JP2022001025A - 自脱型コンバイン - Google Patents

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Katsuhide Kato
茂幸 林
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哲治 永田
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文雄 古野
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【課題】株元搬送装置に詰まった刈取穀稈を容易に取り除くことが可能な自脱型コンバインが要望されている。【解決手段】自脱型コンバインは、植立穀稈を刈り取って刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する刈取部4を備えている。刈取部4は、刈取穀稈の株元を挟持搬送する株元搬送装置を備えている。自脱型コンバインは、株元搬送装置の搬送方向を逆転可能な逆転機構31を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、自脱型コンバインに関する。
従来、自脱型コンバインとして、例えば、特許文献1に記載の自脱型コンバインが知られている。特許文献1に記載の自脱型コンバインには、植立穀稈を刈り取って刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する刈取部(文献では「刈取部〔2〕」)が備えられている。刈取部には、刈取穀稈の株元を挟持搬送する株元搬送装置(文献では「左株元搬送装置〔21〕等」)が備えられている。
特開2014−97036号公報
特許文献1に記載の自脱型コンバインでは、株元搬送装置に刈取穀稈が詰まると、詰まった刈取穀稈を取り除くことが困難である。
上記状況に鑑み、株元搬送装置に詰まった刈取穀稈を容易に取り除くことが可能な自脱型コンバインが要望されている。
本発明の特徴は、植立穀稈を刈り取って刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する刈取部を備え、前記刈取部は、刈取穀稈の株元を挟持搬送する株元搬送装置を有している自脱型コンバインであって、前記株元搬送装置の搬送方向を逆転可能な逆転機構を備えていることにある。
本特徴構成によれば、株元搬送装置の搬送方向が逆転機構によって逆転されることにより、株元搬送装置が通常の搬送方向とは逆方向に搬送駆動されることになる。これにより、株元搬送装置に詰まった刈取穀稈が株元搬送装置の搬送始端部に向けて搬送されることになる。したがって、株元搬送装置に詰まった刈取穀稈を容易に取り除くことができる。
さらに、本発明において、前記刈取部は、前記株元搬送装置の上方に配置され、刈取穀稈の穂先を係止搬送する穂先搬送装置を有し、前記穂先搬送装置は、無端回動体と、前記無端回動体に取り付けられ、刈取穀稈の穂先に係止作用する複数の爪と、を有し、前記穂先搬送装置は、前記無端回動体のうち刈取穀稈を搬送する搬送経路側の部分において、前記爪が前記無端回動体に対して起立する起立姿勢となり、前記無端回動体のうち刈取穀稈を搬送しない戻り経路側の部分において、前記爪が前記無端回動体に対して倒伏する倒伏姿勢となるように構成され、前記株元搬送装置の動力が前記穂先搬送装置に伝達されるように構成され、前記株元搬送装置から前記穂先搬送装置への動力伝達を入り切りするクラッチ機構を備え、前記クラッチ機構が切り状態において、前記逆転機構によって前記株元搬送装置が前記穂先搬送装置とは独立して逆方向に搬送駆動可能に構成されていると好適である。
ここで、仮に、穂先搬送装置が株元搬送装置に連動して逆方向に搬送駆動されると、爪に無理な負荷がかかることが懸念される。本特徴構成によれば、クラッチ機構が切り状態に切り替えられることにより、株元搬送装置が逆方向に搬送駆動されても、穂先搬送装置が逆方向に搬送駆動されることがない。これにより、爪に無理な負荷がかからずに、株元搬送装置を逆方向に搬送駆動させることができる。
さらに、本発明において、前記株元搬送装置と、前記穂先搬送装置と、前記クラッチ機構と、を有する搬送ユニットを複数備え、複数の前記クラッチ機構は、全て一緒に入り状態と切り状態とに切り替え操作可能に構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、一度の切り替え操作によって、複数のクラッチ機構が全て一緒に切り替えられることになる。これにより、複数のクラッチ機構を別々に切り替え操作する手間がかからず、クラッチ機構の切り替えを容易に行うことができる。
