JP2022040729A - 規制可撓性コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】現場で打設したり、根固めしたり、橋脚の保護工事、護岸工事、護床工事等としても使用でき、簡素で安価な構成によるコンクリートブロックであること。【解決手段】規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6面体が繋がる2面体間の枠付きの各面体はソレノイドコイルA~Lで回動自在とする。そして、規制正面体11、規制背面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6面で囲まれた三次元空間内にコンクリートを充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、有底の筒状に形成されたフレコン(注:「フレコン」は株式会社ナシヨナルマリンプラスチツクの商標)でバックと呼ぶ場合もあり、「コンパック」は(旭化成ジオテック株式会社の商標)である。
本発明はこれらの可撓性コンテナを使用したフレキシブルコンテナを利用し、フレキシブルコンテナ内にコンクリートまたはグリ石を充填し、そして、保形し、フレコンバックを利用して独立し、規制可撓性コンテナの形状を決定するものである。
詳しくは、規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体からなる6規制面体を外部から固定することにより規制し、規制コンテナを特定の形状とし、更に、例えば、現場で打設したり、根固めしたり、橋脚の保護工事、護岸工事、護床工事等として使用するものである。
従来の化学繊維からなるコンテナ袋30は特許文献1に記載されたものが公知である。なお、本文中の番号及び符号は特許文献1の記載によるものである。
特許文献1の実施の形態に係るフレコンバッグ1は、可撓性を有し底部が略平坦面状をなす容器状の本体2を備えており、この本体2の底部には、図示しないフォークリフトのフォークを挿入するための筒状のフォークポケットPを形成するための可撓性のフォークポケット部材3が2箇所に取付けられている。そして、その下面側には、フォークポケット部材3を下面側から覆って、本体2に着脱可能に連結されるボトムカバー4が配設されるようになっている。
各フォークポケット部材3は、下面側に内面材6が取付けられた上面材5と、上面側に内面材8が取付けられた下面材7とを備えており、これら両面材5,7は、その長手方向両端部が本体2の外縁よりも外方に突出するように長さが設定されている。そして、この突出部は、帯状の縁包み材9,10で包んで縫合されて増剛性処理が施されており、これにより、フォークポケットP内に挿入した際に、各面材5,7の端部がフォークポケットP内に巻き込まれないよう考慮されている。
また、両面材5,7は、コンテナバッグ本体2の底部に対応する部分のみがコンテナバッグ本体2に縫合され、両面材5,7の長手方向両端部は、相互に切離された状態となっている。そしてこれにより、フォークポケットP内にフォークを容易に挿入することができる。前記上面材5の縁包み材9が縫合された部分には、リング状のロープ通し材11が縫合されており、上面材5の長手方向両端部は、コンテナバッグ本体2の側面に設けた引上げ紐12をロープ通し材11に結束することにより、上方に引上げられるようになっている。これにより、フォークポケット部材3の先端部を上下に拡げて、フォークがフォークポケットP内に容易に挿入できるようになっている。
一方、両内面材6,8は、例えば、PPモノフィラメントを用いた織布で形成されており、そのフィラメントの繊度は、400d(デニール)~2000dの間で選択され、かつ、フォーク挿入方向に延在する縦糸とこれに直交する横糸とは、相互に異なる径のフィラメントが用いられるようになっている。即ち、縦糸を細径,横糸を太径にした場合には、フォークリフトのフォークとの間の摩擦抵抗が多少高めになる。このため、フレコンバッグ1内に、例えば、レジンのような流動性のある貨物が収容されている場合には、縦糸が細径、横糸が太径の織布を用いることにより、運搬中にフレコンバッグ1がフォークから脱落するのを防止することができる。
縦糸を太径、横糸を細径にした場合には、フォークリフトのフォークとの間の抵抗が多少低めになる。このため、フレコンバッグ1内に、詰まると流動性がなくなる。例えば、穀物のような貨物が収容されている場合、縦糸が太径,横糸が細径の織布を用いることにより、フォークポケットP内へのフォークの挿入をスムースに行なうことができ、フォークが引掛かって挿入できないといった不具合を回避している。
また、特許文献2(番号及び符号は特許文献2の記載による)のフレコンバック利用容器1は、上面開口2A及び底面2Bを有する筒状に形成された汎用フレコンバック2と、上面開口3A及び下面開口3Bを有して円筒状に形成された紙材製の剛性筒状体3と、フレコンバック2の下面2Cに固定される井桁状部材4と、井桁状部材4を着脱自在に固定するためにフレコンバック2の下面2Cに設けられた固定部材5,5から構成されている。
フレコンバック2は、軽量、安価、強度及び柔軟性に富む合成樹脂を原材料としてシート状に織ったものを縫製或いは貼り合せ等によって形成し、可撓性を有している。フレコンバック2の外周面には、吊り下げ搬送用の吊り手2E,2Eが縫製などで取り付けられている。また、フレコンバック2の底面2Bには、内容物の取出用の取出し開口9が形成されている。取出し開口9は、その開口縁部に縫糸8で縫着された蓋布10により蓋止されている。この蓋布10はその平面中央部分が筒状に形成されて垂れ下がっており、その筒部の先端開口は紐等で括られて閉止され、内容物の取出時に解かれて開口されるようになっている。そして、剛性筒状体3は、例えば、長尺の紙シート3Cが10層程度巻かれて円筒状に形成され層間が接着剤7で固着された円筒体、所謂、ファイバードラムの筒状本体を原材料として製作したものである。即ち、この筒状本体の外周面の一箇所を筒心方向に切断したものを、剛性筒状体3としている。
特開2003-160191号公報 特開2016-204001号公報 特開2009-046819号公報
ところで、特許文献1の技術は、フォークリフトのフォークに井桁状部材を持ち上げ、フレコンバック利用容器中に入れた内容物を、フレコンパック2における蓋布10の筒部を垂れ下がらせ開口部4Eから内容物を取り出すものである。
また、特許文献2の技術も、フォークリフトを利用するものであり、可撓性を有するコンテナバッグ本体の底部に、筒状をなす軟質のフォークポケット部材を2箇所に取付け、フォークポケット部材の長手方向両端部をコンテナバッグ本体よりも外方に突出させる。この突出部の上半部と下半部とを切離し、ラッパ状に開くことができるようにし、フォークポケット部材内に内面材をそれぞれ取付け、これら各内面材をPPモノフィラメントの織布で形成する。この特許文献2は、フレキシブルコンテナバッグをフォークリフトで容易かつ安全に運搬できるようにするものである。
しかし、上下複数段に積み重ねることのできるフレコンバックを利用した容器は、コンテナバッグから内容物が零れ落ちたり、内容物の移動により、コンテナバッグが部分的に切れたり、裂けたりし、内容物が落下する可能性が高い。コンテナバッグが安定した保持状態になる間に、フレキシブルコンテナ内のコンクリートに流れが生じると、フレキシブルコンテナが部分的に切れたり、裂けたりし、フレキシブルコンテナが傾く以上に玉掛けにまでアンバランスが生じ、内容物が空中で落下する可能性がある。
特許文献3は、根固めのように、クレーン船を使用せずに橋脚浸食防止工として根固ブロックとし、かつコンクリートが袋体外に流出して水を汚さない汚濁防止効果を備えた現場打設根固め型枠及び根固め工法を提案している。
特許文献3の図2のように、コの字パネルの1辺当り4箇所点溶接8して組立て、外枠2を製作した。外枠2にポリエステル織布を使用して袋体3を製作し、袋体3に取り付けている結束ベルトで外枠2に固定する。この型枠1を製作し、橋脚11周辺まで台船で運搬し、施工箇所に沈めながら据え付けを行った。その後、配管フロート上を配管してコンクリート打設を行った。この時、コンリート打設と同時に型枠1内の同量の水をポンプで吸い上げ、濁水処理機で処理した後に排水を行っている。コンクリート打設は順次終了し、施工中における汚濁防止も確認されなかった。コンクリート打設後、現場打設根固め型枠1は根固めブロックとして橋脚浸食防止工の役割を果たしている。
特許文献3はこのようにして、網状部材からなり、L字パネルの2つを組み立てて箱型に固定した外枠の中に、合成繊維シートからなる袋体を取り付け、一体化させた現場打設根固め型枠を提案している。現実には、L字パネルの2つを組み立てて箱型に固定した外枠を提案している。しかし、搬送時に一体化させた現場打設根固め型枠が空間を搬送するように、空間の搬送となり、効率的な搬送はできなかった。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みてなされたもので、規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の6規制面体が拡張しないように規制し、かつ、構成部品がコンパクトでまとまりやすく、遠隔地に搬送する場合でも搬送量がコスト的に低減され、現場で打設したり、根固めしたり、橋脚の保護工事、護岸工事、護床工事等としても現場の取付け手間及びコストが低減でき、簡素で安価な構成による規制可撓性コンテナの提供を課題とするものである。
上記課題を達成する本発明の規制可撓性コンテナは、正面図に相当する規制正面体と、背面図に相当する規制背面体と、平面図に相当する規制平面体と、底面図に相当する規制底面体と、互いに同一面積とした右側面図に相当する右側規制面体と左側面図に相当する左側規制面体の6規制面体が連結される2規制面体間の前記各規制面体は、蝶番として機能するソレノイドコイルが回動自在とする。そして、前記各規制面体の内容物が外部に流れ出さないように規制コンテナを構成している。
前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6面の規制で囲まれた三次元空間の可撓性コンテナ袋はコンクリートまたはグリ石を充填してなる。即ち、三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる可撓性コンテナ袋を有している。
即ち、6規制面体が繋がる2規制面体間の各規制面体は、膨張しない形状で最外形を形成しているから、簡素で安価な構成による三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む石材のグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋が得られる。
また、一塊の石材として、割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石として作用するものであるから、一塊としてのコンクリート、石材等として安定な性質を持つものである。
上記6規制面体が連結される2規制面体間の前記各規制面体は、ソレノイドコイルによって回動自在の軸枠中心に回動するから、明確な軸が確保される。特に、ソレノイドコイルによって2規制面体間の枠がガイドされるので、安定した6規制面体が形成できる。ここで、6規制面体とは、特別に6面規制された面を有するもので、規制面は6面体を構成する。
更に、上記合成樹脂製の可撓性コンテナ袋は、規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の6面で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋を充填してなるものであるから、大きなブロックが形成できる。例えば、現場で打設したり、根固めしたり、橋脚の保護工事、護岸工事、護床工事等として使用される。
そして、規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の6規制面体で囲まれた三次元空間は、管材からなる枠が8~15mmの鉄パイプで、それをドブ付けした真鍮及び亜鉛等でメッキしたものである。管材からなる枠は棒鋼から構成されるものではなく、パイプ材から構成されているから、外部から与える力に対して容易に変形しないので、それだけ軽量化が可能である。特に、真鍮及び亜鉛にドブ付けした管材からなる枠は、中実箇所、中空箇所ができ、機械的強度が強くなる。特に、中実箇所は節として機能し、大きな強度を発揮する。
また、前記合成樹脂製の可撓性コンテナ袋に充填するグリ石は、割栗石を含む石材であり、その径は200~400mm、厚さは50~200mm程度である。径は200~400mm、厚さは50~200mm程度とは、直径の長さが200~400mmで、その厚みは50~200mmである。この数値は厳格なものではなく3割以内の誤差は前記「径は200~400mm、厚さは50~200mm程度」に含むものである。
上記発明の規制可撓性コンテナの、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6規制面体で囲まれた三次元空間内にコンクリートを充填し、位置ずれを防止するとは、規制網容器100に対し、三次元方向に移動を禁じればよい。但し、1個で三次元方向に移動を禁じるものではなく、1個以上、2個~6個で、三次元方向に移動を禁止するものであればよい。規制網容器は6規制面体からなり、6面の規制された面を有するもので、規制面は6網面を構成する。
請求項2においては、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6規制面体は、規制網容器からなり、例えば、1~3本の補強を線材で形成してもよいし、板材で形成してもよい。また、6規制面体に筋交いとして配設してもよい。
したがって、三次元空間内にコンクリート/またはグリ石を充填して固まらせ、その後の設計変更の積載移動であっても、その前の積載移動であっても、管材で6規制面体が形成されているから、ヒビが入ることがない。特に、強度は6規制面体の金網の線材の本数を多くしたり、線材の太さを太くしたり、中央を線材の幅を広くしたりすることで対応できる。
請求項3においては、前記合成樹脂製の可撓性コンテナ袋は、コンクリートまたはグリ石を充填した状態で可撓性コンテナ袋の充填口を離し、コンクリートまたはグリ石の充填口を1回以上折り畳んで充填口を閉じるものであるから、可撓性コンテナ袋外に漏れ出すコンクリートの量を最小にすることができる。
また、コンクリートを充填した状態で可撓性コンテナ袋のコンクリート充填口から充填口を離し、コンクリート充填口を1回以上折り畳むだけで充填口を閉じるものであるから、可撓性コンテナ袋外に漏れ出すコンクリートの量を最小にすることができる。そして、コンクリート充填口の自己粘着力により上方を閉じることができる。
即ち、前記合成樹脂製の可撓性コンテナ袋は、折り返し布またはファスナーにより上方を閉じることができる。ここで、折り返し布またはファスナーにより上方を閉じるとは、一方からコンクリート等を充填し、他方からその充填による空気圧を排出する動作を含むものである。
請求項1の発明の規制可撓性コンテナにおいては、管材からなり、正面網目を形成する二次元平面の規制正面体、同じく、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の6規制面体からなる規制網容器が接続される2規制面体間の枠付きの前記各面体の回動自在とするソレノイドコイルは、スポット的に作用する蝶番を使用することなくソレノイドコイルの並行する軸を使用するものであるから、規制網容器を構成する6規制面体の枠に沿った回動が自在である。
また、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6規制面体で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋は、外側に位置する前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6規制面体からなる規制網容器を構成している。
そして、規制網容器からなる6規制面体で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石体を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋は、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の規制網容器からなる6規制面体によって内容物の拡張を阻止し、制限する一塊が形成されるので、安定したコンクリート、グリ石等の石材の使用が可能である。
