JP2022032425A - ステータ - Google Patents

ステータ Download PDF

Info

Publication number
JP2022032425A
JP2022032425A JP2020136171A JP2020136171A JP2022032425A JP 2022032425 A JP2022032425 A JP 2022032425A JP 2020136171 A JP2020136171 A JP 2020136171A JP 2020136171 A JP2020136171 A JP 2020136171A JP 2022032425 A JP2022032425 A JP 2022032425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
slot
stator
segment
stator core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020136171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7502927B2 (ja
Inventor
公博 永瀬
Kimihiro Nagase
顕一 福永
Kenichi Fukunaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2020136171A priority Critical patent/JP7502927B2/ja
Priority to US17/390,333 priority patent/US11705785B2/en
Publication of JP2022032425A publication Critical patent/JP2022032425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7502927B2 publication Critical patent/JP7502927B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/25Devices for sensing temperature, or actuated thereby
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings
    • H02K1/165Shape, form or location of the slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/12Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors arranged in slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/521Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
    • H02K3/522Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only for generally annular cores with salient poles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

【課題】ステータのコストを低減する。【解決手段】回転電機に設けられるステータであって、複数のスロットが形成される円筒形状のステータコア15と、スロットに収容される複数のセグメントコイルA1からなる固定子巻線と、を有し、ステータコア15の内周面から径方向外側に伸びるスロットとして、第1スロットS1と、第1スロットS1よりも浅い第2スロットS43と、を備え、セグメントコイルA1は、第1スロットS1に収容されるコイルサイド61と、第2スロットS43に収容されるコイルサイド62と、ステータコア15の端面51から突出するコイルサイド61とコイルサイド62とを互いに連結するエンド部63と、を備える。【選択図】図16

Description

本発明は、回転電機に設けられるステータに関する。
電動機や発電機等の回転電機に設けられるステータには、ステータコイルが巻き付けられている。このステータコイルとして、略U字状のセグメント導体からなるステータコイルがある(特許文献1~3参照)。
特開2017-169248号公報 特開2018-99010号公報 特開2018-170924号公報
ところで、ステータコイルを構成するセグメント導体は、複雑な形状に折り曲げられることが多い。しかしながら、セグメント導体の折り曲げ箇所が増えることは、セグメント導体の加工工数を増加させる要因であり、ステータのコストを増加させてしまう要因であった。このため、セグメント導体の折り曲げ箇所を減らすことにより、ステータのコストを低減することが求められている。
本発明の目的は、ステータのコストを低減することにある。
本発明のステータは、回転電機に設けられるステータであって、複数のスロットが形成される円筒形状の固定子コアと、前記スロットに収容される複数のセグメント導体からなる固定子巻線と、を有し、前記固定子コアの内周面から径方向外側に伸びる前記スロットとして、第1スロットと、前記第1スロットよりも浅い第2スロットと、を備え、前記セグメント導体は、前記第1スロットに収容される第1直線部と、前記第2スロットに収容される第2直線部と、前記固定子コアの端面から突出する前記第1直線部と前記第2直線部とを互いに連結する連結部と、を備える。
本発明によれば、固定子コアの内周面から径方向外側に伸びるスロットとして、第1スロットと、第1スロットよりも浅い第2スロットと、を備え、セグメント導体は、第1スロットに収容される第1直線部と、第2スロットに収容される第2直線部と、を備える。これにより、セグメント導体の折り曲げ箇所を減らすことができ、ステータのコストを低減することができる。
