JP2022029272A - シート搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】片面搬送経路201及び両面搬送経路202を備えた構成で、装置の大型化を抑制しつつシートの斜行を適切に補正できる構成を提供する。【解決手段】レジユニット102は、片面搬送経路201においてシートの先端が突き当たることでシートの斜行を補正する。レジ前ローラ対108は、片面搬送経路201において、レジユニット102のシート搬送方向上流側に配置されてシートを搬送する。両面搬送経路202は、反転部164で反転されたシートが搬送され、合流部203で片面搬送経路201と合流する。レジ前ローラ対109は、両面搬送経路202においてシートを搬送する。レジ前ローラ対108は、離間機構により離間可能となっており、レジ前ローラ対109を構成する少なくとも一方のローラが、スライド機構によりシートの搬送方向に交差する幅方向にスライド移動可能となっている。【選択図】図2

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置に関する。
シート搬送装置として、シートの姿勢および位置を合わせる斜行補正を行う構成を備えたものがある。シートの斜行補正を行う構成としては、停止したレジストレーションローラ対のニップ部にシート先端を突き当てて、シート搬送方向と直交するシートの幅方向においてシートの先端を補正する構成が一般的である。
しかし、シート先端補正後の搬送において、シートの幅方向で、レジストレーションローラ対の上流側で形成したループ量の違い(ねじれ)からシートの座屈(特に薄紙で顕著となりしわが発生)や斜行が発生する虞がある。そこで、レジストレーションローラ対よりも上流側の搬送ローラ対のニップを離間し、シート後端部において搬送ローラ対でのシートの拘束を行わないことで、しわや斜行を回避する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2020-83523号公報
しかしながら、シートの片面に画像形成などを行わせるための片面搬送経路(第1搬送経路)に加えて、シートを反転して搬送し、シートの裏面に画像形成などを行わせるための両面搬送経路(第2搬送経路)を備えている構成もある。そして、片面搬送経路におけるレジストレーションローラ対(斜行補正部)の上流に設けられる搬送ローラ対(回転体対)と両面搬送経路におけるレジストレーションローラ対の上流に設けられる搬送ローラ対とが、異なるローラ対で構成される場合がある。この場合、シートの片面に画像を形成する際に、一度シートの斜行補正されるものの、シートの片面に画像形成され、反転し両面搬送経路に搬送されている時に、搬送ガイドからの抵抗等により、シートが斜行する虞がある。
本発明は、斜行補正部の上流に第1搬送経路及び第2搬送経路を備え、それぞれ異なる回転体対を設けた構成において、シートの斜行を適切に補正できる構成を提供することを目的とする。
本発明のシート搬送装置は、シートが搬送される第1搬送経路と、前記第1搬送経路においてシートの先端が突き当たることでシートの斜行を補正する斜行補正部と、前記第1搬送経路において、前記斜行補正部のシート搬送方向上流側に配置され、シートを挟持して搬送する第1回転体対と、前記第1搬送経路から搬送されたシートを反転する反転部と、前記反転部で反転されたシートが搬送され、前記斜行補正部と前記第1回転体対との間の合流部で前記第1搬送経路と合流する第2搬送経路と、前記第2搬送経路において、シートを挟持して搬送する第2回転体対と、前記第1回転体対を離間可能な離間機構と、前記第2回転体対を構成する少なくとも一方の回転体をシートの搬送方向に交差する幅方向にスライド移動可能なスライド機構と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、斜行補正部の上流に第1搬送経路及び第2搬送経路を備え、それぞれ異なる回転体対を設けた構成において、シートの斜行を適切に補正できる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成断面図。 第1の実施形態に係るシート搬送部の概略構成断面図。 (a)収納庫に収納されたシートとサイド規制板との間に隙間ある状態を示す斜視図、(b)収納庫に収納されたシートとサイド規制板との間に隙間がない状態を示す斜視図。 (a)シートの斜行補正時にシートにねじれが生じた状態を示す片面搬送経路の斜視図、(b)シートの斜行補正後にねじれの戻りが生じた状態を示す片面搬送経路の斜視図。 第1の実施形態に係る片面搬送経路の離間機構の断面図。 第1の実施形態に係るシート搬送に関する制御ブロック図。 第1の実施形態に係るシート搬送に関する制御のフローチャート。 第1の実施形態に係る両面搬送経路のスライド機構の斜視図。 第2の実施形態に係るシート搬送に関する制御のフローチャート。