さらに、本発明において、前記複数のクラッチ機構毎に夫々設けられ、前記クラッチ機構を入り状態と切り状態とに切り替えるアクチュエータを備えていると好適である。
本特徴構成によれば、クラッチ機構の切り替えに係る構成を簡素に構成することができる。
さらに、本発明において、前記株元搬送装置の搬送方向を正方向又は逆方向に切り替える操作を行うための操作具と、前記操作具によって前記株元搬送装置の搬送方向を切り替える操作が行われたことを検知するセンサと、を備え、前記センサが前記株元搬送装置の搬送方向を正方向に切り替える操作が行われたことを検知すると、前記アクチュエータが前記クラッチ機構を入り状態に切り替え、前記センサが前記株元搬送装置の搬送方向を逆方向に切り替える操作が行われたことを検知すると、前記アクチュエータが前記クラッチ機構を切り状態に切り替えるように構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、株元搬送装置の搬送方向を切り替える操作が行われると、これに応じてクラッチ機構が切り替えられることになる。これにより、株元搬送装置の搬送方向を切り替える操作とは別に、クラッチ機構を切り替える操作を行う必要がなく、クラッチ機構の切り替えを容易に行うことができる。
コンバインを示す左側面図である。 刈取部を示す平面図である。 刈取部への動力伝達構成を示す図である。 第一回転軸、第二回転軸及び継手部材を示す分解斜視図である。 入り状態のクラッチ機構を示す側面断面図である。 クラッチ機構を示す平面断面図である。 入り状態のクラッチ機構を示す側面図である。 切り状態のクラッチ機構を示す側面断面図である。 入り状態のクラッチ機構において、第一回転軸、第二回転軸及び継手部材を示す図である。 切り状態のクラッチ機構において、第一回転軸、第二回転軸及び継手部材を示す図である。 別実施形態として、引き起こし装置の開閉構造の第一例を示す左側面図である。 別実施形態として、引き起こし装置の開閉構造の第二例を示す左側面図である。 別実施形態として、制御構成を示す図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、矢印F(図1及び図2参照)の方向を「機体の前方」、矢印B(図1及び図2参照)の方向を「機体の後方」、矢印L(図2参照)の方向を「機体の左方」、矢印R(図2参照)の方向を「機体の右方」とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1には、自脱型コンバインを示している。本コンバインには、走行機体1が備えられている。走行機体1には、クローラ式の走行装置2と、走行装置2に支持される機体フレーム3と、が備えられている。走行機体1の前方には、植立穀稈を刈り取って刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する刈取部4が設けられている。走行機体1の前部における右側部分には、運転部5が設けられている。運転部5の下方には、エンジンEが設けられている。
刈取部4の後方には、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置6が設けられている。すなわち、刈取部4は、脱穀装置6の前方に設けられている。脱穀装置6の左側部には、刈取穀稈の株元を挟持搬送するフィードチェーン7が設けられている。脱穀装置6の右隣には、脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留タンク8が設けられている。穀粒貯留タンク8には、穀粒貯留タンク8内の穀粒を排出する穀粒排出装置9が接続されている。
〔刈取部〕
図1及び図2に示すように、刈取部4は、複数条(本実施形態では、六条)の植立穀稈を刈り取って刈取穀稈を合流させて脱穀装置6に向けて搬送するように構成されている。刈取部4は、機体左右方向に沿って延びる揺動軸心X1周りにおいて、植立穀稈の刈取作業を行う刈取作業位置(下降位置)と、植立穀稈の刈取作業を行わない非刈取作業位置(上昇位置)とに亘って揺動可能に構成されている。刈取部4には、植立穀稈を分草する複数(本実施形態では、七つ)の分草具10と、植立穀稈を引き起こす複数(本実施形態では、六つ)の引き起こし装置11と、植立穀稈の株元を掻き込む複数(本実施形態では、六つ)の掻き込みベルト12と、植立穀稈を切断する刈刃装置13と、刈取穀稈の株元を掻き込む複数(本実施形態では、六つ)の掻き込みパッカ14と、刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する搬送装置15と、これらを支持する刈取フレーム16と、が備えられている。