本発明の一実施の形態であるステータを備えた回転電機の一例を示す断面図である。 図1のA-A線に沿ってステータを示す断面図である。 U相コイルを備えたステータコアを示す断面図である。 セグメントコイルの一例を示す斜視図である。 ステータを示す斜視図である。 (A)および(B)は、セグメントコイルの接続状況の一例を示す図である。 ステータコイルの結線状態の一例を示す図である。 U相コイルのコイル構造の一例を示す図である。 U相コイルのコイル構造の一例を示す図である。 (A)はU相コイルの一部が収容されるU相スロット群の一例を示す図であり、(B)はU相コイルの一部が収容されるU相スロット群の一例を示す図である。 U相コイルにおける誘起電圧の発生状況を示す図である。 ステータコアを単体で示す図である。 ステータコアのスロットに対するセグメントコイルの収容位置を示す図である。 ステータコアのスロットに対するセグメントコイルの収容位置を示す図である。 (A)はステータコアとセグメントコイルとを分離した状態で示す図であり、(B)はステータコアとセグメントコイルとを組み付けた状態で示す図である。 図15(B)の矢印α方向からステータコアおよびセグメントコイルを示す斜視図である。 (A)は比較例であるステータコアとセグメントコイルとを分離した状態で示す図であり、(B)はステータコアとセグメントコイルとを組み付けた状態で示す図である。 図17(B)の矢印α方向からステータコアおよびセグメントコイルを示す斜視図である。 図1のA-A線に沿ってステータを示す断面図である。 ステータコアの平均磁路長さを示す図である。 トルクリップルの発生状況を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明では、本発明の一実施の形態であるステータ10を備える回転電機11として、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載される三相交流同期型のモータジェネレータを例示するが、これに限られることはなく、セグメントコイル40が組み付けられるステータ10を備えた回転電機であれば、如何なる回転電機であっても良い。
[回転電機構造]
図1は本発明の一実施の形態であるステータ10を備えた回転電機11の一例を示す断面図である。図1に示すように、モータジェネレータである回転電機11は、モータハウジング12を有している。モータハウジング12は、底付き円筒形状のハウジング本体13と、ハウジング本体13の開口端を閉じるエンドカバー14と、を備えている。ハウジング本体13内に固定されるステータ10は、複数枚のケイ素鋼鈑等からなる円筒形状のステータコア(固定子コア)15と、ステータコア15に巻き付けられる三相のステータコイル(固定子巻線)SCと、を有している。
ステータコイルSCには、バスバーユニット20が接続されている。このバスバーユニット20は、ステータコイルSCに設けられる3つの動力点Pu,Pv,Pwに接続される3つの動力バスバー21,22,23と、ステータコイルSCが備える3つの中性点Nu,Nv,Nwを互いに接続する中性バスバー24と、これらのバスバー21,22,23,24を保持する絶縁部材25と、を備えている。また、動力バスバー21,22,23の端部はモータハウジング12から外部に突出しており、それぞれの動力バスバー21,22,23にはインバータ26等から延びる電力ケーブル27が接続されている。
また、ステータコア15の中央には、円柱形状のロータ30が回転自在に収容されている。このロータ30は、複数枚のケイ素鋼鈑等からなる円筒形状のロータコア31と、ロータコア31に埋め込まれる複数の永久磁石32と、ロータコア31の中央に固定されるロータシャフト33と、を有している。ロータシャフト33の一端部は、ハウジング本体13に設けられる軸受34によって支持されており、ロータシャフト33の他端部は、エンドカバー14に設けられる軸受35によって支持されている。
[ステータ構造]
図2は図1のA-A線に沿ってステータ10を示す断面図であり、図3はU相の相巻線(以下、U相コイルCuと記載する。)を備えたステータコア15を示す断面図である。また、図4はセグメントコイル40の一例を示す斜視図である。後述するように、ステータコイルSCは、U相コイルCuの他に、V相の相巻線(以下、V相コイルCvと記載する。)およびW相の相巻線(以下、W相コイルCwと記載する。)によって構成されている。なお、図示するU相コイルCu、V相コイルCvおよびW相コイルCwは、互いに同一のコイル構造を有している。
図2に示すように、円筒形状のステータコア15の内周面36には、周方向に所定間隔を空けて複数のスロットS1~S48が形成されている。後述するように、ステータコア15のスロットS1~S48として、深く形成された第1スロットS1~S6,S13~S18,S25~S30,S37~S42が設けられており、浅く形成された第2スロットS7~S12,S19~S24,S31~S36,S43~S48が設けられている。また、各スロットS1~S48には複数のセグメントコイル(セグメント導体)40が収容されており、これらのセグメントコイル40を互いに接続することでステータコイルSCが構成されている。図2および図3に示すように、U相コイルCuを構成するセグメントコイル40はスロットS1,S2,S7,S8・・に収容されている。また、図2に示すように、V相コイルCvを構成するセグメントコイル40はスロットS3,S4,S9,S10・・に収容されており、W相コイルCwを構成するセグメントコイル40はスロットS5,S6,S11,S12・・に収容されている。
図4に示すように、略U字状に曲げられるセグメントコイル40は、何れかのスロット(例えばスロットS1)に収容されるコイルサイド(第1直線部)41と、所定のコイルピッチで他のスロット(例えばスロットS7)に収容されるコイルサイド(第2直線部)42と、を有している。また、セグメントコイル40は、一対のコイルサイド41,42を互いに連結するエンド部(連結部)43と、一対のコイルサイド41,42のそれぞれから延びる接合端部44,45と、を有している。なお、セグメントコイル40は銅等の導電材料からなる平角線によって構成されており、接合端部44,45の先端を除いてセグメントコイル40にはエナメルや樹脂等の絶縁被膜が設けられている。また、セグメントコイル40に設けられるエンド部43は、図4に示された折り曲げ形状に限られることはなく、ステータコア15に対する組み付け位置に応じて様々な形状に折り曲げられている。
