JP2022041388A - 画像読取装置、画像形成装置、増幅率調整方法 - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置、増幅率調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の読取速度に対応する複数の増幅率の調整時間を短縮可能な画像読取装置、画像形成装置、及び増幅率調整方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置10は、読取画像に対応するアナログ信号を複数の特定周期のいずれかで出力するCCD26と、CCD26から出力される前記アナログ信号を前記特定周期ごとに定められた設定値のうち当該アナログ信号の出力周期に対応する前記設定値に基づく増幅率で増幅する増幅回路33と、複数の前記設定値のうちの第1設定値についてAGC処理を実行する第1調整処理部と、前記第1調整処理部によって調整された前記第1設定値及び当該調整前における前記第1設定値と複数の前記設定値のうち前記第1設定値とは異なる第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する第2調整処理部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、画像読取装置、画像形成装置、及び画像読取装置で実行される増幅率調整方法に関する。
スキャナーのような画像読取装置では、CCD(Charge Coupled Device)のような光電変換部から出力されるアナログ信号が増幅回路によって増幅される。そして、増幅後のアナログ信号がデジタル信号に変換されて、当該デジタル信号が画像データとして出力される。この種の画像読取装置では、白基準板から読み取られる画像データに基づいて前記増幅回路の増幅率を調整するAGC(Automatic Gain Control)処理が実行されることがある(例えば、特許文献1参照)。また、原稿の読取速度を可変可能な画像読取装置が知られている。
特開2008-72169号公報
ところで、前記読取速度を可変可能な画像読取装置では、前記読取速度ごとに前記増幅回路の増幅率が設定される。ここで、複数の前記読取速度に対応する複数の増幅率のそれぞれについて前記AGC処理が実行される場合には、その実行時間が長期化して、その分ユーザーによる利用機会が制限される。
本発明の目的は、複数の読取速度に対応する複数の増幅率の調整時間を短縮可能な画像読取装置、画像形成装置、及び増幅率調整方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、光電変換部と、増幅部と、データ出力部と、第1調整処理部と、第2調整処理部とを備える。前記光電変換部は、予め定められた基準色の色基準部で反射された光の光量に応じたアナログ信号を予め定められた複数の特定周期のいずれかで出力する。前記増幅部は、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を前記特定周期ごとに定められた設定値のうち当該アナログ信号の出力周期に対応する前記設定値に基づく増幅率で増幅する。前記データ出力部は、前記増幅部で増幅された前記アナログ信号に基づく画像データを出力する。前記第1調整処理部は、複数の前記設定値のうち予め定められた第1設定値を調整対象として、前記光電変換部による前記調整対象に対応する前記特定周期での前記アナログ信号の出力に応じて前記データ出力部から出力される前記画像データに基づいて前記調整対象を調整する調整処理を実行する。前記第2調整処理部は、前記第1調整処理部によって調整された前記第1設定値及び当該調整前における前記第1設定値と複数の前記設定値のうち前記第1設定値とは異なる第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記画像読取装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、前記画像読取装置で読み取られる前記画像データに基づいて画像を形成する。
本発明の他の局面に係る増幅率調整方法は、予め定められた基準色の色基準部で反射された光の光量に応じたアナログ信号を予め定められた複数の特定周期のいずれかで出力する光電変換部と、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を前記特定周期ごとに定められた設定値のうち当該アナログ信号の出力周期に対応する前記設定値に基づく増幅率で増幅する増幅部と、前記増幅部で増幅された前記アナログ信号に基づく画像データを出力するデータ出力部と、を備える画像読取装置で実行され、以下の第1調整ステップと、第2調整ステップとを含む。前記第1調整ステップでは、複数の前記設定値のうち予め定められた第1設定値を調整対象として、前記光電変換部による前記調整対象に対応する前記特定周期での前記アナログ信号の出力に応じて前記データ出力部から出力される前記画像データに基づいて前記調整対象を調整する調整処理が実行される。前記第2調整ステップでは、前記第1調整ステップによって調整された前記第1設定値及び当該調整前における前記第1設定値と複数の前記設定値のうち前記第1設定値とは異なる第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々が調整される。
