JP2022039908A - ポンプ装置 - Google Patents

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晶規 村田
Akinori Murata
修一郎 本田
Shuichiro Honda
宏行 藤澤
Hiroyuki Fujisawa
賢 山崎
Masaru Yamazaki
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Abstract

【課題】高温の取り扱い液を搬送することができるポンプ装置が提供される。【解決手段】ポンプ装置は、中間ブラケット50に形成された、中間ブラケット50を冷却する冷却流路200を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプ装置に関する。
取り扱い液(搬送液)を加圧する回転軸と、回転軸に固定された羽根車と、羽根車を収容するポンプケーシングと、回転軸を回転させるモータと、ポンプケーシングとモータとの間に配置された中間ブラケットと、を備えたポンプ装置が知られている(特許文献1参照)。
実開昭60-178391号公報
しかしながら、高温の取り扱い液が移送されると、ポンプの接液部およびその周辺に配置された部品は、取り扱い液の熱の影響を受けて、熱膨張する。当該熱膨張の影響で、回転軸および/または回転軸を覆う部品の大きさが変化すると、回転軸に固定された羽根車と、当該羽根車を収容するポンプケーシングとのクリアランスが変わることがある。その結果、回転軸に固定された羽根車がポンプケーシングに接触したり、逆に、羽根車とポンプケーシングとが離れてしまい、ポンプ効率に影響するおそれがある。
また、高温の取り扱い液が移送されるときに、接液部であるポンプケーシングの熱が中間ブラケットを通じてモータに伝達されてしまうと、モータは、自身の発熱に加えて、取り扱い液の熱の影響を受けてしまう。結果として、モータが許容温度よりも高温となって、最悪の場合、モータが焼けて故障するおそれがある。
そこで、本発明は、高温の取り扱い液を搬送することができるポンプ装置を提供することを目的とする。
一態様では、羽根車と、前記羽根車を収容するポンプケーシングと、を備えるポンプと、前記羽根車が固定された回転軸と、前記回転軸を駆動するモータと、を備え、前記ポンプと前記モータとの間に配置された中間ブラケットに、前記中間ブラケットを冷却する冷却流路が形成された、ポンプ装置が提供される。
一態様では、前記中間ブラケットは、前記回転軸の軸線方向と平行に延びる柱部を備えており、前記冷却流路は、前記柱部に形成されている。
一態様では、前記冷却流路は、前記ポンプケーシングとの連結部側に形成される。
一態様では、前記中間ブラケットの前記ポンプ側の端面部に、前記ポンプケーシングと接する第1部分と、前記第1部分の軸径方向内側に配置される第2部分と、を備え、前記冷却流路は、少なくともその一部が前記中間ブラケットの前記第2部分に形成された凹みと、当該凹みを閉じる蓋部にて形成される。
一態様では、前記冷却流路は、外部から液体を流入する入口と、前記入口から前記冷却流路に流入した液体が外部に排出される出口と、を備えており、前記出口は、前記入口よりも前記冷却流路の上部に配置されている。
一態様では、前記中間ブラケットは、前記ポンプケーシングとの接続部に形成されたフランジと、前記回転軸の軸線方向と平行に、前記フランジから上部に向かって延びる柱部と、を備えており、前記入口は、前記フランジに形成され、前記出口は、前記柱部に形成されている。
一態様では、前記フランジは、前記入口が形成された肉厚部位を有している。
一態様では、前記ポンプの搬送液が高温のときに、前記搬送液による熱膨張が前記中間ブラケットと前記ポンプおよび/または前記回転軸とで異なる。
一態様では、前記ポンプおよび/または前記回転軸は、前記ポンプの搬送液に対して、耐腐食性を有する材料で構成され、前記中間ブラケットが前記ポンプおよび前記回転軸と異なる材料で構成される。
一態様では、前記ポンプおよび/または前記回転軸は、ステンレス系の材料で構成される。
一態様では、羽根車と、前記羽根車を収容するポンプケーシングと、を備えるポンプと、前記羽根車が固定された回転軸と、前記回転軸を駆動するモータと、前記ポンプと前記モータとの間に配置された中間ブラケットに形成された、前記中間ブラケットを冷却する冷却流路と、を備えるポンプ装置が提供される。前記モータは、そのモータケーシングの外周面に取り付けられた端子箱を備えており、前記端子箱は、前記モータを前記回転軸の軸線方向から見たとき、前記冷却流路に形成された入口および出口を除く部位に形成されている。
一態様では、前記端子箱は、水平以上の角度を向いて配置されたケーブル取り出し口を有している。
一態様では、前記端子箱は、前記入口および前記出口よりも高い位置に配置されている。