図5はステータ10を示す斜視図であり、図6(A)および(B)はセグメントコイル40の接続状況の一例を示す図である。図2および図5に示すように、ステータコア15の各スロットS1~S48には、複数のセグメントコイル40が組み付けられている。また、図5および図6に示すように、ステータコア15にセグメントコイル40が組み付けられると、セグメントコイル40の接合端部44,45は、ステータコア15の一方の端面50から動力線側に突出して配置され、セグメントコイル40のエンド部43はステータコア15の他方の端面51から反動力線側に突出して配置される。
また、図6(A)および(B)に示すように、ステータコア15の端面50から突出する接合端部44,45は、他のセグメントコイル40の接合端部44,45に接触するように曲げられた後に、接触する他のセグメントコイル40の接合端部44,45に対して溶接される。これにより、複数のセグメントコイル40によってU相コイルCuが構成され、複数のセグメントコイル40によってV相コイルCvが構成され、複数のセグメントコイル40によってW相コイルCwが構成される。なお、溶接加工が施された接合端部44,45には、導体を覆うように樹脂被膜等を形成する絶縁処理が施される。
[ステータコイル構造(循環電流防止)]
図7はステータコイルSCの結線状態の一例を示す図である。図7に示すように、ステータコイルSCは、U相コイルCu、V相コイルCvおよびW相コイルCwによって構成されている。U相コイルCuは、互いに並列接続される一対の直列コイル群U1,U2を備えており、それぞれの直列コイル群U1,U2は、直列接続される複数のセグメントコイル40によって構成される。また、V相コイルCvは、互いに並列接続される一対の直列コイル群V1,V2を備えており、それぞれの直列コイル群V1,V2は、直列接続される複数のセグメントコイル40によって構成される。さらに、W相コイルCwは、互いに並列接続される一対の直列コイル群W1,W2を備えており、それぞれの直列コイル群W1,W2は、直列接続される複数のセグメントコイル40によって構成される。各相コイルCu,Cv,Cwの一端部は動力点Pu,Pv,Pwとなっており、各相コイルCu,Cv,Cwの他端部は中性点Nu,Nv,Nwとなっている。そして、U相コイルCuの中性点Nu、V相コイルCvの中性点NvおよびW相コイルCwの中性点Nwは互いに接続されており、各相コイルCu,Cv,CwによってステータコイルSCが構成されている。
図8および図9はU相コイルCuのコイル構造の一例を示す図である。なお、前述の説明では、セグメントコイルに「40」の符号を付して説明したが、以下の説明では、個々のセグメントコイルを区別する観点から、セグメントコイルに「A1~A32,B1~B32」の符号を付して説明する。図8および図9において、セグメントコイルA16,A17は互いに直列接続されており、セグメントコイルB16,B17は互いに直列接続されている。また、図10(A)はU相コイルCuの一部が収容されるU相スロット群SU1の一例を示す図であり、図10(B)はU相コイルCuの一部が収容されるU相スロット群SU2の一例を示す図である。さらに、図11はU相コイルCuにおける誘起電圧Vo1,Vo2の発生状況を示す図である。
図8および図9に示すように、U相コイルCuは、互いに並列接続される一対の直列コイル群U1,U2を有している。一方の直列コイル群U1は、互いに直列接続される複数のセグメントコイルA1~A32によって構成されており、他方の直列コイル群U2は、互いに直列接続される複数のセグメントコイルB1~B32によって構成されている。また、直列コイル群U1は、第1コイル群A100および第2コイル群A200によって構成されている。第1コイル群A100は、U相スロット群SU1に収容されるセグメントコイルA1~A16からなるコイル群であり、第2コイル群A200は、U相スロット群SU2に収容されるセグメントコイルA17~A32からなるコイル群である。同様に、直列コイル群U2は、第1コイル群B100および第2コイル群B200によって構成されている。第1コイル群B100は、U相スロット群SU1に収容されるセグメントコイルB1~B16からなるコイル群であり、第2コイル群B200は、U相スロット群SU2に収容されるセグメントコイルB17~B32からなるコイル群である。
図10(A)に示すように、第1コイル群A100,B100が収容されるU相スロット群SU1とは、ステータコア15の周方向に等間隔(例えば45°間隔)で配置される複数のスロットS1,S7,S13,S19,S25,S31,S37,S43によって構成されるスロット群である。また、図10(B)に示すように、第2コイル群A200,B200が収容されるU相スロット群SU2とは、ステータコア15の周方向に等間隔(例えば45°間隔)で配置される複数のスロットS2,S8,S14,S20,S26,S32,S38,S44によって構成されるスロット群である。
このように、U相スロット群SU1,SU2の位置は互いに周方向にずれることから、U相スロット群SU1に挿入された第1コイル群A100,B100に生じる誘起電圧Vo1と、U相スロット群SU2に挿入された第2コイル群A200,B200に生じる誘起電圧Vo2とは、互いに位相をずらして周期的に変化する。このため、第1コイル群A100,B100によって直列コイル群を構成し、第2コイル群A200,B200によって直列コイル群を構成し、これらの直列コイル群を並列接続した場合には、直列コイル群間に電位差が生じて循環電流が流れることになる。
