JP2022031752A - データ管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1には、自動取引装置の情報管理システムを利用して自動取引装置以外の機器の出力データを収集するための機器情報管理システムが記載されている。この機器情報管理システムは、自動取引装置と、自動取引装置以外の装置と、自動取引装置及び自動取引装置以外の装置を管理する管理サーバとを含む。自動取引装置からの出力データ、自動取引装置以外の装置からの出力データのいずれも、データ形式変換手段によってイメージデータ形式のデータファイル及びテキストデータ形式のデータファイルに変換され、管理サーバの情報記憶装置に記憶される。
また、特許文献2には、現金処理機をリモートメンテナンスする方法が記載されている。特許文献2に記載の方法では、現金処理機の操作端末と保守端末との間をVPN(Virtual Private Network)接続し、かつ、操作端末、保守端末それぞれでデータの暗号化及び復号化を行う。
図1は、本発明の実施形態に係るデータ管理システムの装置構成を示す概略構成図である。図1に示すように、データ管理システム1は、対象機器100と、ゲートウェイ装置200と、収集管理システム300と、管理サーバ装置400とを備える。また、対象機器100は制御ネットワーク910に通信接続する。制御ネットワーク910は対象機器100間で通信を行うための通信ネットワークである。ゲートウェイ装置200、収集管理システム300、管理サーバ装置400は、それぞれインターネット920に通信接続する。
対象機器100は、データ管理システム1による情報取得の対象となる装置である。金融機関等の店舗に設置されているいろいろな装置を対象機器100とすることができる。例えば、対象機器100は、入出金機など現金を取り扱う装置であってもよく、入出金機の取引口にシャッターを備えていてもよい。さらには、対象機器100は、入出金機とこれを制御する制御端末装置との組合せのシステムであってもよいし、複数種類(複数機種)の機器を組み合わせたシステム機器であってもよい。
対象機器100の数及び種類(機種)は1つ以上であればよい。対象機器100が複数ある場合、対象機器100の種類(機種)毎に扱うデータの形式が異なっていてもよい。
加えて、管理用データは、対象機器100のメンテナンス及び/又は管理に好適なデータである。例えば、管理用データは、対象機器100が動作したときの指示情報(顧客情報等を除く)及びそれに基づいて動作した結果情報であるログ情報であってもよいし、対象機器100の動作における種々の異常、エラー検出情報であってもよいし、対象機器100の稼働・非稼働情報であってもよい。さらには、非稼働情報については待機中情報であってもよいし、異常休止中情報であってもよい。
制御ネットワーク通信部110は、制御ネットワーク910に通信接続する。特に、制御ネットワーク通信部110は、制御ネットワーク910を介して上位装置911と通信を行う。制御ネットワーク通信部110は、上位装置911からの制御信号を受信し、また、対象機器100の状態情報など各種情報を上位装置911へ送信する。
処理実行部120は、対象機器100毎の処理を実行する。
管理用データ取得部130は、データ管理システム1が管理するデータである管理用データを取得する。
ここで、管理用データ取得部130及び管理用データ通信部140は、制御ネットワーク通信部110から独立して設けられている。特に、管理用データ通信部140が受信した信号は制御ネットワーク通信部110及び処理実行部120へは入力されない。このような独立性を設けるために、処理実行部120と管理用データ取得部130とが別々にセンサ等を備えるようにしてもよい。あるいは、管理用データ取得部130が記憶デバイスを用いて構成され、処理実行部120からはこの記憶デバイスに書き込み可能であり、管理用データ通信部140からはこの記憶デバイスから管理用データを読み出すことはできるが書き込みはできないようになっていてもよい。
このように、管理用データ取得部130及び管理用データ通信部140が制御ネットワーク通信部110から独立して設けられていることで、制御ネットワーク910の安全性を保つことができる。例えば、コンピュータウィルス等が管理用データ取得部130及び管理用データ通信部140側から制御ネットワーク910へ混入することはない。
図3は、ゲートウェイ装置200の機能構成を示す概略構成図である。図3に示すように、ゲートウェイ装置200は、ゲートウェイ側第一通信部210と、暗号化部220と、ゲートウェイ側第二通信部230とを備える。
ゲートウェイ側第一通信部210は、データ取得部の例に該当し、対象機器100に対応した通信インタフェースを備えて対象機器100から管理用データを取得する。具体的には、ゲートウェイ側第一通信部210は、異なる種類(機種)の対象機器100に対応して対象機器100の種類(機種)毎にドライバ・ソフトウェアを有している。これにより、1種類のゲートウェイ装置200でいろいろな種類(機種)の対象機器100から管理用データを取得することができる。また、ゲートウェイ側第一通信部210が対象機器100の種類(機種)毎にドライバ・ソフトウェアを有していることで、特定のデータ形式に限定されずに管理用データを取得することができ、ゲートウェイ装置200が管理用データを送信する際に特定のデータ形式に変換する必要がない。