分草具10は、引き起こし装置11の下端部に支持されている。引き起こし装置11は、機体左右方向に沿って延びる揺動軸心X2周りで揺動開閉可能に構成されている。
このような構成によれば、圃場の植立穀稈が分草具10によって分草され、分草具10によって分草された植立穀稈が引き起こし装置11によって引き起こされることになる。そして、引き起こし装置11によって引き起こされた植立穀稈が掻き込みベルト12によって掻き込まれ、掻き込みベルト12によって掻き込まれた植立穀稈が刈刃装置13によって切断されることになる。そして、刈刃装置13によって切断された刈取穀稈が掻き込みパッカ14によって掻き込まれ、掻き込みパッカ14によって掻き込まれた刈取穀稈が搬送装置15によって機体後方に向けて搬送されることになる。
〔搬送装置〕
図2に示すように、搬送装置15には、左搬送装置17と、中搬送装置18と、右搬送装置19と、扱深さ搬送装置20(本発明に係る「株元搬送装置」に相当)と、供給搬送装置21(本発明に係る「株元搬送装置」に相当)と、が備えられている。
左搬送装置17は、左側二条の刈取穀稈を搬送するように構成されている。左搬送装置17には、左株元搬送装置22(本発明に係る「株元搬送装置」に相当)と、左穂先搬送装置23(本発明に係る「穂先搬送装置」に相当)と、が備えられている。
左株元搬送装置22は、左側二条の刈取穀稈の株元を挟持搬送するように構成されている。左株元搬送装置22には、突起付きの左株元チェーン22Aと、左株元チェーン22Aに対向して設けられ、刈取穀稈の株元を案内する左株元ガイド22Bと、左株元チェーン22Aが巻き付けられる駆動スプロケット22C等と、が備えられている。左株元チェーン22A及び左株元ガイド22Bによって刈取穀稈の株元が挟持搬送されることになる。
左穂先搬送装置23は、左側二条の刈取穀稈の穂先を係止搬送するように構成されている。左穂先搬送装置23は、左株元搬送装置22の上方に配置されている。左穂先搬送装置23には、左穂先チェーン23A(本発明に係る「無端回動体」に相当)と、左穂先チェーン23Aに取り付けられ、刈取穀稈の穂先に係止作用する複数の爪23Bと、左穂先チェーン23Aが巻き付けられる駆動スプロケット23C等と、が備えられている。
左穂先搬送装置23は、左穂先チェーン23Aのうち刈取穀稈を搬送する搬送経路R1側の部分において、爪23Bが左穂先チェーン23Aに対して起立する起立姿勢となり、左穂先チェーン23Aのうち刈取穀稈を搬送しない戻り経路R2側の部分において、爪23Bが左穂先チェーン23Aに対して倒伏する倒伏姿勢となるように構成されている。
ここで、左株元搬送装置22の動力が左穂先搬送装置23に伝達されるように、駆動スプロケット22Cの回転軸と駆動スプロケット23Cの回転軸とが動力伝達可能に連結されている。駆動スプロケット22Cの回転軸と駆動スプロケット23Cの回転軸との間には、左株元搬送装置22から左穂先搬送装置23への動力伝達(駆動スプロケット22Cの回転軸から駆動スプロケット23Cの回転軸への動力伝達)を入り切りするクラッチ機構C(図5から図8参照)が設けられている。左株元搬送装置22と、左穂先搬送装置23と、クラッチ機構Cと、を有する搬送ユニットU1が構成されている。
中搬送装置18は、中央側二条の刈取穀稈を搬送するように構成されている。中搬送装置18には、中株元搬送装置24(本発明に係る「株元搬送装置」に相当)と、中穂先搬送装置25(本発明に係る「穂先搬送装置」に相当)と、が備えられている。
中株元搬送装置24は、中央側二条の刈取穀稈の株元を挟持搬送するように構成されている。中株元搬送装置24には、突起付きの中株元チェーン24Aと、中株元チェーン24Aに対向して設けられ、刈取穀稈の株元を案内する中株元ガイド24Bと、中株元チェーン24Aが巻き付けられる駆動スプロケット24C等と、が備えられている。中株元チェーン24A及び中株元ガイド24Bによって刈取穀稈の株元が挟持搬送されることになる。
中穂先搬送装置25は、中央側二条の刈取穀稈の穂先を係止搬送するように構成されている。中穂先搬送装置25は、中株元搬送装置24の上方に配置されている。中穂先搬送装置25には、中穂先チェーン25A(本発明に係る「無端回動体」に相当)と、中穂先チェーン25Aに取り付けられ、刈取穀稈の穂先に係止作用する複数の爪25Bと、中穂先チェーン25Aが巻き付けられる駆動スプロケット25C等と、が備えられている。