<第1の実施形態>
実施形態について、図1ないし図8を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
[画像形成装置]
本実施形態の画像形成装置100は、電子写真方式を用いたカラープリンタであり、複数の(本実施形態では4つ)の画像形成部120を中間転写ベルト130上に並べて配置する、中間転写タンデム方式を採用している。このような方式の画像形成装置100は、近年の多種多様なシートSへの適応性やプリント生産性に優れるという利点がある。シートSとしては、用紙、プラスチックフィルム、布などのシート材が挙げられる。
シートSは、収納部としての収納庫101に収納されている。収納庫101には、シートをリフトアップさせるリフトアップ部が設けられ、収納庫101内のシートSは、リフトアップ部に積載されている。収納庫101に収納されたシートSは、1対のローラにより構成される給送部106により、第1搬送経路としての片面搬送経路201に給送される。
片面搬送経路201には、斜行補正部としてのレジユニット(レジストレーションユニット)102、第1回転体対としてのレジ前ローラ対(レジストレーション前ローラ対))108が配置されている。レジ前ローラ対108は、レジユニット102のシート搬送方向上流側でシートを挟持して搬送する。給送部106により片面搬送経路201に送り出されたシートSは、レジ前ローラ対108を通り、レジユニット102において斜行補正された後、搬送ユニットを通過し、二次転写部103へと送られる。
二次転写部103とは、対向する二次転写内ローラ104と中間転写ベルト130、および二次転写外ローラ105により形成されるシートSへのトナー像の転写ニップ部である。二次転写部103では、所定の加圧力と静電的付加バイアスを与えることで、中間転写ベルト130からシートSの表面に未定着画像を吸着させる。なお、シートSを搬送する片面搬送経路201は、シートSを保持しながら受け渡すために適切な間隔で配置されたシート搬送部(例えば、ローラ対や吸着ベルト等)と、シートSの挙動を抑えながら案内するシートガイド107より構成される。
レジユニット102は、レジストローラ対(レジストレーションローラ対)であり、レジ前ローラ対108により搬送されてくるシートSを突き当ててループを作成することによりシートSの先端を倣わせ斜行を修正する機能を有する。また、レジユニット102は、シートSへの画像形成のタイミング、即ち、中間転写ベルト130上に担持されたトナー像に合わせて、所定のタイミングにてシートSを二次転写部103へ搬送する機能も有している。このようなレジユニット102は、斜行の修正を行った後に、所望のタイミングにて二次転写部103へシートSを送りだす。
以上説明した二次転写部103までのシートSの搬送プロセスに対して、同様のタイミングで二次転写部103まで送られて来る画像の形成プロセスについて説明する。画像形成部120は、主に像担持体としての感光ドラム121、帯電装置122、露光装置123、現像装置124、一次転写装置125、およびドラムクリーナ126等から構成される。感光ドラム121は、円筒状の感光体であり、図1の矢印A方向に回転駆動される。感光ドラム121は、予め帯電装置122により表面を一様に帯電される。そして、接続されたPC(パーソナルコンピュータ)や画像読取装置などから送られてきた画像情報の信号に基づいて露光装置123が駆動され、回転する感光ドラム121の表面に対して露光光が照射され、感光ドラム121の表面に静電潜像が形成される。
感光ドラム121上に形成された静電潜像は、現像装置124によるトナー現像を経て、感光ドラム121上にトナー像として顕在化する。その後、一次転写装置125により所定の加圧力および静電的負荷バイアスが与えられ、像担持体としての中間転写ベルト130上にトナー像が転写される。
その後、感光ドラム121上に僅かに残った転写残トナーは、ドラムクリーナ126により回収され、再び次の画像形成に備える。以上説明した画像形成部120は、図1の場合、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(Bk)の4セット存在する。勿論、色数は4色に限定されるものではなく、また色の並び順もこの限りではない。
