JP2022018530A - 注文支援システム、注文支援方法、及び注文支援プログラム - Google Patents

注文支援システム、注文支援方法、及び注文支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設における厨房の作業効率の低下を防ぐことが可能な注文支援システム、注文支援方法、及び注文支援プログラムを提供すること。【解決手段】注文支援システムは、飲食物の注文を受け付ける受付処理部と、注文を受け付けてからの経過時間が設定時間に達したか否かを判定する第1判定処理と、注文数が設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理とを実行する判定処理部と、前記経過時間が前記設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として注文情報を出力可能な出力処理部と、第1飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされない場合において第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、前記第1飲食物に対応する第1設定時間及び前記第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを延長させる変更処理を実行する設定処理部と、を備える。【選択図】図14

Description

本発明は、施設で提供可能な飲食物の注文を受け付ける注文支援システム、注文支援方法、及び注文支援プログラムに関する。
飲食店などの施設では、例えば、接客スタッフが利用者から注文を受け付けると当該注文内容を厨房に伝達し、厨房スタッフが注文に応じた調理などを行い、接客スタッフが調理済みの料理を利用者に配膳する。従来、飲食店の厨房において注文の料理を映像表示することにより厨房スタッフを支援する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2018-128979号公報
施設では、厨房における調理作業の作業効率と、利用者に注文商品を提供する時間(所要時間)とを考慮して、スタッフが厨房に注文情報を伝達する。ここで、複数の利用者から注文を受け付けた場合に、スタッフが複数の注文情報をまとめて厨房に伝達すると、厨房が繁忙状態になり作業効率が低下する問題が生じる。
本発明の目的は、施設における厨房の作業効率の低下を防ぐことが可能な注文支援システム、注文支援方法、及び注文支援プログラムを提供することにある。
本発明に係る注文支援システムは、飲食物を提供する施設の利用者の飲食物の注文を受け付ける受付処理部と、前記受付処理部により飲食物の注文が受け付けられた時点からの経過時間が設定時間に達したか否かを判定する第1判定処理と、前記受付処理部により受け付けられる飲食物の注文の注文数が設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理とを実行する判定処理部と、前記経過時間が前記設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として、前記受付処理部により受け付けられる注文に対応する注文情報を出力可能な出力処理部と、前記受付処理部により受け付けられた第1飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされない場合において、前記受付処理部により第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、前記第1飲食物に対応する第1設定時間及び前記第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを延長させる変更処理を実行する設定処理部と、を備える。
本発明に係る注文支援方法は、飲食物を提供する施設の利用者の飲食物の注文を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにより飲食物の注文が受け付けられた時点からの経過時間が設定時間に達したか否かを判定する第1判定処理と、前記受付ステップにより受け付けられる飲食物の注文の注文数が設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理とを実行する判定ステップと、前記経過時間が前記設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として、前記受付ステップにより受け付けられる注文に対応する注文情報を出力可能な出力ステップと、前記受付ステップにより受け付けられた第1飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされない場合において、前記受付ステップにより第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、前記第1飲食物に対応する第1設定時間及び前記第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを延長させる変更処理を実行する設定ステップと、を一又は複数のプロセッサーにより実行する方法である。
本発明に係る注文支援プログラムは、飲食物を提供する施設の利用者の飲食物の注文を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにより飲食物の注文が受け付けられた時点からの経過時間が設定時間に達したか否かを判定する第1判定処理と、前記受付ステップにより受け付けられる飲食物の注文の注文数が設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理とを実行する判定ステップと、前記経過時間が前記設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として、前記受付ステップにより受け付けられる注文に対応する注文情報を出力可能な出力ステップと、前記受付ステップにより受け付けられた第1飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされない場合において、前記受付ステップにより第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、前記第1飲食物に対応する第1設定時間及び前記第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを延長させる変更処理を実行する設定ステップと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、施設における厨房の作業効率の低下を防ぐことが可能な注文支援システム、注文支援方法、及び注文支援プログラムが提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る注文支援システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される商品情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される注文受付情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される出力条件情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る注文支援システムにおける表示例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る注文支援システムにおける表示例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る注文支援システムにおける表示例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される出力条件情報の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る注文支援システムにおける変更設定時間の算出方法の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される設定情報の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される設定情報の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される設定情報の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施形態に係る注文支援システムにおける注文票の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで実行される注文支援処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される設定情報の一例を示す図である。 図16は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される設定情報の一例を示す図である。 図17は、本発明の実施形態に係る注文支援システムで使用される設定情報の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[注文支援システム1]
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る注文支援システム1は、注文支援装置2と注文端末3と厨房端末4とを含む。注文支援装置2と注文端末3と厨房端末4とは、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網Nを介して通信可能である。なお、注文支援装置2、注文端末3、及び厨房端末4はそれぞれ、複数設けられてもよい。
注文端末3は、例えば、飲食店、カラオケ店など飲食物を提供可能な施設の各テーブル(席、部屋)に設置される。注文端末3は、施設の利用者が操作して所望の飲食物の注文を行うことが可能な操作端末(セルフオーダー端末、テーブルトップ端末など)である。なお、注文端末3は、施設の接客スタッフが操作する操作端末(施設端末)であって、接客スタッフが利用者から受け付けた注文を入力する操作端末(ハンディ端末など)であってもよい。また、注文端末3は、利用者が所有する利用者端末(スマートフォンなど)であって、利用者が施設のウェブサイトにアクセスして所望の飲食物の注文を入力する操作端末であってもよい。すなわち、注文端末3には、利用者の飲食物の注文を受け付けることが可能な種々の操作端末が含まれる。
注文支援装置2は、注文端末3から注文を受け付けて注文情報を厨房端末4に出力する。注文支援装置2は、施設に設置されてもよいし、施設の外部に設置され、通信網Nを介して注文端末3及び厨房端末4とデータ通信を行ってもよい。
厨房端末4は、注文端末3と同様に、例えば、飲食店、カラオケ店など飲食物を提供可能な施設に設置される。厨房端末4は、注文支援装置2から注文情報を取得し、当該注文情報が表示された注文票を出力(印刷又は表示)する。
本実施形態では、注文支援装置2単体が本発明に係る注文支援システムに相当するが、本発明に係る注文支援システムは、注文支援装置2、注文端末3、及び厨房端末4のうち一又は複数の構成要素を含むものであってもよい。例えば、注文支援装置2、注文端末3、及び厨房端末4のうち複数の構成要素が協働して後述する各種の注文支援処理(図14参照)を分担して実行する場合には、その処理を実行する複数の構成要素を含むシステムを本発明に係る注文支援システムとして捉えることが可能である。例えば、本発明に係る注文支援システムは、注文支援装置2及び厨房端末4により構成されてもよい。
