JP2022011580A - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気ケーブルを適切に整理できる電気機器を提供する。【解決手段】電気機器100は、電気ケーブル150を介して外部機器と電気的に接続される電気機器100であって、少なくとも一部が電気機器100の外面の一部分を成す金属製のシャーシ95を含む外殻筐体98と、外殻筐体98の内部に収容され、外殻筐体98の外部から電気ケーブル150が電気的に接続される電気回路99と、を備え、シャーシ95は、結束帯153によって電気ケーブル150とともに結束されることで電気ケーブル150を外面に沿って支持する支持部85を有し、外殻筐体98には、電気機器100の外面において、一方から他方へと結束帯153が挿通され、支持部85によって互いに仕切られている第1口81及び第2口82が形成されている。【選択図】図2

Description

本開示は、例えば、モータの制御に用いられるサーボアンプ等の電気機器に関する。
外部機器と電気的に接続されることで使用される種類の電気機器が知られている。このような電気機器では、外部機器との電気的な接続のために電気ケーブルを用いる場合がある。この種類の電気機器として、例えば、外部機器であるモータを制御するサーボアンプ等が挙げられる。サーボアンプは、産業用ロボットアームの駆動制御などに用いられ、当該ロボットアームの関節ごとに設けられる1つのモータに対して、1つのサーボアンプが準備される。したがって、1つのロボットアームに対して、複数のサーボアンプが準備される。この複数のサーボアンプは、例えば、1つのキャビネット内に収納される。また、それぞれのサーボアンプに対して電力の送電及び信号の送受信を行うための電気ケーブル等が電気的に接続される。
ここで、それぞれのサーボアンプに対して接続される電気ケーブルは、キャビネット内での作業性の観点から結束して支持(又は保持)することにより整理されることがある。この際、電気ケーブルの支持には、例えば、特許文献1に開示されるような、ケーブル保持具が用いられる場合がある。
特開2020-88214号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたように、電気ケーブルを整理するために、ケーブル保持具を用いることは必ずしも適切とは言えない。そこで、本開示は、電気ケーブルを適切に整理できる電気機器を提供する。
本開示における電気機器の一態様は、電気ケーブルを介して外部機器と電気的に接続される電気機器であって、少なくとも一部が前記電気機器の外面の一部分を成す金属製のシャーシを含む外殻筐体と、前記外殻筐体の内部に収容され、前記外殻筐体の外部から前記電気ケーブルが電気的に接続される電気回路と、を備え、前記シャーシは、結束帯によって前記電気ケーブルとともに結束されることで前記電気ケーブルを前記電気機器の外面に沿って支持する支持部を有し、前記外殻筐体には、前記電気機器の外面において、前記支持部によって互いに仕切られている第1口及び第2口が形成され、前記第1口から前記第2口へと前記結束帯が挿通される。
本開示の一態様によれば、電気ケーブルを適切に整理することができる。
図1は、比較例に係る電気機器の設置例を説明するための模式図である。 図2は、実施の形態に係る電気機器を示す斜視図である。 図3は、電気ケーブルが電気的に接続された実施の形態に係る電気機器を示す第1図である。 図4は、電気ケーブルが電気的に接続された実施の形態に係る電気機器を示す第2図である。 図5は、実施の形態に係る電気機器を示す第1拡大斜視図である。 図6は、実施の形態に係る電気機器を示す第2拡大斜視図である。 図7は、実施の形態に係る電気機器の挿通孔の使い分けについて説明する図である。
(開示に至った経緯)
はじめに、図1を参照して、比較例における電気機器の設置例と併せて、従来の課題について詳しく説明する。図1は、比較例に係る電気機器の設置例を説明するための模式図である。図1では、電気機器100aとして従来のサーボアンプが複数設置され、電気機器100a同士、及び、電気機器100aとその他の機器とが、電気ケーブル150によって電気的に接続されている様子が示されている。
図1に示すように、この種類の電気機器100aは、電気ケーブル150によって自身とその他の機器を含む自身以外の機器(以下、外部機器ともいう)とが電気的に接続されて使用される。空間的な制限及びケーブル長の制限等によって、図中に示すように、複数の電気機器100aが密集して設置される場合が多く、電気ケーブル150が複雑に交差してしまう。これにより、電気ケーブル150によって接続されている機器同士を一見して判別することは困難である。また、電気ケーブル150同士が絡み合って通気性が低下するため、例えば、電気機器100aが動作において発熱を伴う種類の機器である場合には、電気機器100aからの放熱を低下させる等の不具合の要因となり得る。
そこで、上記の背景技術の欄において説明したケーブル保持具を用いれば、電気ケーブル150を整理することが可能となる。しかしながら、依然として、電気ケーブル150によって接続されている機器同士を一見して判別することは困難である。また、電気ケーブル150の支持のために新たな部材であるケーブル保持具を使用することは、コストの観点からも適切とは言えない。