次に、中間転写ベルト130について説明する。中間転写ベルト130は、無端状のベルトであり、駆動ローラ131、テンションローラ132および二次転写内ローラ104等のローラによって張架され、図中矢印B方向へと搬送駆動される。先述のY、M、CおよびBkの各画像形成部120により並列処理される各色の画像形成プロセスは、中間転写ベルト130上に一次転写された上流色のトナー像上に重ね合わせるタイミングで行われる。その結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト130上に形成され、二次転写部103へと搬送される。
以上、それぞれ説明したシートSの搬送プロセスおよび画像形成プロセスを以って、二次転写部103においてシートS上にフルカラーのトナー像が二次転写され、その後、シートSは定着装置150へと搬送される。定着装置150は、対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱効果を加えてシートS上にトナー像を溶融固着させる。
このようにして得られた定着画像を有するシートSは、切換部材11により、排出部160、161により排出トレイ162、163へ選択的に排出される。或いは、両面画像形成を要する場合には、切換部材21により反転部164から排出搬送路165や第2搬送経路としての両面搬送経路202へと搬送される経路選択が行われる。
反転部164は、搬送ローラ対164aを備え、切換部材21により片面搬送経路201から搬送されたシートSが搬送ローラ対164aに受け渡された後、シートSの搬送途中で搬送ローラ対164aを停止させる。さらに搬送ローラ対164aを逆回転させることでシートSを両面搬送経路202へと搬送するものである。両面搬送経路202に搬送されたシートSは、表裏が反転された状態で再度、二次転写部103に搬送され、上述と同様に裏面にトナー像が二次転写された後、定着装置150によりトナー像が定着される。そして、排出トレイ162、163へ選択的に排出される。
[シート搬送部]
次に、上述の片面搬送経路201及び両面搬送経路202を備えたシート搬送装置としてのシート搬送部200について、図2を用いて説明する。片面搬送経路201は、上述のように、斜行補正部としてのレジユニット102と、第1回転体対としてのレジ前ローラ対108とを有する。レジ前ローラ対108は、片面搬送経路201においてレジユニット102に向けてシートを搬送する。レジユニット102は、1対のローラ(回転体)102aから構成されるレジストローラ対であり、回転を停止した状態で、レジ前ローラ対108により搬送されたシートSが突き当たることでシートSの斜行を補正する。また、レジユニット102は、シートが突き当たった後の所定のタイミングでシートの搬送を開始する。即ち、中間転写ベルト130上のトナー像が二次転写部103に到達するタイミグに合わせて、シートの搬送を開始する。
一方、両面搬送経路202は、第2回転体対としてのレジ前ローラ対(レジストレーション前ローラ対)109を有する。レジ前ローラ対109は、1対のローラ(回転体)である駆動ローラ191及び従動ローラ192により構成され、シートを挟持して搬送する。また、両面搬送経路202は、片面搬送経路201と同様に、シートSを保持しながら受け渡すために適切な間隔で配置されたシート搬送部(例えば、ローラ対や吸着ベルト等)と、シートSの挙動を抑えながら案内するシートガイド202bより構成される。
このような両面搬送経路202は、反転部164で反転されたシートSが搬送され、レジユニット102とレジ前ローラ対108との間の位置にある合流部203で片面搬送経路201と合流する。このために両面搬送経路202は、レジ前ローラ対109のシート搬送方向下流側で、合流部203に向けて湾曲した湾曲部202aを有する。湾曲部202aは、図2において、両面搬送経路202を略下方に搬送されるシートSを、略上方にシートを搬送する片面搬送経路201に円滑に受け渡せるようにシートガイド202bを湾曲させた部分である。即ち、湾曲部202aは、シートをUターンさせるような形状となっている。
[片面搬送経路におけるシートの動作について]
ここで、片面搬送経路201におけるシートの動作について、図3(a)~図4(b)を用いて説明する。まず、図3(a)、(b)により収納庫101に収納されるシート束180とサイド規制板181、182との関係について説明する。サイド規制板181、182は、収納庫101内に積載されたシート束180の幅方向両側に配置され、シート束180の幅方向両端の位置を規制する。なお、幅方向とは、シートSが搬送されるシート搬送方向と交差する(本実施形態では直交する)シートの幅方向である。
