JP2022000835A - 電池交換ユニット、電池トレー、および、電池トレーホルダー - Google Patents

電池交換ユニット、電池トレー、および、電池トレーホルダー Download PDF

Info

Publication number
JP2022000835A
JP2022000835A JP2020105721A JP2020105721A JP2022000835A JP 2022000835 A JP2022000835 A JP 2022000835A JP 2020105721 A JP2020105721 A JP 2020105721A JP 2020105721 A JP2020105721 A JP 2020105721A JP 2022000835 A JP2022000835 A JP 2022000835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
battery tray
replacement unit
coin
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020105721A
Other languages
English (en)
Inventor
真輝 小林
Masaki Kobayashi
將雄 藤田
Masao Fujita
正 坪内
Tadashi Tsubouchi
祐貴 大野
Yuki Ono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wave Tech Inc
WAVE TECHNOLOGY Inc
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Wave Technology Inc Japan
Original Assignee
Wave Tech Inc
WAVE TECHNOLOGY Inc
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Wave Technology Inc Japan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wave Tech Inc, WAVE TECHNOLOGY Inc, Tiger Vacuum Bottle Co Ltd, Wave Technology Inc Japan filed Critical Wave Tech Inc
Priority to JP2020105721A priority Critical patent/JP2022000835A/ja
Publication of JP2022000835A publication Critical patent/JP2022000835A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

【課題】安全性を担保しつつ、コンパクトで電池交換を行い易い電池交換ユニットを実現する。【解決手段】電池交換ユニット1では、電池トレーホルダー11の内部に狭窄箇所が存在するので、狭窄箇所よりも奥への人の指等の侵入を適切に防止できる。そのため、電池交換ユニット1では、電池交換ユニット1の狭窄箇所よりも奥に危険な部位(例えば、電極端子部)を配置させた場合であっても安全を確保できる。さらに、電池交換ユニット1では、上記のような構成により、全長を短くすることができる。その結果、この電池交換ユニット1では、コンパクトで電池交換を行い易い構造を実現することができる。【選択図】図7

Description

本発明は、電池(例えば、コイン形電池)を脱着可能な電池交換ユニットの技術に関する。
過去に、「機器外面に設けた開口部から挿入して機器内部の収納部に着脱自在に収納される電池ホルダーを備え、この電池ホルダーには、電池ホルダーの機器への収納時に機器外面と略同一面となり一端部の押圧による回転により他端が機器外面より突出して電池ホルダーの取り出し操作部となる回転つまみを設けた電気機器。(例えば、特許第3951980号公報参照。)」が提案されている。
このような技術を用いることで、「電池交換時の電池ホルダーの機器からの取外し作業を簡単・確実に行うことができる電気機器を提供する(例えば、特許第3951980号公報参照。)」ことができる。
特許第3951980号公報
上記従来技術の電池ホルダーを、例えば、炊飯器のような高圧交流電源(例えば、商用100V交流電源)に接続されて使用される機器に用いる場合、ユーザーが電池交換作業を行うときに、電池ホルダー(あるいは、電池交換ユニット)の接続端子に、ユーザーの指等が接触しないようにして安全を確保する必要がある。このため、上記従来技術の電池ホルダーでは、開口部と電池との距離を長くとって、ユーザーの指が内部に入ることを防止する構造になっており、その結果、電池ホルダーのサイズが大きくなり過ぎるという問題がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、安全性を担保しつつ、コンパクトで電池交換を行い易い電池交換ユニットを実現することを目的とする。
第1の発明は、
コイン形電池を脱着可能な電池トレーと、
前記電池トレーを抜き差し可能な電池トレーホルダーであって、前記電池トレーの前記コイン形電池を保持している部分を格納する格納部と、前記格納部から延設されており、前記電池トレーを挿入するための開口部を有する挿入部とを備える前記電池トレーホルダーと、
を備え、
前記格納部は、前記格納部の内壁面で囲まれる空間が、前記挿入部の内壁面で囲まれる空間よりも狭くなる箇所である狭窄箇所を有するように形成されている、
電池交換ユニットである。
この電池交換ユニットでは、電池トレーホルダー内部に狭窄箇所が存在するので、狭窄箇所よりも奥への人の指等の侵入を適切に防止できる。そのため、この電池交換ユニットでは、電池交換ユニットの狭窄箇所よりも奥に危険な部位(例えば、電極端子部)を配置させた場合であっても安全を確保できる。さらに、この電池交換ユニットでは、上記のような構成により、全長を短くすることができる。その結果、この電池交換ユニットでは、コンパクトで電池交換を行い易い構造を実現することができる。
第2の発明は、第1の発明であって、
前記格納部は、
前記コイン形電池を前記電池トレーに保持された状態で格納できる空間を確保するように形成された、上面部と、底面部と、前記上面部および前記底面部を接続する接続部と、を備え、
前記挿入部は、
前記上面部から延設されている第1延設部と、
前記底面部から延設されている第2延設部と、
前記接続部の一端から延設されている第1側壁部と、
前記接続部の他端から延設されている第2側壁部と、
を備え、
前記挿入部の前記第1延設部の内面と、前記挿入部の前記第2延設部の内面との距離は、前記格納部の前記上面部の内面と、前記格納部の前記底面部の内面との距離よりも大きい。
この電池交換ユニットでは、上記構成により、電池トレーホルダー内部に狭窄箇所を設けることができるので、狭窄箇所よりも奥への人の指等の侵入を適切に防止できる。そのため、この電池交換ユニットでは、電池交換ユニットの狭窄箇所よりも奥に危険な部位(例えば、電極端子部)を配置させた場合であっても安全を確保できる。さらに、この電池交換ユニットでは、上記のような構成により、全長を短くすることができる。その結果、この電池交換ユニットでは、コンパクトで電池交換を行い易い構造を実現することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明であって、
前記電池トレーホルダーは、
前記コイン形電池の正極と接触させるためのプラス端子部と、
前記コイン形電池の負極と接触させるためのマイナス端子部と、
を備え、
前記格納部は、前記電池トレーを前記電池トレーホルダーに挿入するときの挿入方向において、前記狭窄箇所よりも奥側に、前記プラス端子部の少なくとも一部、および/または、前記マイナス端子部の少なくとも一部が配置されている。
これにより、この電池交換ユニットでは、狭窄箇所よりも奥に前記プラス端子部の少なくとも一部、および/または、前記マイナス端子部の少なくとも一部を配置できるとともに、高い安全性を確保することができる。
第4の発明は、第3の発明であって、
前記マイナス端子部は、細長い形状の延設部を有し、前記延設部が延びる方向の途中に外方に突出した形状を有する。
