JP2022032991A - 有機官能的に変性されたポリシロキサンをベースとする消泡剤組成物 - Google Patents

有機官能的に変性されたポリシロキサンをベースとする消泡剤組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】有効性と相溶性の、どちらも優れた消泡剤組成物を提供する。【解決手段】成分Aとして1つまたは複数の側方ポリエーテル変性ポリシロキサンと、成分Bとして少なくとも1つの末端ポリエーテル変性ポリシロキサンと、を含む有機官能的に変性されたポリシロキサンをベースとする消泡剤組成物とする。【選択図】図1

Description

本発明は、有機官能的に変性されたポリシロキサンをベースとする消泡剤組成物に関する。
フォームは、塗料、コーティングおよび印刷インクの製造および加工の際に頻繁に生じる不要な現象である。したがって、フォームが形成されると、生産容器を最適に満たすことができないという結果をもたらす可能性がある。よって、生産作業が中断され、不要な待機時間が発生する。例えば、印刷作業では、フォームによってインク容器が溢れ、ローラーから基材へのインクの移動が害される。乾燥したフォームは、コーティングフィルムの表面に欠陥を残す。フォームの原因は、液体材料へのガスの流入である。これは、例えば下記によって発生する。
・攪拌や混合による製造の際の空気の機械的流入、
・顔料や充填剤を濡らす際の空気の移動、
圧延、噴霧、印刷などによる塗布時の空気の機械的流入、
・多孔質基材をコーティングする際の空気の移動。
コーティングレシピ中の実質的にすべての成分は、発泡挙動にプラスまたはマイナスの影響を与える可能性がある。したがって、フォームを回避し、すでに形成されているフォームを除去するために、消泡剤を配合物に添加する必要がある。
消泡剤の配合にとって典型的な有効成分は、ポリシロキサン、鉱物油および植物油、または重合体である。有効成分を互いに組み合わせるだけでなく、シリカなどの微細に分割された疎水性固体を添加することによって、特定の用途に合わせた特に効果的な消泡剤を作製できるようになることが知られている。
シリコーンは、1950年代の初めから塗料業界で使用されてきた。例えば相溶性、耐滑り性、耐傷付き性などの最も重要なシリコーン特性は、特にジメチルポリシロキサン鎖の化学的変性によって制御することができた。
既知の変性ジメチルポリシロキサン鎖は、ポリオキシアルキレン-ポリシロキサンであり、そのポリオキシアルキレンブロックとそのポリシロキサンブロックのバランスのとれた比率、そして前記2つのブロックの構造も非常に重要である。木材、プラスチック、工業用および自動車用コーティング、または印刷インクに使用する最も効果的な消泡剤の作製にあたり、ポリオキシアルキレンブロックとポリシロキサンブロックの両方に多数の不確定要素がある。
ポリオキシアルキレンブロックは、様々なオキシアルキレン単位、特にオキシエチレン単位、オキシプロピレン単位およびオキシブチレン単位から構成され得る。これらの単位の相互の重量比、配列、そしてポリオキシアルキレンブロックのモル重量は変えることができる。また重要なのは、反応性または不活性であってもよい、ポリオキシアルキレンブロックの末端基である(反応性の場合は例えばOH基、不活性の場合は例えばアルコキシ基)。ポリオキシアルキレンブロックは、加水分解的に安定なC-Si結合または加水分解的に不安定なC-O-Si結合によって、ポリシロキサンブロックに結合することができる。異なるポリオキシアルキレンブロックもポリシロキサンブロックに結合することができる。ポリシロキサンブロックは、Si単位の性質や比率の点で変更されてもよい。シロキサンブロックは、直鎖状でも分岐鎖状でもよく、様々な分子量を有する。ポリオキシアルキレンブロックは、ポリシロキサンブロックの末端におよび/または側方に結合することができる。消泡剤としてのポリシロキサン-ポリオキシアルキレンブロック共重合体の有効性についての予想は、限られた範囲でしかできない。したがって、当業者は、主に経験的手段によって、可能性のあるバリエーションを研究することを余儀なくされている。考えられるバリエーションが実質上無数にあることを考えると、消泡剤の製造に関して特に効果的な特定の構造パラメータや対応するポリオキシアルキレン-ポリシロキサンを見つけることは、当技術分野を前進させる功績であり、したがって進歩的である。
コーティング技術に用いられるポリオキシアルキレン-ポリシロキサンは、先行技術において何度も記載されてきた。対応する多数の文献から、以下の文献が代表的な例として引用されている。
特許文献1は、例えば、ポリジオルガノシロキサン、シリカおよび変性シリコーンオイルを含むシリコーン系消泡剤調製物を記載している。
特許文献2は、耐傷付き性が向上し、表面の滑り性が高く、さらに発泡性が非常に低い特定のポリオキシアルキレン-ポリシロキサン共重合体を含む水性かつ放射線硬化性の印刷コーティングおよび印刷インクも開示しており、その結果、印刷インクの製造がよりスムーズに進行すると同時に、光学的に好ましい印刷画像を実現する。
特許文献3は、1つまたは複数の詳細に規定された有機官能的に変性されたシロキサンと微細に分割されたシリカとを混合し、次いで、低せん断スターラーを使用して、親水性の有機官能的に変性されたポリシロキサンを含む水と前記混合物とを乳化することによって得られる有機官能的に変性されたポリシロキサンをベースとする消泡剤エマルジョンを開示している。
