JP2022020581A - 車輌用灯具 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022020581000001

【課題】 面状発光体を簡素な保持構造によって安定した状態で保持する。
【解決手段】 光源が設けられた屈曲可能な少なくとも一つの面状発光体と面状発光体を厚み方向における両側から挟んだ状態で結合される少なくとも二つの保持体とを有する灯具ユニットを備え、面状発光体は少なくとも一部が屈曲された状態で二つの保持体によって保持され、二つの保持体のうち一方の保持体に結合ピンが設けられ他方の保持体に結合ピンが挿入される結合孔が形成され、他方の保持体に結合孔に連通され一方の保持体が位置する側と反対側に開口された堀込穴が形成された。
【選択図】図3

Description

本発明は、屈曲可能な面状発光体を有する車輌用灯具についての技術分野に関する。
車輌用灯具にはランプハウジングとカバーによって構成された灯具外筐の内部に灯具ユニットが配置され、灯具ユニットが面状発光体を有しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
面状発光体としては、例えば、光源として機能する複数の発光ダイオードが導電層やフィルムによって挟持されて構成されたタイプや有機EL(Electro Luminescence)層を有するタイプ等が存在する。
このような屈曲可能な面状発光体を、例えば、車輌用灯具に用いる場合には、車体の形状に応じて面状発光体を屈曲させることが可能になり、車輌用灯具の種類に関する使用用途の拡大や設計の自由度の向上を図ることができる。
また、面状発光体を用いることにより灯具ユニットが薄型化され、車輌用灯具の小型化を図ることも可能である。
特開2019-12710号公報
ところで、屈曲可能な面状発光体を用いる場合には、屈曲された面状発光体が屈曲前の元の状態に戻ろうとする弾性を有しているものも多く、面状発光体の屈曲された状態を保持する保持構造が必要である。また、製造コストの低減を図るために面状発光体が簡素な保持構造によって保持されることが望ましく、また、保持構造が他の部材等に干渉することなく面状発光体が安定した状態で保持されることも望まれる。
そこで、本発明は、面状発光体を簡素な保持構造によって安定した状態で保持することを目的とする。
第1に、本発明に係る車輌用灯具は、光源が設けられた屈曲可能な少なくとも一つの面状発光体と前記面状発光体を厚み方向における両側から挟んだ状態で結合される少なくとも二つの保持体とを有する灯具ユニットを備え、前記面状発光体は少なくとも一部が屈曲された状態で前記二つの保持体によって保持され、二つの前記保持体のうち一方の前記保持体に結合ピンが設けられ他方の前記保持体に前記結合ピンが挿入される結合孔が形成され、前記他方の保持体に前記結合孔に連通され前記一方の保持体が位置する側と反対側に開口された堀込穴が形成されたものである。
これにより、結合ピンが結合孔に挿入された状態で面状発光体が二つの保持体によって厚み方向における両側から挟まれた状態で結合されると共に結合ピンの一部を堀込穴に位置させることが可能になる。
第2に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、少なくとも二つの前記面状発光体と少なくとも三つの前記保持体とが設けられ、二つの前記面状発光体の間に位置される少なくとも一つの前記保持体に前記結合ピンと前記結合孔が形成されることが望ましい。
これにより、保持体と面状発光体が交互に位置された状態で複数の面状発光体を保持することが可能になる。
第3に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記結合ピンが複数設けられ、前記結合ピンに熱カシメが行われることにより二つの前記保持体が結合され、複数の前記結合ピンが同じ方向に突出されることが望ましい。
これにより、結合用の設備を用いて複数の結合ピンに対して同時に熱カシメを行うことが可能になる。
第4に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記堀込穴が複数形成され、前記堀込穴を形成する底面が熱カシメによって溶融される前記結合ピンが押し付けられる座面として形成され、複数の前記座面が同じ方向を向く状態で形成されることが望ましい。
これにより、結合用の設備を用いて結合ピンに対して熱カシメを行うときに溶融される複数の結合ピンが同じ方向を向く各座面に押し付けられる。
第5に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、給電端子と接続端子を有するフレキシブルプリント配線板の前記接続端子が前記面状発光体の端子部に接続され、前記フレキシブルプリント配線板の前記接続端子と前記給電端子の間に被取付板が取り付けられ、前記フレキシブルプリント配線板は折り返された状態で前記被取付板が前記保持体の一端部に取り付けられることが望ましい。
これにより、フレキシブルプリント配線板の面状発光体からの突出量が小さくなると共に接続端子の端子部との接続部分に負荷が付与され難くなる。