合成樹脂製の可撓性コンテナ袋に充填するコンクリートまたはグリ石は、割栗石を含む石材であり、石材の径は200~400mm、厚さは50~200mm程度である。この数値は厳格なものではなく3割以内の誤差は前記「径は200~400mm、厚さは50~200mm程度」に含むものである。
グリ石は、コンクリート及びグリ石として一体に固めたもの、コンクリートまたはグリ石として個々に充填したものとすることができる。
更に、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の規制網容器からなる6規制面体を固定するのに、ソレノイドコイルを使用するから、6規制面体の構成体に加えられる全周の保持する力の分散が均一化され、均等な力の分散により安定した保持ができる。
特に、ソレノイドコイルの円周方向の直径、ソレノイドコイルの長さ方向の弾性を、ソレノイドコイルを回転させながら挿入することにより、規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の規制網容器からなる6規制面体の弾性を調整できる。
なお、ソレノイドコイルの長さは、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の長さの100%の長さ、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。蝶番に置き換えれば、1個、2個、3個に相当し、コイル外径15~40mm、コイル線径3~12mmのものを用意した。勿論、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではない。また、前記左側規制面体の長さの100%、その1/2、その1/3の長さとし、「曲げしろ」として100%以下、その1/2以下、その1/3以下の長さとするのが望ましい。
請求項2の規制可撓性コンテナにおいては、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の規制網容器からなる6規制面体は、中央に1~5本の線材により補強を形成することができる。
したがって、三次元空間内にコンクリートを充填して固まらせるものであっても、仮設の状態で搬送しても、規制可撓性コンテナに充填したコンクリートにヒビが入ることがない。特に、強度は規制網容器からなる6規制面体の本数を多くしたり、線の太さを太くしたり、6規制面体の中央の幅を広くしたり、線材の縦横比率を変更することで対応できる。筋交いとして入れることもできる。
請求項3の発明の規制可撓性コンテナは、コンクリートを充填した状態で、可撓性コンテナ袋のコンクリート充填口から噴射機構からの充填口を離し、コンクリート充填口を1回以上折り畳んで充填口を閉じる。コンクリート充填口を1回以上折り畳んで充填口を閉じることにより、上面の充填口がボタン、ファスナーを使用することなく密閉できる。
図1は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する6規制面体の全体斜視図である。 図2は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する5規制面体の展開図である。 図3は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナのソレノイドコイルと規制面体との折り畳み関係を示す要部斜視図である。 図4は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナのソレノイドコイルと規制面体との折り畳み関係を示す長さQ伸ばした場合の要部斜視図である。 図5は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する右側規制面体、左側規制面図を示す図である。 図6は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する規制正面体、規制背面体を示す図である。 図7は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する規制平面体、規制底面体を示す図である。 図8は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを下と上に折畳んだ展開図(a)及び斜視図(b)である。 図9は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを下と上に折畳んだ展開図(a)及び斜視図(b)である。 図10は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを菱形に折畳んだ展開図(a)及び斜視図(b)である。 図11は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを上に折畳んだ展開図(a)及び斜視図(b)である。 図12は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナの図10に示した三次元的展開した斜視図(b)である。 図13は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナの可撓性コンテナ袋を二次元展開した斜視図(a)、三次元的展開した斜視図(b)である。 図14は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナの施工現場でコンクリートの充填を行う説明図。 図15は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを2段組とする場合の施工例を示す斜視図である。 図16は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナで、橋脚まで水中搬送するためにエアーバックに積載した空の規制可撓性コンテナの斜視図である。 図17は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを施工現場、例えば、橋脚の周囲に2段配設した施工例の斜視図である。 図18は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを施工現場、例えば、橋脚の周囲に配設した施工例の斜視図である。 図19は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナで護岸工事等を行う施工例の説明図である。 図20は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナで護岸工事を行う施工例を示す斜視図である。 図21は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナで河川工事の施工例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図示の同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここではその重複する説明を省略する。
図1は本発明の実施の形態の可撓性コンテナ袋200を外した6規制面体の斜視図であり、図2は本発明の実施の形態の可撓性コンテナ袋200を除外した5規制面体の展開図である。図3及び図4のソレノイドコイルA~Hと6規制面体との関係を示す要部斜視図である。可撓性コンテナ袋200は可撓性を有するものの、弾性を有するものではない。
また、図5は同じく右側規制面体13を示す側面図、同じく左側規制面体14を示す側面図、そして、図6~図7は同じく、規制正面体12を示す正面図、同じく規制背面体11を示す背面図、更に、規制平面体15を示す平面図、同じく規制底面体16を示す底面図を構成している。
即ち、管材からなり正面網目を形成する二次元平面の規制正面体12と、管材からなり背面網目を形成する二次元平面であり、規制正面体12と同一面積を有する規制背面体11と、同様に、管材からなり上面網目を形成する二次元平面の規制平面体15と、管材からなり下面網目を形成する二次元平面であり、前記規制平面体15と同一面積を有する規制底面体16と、管材からなり右側面網目及び左側面網目を形成する二次元平面であり、互いに同一面積とした右側規制面体13と左側規制面体14で規制網容器100が構成されている。
6mmの管材からなり正面網目を形成する二次元平面の縦桟12a、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の縦桟12b、6mmの管材からなり正面網目を形成する二次元平面の横上桟12c、6mmの管材からなり正面網目を形成する二次元平面の横下桟12dは、規制正面体12を構成している。
同様に、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の縦桟11a、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の縦桟11b、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横上桟11c、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横下桟11dは、規制背面体11を構成している。
6mmの管材からなり右側面網目を形成する二次元平面の縦桟13a、6mmの管材からなり右側面網目を形成する二次元平面の横桟13b、6mmの管材からなり左側面網目を形成する二次元平面の横上桟13c、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横下桟13dは、規制正面体13を構成する。
同様に、6mmの管材からなり正面網目を形成する二次元平面の縦桟14a、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の縦桟14b、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横上桟14c、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横下桟14dは、規制左側面体14を構成する。
なお、前記規制平面体15と規制底面体16も、同様に、構成される。
ソレノイドコイルA~Hは、蝶番状に機能し、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14、規制平面体15、規制底面体16の6規制面体が繋がる規制網容器100の2規制面体間の各規制面体は、規制し、回動自在に挿着されている。なお、各レノイドコイルA,B,C,・・・G,Hに一般的に通じることをソレノイドコイルA~Hと記載する。
具体的には、ソレノイドコイルA~Hのソレノイドコイル長は、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の長さの1/2~100%の長さ、例えば、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。コイル外径15~40mm、コイル線径3~12mmのものを用意したが、これに限定されるものではない。
例えば、ソレノイドコイルA~Hの長さPは、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。
例えば、規制底面体16の4辺に、規制背面体11の下側、左側規制面体14の下側、規制正面体12の下側、右側規制面体13の下側を並行させ、配置し、ソレノイドコイルA~Dの長軸方向を軸として回転させながら挿入する。
次に、規制背面体11の隣接側、規制正面体12の隣接側、左側規制面体14の隣接側、右側規制面体13の隣接側を接合するように、配置し、ソレノイドコイルA~Dの長軸方向を軸として回転させながら挿入する。または、ソレノイドコイルE~Hの隣接側を直線状態に隣接させ、回転させて巻きながら、または自由端を漸近する円を描きながら、ソレノイドコイルA~Hを締め付ける。
規制網容器100に対して可撓性コンテナ袋200を紐W等で取り付け、規制網容器100に対して可撓性コンテナ袋200が移動しないようにする。
次いで、規制背面体11の上側、左側規制面体14の上側、規制正面体12の上側、右側規制面体13の上側に並行させるように、配置し、ソレノイドコイルI~Lの長軸方向を軸として回転させながら挿入する。
このようにして、ソレノイドコイルI~Lを締め付ける。
可撓性コンテナ200に取り付ける紐W等は、単に化学繊維からなる紐に限られるものでなく、針金による締め付け、金属の係合、専用金型の締め付け、結束具による締め付けとすることができる。
ソレノイドコイルA~Lの外径は、1本の管材の外径を6~10mmとしているから、ソレノイドコイルA~Lの内径が弾性によって働かないようにしている。通常、2規制面体間の管材を束ねることから、コイル内径は12mmとなり、外径は、外径12~20mmとし、容易に形状維持できる寸法精度である。
図3において、ソレノイドコイルA~Lの長さは、その1/1の長さ、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。規制正面体12、規制背面体11、右側規制面体13、左側規制面体14、規制平面体15、規制底面体16の6規制面体が連結される規制網容器100の2規制面体間の各規制面体となる。ソレノイドコイルA~Lは、2本の管材を巻き付けてそこにガタが生じないようにしている。ソレノイドコイルA~Hのピッチが50mmに設定されているので、簡単に説明すると50mmに1回は締め付けていることになり、平均化される圧力で全体を把持していることになる。
規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14、規制平面体15、規制底面体16の6規制面体が繋がる規制網容器100の2規制面体間の各規制面体は、長さ方向に2本、その長さ方向に対して直角方向に2本をソレノイドコイルA~Lで把持すればよいことから、組み立て後に変形した場合にも外力として小さな弾性外力で済む。
ソレノイドコイルA~Hは、蝶番状に機能し、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14、規制平面体15、規制底面体16の6規制面体が繋がる規制網容器100の2規制面体間を、回動自在に挿着されている。したがって、ソレノイドコイルA~Hは2規制面体間を保持するものであるから、ソレノイドコイルA~Lの長さこそ相違するが、2種類のソレノイドコイルA~Lとすることもできる。
規制背面体11と規制平面体15間にソレノイドコイルA~Lの巻き付けを行うとき、順次、規制背面体11と規制平面体15との間が狭くなるようにする。または、規制背面体11と規制平面体15との間を並行とし、順次、規制背面体11と規制平面体15との間を締め付けるように巻き込む。
図5の規制底面体16の間の中央には、規制底面体16を保護する2本の管材14x及び14yが上部と下部で粗密が生じている。これは、他の均一の桟間隔としてもよいが、実験を重ねる際に何処に管材を加えるとよいかを究明したものである。勿論、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体に対して筋交いを入れれば、補強されるが、管材の密度を変更しても、強度の密度調節が可能である。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体は、6規制面体が繋がる規制網容器100を構成している。
規制網容器100とは、6面の規制面体により、三次元空間が容易に変形しない形態を維持する。この規制網容器100は、管材からなる正面網目を形成する二次元平面の規制面体により、各面体が形成されているので、特に、管材から構成され、中空の管材が曲げに強く、軽量であることから選択されている。
更に、管材から構成されている各面体は、ドブ付けによる亜鉛及び真鍮メッキを施すものであり、管材の内部に亜鉛及び真鍮節を形成するので、通常の、ドブ付けによる亜鉛メッキに比較して2倍以上の強度ができることが発明者等によって確認された、更に、軽量化できることも発明者等によって確認された。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体の少なくとも上下端、好ましくは、6規制面体の上下端及び中間を規制網容器100の位置ずれ防止をしている。