したがって、液体からフォームを取り除くために有機官能的に変性されたポリシロキサンを使用することは、当技術分野で知られている。シロキサンの作用機序を記載し、適切なシロキサンやその調製形態を選択するための指標を提供している多数の文献と特許明細書がある。異なるポリシロキサンの混合物を使用することが有利である可能性は、早い段階ですでに認識されていた。この目的のために、様々な方法で有機官能的に変性された多数のポリシロキサンも開発されてきた。
すべての消泡剤の本質的な特徴は、消泡されるべき媒体との、対象が絞られかつ制御された不相溶性である。相溶性が高すぎる消泡剤は、泡ラメラに特異的に入り込んで不安定化させるのではなく、むしろ、コーティングフィルム全体に存在している。その場合、消泡作用は、仮にあったとしてもごくわずかである。過度の不相溶性は、曇りやクレーターなどのコーティングフィルムの欠陥をもたらし、破壊的な見た目になる。したがって、適切な消泡剤の選択は、相溶性と不相溶性の間の「バランスを取る行為」のようなものである。これは、消泡剤の活性を少し犠牲にして消泡剤をコーティング系とより相溶的にするか、あるいは製造時などの待機時間をなくすためにコーティングフィルムの欠陥を受容することを意味する。この妥協は避けられないようである。
欧州特許番号第0 427 263号 欧州特許番号第0 785 240 B1号 欧州特許番号第0 658 361号
したがって、本発明が解決しようとする課題は、有効性と相溶性のこの規則を覆す消泡剤組成物を提供することである。
課題を解決するために、本発明者らは、以下を含む有機官能的に変性されたポリシロキサンをベースとする消泡剤組成物を提案する。
‐成分Aとして、1つまたは複数の側方ポリエーテル変性ポリシロキサン、および
‐成分Bとして、少なくとも1つの末端ポリエーテル変性ポリシロキサン。
図1は、丸の記号で示される本発明に係る組成物と、三角形の記号で示される成分Aと、四角形の記号で示される成分Bのフォームの体積を示している。 図1aは、丸の記号で示される本発明に係る組成物と、三角形の記号で示される成分Bの相溶性を示している。 図2は、TEGO Foamex 810とTEGO Wet 285を異なる比率で混合したもの(×の記号で示す)と、Tego Wet 285(黒い四角に×の記号で示す)と、TEGO Foamex 810(黒い四角に十字の記号で示す)のフォームの体積を示している。 図2aは、TEGO Foamex 810とTEGO Wet 285を異なる比率で混合したもの(×の記号で示す)と、TEGO Foamex 810(黒い四角に×の記号で示す)と、Tego Wet 285(黒い四角に十字の記号で示す)の相溶性を示している。 図3は、TEGO Foamex 830とTEGO Foamex 844を異なる比率で混合したもの(黒いひし形の記号で示す)と、Tego Foamex 844(白い四角形の記号で示す)と、TEGOFoamex 830(白丸の記号で示す)のフォームの体積を示している。 図3aは、TEGO Foamex 830とTEGO Foamex 844を異なる比率で混合したもの(黒いひし形の記号で示す)と、Tego Foamex 830(白丸の記号で示す)と、TEGO Foamex 844(白い四角形の記号で示す)の相溶性を示している。
本明細書の文脈において、媒体、コーティング系、コーティングもしくは塗料配合物、コーティングレシピ、およびコーティング組成物の語は、同義であると理解されるべきである。それらは消泡されるべき系である。
ポリエーテル変性ポリシロキサンおよびポリエーテルポリシロキサンの語は、同義であると理解されるべきである。
驚くべきことに、特定のトポロジー的に異なるポリエーテル変性ポリシロキサンの組み合わせが、消泡されるべき媒体における消泡性と相溶性に関して相乗的に改善された特性をもたらすことが見出された。これらの相乗効果は驚くべきものであった。
当業者であれば、例えば、相溶性が高く消泡剤活性の低い第1のポリエーテルポリシロキサンを、相溶性が低く消泡剤活性の高い第2のポリエーテルポリシロキサンと組み合わせると、第1のポリエーテルポリシロキサンよりも相溶性が低く、第2のポリエーテルポリシロキサンよりも消泡剤活性の低い組成物が得られることを知っている。
研究によると、この低減は規則に基づいている。比較例2と図2、図2aがこの規則を示している。この規則によれば、混合物の相溶性と消泡剤活性の値は、個々のポリエーテルポリシロキサンの各値の間にある。それらは実質的に直線上にある。
比較例3と図3、図3aも、この直線関係を示している(破線)。相溶性のある成分としてポリエーテルが使用された。
具体的に選択されたトポロジー的ポリエーテル変性ポリシロキサンを含む本発明に係る消泡剤組成物は、図1および図1aにおいて、この規則に合わない相乗効果を奏している。値は、当業者が予想したであろう破線の外側にある。さらに、本発明に係る消泡剤組成物は、個々の成分よりも優れた消泡剤活性を示している。