第6に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、給電端子と接続端子を有するフレキシブルプリント配線板の前記接続端子が前記面状発光体の端子部に接続され、前記面状発光体は前記端子部側の端部が端子側端部として設けられ、前記フレキシブルプリント配線板は前記面状発光体の厚み方向において並ぶ二つの前記端子側端部の間を通って外方に導出され、前記端子側端部は前記フレキシブルプリント配線板の導出方向側の端縁が外側端縁として形成され前記外側端縁の反対側の端縁が内側端縁として形成され、各前記端子側端部の前記外側端縁が前記光源から出射される光の照射方向と反対方向へ行くに従って順に前記内側端縁に近付いて位置されることが望ましい。
これにより、複数のフレキシブルプリント配線板が設けられた状態においてフレキシブルプリント配線板が互いに干渉し難くなる。
第7に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記外側端縁における前記照射方向側の端部の表面が外方に凸の曲面に形成されることが望ましい。
これにより、フレキシブルプリント配線板が外側端縁に接したときにフレキシブルプリント配線板に傷付きや破断が生じ難い。
本発明によれば、結合ピンが結合孔に挿入された状態で面状発光体が二つの保持体によって厚み方向における両側から挟まれた状態で結合されると共に結合ピンの一部を堀込穴に位置させることが可能になるため、面状発光体を簡素な保持構造によって安定した状態で保持することができる。
図2乃至図9と共に本発明車輌用灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、第1の灯具ユニットを備えた車輌用灯具を示す斜視図である。 第1の灯具ユニットの分解斜視図である。 第1の灯具ユニットの断面図である。 面状発光体間の間隔を大きな間隔に設定する場合の構造例を示す断面図である。 保持体がネジ止めによって結合される構造例を示す断面図である。 第2の灯具ユニットを示す分解斜視図である。 第2の灯具ユニットの一部を示す断面図である。 図9と共にフレキシブルプリント配線板の接続構造の構成例を示すものであり、本図は、構成例の概念図である。 構成例の一部を示す拡大断面図である。
以下に、本発明車輌用灯具を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
以下の説明にあっては、光の外部への照射方向を前方として前後上下左右の方向を示すものとする。但し、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
<第1の灯具ユニットを備えた車輌用灯具の構成例>
以下に、第1の灯具ユニットを備えた車輌用灯具1の構成例について説明する(図1乃至図5参照)。
車輌用灯具1は、それぞれ車体の左右両端部に取り付けられて配置されている。車輌用灯具1は前方に開口された凹部を有するランプハウジング2とランプハウジング2の開口を閉塞するカバー3とを備えている(図1参照)。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
灯室5には灯具ユニット6が配置されている(図1乃至図3参照)。灯具ユニット6は、例えば、複数の面状発光体と複数の保持体を有している。
面状発光体7は、例えば、三つが前後に離隔した状態で配置されている。面状発光体7には、例えば、上下両端部に挿通孔7a、7a、・・・が左右に離隔して形成されている。
面状発光体7は、例えば、透明な一対の樹脂フィルムの間に光源として図示しない複数のLED(発光ダイオード)が配置された屈曲可能なフィルム状の発光体であり、各光源からそれぞれ光が出射される構成にされている。面状発光体7は、例えば、接着層の厚み方向における両側にそれぞれ導電層が積層され導電層の厚み方向における両側にそれぞれベースフィルムが積層され、厚み方向において接着層と同一の位置に複数の光源が点在して配置されている。
面状発光体7は光源を除いて透明に形成され、前面が出光面7bとして形成されている。面状発光体7の左右方向における一方の端部には図示しない接続用の配線板が接続される端子部7cが設けられている。
尚、面状発光体7としては、例えば、自発光する有機EL(Electro Luminescence)層を有する屈曲可能な有機ELパネルが用いられていてもよい。
保持体は、例えば、四つが設けられ、前後に離隔して配置されている。保持体は前側から順に、第1の保持体8、第2の保持体9、第3の保持体10及び第4の保持体11として設けられている。第1の保持体8、第2の保持体9、第3の保持体10及び第4の保持体11は、例えば、有色又は透明な樹脂材料によって形成されている。
第1の保持体8、第2の保持体9、第3の保持体10及び第4の保持体11は同じ大きさの略矩形の枠状に形成され、上下の幅が面状発光体7の上下の幅と略同じにされ、左右の幅が面状発光体7の左右の幅より稍大きくされている。
第1の保持体8はエクステンションとしても機能し厚みが第2の保持体9、第3の保持体10及び第4の保持体11の厚みより薄くされている。第1の保持体8は枠状のベース部12とベース部12から後方に突出された結合ピン13、13、・・・とを有している。