これにより、この電池交換ユニットでは、マイナス端子部を電池トレーホルダーのコイン形電池の負極(例えば、負極缶の平面部)に接触させることができる。
第5の発明は、第3または第4の発明であって、
前記電池トレーが前記電池トレーホルダーに挿入されたときに、
前記マイナス端子部は、前記コイン形電池の平面部に接する形状を有し、
前記プラス端子部は、前記コイン形電池の側面部に接する形状を有する。
これにより、この電池交換ユニットでは、マイナス端子部を電池トレーホルダーのコイン形電池の負極缶の平面部に接触させるとともに、プラス端子部を電池トレーホルダーのコイン形電池の正極缶の側面部に接触させることができる。
第6の発明は、第3から第5のいずれかの発明であって、
前記電池トレーは、前記コイン形電池を収容するリブ部であって、前記電池トレーを前記電池トレーホルダーに挿入するときに、前記コイン形電池の負極と接触させるためのマイナス端子部と前記コイン形電池の正極缶とが接触させない形状の前記リブ部を有する。
これにより、この電池交換ユニットでは、コイン形電池を保持した電池トレーを電池トレーホルダーに挿入するときに、マイナス端子部がコイン形電池の正極缶と接触することを防止できる。したがって、この電池交換ユニットでは、高い安全性が確保される。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明であって、
前記電池トレーは、前記電池トレーを前記電池トレーホルダーに保持させた状態を維持するロック状態と、前記電池トレーを前記電池トレーホルダーから離脱可能とするロック解除状態とにするための回転自在のロックレバーを備える。
これにより、この電池交換ユニットでは、ロックレバーにより、ロック状態およびロック解除状態を実現できる。
第8の発明は、第7の発明であって、
前記電池トレーは、外方に突出した形状のツメ部を有しており、
前記電池トレーホルダーは、前記ツメ部を収容するための開口部を有しており、
前記ロックレバーは、前記トレーが前記トレーホルダーに挿入されたときに、前記ツメ部が配置されている付近の空間を占有する位置に配置されることで、前記ロック状態を実現する。
これにより、この電池交換ユニットでは、ロック状態において、ツメ部が撓むことができない状態となり、確実にロック状態を実現できる。
第9の発明は、第7または第8の発明であって、
前記電池トレーは、前記ロックレバーの回動範囲を制限する回動規制部をさらに有する。
これにより、この電池交換ユニットでは、ロックレバーの回動範囲が広くなりすぎ、所定の方向から力が加えられた場合に、ロックレバーおよびその回転機構が破壊されることを防止できる。
第10の発明は、第7から第9のいずれかの発明であって、
前記電池トレーは、前記ロックレバーを閉じた状態であるロック状態において、前記ロックレバーの端部と、前記電池トレーの前記ロックレバーを収容する本体部の内壁面との間に空間が確保されるように形成されている。
これにより、この電池交換ユニットでは、上記空間に細長い棒状の治具(例えば、マイナスドライバー)を挿入し、ロックレバーを回転させ、ロック解除状態とすることができる。
第11の発明は、第1から第10のいずれかの発明であって、
前記電池交換ユニットは、商用電源から入力を得る配線基板上に配置される。
この電池交換ユニットは、安全性が高いため、商用電源から入力を得る配線基板上に配置することができる。
第12の発明は、第1から第11のいずれかの発明である電池交換ユニットに用いられる電池トレーである。
これにより、第1から第11のいずれかの発明である電池交換ユニットに用いられる電池トレーを実現できる。
第13の発明は、第1から第11のいずれかの発明である電池交換ユニットに用いられる電池トレーホルダーである。
これにより、第1から第11のいずれかの発明である電池交換ユニットに用いられる電池トレーホルダーを実現できる。
本発明によれば、安全性を担保しつつ、コンパクトで電池交換を行い易い電池交換ユニットを実現することができる。
第1実施形態に係る電池交換ユニット1が用いられる炊飯器1000の外観を示す図(斜視図)。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1が用いられる炊飯器1000の正面図および底面図。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1が用いられる炊飯器1000の内部構成を示す図(側面断面図(図2のA−A線による断面図))。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1が用いられる炊飯器1000の内部構成の一部(電池交換ユニット1の周辺部分)を示す図(斜視断面図)。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1の外観を示す図(斜視図)。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1の断面図(図5のB−B線による断面図)。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレーホルダー11と電池トレー12の外観を示す図(斜視図)。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1の斜視断面図(上図)および断面図(下図)。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレー12の斜視図および上面図。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレー12の斜視断面図。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1のコイン形電池btry1を保持した電池トレーホルダー11とマイナス端子部11_tm_negaの斜視断面図。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレー12、電池トレーホルダー11のプラス端子部11_tm_pos、および、コイン形電池btry1とを示した図(斜視断面図)(ロック状態)。 第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレー12の斜視断面図および上面図(ロック解除状態)。
[第1実施形態]
第1実施形態について、図面を参照しながら、以下、説明する。
本実施形態では、炊飯器(高圧交流電源(例えば、商用100V交流電源)に接続されて使用される機器の一例)に用いられる電池交換ユニットを一例として、説明する。
図1は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1が用いられる炊飯器1000の外観を示す図(斜視図)である。
図2は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1が用いられる炊飯器1000の正面図および底面図である。
図3は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1が用いられる炊飯器1000の内部構成を示す図(側面断面図(図2のA−A線による断面図))である。
図4は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1が用いられる炊飯器1000の内部構成の一部(電池交換ユニット1の周辺部分)を示す図(斜視断面図)である。
図5は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1の外観を示す図(斜視図)である。
図6は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1の断面図(図5のB−B線による断面図)である。
図7は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレーホルダー11と電池トレー12の外観を示す図(斜視図)である。
図8は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1の斜視断面図(上図)および断面図(下図)である。なお、図8の下図は、電池トレーホルダー11に、コイン形電池btry1を保持した電池トレー12が挿入された状態におけるコイン形電池btry1を追記して示している。