一態様では、羽根車と、前記羽根車を収容するポンプケーシングと、を備えるポンプと、前記羽根車が固定された回転軸と、前記回転軸を駆動するモータと、前記ポンプと前記モータとの間に配置された中間ブラケットに形成された、前記中間ブラケットを冷却する冷却流路と、前記ポンプを支持するための受け座と、を備える、ポンプ装置が提供される。
一態様では、前記受け座は、前記ポンプケーシングに取り付けられている。
一態様では、前記受け座は、前記中間ブラケットに取り付けられている。
一態様では、前記受け座は、前記ポンプケーシングに形成された吐出口の中心と同じ高さに配置されている。
本発明によれば、冷却液を冷却流路に流すことにより、高温の取り扱い液を使用したとしても、中間ブラケットは、取り扱い液の熱の影響を受けることなく、十分に冷却される。したがって、ポンプ装置は、取り扱い液の熱の影響によって、羽根車がポンプケーシングに接触したり、モータの故障を防止することができる。
ポンプ装置の一実施形態を示す図である。 中間ブラケットの斜視図である。 柱部の水平断面図である。 一実施形態における冷却流路の入口および出口を示す図である。 中間ブラケットの断面図である。 柱部の他の実施形態を示す図である。 軸封装置に流れる液体を所定の温度範囲内に保つ常温流路と、冷却流路と、を備えたポンプ装置を示す図である。 水平方向に延びる端子箱を備えるモータを示す図である。 図8のA線方向から見た図である。 図8および図9に示す実施形態に係るモータを備えるポンプ装置の斜視図である。 ケーブル取り出し口の角度を説明する図である。 吐出口の上方に配置された端子箱を示す斜視図である。 ポンプを支持するための受け座を示す図である。 ポンプを支持するための受け座を示す図である。 ケーシング脚と受け座との間に配置された断熱部材を示す図である。 受け座の他の実施形態を示す図である。 受け座のさらに他の実施形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、ポンプ装置の一実施形態を示す図である。図1に示すように、ポンプ装置は、取り扱い液(搬送液)を加圧送水するための、回転軸1と、ポンプ2と、回転軸1を駆動するモータ7と、ポンプケーシング5とモータ7との間に配置された中間ブラケット50と、ポンプケーシング5内の高圧の液体が外部に漏洩するのを防止する軸封装置30と、を備えている。
ポンプ2は、回転軸1に固定された羽根車3と、羽根車3を収容するポンプケーシング5と、を備える。ポンプケーシング5は、吸込口12および吐出口13を備えている。ポンプケーシング5は、羽根車3を収容するケーシング本体49と、ケーシング本体49の開口端49aを覆うカバー部51と、を備えている。
モータ7が駆動されると、モータ7の回転は、回転軸1に伝達され、回転軸1および羽根車3が回転する。羽根車3が回転すると、液体は吸込口12を通ってポンプケーシング5内に流入し、羽根車3の回転に伴って昇圧される。昇圧された液体は、吐出口13から吐き出される。図1に示す実施形態では、羽根車3は、セミオープン型羽根車である。一実施形態では、羽根車3は、ボルテックス型羽根車であってもよく、クローズド型羽根車であってもよい。
図1に示す実施形態では、回転軸1は鉛直に配置されている(図1の軸線CL方向参照)。つまり、ポンプは回転軸1が縦方向(すなわち、鉛直方向)に延びる立形ポンプである。回転軸1は、モータ7が備える軸受7aにて、モータ7に対して回転可能に支持されている。また、中間ブラケット50は、回転軸1が貫通する開口50aを有し、軸封装置30は回転軸1が貫通する開口50aから外部(ここで外部は、モータ7)へ漏れる搬送液をシールする。
軸封装置30は、回転軸1と中間ブラケット50との間の隙間を封止する装置である。軸封装置30の一例として、ダブルメカニカルシールが挙げられる。軸封装置30は、回転軸1に固定された回転側シール部材(図示しない)と、中間ブラケット50に固定された静止側シール部材(図示しない)と、を備えている。したがって、回転軸1が回転すると、回転側シール部材は、静止側シール部材に摺接する。また、軸封装置30は、ポンプケーシング5のカバー部51によって支持されている。なお、一実施形態では、軸封装置30はダブルメカニカルシールに依らずメカニカルシールでもグランドパッキンでもよい。
羽根車3が回転すると、取り扱い液の一部は、羽根車3とカバー部51との間の隙間51aを通り、さらには、カバー部51と回転軸1との間の隙間51bを通って、軸封室251に流入する。隙間51bを通って、軸封装置30に流入した取り扱い液の一部が軸封装置30を冷却および潤滑する。しかしながら、空気が軸封室251にあると、軸封装置30は、適切に冷却および潤滑されず、軸封装置30がドライ運転となって故障するおそれがある。そこで、本実施形態では、軸封装置30がドライ運転となるのを防ぐため、回転軸1は、羽根車3よりも高い位置に配置された軸封室251と羽根車3の吸込側とを連通させる空気排出穴260を有している。
