JP2022038802A - パーティション用パネルの支持装置及びパーティション - Google Patents
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Abstract
Description
また、ウイルスや細菌等の病原体からの感染を防護する目的のものではないが、透明なパネルを用いるパーティションとしては、例えば、実用新案登録第3045198号公報(特許文献2)に掲載された技術もある。これは、設置される枠体に透明なパネルを保持している。
一方、上記後者のパーティションでは、透明なパネルを枠体で支持しているので、安定性は優れるが、反面、枠体がある分、視界を妨げる邪魔な部分が多くなって視界性を損ねてしまう。また、パネルを枠体に保持するので着脱が面倒で組付け性が悪く、清掃するときには煩雑になり、例えば、清掃を頻繁に行うレストランなどでは用いにくい欠点がある。
設置されるベース部と、該ベース部に設けられ上記パネルの一方面に当接する一方当接部と、上記ベース部に設けられ上記パネルの他方面に当接するとともに上記一方当接部と共同して上記パネルを挾持する他方当接部とを備え、
上記一方当接部及び他方当接部を、線材で形成するとともに、上記パネルが上記一方当接部及び他方当接部間に対して挿入及び抜脱可能になるように形成した構成としている。
線材としては、例えば、鋼,ステンレス,アルミニウム等の金属、硬質樹脂や木材等適宜の材料のものを用いることができる。線材の材質や太さは支持剛性を考慮して適宜選択する。
これにより、一方体及び他方体によってパネルの両側縁側を支持するので、安定性をより一層確保することができる。
これにより、左右回転対称に形成するので、製造を容易にすることができる。特に、一方体と他方体とが分離している場合、一方体を反転させるだけで他方体を形成でき、一方体を製造するだけで他方体を製造することになり、逆に言えば、他方体を反転させるだけで一方体を形成でき、他方体を製造するだけで一方体を製造することになるので、製造が容易になり、製造効率を向上させることができる。
これにより、パネルを組付けた状態の支持装置をキャスタで搬送することができるので、移動を容易に行うことができる。また、卓体を跨いで設置できるので、卓体に対して設置を容易に行うことができる。そのため、例えば、レストラン等で用いる場合に汎用性を増すことができ、極めて便利になる。
上記一方当接部の線材及び他方当接部の線材を、上記立設部材と上記支承部材との間に架設した構成としている。立設部材と支承部材との間に線材を架設するだけで、一方当接部及び他方当接部を形成できるので、製造を極めて容易に行うことができる。また、構造も簡易であり、視界性をより一層確保することができる。
図1乃至図6に示すように、本発明の実施の形態に係るパーティションTは、主に、天板Kaを脚体Kbで支持したテーブルや机などの卓体K用のものであり、透明なパネル1と、パネル1を支持する実施の形態に係る支持装置Sとを備えて構成されている。
他方体Sbは、設置されるベース部10bと、ベース部10bに設けられパネル1の一方面4に当接する一方当接部30bと、ベース部10bに設けられパネル1の他方面5に当接するとともに一方当接部30bと共同してパネル1を挾持する他方当接部31bとを備えて構成されている。
これらの一方当接部30a,30b及び他方当接部31a,31bは、その最大高さが支持するパネル1の高さの半分以下になるように形成されている。
この別の実施の形態に係るパーティションTは、天板Kaを脚体Kbで支持したテーブルや机などの卓体Kの天板Ka上に載置して使用するものであり、上記と同様の透明なパネル1と、パネル1を支持する別の実施の形態に係る支持装置Sとを備えて構成されている。
他方体Sbは、設置されるベース部10bと、ベース部10bに設けられパネル1の一方面4に当接する一方当接部30bと、ベース部10bに設けられパネル1の他方面5に当接するとともに一方当接部30bと共同してパネル1を挾持する他方当接部31bとを備えて構成されている。
これらのベース部10a,10b,一方当接部30a,30b及び他方当接部31a,31bは、その最大高さが支持するパネル1の高さの半分以下になるように形成されている。
また、図11に示すように、ベース部10aの端縁Jを軸線として90°回動させて垂直辺35a,36aを接地させたとき、ベース部10aをパネル1の側縁2(3)に沿わせてこのパネル1を一方当接部30a及び他方当接部31aで挾持可能にしている。
また、図11に示すように、ベース部10bの端縁Jを軸線として90°回動させて垂直辺35b,36bを接地させたとき、ベース部10bをパネル1の側縁3(2)に沿わせてこのパネル1を一方当接部30b及び他方当接部31bで挾持可能にしている。
尚、支承マグネット56は、図7乃至図13に示す支持装置Sにおいて、ベース部10a(10b),一方当接部30a(31b)及び他方当接部30a(31a)を鉄などの磁着性材料で形成すれば、同様に用いることができる。
S パーティション用パネルの支持装置
Sa 一方体
Sb 他方体
K 卓体
Ka 天板
Kb 脚体
1 パネル
2,3 側縁
4 一方面
5 他方面
6 下縁
10 共通ベース部
10a,10b ベース部
P 垂直線
11 支承部材
12 脚部材
13 キャスタ
14 立設部材
15 支持板
16 本体
17 支承板
Q 軸線
20,21,22,23 補強部材
30a,30b 一方当接部
31a,31b 他方当接部
32 折曲部
33 端部
34 貫通孔
35a,35b 垂直辺
36a,36b 垂直辺
37a,37b 延設辺
38a,38b 延設辺
J 端縁
40a,40b 一方固定部材
41a,41b 他方固定部材
42a,42b 一辺
43a,43b 一辺
44a,44b 他辺
45a,45b 他辺
46a,46b 連結部材
50a,50b ロッド
51a,51b プレート
55 支承体
56 支承マグネット
57 支承杆
