JP2022018641A - 端子付き電線の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波接合時に金属端子のバネに伝わる振動に対する耐性を向上させることができる端子付き電線の製造方法を提供する。【解決手段】1枚の導電性板材10を箱状に加工してなる、相手側端子Tが挿入する開口を有する箱部12と、曲げ加工により一部に折り曲げ部13aが形成され、箱部12の内部で相手側端子Tを接触するバネ13と、を有する金属端子1に対して電線2の第1の芯線露出部21Aが接続されることで構成される端子付き電線TWの製造方法であって、プレス工程S1にて折り曲げ部13aが形成された後で、かつ超音波振動付加工程S6により第2の芯線露出部21Bに対して超音波振動を付加する前に、折り曲げ部13aに対してピーニング処理を行うピーニング工程S2を実行する。【選択図】図6

Description

本発明は、端子付き電線の製造方法に関する。
電線の一端に金属端子を備えた電線付き電線を、他の電線の端部や中間部分等に接続する場合、例えば特許文献1に示すように、電線の芯線を覆う被覆を剥ぎ取り、外周面が露出した芯線同士を重ね合わせながら、超音波接合機により超音波振動を付与して芯線同士を接合する手法が用いられている。
特開2017-055623号公報
このような芯線同士の超音波接合を行う際に、接合時の振動が電線を介して金属端子にまで伝わると、金属端子の構成要素であるバネは、金属端子を構成するその他の箇所と比べて剛性が弱いため、振動の影響を受けやすい。バネは雌端子の構成要素であり、底板と、底板から立設する側壁によって断面が矩形状に形成された箱部の内部に一体に形成されている。雌端子のバネは、雄端子のタブと接触することで電気的接続がなされる。したがって、超音波接合時には、金属端子に伝わる振動の影響について考慮する必要がある。
そこで、本発明は、超音波接合時に金属端子のバネに伝わる振動に対する耐性を向上させることができる端子付き電線の製造方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明に係る端子付き電線の製造方法は、1枚の導電性板材を加工して、前方に相手側端子が挿入する開口を有する矩形状の箱部と、曲げ加工により一部に折り曲げ部が形成され、前記箱部の内部で前記相手側端子と接触するバネを有する端子接続部と、電線接続部を有する金属端子を形成するプレス工程と、導体で形成される芯線と、前記芯線の周囲を覆う絶縁材料から形成される被覆部と、を有する電線の一端の前記被覆部を皮剥きして第1の芯線露出部を形成する第1の皮剥き工程と、前記電線の一端とは異なる部分の前記被覆部を皮剥きし、少なくとも前記第1の芯線露部と異なる位置に第2の芯線露出部を形成する第2の皮剥き工程と、前記電線の一端に対し、前記電線接続部を機械的及び電気的に接続する接続工程と、前記第2の芯線露出部に対して、超音波振動を付加する超音波振動付加工程と、を含み、前記プレス工程にて前記バネの折り曲げ部が形成された後で、かつ前記超音波振動付加工程により前記第2の芯線露出部に対して前記超音波振動を付加する前に、前記折り曲げ部に対してピーニング処理を行うピーニング工程をさらに含む、ことを特徴とする。
また、上記端子付き電線の製造方法において、前記折り曲げ部は、前記開口を介して外部に露出する、ものである。
本発明に係る端子付き電線の製造方法によれば、超音波接合時に金属端子のバネに伝わる振動に対する耐性を向上させることができる、という効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る端子付き電線を示す斜視図である。 図2は、超音波接合の概略を示す模式図である。 図3は、超音波接合時の端子付き電線の概略構成を示す模式図である。 図4(A)はプレス工程前の金属端子を示す図、図4(B)はプレス工程後の金属端子を示す図である。 図5は、端子付き電線の製造方法を示すフロー図である。 図6は、ピーニング処理の概要を示す模式図である。 図7(A)はピーニング処理前のバネを示す図、図7(B)はピーニング処理後のバネを示す図である。 図8は、レーザピーニング処理の一例を示す模式図である。
以下に、本発明に係る端子付き電線の製造方法の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