本実施形態では、ポンプ(羽根車3およびポンプケーシング5を含む)および/または回転軸1は、取り扱い液に対して、耐腐食性を有する材質(例えば、ステンレス)から構成されている。より具体的には、取り扱い液として、スラリーを含むスラリー液や腐食性を有する液体が使用されるため、ポンプケーシング5は、ステンレスなどの耐腐食性の材質である。同様の理由から、回転軸1および羽根車3もステンレスなどの耐腐食性の材質である。これに対して、中間ブラケット50は、コストダウンや製造の容易性の観点から、安価な金属材質(例えば、鋳鉄)である。
ここで、ポンプ2の搬送液が高温の場合について説明する。ポンプケーシング5とモータ7との間の長さをL1(つまり、L1は中間ブラケット50の高さ)、モータ7と軸封部3との間の回転軸1の長さをL2(つまり、L2は回転軸1における中間ブラケット50に覆われた部分の長さ)とする。また、L1,L2は搬送液の影響で熱膨張する前の長さであり、高温の搬送液の影響で熱膨張した当該L1,L2の軸線方向の変化をΔL1,ΔL2とする。ΔL1とΔL2が異なると、回転軸1に固定された羽根車3と当該羽根車3を収容するポンプケーシング5間との軸線方向におけるクリアランス(例えば、隙間51aの高さ)が変化する。
中間ブラケット50、回転軸1の熱膨張による変化ΔL1,ΔL2は、線膨張係数、温度変化量、および/または、その長さL1,L2の何れかによって変わる。本実施形態では、中間ブラケット50とポンプ側の部材の材料が異なるため、中間ブラケット50の線膨張係数が、ポンプ側の部材(回転軸1、羽根車3、およびポンプケーシング5を含む)の線膨張係数とが異なる。また、一実施形態として、ポンプ2の中間ブラケット50とポンプ側の部材とで線膨張係数が略同じ材料であっても、発熱部品(例えば、モータ7、軸受7a、軸封装置30等)や搬送液から受ける熱量、および/または、長さL1,L2の違いによって、熱膨張による変化であるΔL1とΔL2が異なる(ΔL1≠ΔL2)場合がある。
このように、中間ブラケット50、回転軸1の熱膨張による変化であるΔL1,ΔL2が異なると、回転軸1に固定された羽根車3とポンプケーシング5間のクリアランスが変化する。このクリアランスの変化が所定の値以上になると、回転軸1に固定された羽根車3がポンプケーシング5に接触して故障したり、ポンプ2の性能に影響を及ぼすおそれがある。つまり、高温の取り扱い液が移送されると、熱膨張の差により羽根車3とポンプケーシング5間のクリアランスが変化して、最悪の場合、ポンプ運転中に羽根車3がポンプケーシング5に接触し、破損するおそれがある。
また、高温の取り扱い液が移送されるポンプ2の熱が、中間ブラケット50を通じてモータ7に伝達されてしまうと、モータ7(特に、回転軸1を回転自在に支持する軸受7a)は、自身の発熱に加えて、取り扱い液の熱の影響を受けてしまう。結果として、モータ7が許容範囲よりも高温となって故障するおそれがある。
そこで、本実施形態では、ポンプ装置は、ポンプ2が高温の搬送液を取り扱うことができるよう、ポンプ2の接液部と接する面積が広く搬送液の熱量の影響が大きい中間ブラケット50を積極的に冷却する構造を有している。以下、本実施形態に係る中間ブラケット50の冷却構造について、説明する。
図2は、中間ブラケット50の斜視図である。図1および図2に示すように、ポンプ装置は、中間ブラケット50を冷却する冷却流路200を備えている。具体的には、冷却流路200は、中間ブラケット50に形成されている。より具体的には、中間ブラケット50は、回転軸1と同心円状に等間隔に配置された、回転軸1の軸線CL方向と平行に伸びる柱部205を備えている。
柱部205はモータを支持できればよく、形状は本実施形態に依らない。そして、中間ブラケット50は、回転軸1と同心円状に等間隔に配置された2つの柱部205のそれぞれに、冷却流路200が形成されている。ポンプケーシング5から伝わる熱を遮断するため、冷却流路200は、ポンプケーシング5との連結部側に形成されることが好ましい。また、図2に示す実施形態では、柱部205は、互いに隣接する支柱205aの間に配置されたリブ部205bを備えている。言い換えれば、柱部205は、互いに隣接する支柱205aおよびリブ部205bによって、一枚の板形状を有している。
本実施形態では、中間ブラケット50は、回転軸1と同心円状に等間隔に配置された4つの、支柱205aを備えており、隣り合う2つの支柱205aの下部を連通する流路として、2つの冷却流路200が形成されている。そして、支柱205aには、冷却流路の入口200aと冷却流路の出口200bとが形成される。しかしながら、柱部205と冷却流路200の数や配置はこれに依らず、中間ブラケット50は、ポンプケーシング5側に冷却流路200が設けられればよい。一実施形態で中間ブラケット50は、柱部205と冷却流路200との数が同じでも異なっていてもよいし、複数の柱部205とひとつの冷却流路200が設けられてもよい。冷却流路200がひとつの場合、回転軸1と同心の環状であってもよい。一実施形態で、支柱205aは等間隔の配置でなくてもよい。