中穂先搬送装置25は、中穂先チェーン25Aのうち刈取穀稈を搬送する搬送経路R1側の部分において、爪25Bが中穂先チェーン25Aに対して起立する起立姿勢となり、中穂先チェーン25Aのうち刈取穀稈を搬送しない戻り経路R2側の部分において、爪25Bが中穂先チェーン25Aに対して倒伏する倒伏姿勢となるように構成されている。
ここで、中株元搬送装置24の動力が中穂先搬送装置25に伝達されるように、駆動スプロケット24Cの回転軸と駆動スプロケット25Cの回転軸とが動力伝達可能に連結されている。駆動スプロケット24Cの回転軸と駆動スプロケット25Cの回転軸との間には、中株元搬送装置24から中穂先搬送装置25への動力伝達(駆動スプロケット24Cの回転軸から駆動スプロケット25Cの回転軸への動力伝達)を入り切りするクラッチ機構C(図5から図8参照)が設けられている。中株元搬送装置24と、中穂先搬送装置25と、クラッチ機構Cと、を有する搬送ユニットU2が構成されている。
右搬送装置19は、右側二条の刈取穀稈を搬送するように構成されている。右搬送装置19には、右株元搬送装置26(本発明に係る「株元搬送装置」に相当)と、右穂先搬送装置27(本発明に係る「穂先搬送装置」に相当)と、が備えられている。
右株元搬送装置26は、右側二条の刈取穀稈の株元を挟持搬送するように構成されている。右株元搬送装置26には、突起付きの右株元チェーン26Aと、右株元チェーン26Aに対向して設けられ、刈取穀稈の株元を案内する右株元ガイド26Bと、が備えられている。右株元チェーン26A及び右株元ガイド26Bによって刈取穀稈の株元が挟持搬送されることになる。
右穂先搬送装置27は、右側二条の刈取穀稈の穂先を係止搬送するように構成されている。右穂先搬送装置27は、右株元搬送装置26の上方に配置されている。右穂先搬送装置27には、右穂先チェーン27A(本発明に係る「無端回動体」に相当)と、右穂先チェーン27Aに取り付けられ、刈取穀稈の穂先に係止作用する複数の爪27Bと、右穂先チェーン27Aが巻き付けられる駆動スプロケット27C等と、が備えられている。
右穂先搬送装置27は、右穂先チェーン27Aのうち刈取穀稈を搬送する搬送経路R1側の部分において、爪27Bが右穂先チェーン27Aに対して起立する起立姿勢となり、右穂先チェーン27Aのうち刈取穀稈を搬送しない戻り経路R2側の部分において、爪27Bが右穂先チェーン27Aに対して倒伏する倒伏姿勢となるように構成されている。
扱深さ搬送装置20は、左株元搬送装置22、中株元搬送装置24及び右株元搬送装置26から刈取穀稈の株元を受け継いで挟持搬送するように構成されている。扱深さ搬送装置20は、前支点で上下揺動可能に構成されている。扱深さ搬送装置20が前支点で上下揺動することにより、扱深さが調節されることになる。
扱深さ搬送装置20には、突起付きの扱深さチェーン20Aと、扱深さチェーン20Aに対向して設けられ、刈取穀稈の株元を案内する扱深さガイド20Bと、が備えられている。扱深さチェーン20A及び扱深さガイド20Bによって刈取穀稈の株元が挟持搬送されることになる。
供給搬送装置21は、扱深さ搬送装置20から刈取穀稈の株元を受け継いで挟持搬送するように構成されている。供給搬送装置21は、フィードチェーン7に対して搬送方向上流側に配置されている。供給搬送装置21は、右穂先搬送装置27の後部の下方に配置されている。すなわち、右穂先搬送装置27は、供給搬送装置21の上方に配置されている。
供給搬送装置21には、突起付きの供給チェーン21Aと、供給チェーン21Aに対向して設けられ、刈取穀稈の株元を案内する供給ガイド21Bと、供給チェーン21Aが巻き付けられる駆動スプロケット21C等と、が備えられている。供給チェーン21A及び供給ガイド21Bによって刈取穀稈の株元が挟持搬送されることになる。
ここで、供給搬送装置21の動力が右穂先搬送装置27に伝達されるように、駆動スプロケット21Cの回転軸と駆動スプロケット27Cの回転軸とが動力伝達可能に連結されている。駆動スプロケット21Cの回転軸と駆動スプロケット27Cの回転軸との間には、供給搬送装置21から右穂先搬送装置27への動力伝達(駆動スプロケット21Cの回転軸から駆動スプロケット27Cの回転軸への動力伝達)を入り切りするクラッチ機構C(図5から図8参照)が設けられている。供給搬送装置21と、右穂先搬送装置27と、クラッチ機構Cと、を有する搬送ユニットU3が構成されている。
このような構成によれば、左穂先搬送装置23によって係止搬送された左側二条の刈取穀稈の穂先、中穂先搬送装置25によって係止搬送された中央側二条の刈取穀稈の穂先、及び右穂先搬送装置27によって係止搬送された右側二条の刈取穀稈の穂先が合流し、当該合流した刈取穀稈の穂先(六条の刈取穀稈の穂先)が右穂先搬送装置27によって係止搬送されて脱穀装置6の扱室(図示省略)に供給されることになる。