さらに、ケーブル保持具を使用する場合、電気ケーブル150が、接続先の外部機器と、電気機器100aとの間で他の部材であるケーブル保持具に固定される。つまり、電気ケーブル150を電気的に接続した状態のまま、電気機器100aの配置を変更しようとすると、元の外部機器との間のケーブル長に応じた自由度が、ケーブル保持具との間のより短いケーブル長に応じた自由度へと制限される。したがって、誤って自由度を超えて電気機器100aを移動させてしまい、電気ケーブル150及び電気機器100aの電気ケーブル150の接続箇所に負荷を与えてしまう可能性が高まる。
そこで、以下に説明する本開示の実施の形態に係る電気機器は、電気ケーブル150を金属製のシャーシにより電気機器の外面に沿って支持する。これにより、電気機器は、新たな部材を介することなく、かつ、電気機器の移動自由度の低下を抑制して適切に電気ケーブル150を整理できる。
なお、以下説明する実施の形態に係る電気機器は、背景技術の欄において説明したモータの制御に用いられる制御装置(つまり、サーボアンプ)であってもよいし、サーバラックに収納されるサーバ装置であってもよいし、オーディオシステムに含まれるコンポーネント装置であってもよい。以下では、本開示に係る電気機器として、サーボアンプを例に説明するが、電気機器は、電気ケーブルによって外部機器に接続される電気機器であれば、本開示の内容を適用可能である。
以下、本開示の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置、及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。以下において、平行及び垂直などの要素間の関係性を示す用語、及び、矩形状などの要素の形状を示す用語、並びに、数値範囲は、厳格な意味のみを表すのではなく、実質的に同等な範囲、例えば数%程度の差異をも含むことを意味する。
また、以下の実施の形態における構成要素の内、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、説明に用いられる各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては、同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。
なお、以下の説明では、電気機器が配置されている空間においてそれぞれ互いに直交するX軸方向、Y軸方向、及び、Z軸方向を規定して説明に用いる場合がある。また、以下の説明では、ある姿勢で配置した場合の電気機器に対する相対的な方向を示す用語として、前後、上下、左右、天地、水平、及び、鉛直等の用語を用いる場合があるがこれらは、電気機器の使用される姿勢、方向、及び、配置等を限定する趣旨ではない。例えば、電気機器の前方向の面を下向きに配置して使用される場合や、電気機器の天面を鉛直方向と交差する軸の一方側となるように配置して使用される場合等がある。
(実施の形態)
まず、図2を参照して、実施の形態に係る電気機器について説明する。図2は、実施の形態に係る電気機器を示す斜視図である。なお、図2は、電気機器100の詳細な構成について説明するため、電気ケーブル151及び電気ケーブル152が電気的に接続される前の状態の電気機器100を示している。
図2に示すように、本実施の形態に係る電気機器100は、概形が6つの面からなる略直方体形状の外面を有する。より詳細には、電気機器100は、Z軸プラス側の天面101、Z軸マイナス側の底面102、Y軸マイナス側の前面103、Y軸プラス側の背面104、X軸プラス側の第1側面105、及び、X軸マイナス側の第2側面106を有する。これらの6つの面は、外殻筐体98を構成する面と一致している。つまり、電気機器100の最外部分は外殻筐体98によって構成される。外殻筐体98の内部には、空間が形成されている。外殻筐体98の内部の空間には、電気機器100の機能を実現する機能本体である電気回路99が収容されている。このように、電気機器100は、機能本体の電気回路99と、電気回路99を覆って収容する外殻筐体98とによって実現される。
まず、電気機器100の構成として、外殻筐体98を構成する各部材の観点から説明する。本実施の形態では、外殻筐体98は、図中で高密度のドットハッチングを付して示すシャーシ95と、図中で低密度のドットハッチングを付して示す第1カバー96a及び第2カバー96bと、前面パネル97と、を備える。以下、第1カバー96a及び第2カバー96bをそれぞれ区別不要な場合は、これらを併せて単にカバー96と呼ぶ場合がある。