また、ゲートウェイ側第一通信部210は、USB及びRS-232Cなど複数の通信方式に対応しており、この点でも1種類のゲートウェイ装置200でいろいろな種類(機種)の対象機器100から管理用データを取得することができる。
また、ゲートウェイ側第一通信部210は、上記のように制御ネットワーク910と独立に設けられた管理用データ通信部140から管理用データを取得する。これにより、上記のように制御ネットワーク910の安全性を保つことができる。
暗号化部220は、ゲートウェイ側第一通信部210が取得した管理用データを暗号化する。
ゲートウェイ側第二通信部230は、インターネット920に通信接続して他の機器と通信を行う。特にゲートウェイ側第二通信部230は、暗号化部220が暗号化した管理用データを収集管理システム300へ送信する。
収集管理システム300は、例えばワークステーション(Work Station)又はパソコン(Personal Computer;PC)等のコンピュータを用いて構成される。
収集管理側操作入力部320は、例えばキーボード及びマウス等の入力デバイスを有し、ユーザ操作を受ける。
収集管理側表示部330は、例えば液晶パネル又はLED(Light Emitting Diode)などの表示画面を有して各種画像を表示する。
収集管理側制御部390は、収集管理システム300の各部を制御して各種処理を実行する。収集管理側制御部390は、例えば収集管理システム300が備えるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)が収集管理側記憶部380からプログラムを読み出して実行することで構成される。
復号化部391は、ゲートウェイ装置200の暗号化部220に対応する復号化を行う。この復号化により、復号化部391は、収集管理側通信部310が受信した管理用データを復号化する。復号化された段階では、管理用データは16進数(Hexadecimal)等の形式になっており、このままでは一部のデータを除き、詳細な内容を把握できない。また、復号化された管理用データは、収集管理側記憶部380に記憶される。
これにより、収集管理システム300は、インターネット920に接続されるゲートウェイ装置200を備えた多数の対象機器100との管理用データの送受信に機能を集中させることができる。
このように、この収集管理システム300は、対象機器100の現状を常に把握するものと言える。
この収集管理システム300にアクセスしている担当者は、設置店名を参照して連絡先を特定することができ、エラー内容等を参照して顧客へのアドバイスないし提案の参考とすることができる。
図5は、管理サーバ装置400の機能構成を示す概略構成図である。図5に示すように、管理サーバ装置400は、管理側通信部410と、管理側操作入力部420と、管理側表示部430と、管理側記憶部460と、管理側制御部470とを備える。管理側制御部470は、管理側VPN通信処理部471と、データ復元部472と、定期的異常検出部481と、異常増加検出部482と、斜行分布検出部483と、エラー統計処理部484と、保守作業情報取得部485と、保守作業統計処理部486と、店舗別データ生成部487と、時系列データ生成部488と、顧客検出部489と、関心情報生成部490とを備える。
すなわち、前記収集管理システム300が対象機器100の現状を常に把握するものであるのに対し、管理サーバ装置400は、対象機器100群の過去のデータ、過去から累積したデータを元にして、種々管理するものである。
管理側操作入力部420は、例えばキーボード及びマウス等の入力デバイスを有し、ユーザ操作を受ける。
管理側表示部430は、例えば液晶パネル又はLEDなどの表示画面を有して各種画像を表示する。
管理側制御部470は、管理サーバ装置400の各部を制御して各種処理を実行する。管理側制御部470は、例えば管理サーバ装置400が備えるCPUが管理側記憶部460からプログラムを読み出して実行することで構成される。
管理側VPN通信処理部471は、収集管理システム300の収集管理側VPN通信処理部392と協働して、収集管理システム300と管理サーバ装置400との間にVPN回線を構成する。管理側通信部410と管理側VPN通信処理部471との組み合わせはVPN受信部の例に該当し、収集管理システム300が送信した管理用データを前記仮想プライベートネットワークから受信する。
例えば毎朝、対象機器100の起動時にエラーが発生し、リセットすればエラーが解消される場合、対象機器100に何らかの不具合が発生している、あるいは、対象機器100の使用環境に何らかの要因があるといった原因が考えられる。この場合も担当者は顧客に連絡して状況を伺いアドバイスする、あるいは必要に応じてメンテナンスを提案するなど、顧客にサービスを提供することができる。
