JP2022037397A - プレキャスト部材の接合構造及びプレキャスト部材の接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレキャスト部材を対象物に容易に接合することができるプレキャスト部材の接合構造及びプレキャスト部材の接合方法を実現する。【解決手段】このプレキャスト部材の接合構造100であれば、先端面にプレート部材2が露出して設けられているプレキャスト部材10をフーチング20の凹部21に挿し込むようにすることで、プレキャスト部材10をフーチング20に容易に接合することができる。このように、先端面にプレート部材20が露出して設けられているプレキャスト部材10であれば、従来技術のプレキャスト工法よりも容易にプレキャスト部材と対象物を接合することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、プレキャスト部材を鉄筋コンクリート製の対象物に接合するプレキャスト部材の接合構造及びプレキャスト部材の接合方法に関する。
近年、鉄筋コンクリート構造物を構築するにあたり、施工現場にて鉄筋を組んで型枠内にコンクリートを打設する場所打ちコンクリート工法に替えて、予め工場などで生産した鉄筋コンクリート部材を施工現場に搬入して繋ぎ合わせるプレキャスト工法を採用することがある。例えば、図11(a)は場所打ちコンクリート工法による構造物の一部を示した説明図であり、図11(b)はプレキャスト工法による構造物の一部を示した説明図である。
場所打ちコンクリート工法の場合、季節や天候などの外的要因によってコンクリートの養生が左右されることがあるが、プレキャスト工法では、工場などにおいて管理された環境下で養生されてなる高品質・高強度の鉄筋コンクリート部材(プレキャスト部材)を用いて構造物を構築することができる。
そのようなプレキャスト部材を利用して、柱を壁や梁などの対象物に接合する技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2019-157489号公報 特開2004-278257号公報
ところで、従来のプレキャスト部材11を対象物Tに接合する際、プレキャスト部材11の複数の鉄筋11aをその対象物Tの複数の鉄筋の継手(カプラー)Cに対して位置合わせするのに、精度の高い施工が要求されることになる。
また、従来のプレキャスト部材11からは、例えば、図11(b)に示すように、接合対象物Tの鉄筋に接続させる鉄筋11aが突き出しているため、その鉄筋11aが曲がるなど損傷してしまわないように取り扱う必要がある。
また、上記特許文献2に開示されているプレキャスト工法では、鉄筋を通す貫通孔が設けられているプレキャスト部材を接合対象物に並設した後、貫通孔に鉄筋を挿入して接合対象物に埋め込まれている継手に鉄筋を接続するようになっており、この工法でも精度の高い施工が要求されることになる。
このように、従来のコンクリート部材同士の接合構造は、その内部で鉄筋が接続されたことで成り立つ構造であり、鉄筋同士を継手などで接続する必要があったことから、高い施工精度が要求されるものであった。
本発明の目的は、プレキャスト部材を対象物に容易に接合することができるプレキャスト部材の接合構造及びプレキャスト部材の接合方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本出願に係る一の発明は、
プレキャスト部材が鉄筋コンクリート製の対象物に接合されたプレキャスト部材の接合構造であって、
前記プレキャスト部材は、複数本の主筋の端部が当該プレキャスト部材のコンクリートに定着された構造を有しており、
前記対象物の表面に設けられている凹部の奧面に、前記プレキャスト部材の先端面を向けて、前記プレキャスト部材が前記凹部に挿し込まれているようにした。
なお、ここで言う「主筋(鉄筋)がプレキャスト部材のコンクリートに定着された構造」とは、対象物に接合する前のプレキャスト部材単体の状態において、コンクリート中の鉄筋が鉄筋表面のコンクリートとの付着が失われた場合でも、鉄筋とコンクリートとがずれることなく、鉄筋とコンクリートが合成断面となるように一体化した構造のことである。
かかる構成の接合構造であれば、主筋の端部がコンクリートに定着されているプレキャスト部材を鉄筋コンクリート製の対象物の凹部に挿し込むようにすることで、プレキャスト部材を対象物に容易に接合することができる。つまり、この接合構造では、プレキャスト部材の主筋と対象物の鉄筋とを接続する作業を省くことができる。
