JP2022039963A - 漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】引揚げたネットを再投ネットできるように整理する漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムを提供する。【解決手段】本発明の漁船用ネット自動整理装置は、左右側に設けられる両側フレーム、ネットとネットの両側端に構成されるネットワイヤーの流入をガイドしてネットワイヤー間の網を繰り広げる案内弧、案内弧に流入したネットを回転力によって引っ張るローラ、ローラに流入したネットをローラ方向で圧力を加える圧迫ホイール、及びネットワイヤーが両側フレーム側に移動することを制限するネット離脱防止具、を含み、案内弧は、両側フレームに設置される固定バー、固定バーの一側及び他側に離隔される一対のガイド具、及びガイド具の間に形成される集合通過部、を含み、各ガイド具は、固定バーから上部方向に傾斜し、下部より上部が広く形成され、ガイド具の下部にネットワイヤーが通過するロープ通過部、が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムに関し、より詳細には、漁船で使用したネットを再投ネットできる状態に自動で整理する漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムに関する。
一般に、漁業用のネットはネットの上部ワイヤーに一定間隔維持される状態で浮き具を固定して、下部には底に下段が引かれるように周縁に一定間隔維持される状態で鉛錘を固定して構成される。ネットはその長さが長く編まれて構成されるが、漁船で使用後引揚げしたネットは引揚げされる長さ順で重なってネット山をなす。このようにネット山を地上に置いた後、修繕と漁船に使用するためにはネット山を解いて整理しなければならない。このために、通常、数人がネットの両端部を引っ張りながら順次ネット山を解いて整理する。しかしながら、ネット山の場合、順次引っ張って解く過程が相当の時間を要する作業であり、それと共にネットを引くのに必要な力も相当なものであり、ネットを整理する作業には非常に困難な問題点があった。
ネットは魚が捕獲される網と、網の両端部を支持してネットが広げられた状態を維持させて、引揚げ及び整理する時、ネットに形態支持力を提供するためのワイヤーで構成される。ネットは漁船で用いられ、海中に投下され一定時間経過した後、引揚げして、網にかかった魚を漁船の作業者が取り除く。以後、漁船が港に戻って使用したネットを地面に置き、海水で濡れたネットを乾かし、損傷した部分を修繕するなどの作業が行われる。ネットは、漁船で使用した後引揚げられ、重ねられてネット山をなす。ネット山を地上に置いた後、修繕し漁船で再び使用するためには、ネット山を解いて整理しなければならず、前述のように、その作業が大変であった。
韓国登録実用新案第20-0445135号公報
本発明の目的は、使用後引揚げたネットを再投ネットできるように漁船上で整理できる漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムを提供することにある。また、本発明の目的は、ネットが案内される案内弧の中央部に集合通過部を形成してネットの網が該集合通過部に集合されるように構成することによって、案内弧に案内されるネットが一方に集中されず、中央部に合わさって過ぎるようにすることができる漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムを提供することにある。特に、本発明の目的は、ネット整理作業中ネットが一方に集中されて発生する負荷を感知してネットを引っ張るローラの動作を制御できる漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムを提供することにある。
本発明による漁船用ネット自動整理装置は、流入したネットを繰り広げて排出する漁船用ネット自動整理装置において、左右側に設けられる両側フレーム、前記ネットと前記ネットの両側端に構成されるネットワイヤーの流入をガイドして、前記ネットワイヤー間の網を繰り広げる案内弧、前記案内弧に流入したネットを回転力によって引っ張るローラ、前記ローラに流入したネットを前記ローラ方向に圧力を加える圧迫ホイール及び前記ネットワイヤーが外側方向に移動することを制限するネット離脱防止具、を含み、前記案内弧は、前記両側フレームに設置される固定バー、前記固定バーの一側及び他側にそれぞれ離隔されて一対で構成されるガイド具、及び前記一対で構成されるガイド具の間に形成される集合通過部、を含み、前記それぞれのガイド具は、前記固定バーから上部方向に傾斜して構成されて、下部より上部が広く形成されて、前記ガイド具の下部には、前記ネットワイヤーが通過されるロープ通過部、が形成されることを特徴とする。
前記ローラは、両側2つのホイールプレート及び2つのホイールプレート間に設けられて前記ホイールプレートを相互連結して、ホイールプレートの円周方向に一定間隔離隔されて配置される複数個のスポークを含むことを特徴とする。
前記スポークは中央部分に折曲部が形成されて、前記折曲部の最大突出地点がホイールプレートの円周方向に向けるように形成されて、両側端に突出した突出パッドを 含み、前記突出パッドはネットとの摩擦を増加させることを特徴とする。
本発明によるネット自動整理システムは、漁船用ネット自動整理装置を含む漁船用ネット整理システムであって、漁船に固定設置される据置装置を含み、前記漁船用ネット自動整理装置は前記据置装置において平面上移動及び回動の中の少なくとも1つの動作が可能に構成されることを特徴とする。
前記据置装置は、漁船に固定設置される支持柱、前記支持柱の上部に回動可能に構成される整理装置移送バー、前記整理装置移送バーを前記支持柱の中心軸を基準として平面回転させる移送バー回転モジュール及び前記漁船用ネット自動整理装置を平面移動させる移送モジュールを含み、前記整理装置移送バーは、前記漁船用ネット自動整理装置が装着されて、前記移送モジュールにより前記整理装置移送バーにおいて水平移動する結束モジュール及び前記結束モジュールが前記整理装置移送バーの長さ方向に移動可能に構成される移送レールを含み、前記結束モジュールは、前記漁船用ネット自動整理装置を回動させる整理装置回動モジュールを含むことを特徴とする。
前記据置装置は、漁船に固定設置される複数個の支持バー、前記支持バーの上部に位置して一対で備えられる左右移送バー、前記左右移送バーの上部に前記左右移送バーと直交する方向で配置される前後移送バー、前記前後移送バーを平面移動させる左右移送モジュール及び前記漁船用ネット自動整理装置を平面移動させる前後移送モジュールを含み、前記左右移送バーは、前記前後移送バーが装着されて、前記左右移送モジュールにより前記左右移送バーにおいて水平移動する第1結束モジュール及び前記第1結束モジュールが前記左右移送バーの長さ方向に移動可能に構成される左右移送レールを含み、前記前後移送バーは、前記漁船用ネット自動整理装置が装着されて、前記前後移送モジュールにより前記前後移送バーにおいて水平移動する第2結束モジュール及び前記第2結束モジュールが前記前後移送バーの長さ方向に移動可能に構成される前後移送レールを含み、前記第2結束モジュールは、前記漁船用ネット自動整理装置を回動させる整理装置回動モジュールを含むことを特徴とする。