即ち、規制網容器100に対してコンクリート等を充填するとき、規制網容器100の重心位置によって傾きが変動し、内部でコンクリートの充填口61から噴出するコンクリートにより、重心移動が生じるから、6規制面体の上下端及び中間を紐Wで結束することにより、偏りをなくす。また、上下端及び中間の3箇所を紐Wで変動しないように固定することにより、一体感を持たせることができる。
図8乃至図12において、まず、図8に示すように、右側規制面体13、左側規制面体14の下面を畳む6規制面体の規制底面体16をソレノイドコイルA~Lで規制網容器100からなる6規制面体が繋がる前に、規制網容器100に化学繊維からなる紐Wで結束される。
即ち、規制底面体16に対して、規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15で固定する。
その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15、規制底面体16を置いて、図8(b)のように、規制可撓性コンテナ袋200を搬送する。この場合には、規制底面体16の上面内側側に規制背面体11、規制正面体12を折り畳む、次いで、右側規制面体13、左側規制面体14を規制底面体16の下面に折り重ねる。最後に規制平面体15、規制底面体16を置いて、図8(b)のように、1枚ずつをまとめて規制可撓性コンテナ袋200を搬送する。
図9に示すように、6規制面体の規制底面体16をソレノイドコイルA~Lで6規制面体が繋がるまえに、規制網容器100に化学繊維からなる紐Wで結束される。
即ち、規制底面体16に対して、規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の上面を上に畳む。
その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15を置いて、図9(b)のように、規制可撓性コンテナ300を搬送する。
図10は平行四辺形状に折り畳み、その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15を置いて、図11(b)のように、規制可撓性コンテナ300を搬送する。
その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15を置いて、図10(b)のように、規制可撓性コンテナ300を搬送する。
図11に示すように、規制網容器100からなる6規制面体の規制底面体16をソレノイドコイルA~Lで6規制面体が繋がるまえに、規制網容器100に化学繊維からなる紐Wで結束される。
即ち、規制底面体16に対して、規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の上面を上に畳む。
その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15を置いて、図11(b)のように、規制可撓性コンテナ300を搬送する。
即ち、図11(a)に示すように、規制背面体11、規制正面体12を規制底面体16の上面に重ね、更に、右側規制面体13、左側規制面体14をそこに重ねる規制背面体11、規制正面体12は、右側規制面体13、左側規制面体14の厚みを考慮する必要がある。図4及び図12における距離Qは、規制可撓性コンテナ300に与える拡小距離である。厚みの補正として距離Qを設定する。
また、規制底面体16の上面に重ねた規制背面体11、規制正面体12の厚みを、厚みの補正として距離Qを設定したものである。
このように、現実には、特許文献3のように、L字パネルの2つを組み立てて箱型に固定した外枠としても、搬送時に一体化させた現場で作成する型枠が空間を搬送するように、空間の搬送となり、効率的な搬送はできない。
図12に示すように、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100は、6規制面体が繋がる規制網容器100に対応して紐Wを構成し、コンクリートを充填している。コンクリートの充填は、充填口61からコンクリートを充填し、可撓性コンテナ袋200の空気が、充填口61が排出口となって排出される。
当然ながら、充填口61、排出口となる充填口62は、構成として異なる点があるものではなく、同一の構成である。
本発明の規制可撓性コンテナ300は、コンクリートを充填した状態で、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61から充填する充填口62を離し、コンクリートの充填口61を1回以上折り畳んで充填口61を閉じる。コンクリートの充填口61を1回以上折り畳んで充填口61を閉じることにより、上面の充填口61、充填口62がボタン、ファスナーを使用することなく密閉できる。
しかし、充填口61、充填口62として、20~50mmの筒(袖)を配設してもよい。
ソレノイドコイルA~Lにおいては、規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる可撓性コンテナ袋200は、プラスチック製の織布、例えば、PPモノフィラメントを用いた織布で形成されており、そのフィラメントの繊度は、500d~2000d(デニール)以上の間で選択されている。また、フォークリフトのフォークの挿入方向に延在する縦糸と、それに直交する横糸は、相互に異なる径のフィラメントが用いられるようになっている。
また、可撓性のコンテナバッグの織布は、3cm幅で300Kg以上の荷重に耐える機械的強度に耐える構成を有している。本実施例においては、500d~2000dの材料を3cm幅となるように計測し、3cm幅で300Kg以上であれば、コンテナ袋30内にコンクリートを充填しても、栗石を詰め込んでも機械的強度が確保されている。
なお、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200の可撓性とは、弾性とは異なり、変形、変異が自在であり、弾性変化がないことを示す。即ち、合成樹脂製のコンテナ袋は弾性が殆どないことを示す。
したがって、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋を図8に示すように、折り畳んだ規制網容器100については、最大にコンクリートが充填されても、部分的な膨らみができないようになっている。
ここで、枠付きの正面網目を形成する二次元平面の規制網容器100とは、コンクリート鉄線、普通鉄心、合金メッキした金属線またその合金(6mm鉄線:Fu)をスポット溶接したものである。ここで、枠付きの正面網目とは、4角の枠に対して4角の網目が形成されており、「4角の枠」と「4角の網目」は実施例の形態の違いであり明確に区別できるものではない。
発明者らの実験よれば、通常、合金メッキした直径6mm以上の棒筒であればよい。また、4角の「枠」に対して「4角の網目」を形成したものは、「桟」として表現することもできる。最外周囲は4角の網目と比較したとき、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」は区別なく使用することができる。したがって、「4角の枠」、「桟」の何れかをゼロとすることも、所定の割合にすることもできる。
そして、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」は、所定の割合にすることで、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」を「ゼロ」にできることを説明した。
所定の割合にすることは、「4角の枠」及び「4角の網目」、「4角の網目」、4角の枠」及び「4角の網目」等にすることもできる。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14は、同一材料からなるものであるから、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」は異なるものではない。
また、二次元平面の面体とは、長方形の平面のことであり、三次元との違いを示す記載としている。ここで、二次元平面と単に平面と異なる二次元平面と表現しているのは、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」が形成する面体は、多少の凹凸が存在し、現実には、全体として略平面であればよい意味である。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100が2規制面体間で繋がるソレノイドコイルA~Lは、各面体に弾性を付与しながら巻き付きまたは回動自在とするものである。
12個の軸からなるソレノイドコイルA~Lの中心軸は、その軸を長身に回動自在である。ソレノイドコイルA~Lの内径は直径6mm程度であり、6mm程度の合金メッキした金属線(6mm鉄線)に近い値となっている。即ち、ソレノイドコイルA~Lは合金メッキした金属線6mm、2本を挟持して弾圧している。したがって、ソレノイドコイルA~L内周の直径は12mm以上となる。しかし、現物では、ソレノイドコイルA~Lが回動すると余裕が得られるので、ソレノイドコイルA~Lにゆとりある寸法を確保するようにもできる。
なお、ソレノイドコイルA~Lは、回転しながら、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の2辺に回転させながら挿入できる。
ソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の各面体の中から2択で2辺が決まり、そこにソレノイドコイルA~Lを順次捻じ込み、通常は標準割合として1個の「4角の網目」に対して、10~30タ-ンの繰り返しとなっている。ソレノイドコイルA~Lの伸びを行う長さPは、ソレノイドコイルA~Jの弾性限界を超えた辺の長さPは、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。の長さが好適である。
ソレノイドコイルA~Lの太さは、合金メッキした金属線6mmが2本を掴むものであるから、内周の直径は12mm以上となれば、弾性で変化させることができる。また、長さは、ソレノイドコイルA~Lの弾性限界を超えた中心軸の長さPは、その全長、1/2の長さ、その1/3の長さとすることが好適である。しかし、図1の正面網目を形成する二次元平面の正面体から示すと、空きは2~10ターンの周回である。
ソレノイドコイルA~Lは、正面網目を両側から押圧してもよいし、また、正面網目を両側から拡大してもよい。
また、可撓性コンテナ袋200の織布は、3cm幅で300Kg以上の荷重に耐える機械的強度に耐える構成を有している。本実施例においては、500d~2000dの材料を3cm幅となるように計測し、3cm幅で300Kg以上であれば、可撓性コンテナ袋200内にコンクリートを充填しても、栗石を詰め込んでも機械的強度が確保されていることが確認された。
合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は、可撓性を有するが、弾性体からなるものではない。コンクリートが充填されても、可撓性コンテナ袋200が部分的に膨らむことがないようにしている。したがって、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は可撓性を有するが、弾性体としての弾性を有していない。可撓性コンテナ袋200の上面には、2カ所の充填口61及び充填口62を有している。2カ所の充填口61,62とは2ヶ所からコンクリートを充填する動作のみではなく、それらの空気抜きを兼用している。よって、流体抵抗が低く、空気の抜く速度が早くできるから、1本がコンクリート充填用、他の1本が空気排出用として動作するものではなく、流体抵抗の小さい側が排気を主に、充填を従にするものである。したがって、コンクリートの充填途中に自然に切り替えが行われることもある。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6面で囲まれた規制網容器100の内部の三次元空間内に配置した、コンクリートを充填するために必要な合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は、可撓性コンテナ袋200の充填口61,62から、可撓性コンテナ袋200の部分的な引っ張り力が変化し、上面には2カ所の充填口61,62からの噴射を受ける充填口61と、排気のみを行う充填口61または充填口62によって、可撓性コンテナ袋200内に噴出される容積を形成している。
特に、コンクリート等の充填位置のように、噴射を直接受けている位置は、可撓性コンテナ袋200に直接重力が加わる位置であり、また、可撓性コンテナ袋200が充填口61または充填口62からのコンクリート噴射を直接受けている位置で、徐々に深くなるコンクリート部分とでは、可撓性コンテナ袋200に直接噴射されていない場所はコンクリートの自重のみの噴射となる。
可撓性コンテナ袋200の充填口61または充填口62は、1/2の規制底面体16の一方の中心(充填口62)と、1/2の規制底面体16の他方の中心(充填口61)が位置する。即ち、規制平面体15、規制底面体16の2個の中心に設定される。規制底面体16及び規制平面体15の略中心から均一の空間を想定し、出来るだけ可撓性コンテナ袋200の充填口61,62の噴出が同時に終了するようにする。したがって、可撓性コンテナ袋200の2個の同時に充填口61,62を閉じることができるようにする。
通常、充填口61,62を2つ折りまたは3つ折りに畳んで、コンクリートの逆流失出を防止する。
コンクリートの逆流は生じ難いので、充填口61,62を2つ折りまたは3つ折りに畳むだけで充分である。
各面体を回動自在に接続するソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6面体が繋がる2面体間の接続を行っている。
このソレノイドコイルA~Lは合金メッキした金属線6mmを挟持し、6mmから弾性により変化する。最大で12mmを弾性変化し、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6面体からなる規制網容器100が連結される2面体間の接続を行っている。
したがって、ソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の規制網容器100からなる6規制面体が繋がる2面体間の接続を弾性的に行っている。そのため、ソレノイドコイルA~Lは、その径方向ばかりでなく、その長さ方向に対しても弾性を持っている。
特に、1本の長さは、1/1の長さ、1/2の長さ、1/3の長さとすることができる。1本を1/1、1/2の長さ、1/3の長さとすることによって、全長を螺合するよりも、効率よくソレノイドコイルA~Lとして螺号できる。
1本を1/1,1/2の長さ、1/3の長さとすることは、蝶番が1枚、2枚、3枚に相当し、直線を何分の一かに置き換えることにより、作業性が効率アップする。
よって、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の規制網容器100からなる6規制面体が繋がる2面体間の接続は、ソレノイドコイルA~Lの弾性によって規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の規制網容器100からなる6規制面体が連結される2面体間の接続を弾性的に行っており、正面網目を形成する規制正面体12、背面網目を形成する規制正面体12と同一面積を有する規制背面体11、上面網目を形成する規制平面体15、下面網目を形成する規制平面体15と同一面積を有する規制底面体16、右側面網目及び左側面網目を形成する互いに同一面積とした右側規制面体13と左側規制面体14は、各規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100のシルエットラインを軸として回動する。
4個のソレノイドコイルA~Dは、規制底面体16を中心に、規制底面体16の先端から、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14を上方に90度回動自在とする。
規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14に対して、4個のソレノイドコイルE~Hを挿入すると、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14の自在性はなくなる。
したがって、図4~図12に示すように、4枚の規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14を連結すると自在性がなくなる。
この状態では、規制底面体16は、規制背面体11、規制正面体12と、右側規制面体13、左側規制面体14が描く平面上の90度にある。