本実施形態に係る端子付き電線TWは、図1~図3に示すように、導電性を有する電線2と、電線2の端末に設けられる金属端子1とを備える。本実施形態に係る端子付き電線TWは、例えば、車両等に使用されるワイヤハーネスWH等に適用される。
なお、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「長手方向」といい、第2方向を「幅方向」といい、第3方向を「高さ方向」という。ここでは、長手方向と幅方向と高さ方向とは、相互に略直交する。長手方向は、金属端子1が設けられる電線の延在方向に相当し、金属端子1と相手側端子Tとの挿抜方向に相当する。幅方向と高さ方向とは、長手方向と交差する交差方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。
電線2は、例えば、導電性を有する線状の芯線21と、当該芯線21の外側を覆う絶縁性を有する被覆部22とを含んで構成される。電線2は、被覆部22で芯線21を被覆した絶縁電線である。芯線21は、導電性の金属、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の素線を複数束ねて構成される。芯線21は、複数の素線を撚り合わせた撚り芯線であってもよい。被覆部22は、芯線21の外周側を被覆する電線被覆である。被覆部22は、例えば、絶縁性の樹脂材料(PPやPVC、架橋PE等。耐摩耗性や耐薬品性、耐熱性等に配慮して適宜選定される。)等を押出成形することによって形成される。電線2は、少なくとも芯線21の一方の端末において、被覆部22が剥ぎ取られて、当該芯線21の一方の端末が被覆部22から露出した第1の芯線露出部21Aに、金属端子1が取り付けられる。金属端子1は、電線2の芯線21と導通されるものである。金属端子1は、例えば、不図示の樹脂製のコネクタ等に保持される。本実施形態の金属端子1は、電線2の端末に圧着される圧着端子であるがこれに限らない。
ここで、図1を参照して端子付き電線TWが適用されるワイヤハーネスWHについて説明する。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の電線2を束にして集合部品(電線束)とし、コネクタ等で複数の電線2を各装置に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、少なくとも1つの端子付き電線TWと、端子付き電線TWを構成する電線2に接続される相手電線2(電線2と同様の構成であるため、同じ符号を設ける。)と、電線2と相手電線2とが超音波接合された超音波接合部UWとを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブ、グロメット等の外装部材、電気接続箱、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
本実施形態のワイヤハーネスWHは、複数(本実施形態においては2つ)の端子付き電線TWを備える電線束である。当該複数の端子付き電線TWの各電線2の一端よりも他方側の被覆部22が剥ぎ取られて、芯線21が被覆部22から露出した第2の芯線露出部21Bが超音波接合部UWで相互に接合されている。この場合、ワイヤハーネスWHは、各端子付き電線TWにおいて、残りの他の端子付き電線TWの電線2が相手電線2に相当することとなる。本実施形態の各電線2は、両端部において、芯線21が被覆部22から露出し、第1の芯線露出部21A、及び、第2の芯線露出部21Bを構成している。そして、各電線2は、一方の端部に金属端子1が設けられ、当該金属端子1がそれぞれコネクタの不図示のハウジングに保持される一方、他方の端部同士が超音波接合部UWで相互に接合されている。
超音波接合部UWは、各電線2において、被覆部22から露出した第2の芯線露出部21B同士を超音波接合した部分である。超音波接合部UWは、第2の芯線露出部21Bの当該接合部分が絶縁性を有する不図示の保護部材によって覆われ、保護されている。この超音波接合部UWは、言い換えれば、複数の電線2が分岐する分岐接続部を構成するものであるということもできる。
