JP2022038096A - 給油装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気中に浮遊しているウィルス等を分解すると共に、顧客の体や衣類等に静電気が帯電することを防止し、スパークに起因する事故及び人体への健康被害を防止することのできる給油装置を提供する。【解決手段】給油ポンプ18から流量計16を介して給油ノズル13に燃料油を送る給油機構と、給油機構への給油設定を行う操作部と、給油機構に接続される給油ホース14と、給油ホースの先端に設けられる給油ノズル13と、給油ノズルが掛けられるノズル掛け15と、空間除菌剤を外部に導出する導出部とを備える給油装置1。導出部を形成する開口内にルーバー機構を設けてもよく、ルーバー機構を人体検知センサ5が人体を検知した際に作動するようにしてもよい。ミリ波レーダ6を設けてもよく、ミリ波レーダによって検知されたミリ波レーダと人体までの距離に応じて空間除菌剤の導出量を制御してもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の燃料タンク等へ燃料油を給油する給油装置に関し、特に菌、カビ、ウィルスへの対策を施した給油装置に関する。
近年の給油所においては、人件費の削減のために顧客自身が給油操作を行うセルフ給油所が増加している。これらのセルフ給油所での給油作業では、不特定多数の顧客が触れる給油ノズルのノズルクリップやノズルレバー、給油設定を行う操作部に菌、カビ、さらににウィルスが付着して清潔感を維持することが困難になると共に、顧客に不快感を与えるおそれがあった。
そこで、本出願人は、抗菌処理を施したカバーを握り部に着脱自在に取り付けることで、カバーを交換容易とし、衛生面での安全性を確保し、顧客が嫌悪感を抱くことなく給油作業を行うことのできる給油ノズルを提案した(特許文献1)。
一方、顧客の人体や衣服に帯電した静電気が放電してスパークが生じ、給油時に燃料油のベーパに引火して火災発生等の原因になるおそれがあった。そのため、顧客が触ることで、帯電していた静電気が給油装置を介して地面へと放電される静電気除去シートが用いられている。
特開2007-153429号公報
上記特許文献1に記載の発明は有効であるが、日常生活では常に菌やウィルス感染の危険性が隣り合わせにあり、同発明はウィルス等を含む空気中に浮遊している粒子を吸込む空気感染には対応していない。また、人体や衣服では常に静電気が発生しており、発生した静電気が埃や花粉と一緒にウィルス等を引き寄せるという問題もあった。
そこで、本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであって、空気中に浮遊しているウィルス等を分解すると共に、顧客の体や衣類等に静電気が帯電することを防止し、スパークに起因する事故及び人体への健康被害を防止することのできる給油装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、給油装置であって、給油ポンプから流量計を介して給油ノズルに燃料油を送る給油機構と、該給油機構への給油設定を行う操作部と、前記給油機構に接続される給油ホースと、該給油ホースの先端に設けられる給油ノズルと、該給油ノズルが掛けられるノズル掛けと、空間除菌剤を外部に導出する導出部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、導出部から導出された空間除菌剤によって除菌を行うと共に、顧客や作業員の衣服等に静電気が帯電することを防止することでウィルス等を引き寄せ難くさせ、スパークに起因する事故及び人体への健康被害を防止できる。
前記給油装置において、前記導出部を形成する開口内にルーバー機構を備えることで、空間除菌剤の流れ方向を変更して空間除菌を効率的に行うことができる。
前記ルーバー機構は、人体検知センサが人体を検知した際に作動させることができる。これによって、ルーバー機構が給油作業毎に作動するので省エネに貢献することができる。
ミリ波レーダを備え、該ミリ波レーダによって検知された該ミリ波レーダと人体までの距離に応じて前記空間除菌剤の導出量を制御することができ、顧客等との距離によって空間除菌剤の導出量を変化させ、確実に除菌を行うことができる。
前記空間除菌剤をベーパ回収機構を介して前記給油ノズルより外部に導出することで、給油作業終了後の燃料油の臭いも脱臭することができる。
前記操作部及び前記給油ノズルのグリップ部に抗菌処理を施し、静電気除去部材を装着することで、ウィルス等による接触感染、静電気の帯電を防止することができる。