図9は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレー12の斜視図および上面図(図9のy軸正方向から負方向へ見たときの平面図)である。
図10は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレー12の斜視断面図である。
図12は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレー12、電池トレーホルダー11のプラス端子部11_tm_pos、および、コイン形電池btry1を示した図(斜視断面図)である(ロック状態)。
図13は、第1実施形態に係る電池交換ユニット1の電池トレー12の斜視断面図および上面図(図13のy軸正方向から負方向へ見たときの平面図)である(ロック解除状態)。
なお、図1〜図13に示すように、x軸、y軸、z軸を設定するものとする。
<1:炊飯器1000の構成>
本実施形態の電池交換ユニット1が用いられる炊飯器1000は、図1〜図3に示すように、本体B1と、蓋体L1とを備える。蓋体L1は、本体B1の上方の開口部を開閉可能な状態で覆っている。以下では、炊飯器1000において、蓋体L1が設けられている側を炊飯器1000の上方側とし、その反対側を炊飯器1000の下方側とする。
≪本体B1≫
本体B1は、筐体B10、内鍋InP1、開閉レバーB11、ヒンジ部B1_h、電源ユニットB12、誘導加熱コイルB13a〜B13b、制御基板CB1、電池交換ユニット1、および、電源プラグPL1などを備えている。以下では、炊飯器1000において、開閉レバーB11が設けられている側を炊飯器1000の前方側とし、ヒンジ部B1_hが設けられている側を炊飯器1000の後方側とする。
筐体B10は、本体B1の外形を主に構成している。筐体B10の内部には、内鍋InP1、電源ユニットB12、誘導加熱コイルB13a〜B13b、制御基板CB1、電池交換ユニット1などが収容されている。
内鍋InP1は、上方に開口する椀状の鍋である。内鍋InP1は、種々のアルミニウム合金およびステンレス合金の多層体(クラッド材)で形成される。内鍋InP1は、誘導加熱コイルB13a〜B13bによって誘導加熱され得る。
開閉レバーB11は、炊飯器1000の前方側に配置されている。開閉レバーB11は、上下に揺動可能な構成となっている。使用者が、開閉レバーB11を下方へ搖動させると、蓋体L1と本体B1との係止が解除され、蓋体L1が開く。
ヒンジ部B1_hは、開閉レバーB12の反対側(すなわち、炊飯器1000の後方側)に配置されている。ヒンジ部B1_hは、蓋体L1が本体B1に対して回動自在となるように蓋体L1を本体B1に取り付けている。このヒンジ部B1_hは、蓋体L1を開方向に向かって付勢している。
誘導加熱コイルB13a〜B13bは、内鍋InP1を誘導加熱する誘導加熱源であって、内鍋InP1の外面の側壁下端部に配設されている。
制御基板CB1は、例えば、長方形の板状(平板状)の外形を有している。制御基板CB1は、筐体B1内の後方側の下方に配置されている。制御基板CB1は、プリント配線基板などで形成される。すなわち、制御基板CB1は、絶縁性基板の表面および裏面の少なくとも何れかに、導電性材料で形成された回路パターンを有している。制御基板CB1には、マイコン(サブマイコン)、AC電源、インバータ、スイッチング電源などの種々の機能を有する回路パターン(回路素子)が実装されている。
電源ユニットB12は、電源回路基板、自動巻取式電源コードユニット等を含む。電源回路基板は、炊飯器1000の電子部品等に電力を供給する電源を実現するための電源回路を構成する基板である。自動巻取式電源コードユニットは、電源コードおよび自動巻取機構等から構成されている。電源コードは、電源回路基板の電源回路に接続されている。また、電源コードの先端に電源プラグPL1が接続されており、電源プラグPL1を商用コンセントに差し込むことで、炊飯器1000の電源回路が、電源プラグPL1、電源コードを介して、商用の交流電源に接続される。
電池交換ユニット1は、図3〜図7に示すように、電池トレーホルダー11と、電池トレー12と、から構成される。電池交換ユニット1は、電池(例えば、コイン形電池)を保持し、炊飯器1000の所定の回路に電源供給するためのユニットである。電池交換ユニット1は、図2〜図4に示すように、炊飯器1000の後方下部に配置されている。
電池交換ユニット1は、例えば、炊飯器1000にAC交流電源から電力が供給されない場合にも、炊飯器1000の所定の回路が動作するように、直流電力(直流電圧)を供給するためのユニットである。
電池交換ユニット1は、電池(例えば、コイン形電池)を装着した電池トレー12を、電池トレーホルダー11に挿入し、電池の正極、負極を、それぞれ、電池トレーホルダー11の正極端子、負極端子に接触させることで、炊飯器1000の所定の回路に電源供給する。
≪蓋体L1≫
蓋体L1は、外装体(外カバー)L11と、操作パネルユニットL12と、内蓋L14と、を備える。
外装体(外カバー)L11は、蓋体L1の外形を主に構成している。蓋体L1の内部には、操作パネルユニットL12、内蓋L14等が収容されている。
操作パネルユニットL12は、例えば、タッチパネル機能付き液晶パネルにより構成される。操作パネルユニットL12は、表示面に所定の表示を行うとともに、ユーザーのタッチ操作により、炊飯器1000の所定の機能を実行させるためのユーザーインターフェース機能を実現する。操作パネルユニットL12は、例えば、その上面が外装体L11の上側に露出するように配設されている。
内蓋L13は、内鍋InP1の上部を覆って密閉するための部材であり、蓋体L1の下側に脱着可能に取り付けられている。
<2:電池交換ユニット1の構成>
次に、電池交換ユニット1の具体的構成について、説明する。
電池交換ユニット1は、図2〜図4に示すように、炊飯器1000の後方下部に配置されている。電池交換ユニット1の電池トレーホルダー11は、電池トレー12を挿入するための挿入口が炊飯器1000の底部に露出するように、炊飯器1000に固定されており、電池トレー12を抜き差しできる構成を有している。電池トレー12は、電池トレーホルダー11の挿入口を介して電池トレーホルダー11に抜き差しできる構成を有している。
(2.1:電池トレーホルダー11)
まず、電池トレーホルダー11について、説明する。
電池トレーホルダー11は、図5〜図8に示すように、格納部111と、挿入部112と、固定部113と、プラス端子部11_tm_posと、マイナス端子部11_tm_negaとを備える。
≪格納部≫
格納部111は、コイン形電池btry1を保持した電池トレー12が電池トレーホルダー11に挿入された場合において、コイン形電池btry1を格納する空間を確保するための部材である。格納部111は、図8に示すように、その内面(内壁面)が互いに略平行となるように対向して配置される上面部111aおよび底面部111bと、上面部111aと底面部111bとを接続する接続部111cとを備える。
上面部111aは、図5に示すように、y軸正方向からy軸負方向への平面視(xz平面)において、z軸正方向側が略半円形であり、z軸負方向側が略矩形状の形状を有している。また、上面部111aは、上面部111aの略半円形の端部(z軸正方向の端部)において、接続部111cと接続されている。上面部111aは、底面部111bと略平行となるように対向して配置されている。
底面部111bは、図5に示すように、y軸正方向からy軸負方向への平面視(xz平面)において、z軸正方向側が略半円形であり、z軸負方向側が略矩形状の形状を有している。そして、底面部111bは、図7、図8に示すように、略半円形の部分において、マイナス端子部11_tm_negaの少なくとも一部が格納部111内に侵入できるように、開口部が形成されている。底面部111bの開口部から、マイナス端子部11_tm_negaの少なくとも一部を格納部111内に侵入させることで、マイナス端子部11_tm_negaの少なくとも一部を電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1の負極に接触させることができる。また、底面部111bは、底面部111bの略半円形の端部(z軸正方向の端部)において、接続部111cと接続されている。底面部111bは、上面部111aと略平行となるように対向して配置されている。