前記漁船用ネット自動整理装置は、前記圧迫ホイール及び前記ローラの中の何れか1つの回転を感知する回転感知センサーを含み、前記ネット自動整理システムは、前記回転感知センサーで感知された測定値に基づいて前記ローラの動作を制御する制御モジュールを含み、前記制御モジュールは、前記漁船用ネット自動整理装置が動作された以後、前記回転感知センサーにより前記圧迫ホイール又は前記ローラの回転速度が低下するか回転が停止したことを確認すれば、対象ネットを引っ張る過程で過負荷が発生したと判断して、前記ローラの停止を維持するか逆方向に回転させることを特徴とする。
前記漁船用ネット自動整理装置は、前記圧迫ホイールの回転を感知する回転感知センサーを含み、前記圧迫ホイールは、2つで構成されて前記ローラの両側にそれぞれ配置されて、前記ネット自動整理システムは、前記回転感知センサーで感知された測定値に基づいて前記漁船用ネット自動整理装置の平面上移動及び回動の中の少なくとも1つを制御する制御モジュールを含み、前記制御モジュールは、前記漁船用ネット自動整理装置が動作された以後、2つの圧迫ホイールの回転量の偏差が一定水準以上である場合、ネットが回転量の多い一側に集中されていると判断して、回転量の多い圧迫ホイールの方向に前記漁船用ネット自動整理装置を平面上移動させるか回動させることを特徴とする。
前記制御モジュールは、ネットの集中現象が確認されれば、前記漁船用ネット自動整理装置を単位角だけ回転させた後、設定時間の間2つの圧迫ホイールの回転を再確認して、設定時間内に2つの圧迫ホイールが回転すれば現在漁船用ネット自動整理装置の回転角度を維持して、1つの圧迫ホイールだけが回転する状態で設定時間が経過すれば前記漁船用ネット自動整理装置及び整理装置移送バーの中の何れか1つをまた単位角だけ転させて再確認するか、前記漁船用ネット自動整理装置を単位距離だけ移動させた後、設定時間の間2つの圧迫ホイールの回転を再確認して、設定時間内に2つの圧迫ホイールが回転すれば現在漁船用ネット自動整理装置の位置を維持して、1つの圧迫ホイールだけが回転する状態で設定時間が経過すれば前記漁船用ネット自動整理装置及び整理装置移送バーの中の何れか1つをまた単位距離だけ移動させて再確認することを特徴とする。
本発明は、使用後別途の引揚げ装置を通じて引揚げされたネットを再投ネットできるように漁船上から自動で整理できる。また、相当な時間を要するネット整理時間を削減することができる。さらに、労働力を削減することができるという長所がある。加えて、漁船上から整理及び再投ネットが可能であるため、投ネット回数増加による漁獲量増加も期待できる。
本発明は、ネットが案内される案内弧の中央部に集合通過部を形成してネットの網が該集合通過部に集合されるように構成することによって、案内弧に案内されるネットが一方に集中されず、中央部に合わさって過ぎるようにすることができ、ネットの集中現象により発生する負荷を防止できる長所がある。
本発明は、ネットを引っ張るローラに構成されてネットを引くスポークの中央部分に折曲部を形成することによって、ローラで引っ張られるネットが一方に集中しないようにすることができ、ネットの集中現象により発生する負荷を防止できる長所がある。特に、本発明はネット整理作業中にネットが一方に集中して発生する負荷を感知して測定値によってネットを引っ張るローラの動作を制御することによって、ネットの整理作業中に発生する負荷を防止できる長所がある。
また、本発明は、漁船用ネット自動整理装置が据置装置を平面上移動又は回動が可能なのでネットが整理される位置を容易に設定できる長所がある。これを通じて、本発明は整理しようとするネットの状態によって漁船用ネット自動整理装置の姿勢及び位置を便利且つ容易に変更できる長所がある。
特に、本発明は自動でネットを引っ張って、整理が可能な漁船用ネット自動整理装置を漁船に固定設置された据置装置において平面上移動又は回動が可能にすることで、整理作業時に発生する負荷に対応できる長所がある。
それと共に、本発明はネットの集中現象による負荷が感知される場合、負荷原因を把握してそれに対応した動作が可能であるため、ネット整理を円滑に遂行できるという長所がある。従って、漁業分野、漁業物運搬業分野はもちろん、それと類似関連する分野で信頼性及び競争力を向上させることができる。
本発明による漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムの一実施例を示す図面である。 本発明による漁船用ネット自動整理装置の一実施例を示す斜視図である。 本発明による案内弧の一実施例を示す図面である。 (a)は本発明によるローラの一実施例を示す図面であり、(b)は(a)に示されるスポークを示す図面であり、(c)は(a)に示されるローラの側面を示す図面である。 本発明による漁船用ネット自動整理装置の圧迫ホイールを説明するための図面である。 本発明による漁船用ネット自動整理装置にネットが流入する過程を概略的に示すための図面である。 図1の上側面図である。 本発明によるネット自動整理システムの他の一実施例を示す図面である。 図8に示す据置装置の上側面図である。 本発明による漁船用ネット自動整理装置の負荷有無によるローラ制御方法を示す順序図である。 漁船用ネット自動整理装置の負荷有無による漁船用ネット自動整理装置の回動制御方法を示す順序図である。 本発明による漁船用ネット自動整理装置の負荷有無による漁船用ネット自動整理装置の平面上移動制御方法を示す順序図である。
添付の図面を参照して、本発明による漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムの最も好ましい実施例を説明する。
図1は、本発明による漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムの一実施例を示す図面であり、図2は本発明による漁船用ネット自動整理装置の一実施例を示す斜視図であり、図3は本発明による案内弧の一実施例を示す図面である。
図1に示すように、漁船用ネット自動整理装置100及びこれを含むネット自動整理システムAは、漁船に設置される据置装置200と、流入したネットを繰り広げて排出する漁船用ネット自動整理装置100で構成されて、漁船用ネット自動整理装置100は据置装置200に水平移動及び水平回動の中の少なくとも1つの動作が可能に構成される。以下では据置装置200の説明に先立って、図2を参照して漁船用ネット自動整理装置100について説明する。
図2に示すように、漁船用ネット自動整理装置100)は、左右側に設けられる両側フレーム110、ネットとネットの両側端に構成されるネットワイヤーの流入をガイドしてネットワイヤー間の網を繰り広げる案内弧120、案内弧12に流入したネットを回転力によって引っ張るローラ140、ローラ140に流入したネットをローラ140方向に圧力を加える圧迫ホイール170及びネットワイヤーが外側方向に移動することを制限するネット離脱防止具162で構成される。両側フレーム110は、漁船用ネット自動整理装置100のケースに該当するもので、図2に示されるように左側及び右側にそれぞれ構成されて、後述する多様なバー及びフレームが設置される。案内弧120は、ネット、ネットの両側端に構成されるネットワイヤーの流入をガイドして、網が広げられるようにするためのもので、両端が両側フレーム110にそれぞれ固定設置される固定バー121とネットが案内されるガイド具122で構成される。ネットは、図2に示される矢印位置に流入して固定バー121を経てガイド具122に沿って流入する。
本発明による漁船用ネット自動整理装置100は、案内弧120に流入するネットがガイド具122に沿って安定して案内されるようにするためのガイド圧迫具130を含むことができ、ガイド圧迫具130は両側フレーム110に設置されて、固定バー121の上側に位置する。ネットは案内弧120に流入する時、ガイド圧迫具130と案内弧120の固定バー121間に流入する。両側フレーム110は、ガイド圧迫具130の両一端が挿入されて上下に移動できるガイドホール111がそれぞれ形成される。