以上のように、本発明の給油装置によれば、空気中に浮遊しているウィルス等を分解すると共に、顧客の体や衣類等に静電気が帯電することを防止し、スパークに起因する事故及び人体への健康被害を防止することができる。
本発明に係る給油装置の一実施の形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は内部構成図である。 図1に示す機器制御装置の構成の一部を示すブロック図である。 図1に示す給油装置の第1の動作を示すフローチャートである。 図1に示す給油装置の第2の動作を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る給油装置の一実施の形態を示し、この給油装置1は、給油系統(詳細後述)と、第1及び第2の空間除菌剤発生ユニット2、3と、ルーバー4と、人体検知センサ5と、ミリ波レーダ6と、機器制御装置7等で構成される。
給油系統は、従来の給油装置に設けられるものと構成や動作は同じであり、吐出管13aを有する給油ノズル13と、ノズルSW(スイッチ)15aを有するノズル掛け15と、流量計16と、給油モータ17と、給油ポンプ18、表示器10と、給油設定操作部11と、伝票取出口12等をハウジング本体に設けている。
給油ノズル13のグリップ部13bには、抗菌処理を施すと共に、静電気除去部材を装着することで静電気を除去し、ウィルス等による接触感染を防止することができる。
第1及び第2の空間除菌剤発生ユニット2、3が発生させる空間除菌剤は、銅、銀、亜鉛等のイオンやオゾンが挙げられる。
第1の空間除菌剤発生ユニット2は、給油作業前及び給油時において、第1のモータM1及び第1のポンプP1を駆動することで、内部で発生させた空間除菌剤をルーバー4の吹出口(導出部)4aから外部へ導出する。一方、第2の空間除菌剤発生ユニット3は、給油作業後において、第2のモータM2及び第2のポンプP2を駆動することで、内部で発生させた空間除菌剤をベーパ回収機構を介して外部へ導出する。
ルーバー4は、風向き(空間除菌剤の流れ方向)を変更可能にするために構成され、吹出口4aと、ギア4bと、駆動モータMとを備える。人体検知センサ5は、給油を行おうとする顧客を検知してルーバー4を作動させることで、給油作業毎にルーバー4を作動させて省エネを図るものである。
ミリ波レーダ6は、顧客との距離を測定し、その距離に応じて空間除菌剤の導出量を制御することで確実に除菌を行うために設けられる。
機器制御装置7は、図2に示すように、ノズルSW15aのオン/オフに応じて第2のモータM2を駆動するM2(第2のモータ)駆動手段7aと、人体検知センサ5が人体を検知した際に駆動モータMを駆動するためのM(駆動モータ)駆動手段7bと、ミリ波レーダ6からの信号に基づいて顧客との距離を判断する距離判断手段7cと、距離判断手段7cが判断した距離と、メモリ7dに蓄積される距離と周波数の関係に基づいて第1のモータM1の回転数を設定するインバータ7eと、インバータ7eによって設定された回転数で第1のモータM1を駆動するM1(第1のモータ)駆動手段7fを備える。また、機器制御装置7は電磁弁V1、V2も制御する。
次に、上記構成を有する給油装置1の動作について説明する。
まず、第1の動作として、給油作業前及び給油作業中の空間除菌について、図1~図3を参照しながら説明する。
図3のステップS1において、人体検知センサ5が顧客を検知すると(ステップS1;Yes)、駆動モータM、第1のモータM1を駆動する(ステップS2)。これにより、第1の空間除菌剤発生ユニット2で発生させた空間除菌剤をルーバー4の吹出口4aを介して外部へ導出し、空間除菌が行われ、その後給油が開始される。
一方、給油作業中において、顧客が給油装置1から少し離れると、ミリ波レーダ6で顧客を検知し(ステップS3;Yes)、ミリ波レーダ6からの信号に基づいて顧客との距離を判断し(ステップS4;Yes)、この距離に応じて第1のモータM1の回転数を変更する(ステップS5)。これにより、顧客との距離によって変化する微粒子の発生量に応じて、確実に空間除菌を行うことができる。
人体検知センサ5が顧客を検知できなくなると(ステップS6;Yes)、駆動モータM及び第1のモータM1の駆動を停止して動作を終了する。
次に、第2の動作として、ベーパ回収及び給油作業後の空間除菌について、図1、図2及び図4を参照しながら説明する。
図4のステップS11において、顧客が給油ノズル13をノズル掛け15から外すことでノズルSW15aがオンになると(ステップS11;Yes)、電磁弁V1を閉じ、電磁弁V2を開き、第2のモータM2を正転駆動させ(ステップS12)、給油時に発生するベーパを回収する。