また、左株元搬送装置22によって挟持搬送された左側二条の刈取穀稈の株元、中株元搬送装置24によって挟持搬送された中央側二条の刈取穀稈の株元、及び右株元搬送装置26によって挟持搬送された右側二条の刈取穀稈の株元が合流し、当該合流した刈取穀稈の株元(六条の刈取穀稈の株元)が扱深さ搬送装置20及び供給搬送装置21によって挟持搬送され、最終的には、供給搬送装置21によってフィードチェーン7に供給されることになる。
〔刈取部への動力伝達構成〕
図3には、刈取部4への動力伝達構成を示している。エンジンEの出力軸Eaとカウンタ軸28とに亘って、エンジンEの出力軸Eaの動力をカウンタ軸28に伝達するベルト伝動機構29が設けられている。カウンタ軸28は、脱穀装置6の前下方に機体左右方向に沿って延びる状態で設けられている。
刈取部4には、刈取入力軸30が機体左右方向に沿って延びる状態で設けられている。刈取入力軸30には、カウンタ軸28の動力が伝達されるように構成されている。カウンタ軸28から刈取入力軸30への動力伝達経路には、静油圧式の無段変速装置(以下「刈取HST」という。)31(本発明に係る「逆転機構」に相当)が設けられている。刈取HST31は、入力軸31aに入力された動力を無段階で変速し、かつ、出力軸31bの回転方向を正転方向又は逆転方向に切り替え可能に構成されている。
カウンタ軸28と刈取HST31の入力軸31aとに亘って、カウンタ軸28の動力が刈取HST31の入力軸31aに伝達されるように、ギヤ伝動機構32及びベルト伝動機構33が設けられている。刈取HST31の出力軸31bと刈取入力軸30とに亘って、刈取HST31の出力軸31bの動力を刈取入力軸30に伝達するベルト伝動機構34が設けられている。
このような構成によれば、刈取HST31の出力軸31bの回転方向が正転方向に切り替えられた状態で、刈取HST31の出力軸31bの動力がベルト伝動機構34によって刈取入力軸30に伝達されると、刈取入力軸30が正転方向に回転することになる。そして、刈取入力軸30が正転方向に回転すると、搬送装置15が刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する搬送方向(通常の搬送方向)に搬送駆動されることになる。
これに対して、刈取HST31の出力軸31bの回転方向が逆転方向に切り替えられた状態で、刈取HST31の出力軸31bの動力がベルト伝動機構34によって刈取入力軸30に伝達されると、刈取入力軸30が逆転方向に回転することになる。そして、刈取入力軸30が逆転方向に回転すると、搬送装置15が通常の搬送方向とは逆方向(以下単に「逆方向」という。)に搬送駆動されることになる。
詳述すると、刈取入力軸30が逆転方向に回転すると、扱深さ搬送装置20、供給搬送装置21、左株元搬送装置22、中株元搬送装置24及び右株元搬送装置26が逆方向に搬送駆動されることになる。その際、クラッチ機構Cが切り状態に切り替えられることにより、扱深さ搬送装置20、供給搬送装置21、左株元搬送装置22、中株元搬送装置24及び右株元搬送装置26が逆方向に搬送駆動されても、左穂先搬送装置23、中穂先搬送装置25及び右穂先搬送装置27が逆方向に搬送駆動されることがない。すなわち、刈取HST31は、扱深さ搬送装置20、供給搬送装置21、左株元搬送装置22、中株元搬送装置24及び右株元搬送装置26の搬送方向を逆転可能に構成されている。
〔回転軸部材〕
図4から図10では、駆動スプロケット21Cの回転軸、駆動スプロケット22C及び駆動スプロケット24Cの回転軸を、第一回転軸S1で示し、駆動スプロケット23Cの回転軸、駆動スプロケット25Cの回転軸及び駆動スプロケット27Cの回転軸を、第二回転軸S2で示している。第一回転軸S1及び第二回転軸S2は、同一の回転軸心A1周りで回転可能に構成されている。第一回転軸S1及び第二回転軸S2によって、回転軸部材Sが構成されている。
なお、以下の説明では、回転軸心A1方向において、第二回転軸S2側の方向を「上方」、第一回転軸S1側の方向を「下方」とし、必要に応じてこれらの方向を用いて説明する。
図4に示すように、第二回転軸S2は、回転軸心A1方向視で円形の一部が切り欠かれた形状の断面形状を有する部材によって構成されている。具体的には、第二回転軸S2の断面形状は、略小判形状に形成されている。
第一回転軸S1のうち第二回転軸S2に連続する部分(連続部)S1aは、回転軸心A1方向視で円形の一部が切り欠かれた形状の断面形状を有する部分によって構成されている。具体的には、連続部S1aの断面形状は、略小判形状に形成されている。
