JP6736323B2 - 液体供給部材の製造方法、製造装置、および液体供給部材 - Google Patents
液体供給部材の製造方法、製造装置、および液体供給部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6736323B2 JP6736323B2 JP2016061825A JP2016061825A JP6736323B2 JP 6736323 B2 JP6736323 B2 JP 6736323B2 JP 2016061825 A JP2016061825 A JP 2016061825A JP 2016061825 A JP2016061825 A JP 2016061825A JP 6736323 B2 JP6736323 B2 JP 6736323B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- molds
- pair
- liquid supply
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1(a),(b)は、本実施形態におけるインク供給部材(液体供給部材)を備えるインクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)1の斜視図である。本例の記録ヘッド1は、いわゆるシリアルスキャン方式のインクジェット記録装置(液体吐出装置)のキャリッジに搭載される。記録ヘッド1は、いわゆるフルライン方式のインクジェット記録装置に配備される構成であってもよい。
図10は、本発明によって製造可能なインク供給部材(液体供給部材)を備えるインクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)の他の構成例を説明するための分解斜視図である。本例のインクジェット記録ヘッド30は、インク供給ユニットとしてのインク供給部材40と、インク供給部材40からのインク(液体)を吐出可能な記録素子ユニットとしての記録素子部50と、を含む。それらのインク供給部材40と記録素子部50は、弾性部材360を介して接続される。
図13(a),(b)は、本実施形態を説明するための要部の断面図であり、前述した第2の実施形態と同様の部分についての説明は省略する。
図14(a),(b)は、本実施形態を説明するための要部の断面図であり、前述した第1の実施形態と同様の部分についての説明は省略する。
2次樹脂の圧力を受ける薄肉部は、筐体および蓋部材のいずれか一方にあればよい。また、このような薄肉部は複数形成されていてもよい。その場合には、それら複数の薄肉部のうち、少なくとも、特に変形しやすいものに対して変形抑制用の金型を配備すればよい。例えば、複数の薄肉部のうち、2次樹脂の圧力を受ける面が所定以上の面積であるもの、厚みが所定以下のもの、あるいは2次樹脂を流し込むゲート部から所定距離内に位置するもの、に対して、変形抑制用の金型を配備してもよい。2次樹脂の圧力を受ける複数の部分(薄肉部)があって、それらの薄肉部の厚みが異なる場合には、最も厚みの薄い部分の裏面側には少なくとも変形抑制用の金型を配備することが好ましい。また、複数の薄肉部があって、それらの薄肉部の面積が異なる場合には、最も面積の大きい部分の裏面側には少なくとも変形抑制用の金型を配備することが好ましい。また、2次樹脂の圧力を受ける複数の部分(薄肉部)が複数あって、ゲート部から、それぞれの薄肉部に対応する位置までの2次樹脂の流動経路の長さが異なる場合がある。このような場合には、少なくとも、2次樹脂の流動経路が最も短い薄肉部の裏面側に対して、変形抑制用の金型を配備することが好ましい。
10 インク供給部材(液体)供給部材
10A インク室(液室)
11 筐体(第1の構成部品)
11A 部分(薄肉部)
12(12A,12B) 蓋部材(第2の構成部品)
21,22 金型
R 溶融樹脂
24 金型(変形抑制用の金型)
Claims (10)
- 第1の構成部品と第2の構成部品との間に液体供給路が形成される液体供給部材の製造方法であって、
対の金型間の第1の位置において前記第1の構成部品を射出成形すると共に、前記対の金型間の第2の位置において前記第2の構成部品を射出成形する第1の工程と、
前記対の金型の一方に前記第1の構成部品を残し、かつ前記金型の他方に前記第2の構成部品を残すように、前記対の金型を開いてから、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを対向させるように、前記対の金型を相対移動させる第2の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを当接させるように、前記対の金型を閉じる第3の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との当接部に溶融樹脂を流し込む第4の工程と、
含み、
前記第1および第2の構成部品の少なくとも一方は、前記第4の工程における前記溶融樹脂の圧力を受ける複数の薄肉部を含み、
前記第3の工程によって前記対の金型を閉じた際に、前記複数の薄肉部のうち、少なくとも、前記溶融樹脂の圧力を受ける面が最も大きい前記薄肉部の前記圧力を受ける面と反対側の面に、変形抑制用の金型を位置させることを特徴とする液体供給部材の製造方法。 - 第1の構成部品と第2の構成部品との間に液体供給路が形成される液体供給部材の製造方法であって、
対の金型間の第1の位置において前記第1の構成部品を射出成形すると共に、前記対の金型間の第2の位置において前記第2の構成部品を射出成形する第1の工程と、
前記対の金型の一方に前記第1の構成部品を残し、かつ前記金型の他方に前記第2の構成部品を残すように、前記対の金型を開いてから、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを対向させるように、前記対の金型を相対移動させる第2の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを当接させるように、前記対の金型を閉じる第3の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との当接部に溶融樹脂を流し込む第4の工程と、
含み、
前記第1および第2の構成部品の少なくとも一方は、前記第4の工程における前記溶融樹脂の圧力を受ける複数の薄肉部を含み、
前記第3の工程によって前記対の金型を閉じた際に、前記複数の薄肉部のうち、少なくとも、前記溶融樹脂の圧力を受ける面の厚みが最も薄い前記薄肉部の前記圧力を受ける面と反対側の面に、変形抑制用の金型を位置させることを特徴とする液体供給部材の製造方法。 - 第1の構成部品と第2の構成部品との間に液体供給路が形成される液体供給部材の製造方法であって、
