JP2022041866A5 - - Google Patents

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本発明のシール部材は、環状の突起として形成された環状当接部を有する弾性部材と、弾性部材が固定されるベース部材と、を有し、弾性部材は、環状当接部から延びる管状の被保持部がベース部材に形成された環状溝によって保持されることによってベース部材に固定され、環状溝の幅よりも、環状溝がベース部材の深さ方向に沿って被保持部を保持している長さである保持長さの方が長く、弾性部材は、被保持部から延びる補強部を有し、補強部の少なくとも一部はベース部材に形成された溝によって保持されていることを特徴とする。

Claims (16)

  1. 環状の突起として形成された環状当接部を有する弾性部材と、
    前記弾性部材が固定されるベース部材と、
    を有し、
    前記弾性部材は、前記環状当接部から延びる管状の被保持部が前記ベース部材に形成された環状溝によって保持されることによって前記ベース部材に固定され、前記環状溝の幅よりも、前記環状溝が前記ベース部材の深さ方向に沿って前記被保持部を保持している長さである保持長さの方が長く、
    前記弾性部材は、前記被保持部から延びる補強部を有し、前記補強部の少なくとも一部は前記ベース部材に形成された溝によって保持されていることを特徴とする、シール部材。
  2. 前記環状溝の1対の側面と前記弾性部材の前記被保持部とが直接接する、請求項1に記載のシール部材。
  3. 前記ベース部材及び前記弾性部材はいずれも樹脂材料からなり、前記ベース部材を構成する樹脂材料の成形収縮率の方が前記弾性部材を構成する樹脂材料の成形収縮率よりも小さい、請求項1または2に記載のシール部材。
  4. 前記保持長さは前記環状溝の幅の2倍以上である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシール部材。
  5. 前記環状溝に沿う点を通って当該点における前記環状溝の幅方向に延びる直線を含み前記ベース部材の前記深さ方向に平行な平面による、前記ベース部材の断面において、前記環状溝の1対の側面がなす角度は20°以下である、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシール部材。
  6. 前記ベース部材において、前記環状溝の底部に前記ベース部材を貫通する貫通孔が設けられている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシール部材。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシール部材を製造するシール部材の製造方法であって、
    金型内において前記弾性部材と前記ベース部材とを射出成形により一体に組立成形することを特徴とする、シール部材の製造方法。
  8. 前記弾性部材の成形に用いる前記金型に、ゲートから前記環状当接部に樹脂を流入させる樹脂導入口と、前記樹脂導入口から前記環状当接部の突起先端部につながる樹脂導入路とが設けられている、請求項7に記載のシール部材の製造方法。
  9. 前記突起先端部によって張られる平面に対して前記樹脂導入路が延びる方向がなす角は、前記平面と前記突起先端部での前記環状当接部の外面とがなす角よりも小さい、請求項8に記載のシール部材の製造方法。
  10. 前記平面に対して前記樹脂導入路が延びる方向がなす角は、30°以下である、請求項9に記載のシール部材の製造方法。
  11. 液体を収納し、外壁の少なくとも一部が可撓性フィルムで形成された液体収納室と、
    前記液体収納室に連通する開口と、
    前記可撓性フィルムの変位に応じて変位する押圧板と、
    前記液体収納室を拡張させる方向に前記押圧板を付勢する第一付勢部材と、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシール部材と、
    を有し、
    前記シール部材は、前記押圧板の変位に応じて前記シール部材の前記弾性部材と前記開口との距離が変化して前記開口を流れる液体に対する流抵抗が変化するように配置され、前記液体収納室における液体の圧力が調整されることを特徴とする、圧力調整機構。
  12. 前記弾性部材によって前記開口を閉じる方向に前記シール部材を付勢する第二付勢部材をさらに備え、
    前記液体収納室を拡張する方向に前記押圧板が変位したときに前記弾性部材が前記開口から遠ざかって前記液体収納室から前記開口を介して流出する液体に対する流抵抗が小さくなる、背圧型の圧力調整機構である、請求項11に記載の圧力調整機構。
  13. 前記シール部材において、前記ベース部材はレバー形状に形成されるとともに軸を有して前記軸を中心として回動可能であり、前記軸から見て前記ベース部材の一端に前記弾性部材が設けられて他端において前記押圧板と当接し、
    前記軸を中心とする回動によって前記弾性部材と前記開口との距離が変化する、請求項12に記載の圧力調整機構。
  14. 前記弾性部材によって前記開口を閉じる方向に前記シール部材を付勢する第二付勢部材をさらに備え、
    前記液体収納室を拡張する方向に前記押圧板が変位したときに前記弾性部材が前記開口に近付いて前記液体収納室に前記開口を介して流入する液体に対する流抵抗が大きくなる、減圧型の圧力調整機構である、請求項11に記載の圧力調整機構。
  15. 吐出口と、前記吐出口から液体を吐出するためのエネルギーを発生する記録素子と、前記記録素子を内部に備える圧力室と、を備える複数の記録素子基板と、
    前記複数の記録素子基板と連通する一対の共通流路と、
    前記一対の共通流路のうち一方の共通流路と他方の共通流路とを接続し、複数の前記圧力室と各々連通する複数の個別流路と、
    前記一対の共通流路における各々の上流側又は下流側に接続され、互いに異なる圧力に設定される一対の請求項11乃至14のいずれか1項に記載の圧力調整機構と、
    を有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
  16. 液体を収容する液体収容容器と、
    請求項15に記載の液体吐出ヘッドと、
    前記一対の共通流路を含む循環経路に液体を循環させる循環機構と、
    を有することを特徴とする液体吐出装置。
JP2021079808A 2020-09-01 2021-05-10 シール部材及びその製造方法、圧力調整機構、液体吐出ヘッド、並びに液体吐出装置 Pending JP2022041866A (ja)

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