ここで、超音波接合とは、図2、図3に例示するように、超音波接合装置40の振動子を構成するホーン41によって接続対象に対して超音波振動を付加し、当該付加された超音波振動を用いて行われる金属間接合である。この場合、接続対象である複数の電線2は、露出した各第2の芯線露出部21Bを重ねた状態で、受け治具を構成するアンビル42と上記ホーン41とによって当該各第2の芯線露出部21Bが挟持され、当該重なった第2の芯線露出部21Bに対してホーン41により超音波振動が付加される。この結果、複数の電線2は、典型的には、重ねられた第2の芯線露出部21Bを構成する素線同士が超音波振動によって互いに擦れ合うことで塑性変形が生じ、固相状態で接合され、超音波接合部UWが形成される。なお、一般にホーン41及びアンビル42の表面(第2の芯線露出部21Bを挟持する面)にはローレット状の刻み目が形成されており、超音波接合完了後の接合対象には、当該刻み目が転写される。本実施形態にかかる端子付き電線TWにおいても、第2の芯線露出部21Bにホーン41及びアンビル42を用いて超音波振動を付加すると、第2の芯線露出部21Bにおける、ホーン41及びアンビル42によって挟持された部分には、ホーン41、及び、アンビル42の表面形状が転写されることになる。
上記のように構成されるワイヤハーネスWHは、超音波接合部UWの形成過程で第2の芯線露出部21Bに超音波振動が付加された際、当該振動が端子付き電線TWの電線2を伝播し金属端子1に伝わる。本実施形態の端子付き電線TWは、このような構造にあって、上記のように振動が伝わる金属端子1に対して、事前に後述するピーニング工程S2を設けることで、金属端子1を構成するバネ13に伝わる振動に対する耐性を向上させるものである。
金属端子1は、図1に示すように、電線2が電気的に接続され、導電性を有する相手側端子Tが挿抜される端子金具である。本実施形態の金属端子1は、雌型の端子形状として形成され、雄型の端子形状の相手側端子Tと電気的に接続される。相手側端子Tは、中心軸線が長手方向に沿う略矩形柱状に形成されている。
具体的には、金属端子1は、1枚の導電性板材10(図4(A)を参照)から形成され、端子接続部11と、電線接続部14とを備える。端子接続部11は、後述する箱部12、及び、バネ13等によって構成される。電線接続部14は、後述する芯線加締め部15、及び、被覆加締め部16等によって構成される。金属端子1を形成する1枚の導電性板材は、導電性を有する金属、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等によって構成される。金属端子1は、箱部12、バネ13、芯線加締め部15、被覆加締め部16等の各部に対応した形状に打ち抜かれた1枚の導電性板材10を、例えば、プレス及び折り曲げ成形することにより各部が立体的に一体で形成される。
電線接続部14は、電線2が接続され、当該電線2の端末の第1の芯線露出部21Aと金属端子1とを電気的に接続する部分である。本実施形態の電線接続部14は、電線2に加締められて圧着される電線圧着部を構成する。電線接続部14は、芯線加締め部15と中間部17と被覆加締め部16とを含んで構成される。電線接続部14は、長手方向に沿って端子接続部11側から反対側に向かって、芯線加締め部15、中間部17、被覆加締め部16の順で並んで連結される。
芯線加締め部15は、電線接続部14において長手方向の一端側、ここでは、端子接続部11側に設けられ電線2の第1の芯線露出部21Aに対して加締められ圧着される部分である。さらに言えば、芯線加締め部15は、第1の芯線露出部21Aに対して加締められ圧着されることで、当該第1の芯線露出部21Aと電気的に接続される部分である。芯線加締め部15は、基部18、及び、当該基部18から幅方向に帯状に延びて形成された芯線加締め片15Aによって、電線2の第1の芯線露出部21Aの外周を包むように当該第1の芯線露出部21Aに対して加締められ圧着される。芯線加締め片15Aは、基部18から幅方向の両側にそれぞれ帯状に延びて一対で形成される。ここでは、基部18は、軸方向に沿って延在し芯線加締め部15、中間部17、被覆加締め部16のそれぞれの一部を構成する。基部18は、軸方向の一方側に箱部12の底部12Aが連結される。金属端子1は、端子接続部11と電線接続部14とが基部18を介して電気的に接続される。
中間部17は、芯線加締め部15と被覆加締め部16との間に介在し、当該芯線加締め部15と当該被覆加締め部16とを連結する部分である。
被覆加締め部16は、電線接続部14において長手方向の他端側、ここでは、端子接続部11側とは反対側に設けられ電線2の被覆部22に対して加締められ圧着される部分である。被覆加締め部16は、上述の基部18、及び、当該基部18から幅方向に帯状に延びて形成された被覆加締め片16Aによって、電線2の被覆部22の外周を包むように当該被覆部22に対して加締められ圧着される。被覆加締め片16Aは、基部18から幅方向の両側にそれぞれ帯状に延びて一対で形成される。