また、図2及び図3に示すように、案内弧120は、ガイド具122の一端が固定バー121に連結されて、他端は延びてまた固定バー121に連結される。このように構成されるガイド具122は「n」字状になり、一対で構成される。ガイド具122は、図2に示すように、上部方向に傾斜するように配置されて、図3に示すように、下部より上部が広く形成されることが好ましい。これはガイド具122の間に形成される集合通過部123にネットNの網NMが集合されるようにするためであり、幅の広いネットがガイド具122上において一側に集中せず中央部に合わさって過ぎるようにするためである。ネットNのネットワイヤーNWは、図3に示されるロープ通過部124に通過できる。このように構成されるガイド具122は、固定バー121から上部方向に傾斜するように構成されて、下部より上部が広く形成されて、中央部には上部より陥没された空間が形成されて網NMが集合されて通過する集合通過部123が形成されて、両側にはネットワイヤーNWが通過するロープ通過部124が形成される。
図4の(a)は、本発明によるローラの一実施例を示す図面であり、図4の(b)は図4の(a)に示されるスポークを示す図面であり、図4の(c)は図4の(a)に示されるローラの側面を示す図面である。図2及び図4の(a)を参照すれば、本発明による漁船用ネット自動整理装置100のローラ140は、案内弧120に流入したネットを回転力によって引っ張るためのものであり、両側2つのホイールプレート141、2つのホイールプレート141間に設けられて前記ホイールプレート141を相互連結して、ホイールプレート141の円周方向に一定間隔離隔されて配置される複数個のスポーク143を含む。ローラ140は図1に示すように、両側フレーム110に回動可能に設置されて、案内弧120の固定バー121と対向する位置に設置されることが好ましい。ローラ140は、図4のaに示すように、ホイールプレート141の中心部に形成されるローラ回動軸142が構成されて、ローラ回動軸142は両側フレーム110の一側を貫通して挿入されることが好ましい。
図1に示すように、本発明による漁船用ネット自動整理装置100は、ローラ140を回転させるためのローラ駆動モーター150を含み、ローラ駆動モーター150は両側フレーム110の外側に構成されてローラ140の一側を回転させるように設けられることが好ましい。本発明の一実施例ではローラ140を回転させるための構成で、モーターを例として説明するが、ローラ140に回転力を供給できるものであれば、多様に適用できる。このように構成されるローラ140は回転が可能になってネットを引っ張ることができ、該回転力を用いてネットを引くためのスポーク143が構成される。
スポーク143は案内弧120を過ぎて流入するネットを引っ張るためのもので、ホイールプレート141の円周方向に一定間隔離隔されて配置されて、複数個で構成される。スポーク143は両端が両側フレーム110にそれぞれ固定されて、中央部分に折曲部が形成されることが好ましく、折曲部の最大突出地点がホイールプレート141の円周方向に向けるように形成されることが好ましい。即ち、本発明による一実施例によるスポーク143は図4のb及び図4のcに示されるように折曲部が形成されて、該折曲部はホイールプレート141の軸を基準として放射方向に折り曲げられず、ホイールプレート141が正回転される方向に向けるように形成されることを考慮することができる。言い換えれば、スポーク143の折曲部は図2を基準とする時、後述する圧迫ホイール179側に折り曲げられるものであり、これはローラ140で引っ張られるネットが一側方向に集中することを防止するためのものであり、スポーク143の形状によってネットのかたまりを防止できる効果がある。
また、スポーク143には、図2及び図4に示すように、両側端に突出した突出パッド144を含むことができる。突出パッド144はネットが接触できるように各スポーク143に構成されて、ホイールプレート141の周りと対応する位置に構成されることが好ましい。突出パッド144はネットとの摩擦を増加させるためのものであり、金属材質の突出した形状を考慮することができ、摩擦力の高いゴム、シリコンなど多様な材質も考慮することができる。
図1に示すように、本発明による漁船用ネット自動整理装置100は案内弧120に案内されたネットをローラ140に案内するためのネット案内部160を含むことができる。ネット案内部160は図1に示されるようにバー形態に形成されて両端が両側フレーム110にそれぞれ固定されて、案内弧120及びローラ140間に位置されて、案内弧120を経たネットが下部に流入するネット案内バー161、ネット案内バー161に流入したネットが両側フレーム110側に移動することを制限するネット離脱防止具162、ネット案内バー161の下部に位置する離脱防止具固定バー163で構成される。ネット離脱防止具162の上部一部はネット案内バー161に挿入されて、下部一部は離脱防止具固定バー163に挿入される。
ネット離脱防止具162は左側及び右側にそれぞれ構成されることが好ましく、図1に示すように、ローラ140のホイールプレート141より狭い間隔で配置されることが好ましい。言い換えれば、両側フレーム110から一定間隔内部に離隔されて 設置されることが好ましい。これは、ローラ140に流入するネット、特にネットワイヤーが両側フレーム110の外側方向に移動されてローラ140の突出パッド144に非接触されることを防止するためである。
図5は本発明の一実施例による漁船用ネット自動整理装置の圧迫ホイールを説明するための図面である。図1及び図5を参照すれば、圧迫ホイール170はローラ140の後方に位置してローラ140に流入する上部で圧力を加えるためのものであり、両側フレーム110側にそれぞれ構成されることが好ましい。圧迫ホイール170はそれぞれ圧迫ホイール固定バー171により両側フレーム110に設置されて、圧迫ホイール固定バー171の一側には図5に示されるような弾性部材172が構成されて圧迫ホイール固定バー171が図5を基準として下部方向に引っ張られるようにすることが好ましい。弾性部材172の一端は前述のように圧迫ホイール固定バー171の一側に連結されて、他端は両側フレーム110に固定される。
図1に図示しないが、圧迫ホイール固定バー171は図5に示される圧迫ホイール連結バー173で相互連結される。弾性部材172及び圧迫ホイール固定バー171は両側フレーム110外側にそれぞれ設けられて前記圧迫ホイール連結バー173の両端を独立して引っ張るようになり、このような独立した弾性駆動によって一側圧迫ホイール170で浮き具又は鉛錘などが通過される時、一側圧迫ホイール170だけが上下運動される方式で弾力的な圧迫が可能である。即ち、両側圧迫ホイール170が圧迫ホイール連結バー173に固定された状態であるが、圧迫ホイール連結バー173が斜線で配置される範囲内で独立した上下運動及び圧迫が可能である。この過程で前記圧迫ホイール固定バー171はプレート形状に成ってプレートがねじられながら前記圧迫ホイール連結バー173が斜線で配置されることを可能にする。
このように構成される圧迫ホイール170はローラ140に接触された状態が維持されるので、ローラ140の回動によって自由回転されて、ローラ140により引っ張られるネットを圧迫することができる。特に、本発明による漁船用自動ネット整理装置は圧迫ホイール170又はローラ140の回転を感知する回転感知センサーは、図示しないが構成されることが好ましい。回転感知センサーは圧迫ホイール170又はローラ140の回転を感知して、感知された測定値に基づいて漁船用ネット自動整理装置100の水平移動及び水平回動の中の少なくとも1つを制御するためのものであり、これに係る具体的な説明は後述する。