60 ベース部
61 一方当接部
62 他方当接部
63 支承部材
Claims (17)
- 透明なパネルを支持するパーティション用パネルの支持装置において、
設置されるベース部と、該ベース部に設けられ上記パネルの一方面に当接する一方当接部と、上記ベース部に設けられ上記パネルの他方面に当接するとともに上記一方当接部と共同して上記パネルを挾持する他方当接部とを備え、
上記一方当接部及び他方当接部を、線材で形成するとともに、上記パネルが上記一方当接部及び他方当接部間に対して挿入及び抜脱可能になるように形成したことを特徴とするパーティション用パネルの支持装置。 - 上記一方当接部及び他方当接部を、上記パネルを支持した状態で該パネルの一方面及び他方面に直交する直交方向から見たとき、上記一方当接部の線材及び他方当接部の線材の全部もしくは一部が重畳しないように形成したことを特徴とする請求項1記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記一方当接部の重畳しない線材間に間隔を設け、上記他方当接部の重畳しない線材間に間隔を設けたことを特徴とする請求項2記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記一方当接部の線材の他方当接部の線材に対する重畳しない面積の比率、及び、上記他方当接部の線材の一方当接部の線材に対する重畳しない面積の比率を、全部が重畳した場合を0%としたとき、30%~100%にしたことを特徴とする請求項3記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記一方当接部,他方当接部及びベース部の組からなり上記パネルの一方側縁側を挾持する一方体と、上記一方当接部,他方当接部及びベース部の組からなり上記パネルの他方側縁側を挾持する他方体とを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記一方体と他方体とを、該一方体と他方体との中間にある垂直線を中心とした回転対称に形成したことを特徴とする請求項5記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記一方体のベース部と他方体のベース部とを連設して形成される共通ベース部を備えたことを特徴とする請求項5または6記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記共通ベース部を、上記パネルの下縁を支承する支承部材と、該支承部材の両端部側に夫々設けられ該支承部材を支持する柱状の一対の脚部材と、該一対の脚部材の下端部に夫々設けられ床に設置されるキャスタとを備えて構成し、上記一対の脚部材間の幅を、卓体を跨ぐように設定し、上記床から上記支承部材の下側面までの高さを、上記床から上記卓体の上面までの高さより僅かに大きく設定したことを特徴とする請求項7記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記共通ベース部を、上記支承部材の両端部側に夫々立設され上記パネルの側縁に沿う柱状の立設部材を備えて構成し、
上記一方当接部の線材及び他方当接部の線材を、上記立設部材と上記支承部材との間に架設したことを特徴とする請求項8記載のパーティション用パネルの支持装置。 - 上記一方当接部の線材及び他方当接部の線材を、所要箇所で折曲形成した一本の線部材を用いて形成し、該線部材の折曲部を上記立設部材に取付け、該線部材の両端部を上記支承部材に取付けたことを特徴とする請求項9記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記支承部材を、棒状の本体と、該本体の上側に取付けられ上記パネルの下縁を支承する支承板とを備えて構成し、該支承板を、平面から見て、上記本体より幅広の部分を有するとともに上記本体の軸線を中心とした線対称形状に形成したことを特徴とする請求項8乃至10何れかに記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記ベース部を、卓体上に載置可能に形成したことを特徴とする請求項5または6記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記ベース部を、線材で形成したことを特徴とする請求項12記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記ベース部を、上記パネルの下縁を支承可能に平坦に形成するとともに、上記パネルの一方面及び他方面に直交する方向の端縁を有して構成し、上記一方当接部及び他方当接部を、夫々、下端が上記ベース部の端縁に固着されて立設される垂直辺と、該垂直辺の上端から延び下端がベース部に固着される延設辺とで構成し、上記端縁を軸線として90°回動させて上記垂直辺を接地させたとき、上記ベース部を上記パネルの側縁に沿わせて該パネルを上記一方当接部及び他方当接部で挾持可能にしたことを特徴とする請求項12または13記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 上記一方当接部の上記パネルの側縁側の線材と上記他方当接部の上記パネルの側縁側の線材との間であって所定高さ位置に、上記パネルの下縁を支承する支承杆を架設したことを特徴とする請求項12乃至14何れかに記載のパーティション用パネルの支持装置。
- 透明なパネルと該パネルを支持する支持装置とを備えたパーティションにおいて、
上記支持装置として、上記請求項1乃至15何れかに記載のパーティション用パネルの支持装置を用いたことを特徴とするパーティション。 - 上記一方当接部及び他方当接部を、その最大高さが上記支持するパネルの高さの半分以下になるように形成したことを特徴とする請求項16記載のパーティション。
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