なお、本実施形態の電線接続部14は、芯線加締め部15の芯線加締め片15Aと被覆加締め部16の被覆加締め片16Aとの間に中間部17が介在することで芯線加締め片15Aと被覆加締め片16Aとが分断されたいわゆる別体バレル型の圧着部を構成する。また、電線接続部14は、例えば、芯線加締め部15の一対の芯線加締め片15A同士が互いに重なり合わず(オーバーラップせず)、いわゆるBクリンプと称する加締め圧着がなされるものとして形成することができる。しかしながら、電線接続部14の形式は、これらに限らない。電線接続部14は、芯線加締め部15、中間部17、被覆加締め部16において、一対の芯線加締め片15A、及び、一対の被覆加締め片16Aが長手方向に沿って連続し一体化されたいわゆる一体バレル型の圧着部を構成してもよい。また、電線接続部14は、一対の芯線加締め片15A同士が互いに重なり合って(オーバーラップして)加締め圧着がなされるものであってもよい。また、電線接続部14は、そもそも電線圧着部でなくてもよく、圧着以外の形式、例えば、溶着、締結等の形式で電線Wに対して電気的に接続されるものであってもよい。
箱部12は、中心軸線が長手方向に沿う筒状に形成される。本実施形態の箱部12は、略矩形筒状に形成されている。箱部12は、長手方向に沿って延在し、長手方向の一方側が開口して端子挿入口11Aを形成し、他方側に電線接続部14が連結される。そして、箱部12は、内部の空間部が端子挿入空間部11Bを構成する。端子挿入空間部11Bは、略矩形柱状に形成された相手側端子Tが挿抜される空間部である。
より具体的には、箱部12は、底部12A、第1側壁部12Ba、第2側壁部12Bb、第1天井部12Ca、及び、第2天井部12Cbによって一体の略矩形箱筒状に形成される。
底部12Aは、板厚方向が高さ方向に沿う略矩形板状に形成され、長手方向に沿って延在する。底部12Aは、長手方向の端子挿入口11A側とは反対側の端部が電線接続部14の基部18に連結される。
第1側壁部12Baと第2側壁部12Bbとは、それぞれ、底部12Aの幅方向における両端から高さ方向に沿って延在する部分である。第1側壁部12Baと第2側壁部12Bbとは、板厚方向が幅方向に沿う略矩形板状に形成され、長手方向に沿って延在する。そして、第1側壁部12Baと第2側壁部12Bbとは、幅方向に沿って端子挿入空間部11Bを挟んで間隔をあけて対向する。第1天井部12Caと第2天井部12Cbとは、それぞれ、第1側壁部12Ba、第2側壁部12Bbから幅方向に沿って延在する部分である。第1天井部12Ca、第2天井部12Cbは、上述の底部12Aと同様に、板厚方向が高さ方向に沿う略矩形板状に形成され、長手方向に沿って延在する。そして、第1天井部12Ca、第2天井部12Cbと上述の底部12Aとは、高さ方向に沿って端子挿入空間部11Bを挟んで間隔をあけて対向する。ここでは、第1天井部12Caと第2天井部12Cbのうち、第2天井部12Cbが内側(端子挿入空間部11B側)に位置し、第1天井部12Caが外側(端子挿入空間部11B側の反対側)に位置して、高さ方向に沿って重なっている。
端子挿入空間部11Bは、上述のように形成される底部12A、及び、第1側壁部12Ba、第2側壁部12Bb、第1天井部12Ca、及び、第2天井部12Cbによって区画される。すなわち、端子挿入空間部11Bは、高さ方向が底部12Aと第1天井部12Ca、第2天井部12Cbとによって区画され、幅方向が第1側壁部12Baと第2側壁部12Bbとによって区画される。これにより、端子挿入空間部11Bは、箱部12の内部に長手方向に沿って延在して形成される。そして、箱部12は、底部12A、第1側壁部12Ba、第2側壁部12Bb、及び、第2天井部12Cbの長手方向の一方の端部(電線接続部14側とは反対側の端部)によって、端子挿入空間部11Bに対する端子挿入口11Aが形成される。箱部12は、長手方向の一方の端部に形成された当該端子挿入口11Aを介して内部の端子挿入空間部11Bに長手方向に沿って相手側端子Tが挿入される。