「消泡」の語は、コーティングからのガス気泡の除去を記載するためによく使用される。ただし、場合によっては、「消泡」と「脱気」を区別する必要がある。ガスバブルは最初に表面に到達する必要がある。次いで表面で行われるフォームバブルの除去が消泡と呼ばれる。存在する空気バブルを消泡剤が除去する表面においてのみ、消泡剤は活性である。対照的に、脱気剤はコーティングフィルム全体において活性でなければならない。消泡剤はフォームバブルを不安定化する。コーティングフィルムに空気が含まれる。脱気剤は、バブルの表面への移動を促す。
本発明に係る消泡剤組成物は、消泡と脱気に適している。以下では、「消泡剤」の語が両方の効果について使用されているが、場合によっては「脱気剤」の語の方が実際にはより正確である。
有機官能的に変性されたポリシロキサンが直鎖状の有機官能的に変性されたポリシロキサンである場合が好ましい。
成分Aは、好ましくは、一般式(I)の化合物である。
Figure 2022032991000002
(I)
(式中、Rは、1~8個の炭素原子、好ましくは1~4個の炭素原子、特に好ましくは1または2個の炭素原子を有する同一のおよび/または異なるアルキルラジカルであり、
は、-C2pO[(CO)(CO)]R
(式中、pは2、3または4であり、
は水素および/または1~3個の炭素原子を有するアルキルラジカルであり、
xおよびyは、前記ポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-のモル重量が500~10,000g/mol、好ましくは1,000~8,000g/mol、特に好ましくは2,000g/mol~6,000g/molの範囲となるように選択される。)
であり、
mは、10~400、好ましくは20~300、特に好ましくは30~200であり、
nは、1~15、好ましくは2~8である。)
は水素またはアセテート基であることが好ましいと考えられる。
がこのラジカル-C2pO(CO)]Rを含むことも好ましい。
成分Bは、好ましくは、一般式(II)の化合物である。
Figure 2022032991000003
(II)
(式中、Rは、1~8個の炭素原子、好ましくは1~4個の炭素原子、特に好ましくは1個または2個の炭素原子を有する同一のおよび/または異なるアルキルラジカルであり、
は、Rおよび/または-C2pO[(CO)(CO)]Rおよび/または-C2pO(CO)]R
(式中、pは2、3または4であり、
は、1~3個の炭素原子を有するアルキルラジカルおよび/または水素、好ましくは1~3個の炭素原子を有するアルキルラジカルであり、
xおよびyは、前記ポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-および/または-C2pO(CO)]-のモル重量が200~4,000g/mol、好ましくは500~3,000g/mol、特に好ましくは750~2,000g/molの範囲となるように選択される。)
であり、ただし、少なくとも1つの前記Rが-C2pO[(CO)(CO)]-であるか、あるいは-C2pO(CO)]-が末端であり、
fは20~500、好ましくは25~200、特に好ましくは35~100であり、
gは1~15、好ましくは2~8である。)
好ましくは、前記ポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-において、yはxより大きく、xとyは自然数である。
式(I)と式(II)に従って得られた化合物が、その分布が統計的規則によって実質的に導き出される混合物の形態であることは、当業者には明らかである。したがって、x、y、f、g、p、そしてnとmの値は、平均値に相当する。
指数nおよびm/fおよびgの値は、ポリオキシアルキレン-ポリシロキサンの特性にとって非常に重要である。n/fは、メチルアルキルシロキシ単位の数を示し、シロキサン画分の鎖長を決定する。化合物が、統計的規則によって実質的に制御される分布を有する混合物の形態であるということは、当業者にはよく知られている概念である。したがって、n/fの値は、メチルアルキルシロキシ単位の平均数を表す。
以下の式のように、本発明に従って使用されるポリシロキサンは、一般に、シラン水素を含むポリシロキサンと、直鎖状ポリオキシアルキレンオキシドポリエーテルとの、金属(好ましくは白金)を触媒とする付加反応によって生成される。前記直鎖状ポリオキシアルキレンオキシドポリエーテルの直鎖は、一端がアルキレンオキシ基(アリルオキシやビニルオキシなど)で官能化され、他端は、例えば、OH官能基であるか、あるいはアルコキシ基、アラルキルオキシ基またはアシルオキシ基でキャップされている。
XSiH+HC=CHCHOR → XSiCHCHCHOR
(ヒドロシリル化反応)
本発明に係るポリシロキサンは原理的に知られている。さらなる製造方法は、特許文献2に開示されている。
本発明によれば、ポリオキシアルキレンブロックは、好ましくは、オキシエチレン単位とオキシプロピレン単位を含み、好ましくは、エチレンオキシドとプロピレンオキシドに由来する。
ポリオキシアルキレンブロックは、考えられるところでは、オキシフェニルエチレン単位またはオキシブチレン単位を含んでいてもよい。
成分A中のポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-は、好ましくは、ブロック状構造を有する。