以下では、注文端末3が飲食物を提供する飲食店の各テーブルに設置され、各テーブルを利用する一又は複数の利用者が注文端末3に注文を入力し、注文支援装置2が注文端末3から注文を取得して注文情報を厨房端末4から出力させる構成を例に挙げて説明する。前記飲食店は、本発明の施設の一例である。
[注文支援装置2]
図1に示されるように、注文支援装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備える。注文支援装置2は、例えばタブレット端末又はパーソナルコンピュータのような情報処理装置であってもよい。また、注文支援装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、注文支援装置2を有線又は無線で通信網Nに接続し、通信網Nを介して注文端末3、厨房端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22は、商品情報D1、注文受付情報D2、及び出力条件情報D3を含む。図2は商品情報D1の一例を示す図であり、図3は注文受付情報D2の一例を示す図であり、図4は出力条件情報D3の一例を示す図である。
商品情報D1は、飲食店で提供可能な商品(飲食物)に関する情報(メニュー情報)である。図2に示されるように、商品情報D1には、商品ID、商品名、金額、画像などの情報が含まれる。前記商品IDは、飲食物の識別情報である。前記商品名は、飲食物の名前である。前記画像は、前記飲食物を表す写真又はイラストである。なお、本実施形態では、便宜上、前記画像を画像名で表す。
また、商品情報D1には、メニューのカテゴリー(ジャンル)ごとに複数の商品の情報が登録される。例えば、商品ID「A・・・」の飲食物は「定食メニュー」のカテゴリーに含まれる商品であり、商品ID「B・・・」の商品は「一品(アラカルト)メニュー」のカテゴリーに含まれる商品であり、商品ID「C・・・」の商品は「デザートメニュー」のカテゴリーに含まれる商品であり、商品ID「D・・・」の商品は「ドリンクメニュー」のカテゴリーに含まれる商品である。各カテゴリーには、具体的な複数の飲食物が含まれる。例えば「定食メニュー」には、「日替わり定食」、「刺身定食」、「煮魚定食」などが含まれる。
商品情報D1は、飲食店の管理者により予め登録され、必要に応じて適宜更新される。例えば、飲食店の管理者は、注文支援装置2が管理するメニュー登録ページにアクセスして商品情報D1の登録、編集などを行うことが可能である。
注文受付情報D2は、注文端末3を介して利用者から受け付けた注文に関する情報である。図3に示されるように、注文受付情報D2には、テーブル番号、利用人数、注文番号、注文商品、注文数などの情報が含まれる。
前記テーブル番号は、注文を受け付けたテーブルを識別する識別情報である。前記利用人数は、前記テーブルを利用する利用者の人数である。前記利用人数の情報は、注文端末3から取得する情報に含まれる。なお、前記利用人数の情報は、飲食店のスタッフが操作する施設端末(不図示)、予約を管理する管理端末(不図示)などから取得する情報に含まれてもよい。例えば、接客スタッフが飲食店に来店した利用者をテーブルに案内する際に利用者から利用人数を聞き取ると、前記施設端末にテーブル番号及び利用人数を入力する。制御部21は、前記施設端末からテーブル番号及び利用人数の各情報を取得すると、注文受付情報D2にテーブル番号及び利用人数を互いに関連付けて登録する。また、利用者が飲食店を予約する際に利用人数を登録した場合、前記施設端末は前記管理端末から利用者情報(利用者名、利用人数など)を取得して、当該利用者情報と利用者に割り当てるテーブルのテーブル番号とを互いに関連付ける。制御部21は、前記施設端末からテーブル番号及び利用人数の各情報を取得すると、注文受付情報D2にテーブル番号及び利用人数を互いに関連付けて登録する。
前記注文番号は、利用者の注文を識別する識別情報である。制御部21は、例えば利用者から注文を受け付けた順、すなわち注文端末3から注文を受け付けた順に番号(注文番号)を注文受付情報D2に登録する。前記注文商品は、注文内容を示す情報である。前記注文商品には、商品情報D1に含まれる商品名のうち利用者に選択された商品(飲食物)の商品名が登録される。各注文商品には、前記注文番号が関連付けられる。
前記注文数は、飲食物ごとの注文数を示す情報である。例えば、制御部21は、テーブル番号「3」のテーブルにおいて「日替わり定食2点」の注文を受け付けると、「日替わり定食」に対応する注文数に「2」を登録する。その後、制御部21は、テーブル番号「2」のテーブルにおいて、「刺身定食1点」、「日替わり定食1点」の注文を受け付けると、各注文商品の注文数に「1」を登録する。同一のテーブルにおいて同一の商品を複数受け付け場合には、当該注文商品の注文数に合計注文数が登録される。
制御部21は、注文端末3から注文を受け付けるごと注文受付情報D2を登録する。注文受付情報D2には現在時刻における情報が登録され、当該情報はリアルタイムに更新される。なお、注文受付情報D2は、利用者が注文端末3において閲覧可能な注文履歴情報として利用されてもよいし、利用者の利用代金の会計処理に利用されてもよい。また、注文受付情報D2は、会計処理が完了した場合などに削除されてもよい。
出力条件情報D3は、利用者から受け付けた注文に対応する注文情報を厨房端末4に出力する条件(出力条件)に関する情報である。図4に示されるように、出力条件情報D3には、注文番号、テーブル番号、注文商品、注文数、経過時間、設定数、設定時間、変更設定時間などの情報が含まれる。また、出力条件情報D3には、注文支援装置2が注文端末3を介して受け付けた注文の注文情報であって、厨房端末4に出力する前の注文情報が登録される。すなわち、出力条件情報D3には、注文支援装置2が受け付けた注文の注文情報が、厨房端末4に出力されるまで蓄積される。出力条件情報D3の前記注文番号、前記テーブル番号、前記注文商品、及び前記注文数には、注文受付情報D2の各情報が登録される。
前記経過時間は、利用者の注文を受け付けた時点からの経過時間を示す情報である。制御部21は、注文端末3から注文を受け付けると時間の計測を開始して、現時点の経過時間を出力条件情報D3に登録する。例えば、制御部21は、テーブル番号「3」のテーブルにおいて「日替わり定食2点」の注文を受け付けると、当該注文を受け付けてから現在時刻までの経過時間「t3」を登録する。また例えば、制御部21は、テーブル番号「2」のテーブルにおいて「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文を受け付けると、当該注文を受け付けてから現在時刻までの経過時間「t2」をそれぞれ登録する。なお、一つのテーブルにおいて複数の注文が同時に入力された場合には、各注文商品に同一の経過時間が登録される。また、一つのテーブルにおいて複数の注文が異なるタイミングで入力された場合には、注文商品ごとに異なる経過時間が登録される。前記経過時間は、リアルタイムに更新される。
前記設定数は、注文支援装置2が注文端末3を介して受け付けた注文の注文情報を厨房端末4に出力する出力条件の一例(第2出力条件)であって、前記注文数に対する閾値である。具体的には、制御部21は、利用者の飲食物の注文数が前記設定数に達したことを条件として注文情報を厨房端末4に出力する。前記設定数は、例えば2以上の数に設定される。ここでは、一例として、前記設定数が「5」(N1=5)に設定されていると仮定する。図4に示す例では、現時点で、前記注文数の合計(4個)が前記設定数「5」未満であるため、出力条件情報D3に含まれる「日替わり定食2点」、「刺身定食1点」、及び「日替わり定食1点」の各注文情報は厨房端末4に出力されない。
なお、前記注文数は、一度の注文の注文数であってもよいし、複数の注文の注文数の合計であってもよい。また、前記設定数は、一度の注文の注文数に対して設定されてもよいし、合計注文数に対して設定されてもよい。また、制御部21は、飲食店において異なるテーブルを利用する複数の利用者のそれぞれから受け付けた注文の合計注文数が前記設定数以上になるまで前記注文情報の出力を待機する。すなわち、制御部21は、テーブルの属性に関わらず複数の注文の合計数が前記設定数に達した場合に注文情報を出力する。また、前記注文数は、内容又は種別が同一のメニュー(飲食物)の合計注文数であってもよいし、内容又は種別が同一又は異なるメニュー(飲食物)の合計注文数であってもよい。
また、前記設定数は、飲食物の内容又は種別ごとに設定されてもよい。例えば、「日替わり定食」に対して前記設定数が「6」に設定され、「刺身定食」に対して前記設定数が「3」に設定されてもよい。この場合、制御部21は、「日替わり定食」の注文数(合計注文数)が6以上になるまで待機し、当該注文数が6以上になった場合に「日替わり定食」の注文情報を厨房端末4に出力する。また、制御部21は、「刺身定食」の注文数が3以上になるまで待機し、当該注文数が3以上になった場合に「刺身定食」の注文情報を厨房端末4に出力する。
前記設定時間は、注文支援装置2が注文端末3を介して受け付けた注文の注文情報を厨房端末4に出力する出力条件の一例(第1出力条件)であって、前記経過時間に対する閾値である。具体的には、制御部21は、利用者の飲食物の注文を受け付けた時点からの経過時間が前記設定時間に達したことを条件として注文情報を厨房端末4に出力する。例えば、制御部21は、「日替わり定食2点」の注文を受け付けた時点からの経過時間「t3」が前記設定時間「T1」(例えば3分)に達した場合に、「日替わり定食2点」の注文情報を厨房端末4に出力する。また、例えば、制御部21は、「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文を受け付けた時点からの経過時間「t2」が前記設定時間「T1」に達した場合に、「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文情報を厨房端末4に出力する。図4に示す例では、現時点で、経過時間「t3」及び「t2」のいずれも前記設定時間「T1」に達していないため、出力条件情報D3に含まれる「日替わり定食2点」、「刺身定食1点」、及び「日替わり定食1点」の各注文情報は厨房端末4に出力されていない。
なお、前記設定時間は、飲食物の内容又は種別ごとに設定されてもよい。例えば、「日替わり定食」に対して前記設定時間が「3分」に設定され、「刺身定食」に対して前記設定時間が「1分」に設定されてもよい。この場合、制御部21は、「日替わり定食」の注文を受け付けた時点からの経過時間が3分に達するまで待機し、当該経過時間が3分に達した場合に「日替わり定食」の注文情報を厨房端末4に出力する。また、制御部21は、「刺身定食」の注文を受け付けた時点からの経過時間が1分に達するまで待機し、当該経過時間が1分に達した場合に「刺身定食」の注文情報を厨房端末4に出力する。図4に示す例では、前記設定時間は、共通の時間「T1」が設定されている。
前記変更設定時間は、前記設定時間を変更(延長)した変更後の設定時間を示す情報であり、前記経過時間に対する変更後の閾値となる。前記変更設定時間は、後述する制御部21の処理により設定される。前記変更設定時間が設定されると、制御部21は、利用者の飲食物の注文を受け付けた時点からの経過時間が前記変更設定時間に達したことを条件として注文情報を厨房端末4に出力する。図4に示す例では、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」に対応する設定時間「T1」が「T11」に延長され、テーブル番号「2」の「日替わり定食1点」に対応する設定時間「T1」が「T12」に延長されている。前記変更設定時間の設定方法については後述する。
制御部21は、利用者の注文を受け付けるごとに注文情報を注文受付情報D2及び出力条件情報D3に登録し、前記第1出力条件又は前記第2出力条件が満たされて当該注文情報を厨房端末4に出力するごとに当該注文情報を出力条件情報D3から削除する。なお、注文受付情報D2では、前記注文情報が履歴情報として蓄積される。