シャーシ95は、金属製の構造体であり、例えば、アルミ、亜鉛、銅等の金属を単独に用いる金属材料、又は、これらの金属を複合的に用いる合金材料によって形成されている。また、シャーシ95の形成方法としては、板金加工、鋳造、3Dプリンティング等の任意の方法を適用できる。本実施の形態では、シャーシ95の材料及び形成方法として、アルミを含む合金を鋳型に注入して成型する方法(アルミダイカスト製法)が適用される。また、シャーシ95は、一部が外殻筐体98の内部の空間へと延びている。外殻筐体98の内部の空間において、シャーシ95の一部は、シャーシ95と外殻筐体98を構成する他の部材との連結、及び、シャーシ95への電気回路99の固定に用いられる。このように、シャーシ95は、いわゆる枠組みの部分に加えて、電気機器100の外面を構成する部分を併せ持つ部材である。また、シャーシ95には、固定される電気回路99からの熱を放熱させる放熱フィン92が形成されている。シャーシ95に放熱フィンが設けられることで、比較的熱伝導率の高い金属材料によって構成されたシャーシ95が効率よく熱を伝導するため、電気回路99が効率よく冷却される。
カバー96は、樹脂製の構造体であり、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)等によって形成されている。カバー96の形成方法としては、プレス加工、射出成型、3Dプリンティング等の任意の方法を適用できる。
前面パネル97は、樹脂製の構造体と、各種のインターフェースモジュールとが含まれる機能ユニットである。例えば、前面パネル97は、ユーザの入力を受け付けるための操作モジュール、及び、電気機器100への電力及び信号の入出力のための入出力モジュールを備える。操作モジュールは、電気回路99に電気的に接続されており、受け付けたユーザの入力に応じて電気回路99を動作させる電気信号を生成して電気回路99に送信する。
入出力モジュールは、例えば、ソケット151b及びソケット152bを含み、電気回路に電気的に接続されている。ソケット151bは、電気回路99に電気的に接続され、ソケット151bに電気ケーブル151の端子151aが電気的及び物理的に接続されることで、電気ケーブル151を電気回路99に電気的に接続する。ソケット152bも同様に電気回路99に電気的に接続され、ソケット152bに電気ケーブル152の端子152aが電気的及び物理的に接続されることで、電気ケーブル152を電気回路99に電気的に接続する。
本実施の形態では、電気ケーブル151は、電気機器100への電力の送電に用いられるケーブルである。また、電気ケーブル152は、電気機器100と外部機器との信号の送受信に用いられるケーブルである。電気ケーブル152を介して外部機器と行われる信号の送受信は、例えば、外部機器として電気的に接続されるモータからのエンコーダパルスの受信等である。電気機器100は、この他に入出力モジュールを介して、外部機器への電力の送電、電気機器100を制御する上位制御装置からの制御信号の受信、及び、ユーザが所有する端末装置への電気機器100の動作ログの送信等を行う。
以下、電気ケーブル151及び電気ケーブル152を特に区別なく電気ケーブル150と呼ぶ場合があるが、電気ケーブル150は、使用において、上記のように各種の送電又は送受信のために適切なケーブルが選択される。以上のように、入出力モジュールは、それぞれ対応する電気ケーブル150の電気的な接続のために用いられる。
次に、電気機器100の構成として、外殻筐体98によって構成される6つの面の観点から説明する。天面101は、電気機器100が設置された際に、鉛直上側に位置する面である。本実施の形態では、天面101は、シャーシ95、カバー96、及び、前面パネル97によって構成される。天面101は、天面101を構成する複数の部材それぞれに形成された平面が面一に構成する平坦面を有する。また、天面101には、平坦面の他の部分に、平坦面よりも鉛直方向下側に沈む凹部が形成されている。つまり、天面101は、鉛直方向最上部に平坦面を有する。したがって、天面101は、略平坦な形状を有する。
また、上記の凹部の一部は、外殻筐体98の内部の空間に連通されている。電気回路99には、複数の発熱素子が実装される場合が多く、例えば、これら発熱素子からの熱を放熱させるため、外殻筐体98の内外を連通する凹部は、放熱孔91として機能する。また、天面101には、凹部の1つとして、電気ケーブル150を整理する際に結束帯153(後述する図4参照)が挿通される挿通孔80が形成されている。挿通孔80の詳細は、後述において説明する。
底面102は、電気機器100が設置された際に、鉛直下側に位置する面である。本実施の形態では、底面102は、天面101と同様に、シャーシ95、カバー96、及び、前面パネル97によって構成される。底面102は、底面102を構成する複数の部材それぞれに形成された平面が面一に構成する平坦面を有する。また、底面102には、平坦面の他の部分に、平坦面よりも鉛直方向上側に沈む凹部が形成されている。つまり、底面102は、鉛直方向最下部に平坦面を有する。したがって、底面102は、略平坦な形状を有する。
また、上記の凹部の一部は、外殻筐体98の内部の空間に連通されている。天面101に設けられた連通する凹部と同様に放熱孔91として機能する。また、底面102にも同様に、凹部の1つとして、電気ケーブル150を整理する際に結束帯153が挿通される挿通孔80が形成されている。