このように、プレキャスト部材の主筋と対象物の鉄筋を接続させることなく、プレキャスト部材と対象物を接合することができれば、上記従来技術のプレキャスト工法よりも容易にプレキャスト部材と対象物を接合することができる。
特に、ここでのプレキャスト部材において、主筋は主筋表面のコンクリートとの付着が失われるような場合でも、主筋とコンクリートが一体となっていることから、プレキャスト部材の主筋と対象物の鉄筋を接続させることなく、プレキャスト部材と対象物を好適に接合することができる。
また、対象物の凹部が、その凹部に挿し込まれるプレキャスト部材の側面に摺接する大きさに形成されていれば、対象物の凹部に隙間なくプレキャスト部材を嵌合させるように接合することができる。
また、望ましくは、
前記プレキャスト部材が前記凹部に挿し込まれた状態で、前記プレキャスト部材における前記主筋の端部が前記凹部に入り込んでいるように構成されているようにする。
プレキャスト部材における主筋の端部が対象物の凹部に入り込んでいるように接合されていれば、より安定した接合構造とすることができる。
また、望ましくは、
前記プレキャスト部材が前記凹部に挿し込まれた状態で、前記プレキャスト部材における前記主筋の端部が、前記対象物の前記表面側の鉄筋のかぶりを越えた位置にあるように構成されているようにする。
プレキャスト部材における主筋の端部が対象物の凹部に入り込み、その対象物の表面側の鉄筋のかぶりを越えた位置にあるように接合されていれば、より一層安定した接合構造とすることができる。
また、望ましくは、
前記プレキャスト部材の前記主筋の端部は、前記プレキャスト部材の先端面と略平行に配されたプレート部材に固定されているようにする。
プレキャスト部材の主筋の端部がプレート部材に固定された態様でプレキャスト部材のコンクリートにしっかりと定着されていれば、より良好な接合構造が得られる。
また、望ましくは、
前記プレート部材は、前記プレキャスト部材の先端面に露出して設けられているようにする。
こうすることで、プレキャスト部材の取り扱い性が向上する。
例えば、主筋とプレート部材を固定した後にプレート部材を型枠の一部としてコンクリートを打設してプレキャスト部材を製造することができ、また、脱型したコンクリート体から突き出している主筋の端部にプレート部材を固定するようにしてプレキャスト部材を製造することができる。
また、望ましくは、
前記凹部に挿し込まれた前記プレキャスト部材と前記対象物の間の少なくとも一部に、流動性固化材料が固化されてなる充填材が設けられているようにする。
こうすることで、プレキャスト部材を対象物の凹部に好適に接合することができる。
また、本出願に係る他の発明は、
プレキャスト部材を鉄筋コンクリート製の対象物に接合するプレキャスト部材の接合方法であって、
前記プレキャスト部材は、複数本の主筋の端部が当該プレキャスト部材のコンクリートに定着された態様に形成されており、
前記対象物の上面には、前記プレキャスト部材が挿し込まれる凹部であって、その凹部に前記プレキャスト部材の先端部が挿し込まれた状態で、前記プレキャスト部材における前記主筋の端部が入り込む深さを有する凹部が形成されており、
前記凹部の奧面に、前記プレキャスト部材の先端面を向けて、前記プレキャスト部材を前記凹部に挿し込んで立設するようにした。
なお、ここで言う「主筋(鉄筋)がプレキャスト部材のコンクリートに定着された態様」とは、対象物に接合する前のプレキャスト部材単体の状態において、コンクリート中の鉄筋が鉄筋表面のコンクリートとの付着が失われた場合でも、鉄筋とコンクリートとがずれることなく、鉄筋とコンクリートが合成断面となるように一体化した構造のことである。
かかる構成の接合方法であれば、主筋の端部がコンクリートに定着されているプレキャスト部材を鉄筋コンクリート製の対象物の凹部に挿し込むようにすることで、プレキャスト部材を対象物に容易に接合することができる。つまり、この接合構造では、プレキャスト部材の主筋と対象物の鉄筋とを接続する作業を省くことができる。
特に、プレキャスト部材における主筋の端部が対象物の凹部に入り込むように接合することで、より安定した構造としてプレキャスト部材と対象物を接合することができる。
このように、プレキャスト部材の主筋と対象物の鉄筋を接続させることなく、プレキャスト部材と対象物を接合することができれば、上記従来技術のプレキャスト工法よりも容易にプレキャスト部材と対象物を接合することができる。
なお、ここでのプレキャスト部材において、主筋は主筋表面のコンクリートとの付着が失われるような場合でも、主筋とコンクリートが一体となっていることから、プレキャスト部材の主筋と対象物の鉄筋を接続させることなく、プレキャスト部材と対象物を好適に接合することができる。