なお、他の実施形態として、商品情報D1、注文受付情報D2、及び出力条件情報D3などの情報の一部又は全部が、注文端末3、又は、注文支援装置2からアクセス可能なサーバに記憶されてもよい。この場合、注文支援装置2の制御部21は、注文端末3又は前記サーバから前記情報を取得して、後述の注文支援処理(図14参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部22には、注文端末3に表示されるトップ画面(図5参照)、メニュー画面(図6参照)、注文画面(図7参照)、会計画面(不図示)などのデータも記憶される。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の注文支援処理(図14参照)を実行させるための注文支援プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記注文支援プログラムは、USB、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、注文支援装置2に電気的に接続されるUSBドライブ、CDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。また、前記注文支援プログラムは、注文支援装置2からアクセス可能なサーバからダウンロードされて、記憶部22に記憶されてもよい。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより注文支援装置2を制御する。
ところで、飲食店では、厨房における調理作業の作業効率と、利用者に注文商品を提供する時間(所要時間)とを考慮して、スタッフが厨房に注文情報を伝達する。ここで、複数の利用者から注文を受け付けた場合に、スタッフが複数の注文情報をまとめて厨房に伝達すると、厨房が繁忙状態になり作業効率が低下する問題が生じる。これに対して、本実施形態に係る注文支援装置2では、施設における厨房の作業効率の低下を防ぐことが可能である。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、取得処理部211、受付処理部212、計測処理部213、算出処理部214、判定処理部215、出力処理部216、設定処理部217などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記注文支援プログラムに従った各種の処理を実行することによって、取得処理部211、受付処理部212、計測処理部213、算出処理部214、判定処理部215、出力処理部216、及び設定処理部217として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記注文支援プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
設定処理部217は、前記第1出力条件に対応する閾値である前記設定時間と、前記第2出力条件に対応する閾値である前記設定数とを設定する。具体的には、設定処理部217は、注文情報を厨房端末4に出力する第2出力条件に対応する閾値である前記設定数を所定の数(2以上の数)に設定する。設定処理部217は、設定した前記設定数を出力条件情報D3(図4参照)に登録する。また、設定処理部217は、注文情報を厨房端末4に出力する第1出力条件に対応する閾値である前記設定時間を所定の時間に設定する。設定処理部217は、設定した前記設定時間を出力条件情報D3(図4参照)に登録する。例えば、設定処理部217は、前記設定数を「5」(N1=5)に設定し、前記設定時間を「3分」(T1=3分)に設定する。設定処理部217は、所定の条件(後述)に基づいて前記設定数及び前記設定時間を設定してもよいし、飲食店の管理者による設定操作に基づいて前記設定数及び前記設定時間を設定してもよい。
取得処理部211は、飲食店を利用する利用者の人数(利用人数)の情報と、当該利用者が利用するテーブルのテーブル番号の情報とを取得する。例えば、接客スタッフが飲食店に来店した利用者を所定のテーブルに案内する際に利用者から利用人数を聞き取ると、前記施設端末にテーブル番号及び利用人数を入力する。取得処理部211は、前記施設端末からテーブル番号及び利用人数の各情報を取得する。また、利用者が飲食店を予約する際に利用人数を登録した場合、前記施設端末は前記管理端末から利用者情報(利用者名、利用人数など)を取得して、当該利用者情報と利用者に割り当てるテーブルのテーブル番号とを互いに関連付けて予約管理台帳に登録する。取得処理部211は、前記予約管理台帳からテーブル番号及び利用人数の各情報を取得する。取得処理部211は、テーブル番号及び利用人数の各情報を取得すると、注文受付情報D2(図3参照)にテーブル番号及び利用人数を互いに関連付けて登録する。
テーブルに対応するテーブル番号及び利用人数の各情報が注文受付情報D2に登録されると、制御部21は、当該テーブルの利用者からの注文の受け付けを許可する。例えば、制御部21は、図5に示すトップ画面などを注文端末3に表示させる。制御部21は、トップ画面(図5参照)に対応するトップページ、メニュー画面(図6参照)に対応するメニューページ、注文画面(図7参照)に対応する注文ページ、会計画面(不図示)に対応する会計ページなどを生成してこれらのページの情報を注文端末3に送信することにより、注文端末3に各ページを表示させることが可能である。
図5に示すトップ画面には、カテゴリー(「定食」、「一品(アラカルト)」、「デザート」、「ドリンク」)ごとのメニューボタンM1が表示される。図6に示すメニュー画面には、図5に示すトップ画面のカテゴリーに含まれる具体的な飲食物の情報が表示される。例えば、「定食メニュー」のメニュー画面(図6参照)には、「日替わり定食」、「刺身定食」、「煮魚定食」、「…」などの情報が表示される。前記メニュー画面において、複数の飲食物が1ページに収まらない場合には、複数ページに渡って表示される。例えば利用者が前記メニュー画面の「次へ」を選択すると、次ページのメニュー画面が表示される。
また、図6に示すメニュー画面には、図5に示すトップ画面のメニューボタンM1と、メニュー欄M2に表示される複数の飲食物情報(画像M3、商品名M4、金額など)とが表示される。画像M3は、飲食物の画像を表すとともに、利用者が飲食物を選択するための選択ボタンとしての機能を有する。また前記メニュー画面には、お気に入りページに移行するためのお気に入りページボタンM5と、注文画面(図7参照)に移行するための注文ページボタンM6と、会計画面に移行するための会計ボタンM7とが含まれる。
また、図7に示す注文画面には、利用者がメニュー画面において選択した飲食物の一覧が表示される。前記注文画面には、一覧表示された飲食物の注文を確定させる注文確定ボタンM8が含まれる。利用者は、前記注文画面において、注文確定ボタンM8を押下することにより選択した飲食物の注文を確定させる操作、選択した飲食物の数量を変更、削除する操作などを行う。
このように、利用者は、注文端末3を利用して飲食物を注文する場合、前記メニュー画面において所望の飲食物を選択し、前記注文画面において選択した飲食物の注文を確定させる操作を行う。
受付処理部212は、注文端末3に表示される各種画面において利用者からの操作を受け付ける。例えば、受付処理部212は、図5~図7に示す各画面において利用者の選択操作(タッチ操作など)を受け付ける。受付処理部212は、本発明の受付処理部の一例である。
例えば、図5に示すトップ画面において利用者が「定食メニュー」を選択した場合、受付処理部212はカテゴリー選択操作を受け付ける。この場合、制御部21は、カテゴリー選択操作に応じた図6に示すメニュー画面を注文端末3に表示させる。また例えば、図6に示すメニュー画面において利用者が「日替わり定食」を選択した場合、受付処理部212は商品選択操作を受け付ける。また、例えば図7に示す注文画面において利用者が注文を確定させる操作(注文確定ボタンM8の押下操作)を行った場合、受付処理部212は注文確定操作を受け付ける。ここで、受付処理部212は、利用者による注文確定操作を受け付けた場合に、当該利用者の注文を受け付ける。例えば、受付処理部212は、複数の利用者を含む利用者グループのテーブルについて、当該利用者グループの各利用者が飲食物を選択して、その後に注文確定操作を行った場合に当該利用者グループの注文を受け付ける。なお、利用者グループの各利用者が個別に商品選択操作及び注文確定操作を行った場合、受付処理部212は、利用者ごとに注文を受け付ける。すなわち、受付処理部212が受け付ける一度の注文には、一人の利用者の一つの飲食物が含まれてもよいし、一人又は複数の利用者の複数の飲食物が含まれてもよい。
また、受付処理部212は、利用者の注文を受け付けた場合、注文番号及び注文商品の情報を、当該利用者が利用するテーブルのテーブル番号に関連付けて注文受付情報D2(図3参照)及び出力条件情報D3(図4参照)に登録する。なお、各注文端末3には予めテーブル番号が関連付けられており、受付処理部212が注文端末3から受け付ける注文には、テーブル番号の情報が含まれる。このため、受付処理部212は、各注文に対応するテーブル番号を把握することが可能である。
計測処理部213は、受付処理部212により受け付けられる注文ごとに経過時間を計測する。具体的には、計測処理部213は、受付処理部212が前記注文を受け付けると時間の計測を開始する。例えば、受付処理部212がテーブル番号「3」のテーブルに対応する注文として、「日替わり定食2点」の注文を受け付けると、計測処理部213は、前記注文を受け付けてから現在時刻までの経過時間「t3」を出力条件情報D3に登録する。また、前記注文はテーブルごとに行われるため、例えば一つのテーブルにおいて複数の飲食物の注文が行われた場合には、計測処理部213は、複数の注文に対応する経過時間を計測する。例えば、受付処理部212がテーブル番号「2」のテーブルに対応する注文として、「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文を受け付けると、計測処理部213は、テーブル番号「2」に対応する各注文商品に対応する経過時間として同一の時間「t2」を登録する。計測処理部213は、前記注文の注文情報が厨房端末4に出力された場合に、当該注文に対応する経過時間の計測を終了する。
算出処理部214は、受付処理部212により受け付けられる前記注文の注文数を算出する。具体的には、算出処理部214は、受付処理部212が飲食物の注文を受け付けるごとに、それまでに受け付けた注文を合計した注文数を算出する。すなわち、前記注文数は、受付処理部212が前記飲食物の注文を受け付けてから当該注文の注文情報が厨房端末4に出力されるまでの間に出力条件情報D3に蓄積された前記飲食物の合計注文数に相当する。
例えば、算出処理部214は、受付処理部212がテーブル番号「3」のテーブルにおいて「日替わり定食2点」の注文を受け付けると、注文数として「2」を算出する。続いて、前記「日替わり定食2点」の注文情報が厨房端末4に出力される前に、受付処理部212がテーブル番号「2」のテーブルにおいて「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文を受け付けると、算出処理部214は、合計の注文数として「4」を算出する。さらに、前記「日替わり定食2点」の注文情報及び前記「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文情報が厨房端末4に出力される前に、受付処理部212がテーブル番号「4」のテーブルにおいて「日替わり定食2点」、「刺身定食1点」、「ビール3点」の注文を受け付けると、算出処理部214は、合計の注文数として「10」を算出する。
なお、算出処理部214は、飲食物の内容又は種別に応じて前記注文数を算出してもよい。具体的には、算出処理部214は、厨房の作業効率に影響を与える飲食物について前記合計注文数を算出する。例えば、算出処理部214は、ドリンクメニューを除いて前記注文数を算出する。上記の例では、受付処理部212がテーブル番号「4」のテーブルにおいて「日替わり定食2点」、「刺身定食1点」、「ビール3点」の注文を受け付けた場合に、算出処理部214は、「ビール」を除いて、合計の注文数として「7」を算出する。