本発明によれば、複数の読取速度に対応する複数の増幅率の調整時間を短縮することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のADF及び画像読取部の構成を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像読取部の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される増幅率調整処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1~図3を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面図である。また、図2はADF1及び画像読取部2の構成の一部を示す断面図である。
画像形成装置10は、原稿の画像を読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能とともに、ファクス機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置10は、ファクス装置、及びコピー機などであってもよい。
図1及び図3に示されるように、画像形成装置10は、ADF(Auto Document Feeder)1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、及び操作表示部6を備える。画像読取部2及び制御部5を備える装置が、本発明の画像読取装置の一例である。
ADF1は、画像読取部2によって画像が読み取られる原稿を搬送する。具体的に、ADF1は、図1及び図2に示されるように、原稿載置部11、原稿搬送路12、複数の搬送ローラー13、原稿ガイド14、及び排紙部15を備える。また、ADF1は、後述する原稿台21に対して開閉可能に支持されており、原稿台21の第1コンタクトガラス211に載置される原稿に対する原稿カバーを兼ねている。
ADF1では、搬送ローラー13各々が不図示の駆動モーターから供給される回転駆動力を受けて回転する。これにより、原稿載置部11に載置された原稿が、ADF1の内部に形成された原稿搬送路12に沿って搬送される。原稿搬送路12に沿って搬送される原稿は、原稿ガイド14によって原稿台21の第2コンタクトガラス212上の読取位置P1(図2参照)に案内された後、排紙部15に排出される。
画像読取部2は、前記スキャン機能を実現する。
画像形成部3は、前記プリント機能を実現する。例えば、画像形成部3は、電子写真方式で画像を形成する。例えば、画像形成部3は、感光体ドラム、帯電ローラー、光走査装置、現像装置、転写ローラー、クリーニング装置、定着装置、及び排紙トレイを備える。例えば、画像形成部3は、画像読取部2によって出力される画像データに基づいて画像を形成する。
給紙部4は、画像形成部3にシートを供給する。例えば、給紙部4は、給紙カセット、シート搬送路、及び複数の搬送ローラーを備える。
制御部5は、画像形成装置10を統括的に制御する。図3に示されるように、制御部5は、CPU51、ROM52、RAM53、及びEEPROM(登録商標)54を備える。CPU51は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM52は、CPU51に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め格納される不揮発性の記憶装置である。RAM53は、CPU51が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶装置である。EEPROM54は、画像形成装置10の各部の制御に用いられる各種の制御情報などが格納される不揮発性の記憶装置である。
制御部5では、CPU51によりROM52に予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部5により統括的に制御される。
なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。また、制御部5は、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、画像形成装置10のユーザーインターフェイスである。例えば、操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を備える。
[画像読取部2の構成]
次に、図1~図4を参照しつつ、画像読取部2の構成について説明する。ここで、図4は画像読取部2の構成の一部を示すブロック図である。なお、図4では、クロック生成部31から出力される水平同期信号が矢印付きの破線により示されている。また、図4では、CCD26から画像メモリー36までの読取画像に対応する電気信号の伝達経路が矢印付きの実線により示されている。