また、望ましくは、
前記凹部は、その凹部に前記プレキャスト部材の先端部が挿し込まれた状態で、前記プレキャスト部材における前記主筋の端部が、前記対象物の前記表面側の鉄筋のかぶりを越える深さに形成されているようにする。
対象物の凹部に挿し込まれたプレキャスト部材における主筋の端部が、その対象物の表面側の鉄筋のかぶりを越えた位置にあるように接合するようにすれば、より一層安定した構造としてプレキャスト部材と対象物を接合することができる。
また、望ましくは、
前記プレキャスト部材の前記主筋の端部はプレート部材に固定され、そのプレート部材が先端面に露出して設けられた態様に形成されており、
前記凹部の奧面に、前記プレート部材を向けて前記プレキャスト部材を前記凹部に挿し込んで立設するようにする。
先端面にプレート部材が露出して設けられているプレキャスト部材を鉄筋コンクリート製の対象物の凹部に挿し込むようにすることで、プレキャスト部材を対象物に容易に接合することができる。
また、望ましくは、
前記凹部は、その凹部に挿し込まれる前記プレキャスト部材の側面に摺接する大きさに形成されているようにする。
こうすることで、プレキャスト部材を対象物の凹部に好適に接合することができる。
また、望ましくは、
前記凹部に挿し込まれた前記プレキャスト部材と前記対象物の間に、流動性固化材料を充填して固化させるようにする。
こうすることで、プレキャスト部材を対象物の凹部に好適に接合することができる。
また、望ましくは、
所定量の流動性固化材料を前記凹部に注入した後、その凹部へ前記プレキャスト部材を挿し込んで、前記流動性固化材料を固化させるようにする。
こうすることで、プレキャスト部材を対象物の凹部に好適に接合することができる。
本発明によれば、プレキャスト部材を対象物に容易に接合することができる。
本実施形態のプレキャスト部材の接合構造を断面視して示す説明図であり、接合前のプレキャスト部材およびフーチング(a)と、接合後のプレキャスト部材とフーチング(b)である。 本実施形態のプレキャスト部材の接合構造を示す斜視図であり、接合前のプレキャスト部材およびフーチング(a)と、接合後のプレキャスト部材とフーチング(b)である。 本実施形態のプレキャスト部材を示す斜視図(a)と、そのプレキャスト部材の主筋、プレート部材、帯筋を示す斜視図(b)である。 本実施形態のプレキャスト部材の接合構造の水平交番載荷試験による荷重変位曲線と、場所打ちコンクリート工法による構造体の水平交番載荷試験による荷重変位曲線とを比較した説明図である。 プレキャスト部材の接合構造の変形例を断面視して示す説明図であり、接合前のプレキャスト部材およびフーチング(a)と、接合後のプレキャスト部材とフーチング(b)である。 プレキャスト部材の接合構造の変形例を断面視して示す説明図であり、接合前のプレキャスト部材およびフーチング(a)と、接合後のプレキャスト部材とフーチング(b)である。 プレキャスト部材の接合構造の変形例を断面視して示す説明図であり、接合前のプレキャスト部材およびフーチング(a)と、接合後のプレキャスト部材とフーチング(b)である。 プレキャスト部材の変形例を示す説明図(a)(b)である。 プレキャスト部材の接合構造の変形例を断面視して示す説明図であり、接合前のプレキャスト部材およびフーチング(a)と、接合後のプレキャスト部材とフーチング(b)である。 プレキャスト部材の接合構造の変形例を断面視して示す説明図であり、接合前のプレキャスト部材およびフーチング(a)と、接合後のプレキャスト部材とフーチング(b)である。 従来技術に関する説明図であり、場所打ちコンクリート工法による構造物の一部を示した説明図(a)と、プレキャスト工法による構造物の一部を示した説明図(b)である。
以下、図面を参照して、本発明に係るプレキャスト部材の接合構造及びプレキャスト部材の接合方法の実施形態について詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
本実施形態では、プレキャスト部材である柱を、鉄筋コンクリート製の対象物であるフーチングに接合して立設する場合を例に説明する。
(実施形態1)
本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100は、例えば、図1、図2に示すように、プレキャスト部材10を鉄筋コンクリート製のフーチング20に接合してなる接合構造であり、プレキャスト部材10の先端部がフーチング20の凹部21に挿し込まれて固設された態様を有している。
プレキャスト部材10は、複数本の主筋1の端部が当該プレキャスト部材10のコンクリートに定着された構造を有している。