収納庫101内には、ユーザがシートをセットする際に、図3(a)に示すように、セットされたシート束180とサイド規制板181、182との間に隙間がある状態でシートがセットされる可能性がある。このようにシート束180とサイド規制板181、182との間に隙間が生じることで、シートSの先端側またはシートSの後端側がこの隙間分、幅方向に移動して、搬送方向に対してシートSが斜行して搬送される。この際、図3(b)に示すように、シート束180とサイド規制板181、182との間に隙間がほぼない場合よりも、搬送されるシートの斜行量(シートの搬送方向に対する傾き)が大きくなる。
収納庫101内のシートSは、片面搬送経路201に搬送され、レジユニット102により斜行補正される。このため、図3(a)のようにシート束180とサイド規制板181、182との間に隙間が生じた場合、図3(b)の場合と比べて、搬送されるシートSに対してレジユニット102により大きな斜行を補正する必要がある。大きな斜行の補正を行った場合、図4(a)に示すように、シートSの先端がレジユニット102に突き当たることで、シートSのループ形状では大きなねじれが発生する。
即ち、レジユニット102によりシートSの斜行補正を行う場合、レジユニット102とレジ前ローラ対108との間にシートSのループを形成する。そして、シートSのループ形状を戻そうとする反力によりレジユニット102へシートSの先端を突き当てることで、シートSの先端をレジユニット102の1対のローラ102aのニップ線に沿わせ、シートSの先端の斜行が補正される。その際、図4(a)のように、シートSの斜行が補正されたことで、シートSの幅方向に対して異なるループ量によるねじれが発生する。
このようにシートSがループ形状のねじれた状態で、レジユニット102のローラ102aが回転して搬送が行われると、図4(b)に示すように、シートSの座屈や、斜行戻りが発生する虞がある。シートSの座屈により、特に薄紙で顕著なしわが発生する。また、斜行戻りとは、シートSの先端をシートSの後端の角度に戻そうとする動きである。このために本実施形態では、レジユニット102のシート搬送方向上流側のレジ前ローラ対108を離間可能な離間機構170を設けている。
[離間機構]
次に、レジ前ローラ対108の離間機構170について、図5を用いて説明する。まず、レジ前ローラ対108は、1対のローラ(回転体)である駆動ローラ173と従動ローラ174により構成される。従動ローラ174は、回転軸172を中心にして、駆動ローラ173に対して従動回転する。そして、駆動ローラ173と従動ローラ174とでシートを挟持して搬送する。離間機構170は、離間カム171と、リンク部材175とを有する。離間カム171は、モータM2(後述する図6)により回転駆動される。リンク部材175は、従動ローラ174の回転軸172に接続されており、離間カム171と係合している。モータM2により離間カム171が回転すると、リンク部材175が移動し、リンク部材175に接続された回転軸172も移動する。これにより、ローラ対のうちの一方のローラである従動ローラ174が、他方のローラである駆動ローラ173から離間する。
本実施形態では、片面搬送経路201において搬送されるシートSがレジユニット102により斜行が補正される際に、レジ前ローラ対108を離間させておくことで、上述のようなシートSの座屈や斜行戻りの発生を低減できる。即ち、シートSの先端をレジユニット102に突き当ててループを形成した場合に、シートSの後端側がレジ前ローラ対108により挟持されていないため、ループ形状に大きなねじれが発生しにくい。このため、この状態でレジユニット102によりシートの搬送を開始しても、シートの座屈などが発生しにくい。特に、図3(a)に示したように、収納庫101内のシート束180とサイド規制板181、182との間に隙間がある状態でシートSが片面搬送経路201内に搬送された場合でも、シートの座屈などが発生しにくい。
[斜行補正時の離間制御]
一方で、シートの種類によってはしわや座屈などが発生しにくいものがある。例えば、薄紙などはしわなどが発生し易いが、厚紙のようなシートの坪量が大きいものはしわなどが発生しにくい。そこで、本実施形態では、斜行補正時にシートの種類に応じて、レジ前ローラ対108を離間させておく第1モードと、レジ前ローラ対108を離間させない第2モードとを、選択的に実行可能である。まず、本実施形態の画像形成装置100が備える制御構成について、図6を用いて説明する。
図6に示すように、制御部300は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303を有している。CPU301は、ROM302に格納された制御手順に対応するプログラムを読み出しながら各部の制御を行う。また、RAM303には、作業用データや入力データが格納されており、CPU301は、前述のプログラム等に基づいてRAM303に収納されたデータを参照して制御を行う。