バネ13は、端子挿入空間部11B内に位置し、箱部12に弾性変形可能に片持ち状に支持され、相手側端子Tとの接点を形成する部分である。バネ13は、板厚方向が高さ方向に沿う略矩形板状に形成され、長手方向に沿って延在する。バネ13は、高さ方向の一方側で底部12Aと対向し、他方側で第1天井部12Ca、第2天井部12Cbと対向して位置する。そして、バネ13は、長手方向の端子挿入口11A側の端部が底部12Aに連結され支持される。つまり、バネ13は、長手方向の端子挿入口11A側の端部である基端部が底部12Aに連結されて支持され、長手方向の端子挿入口11A側とは反対側の端部である先端部が自由端となる。バネ13は、例えば、曲げ加工により一部に折り曲げ部13aが形成されている。折り曲げ部13aは、図1、図3に示すように、長手方向の端子挿入口11Aを介して外部に露出している。本実施形態のバネ13は、長手方向の端子挿入口11A側の端部が底部12Aから連続して折り返されることで当該底部12Aに支持される基端部が構成される。これにより、本実施形態のバネ13は、底部12Aに高さ方向に対して弾性変形可能に片持ち状に支持される。
上記のように構成される金属端子1は、相手側端子Tが端子挿入口11Aを介して長手方向に沿って端子挿入空間部11Bに挿入される。このとき、金属端子1は、当該相手側端子Tがバネ13を底部12A側に撓ませながら端子挿入空間部11Bに挿入される。そして、金属端子1は、バネ13が接点部13A等を介して相手側端子Tと接触し自身の弾性復元力によって当該相手側端子T側に押圧され、当該相手側端子Tとの間に接点を形成する。この結果、金属端子1は、接点部30A等を介して相手側端子Tと導通され、電線2と相手側端子Tとを導通接続することができる。
(端子付き電線TWの製造方法)
本実施形態に係る端子付き電線TWの製造方法について説明する。端子付き電線TWの製造方法は、図5に示すように、プレス工程S1、ピーニング工程S2、第1の皮剥ぎ工程S3、第2の皮剥ぎ工程S4、接続工程S5、超音波振動付加工程S6を含む。プレス工程S1は、1枚の導電性板材10を加工し、端子接続部11と電線接続部14を形成する工程である。ピーニング工程S2は、バネ13の折り曲げ部13aに対してピーニング処理を行う工程である。第1の皮剥ぎ工程S3は、電線2の一端における被覆部22を除去し、芯線21の外周面を露出させ、第1の芯線露出部21Aを形成する工程である。第2の皮剥ぎ工程S4は、電線2の一端とは異なる部分の被覆部22を除去し、芯線21の外周面を露出させ、第2の芯線露出部21Bを形成する工程である。接続工程S5は、金属端子1に対し、電線2を接続する工程である。超音波振動付加工程S6は、第2の芯線露出部21Bに対し、超音波振動を付加する工程であり、本実施形態では、複数の電線2のそれぞれの第2の芯線露出部21Bに対し、超音波振動を付加することで接合する工程である。
(プレス工程S1)
プレス工程S1では、不図示のプレス装置を使用して1枚の導電性板材10を成型し、端子接続部11と電線接続部14を形成する。図4(A)に示すように、1枚の導電性板材10は、長手方向に延びる基板10Aの前端にバネ13を構成する前方突部10Bと、基板10Aの幅方向における両側に、基板10Aを底部12Aとして箱部12を構成するための矩形板部10C、10Dが連設され、さらに、基板10Aの後方側には、芯線加締め部15、及び、被覆加締め部16を構成するための左右突部10E、10Fが連設されている。また、左右突部10Fの後端は、幅方向に延びるキャリアCと繋がっており、複数の1枚の導電性板材10が連鎖状に製作される。
プレス工程S1では、図4(B)に示すように、1枚の導電性板材10の前方突部10Bを長手方向における後方へ向けて折り曲げることでバネ13を形成し、当該バネ13を内部へ収容するように、基板10Aを底部12Aとして矩形板部10D、10Cを矩形状に折り曲げることで箱部12を形成する。この際に、矩形板部10Dは、略L字状に折り曲げられ、第1側壁部12Baと第1天井部12Caを構成し、矩形板部10Cは、矩形板部10Dと左右対称の略L字状に折り曲げられ、第2側壁部12Bbと第2天井部12Cbを構成する。本実施形態においては、第1天井部12Caと第2天井部12Cbのうち、第2天井部12Cbが内側(端子挿入空間部11B側)に位置し、第1天井部12Caが外側(端子挿入空間部11B側の反対側)に位置して、高さ方向に沿って重なっている。
左右突部10E、10Fは高さ方向側に折り曲げて略U字状とすることで、それぞれ芯線加締め部15、被覆加締め部16を構成する。
(ピーニング工程S2)