このように、算出処理部214は、受付処理部212により受け付けられた注文の注文情報が厨房端末4に出力されるまで注文数を加算していく。そして、算出処理部214は、前記注文情報が厨房端末4に出力されると、算出した合計注文数をリセットする。算出処理部214は、本発明の算出処理部の一例である。
判定処理部215は、受付処理部212により飲食物の注文が受け付けられた時点からの前記経過時間が前記設定時間に達したか否かを判定する第1判定処理を実行する。図8には、受付処理部212がテーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文を受け付け、計測処理部213が前記注文が受け付けられた時点から現在時刻までの経過時間t3を計測した状態の出力条件情報D3の一例を示している。また、ここでは、設定処理部217が設定時間「T1」を設定した場合を示している。図8に示す例の場合、判定処理部215は、前記注文が受け付けられた時点からの経過時間t3が前記設定時間T1に達したか否かを判定する。
また、判定処理部215は、受付処理部212により受け付けられる飲食物の注文の注文数が前記設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理を実行する。図8には、受付処理部212がテーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文を受け付け、算出処理部214が前記注文の注文数「2」を算出した状態の出力条件情報D3の一例を示している。また、ここでは、設定処理部217が設定数「N1」を設定した場合を示している。図8に示す例の場合、判定処理部215は、前記注文の注文数「2」が前記設定数N1以上であるか否かを判定する。判定処理部215は、受付処理部212により注文が受け付けられるごとに、前記第1判定処理及び前記第2判定処理を実行する。判定処理部215は、本発明の判定処理部の一例である。
出力処理部216は、前記経過時間が前記設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として、受付処理部212により受け付けられる注文に対応する注文情報を厨房端末4に出力する。すなわち、出力処理部216は、判定処理部215による前記第1判定処理及び前記第2判定処理の判定結果に基づいて、前記注文情報を厨房端末4に出力する。図8に示す例では、出力処理部216は、前記経過時間t3が前記設定時間T1に達した場合、又は、前記注文数「2」が前記設定数N1以上である場合に、「日替わり定食2点」の注文情報を厨房端末4に出力する。例えば、前記設定数が「5」に設定されている場合において、受付処理部212が「日替わり定食2点」の注文を受け付けた後に他の注文を受け付けることなく前記経過時間t3が前記設定時間T1に達した場合には、出力処理部216は、その時点で「日替わり定食2点」の注文情報を厨房端末4に出力する。また、例えば、前記設定数が「2」に設定されている場合には、受付処理部212が「日替わり定食2点」の注文を受け付けた時点で、出力処理部216は、「日替わり定食2点」の注文情報を厨房端末4に出力する。
このように、出力処理部216は、前記経過時間に対する第1出力条件と、前記注文数に対する第2出力条件とのうちいずれかの出力条件が満たされた時点で、受付処理部212により受け付けられた注文に対応する注文情報を厨房端末4に出力する。
また、出力処理部216は、受付処理部212が受け付けた注文に関する注文情報F1を厨房端末4に出力する。具体的には、出力処理部216は、利用者が注文した飲食物の注文内容と、当該利用者が利用するテーブルのテーブル番号と、注文番号とを含む注文情報F1を厨房端末4に出力する。注文情報F1には、注文日時(受付日時)が含まれてもよい。また、出力処理部216は、前記注文内容、前記テーブル番号、及び注文番号を含む注文票を厨房端末4から出力(印刷又は表示)させる。出力処理部216は、前記注文情報と、受付処理部212が前記注文を受け付けた受付時刻とを注文票に表示させてもよい。出力処理部216は、本発明の出力処理部の一例である。
ここで、設定処理部217は、前記設定時間を延長する変更処理を実行することが可能である。
例えば、受付処理部212により少なくとも1つの飲食物の注文が受け付けられた場合であって、かつ、前記飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされる前に受付処理部212により他の飲食物の注文が受け付けられた場合に、設定処理部217は前記変更処理を実行する。例えば、前記設定数が「5」に設定されており、前記設定時間が「T1」に設定されている場合において、受付処理部212がテーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文を受け付けた後(図8参照)、経過時間t3が前記設定時間「T1」に達する前に、さらに受付処理部212がテーブル番号「2」の「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文を受け付けた場合に(図4参照)、前記設定時間T1を延長する変更処理を実行する。設定処理部217は、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」に対応する設定時間T1、テーブル番号「2」の「刺身定食1点」に対応する設定時間T1、及びテーブル番号「2」の「日替わり定食1点」に対応する設定時間T1の少なくともいずれかを延長させる変更処理を実行する。図4に示す例では、設定処理部217は、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」に対応する設定時間T1を変更設定時間T11(T11>T1)に変更し、テーブル番号「2」の「日替わり定食1点」に対応する設定時間T1を変更設定時間T12(T12>T1)に変更する。また、設定処理部217は、テーブル番号「2」の「刺身定食1点」に対応する設定時間T1については変更しない。なお、設定処理部217は、変更設定時間T11,T12を同一の時間に設定してもよいし、異なる時間に設定してもよい。
これにより、出力処理部216は、前記経過時間t3が設定時間T1よりも長い前記変更設定時間T11に達した時点で、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文に対応する注文情報を厨房端末4に出力し、前記経過時間t2が設定時間T1よりも長い前記変更設定時間T12に達した時点で、テーブル番号「2」の「日替わり定食1点」の注文に対応する注文情報を厨房端末4に出力する。また、出力処理部216は、前記経過時間t2が設定時間T1に達した時点で、テーブル番号「2」の「刺身定食1点」の注文に対応する注文情報を厨房端末4に出力する。これにより、受け付けた注文が多くなった場合に、厨房端末4に複数の注文情報を遅めに出力することができるため、厨房に複数の注文情報が出力されて繁忙状態となり作業効率が低下することを防ぐことができる。
また、注文ごとに前記設定時間を変更することができるため、厨房の作業効率を考慮して、例えば同じメニューの複数の注文情報をまとめて厨房端末4に出力することもできる。具体的には、設定処理部217は、図9に示すタイムテーブルに示すように、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」に対応する変更設定時間を「T11」に設定した場合に、テーブル番号「2」の「日替わり定食1点」に対応する変更設定時間T12を「T11-(t3-t2)」に設定する。換言すると、設定処理部217は、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」に対応する設定時間T1の延長時間を「TA」に設定した場合に、テーブル番号「2」の「日替わり定食1点」に対応する設定時間T1の延長時間TBを「TA-(t3-t2)」に設定する。これにより、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文情報とテーブル番号「2」の「日替わり定食1点」の注文情報との出力タイミングを合わせることができるため、これらの注文情報をまとめて(同時に)厨房端末4に出力することができる。よって、厨房では、3人分の日替わり定食をまとめて調理及び準備することができる。また、この場合に、テーブル番号「2」の「刺身定食1点」の注文に対応する注文情報を先に厨房端末4に出力し、その後に、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文情報とテーブル番号「2」の「日替わり定食1点」の注文情報とを厨房端末4に出力して、複数の注文情報を分散することができるため、厨房が繁忙状態となること防ぐことができる。
このように、設定処理部217は、変更設定時間T11を変更設定時間T12よりも長い時間に設定してもよい。すなわち、第1飲食物(テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」)に対して設定時間T1が設定され、第2飲食物(テーブル番号「2」の「日替わり定食1点」)に対して設定時間T1が設定されている場合に、設定処理部217は、第1飲食物に対応する変更設定時間T11を、第2飲食物に対応する変更設定時間T12よりも長い時間に延長してもよい。これにより、先に受け付けた注文の注文情報を、後で受け付けた注文の注文情報と同時に厨房端末4に出力することができる。もしくは、後で受け付けた注文の注文情報を、先に受け付けた注文の注文情報よりも早く厨房端末4に出力することができる。なお、設定処理部217は、第2飲食物に対応する変更設定時間T12を、第1飲食物に対応する変更設定時間T11よりも長い時間に延長してもよい。これにより、後で受け付けた注文の注文情報をより遅く厨房端末4に出力することができる。
また、設定処理部217は、受付処理部212が受け付けた注文のうち、注文数が閾値以上の飲食物に対応する設定時間を変更し、注文数が閾値未満の飲食物に対応する設定時間を変更しない構成としてもよい。前記閾値が例えば「3」に設定されている場合、上記の例(図4参照)では、「日替わり定食」が3点であるため、設定処理部217は、「日替わり定食」に対応する設定時間T1を変更し、注文数が閾値未満である「刺身定食」に対応する設定時間T1を変更しない。これにより、注文数が多い飲食物について、注文情報を遅めに厨房端末4に出力することができる。
また、設定処理部217は、受付処理部212が受け付けた注文のうち、同一のテーブルの注文に含まれる複数の飲食物のそれぞれに対応する設定時間を変更してもよい。上記の例(図4参照)では、注文番号「002」の「刺身定食1点」と注文番号「003」の「日替わり定食1点」とは同一のテーブル(テーブル番号「2」)の注文であるため、設定処理部217は、注文番号「002」の「刺身定食1点」及び注文番号「003」の「日替わり定食1点」のそれぞれに対応する設定時間T1を変更する。これにより、同一のテーブルにおいて、利用者間の飲食物の提供時間のズレを小さくすることができる。