ここで、略小判形状とは、図4に示すように、回転軸心A1方向視において、円形のうち互いに対向する部分が略平行となるように直線状に切り欠かれた形状を意味している。第二回転軸S2の断面形状及び連続部S1aの断面形状は、同一の略小判形状に形成されている。
連続部S1aには、連続部S1aのうち第二回転軸S2側の端面から第二回転軸S2側に向かって突出する軸部S1bが設けられている。第二回転軸S2には、軸部S1bが差し込まれる差し込み孔S2aが形成されている。軸部S1bが差し込み孔S2aに差し込まれることにより、第一回転軸S1と第二回転軸S2とが相対回転可能に連結されることになる。
〔クラッチ機構〕
図5から図8に示すように、クラッチ機構Cには、継手部材35と、操作部材36と、スプリング37と、ケース部材38と、が備えられている。
継手部材35は、回転軸心A1方向にスライド可能な状態で回転軸部材Sの外周に設けられている。継手部材35には、連続部S1a及び第二回転軸S2が挿通される挿通孔35aが形成されている。挿通孔35aは、連続部S1a及び第二回転軸S2が嵌合するように、連続部S1a及び第二回転軸S2の断面形状と同一の略小判形状に形成されている。
操作部材36は、継手部材35を回転軸心A1方向にスライド操作可能に構成されている。操作部材36には、支持板39と、レバー40と、が備えられている。支持板39は、回転軸心A1方向にスライド可能な状態で回転軸部材Sの外周に設けられている。支持板39には、継手部材35が載置支持される支持部39aと、レバー40が取り付けられる一対の取り付け部39bと、が備えられている。
レバー40は、一対の取り付け部39bにボルト固定されている。支持板39が回転軸心A1方向にスライドするように、レバー40が人為操作されてもよいし、あるいは、レバー40がアクチュエータによって操作されてもよい。
スプリング37は、継手部材35を回転軸心A1方向で第一回転軸S1側にスライドするように付勢している。スプリング37は、第二回転軸S2の外周に設けられている。スプリング37のうち継手部材35側の端部は、ワッシャ41に受け止め支持されている。ワッシャ41は、回転軸心A1方向にスライド可能な状態で回転軸部材Sの外周に設けられている。スプリング37のうち継手部材35とは反対側の端部は、ケース部材38の上部(上側の蓋43)に受け止め支持されている。
ケース部材38には、上側及び下側の夫々に向かって開口する略筒状の本体部42と、本体部42の上側開口を覆う上側の蓋43と、本体部42の下側開口を覆う下側の蓋43と、操作部材36が取り付けられる取り付け部44と、が備えられている。
本体部42の内部には、継手部材35、スプリング37及び支持部39aが設けられている。取り付け部39bは、支持部39aから本体部42の外部まで延び出ている。本体部42のうち取り付け部39bが位置する側の両側壁には、夫々、取り付け部39bが通過する溝42aが形成されている。溝42aは、支持板39が回転軸心A1方向にスライドするのを阻害しないように、回転軸心A1方向に長く形成されている。
取り付け部44は、本体部42の外周部に片持ち支持されている。クラッチ機構Cが切り状態において(図8参照)、レバー40を取り付け部44にボルト45によって固定することができる。
上側の蓋43を第二回転軸S2が上下方向に貫通している。上側の蓋43は、スプリング37のうち継手部材35とは反対側の端部を上方から受け止め支持している。下側の蓋43を第一回転軸S1が上下方向に貫通している。下側の蓋43は、第一回転軸S1を下方から受け止め支持している。
このような構成によれば、図5及び図9に示すように、継手部材35が連続部S1a及び第二回転軸S2の両方に外嵌する状態では、第一回転軸S1と第二回転軸S2とが継手部材35を介して一体回転可能な状態となる。すなわち、クラッチ機構Cは、入り状態となる。クラッチ機構Cが入り状態において、第一回転軸S1が回転すると、第一回転軸S1の動力が継手部材35を介して第二回転軸S2に伝達されることになる。
そして、図8及び図10に示すように、継手部材35が操作部材36によって回転軸心A1方向で第二回転軸S2側にスライド操作されることにより、継手部材35が連続部S1a及び第二回転軸S2のうち第二回転軸S2のみに外嵌する状態となる。この状態では、第一回転軸S1が第二回転軸S2に対して相対回転可能な状態となる。すなわち、クラッチ機構Cは、切り状態となる。クラッチ機構Cが切り状態において、第一回転軸S1が回転しても、第一回転軸S1の動力が第二回転軸S2に伝達されることはない。