中間ブラケット50は、ポンプケーシング5との接続部に形成された、ポンプケーシング5に隣接するポンプケーシング側フランジ202と、モータ7との接続部に形成された、モータ7に隣接するモータ側フランジ203と、を備えている。ポンプケーシング5はその上端にフランジを備え、当該フランジとポンプケーシング側フランジ202とは、不図示の締結具(例えば、ボルトとナット)によって接続される。モータ7はその下端にフランジを備え、当該フランジとモータ側フランジ203とは、不図示の締結具(例えば、ボルトとナット)によって接続される。また、柱部205の上部は、モータ側フランジ203に接続されており、柱部205の下部は、ポンプケーシング側フランジ202に接続されている。中間ブラケット50とポンプケーシング5および/またはモータ7とはOリング等を介して接続されてもよい。なお、一実施形態として、中間ブラケット50とポンプケーシング5および/またはモータ7とは、同一部品として構成されてもよい。その場合、ポンプケーシング側フランジ202、モータ側フランジ203に相当する部分を、中間ブラケット50の接続部、連結部、または端部とみなすことができる。
冷却流路200は、冷却液が流れる流路である。冷却液を冷却流路200に流すことにより、ポンプ2が高温の取り扱い液を搬送したとしても、中間ブラケット50(特に、柱部205)の温度上昇は抑制される。したがって、冷却流路200は、中間ブラケット50(特に、柱部205)が回転軸1の軸線CL方向に熱膨張することを抑制することができる。
このような構成により、本実施形態のポンプ装置は、高温となるポンプ2の接液部と接する面積の最も広い中間ブラケット50を冷却することで、中間ブラケット50の熱膨張を抑制することができる。その結果、ΔL1とΔL2の差を小さくすることができるため、羽根車3とポンプケーシング5との間のクリアランスを、ポンプ2を正常に運転できる所定の範囲内に収めることができる。また、中間ブラケット50を冷却することにより、中間ブラケット50を通じて、取り扱い液の熱がモータ7に伝達することを防止することができる。結果として、モータ7が取り扱い液の熱の影響を受けて故障することを防止することができる。
図3は、柱部205の水平断面図である。中間ブラケット50は、回転軸1を挟んで対向して配置された複数(図3では、2つ)の柱部205を備えている(すなわち、4つの支柱205a)。このように、中間ブラケット50は、冷却流路200が対向して配置されることで、中間ブラケット50の、ポンプケーシング5に接する面の全体的を均等に冷却できる。図3に示す本実施形態では、全ての柱部205において、入口200aが紙面右側に配置され、出口200bが紙面左側に配置されている。しかしながら、冷却液の入口200aと出口200bの配置はこれに依らず、何れか一方の柱部205の、冷却液の入口200aが紙面左側、出口200bが紙面右側に配置されてもよい。
また、本実施形態では、これら複数の柱部205は、同一の構造を有しており、軸封装置30の周囲に配置されている。互いに隣接する柱部205の間には、軸封装置30が露出する隙間210が形成されている。隙間210を設けることにより、作業者は、軸封装置30の状態を常時視認することができ、更に、容易に、軸封装置30にアクセスすることができる。結果として、本実施形態の中間ブラケット50は、効率的に冷却できる機構を有しつつ、作業者が軸封装置30のメンテナンス作業を容易に行うことができる、というメリットも有する。ただし、これに依らず、一実施形態では、柱部205は、軸封装置30を取り囲む筒形状を有してもよい。
図1に示すように、中間ブラケット50は、そのポンプ側の端面部50bに、対向するポンプケーシング5(より具体的には、ポンプケーシング5のカバー部51)と接する第1部分50b-1と、対向するポンプケーシング5が離間する第2部分50b-2と、を備えている。第1部分50b-1は、ポンプケーシング側フランジ202の少なくとも一部を含み、ポンプケーシング5との接続部を含む。第2部分50b-2は、当該第1部分50b-1の軸径方向内側に配置されており、対向するポンプケーシング5に接していない。
本実施形態の冷却流路200は、少なくともその一部が中間ブラケット50の第2部分50b-2(より具体的には、柱部205の下端)に形成された凹み206と、凹み206を閉じる蓋部207にて形成される。本実施形態のように、凹み206を中間ブラケット50の下端に形成すれば、冷却流路200を持たないポンプ装置の中間ブラケットに、機械加工で後から凹み206を容易に形成することができるため、冷却流路200を持たない中間ブラケットと部品の共用化ができる。また、高温の搬送液が流れるポンプケーシング5に接していない第2部分50b-2に冷却流路200が形成されるため、ポンプケーシング5は冷却流路200による冷却作用の影響を受けにくい。よって、搬送液の温度を保ちつつ、中間ケーシング50を冷却できる。
図3に示すように、凹み206は、回転軸1の軸線CL方向から見たとき、扇形状を有しており、軸封装置30の周囲に配置されている。但し、凹み206は冷却水が流れればよく、扇形状に限らず、多角形等の他の形状でもよい。