なお、設定処理部217は、所定の条件を満たす場合に、前記設定時間T1を変更(延長)する変更処理を実行してもよい。例えば、設定処理部217は、受付処理部212により第1飲食物の注文と第2飲食物の注文とが同時又は所定時間以内に受け付けられた場合に前記変更処理を実行する。ここで例えば、第1飲食物の注文に対応する経過時間が設定時間に達する直前に受付処理部212が第2飲食物の注文を受け付けて、設定処理部217が各注文に対応する設定時間を変更したことにより第1飲食物及び第2飲食物の注文情報がまとめて厨房端末4に出力されると、調理時間が多くかかり、第1飲食物の注文情報だけが先に出力される場合と比較して、第1飲食物を利用者に提供する時間が遅れる可能性がある。そこで、上記の例では、設定処理部217は、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文と、テーブル番号「2」の「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文とが、同時又は所定時間以内に受け付けられた場合に前記変更処理を実行する。なお、前記所定時間は、設定時間T1未満の時間に設定される。このため、例えば、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文に対応する前記経過時間t3が設定時間T1に達する直前に受付処理部212がテーブル番号「2」の「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文を受け付けた場合には、設定処理部217は、各注文に対応する設定時間T1を変更しない。これにより、利用者に飲食物を提供する時間が遅れることを防ぐことができ、また利用者間又はテーブル間の飲食物の提供時間のばらつきを抑えることができる。また、例えば複数の利用者の注文を略同じタイミングで受け付けた場合に、当該利用者に対する飲食物の提供タイミングを合わせることができる。
また、設定処理部217は、受付処理部212により第1飲食物及び第2飲食物の少なくともいずれかの注文が受け付けられた時間帯が所定の時間帯である場合に前記変更処理を実行してもよい。例えば、設定処理部217は、受付処理部212により第1飲食物及び第2飲食物の少なくともいずれかの注文が受け付けられた時間帯が飲食店の営業時間のうち繁忙時間帯の場合に前記変更処理を実行する。上記の例では、受付処理部212が、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文と、テーブル番号「2」の「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文とのうち少なくともいずれかの注文を、例えば飲食店のランチタイムである「11:00~14:00」のうち最も繁忙状態である「12:00~13:00」の時間帯に受け付けた場合に、設定処理部217が、各注文に対応する設定時間T1を変更する。一方、受付処理部212が前記各注文を「12:00~13:00」以外の時間帯に受け付けた場合には、設定処理部217は、各注文に対応する設定時間T1を変更しない。これにより、繁忙時間帯における厨房の作業効率を向上させることができる。
また、設定処理部217は、以下に示す所定の条件に基づいて前記変更設定時間を設定してもよい。なお、設定処理部217は、前記設定時間を所定の条件に応じた時間だけ延長することにより、前記変更設定時間を設定してもよい。
例えば、設定処理部217は、受付処理部212が受け付けた注文の内容、すなわち飲食物の内容又は種別に応じた変更設定時間を設定してもよい。具体的には、設定処理部217は、受付処理部212により第1飲食物及び第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、第1飲食物に対応する第1設定時間及び第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを、第1飲食物及び第2飲食物の内容又は種別に応じた時間だけ延長させる。例えば、図10に示す設定情報D4に、飲食物(商品)ごとの設定時間と変更設定時間とが予め登録されてもよい。例えば、受付処理部212が「日替わり定食」及び「刺身定食」の注文を受け付けた場合に、設定処理部217は、設定情報D4を参照して、「日替わり定食」の設定時間T1を変更設定時間Tb11に変更し、「刺身定食」の設定時間T1を変更設定時間Tb21に変更する。例えば、注文数が最も多いと予想される「日替わり定食」に対して、最も長い変更設定時間Tb11が設定され、「日替わり定食」の次に注文数が多いと予想される他の定食メニューに対して、変更設定時間Tb11よりも短い変更設定時間Tb21が設定され、調理及び準備に手間が掛からない一品メニューに対して、変更設定時間Tb21よりも短い変更設定時間Tb31が設定される。また、注文を受け付けてからすぐに利用者に提供可能なドリンクメニューに対しては、変更設定時間が設定されなくてもよい。これにより、複数の飲食物の組み合わせを考慮して、複数の注文情報の出力タイミングを調整することができる。
また例えば、設定処理部217は、前記第1設定時間及び前記第2設定時間の少なくともいずれかを、受付処理部212により受け付けられる前記第1飲食物及び前記第2飲食物の調理時間に応じた時間だけ延長させてもよい。この場合、設定情報D4に、飲食物ごとの調理時間が登録されてもよい。設定処理部217は、設定情報D4を参照して、受付処理部212が受け付けた注文の調理時間に応じた変更設定時間を設定する。これにより、複数の注文の調理時間を考慮して、注文情報の出力タイミングを調整することができる。
また、設定処理部217は、前記第1設定時間及び前記第2設定時間の少なくともいずれかを、出力処理部216が直前に出力した前記注文情報の内容に応じた時間だけ延長させてもよい。すなわち、設定処理部217は、厨房の繁忙状況に基づいて、前記変更設定時間を設定してもよい。例えば、図11に示す設定情報D4に、直近の注文数ごとの設定時間と変更設定時間とが予め登録されてもよい。例えば、出力処理部216が直前に出力した注文数が「a1」の場合には、設定処理部217は、設定情報D4を参照して、設定時間T1を変更設定時間Ta11に変更し、出力処理部216が直前に出力した注文数が「a2」の場合には、設定処理部217は、設定情報D4を参照して、設定時間T1を変更設定時間Ta21に変更する。これにより、厨房の繁忙状況に応じて、複数の注文情報の出力タイミングを調整することができる。なお、前記変更設定時間は、直近注文数が多い程、長い時間に設定されてもよい。
また例えば、設定処理部217は、受付処理部212が注文を受け付けた時間帯に応じた変更設定時間を設定してもよい。具体的には、設定処理部217は、受付処理部212により第1飲食物及び第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、第1飲食物に対応する第1設定時間及び第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを、第1飲食物及び第2飲食物の注文を受け付けた時間帯に応じた時間だけ延長させる。例えば、図12に示す設定情報D4に、時間帯ごとの設定時間と変更設定時間とが予め登録されてもよい。例えば、受付処理部212が「11:00~12:00」の時間帯に注文を受け付けた場合に、設定処理部217は、設定情報D4を参照して、当該注文の設定時間T1を変更設定時間Tc11に変更し、受付処理部212が「12:00~13:00」の時間帯に注文を受け付けた場合に、設定処理部217は、設定情報D4を参照して、当該注文の設定時間T1を変更設定時間Tc21に変更する。例えば、飲食店のランチタイムである「11:00~14:00」のうち最も繁忙状態である「12:00~13:00」の時間帯に対して、最も長い変更設定時間Tc21が設定され、次に繁忙状態である「13:00~14:00」の時間帯に対して、変更設定時間Tc21よりも短い変更設定時間Tc31が設定され、閑散状態である「11:00~12:00」の時間帯に対して、変更設定時間Tc31よりも短い変更設定時間Tc11が設定される。これにより、注文を受け付けた時間帯を考慮して、複数の注文情報の出力タイミングを調整することができる。なお、図10~図12に示す設定情報D4において、前記変更設定時間に代えて、前記設定時間を延長する延長時間が登録されてもよい。また、図10~図12に示す設定情報D4は、注文支援装置2の記憶部22に記憶される。
ところで、設定処理部217は、前記変更設定時間を元の前記設定時間に戻す処理を実行してもよい。具体的には、設定処理部217は、第1飲食物の注文に対応する前記出力条件又は第2飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされて、注文情報が厨房端末4に出力された場合に、第1飲食物の注文に対応する第1設定時間及び第2飲食物の注文に対応する第2設定時間のうち時間を変更した少なくともいずれかを変更前の時間に戻す。
上記の例では、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文に対応する経過時間t3が変更設定時間T11に達し、テーブル番号「2」の「日替わり定食1点」の注文に対応する経過時間t2が変更設定時間T12に達し、両注文の注文情報が厨房端末4に出力された場合に、設定処理部217は、「日替わり定食」に対応する設定時間を元の設定時間T1に戻す。これにより、受付処理部212が新たに「日替わり定食」の注文を受け付けた場合には、判定処理部215は、前記注文が受け付けられた時点からの経過時間が前記設定時間T1に達したか否かを判定する。
以上のように、設定処理部217により設定時間が変更(延長)された場合に、判定処理部215は、受付処理部212により飲食物の注文が受け付けられた時点からの経過時間が設定時間(変更設定時間)に達したか否かを判定する第1判定処理と、受付処理部212により受け付けられる飲食物の注文の注文数が設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理とを実行する。また、出力処理部216は、前記経過時間が前記変更設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として、受付処理部212により受け付けられる注文に対応する注文情報を厨房端末4に出力する。設定処理部217は、本発明の設定処理部の一例である。
図13は、前記注文票の一例を示す図である。図13に示す注文票は、図4に示す出力条件情報D3に登録された注文の注文情報に対応する注文票を示している。例えば、出力処理部216は、受付処理部212がテーブル番号「2」の「刺身定食1点」の注文を受け付けた時点からの前記経過時間t2が前記設定時間T1に達した時点で、当該注文の注文情報F1を厨房端末4に出力し、厨房端末4から注文票T101を出力させる。続いて、出力処理部216は、受付処理部212がテーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文を受け付けた時点からの前記経過時間t3が前記変更設定時間T11に達した時点で、当該注文の注文情報F1を厨房端末4に出力し、厨房端末4から注文票T102を出力させる。続いて、出力処理部216は、受付処理部212がテーブル番号「2」の「日替わり定食1点」の注文を受け付けた時点からの前記経過時間t2が前記変更設定時間T12に達した時点で、当該注文の注文情報F1を厨房端末4に出力し、厨房端末4から注文票T103を出力させる。なお、図9に示すように、設定処理部217がテーブル番号「2」の「日替わり定食1点」に対応する変更設定時間T12を「T11-(t3-t2)」に設定した場合には、注文票T102,T103が続けて出力される。
このように、制御部21は、テーブルごとに受け付けた注文を注文商品ごとに切り離して注文商品ごとに経過時間が設定時間に達したか否かを判定して注文情報を出力する。また、制御部21は、注文を受けてから当該注文の注文情報を厨房端末4に出力する前に他の注文を受け付けた場合には、前記設定時間を延長させる変更処理を実行する。これにより、厨房に多くの注文情報が出力されて、厨房が繁忙状態になり作業効率が低下することを防ぐことができる。また、注文情報の蓄積状況に応じて注文情報の出力タイミングを調整することができるため、厨房の作業効率を向上させることができる。
[注文端末3]
図1に示されるように、注文端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。注文端末3は、例えば飲食店の各テーブルに設置されるセルフオーダー端末である。