前面103は、電気機器100が設置された際に、被取付け面108に対して手前側に位置する面である。前面103は、前面パネル97によって構成されている。前面103は、電気機器100が設置された際に最もアクセス性のよい面であるため、電気機器100に対する操作が行われる前面パネル97が配置されることで、電気機器100の操作性が向上される。また、このように電気機器100に対する操作が必要な構成を前面103に集中させることにより、図1に示す電気機器100aのように電気機器100を複数設置する場合に、設置密度(つまり、被取付け面108の単位面積あたりに設置される電気機器100の数)を向上することができる。なお、前面パネル97は、操作モジュール及び入出力モジュール等が設けられるが、これらの多くは、平坦面に設けられた凹部に埋設されるようにして設けられているため、全体として略平坦な形状を有している。
背面104は、電気機器100の取付けの際に、平坦状の被取付け面108(後述する図7参照)に当接する面であり、大部分が被取付け面108の平坦面に沿う平坦面を有する。また、背面104の平坦性の向上の観点から、背面104を構成する部材の数は最小化されるとよい。例えば、本実施の形態では、背面104には、シャーシ95と第1カバー96aとの2つの部材によって構成される。
第1側面105は、第2カバー96bが主として配置される面である。第1側面105は、シャーシ95、第2カバー96b、及び、前面パネル97によって構成されている。また、本実施の形態では、シャーシ95の第1側面105に位置する箇所に放熱フィン92が形成されている。第1側面105の平面視において、第2カバー96bは、放熱フィン92と前面パネル97との間に配置され、外殻筐体98の大部分を成している。第1側面105において、第2カバー96bは、平坦面を有する。また、放熱フィン92は、第2カバー96bの平坦面と同等の面に沿うように長さ等が設計されている。つまり、放熱フィン92と平坦面とを併せて第1側面105は、略平坦な形状になっている。
第2側面106は、第1カバー96aが主として配置される面である。第2側面106は、シャーシ95、第1カバー96a、及び、前面パネル97によって構成されている。第2側面106の平面視において、第1カバー96aは、シャーシ95と前面パネル97との間に配置され、外殻筐体98の大部分を成している。第2側面106において、第1カバー96aは、平坦面を有する。つまり、第2側面106は、略平坦な形状になっている。外殻筐体98は、以上のように6つの面が略平坦な形状で構成されるため、例えば、電気機器100を輸送する際に梱包等の設計を容易にできる。
ここで、電気ケーブル150を電気的に接続した場合の電気機器100を、図3及び図4を参照して説明する。図3は、電気ケーブルが電気的に接続された実施の形態に係る電気機器を示す第1図である。また、図4は、電気ケーブルが電気的に接続された実施の形態に係る電気機器を示す第2図である。なお、図3では、結束帯153による電気ケーブル150の結束を行わなかった場合の電気機器100を示している。また、図4では、結束帯153による電気ケーブル150の結束を行った場合の電気機器100を示している。
図3に示すように、電気機器100の前面パネル97に入出力モジュールの1つとして備えられたソケット151bに、端子151aを介して、電気ケーブル151が接続される。同様に、ソケット152bに端子152aを介して、電気ケーブル152が接続される。電気ケーブル151は、電源線のため大きな電力をやり取りする必要があり、ケーブル径も大きくなる。このため、曲げ反発力が大きく、外部機器と電気機器100との間で重力に反して空中を延び、整理することが困難である。電気ケーブル152は、信号線のため比較的ケーブル径は小さい場合が多いものの、例えば、ケーブル長が長い場合には余剰分のケーブルが煩雑となる場合がある。
本実施の形態に係る電気機器100には、このような電気ケーブル150を整理するための挿通孔80が設けられている。具体的には図4に示すように、挿通孔80に挿通された結束帯153によって、電気ケーブル150が結束される。これにより、電気ケーブル151及び電気ケーブル152は、端子151a又は端子152aと、結束帯153との間で必要な長さだけを確保して、電気機器100aの外面に沿って支持される。より具体的には、電気ケーブル151及び電気ケーブル152は、電気機器100の天面101に沿って支持されている。
つまり、本実施の形態では、天面101は、電気ケーブル150を支持する支持面である。このように、電気ケーブル150が支持されることで整理され、ケーブルの煩雑さが抑制される。また、電気ケーブル150の支持が電気機器100によって行われることで、電気機器100の配置変更などの際に、電気ケーブル150の支持箇所よりも外部機器側にケーブル長を比較的長く確保できるので、電気ケーブル150を外さなくても比較的高い自由度で配置変更を行うことができる。加えて、電気機器100に接続される電気ケーブル150が、電気機器100に支持されているので、図1に示すように、複数の電気機器100が密集配置された際に、電気ケーブル150の差し替え等を行っても差し間違い等の可能性を低減することができる。
なお、本実施の形態での結束帯153は、ケーブルタイ又は結束用バンドなどとして一般に知られるロック機能付きの樹脂製のひも状部材である。結束帯153としては、他のひも状部材を用いることで代用することもできる。例えば、結束帯153に代えて、単なるよりひもによって電気ケーブル150が結束されてもよい。