接続部111cは、図5に示すように、一端が上面部111aの略半円形の端部(z軸正方向の端部)と接続されており、他端が底面部111bの略半円形の端部(z軸正方向の端部)と接続されている。
上面部111a、底面部111b、および、接続部111cを上記のように配置することで、図5〜図8に示すように、電池トレー12のコイン形電池btry1を保持した部分を格納できる空間を確保することができる。
また、上面部111a、底面部111b、および、接続部111cを上記のように配置することで、図5〜図8に示すように、上面部111aと底面部111bとの間の空間へ、接続部111cが上面部111aおよび底面部111bを接続していない領域から、プラス端子部11_tm_posを侵入させることができる。これにより、格納部111内において、プラス端子部11_tm_posの一部を、電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1の正極に接触させることができる。
≪挿入部≫
挿入部112は、電池トレー12を電池交換ユニット1内へ挿入するための挿入口(開口部)を確保するための部材である。挿入部112は、図5〜図8に示すように、上面延設部112aと、底面延設部112bと、第1側壁部112cと、第2側壁部112dとを備える。
上面延設部112aは、格納部111の上面部111aから延設して形成されている。上面延設部112aは、格納部111の上面部111aに対して段差部分(外方向に広がるように形成される段差部分)を有しており、当該段差部分を介して、上面部111aから延設されている。上面延設部112aは、底面延設部112bと対向する位置に、底面延設部112bと略平行となるように配置される(対向面が略平行となるように配置される)。また、上面延設部112aには、図7、図8に示すように、電池トレー12のツメ部(第1ツメ部122_n1)を収容するための第1開口部112_h1が形成されている。
底面延設部112bは、格納部111の底面部111bから延設して形成されている。底面延設部112bは、格納部111の底面部111bに対して段差部分(外方向に広がるように形成される段差部分)を有しており、当該段差部分を介して、底面部111bから延設されている。底面延設部112bは、上面延設部112aと対向する位置に、上面延設部112aと略平行となるように配置される(対向面が略平行となるように配置される)。また、底面延設部112bには、図7、図8に示すように、電池トレー12のツメ部(第2ツメ部122_n2)を収容するための第2開口部112_h2が形成されている。
第1側壁部112cは、一端が上面延設部112aに接続されており、他端が底面延設部112bに接続されている。また、第1側壁部112cは、第2側壁部112dと対向する位置に、第2側壁部112dと略平行となるように配置される(対向面が略平行となるように配置される)。
第2側壁部112dは、一端が上面延設部112aに接続されており、他端が底面延設部112bに接続されている。また、第2側壁部112dは、第1側壁部112cと対向する位置に、第1側壁部112cと略平行となるように配置される(対向面が略平行となるように配置される)。
挿入部112を上記のように構成することで、電池交換ユニット1内に略立方体の空間を確保することができる。つまり、挿入部112の上面延設部112a、底面延設部112b、第1側壁部112c、および、第2側壁部112dの内壁面に囲まれる空間(これを「挿入部側空間」という)を、電池交換ユニット1内に確保することができる。
また、挿入部112を上記のように構成することで、電池交換ユニット1内において、挿入部112から格納部111へ向かって進むときに(z軸正方向に進むときに)、挿入部112と格納部111との境界付近(段差部分の領域)に、内部の空間が狭くなる領域(狭窄箇所)を設けることができる。例えば、図8の下図のように、電池トレー12を電池トレーホルダー11に挿入する方向(z軸正方向)を第1方向とし、挿入部112側の空間(挿入部112の内壁面により規定される空間)の第1方向を法線方向とする断面のy軸方向の幅(距離)をd1(上面延設部112aの内壁面と、底面延設部112bの内壁面との距離に相当)とし、格納部111側の空間(格納部111の内壁面により規定される空間)の第1方向を法線方向とする断面のy軸方向の幅(距離)をd1(上面部111aの内壁面と、底面部111bの内壁面との距離に相当)とすると、
d1>d2
となる。
距離d2をコイン形電池btry1の厚みよりも大きな値とし、かつ、人の指の厚みよりも小さな値とすることで、コイン形電池btry1を格納部111に配置し、かつ、人の指を格納部111内の空間に入れることを不可能にすることができる。このようにすることで、人の指が、格納部111内にあるマイナス端子部11_tm_negaに接触することがなくなる。つまり、電池交換ユニット1において、安全性を確保することができる。例えば、マイナス端子部11_tm_negaに、高圧がかかっていた場合、マイナス端子部11_tm_negaに人の指が接触すると非常に危険であるが、電池交換ユニット1では、上記のような構成により、人の指が格納部111に入ることを阻止できるので、人の指がマイナス端子部11_tm_negaに接触することはなく、高い安全性を確保することができる。
なお、コイン形電池btry1の厚みは、5.4mm以下のものが大多数であり、人の指の厚みは、10mm程度であるので、例えば、
d2=7.0mm
d1=11.1mm
とすることで、上記のように、電池交換ユニット1において、高い安全性を確保することができる。
なお、上記のd1、d2の値は、一例であり、上記値に限定されない。例えば、d1、d2の値(単位は、mm)を、許容誤差を規定値の30%とし、
11.1−11.1×0.3<d1<11.1+11.1×0.3
(7.77[mm]<d1<13.431[mm])
7.0−7.0×0.3<d2<7.0+7.0×0.3
(4.9[mm]<d2<8.47[mm])
を満たす任意の値(ただし、d1>d2を満たす値)として、電池交換ユニット1の形状を決定するようにしてもよい。
≪固定部≫
固定部113は、電池トレーホルダー11を炊飯器1000に固定するための部材である。固定部113は、図5に示すように、挿入部112から延設して形成されており、電池トレーホルダー11を炊飯器1000に固定するためのネジを挿入するためのネジ穴部113a、113bを有している。
ネジ穴部113a、113bは、ねじ炊飯器1000に設置されたネジ穴(不図示)とともに、ネジにより、電池トレーホルダー11を炊飯器1000に固定するための開口部である。ネジを、ネジ穴部113a、113bを介して、ねじ炊飯器1000に設置されたネジ穴に差し込むことで、電池トレーホルダー11が炊飯器1000に固定される。
≪プラス端子部≫
プラス端子部11_tm_posは、電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1の正極に接触させるための電極端子(プラス端子)であり、例えば、電気伝導率の高い金属を用いて構成される。また、プラス端子部11_tm_posは、電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1により電源供給する、炊飯器1000の所定の回路に電気的に接続される。
プラス端子部11_tm_posは、図5〜図8に示すように、格納部111の上面部111aを覆うように配置されており、格納部111の側方に形成された開口部から侵入して、電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1の正極(正極缶の側壁部)に接触できる形状を有している(図6の領域AR1、AR2において、プラス端子部11_tm_posの一部がコイン形電池btry1の正極(正極缶の側壁部)に接触している)。プラス端子部11_tm_posが電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1の正極(正極缶の側壁部)に接触することで、プラス端子部11_tm_posとコイン形電池btry1のプラス電極とが電気的に接続される。
≪マイナス端子部≫
マイナス端子部11_tm_negaは、電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1の負極に接触させるための電極端子(マイナス端子)であり、例えば、電気伝導率の高い金属を用いて構成される。また、マイナス端子部11_tm_negaは、電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1により電源供給する、炊飯器1000の所定の回路に電気的に接続される。