図4は、一実施形態における冷却流路200の入口200aおよび出口200bを示す図である。冷却流路200は、外部から液体(冷却液)を流入する入口200aと、入口200aから冷却流路200に流入した液体が外部に排出される出口200bと、を備えており、柱部205の半分程度の高さまで形成されている。本実施形態で冷却流路200は、入口200aと、出口200bを備える。ただし、冷却が十分にできれば、冷却流路200は入口200aおよび出口200bを持たず、冷却流路200に冷却液を滞留させてもよい。また、本実施形態の液体(冷却液)は、例えば、取り扱いが容易な水道水である。一実施形態で冷却液は、工業用水や不凍液等でもよい。
出口200bは、入口200aよりも冷却流路200の上部に配置されている。より具体的には、入口200aは、柱部205の下部に接続されたポンプケーシング側フランジ202に形成されており、出口200bは、柱部205の上部に形成されている。入口200aを通じて、冷却流路200の下部に流入した冷却液は、徐々に上昇して、冷却流路200は冷却液で満たされる。冷却液は、搬送液の影響で高温となった中間ケーシング50と熱交換され温度上昇した後、入口200aよりも上に配置された出口200bを通じて外部に排出される。このように、出口200bが入口200aよりも上に配置されることで、温度上昇した冷却水をより積極的に排出できる。
図4に示すように、ポンプケーシング側フランジ202は、入口200aが形成された肉厚部位202aと出口200bが形成された肉厚部位202bを有していることが好ましい。入口200a,出口200bを肉厚部位202a,202bに形成することにより、ポンプケーシング側フランジ202の強度を維持し、かつポンプケーシング側フランジ202の全体を肉厚形状にする必要はない。これにより、中間ケーシング50を軽量化することができる。また、本実施形態では、柱部205の下に入口200aおよび/または出口200bを備えている。このように、入口200aと出口200bは、軸線CL方向に延びる柱部205を利用して肉厚部位202a, 202bの少なくとも一部を形成することで、さらなる軽量化ができる。
一実施形態では、出口200bは、入口200aと同じ高さに配置されてもよい。より具体的には、入口200aおよび出口200bは、柱部205の下部に接続されたポンプケーシング側フランジ202(図2参照)に形成されている。
図5は、中間ブラケット50の断面図である。図5に示すように、蓋部207と中間ブラケット50の第2部分50b-2(より具体的には、柱部205の下端)との間には、ガスケットなどのシール部材220が配置されている。シール部材220は、冷却液の外部への漏洩を防止する。蓋部207は、中間ブラケット50の第2部分50b-2と蓋部207との間にシール部材220を介在させた状態で、ねじなどの締結具221によって柱部205に締結される。蓋部207を冷却流路200に着脱可能することにより、万が一、冷却流路200に異物が侵入しても、蓋部207を取り外すことにより、異物を容易に除去することができる。また、一実施形態では、蓋部207は、中間ブラケット50と一体成形部材であってもよい。この場合、シール部材220は不要である。
入口200aには、入口配管215が着脱可能に接続されており、出口200bには、出口配管216が着脱可能に接続されている。入口配管215は、例えば、水道管などの冷却液供給源(図示しない)に接続されている。出口配管216は、例えば、排水溝などの排水設備(図示しない)に接続されている。これら入口配管215および出口配管216のそれぞれを着脱可能に冷却流路200に接続することにより、ユーザーは、入口配管215および出口配管216の接続先を自由に施工できる。たとえば、入口配管215および出口配管216を連通して冷却水を循環させてもよい。また、万が一、入口配管215および/または出口配管216に異物が侵入しても、異物が侵入した配管を取り外すことにより、異物を容易に除去することができる。
図6は、柱部205の他の実施形態を示す図である。図2に示す実施形態では、柱部205は、互いに隣接する支柱205aの間に配置されたリブ部205bを備えている。言い換えれば、柱部205は、互いに隣接する支柱205aおよびリブ部205bによって、一枚の板形状を有している。図6に示す実施形態では、柱部205は、リブ部205bを備えておらず、互いに隣接する支柱205aの間には、隙間210が形成されている。図6に示す中間ブラケット50では、回転軸1と同心円状に配置された4つの隙間210が形成されており、作業者は、より容易に運転中の軸封装置30の状態を常時視認することができ、また、メンテナンス時には、より容易に、軸封装置30にアクセスすることができる。
図7は、軸封装置30に流れる液体を所定の温度範囲内に保つ常温流路60と、冷却流路200と、を備えたポンプ装置を示す図である。図7に示すように、ポンプ装置は、軸封装置30に流れる液体を、軸封装置30が正常に機能する所定の温度範囲内に保つ常温流路60を備えている。常温流路60は、液体入口61および液体出口62に連通している。これら液体入口61および液体出口62は、冷却流路200に連通しており、冷却流路200に流入した液体(本実施形態では、冷却液)は、液体入口61を通じて常温流路60に流入する。