また、図中に2点鎖線の両矢印で示すように、挿通孔80が設けられる箇所は、放熱フィン92から離間した箇所である。電気ケーブル150は、挿通孔80に近接されるようにして支持される。放熱フィン92は、その機能上熱を帯びているため、放熱フィン92の付近に挿通孔80が設けられた場合、電気ケーブル150は、放熱フィン92の熱によって加温され、電気ケーブル150の劣化を生じ得る。さらに、放熱フィン92からの放熱が近接された電気ケーブル150において保熱されてしまうため、放熱効果が低下される。このため、本実施の形態では、放熱フィン92から離間した箇所で、電気ケーブル150が支持されるようになっている。したがって、本実施の形態では、電気ケーブル150の劣化、及び、放熱フィン92からの放熱効果の低下が抑制される。
ここで、挿通孔80のより詳細な構成について図5及び図6を参照して説明する。図5は、実施の形態に係る電気機器を示す第1拡大斜視図である。また、図6は、実施の形態に係る電気機器を示す第2拡大斜視図である。図5及び図6では、図2に二点鎖線で示すエリアAが拡大された拡大図を示している。また、図5及び図6では、挿通孔80の内部構造について説明するため、図2のX-X線で切断した場合の電気機器100を示している。
図5に示すように、挿通孔80は、天面101に設けられた第1口81と第2口82とが、外殻筐体98のバルク部分を削るようにして形成されている空間を介して接続されることで構成されている。この挿通孔80を構成する空間は、外殻筐体98の内部の空間とは別に設けられている。つまり、外殻筐体98の外部、挿通孔80の空間、及び、外殻筐体98の内部の空間の3層の空間が形成されている。
挿通孔80の空間は、天面101に設けられた他の凹部のうちの外殻筐体98の内部の空間と連通されたものとは異なり、外殻筐体98の内部の空間へのアクセスが実質的に不可能に構成されている。これにより、第1口81又は第2口82の一方から導入された結束帯153は、外殻筐体98の内部の空間に接することなく他方から導出される。
本実施の形態では、第1口81は、第1カバー96aに形成された第1部分開口83とシャーシ95に形成された支持部85とによって構成されている。さらに詳しくは、U字状に形成された第1部分開口83のU字の開放部分を支持部85が接続して一体的に環状化することで、第1口81が構成される。同様に、第2口82は、第2カバー96bに形成された第2部分開口84と支持部85とによって構成されている。U字状に形成された第2部分開口84のU字の開放部分を支持部85が接続して一体的に環状化することで、第2口82が構成される。このように、第1口81及び第2口は、支持部85によって仕切られることでそれぞれ別個の開口となる。
支持部85は、シャーシ95の一部分であり、シャーシ95の説明において述べたものと同じ金属材料からなる。また、シャーシ95には、支持部85と離間して外殻筐体98の内部側に底部86が形成されている。底部86は、シャーシ95と、カバー96等の他の部材との連結に用いられる。また、底部86のうち、外殻筐体98の外部側の面である底面87は、支持部85と対向する箇所で、挿通孔80の空間に露出されている。
図中に示すように、支持部85は、シャーシ95のうち天面101をY軸方向に沿って延びている棒状部分である。また、一部図示されないが支持部85のY軸方向における両端は、底部86と一体化されている。したがって、支持部85は、底部86との接続部の間にわたる橋様の構造となっている。また、別の見方では、支持部85のZ軸方向マイナス側には、X軸方向に結束帯153を挿通するための連通孔が形成されている。
カバー96は、第1口81及び第2口82から外殻筐体98の内部に向けて傾斜して沈む傾斜部88を有する。傾斜部88は、傾斜面がシャーシ95の底面87に当たる箇所で途切れるようになっている。つまり、第1口81及び第2口82は、電気機器100の外面から底面87に向けて傾斜する傾斜部88を介して底面87に接続されている。このように傾斜部88を有することで、挿通孔80に結束帯153を挿通しやすくなる。特に、本実施の形態では、第1口81及び第2口82がいずれも天面101に形成されているため、傾斜部88によってガイドされることで結束帯153がスムーズに挿通される。
なお、傾斜部88は、第1口81側及び第2口82側の少なくとも一方に形成されていればよく、他方は単に直交面で構成される段差形状であってもよい。結束帯153の挿通において、特に導出の際に傾斜部88の効果が大きいため、導入側には傾斜部88が設けられなくてもよい。したがって、上記の場合は、傾斜部88が形成されていない他方から結束帯153を導入し、傾斜部88にガイドされて一方から導出されることで結束帯153の挿通が行われる。