対の金型間の第1の位置において前記第1の構成部品を射出成形すると共に、前記対の金型間の第2の位置において前記第2の構成部品を射出成形する第1の工程と、
前記対の金型の一方に前記第1の構成部品を残し、かつ前記金型の他方に前記第2の構成部品を残すように、前記対の金型を開いてから、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを対向させるように、前記対の金型を相対移動させる第2の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを当接させるように、前記対の金型を閉じる第3の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との当接部に溶融樹脂を流し込む第4の工程と、
含み、
前記第1および第2の構成部品の少なくとも一方は、前記第4の工程における前記溶融樹脂の圧力を受ける複数の薄肉部を含み、
前記第3の工程によって前記対の金型を閉じた際に、前記複数の薄肉部のうち、前記溶融樹脂を流し込むゲート部から各前記薄肉部に対応した位置までの前記溶融樹脂の流動経路が最も短い前記薄肉部における前記圧力を受ける面と反対側の面に、変形抑制用の金型を位置させることを特徴とする液体供給部材の製造方法。 - 第1の構成部品と第2の構成部品との間に液体供給路が形成される液体供給部材の製造方法であって、
対の金型間の第1の位置において前記第1の構成部品を射出成形すると共に、前記対の金型間の第2の位置において前記第2の構成部品を射出成形する第1の工程と、
前記対の金型の一方に前記第1の構成部品を残し、かつ前記金型の他方に前記第2の構成部品を残すように、前記対の金型を開いてから、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを対向させるように、前記対の金型を相対移動させる第2の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを当接させるように、前記対の金型を閉じる第3の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との当接部に溶融樹脂を流し込む第4の工程と、
含み、
前記第1および第2の構成部品の少なくとも一方は、前記第4の工程における前記溶融樹脂の圧力を受ける薄肉部を含み、
前記第3の工程によって前記対の金型を閉じた際に、前記薄肉部における前記圧力を受ける面と反対側の面に、変形抑制用の金型を位置させ、
前記変形抑制用の金型は、前記第1および第2の構成部品とは異なる部品と組み合わせられる部位を形成することを特徴とする液体供給部材の製造方法。 - 第1の構成部品と第2の構成部品との間に液体供給路が形成される液体供給部材の製造方法であって、
対の金型間の第1の位置において前記第1の構成部品を射出成形すると共に、前記対の金型間の第2の位置において前記第2の構成部品を射出成形する第1の工程と、
前記対の金型の一方に前記第1の構成部品を残し、かつ前記金型の他方に前記第2の構成部品を残すように、前記対の金型を開いてから、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを対向させるように、前記対の金型を相対移動させる第2の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを当接させるように、前記対の金型を閉じる第3の工程と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との当接部に溶融樹脂を流し込む第4の工程と、
含み、
前記第1および第2の構成部品の少なくとも一方は、前記第4の工程における前記溶融樹脂の圧力を受ける薄肉部を含み、
前記第3の工程によって前記対の金型を閉じた際に、前記薄肉部における前記圧力を受ける面と反対側の面に、変形抑制用の金型を位置させ、
前記第1の工程において、前記薄肉部を成形するための金型の部分と前記変形抑制用の金型の部分とは異なることを特徴とする液体供給部材の製造方法。 - 前記変形抑制用の金型は、前記対の金型とは異なる金型であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液体供給部材の製造方法。
- 前記変形抑制用の金型は、前記対の金型の一部であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液体供給部材の製造方法。
- 前記液体供給路は、液体を吐出する液体吐出ヘッドに液体を供給するための流路であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の液体供給部材の製造方法。
- 第1の構成部品と第2の構成部品との間に液体供給路が形成される液体供給部材の製造装置であって、
対の金型と、
前記対の金型間の第1の位置において前記第1の構成部品を射出成形すると共に、前記対の金型間の第2の位置において前記第2の構成部品を射出成形する成形手段と、
前記対の金型の一方に前記第1の構成部品を残し、かつ前記金型の他方に前記第2の構成部品を残すように、前記対の金型を開いてから、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを対向させるように、前記対の金型を相対移動させる移動手段と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを当接させるように、前記対の金型を閉じる型閉じ手段と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との当接部に溶融樹脂を流し込む手段と、
含み、
前記第1および第2の構成部品の少なくとも一方は、前記溶融樹脂の流し込み時に圧力を受ける薄肉部を含み、
前記型閉じ手段は、前記対の金型を閉じた際に、前記薄肉部における前記圧力を受ける面と反対側の面に、変形抑制用の金型を位置させ、
前記変形抑制用の金型は、前記第1および第2の構成部品とは異なる部品と組み合わせられる部位を形成することを特徴とする液体供給部材の製造装置。 - 第1の構成部品と第2の構成部品との間に液体供給路が形成される液体供給部材の製造装置であって、
対の金型と、
前記対の金型間の第1の位置において前記第1の構成部品を射出成形すると共に、前記対の金型間の第2の位置において前記第2の構成部品を射出成形する成形手段と、