ピーニング工程S2は、図6に示すように、例えば、ショットピーニング装置50を使用して、金属端子1におけるバネ13の折り曲げ部13aの表面にショットピーニング処理を施す。ショットピーニング装置50は、圧縮空気の力で無数のショット52をノズル51を介して高速度で吐出するものである。ノズル51から吐出された無数のショット52は、折り曲げ部13aの外表面に衝突する。ショットピーニング処理は、冷間加工の一種であり、無数の金属あるいは非金属の球体(ショット52)を高速度で金属表面に衝突させることである。一般的には、加工対象に対してショットが硬いので、ショットが高速度で加工対象の表面に衝突すると、加工対象の表面が凹んで丸いくぼみが無数にできる。ショットピーニングを行った加工面には、無数のくぼみで覆われるようになるが、表面の硬さが増し、また表面層に付与された圧縮残留応力が引張残留応力を相殺する形で作用して疲労強度が増す。
(第1の皮剥ぎ工程S3)
第1の皮剥き工程S3では、不図示の皮剥き装置を使用し、電線2の一端において被覆部22を剥ぎ取り、芯線21の外周面を露出させ、第1の芯線露出部21Aを形成する。皮剥き装置には、例えば公知のストリップ装置が適用される。
(第2の皮剥ぎ工程S4)
第2の皮剥き工程S4では、不図示の皮剥き装置を使用し、電線2の一端とは異なる部分の被覆部22を剥ぎ取り、芯線21の外周面を露出させ、第2の芯線露出部21Bを形成する。第2の芯線露出部21Bは、電線2の一端よりも他端側であればよく、図2では、電線2の他端に第2の芯線露出部21Bが形成され、図3では電線2の一端と他端の間の中間付近に第2の芯線露出部21Bが形成されている例を示している。皮剥き装置には、例えば公知のストリップ装置が適用され、第1の皮剥ぎ工程S3と同様の装置を使用してもよいし、異なる装置を使用してもよい。
(接続工程S5)
接続工程S5は、不図示の端子圧着装置によって実行される。端子圧着装置は、圧着前の金属端子1を載置するアンビルと、アンビルに対して下降し、芯線加締め部15と被覆加締め部16を電線2に対して加締めるクリンパを備えてある、公知の圧着装置である。電線2の第1の芯線露出部21Aは、金属端子1の芯線加締め部15上に載置され、被覆部22は被覆加締め部16上に載置される。クリンパの下面には、電線2の外周に沿う溝が形成されており、クリンパをアンビルへ向けて下降させると、金属端子1の芯線加締め片15Aと被覆加締め片16Aがクリンパの溝の内面に対して摺接し、芯線加締め片15Aと被覆加締め片16Aが、電線2の外周を包むように変形する。結果として、図1に示すように、芯線加締め片15Aと被覆加締め片16Aはそれぞれ、第1の芯線露出部21Aと被覆部22に対して圧着される。
(超音波振動付加工程S6)
超音波振動付加工程S6は、超音波接合装置40によって実行される。図2、図3に示すように、超音波接合装置40は、複数の電線2を載置するアンビル42と、複数の電線2に対して超音波振動を付加するホーン41によって構成される。複数の電線2の各第2の芯線露出部21Bは、アンビル42に載置される。ホーン41は、複数の第2の芯線露出部21Bを挟むように、アンビル42に対して相対移動する。ホーン41とアンビル42によって挟まれた複数の第2の芯線露出部21Bに対して、ホーン41が超音波振動を付加する。超音波振動によって、第2の芯線露出部21Bを構成する素線の外周に形成された酸化膜や汚れが機械的に飛散し、新生面同士が密着することで、各素線は固層状態で接合される。この原理により、複数の第2の芯線露出部21Bは互いに接合され、超音波接合部UWを形成する。本実施形態における超音波振動付加工程S6は、複数の電線2を束ねて超音波振動を付加して接合する工程であったが、この限りではなく、例えば、金属端子1を圧着する前処理として、第2の芯線露出部21Bを構成する素線の外周に形成される酸化被膜を除去するために、一本の電線2の第2の芯線露出部21Bに対して超音波振動を付加する工程も含まれる。
一般にホーン41及びアンビル42の表面(第2の芯線露出部21Bを挟持する面)にはローレット状の刻み目が形成されており、超音波接合完了後の接合対象には、当該刻み目が転写される。本実施形態にかかる端子付き電線TWにおいても、第2の芯線露出部21Bにホーン41及びアンビル42を用いて超音波振動を付加すると、第2の芯線露出部21Bにおける、ホーン41及びアンビル42によって挟持された部分には、ホーン41及びアンビル42の表面形状が転写されることになる。