常温流路60に流入した液体は、常温流路60の半径方向内側に配置された軸封室251に存在する液体の温度を、軸封装置30が正常に機能する所定の範囲内の温度にする。取り扱い液の温度が軸封装置30の許容範囲よりも高温である場合、高温の取り扱い液は、常温流路60を流れる液体によって、冷却される。その後、常温流路60に流入した液体は、液体出口62から排出され、冷却流路200を流れる。
一実施形態では、液体入口61および液体出口62は、冷却流路200とは独立しており、液体入口61は液体供給源(図示しない)に接続されていてもよい。取り扱い液の温度が軸封装置30の許容範囲よりも低温である場合、液体入口61を通じて、常温流路60に常温の液体を供給してもよい。常温の液体は、低温の取り扱い液を加熱し、常温流路60の半径方向内側に配置された軸封室251に存在する液体の温度を所定の範囲内の温度にする。このように、常温流路60を設けることにより、軸封装置30の温度を許容範囲内に保つことができる。
本実施形態によれば、回転軸1の周囲には、軸封室251が配置されている。したがって、軸封室251に存在する液体の温度を所定の範囲内の温度にすることにより、羽根車3が回転軸1の熱膨張に起因して、ポンプケーシング5に接触することを防止することができる。
一般的に、ポンプ装置では、ポンプ2に接続するモータの種類によって、端子箱の位置関係や、ケーブル(例えば、モータに電力を供給するための電源ケーブル)を取り出す方向が異なる。上述した実施形態に係るポンプ装置は、冷却流路200を備えているため、ケーブルの、冷却流路200を流れる冷却液との接触を確実に防止する必要がある。そこで、以下に説明する実施形態では、ポンプ装置は、ケーブルの、液体(例えば、冷却液など)との接触を確実に防止することができる構造を有している。以下、このような構造を有するポンプ装置について、図面を参照して説明する。
図8は、水平方向に延びる端子箱を備えるモータを示す図である。図9は、図8のA線方向から見た図である。図8および図9に示すように、モータ7は、そのモータケーシング300の外周面300aに取り付けられた端子箱301を備えている。端子箱301は、モータ7を回転軸1の軸線CL方向から見たとき、冷却流路200に形成された入口200aおよび出口200bを除く部位に形成されている。
図8および図9に示す実施形態では、中間ブラケット50には、その円周方向に等間隔に配置された2つの冷却流路200が形成されており、端子箱301は、モータ7を回転軸1の軸線CL方向から見たとき、これら2つの冷却流路200の間に配置されている。
冷却流路200には、入口200aを通じて冷却液が供給され、冷却流路200を通過した冷却液は出口200bを通じて外部に移送される。したがって、冷却液は、入口200aおよび出口200bから漏洩するおそれがある。仮に、端子箱301が入口200aおよび出口200bの間に配置されていると、漏洩した冷却液が端子箱301に接触するおそれがある。本実施形態によれば、このような配置により、仮に、冷却液が入口200aおよび出口200bから漏洩したとしても、冷却液が端子箱301に接触することが防止される。
図8に示すように、端子箱301は、入口200aおよび出口200bよりも高い位置に配置されている。仮に、冷却液が漏洩しても、漏洩する冷却液は、重力の作用により、下方に流下するため、端子箱301を入口200aおよび出口200bよりも高い位置に配置することにより、冷却液が端子箱301に接触することがより確実に防止される。
さらに、端子箱301は、軸封装置30よりも高い位置に配置されているため、仮に、軸封装置30から取り扱い液が漏洩したとしても、取り扱い液が軸封装置30に接触することが確実に防止される。
図10は、図8および図9に示す実施形態に係るモータ7を備えるポンプ装置の斜視図である。端子箱301は、水平以上の角度を向いて配置されたケーブル取り出し口305を有している。モータ7に接続されたケーブル(例えば、電源ケーブルなど)306は、ケーブル取り出し口305を通じて外部に延びている。
図10に示すように、冷却流路200の入口200aおよび出口200bには、集合管310が接続される場合がある。ケーブル取り出し口305が水平よりも下方を向いて配置されていると、ケーブル取り出し口305から延びるケーブル306が集合管310に接触するおそれがある。この場合、ケーブル306が集合管310にからまって、集合管310および/またはケーブル306が破損するおそれがある。
図11は、ケーブル取り出し口305の角度を説明する図である。図11に示すように、ケーブル取り出し口305は、水平線HLを基準として、この水平線HL以上の角度を向いて配置されている。このような配置により、ケーブル306は、集合管310および冷却流路200の入口200aおよび出口200bから離間して延びる。したがって、ケーブル306の、集合管310および冷却流路200の入口200aおよび出口200bとの接触を防止することができる。