成分A中のポリオキシアルキレンブロックは、特に好ましくは、3つのブロックを含み、中央のブロックは純粋なオキシプロピレン単位からなり、残りのブロックはオキシエチレンとオキシプロピレンの混合物からなる。
が-C2pO[(CO)(CO)]Rおよび/または-C2pO(CO)]R(式中、pは2、3または4である。)であり、ただし、少なくとも1つのRが-C2pO[(CO)(CO)]-であるか、あるいは-C2pO(CO)]-が末端である場合が好ましい。
成分Bは、好ましくは、側方および末端が変性されたポリオキシアルキレン-ポリシロキサンを含む。
xおよびyと呼ばれる成分Bの単位は、統計的混合物として、あるいはブロック状に鎖内に存在してもよい。統計的分布は、任意の数のブロックと任意の配列を持つブロック状構造を有していてもよく、またはランダム化した分布になっていてもよい。それらはまた、交互構造を有してもよく、または鎖に沿って勾配を形成していてもよい。特に、それらはまた、異なる分布群が任意に互いに続いてもよい任意の混合形態を形成し得る。特定の実施形態は、その実施形態の結果として、統計的分布が制限される結果となり得る。このような制限の影響を受けないすべての領域では、統計的分布は変更されていない。
成分Aのポリオキシアルキレン画分に対するシロキサン画分のモル比は、好ましくは、成分Bのポリオキシアルキレン画分に対するシロキサン画分のモル比よりも小さい。
本明細書の文脈において、シロキサン画分は、Rを含まない式(I)/Rを含まない式(II)によって規定される。
成分Aのポリオキシアルキレン画分に対するシロキサン画分のモル比が0.15~0.35である場合が特に好ましい。
成分Aの粘度が、DIN 53015に準拠して測定して、2,500~60,000mPa・s、好ましくは3,000~55,000mPa・s、特に好ましくは4,000~50,000mPa・sの範囲である場合が好ましい。
成分Bのポリオキシアルキレン画分に対するシロキサン画分のモル比が0.4~2である場合が特に好ましい。
成分Bの粘度が、DIN 53015に準拠して測定して、250~1,200mPa・s、好ましくは300~1,000mPa・s、特に好ましくは350~900mPa・sの範囲である場合が好ましい。
以下に記載される方法によって測定される成分Aの相溶性が成分Bよりも高い場合が好ましい。
以下に記載される方法によって測定される成分Bの消泡剤活性が成分Aよりも高い場合が好ましい。
本発明に係る組成物は、好ましくは低せん断スターラーを使用して、成分AおよびBを入れて攪拌することによって得られることが好ましい。
本発明に係る組成物に更なる添加剤(例:ポリエーテル、天然油および合成起源油、有機ポリマー、有機変性シリコーンポリマーおよび固体)を添加することが可能である。そのような適切な微細分割固体の例としては、AerosilまたはSipernatとして市販され、かつ有機ケイ素化合物で処理することにより疎水化することができる高分散発熱性または湿式化学由来のシリカである。さらなる適切な固体は、マグネシウム、アルミニウムおよびカルシウム石鹸などの金属石鹸、そして、ポリエチレンおよびアミドワックスまたは尿素である。
組成物は、好ましくは、
(a)成分Aとして、式(I)の有機官能的に変性されたポリシロキサンを20~80重量%、好ましくは30~70重量%、特に好ましくは40~60重量%、
(b)成分Bとして、式(II)(式中、少なくとも1つのポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-が末端である。)の有機官能的に変性されたポリシロキサンを20~80重量%、好ましくは30~70重量%、特に好ましくは40~60重量%、および
(c)成分B’として、式(II)(式中、少なくとも1つのポリオキシアルキレンブロック-C2pO(CO)]-が末端である。)の有機官能的に変性されたポリシロキサンを0~70重量%、好ましくは0~60重量%、特に好ましくは0~50重量%
を含み、
報告された成分A、B、およびB’の量は、合計で100重量%であり、かつ前記組成物に対する量である。
本発明に係る組成物は、好ましくは低せん断スターラーを使用して、成分Aを成分BとB’の混合物に攪拌しながら入れることによって得られることが好ましい。
同様に、さらなる固体(例:シリカ、ワックスおよび固体)を添加して、消泡活性をさらに高めることができると考えられる。そのような添加剤は当業者に知られている。
組成物は、好ましくは、
(a)成分Aとして、式(I)の有機官能的に変性されたポリシロキサンを20~80重量%、好ましくは30~70重量%、特に好ましくは40~60重量%、
(b)成分Bとして、式(II)(式中、少なくとも1つのポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-が末端である。)の有機官能的に変性されたポリシロキサンを20~80重量%、好ましくは30~70重量%、特に好ましくは40~60重量%、
(c)成分B’として、式(II)(式中、少なくとも1つのポリオキシアルキレンブロック-C2pO(CO)]-が末端である。)の有機官能的に変性されたポリシロキサンを0~70重量%、好ましくは0~60重量%、特に好ましくは0~50重量%、