本発明の一実施例による漁船用ネット自動整理装置100は後述する据置装置に装着可能に構成される据置装置連結部180を含む。据置装置連結部180は図1及び図5に示されるように両側フレーム110の上部一部に構成される上部フレーム190に位置する。上部フレーム190は左側及び右側に構成される両側フレーム110の上段部を相互連結して覆う形態に構成されることができる。据置装置連結部180は該上部フレーム190の一部に形成されて、上部フレーム190の中央地点に位置することが好ましい。据置装置連結部180は嵌め合わせ方式で後述する据置装置200、300に装着されることができるが、ボルト締結など装置と装置を連結できるものであれば、多様に適用可能である。
図6は本発明の一実施例による漁船用ネット自動整理装置にネットが流入する過程を概略的に示すための図面である。説明に先立って、本発明による漁船用ネット自動整理装置100に流入するネットNを明確に認識するために図6では両側フレーム110及び上部フレーム190は省略する。図6に示すように、ネットNはガイド圧迫具130と固定バー121間を経て案内弧120で網NM及びネットワイヤーNWが分けられた状態で移動するようになり、以後網NM及びネットワイヤーNWの両方がネット案内バー161の下部を通過してローラ140と圧迫ホイール170を経て整理される。ネットNはローラ140の回転力により引っ張られ、圧迫ホイール170はローラ140に接触された状態であることによって自由回転すると同時にローラ140で引っ張られたネットNを圧迫するようになる。
以下では、本発明の一実施例による漁船用ネット自動整理装置100及びこれを含むネット自動整理システムAについて説明する。図7は図1に示される本発明の一実施例による漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムを示す上側面図である。図1及び図7に示すように、本発明による漁船用ネット自動整理装置100及びこれを含むネット自動整理システムAは漁船に設置される据置装置200及び据置装置200に水平移動及び水平回動の中の少なくとも1つの動作が可能に構成される漁船用自動ネット整理装置100を含む。前記で図1乃至図6を参照して説明した漁船用ネット自動整理装置100の構成に係る反復説明は省略する。
据置装置200は、漁船に固定設置されるもので、図1に示されるように片持ばりタイプに形成されることができる。片持ばりタイプの据置装置200は支持柱210、整理装置移送バー220及び移送バー回転モジュール230で構成されることができる。支持柱210は漁船に固定設置されるものであり、下段は漁船に固定されて上部に整理装置移送バー220が位置する。整理装置移送バー220は支持柱210の上部で回動可能に支持柱210に設置されることが好ましく、移送バー回転モジュール230は整理装置移送バー220が支持柱210の中心軸AXを基準として回転できるように回転力を提供する。
本発明による移送バー回転モジュール230はシリンダーで構成されて整理装置移送バー220を回転させることができるが、これに限定せず、支持柱210で整理装置移送バー220を回転させることのできる構成であれば、多様に備えられることができる。これを通じて、漁船用ネット自動整理装置100は据置装置200の支持柱210の中心軸AXを基準として平面上移動が可能である。また、整理装置移送バー220の一部には漁船用ネット自動整理装置100が装着される結束モジュール221を含む。結束モジュール221は漁船用ネット自動整理装置100の上部フレーム190に構成される据置装置200連結部180と連結される。また、結束モジュール221は図1及び図7に図示しないが、漁船用ネット自動整理装置100が回動可能に連結されることができ、それにより結束モジュール221は漁船用ネット自動整理装置100を回動させる整理装置回動モジュール図示しないを含むことができる。
整理装置回動モジュールはモーターで構成されることができるが、これに限定せず、漁船用ネット自動整理装置100を回動させることのできる構成であれば、多様に適用されることができる。これを通じて漁船用ネット自動整理装置100は据置装置200で自体回動が可能である。結束モジュール221は整理装置移送バー220の長さ方向で水平移動可能に構成される。整理装置移送バー220には、結束モジュール221が移動可能となるように、移送レール222が構成されることが好ましい。結束モジュール221の水平移動は、前述したように、整理装置移送バー220で可能であり、このために本発明による据置装置200は結束モジュール221を水平移動させるための移送モジュール240を含む。
移送モジュール240は漁船用ネット自動整理装置100が装着される結束モジュール221を移動できる構成であれば、多様に適用できるが、本発明の一実施例ではワイヤー方式を用いるものを説明する。図7を参照すれば、移送モジュール240は整理装置移送バー220の一側に位置する駆動モジュール241、駆動モジュール241の駆動によって回動されるギア242及びギア242と結束モジュール221を連結するワイヤー243で構成されることができる。駆動モジュール241及びギア242が図1及び図7を基準として整理装置移送バー220の左側に構成される場合、整理装置移送バー220の右側にギア242がさらに構成されることが好ましい。移送モジュール240をワイヤー方式で適用する場合、ワイヤー243の一端は結束モジュール221の一側と連結され、他端は左側ギア242及び右側ギア242を経て結束モジュール221の他の一側と連結されるように構成される。
ワイヤー243はチェーン、ベルトの中から選択された何れか1つで代替適用が可能である。これを通じて、漁船用ネット自動整理装置100は据置装置200の整理装置移送バー220で平面上移動が可能である。前述のように、漁船用ネット自動整理装置100は図面に図示しないが、圧迫ホイール170又はローラ140の回転を感知する回転感知センサー図示しないを含み、ネット自動整理システムAは回転感知センサーで感知された測定値に基づいて漁船用ネット自動整理装置100及び据置装置200の中の何れか1つの動作を制御する制御モジュール図示しないを含むことが好ましい。
図10は本発明による漁船用ネット自動整理装置の負荷有無によるローラ制御方法を示す順序図である。図10を参照すれば、制御モジュールを用いてローラ140の負荷有無によるローラ140の制御方法は、回転感知センサーを通じて圧迫ホイール170又はローラ140の負荷を測定S11し、測定値が制限値を超過S12すると判断されれば、ローラ140の回転を停止S13させる。停止は制御モジュールの制御による停止があることができ、負荷による物理的停止があることができる。ローラ140の動作が停止した状態で負荷の変化を確認S14してローラ140の負荷が維持されると判断されれば、ローラ140の停止を維持S15させて負荷が減少する時まで負荷の変化を確認する段階S14を遂行する。一方、負荷の変化を確認S14する段階で負荷が減少S16したと判断すれば、ローラ140を動作S17させる段階を遂行して、逆に負荷が増加すると判断されれば、ローラ140を逆回転動作S18させる段階を遂行する。
このように構成される制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100が動作された以後、回転感知センサーにより圧迫ホイール170及びローラ140の中の何れか1つの回転速度が低下するか、回転が停止されたことを確認すれば、対象ネットを引っ張る過程で過負荷が発生したと判断して、ローラ140の回転を停止するか、逆方向に回転させることができる。