画像読取部2は、図1及び図4に示されるように、原稿台21、読取ユニット22、ミラー23、ミラー24、光学レンズ25、CCD(Charge Coupled Device)26、モータードライバー27、駆動モーター28、及び読取制御部29を備える。
原稿台21は、画像形成装置10の筐体上部に設けられる。原稿台21は、図1及び図2に示されるように、第1コンタクトガラス211、第2コンタクトガラス212、及び白基準板213を備える。第1コンタクトガラス211には、原稿が載置される。第2コンタクトガラス212は、原稿台21に対して閉じられた状態のADF1の原稿ガイド14と対向する位置に設けられる。白基準板213は、図2に示されるように、第1コンタクトガラス211における第2コンタクトガラス212と隣接する側の端部の上面に設けられる。白基準板213は、第1コンタクトガラス211との対向面に予め定められた着色領域を有する。例えば、前記着色領域は、白色のような予め定められた基準色で着色された領域であって、白基準板213における第1コンタクトガラス211との対向面の全域に形成される。白基準板213は、本発明の色基準部の一例である。
画像読取部2は、異なる二つの読取方法で原稿から画像を読み取ることが可能である。具体的に、画像読取部2は、第1コンタクトガラス211上に載置された原稿から画像を読み取ることが可能である。また、画像読取部2は、ADF1によって搬送される原稿から画像を読み取ることが可能である。
読取ユニット22は、原稿台21の上面の下側に設けられる。読取ユニット22は、駆動モーター28(図4参照)を有する不図示の移動機構によって、図1に示される副走査方向D1へ移動可能に構成されている。読取ユニット22は、図1に示されるように、光源221及びミラー222を備える。光源221は、図1における紙面に垂直な主走査方向に沿って配列された複数の白色LEDを備える。光源221は、原稿台21へ向けて前記主走査方向の1ライン分の白色光を照射する。光源221から射出された光は、第1コンタクトガラス211又は第2コンタクトガラス212を透過して、読取対象に照射される。前記読取対象には、第1コンタクトガラス211に載置された原稿、ADF1によって搬送される原稿、及び白基準板213が含まれる。ミラー222は、光源221から射出されて前記読取対象で反射された光をミラー23へ反射させる。読取ユニット22は、本発明の光射出部の一例である。
画像読取部2では、第1コンタクトガラス211に載置された原稿から画像が読み取られる場合、読取ユニット22が前記移動機構によって第1コンタクトガラス211の下方の位置に移動される。これにより、光源221から射出される光が第1コンタクトガラス211を透過して、第1コンタクトガラス211に載置された原稿に照射される。また、読取ユニット22は、前記移動機構によって副走査方向D1へ移動される。これにより、光源221から原稿に照射される光が副走査方向D1へ走査される。
また、画像読取部2では、ADF1によって搬送される原稿から画像が読み取られる場合、読取ユニット22が前記移動機構によって第2コンタクトガラス212の下方の位置に移動される。具体的に、読取ユニット22は、前記移動機構によって光源221から射出される光が読取位置P1(図2参照)を通過する位置に移動される。これにより、光源221から射出される光が第2コンタクトガラス212を透過して、ADF1によって読取位置P1を通過して搬送される原稿に照射される。
また、画像読取部2では、白基準板213から画像が読み取られる場合、読取ユニット22が白基準板213の下方の位置に移動される。これにより、光源221から射出される光が第1コンタクトガラス211を透過して、第1コンタクトガラス211上に設けられた白基準板213の前記着色領域に照射される。
ミラー23は、読取ユニット22のミラー222で反射された光をミラー24へ反射させる。ミラー24は、ミラー23で反射された光を光学レンズ25へ反射させる。光学レンズ25は、ミラー24で反射された光を集光してCCD26へ入射させる。
CCD26は、前記主走査方向に沿って配列された複数の光電変換素子を有するイメージセンサーである。CCD26は、前記読取対象で反射された光の光量に応じたアナログ信号を出力する。画像読取部2では、光源221から射出されて前記読取対象で反射された光がミラー222、ミラー23、ミラー24、及び光学レンズ25を経由してCCD26に入射される。これにより、CCD26から前記読取対象の画像に対応するアナログ信号が出力される。CCD26から出力されるアナログ信号は、読取制御部29に入力される。CCD26は、本発明の光電変換部の一例である。
図4に示されるように、読取制御部29は、クロック生成部31、CDS32、増幅回路33、ADC34、DSP35、及び画像メモリー36を備える。
クロック生成部31は、水平同期信号を生成し、生成された前記水平同期信号をCCD26、モータードライバー27、CDS32、増幅回路33、ADC34、及びDSP35に入力する。