なお、このような傾斜部88を含む挿通孔80の主要部分は、加工容易性の観点から樹脂製の部材であるカバー96に形成されているとよい。一方で、挿通孔80の支持部85は、上記したように金属材料からなる。先に説明したように、電気ケーブル150には、高い曲げ反発力を有するケーブル径が比較的大きいケーブルが含まれる場合がある。結束帯153によって種々の電気ケーブル150とともに結束される支持部85は、結束帯153を介して、この高い曲げ反発力に打ち勝ち、電気ケーブル150を支持する必要性がある。つまり、支持部85の材料として、高靭性と高強度とを併せ持つ金属材料が用いられることが適切である。
以上のように構成された挿通孔80に、結束帯153が挿通され、図4に示すように電気ケーブル150が結束される。電気ケーブル150が高い曲げ反発力を有する種類のケーブルであっても、結束帯153を介して金属製の支持部85に支持されているので、電気ケーブル150は、天面101に沿って支持される。ここで、図中に示すように、支持された電気ケーブル150は、放熱孔91を避けるように延びている。放熱孔91は、放熱フィン92と同様に、放熱に寄与し、電気ケーブル150と近接されないことが好ましい。
そこで、本実施の形態では、電気ケーブル150が放熱孔91を避ける配置となるように工夫がなされている。具体的には、電気ケーブル150とともに結束される支持部85が延びる延長線上に放熱孔が配置されない構成となっている。電気ケーブル150と、支持部85とは、これらに交差する方向から結束帯153によって一体化される。つまり、電気ケーブル150と、支持部85とは、延びる方向が同じ方向になるように束縛される。先に説明したように、支持部85の延びる延長線上には、放熱孔91が配置されておらず、支持部85に近接され、支持部85と同じ方向に延びるように束縛される電気ケーブル150も、同様に、その延長線上に放熱孔91が配置されにくくなる。このようにして、本実施の形態では、電気ケーブル150の劣化、及び、放熱孔91からの放熱効果の低下が抑制される。
また、上記に説明したように、本実施の形態に係る電気機器100では、底面102にも挿通孔80が形成されている。したがって、底面102に形成された挿通孔80にも、上記に説明した天面101に形成された挿通孔80と同様のことがいえる。加えて、電気機器100が複数の挿通孔80を備える場合、各々の挿通孔80に分けて、電気ケーブル150を種別ごとに整理できる。図7は、実施の形態に係る電気機器の挿通孔の使い分けについて説明する図である。図7では、電気機器100を被取付け面108に設置した状態で、X軸方向プラス側から見た図が示されている。
図7に示すように、例えば、天面101に設けられた挿通孔80には、電源線である電気ケーブル151を支持させ、底面102に設けられた挿通孔80には、信号線である電気ケーブル152を支持させる等の使い分けが行われてもよい。つまり、本実施の形態では、底面102も、電気ケーブル150を支持する支持面である。
上記のように、2以上の支持面のそれぞれに分けて、複数の電気ケーブル150のうちの一部ずつをそれぞれの支持面に沿って支持することで、電気ケーブル150を一見して区別しやすくすることができる。また、外部機器である電源装置が電気機器100のZ軸方向プラス側にある場合に、電源装置に電気的に接続される電気ケーブル151が電気機器100のZ軸プラス側の天面101に沿って支持されていれば、距離的に有利である。このとき、さらに、外部機器であるモータが電気機器100のZ軸マイナス側にある場合、モータに電気的に接続される電気ケーブル152が電気機器100のZ軸マイナス側の底面102に沿って支持されていれば、距離的にさらに有利である。このように、外部機器と電気機器100との相対的な配置位置によって、各支持面を使い分けることもできる。
なお、底面102に形成された挿通孔80はなくてもよい。つまり、支持面は1つあればよい。外殻筐体98のいずれかの面に挿通孔80を形成すれば、上記の電気機器100への電気ケーブル150の支持の効果を享受することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る電気機器100の一態様は、電気ケーブル150を介して外部機器と電気的に接続される電気機器100であって、少なくとも一部が電気機器100の外面の一部分を成す金属製のシャーシ95を含む外殻筐体98と、外殻筐体98の内部に収容され、外殻筐体98の外部から電気ケーブル150が電気的に接続される電気回路99と、を備え、シャーシ95は、結束帯153によって電気ケーブル150とともに結束されることで電気ケーブル150を電気機器100の外面に沿って支持する支持部85を有し、外殻筐体98には、電気機器100の外面において、支持部85によって互いに仕切られている第1口81及び第2口82が形成され、第1口81から第2口82へと結束帯153が挿通される。
このような電気機器100では、結束帯153によって、電気ケーブル150を支持部85に結束できる。接続部85は、金属製のシャーシ95の一部分であるため、金属の有する高靭性と高強度とを併せ持つ。したがって曲げ反発力が大きい電気ケーブル150であっても、電気機器100の外面に沿って支持することができる。本実施の形態に係る電気機器100では、このようにして、ケーブル保持具等の新たな部材を用意することなく、煩雑になりがちな電気ケーブル150を整理することができる。また、電気ケーブル150を電気機器100自身に支持させることで、ケーブル保持具等を使用する場合に比べて支持部85よりも外部機器側のケーブル長をより長く維持できる。これにより、例えば、電気ケーブル150を電気的に接続したまま電気機器100の配置変更等の操作を行う場合等に操作自由度を高く維持できる。よって、電気機器100を使用することで、電気ケーブル150を適切に整理することができる。