以下では、図11及び12を参照して漁船用ネット自動整理装置100の負荷有無によるネット自動整理システムAの制御方法について説明する。図11は漁船用ネット自動整理装置の負荷有無による漁船用ネット自動整理装置の回動制御方法を示す順序図である。図11を参照すれば、制御モジュールは2つで構成されてローラ140の両側にそれぞれ配置される圧迫ホイール170の負荷を測定S21する。負荷を測定して2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差が一定水準以上S22である場合、ネットが回転量の多い一側に集中されていると判断S23し、漁船用ネット自動整理装置100及び整理装置移送バー220の中の何れか1つを回転量の多い圧迫ホイール170の方向に単位角だけ回転S24させる。
制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100及び整理装置移送バー220の中の何れか1つを単位角だけ回転させた後、設定時間が経過S25された時、2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26し、2つの圧迫ホイール170の回転量が一定水準未満であると判断すれば、現在漁船用ネット自動整理装置100及び整理装置移送バー220の中の何れか1つの回転各角度を維持S27させる。2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26する段階は設定時間が経過S25しなくても設定時間内に2つの圧迫ホイール170の回転量が一定水準未満であると判断すれば、現在の状態を維持S27できる。
一方、制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100及び整理装置移送バー220の中の何れか1つを単位角だけ回転させた後、設定時間が経過S25した時、2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26した結果、2つの圧迫ホイール170の回転量が依然として一定水準未満であると判断すれば、漁船用ネット自動整理装置100及び整理装置移送バー220の中の何れか1つを単位角だけまた回転S24させて2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差が一定水準未満になる時まで反復させる。また、制御モジュールは圧迫ホイール170の回転量の偏差を確認するだけではなく、漁船用ネット自動整理装置100の据置装置連結部180と据置装置200間のトーク値を測定して左側方向又は右側方向へのトーク値が最小になるように、制御モジュールが漁船用ネット自動整理装置100及び整理装置移送バー220の中の何れか1つを単位角だけ回転させることを考慮する。該トーク値は回転が固定された停止状態でネット整理装置に加えられる負荷によるトーク値を意味し、一定時間周期の前記トーク値の平均値に基づいて平均値が最小になるように制御することが好ましい。瞬間的なトーク値を活用する場合、浮き具などの体積が大きい物体が通過するたびに制御が行われるという問題が発生する。
図12は本発明による漁船用ネット自動整理装置の負荷有無による漁船用ネット自動整理装置の平面上移動制御方法を示す順序図である。図12を参照すれば、制御モジュールは2つで構成されてローラ140の両側にそれぞれ配置される圧迫ホイール170の負荷を測定S31する。負荷を測定して2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差が一定水準以上S32である場合、ネットが回転量の多い一側に集中されていると判断S33し、漁船用ネット自動整理装置100を回転量の多い圧迫ホイール170の方向に単位距離だけ移動S34させる。
制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100を単位距離だけ移動させた後、設定時間が経過325した時、2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26し、2つの圧迫ホイール170の回転量が一定水準未満であると判断すれば、現在漁船用ネット自動整理装置100の位置を維持S37させる。2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26する段階は設定時間が経過S35しなくても設定時間内に2つの圧迫ホイール170の回転量が一定水準未満であると判断すれば、現在状態を維持S37させることができる。
一方、制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100を単位距離だけ移動させた後、設定時間が経過S35した時、2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S36した結果、2つの圧迫ホイール170の回転量が依然として一定水準未満であると判断すれば、漁船用ネット自動整理装置100を単位距離だけまた移動S34させて2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差が一定水準未満になる時まで反復させる。また、漁船用ネット自動整理装置100の単位距離移動は据置装置200に構成された支持柱210の中心軸AXを基準とする整理装置移送バー220の平面上回転でも可能であり、整理装置移送バー220を用いる漁船用ネット自動整理装置100の単位距離移動は前述した方法と同様に可能である。このように構成される本発明によるネット自動整理システムAは、漁船用ネット自動整理装置100を整理装置移送バー220の長さ方向に水平移動させるか、整理装置移送バー220を回動させることによって平面上移動させることが可能であり、結束モジュール221に結合された漁船用ネット自動整理装置100だけを回動させることができるので、ネット整理空間設定が容易であるという長所がある。
また、これを通じて、整理しようとするネットの状態によって漁船用ネット自動整理装置100の姿勢及び位置を便利且つ容易に変更できるという長所がある。そしてネットの集中現象による負荷が感知される場合、負荷原因に対応して動作が可能であるため、ネット整理を円滑に遂行できるという長所がある。
図8は本発明によるネット自動整理システムの他の一実施例を示す図面であり、図9は図8に示される据置装置を示す上側面図である。図8を参照すれば、本発明による他の一実施例によるネット自動整理システムAは、漁船に設置される据置装置300と、流入したネットを繰り広げて排出する漁船用ネット自動整理装置100で構成されて、漁船用ネット自動整理装置100は据置装置300で平面上移動及び回動の中の少なくとも1つの動作が可能に構成される。漁船用ネット自動整理装置100は図2乃至図7を参照して前述と同様であるので、以下では漁船用ネット自動整理装置100に係る説明は省略する。
据置装置300は図9に示すように、直交運用タイプで構成される。図8に示すように、直交運用タイプの据置装置300は複数個の支持バー310、一対で構成される左右移送バー320及び漁船用ネット自動整理装置100が装着される前後移送バー330で構成される。支持バー310は漁船に固定設置されるものであり、下段は漁船に固定されて上部に左右移送バー320及び前後移送バー330が位置される。支持バー310は左右移送バー320、前後移送バー330及び漁船用ネット自動整理装置100を安定して支持できるように複数個で構成されることが好ましく、本発明による一実施例では図8を基準として四角の角に該当する部分に構成されるもので説明する。