(d)シリカ、尿素またはワックスから選択される固体を0重量%より多く5重量%以下、好ましくは0.1~4.5重量%、特に好ましくは0.5~3.5重量%
を含み、
報告された成分A、B、B’および固体の量は、合計で100重量%であり、かつ前記組成物に対する量である。
本発明に係る組成物から出発して消泡剤エマルジョンを製造するための乳化剤を添加することも可能である。市販の乳化剤、好ましくは脂肪アルコールエトキシレートから選択される非イオン性乳化剤が使用されてよい。
組成物の粘度が、DIN 53015に準拠して測定して、250~5,000mPa・s、好ましくは300~50,000mPa・s、特に好ましくは350~40,000mPa・sである場合が好ましい。
DIN EN 14370:2004に準拠してクリュスK100静的表面張力計で測定した、組成物の静的表面張力が20~65mN/m、好ましくは25~60nN/m、特に好ましくは30~50mN/mであり、かつ
DIN EN 14370:2004に準拠してクリュスBP50気泡圧力張力計で測定した、組成物の動的表面張力が20~65mN/m、好ましくは25~60nN/m、特に好ましくは30~50mN/mである場合が好ましい。
本発明に係る組成物は、好ましくは、GPCスペクトルにおいてポリエーテルの少なくとも二峰性の分布を有する。
本発明に係る組成物の成分Bに対する成分Aの重量比が9:1~1:9、好ましくは4:1~1:4、特に好ましくは2:1~1:2である場合が好ましい。
本発明の追加態様は、消泡剤添加剤として、流動制御添加剤として、および/または基材湿潤添加剤としての組成物の使用である。
本発明のさらなる態様は、分散液、ミルベース、塗料、コーティングもしくは印刷インク、インクジェット、グラインド型樹脂、顔料濃縮物、着色調製物、顔料調製物、充填剤調製物、またはコーティング組成物を製造するための組成物の使用である。
コーティング組成物は、溶媒系、無溶媒または水系コーティングまたは印刷インクであってもよい。
本発明はさらに、消泡剤組成物を製造するための式(I)および式(II)で表される化合物の使用を提供する。
ポリエーテル変性ポリシロキサンの特定の選択条件を考慮して、前述のものを参照する。
以下の実施例は、単に本発明を当業者に説明するために提供されており、特許請求の範囲の主題事項または特許請求の範囲に記載された方法を何ら制限するものではない。
試験方法
パラメータまたは測定値を好ましくは以下に記載の方法を用いて測定する。 これらの方法は、特に本知的財産権の実施例で使用される。
粘度(mPa・s)
粘度については、ヘプラー型落球式粘度計を使用してDIN 53015に準拠して測定する。
相溶性
相溶性については、フィルム(Putz Folien社製のMelinex 401 CW)に(スパイラルフィルムアプリケータ(Erichsen K-Stab No.2)を使用して)塗布された試験対象である配合物のコーティングを使用して視覚的に測定する。
評価については、(10×10cmの面積に対する)下記のスケールに従って行う。
1=表面全体に欠陥がある
2=ほぼ表面全体に欠陥がある
3=表面に非常にたくさんの欠陥がある
4=表面にたくさんの欠陥がある
5=表面に独立した欠陥がある(最大50個)
6=表面に独立した欠陥がある(最大30個)
7=表面に独立した欠陥が少しある(最大20個)
8=表面に独立した欠陥が少しある(最大10個)
9=表面に独立した欠陥がほとんどない(1~5個)
10=表面に欠陥がない
消泡剤の活性
消泡剤の活性を攪拌試験によって測定する。この目的のために、50gの配合物と試験量の消泡剤(例:0.2g)をプラスチックビーカーに量り入れる。歯付きディゾルバーディスク(直径3cm、VMA Getzmann GmbH社製)備えるスターラー(VMA Getzmann GmbH社製のディスパーマット型60/2-457)を用いて、1000rpmで1分間、消泡剤を取り込ませる。続いて、配合物を3000rpmで2分間発泡させる。次に、45gの配合物を100mL容量の目盛り付きメスシリンダーに量り取り、容量を読み取る。容量が多いほど、消泡剤の活性が低いことを意味する。
塗布
各コーティング組成物を、スパイラルフィルムアプリケータ(Erichsen K-Stab No.2)を用いて、フィルム(Putz Folien社製のMelinex 401 CW)に塗布する。室温で乾燥する。
追加条件
本明細書の文脈において、値が%で報告される場合、これらは、特に明記しない限り、重量%での値である。組成物の場合、%で報告される値は、特に明記しない限り、組成物全体に対する値である。以下で平均値を記載する場合、特に明記しない限り、これらは数平均である。以下で測定値を記載する場合、これらの測定値は、特に明記しない限り、圧力101 325 Pa、温度23℃、かつ周囲相対湿度約40%で測定された。
材料および装置
ディスパーマット型60/2-457(VMA Getzmann GmbH社製)
ディゾルバーディスク(直径3cm)(VMA Getzmann GmbH社製)
スパイラルフィルムアプリケータ(K-Stab No.2)(Erichsen社製)
フィルム(Melinex 401 CW)(Putz Folien社製)
静的表面張力用K100測定器(Kruss社製)
動的表面張力用BP50測定器(Kruss社製)