ここでのプレキャスト部材10は、図3(a)(b)に示すように、複数本(本実施形態では24本)の主筋1の先端側の端部が金属製のプレート部材2に固定され、そのプレート部材2が先端面に露出して設けられた構造を有している。また、主筋1の後端側の端部は、プレキャスト部材10の内部にフック定着されている。
なお、ここで言う「主筋(鉄筋)がプレキャスト部材のコンクリートに定着された構造」とは、対象物に接合する前のプレキャスト部材単体の状態において、コンクリート中の鉄筋が鉄筋表面のコンクリートとの付着が失われた場合でも、鉄筋とコンクリートとがずれることなく、鉄筋とコンクリートが合成断面となるように一体化した構造のことである。
主筋1は棒鋼であり、プレート部材2は鋼板である。
主筋1の端部は、例えば、溶接によってプレート部材2に固定されている。また、主筋1の端部に設けられている雄ネジ部にナットなどの部材を螺合するようにして、主筋1をプレート部材2に固定することもできる。
本実施形態では、プレート部材2は、プレキャスト部材10の先端面とほぼ同じ形状を有しており、プレート部材2はその外縁をプレキャスト部材10の先端面の外縁に揃える配置に設けられている。なお、プレート部材2の外縁とプレキャスト部材10の先端面の外縁とを揃えなくてもよい。
このプレート部材2は、プレキャスト部材10の先端面を補強するカバー部材としても機能している。
また、複数の主筋1を取り囲むように、帯筋3が配設されている。
なお、プレキャスト部材10は、主筋1とプレート部材2を固定した後にプレート部材2を型枠の一部としてコンクリートを打設して製造したものでも、脱型したコンクリート体から突き出している主筋1の端部にプレート部材2を固定するように製造したものでもよい。
いずれの製法で製造されたプレキャスト部材10であっても、プレキャスト部材10のコンクリート体とプレート部材2とは間隙なく密接した構造をとるようにする。
こうして、プレキャスト部材10の主筋1の端部が当該プレキャスト部材10のコンクリートに定着された構造となっている。
また、フーチング20の凹部21に挿し込まれるプレキャスト部材10の先端側の側面に、目荒らしの凹凸加工を施すようにしてもよい。
プレキャスト部材10の側面に目荒らしの凹凸が設けられていれば、プレキャスト部材10とフーチング20の接合強度を高めることができる。
なお、フーチング20の凹部21の内面に目荒らしの凹凸を設けるようにしてもよい。
本実施形態のプレキャスト部材10は、その断面が450mm×450mmの柱であり、プレート部材2は450mm×450mmの鋼板である。この鋼板の厚みは5mmから20mm程度であればよい。
なお、本実施形態では、主筋1にD16(SD345)を用い、帯筋3にD13(SD345)を用いている。
フーチング20の凹部21は、プレキャスト部材10の断面形状に対応させて形成されており、450mm×450mmの開口を有している。つまり、この凹部21は、その凹部21に挿し込まれるプレキャスト部材10の側面に摺接する大きさに形成されている。
また、本実施形態でのフーチング20の凹部21の深さは、プレキャスト部材10の太さの半分である225mmとした。つまり、ここでのプレキャスト部材10の根入れ長は225mmである。
なお、フーチング20の凹部21に挿し込まれるプレキャスト部材10の根入れ長は、後述するように、フーチング20の凹部21に入り込ませるプレキャスト部材10の主筋1の端部の位置に基づいて設計した。
換言すれば、フーチング20の凹部21の深さは、その凹部21に入り込ませるプレキャスト部材10の主筋1の端部の位置に基づいて設計した。
そして、上述したように、プレキャスト部材10の断面形状に対応させて形成したフーチング20の凹部21にプレキャスト部材10を挿し込むようにして、プレキャスト部材10とフーチング20を接合する。
具体的には、図1(b)、図2(b)に示すように、フーチング20に設けられている凹部21の奧側の面である底面にプレート部材20を向けて、プレキャスト部材10を凹部21に挿し込んでプレキャスト部材10とフーチング20を接合し、プレキャスト部材の接合構造100を構築した。
特に、プレキャスト部材10が凹部21に挿し込まれた状態で、プレキャスト部材10における主筋1の端部が凹部21に入り込んでいるように、プレキャスト部材10とフーチング20とが接合されているようにした。
更には、プレキャスト部材10が凹部21に挿し込まれた状態で、プレキャスト部材10における主筋1の端部が、フーチング20の表面側の鉄筋のかぶりを越えた位置にあるように、プレキャスト部材10とフーチング20とが接合されているようにした。