そこで、ステータ10のU相コイルCuにおいては、誘起電圧による循環電流の発生を防止するため、並列回路の一方側を構成する直列コイル群U1を、第1および第2コイル群A100,A200を組み合わせて構成し、並列回路の他方側を構成する直列コイル群U2を、第1および第2コイル群B100,B200を組み合わせて構成している。このように、直列コイル群U1,U2を構成することにより、図11に示すように、直列コイル群U1においては、第1コイル群A100を構成する各セグメントコイルA1~A16に誘起電圧Vo1が発生し、第2コイル群A200を構成する各セグメントコイルA17~A32に誘起電圧Vo2が発生する。また、直列コイル群U2においては、第1コイル群B100を構成する各セグメントコイルB1~B16に誘起電圧Vo1が発生し、第2コイル群B200を構成する各セグメントコイルB17~B32に誘起電圧Vo2が発生する。
このように、コイル群A100,A200を組み合わせて直列コイル群U1を構成し、コイル群B100,B200を組み合わせて直列コイル群U2を構成することにより、直列コイル群U1と直列コイル群U2との電位差を解消することができ、U相コイルCuにおける循環電流の発生を防止することができる。また、同様のコイル構造を有するV相コイルCvおよびW相コイルCwについても、V相コイルCvやW相コイルCwにおける循環電流の発生を防止することができる。これにより、ステータコイルSCにおける循環電流の発生を防止することができ、回転電機11のエネルギー効率を高めることが可能である。
[U相コイルを構成するセグメントコイル]
続いて、U相コイルCuを構成するセグメントコイルについて詳細に説明する。図12はステータコア15を単体で示す図である。また、図13は、ステータコア15のスロットS1,S7・・に対するセグメントコイルA1~A16,B1~B16の収容位置を示す図である。また、図14は、ステータコア15のスロットS2,S8・・に対するセグメントコイルA17~A32,B17~B32の収容位置を示す図である。
図13および図14に示される「動力線側」とは、図1および図5に示すように、セグメントコイル40の接合端部44,45が位置する側、つまり動力点Pu,Pv,Pwが位置する側である。また、図13および図14に示される「反動力線側」とは、図1および図5に示すように、動力線側とは反対側、つまりセグメントコイル40のエンド部43が位置する側である。また、図13および図14に示される「内側」とは、図3に示すように、ステータコア15の径方向内側であり、図13および図14に示される「外側」とは、ステータコア15の径方向外側である。なお、図13および図14に示される矢印の向きは、動力点Puから中性点Nuに向かう向きである。
図12に示すように、円筒形状のステータコア15には、内周面36から径方向外側に伸びる複数のスロットS1~S48が形成されている。これらのスロットS1~S48によって、ステータコア15の周方向に交互に配置される第1スロット群S100および第2スロット群S200が構成されている。第1スロット群S100は、深さ寸法D1を備えた第1スロットによって構成されている。この深さ寸法が「D1」である深い第1スロットとして、スロットS1~S6,S13~S18,S25~S30,S37~S42がある。また、第2スロット群S200は、深さ寸法D1よりも小さな深さ寸法D2を備えた第2スロットによって構成されている。この深さ寸法が「D2」である浅い第2スロットとして、スロットS7~S12,S19~S24,S31~S36,S43~S48がある。
[直列コイル群U1]
U相コイルCuの一部を構成する直列コイル群U1について説明する。図8に示すように、直列コイル群U1を構成する第1コイル群A100は、4つのセグメントコイル(例えばA1~A4)の接続パターンを繰り返すコイル構造を有している。つまり、図13に実線で示すように、セグメントコイルA1は、深く形成されたスロットS1の1番目の位置(最も外側の位置)と、浅く形成されたスロットS43の2番目の位置(最も外側の位置)と、に収容されている。なお、スロットS43,S44等の浅く形成された第2スロットについては、図13および図14に示すように、最も径方向外側の位置が2番目の位置として記載されている。また、セグメントコイルA2は、スロットS1の2番目の位置とスロットS43の4番目の位置とに収容されており、セグメントコイルA3は、スロットS1の4番目の位置とスロットS43の5番目の位置とに収容されている。さらに、セグメントコイルA4は、スロットS43,S37の3番目の位置に収容されている。
そして、動力線側におけるスロットS1,S43の間では、スロットS43から突出するセグメントコイルA1と、スロットS1から突出するセグメントコイルA2とが互いに溶接される。また、スロットS43から突出するセグメントコイルA2と、スロットS1から突出するセグメントコイルA3とが互いに溶接される。さらに、動力線側におけるスロットS43,S37の間では、スロットS43から突出するセグメントコイルA3と、スロットS37から突出するセグメントコイルA4とが互いに溶接される。また、スロットS43から突出するセグメントコイルA4と、スロットS37から突出する次のセグメントコイルA5とが互いに溶接される。このような接続パターンを繰り返すことにより、セグメントコイルA1~A16からなる第1コイル群A100が構成される。
図9に示すように、直列コイル群U1を構成する第2コイル群A200は、4つのセグメントコイル(例えばA17~A20)の接続パターンを繰り返すコイル構造を有している。つまり、図14に実線で示すように、セグメントコイルA17は、スロットS2の5番目の位置とスロットS44の6番目の位置とに収容されている。また、セグメントコイルA18は、スロットS2の6番目の位置とスロットS44の8番目の位置とに収容されており、セグメントコイルA19は、スロットS2の8番目の位置とスロットS44の9番目の位置とに収容されている。さらに、セグメントコイルA20は、スロットS44,S38の7番目の位置に収容されている。
そして、動力線側におけるスロットS2,S44の間では、スロットS44から突出するセグメントコイルA17と、スロットS2から突出するセグメントコイルA18とが互いに溶接される。また、スロットS44から突出するセグメントコイルA18と、スロットS2から突出するセグメントコイルA19とが互いに溶接される。さらに、動力線側におけるスロットS44,S38の間では、スロットS44から突出するセグメントコイルA19と、スロットS38から突出するセグメントコイルA20が互いに溶接される。また、スロットS44から突出するセグメントコイルA20と、スロットS38から突出する次のセグメントコイルA21とが互いに溶接される。このような接続パターンを繰り返すことにより、セグメントコイルA17~A32からなる第2コイル群A200が構成される。