スピードミキサーDAC 150 FVZ(Hauschild GmbH & Co. KG社製)
比較例
Evonik社製のTego Foamex 810は、ポリエーテルポリシロキサンであり、ポリエーテル単位とポリシロキサン単位は交互ブロックで構成されている。
Evonik社製のTego Foamex830はポリエーテルである。
Evonik社製のTego Foamex 844は、末端および側方のポリエーテル変性を有するポリエーテルポリシロキサンであり、ポリエーテル単位は、エチレンオキシドまたはプロピレンオキシドに由来する。したがって、ポリエーテル変性は、それぞれがオキシエチレン単位またはオキシプロピレン単位のみを有する少なくとも2つのポリオキシアルキレンブロックからなる。
Evonik社製のTego Wet 285は、側方に変性されたポリエーテルポリシロキサンであり、ポリオキシアルキレンブロックは-Cp+2[(CO)(CO)]-(式中、p=10)である。
実施例
1.本発明に係る消泡剤組成物の製造
1.1 成分Aの製造
還流冷却器とKPGスターラーを備えた4L容量の三ツ口フラスコに、一般式MeSiO(SiMeHO)6.5(SiMeO)90SiMeで表されるシロキサン(300g)と、一般式CH=CHCHO[(CO)13(CO)72]-Hで表されるアリルポリエーテル(1,745g)と、を最初に充填した。前記混合物を撹拌し、90℃に加熱した。濁ったエマルジョンが得られた。続いて、デカメチルシクロペンタシロキサンにKarstedt触媒を入れた溶液(0.7g)を前記混合物に添加した(w(Pt)=1.5%)。約40分後に発熱反応が始まり、前記反応混合物は著しくきれいになった。次に、前記反応混合物を90℃で4時間撹拌した。濁った液体生成物が得られた。
1.2 成分Bの製造
還流冷却器とKPGスターラーを備えた1L容量の三ツ口フラスコに、一般式HSiMeO(SiMeHO)2,7(SiMeO)39.3SiMeHで表されるシロキサン(200g)と、一般式CH=CHCHO[(CO)(CO)18]-Meで表されるアリルポリエーテル(468g)と、を最初に充填した。前記混合物を撹拌し、90℃に加熱した。濁ったエマルジョンが得られた。続いて、デカメチルシクロペンタシロキサンにKarstedt触媒を入れた溶液(0.25g)を前記混合物に添加した(w(Pt)=1.5%)。約30分後に発熱反応が始まり、反応混合物は著しくきれいになった。次に、前記反応混合物を90℃で4時間撹拌した。透明な液体生成物が得られた。
1.3 製造方法
成分Aと成分B各25gを100mL容量のプラスチック容器に量り入れる。プラスチックビーカーをねじぶたで密閉し、スピードミキサーで2,000~4,000rpmの速度で2~6分間混合する。本発明に係る組成物は、さらなる試験に使用される。
2.相溶性と消泡剤活性の試験
2.1 コーティングの製造
相溶性と消泡剤活性を試験するために、表1に沿ったコーティングを最初に製造した。
固体樹脂溶液のバッチを最初に生成した。この目的のために、3kgのバッチの場合、表1に報告されている水換算量を、最初に5L容量ステンレス鋼容器に充填し、ホットプレート上で攪拌しながら70℃に加熱した。その後、表1に報告されている残りの成分の換算量を少しずつ追加する。固体樹脂が完全に溶解するまで撹拌を続ける。アミンを使用して、pHを8~9の値に調整する。
1kgのバッチでコーティングを製造するために、最初に固体樹脂溶液(400g)、ポリマー分散液(400g)および水(130g)を2L容量ステンレス鋼容器内で攪拌しながら混合する。次に、ワックス分散液、フィルム形成補助剤および抑制剤を撹拌しながら連続的に添加する。最後に、レオロジー添加剤を攪拌しながら添加し、当該混合物を中程度のせん断力で20分間攪拌する。コーティングをさらなる試験に使用する。
2.2 相溶性試験
コーティング(50g)と対応する消泡剤(0.3g)(1の実施例および比較例)をプラスチックビーカーに量り入れ、歯付きディゾルバーディスク(直径3cm、VMA Getzmann GmbH社製)を備えるスターラー(VMA GetzmannGmbH社製のDispermat型60/2-457)を使用して、1,000rpmで1分間取り込む。続いて、このバッチを3,000rpmで2分間発泡させる。24時間放置した後、2mLのバッチを上記のようにフィルムに塗布し、視覚的に評価した。
結果を表2~3に報告する。
2.3 消泡剤活性
上記のように、コーティング(50g)と対応する消泡剤(0.3g)(1の実施例および比較例)を使用する。
結果を表2~4に報告する。
Figure 2022032991000004
2.1 本発明に係る組成物の結果
Figure 2022032991000005
いずれの場合も結果をグラフィックに変換した。
図1は、丸の記号で示される本発明に係る組成物と、三角形の記号で示される成分Aと、四角形の記号で示される成分Bのフォームの体積を示している。破線は、規則に従って予想されるフォームの体積を表している。予測されるフォームの体積が少ないほど、組成物の消泡剤活性は良好である。
本発明に係る組成物は、2つの個々の成分よりもはるかに優れた消泡剤活性を示すことがわかった。それは規則から外れている。