こうして構築された本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100では、プレキャスト部材10の鉄筋(主筋1、帯筋3)とフーチング20の鉄筋とが接続されていない構造となっている。
このように、先端面にプレート部材2が露出して設けられているプレキャスト部材10をフーチング20の凹部21に挿し込むようにする本実施形態の接合方法であれば、プレキャスト部材10をフーチング20に容易に接合することができる。
つまり、本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100は、プレキャスト部材10とフーチング20を容易に接合することを可能にした技術である。
特に、プレキャスト部材10の主筋1とフーチング20の鉄筋とが接触していない状態でプレキャスト部材10とフーチング20とを接合しており、プレキャスト部材10の主筋1とフーチング20の鉄筋とを接続する作業を省くことができるので、プレキャスト部材10をフーチング20に容易に接合することができる。
そして、プレキャスト部材10における主筋1の端部がフーチング20の凹部21に入り込んでいるように、プレキャスト部材10とフーチング20とが接合されているので、より安定した接合構造となっている。
更には、プレキャスト部材10における主筋1の端部がフーチング20の凹部21に入り込み、そのフーチング20の表面側の鉄筋のかぶりを越えた位置にあるように接合されているので、より一層安定した接合構造となっている。
ここで、本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100と、従来技術である場所打ちコンクリート工法による構造体の比較として、水平交番載荷試験による耐力特性について比較した結果を示す。
場所打ちコンクリート工法による構造体は、本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100と同じサイズの柱を場所打ちコンクリート工法によって構築したものであり、柱の鉄筋とフーチングの鉄筋とが接続されている構造体である(図11(a)参照)。
図4に示した試験結果のように、それぞれの荷重変位曲線は、ほぼ同じ軌跡を描いていることが見て取れるので、本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100と、場所打ちコンクリート工法による構造体とは、ほぼ同じ耐力特性を有していると言える。
以上のように、本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100は、プレキャスト部材10の鉄筋(主筋1、帯筋3)が接合対象物であるフーチング20の鉄筋に接続されていないが、従来技術の場所打ちコンクリート工法による構造体のように鉄筋同士が接続されているものとほぼ同じ耐力特性を有している。
つまり、本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100は、プレキャスト部材10と接合対象物を容易に接合することができるとともに、優れた耐力特性を有する接合構造として利用することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図5(a)(b)に示すように、プレキャスト部材10は、先端側が先細る態様に形成されており、フーチング20の凹部21は、底面に向かって窄む態様に形成されていてもよい。
このようなプレキャスト部材の接合構造100であれば、フーチング20に対してプレキャスト部材10を位置合わせし易く、例えば、所定の位置にプレキャスト部材10の軸心を合わせるように、プレキャスト部材10とフーチング20とを接合することができる。
また、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、凹部21に挿し込まれたプレキャスト部材10とフーチング20の間の少なくとも一部に、流動性固化材料が固化されてなる充填材30が設けられていてもよい。
上述したプレキャスト部材の接合構造100では、フーチング20の凹部21は、凹部21に挿し込まれるプレキャスト部材10の側面に摺接する大きさに形成されており、その凹部21に隙間なくプレキャスト部材10を嵌合させるようにしたが、凹部21が精度よく形成されていない場合に、プレキャスト部材10をフーチング20の凹部21に挿し込めないことがある。