前記対の金型の一方に前記第1の構成部品を残し、かつ前記金型の他方に前記第2の構成部品を残すように、前記対の金型を開いてから、前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを対向させるように、前記対の金型を相対移動させる移動手段と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品とを当接させるように、前記対の金型を閉じる型閉じ手段と、
前記第1の構成部品と前記第2の構成部品との当接部に溶融樹脂を流し込む手段と、
含み、
前記第1および第2の構成部品の少なくとも一方は、前記溶融樹脂の流し込み時に圧力を受ける薄肉部を含み、
前記型閉じ手段は、前記対の金型を閉じた際に、前記薄肉部における前記圧力を受ける面と反対側の面に、変形抑制用の金型を位置させ、
前記成形手段において、前記薄肉部を成形するための金型の部分と前記変形抑制用の金型の部分とは異なることを特徴とする液体供給部材の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/156,649 US9931850B2 (en) | 2015-05-25 | 2016-05-17 | Manufacture method of liquid supply member, manufacture apparatus, and liquid supply member |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015105174 | 2015-05-25 | ||
JP2015105174 | 2015-05-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016215628A JP2016215628A (ja) | 2016-12-22 |
JP6736323B2 true JP6736323B2 (ja) | 2020-08-05 |
Family
ID=57577734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016061825A Active JP6736323B2 (ja) | 2015-05-25 | 2016-03-25 | 液体供給部材の製造方法、製造装置、および液体供給部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6736323B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6400054B2 (ja) * | 2016-07-29 | 2018-10-03 | キヤノン株式会社 | 液体供給部材および液体供給部材の製造方法 |
-
2016
- 2016-03-25 JP JP2016061825A patent/JP6736323B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016215628A (ja) | 2016-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9931850B2 (en) | Manufacture method of liquid supply member, manufacture apparatus, and liquid supply member | |
JP6525728B2 (ja) | 液体供給部材の製造方法 | |
US10513069B2 (en) | Method for manufacturing liquid supply member | |
KR102010121B1 (ko) | 액체 토출 헤드의 제조 방법 | |
US8388114B2 (en) | Liquid jet recording head and manufacturing method thereof | |
US9764554B2 (en) | Method for manufacturing molded member and liquid ejecting head, liquid ejecting head, and mold | |
JP6521740B2 (ja) | 液体吐出ヘッドの製造方法 | |
US10828812B2 (en) | Molded part, manufacturing method of molded part and mold | |
KR102011555B1 (ko) | 액체 공급 부재의 제조 방법 및 제조 장치 | |
JP6794156B2 (ja) | 樹脂モールド成形方法 | |
US10906221B2 (en) | Manufacturing method of liquid supply member | |
US20170368829A1 (en) | Manufacturing method of liquid supply component, manufacturing apparatus of liquid supply component, liquid supply component, and liquid ejection head | |
CN110539561B (zh) | 液体喷射头和制造所述液体喷射头的方法 | |
JP6736323B2 (ja) | 液体供給部材の製造方法、製造装置、および液体供給部材 | |
JP2018001455A (ja) | 樹脂モールド成形方法 | |
JP6702772B2 (ja) | 液体供給部材の製造方法、および製造装置 | |
CN112406316A (zh) | 接合部件、接合部件的制造方法、墨罐以及墨盒 | |
JP7027189B2 (ja) | 液体供給部品の製造方法、および液体吐出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191211 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200114 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200616 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200715 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6736323 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |