JP2022032559A - 縫製装置 - Google Patents

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Yuko Takemoto
成美 山本
Shigemi Yamamoto
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Abstract

【課題】表示入力部における視認性又は操作性の向上を図る。【解決手段】入力画面G1の画像を表示する表示部81と、入力画面G1に対する入力操作を検出する入力検出部82とを有する表示入力部80と、入力操作に応じて表示部81の表示制御を行う制御装置90とを備え、制御装置90は、入力画面G1の背景を全体的に濃色とし、入力画面G1中に表示される縫製パターン画像を背景よりも高い明度とし、入力画面G1中で入力操作を受け付ける操作部B11~B53を背景よりも淡色とする表示制御を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、接触操作型の表示入力装置を備える縫製装置に関する。
従来の縫製装置は、特定の縫い目や模様縫い等を行うための縫製パターンデータを制御装置が記憶し、当該記憶装置に接続されたタッチパネル等の入力装置から、縫製パターンデータの選択やパラメータの変更等の編集作業が行われていた(例えば特許文献1参照)。
特開平9-290083号公報
しかしながら、上記従来の縫製装置の表示入力装置は、画面の構成が煩雑であり、視認性又は操作性が十分とは言えなかった。
本発明は、視認性と操作性の向上をその目的とする。
上記課題を解決するために、
縫製装置において、
入力画面の画像を表示する表示部と、前記入力画面に対する入力操作を検出する入力検出部とを有する表示入力部と、
前記入力操作に応じて前記表示部の表示制御を行う制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記入力画面の背景を全体的に濃色とし、
前記入力画面中に表示される縫製パターン画像を前記背景よりも高い明度とし、
前記入力画面中で入力操作を受け付ける操作部を前記背景よりも淡色とする表示制御を行うことを特徴とする。
また、前記制御装置は、入力操作が行われた前記操作部の明度を高くする表示制御を行ってもよい。
また、前記制御装置は、前記入力操作が行われた前記操作部を、青を基調とする色彩にする表示制御を行ってもよい。
また、前記制御装置は、前記操作部の内側に又は前記操作部の外側に付帯的に、当該操作部から入力する内容を示した内容表示部を表示し、
前記内容表示部を前記背景よりも高い明度とする表示制御を行ってもよい。
また、前記制御装置は、前記入力画面の長手方向に沿って前記縫製パターン画像を表示し、前記入力画面の長手方向に沿って並んだ複数の前記操作部を前記縫製パターン画像の両側に配置する表示制御を行ってもよい。
本発明は、表示入力部における視認性又は操作性の向上を図ることが可能となる。
発明の実施形態であるミシンの正面図である。 ミシンの左側面図である。 ミシンの制御系を示す機能ブロック図である。 表示入力装置の表示部に表示される入力画面の表示例を示す説明図である。 入力画面の複数の表示エリアの区画を仮想線で示した説明図である。 入力画面の複数の表示エリアの区画を仮想線で示した詳細な説明図である。 特定のボタンに対して入力操作が行われた後の入力画面の表示例を示す説明図である。
[発明の実施形態の概略]
以下、図面を参照して、本発明にかかる縫製装置について説明する。図1は縫製装置としてのミシン10の正面図、図2は左側面図、図3は制御系を示す機能ブロック図である。
ミシン10は、ミシンモーター11を駆動源として縫い針2を保持する針棒に上下動動作を付与する針上下動機構と、ミシンモーター11の動力を利用して針板の下から送り歯によって被縫製物を送る下送り機構と、ミシンモーター11の動力を利用して被縫製物の上から接する上送り4により被縫製物を送る上送り機構と、釜機構と、針板上の被縫製物を上から押さえる布押さえ3と、針棒を布送り方向に直交する方向に任意に移動させる針振り機構と、縫い針2に通す上糸に糸張力を付与する糸調子装置と、上糸の引き上げを行う天秤と、上糸及び下糸の縫い終わり端部を切断する糸切り装置と、縫製に関する各種の情報を表示し、各種の設定の入力を受け付ける表示入力部としての表示入力装置80と、ミシン10の各構成の動作制御を行う制御装置90と、ミシン10の各構成を格納又は支持するミシンフレーム20とを備えている。
なお、以下の説明では、下送り機構が被縫製物を送る方向に平行な水平方向をX軸方向とし、被縫製物の送り方向下流側を「前」、送り方向上流側を「後」とする。また、水平であってX軸方向に直交する方向をY軸方向とし、前方を向いて左手側を「左」、右手側を「右」とする。また、X軸方向及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向とし、その一方を「上」、他方を「下」とする。
ミシンフレーム20は、Y軸方向に沿って延在するミシンベッド部21と、ミシンベッド部21の右端部から立ち上げられた立胴部22と、立胴部22の上端部からY軸方向に沿って左方に延出されたミシンアーム部23とを備えている。
縫い針2を保持する針棒、布押さえ3及び上送り4は、ミシンアーム部23の左端下部に支持されている。
立胴部22の前面側には、表示入力装置80の矩形の表示画面が配置されている。立胴部22の前面及び当該前面と面一となる表示入力装置80の表示画面は、X-Z平面の上側と左側を幾分後方に傾斜させた傾斜面からなる。
表示入力装置80の表示画面は、上記傾斜により、ミシン10の針落ち位置に対して後方から向かい合って作業を行うミシンの操作者から見えやすくなっている。
ミシンベッド部21は、上面がX-Y平面に沿った平滑面となっており、縫い針2の針落ち位置に図示しない針板がミシンベッド部21の上面と面一で配置されている。
針上下動機構は、周知の機構と同じであるため詳細な説明は省略する。針上下動機構は、ミシンに内蔵されたミシンモーター11を駆動源として、クランク機構により針棒を上下動させることができる。
針振り機構は、周知の機構と同じであるため詳細な説明は省略する。針振り機構は、針棒を上下動可能に支持する支持枠と、支持枠を介して針棒の先端部をY軸方向に沿って任意に移動させる針振りモーター15を備えている。
釜機構は、周知の機構と同じであるため詳細な説明は省略する。釜機構は、ミシンモーター11から動力を得て回転する釜を針板の下側に有し、下降する縫い針2から上糸のループを捕捉して下糸を絡め、被縫製物に縫い目を形成する。
天秤は、ミシンモーター11から動力を得て針落ちと同周期で上下動を行う。天秤には、縫い針に向かう上糸が掛け渡されており、釜が上糸と下糸の縫い目を形成したときに上糸を引き上げて縫い目を締結する。
下送り機構は、周知の機構と同じであるため詳細な説明は省略する。下送り機構は、針板の開口部から歯先を出没させる送り歯を有し、ミシンモーター11からX軸方向の往復動作とZ軸方向の往復動作を取り出して送り歯に付与する。これにより、送り歯は、長手方向がX軸方向に沿ったY軸回りの長円運動を行う。そして、送り歯は、長円運動の軌跡の上部を通過する際に、歯先が針板の開口部から上方に突出しながら前方に移動を行い、針板上の被縫製物を前方に送る。
また、下送り機構は、ミシンモーター11から伝わるX軸方向の往復動作のストローク幅を調節する下送り調節モーター12を備えており、送り歯による被縫製物の送り量を任意に調節することができる。
上送り機構は、周知の機構と同じであるため詳細な説明は省略する。上送り機構は、針板上方から針落ち位置にある被縫製物に上から当接して送り動作を行う上送りを有し、ミシンモーター11からX軸方向の往復動作とZ軸方向の往復動作を取り出して上送りに付与する。これにより、上送りは、長手方向がX軸方向に沿ったY軸回りの長円運動を行う。そして、上送りは、長円運動の軌跡の下部を通過する際に、先端部が針板上面に沿って前方に移動を行い、針板上の被縫製物を前方に送る。
また、上送り機構は、ミシンモーター11から伝わるX軸方向の往復動作のストローク幅を調節する上送り調節モーター13を備えており、送り歯による被縫製物の送り量を任意に調節することができる。
また、上送りは、手動操作により、送りを行わない退避位置と送りを行う送り位置とに切り替えることができ、上送りの実行の有無を選択することができる。上送りが退避位置と送り位置のいずれに位置するかを検出するセンサを設け、制御装置90にその検出信号を入力する構成としても良い。
布押さえ3は、針板の針落ち位置の上側に設けられ、上から被縫製物を押さえることができる。布押さえ3は、ミシンアーム部23の左端下部から垂下支持された押さえ棒の下端部に取り付けられている。押さえ棒は、ミシンアーム部23内においてバネ圧が付与されており、布押さえ3は針板側に向かって押圧されて、被縫製物に押さえ圧を付与する。
布押さえ3は、複数の種類があり、縫いの種類に応じて適切な布押さえ3に交換することができる。
また、押さえ棒は、図示しない手動レバー又は押さえモーター14により、布押さえ3を上方に退避させることができる。さらに、押さえモーター14は、布押さえの押さえ圧を任意に調節することが可能である。
糸調子装置は、周知の機構と同じであるため詳細な説明は省略する。糸調子装置は、図示を省略しているが、上糸の経路の途中において、上糸を挟持し、挟持圧によって上糸に張力を付与する。糸調子装置は、糸調子ソレノイド16により挟持圧を調節可能であり、これによって上糸に任意の糸張力を付与することができる。
糸切り装置は、周知の機構と同じであるため詳細な説明は省略する。糸切り装置は、針板と釜機構との間で作動するメスを備え、上糸及び下糸を切断する。糸切り装置は、メスを作動させるための糸切りソレノイド17を備えている。
表示入力装置80は、ミシンフレーム20の立胴部22の前面側に設けられた表示部81と、表示部81の表側に重ねて設けられたタッチパネル82と、表示部81のすぐ下側に略Y軸方向に並んで設けられた三つのダイヤル83,84,85とを備えている。
表示部81は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)からなり、制御装置90による表示制御によって、後述する入力画面G1の表示を行う。タッチパネル82は、ミシンの操作者による接触入力位置を検出し、入力画面G1に対する入力操作を検出する入力検出部として機能する。
三つのダイヤル83,84,85は、それぞれ、エンコーダー831,841,851が内蔵されており、操作者による回転操作量がエンコーダー831,841,851を通じて制御装置90に入力される。
[ミシンの制御系]
次に、図3に基づきミシン10の制御系の構成について説明する。
ミシン10の制御装置90は、後述する各種の制御及び処理を行うための各種プログラムと各種の縫いを行うための縫製パターンデータその他各種設定データを記憶するROM92と、ROM92内の各種のプログラムを実行するCPU91と、各種のプログラムの実行に際して作業領域となるRAM93と、CPU91,ROM92及びRAM93とバスを介して接続された入出力インターフェイス94及び出力インターフェイス95とを備えている。
出力インターフェイス95には、駆動回路11a,12a,13a,14a,15a,16a,17aを介してミシンモーター11,下送り調節モーター12,上送り調節モーター13,押さえモーター14,針振りモーター15,糸調子ソレノイド16,糸切りソレノイド17が接続されている。CPU91はこれらの動作制御を行うことができる。
入出力インターフェイス94には、表示入力装置80の各構成と電源スイッチ96とが接続されている。
ミシン10は、制御装置90により、下送り調節モーター12による前後の送り量と針振りモーター15による左右の針振り量とを制御して、被縫製物に対して、X-Y平面の任意の位置に針落ちを行うことが可能である。
縫製パターンデータは、縫製パターンに応じて定められたX-Y平面内の複数の針落ち位置を示すデータからなる。
制御装置90は、縫製パターンデータを読み込み、下送り調節モーター12及び針振りモーター15を制御して、縫製パターンに応じた縫い目を形成する縫製を行うことができる。
[表示入力装置の表示制御]
上記制御装置90が行う表示入力装置80の表示制御について説明する。以下に説明する表示入力装置80の表示制御及び入力によって行われる処理は、全て、制御装置90のCPU91がROM92内のプログラムを実行することによって行われる。
図4は表示入力装置80の表示部81に表示される入力画面G1の表示例を示す説明図、図5は入力画面G1の複数の表示エリアの区画を仮想線で示した説明図である。これらの表示例を示す説明図並びに後述する他の表示例を示す説明図では、紙面における上下左右がミシン10における上下左右に略一致している。
図示のように入力画面G1は、全体的に縦長矩形であって、画面上端部の左右全幅に渡って延在する第一領域R1と、その下に左右全幅に渡って延在する第二領域R2と、その下側に配置された第三~第五領域R3~R5と、画面下端部の左右全幅に渡って延在する第六領域R6とに区分されている。
第三~第五領域R3~R5は、第二領域R2と第六領域R6との間の領域を左右に三分割した上下に長い矩形の領域であり、左側が第三領域R3、真ん中が第四領域R4、右側が第五領域R5となっている。
第三~第五領域R3~R5は、図5の例では、左右方向に三等分されているが、これに限られず、個々の比率は増減可能である。例えば、中央の第四領域R4の左右の幅を全体幅の1/4~1/2の範囲で変更し、その両側で第三領域R3と第五領域R5の左右の幅を等しくしても良い。
第一領域R1には、各種の入力画面に切り替えるための、文字列表示からなるサポートボタンB11、設定ボタンB12、ソーイングボタンB13、履歴ボタンB14、ポータルボタンB15が左から右に向かって順番に並んで配置されている。
これら各ボタンB11~B15は、各ボタン位置に対するタッチ操作でボタン入力を行うことができる。また、第一領域R1を左右にスワイプすることで各ボタンB11~B15の位置をスクロールさせることができる。
サポートボタンB11は、ミシン10の操作マニュアル等の表示を行うサポート画面に表示を切り替えるためのボタンである。
設定ボタンB12は、図示しない作業ライトの明るさ、図示しないスピーカー音量等、ミシン10の周囲環境に関する設定等を行うための設定画面に表示を切り替えるためのボタンである。
ソーイングボタンB13は、図4の入力画面G1に表示を切り替えるためのボタンである。この入力画面G1は、縫製に関する各種の設定を行うことができる。
履歴ボタンB14は、図示しない履歴画面に表示を切り替えるためのボタンである。履歴画面は、過去に縫製が行われた複数の縫製パターンについて、縫製パターンデータとその縫製時における設定に関する記録データを呼び出すための入力画面である。
ポータルボタンB15は、ネットワーク回線を通じて、ミシン10のポータルサイトに接続するためのブラウザ画面に表示を切り替えるためのボタンである。
第二領域R2には、図柄と文字列表示からなる布押さえ候補表示枠W21と、各種の表示画面に切り替えるための操作部としての縫製パターンの選択ボタンB21と縫製パターンの設定ボタンB22とサイクル選択ボタンB23とが左から順番に並んで配置されている。
布押さえ候補表示枠W21には、現在選択中の縫製パターンに適した布押さえ5の種類が表示される。例えば、図4の例では、布押さえAと布押さえBが選択中の縫製パターンに適していることを示す図柄情報及び文字情報が表示されている。
縫製パターンの選択ボタンB21は、略矩形の接触範囲が設定されており、当該接触範囲内にタッチすると、縫製パターンの選択画面に表示が切り替えられる。制御装置90には複数種類の縫製パターンが登録されており、当該各縫製パターンにはパターンナンバーが定められている。選択画面でパターンナンバーを選択し決定すると、選択ボタンB21の略矩形の接触範囲内に選択されたパターンナンバーが表示される。
縫製パターンの設定ボタンB22は、円形の接触範囲が設定されており、その内側に設定ボタンであることを示すアイコンが表示されている。この設定ボタンB22の接触範囲内にタッチすると、所定の設定画面に表示が切り替えられる。この設定画面からは、後述するボタンB31~B53によって設定されるパラメータ以外の縫製パターンに関する設定を行うことができる。例えば、この設定画面から、縫製パターンの上下反転や左右反転等のパターン編集を行うことができる。
サイクル選択ボタンB23は、円形の接触範囲が設定されており、その内側にサイクル選択ボタンであることを示すアイコンが表示されている。サイクル選択ボタンB23の接触範囲内にタッチすると、縫製パターン一つ分の縫製を行う単発縫製と繰り返しの縫製を行う連続縫製のいずれを行うかを設定することができる。このサイクル選択ボタンB23については、単発縫製が設定された場合にはアイコンの内側に「1」の数字が表示され、繰り返しの縫製が選択中の場合にはアイコンの内側の数字が消去される表示制御が行われる。
第三領域R3と第五領域R5とには、それぞれ、縫製パターンについて所定の設定を行うための操作部としてのボタンが、上下に三つずつ並んで設けられている。
第三領域R3には、縫い始め処理設定ボタンB31、糸張力設定ボタンB32、縫い終わり処理設定ボタンB33が上から順番に並んで配置されている。
第五領域R5には、上送り設定ボタンB51、押さえ上げ設定ボタンB52、糸切り設定ボタンB53が上から順番に並んで配置されている。
これら各種の設定ボタンB31,B32,B33,B51,B52,B53は、円形の接触範囲が設定されており、その内側には各設定ボタンから入力する内容を示した内容表示部としてのアイコンが表示されている。
また、各種の設定ボタンB31,B32,B33,B51,B52,B53の外側下部には、それぞれ、各設定ボタンから入力する内容とその設定値又は設定状態を文字情報で示した内容表示部としての設定情報表示部W31,W32,W33,W51,W52,W53が配置されている。
縫い始め処理設定ボタンB31は、縫製の開始端部における止め縫いの実行の有無と止め縫いの種別を選択するボタンである。例えば、縫い始め処理設定ボタンB31の接触範囲内を繰り返しタッチすることで、返し縫い、玉止め縫い、止め縫いなしの設定を切り替えることができる。
糸張力設定ボタンB32は、糸調子ソレノイド16による糸調子装置の糸張力を任意に設置するためのボタンである。糸張力設定ボタンB32の接触範囲内にタッチすると、糸張力の入力画面が表示され、画面に対する入力操作又はダイヤル84の回転による入力操作によって糸張力を設定することができる。
縫い終わり処理設定ボタンB33は、縫製の終了端部における止め縫いの実行の有無と止め縫いの種別を選択するボタンである。例えば、縫い終わり処理設定ボタンB33の接触範囲内を繰り返しタッチすることで、返し縫い、玉止め縫い、止め縫いなしの設定を切り替えることができる。
上送り設定ボタンB51は、上送り4による上送りの実行の有無と上送り量(送り歯による下送り量に対する差分値)を設定するボタンである。上送り設定ボタンB51の接触範囲内にタッチすると、上送りの実行の有りと無しの設定が切り替わる。また、上送りの実行の有りが設定された場合には、上送り量の入力画面が表示され、画面に対する入力操作又はダイヤル84の回転による入力操作によって上送り量を設定することができる。
押さえ上げ設定ボタンB52は、縫製パターンの縫製終了時に自動的に布押さえ3を上昇させて被縫製物を解放するか否かを設定するボタンである。押さえ上げ設定ボタンB52の接触範囲内にタッチすると、自動的な布押さえ3の上昇の実行の有無の設定を切り替えることができる。
糸切り設定ボタンB53は、縫製パターンの縫製終了時に自動的に糸切り装置による糸切りを実行するか否かを設定するボタンである。糸切り設定ボタンB53の接触範囲内にタッチすると、自動的な糸切りの実行の有無の設定を切り替えることができる。
第四領域R4には、現在選択中の縫製パターンの画像を表示するパターン画像表示枠W41、操作部としての基線位置設定ボタンB42が上から順番に並んで配置されている。
パターン画像表示枠W41には、現在選択中の縫製パターンの図柄からなる縫製パターン画像が表示される。この縫製パターン画像は、縫製動作に連動する動画像であり、画像の上端部に現在針落ちが行われている左右方向における針落ち位置が表示される。また、針落ち位置の下側には、これから針落ちが行われる針落ち位置に形成される縫い目が表示される。この縫製パターン画像は、一針の針落ちが行われるごとに一針分の縫い目が上方に移動する動画像からなる。
また、この縫製パターン画像は、後述する縫い目長さ及び縫い目幅の設定値に応じて、その形状が変化する。
基線位置設定ボタンB42は、円形の接触範囲が設定されており、その内側に基線位置設定ボタンB42から入力する内容を示した内容表示部としてのアイコンが表示されている。
基線は、布送り方向に沿った縫製パターンの基準線であり、当該基線を基準として縫製パターンの個々の針落ち位置の針振り量が定められている。
この基線位置設定ボタンB42の接触範囲内にタッチすると、基線位置の入力画面が表示され、画面に対する入力操作又はダイヤル84の回転による入力操作によって基線位置を設定することができる。
基線位置設定ボタンB42の外側下部には、当該ボタンから入力する内容とその設定値を文字情報で示した内容表示部としての設定情報表示部W42が配置されている。
第六領域R6には、布押さえ3による押さえ圧の設定値を数値表示する押さえ圧表示部W61、縫製パターンの針振りの左右方向幅の設定値を数値表示する縫い目幅表示部W62、一針ごとの布送り方向の間隔(縫いピッチ)の設定値を数値表示する縫い目長さ表示部W63が左から順番に並んで配置されている。
押さえ圧表示部W61、縫い目幅表示部W62、縫い目長さ表示部W63は、それぞれ、ダイヤル83、84、85のすぐ上側となるように配置されている。
押さえ圧は、エンコーダー831によって検出されるダイヤル83の入力回転量に基づいて設定され、入力された押さえ圧の設定値が押さえ圧表示部W61で数値表示される。
縫い目幅は、エンコーダー841によって検出されるダイヤル84の入力回転量に基づいて設定され、入力された縫い目幅の設定値が縫い目幅表示部W62で数値表示される。
縫い目長さは、エンコーダー851によって検出されるダイヤル85の入力回転量に基づいて設定され、入力された縫い目長さの設定値が縫い目長さ表示部W63で数値表示される。
図6に示されているように、第一領域R1、第二領域R2、第六領域R6は、左右方向に分割された第三領域R3、第四領域R4、第五領域R5の境界の仮想延長線である縦仮想線L1(図6では点線)により三分割され、上述した各表示構成であるB11~B15、B21~23、W21、W61~W63は分割されたエリア内に配置される。
第一領域R1には、上述したとおり、文字列表示からなるサポートボタンB11、設定ボタンB12、ソーイングボタンB13、履歴ボタンB14、ポータルボタンB15が左から右に向かって順番に並んで配置されている。第四領域R4に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の中心位置)にソーイングボタンB13が配置され、第三領域R3に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の左位置)にサポートボタンB11、設定ボタンB12が配置され、第五領域R5に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の右位置)に履歴ボタンB14、ポータルボタンB15が配置されている。
第一領域R1を左右にスワイプし、各ボタンB11~B15の位置をスクロールさせると、例えば、B11~B15のいずれかが必ず。第四領域R4に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の中心位置)に配置され、他の構成が縦仮想線L1により分割された第三領域R3側、第五領域R5側に均等に振り分けられるように表示してもよい。
第二領域R2には、第四領域R4に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の中心位置)に選択ボタンB21が配置され、第三領域R3に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の左位置)に布押さえ候補表示枠W21が配置され、第五領域R5に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の右位置)に設定ボタンB22及びサイクル選択ボタンB23が配置されている。
第六領域R6には、第四領域R4に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の中心位置)に縫い目幅表示部W62が配置され、第三領域R3に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の左位置)に押さえ圧表示部W61が配置され、第五領域R5に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の右位置)に縫い目長さ表示部W63が配置されている。
そして、ダイヤル83~85も、縦仮想線L1により、第四領域R4に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の中心位置)にダイヤル84が配置され、第三領域R3に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の左位置)にダイヤル83が配置され、第五領域R5に対応した縦仮想線L1により分割された位置(左右方向の右位置)にダイヤル85が配置されている。
[入力画面の表示制御]
次に、制御装置90が行う入力画面G1に対する特徴的な表示制御について図4~図7に基づいて説明する。図7は特定のボタンに対して入力操作が行われた後の入力画面G1の表示例を示す説明図である。
前述した図4の入力画面G1は、選択ボタンB21によって選択された縫製パターンの設定に関する記録データが初期設定状態であるデフォルトデータのままであって設定が変更されていない場合の入力画面G1を示している。
この場合、制御装置90は、以下の表示制御を行う。
表示部81の表示範囲の全体に入力画面G1が表示され、入力画面G1の背景が全体的に濃色(例えば、黒)で表示される。
さらに、入力画面G1のパターン画像表示枠W41に表示される縫製パターン画像が背景よりも高い明度の淡色(例えば、白)で表示される。
また、布押さえ候補表示枠W21内の布押さえ5の図柄情報及び文字情報、各ボタンB21,B22,B23,B31,B32,B33,B42,B51,B52,B53内のアイコン、各表示部W31,W32,W33,W42,W51,W52,W53,W61,W62,W63の文字情報や設定数値も背景よりも高い明度の淡色(例えば、白)で表示される。これらは、縫製パターン画像と同程度の明度としても良い。
また、サポートボタンB11、設定ボタンB12、ソーイングボタンB13、履歴ボタンB14、ポータルボタンB15の文字列表示も背景よりも高い明度の淡色(例えば、灰色)で表示される。なお、これらのボタンB11~B15の内で現在選択されているもの(図4では「ソーイングボタンB13」)の文字列表示については、ボタンB11~B15の内で選択されていないものに比べてより明るい明度で表示される。
この選択されているボタンの文字列表示については、縫製パターン画像と同程度の明度としても良い。
さらに、各ボタンB21,B22,B23,B31,B32,B33,B42,B51,B52,B53の接触範囲内は、背景よりも高い明度の淡色(例えば、灰色)で表示される。これらの各ボタンB21~B53は、ミシンの操作者がボタンの所在を視覚的に分かれば良いので、背景とボタンとの明度の差を大きくしなくとも良い。また、明度を高くすると、内側のアイコンが識別困難となるので、接触範囲は、背景と識別可能であって、内側のアイコンよりも十分に低い明度で表示される。
これに対して、特定のボタンに対して入力操作が行われた後の入力画面G1については、制御装置90は、以下の表示制御を行う。
具体的には、ボタンB22,B23,B31,B32,B33,B41,B51,B52,B53のいずれか対して、入力操作によりデフォルトデータに対する変更が行われた場合には、変更が行われたボタンの接触範囲内は、より高い明度に表示が変更される。さらに、変更が行われたボタンの接触範囲内は、青を基調とする色彩に表示が変更される。
図7では、縫い始め処理設定ボタンB31、縫い終わり処理設定ボタンB33及び糸切り設定ボタンB53に対する入力操作によりデフォルトデータに対する変更が行われた場合を例示している。
これにより、ボタンに定められたパラメータについて、デフォルトデータから設定内容の変更が行われていることが一目で分かるようになっている。
また、より高い明度に表示が変更されボタンの接触範囲内のアイコンは、背景よりも高い明度の淡色(例えば、白)から濃色(例えば、黒)に変更される。これにより、高い明度のボタンの接触範囲内で、アイコンを容易に識別することが可能となる。
[発明の実施形態における技術的効果]
以上のように、ミシン10の制御装置90は、入力画面G1の背景を全体的に濃色とし、入力画面G1のパターン画像表示枠W41に表示される縫製パターン画像を背景よりも高い明度とし、入力画面G1中で入力操作を受け付ける各ボタンB21~B53を背景よりも淡色とする表示制御を行っている。
このように入力画面G1の背景が全体的に濃色であるため、入力画面G1全体が明るい場合に比べて表示内容が見易くなり、目の疲れを低減し、操作者の負担を軽減すると共に、視認性と操作性を高めて、設定作業を円滑に行うことができ、作業性の向上を図ることが可能となる。
また、濃色を背景として、縫製パターン画像を背景よりも高い明度で表示するため、当該縫製パターン画像を鮮明に認識することができ、ミシンの操作者は、現在、選択されている縫製パターンを正確に把握することが可能となる。
また、縫製パターン画像は、一針の針落ちが行われるごとに一針分の縫い目が上方に移動する、縫製動作に連動する動画像であることから、上記のように鮮明に表示されることによって、現在の縫製の進行状況を正確に把握することが可能となる。
また、縫製パターン画像がこのような動画像であることから、縫製中に入力画面G1を見て設定内容を確認する場合にも、実際の縫い針3から目を離した状態となっても、動画像から縫製の進行状況を把握することができ、縫製中の設定内容の確認作業を良好に行うことが可能となる。
また、入力画面G1中において各ボタンB21~B53を背景より淡色で表示するため、各ボタンB21~B53の所在を容易に把握することができる。このため、ボタンB21~B53を用いた設定作業を円滑に行うことができ、作業性の向上を図ることが可能となる。
さらに、各ボタンB21~B53は、縫製パターン画像よりも明度を低くした場合には、縫製パターン画像の鮮明さを損なうことが回避される。また、入力画面G1の各所に配置されたボタンB21~B53によって画面全体が煩雑となることが回避され、表示内容が見易くなり、操作者の負担を軽減すると共に、設定作業を円滑に行うことができ、作業性のさらなる向上を図ることが可能となる。
また、制御装置90は、入力操作が行われたボタンB22~B53についてその接触範囲の明度を高くする表示制御を行っている。
これにより、縫製パターンにおける設定される各種のパラメータのいずれについて変更が行われているかを明確に把握することが可能となる。
特に、制御装置90は、入力操作が行われたボタンB22~B53の接触範囲について青を基調とする色彩に変更する表示制御を行っている。
この場合、ミシンの操作者が色覚認識能力の低い傾向にある場合であっても、設定が変更されたパラメータを明確に把握することが可能となる。
色覚認識能力の低下は、主に、赤と緑の識別について生じ易い。このように、赤と緑の識別能力の低下を生じている場合であっても、青を基調する色彩については認識を容易に行うことが可能である。従って、色覚認識能力の低下を生じている操作者であっても、ボタンが青を基調とする色彩に変化したことを容易に認識することができ、パラメータのいずれについて変更が行われているかをより多くの者が把握することが可能である。
また、制御装置90は、ボタンB22~B53の内側にアイコンを表示し、ボタンB31~B53の外側に付帯的に設定情報表示部W31~W53を表示し、これらを背景よりも高い明度とする表示制御を行っている。
従って、ミシンの操作者は、縫製パターンの現在の設定内容を明確に認識することができ、所望している通りの設定内容で縫製を行うことが可能となる。
また、制御装置90は、入力画面のG1の長手方向に沿って第四領域R4内に縫製パターン画像を表示している。さらに、入力画面G1の長手方向に沿って並んだ複数のボタンB31~B33及びボタンB51~B53を第四領域R4の左右両側の第三領域R3と第五領域R5に配置する表示制御を行っている。
これにより、縫製パターン画像を画面の中央付近に配置することができる。さらに、縫製パターン画像の長手方向を上下方向に沿わせるように表示した場合には、ミシン10による縫い目の形成方向と縫製パターン画像の縫い目の延在方向とが対応する向きとなることから、縫製パターンを容易に把握することが可能となる。
また、縫製パターン画像を前述した上方に移動する動画像とした場合には、実際の縫製パターンの形成方向と縫製パターン画像とが対応する向きとなり、縫製パターン画像から縫い目の形成状況をより容易且つ正確に認識することが可能となる。
第一領域R1~第六領域R6の領域分けに加えて、縦仮想線L1により、各表示構成であるボタンB11~B15、ボタンB21~B23、表示部W21、表示部W61~W63が分割されて配置され、ダイヤル83~85も分割されて配置されるため、いかなる動作中であっても、表示画像のレイアウトが整っており、かつ表示画像のレイアウトに連動するダイヤル83~85も表示画像のレイアウトと整合性があり、操作者にとって操作関連の構成の視認性が極めてよいという表示効果を奏する。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の各実施形態に限られない。上記実施形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、制御装置90が、ボタンB22~B53について、入力操作によりデフォルトデータに対する変更が行われた場合に当該ボタンの接触範囲をより高い明度で表示する表示制御を行う場合を例示したが、これに限定されない。
例えば、制御装置90は、ボタンB22~B53に対して入力操作を行った時点で(設定内容の変更を伴わない場合であっても)当該ボタンの接触範囲をより高い明度で表示する表示制御を行ってもよい。これにより、ミシンの操作者は、入力操作を行っているボタン及びその設定内容を明確に把握することが可能となる。
10 ミシン(縫製装置)
80 表示入力装置(表示入力部)
81 表示部
82 タッチパネル(入力検出部)
83,84,85 ダイヤル
831,841,851 エンコーダー
90 制御装置
91 CPU
B11 サポートボタン(操作部)
B12 設定ボタン(操作部)
B13 ソーイングボタン(操作部)
B14 履歴ボタン(操作部)
B15 ポータルボタン(操作部)
B21 選択ボタン(操作部)
B22 設定ボタン(操作部)
B23 サイクル選択ボタン(操作部)
B24 基線位置設定ボタン(操作部)
B31 縫い始め処理設定ボタン(操作部)
B32 糸張力設定ボタン(操作部)
B33 縫い終わり処理設定ボタン(操作部)
B42 基線位置設定ボタン(操作部)
B51 上送り設定ボタン(操作部)
B52 押さえ上げ設定ボタン(操作部)
B53 糸切り設定ボタン(操作部)
G1 入力画面
R1~R6 第一~第六領域
W21 布押さえ候補表示枠
W31,W32,W33,W42,W51,W52,W53,W61,W62,W63 設定情報表示部(内容表示部)
W41 パターン画像表示枠
W61 押さえ圧表示部
W62 縫い目幅表示部
W63 縫い目幅表示部
L1 縦仮想線

Claims (5)

  1. 入力画面の画像を表示する表示部と、前記入力画面に対する入力操作を検出する入力検出部とを有する表示入力部と、
    前記入力操作に応じて前記表示部の表示制御を行う制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記入力画面の背景を全体的に濃色とし、
    前記入力画面中に表示される縫製パターン画像を前記背景よりも高い明度とし、
    前記入力画面中で入力操作を受け付ける操作部を前記背景よりも淡色とする表示制御を行うことを特徴とする縫製装置。
  2. 前記制御装置は、入力操作が行われた前記操作部の明度を高くする表示制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の縫製装置。
  3. 前記制御装置は、前記入力操作が行われた前記操作部を、青を基調とする色彩にする表示制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の縫製装置。
  4. 前記制御装置は、前記操作部の内側に又は前記操作部の外側に付帯的に、当該操作部から入力する内容を示した内容表示部を表示し、
    前記内容表示部を前記背景よりも高い明度とする表示制御を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の縫製装置。
  5. 前記制御装置は、前記入力画面の長手方向に沿って前記縫製パターン画像を表示し、前記入力画面の長手方向に沿って並んだ複数の前記操作部を前記縫製パターン画像の両側に配置する表示制御を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の縫製装置。
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