ここで、画像形成装置10では、予め定められた複数の特定速度のうち、予め前記読取対象の読取速度として設定されたいずれかの前記特定速度で、前記読取対象の画像が読み取られる。例えば、画像形成装置10では、第1速度、第2速度、第3速度、第4速度、第5速度、及び第6速度のいずれかの前記特定速度で、前記読取対象の画像が読み取られる。
例えば、前記第1速度は100ミリメートル毎秒である。また、前記第2速度は150ミリメートル毎秒である。また、前記第3速度は200ミリメートル毎秒である。また、前記第4速度は250ミリメートル毎秒である。また、前記第5速度は300ミリメートル毎秒である。また、前記第6速度は350ミリメートル毎秒である。
そして、画像形成装置10では、予め設定された前記読取速度に基づいて、画像読取部2の各部の動作が制御される。具体的に、制御部5は、予め前記特定速度ごとに定められた特定周期のうち、前記読取速度に対応する前記特定周期で、クロック生成部31に前記水平同期信号を生成及び出力させる。また、制御部5は、増幅回路33の増幅率(ゲイン)を、予め前記特定速度ごとに定められた設定値のうち、前記読取速度に対応する前記設定値に基づいて設定する。例えば、画像形成装置10では、複数の前記特定速度に対応する複数の前記設定値が、EEPROM54における予め定められた第1記憶領域に格納されている。なお、画像形成装置10は、予め定められた複数の特定解像度のうち、予め読取解像度として設定されたいずれかの前記特定解像度で、前記読取対象の画像を読み取ってもよい。この場合、画像形成装置10では、前記特定速度及び前記特定解像度の組み合わせごとに、前記特定周期及び前記設定値が定められていてもよい。
モータードライバー27は、クロック生成部31から入力される前記水平同期信号に基づいて、駆動モーター28の駆動を制御する。具体的に、モータードライバー27は、前記水平同期信号の周期の間に読取ユニット22が前記主走査方向の1ライン分だけ移動するように、駆動モーター28の駆動を制御する。即ち、読取ユニット22の1ライン分の移動時間は、前記水平同期信号の周期(前記読取速度に対応する前記特定周期)によって定まる。なお、駆動モーター28は、ADF1の搬送ローラー13各々に回転駆動力を供給するモーターであってもよい。
CCD26は、クロック生成部31から入力される前記水平同期信号の入力周期、つまり前記読取速度に対応する前記特定周期で、1ライン分の読取画像に対応するアナログ信号を出力する。具体的に、CCD26は、前記水平同期信号が入力される毎に、当該水平同期信号が入力されるまでの間に蓄積された光量に応じたアナログ信号を、1ライン分の読取画像に対応するアナログ信号として出力する。そのため、CCD26における1ライン分のアナログ信号に対応する光量の蓄積時間は、前記水平同期信号の周期(前記読取速度に対応する前記特定周期)によって定まる。
CDS32は、CCD26から入力されるアナログ信号について、相関二重サンプリング法などに基づくノイズ除去処理を実行する電気回路である。CDS32は、クロック生成部31から入力される前記水平同期信号の入力周期で、ノイズが除去されたアナログ信号を出力する。
増幅回路33は、CDS32から入力されるアナログ信号を、制御部5によって設定された増幅率で増幅する。増幅回路33は、クロック生成部31から入力される前記水平同期信号の入力周期で、増幅後のアナログ信号を出力する。増幅回路33は、本発明の増幅部の一例である。
ADC34は、増幅回路33から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するADコンバーターである。ADC34は、クロック生成部31から入力される前記水平同期信号の入力周期で、変換後のデジタル信号(画像データ)を出力する。
DSP35は、ADC34から入力される画像データに対して各種の画像処理を実行する信号処理プロセッサーである。例えば、DSP35は、ADC34から入力されるRGBデータをYUVデータに変換する信号変換処理を実行する。DSP35は、クロック生成部31から入力される前記水平同期信号の入力周期で、画像処理後の画像データを出力する。DSP35は、本発明のデータ出力部の一例である。
画像メモリー36は、DSP35から出力される画像データが格納される不揮発性の記憶装置である。画像メモリー36に格納された画像データは、画像形成部3を用いて実行される印刷処理などに用いられる。
ところで、画像形成装置10では、白基準板213から読み取られる画像データに基づいて、増幅回路33の増幅率を調整するAGC(Automatic Gain Control)処理が実行される。ここで、前記AGC処理は、いずれかの前記設定値を調整対象として実行される処理である。具体的に、前記AGC処理は、CCD26による前記調整対象に対応する前記特定周期での白基準板213で反射された光の光量に応じたアナログ信号の出力に応じてDSP35から出力される画像データに基づいて、前記調整対象を調整する処理である。前記AGC処理は、本発明の調整処理の一例である。
例えば、前記AGC処理では、制御部5により前記読取速度が前記調整対象に対応する前記特定速度に設定されて、白基準板213から複数ライン分の画像データが読み取られる。そして、読み取られた複数ライン分の画像データの濃度値の平均値が予め定められた基準範囲内に含まれるように、EEPROM54の前記第1記憶領域に格納されている前記調整対象及び当該調整対象に基づいて設定される増幅回路33の増幅率が調整される。