ここで、図13(a)のように、本実施の形態の規制可撓性コンテナ300は、コンクリートを充填する可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61から噴射し、コンクリート充填口62から空気を輩出する。コンクリート充填口61とコンクリート充填口62の機能は、逆になって機能する場合がある。
また、コンクリート充填口を1回以上折り畳んで充填口を閉じることにより、上面の充填口61,62、ボタン、ファスナーを使用することなく密閉できる。
勿論、充填口61,62をボタン付き、ファスナー付きとすることもできる。
規制底面体16の周囲には、規制底面体16側から規制平面体15を2~5段階の紐Wの結び目を形成する。同様に、規制底面体16側から規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14を2~5段階の紐Wの結び目で移動止めを形成する。
規制平面体15を閉じないで、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14をソレノイドコイルE~Hで螺合する。
可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62が上昇した時、規制平面体15を閉じる。
規制平面体15をソレノイドコイルI~Lで螺合し、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14及び規制平面体15、規制底面体16で螺合する。
そして、図14に示すように、コンクリート注入ホース81から、作業者Mが可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62を利用して充填を行う。
ここでは、作業者Mが可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62を利用して充填を行う事例で説明したが、通常、最終現場において、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62の充填を行う。
図15に示すように、最終現場において、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61,62の充填を行う場合には、まず下の段の充填が完了したとき、下の段の空の規制可撓性コンテナ300を完成させ、垂直方向及び水平方向を基準点から算出して、2段積みに問題がないことを確認する。
また、ソレノイドコイルY1、Y2を順次適所に捻じ込み、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体は、6規制面体を作成するだけではなく、複数の6規制面体互換間にもソレノイドコイルY1、Y2を設けることにより、複数の6規制面体を連続的に並べることができる。2列、3列、4列と複数の6規制面体を連結し、2段から4段に、または渦巻き状に多層化できる。
また、図16に示すように、規制可撓性コンテナ300を完成させたとき、例えば、河川や、橋脚の根固めや、保護工事、護岸工事、護床工事等として使用する場合がある。このような場合には、パレット71に規制可撓性コンテナ300の可撓性コンテナ袋200の中空の状態で、フロート72によって浮き上がる規制可撓性コンテナ300でパレット71を用意し、河川を浮かせて搬送できる。
図17乃至図18のように、橋脚80の根固めに使用する場合には、橋脚80の根固め位置に空の規制可撓性コンテナ300を移動し、そこで、欄干81に対して、橋脚80の根固めを可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62が上昇した時、規制可撓性コンテナ300の可撓性コンテナ袋200の中実の状態で荷重を加える。
図19のように、布製型枠工91を使用する事例である。所定の勾配にあっては、河川の根固めとして規制可撓性コンテナ300を敷設することにより、図20のように、全体にバランスよく構成することができる。
図20に示すように、例えば、河川や、橋脚の根固めや、護岸工事、護床工事等として使用する最終現場においては、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61,62の充填を行うため、まず下の段の充填が完了したとき、下の段の空の規制可撓性コンテナ300を完成させ、垂直方向及び水平方向を基準点から算出して、必要に応じて、2段積みに問題がないことを確認する。
本実施の形態の発明の規制可撓性コンテナ300においては、管材からなり、正面網目を形成する二次元平面の規制正面体12、同じく、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体が繋がる2規制面体間の枠付きの前記各面体の回動自在とするソレノイドコイルA~Hは、スポット的に作用する蝶番を使用することなくソレノイドコイルA~Hの軸を使用するものであるから、6規制面体の枠に沿った回動が自在である。
また、前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は、外側に位置する前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100を構成している。
そして、規制網容器100で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は、前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体12の6規制面体によって内容物の拡張を阻止し、制限する一塊が形成されるので、安定したコンクリート、グリ石等の石材の使用が可能である。
更に、前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体14の6規制面体を固定するのに、ソレノイドコイルA~Hを使用するから、6規制面体からなる規制網容器100の構成体に加えられる全周の保持する力の分散が均一化され、均等な力の分散により安定した保持ができる。
特に、ソレノイドコイルA~Hの円周方向の直径、ソレノイドコイルI~Lの長さ方向の弾性を、ソレノイドコイルA~Hを回転しながら挿入することにより、規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体の弾性を調整できる。
なお、ソレノイドコイルソレノイドコイルI~Lは外径15~40mm、コイル外径3~12mm、ピッチ50~70mmの、ものを用意した。勿論、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではない。
他の実施例の規制可撓性コンテナ300においては、前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体14の6規制面体は、中央に1~5本の線材により補強を形成することができる。
したがって、三次元空間内にコンクリートを充填して固まらせるものであっても、仮設の状態で搬送しても、規制可撓性コンテナ300にヒビが入ることがない。特に、強度は6規制面体の本数を多くしたり、線の太さを太くしたり、6面体の中央の幅を広くしたり、線材の縦横比率を変更することで対応できる。
他の実施例の規制可撓性コンテナ300は、コンクリートを充填した状態で、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61から噴射機構からの充填口61を離し、コンクリート充填口61を1回以上折り畳んで充填口62を閉じる。コンクリート充填口61を1回以上折り畳んで充填口を閉じることにより、上面の充填口がボタン、ファスナーを使用することなく密閉できる。
他の実施例の規制可撓性コンテナ300は、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200に充填するコンクリートまたはグリ石は、割栗石を含む石材であり、径は200~400mm、厚さは50~200mm程度である。この数値は厳格なものではなく3割以内の誤差は前記「径は200~400mm、厚さは50~200mm程度」に含むものである。
コンクリート及びグリ石として一体に固めたもの、コンクリートまたはグリ石として個々に充填したものとすることができる。
例えば、橋脚80の保護工事で使用する規制可撓性コンテナ300の内部が空洞(コンクリート、グリ石の充填前の空洞状態)のものを橋脚80の付近に搬送するには、パレット71の下面にエアーバッグ72を並べ、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300を積載し、水面を移動させるものである。
特に、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300は、比重が小さいので、水面の搬送が可能である。
図12は、根固め、護床工事等として現場で打設使用するものである。コンクリートミキサーで搬送したコンクリートは、加圧されて可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61からの生コンの加圧装置を介して充填する。
特に、生コンをポンプで加圧し、コンクリートを充填するのは、本発明の基本的な実施の形態である。
図15は、例えば、橋脚の保護工事で使用する規制可撓性コンテナ300の内部が空洞(コンクリート、グリ石の充填前の空洞状態)のものを橋脚70の付近に搬送し、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300にコンクリート等を積載し、水面を移動させるものである。
特に、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300は、比重が小さいので、水面の搬送が可能である。内部が空洞の規制可撓性コンテナ300に、コンクリート充填口61からコンクリートを充填したとき、橋脚70の付近に搬送し、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300にコンクリート等を積載し、水面を移動させ、そこで規制可撓性コンテナ300を配置することができる。
ところが、河川の流れが急流のために、規制可撓性コンテナ300にコンクリートを充填しただけでは、固まる前のコンクリートが流れる可能性がある。そこで、径200~400mm、厚さ50~200mm程度のグリ石を用いて、即ち、割栗石を含む石材によって、水流に対して抵抗力を持たせ、固まる前のコンクリートが流れ出る可能性を回避している。
図17は、規制可撓性コンテナ300に固まる前のコンクリートが流れ出る可能性を少なくなる場合である。また、橋脚70が岩盤の付近に2列で回り込んだものである。この規制可撓性コンテナ300は、現場で打設したり、根固めしたり、橋脚の保護工事、護床工事等として使用するものである。
図20は図19の斜視図であり、現場で打設し、根固めし、橋脚の保護工事、護床工事等として使用するものである。現場で打設したり、根固めしたりする事例である。
図18は内部が空洞の規制可撓性コンテナ300に、一方のコンクリート充填口61からコンクリートを充填し、他の一方のコンクリート充填口61から圧搾空気を排出し、可撓性コンテナ袋200にコンクリートを充填するものである。初期の段階では、両方のコンクリート充填口61から圧搾空気とコンクリートを充填してもよい。
図17は、規制可撓性コンテナ300を1段積載し、更に、そこに2段積載したもので、2段積載し、コンクリートを充填する際には、1段毎に充填する。しかし、垂直には、角の位置合わせ、6規制面体の垂直面を面一に設定する。
図19及び図20は、特に、底規制面体16の上面に可撓性コンテナ袋200を載置し、その状態で、規制底面体16及び可撓性コンテナ袋200の上面に右側規制面体13及び左側規制面体14を上から折り畳む。その後、背規制面体11、正規制面体12を折り畳むが、既に、規制底面体16並びに右側規制面体13及び左側規制面体14を上から折り畳んでいるから、ソレノイドコイルの内径を若干太めのものを使用する。
したがって、規制底面体16の上面に対して右側規制面体13及び左側規制面体14を上から折り畳む時には、余分なスペースが必要ない。しかし、背規制面体11、規制正面体12を折り畳む際には、右側規制面体13及び左側規制面体14の厚みを考慮する必要があり、本実施の形態では、ソレノイドコイルの内径を太くすることにより、同一方向に折り畳みを許容している。
図20(b)は折り畳み状態の斜視図である。図19は、可撓性コンテナ袋200を除去した6規制面体の斜視図である。
前記合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200に充填するグリ石は、割栗石を含む石材であり、径は200~400mm、厚さは50~200mm程度である。念のため記載すると、径は200~400mm、厚さは50~200mm程度とは、直径の長さが200~400mmで、その厚みは50~200mmである。この数値は厳格なものではなく3割以内の誤差は前記「径は200~400mm、厚さは50~200mm程度」に含むものである。
可撓性コンテナ袋200に取り付ける紐W等は、単に化学繊維からなる紐に限られるものでなく、針金による締め付け、金属の係合、専用金型の締め付け、結束具に よる締め付けとすることができる。
ソレノイドコイルA~Lにおいては、規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる可撓性コンテナ袋200は、プラスチック製の織布、例えば、PPモノフィラメントを用いた織布で形成されており、そのフィラメントの繊度は、500d~2000d(デニール)以上の間で選択されている。また、フォークリフトのフォークの挿入方向に延在する縦糸と、それに直交する横糸は、相互に異なる径のフィラメントが用いられるようになっている。
合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200の可撓性とは、弾性とは異なり、変形、変異が自在であり、弾性変化がないことを示す。即ち、合成樹脂製のコンテナ袋は弾性が殆どないこと、伸び縮みのないことを示します。
したがって、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200を図8に示すように、折り畳んだ規制網容器100については、最大にコンクリートが充填されても、部分的な膨らみができないようになっている。
ソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の各面体の中から2択で2辺が決まり、そこにソレノイドコイルA~Lを順次捻じ込み、通常は標準割合として1個の「4角の網目」に対して、10~30タ-ンの繰り返しとなっている。ソレノイドコイルA~Lの伸びを行う長さPは、ソレノイドコイルA~Jの弾性限界を超えた辺の長さPは、その1/1の長さ、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。
12個の軸からなるソレノイドコイルA~Lの中心軸は、その軸を長身に回動自在である。ソレノイドコイルA~Lの内径は直径6mm程度であり、6mm程度の合金メッキした金属線(6mm鉄線)に近い値となっている。即ち、ソレノイドコイルA~Lは合金メッキした金属線6mm、2本を挟持して弾圧している。したがって、ソレノイドコイルA~L内周の直径は12mm以上となる。
なお、ソレノイドコイルA~Lは、回転しながら、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の2辺に回転させながら挿入される。
ソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の各面体の中から2択で2辺が決まり、そこにソレノイドコイルA~Lを順次捻じ込み、通常は標準割合として1個の「4角の網目」に対して、10~30タ-ンの繰り返しとなっている。ソ
レノイドコイルA~Lの伸びを行う長さPは、ソレノイドコイルA~Jの弾性限界を超えた辺の長さPは、1/1の長さ、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。
ソレノイドコイルA~Lを順次捻じ込みは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体の例について説明したが、6規制面体を作成するだけではなく、複数の6規制面体互換間もソレノイドコイルを設けることにより、複数の6規制面体を連続的に並べることができる。2列、3列、4列と複数の6規制面を連結し、2段から4段にし、かつ、渦巻き状に多層化できる。