[直列コイル群U2]
次いで、U相コイルCuの残りを構成する直列コイル群U2について説明する。図8に示すように、直列コイル群U2を構成する第1コイル群B100は、4つのセグメントコイル(例えばB1~B4)の接続パターンを繰り返すコイル構造を有している。つまり、図13に破線で示すように、セグメントコイルB1は、スロットS43の6番目の位置とスロットS37の5番目の位置とに収容されており、セグメントコイルB2は、スロットS43,S37の7番目の位置に収容されている。また、セグメントコイルB3は、スロットS43の9番目の位置とスロットS37の8番目の位置とに収容されており、セグメントコイルB4は、スロットS37の6番目の位置とスロットS31の8番目の位置とに収容されている。
そして、動力線側におけるスロットS43,S37の間では、スロットS37から突出するセグメントコイルB1と、スロットS43から突出するセグメントコイルB2とが互いに溶接される。また、スロットS37から突出するセグメントコイルB2と、スロットS43から突出するセグメントコイルB3とが互いに溶接される。さらに、動力線側におけるスロットS37,S31の間では、スロットS37から突出するセグメントコイルB3と、スロットS31から突出するセグメントコイルB4とが互いに溶接される。また、スロットS37から突出するセグメントコイルB4と、スロットS31から突出する次のセグメントコイルB5とが互いに溶接される。このような接続パターンを繰り返すことにより、セグメントコイルB1~B16からなる第1コイル群B100が構成される。
図9に示すように、直列コイル群U2を構成する第2コイル群B200は、4つのセグメントコイル(例えばB17~B20)の接続パターンを繰り返すコイル構造を有している。つまり、図14に破線で示すように、セグメントコイルB17は、スロットS44の2番目の位置とスロットS38の1番目の位置とに収容されており、セグメントコイルB18は、スロットS44,S38の3番目の位置に収容されている。また、セグメントコイルB19は、スロットS44の5番目の位置とスロットS38の4番目の位置とに収容されており、セグメントコイルB20は、スロットS38の2番目の位置とスロットS32の4番目の位置とに収容されている。
そして、動力線側におけるスロットS44,S38の間では、スロットS38から突出するセグメントコイルB17と、スロットS44から突出するセグメントコイルB18とが互いに溶接される。また、スロットS38から突出するセグメントコイルB18と、スロットS44から突出するセグメントコイルB19とが互いに溶接される。さらに、動力線側におけるスロットS38,S32の間では、スロットS38から突出するセグメントコイルB19と、スロットS32から突出するセグメントコイルB20が互いに溶接される。また、スロットS38から突出するセグメントコイルB20と、スロットS32から突出する次のセグメントコイルB21とが互いに溶接される。このような接続パターンを繰り返すことにより、セグメントコイルB17~B32からなる第2コイル群B200が構成される。
[セグメントコイルの折り曲げ形状]
以下、セグメントコイルA1の折り曲げ形状について説明する。図15(A)はステータコア15とセグメントコイルA1とを分離した状態で示す図であり、図15(B)はステータコア15とセグメントコイルA1とを組み付けた状態で示す図である。また、図16は図15(B)の矢印α方向からステータコア15およびセグメントコイルA1を示す斜視図である。
前述の図13に示すように、セグメントコイルA1は、スロットS1,S43における最も径方向外側の位置に収容されている。ここで、図15(A)に示すように、スロットS1の深さ寸法は「D1」であり、スロットS43の深さ寸法は「D1」よりも小さな「D2」である。つまり、スロットS1におけるセグメントコイルA1の収容位置P1と、スロットS43におけるセグメントコイルA1の収容位置P2とは、ステータコア15の径方向にずらされている。このように、一対のスロットS1,S43を互いに径方向にずらすことにより、セグメントコイルA1を過度に折り曲げずにスロットS1,S43内の所定位置に収容することができる。つまり、セグメントコイルA1の折り曲げ形状だけで収容位置を合わせるのではなく、収容先であるスロットS1,S43を互いに径方向にずらして収容位置を合わせることにより、セグメントコイルA1の折り曲げ箇所を削減することができる。
図15および図16に示すように、セグメントコイルA1は、第1スロットS1に収容されるコイルサイド(第1直線部)61と、第2スロットS43に収容されるコイルサイド(第2直線部)62と、一対のコイルサイド61,62を互いに連結するエンド部(連結部)63と、を有している。ステータコア15の端面51から突出するコイルサイド61は、ステータコア15の周方向に曲げられる第1湾曲部64を介してエンド部63に連結されている。また、ステータコア15の端面51から突出するコイルサイド62は、ステータコア15の径方向に曲げられるクランク部65およびステータコア15の周方向に曲げられる第2湾曲部66を介してエンド部63に連結されている。つまり、セグメントコイルA1においては、従来のセグメントコイルが備えていた一対のクランク部のうち、一方のクランク部を削減することが可能となっている。
ここで、比較例であるステータコア15xおよびセグメントコイルA1xについて説明する。図17(A)は比較例であるステータコア15xとセグメントコイルA1xとを分離した状態で示す図であり、図17(B)はステータコア15xとセグメントコイルA1xとを組み付けた状態で示す図である。また、図18は図17(B)の矢印α方向からステータコア15xおよびセグメントコイルA1xを示す斜視図である。なお、実施例として示したセグメントコイルA1と、比較例として示したセグメントコイルA1xとは、互いに同様の位置に収容されるセグメントコイルである。