マイナス端子部11_tm_negaは、図5〜図8に示すように、格納部111の底面部111bの上方に配置されており、格納部111の底面部111bに形成された開口部から侵入して、電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1の負極(負極缶(コイン形電池btry1の上面))に接触できる形状を有している。マイナス端子部11_tm_negaは、例えば、図7、図8に示すように、挿入部112上に配置されるベース部11_tm_nega0と、ベース部11_tm_nega0から格納部111への方向(z軸正方向)に延びる、細長い形状を有する第1延設部11_tm_nega1と、ベース部11_tm_nega0から格納部111への方向(z軸正方向)に延びる、細長い形状を有する第2延設部11_tm_nega2と、を備える。そして、第1延設部11_tm_nega1と第2延設部11_tm_nega2とは、図7に示すように、z軸方向において、略平行となるように配置されている。第1延設部11_tm_nega1および第2延設部11_tm_nega2は、それぞれ、ベース部11_tm_nega0から先端へ延びる方向(z軸正方向)の途中に、格納部111側へ凸となるように屈曲している部分(屈曲部)を有している。この屈曲部が、格納部111内の電池トレー12に保持されたコイン形電池btry1の負極缶(マイナス電極)と接触することで、マイナス端子部11_tm_negaとコイン形電池btry1のマイナス電極とが電気的に接続される。
(2.2:電池トレー12)
次に、電池トレー12について、説明する。
電池トレー12は、図6、図7、図9、図10に示すように、電池保持部121と、本体部122と、台座部123と、ロックレバー124とを備える。
≪電池保持部≫
電池保持部121は、コイン形電池btry1を保持するための部材である。電池保持部121は、図6、図7、図9、図10に示すように、底部121aと、側壁部121bと、リブ部121cとを備える。
底部121aは、コイン形電池btry1を載置するための部材である。底部121aは、図9に示すように、一端で本体部122に接続されており、他端で側壁部121bに接続されている。
側壁部121bは、図9に示すように、底部121aおよびリブ部121cを接続するための部材であり、一端が底部121aに接続されており、他端がリブ部121cに接続されている。
リブ部121cは、図9に示すように、底部121aにコイン形電池btry1を載置した場合に、コイン形電池btry1の上面の外形を囲むように、本体部122から延設して形成されている。リブ部121cは、例えば、図6、図9に示すように、y軸方向から見たときの平面視において、内壁面が円弧状となるように形成されている。これにより、リブ部121cの内部に、コイン形電池btry1を収容できる。
また、リブ部121cは、図11に示すように、底面部111bの表面(内壁面)からリブ部121cの上面までの距離(図11の距離d3(y軸方向の距離d3))が、コイン形電池btry1の厚み(図11の距離d4)以上となるように形成されることが好ましい。このように構成することで、図11に示すように、コイン形電池btry1を保持した電池トレー12を電池トレーホルダー11に挿入するときに、電池トレーホルダー11のマイナス端子部11_tm_negaがコイン形電池btry1の正極缶btry1_pos(プラス電極)に接触しショートすることを防止できる。
図11に示すように、マイナス端子部11_tm_negaの第1延設部11_tm_nega1および第2延設部11_tm_nega2は、それぞれ、ベース部11_tm_nega0から先端へ延びる方向(z軸正方向)の途中(図11の領域Rn1)に、格納部111側へ(y軸正方向へ)凸となるように屈曲している部分(屈曲部)を有している。
例えば、マイナス端子部11_tm_negaは、コイン形電池btry1を保持した電池トレー12を電池トレーホルダー11に挿入する場合において、電池トレー12のリブ部121cおよびコイン形電池btry1が、マイナス端子部11_tm_negaの第1延設部11_tm_nega1の屈曲部および第2延設部11_tm_nega2の屈曲部が配置されている領域を通過するときに、マイナス端子部11_tm_negaの第1延設部11_tm_nega1および第2延設部11_tm_nega2が、コイン形電池btry1の正極缶と接触できないような形状を有している。
つまり、マイナス端子部11_tm_negaは、図11に示すように、コイン形電池btry1を保持した電池トレー12をz軸正方向(図11の矢印Dir2の方向)に移動させたときに、マイナス端子部11_tm_negaの第1延設部11_tm_nega1および第2延設部11_tm_nega2が、コイン形電池btry1の正極缶と接触できないような形状を有している。
例えば、図11に示すように、第1延設部11_tm_nega1および第2延設部11_tm_nega2は、屈曲部(y軸正方向へ凸状に突出している部分)の先端(y軸正方向の先端)に平坦領域が形成されており、当該平坦領域の挿入方向(z軸方向)の長さ(図11の距離d5)が、リブ部121cの内壁面とコイン形電池btry1の正極缶の外壁部との長さ(図11の距離d6)よりも大きくなるように(d5>d6となるように)、形成されている。第1延設部11_tm_nega1および第2延設部11_tm_nega2をこのような形状とすることで、第1延設部11_tm_nega1および第2延設部11_tm_nega2が、コイン形電池btry1の正極缶btry1_posと接触することは不可能となる。その結果、マイナス端子部11_tm_negaとコイン形電池btry1の正極缶btry1_pos(プラス電極)とが接触し、ショートされることを適切に防止できる。
≪本体部≫
本体部122は、電池保持部121から延設されており、ロックレバー124を回動自在に支持するとともに、ロックレバー124がロック状態のときに、電池トレー12が電池トレーホルダー11から離脱されないように(例えば、電池トレーホルダー11から落下しないように)するための部材である。
本体部122は、図6、図7、図9、図10に示すように、本体上面部122aと、本体底面部122bと、本体側壁部122cと、第1ツメ部122_n1と、第2ツメ部122_n2と、回動規制部122_rとを備える。
本体上面部122aは、図10に示すように、電池保持部121から延設して形成されている。本体上面部122aは、端部(x軸正方向の端部)において、本体側壁部122cと接続されている。本体上面部122aは、本体底面部122bと略平行となるように対向して配置されている。また、本体上面部122aは、ロックレバー124を回転自在に支持するとともに、ロックレバー124の回転中心(回転軸)Ax_rotを規定するための形状(例えば、回転軸を挿入するための開口を形成する形状)を有している。
本体底面部122bは、図10に示すように、電池保持部121から延設して形成されている。本体底面部122bは、端部(x軸正方向の端部)において、本体側壁部122cと接続されている。本体底面部122bは、本体上面部122aと略平行となるように対向して配置されている。また、本体底面部122bは、ロックレバー124を回転自在に支持するとともに、ロックレバー124の回転中心(回転軸)Ax_rotを規定するための形状(例えば、回転軸を挿入するための開口を形成する形状)を有している。例えば、本体上面部122aおよび本体底面部122bに設けた、ロックレバー124の回転中心(回転軸)Ax_rotを規定するための開口のxz平面内の位置(xz座標の位置)を略同一とすることで、図10に示すように、ロックレバー124を、回転中心Ax_rotとして、矢印Dir1の方向に回転させることが可能となる。
本体側壁部122cは、図10に示すように、一端が本体上面部122aと接続されており、他端が本体底面部122bと接続されている。
本体上面部122a、本体底面部122b、および、本体側壁部122cを上記のように構成することで、電池トレー12の内部に、ロックレバー124を格納可能な空間を確保することができる。