また、制御部300は、ドライバ304を介してレジユニット102のローラ102aを駆動するモータM1を、ドライバ305を介して離間機構170を駆動するモータM21をそれぞれ制御する。更に、制御部300には、画像形成装置100が備える操作部306が接続されている。操作部(入力部)306は、例えば、画像形成装置100の前面側に配置された操作パネルであり、画像形成装置100の操作に加えて、各種データを入力可能である。CPU301は、操作部306から入力された信号に基づいて、各部の制御を行う。
次に、このような制御部300により行うシートの種類に応じた離間機構170の制御の一例について、図7を用いて説明する。まず、ユーザが収納庫101内にシートをセットする際などに、収納庫101内のシートの種類に関する情報を操作部306や装置に接続されたPCなどから入力しておく。制御部300は、入力情報から収納庫101内のシートの種類を把握する(S1)。次いで、制御部300は、収納庫101から搬送するシートの種類が、薄紙などのしわが発生し易いシートに該当するか否かを判断する(S2)。例えば、シートの坪量が所定以下の場合にしわが発生し易いシートに該当すると判断する。
しわが発生し易いシートに該当する場合(S2のY)、制御部300は、モータM2を駆動して離間機構170によりレジ前ローラ対108を離間させる(S3)。そして、給送部106により収納庫101から片面搬送経路201にシートの搬送を開始する(S5)。即ち、本実施形態の場合、給送部106によりシートが給送される前にレジ前ローラ対108を離間機構170により離間させておく。
そして、給送したシートをレジユニット102に突き当ててループを形成する(S6)。この際、シートは、離間したレジ前ローラ対108を通過する。また、シートがループを形成している際にもレジ前ローラ対108が離間しているため、ループのねじれが低減される。次いで、所定のタイミングにおいて、モータM1を駆動してレジユニット102のローラ102aの回転を開始し(S7)、レジユニット102によりシートを搬送する(S8)。
一方、S2において、しわが発生し易いシートに該当しない場合(S2のN)、レジ前ローラ対108を着状態のまま(S4)、給送部106によりシートの搬送を開始する(S5)。以下、レジ前ローラ対108が離間していない状態である以外は、上述のS6~S8と同様である。このように制御部300は、シートの種類に応じて、第1モードと第2モードとを選択的に実行可能である。第1モードは、シートがレジユニット102により斜行が補正されている際にレジ前ローラ対108を離間させておくモードである。第2モードは、シートがレジユニット102により斜行が補正されている場合でもレジ前ローラ対108を離間させないモードである。
[両面搬送経路を搬送されるシートの斜行補正について]
上述のように、片面搬送経路201を搬送されるシートSの斜行補正時には、シート種類に応じてレジ前ローラ対108を離間させることで、シートSのしわなどの発生を低減できる。一方、両面搬送経路202を搬送されるシートSの場合、レジ前ローラ対109により搬送されたシートSが湾曲部202aを通ってレジユニット102に突き当たり、斜行が補正されることになる。
ここで、両面搬送経路202に至るシートSは、片面搬送経路201でシートSの斜行補正が行われてから、二次転写部103、定着装置150を通過し、機内上部にある反転部164で反転されて両面搬送経路202内に搬送される。そして、シートSは、両面搬送経路202を通って合流部203において片面搬送経路201に合流し、レジユニット102によって斜行補正される。このように両面搬送経路202を通過するシートSは、長い経路を通ってレジユニット102に到達するため、片面搬送経路201において斜行補正されたとしても再度斜行して搬送されてしまう。
一方、両面搬送経路202に到達したシートSは、片面搬送経路201にてレジユニット102により斜行補正されているため、その斜行量は大きくない。例えば、図3(a)に示したシート束180とサイド規制板181、182との間に隙間が存在して大きく斜行が発生するような状態で、シートSが両面搬送経路202に搬送される可能性は低い。また、本実施形態の場合、両面搬送経路202は、レジ前ローラ対109のシート搬送方向下流側に湾曲部202aを有する。このため、斜行補正を行うべくシートSをレジユニット102に突き当てる際には、シートSは湾曲部202aに沿って湾曲した状態となる。