本実施の形態の管材は、6mmの直径(φ)のものを使用しているが、本実施の形態をまとめる場合には、全体の大きさ等を勘案し、そのサイズに適合した寸法、機械的強度を設定することができる。
11 規制背面体
12 規制正面体
13 右側規制面体
14 左側規制面体
15 規制平面体
16 規制底面体
A~L ソレノイドコイル
100 規制網容器
200 可撓性コンテナ袋
300 規制可撓性コンテナ
1、Y2 ソレノイドコイル
本発明は、有底の筒状に形成されたフレコン(注:「フレコン」は株式会社ナシヨナルマリンプラスチツクの商標)でバックと呼ぶ場合もあり、「コンパック」は(旭化成ジオテック株式会社の商標)である。
本発明はこれらの可撓性コンテナを使用したフレキシブルコンテナを利用し、フレキシブルコンテナ内にコンクリートまたはグリ石を充填し、そして、保形し、フレコンバックを利用して独立し、規制可撓性コンテナの形状を決定するものである。
詳しくは、規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体からなる6規制面体を外部から固定することにより規制し、規制コンテナを特定の形状とし、更に、例えば、現場で打設したり、根固めしたり、橋脚の保護工事、護岸工事、護床工事等として使用するものである。
従来の化学繊維からなるコンテナ袋30は特許文献1に記載されたものが公知である。なお、本文中の番号及び符号は特許文献1の記載によるものである。
特許文献1の実施の形態に係るフレコンバッグ1は、可撓性を有し底部が略平坦面状をなす容器状の本体2を備えており、この本体2の底部には、図示しないフォークリフトのフォークを挿入するための筒状のフォークポケットPを形成するための可撓性のフォークポケット部材3が2箇所に取付けられている。そして、その下面側には、フォークポケット部材3を下面側から覆って、本体2に着脱可能に連結されるボトムカバー4が配設されるようになっている。
各フォークポケット部材3は、下面側に内面材6が取付けられた上面材5と、上面側に内面材8が取付けられた下面材7とを備えており、これら両面材5,7は、その長手方向両端部が本体2の外縁よりも外方に突出するように長さが設定されている。そして、この突出部は、帯状の縁包み材9,10で包んで縫合されて増剛性処理が施されており、これにより、フォークポケットP内に挿入した際に、各面材5,7の端部がフォークポケットP内に巻き込まれないよう考慮されている。
また、両面材5,7は、コンテナバッグ本体2の底部に対応する部分のみがコンテナバッグ本体2に縫合され、両面材5,7の長手方向両端部は、相互に切離された状態となっている。そしてこれにより、フォークポケットP内にフォークを容易に挿入することができる。前記上面材5の縁包み材9が縫合された部分には、リング状のロープ通し材11が縫合されており、上面材5の長手方向両端部は、コンテナバッグ本体2の側面に設けた引上げ紐12をロープ通し材11に結束することにより、上方に引上げられるようになっている。これにより、フォークポケット部材3の先端部を上下に拡げて、フォークがフォークポケットP内に容易に挿入できるようになっている。
一方、両内面材6,8は、例えば、PPモノフィラメントを用いた織布で形成されており、そのフィラメントの繊度は、400d(デニール)~2000dの間で選択され、かつ、フォーク挿入方向に延在する縦糸とこれに直交する横糸とは、相互に異なる径のフィラメントが用いられるようになっている。即ち、縦糸を細径,横糸を太径にした場合には、フォークリフトのフォークとの間の摩擦抵抗が多少高めになる。このため、フレコンバッグ1内に、例えば、レジンのような流動性のある貨物が収容されている場合には、縦糸が細径、横糸が太径の織布を用いることにより、運搬中にフレコンバッグ1がフォークから脱落するのを防止することができる。
縦糸を太径、横糸を細径にした場合には、フォークリフトのフォークとの間の抵抗が多少低めになる。このため、フレコンバッグ1内に、詰まると流動性がなくなる。例えば、穀物のような貨物が収容されている場合、縦糸が太径,横糸が細径の織布を用いることにより、フォークポケットP内へのフォークの挿入をスムースに行なうことができ、フォークが引掛かって挿入できないといった不具合を回避している。
また、特許文献2(番号及び符号は特許文献2の記載による)のフレコンバック利用容器1は、上面開口2A及び底面2Bを有する筒状に形成された汎用フレコンバック2と、上面開口3A及び下面開口3Bを有して円筒状に形成された紙材製の剛性筒状体3と、フレコンバック2の下面2Cに固定される井桁状部材4と、井桁状部材4を着脱自在に固定するためにフレコンバック2の下面2Cに設けられた固定部材5,5から構成されている。
フレコンバック2は、軽量、安価、強度及び柔軟性に富む合成樹脂を原材料としてシート状に織ったものを縫製或いは貼り合せ等によって形成し、可撓性を有している。フレコンバック2の外周面には、吊り下げ搬送用の吊り手2E,2Eが縫製などで取り付けられている。また、フレコンバック2の底面2Bには、内容物の取出用の取出し開口9が形成されている。取出し開口9は、その開口縁部に縫糸8で縫着された蓋布10により蓋止されている。この蓋布10はその平面中央部分が筒状に形成されて垂れ下がっており、その筒部の先端開口は紐等で括られて閉止され、内容物の取出時に解かれて開口されるようになっている。そして、剛性筒状体3は、例えば、長尺の紙シート3Cが10層程度巻かれて円筒状に形成され層間が接着剤7で固着された円筒体、所謂、ファイバードラムの筒状本体を原材料として製作したものである。即ち、この筒状本体の外周面の一箇所を筒心方向に切断したものを、剛性筒状体3としている。
特開2003-160191号公報 特開2016-204001号公報 特開2009-046819号公報
ところで、特許文献1の技術は、フォークリフトのフォークに井桁状部材を持ち上げ、フレコンバック利用容器中に入れた内容物を、フレコンパック2における蓋布10の筒部を垂れ下がらせ開口部4Eから内容物を取り出すものである。
また、特許文献2の技術も、フォークリフトを利用するものであり、可撓性を有するコンテナバッグ本体の底部に、筒状をなす軟質のフォークポケット部材を2箇所に取付け、フォークポケット部材の長手方向両端部をコンテナバッグ本体よりも外方に突出させる。この突出部の上半部と下半部とを切離し、ラッパ状に開くことができるようにし、フォークポケット部材内に内面材をそれぞれ取付け、これら各内面材をPPモノフィラメントの織布で形成する。この特許文献2は、フレキシブルコンテナバッグをフォークリフトで容易かつ安全に運搬できるようにするものである。
しかし、上下複数段に積み重ねることのできるフレコンバックを利用した容器は、コンテナバッグから内容物が零れ落ちたり、内容物の移動により、コンテナバッグが部分的に切れたり、裂けたりし、内容物が落下する可能性が高い。コンテナバッグが安定した保持状態になる間に、フレキシブルコンテナ内のコンクリートに流れが生じると、フレキシブルコンテナが部分的に切れたり、裂けたりし、フレキシブルコンテナが傾く以上に玉掛けにまでアンバランスが生じ、内容物が空中で落下する可能性がある。
特許文献3は、根固めのように、クレーン船を使用せずに橋脚浸食防止工として根固ブロックとし、かつコンクリートが袋体外に流出して水を汚さない汚濁防止効果を備えた現場打設根固め型枠及び根固め工法を提案している。
特許文献3の図2のように、コの字パネルの1辺当り4箇所点溶接8して組立て、外枠2を製作した。外枠2にポリエステル織布を使用して袋体3を製作し、袋体3に取り付けている結束ベルトで外枠2に固定する。この型枠1を製作し、橋脚11周辺まで台船で運搬し、施工箇所に沈めながら据え付けを行った。その後、配管フロート上を配管してコンクリート打設を行った。この時、コンリート打設と同時に型枠1内の同量の水をポンプで吸い上げ、濁水処理機で処理した後に排水を行っている。コンクリート打設は順次終了し、施工中における汚濁防止も確認されなかった。コンクリート打設後、現場打設根固め型枠1は根固めブロックとして橋脚浸食防止工の役割を果たしている。
特許文献3はこのようにして、網状部材からなり、L字パネルの2つを組み立てて箱型に固定した外枠の中に、合成繊維シートからなる袋体を取り付け、一体化させた現場打設根固め型枠を提案している。現実には、L字パネルの2つを組み立てて箱型に固定した外枠を提案している。しかし、搬送時に一体化させた現場打設根固め型枠が空間を搬送するように、空間の搬送となり、効率的な搬送はできなかった。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みてなされたもので、規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の6規制面体が拡張しないように規制し、かつ、構成部品がコンパクトでまとまりやすく、遠隔地に搬送する場合でも搬送量がコスト的に低減され、現場で打設したり、根固めしたり、橋脚の保護工事、護岸工事、護床工事等としても現場の取付け手間及びコストが低減でき、簡素で安価な構成による規制可撓性コンテナの提供を課題とするものである。
上記課題を達成する本発明の規制可撓性コンテナは、正面図に相当する規制正面体と、背面図に相当する規制背面体と、平面図に相当する規制平面体と、底面図に相当する規制底面体と、互いに同一面積とした右側面図に相当する右側規制面体と左側面図に相当する左側規制面体の6規制面体が連結される2規制面体間の前記各規制面体は、蝶番として機能するソレノイドコイルが回動自在とする。そして、前記各規制面体の内容物が外部に流れ出さないように規制コンテナを構成している。
前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6面の規制で囲まれた三次元空間の可撓性コンテナ袋はコンクリートまたはグリ石を充填してなる。即ち、三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる可撓性コンテナ袋を有している。
即ち、6規制面体が繋がる2規制面体間の各規制面体は、膨張しない形状で最外形を形成しているから、簡素で安価な構成による三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む石材のグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋が得られる。
また、一塊の石材として、割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石として作用するものであるから、一塊としてのコンクリート、石材等として安定な性質を持つものである。
上記6規制面体が連結される2規制面体間の前記各規制面体は、ソレノイドコイルによって回動自在の軸枠中心に回動するから、明確な軸が確保される。特に、ソレノイドコイルによって2規制面体間の枠がガイドされるので、安定した6規制面体が形成できる。ここで、6規制面体とは、特別に6面規制された面を有するもので、規制面は6面体を構成する。
更に、上記合成樹脂製の可撓性コンテナ袋は、規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の6面で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋を充填してなるものであるから、大きなブロックが形成できる。例えば、現場で打設したり、根固めしたり、橋脚の保護工事、護岸工事、護床工事等として使用される。
面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の6規制面体で囲まれた三次元空間は、管材からなる枠が8~15mmの鉄パイプで、それをドブ付けした真鍮及び亜鉛等でメッキしたものである。管材からなる枠は棒鋼から構成されるものではなく、パイプ材から構成されているから、外部から与える力に対して容易に変形しないので、それだけ軽量化が可能である。特に、真鍮及び亜鉛にドブ付けした管材からなる枠は、中実箇所、中空箇所ができ、機械的強度が強くなる。特に、中実箇所は節として機能し、大きな強度を発揮する。
また、前記合成樹脂製の可撓性コンテナ袋に充填するグリ石は、割栗石を含む石材であり、その径は200~400mm、厚さは50~200mm程度である。径は200~400mm、厚さは50~200mm程度とは、直径の長さが200~400mmで、その厚みは50~200mmである。この数値は厳格なものではなく3割以内の誤差は前記「径は200~400mm、厚さは50~200mm程度」に含むものである。
上記発明の規制可撓性コンテナの、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6規制面体で囲まれた三次元空間内にコンクリートを充填し、位置ずれを防止するとは、規制網容器100に対し、三次元方向に移動を禁じればよい。但し、1個で三次元方向に移動を禁じるものではなく、1個以上、2個~6個で、三次元方向に移動を禁止するものであればよい。規制網容器は6規制面体からなり、6面の規制された面を有するもので、規制面は6網面を構成する。
請求項1の発明の規制可撓性コンテナにおいては、管材からなり、正面網目を形成する二次元平面の規制正面体、同じく、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の6規制面体からなる規制網容器が接続される2規制面体間の枠付きの前記各面体の回動自在とするソレノイドコイルは、スポット的に作用する蝶番を使用することなくソレノイドコイルの並行する軸を使用するものであるから、規制網容器を構成する6規制面体の枠に沿った回動が自在である。
また、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6規制面体で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋は、外側に位置する前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6規制面体からなる規制網容器を構成している。
そして、規制網容器からなる6規制面体で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石体を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋は、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の規制網容器からなる6規制面体によって内容物の拡張を阻止し、制限する一塊が形成されるので、安定したコンクリート、グリ石等の石材の使用が可能である。
合成樹脂製の可撓性コンテナ袋に充填するコンクリートまたはグリ石は、割栗石を含む石材であり、石材の径は200~400mm、厚さは50~200mm程度である。この数値は厳格なものではなく3割以内の誤差は前記「径は200~400mm、厚さは50~200mm程度」に含むものである。
グリ石は、コンクリート及びグリ石として一体に固めたもの、コンクリートまたはグリ石として個々に充填したものとすることができる。
更に、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の規制網容器からなる6規制面体を固定するのに、ソレノイドコイルを使用するから、6規制面体の構成体に加えられる全周の保持する力の分散が均一化され、均等な力の分散により安定した保持ができる。
特に、ソレノイドコイルの円周方向の直径、ソレノイドコイルの長さ方向の弾性を、ソレノイドコイルを回転させながら挿入することにより、規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の規制網容器からなる6規制面体の弾性を調整できる。
なお、ソレノイドコイルの長さは、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の長さの100%の長さ、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。蝶番に置き換えれば、1個、2個、3個に相当し、コイル外径15~40mm、コイル線径3~12mmのものを用意した。勿論、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではない。また、前記左側規制面体の長さの100%、その1/2、その1/3の長さとし、「曲げしろ」として100%以下、その1/2以下、その1/3以下の長さとするのが望ましい。