ベース部12は上部14と下部15と一方の側部16と他方の側部17とによって構成され、側部16の左右方向における幅が側部17の左右方向における幅より大きくされている。ベース部12は前方に凸の形状になるように緩やかに湾曲されている。
結合ピン13、13、・・・は、例えば、ベース部12の上部14と下部15からそれぞれ左右に離隔した状態で突出されている。結合ピン13、13、・・・はベース部12からの突出方向が同じにされ、平行な状態で位置されている。結合ピン13は先端部がカシメ部13aとして設けられている。
第2の保持体9は枠状のベース部18とベース部18から後方に突出された結合ピン19、19、・・・とを有している。
ベース部18は上部20と下部21と一方の側部22と他方の側部23とによって構成され、側部22の左右方向における幅が側部23の左右方向における幅より大きくされている。ベース部18は前方に凸の形状になるようにベース部12と同じ曲率で緩やかに湾曲されている。
結合ピン19、19、・・・は、例えば、ベース部18の上部20と下部21からそれぞれ左右に離隔した状態で突出され、第1の保持体8の結合ピン13、13、・・・に対して左右において異なる位置に設けられている。結合ピン19、19、・・・はベース部18からの突出方向が同じにされ、平行な状態で位置されている。結合ピン19は先端部がカシメ部19aとして設けられている。
ベース部18には、例えば、上部20と下部21に結合孔24、24、・・・と堀込穴25、25、・・・が形成されている。結合孔24、24、・・・と堀込穴25、25、・・・は前後で連続され、第1の保持体8の結合ピン13、13、・・・と同じ位置に形成されている。
結合孔24は前後に貫通され、堀込穴25は後方に開口されている。堀込穴25は径が結合孔24の径より大きくされ、堀込穴25を形成する底面が座面25aとして形成されている。堀込穴25の座面25aの中央部には結合孔24の後側開口縁が形成されている。堀込穴25、25、・・・においては座面25a、25a、・・・が同じ方向を向き真後ろを向く状態にされている。
第3の保持体10は枠状のベース部26とベース部26から後方に突出された結合ピン27、27、・・・とを有している。
ベース部26は上部28と下部29と一方の側部30と他方の側部31とによって構成され、側部30の左右方向における幅が側部31の左右方向における幅より大きくされている。ベース部26は前方に凸の形状になるようにベース部12及びベース部18と同じ曲率で緩やかに湾曲されている。
結合ピン27、27、・・・は、例えば、ベース部26の上部28と下部29からそれぞれ左右に離隔した状態で突出され、第2の保持体9の堀込穴25、25、・・・に対して左右において異なる位置に設けられている。結合ピン27、27、・・・はベース部26からの突出方向が同じにされ、平行な状態で位置されている。結合ピン27は先端部がカシメ部27aとして設けられている。
ベース部26には、例えば、上部28と下部29に結合孔32、32、・・・と堀込穴33、33、・・・が形成されている。結合孔32、32、・・・と堀込穴33、33、・・・は前後で連続され、第2の保持体9の結合ピン19、19、・・・と同じ位置に形成されている。
結合孔32は前後に貫通され、堀込穴33は後方に開口されている。堀込穴33は径が結合孔32の径より大きくされ、堀込穴33を形成する底面が座面33aとして形成されている。堀込穴33の座面33aの中央部には結合孔32の後側開口縁が形成されている。堀込穴33、33、・・・においては座面33a、33a、・・・が同じ方向を向き真後ろを向く状態にされている。
第4の保持体11は枠状のベース部34を有している。
ベース部34は上部35と下部36と一方の側部37と他方の側部38とによって構成され、側部37の左右方向における幅が側部38の左右方向における幅より大きくされている。ベース部34は前方に凸の形状になるようにベース部12、ベース部18及びベース部26と同じ曲率で緩やかに湾曲されている。
ベース部34には、例えば、上部35と下部36に結合孔39、39、・・・と堀込穴40、40、・・・が形成されている。結合孔39、39、・・・と堀込穴40、40、・・・は前後で連続され、第3の保持体10の結合ピン27、27、・・・と同じ位置に形成されている。
結合孔39は前後に貫通され、堀込穴40は後方に開口されている。堀込穴40は径が結合孔39の径より大きくされ、堀込穴40を形成する底面が座面40aとして形成されている。堀込穴40の座面40aの中央部には結合孔39の後側開口縁が形成されている。堀込穴40、40、・・・においては座面40a、40a、・・・が同じ方向を向き真後ろを向く状態にされている。
上記のように構成された車輌用灯具1において、灯具ユニット6は各部が以下のように組み付けられることにより構成される(図2及び図3参照)。
先ず、例えば、第1の保持体8と第2の保持体9が面状発光体7を挟んだ状態で結合される。第1の保持体8と第2の保持体9の結合は、結合ピン13が面状発光体7の挿通孔7aに挿通された状態で第2の保持体9の結合孔24と堀込穴25に挿入され、結合ピン13のカシメ部13aが熱カシメされることにより行われる。結合ピン13のカシメ部13aは熱カシメされることにより、座面25aに押し付けられて密着される。