ここで、画像形成装置10において、複数の前記特定速度に対応する複数の前記設定値のそれぞれについて前記AGC処理が実行される場合には、その実行時間が長期化して、その分ユーザーによる利用機会が制限される。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、複数の前記特定速度(複数の読取速度)に対応する複数の前記設定値(複数の増幅率)の調整時間を短縮することが可能である。
具体的に、画像形成装置10のROM52には、CPU51に後述の増幅率調整処理(図5のフローチャート参照)を実行させるための増幅率調整プログラムが予め格納されている。なお、前記増幅率調整プログラムは、CD、DVD、及びフラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて不図示の不揮発性の記憶装置にインストールされてもよい。
そして、制御部5は、図3に示されるように、第3調整処理部71、格納処理部72、第1調整処理部73、第2調整処理部74、及び判断処理部75を含む。具体的に、制御部5は、CPU51を用いてROM52に格納されている前記増幅率調整プログラムを実行する。これにより、制御部5は、第3調整処理部71、格納処理部72、第1調整処理部73、第2調整処理部74、及び判断処理部75として機能する。
第3調整処理部71は、予め定められた第2タイミングが到来した場合に、前記設定値各々を前記調整対象として前記AGC処理を実行する。
ここで、前記第2タイミングは、後述する第1タイミングとは異なるタイミングである。例えば、前記第2タイミングは、操作表示部6において予め定められたユーザー操作を受け付けたタイミングを含む。なお、前記第2タイミングは、画像形成装置10のシステムの初期化後に最初に起動されたタイミングを含んでいてもよい。また、前記第2タイミングは、画像形成部3において実行される画像形成条件を調整するキャリブレーション処理の実行期間中のタイミングを含んでいてもよい。
格納処理部72は、第3調整処理部71によって前記設定値各々が調整された場合に、調整後の複数の前記設定値をEEPROM54における前記第1記憶領域とは異なる第2記憶領域に格納する。
ここで、画像形成装置10では、複数の前記特定速度に対応する複数の初期設定値が予めEEPROM54の前記第2記憶領域に格納されている。複数の前記初期設定値は、前記第1記憶領域に複数の前記設定値が格納されていない場合に、前記第1記憶領域に格納されて複数の前記設定値として用いられる。
例えば、前記第1速度に対応する前記初期設定値は1.0(等倍)である。また、前記第2速度に対応する前記初期設定値は1.5である。また、前記第3速度に対応する前記初期設定値は2.0である。また、前記第4速度に対応する前記初期設定値は2.5である。また、前記第5速度に対応する前記初期設定値は3.5である。また、前記第6速度に対応する前記初期設定値は4.3である。
例えば、格納処理部72は、第3調整処理部71によって前記設定値各々が調整された場合において、前記第2記憶領域に複数の前記初期設定値が存在する場合に、調整後の複数の前記設定値を上書きで格納する。また、格納処理部72は、第3調整処理部71によって前記設定値各々が調整された場合において、前記第2記憶領域に複数の前記設定値が存在する場合に、調整後の複数の前記設定値を上書きで格納する。つまり、前記第2記憶領域における記憶内容は、第3調整処理部71による処理が実行される毎に更新される。
第1調整処理部73は、複数の前記設定値のうち予め定められた第1設定値を前記調整対象として前記AGC処理を実行する。
例えば、前記第1設定値は、複数の前記設定値のうち使用回数が最も多い前記設定値である。換言すると、前記第1設定値は、複数の前記特定速度のうち、スキャン枚数又はスキャンジョブの実行回数が最も多い前記特定速度に対応する前記設定値である。
なお、前記第1設定値は、複数の前記設定値のうち現在までの特定期間における使用頻度が最も高い前記設定値であってもよい。前記特定期間は、任意に設定される期間であってよい。また、複数の前記設定値に含まれる前記第1設定値の数は複数であってもよい。
例えば、第1調整処理部73は、前記第2タイミングとは異なる第1タイミングが到来した場合に、前記第1設定値を前記調整対象として前記AGC処理を実行する。
例えば、前記第1タイミングは、画像形成装置10の動作モードが通常モードよりも消費電力が低減される省電力モードから前記通常モードに移行するタイミングを含む。なお、前記第1タイミングは、画像形成装置10の電源が投入されるタイミングを含んでいてもよい。
第2調整処理部74は、第1調整処理部73によって調整された前記第1設定値、及び当該調整前における前記第1設定値と複数の前記設定値のうち前記第1設定値とは異なる第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する。
例えば、第2調整処理部74は、第1調整処理部73によって前記第1設定値が調整された場合に、前記第2設定値各々を調整する。