図17(A)に示すように、円筒形状のステータコア15xには、内周面36xから径方向外側に伸びる複数のスロットS1x~S48xが形成されている。これらのスロットS1x~S48xの深さ寸法は、全て共通の「D2」に設定されている。そして、セグメントコイルA1xは、スロットS1x,S43xにおける最も径方向外側の位置に収容されている。つまり、スロットS1xにおけるセグメントコイルA1xの収容位置P1xと、スロットS43xにおけるセグメントコイルA1xの収容位置P2xとは、ステータコア15の径方向において互いに一致している。このように、スロットS1x,S43xの深さ寸法が共通であった場合には、前述したセグメントコイルA1に比べて折り曲げ箇所が増加することになる。
図17および図18に示すように、セグメントコイルA1xは、スロットS1xに収容されるコイルサイド61xと、スロットS43xに収容されるコイルサイド62xと、一対のコイルサイド61x,62xを互いに連結するエンド部63xと、を有している。ステータコア15xの端面51xから突出するコイルサイド61xは、ステータコア15xの径方向に曲げられるクランク部67xおよびステータコア15xの周方向に曲げられる第1湾曲部64xを介してエンド部63xに連結されている。また、ステータコア15xの端面51xら突出するコイルサイド62xは、ステータコア15xの径方向に曲げられるクランク部65xおよびステータコア15の周方向に曲げられる第2湾曲部66xを介してエンド部63xに連結されている。つまり、セグメントコイルA1xにおいては、前述したセグメントコイルA1に比べて、クランク部67xが増加している。
これまで説明したように、各セグメントコイルが収容される一対のスロットの深さ寸法を互いに変えることにより、セグメントコイルを過度に折り曲げずにスロット内の所定位置に収容することができる。つまり、セグメントコイルの折り曲げ形状だけで収容位置を合わせるのではなく、収容先であるスロットを互いに径方向にずらして収容位置を合わせることができるため、セグメントコイルの折り曲げ箇所を削減することができる。このように、セグメントコイルの折り曲げ箇所を減らすことにより、セグメントコイルの加工工数を減らしてステータ10のコストを削減することができる。
[温度センサ]
続いて、ステータコイルSCの温度を検出する温度センサ70について説明する。図19は図1のA-A線に沿ってステータ10を示す断面図である。図19の拡大部分に示すように、スロットS1には、ステータコイルSCの温度を検出するサーミスタ等の温度センサ70が収容されている。スロットS1に収容される温度センサ70は、スロットS1に収容される複数のコイルサイド(第1直線部)71よりも、ステータコア15の径方向内側に配置されている。つまり、深く形成されるスロットS1の深さ寸法は「D1」であるため、スロットS1に8本のコイルサイド71を収容した場合であっても、スロットS1の径方向内側には空きスペースが生じることから、この空きスペースに温度センサ70が収容されている。また、スロットS1に収容された温度センサ70は、ワニス等の樹脂材料を用いてスロット内に固定されている。なお、スロットS1に収容されるコイルサイド71とは、図13に示すように、セグメントコイルA1~A3,A16,B13~B16のコイルサイドである。
このように、温度センサ70をスロットS1に収容することにより、ステータコイルSCの温度を適切に検出することができ、回転電機11を適切に制御することができる。つまり、温度センサ70をコイルエンド等に取り付けた場合に比べて、温度センサ70をスロットS1内に収容した場合には、ステータコイルSCの温度をより高い部位で計測することができる。また、温度センサ70をスロットS1内に収容することから、コイルサイド71に温度センサ70を密着させることができ、ステータコイルSCの温度をより高い部位で計測することができる。さらに、図1に示すように、温度センサ70をステータコア15の軸方向つまり長手方向のほぼ中央に取り付けることにより、ステータコイルSCの温度をより高い部位で計測することができる。
なお、図示する例では、コイルサイド71よりも径方向内側に温度センサ70を配置しているが、これに限られることはなく、コイルサイド71よりも径方向外側に温度センサ70を配置しても良く、コイルサイド71に挟まれる位置に温度センサ70を配置しても良い。また、図示する例では、温度センサ70をスロットS1に取り付けているが、これに限られることはなく、深く形成された第1スロットであれば、他のスロットS2~S6,S13~S18,S25~S30,S37~S42の何れかに温度センサ70を収容しても良い。また、図1に示した例では、温度センサ70をステータコア15の長手方向のほぼ中央に取り付けているが、これに限られることはなく、他の部位に温度センサ70を取り付けても良い。
[トルクリップル低減]
続いて、回転電機11のトルクリップルについて説明する。ここで、図20はステータコア15の平均磁路長さを示す図であり、図21はトルクリップルの発生状況を示す図である。図20に示すように、ステータコア15には、周方向に交互に配置される第1および第2スロット群S100,S200が設けられている。第1スロット群S100は、深さ寸法D1を備えた深い第1スロットS1,S2・・によって構成されており、第2スロット群S200は、深さ寸法D1よりも小さな深さ寸法D2を備えた浅い第2スロットS43,S44・・によって構成されている。このため、ステータコア15の外周部80の厚み寸法は、周方向の各部において変化することになる。つまり、第1スロット群S100の外側に位置する外周部80の厚み寸法は「t1」であるのに対し、第2スロット群S200の外側に位置する外周部80の厚み寸法は「t1」よりも大きな「t2」である。
すなわち、第1スロット群S100の外側においては、外周部80の厚み寸法t1が小さいことから、外周部80の断面積が小さくなるとともに、第1スロット群S100を囲む平均磁路長さmp1が長くなる。このように、第1スロット群S100を囲む磁路においては、外周部80の断面積が小さく且つ平均磁路長さmp1が長いことから、磁路の磁気抵抗が大きくなる。これに対し、第2スロット群S200の外側においては、外周部80の厚み寸法t2が大きいことから、外周部80の断面積が大きくなるとともに、第2スロット群S200を囲む平均磁路長さmp2が短くなる。このように、第2スロット群S200を囲む磁路においては、外周部80の断面積が大きく且つ平均磁路長さmp2が短いことから、磁路の磁気抵抗が小さくなる。
