JP2022022753A - 水中油型乳化食品及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
殺菌済卵黄及び食用油脂を含む水中油型乳化食品であって、
可溶性γ-リベチン量が、210μg/ml以上400μg/ml以下であることを特徴とする、
水中油型乳化食品が提供される。
上記の水中油型乳化食品の製造方法であって、
前記殺菌済卵黄の殺菌温度が、63.5℃以上69℃以下であることを特徴とする、
水中油型乳化食品の製造方法が提供される。
本発明の水中油型乳化食品は、少なくとも、殺菌済卵黄及び食用油脂を含有するものであり、増粘剤、酸材、及び他の原料等をさらに含んでもよい。
本発明の水中油型乳化食品は、卵黄由来の可溶性γ-リベチンを含んでいる。水中油型乳化食品中の可溶性γ-リベチンの含有量は、210μg/ml以上400μg/ml以下であり、下限値は好ましくは213μg/ml以上であり、より好ましくは220μg/ml以上であり、また、上限値は好ましくは300μg/ml以下であり、より好ましくは280μg/ml以下であり、さらに好ましくは240μg/ml以下である。水中油型乳化食品中の可溶性γ-リベチンの含有量が210μg/ml未満の場合、卵黄の変性度が高すぎて、水中油型乳化食品の乳化安定性が悪化する。一方、水中油型乳化食品中の可溶性γ-リベチンの含有量が400μg/ml超の場合、卵黄の変性度が低すぎて、水中油型乳化食品の味なじみが悪く、風味が劣る。なお、水中油型乳化食品中の可溶性γ-リベチンの含有量は、下記の方法により測定することができる。
<可溶性γ-リベチン量の測定方法>
水中油型乳化食品を遠心分離し乳化相と水相に相分離させ、水相を回収、この水相を用いた酵素免疫定量(ELISA)法によって、可溶性γ-リベチン量を測定することができる。
水中油型乳化食品に配合する殺菌済卵黄は、一般的に流通している卵黄を原料として用いて、生卵黄(液卵黄)に特定の処理を行ったもの等が挙げられる。なお、液卵黄とは、鶏等の鳥類の卵を割卵し卵白を分離したものをいい、割卵及び分離後、所定期間冷蔵保存したもの並びに凍結後解凍させたものを含むものとする。
液卵黄の特定の処理の例としては、まず、液卵黄を脱気して、溶存酸素濃度を好ましくは6%O2以上16%O2以下、より好ましくは9%O2以上16%O2以下の範囲内に調節しながら、食塩を液卵黄に対して好ましくは5質量%以上20質量%以下、より好ましくは8質量%以上15質量%以下添加する。続いて、加塩後の液卵黄を凝固しないように好ましくは70℃未満、より好ましくは63.5℃以上69℃以下の温度で、好ましくは1分以上10分以下、より好ましくは3分以上8分以下の時間で殺菌処理を施す。このような溶存酸素濃度および加塩量を調節した液卵黄に上記の低温・短時間の殺菌処理を施すことで、液卵黄の変性度合を調整し、可溶性γ-リベチン量を調節することができる。
水中油型乳化食品中に含まれる可溶性γ-リベチン量(μg)/殺菌済卵黄量(mg)の比率の下限値は、好ましくは0.0011以上であり、より好ましくは0.0012以上であり、最も好ましくは0.0016以上である。また同様に、水中油型乳化食品中に含まれる可溶性γ-リベチン量/殺菌済卵黄量の比率の上限値は、好ましくは0.0038以下であり、より好ましくは0.0023以下であり、最も好ましくは0.0021以下である。水中油型乳化食品中に含まれる可溶性γ-リベチン量/殺菌済卵黄量の比率が上記数値範囲内であれば、多量の食用油脂を含有していても乳化安定性を維持することができ、かつ水中油型乳化食品の味なじみがよく、風味の良いものを得ることができる。
水中油型乳化食品に用いる食用油脂は、特に限定されず従来公知の食用油脂を用いることができる。食用油脂としては、例えば、菜種油、大豆油、パーム油、綿実油、コーン油、ひまわり油、サフラワー油、胡麻油、オリーブ油、亜麻仁油、米油、椿油、荏胡麻油、グレープシードオイル、ピーナッツオイル、アーモンドオイル、アボカドオイル等の植物油脂、魚油、牛脂、豚脂、鶏脂、又はMCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)、ジグリセリド、硬化油、エステル交換油等のような化学的あるいは酵素的処理等を施して得られる油脂等を挙げることができる。これらの中でも、菜種油、大豆油、コーン油、パーム油、又はこれらの混合油を用いることが好ましい。