このとき、上記したように、結合ピン13、13、・・・のベース部12からの突出方向が同じ方向にされ、座面25a、25a、・・・が同じ方向を向く状態にされているため、カシメ用の設備によってカシメ部13a、13a、・・・を一度に熱カシメして座面25a、25a、・・・に押し付けて密着させることができる。
第1の保持体8と第2の保持体9が面状発光体7を挟んで結合されることにより、面状発光体7はベース部12とベース部18の形状に倣って緩やかに湾曲される状態に屈曲される。面状発光体7は端子部7cが設けられている部分がベース部12とベース部18から側方に突出され、端子部7cに配線板の接続端子が接続可能な状態にされる。
次に、例えば、第2の保持体9と第3の保持体10が面状発光体7を挟んだ状態で結合される。第2の保持体9と第3の保持体10の結合は、結合ピン19が面状発光体7の挿通孔7aに挿通された状態で第3の保持体10の結合孔32と堀込穴33に挿入され、結合ピン19のカシメ部19aが熱カシメされることにより行われる。結合ピン19のカシメ部19aは熱カシメされることにより、座面33aに押し付けられて密着される。
このとき、上記したように、結合ピン19、19、・・・のベース部18からの突出方向が同じ方向にされ、座面33a、33a、・・・が同じ方向を向く状態にされているため、カシメ用の設備によってカシメ部19a、19a、・・・を一度に熱カシメして座面33a、33a、・・・に押し付けて密着させることができる。
第2の保持体9と第3の保持体10が面状発光体7を挟んで結合されることにより、面状発光体7はベース部18とベース部26の形状に倣って緩やかに湾曲される状態に屈曲される。面状発光体7は端子部7cが設けられている部分がベース部18とベース部26から側方に突出され、端子部7cに配線板の接続端子が接続可能な状態にされる。
次いで、例えば、第3の保持体10と第4の保持体11が面状発光体7を挟んだ状態で結合される。第3の保持体10と第4の保持体11の結合は、結合ピン27が面状発光体7の挿通孔7aに挿通された状態で第4の保持体11の結合孔39と堀込穴40に挿入され、結合ピン27のカシメ部27aが熱カシメされることにより行われる。結合ピン27のカシメ部27aは熱カシメされることにより、座面40aに押し付けられて密着される。
このとき、上記したように、結合ピン27、27、・・・のベース部26からの突出方向が同じ方向にされ、座面40a、40a、・・・が同じ方向を向く状態にされているため、カシメ用の設備によってカシメ部27a、27a、・・・を一度に熱カシメして座面40a、40a、・・・に押し付けて密着させることができる。
第3の保持体10と第4の保持体11が面状発光体7を挟んで結合されることにより、面状発光体7はベース部26とベース部34の形状に倣って緩やかに湾曲される状態に屈曲される。面状発光体7は端子部7cが設けられている部分がベース部26とベース部34から側方に突出され、端子部7cに配線板の接続端子が接続可能な状態にされる。
上記のように、第1の保持体8と第2の保持体9が面状発光体7を挟んだ状態で結合され、第2の保持体9と第3の保持体10が面状発光体7を挟んだ状態で結合され、第3の保持体10と第4の保持体11が面状発光体7を挟んだ状態で結合されることにより、灯具ユニット6が構成される(図1及び図3参照)。灯具ユニット6においては、面状発光体7、7、7が緩やかに湾曲された状態で前後に離隔して配置される。
上記のように構成された車輌用灯具1において、面状発光体7、7、7の各光源から光が出射されると、光はカバー3を透過されて前方へ向けて照射される。このとき光が面状発光体7、7、7において透明な一対の樹脂フィルムの間に配置された各光源から出射されるため、灯室5において光が恰も浮かんだ部分から出射されるように視認され、車輌用灯具1の意匠性の向上及び被視認性の向上が図られる。
また、面状発光体7、7、7が湾曲した状態で配置されるため、面状発光体7、7、7をランプハウジング2やカバー3の形状に応じて配置することが可能になり、面状発光体7、7、7の配置の自由度によるスペース効率の向上及び車輌用灯具1の小型化を図ることができる。
尚、上記には、面状発光体と保持体が何れも複数設けられた例を示したが、面状発光体は少なくとも一つ設けられていればよく、保持体は面状発光体を挟持するために少なくとも二つが設けられていればよい。また、ベース部12、18、26、34の曲率に応じて面状発光体7の厚み方向、即ち、結合ピン19の突出方向に相当する結合孔24の長さを変化させてもよい。例えば、ベース部12、18、26、34の曲率が大きくなるに従って結合孔24の長さを長くしてもよい。
以上に記載した通り、車輌用灯具1にあっては、面状発光体7が屈曲された状態で保持体(第1の保持体8、第2の保持体9、第3の保持体10又は第4の保持体11)によって保持され、面状発光体7を保持する一方の保持体に結合ピンが設けられ他方の保持体に結合孔が形成され、他方の保持体に結合孔に連通され一方の保持体が位置する側と反対側に開口された堀込穴が形成されている。
従って、結合ピン(結合ピン13、結合ピン19又は結合ピン27)が結合孔(結合孔24、結合孔32又は結合孔39)に挿入された状態で面状発光体7が保持体によって厚み方向における両側から挟まれた状態で結合されると共に結合ピンの一部を堀込穴(堀込穴25、堀込穴33又は堀込穴40)に位置させることが可能になるため、面状発光体7を簡素な保持構造によって安定した状態で保持することができる。