このように、第1スロット群S100を囲む磁路においては、第2スロット群S200を囲む磁路よりも、磁路の磁気抵抗を大きくすることができるため、回転電機11のトルクリップルを低減することができる。例えば、ステータコア15に第2スロット群S200だけを形成していた場合には、ステータコア15の全周に渡って磁気抵抗が小さくなるため、図21に破線で示すように、モータトルクの振幅が「Ta」で大きく変動することになる。これに対し、図示するように、ステータコア15に第2スロット群S200を形成するだけでなく、ステータコア15に第1スロット群S100を形成することにより、第1スロット群S100の周囲の磁気抵抗が増加することから、ステータコア全体の磁気抵抗を上げることができる。これにより、図21に実線で示すように、モータトルクの振幅を「Ta」よりも小さな「Tb」に狭めることができ、トルクリップルを低減することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、セグメントコイルの折り曲げ形状としては、図16に示した形状に限られることはなく、他の折り曲げ形状を採用しても良い。また、前述の説明では、図16に示すように、セグメントコイルから一方のクランク部を削減しているが、クランク部が削減されるセグメントコイルとしては、ステータコイルSCを構成する全てのセグメントコイルであっても良く、ステータコイルSCを構成する一部のセグメントコイルであっても良い。
前述の説明では、一対の直列コイル群を並列接続することで各相コイルCu,Cv,Cwを構成しているが、これに限られることはない。例えば、3つ以上の直列コイル群を並列接続することで各相コイルCu,Cv,Cwを構成しても良く、複数のセグメントコイルを直列接続することで各相コイルCu,Cv,Cwを構成しても良い。また、図示する例では、1つのスロットに対して8つのセグメントコイルを挿入しているが、これに限られることはない。例えば、1つのスロットに対して8つを上回るセグメントコイルを挿入しても良く、1つのスロットに対して8つを下回るセグメントコイルを挿入しても良い。また、前述の説明では、スロット数が48のステータコア15を用いているが、これに限られることはなく、他のスロット数のステータコアを用いても良い。
10 ステータ
11 回転電機
15 ステータコア(固定子コア)
36 内周面
40 セグメントコイル(セグメント導体)
41 コイルサイド(第1直線部)
42 コイルサイド(第2直線部)
43 エンド部(連結部)
51 端面
61 コイルサイド(第1直線部)
62 コイルサイド(第2直線部)
63 エンド部(連結部)
64 第1湾曲部
65 クランク部
66 第2湾曲部
70 温度センサ
71 コイルサイド(第1直線部)
SC ステータコイル(固定子巻線)
S1~S6 スロット(第1スロット)
S13~S18 スロット(第1スロット)
S25~S30 スロット(第1スロット)
S37~S42 スロット(第1スロット)
S7~S12 スロット(第2スロット)
S19~S24 スロット(第2スロット)
S31~S36 スロット(第2スロット)
S43~S48 スロット(第2スロット)
S100 第1スロット群
S200 第2スロット群
A1~A32 セグメントコイル(セグメント導体)
B1~B32 セグメントコイル(セグメント導体)

Claims (5)

  1. 回転電機に設けられるステータであって、
    複数のスロットが形成される円筒形状の固定子コアと、
    前記スロットに収容される複数のセグメント導体からなる固定子巻線と、
    を有し、
    前記固定子コアの内周面から径方向外側に伸びる前記スロットとして、第1スロットと、前記第1スロットよりも浅い第2スロットと、を備え、
    前記セグメント導体は、前記第1スロットに収容される第1直線部と、前記第2スロットに収容される第2直線部と、前記固定子コアの端面から突出する前記第1直線部と前記第2直線部とを互いに連結する連結部と、を備える、
    ステータ。
  2. 請求項1に記載のステータにおいて、
    複数の前記第1スロットからなる第1スロット群と、複数の前記第2スロットからなる第2スロット群とは、前記固定子コアの周方向に交互に配置される、
    ステータ。
  3. 請求項1または2に記載のステータにおいて、
    前記固定子コアの端面から突出する前記第1直線部は、前記固定子コアの周方向に曲げられる第1湾曲部を介して前記連結部に連結され、
    前記固定子コアの端面から突出する前記第2直線部は、前記固定子コアの径方向に曲げられるクランク部および前記固定子コアの周方向に曲げられる第2湾曲部を介して前記連結部に連結される、
    ステータ。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載のステータにおいて、
    前記第1スロットに収容される温度センサを有する、
    ステータ。
  5. 請求項4に記載のステータにおいて、
    前記温度センサは、前記第1スロットに収容される複数の前記第1直線部よりも、前記固定子コアの径方向内側に配置される、
    ステータ。
JP2020136171A 2020-08-12 2020-08-12 ステータ Active JP7502927B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020136171A JP7502927B2 (ja) 2020-08-12 2020-08-12 ステータ