図1aは、丸の記号で示される本発明に係る組成物と、三角形の記号で示される成分Bの相溶性を示している。成分Aは四角形の記号で示されている。ここでも、本発明に係る組成物の値は規則(破線)から外れている。
2.2 比較例2
Figure 2022032991000006
いずれの場合も結果をグラフィックに変換した。
図2は、TEGO Foamex 810とTEGO Wet 285を異なる比率で混合したもの(×の記号で示す)と、Tego Wet 285(黒い四角に×の記号で示す)と、TEGO Foamex 810(黒い四角に十字の記号で示す)のフォームの体積を示している。破線は、規則を示す。
従来の消泡剤の混合物は、個々の成分に係る2つの値の中間に位置するフォーム体積を示したことがわかった。それらは実質的に直線上にある。
図2aは、TEGO Foamex 810とTEGO Wet 285を異なる比率で混合したもの(×の記号で示す)と、TEGO Foamex 810(黒い四角に×の記号で示す)と、Tego Wet 285(黒い四角に十字の記号で示す)の相溶性を示している。破線は規則を示す。ここでも、混合物は規則(破線)に則っていた。
2.3 比較例3
Figure 2022032991000007
いずれの場合も結果をグラフィックに変換した。
図3は、TEGO Foamex 830とTEGO Foamex 844を異なる比率で混合したもの(黒いひし形の記号で示す)と、Tego Foamex 844(白い四角形の記号で示す)と、TEGOFoamex 830(白丸の記号で示す)のフォームの体積を示している。破線は規則を示す。
従来の消泡剤の混合物は、個々の成分に係る2つの値の中間に位置するフォーム体積を示したことがわかった。それらは実質的に直線上にある。
図2aは、TEGO Foamex 830とTEGO Foamex 844を異なる比率で混合したもの(黒いひし形の記号で示す)と、Tego Foamex 830(白丸の記号で示す)と、TEGO Foamex 844(白い四角形の記号で示す)の相溶性を示している。破線は規則を示す。ここでも、混合物は規則(破線)に則っていた。

Claims (22)

  1. 成分Aとして1つまたは複数の側方ポリエーテル変性ポリシロキサンと、
    成分Bとして少なくとも1つの末端ポリエーテル変性ポリシロキサンと、
    を含む有機官能的に変性されたポリシロキサンをベースとする消泡剤組成物。
  2. 前記有機官能的に変性されたポリシロキサンが直鎖状の有機官能的に変性されたポリシロキサンであることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
  3. 前記成分Aが一般式(I)で表されることを特徴とする、請求項1または請求項2記載の組成物。
    Figure 2022032991000008
    (I)
    (式中、Rは、1~8個の炭素原子、好ましくは1~4個の炭素原子、特に好ましくは1または2個の炭素原子を有する同一のおよび/または異なるアルキルラジカルであり、
    は、-C2pO[(CO)(CO)]R
    (式中、pは2、3または4であり、
    は水素および/または1~3個の炭素原子を有するアルキルラジカルであり、
    xおよびyは、前記ポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-のモル重量が500~10,000g/mol、好ましくは1,000~8,000g/mol、特に好ましくは2,000g/mol~6,000g/molの範囲となるように選択される。)
    であり、
    mは、10~400、好ましくは20~300、特に好ましくは30~200であり、
    nは、1~15、好ましくは2~8である。)
  4. 前記成分Bが一般式(II)で表されることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれか一項記載の組成物。
    Figure 2022032991000009
    (II)
    (式中、Rは、1~8個の炭素原子、好ましくは1~4個の炭素原子、特に好ましくは1個または2個の炭素原子を有する同一のおよび/または異なるアルキルラジカルであり、
    は、Rおよび/または-C2pO[(CO)(CO)]Rおよび/または-C2pO(CO)]R
    (式中、pは2、3または4であり、
    は、1~3個の炭素原子を有するアルキルラジカルおよび/または水素、好ましくは1~3個の炭素原子を有するアルキルラジカルであり、
    xおよびyは、前記ポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-および/または-C2pO(CO)]-のモル重量が200~4,000g/mol、好ましくは500~3,000g/mol、特に好ましくは750~2,000g/molの範囲となるように選択される。)
    であり、ただし、少なくとも1つの前記Rが-C2pO[(CO)(CO)]-であるか、あるいは-C2pO(CO)]-が末端であり、
    fは20~500、好ましくは25~200、特に好ましくは35~100であり、
    gは1~15、好ましくは2~8である。)