尚、保持体に堀込穴が形成されることにより、結合ピンの一部を堀込穴に位置させて保持体の背面(後面)から結合ピンが突出されないため、保持体の背面側に面状発光体7を結合ピンと干渉することなく配置することが可能になり、灯具ユニット6に複数の面状発光体7を配置することができる。尚、この場合には灯具ユニット6が少なくとも二つの面状発光体7と少なくとも三つの保持体とを有する構成にされる。
但し、灯具ユニット6は一つの面状発光体7と二つの保持体とを有する構成にされていていてもよく、この場合には、結合ピンの一部が堀込穴に位置され保持体の背面(後面)から結合ピンが突出されない構成により、結合ピンが灯室5に配置される灯具ユニット6以外の他の部材やランプハウジング2と干渉しないと言う効果が奏される。従って、灯具ユニット6を他の部材やランプハウジング2の存在に拘わらず所望の位置に配置することが可能になる。
また、車輌用灯具1にあっては、二つの面状発光体7の間に位置される保持体(第2の保持体9、第3の保持体10)に結合ピンと結合孔が形成されている。
従って、保持体と面状発光体7が交互に位置された状態で複数の面状発光体7を保持することが可能になり、複数の面状発光体7を安定した状態で保持することができると共に灯具ユニット6の設計の自由度の向上を図ることができる。
さらに、結合ピンに熱カシメが行われることにより二つの保持体が結合され、複数の結合ピンが同じ方向に突出されている。
従って、結合用の設備を用いて複数の結合ピンに対して同時に熱カシメを行うことが可能になり、灯具ユニット6を容易かつ迅速に組み立てることができる。
さらにまた、堀込穴(堀込穴25、堀込穴33又は堀込穴40)を形成する底面が熱カシメによって溶融される結合ピンが押し付けられる座面(座面25a、座面33a又は座面40a)として形成され、複数の座面が同じ方向を向く状態で形成されている。
従って、結合用の設備を用いて結合ピンに対して熱カシメを行うときに溶融される複数の結合ピンが同じ方向を向く各座面に押し付けられるため、安定した結合状態を確保した上で灯具ユニット6を容易かつ迅速に組み立てることができる。
尚、車輌用灯具1においては、面状発光体7、7間の間隔を必要に応じた大きさに設定する場合があるが、面状発光体7、7間の間隔を一定以上の大きな間隔に設定したい場合もある。この場合には、保持構造が以下のような構造にされることが望ましい(図4参照)。
以下には、例として、第1の保持体8と第2の保持体9と二つの面状発光体7、7を有する構成について説明する。
第1の保持体8の結合ピン13はベース部12に連続する大径軸部41と大径軸部41に連続する小径軸部42とから成る。小径軸部42は大径軸部41の径より小さくされ、大径軸部41の先端面における中央部に連続されている。小径軸部42の先端部はカシメ部42aとして設けられている。
第2の保持体9の結合孔24は前方に開口された大径部24aと大径部24aより径が小さい小径部24bとによって構成され、小径部24bの前側開口縁が大径部24aに連通され小径部24bの後側開口縁が堀込穴25に連通されている。
結合ピン13は面状発光体7の挿通孔7aに挿通された状態で大径軸部41が大径部24aに挿入され小径軸部42が小径部24bと堀込穴25に挿入される。結合ピン13における小径軸部42のカシメ部42aが熱カシメされることにより、カシメ部42aが座面25aに押し付けられて密着され、第1の保持体8と第2の保持体9が面状発光体7を挟んで結合される。
このように第1の保持体8の結合ピン13に大径軸部41と小径軸部42が設けられることにより、結合ピン13の長さが長くなり面状発光体7、7間の間隔を大きくすることが可能になる。また、結合ピン13に大径軸部41が設けられることにより結合ピン13の長さが長くされた状態においても結合ピン13の高い強度が確保されて結合ピン13の破損が防止され、結合ピン13に小径軸部42が設けられることによりカシメ部42aに対する熱カシメを容易かつ迅速に行うことができる。
尚、車輌用灯具1においては、保持体同士の結合が熱カシメによらず他の方法、例えば、ネジ止めによって行われてもよい(図5参照)。
ネジ止めの場合に、例えば、第1の保持体8と第2の保持体9が結合される構造においては、第1の保持体8の結合ピン13に螺穴43が形成され、第2の保持体9の結合孔24は、図4の構造と同様に、大径部24aと小径部24bによって構成される。
このような構成において、取付ネジ100の軸部101が小径部24bを挿通されて螺穴43に螺合され、取付ネジ100の頭部102が座面25aに押し付けられて密着され、第1の保持体8と第2の保持体9が面状発光体7を挟んで結合される。
<第2の灯具ユニットの構成例>
次に、第2の灯具ユニット6Aの構成例について説明する(図6及び図7参照)。
尚、以下に示す灯具ユニット6Aは、上記した灯具ユニット6と比較して、配線板の保持構造を有することのみが相違するため、灯具ユニット6と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については灯具ユニット6における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