そこで、フーチング20の凹部21にプレキャスト部材10を挿し込み易くするため、その凹部21を僅かに大きく形成しておき、凹部21に挿し込まれたプレキャスト部材10との間に流動性固化材料を充填してなる充填材30が設けるようにする。
流動性固化材料は、例えば、無収縮モルタルであり、流動性のある状態でプレキャスト部材10とフーチング20の間に充填され、それが固化されて充填材30となる。
例えば、図6(a)(b)に示すように、フーチング20の凹部21にプレキャスト部材10を挿し込んだ後、その凹部21に挿し込まれたプレキャスト部材10とフーチング20の間に、流動性固化材料を充填して固化させてなる充填材30を設けるようにする。
このような接合方法によってプレキャスト部材10とフーチング20を接合したプレキャスト部材の接合構造100であっても、プレキャスト部材10とフーチング20を容易に接合することができるとともに、優れた耐力特性を有する接合構造として利用することができる。
また、例えば、図7(a)(b)に示すように、予め所定量の流動性固化材料をフーチング20の凹部21に注入しておき、その凹部21へプレキャスト部材10を挿し込んで、流動性固化材料を固化させてなる充填材30を設けるようにする。
このような接合方法によってプレキャスト部材10とフーチング20を接合したプレキャスト部材の接合構造100であっても、プレキャスト部材10とフーチング20を容易に接合することができるとともに、優れた耐力特性を有する接合構造として利用することができる。
特に、予め所定量の流動性固化材料をフーチング20の凹部21に注入しておく手法であれば、凹部21の底面とプレキャスト部材10のプレート部材2の間に充填材30を設けることができる。
なお、プレート部材2に固定された主筋1の端部が、プレキャスト部材10の先端面から露出した構造とされていてもよい。
この接合方法であれば、プレキャスト部材10の先端面から主筋1の端部が露出していても、充填材30を介するように、プレキャスト部材10の主筋1とフーチング20の鉄筋とが接触していない状態でプレキャスト部材10とフーチング20を接合することができ、プレキャスト部材10をフーチング20に容易に接合することができる。
また、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図8(a)に示すように、プレート部材2は略枠形状を呈しており、プレート部材2はその外縁をプレキャスト部材10の先端面の外縁に揃える配置に設けられている構造でもよい。
このようなプレキャスト部材10であっても、フーチング20の凹部21に挿し込んで、プレキャスト部材の接合構造100を好適に構築することができる。
また、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図8(b)に示すように、プレート部材2は、複数に分割された態様で設けられており、各プレート部材2にそれぞれ幾つかの主筋1が固定されている構造のプレキャスト部材10であってもよい。なお、各プレート部材2には少なくとも2本の主筋1が固定されていることが好ましい。
本実施形態では、2枚に分割された態様のプレート部材2を備えており、各プレート部材2にはそれぞれ12本の主筋1が固定されている。
例えば、全ての主筋1を1枚のプレート部材2に固定し難いような場合には、複数に分割された態様のプレート部材2に複数の主筋1を幾つかずつ割り当てるように固定する。
このようなプレキャスト部材10であっても、フーチング20の凹部21に挿し込んで、プレキャスト部材の接合構造100を好適に構築することができる。
以上のように、先端面にプレート部材2が露出して設けられているプレキャスト部材10をフーチング20の凹部21に挿し込むようにする本実施形態の接合方法であれば、プレキャスト部材10をフーチング20に容易に接合することができる。
このように、本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100は、プレキャスト部材10とフーチング20を容易に接合することを可能にした技術である。
(実施形態2)
次に、本発明に係るプレキャスト部材の接合構造及びプレキャスト部材の接合方法の実施形態2について説明する。なお、実施形態1と同一部分には同符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100は、例えば、図9に示すように、プレキャスト部材10を鉄筋コンクリート製のフーチング20に接合してなる接合構造であり、プレキャスト部材10がフーチング20の凹部21に挿し込まれて固設された態様を有している。