ピーニング工程S2は、プレス工程S1にてバネ13に折り曲げ部13aが形成された後で、超音波振動付加工程S6により第2の芯線露出部21Bに対して超音波振動を付加する前に行われる。これにより、第2の芯線露出部21Bに対して超音波振動を付与する際には、第1の芯線露出部21Aに接続された金属端子1に対し、電線2を介して超音波振動が伝播するが、バネ13の折り曲げ部13aに対してピーニング処理が施されているため、折り曲げ部13aに対する超音波振動の影響を抑制できる。
アンビル42とホーン41を用いた超音波接合装置40により複数の端子付き電線TWを超音波接合して分岐接続部を成形する際に、超音波振動が電線2を伝播して金属端子1に加わり、金属端子1の一端から片持ち状に延びているバネ13が図3に示す矢印方向に振動する。例えば、第2の芯線露出部21Bに対して超音波振動を付加する過程で、超音波振動が金属端子1の箱部12に伝わると、箱部12に対してバネ13が相対的に大きく揺れる。この振動によりバネ13が過剰な弾性変形を繰り返すと、バネ13の折り曲げ部13aに疲労(応力)が集中する。バネ13を曲げ加工すると、図7(A)に示すように、折り曲げ部13aにおいて、中立線13bより内側の領域CSに圧縮応力が発生し、外側の領域TSに引張応力が発生する。引張応力が発生した折り曲げ部13aの表面(領域TS側)には、微細なクラックが発生しており、車両振動等により折り曲げ部13aに繰り返し応力が加わると、その微細にクラックが進展し疲労破壊に至る。そこで、バネ13の折り曲げ部13aにピーニング加工を施すことで、材料表面側の領域TSに圧縮残留応力を付与する(図7(B))。その圧縮残留応力は、振動時に発生する引張残留応力を相殺する形で作用するので、折り曲げ部13aの疲労寿命を延ばすことができる。また、本実施形態のピーニング加工は、バネとしての機能が達成できている状態にある対象部分に対して行われている。したがって、例えば対象部分がプレス加工された電線圧着部である場合と比較すると、後の工程で第1の芯線露出部との加締め加工が行われることから、電線接続部としての機能が達成できていない状態で行われるピーニング処理とは相違する。
実施形態の端子付き電線TWの製造方法は、ピーニング工程S2にて、プレス工程S1にてバネ13の折り曲げ部13aが形成された後で、かつ超音波振動付加工程S6により第2の芯線露出部21Bに対して超音波振動を付加する前に、折り曲げ部13aに対してピーニング処理を行う。本実施形態におけるピーニング処理は、例えば、弾性体としての機能を達成した状態でのバネ13の折り曲げ部13aに対して無数の金属球体であるショット52を高速度で衝突させることである。ショット52が高速で折り曲げ部13aの表面に衝突すると、表面が凹み、無数の丸いくぼみが残る。すなわち、引張応力が生じている折り曲げ部13a外側が無数のくぼみで覆われると、表面の硬さが増し、また繰り返し荷重に対しては表面層に付与された圧縮残留応力が引張残留応力を相殺する形で作用して疲労強度が増加する。この結果、超音波接合時に金属端子1に伝わる振動に対する耐性を向上させることができる。
また、実施形態の端子付き電線TWの製造方法は、折り曲げ部13aが端子挿入口11Aを介して外部に露出する。これにより、バネ13の折り曲げ部13aに対し、箱部12の開口(端子挿入口11A)を介して外部からピーニング処理を施すことが可能となることから、折り曲げ部13aにピーニング処理を施すためにプレス工程を複数に分けなくてよく、プレス加工後に一括してピーニング処理を施すことができ、製造工程の効率化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
本実施形態におけるピーニング工程S2では、ショットピーニング処理を行っているが、これに限定されるものではない。図8は、レーザピーニング処理の一例を示す模式図である。レーザピーニング処理は、加工油等の液体60で覆われた折り曲げ部13aの表面にレーザ照射ヘッド61からパルスレーザ光Lを照射し、パルスレーザ光Lを金属材料表面に照射した際に発生する高圧プラズマで折り曲げ部13aの表面を叩き、その際に発生する衝撃波が折り曲げ部13aの内部に伝播して塑性変形を引き起こし、折り曲げ部13aの引張残留応力を相殺するものである。プラズマの周囲が液体60で覆われているので、プラズマの膨張が妨げられ、生成したプラズマの内部圧力が増加し、このプラズマが折り曲げ部13aの表面を叩き、その際に衝撃波が生じるという現象を利用したものである。これにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態におけるピーニング工程S2は、図5における2番目の工程としたが、これに限定せず、少なくともプレス工程S1よりも後で、超音波振動付加工程S6よりも前であればよい。