また、例えば、外殻筐体98は、それぞれが電気機器100の外面の一部分である複数の面からなる多面体形状を有し、第1口81及び第2口82は、複数の面のうちの1つである支持面に形成されていてもよい。
これによれば、同一面に設けられた第1口81及び第2口82に結束帯153を挿通させ、当該面上に沿うように電気ケーブル150を支持することができる。電気ケーブル150の支持が、二面にわたる場合に比べ、電気ケーブル150の支持に用いられる面の数を最少化できる。よって、より適切に電気ケーブル150を整理することができる。
また、例えば、電気機器100は、2以上の支持面を有し、電気回路99には、外殻筐体98の外部から複数の電気ケーブル150が電気的に接続され、複数の電気ケーブル150のうちの一部が2以上の支持面の1つに沿って支持され、複数の電気ケーブル150のうちの他の一部が2以上の支持面の他の1つに沿って支持されてもよい。
これによれば、2以上の支持面それぞれに複数の電気ケーブル150を振り分けて支持させることができる。したがって、ケーブル長の観点及び複数の電気ケーブル150の判別性の観点から、より適切に電気ケーブル150を整理することができる。
また、例えば、支持部85は、支持面に沿って延びる棒状部分であり、シャーシ95は、支持面よりも外殻筐体98の内部側に、支持部85との間に空間を有して平行に延びる底面87を有する底部86を有し、挿通された結束帯153は、支持部85との間の空間内を通ってもよい。
これによれば、結束帯153が挿通される空間を、電気機器100の外面よりも、外殻筐体98の内部側に配置できる。支持部85が外面から突出しなくなることにより、電気機器100の美観が向上される他、外面の平坦性を維持できるため、可搬性及び積載性に優れる電気機器100を実現できる。
また、例えば、第1口81及び第2口82の少なくとも一方は、電気機器100の外面から底面87に向けて傾斜する傾斜部88を介して底面87に接続されていてもよい。
これによれば、結束帯153を挿通させる際に、結束帯153が引っ掛る段差形状を小さくすることができるため、結束帯153の挿通をスムーズに行うことができる。よって、結束帯153の挿通の点での作業性が向上され、より適切に電気ケーブル150を整理することができる。
また、例えば、外殻筐体98は、少なくとも一部が電気機器100の外面の他の一部分を成す樹脂製のカバー96を含み、カバー96は、支持部85と一体的に第1口81を形成する第1部分開口83と、支持部85と一体的に第2口82を形成する第2部分開口84と、を有してもよい。
これによれば、樹脂製のカバー96によってシャーシ95とともに外殻筐体98を構成できる。樹脂製のカバー96は、加工性に優れるため、外殻筐体98に様々な構造上の機能を付与できる。また、シャーシ95との連結において、樹脂材料の可撓性を利用した変形嵌め込み等を採用できる。
また、例えば、外殻筐体98には、電気回路99からの熱を放熱させる放熱孔91が形成され、支持部85が延びる延長線上には、放熱孔91が配置されなくてもよい。
これによれば、結束帯153によって支持部85とともに結束された電気ケーブル150が、支持部85と平行して延びる箇所に放熱孔91が配置されない構成を実現できる。つまり、放熱孔91から放熱される熱による電気ケーブル150への影響を抑制できる。また、電気ケーブル150によって放熱孔91が閉塞されにくくなるため、放熱孔91からの放熱性の低下も抑制できる。このように、電気機器100では、放熱孔91での放熱を考慮して、電気ケーブル150を適切に整理できる。
また、例えば、シャーシ95の一部には電気回路99からの熱を放熱させる放熱フィン92が形成され、支持部85は、放熱フィン92と離間して配置されてもよい。
これによれば、結束帯153によって支持部85とともに結束されることで、支持部85に近接される電気ケーブル150が、放熱フィン92にも近接される構成を回避できる。つまり、放熱フィン92から放熱される熱による電気ケーブル150への影響を抑制できる。また、放熱フィン92から放熱された熱が電気ケーブル150によって保熱されにくくなるため、放熱フィン92からの放熱性の低下も抑制できる。このように、電気機器100では、放熱フィン92での放熱を考慮して、電気ケーブル150を適切に整理できる。
また、例えば、外部機器は、モータであり、電気機器100は、サーボアンプであってもよい。
これによれば、電気機器100として、上記の効果を奏するサーボアンプを実現することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
上記の実施の形態においては、放熱孔が天面に配置される構成、つまり、電気ケーブル150が支持される支持面上に配置される構成について説明したが、例えば、放熱孔が第1側面及び第2側面等に配置される場合には、支持部による放熱孔を避けた電気ケーブルの支持が不要になる。したがって、この場合には、支持部の延びる方向に特に限定はない。