図1は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する6規制面体の全体斜視図である。 図2は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する5規制面体の展開図である。 図3は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナのソレノイドコイルと規制面体との折り畳み関係を示す要部斜視図である。 図4は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナのソレノイドコイルと規制面体との折り畳み関係を示す長さQ伸ばした場合の要部斜視図である。 図5は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する右側規制面体、左側規制面図を示す図である。 図6は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する規制正面体、規制背面体を示す図である。 図7は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを形成する規制平面体、規制底面体を示す図である。 図8は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを下と上に折畳んだ展開図(a)及び斜視図(b)である。 図9は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを下と上に折畳んだ展開図(a)及び斜視図(b)である。 図10は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを菱形に折畳んだ展開図(a)及び斜視図(b)である。 図11は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを上に折畳んだ展開図(a)及び斜視図(b)である。 図12は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナの図10に示した三次元的展開した斜視図(b)である。 図13は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナの可撓性コンテナ袋を二次元展開した斜視図(a)、三次元的展開した斜視図(b)である。 図14は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナの施工現場でコンクリートの充填を行う説明図。 図15は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを2段組とする場合の施工例を示す斜視図である。 図16は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナで、橋脚まで水中搬送するためにエアーバックに積載した空の規制可撓性コンテナの斜視図である。 図17は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを施工現場、例えば、橋脚の周囲に2段配設した施工例の斜視図である。 図18は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナを施工現場、例えば、橋脚の周囲に配設した施工例の斜視図である。 図19は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナで護岸工事等を行う施工例の説明図である。 図20は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナで護岸工事を行う施工例を示す斜視図である。 図21は本発明の実施の形態の規制可撓性コンテナで河川工事の施工例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図示の同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここではその重複する説明を省略する。
図1は本発明の実施の形態の可撓性コンテナ袋200を外した6規制面体の斜視図であり、図2は本発明の実施の形態の可撓性コンテナ袋200を除外した5規制面体の展開図である。図3及び図4のソレノイドコイルA~Hと6規制面体との関係を示す要部斜視図である。可撓性コンテナ袋200は可撓性を有するものの、弾性を有するものではない。
また、図5は同じく右側規制面体13を示す側面図、同じく左側規制面体14を示す側面図、そして、図6~図7は同じく、規制正面体12を示す正面図、同じく規制背面体11を示す背面図、更に、規制平面体15を示す平面図、同じく規制底面体16を示す底面図を構成している。
即ち、管材からなり正面網目を形成する二次元平面の規制正面体12と、管材からなり背面網目を形成する二次元平面であり、規制正面体12と同一面積を有する規制背面体11と、同様に、管材からなり上面網目を形成する二次元平面の規制平面体15と、管材からなり下面網目を形成する二次元平面であり、前記規制平面体15と同一面積を有する規制底面体16と、管材からなり右側面網目及び左側面網目を形成する二次元平面であり、互いに同一面積とした右側規制面体13と左側規制面体14で規制網容器100が構成されている。
6mmの管材からなり正面網目を形成する二次元平面の縦桟12a、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の縦桟12b、6mmの管材からなり正面網目を形成する二次元平面の横上桟12c、6mmの管材からなり正面網目を形成する二次元平面の横下桟12dは、規制正面体12を構成している。
同様に、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の縦桟11a、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の縦桟11b、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横上桟11c、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横下桟11dは、規制背面体11を構成している。
6mmの管材からなり右側面網目を形成する二次元平面の縦桟13a、6mmの管材からなり右側面網目を形成する二次元平面の横桟13b、6mmの管材からなり左側面網目を形成する二次元平面の横上桟13c、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横下桟13dは、規制正面体13を構成する。
同様に、6mmの管材からなり正面網目を形成する二次元平面の縦桟14a、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の縦桟14b、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横上桟14c、6mmの管材からなり背面網目を形成する二次元平面の横下桟14dは、規制左側面体14を構成する。
なお、前記規制平面体15と規制底面体16も、同様に、構成される。
ソレノイドコイルA~Hは、蝶番状に機能し、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14、規制平面体15、規制底面体16の6規制面体が繋がる規制網容器100の2規制面体間の各規制面体は、規制し、回動自在に挿着されている。なお、各レノイドコイルA,B,C,・・・G,Hに一般的に通じることをソレノイドコイルA~Hと記載する。
具体的には、ソレノイドコイルA~Hのソレノイドコイル長は、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の長さの1/2~100%の長さ、例えば、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。コイル外径15~40mm、コイル線径3~12mmのものを用意したが、これに限定されるものではない。
例えば、ソレノイドコイルA~Hの長さPは、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。
例えば、規制底面体16の4辺に、規制背面体11の下側、左側規制面体14の下側、規制正面体12の下側、右側規制面体13の下側を並行させ、配置し、ソレノイドコイルA~Dの長軸方向を軸として回転させながら挿入する。
次に、規制背面体11の隣接側、規制正面体12の隣接側、左側規制面体14の隣接側、右側規制面体13の隣接側を接合するように、配置し、ソレノイドコイルA~Dの長軸方向を軸として回転させながら挿入する。または、ソレノイドコイルE~Hの隣接側を直線状態に隣接させ、回転させて巻きながら、または自由端を漸近する円を描きながら、ソレノイドコイルA~Hを締め付ける。
規制網容器100に対して可撓性コンテナ袋200を紐W等で取り付け、規制網容器100に対して可撓性コンテナ袋200が移動しないようにする。
次いで、規制背面体11の上側、左側規制面体14の上側、規制正面体12の上側、右側規制面体13の上側に並行させるように、配置し、ソレノイドコイルI~Lの長軸方向を軸として回転させながら挿入する。
このようにして、ソレノイドコイルI~Lを締め付ける。
可撓性コンテナ200に取り付ける紐W等は、単に化学繊維からなる紐に限られるものでなく、針金による締め付け、金属の係合、専用金型の締め付け、結束具による締め付けとすることができる。
ソレノイドコイルA~Lの外径は、1本の管材の外径を6~10mmとしているから、ソレノイドコイルA~Lの内径が弾性によって働かないようにしている。通常、2規制面体間の管材を束ねることから、コイル内径は12mmとなり、外径は、外径12~20mmとし、容易に形状維持できる寸法精度である。
図3において、ソレノイドコイルA~Lの長さは、その1/1の長さ、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。規制正面体12、規制背面体11、右側規制面体13、左側規制面体14、規制平面体15、規制底面体16の6規制面体が連結される規制網容器100の2規制面体間の各規制面体となる。ソレノイドコイルA~Lは、2本の管材を巻き付けてそこにガタが生じないようにしている。ソレノイドコイルA~Hのピッチが50mmに設定されているので、簡単に説明すると50mmに1回は締め付けていることになり、平均化される圧力で全体を把持していることになる。
規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14、規制平面体15、規制底面体16の6規制面体が繋がる規制網容器100の2規制面体間の各規制面体は、長さ方向に2本、その長さ方向に対して直角方向に2本をソレノイドコイルA~Lで把持すればよいことから、組み立て後に変形した場合にも外力として小さな弾性外力で済む。
ソレノイドコイルA~Hは、蝶番状に機能し、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14、規制平面体15、規制底面体16の6規制面体が繋がる規制網容器100の2規制面体間を、回動自在に挿着されている。したがって、ソレノイドコイルA~Hは2規制面体間を保持するものであるから、ソレノイドコイルA~Lの長さこそ相違するが、2種類のソレノイドコイルA~Lとすることもできる。
規制背面体11と規制平面体15間にソレノイドコイルA~Lの巻き付けを行うとき、順次、規制背面体11と規制平面体15との間が狭くなるようにする。または、規制背面体11と規制平面体15との間を並行とし、順次、規制背面体11と規制平面体15との間を締め付けるように巻き込む。
図5の規制底面体16の間の中央には、規制底面体16を保護する2本の管材14x及び14yが上部と下部で粗密が生じている。これは、他の均一の桟間隔としてもよいが、実験を重ねる際に何処に管材を加えるとよいかを究明したものである。勿論、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体に対して筋交いを入れれば、補強されるが、管材の密度を変更しても、強度の密度調節が可能である。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体は、6規制面体が繋がる規制網容器100を構成している。
規制網容器100とは、6面の規制面体により、三次元空間が容易に変形しない形態を維持する。この規制網容器100は、管材からなる正面網目を形成する二次元平面の規制面体により、各面体が形成されているので、特に、管材から構成され、中空の管材が曲げに強く、軽量であることから選択されている。
更に、管材から構成されている各面体は、ドブ付けによる亜鉛及び真鍮メッキを施すものであり、管材の内部に亜鉛及び真鍮節を形成するので、通常の、ドブ付けによる亜鉛メッキに比較して2倍以上の強度ができることが発明者等によって確認された、更に、軽量化できることも発明者等によって確認された。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体の少なくとも上下端、好ましくは、6規制面体の上下端及び中間を規制網容器100の位置ずれ防止をしている。
即ち、規制網容器100に対してコンクリート等を充填するとき、規制網容器100の重心位置によって傾きが変動し、内部でコンクリートの充填口61から噴出するコンクリートにより、重心移動が生じるから、6規制面体の上下端及び中間を紐Wで結束することにより、偏りをなくす。また、上下端及び中間の3箇所を紐Wで変動しないように固定することにより、一体感を持たせることができる。
図8乃至図12において、まず、図8に示すように、右側規制面体13、左側規制面体14の下面を畳む6規制面体の規制底面体16をソレノイドコイルA~Lで規制網容器100からなる6規制面体が繋がる前に、規制網容器100に化学繊維からなる紐Wで結束される。
即ち、規制底面体16に対して、規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15で固定する。
その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15、規制底面体16を置いて、図8(b)のように、規制可撓性コンテナ袋200を搬送する。この場合には、規制底面体16の上面内側側に規制背面体11、規制正面体12を折り畳む、次いで、右側規制面体13、左側規制面体14を規制底面体16の下面に折り重ねる。最後に規制平面体15、規制底面体16を置いて、図8(b)のように、1枚ずつをまとめて規制可撓性コンテナ袋200を搬送する。
図9に示すように、6規制面体の規制底面体16をソレノイドコイルA~Lで6規制面体が繋がるまえに、規制網容器100に化学繊維からなる紐Wで結束される。
即ち、規制底面体16に対して、規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の上面を上に畳む。
その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15を置いて、図9(b)のように、規制可撓性コンテナ300を搬送する。
図10は平行四辺形状に折り畳み、その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15を置いて、図11(b)のように、規制可撓性コンテナ300を搬送する。
その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ袋200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15を置いて、図10(b)のように、規制可撓性コンテナ300を搬送する。
図11に示すように、規制網容器100からなる6規制面体の規制底面体16をソレノイドコイルA~Lで6規制面体が繋がるまえに、規制網容器100に化学繊維からなる紐Wで結束される。
即ち、規制底面体16に対して、規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の上面を上に畳む。
その状態で規制底面体16の上面に対して可撓性コンテナ200を置き、規制背面体11、規制正面体12、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14、最後に規制平面体15を置いて、図11(b)のように、規制可撓性コンテナ300を搬送する。