図7は、異常増加検出部482が行う判定の第1例を示すグラフである。図7のグラフの横軸は累積取引件数を示し、縦軸はエラー件数を示す。累積取引件数は、対象機器100の経年の指標値の例に該当する。
図7の例で、点P111及びP112では、エラー件数が閾値よりも多くなっている。このようにエラー件数が閾値よりも多くなったとの情報により、担当者はエラーの増加傾向を把握することができ、メンテナンスが必要か否かを判断する参考とすることができる。
なお、異常増加検出部482に代えて、担当者が、異常の件数が閾値よりも多いか否かの判定を行うようにしてもよい。例えば、管理側表示部430が図7のグラフを表示し、担当者がこのグラフを参照して判定を行うようにしてもよい。図8~14を参照して説明する以下の例についても同様である。
図8は、異常増加検出部482が行う判定の第2例を示すグラフである。図8の例では、対象機器100は入出金機などシャッターを備えた機器であり、対象機器100の経年の指標値としてシャッター動作回数が用いられている。図8のグラフの横軸はシャッター動作回数を示し、縦軸は、エラー件数を示す。
線L12は、シャッター動作回数に応じて定められたエラー件数の閾値を示す。また、各点は、シャッター動作回数毎のエラー件数を示す。図8の例でも、担当者はエラーの増加傾向を把握することができ、メンテナンスが必要か否かを判断する参考とすることができる。
線L13は、シャッター動作回数に応じて定められたリトライ回数の閾値を示す。また、各点は、シャッター動作回数毎のリトライ回数を示す。図9の例でも、担当者はエラーの増加傾向を把握することができ、メンテナンスが必要か否かを判断する参考とすることができる。
なお、上記説明においては、シャッター動作回数を指標に異常増加検出部482の説明を行ったが、シャッター動作に限るものではなく、種々の特徴的な機構を指標に、その異常の増加を検出するものであってもよい。
この場合、図5の斜行分布検出部483は、対象機器100の紙幣入出金ないしは計数時における紙幣の斜行の分布を検出する。異常増加検出部482は、紙幣の同一方向への斜行が閾値よりも多いか否かを判定する。
線L18は、傾き0を示す。線L19は、紙幣が右に傾いた場合の閾値を示す。
なお、この紙幣の斜行の分布を検出する際には、特に、入出金機においては、入金時の斜行、出金時の斜行というように、場合分けがなされる。すなわち、入金時の斜行では、入金系、すなわち取引口などの繰り出し機構の異常を、また出金時の斜行では、出金系、すなわち金種別収納部などの個々の繰り出し機構の異常を、場合分けして検出、判断することになる。言い換えると、いずれの繰り出し機構に異常があるのかを検出、判断する。
なお、管理側表示部430が図14のように紙幣の斜行傾向をグラフ表示するようにしてもよい。これにより、担当者は、紙幣の斜行の平均及びばらつきの度合いを視覚的に把握することができる。
あるいは、異常増加検出部482が、損券・損貨の発生率の増加を検出するようにしてもよい。ここでいう損券・損貨は、汚損又は破損等により、出金に回らない通貨である。異常増加検出部482が検出した情報を、損券・損貨の発生に対する対策の参考情報とすることができる。
例えば、管理側表示部430がエラーの発生回数が多い順にエラーコード及びエラーの内容を表示することで、担当者は、エラーを顧客に報告する、あるいは次回の訪問の準備の際に参考にする等の対応を行うことができる。
保守作業統計処理部486は、管理用データ及び保守作業情報に基づいて異常の種類毎の保守作業時間の統計データを生成する。例えば、保守作業統計処理部486は、保守拠点毎あるいは作業員毎、かつ、異常の種類毎に保守作業の平均時間を算出する。これにより、保守作業に要する時間を把握することができ、保守拠点別あるいは担当者別のレベルの平準化、レベルの底上げ、作業時間の短縮の参考にすることができる。
この金融取引データを参照して、店舗毎あるいは地域毎の取引の傾向を把握することができ、顧客の店舗経営、営業戦略の立案の参考にすることができる。
例えば、時系列データ生成部488が店舗における取引の長期的な変化を検出することで、長期的観点での顧客の経営戦略の参考にすることができる。
あるいは、時系列データ生成部488が、入出金機が収納している現金の数又はその変化率を検出することで、顧客が現金の補充及び回収を行うタイミングの参考にすることができる。
図15は、管理サーバ装置400が収集・分析する顧客の行動の例を示す図である。図15に店舗内の機器の配置例が示されており、受付番号発券機501と、デジタルサイネージ502と、カウンタ503と、カウンタ503に設置された受付番号表示器504と、カメラ等で顧客を検出する顧客検出装置505が設けられている。顧客検出装置505として例えばKinect(登録商標)を用いることができるが、これに限らない。
この顧客は、デジタルサイネージ502でその時刻に表示され参照していた情報に興味があると考えられる。