本発明の水中油型乳化食品には、増粘剤を配合することもできるが、増粘剤を配合しない方が好ましい。増粘剤を配合しなくても、乳化安定性に優れており、かつ、風味が良好な水中油型乳化食品を得ることができる。なお、増粘剤を配合する場合には、例えば、キサンタンガム、コンニャクガム、グアーガム、タマリンドシードガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、及びアラビアガム等の増粘多糖類や、アセチル化アジピン酸架橋澱粉、アセチル化リン酸架橋澱粉、アセチル化酸化澱粉、オクテニルコハク酸澱粉ナトリウム、酢酸澱粉、酸化澱粉、ヒドロキシプロピル澱粉、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉、リン酸モノエステル化リン酸架橋澱粉、リン酸架橋澱粉、リン酸化澱粉等の加工澱粉が挙げられる。
本発明の水中油型乳化食品は、酸材を配合することで、酸性水中油型乳化食品にすることができる。酸性水中油型乳化食品のpHは、特に限定されないが、例えば、2.7以上4.6以下であり、下限値は好ましくは3.5以上であり、より好ましくは3.7以上であり、上限値は好ましくは4.3以下であり、より好ましくは4.0以下である。水中油型乳化食品のpHが上記範囲内であれば、水中油型乳化食品の微生物発生を制御して保存性を高めながら、水中油型乳化食品の風味のバランスを良好にすることができる。なお、水中油型乳化食品のpHの値は、1気圧、品温20℃とした時に、pH測定器(株式会社堀場製作所製卓上型pHメータF-72)を用いて測定した値である。
本発明の水中油型乳化食品は、上述した原料以外に、本発明の効果を損なわない範囲で水中油型乳化食品に通常用いられている各種原料を適宜選択し含有させることができる。例えば、醤油、みりん、食塩、胡麻、グルタミン酸ナトリウム、ブイヨン等の調味料、ぶどう糖、果糖、蔗糖、麦芽糖、オリゴ糖、トレハロース等の糖類、からし粉、胡椒等の香辛料、レシチン、リゾレシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の乳化剤、アスコルビン酸、ビタミンE等の酸化防止剤、静菌剤等が挙げられる。
本発明の水中油型乳化食品の製造方法の一例について説明する。例えば、まず、液卵黄を脱気して、溶存酸素濃度を好ましくは6%O2以上16%O2以下、より好ましくは9%O2以上16%O2以下の範囲内に調節しながら、食塩を液卵黄に対して好ましくは5質量%以上20質量%以下、より好ましくは8質量%以上15質量%以下添加する。続いて、加塩後の液卵黄を凝固しないように好ましくは70℃未満、より好ましくは63.5℃以上69℃以下の温度で、好ましくは1分以上10分以下、より好ましくは3分以上8分以下の時間で殺菌処理を施して、殺菌済卵黄を得る。
以下の手順により、殺菌済卵黄A~Jを準備した。まず、脱気下で液卵黄に表1に記載の量で食塩を添加した。脱気は、表1に記載の溶存酸素濃度となるように調整した。続いて、食塩を添加した卵黄を表1に記載の温度に昇温させてから、表1に記載の時間で加熱した。続いて、氷冷し粗熱を取り、殺菌済卵黄を得た。また、大気圧下で液卵黄に表1に記載の食塩を添加して、未殺菌卵黄Kを準備した。
[実施例1~5及び比較例1~6]
表2に記載の配合量となるように水中油型乳化食品を調整した。具体的には、まず、卵黄及び食塩を加え、さらに水中油型乳化食品の水相部の酢酸酸度が2%となるように食酢と清水を加えた後、均一になるように混合して水相を調整した。その後、調整した水相に食用油脂(大豆油)を注加し、乳化処理を行って、水中油型乳化食品を製造した。なお、実施例1~5及び比較例1~6には、上記の卵黄A~Kを用いた。
上記で得られた実施例1~5及び比較例1~6の水中油型乳化食品について、遠心用チューブに水中油型乳化食品を10g分注し、210000×g、60分、5℃で遠心分離した。水相を回収し、小型遠心機で10000×g、15分、室温で遠心分離した。この操作を繰り返し、水相のみを回収した。さらに、0.45μmメンブレンフィルターを通液し、この水相を用いて酵素免疫定量(ELISA)法によって、可用性γ-リベチン量を測定した。測定結果を表3に示した。
上記で得られた実施例1~5及び比較例1~6の水中油型乳化食品の比重0.95を考慮し、水中油型乳化食品1ml中の「可溶性γ-リベチン量リベチン(μg)/殺菌済卵黄(mg)の比」を算出した。