図12は、吐出口13の上方に配置された端子箱301を示す斜視図である。図10に示す実施形態では、端子箱301は吸込口12の上方に配置されているが、端子箱301は吐出口13の上方に配置されてもよい。図12に示す実施形態においても、端子箱301は、モータ7を回転軸1の軸線CL方向から見たとき、2つの冷却流路200の間に配置されている。
図13および図14は、ポンプ2を支持するための受け座を示す図である。図13および図14に示すように、ポンプ装置は、ポンプ2を支持するためのケーシング脚321に支持される受け座320を備えている。ケーシング脚321は、鉛直方向に延びており、ポンプ2は、受け座320を通じてケーシング脚321に支持されている。ケーシング脚321は、地上FLに設置されている。
本実施形態に係るポンプ装置は、幅広い温度領域で使用される場合がある。この場合、ポンプ2は、取り扱い液の温度に応じて、膨張および収縮する。吸込口12には、吸込管(図示しない)が接続され、吐出口13には、吐出管(図示しない)が接続される。したがって、ポンプ2が膨張および収縮すると、吸込口12および吐出口13の高さ方向の位置が変化してしまう。結果として、吸込管および吐出管には、過大な負荷がかかってしまう。そこで、ポンプ装置は、冷却流路200によって、中間ブラケット50を冷却する構造と、ケーシング脚321とは別個の受け座320と、を備えている。
図13および図14に示すように、受け座320は、ポンプケーシング5(より具体的には、ケーシング本体49)に取り付けられている。受け座320は、ポンプケーシング5のケーシング本体49から外側に張り出しており、受け座320の下面320aは、ポンプケーシング5に形成された吐出口13と同じ高さ(より具体的には、吐出口13の中心と同じ高さ)に配置されている。中心線ELは、吐出口13の中心を横切る仮想の線分であり、回転軸1の軸線CL方向と直交している。
ポンプケーシング5は、吐出口13を中心として、膨張および収縮する。したがって、受け座320の下面320aを吐出口13と同じ高さに配置することにより、ポンプケーシング5の膨張および収縮に起因する受け座320の高さ方向の位置の変化を最小限に抑制することができる。結果として、ポンプ装置は、吸込管および吐出管に過大な負荷がかかることを防止することができる。
図15は、ケーシング脚321と受け座320との間に配置された断熱部材を示す図である。図15に示すように、ポンプ装置は、ケーシング脚321と受け座320との間に配置された断熱部材325を備えてもよい。上述したように、受け座320は、ケーシング脚321とは別個であるため、作業者は、受け座320とケーシング脚321との間に断熱部材325を配置させることができる。このような配置により、ケーシング脚321は受け座320の熱の影響を受けないため、取り扱い液の温度に起因するケーシング脚321の膨張および収縮を防止することができる。
さらに、受け座320はケーシング脚321とは別個であるため、ポンプ装置の設置環境に応じて、ケーシング脚321の高さを任意に変更することができる。さらに、このような構成により、ポンプケーシング5と一体的にケーシング脚321を製造する必要はないため、ポンプケーシング5の製造コストを削減することができ、ポンプケーシング5の鋳造性、加工性を向上させることができる。
図16は、受け座320の他の実施形態を示す図である。図16に示すように、受け座320は、中間ブラケット50に取り付けられてもよい。上述したように、中間ブラケット50には、冷却流路200が形成されているため、中間ブラケット50は、取り扱い液の熱の影響を受けない。図16に示すように、受け座320を中間ブラケット50に設けることにより、受け座320の高さ方向の位置の変化を最小限に抑制することができる。したがって、ポンプ装置は、吸込管および吐出管に過大な負荷がかかることを防止することができる。
一実施形態では、受け座320は、中間ブラケット50に隣接するポンプケーシング5の上部に配置されてもよい。このような配置によっても、、受け座320の高さ方向の位置の変化を最小限に抑制することができ、結果として、ポンプ装置は、吸込管および吐出管に過大な負荷がかかることを防止することができる。
図17は、受け座320のさらに他の実施形態を示す図である。図17に示すように、受け座320は、中間ブラケット50に取り付けられており、受け座320の下面320aは、吐出口13の中心と同じ高さに配置されている。図17に示す実施形態においても、図16に示す実施形態に係るポンプ装置と同一の効果を奏することができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 回転軸
1a 端部
2 ポンプ
3 羽根車
5 ポンプケーシング
7 モータ
7a 軸受
12 吸込口
13 吐出口
30 軸封装置
49 ケーシング本体
49a 開口端
50 中間ブラケット
50a 開口
50b 端面部
50b-1第1部分
50b-2第2部分
51 カバー部材