また、ピーニング工程S2は、プレス工程S1の途中、すなわち折り曲げ部13aが形成された後に行う工程であってもよい。また、ピーニング工程S2は、導電性板材10がキャリアCと繋がっている状態で行うことが好ましい。このように、ピーニング工程S2をプレス工程S1の途中で行ったり、プレス工程S1の後に行ったりすることで、金属端子1を、ピーニング処理を行う装置(例えばショットピーニング装置50)にキャリアCを使用して搬送することが可能となる。これにより、キャリアCから外されバラバラの状態にある複数の金属端子1のそれぞれにピーニング処理を行う場合と比較して、例えばキャリアCと繋がった状態の複数の金属端子1に対して一括してピーニング処理を行うことが可能となり、作業性や製造効率を向上させることができる。
本実施形態における金属端子1の箱部12は、底部12Aの前端にバネ13が繋がり、底部12Aの幅方向の両端から第1側壁部12Ba、第2側壁部12Bbが立設し、第1側壁部12Ba、第2側壁部12Bbから延出する第1天井部12Ca、第2天井部12Cbが互いに重なることで箱状となる構成であるが、この構成に限定しない。例えば、第1天井部12Ca、第2天井部12Cbが互いに重ならず、各第1天井部12Ca、第2天井部12Cbの第1端面12Da、第2端面12Dbが互いに向かい合う構成でもよいし、バネ13が繋がる底部12Aの幅方向における片端から第1側壁部12Baが立設し、底部12Aと第2側壁部12Bbの間に境界Bが形成されるような構成でもよい(その際、第1側壁部12Ba、第2側壁部12Bbの各上端を1枚の天井部が繋ぐ構成となる)。要するに、1枚の導電性板材10を箱状に加工した境界Bを有する箱部12であって、箱部12を構成するいずれかの壁面上に相手側端子Tと接触するバネ13を有している構成であればよい。
本実施形態における金属端子1の箱部12は、第1天井部12Ca、第2天井部12Cbが互いに重なるのみである構成であったが、これに限定しない。例えば、第1天井部12Ca、第2天井部12Cbの組が互いに係り合うような構成をさらに追加した構成でもよい。
1 金属端子
2 電線
10 導電性板材
11 端子接続部
11A 端子挿入口(開口)
11B 端子挿入空間部
12 箱部
12A 底部
12Ba 第1側壁部
12Bb 第2側壁部
12Ca 第1天井部
12Cb 第2天井部
TW 端子付き電線
T 相手側端子
13 バネ
13a 折り曲げ部
13b 中立線
14 電線接続部
15 芯線加締め部
16 被覆加締め部
21 芯線
21A 第1の芯線露出部
21B 第2の芯線露出部
22 被覆部
40 超音波接合装置
41 ホーン(超音波接合工具)
42 アンビル(超音波接合工具)
50 ショットピーニング装置
51 ノズル
52 ショット
60 液体
61 レーザ照射ヘッド
UW 超音波接合部
CS,TS 領域

Claims (2)

  1. 1枚の導電性板材を加工して、前方に相手側端子が挿入する開口を有する矩形状の箱部と、曲げ加工により一部に折り曲げ部が形成され、前記箱部の内部で前記相手側端子と接触するバネを有する端子接続部と、電線接続部を有する金属端子を形成するプレス工程と、
    導体で形成される芯線と、前記芯線の周囲を覆う絶縁材料から形成される被覆部と、を有する電線の一端の前記被覆部を皮剥きして第1の芯線露出部を形成する第1の皮剥き工程と、
    前記電線の一端とは異なる部分の前記被覆部を皮剥きし、少なくとも前記第1の芯線露部と異なる位置に第2の芯線露出部を形成する第2の皮剥き工程と、
    前記電線の一端に対し、前記電線接続部を機械的及び電気的に接続する接続工程と、
    前記第2の芯線露出部に対して、超音波振動を付加する超音波振動付加工程と、を含み、
    前記プレス工程にて前記バネの折り曲げ部が形成された後で、かつ前記超音波振動付加工程により前記第2の芯線露出部に対して前記超音波振動を付加する前に、前記折り曲げ部に対してピーニング処理を行うピーニング工程をさらに含む、
    ことを特徴とする端子付き電線の製造方法。
  2. 前記折り曲げ部は、
    前記開口を介して外部に露出する、
    請求項1に記載の端子付き電線の製造方法。
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