ここで、搬送ユニットU1では、クラッチ機構Cが切り状態において、刈取HST31の動力が刈取入力軸30に伝達されて刈取入力軸30が逆転方向に回転すると、左株元搬送装置22が左穂先搬送装置23とは独立して逆方向に搬送駆動されることになる。すなわち、クラッチ機構Cが切り状態において、刈取HST31によって左株元搬送装置22が左穂先搬送装置23とは独立して逆方向に搬送駆動可能に構成されている。
また、搬送ユニットU2では、クラッチ機構Cが切り状態において、刈取HST31の動力が刈取入力軸30に伝達されて刈取入力軸30が逆転方向に回転すると、中株元搬送装置24が中穂先搬送装置25とは独立して逆方向に搬送駆動されることになる。すなわち、クラッチ機構Cが切り状態において、刈取HST31によって中株元搬送装置24が中穂先搬送装置25とは独立して逆方向に搬送駆動可能に構成されている。
また、搬送ユニットU3では、クラッチ機構Cが切り状態において、刈取HST31の動力が刈取入力軸30に伝達されて刈取入力軸30が逆転方向に回転すると、供給搬送装置21が右穂先搬送装置27とは独立して逆方向に搬送駆動されることになる。すなわち、クラッチ機構Cが切り状態において、刈取HST31によって供給搬送装置21が右穂先搬送装置27とは独立して逆方向に搬送駆動可能に構成されている。
〔別実施形態〕
(1)図11には、引き起こし装置11の開閉構造の第一例を示している。図11に示すように、引き起こし装置11を閉じ状態に位置固定するロック状態と引き起こし装置11の位置固定を解除するロック解除状態とに切り替え可能なロック機構46が設けられている。ロック機構46には、ピン48と、ピン48に引っ掛け可能な左右のフック47と、が備えられている。ピン48は、刈取フレーム16の前端部から左右両側の夫々に向かって突出している。左右のフック47は、機体左右方向に沿って延びる揺動軸心X3周りで一体的に揺動可能なように、分草具10に支持されている。左右のフック47のうち何れか一方のフック47には、左右のフック47を揺動操作するためのハンドル49が設けられている。
このような構成によれば、引き起こし装置11を閉じた後、ハンドル49によって左右のフック47を揺動操作して、左右のフック47をピン48に引っ掛けると(図11において、実線で描かれたフック47を参照)、ロック機構46がロック状態となる。こうして、引き起こし装置11がロック機構46によって閉じ状態に位置固定されることになる。
そして、ハンドル49によって左右のフック47を揺動操作して、ピン48に対する左右のフック47の引っ掛けを解除すると(図11において、二点鎖線で描かれたフック47を参照)、ロック機構46がロック解除状態となる。こうして、ロック機構46による引き起こし装置11の位置固定が解除されることになる。これにより、引き起こし装置11を開くことができる。
(2)図12には、引き起こし装置11の開閉構造の第二例を示している。図12に示すように、分草具10は、刈取フレーム16にボルト50によって固定されている。ボルト50の頭部には、ボルト50を締緩操作するためのハンドル51が連結されている。ハンドル51は、ボルト50から横外側に向かって延び出る使用状態とボルト50から上側に向かって延び出る収納状態(図12に示すハンドル51の状態)とに切り替え可能に構成されている。
このような構成によれば、引き起こし装置11を閉じた後、ハンドル51によってボルト50を締めると、分草具10が刈取フレーム16にボルト50によって固定されることになる。すなわち、引き起こし装置11がボルト50によって閉じ状態に位置固定されることになる。そして、ハンドル51によってボルト50を緩めると、ボルト50による分草具10の固定が解除されることになる。すなわち、ボルト50による引き起こし装置11の位置固定が解除されることになる。これにより、引き起こし装置11を開くことができる。
(3)上記実施形態において、搬送ユニットU1のクラッチ機構C、搬送ユニットU2のクラッチ機構C及び搬送ユニットU3のクラッチ機構Cは、全て一緒に入り状態と切り状態とに切り替え操作可能に構成されていてもよい。
この場合において、図13に示すように、搬送ユニットU1のクラッチ機構C、搬送ユニットU2のクラッチ機構C及び搬送ユニットU3のクラッチ機構C毎に、クラッチ機構Cを入り状態と切り状態とに切り替えるアクチュエータ52が夫々設けられていてもよい。アクチュエータ52は、例えば、電動モータによって構成されていてもよい。