通信I/F34は、注文端末3を有線又は無線で通信網Nに接続し、通信網Nを介して注文支援装置2、厨房端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部33は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。操作表示部33は、利用者から飲食物の注文操作を受け付けるトップ画面(図5参照)、メニュー画面(図6参照)、及び注文画面(図7参照)、利用者から会計操作を受け付ける会計画面(不図示)などを表示する。操作表示部33は、例えばタッチパネルで構成され、利用者のタッチ操作を受け付ける。
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って注文支援装置2などの外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより注文端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、注文支援装置2から通信網Nを介して提供される各種情報(トップ画面、メニュー画面、注文画面、会計画面など)を操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作を注文支援装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
[厨房端末4]
図1に示されるように、厨房端末4は、制御部41、記憶部42、操作表示部43、及び通信I/F44などを備える。厨房端末4は、例えばプリンタ装置、タブレット端末、又はパーソナルコンピュータのような情報処理装置である。なお、厨房端末4は、注文支援装置2と同一の機能をさらに備えてもよいし、注文支援装置2と一体の情報処理装置であってもよい。ここでは、厨房端末4は、飲食店の厨房に設置されるプリンタ装置であると仮定する。
通信I/F44は、厨房端末4を有線又は無線で通信網Nに接続し、通信網Nを介して注文支援装置2、注文端末3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部43は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部42は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部42には、注文支援装置2、注文端末3との間で各種の情報を送受信するための制御プログラムなどが記憶される。例えば、前記制御プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、厨房端末4に電気的に接続されるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部42に記憶される。また、記憶部42に、制御部41に後述の注文支援処理(図14参照)を実行させるための注文支援プログラムなどの制御プログラムが記憶されてもよい。
制御部41は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部41は、前記ROM又は記憶部42に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより厨房端末4を制御する。
具体的に、制御部41は、図1に示されるように、取得処理部411、及び出力処理部412などの各種の処理部を含む。なお、制御部41は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、一部又は全部の前記処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
取得処理部411は、注文支援装置2から出力される注文情報F1を取得する。例えば、注文支援装置2が注文端末3から注文を受け付け、当該注文を受け付けた時点からの経過時間が当該注文に対応する前記設定時間に達した場合に、注文支援装置2が当該注文の注文情報F1を厨房端末4に出力する。これにより、取得処理部411は、注文支援装置2から出力される注文情報F1を取得する。また例えば、注文支援装置2が注文端末3から前記設定数以上の注文数の注文を受け付けた場合に、注文支援装置2が当該注文の注文情報F1を厨房端末4に出力する。これにより、取得処理部411は、注文支援装置2から出力される注文情報F1を取得する。また例えば、注文支援装置2が注文端末3から注文を受け付け、当該注文を受け付けた時点からの経過時間が当該注文に対応する前記変更設定時間に達した場合に、注文支援装置2が当該注文の注文情報F1を厨房端末4に出力する。これにより、取得処理部411は、注文支援装置2から出力される注文情報F1を取得する。
出力処理部412は、取得処理部411により取得される情報を外部に出力する。具体的には、出力処理部412は、取得処理部411により取得される注文情報F1を外部に出力させる。厨房端末4には、例えばロール紙がセットされており、ロール紙を搬送する搬送部(不図示)、ロール紙に画像を形成する画像形成部(不図示)、ロール紙を所定位置で切断する切断部(不図示)などが設けられている。
例えば図13に示すように、出力処理部412は、取得処理部411により注文情報F1が取得された場合に注文情報F1を注文票に印刷(白黒印刷)させる印刷処理を前記画像形成部に実行させる。具体的には、出力処理部412は、注文情報F1に応じた画像データが入力されるごとに当該画像データに応じた注文内容の画像をロール紙に形成(白黒印刷)させる印刷処理を前記画像形成部に実行させ、その後、ロール紙を所定位置で切断させる切断処理を前記切断部に実行させて外部に排出させる。これにより、一つの注文ごとに一枚の注文票が作成される。厨房スタッフは、注文票を受け取ると、注文内容の飲食物を用意する。
例えば図13に示すように、厨房スタッフは、「刺身定食1点」の注文票T101を取得すると、1人前の「刺身定食」を用意し、接客スタッフは、「刺身定食1点」をテーブル番号「2」の利用者に配膳する。また、厨房スタッフは、「日替わり定食2点」の注文票T102と、「日替わり定食1点」の注文票T103とを続けて取得すると、3人分の「日替わり定食」を用意し、接客スタッフは、「日替わり定食2点」をテーブル番号「3」の利用者に配膳し、「日替わり定食1点」をテーブル番号「2」の利用者に配膳する。このように、厨房スタッフは、同一の注文(飲食物)をまとめて用意することができ、また接客スタッフは、当該飲食物をまとめて配膳することができる。
各注文票には、注文を受け付けた日時(受付日時、注文日時)が含まれる。このため、厨房スタッフは、各利用者が実際に注文した時間(注文確定操作の時間)からの経過時間を把握することができるため、注文された飲食物の調理、準備の優先順位などを調整することが可能となる。
[注文支援処理]
次に、図14を参照しつつ、注文支援システム1において実行される注文支援処理について説明する。具体的に、本実施形態では、注文支援装置2の制御部21によって注文支援処理が実行される。また、制御部21は、各注文端末3からのアクセスに応じて各注文端末3に対応して注文支援処理を並行して実行することが可能である。なお、制御部21は、注文端末3の所定の操作によって注文支援処理を途中で終了することがある。
なお、本発明は、前記注文支援処理に含まれる一又は複数のステップを実行する注文支援方法の発明として捉えることができる。また、ここで説明する前記注文支援処理に含まれる一又は複数のステップは適宜省略されてもよい。なお、前記注文支援処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって前記注文支援処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサーによって前記注文支援処理における各ステップが分散して実行される注文支援方法も他の実施形態として考えられる。
ステップS11において、制御部21は、飲食店に来店した利用者の人数(利用人数)と、当該利用者が利用するテーブルのテーブル番号とを取得する。例えば、飲食店のスタッフが利用者が来店したことを示す情報を登録すると、制御部21は、施設端末(予約管理台帳)から当該利用者に対応する利用人数及びテーブル番号を取得する。
次にステップS12において、制御部21は、飲食店が提供する飲食物の注文を受け付ける注文受付画面(トップ画面、メニュー画面など)を注文端末3に表示させる。例えば、制御部21は、図5に示すトップ画面を、利用者が利用するテーブル番号のテーブルに設置された注文端末3に表示させる。また、制御部21は、図5に示すトップ画面においていずれかのメニューボタンM1が選択された場合に、図6に示すメニュー画面を注文端末3に表示させる。
次にステップS13において、制御部21は、注文端末3を介して利用者の注文を受け付けたか否かを判定する。制御部21により利用者の注文を受け付けたと判定された場合(S13:Yes)、処理はステップS14に移行する。制御部21は、利用者の注文を受け付けるまで待機する(S13:No)。例えば、テーブル番号「3」のテーブルの利用者が注文端末3を利用して「日替わり定食2点」を選択して注文(注文確定操作)した場合に、制御部21は、当該利用者の注文を受け付ける。また、制御部21は、利用者の注文に対応する注文番号及び注文商品「日替わり定食2点」の情報を、テーブル番号「3」に関連付けて注文受付情報D2(図3参照)及び出力条件情報D3(図8参照)に登録する。また、制御部21は、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」に対応付けて、前記注文数に対する閾値である前記設定数と、前記経過時間に対する閾値である前記設定時間とを出力条件情報D3(図8参照)に登録する。ステップS13は、本発明の受付ステップの一例である。
ステップS14において、制御部21は、注文を受け付けた時点からの経過時間の計測を開始する。例えば、テーブル番号「3」のテーブルの利用者が「日替わり定食2点」の注文確定操作を行うと、制御部21は、当該注文を受け付けて経過時間の計測を開始する。制御部21は、計測した経過時間「t3」の情報を、テーブル番号「3」に関連付けて出力条件情報D3(図8参照)に登録する。また制御部21は、出力条件情報D3の経過時間t3をリアルタイムに更新する。また例えば、後述のステップS162において、制御部21は、テーブル番号「2」のテーブルの利用者の「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文を受け付けると、当該注文に対応する経過時間の計測を開始する。制御部21は、計測した経過時間「t2」の情報を、テーブル番号「2」に関連付けて出力条件情報D3(図4参照)に登録する。すなわち、制御部21は、注文を受け付けるごとに当該注文に対応する経過時間を計測する。
次にステップS15において、制御部21は、受け付けた注文に対応する飲食物の注文数を算出する。なお、制御部21は、後述のステップS162において飲食物の注文をさらに受け付けた場合には、それまでに受け付けた注文を合計した注文数(合計注文数)を算出する。すなわち、前記注文数は、受付処理部212が前記飲食物の注文を受け付けてから当該注文の注文情報が厨房端末4に出力されるまでの間に受け付けた前記飲食物の合計注文数に相当する。
次にステップS16において、制御部21は、前記注文に対応する飲食物の注文数(合計注文数)が設定数以上であるか否かを判定する。前記注文数が前記設定数以上である場合(S16:Yes)、処理はステップS17に移行する。一方、前記注文数が前記設定数未満である場合(S16:No)、処理はステップS161に移行する。例えば前記設定数が「2」に設定されている場合には、制御部21は、テーブル番号「3」に対応する「日替わり定食2点」の注文の注文数が前記設定数以上であると判定し(S16:Yes)、処理がステップS17に移行する。また、例えば前記設定数が「5」に設定されている場合には、制御部21は、テーブル番号「3」に対応する「日替わり定食2点」の注文の注文数が前記設定数未満であると判定し(S16:No)、処理がステップS161に移行する。ステップS16は、本発明の判定ステップの一例である。