即ち、図11(a)に示すように、規制背面体11、規制正面体12を規制底面体16の上面に重ね、更に、右側規制面体13、左側規制面体14をそこに重ねる規制背面体11、規制正面体12は、右側規制面体13、左側規制面体14の厚みを考慮する必要がある。図4及び図12における距離Qは、規制可撓性コンテナ300に与える拡小距離である。厚みの補正として距離Qを設定する。
また、規制底面体16の上面に重ねた規制背面体11、規制正面体12の厚みを、厚みの補正として距離Qを設定したものである。
このように、現実には、特許文献3のように、L字パネルの2つを組み立てて箱型に固定した外枠としても、搬送時に一体化させた現場で作成する型枠が空間を搬送するように、空間の搬送となり、効率的な搬送はできない。
図12に示すように、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100は、6規制面体が繋がる規制網容器100に対応して紐Wを構成し、コンクリートを充填している。コンクリートの充填は、充填口61からコンクリートを充填し、可撓性コンテナ袋200の空気が、充填口61が排出口となって排出される。
当然ながら、充填口61、排出口となる充填口62は、構成として異なる点があるものではなく、同一の構成である。
本発明の規制可撓性コンテナ300は、コンクリートを充填した状態で、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61から充填する充填口62を離し、コンクリートの充填口61を1回以上折り畳んで充填口61を閉じる。コンクリートの充填口61を1回以上折り畳んで充填口61を閉じることにより、上面の充填口61、充填口62がボタン、ファスナーを使用することなく密閉できる。
しかし、充填口61、充填口62として、20~50mmの筒(袖)を配設してもよい。
ソレノイドコイルA~Lにおいては、規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる可撓性コンテナ袋200は、プラスチック製の織布、例えば、PPモノフィラメントを用いた織布で形成されており、そのフィラメントの繊度は、500d~2000d(デニール)以上の間で選択されている。また、フォークリフトのフォークの挿入方向に延在する縦糸と、それに直交する横糸は、相互に異なる径のフィラメントが用いられるようになっている。
また、可撓性のコンテナバッグの織布は、3cm幅で300Kg以上の荷重に耐える機械的強度に耐える構成を有している。本実施例においては、500d~2000dの材料を3cm幅となるように計測し、3cm幅で300Kg以上であれば、コンテナ袋30内にコンクリートを充填しても、栗石を詰め込んでも機械的強度が確保されている。
なお、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200の可撓性とは、弾性とは異なり、変形、変異が自在であり、弾性変化がないことを示す。即ち、合成樹脂製のコンテナ袋は弾性が殆どないことを示す。
したがって、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋を図8に示すように、折り畳んだ規制網容器100については、最大にコンクリートが充填されても、部分的な膨らみができないようになっている。
ここで、枠付きの正面網目を形成する二次元平面の規制網容器100とは、コンクリート鉄線、普通鉄心、合金メッキした金属線またその合金(6mm鉄線:Fu)をスポット溶接したものである。ここで、枠付きの正面網目とは、4角の枠に対して4角の網目が形成されており、「4角の枠」と「4角の網目」は実施例の形態の違いであり明確に区別できるものではない。
発明者らの実験よれば、通常、合金メッキした直径6mm以上の棒筒であればよい。また、4角の「枠」に対して「4角の網目」を形成したものは、「桟」として表現することもできる。最外周囲は4角の網目と比較したとき、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」は区別なく使用することができる。したがって、「4角の枠」、「桟」の何れかをゼロとすることも、所定の割合にすることもできる。
そして、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」は、所定の割合にすることで、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」を「ゼロ」にできることを説明した。
所定の割合にすることは、「4角の枠」及び「4角の網目」、「4角の網目」、4角の枠」及び「4角の網目」等にすることもできる。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14は、同一材料からなるものであるから、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」は異なるものではない。
また、二次元平面の面体とは、長方形の平面のことであり、三次元との違いを示す記載としている。ここで、二次元平面と単に平面と異なる二次元平面と表現しているのは、「4角の枠」、「4角の網目」、「桟」が形成する面体は、多少の凹凸が存在し、現実には、全体として略平面であればよい意味である。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100が2規制面体間で繋がるソレノイドコイルA~Lは、各面体に弾性を付与しながら巻き付きまたは回動自在とするものである。
12個の軸からなるソレノイドコイルA~Lの中心軸は、その軸を長身に回動自在である。ソレノイドコイルA~Lの内径は直径6mm程度であり、6mm程度の合金メッキした金属線(6mm鉄線)に近い値となっている。即ち、ソレノイドコイルA~Lは合金メッキした金属線6mm、2本を挟持して弾圧している。したがって、ソレノイドコイルA~L内周の直径は12mm以上となる。しかし、現物では、ソレノイドコイルA~Lが回動すると余裕が得られるので、ソレノイドコイルA~Lにゆとりある寸法を確保するようにもできる。
なお、ソレノイドコイルA~Lは、回転しながら、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の2辺に回転させながら挿入できる。
ソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の各面体の中から2択で2辺が決まり、そこにソレノイドコイルA~Lを順次捻じ込み、通常は標準割合として1個の「4角の網目」に対して、10~30タ-ンの繰り返しとなっている。ソレノイドコイルA~Lの伸びを行う長さPは、ソレノイドコイルA~Jの弾性限界を超えた辺の長さPは、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。の長さが好適である。
ソレノイドコイルA~Lの太さは、合金メッキした金属線6mmが2本を掴むものであるから、内周の直径は12mm以上となれば、弾性で変化させることができる。また、長さは、ソレノイドコイルA~Lの弾性限界を超えた中心軸の長さPは、その全長、1/2の長さ、その1/3の長さとすることが好適である。しかし、図1の正面網目を形成する二次元平面の正面体から示すと、空きは2~10ターンの周回である。
ソレノイドコイルA~Lは、正面網目を両側から押圧してもよいし、また、正面網目を両側から拡大してもよい。
また、可撓性コンテナ袋200の織布は、3cm幅で300Kg以上の荷重に耐える機械的強度に耐える構成を有している。本実施例においては、500d~2000dの材料を3cm幅となるように計測し、3cm幅で300Kg以上であれば、可撓性コンテナ袋200内にコンクリートを充填しても、栗石を詰め込んでも機械的強度が確保されていることが確認された。
合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は、可撓性を有するが、弾性体からなるものではない。コンクリートが充填されても、可撓性コンテナ袋200が部分的に膨らむことがないようにしている。したがって、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は可撓性を有するが、弾性体としての弾性を有していない。可撓性コンテナ袋200の上面には、2カ所の充填口61及び充填口62を有している。2カ所の充填口61,62とは2ヶ所からコンクリートを充填する動作のみではなく、それらの空気抜きを兼用している。よって、流体抵抗が低く、空気の抜く速度が早くできるから、1本がコンクリート充填用、他の1本が空気排出用として動作するものではなく、流体抵抗の小さい側が排気を主に、充填を従にするものである。したがって、コンクリートの充填途中に自然に切り替えが行われることもある。
規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6面で囲まれた規制網容器100の内部の三次元空間内に配置した、コンクリートを充填するために必要な合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は、可撓性コンテナ袋200の充填口61,62から、可撓性コンテナ袋200の部分的な引っ張り力が変化し、上面には2カ所の充填口61,62からの噴射を受ける充填口61と、排気のみを行う充填口61または充填口62によって、可撓性コンテナ袋200内に噴出される容積を形成している。
特に、コンクリート等の充填位置のように、噴射を直接受けている位置は、可撓性コンテナ袋200に直接重力が加わる位置であり、また、可撓性コンテナ袋200が充填口61または充填口62からのコンクリート噴射を直接受けている位置で、徐々に深くなるコンクリート部分とでは、可撓性コンテナ袋200に直接噴射されていない場所はコンクリートの自重のみの噴射となる。
可撓性コンテナ袋200の充填口61または充填口62は、1/2の規制底面体16の一方の中心(充填口62)と、1/2の規制底面体16の他方の中心(充填口61)が位置する。即ち、規制平面体15、規制底面体16の2個の中心に設定される。規制底面体16及び規制平面体15の略中心から均一の空間を想定し、出来るだけ可撓性コンテナ袋200の充填口61,62の噴出が同時に終了するようにする。したがって、可撓性コンテナ袋200の2個の同時に充填口61,62を閉じることができるようにする。
通常、充填口61,62を2つ折りまたは3つ折りに畳んで、コンクリートの逆流失出を防止する。
コンクリートの逆流は生じ難いので、充填口61,62を2つ折りまたは3つ折りに畳むだけで充分である。
各面体を回動自在に接続するソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6面体が繋がる2面体間の接続を行っている。
このソレノイドコイルA~Lは合金メッキした金属線6mmを挟持し、6mmから弾性により変化する。最大で12mmを弾性変化し、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6面体からなる規制網容器100が連結される2面体間の接続を行っている。
したがって、ソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の規制網容器100からなる6規制面体が繋がる2面体間の接続を弾性的に行っている。そのため、ソレノイドコイルA~Lは、その径方向ばかりでなく、その長さ方向に対しても弾性を持っている。
特に、1本の長さは、1/1の長さ、1/2の長さ、1/3の長さとすることができる。1本を1/1、1/2の長さ、1/3の長さとすることによって、全長を螺合するよりも、効率よくソレノイドコイルA~Lとして螺号できる。
1本を1/1,1/2の長さ、1/3の長さとすることは、蝶番が1枚、2枚、3枚に相当し、直線を何分の一かに置き換えることにより、作業性が効率アップする。
よって、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の規制網容器100からなる6規制面体が繋がる2面体間の接続は、ソレノイドコイルA~Lの弾性によって規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の規制網容器100からなる6規制面体が連結される2面体間の接続を弾性的に行っており、正面網目を形成する規制正面体12、背面網目を形成する規制正面体12と同一面積を有する規制背面体11、上面網目を形成する規制平面体15、下面網目を形成する規制平面体15と同一面積を有する規制底面体16、右側面網目及び左側面網目を形成する互いに同一面積とした右側規制面体13と左側規制面体14は、各規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100のシルエットラインを軸として回動する。
4個のソレノイドコイルA~Dは、規制底面体16を中心に、規制底面体16の先端から、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14を上方に90度回動自在とする。
規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14に対して、4個のソレノイドコイルE~Hを挿入すると、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14の自在性はなくなる。
したがって、図4~図12に示すように、4枚の規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14を連結すると自在性がなくなる。
この状態では、規制底面体16は、規制背面体11、規制正面体12と、右側規制面体13、左側規制面体14が描く平面上の90度にある。
ここで、図13(a)のように、本実施の形態の規制可撓性コンテナ300は、コンクリートを充填する可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61から噴射し、コンクリート充填口62から空気を輩出する。コンクリート充填口61とコンクリート充填口62の機能は、逆になって機能する場合がある。
また、コンクリート充填口を1回以上折り畳んで充填口を閉じることにより、上面の充填口61,62、ボタン、ファスナーを使用することなく密閉できる。
勿論、充填口61,62をボタン付き、ファスナー付きとすることもできる。
規制底面体16の周囲には、規制底面体16側から規制平面体15を2~5段階の紐Wの結び目を形成する。同様に、規制底面体16側から規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14を2~5段階の紐Wの結び目で移動止めを形成する。
規制平面体15を閉じないで、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14をソレノイドコイルE~Hで螺合する。
可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62が上昇した時、規制平面体15を閉じる。
規制平面体15をソレノイドコイルI~Lで螺合し、規制背面体11、規制正面体12、右側規制面体13、左側規制面体14及び規制平面体15、規制底面体16で螺合する。
そして、図14に示すように、コンクリート注入ホース81から、作業者Mが可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62を利用して充填を行う。
ここでは、作業者Mが可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62を利用して充填を行う事例で説明したが、通常、最終現場において、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62の充填を行う。
図15に示すように、最終現場において、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61,62の充填を行う場合には、まず下の段の充填が完了したとき、下の段の空の規制可撓性コンテナ300を完成させ、垂直方向及び水平方向を基準点から算出して、2段積みに問題がないことを確認する。
また、ソレノイドコイルY1、Y2を順次適所に捻じ込み、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体は、6規制面体を作成するだけではなく、複数の6規制面体互換間にもソレノイドコイルY1、Y2を設けることにより、複数の6規制面体を連続的に並べることができる。2列、3列、4列と複数の6規制面体を連結し、2段から4段に、または渦巻き状に多層化できる。