したがって、片面搬送経路201においてレジ前ローラ対108を離間させた時と同様に、斜行補正を行う際にレジ前ローラ対109を離間させた場合には、シートSのレジユニット102に対する突き当て力を十分に確保しにくい。この結果、斜行補正を確実に行えない可能性がある。このため、両面搬送経路202からシートSをレジユニット102に突き当てる際には、突き当て力を確保すべく、シートSをレジ前ローラ対109により挟持していることが好ましい。以上より、本実施形態の場合、両面搬送経路202のレジ前ローラ対109では離間機構を採用せずに、図8に示すようなスライド機構190を採用して、両面搬送経路202から搬送されるシートSの斜行補正を行うようにした。
[スライド機構]
図2を参照しつつ図8を用いて、スライド機構190について説明する。図2に示すように、レジ前ローラ対109は、駆動ローラ191と従動ローラ192により構成される。スライド機構190は、図8に示すように、レジ前ローラ対109を構成する少なくとも一方の回転体である従動ローラ192をシートの搬送方向に交差する幅方向にスライド移動可能である。従動ローラ192は、図2に示すように、湾曲部202aの湾曲中心から見て外側に配置されたローラである。このため、レジ前ローラ対109により挟持搬送された状態で湾曲部202aを介してレジユニット102に突き当たっているシートSは、湾曲の外側、即ち、従動ローラ192側に強く接する。このため、シートSが斜行補正される際には、シートSから従動ローラ192側に駆動ローラ191に対してよりも大きな力が作用する。このため、本実施形態の場合、従動ローラ192を幅方向にスライド移動可能としているが、駆動ローラ191も幅方向にスライド移動可能としても良い。
従動ローラ192は、回転軸192aの周囲に回転軸線方向に移動可能に配置されている。本実施形態の場合、従動ローラ192は、回転軸192a上に互いに間隔をあけて2つ設けられている。上述のシートの幅方向は、従動ローラ192の回転軸線方向と略平行である。なお、駆動ローラ191についても、従動ローラ192とシートを挟持するニップ部を形成するように回転軸上に2つ設けられている。
スライド機構190は、弾性部材としてのコイルバネ193と、規制部194とを有する。コイルバネ193は、それぞれの従動ローラ192の回転軸線方向両側に1対ずつ配置されている。規制部194は、1対のコイルバネ193をそれぞれ従動ローラ192との間で挟持するように1対配置され、回転軸192aに対して回転軸線方向に移動不能である。本実施形態では、規制部194は回転軸192aの軸受も兼ねている。言い換えると、従動ローラ192は、それぞれ1対の規制部194との間に配置されている。そして、片側の規制部194と従動ローラ192の片側の端部との間と、他側の規制部194と従動ローラ192の他側の端部との間とに、それぞれコイルバネ193が配置されている。各コイルバネ193の内部は、回転軸192aが通っている。
このようなスライド機構190では、斜行補正時にシートSのループねじれを解消する方向に発生する力により、従動ローラ192がスライド方向へ移動すると、移動方向側のコイルバネ193が圧縮される。その後、レジユニット102のローラ102aが回転してシートSが搬送されることで、シートSが従動ローラ192を通過すると、圧縮されたコイルバネ193はバネ力により元の長さに戻ろうとする。このため、スライド移動した従動ローラ192が称呼の位置に戻り、次に搬送されてくるシートの搬送に備える。上記構成により、レジ前ローラ対109の従動ローラ192をスライド移動可能にする簡易的で、且つ、離間機構170よりも小型な構成で、両面搬送経路202のシートSの斜行補正時のループねじれを解消することが可能である。
一方、上述のスライド機構190は、従動ローラ192の両端部にコイルバネ193を備えた構成のため、大きな斜行が発生したシートSの斜行補正が行われると、ループのねじれが大きくなり、従動ローラ192のスライド方向への移動量が大きくなる。そのため、移動量が大きくなるとコイルバネ193のバネ力が大きくなるために、スライド移動方向への円滑な移動が行われない可能性がある。
しかしながら、上述したように、両面搬送経路202に搬送されるシートSの斜行量は、例えば、収納庫101においてシート束180とサイド規制板181、182との間に隙間がある状態で給送されるシートよりも小さい。このため、上述のような簡易的で、且つ、離間機構170よりも小型な構成であるスライド機構190により、両面搬送経路202で搬送されるシートSの斜行補正時のしわや斜行戻りを防止することが可能である。