ステップS13において、顧客が給油ノズル13をノズル掛け15に戻すことでノズルSW15aがオフになり(ステップS13;Yes)、ステップS14において、ノズルSW15aがオフになってからの経過時間Tが所定時間t1に達すると(ステップS14;Yes)、給油時に発生したベーパを回収することができたと判断し、電磁弁V2を閉じ、電磁弁V1を開き、第2のモータM2を逆転駆動させ(ステップS15)、第2の空間除菌剤発生ユニット3で発生させた空間除菌剤を外部へ導出して空間除菌を行う。
ステップS16において、空間除菌剤を外部へ導出してからの経過時間Tが所定時間t2に達すると(ステップS16;Yes)、十分に除菌することができたとして第2のモータM2の駆動を停止し(ステップS17)、動作を終了する。この動作により、給油作業後の空間除菌のみならず、燃料油の脱臭も行うことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、給油時において、空気中に浮遊しているウィルス等を分解すると共に、顧客の体や衣類等に帯電した静電気を抑制することができる。
尚、上記実施の形態においては、給油装置1の第1及び第2の空間除菌剤発生ユニット2、3で空間除菌剤を発生させたが、他の装置で発生させた空間除菌剤をルーバー4の吹出口4aから外部へ導出してもよい。また、空間除菌剤をルーバー4の吹出口4aからではなく、他の開口やノズル等から外部へ導出してもよい。
さらに、給油時に空間除去を行う場合について説明したが、これに限らず、全日又は給油待機中に定期的に空間除菌を行ってもよい。
1 給油装置
2 第1の空間除菌剤発生ユニット
3 第2の空間除菌剤発生ユニット
4 ルーバー
4a 吹出口
4b ギア
5 人体検知センサ
6 ミリ波レーダ
7 機器制御装置
7a M2駆動手段
7b M駆動手段
7c 距離判断手段
7d メモリ
7e インバータ
7f M1駆動手段
10 表示器
11 給油設定操作部
12 伝票取出口
13 給油ノズル
13a 吐出管
13b グリップ部
14 給油ホース
15 ノズル掛け
15a ノズルSW
16 流量計
17 給油モータ
18 給油ポンプ
M 駆動モータ
M1 第1のモータ
M2 第2のモータ
P1 第1のポンプ
P2 第2のポンプ
V1、V2 電磁弁

Claims (6)

  1. 給油ポンプから流量計を介して給油ノズルに燃料油を送る給油機構と、
    該給油機構への給油設定を行う操作部と、
    前記給油機構に接続される給油ホースと、
    該給油ホースの先端に設けられる給油ノズルと、
    該給油ノズルが掛けられるノズル掛けと、
    空間除菌剤を外部に導出する導出部とを備えることを特徴とする給油装置。
  2. 前記導出部を形成する開口内にルーバー機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の給油装置。
  3. 前記ルーバー機構は、人体検知センサが人体を検知した際に作動することを特徴とする請求項2に記載の給油装置。
  4. ミリ波レーダを備え、該ミリ波レーダによって検知された該ミリ波レーダと人体までの距離に応じて前記空間除菌剤の導出量を制御することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の給油装置。
  5. 前記空間除菌剤は、ベーパ回収機構を介して前記給油ノズルより外部に導出されること特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の給油装置。
  6. 前記操作部及び前記給油ノズルのグリップ部には抗菌処理が施されると共に、静電気除去部材が装着されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の給油装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007153429A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Tatsuno Corp 給油ノズル
JP2009034159A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sasshu Kk 噴霧式の生化学的清浄化システム
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