また、本体上面部122aおよび本体底面部122bにより、回転自在に支持されたロックレバー124を、回転軸Ax_rotを回転中心として(図10の矢印Dir1の方向に)回転させて、電池トレー12の本体部122内に収容させることで、電池トレー12をロック状態とすることができる(図10の右図の状態)。なお、図10の左図のように、ロックレバー124が電池トレー12の本体部122内に収容されていない状態がロック解除状態である。
第1ツメ部122_n1は、図10に示すように、本体底面部122bから延設して形成されており、外方に(y軸正方向に)突出した形状を有している。第1ツメ部122_n1は、第2ツメ部122_n2と対向する位置に設けられている。そして、第1ツメ部122_n1は、第1ツメ部122_n1のx軸方向の位置が第2ツメ部122_n2のx軸方向の位置と略同一となるように、配置されている。また、第1ツメ部122_n1は、ロックレバー124を電池トレー12に収容した状態(ロック状態)において、第1ツメ部122_n1と第2ツメ部122_n2との間の電池トレー12内の空間をロックレバー124が占有している状態となる位置(x軸方向の位置)に配置されることが好ましい。
第2ツメ部122_n2は、図10に示すように、本体上面部122aから延設して形成されており、外方に(y軸負方向に)突出した形状を有している。第2ツメ部122_n2は、第1ツメ部122_n1と対向する位置に設けられている。そして、第2ツメ部122_n2は、第2ツメ部122_n2のx軸方向の位置が第1ツメ部122_n1のx軸方向の位置と略同一となるように、配置されている。また、第2ツメ部122_n2は、ロックレバー124を電池トレー12に収容した状態(ロック状態)において、第1ツメ部122_n1と第2ツメ部122_n2との間の電池トレー12内の空間をロックレバー124が占有している状態となる位置(x軸方向の位置)に配置されることが好ましい。
また、第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2は、可撓性を有する材質(例えば、一定の可撓性を有するプラスチック)により構成されることが好ましい。
第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2を上記のように構成することで、図10の左図に示すように、ロックレバー124を電池トレー12に収容していない状態(ロック解除状態)において、第1ツメ部122_n1と第2ツメ部122_n2との間に空間が確保されるため、第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2の外方から電池トレー12の内方へと力を加えた場合、電池トレー12の第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2が形成される部分が電池トレー12の内方へ撓むことができる。
一方、図10の右図に示すように、ロックレバー124を電池トレー12に収容した状態(ロック状態)において、第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2の外方から電池トレー12の内方へと力(図10の右図に示す力FaおよびFb)を加えた場合であっても、電池トレー12の第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2が形成される部分が電池トレー12の内方へ撓むことがない。
したがって、図7に示すように、ロックレバー124を開いた状態(ロック解除状態)の電池トレー12を電池トレーホルダー11に挿入する場合、第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2を、それぞれ、電池トレーホルダー11の上面延設部112aの第1開口部112_h1および底面延設部112bの第2開口部112_h2に嵌入させることができる。
そして、第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2が、それぞれ、第1開口部112_h1および第2開口部112_h2に嵌入させている状態で、ロックレバー124を閉じてロック状態とすることで、図10の右図に示すように、第1ツメ部122_n1と第2ツメ部122_n2との間の空間が、ロックレバー124に占有される。これにより、電池トレー12の第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2が形成される部分が電池トレー12の内方へ撓むことがなくなり、その結果、電池トレーホルダー11に挿入された電池トレー12が、ロックレバー124を開かない限り、電池トレーホルダー11から離脱(例えば、落下)することがない。
ロックレバー124を開き、ロック解除状態とすることで、電池トレー12の第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2が形成される部分が電池トレー12の内方へ撓むことができるので、電池トレー12を電池トレーホルダー11から取り出す(引き抜く)ことができる。
回動規制部122_rは、図6、図12、図13に示すように、ロックレバー124の回動範囲を規制するための部材である。回動規制部122_rは、図6、図12、図13に示すように、本体側壁部122cから外方へ(z軸負方向へ)突出するように形成されており、ロックレバー124の回転軸Ax_rotを含む平面(xy平面)(ロックレバー124の回転軸Ax_rotは、xy平面上に設定されるものとする)と、ロックレバー124の中心軸(細長い形状のロックレバー124の長手方向の中心軸)とのなす角度が90°未満(鋭角)となるような形状を有する。
≪台座部≫
台座部123は、本体部122から延設されており、平板状の形状を有している。台座部123は、本体部122から電池保持部121へ向かう方向(z軸正方向)を法線方向とする平面(xy平面)において本体部122から外方へ延びるように(外方へ広がるように)形成されており、平板状の形状を有している。また、台座部123の平板状の形状の外形(xy平面上の外形)は、電池トレー12の開口部11_hole(上面延設部112a、底面延設部112b、第1側壁部112c、および、第2側壁部dにより囲まれて形成される開口部)の輪郭の形状(xy平面における輪郭の形状)よりも大きい形状を有している。これにより、電池トレー12を電池トレーホルダー11に挿入するときに、電池トレー12の台座部123が、電池トレーホルダー11の固定部113と当接し、それ以上挿入できない状態となるまで、電池トレー12を差し込むことで、電池トレー12と電池トレーホルダー11との相対位置関係を所定のもの(電池トレー12を電池トレーホルダー11に正常に挿入完了したときの位置関係)とすることができる。すなわち、上記により、電池トレー12を電池トレーホルダー11に確実に(正しい位置に)挿入することができる。
≪ロックレバー≫
ロックレバー124は、本体部122に軸支されており、電池トレー12をロック状態およびロック解除状態とするための部材であり、図6、図7、図9、図10、図12、図13に示すように、細長い略立方体の形状を有している。
ロックレバー124は、図6、図7、図9、図10、図12、図13に示すように、回転軸Ax_rotを回転中心とし、回転軸Ax_rot周りに回転させることができる。ロックレバー124が本体部122に収容されていない状態(開いた状態)とすることで、電池トレー12をロック解除状態とすることができ、ロックレバー124を、図7、図10に示す矢印Dir1の方向に回転させ、本体部122内に収容させることで、電池トレー12をロック状態とすることができる。
また、ロックレバー124は、ロック状態(閉じた状態)において、図12に示すように、ロックレバー124の端部と、本体部122および台座部123の内壁面との間に空間が確保されるように形成されている。これにより、例えば、ロックレバー124の端部と、本体部122および台座部123の内壁面との間に、平坦形状を有するマイナスドライバーの先端等を挿入し、てこの原理により、ロックレバー124を回転させて開くことができる(ロック解除できる)。例えば、図12に示すように、細長い棒状の治具(例えば、マイナスドライバー)をロックレバー124の端部と、本体部122および台座部123の内壁面との間に挿入し、矢印Dir3の方向に、当該治具を回転させることで、ロックレバー124を図13の矢印Dir4の方向に回転させ、ロック状態を解除させることができる。