図13では、本コンバインに、刈取HST31の出力軸31bの回転方向を正転方向又は逆転方向に切り替える操作を行うための操作具53と、操作具53によって刈取HST31の出力軸31bの回転方向を切り替える操作が行われたことを検知するセンサ54と、制御装置55と、が備えられている。操作具53は、扱深さ搬送装置20、供給搬送装置21、左株元搬送装置22、中株元搬送装置24及び右株元搬送装置26の搬送方向を正方向(上記実施形態における通常の搬送方向)又は逆方向に切り替える操作を行うための操作具である。制御装置55は、センサ54が刈取HST31の出力軸31bの回転方向を正転方向に切り替える操作が行われたことを検知すると、各アクチュエータ52が各クラッチ機構Cを入り状態に切り替え、センサ54が刈取HST31の出力軸31bの回転方向を逆転方向に切り替える操作が行われたことを検知すると、各アクチュエータ52が各クラッチ機構Cを切り状態に切り替えるように構成されている。
(4)上記実施形態では、本発明に係る「逆転機構」は、刈取HST31によって構成されている。しかし、本発明に係る「逆転機構」は、正転用の動力伝達機構とは別の動力伝達機構(逆転用の動力伝達機構)によって構成されていてもよい。すなわち、刈取入力軸30が正転方向に回転するように、刈取入力軸30に動力を伝達する正転用の動力伝達機構と、刈取入力軸30が逆転方向に回転するように、刈取入力軸30に動力を伝達する逆転用の動力伝達機構と、が別々に設けられていてもよい。
(5)上記実施形態では、刈取部4は、六条刈りに構成されている。しかし、刈取部4は、六条刈りに限定されるものではない。
本発明は、自脱型コンバインに利用可能である。
4 刈取部
20 扱深さ搬送装置(株元搬送装置)
21 供給搬送装置(株元搬送装置)
22 左株元搬送装置(株元搬送装置)
23 左穂先搬送装置(穂先搬送装置)
23A 左穂先チェーン(無端回動体)
23B 爪
24 中株元搬送装置(株元搬送装置)
25 中穂先搬送装置(穂先搬送装置)
25A 中穂先チェーン(無端回動体)
25B 爪
26 右株元搬送装置(株元搬送装置)
27 右穂先搬送装置(穂先搬送装置)
27A 右穂先チェーン(無端回動体)
27B 爪
31 刈取HST(逆転機構)
52 アクチュエータ
53 操作具
54 センサ
C クラッチ機構
R1 搬送経路
R2 戻り経路
U1 搬送ユニット
U2 搬送ユニット
U3 搬送ユニット

Claims (5)

  1. 植立穀稈を刈り取って刈取穀稈を機体後方に向けて搬送する刈取部を備え、
    前記刈取部は、刈取穀稈の株元を挟持搬送する株元搬送装置を有している自脱型コンバインであって、
    前記株元搬送装置の搬送方向を逆転可能な逆転機構を備えている自脱型コンバイン。
  2. 前記刈取部は、前記株元搬送装置の上方に配置され、刈取穀稈の穂先を係止搬送する穂先搬送装置を有し、
    前記穂先搬送装置は、無端回動体と、前記無端回動体に取り付けられ、刈取穀稈の穂先に係止作用する複数の爪と、を有し、
    前記穂先搬送装置は、前記無端回動体のうち刈取穀稈を搬送する搬送経路側の部分において、前記爪が前記無端回動体に対して起立する起立姿勢となり、前記無端回動体のうち刈取穀稈を搬送しない戻り経路側の部分において、前記爪が前記無端回動体に対して倒伏する倒伏姿勢となるように構成され、
    前記株元搬送装置の動力が前記穂先搬送装置に伝達されるように構成され、
    前記株元搬送装置から前記穂先搬送装置への動力伝達を入り切りするクラッチ機構を備え、
    前記クラッチ機構が切り状態において、前記逆転機構によって前記株元搬送装置が前記穂先搬送装置とは独立して逆方向に搬送駆動可能に構成されている請求項1に記載の自脱型コンバイン。
  3. 前記株元搬送装置と、前記穂先搬送装置と、前記クラッチ機構と、を有する搬送ユニットを複数備え、
    複数の前記クラッチ機構は、全て一緒に入り状態と切り状態とに切り替え操作可能に構成されている請求項2に記載の自脱型コンバイン。
  4. 複数の前記クラッチ機構毎に夫々設けられ、前記クラッチ機構を入り状態と切り状態とに切り替えるアクチュエータを備えている請求項3に記載の自脱型コンバイン。
  5. 前記株元搬送装置の搬送方向を正方向又は逆方向に切り替える操作を行うための操作具と、
    前記操作具によって前記株元搬送装置の搬送方向を切り替える操作が行われたことを検知するセンサと、を備え、
    前記センサが前記株元搬送装置の搬送方向を正方向に切り替える操作が行われたことを検知すると、前記アクチュエータが前記クラッチ機構を入り状態に切り替え、前記センサが前記株元搬送装置の搬送方向を逆方向に切り替える操作が行われたことを検知すると、前記アクチュエータが前記クラッチ機構を切り状態に切り替えるように構成されている請求項4に記載の自脱型コンバイン。
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