管理サーバ装置400は、デジタルサイネージ502で顧客が参照していた情報を管理側記憶部460の当該顧客情報の一つとして記憶させ蓄積し、参照していた情報の種別毎の回数などの分析を行う。
図5の顧客検出部489は、管理側記憶部460に記憶された顧客を特定し、参照していた情報を抽出する。
関心情報生成部490は、関心情報を生成する。関心情報は、顧客検出部489が検出した顧客と、顧客が見ていた情報の内容とを対応付けた情報である。特に、関心情報生成部490は、受付番号発券機が顧客に発行した受付番号と顧客が見ていた情報の内容とを対応付けた関心情報を生成する。
そして、生成された関心情報は、当該顧客が口座を有する店舗の顧客サーバ、あるいは、上位装置911にあたる顧客データ管理サーバないしはデータベースへと配信される。
この場合、関心情報生成部が、受付番号と顧客が見ていた情報の内容とを対応付けることで、顧客の氏名などの個人情報を用いずに顧客を特定することができる。この点で、顧客のプライバシーに配慮することができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
さらには、管理サーバ装置400において分析した結果に基づいて、特定機種の対象機器100に対する、例えば、ファームウェアやソフトウェアのバージョンアップ、あるいは、設定情報等のアップデートを、このシステムを利用することで行うようにしてもよい。すなわち、必要なバージョンアップ情報またはアップデート情報を管理サーバ装置400から収集管理システム300に送信して記憶させた後、収集管理システム300から当該特定機種の対象機器100に対して、必要なバージョンアップ情報またはアップデート情報を送信し、当該対象機器100のファームウェアやソフトウェアのバージョンアップ、あるいは、設定情報等のアップデートを行うようにしてもよい。そして、このバージョンアップ情報、あるいは、アップデート情報は、そのまま、管理用データに含まれて、折り返し管理されることになる。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記述され得るが、以下に限定されるものではない。
対象機器に対応した通信インタフェースを備えて前記対象機器からデータを取得するデータ取得部と、
前記対象機器から得られたデータを送信する送信部と、
前記送信部が送信したデータを受信する受信部と、
前記受信部が受信したデータに対して前記対象機器毎に定められたデータ復元方法に基づく復元処理を行うデータ復元部と、
を備えるデータ管理システム。
データを暗号化する暗号化部と、
前記暗号化部の暗号化に対する復号化を行う復号化部と、
を備え、
前記暗号化部は、前記データ取得部が取得したデータを暗号化し、
前記送信部は、前記暗号化部が暗号化したデータを送信し、
前記復号化部は、前記受信部が受信したデータを復号化し、
前記データ復元部は、前記受信部が受信したデータに対して前記復元処理を行う、
付記1に記載のデータ管理システム。
データを暗号化する暗号化部と、
前記暗号化部の暗号化に対する復号化を行う復号化部と、
データを仮想プライベートネットワークに送信するVPN送信部と、
前記仮想プライベートネットワークからデータを受信するVPN受信部と、
を備え、
前記暗号化部は、前記データ取得部が取得したデータを暗号化し、
前記送信部は、前記暗号化部が暗号化したデータを送信し、
前記復号化部は、前記受信部が受信したデータを復号化し、
前記VPN送信部は、前記復号化部が復号化したデータを送信し、
前記VPN受信部は、前記VPN送信部が送信したデータを受信し、
前記データ復元部は、前記VPN受信部が受信したデータに対して前記復元処理を行う、
付記1に記載のデータ管理システム。
前記データ取得部は、前記対象機器に対する制御信号を通信する制御ネットワークと独立に設けられた通信手段を介して前記対象機器からデータを取得する、付記1から3のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
前記対象機器からのデータに基づいて、所定時間以上継続して発生する異常の有無を判定する継続異常判定部を備える、付記1から4のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
前記対象機器からのデータに基づいて、前記対象機器に定期的に発生する異常の有無を判定する定期的異常検出部を備える、付記1から5のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
前記対象機器からのデータが示す異常の件数が、前記対象機器の経年の指標値に応じて定められた閾値よりも多いか否かを判定する異常増加検出部を備える、付記1から6のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
前記対象機器は、入出金機の取引口にシャッターを備え、