このように構成される本実施形態の場合、片面搬送経路201及び両面搬送経路202を備えた構成で、装置の大型化を抑制しつつシートの斜行を適切に補正できる。即ち、大きな斜行量でシートSが搬送される可能性がある片面搬送経路201においては、レジ前ローラ対108を離間させる離間機構170を設けることで、斜行補正時のシートのしわなどの発生を抑制できる。一方、斜行量が大きくなりにくいシートSが搬送される両面搬送経路202においては、レジ前ローラ対109の従動ローラ192をスライドさせるスライド機構190を設けることで、斜行補正時のシートのしわなどの発生を抑制できる。スライド機構190は、離間機構170よりも簡易的で、且つ、小型な構成であるため、装置の大型化及び複雑化を抑制しつつ、2つの搬送経路を有する構成でシートの斜行時に発生するシートのしわなどを低減できる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について、図9を用いて説明する。上述の第1の実施形態では、離間機構170によりレジ前ローラ対108を離間させるタイミングをシートの給送前とした。これに対して本実施形態では、離間タイミングをシートがレジユニット102に突き当たった後としている。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様であるため、同様の構成については同一の符号を付して図示及び説明を省略し、以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
上述の第1の実施形態の場合、シートSをレジユニット102に突き当てる際にはレジ前ローラ対108を離間させているため、シートSの突き当て力を安定的に得られない可能性がある。このため、本実施形態では、レジ前ローラ対108によりシートSを挟持した状態でレジユニット102に突き当て、突き当て後、レジ前ローラ対108を離間させるようにしている。
このような本実施形態の離間機構170の制御の一例について、図9を用いて説明する。まず、第1の実施形態と同様に、ユーザが収納庫101内にシートをセットする際などに、収納庫101内のシートの種類に関する情報を操作部306や装置に接続されたPCなどから入力しておく。制御部300は、入力情報から収納庫101内のシートの種類を把握する(S11)。次いで、制御部300は、給送部106により収納庫101から片面搬送経路201にシートの搬送を開始する(S12)。そして、給送したシートをレジユニット102に突き当ててループを形成する(S13)。
本実施形態では、レジユニット102へのシートSの突き当て力を安定して行うべく、レジユニット102の1対のローラ102aのニップ線にシートSの先端を突き当てループを形成するまで、レジ前ローラ対108を離間させずにシートSを挟持しておく。
次に、所定のタイミングにおいて、モータM1を駆動してレジユニット102のローラ102aの回転を開始する(S14)。この際、制御部300は、収納庫101から搬送するシートの種類が、薄紙などのしわが発生し易いシートに該当するか否かを判断する(S15)。例えば、シートの坪量が所定以下の場合にしわが発生し易いシートに該当すると判断する。
しわが発生し易いシートに該当する場合(S15のY)、制御部300は、モータM2を駆動して離間機構170によりレジ前ローラ対108を離間させる(S16)。そして、レジユニット102によりシートを搬送する(S18)。一方、S15において、しわが発生し易いシートに該当しない場合(S15のN)、レジ前ローラ対108を着状態のままとし(S17)、レジユニット102によりシートを搬送する(S18)。
このような本実施形態の場合、レジユニット102へのシートSの突き当て力を確保し易いため、シートSの斜行補正をより確実に行える。
<他の実施形態>
上述の各実施形態では、シート搬送装置を画像形成装置に適用した場合について説明したが、画像形成装置以外の装置にも適用可能である。例えば、シートを搬送しつつシート上の画像を読み取る画像読取装置や、シートにステイプルなどの処理を施すシート処理装置などで、2つの搬送経路を有する構成にも適用可能である。また、画像形成装置は、プリンタ以外に、複写機、ファクシミリ、複合機などであっても良い。
また、上述の実施形態では、斜行補正部としてレジストローラ対を用いた構成について説明したが、斜行補正部は、シャッターにシートの先端を突き当てて斜行補正を行う、所謂、レジシャッタ(レジストレーションシャッタ)であっても良い。また、第1回転体対や第2回転体対などの回転体対は、ローラ対以外に、1対のベルト、ベルトとローラの構成であっても良い。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100・・・画像形成装置/101・・・収納庫(収納部)/102・・・レジユニット(斜行補正部)/102a・・・ローラ(回転体)/106・・・給送部/108・・・レジ前ローラ対(第1回転体対)/109・・・レジ前ローラ対109(第2回転体対)/164・・・反転部/170・・・離間機構/173・・・駆動ローラ(他方のローラ)/174・・・従動ローラ(一方のローラ)/190・・・スライド機構/191・・・駆動ローラ/192・・・従動ローラ(一方の回転体)/192a・・・回転軸/193・・・コイルバネ(弾性部材)/194・・・規制部/200・・・シート搬送部(シート搬送装置)/201・・・片面搬送経路(第1搬送経路)/202・・・両面搬送経路(第2搬送経路)/202a・・・湾曲部/203・・・合流部/300・・・制御部