左右移送バー320は支持バー310の上部に位置して、図9に示されるように一対で備えられる。一対で備えられる左右移送バー320の両側一端は図9に示されるように補強バー360が構成されることが好ましく、該補強バー360は一対で備えられる左右移送バー320の各一端を相互連結するか、支持バー310を連結するように構成される。前後移送バー330は左右移送バー320と直交する方向に配置されて、前後移送バー330の上部に位置されて、漁船用ネット自動整理装置100は前後移送バー330の一部に装着される。支持バー310は左右移送バー320、前後移送バー330を支持して、左右移送バー320は前後移送バー330を支持して、前後移送バー330は漁船用ネット自動整理装置100が装着された状態で構成される。また、本発明によるネット自動整理システムAの据置装置300は、前後移送バー330が左右移送バー320で水平移動して、漁船用ネット自動整理装置100が前後移送バー330で水平移動するように構成される。そのために左右移送バー320には前後移送バー330が装着される第1結束モジュール321を含み、前後移送バー330には漁船用ネット自動整理装置100が装着される第2結束モジュール331を含むことができる。左右移送バー320が一対で備えられる場合、第1結束モジュール321は少なくとも2つが備えられて前後移送バー330が装着されるようにすることが好ましい。
ここで第2結束モジュール331は漁船用ネット自動整理装置100の上部フレーム190に構成される据置装置連結部180と連結される。また、第2結束モジュール331は漁船用ネット自動整理装置100が回動可能に連結されることができ、それにより結束モジュール221は漁船用ネット自動整理装置100を回動させる整理装置回動モジュール331’を含むことができる。整理装置回動モジュール331’はモーターで構成されることができるが、これに限定せず、漁船用ネット自動整理装置100を回動させることのできる構成であれば多様に適用できる。これを通じて漁船用ネット自動整理装置100は据置装置300で自体回動が可能である。第1結束モジュール321は左右移送バー320の長さ方向に水平移動可能に構成されて、第2結束モジュール331は前後移送バー330の長さ方向に水平移動可能に構成される。
そのために左右移送バー320には、第1結束モジュール321が移動可能に左右移送レール322を設ける構成が好ましく、前後移送バー330には第2結束モジュール331が移動可能に前後移送レール332を設ける構成が好ましい。
本発明によるネット自動整理システムAは第1結束モジュール321及び第2結束モジュール331を水平移動させるための移送モジュール340,350を含む。移送モジュール340,350は第1結束モジュール3210及び第2結束モジュール331を移動させることのできる構成であれば多様に適用できるが、本発明の一実施例ではワイヤー方式を用いるもので説明する。移送モジュール340,350は図9に示される左右移送モジュール340及び前後移送モジュール350で構成されることができる。
図9に示すように、左右移送モジュール340は左右移送バー320の一側に位置される左右駆動モジュール341、左右駆動モジュール341の駆動によって回動される左右移送ギア342及び左右移送ギア342と第1結束モジュール321を連結する左右移送ワイヤー343で構成される。左右駆動モジュール341及び左右移送ギア342が図9を基準として左右移送バー320の左側に構成される場合、左右移送バー320の右側に左右移送ギア342がさらに構成されることが好ましい。左右移送モジュール340をワイヤー方式で適用する場合、左右移送ワイヤー343の一端は第1結束モジュール321の一側と連結されて、他端は左側左右移送ギア342及び右側左右移送ギア342を経て第1結束モジュール321の他の一側と連結されるように構成される。左右移送ワイヤー343はチェーン、ベルトの中から選択された何れか1つに代替適用が可能である。
第1結束モジュール321は少なくとも2つが備えられる場合、図9に示されるように左右移送ギア342、左右移送ワイヤー343が備えられることが好ましく、左右駆動モジュール341を除いては同様に適用されることが好ましい。ここで、左右移送モジュール340は左右駆動モジュール341の動力が共有されるようにするための動力共有バー344が構成されることが好ましい。動力共有バー344は図9を基準として上側に位置する左右移送ギア342及び下側に位置する左右移送ギア342を連結するか、上側に位置する左右移送ギア342及び左右駆動モジュール341と連結される。これを通じて、左右移送モジュール340の動作によって第1結束モジュール321と結合される前後移送バー330を据置装置300の左右移送バー320で左右移動させることができ、結論的に前後移送バー330の第2結束モジュール331に結合される漁船用ネット自動整理装置100を左右移動させることができる。
図9に示すように、前後移送モジュール350は前後移送バー330の一側に位置する前後駆動モジュール351、前後駆動モジュール351の駆動によって回動される前後移送ギア352及び前後移送ギア352と第2結束モジュール331を連結する前後移送ワイヤー353で構成されることができる。
前後駆動モジュール351及び前後移送ギア352が図9を基準として前後移送バー330の下部側に構成される場合、前後移送バー330の上部側に前後移送ギア352がさらに構成されることが好ましい。前後移送モジュール350をワイヤー方式で適用する場合、前後移送ワイヤー353の一端は第2結束モジュール331の一側と連結されて、他端は下部側前後移送ギア352及び上部側前後移送ギア352を経て第2結束モジュール331の他の一側と連結されるように構成される。
前後移送ワイヤー353はチェーン、ベルトの中から選択された何れか1つに代替適用が可能である。これを通じて、前後移送モジュール350の動作によって第2結束モジュール331に装着される漁船用ネット自動整理装置100を据置装置300の前後移送バー300で前後移動させることができる。
従って、漁船用ネット自動整理装置100は据置装置300で前、後、左、右に平面上移動が可能であり位置変更が可能である。前述のように、漁船用ネット自動整理装置100は図面に示されないが、圧迫ホイール170又はローラ140の回転を感知する回転感知センサーを含み、ネット自動整理システムAは回転感知センサーで感知された測定値に基づいて漁船用ネット自動整理装置100及び据置装置300の中から何れか1つの動作を制御する制御モジュール図示しないを含むことが好ましい。
図10は本発明による漁船用ネット自動整理装置の負荷有無によるローラ制御方法を示す順序図である。図10を参照すれば、制御モジュールを用いてローラ140の負荷有無によるローラ140制御方法は、回転感知センサーを通じて圧迫ホイール170又はローラ140の負荷を測定S11し、測定値が制限値を超過S12すると判断されれば、ローラ140の回転を停止S13させる。停止は制御モジュールの制御による停止で、負荷による物理的停止がある。ローラ140の動作が停止した状態で負荷の変化を確認S14してローラ140の負荷が維持されると判断されれば、ローラ140の停止を維持S15させて負荷が減少する時まで負荷の変化を確認する段階S14を遂行する。一方、負荷の変化を確認S14する段階で負荷が減少S16されたと判断すればローラ140を動作S17させる段階を遂行して、逆に負荷が増加すると判断されればローラ140を逆回転動作S18させる段階を遂行する。