上記で得られた実施例1~5及び比較例1~6の水中油型乳化食品について、1気圧、品温20℃とした時に、pH測定器(株式会社堀場製作所製卓上型pHメータF-72)を用いてpHを測定した。実施例1~5及び比較例1~6の水中油型乳化食品のpHは全て3.7以上4.0以下の範囲内であった。
上記で得られた実施例1~5及び比較例1~6の水中油型乳化食品について、複数の訓練されたパネルにより、以下の物性評価を行った。評価が2点以上であれば、良好な結果であると言える。なお、点数は平均値を小数点以下で四捨五入した。
ストマッカー袋に水中油型乳化食品を100g入れて、ストマッカー機を用いて260rpmで60秒間振とうさせた。これを1セットとして、同様の操作をさらに2セット繰り返して行い、計180秒間振とうさせた(合計3セット)。その際に、1セットごとに水中油型乳化食品を目視で外観確認を行い、下記の評価基準で評価した。評価結果を表3に示した。
[評価基準]
3:水中油型乳化食品は3セットの振とう後に分離していなかった。
2:水中油型乳化食品は2セットの振とう後に僅かに分離していたが、実用上問題無かった。
1:水中油型乳化食品は1セットの振とう後に分離していた。
50ml遠沈管に水中油型乳化食品を30g入れて、-20℃で2日間静置した。その後、水中油型乳化食品を目視で外観確認を行い、下記の評価基準で評価した。評価結果を表3に示した。
[評価基準]
3:水中油型乳化食品は分離していなかった。
2:水中油型乳化食品は僅かに分離していたが、実用上問題無かった。
1:水中油型乳化食品は分離していた。
ポリエチレン/ナイロン製の袋に水中油型乳化食品を100g空気が入らないように充填して、35℃で1週間静置した。その後、水中油型乳化食品の酸味を下記の評価基準で評価した。評価結果を表3に示した。
[評価基準]
3:水中油型乳化食品の酸味や塩味が普通であった。
2:水中油型乳化食品の酸味や塩味が多少強かったが、実用上問題無かった。
1:水中油型乳化食品の酸味や塩味が強く、味なじみが悪かった。
ポリプロピレン容器に水中油型乳化食品を200g入れて、35℃で15週間静置した。その後、水中油型乳化食品の酸化臭を下記の評価基準で評価した。評価結果を表3に示した。
[評価基準]
3:水中油型乳化食品の酸化臭が普通であった。
2:水中油型乳化食品の酸化臭が多少強かったが、実用上問題無かった。
1:水中油型乳化食品の酸化臭が強かった。
ポリエチレン/ナイロン製の袋に水中油型乳化食品を100g空気が入らないように充填して、35℃で1週間静置した。その後、水中油型乳化食品の酸味を下記の評価基準で評価した。評価結果を表3に示した。
[評価基準]
3:水中油型乳化食品の卵の生臭さが普通であった。
2:水中油型乳化食品の卵の生臭さが多少強かったが、実用上問題無かった。
1:水中油型乳化食品の卵の生臭さ強かった。
比較例1~5の水中油型乳化食品は、いずれも、可溶性γ-リベチン量の値が低く、卵黄の変性が進行し過ぎているため、乳化安定性に劣っていた。
比較例6の水中油型乳化食品は、可溶性γ-リベチン量の値が高く、卵黄が変性していないため、水中油型乳化食品の卵の生臭さ強く風味が悪いものであった。また、殺菌を施していないものであるため、流通に適さないものであった。
上記で得られた実施例1~5及び比較例1~6の水中油型乳化食品の比重0.95を考慮し、水中油型乳化食品1ml中の「可溶性γ-リベチン量(μg)/殺菌済卵黄(mg)の比」を算出した。
Claims (5)
- 殺菌済卵黄及び食用油脂を含む水中油型乳化食品であって、
可溶性γ-リベチン量が、210μg/ml以上400μg/ml以下であることを特徴とする、
水中油型乳化食品。 - 前記食用油脂の含有量が、前記水中油型乳化食品全体に対して60質量%以上80質量%以下であることを特徴とする、
請求項1に記載の水中油型乳化食品。 - 前記殺菌済卵黄の含有量が、生換算で、前記水中油型乳化食品全体に対して11質量%以上19質量%以下であることを特徴とする、
請求項1又は2に記載の水中油型乳化食品。 - 請求項1~3のいずれか一項に記載の水中油型乳化食品の製造方法であって、
前記殺菌済卵黄の殺菌温度が、63.5℃以上69℃以下であることを特徴とする、
水中油型乳化食品の製造方法。 - 前記殺菌済卵黄の殺菌前の溶存酸素濃度が6%O2以上16%O2以下であることを特徴とする、
請求項4に記載の水中油型乳化食品の製造方法。
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