以下に示す灯具ユニット6Aについては、例として、説明を簡単にするために第1の保持体8と第2の保持体9Aと面状発光体7を有する構成を説明する。但し、灯具ユニット6Aにおいても灯具ユニット6と同様に三つ以上の保持体と二つ以上の面状発光体を有する構成にされていてもよい。
第2の保持体9Aのベース部18Aは上部20と下部21と一方の側部22Aと他方の側部23とによって構成され、側部22Aの左右方向における幅が側部23の左右方向における幅より大きくされている(図6参照)。
側部22Aの背面には上下両端部を除く部分に平面部50が形成されている。
側部22Aの上下両端部と平面部50の間には上方又は下方を向く段差面51、51が形成されている。平面部50には後方に開口された逃げ凹部50aが形成され、平面部50のうち逃げ凹部50a以外の部分が略後方を向くコ字状の保持面50bとして形成されている。
側部22Aには保持面50bから後方に突出された取付ピン52、52が設けられ、取付ピン52、52が逃げ凹部50aの上下に位置されている。
面状発光体7の左右方向における一端部にはフレキシブルプリント配線板60が接続されている。フレキシブルプリント配線板60は、長手方向における一端部に接続端子61を有し、長手方向における他端部に給電端子62を有している。フレキシブルプリント配線板60は、接続端子61が面状発光体7の端子部7cに、例えば、熱圧着等によって接合され、給電端子62が図示しない制御基板に接続されているコネクターに接続される。
フレキシブルプリント配線板60の長手方向における中間部には機能性基板63が取り付けられている。機能性基板63は、フレキシブルプリント配線板60の厚み方向における一方の面に取り付けられベース板として機能する被取付板64と、フレキシブルプリント配線板60の厚み方向における他方の面に搭載されたコンデンサー65とを有している。機能性基板63はコンデンサー65によって面状発光体7へのノイズの入力を遮蔽する機能を有している。
被取付板64はフレキシブルプリント配線板60の幅方向において両端部がフレキシブルプリント配線板60から突出されており、被取付板64にはフレキシブルプリント配線板60から突出された部分にそれぞれピン挿通孔64a、64aが形成されている。
尚、上記には、機能性基板63がコンデンサー65を有する例を示したが、機能性基板63には少なくとも被取付板64が設けられていればよい。但し、機能性基板63がコンデンサー65を有する構成にされることにより、コンデンサー65によって面状発光体7へのノイズの入力が遮蔽されるため、面状発光体7における光源の安定した駆動状態(点灯状態)を確保することができる。
灯具ユニット6Aにおいて、第1の保持体8と第2の保持体9Aが面状発光体7を挟んだ状態で結合される(図7参照)。この状態において、フレキシブルプリント配線板60は第1の保持体8と第2の保持体9Aの間から側方に突出され、突出された部分が折り返される。フレキシブルプリント配線板60は被取付板64のピン挿通孔64a、64aにそれぞれ取付ピン52、52が挿入され、逃げ凹部50aにコンデンサー65が挿入され保持面50bに被取付板64が接した状態にされる。
フレキシブルプリント配線板60は、例えば、取付ピン52、52の先端部が熱カシメされることにより、被取付板64が保持面50bに押し付けられて平面部50に取り付けられる。フレキシブルプリント配線板60は平面部50に取り付けられた状態において、例えば、給電端子62と機能性基板63の間の部分が屈曲され、給電端子62が、例えば、灯具ユニット6の後方に位置されたコネクターに接続される。
このように灯具ユニット6Aにあっては、フレキシブルプリント配線板60が折り返された状態において被取付板64が第2の保持体9Aに取り付けられるため、フレキシブルプリント配線板60は折り返された状態で接続端子61と給電端子62の間に取り付けられた被取付板64が第2の保持体9Aに取り付けられる。
従って、フレキシブルプリント配線板60の面状発光体7からの突出量が小さくなると共に接続端子61の端子部7cとの接続部分に負荷が付与され難くなり、フレキシブルプリント配線板60の配置スペースを小さくして車輌用灯具1の小型化を図ることができると共にフレキシブルプリント配線板60の面状発光体7に対する安定した接続状態を確保することができる。
<配線板の接続構造の構成例>
以下に、フレキシブルプリント配線板の接続構造の構成例について説明する(図8及び図9参照)。
尚、以下に示す構成例においては、灯具ユニット6と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については灯具ユニット6における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