ここでのプレキャスト部材10は、例えば、図9に示すように、複数本の主筋1の端部がプレキャスト部材10の先端面から露出していない構造を有している。
具体的には、主筋1の端部はフック状に曲げられた形状を有しており、プレキャスト部材10の内部にフック定着されている。
つまり、この主筋1はプレキャスト部材10のコンクリートに定着されており、プレキャスト部材10の表面はコンクリートで覆われた態様を有している。
そして、このプレキャスト部材10 の先端面を、フーチング20に設けられている凹部21の奧側の面である底面に向けて、プレキャスト部材10を凹部21に挿し込んでプレキャスト部材10とフーチング20を接合し、プレキャスト部材の接合構造100を構築することができる。
こうして構築された本実施形態のプレキャスト部材の接合構造100では、プレキャスト部材10の鉄筋(主筋1、帯筋3)とフーチング20の鉄筋とが接続されていない構造となっている。
このように、先端面に主筋1の端部が露出していないプレキャスト部材10をフーチング20の凹部21に挿し込むようにする本実施形態の接合方法であれば、プレキャスト部材10をフーチング20に容易に接合することができる。
また、例えば、図10に示すように、プレキャスト部材10の複数本の主筋1の端部が溶接などによってプレート部材4に固定されており、そのプレート部材4がプレキャスト部材10の内部に埋め込まれていることで、プレキャスト部材10の先端面から主筋1の端部が露出していない構造とされていてもよい。このプレート部材4を介して、主筋1の端部がプレキャスト部材10の内部に定着されている。
このプレート部材4は、プレキャスト部材10の先端面と略平行に配されている。
そして、 このプレキャスト部材10の先端面を、フーチング20に設けられている凹部21の奧側の面である底面に向けて、プレキャスト部材10を凹部21に挿し込んでプレキャスト部材10とフーチング20を接合しても、プレキャスト部材の接合構造100を構築することができる。
なお、図9では、フーチング20の凹部21が、その凹部21に挿し込まれるプレキャスト部材10の側面に摺接する大きさに形成されている場合のプレキャスト部材の接合方法について図示し、図10では、所定量の流動性固化材料をフーチング20の凹部21に注入しておき、その凹部21へプレキャスト部材10を挿し込んで、その流動性固化材料を固化させてなる充填材30を設ける場合のプレキャスト部材の接合方法について図示したが、図9、図10どちらのプレキャスト部材10にどちらの接合方法を適用してもよい。
また、図10において、プレート部材4に固定された主筋1の端部が、プレキャスト部材10の先端面から露出した構造とされていてもよい。
プレキャスト部材10の先端面から主筋1の端部が露出していても、図10に示した接合方法であれば、プレキャスト部材10の主筋1とフーチング20の鉄筋とが接触していない状態でプレキャスト部材10とフーチング20を接合することができ、プレキャスト部材10をフーチング20に容易に接合することができる。
また、図10において、フーチング20の凹部21に挿し込まれるプレキャスト部材10の端部が末広がりの形状に形成されていてもよい。
フーチング20の凹部21に挿し込まれるプレキャスト部材10の端部が末広がりの形状を有していれば、ストレート状の端部を有するプレキャスト部材10よりも抜け難くなり、その接合強度を高めることができる。
また、図10において、フーチング20の凹部21に挿し込まれるプレキャスト部材10の端部が下に凸の角錐形状あるいは下に凸の円錐形状に形成されていてもよい。
フーチング20の凹部21に挿し込まれるプレキャスト部材10の端部が角錐状あるいは円錐状の尖った形状を有していれば、流動性固化材料が注入されているフーチング20の凹部21にプレキャスト部材10を挿し込む際に、そのプレキャスト部材10の端部に気泡が付き難くなるので、その気泡に起因する空隙がプレキャスト部材10とフーチング20の間に生じ難くなり、プレキャスト部材10とフーチング20の接合強度を高めることができる。
以上のように、本実施形態のプレキャスト部材の接合100及びプレキャスト部材の接合方法であれば、プレキャスト部材10と接合対象物を容易に接合することができるとともに、優れた耐力特性を有する接合構造として利用することができる。
なお、以上の実施の形態においては、プレキャスト部材である柱を鉄筋コンクリート製の対象物であるフーチングに接合して立設する場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、プレキャスト部材である梁を鉄筋コンクリート製の対象物に接合するのに、本発明を適用してもよい。