このように構成される制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100が動作された以後、回転感知センサーにより圧迫ホイール170及びローラ140の中の何れか1つの回転速度が低下されるか回転が停止されることを確認すれば、対象ネットを引っ張る過程で過負荷が発生したと判断して、ローラ140の回転を停止するか逆方向に回転させる。
以下では、図11及び12を参照して漁船用ネット自動整理装置100の負荷有無によるネット自動整理システムAの制御方法について説明する。図11は漁船用ネット自動整理装置の負荷有無による漁船用ネット自動整理装置の回動制御方法を示す順序図である。図11を参照すれば、制御モジュールは2つで構成されてローラ140の両側にそれぞれ配置される圧迫ホイール170の負荷を測定S21する。負荷を測定して2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差が一定水準以上S22である場合、ネットが回転量の多い一側に集中されていると判断S23し、漁船用ネット自動整理装置100を回転量の多い圧迫ホイール170の方向に単位角だけ回転S24させる。
また、漁船用ネット自動整理装置100の単位角回転時に前後移送モジュール350を用いる漁船用ネット自動整理装置の前後移動も考慮する。制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100を単位角だけ回転させた後、設定時間が経過S25した時、2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26し、2つの圧迫ホイール170の回転量が一定水準未満であると判断すれば、現在ネット自動整理装置の回転角度を維持S27させる。2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26する段階は設定時間が経過S25しなくても設定時間内に2つの圧迫ホイール170の回転量が一定水準未満であると判断すれば、現在状態を維持S27できる。
一方、制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100を単位角だけ回転させた後、設定時間が経過S25した時、2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26した結果、2つの圧迫ホイール170の回転量が依然として一定水準未満であると判断すれば、漁船用ネット自動整理装置100を単位角だけまた回転S24させて2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差が一定水準未満になる時まで反復させる。
また、制御モジュールは圧迫ホイール170の回転量の偏差を確認するだけではなく漁船用ネット自動整理装置100の据置装置連結部180と据置装置200間のトーク値を測定して左側方向又は右側方向へのトーク値が最小になるように、制御モジュールが漁船用ネット自動整理装置100を単位角だけ回転させることを考慮する。該トーク値は回転が固定された停止状態でネット整理装置に加えられる負荷によるトーク値を意味して、一定時間周期の前記トーク値の平均値に基づいて平均値が最小になるように制御することが好ましい。瞬間的なトーク値を活用する場合、浮き具などの体積が大きい物体が通過する度に制御が行われる問題が発生する。また、漁船用ネット自動整理装置100の単位角回転時に前後移送モジュール350を用いる漁船用ネット自動整理装置100の前後移動も考慮する。
図12は本発明による漁船用ネット自動整理装置の負荷有無による漁船用ネット自動整理装置の平面上移動制御方法を示す順序図である。図12を参照すれば、制御モジュールは2つで構成されてローラ140の両側にそれぞれ配置される圧迫ホイール170の負荷を測定S31する。負荷を測定して2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差が一定水準以上S32である場合、ネットが回転量の多い一側に集中されていると判断S33し、漁船用ネット自動整理装置100を回転量の多い圧迫ホイール170の方向に単位距離だけ移動S34させる。ここで、対象ネットの状態によって前後方向に漁船用ネット自動整理装置100を移動させる。
制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100を単位距離だけ移動させた後、設定時間が経過325した時、2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26し、2つの圧迫ホイール170の回転量が一定水準未満であると判断すれば、現在漁船用ネット自動整理装置100の位置を維持S37させる。2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S26する段階は設定時間が経過S35しなくても設定時間内に2つの圧迫ホイール170の回転量が一定水準未満であると判断すれば、現在状態を維持S37できる。
一方、制御モジュールは漁船用ネット自動整理装置100を単位距離だけ移動させた後、設定時間が経過S35した時、2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差を再確認S36した結果、2つの圧迫ホイール170の回転量が依然として一定水準未満であると判断すれば、漁船用ネット自動整理装置100を単位距離だけまた移動S34させて2つの圧迫ホイール170の回転量の偏差が一定水準未満になる時まで反復させる。また、漁船用ネット自動整理装置100の単位距離移動は前後移送モジュール350を用いる漁船用ネット自動整理装置100の前後移動も含まれる。
このように構成される本発明によるネット自動整理システムAは、漁船用ネット自動整理装置100を左右移送バー320及び前後移送バー330の中の何れか1つの長さ方向に水平移動させることによって平面上移動させることが可能であり、第2結束モジュール331に結合される漁船用ネット自動整理装置100だけを回動させることができるので、ネット整理空間設定が容易であるという長所がある。また、これを通じて、整理しようとするネットの状態によって漁船用ネット自動整理装置100の姿勢及び位置を便利且つ容易に変更できるという長所がある。そしてネットの集中現象による負荷が感知される場合、負荷原因に対応して動作が可能であるので、ネット整理を円滑に遂行できるという長所がある。以上で本発明による漁船用ネット自動整理装置及びこれを含むネット自動整理システムについて説明した。このような本発明の技術的構成は、他の形態で実施可能で、上記実施例は全て例示的なものである。
A ネット自動整理システム
N ネット
NW ネットワイヤー
NM 網
100 漁船用ネット自動整理装置
110 両側フレーム
111 ガイドホール
120 案内弧
121 固定バー
122 ガイド具
123 集合通過部
124 ロープ通過部
130 ガイド圧迫具
140 ローラ
141 ホイールプレート
142 ローラ回動軸
143 スポーク
144 突出パッド
150 ローラ駆動モーター
160 ネット案内部
161 ネット案内バー
162 ネット離脱防止具
163 離脱防止具固定バー
170 圧迫ホイール
171 圧迫ホイール固定バー
172 弾性部材
173 圧迫ホイール連結バー
180 据置装置連結部
190 上部フレーム
200 片持ばりタイプ据置装置