第1の保持体8は、上記したように、側部16の左右方向における幅が側部17の左右方向における幅より大きくされ、側部16は端子側端部71として設けられている。同様に、第2の保持体9は側部22が端子側端部72として設けられ、第3の保持体10は側部30が端子側端部73として設けられ、第4の保持体11は側部37が端子側端部74として設けられている。端子側端部71、72、73、74はそれぞれ後述するフレキシブルプリント配線板の導出方向側の端縁が外側端縁71a、72a、73a、74aとして形成され外側端縁71a、72a、73a、74aの反対側の端縁が内側端縁71b、72b、73b、74bとして形成されている。
端子側端部71と端子側端部72と端子側端部73と端子側端部74において、端子側端部71は左右方向における幅が最も大きくされ、端子側端部72は左右方向における幅が端子側端部71の左右方向における幅より小さくされ、端子側端部73は左右方向における幅が端子側端部72の左右方向における幅より小さくされ、端子側端部74は左右方向における幅が最も小さくされている。
従って、端子側端部71の外側端縁71aと内側端縁71bの距離が最も大きくされ、次に端子側端部72の外側端縁72aと内側端縁72bの距離が大きくされ、次に端子側端部73の外側端縁73aと内側端縁73bの距離が大きくされ、端子側端部74の外側端縁74aと内側端縁74bの距離が最も小さくされている。
端子側端部71と端子側端部72と端子側端部73と端子側端部74は上記のように構成されているため、外側端縁71aが左右方向において最も外側に位置され、外側端縁72aが左右方向において外側端縁71aより内側に位置され、外側端縁73aが左右方向において外側端縁72aより内側に位置され、外側端縁74aが左右方向において外側端縁73aより内側に位置されている。従って、外側端縁71a、72a、73a、74aが光源から出射される光の照射方向(前方)と反対方向(後方)へ行くに従って順に内側端縁71b、72b、73b、74bに近付いて位置されている。
また、端子側端部72と端子側端部73と端子側端部74は、外側端縁72a、73a、74aにおける前側の端部の表面がそれぞれ外方に凸の曲面72c、73c、74cとして形成されている。
面状発光体7、7、7の端子部7c、7c、7cにはそれぞれフレキシブルプリント配線板81、82、83が接続されている。フレキシブルプリント配線板81は最も前側に位置された面状発光体7の端子部7cに接続され、フレキシブルプリント配線板82は前後方向における中間に位置された面状発光体7の端子部7cに接続され、フレキシブルプリント配線板83は最も後側に位置された面状発光体7の端子部7cに接続されている。
フレキシブルプリント配線板81、82、83は、長手方向における一端部にそれぞれ接続端子81a、82a、83aを有し、長手方向における他端部にそれぞれ給電端子81b、82b、83bを有している。フレキシブルプリント配線板81、82、83は、接続端子81a、82a、83aがそれぞれ面状発光体7、7、7の端子部7c、7c、7cに接続されている。
フレキシブルプリント配線板81は端子側端部71と端子側端部72の間を通って外方(側方)に導出され、フレキシブルプリント配線板82は端子側端部72と端子側端部73の間を通って外方(側方)に導出され、フレキシブルプリント配線板83は端子側端部73と端子側端部74の間を通って外方(側方)に導出されている。フレキシブルプリント配線板81、82、83は導出された部分が後方側へ屈曲された屈曲部81c、82c、83cとされ、左右に並んだ状態で位置される。
このとき、端子側端部72と端子側端部73と端子側端部74は外側端縁72a、73a、74aにおける前側の端部の表面がそれぞれ外方に凸の曲面72c、73c、74cとして形成されているため、フレキシブルプリント配線板81、82、83の屈曲部81c、82c、83cがそれぞれ曲面72c、73c、74cに沿って位置される。
従って、フレキシブルプリント配線板81、82、83の屈曲部81c、82c、83cが外側端縁72a、73a、74aに接したときに傷付きや破断が生じ難くなり、フレキシブルプリント配線板81、82、83の面状発光体7、7、7に対する良好な接続状態を確保することができる。
フレキシブルプリント配線板81、82、83は制御回路90に電気的に接続されている。制御回路90は制御基板91に搭載され、制御基板91にはコネクター92、93、94が搭載されている。コネクター92、93、94は、例えば、左右方向に並んで位置され、制御基板91の厚み方向においてフレキシブルプリント配線板81、82、83との接続が行われる所謂ストレートタイプのコネクターである。但し、コネクター92、93、94は制御基板91の厚み方向と直交する方向においてフレキシブルプリント配線板81、82、83との接続が行われるタイプであってもよい。
フレキシブルプリント配線板81、82、83は給電端子81b、82b、83bがそれぞれコネクター92、93、94に接続される。このときフレキシブルプリント配線板81、82、83は左右に並んだ状態で位置されているため、左右方向に並んで位置されたストレートタイプのコネクター92、93、94に接続されることにより、フレキシブルプリント配線板81、82、83のコネクター92、93、94に対する接続を容易に行うことができると共に制御基板91におけるコネクター92、93、94の搭載スペースが小さく制御基板91の小型化を図ることもできる。