51a 隙間
51b 隙間
200 冷却流路
200a 入口
200b 出口
202 ポンプケーシング側フランジ
202a 肉厚部位
202b 肉厚部位
203 モータ側フランジ
205 柱部
205a 支柱
205b リブ部
206 凹み
207 蓋部
210 隙間
215 入口配管
216 出口配管
251 軸封室
300 モータケーシング
300a 外周面
301 端子箱
305 ケーブル取り出し口
306 ケーブル
310 集合管
320 受け座
320a 下面
321 ケーシング脚
325 断熱部材

Claims (17)

  1. 羽根車と、前記羽根車を収容するポンプケーシングと、を備えるポンプと、
    前記羽根車が固定された回転軸と、
    前記回転軸を駆動するモータと、を備え、
    前記ポンプと前記モータとの間に配置された中間ブラケットに、前記中間ブラケットを冷却する冷却流路が形成された、ポンプ装置。
  2. 前記中間ブラケットは、前記回転軸の軸線方向と平行に延びる柱部を備えており、
    前記冷却流路は、前記柱部に形成されている、請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 前記冷却流路は、前記ポンプケーシングとの連結部側に形成される、請求項1または請求項2に記載のポンプ装置。
  4. 前記中間ブラケットの前記ポンプ側の端面部に、前記ポンプケーシングと接する第1部分と、前記第1部分の軸径方向内側に配置される第2部分と、を備え、
    前記冷却流路は、少なくともその一部が前記中間ブラケットの前記第2部分に形成された凹みと、当該凹みを閉じる蓋部にて形成される、請求項1~請求項3のいずれか一項に記載のポンプ装置。
  5. 前記冷却流路は、
    外部から液体を流入する入口と、
    前記入口から前記冷却流路に流入した液体が外部に排出される出口と、を備えており、
    前記出口は、前記入口よりも前記冷却流路の上部に配置されている、請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のポンプ装置。
  6. 前記中間ブラケットは、
    前記ポンプケーシングとの接続部に形成されたフランジと、
    前記回転軸の軸線方向と平行に、前記フランジから上部に向かって延びる柱部と、を備えており、
    前記入口は、前記フランジに形成され、
    前記出口は、前記柱部に形成されている、請求項5に記載のポンプ装置。
  7. 前記フランジは、前記入口が形成された肉厚部位を有している、請求項6に記載のポンプ装置。
  8. 前記ポンプの搬送液が高温のときに、前記搬送液による熱膨張が前記中間ブラケットと前記ポンプおよび/または前記回転軸とで異なる、請求項1~請求項7のいずれか一項に記載のポンプ装置。
  9. 前記ポンプおよび/または前記回転軸は、前記ポンプの搬送液に対して、耐腐食性を有する材料で構成され、
    前記中間ブラケットが前記ポンプおよび前記回転軸と異なる材料で構成される、請求項1~請求項8のいずれか一項に記載のポンプ装置。
  10. 前記ポンプおよび/または前記回転軸は、ステンレス系の材料で構成される、請求項9に記載のポンプ装置。
  11. 羽根車と、前記羽根車を収容するポンプケーシングと、を備えるポンプと、
    前記羽根車が固定された回転軸と、
    前記回転軸を駆動するモータと、
    前記ポンプと前記モータとの間に配置された中間ブラケットに形成された、前記中間ブラケットを冷却する冷却流路と、を備え、
    前記モータは、そのモータケーシングの外周面に取り付けられた端子箱を備えており、
    前記端子箱は、前記モータを前記回転軸の軸線方向から見たとき、前記冷却流路に形成された入口および出口を除く部位に形成されている、ポンプ装置。
  12. 前記端子箱は、水平以上の角度を向いて配置されたケーブル取り出し口を有している、請求項11に記載のポンプ装置。
  13. 前記端子箱は、前記入口および前記出口よりも高い位置に配置されている、請求項11または請求項12に記載のポンプ装置。
  14. 羽根車と、前記羽根車を収容するポンプケーシングと、を備えるポンプと、
    前記羽根車が固定された回転軸と、
    前記回転軸を駆動するモータと、
    前記ポンプと前記モータとの間に配置された中間ブラケットに形成された、前記中間ブラケットを冷却する冷却流路と、
    前記ポンプを支持するための受け座と、を備える、ポンプ装置。
  15. 前記受け座は、前記ポンプケーシングに取り付けられている、請求項14に記載のポンプ装置。
  16. 前記受け座は、前記中間ブラケットに取り付けられている、請求項14に記載のポンプ装置。
  17. 前記受け座は、前記ポンプケーシングに形成された吐出口の中心と同じ高さに配置されている、請求項14~請求項16のいずれか一項に記載のポンプ装置。
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