この場合、鉄筋コンクリート製の対象物に設けられている凹部の奧面にプレート部材を向けてプレキャスト部材を横向きに挿し込んで、プレキャスト部材と対象物を接合してプレキャスト部材の接合構造を構築するようにする。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 主筋
2 プレート部材
3 帯筋
4 プレート部材
10 プレキャスト部材
20 フーチング(鉄筋コンクリート製の対象物)
21 凹部
30 充填材
100 プレキャスト部材の接合構造

Claims (12)

  1. プレキャスト部材が鉄筋コンクリート製の対象物に接合されたプレキャスト部材の接合構造であって、
    前記プレキャスト部材は、複数本の主筋の端部が当該プレキャスト部材のコンクリートに定着された構造を有しており、
    前記対象物の表面に設けられている凹部の奧面に、前記プレキャスト部材の先端面を向けて、前記プレキャスト部材が前記凹部に挿し込まれていることを特徴とするプレキャスト部材の接合構造。
  2. 前記プレキャスト部材が前記凹部に挿し込まれた状態で、前記プレキャスト部材における前記主筋の端部が前記凹部に入り込んでいるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプレキャスト部材の接合構造。
  3. 前記プレキャスト部材が前記凹部に挿し込まれた状態で、前記プレキャスト部材における前記主筋の端部が、前記対象物の前記表面側の鉄筋のかぶりを越えた位置にあるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプレキャスト部材の接合構造。
  4. 前記プレキャスト部材の前記主筋の端部は、前記プレキャスト部材の先端面と略平行に配されたプレート部材に固定されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のプレキャスト部材の接合構造。
  5. 前記プレート部材は、前記プレキャスト部材の先端面に露出して設けられていることを特徴とする請求項4に記載のプレキャスト部材の接合構造。
  6. 前記凹部に挿し込まれた前記プレキャスト部材と前記対象物の間の少なくとも一部に、流動性固化材料が固化されてなる充填材が設けられていることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のプレキャスト部材の接合構造。
  7. プレキャスト部材を鉄筋コンクリート製の対象物に接合するプレキャスト部材の接合方法であって、
    前記プレキャスト部材は、複数本の主筋の端部が当該プレキャスト部材のコンクリートに定着された態様に形成されており、
    前記対象物の上面には、前記プレキャスト部材が挿し込まれる凹部であって、その凹部に前記プレキャスト部材の先端部が挿し込まれた状態で、前記プレキャスト部材における前記主筋の端部が入り込む深さを有する凹部が形成されており、
    前記凹部の奧面に、前記プレキャスト部材の先端面を向けて、前記プレキャスト部材を前記凹部に挿し込んで立設することを特徴とするプレキャスト部材の接合方法。
  8. 前記凹部は、その凹部に前記プレキャスト部材の先端部が挿し込まれた状態で、前記プレキャスト部材における前記主筋の端部が、前記対象物の前記表面側の鉄筋のかぶりを越える深さに形成されていることを特徴とする請求項7に記載のプレキャスト部材の接合方法。
  9. 前記プレキャスト部材の前記主筋の端部はプレート部材に固定され、そのプレート部材が先端面に露出して設けられた態様に形成されており、
    前記凹部の奧面に、前記プレート部材を向けて前記プレキャスト部材を前記凹部に挿し込んで立設することを特徴とする請求項7又は8に記載のプレキャスト部材の接合方法。
  10. 前記凹部は、その凹部に挿し込まれる前記プレキャスト部材の側面に摺接する大きさに形成されていることを特徴とする請求項7~9いずれか一項に記載のプレキャスト部材の接合方法。
  11. 前記凹部に挿し込まれた前記プレキャスト部材と前記対象物の間に、流動性固化材料を充填して固化させることを特徴とする請求項7~10のいずれか一項に記載のプレキャスト部材の接合方法。
  12. 所定量の流動性固化材料を前記凹部に注入した後、その凹部へ前記プレキャスト部材を挿し込んで、前記流動性固化材料を固化させることを特徴とする請求項7~10のいずれか一項に記載のプレキャスト部材の接合方法。
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