また、上記のように、端子側端部71、72、73、74は外側端縁71a、72a、73a、74aが後方へ行くに従って順に内側端縁71b、72b、73b、74bに近付く側に位置され、端子側端部72の側方における外方において外側端縁71aの後側に第1の空間95が形成され、端子側端部73の側方における外方において外側端縁72aの後側に第2の空間96が形成され、端子側端部74の側方における外方において外側端縁73aの後側に第3の空間97が形成される。
従って、フレキシブルプリント配線板81、82、83は屈曲部81c、82c、83cがそれぞれ第1の空間95、第2の空間96、第3の空間97に位置され厚み方向において折り重なる状態で位置され、屈曲部81c、82c、83cが互いに干渉し難くなり、フレキシブルプリント配線板81、82、83の導出及びコネクター92、93、94に対する接続を容易に行うことができる。また、端子側端部72、73、74の左右方向における幅が端子側端部71の左右方向における幅より小さくなるため、車輌用灯具1の小型化を図ることができる。
また、最も前側に位置された端子側端部71の左右方向における幅が最も大きくされているため、フレキシブルプリント配線板81、82、83を前側から十分に遮蔽することが可能になり、外部から車輌用灯具1が視認されたときの被視認性の向上及び意匠性の向上を図ることができる。
1…車輌用灯具、6…灯具ユニット、7…面状発光体、8…第1の保持体、9…第2の保持体、10…第3の保持体、11…第4の保持体、13…結合ピン、19…結合ピン、24…結合孔、25…堀込穴、25a…座面、27…結合ピン、32…結合孔、33…堀込穴、33a…座面、39…結合孔、40…堀込穴、40a…座面、6A…灯具ユニット、9A…第2の保持体、60…フレキシブルプリント配線板、61…接続端子、62…給電端子、64…被取付板、71…端子側端部、71a…外側端縁、71b…内側端縁、72…端子側端部、72a…外側端縁、72b…内側端縁、72c…曲面、73…端子側端部、73a…外側端縁、73b…内側端縁、73c…曲面、74…端子側端部、74a…外側端縁、74b…内側端縁、74c…曲面、81…フレキシブルプリント配線板、82…フレキシブルプリント配線板、83…フレキシブルプリント配線板

Claims (7)

  1. 光源が設けられた屈曲可能な少なくとも一つの面状発光体と前記面状発光体を厚み方向における両側から挟んだ状態で結合される少なくとも二つの保持体とを有する灯具ユニットを備え、
    前記面状発光体は少なくとも一部が屈曲された状態で前記二つの保持体によって保持され、
    二つの前記保持体のうち一方の前記保持体に結合ピンが設けられ他方の前記保持体に前記結合ピンが挿入される結合孔が形成され、
    前記他方の保持体に前記結合孔に連通され前記一方の保持体が位置する側と反対側に開口された堀込穴が形成された
    車輌用灯具。
  2. 少なくとも二つの前記面状発光体と少なくとも三つの前記保持体とが設けられ、
    二つの前記面状発光体の間に位置される少なくとも一つの前記保持体に前記結合ピンと前記結合孔が形成された
    請求項1に記載の車輌用灯具。
  3. 前記結合ピンが複数設けられ、
    前記結合ピンに熱カシメが行われることにより二つの前記保持体が結合され、
    複数の前記結合ピンが同じ方向に突出された
    請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具。
  4. 前記堀込穴が複数形成され、
    前記堀込穴を形成する底面が熱カシメによって溶融される前記結合ピンが押し付けられる座面として形成され、
    複数の前記座面が同じ方向を向く状態で形成された
    請求項3に記載の車輌用灯具。
  5. 給電端子と接続端子を有するフレキシブルプリント配線板の前記接続端子が前記面状発光体の端子部に接続され、
    前記フレキシブルプリント配線板の前記接続端子と前記給電端子の間に被取付板が取り付けられ、
    前記フレキシブルプリント配線板は折り返された状態で前記被取付板が前記保持体の一端部に取り付けられた
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用灯具。
  6. 給電端子と接続端子を有するフレキシブルプリント配線板の前記接続端子が前記面状発光体の端子部に接続され、
    前記面状発光体は前記端子部側の端部が端子側端部として設けられ、
    前記フレキシブルプリント配線板は前記面状発光体の厚み方向において並ぶ二つの前記端子側端部の間を通って外方に導出され、
    前記端子側端部は前記フレキシブルプリント配線板の導出方向側の端縁が外側端縁として形成され前記外側端縁の反対側の端縁が内側端縁として形成され、
    各前記端子側端部の前記外側端縁が前記光源から出射される光の照射方向と反対方向へ行くに従って順に前記内側端縁に近付いて位置された
    請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用灯具。
  7. 前記外側端縁における前記照射方向側の端部の表面が外方に凸の曲面に形成された
    請求項6に記載の車輌用灯具。
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