例えば、第2調整処理部74は、第3調整処理部71による処理が実行済である場合は、第1調整処理部73によって調整された前記第1設定値、及び当該調整前に第3調整処理部71によって調整された複数の前記設定値に基づいて取得される前記第1設定値と前記第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する。例えば、第2調整処理部74は、EEPROM54の前記第2記憶領域に格納されている複数の前記設定値に基づいて、前記第1設定値と前記第2設定値各々との差を取得する。
また、第2調整処理部74は、第3調整処理部71による処理が未実行である場合は、第1調整処理部73によって調整された前記第1設定値、及びEEPROM54の前記第2記憶領域に格納されている複数の前記初期設定値に基づいて取得される前記第1設定値と前記第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する。なお、制御部5は、EEPROM54の前記第2記憶領域に格納されている複数の前記設定値(又は前記初期設定値)に基づいて取得される前記第1設定値と前記第2設定値各々との差を、予めEEPROM54における前記第1記憶領域及び前記第2記憶領域とは異なる第3記憶領域に格納してもよい。
例えば、第1調整処理部73によって前記第1速度に対応する前記設定値が1.2に調整されたと仮定する。また、第3調整処理部71による処理が未実行であって、EEPROM54の前記第2記憶領域に複数の前記初期設定値が格納されていると仮定する。この場合、第2調整処理部74は、前記第2記憶領域に格納されている前記第2速度に対応する前記初期設定値(1.5)と前記第1速度に対応する前記初期設定値(1.0)との差(0.5)を算出し、算出された差(0.5)を第1調整処理部73による調整後の前記第1速度に対応する前記設定値(1.2)に加算した結果(1.7)を、調整後の前記第2速度に対応する前記設定値とする。
判断処理部75は、予め定められた基準時からの読取ユニット22による光の射出時間が予め定められた基準時間を超えるか否かを判断する。
例えば、前記基準時は、第3調整処理部71による処理が実行済である場合は、最後に当該処理が実行されたタイミングである。また、前記基準時は、第3調整処理部71による処理が未実行である場合は、画像形成装置10のシステムの初期化後に最初に起動されたタイミングである。なお、前記基準時は、操作表示部6における予め定められたリセット操作を受け付けたタイミングであってもよい。
例えば、前記基準時間は1000時間である。なお、前記基準時間は、任意に設定される時間であってよい。
ここで、第2調整処理部74は、判断処理部75によって前記基準時からの読取ユニット22による光の射出時間が前記基準時間を超えると判断された場合に、予め定められた補正値を用いて、第1調整処理部73による調整前における前記第1設定値と前記第2設定値各々との差を補正する。
例えば、前記補正値は1.5である。なお、前記補正値は、前記射出時間における前記基準時間からの超過分に応じて増加する値であってもよい。また、前記補正値は、任意に設定される値であってよい。
例えば、第1調整処理部73によって前記第3速度に対応する前記設定値が1.9に調整され、判断処理部75によって前記射出時間が前記基準時間を超えると判断されたと仮定する。また、第3調整処理部71による処理が未実行であって、EEPROM54の前記第2記憶領域に複数の前記初期設定値が格納されていると仮定する。この場合、第2調整処理部74は、前記第2記憶領域に格納されている前記第1速度に対応する前記初期設定値(1.0)と前記第3速度に対応する前記初期設定値(2.0)との差(-1.0)を算出し、算出された差(-1.0)に前記補正値(1.5)を乗算して当該差を補正し、補正後の差(-1.5)に第1調整処理部73による調整後の前記第3速度に対応する前記設定値(1.9)に加算した結果(0.4)を、調整後の前記第1速度に対応する前記設定値とする。
[増幅率調整処理]
以下、図5を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される増幅率調整処理の手順の一例とともに、本発明の増幅率調整方法の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、前記第2タイミングが到来したか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記第2タイミングが到来したと判断すると(S11のYes側)、処理をステップS18に移行させる。また、前記第2タイミングが到来していなければ(S11のNo側)、制御部5は、処理をステップS12に移行させる。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、前記第1タイミングが到来したか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記第1タイミングが到来したと判断すると(S12のYes側)、処理をステップS13に移行させる。また、前記第1タイミングが到来していなければ(S12のNo側)、制御部5は、処理をステップS11に移行させる。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、前記第1設定値を前記調整対象として前記AGC処理を実行する。ここで、ステップS13の処理は、本発明の第1調整ステップの一例であって、制御部5の第1調整処理部73により実行される。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、前記基準時からの読取ユニット22による光の射出時間が前記基準時間を超えるか否かを判断する。ここで、ステップS14の処理は、制御部5の判断処理部75により実行される。