前記異常増加検出部は、前記異常の件数が、前記シャッターの通算動作回数に応じて定められた閾値よりも多いか否かを判定する、付記7に記載のデータ管理システム。
前記異常増加検出部は、前記対象機器による現金処理のリトライ回数が前記閾値よりも多いか否かを判定する、付記8に記載のデータ管理システム。
前記対象機器の紙幣の繰り出しにおける紙幣の斜行の分布を検出する斜行分布検出部を備え、
前記異常増加検出部は、前記紙幣の同一方向への斜行が前記閾値よりも多いか否かを判定する、付記7から9のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
前記対象機器からのエラー情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶するエラー情報に基づいて、エラーの種類毎に当該エラーの発生回数を計数し、発生回数の多い順の統計情報を生成するエラー統計部と、
を備える付記1から10のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
前記対象機器からのデータが示す異常に対する保守作業の情報を示す保守作業情報を取得する保守作業情報取得部と、
前記対象機器からのデータ及び前記保守作業情報に基づいて異常の種類毎の保守作業時間の統計データを生成する保守作業統計処理部と、
を備える付記1から11のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
複数の店舗それぞれに設置された前記対象機器からのデータに基づいて、店舗毎の金融取引データを生成する店舗別データ生成部を備える付記1から12のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
前記対象機器からのデータに基づいて金融取引の時系列データを生成する時系列データ生成部を備える請求項1から13のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
店舗内に表示された情報を所定時間以上見ていた顧客を検出する顧客検出部と、
前記顧客検出部が検出した顧客と前記顧客が見ていた情報の内容とを対応付けた関心情報を生成する関心情報生成部と、
を備える付記1から14のいずれか一つに記載のデータ管理システム。
前記関心情報生成部は、前記店舗に設置された受付番号発券機が前記顧客に発行した受付番号と前記顧客が見ていた情報の内容とを対応付けた前記関心情報を生成する、
付記15に記載のデータ管理システム。
対象機器に対応した通信インタフェースにより前記対象機器からデータを取得するデータ取得ステップと、
前記対象機器から得られたデータを送信する送信ステップと、
前記送信ステップで送信されたデータを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信されたデータに対して前記対象機器毎に定められたデータ復元方法に基づく復元処理を行うデータ復元ステップと、
を含むデータ管理方法。
100 対象機器
110 制御ネットワーク通信部
120 処理実行部
130 管理用データ取得部
140 管理用データ通信部
200 ゲートウェイ装置
210 ゲートウェイ側第一通信部
220 暗号化部
230 ゲートウェイ側第二通信部
300 収集管理システム
310 収集管理側通信部
320 収集管理側操作入力部
330 収集管理側表示部
380 収集管理側記憶部
390 収集管理側制御部
391 復号化部
392 収集管理側VPN通信処理部
393 継続異常検出部
400 管理サーバ装置
410 管理側通信部
420 管理側操作入力部
430 管理側表示部
460 管理側記憶部
470 管理側制御部
471 管理側VPN通信処理部
472 データ復元部
481 定期的異常検出部
482 異常増加検出部
483 斜行分布検出部
484 エラー統計処理部
485 保守作業情報取得部
486 保守作業統計処理部
487 店舗別データ生成部
488 時系列データ生成部
489 顧客検出部
490 関心情報生成部
Claims (4)
- 店舗内に表示された情報を所定時間以上見ていた顧客を検出する顧客検出部と、
前記顧客検出部が検出した顧客と前記顧客が見ていた情報の内容とを対応付けた関心情報を生成する関心情報生成部と
を備えるデータ管理システム。 - 前記関心情報生成部は、前記店舗に設置された受付番号発券機が前記顧客に発行した受付番号と前記顧客が見ていた情報の内容とを対応付けた前記関心情報を生成する、請求項1に記載のデータ管理システム。
- 前記顧客が見ていた情報の内容の種別毎の回数を分析する、請求項1または請求項2に記載のデータ管理システム。
- 前記関心情報生成部が生成した関心情報を前記店舗内の他の装置へ配信する通信部を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ管理システム。
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