
106 対面返却禁止日入力モジュール
200 通信部
300 記憶部
310 車両データベース
320 従業員データベース
330 従業員勤務スケジュール
340 手続可能時間データベース

Claims (6)

  1. 利用者の求めに応じて保有する車両の貸し出しを店舗又はカーシェアにおいて行う業務のための車両貸出管理システムであって、
    制御部が、
    前記店舗又はカーシェアにおいて、貸出者との対面で前記車両の貸し出し又は返却の手続きが可能な時間である手続可能時間を記憶する手段と、
    前記利用者による前記車両の貸出希望時間及び返却希望時間を受け付ける手段と、
    前記貸出希望時間又は前記返却希望時間が前記手続可能時間に属しているか否かを判定する手段と、
    前記貸出希望時間又は前記返却希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、前記利用者に対して所定の提示を実行する手段と、
    を備える、車両貸出管理システム。
  2. 前記制御部は、
    前記貸出希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、前記利用者に対して前記車両の鍵の事前受取についての提示を行う、
    請求項1に記載の車両貸出管理システム。
  3. 前記制御部は、
    前記貸出希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、前記利用者による前記車両の鍵の事前受取時間を受け付ける、
    請求項2に記載の車両貸出管理システム。
  4. 前記制御部は、
    前記返却希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、前記利用者に対して前記貸出者と非対面で前記車両を返却する方法についての提示を行う、
    請求項1に記載の車両貸出管理システム。
  5. 前記制御部は、
    前記貸出者と対面での前記車両の返却を禁止する日時である対面返却禁止日を設定する手段を更に備え、
    前記対面返却禁止日を、前記車両の返却についての前記手続可能時間から除外する、
    請求項1に記載の車両貸出管理システム。
  6. 前記制御部は、
    前記返却希望時間が前記手続可能時間に属していないと判定された場合に、前記利用者に対して前記貸出者と非対面で前記車両を返却する方法についての提示を行う、
    請求項5に記載の車両貸出管理システム。
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