ステップS161では、制御部21は、前記経過時間が前記設定時間に達したか否かを判定する。前記経過時間が例えば予め設定された設定時間T1に達した場合(S161:Yes)、処理はステップS17に移行する。一方、前記経過時間が設定時間T1に達していない場合(S161:No)、処理はステップS162に移行する。上記の例では、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」の注文を受け付けた時点からの経過時間t3が設定時間T1に達したか否かを判定する。ステップS161は、本発明の判定ステップの一例である。
ステップS162では、制御部21は、注文端末3を介して利用者の他の注文を受け付けたか否かを判定する。制御部21により他の注文を受け付けたと判定された場合(S162:Yes)、処理はステップS163に移行する。一方、制御部21は、利用者の他の注文を受け付けていない場合(S162:No)、処理はステップS161に移行する。すなわち、前記注文数が設定数N1未満であって(S16:No)、制御部21が、前記経過時間が設定時間T1に達する前に他の注文を受け付けた場合には(S162:Yes)、処理はステップS163に移行する。一方、前記注文数が設定数N1未満であって(S16:No)、制御部21が、前記経過時間が設定時間T1に達するまでの間に他の注文を受け付けなかった場合には(S162:NoかつS161:Yes)、処理はステップS17に移行する。ステップS162は、本発明の受付ステップの一例である。
ここで、例えば、制御部21は、前記経過時間t3が設定時間T1に達する前に、テーブル番号「2」に対応する「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文を受け付けると、これらの情報をテーブル番号「2」に関連付けて注文受付情報D2(図3参照)及び出力条件情報D3(図4参照)に登録する。出力条件情報D3には、テーブル番号「3」に対応する「日替わり定食2点」の情報と、テーブル番号「2」に対応する「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の情報とが蓄積される。また、制御部21は、前記経過時間及び前記設定時間を各注文に対応付けて出力条件情報D3に登録する(図4参照)。
ステップS163では、制御部21は、前記設定時間を延長する変更処理を実行する。例えば、制御部21は、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」に対応する設定時間T1と、テーブル番号「2」の「日替わり定食1点」に対応する設定時間T1とを延長する変更処理を実行する。制御部21は、変更した設定時間(前記変更設定時間)を出力条件情報D3に登録する。ここでは、一例として、制御部21は、テーブル番号「3」の「日替わり定食2点」に対応する設定時間T1を変更設定時間T11に延長し、テーブル番号「2」の「日替わり定食1点」に対応する設定時間T1を変更設定時間T12に延長する(図4参照)。制御部21が前記設定時間を変更すると、処理はステップS15に移行する。ステップS163は、本発明の設定ステップの一例である。
ステップS15に戻ると、制御部21は、ステップS13において受け付けた注文の注文数と、ステップS162において受け付けた注文の注文数とを合計した注文数(合計注文数)を算出する。合計注文数が前記設定数以上になる場合(S16:Yes)には、処理はステップS17に移行し、合計注文数が前記設定数未満になる場合(S16:No)には、処理はステップS161に移行する。ステップS161では、制御部21は、前記経過時間が前記変更設定時間に達したか否かを判定する。例えばテーブル番号「3」の「日替わり定食2点」に対応する経過時間t3が変更設定時間T11に達した場合、テーブル番号「2」の「刺身定食1点」に対応する経過時間t2が設定時間T1に達した場合、又はテーブル番号「2」の「日替わり定食1点」に対応する経過時間t2が変更設定時間T12に達した場合(S161:Yes)、処理はステップS17に移行する。経過時間t3が変更設定時間T11に達しないで、かつ経過時間t2が設定時間T1及び変更設定時間T12に達しない場合には(S161:No)、処理は再びステップS162に移行する。このように、制御部21は、前記注文数(合計注文数)が前記設定数以上になるか、又は、前記経過時間が前記変更設定時間に達するまで、上述したステップS15~S163の処理を繰り返す。
ステップS17では、制御部21は、受け付けた注文の情報(注文情報F1)を厨房端末4に出力する。例えば前記設定数が「2」に設定されている場合において、制御部21は、テーブル番号「3」に対応する「日替わり定食2点」の注文を受け付けると(S16:Yes)、「日替わり定食2点」の注文情報F1を厨房端末4に出力する。
また、例えば前記設定数が「5」に設定されている場合において、制御部21は、テーブル番号「3」に対応する「日替わり定食2点」の注文を受け付けて、その後に他の注文を受け付けることなく経過時間t3が設定時間T1に達した場合には(S161:Yes)、「日替わり定食2点」の注文情報F1を厨房端末4に出力する。
また、例えば前記設定数が「5」に設定されている場合において、制御部21は、テーブル番号「3」に対応する「日替わり定食2点」の注文を受け付け、その後にテーブル番号「2」に対応する「刺身定食1点」及び「日替わり定食1点」の注文を受け付け、その後に他の注文を受け付けることなく経過時間t3が変更設定時間T11に達した場合には(S161:Yes)、「日替わり定食2点」の注文情報F1を厨房端末4に出力する。制御部21は、注文情報F1を厨房端末4に出力すると、当該注文情報を出力条件情報D3から削除する。ステップS17は、本発明の出力ステップの一例である。
ステップS17の処理の後、処理はステップS18に移行する。ステップS18では、制御部21は、厨房端末4に出力していない注文情報が出力条件情報D3に存在するか否かを判定する。厨房端末4に出力していない注文情報が存在する場合(S18:Yes)、処理はステップS161に移行する。例えば図4に示す出力条件情報D3において、制御部21がテーブル番号「2」に対応する「刺身定食1点」の注文情報F1を厨房端末4に出力した場合、テーブル番号「3」に対応する「日替わり定食2点」及びテーブル番号「2」に対応する「日替わり定食1点」の注文情報が出力条件情報D3に残っているため、処理はステップS161に移行する。続いて例えばテーブル番号「3」に対応する「日替わり定食2点」に対応する経過時間t3が変更設定時間T11に達した場合に(S161:Yes)、「日替わり定食2点」の注文情報F1を厨房端末4に出力する。制御部21は、出力条件情報D3に登録された全ての注文情報が厨房端末4に出力されるまで上述の処理を繰り返す。
出力条件情報D3に、厨房端末4に出力していない注文情報が存在しなくなると(S18:No)、処理が終了して新たな注文を受け付ける。以上のようにして前記注文支援処理が行われる。
以上説明したように、本実施形態に係る注文支援システム1は、飲食物を提供する施設の利用者の飲食物の注文を受け付け、飲食物の注文が受け付けられた時点からの経過時間が設定時間に達したか否かを判定する第1判定処理と、飲食物の注文の注文数が設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理とを実行し、前記経過時間が前記設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として、受け付けた注文に対応する注文情報を出力する。また、注文支援システム1は、受け付けた第1飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされない場合において、さらに第2飲食物の注文を受け付けた場合に、前記第1飲食物に対応する第1設定時間及び前記第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを延長させる変更処理を実行する。これにより、受け付けた注文が多くなった場合に、厨房端末4に複数の注文情報を通常時よりも遅めに出力することができるため、厨房に多くの注文情報が出力されて厨房が繁忙状態になり作業効率が低下することを防ぐことができる。また、注文ごとに前記設定時間を変更(延長)することができるため、厨房の作業効率を考慮して、例えば同じメニューの複数の注文情報をまとめて厨房端末4に出力することもできる。これにより、厨房の作業効率を向上させることができる。
また、注文支援システム1によれば、例えば複数の同一メニューの注文を受け付けた場合に、まとめて注文情報を出力することができるため、個別に注文情報を出力する場合よりも通信トラフィックの低減、及びコンピュータリソースの有効利用が可能となる。
本発明の注文支援システムは、上述の実施形態に限定されない。
前記実施形態では、飲食物の内容又は種別、直近の注文数、時間帯などに関わらず共通の設定時間「T1」が設定されている(図10~図12参照)。本発明の他の実施形態として、前記設定時間は、所定の条件に応じて設定されてもよい。例えば、前記設定時間は、以下に示す第1の条件、第2の条件、又は第3の条件に応じて設定される。
第1の条件として、前記設定時間は、飲食物の内容又は種別に基づいて設定される。例えば、前記設定時間は、飲食物が定食メニューの場合に第1設定時間に設定され、飲食物が定食メニューとは異なるメニュー(一品メニュー、ドリンクメニュー、デザートメニューなど)の場合に第1設定時間より短い第2設定時間に設定される。図15には、前記飲食物の内容に基づいて設定される設定時間を含む設定情報D4の一例を示している。図15に示す設定情報D4には、商品ID、商品名、設定時間、変更設定時間などの情報が含まれる。前記設定時間は、前記商品ID(飲食物)ごとに、飲食物の内容に応じた値に設定される。例えば、注文数が最も多いと予想される「日替わり定食」に対して、最も長い設定時間Tb1が設定され、「日替わり定食」の次に注文数が多いと予想される他の定食メニューに対して、設定時間Tb1よりも短い設定時間Tb2が設定され、調理及び準備に手間が掛からない一品メニューに対して、設定時間Tb2よりも短い設定時間Tb3が設定され、注文を受け付けてからすぐに利用者に提供可能なドリンクメニューに対して、最も短い設定時間Tb4が設定され、調理及び準備に手間が掛からないデザートメニューに対して、設定時間Tb4と同一又は同等の設定時間Tb5が設定される。また、前記設定時間は、調理時間、準備時間が長い程、短い時間に設定されてもよい。このように、前記設定時間は、飲食物の内容、種別、調理時間、準備時間などに基づいて設定される。なお、前記調理時間及び前記準備時間は、履歴情報に基づいて取得されてもよい。また、前記変更設定時間は、前記設定時間に対応して、飲食物の内容、種別、調理時間、準備時間などに基づいて設定される。また、前記変更設定時間は、前記設定時間から共通の時間を延長して算出されてもよいし、前記設定時間から飲食物ごとに定められた時間を延長して算出されてもよい。
第2の条件として、前記設定時間は、飲食店における飲食物の注文履歴に基づいて設定される。例えば、前記設定時間は、直近に注文された飲食物の注文数に基づいて設定される。図16には、前記注文履歴に基づいて設定される設定時間を含む設定情報D4の一例を示している。図16に示す設定情報D4には、直近注文数、設定時間、変更設定時間などの情報が含まれる。前記直近注文数は、直近の注文の飲食物の注文数である。なお、前記直近注文数は、注文支援装置2が厨房端末4に出力した過去の直近の注文数であってもよいし、注文支援装置2が注文端末3から取得した直近の注文の注文数であってもよい。前記設定時間は、前記直近注文数に応じた時間に設定される。例えば、前記直近注文数「a1」(例えば0~3個)に対して前記設定時間「Ta1」(例えば1分)が設定され、前記直近注文数「a2」(例えば4~6個)に対して前記設定時間「Ta2」(例えば3分)が設定され、前記直近注文数「a3」(例えば7個以上)に対して前記設定時間「Ta3」(例えば5分)が設定される。すなわち、前記設定時間は、直近注文数が多い程、長い時間に設定される。