  5. 前記ポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-中のyがxより大きく、xおよびyは自然数であることを特徴とする、請求項1~請求項4のいずれか一項記載の組成物。
  6. 前記成分A中の前記ポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-がブロック状構造を有することを特徴とする、請求項1~請求項5のいずれか一項記載の組成物。
  7. 前記Rが-C2pO[(CO)(CO)]Rおよび/または-C2pO(CO)]R(式中、pは2、3または4である。)であり、ただし、少なくとも1つの前記Rが-C2pO[(CO)(CO)]-であるか、あるいは-C2pO(CO)]-が末端であることを特徴とする、請求項1~請求項6のいずれか一項記載の組成物。
  8. 前記成分Aのポリオキシアルキレン画分に対するシロキサン画分のモル比が、前記成分Bのポリオキシアルキレン画分に対するシロキサン画分のモル比よりも小さいことを特徴とする、請求項1~請求項7のいずれか一項記載の組成物。
  9. 前記成分Aのポリオキシアルキレン画分に対するシロキサン画分のモル比が0.15~0.35であることを特徴とする、請求項1~請求項8のいずれか一項記載の組成物。
  10. 前記成分Aは、DIN 53015に準拠して測定される粘度が2,500~60,000mPa・s、好ましくは3,000~55,000mPa・s、特に好ましくは4,000~50,000mPa・sであることを特徴とする、請求項1~請求項9のいずれか一項記載の組成物。
  11. 前記成分Bのポリオキシアルキレン画分に対するシロキサン画分のモル比が0.4~2であることを特徴とする、請求項1~請求項10のいずれか一項記載の組成物。
  12. 前記成分Bは、DIN 53015に準拠して測定される粘度が250~1,200mPa・s、好ましくは300~1,000mPa・s、特に好ましくは350~900mPa・sであることを特徴とする、請求項1~請求項11のいずれか一項記載の組成物。
  13. 前記成分Aは、明細書記載の方法で測定される相溶性が前記成分Bよりも高いことを特徴とする、請求項1~請求項12のいずれか一項記載の組成物。
  14. 前記成分Bは、明細書記載の方法で測定される消泡剤活性が前記成分Aよりも高いことを特徴とする、請求項1~請求項13のいずれか一項記載の組成物。
  15. 好ましくは低せん断スターラーを使用して、前記成分AおよびBを攪拌して得られる、請求項1~請求項14のいずれか一項記載の組成物。
  16. (a)前記成分Aとして、前記式(I)の有機官能的に変性されたポリシロキサンを20~80重量%、好ましくは30~70重量%、特に好ましくは40~60重量%、
    (b)前記成分Bとして、前記式(II)(式中、少なくとも1つのポリオキシアルキレンブロック-C2pO[(CO)(CO)]-が末端である。)の有機官能的に変性されたポリシロキサンを20~80重量%、好ましくは30~70重量%、特に好ましくは40~60重量%、および
    (c)前記成分B’として、前記式(II)(式中、少なくとも1つのポリオキシアルキレンブロック-C2pO(CO)]-が末端である。)の有機官能的に変性されたポリシロキサンを0~70重量%、好ましくは0~60重量%、特に好ましくは0~50重量%
    を含む組成物であり、
    報告された前記成分A、B、およびB’の量は、合計で100重量%であり、かつ前記組成物に対する量である、請求項1~請求項15のいずれか一項記載の組成物。
  17. 好ましくは低せん断スターラーを使用して、前記成分Aを前記成分BおよびB’の混合物に攪拌して得られる、請求項10記載の組成物。
  18. DIN 53015に準拠して測定される粘度が250~5,000mPa・s、好ましくは300~50,000mPa・s、特に好ましくは350~40,000mPa・sであることを特徴とする、請求項1~請求項17のいずれか一項記載の組成物。
  19. DIN EN 14370:2004に準拠してクリュスK100静的表面張力計で測定した静的表面張力が20~65mN/m、好ましくは25~60nN/m、特に好ましくは30~50mN/mであり、かつ
    DIN EN 14370:2004に準拠してクリュスBP50気泡圧力張力計で測定した動的表面張力が20~65mN/m、好ましくは25~60nN/m、特に好ましくは30~50mN/mであることを特徴とする、請求項1~請求項18のいずれか一項記載の組成物。
  20. 消泡剤添加剤として、流動制御添加剤として、および/または基材湿潤添加剤としての、請求項1~請求項19のいずれか一項記載の組成物の使用。
  21. 分散液、ミルベース、塗料、コーティングもしくは印刷インク、インクジェット、グラインド型樹脂、顔料濃縮物、着色調製物、顔料調製物、充填剤調製物、またはコーティング組成物を製造するための前請求項1~請求項20のいずれか一項記載の組成物の使用。
  22. 消泡剤組成物を製造するための、請求項1~請求項19のいずれか一項記載の一般式(I)で表される成分Aおよび請求項1~請求項19のいずれか一項記載の一般式(II)で表される成分Bの使用。
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