また、図16に示すように、規制可撓性コンテナ300を完成させたとき、例えば、河川や、橋脚の根固めや、保護工事、護岸工事、護床工事等として使用する場合がある。このような場合には、パレット71に規制可撓性コンテナ300の可撓性コンテナ袋200の中空の状態で、フロート72によって浮き上がる規制可撓性コンテナ300でパレット71を用意し、河川を浮かせて搬送できる。
図17乃至図18のように、橋脚80の根固めに使用する場合には、橋脚80の根固め位置に空の規制可撓性コンテナ300を移動し、そこで、欄干81に対して、橋脚80の根固めを可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61及びコンクリート充填口62が上昇した時、規制可撓性コンテナ300の可撓性コンテナ袋200の中実の状態で荷重を加える。
図19のように、布製型枠工91を使用する事例である。所定の勾配にあっては、河川の根固めとして規制可撓性コンテナ300を敷設することにより、図20のように、全体にバランスよく構成することができる。
図20に示すように、例えば、河川や、橋脚の根固めや、護岸工事、護床工事等として使用する最終現場においては、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61,62の充填を行うため、まず下の段の充填が完了したとき、下の段の空の規制可撓性コンテナ300を完成させ、垂直方向及び水平方向を基準点から算出して、必要に応じて、2段積みに問題がないことを確認する。
本実施の形態の発明の規制可撓性コンテナ300においては、管材からなり、正面網目を形成する二次元平面の規制正面体12、同じく、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体が繋がる2規制面体間の枠付きの前記各面体の回動自在とするソレノイドコイルA~Hは、スポット的に作用する蝶番を使用することなくソレノイドコイルA~Hの軸を使用するものであるから、6規制面体の枠に沿った回動が自在である。
また、前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は、外側に位置する前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体14の6規制面体からなる規制網容器100を構成している。
そして、規制網容器100で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200は、前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体12の6規制面体によって内容物の拡張を阻止し、制限する一塊が形成されるので、安定したコンクリート、グリ石等の石材の使用が可能である。
更に、前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体14の6規制面体を固定するのに、ソレノイドコイルA~Hを使用するから、6規制面体からなる規制網容器100の構成体に加えられる全周の保持する力の分散が均一化され、均等な力の分散により安定した保持ができる。
特に、ソレノイドコイルA~Hの円周方向の直径、ソレノイドコイルI~Lの長さ方向の弾性を、ソレノイドコイルA~Hを回転しながら挿入することにより、規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体の弾性を調整できる。
なお、ソレノイドコイルソレノイドコイルI~Lは外径15~40mm、コイル外径3~12mm、ピッチ50~70mmの、ものを用意した。勿論、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではない。
他の実施例の規制可撓性コンテナ300においては、前記規制正面体12、前記規制背面体11、前記規制平面体15、前記規制底面体16、前記右側規制面体13、前記左側規制面体14の6規制面体は、中央に1~5本の線材により補強を形成することができる。
したがって、三次元空間内にコンクリートを充填して固まらせるものであっても、仮設の状態で搬送しても、規制可撓性コンテナ300にヒビが入ることがない。特に、強度は6規制面体の本数を多くしたり、線の太さを太くしたり、6面体の中央の幅を広くしたり、線材の縦横比率を変更することで対応できる。
他の実施例の規制可撓性コンテナ300は、コンクリートを充填した状態で、可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61から噴射機構からの充填口61を離し、コンクリート充填口61を1回以上折り畳んで充填口62を閉じる。コンクリート充填口61を1回以上折り畳んで充填口を閉じることにより、上面の充填口がボタン、ファスナーを使用することなく密閉できる。
他の実施例の規制可撓性コンテナ300は、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200に充填するコンクリートまたはグリ石は、割栗石を含む石材であり、径は200~400mm、厚さは50~200mm程度である。この数値は厳格なものではなく3割以内の誤差は前記「径は200~400mm、厚さは50~200mm程度」に含むものである。
コンクリート及びグリ石として一体に固めたもの、コンクリートまたはグリ石として個々に充填したものとすることができる。
例えば、橋脚80の保護工事で使用する規制可撓性コンテナ300の内部が空洞(コンクリート、グリ石の充填前の空洞状態)のものを橋脚80の付近に搬送するには、パレット71の下面にエアーバッグ72を並べ、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300を積載し、水面を移動させるものである。
特に、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300は、比重が小さいので、水面の搬送が可能である。
図12は、根固め、護床工事等として現場で打設使用するものである。コンクリートミキサーで搬送したコンクリートは、加圧されて可撓性コンテナ袋200のコンクリート充填口61からの生コンの加圧装置を介して充填する。
特に、生コンをポンプで加圧し、コンクリートを充填するのは、本発明の基本的な実施の形態である。
図15は、例えば、橋脚の保護工事で使用する規制可撓性コンテナ300の内部が空洞(コンクリート、グリ石の充填前の空洞状態)のものを橋脚70の付近に搬送し、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300にコンクリート等を積載し、水面を移動させるものである。
特に、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300は、比重が小さいので、水面の搬送が可能である。内部が空洞の規制可撓性コンテナ300に、コンクリート充填口61からコンクリートを充填したとき、橋脚70の付近に搬送し、内部が空洞の規制可撓性コンテナ300にコンクリート等を積載し、水面を移動させ、そこで規制可撓性コンテナ300を配置することができる。
ところが、河川の流れが急流のために、規制可撓性コンテナ300にコンクリートを充填しただけでは、固まる前のコンクリートが流れる可能性がある。そこで、径200~400mm、厚さ50~200mm程度のグリ石を用いて、即ち、割栗石を含む石材によって、水流に対して抵抗力を持たせ、固まる前のコンクリートが流れ出る可能性を回避している。
図17は、規制可撓性コンテナ300に固まる前のコンクリートが流れ出る可能性を少なくなる場合である。また、橋脚70が岩盤の付近に2列で回り込んだものである。この規制可撓性コンテナ300は、現場で打設したり、根固めしたり、橋脚の保護工事、護床工事等として使用するものである。
図20は図19の斜視図であり、現場で打設し、根固めし、橋脚の保護工事、護床工事等として使用するものである。現場で打設したり、根固めしたりする事例である。
図18は内部が空洞の規制可撓性コンテナ300に、一方のコンクリート充填口61からコンクリートを充填し、他の一方のコンクリート充填口61から圧搾空気を排出し、可撓性コンテナ袋200にコンクリートを充填するものである。初期の段階では、両方のコンクリート充填口61から圧搾空気とコンクリートを充填してもよい。
図17は、規制可撓性コンテナ300を1段積載し、更に、そこに2段積載したもので、2段積載し、コンクリートを充填する際には、1段毎に充填する。しかし、垂直には、角の位置合わせ、6規制面体の垂直面を面一に設定する。
図19及び図20は、特に、底規制面体16の上面に可撓性コンテナ袋200を載置し、その状態で、規制底面体16及び可撓性コンテナ袋200の上面に右側規制面体13及び左側規制面体14を上から折り畳む。その後、背規制面体11、正規制面体12を折り畳むが、既に、規制底面体16並びに右側規制面体13及び左側規制面体14を上から折り畳んでいるから、ソレノイドコイルの内径を若干太めのものを使用する。
したがって、規制底面体16の上面に対して右側規制面体13及び左側規制面体14を上から折り畳む時には、余分なスペースが必要ない。しかし、背規制面体11、規制正面体12を折り畳む際には、右側規制面体13及び左側規制面体14の厚みを考慮する必要があり、本実施の形態では、ソレノイドコイルの内径を太くすることにより、同一方向に折り畳みを許容している。
図20(b)は折り畳み状態の斜視図である。図19は、可撓性コンテナ袋200を除去した6規制面体の斜視図である。
前記合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200に充填するグリ石は、割栗石を含む石材であり、径は200~400mm、厚さは50~200mm程度である。念のため記載すると、径は200~400mm、厚さは50~200mm程度とは、直径の長さが200~400mmで、その厚みは50~200mmである。この数値は厳格なものではなく3割以内の誤差は前記「径は200~400mm、厚さは50~200mm程度」に含むものである。
可撓性コンテナ袋200に取り付ける紐W等は、単に化学繊維からなる紐に限られるものでなく、針金による締め付け、金属の係合、専用金型の締め付け、結束具による締め付けとすることができる。
ソレノイドコイルA~Lにおいては、規制正面体12、規制背面体11、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体で囲まれた三次元空間内にコンクリート及び/または割栗石を含む小塊状の石材であるグリ石を充填してなる可撓性コンテナ袋200は、プラスチック製の織布、例えば、PPモノフィラメントを用いた織布で形成されており、そのフィラメントの繊度は、500d~2000d(デニール)以上の間で選択されている。また、フォークリフトのフォークの挿入方向に延在する縦糸と、それに直交する横糸は、相互に異なる径のフィラメントが用いられるようになっている。
合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200の可撓性とは、弾性とは異なり、変形、変異が自在であり、弾性変化がないことを示す。即ち、合成樹脂製のコンテナ袋は弾性が殆どないこと、伸び縮みのないことを示します。
したがって、合成樹脂製の可撓性コンテナ袋200を図8に示すように、折り畳んだ規制網容器100については、最大にコンクリートが充填されても、部分的な膨らみができないようになっている。
ソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の各面体の中から2択で2辺が決まり、そこにソレノイドコイルA~Lを順次捻じ込み、通常は標準割合として1個の「4角の網目」に対して、10~30タ-ンの繰り返しとなっている。ソレノイドコイルA~Lの伸びを行う長さPは、ソレノイドコイルA~Jの弾性限界を超えた辺の長さPは、その1/1の長さ、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。
12個の軸からなるソレノイドコイルA~Lの中心軸は、その軸を長身に回動自在である。ソレノイドコイルA~Lの内径は直径6mm程度であり、6mm程度の合金メッキした金属線(6mm鉄線)に近い値となっている。即ち、ソレノイドコイルA~Lは合金メッキした金属線6mm、2本を挟持して弾圧している。したがって、ソレノイドコイルA~L内周の直径は12mm以上となる。
なお、ソレノイドコイルA~Lは、回転しながら、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の2辺に回転させながら挿入される。
ソレノイドコイルA~Lは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の各面体の中から2択で2辺が決まり、そこにソレノイドコイルA~Lを順次捻じ込み、通常は標準割合として1個の「4角の網目」に対して、10~30タ-ンの繰り返しとなっている。ソ
レノイドコイルA~Lの伸びを行う長さPは、ソレノイドコイルA~Jの弾性限界を超えた辺の長さPは、1/1の長さ、その1/2の長さ、その1/3の長さとすることができる。
ソレノイドコイルA~Lを順次捻じ込みは、規制背面体11、規制正面体12、規制平面体15、規制底面体16、右側規制面体13、左側規制面体14の6規制面体の例について説明したが、6規制面体を作成するだけではなく、複数の6規制面体互換間もソレノイドコイルを設けることにより、複数の6規制面体を連続的に並べることができる。2列、3列、4列と複数の6規制面を連結し、2段から4段にし、かつ、渦巻き状に多層化できる。
本実施の形態の管材は、6mmの直径(φ)のものを使用しているが、本実施の形態をまとめる場合には、全体の大きさ等を勘案し、そのサイズに適合した寸法、機械的強度を設定することができる。
11 規制背面体
12 規制正面体
13 右側規制面体
14 左側規制面体
15 規制平面体
16 規制底面体
A~L ソレノイドコイル
100 規制網容器
200 可撓性コンテナ袋
300 規制可撓性コンテナ
1、Y2 ソレノイドコイル
規制正面体、規制背面体、規制平面体、規制底面体、右側規制面体、左側規制面体の6規制面体で囲まれた三次元空間は、管材からなる枠が8~15mmの鉄パイプで、それをドブ付けした真鍮及び亜鉛等でメッキしたものである。管材からなる枠は棒鋼から構成されるものではなく、パイプ材から構成されているから、外部から与える力に対して容易に変形しないので、それだけ軽量化が可能である。特に、真鍮及び亜鉛にドブ付けした管材からなる枠は、中実箇所、中空箇所ができ、機械的強度が強くなる。特に、中実箇所は節として機能し、大きな強度を発揮する。

Claims (3)

  1. 管材からなり、正面網目を形成する二次元平面の規制正面体と、
    管材からなり、背面網目を形成する二次元平面であり、前記規制正面体と同一面積を有する規制背面体と、
    管材からなり、上面網目を形成する二次元平面の規制平面体と、
    管材からなり、下面網目を形成する二次元平面であり、前記規制平面体と同一面積を有する規制底面体と、
    管材からなり、右側面網目及び左側面網目を形成する二次元平面であり、互いに同一面積とした右側規制面体と左側規制面体と、前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体が連結されてなる規制網容器と、
    前記規制網容器の2規制面体間の前記各規制面体は、規制回動自在に挿着され、蝶番状に機能するソレノイドコイルと、
    前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の6規制面体で囲まれた三次元空間内にコンクリートを充填し、位置ずれを修正してなる合成樹脂製の可撓性コンテナ袋と
    を具備することを特徴とする規制可撓性コンテナ。
  2. 前記規制正面体、前記規制背面体、前記規制平面体、前記規制底面体、前記右側規制面体、前記左側規制面体の規制網容器は、前記規制網容器との間に移動を拘束することを特徴とする請求項1に記載の規制可撓性コンテナ。
  3. 前記合成樹脂製の可撓性コンテナ袋は、折り返し布またはファスナーにより上方を閉じることを特徴とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の規制可撓性コンテナ。
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