また、前記直近注文数は、注文支援装置2が厨房端末4に出力した前回(直前)の注文数であってもよい。この場合、前記設定時間は、前回の出力注文数に応じた時間に設定される。すなわち、前記設定時間は、前回の出力注文数が多い程、長い時間に設定される。また、前記変更設定時間は、前記設定時間に対応して、直近注文数などに基づいて設定される。また、前記変更設定時間は、前記設定時間から共通の時間を延長して算出されてもよいし、前記設定時間から直近注文数ごとに定められた時間を延長して算出されてもよい。
第3の条件として、前記設定時間は、時間帯に基づいて設定される。例えば、前記設定時間は、飲食店の営業時間を所定時間ごとに(例えば1時間)ごとに区切った時間帯に基づいて設定される。図17には、前記時間帯に基づいて設定される設定時間を含む設定情報D4の一例を示している。図17に示す設定情報D4には、時間帯、設定時間、変更設定時間などの情報が含まれる。前記時間帯は、例えば繁忙状況に応じた時間帯に分類される。前記繁忙状況は、例えば履歴情報に基づいて取得される。例えば、飲食店のランチタイムである「11:00~14:00」のうち最も繁忙状態である「12:00~13:00」の時間帯に対して、最も長い設定時間Tc2が設定され、次に繁忙状態である「13:00~14:00」の時間帯に対して、設定時間Tc2よりも短い設定時間Tc3が設定され、閑散状態である「11:00~12:00」の時間帯に対して、設定時間Tc3よりも短い設定時間Tc1が設定される。また、前記変更設定時間は、前記設定時間に対応して、時間帯などに基づいて設定される。また、前記変更設定時間は、前記設定時間から共通の時間を延長して算出されてもよいし、前記設定時間から時間帯ごとに定められた時間を延長して算出されてもよい。
制御部21(設定処理部217)は、前記第1の条件、前記第2の条件、又は前記第3の条件に基づいて前記設定時間を設定する。また、制御部21は、前記第1の条件、前記第2の条件、及び前記第3の条件の少なくとも2つを組み合わせて前記設定時間を設定してもよい。例えば、制御部21は、前記第1の条件及び前記第2の条件を組み合わせて、直近に受け付けた注文の内容と注文数とに基づいて前記設定時間を設定してもよい。また、制御部21は、前記第2の条件及び前記第3の条件を組み合わせて、受け付けた注文の内容と注文を受け付けた時間帯とに基づいて前記設定時間を設定してもよい。また、制御部21(設定処理部217)は、前記設定時間と同様に、前記第1の条件、前記第2の条件、又は前記第3の条件に基づいて前記変更設定時間を設定してもよい。また、制御部21は、前記第1の条件、前記第2の条件、及び前記第3の条件の少なくとも2つを組み合わせて前記変更設定時間を設定してもよい。
また、他の実施形態として、前記設定数は、前記設定時間と同様に、飲食物の内容又は種別、直近注文数、時間帯に応じて設定されてもよい。
また、他の実施形態として、設定処理部217は、第1飲食物の注文に対応する第1出力条件及び第2飲食物の注文に対応する第2出力条件のうち条件の成立が遠い方の出力条件に対応する、第1設定時間又は第2設定時間を延長させてもよい。例えば、図4に示すように、出力条件情報D3に、「日替わり定食2点」、「刺身定食1点」、及び「日替わり定食1点」の3つの注文が蓄積されている場合において、これらの注文のうち「日替わり定食1点」の注文が、最も遅く出力条件を満たす場合には、当該「日替わり定食1点」に対応する設定時間を変更する。例えば、「日替わり定食1点」に対応する経過時間t2が最も遅く設定時間に達すると見込まれる場合には、当該「日替わり定食1点」に対応する設定時間のみを変更する。これにより、出力条件が満たされ難い注文の注文情報を遅めに厨房端末4に出力することができる。また、出力条件が満たされ易い注文から順に注文情報を厨房端末4に出力することができる。なお、設定処理部217は、第1飲食物の注文に対応する第1出力条件及び第2飲食物の注文に対応する第2出力条件のうち条件の成立が近い方の出力条件に対応する、第1設定時間又は第2設定時間を延長させてもよい。
1 :注文支援システム
2 :注文支援装置
3 :注文端末
4 :厨房端末
211 :取得処理部
212 :受付処理部
213 :計測処理部
214 :算出処理部
215 :判定処理部
216 :出力処理部
217 :設定処理部
411 :取得処理部
412 :出力処理部

Claims (16)

  1. 飲食物を提供する施設の利用者の飲食物の注文を受け付ける受付処理部と、
    前記受付処理部により飲食物の注文が受け付けられた時点からの経過時間が設定時間に達したか否かを判定する第1判定処理と、前記受付処理部により受け付けられる飲食物の注文の注文数が設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理とを実行する判定処理部と、
    前記経過時間が前記設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として、前記受付処理部により受け付けられる注文に対応する注文情報を出力可能な出力処理部と、
    前記受付処理部により受け付けられた第1飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされない場合において、前記受付処理部により第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、前記第1飲食物に対応する第1設定時間及び前記第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを延長させる変更処理を実行する設定処理部と、
    を備える注文支援システム。
  2. 前記設定処理部は、前記設定数を2以上の数に設定する、
    請求項1に記載の注文支援システム。
  3. 前記設定処理部は、前記受付処理部により少なくとも1つの前記第1飲食物の注文が受け付けられた場合であって、かつ、前記第1飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされる前に前記受付処理部により前記第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、前記変更処理を実行する、
    請求項1又は2に記載の注文支援システム。
  4. 前記設定処理部は、さらに前記受付処理部により前記第1飲食物の注文と前記第2飲食物の注文とが同時又は所定時間以内に受け付けられた場合に前記変更処理を実行する、
    請求項1~3のいずれかに記載の注文支援システム。
  5. 前記設定処理部は、さらに前記受付処理部により前記第1飲食物及び前記第2飲食物の少なくともいずれかの注文が受け付けられた時間帯が所定の時間帯である場合に前記変更処理を実行する、
    請求項1~4のいずれかに記載の注文支援システム。
  6. 前記設定処理部は、前記第1設定時間及び前記第2設定時間の少なくともいずれかを、前記受付処理部により受け付けられる前記第1飲食物及び前記第2飲食物の内容又は種別に応じた時間だけ延長させる、
    請求項1~5のいずれかに記載の注文支援システム。
  7. 前記設定処理部は、前記第1設定時間及び前記第2設定時間の少なくともいずれかを、前記受付処理部により受け付けられる前記第1飲食物及び前記第2飲食物の調理時間に応じた時間だけ延長させる、
    請求項1~6のいずれかに記載の注文支援システム。
  8. 前記設定処理部は、前記第2設定時間を前記第1設定時間よりも長い時間に延長させる、
    請求項1~7のいずれかに記載の注文支援システム。
  9. 前記設定処理部は、前記第1設定時間を前記第2設定時間よりも長い時間に延長させる、
    請求項1~7のいずれかに記載の注文支援システム。
  10. 前記設定処理部は、前記第1設定時間及び前記第2設定時間の少なくともいずれかを、前記出力処理部が直前に出力した前記注文情報の内容に応じた時間だけ延長させる、
    請求項1~9のいずれかに記載の注文支援システム。
  11. 前記設定処理部は、前記第1飲食物の注文に対応する前記出力条件及び前記第2飲食物の注文に対応する前記出力条件のうち条件の成立が遠い方の前記出力条件に対応する、前記第1設定時間又は前記第2設定時間を延長させる、
    請求項1~10のいずれかに記載の注文支援システム。
  12. 前記設定処理部は、前記第1飲食物の注文に対応する前記出力条件又は前記第2飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされた場合に、前記第1設定時間及び前記第2設定時間のうち時間を変更した少なくともいずれかを変更前の時間に戻す、
    請求項1~11のいずれかに記載の注文支援システム。
  13. 前記出力処理部は、前記第1飲食物の注文と前記第2飲食物の注文とを含む前記注文情報を出力する、
    請求項1~12のいずれかに記載の注文支援システム。
  14. 前記出力処理部は、前記注文情報と、前記受付処理部が前記注文を受け付けた受付時刻とを注文票に表示させる、
    請求項13に記載の注文支援システム。
  15. 飲食物を提供する施設の利用者の飲食物の注文を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより飲食物の注文が受け付けられた時点からの経過時間が設定時間に達したか否かを判定する第1判定処理と、前記受付ステップにより受け付けられる飲食物の注文の注文数が設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理とを実行する判定ステップと、
    前記経過時間が前記設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として、前記受付ステップにより受け付けられる注文に対応する注文情報を出力可能な出力ステップと、
    前記受付ステップにより受け付けられた第1飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされない場合において、前記受付ステップにより第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、前記第1飲食物に対応する第1設定時間及び前記第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを延長させる変更処理を実行する設定ステップと、
    を一又は複数のプロセッサーにより実行する注文支援方法。
  16. 飲食物を提供する施設の利用者の飲食物の注文を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより飲食物の注文が受け付けられた時点からの経過時間が設定時間に達したか否かを判定する第1判定処理と、前記受付ステップにより受け付けられる飲食物の注文の注文数が設定数以上であるか否かを判定する第2判定処理とを実行する判定ステップと、
    前記経過時間が前記設定時間に達したこと又は前記注文数が前記設定数以上であることを出力条件として、前記受付ステップにより受け付けられる注文に対応する注文情報を出力可能な出力ステップと、
    前記受付ステップにより受け付けられた第1飲食物の注文に対応する前記出力条件が満たされない場合において、前記受付ステップにより第2飲食物の注文が受け付けられた場合に、前記第1飲食物に対応する第1設定時間及び前記第2飲食物に対応する第2設定時間の少なくともいずれかを延長させる変更処理を実行する設定ステップと、
    を一又は複数のプロセッサーに実行させるための注文支援プログラム。
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