このとき、図13に示すように、回動規制部122_rにより、ロックレバー124の回転範囲(回転角度)が所定の範囲内に規制される。図13に示すように、ロックレバー124を開く場合、本体部122から電池保持部121へ向かう方向(z軸正方向)を法線方向とする平面(xy平面)と、ロックレバー124の中心軸(細長い形状のロックレバー124の長手方向の中心軸)とのなす角度θ(図13の右図に示した角度θ)が90°未満(鋭角)となる角度までしか、ロックレバー124を回転させることができない。つまり、回動規制部122_rにより、図13の角度θが鋭角となる範囲に、ロックレバー124の回転範囲(回転角度)が規制される。
これにより、例えば、図13の右図の矢印Dir5の方向(z軸正方向)に力が加えられた場合、ロックレバー124は、閉じる方向(矢印Dir4の反対方向)に移動(回転)するだけであり、矢印Dir5の方向(z軸正方向)に加えられた力により、ロックレバー124およびその回転機構が破壊されることはない(例えば、回動規制部122_rが存在せず、ロックレバー124が、角度θが鈍角となるような位置にまで回転できる場合、矢印Dir5の方向に力が加えられると、ロックレバーがさらに矢印Dir5の方向に移動(回転)し、電池トレー12から外れ破壊されるおそれがある)。
≪まとめ≫
(1)
以上のように、電池交換ユニット1において、電池トレーホルダー11は、挿入部112から格納部111へ向かって進むときに(z軸正方向に進むときに)、挿入部112と格納部111との境界付近(段差部分の領域)に、内部の空間が狭くなる領域(狭窄箇所)が形成されるように構成されており、かつ、上記狭窄箇所よりも奥側(z軸正方向の奥側)に電極端子部(マイナス端子部11_tm_nega、および/または、プラス端子部11_tm_pos)が配置されるので、電池交換ユニット1のサイズを小さくでき、かつ、高い安全性を確保することができる。例えば、人の指を電池トレーホルダー11の内部の奥へ侵入させようとしても、電池トレーホルダー11の内部の狭窄箇所に阻止されて、狭窄箇所よりも奥に指を侵入させることができない。したがって、電池交換ユニット1では、人の指等が電極端子部(マイナス端子部11_tm_nega、および/または、プラス端子部11_tm_pos)することなく、その結果、高い安全性が確保される。
また、電池交換ユニット1では、上記のような構成を有し、安全性が確保できるため、台座部123からコイン形電池btry1が配置される位置までの距離を、従来技術に比べて、短くすることができる。その結果、電池交換ユニット1を、コンパクトで電池交換を行い易い電池交換ユニットとして実現することができる。
(2)
また、電池交換ユニット1では、電池トレー12にコイン形電池btry1を収容するリブ(リブ部121c)を設け、電池トレーホルダー11に格納部111内に入り込むU字形状のマイナス端子部11_tm_negaを設けたので、電池トレー12を電池トレーホルダー11に挿入するとき、リブ(リブ部121c)がマイナス端子部11_tm_negaを一旦持ち上げてコイン形電池btry1の負極缶の平坦部に接触する。したがって、電池交換ユニット1では、電池トレー12の挿入時に、マイナス端子部11_tm_negaがコイン形電池btry1の正極缶に接触することがないので、高い安全性が確保される。
(3)
また、電池交換ユニット1では、電池トレーホルダー11にロック可能な回転式のロックレバー124を設け、ロックレバー124が開いている状態(ロック解除状態)では、電池トレー12のツメ部(第1ツメ部122_n1および第2ツメ部122_n2)が内方に撓み、ロックレバー124が閉じている状態(ロック状態)では、電池トレー12のツメ部が撓まない構造を有する。したがって、電池交換ユニット1では、ロック解除状態で、コイン形電池btry1を保持した電池トレーホルダー11を電池トレー12にスムーズに挿入することができるとともに、電池トレーホルダー11を電池トレー12に挿入完了した後、ロックレバー124を閉じて、ロック状態とすることで、電池トレーホルダー11が電池トレー12から離脱できない(落下しない)状態とすることができる。その結果、電池交換ユニット1では、ロック解除しない限り、電池トレーホルダー11が電池トレーホルダー11から離脱することがなく(落下することがなく)、高い安全性が確保される。
(4)
また、電池交換ユニット1は、電池トレーホルダー11のマイナス端子部11_tm_negaがコイン形電池btry1の平面(上面(負極缶の上面))に接し、プラス端子部11_tm_posがコイン形電池btry1の側面(正極缶の側面)に接する構成を有するので、コイン形電池btry1の電極の極性を逆にして挿入した場合であっても、マイナス端子部11_tm_negaとプラス端子部11_tm_posとの間に電位差が生ぜず、高い安全性を確保できる。つまり、電池交換ユニット1は、上記のような構成を有するので、コイン形電池btry1の電極の極性を逆にして挿入した場合、(1)マイナス端子部11_tm_negaは、コイン形電池btry1の正極缶の平面(正極缶の底面)と接し、かつ、(2)プラス端子部11_tm_posは、コイン形電池btry1の正極缶の側面(正極缶の側面)と接することになるので、マイナス端子部11_tm_negaとプラス端子部11_tm_posとの間に電位差が生ぜず、両端子間に電流が流れることはない。その結果、電池交換ユニット1では、高い安全性を確保できる。
(5)
また、電池交換ユニット1では、電池トレー12において、ロックレバー124の回動範囲を規制する回動規制部122_rを設け、ロックレバー124の回動の最大角度を制限し、外方からロックレバー124側へ力が加えられた場合であっても、ロックレバー124が閉じる構造とした。したがって、電池交換ユニット1では、外方からロックレバー124側へ力が加えられた場合であっても、ロックレバー124が閉じるだけで、ロックレバー124およびその回転機構が破壊されることがない。
[他の実施形態]
上記実施形態では、電池交換ユニット1において、電池トレーホルダー11内部の空間が狭くなる領域である狭窄箇所を、挿入部112から格納部111へ向かって進む方向(z軸正方向)を法線とする断面視において、略矩形である場合について、説明したが、これに限定されることはない。例えば、狭窄箇所の挿入部112から格納部111へ向かって進む方向(z軸正方向)を法線とする断面視の形状は、略楕円形状となるように、電池トレーホルダー11を構成し、当該略楕円形状の短径が人の指の厚みよりも小さい長さ(例えば、10mm以下の長さ)となるようにしてもよい。
また、狭窄箇所の挿入部112から格納部111へ向かって進む方向(z軸正方向)を法線とする断面視の形状は、人の指が入らないような、上記以外の他の形状としてもよい。
また、電池交換ユニット1は、商用電源から入力を得る配線基板上に配置してもよい。電池交換ユニット1は、上記の通り、高い安全性を確保できるため、高圧電源を用いる回路の近傍に配置することができる。
また、上記実施形態において、「略同一」、「略同形」等の表現があるが、これらは、目標値(あるいは設計値)として「同一」値に、あるいは「同形」となるように製造、制御等を行ったときに生じる誤差や設計誤差、あるいは、分解能によって決まる誤差等を含むものであり、当業者が「同一」である、あるいは、「同形」であると判断(認識)する範囲を含む概念である。また、他の「略」を付した表現についても同様に、測定誤差、設計誤差、製造誤差等の一定の許容範囲を含む概念である。
また、上記実施形態において、「同じ」は、概ね同じであることを含む概念である。
また、上記実施形態において、構成部材のうち、上記実施形態に必要な主要部材のみを簡略化して示している部分がある。したがって、上記実施形態において明示されなかった任意の構成部材を備えうる。また、上記実施形態および図面において、各部材の寸法は、実際の寸法および寸法比率等を忠実に(厳密に)表したものではない部分がある。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で寸法や寸法比率等の変更は可能である。
なお、本発明の具体的な構成は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
1000 炊飯器
1 電池交換ユニット
11 電池トレーホルダー11
11_tm_pos プラス端子部
11_tm_nega マイナス端子部
12 電池トレー