また、上記の実施の形態では、カバーの材料として樹脂材料を挙げたが、カバーは金属材料で形成されてもよい。
また、上記の実施の形態では、天面よりも外殻筐体の内部側に設けられた挿通孔に結束帯を挿通させる構成を説明したが、挿通孔は、天面よりも外殻筐体の外部に突出して形成されてもよい。つまり、支持部は、天面から突出するアーチ状の部分であってもよい。
また、例えば、第1口及び第2口は、外殻筐体の稜線を介して接続される2面のそれぞれに形成されてもよい。例えば、稜線部分に支持部が設けられ、当該支持部によって仕切られた稜線に接続される一方の面に形成された第1口及び他方の面に形成された第2口によって挿通孔が形成されてもよい。
また、上記に説明した電気ケーブルは、送電又は通信のための電力の送受を行うケーブルであるが、広義の電気ケーブルとして、通信のための光の送受を行う光ケーブルが含まれてもよい。
本開示における電気機器は、外面に沿って支持されることで整理された電気ケーブルを介して外部機器に接続されて使用される電気機器として広く使用される。
80 挿通孔
81 第1口
82 第2口
83 第1部分開口
84 第1部分開口
85 支持部
86 底部
87 底面
88 傾斜部
91 放熱孔
92 放熱フィン
95 シャーシ
96 カバー
96a 第1カバー
96b 第2カバー
97 前面パネル
98 外殻筐体
99 電気回路
100、100a 電気機器
101 天面
102 底面
103 前面
104 背面
105 第1側面
106 第2側面
108 被取付け面
150、151、152 電気ケーブル
151 電気ケーブル
151a、152a 端子
151b、152b ソケット
153 結束帯

Claims (9)

  1. 電気ケーブルを介して外部機器と電気的に接続される電気機器であって、
    少なくとも一部が前記電気機器の外面の一部分を成す金属製のシャーシを含む外殻筐体と、
    前記外殻筐体の内部に収容され、前記外殻筐体の外部から前記電気ケーブルが電気的に接続される電気回路と、を備え、
    前記シャーシは、結束帯によって前記電気ケーブルとともに結束されることで前記電気ケーブルを前記電気機器の外面に沿って支持する支持部を有し、
    前記外殻筐体には、前記電気機器の外面において、前記支持部によって互いに仕切られている第1口及び第2口が形成され、前記第1口から前記第2口へと前記結束帯が挿通される
    電気機器。
  2. 前記外殻筐体は、それぞれが前記電気機器の外面の一部分である複数の面からなる多面体形状を有し、
    前記第1口及び前記第2口は、前記複数の面のうちの1つである支持面に形成されている
    請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記電気機器は、2以上の前記支持面を有し、
    前記電気回路には、前記外殻筐体の外部から複数の前記電気ケーブルが電気的に接続され、
    複数の前記電気ケーブルのうちの一部が2以上の前記支持面の1つに沿って支持され、
    複数の前記電気ケーブルのうちの他の一部が2以上の前記支持面の他の1つに沿って支持される
    請求項2に記載の電気機器。
  4. 前記支持部は、前記支持面に沿って延びる棒状部分であり、
    前記シャーシは、前記支持面よりも前記外殻筐体の内部側に、前記支持部との間に空間を有して平行に延びる底面を有する底部を有し、
    挿通された前記結束帯は、前記空間内を通る
    請求項2又は3に記載の電気機器。
  5. 前記第1口及び前記第2口の少なくとも一方は、前記電気機器の外面から前記底面に向けて傾斜する傾斜部を介して前記底面に接続されている
    請求項4に記載の電気機器。
  6. 前記外殻筐体は、少なくとも一部が前記電気機器の外面の他の一部分を成す樹脂製のカバーを含み、
    前記カバーは、
    前記支持部と一体的に前記第1口を形成する第1部分開口と、
    前記支持部と一体的に前記第2口を形成する第2部分開口と、を有する
    請求項1~5のいずれか一項に記載の電気機器。
  7. 前記外殻筐体には、前記電気回路からの熱を放熱させる放熱孔が形成され、
    前記支持部が延びる延長線上には、前記放熱孔が配置されない
    請求項1~6のいずれか一項に記載の電気機器。
  8. 前記シャーシの一部には前記電気回路からの熱を放熱させる放熱フィンが形成され、
    前記支持部は、前記放熱フィンと離間して配置される
    請求項1~7のいずれか一項に記載の電気機器。
  9. 前記外部機器は、モータであり、
    前記電気機器は、サーボアンプである
    請求項1~8のいずれか一項に記載の電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022050707A (ja) * 2018-03-20 2022-03-30 株式会社三洋物産 遊技機

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