210 支持柱
220 整理装置移送バー
221 結束モジュール
222 移送レール
230 移送バー回転モジュール
240 移送モジュール
241 駆動モジュール
242 ギア
243 ワイヤー
300 直交運用タイプ据置装置
310 支持バー
320 左右移送バー
321 第1結束モジュール
322 左右移送レール
330 前後移送バー
331 第2結束モジュール
331’ 整理装置回動モジュール
332 前後移送レール
340 左右移送モジュール
341 左右駆動モジュール
342 左右移送ギア
343 左右移送ワイヤー
344 動力共有バー
350 前後移送モジュール
351 前後駆動モジュール
352 前後移送ギア
353 前後移送ワイヤー
360 補強バー

Claims (9)

  1. 流入したネットを繰り広げて排出する漁船用ネット自動整理装置において、
    左右側に設けられる両側フレーム、
    前記ネットと前記ネットの両側端に構成されるネットワイヤーの流入をガイドして前記ネットワイヤー間の網を繰り広げる案内弧、
    前記案内弧に流入したネットを回転力によって引っ張るローラ、
    前記ローラに流入したネットを前記ローラ方向で圧力を加える圧迫ホイール、及び前記ネットワイヤーが前記両側フレーム側に移動することを制限するネット離脱防止具、を含み、
    前記案内弧は、
    前記両側フレームに設置される固定バー、
    前記固定バーの一側及び他側にそれぞれ離隔されて一対で構成されるガイド具、及び前記一対で構成されるガイド具の間に形成される集合通過部、を含み、
    前記それぞれのガイド具は、
    前記固定バーから上部方向に傾斜して構成されて、下部より上部が広く形成されて、前記ガイド具の下部には、前記ネットワイヤーが通過されるロープ通過部、が形成されることを特徴とする漁船用ネット自動整理装置。
  2. 前記ローラは、
    両側2つのホイールプレート、及び2つのホイールプレート間に設けられて前記ホイールプレートを相互連結して、ホイールプレートの円周方向に一定間隔離隔されて配置される複数個のスポーク、を含むことを特徴とする請求項1に記載の漁船用ネット自動整理装置。
  3. 前記スポークは、
    中央部分に折曲部、が形成されて、前記折曲部の最大突出地点がホイールプレートの円周方向に向けるように形成されて、両側端に突出した突出パッド、を含み、前記突出パッドはネットとの摩擦を増加させることを特徴とする請求項2に記載の漁船用ネット自動整理装置。
  4. 請求項1による漁船用ネット自動整理装置を含む漁船用ネット整理システムにおいて、
    漁船に固定設置される据置装置、を含み、
    前記漁船用ネット自動整理装置は前記据置装置において平面上移動及び回動の中の少なくとも1つの動作が可能に構成されることを特徴とするネット自動整理システム。
  5. 前記据置装置は、
    漁船に固定設置される支持柱、
    前記支持柱の上部に回動可能に構成される整理装置移送バー、
    前記整理装置移送バーを前記支持柱の中心軸を基準として平面回転させる移送バー回転モジュール、及び前記漁船用ネット自動整理装置を平面移動させる移送モジュール、を含み、
    前記整理装置移送バーは、
    前記漁船用ネット自動整理装置が装着されて、前記移送モジュールにより前記整理装置移送バーにおいて水平移動する結束モジュール、及び前記結束モジュールが前記整理装置移送バーの長さ方向に移動可能に構成される移送レール、を含み、
    前記結束モジュールは、
    前記漁船用ネット自動整理装置を回動させる整理装置回動モジュール、を含むことを特徴とする請求項4に記載のネット自動整理システム。
  6. 前記据置装置は、
    漁船に固定設置される複数個の支持バー、
    前記支持バーの上部に位置して一対で備えられる左右移送バー、
    前記左右移送バーの上部に前記左右移送バーと直交する方向に配置される前後移送バー、
    前記前後移送バーを平面移動させる左右移送モジュール、及び前記漁船用ネット自動整理装置を平面移動させる前後移送モジュール、を含み、
    前記左右移送バーは、
    前記前後移送バーが装着されて、前記左右移送モジュールにより前記左右移送バーにおいて水平移動する第1結束モジュール、及び前記第1結束モジュールが前記左右移送バーの長さ方向に移動可能に構成される左右移送レール、を含み、
    前記前後移送バーは、
    前記漁船用ネット自動整理装置が装着されて、前記前後移送モジュールにより前記前後移送バーにおいて水平移動する第2結束モジュール、及び前記第2結束モジュールが前記前後移送バーの長さ方向に移動可能に構成される前後移送レール、を含み、
    前記第2結束モジュールは、
    前記漁船用ネット自動整理装置を回動させる整理装置回動モジュール、を含むことを特徴とする請求項4に記載のネット自動整理システム。
  7. 前記漁船用ネット自動整理装置は、
    前記圧迫ホイール及び前記ローラの中の何れか1つの回転を感知する回転感知センサーを含み、
    前記ネット自動整理システムは、
    前記回転感知センサーで感知された測定値に基づいて前記ローラの動作を制御する制御モジュール、を含み、
    前記制御モジュールは、
    前記漁船用ネット自動整理装置が動作された以後、前記回転感知センサーにより前記圧迫ホイール又は前記ローラの回転速度が低下されるか、回転が停止したことを確認すれば、対象ネットを引っ張る過程で過負荷が発生したと判断して、前記ローラの停止を維持するか、逆方向に回転させることを特徴とする請求項4に記載のネット自動整理システム。
  8. 前記漁船用ネット自動整理装置は、
    前記圧迫ホイールの回転を感知する回転感知センサーを含み、
    前記圧迫ホイールは、
    2つで構成されて前記ローラの両側にそれぞれ配置されて、
    前記ネット自動整理システムは、
    前記回転感知センサーで感知された測定値に基づいて前記漁船用ネット自動整理装置の平面上移動及び回動の中の少なくとも1つを制御する制御モジュール、を含み、
    前記制御モジュールは、
    前記漁船用ネット自動整理装置が動作された以後、2つの圧迫ホイールの回転量の偏差が一定水準以上である場合、ネットが回転量の多い一側に集中されていると判断して、
    回転量の多い圧迫ホイールの方向に前記漁船用ネット自動整理装置を平面上移動させるか回動させることを特徴とする請求項4に記載のネット自動整理システム。
  9. 前記制御モジュールは、
    ネットの集中現象が確認されれば、
    前記漁船用ネット自動整理装置を単位角だけ回転させた後、設定時間の間、2つの圧迫ホイールの回転を再確認して、設定時間内に2つの圧迫ホイールが回転すれば、現在漁船用ネット自動整理装置の回転角度を維持して、1つの圧迫ホイールだけ回転する状態で設定時間が経過すれば、前記漁船用ネット自動整理装置及び整理装置移送バーの中の何れか1つをまた単位角だけ回転させて再確認するか、
    前記漁船用ネット自動整理装置を単位距離だけ移動させた後、設定時間の間、2つの圧迫ホイールの回転を再確認して、設定時間内に2つの圧迫ホイールが回転すれば、現在漁船用ネット自動整理装置の位置を維持して、1つの圧迫ホイールだけ回転する状態で設定時間が経過すれば、前記漁船用ネット自動整理装置及び整理装置移送バーの中の何れか1つをまた単位距離だけ移動させて再確認することを特徴とする請求項8に記載のネット自動整理システム。

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