ここで、制御部5は、前記基準時からの読取ユニット22による光の射出時間が前記基準時間を超えると判断すると(S14のYes側)、処理をステップS16に移行させる。また、前記基準時からの読取ユニット22による光の射出時間が前記基準時間を超えなければ(S14のNo側)、制御部5は、処理をステップS15に移行させる。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、ステップS13で調整された前記第1設定値、及びステップS13の実行前における前記第1設定値と前記第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する。ここで、ステップS15の処理は、本発明の第2調整ステップの一例であって、制御部5の第2調整処理部74により実行される。
例えば、制御部5は、ステップS18の処理が実行済である場合は、ステップS13で調整された前記第1設定値、及び当該調整前にステップS18で調整された複数の前記設定値に基づいて取得される前記第1設定値と前記第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する。
また、制御部5は、ステップS18の処理が未実行である場合は、ステップS13で調整された前記第1設定値、及びEEPROM54の前記第2記憶領域に格納されている複数の前記初期設定値に基づいて取得される前記第1設定値と前記第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、前記補正値を用いて、ステップS13の実行前における前記第1設定値と前記第2設定値各々との差を補正する。
ステップS16の処理により、光源221の発光光量が前記基準時からの長時間の使用により当該基準時よりも低下した場合であっても、その低下によって画像形成装置10で読み取られる画像データに含まれる画素の濃度値が低下(又は増加)することを抑制可能である。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、ステップS13で調整された前記第1設定値、及びステップS16で補正された前記第1設定値と前記第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する。ここで、ステップS17の処理は、制御部5の第2調整処理部74により実行される。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部5は、前記設定値各々を前記調整対象として前記AGC処理を実行する。ここで、ステップS18の処理は、制御部5の第3調整処理部71により実行される。
ステップS18の処理により、複数の前記特定速度に対応する複数の前記設定値が、現在の光源221の発光光量に適した値に調整される。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部5は、ステップS18で調整された複数の前記設定値をEEPROM54における前記第2記憶領域に格納する。ここで、ステップS19の処理は、制御部5の格納処理部72により実行される。
ステップS19の処理により、第2調整処理部74による前記第1設定値と前記第2設定値各々との差の取得に用いられるデータが現在の光源221の発光光量を反映したデータに更新される。
このように、画像形成装置10では、複数の前記設定値のうち予め定められた前記第1設定値についてのみ前記AGC処理が実行される。そして、その他の前記第2設定値については、前記第1設定値についての前記AGC処理の実行結果、及び当該AGC処理の実行前における前記第1設定値と前記第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々が調整される。これにより、前記設定値各々について前記AGC処理が実行される構成と比較して、前記設定値各々の調整時間を短縮することが可能である。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
10 画像形成装置
22 読取ユニット
26 CCD
29 読取制御部
31 クロック生成部
32 CDS
33 増幅回路
34 ADC
35 DSP
36 画像メモリー
71 第3調整処理部
72 格納処理部
73 第1調整処理部
74 第2調整処理部
75 判断処理部