US17/390,333 US11705785B2 (en) 2020-08-12 2021-07-30 Stator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020136171A JP7502927B2 (ja) 2020-08-12 2020-08-12 ステータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022032425A true JP2022032425A (ja) 2022-02-25
JP7502927B2 JP7502927B2 (ja) 2024-06-19

Family

ID=80223120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020136171A Active JP7502927B2 (ja) 2020-08-12 2020-08-12 ステータ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11705785B2 (ja)
JP (1) JP7502927B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7052767B2 (ja) * 2019-03-28 2022-04-12 株式会社デンソー 回転電機、およびその固定子
JP7441072B2 (ja) * 2020-02-25 2024-02-29 株式会社Subaru ステータ
JP2022043523A (ja) * 2020-09-04 2022-03-16 株式会社Subaru ステータ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006003598A1 (de) * 2006-01-25 2007-08-09 Siemens Ag Permanenterregte Synchronmaschine
JP2013153608A (ja) 2012-01-25 2013-08-08 Toyota Industries Corp 回転電機
JP6407448B2 (ja) 2015-10-30 2018-10-17 三菱電機株式会社 回転電機
JP6502881B2 (ja) 2016-03-14 2019-04-17 本田技研工業株式会社 ステータコア
JP2017169419A (ja) 2016-03-18 2017-09-21 株式会社明電舎 回転電機の固定子
JP2018085784A (ja) 2016-11-21 2018-05-31 トヨタ自動車株式会社 コイルの温度検出器
JP6798365B2 (ja) 2016-12-15 2020-12-09 スズキ株式会社 回転電機
JP6806616B2 (ja) 2017-03-30 2021-01-06 本田技研工業株式会社 ステータ、回転電機及びステータの製造方法
JP6852615B2 (ja) 2017-08-01 2021-03-31 株式会社豊田自動織機 回転電機のステータ
EP3644492A1 (en) * 2018-10-26 2020-04-29 Feng-Tien Chen Motor device
CN115051489A (zh) * 2021-03-09 2022-09-13 福特全球技术公司 一种电机定子及减轻电机扭矩波动的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7502927B2 (ja) 2024-06-19
US20220052586A1 (en) 2022-02-17
US11705785B2 (en) 2023-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022032425A (ja) ステータ
US11539255B2 (en) Hairpin winding electric machine
US11670979B2 (en) Stator
US20130049515A1 (en) Stator for rotary electric machine, and rotary electric machine
JP4914288B2 (ja) バスバーユニット
US11368066B2 (en) Hairpin winding electric machine
US11496009B2 (en) Stator, electric rotating machine, and electric-powered vehicle
JP5915151B2 (ja) モータコイル
JP4971025B2 (ja) 回転電機用ステータ
US9118231B2 (en) Stator of rotating electrical machine and rotating electrical machine
US20220311299A1 (en) Stator and motor
US11677287B2 (en) Stator, electric rotating machine, and electric-powered vehicle
JP2014042422A (ja) 回転電機
US11777355B2 (en) Stator and electric rotating machine
JP7468538B2 (ja) ステータおよびモータ
JP2022043523A (ja) ステータ
WO2013179491A1 (ja) 回転電機、回転電機用ステータおよび車両
JP6948748B1 (ja) 中空円筒型コイル
JP5909789B2 (ja) 回転電機、回転電機用ステータおよび車両
JP6582973B2 (ja) 回転電機およびその製造方法
US20220311302A1 (en) Stator and motor
WO2022264588A1 (ja) モータ
JP2024100566A (ja) コイル、及びコイルを備える回転電機
CN116207879A (zh) 发卡绕组电机
CN116207894A (zh) 发卡绕组电机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7502927

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150