122_n1 第1ツメ部
122_n2 第2ツメ部
124 ロックレバー
btry1 コイン形電池

Claims (13)

  1. コイン形電池を脱着可能な電池トレーと、
    前記電池トレーを抜き差し可能な電池トレーホルダーであって、前記電池トレーの前記コイン形電池を保持している部分を格納する格納部と、前記格納部から延設されており、前記電池トレーを挿入するための開口部を有する挿入部とを備える前記電池トレーホルダーと、
    を備え、
    前記格納部は、前記格納部の内壁面で囲まれる空間が、前記挿入部の内壁面で囲まれる空間よりも狭くなる箇所である狭窄箇所を有するように形成されている、
    電池交換ユニット。
  2. 前記格納部は、
    前記コイン形電池を前記電池トレーに保持された状態で格納できる空間を確保するように形成された、上面部と、底面部と、前記上面部および前記底面部を接続する接続部と、を備え、
    前記挿入部は、
    前記上面部から延設されている第1延設部と、
    前記底面部から延設されている第2延設部と、
    前記接続部の一端から延設されている第1側壁部と、
    前記接続部の他端から延設されている第2側壁部と、
    を備え、
    前記挿入部の前記第1延設部の内面と、前記挿入部の前記第2延設部の内面との距離は、前記格納部の前記上面部の内面と、前記格納部の前記底面部の内面との距離よりも大きい、
    請求項1に記載の電池交換ユニット。
  3. 前記電池トレーホルダーは、
    前記コイン形電池の正極と接触させるためのプラス端子部と、
    前記コイン形電池の負極と接触させるためのマイナス端子部と、
    を備え、
    前記格納部は、前記電池トレーを前記電池トレーホルダーに挿入するときの挿入方向において、前記狭窄箇所よりも奥側に、前記プラス端子部の少なくとも一部、および/または、前記マイナス端子部の少なくとも一部が配置されている、
    請求項1または2に記載の電池交換ユニット。
  4. 前記マイナス端子部は、細長い形状の延設部を有し、前記延設部が延びる方向の途中に外方に突出した形状を有する、
    請求項3に記載の電池交換ユニット。
  5. 前記電池トレーが前記電池トレーホルダーに挿入されたときに、
    前記マイナス端子部は、前記コイン形電池の平面部に接する形状を有し、
    前記プラス端子部は、前記コイン形電池の側面部に接する形状を有する、
    請求項3または4に記載の電池交換ユニット。
  6. 前記電池トレーは、前記コイン形電池を収容するリブ部であって、前記電池トレーを前記電池トレーホルダーに挿入するときに、前記コイン形電池の負極と接触させるためのマイナス端子部と前記コイン形電池の正極缶とが接触させない形状の前記リブ部を有する、
    請求項3から5のいずれかに記載の電池交換ユニット。
  7. 前記電池トレーは、前記電池トレーを前記電池トレーホルダーに保持させた状態を維持するロック状態と、前記電池トレーを前記電池トレーホルダーから離脱可能とするロック解除状態とにするための回転自在のロックレバーを備える、
    請求項1から6のいずれかに記載の電池交換ユニット。
  8. 前記電池トレーは、外方に突出した形状のツメ部を有しており、
    前記電池トレーホルダーは、前記ツメ部を収容するための開口部を有しており、
    前記ロックレバーは、前記トレーが前記トレーホルダーに挿入されたときに、前記ツメ部が配置されている付近の空間を占有する位置に配置されることで、前記ロック状態を実現する、
    請求項7に記載の電池交換ユニット。
  9. 前記電池トレーは、前記ロックレバーの回動範囲を制限する回動規制部をさらに有する、
    請求項7または8に記載の電池交換ユニット。
  10. 前記電池トレーは、前記ロックレバーを閉じた状態であるロック状態において、前記ロックレバーの端部と、前記電池トレーの前記ロックレバーを収容する本体部の内壁面との間に空間が確保されるように形成されている、
    請求項7から9のいずれかに記載の電池交換ユニット。
  11. 前記電池交換ユニットは、商用電源から入力を得る配線基板上に配置される、
    請求項1から10のいずれかに記載の電池交換ユニット。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の電池交換ユニットに用いられる、
    電池トレー。
  13. 請求項1から11のいずれかに記載の電池交換ユニットに用いられる、
    電池トレーホルダー。
JP2020105721A 2020-06-19 2020-06-19 電池交換ユニット、電池トレー、および、電池トレーホルダー Pending JP2022000835A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020105721A JP2022000835A (ja) 2020-06-19 2020-06-19 電池交換ユニット、電池トレー、および、電池トレーホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020105721A JP2022000835A (ja) 2020-06-19 2020-06-19 電池交換ユニット、電池トレー、および、電池トレーホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022000835A true JP2022000835A (ja) 2022-01-04

Family

ID=79242026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020105721A Pending JP2022000835A (ja) 2020-06-19 2020-06-19 電池交換ユニット、電池トレー、および、電池トレーホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022000835A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007052998A (ja) 電気機器
KR920001298A (ko) 배터리에 전기적으로 접촉하는 접촉단자를 갖는 휴대용 전자기기
JPH0625037Y2 (ja) 回路基板取付構造
JPH03145195A (ja) 携帯型電子機器
JP2022000835A (ja) 電池交換ユニット、電池トレー、および、電池トレーホルダー
JP5414441B2 (ja) 情報処理装置
JP4483890B2 (ja) バッテリパック
JP5174353B2 (ja) 薬剤揮散容器
US6206836B1 (en) Battery-operated device, in particular a blood pressure measuring device
TWI407109B (zh) 具有鉸接遮蔽配置之數位電表
BR112015016814B1 (pt) dispositivo portátil para tratamento de pele ativado eletricamente
JP4428393B2 (ja) バッテリパック
JP5261360B2 (ja) 電池収容部蓋
JP2006310041A (ja) コンセント用プレート、及びコンセント
EP3195416B1 (en) Apparatus for selectively connecting to different sources of electric powers
WO2017110025A1 (ja) 電子機器
JP7309326B2 (ja) 蓄電池用トレー及び電子機器
JP6009780B2 (ja) 電子機器
JPS6031154Y2 (ja) 電池収納装置
JP4036763B2 (ja) 電源プラグと電源インレットを有する電気機器
JP2022130082A (ja) 機器収納用箱体
JP3065187U (ja) 超小型コンピュ―タの外部給電式交換用操作パネル
JP2023079487A (ja) 電子機器
CN108414801A (zh) 一种电能表显示装置
JP2000324214A (ja) 携帯型端末における充電用電源プラグの実装構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240312