Claims (9)

  1. シートが搬送される第1搬送経路と、
    前記第1搬送経路においてシートの先端が突き当たることでシートの斜行を補正する斜行補正部と、
    前記第1搬送経路において、前記斜行補正部のシート搬送方向上流側に配置され、シートを挟持して搬送する第1回転体対と、
    前記第1搬送経路から搬送されたシートを反転する反転部と、
    前記反転部で反転されたシートが搬送され、前記斜行補正部と前記第1回転体対との間の合流部で前記第1搬送経路と合流する第2搬送経路と、
    前記第2搬送経路において、シートを挟持して搬送する第2回転体対と、
    前記第1回転体対を離間可能な離間機構と、
    前記第2回転体対を構成する少なくとも一方の回転体をシートの搬送方向に交差する幅方向にスライド移動可能なスライド機構と、を備えた、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記第2搬送経路は、前記第2回転体対のシート搬送方向下流側で、前記合流部に向けて湾曲した湾曲部を有し、
    前記スライド機構によりスライド移動可能な前記一方の回転体は、前記湾曲部の湾曲中心から見て外側に配置された回転体である、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記第2回転体対の前記一方の回転体は、ローラであり、
    前記ローラは、回転軸の周囲に回転軸線方向に移動可能に配置されており、
    前記スライド機構は、前記ローラの回転軸線方向両側に配置された1対の弾性部材と、前記1対の弾性部材をそれぞれ前記ローラとの間で挟持するように配置され、前記回転軸に対して回転軸線方向に移動不能な1対の規制部と、を有する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のシート搬送装置。
  4. シートを収納する収納部と、
    前記収納部に収納されたシートを前記第1搬送経路に給送する給送部と、を備え、
    前記離間機構は、前記給送部によりシートが給送される前に前記第1回転体対を離間させておく、
    ことを特徴とする、請求項1ないし3の何れか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記離間機構は、シートが前記斜行補正部に突き当たった後に前記第1回転体対を離間させる、
    ことを特徴とする、請求項1ないし3の何れか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記離間機構を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、シートの種類に応じて、シートが前記斜行補正部により斜行が補正されている際に前記第1回転体対を離間させておく第1モードと、シートが前記斜行補正部により斜行が補正されている場合でも前記第1回転体対を離間させない第2モードとを、選択的に実行可能である、
    ことを特徴とする、請求項1ないし5の何れか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記斜行補正部は、回転が停止した状態でシートが突き当たることでシートの斜行を補正する回転体対である、
    ことを特徴とする、請求項1ないし6の何れか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記斜行補正部は、シートが突き当たった後の所定のタイミングでシートの搬送を開始するレジストローラ対である、
    ことを特徴とする、請求項7に記載のシート搬送装置。
  9. 前記第1回転体対は、ローラ対であり、
    前記離間機構は、前記ローラ対のうちの一方のローラを他方のローラから離間させる、
    ことを特徴とする、請求項1ないし8の何れか1項に記載のシート搬送装置。
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