Claims (8)

  1. 予め定められた基準色の色基準部で反射された光の光量に応じたアナログ信号を予め定められた複数の特定周期のいずれかで出力する光電変換部と、
    前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を前記特定周期ごとに定められた設定値のうち当該アナログ信号の出力周期に対応する前記設定値に基づく増幅率で増幅する増幅部と、
    前記増幅部で増幅された前記アナログ信号に基づく画像データを出力するデータ出力部と、
    複数の前記設定値のうち予め定められた第1設定値を調整対象として、前記光電変換部による前記調整対象に対応する前記特定周期での前記アナログ信号の出力に応じて前記データ出力部から出力される前記画像データに基づいて前記調整対象を調整する調整処理を実行する第1調整処理部と、
    前記第1調整処理部によって調整された前記第1設定値及び当該調整前における前記第1設定値と複数の前記設定値のうち前記第1設定値とは異なる第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する第2調整処理部と、
    を備える画像読取装置。
  2. 前記第1調整処理部は、自装置の動作モードが通常モードよりも消費電力が低減される省電力モードから前記通常モードに移行するタイミングを含む第1タイミングが到来した場合に、前記第1設定値を前記調整対象として前記調整処理を実行し、
    前記第2調整処理部は、前記第1調整処理部によって前記第1設定値が調整された場合に、前記第2設定値各々を調整する、
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第1タイミングとは異なる第2タイミングが到来した場合に、前記設定値各々を前記調整対象として前記調整処理を実行する第3調整処理部を備え、
    前記第2調整処理部は、前記第1調整処理部によって調整された前記第1設定値及び当該調整前に前記第3調整処理部によって調整された複数の前記設定値に基づいて取得される前記第1設定値と前記第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する、
    請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記色基準部を含む読取対象に照射される光を射出する光射出部と、
    予め定められた基準時からの前記光射出部による前記光の射出時間が予め定められた基準時間を超えるか否かを判断する判断処理部と、
    を備え、
    前記第2調整処理部は、前記判断処理部によって前記射出時間が前記基準時間を超えると判断された場合に、予め定められた補正値を用いて前記第1調整処理部による調整前における前記第1設定値と前記第2設定値各々との差を補正する、
    請求項1~3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記第1設定値は、複数の前記設定値のうち使用回数が最も多い前記設定値である、
    請求項1~4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 前記第1設定値は、複数の前記設定値のうち現在までの特定期間における使用頻度が最も高い前記設定値である、
    請求項1~4のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 請求項1~6のいずれかに記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置で読み取られる前記画像データに基づいて画像を形成する画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
  8. 予め定められた基準色の色基準部で反射された光の光量に応じたアナログ信号を予め定められた複数の特定周期のいずれかで出力する光電変換部と、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を前記特定周期ごとに定められた設定値のうち当該アナログ信号の出力周期に対応する前記設定値に基づく増幅率で増幅する増幅部と、前記増幅部で増幅された前記アナログ信号に基づく画像データを出力するデータ出力部と、を備える画像読取装置で実行される増幅率調整方法であって、
    複数の前記設定値のうち予め定められた第1設定値を調整対象として、前記光電変換部による前記調整対象に対応する前記特定周期での前記アナログ信号の出力に応じて前記データ出力部から出力される前記画像データに基づいて前記調整対象を調整する調整処理を実行する第1調整ステップと、
    前記第1調整ステップによって調整された前記第1設定値及び当該調整前における前記第1設定値と複数の前記設定値のうち前記第1設定値とは異なる第2設定値各々との差に基づいて、前記第2設定値各々を調整する第2調整ステップと、
    を含む増幅率調整方法。
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