JP2021530876A - 改良されたイオンブロッカを備えた遠隔容量結合プラズマ源 - Google Patents

改良されたイオンブロッカを備えた遠隔容量結合プラズマ源 Download PDF

Info

Publication number
JP2021530876A
JP2021530876A JP2021503577A JP2021503577A JP2021530876A JP 2021530876 A JP2021530876 A JP 2021530876A JP 2021503577 A JP2021503577 A JP 2021503577A JP 2021503577 A JP2021503577 A JP 2021503577A JP 2021530876 A JP2021530876 A JP 2021530876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shower head
ion blocker
gas
plasma
ion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021503577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7418401B2 (ja
Inventor
ヴィヴェック ビー. シャー,
ヴィナイアーク ヴィシュワナス ハサン,
バスカー クマール,
ガネーシュ バラスブラマニアン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JP2021530876A publication Critical patent/JP2021530876A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7418401B2 publication Critical patent/JP7418401B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/32091Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being capacitively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32357Generation remote from the workpiece, e.g. down-stream
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/3244Gas supply means
    • H01J37/32449Gas control, e.g. control of the gas flow
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32697Electrostatic control
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32715Workpiece holder
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/02Details
    • H01J2237/026Shields
    • H01J2237/0262Shields electrostatic
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/20Positioning, supporting, modifying or maintaining the physical state of objects being observed or treated
    • H01J2237/202Movement
    • H01J2237/20214Rotation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/20Positioning, supporting, modifying or maintaining the physical state of objects being observed or treated
    • H01J2237/202Movement
    • H01J2237/20221Translation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/32Processing objects by plasma generation
    • H01J2237/33Processing objects by plasma generation characterised by the type of processing
    • H01J2237/332Coating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

ラジカルの流れを生成するための装置および方法が提供される。イオンブロッカが、遠隔プラズマ源のフェースプレートから離れた場所に配置される。イオンブロッカには、プラズマが流れるようにするための開口部がある。シャワーヘッドを通過するプラズマガスイオンが実質的に存在しないように、イオンブロッカは、イオンブロッカの反対側に配置されたシャワーヘッドに対して極性を与えられている。【選択図】図2

Description

[0001]本開示の実施形態は、半導体処理チャンバのためのガス分配プレートに関する。詳細には、本開示の実施形態は、バイアスされたイオンフィルタを備えた遠隔容量結合プラズマ(RCCP)源に関する。
[0002]現在の遠隔容量結合プラズマ(RCCP)源は、膜に過負荷欠陥を引き起こす可能性がある。これは、RCCP源からのイオンリークが原因であると考えられている。流動性膜のためには、高エネルギーのイオンをブロックし、揮発性の前駆体と反応することができるラジカルを流すことが適切である。反応後、前駆体は、低揮発性の低分子量ポリマーに変換され、流動性膜としてウェハ上に堆積され得る。現在のプロセスでは、前駆体と反応するために、酸素ラジカルを使用する。酸素ラジカルは、寿命が非常に短く、アルミニウム表面上での再結合率が高いので、大きな穴のあるイオンブロッカを使用して、穴内での酸素ラジカルの再結合を防ぐ。ただし、穴が大きいので、多数の酸素イオンとアルゴンイオンが、ラジカルとともに反応チャンバに運ばれる。これらのイオンは、堆積した膜の流動性を低下させ、欠陥を生成する。したがって、当技術分野では、過負荷欠陥を低減し、および/またはイオンリークを低減するためのRCCP装置および方法が必要とされている。
[0003]本開示の1つ以上の実施形態は、遠隔プラズマ源、イオンブロッカ、およびシャワーヘッドを備えるガス分配装置に関する。遠隔プラズマ源は、フェースプレートを有し、イオンブロッカは、フェースプレートに面する背面を有する。イオンブロッカの背面と前面が、イオンブロッカの厚さを規定する。イオンブロッカの背面は、フェースプレートからある距離を空けて配置され、間隙を形成する。イオンブロッカは、イオンブロッカの厚さを通って延びる複数の開口部を含む。シャワーヘッドは、背面と前面を有する。シャワーヘッドの背面は、イオンブロッカの前面に面しており、前面から離れて配置されている。シャワーヘッドは、遠隔プラズマ源からのラジカルがシャワーヘッドを通って流れることができるようにするための複数の開孔を備える。電圧レギュレータが、イオンブロッカとシャワーヘッドに接続され、シャワーヘッドに対してイオンブロッカに極性を与える。
[0004]本開示の追加の実施形態は、ラジカルを処理チャンバに提供する方法に関する。第1の量のイオンおよびラジカルを含むプラズマが、イオンブロッカによって仕切られたプラズマ空洞内で生成される。イオンブロッカに極性を与えて、イオンブロッカの開口部を通過するイオンを第1の量のイオンから第2の量に減少させ、ラジカルの流れを生成する。ラジカルの流れは、イオンブロッカに隣接し、イオンブロッカから離れて配置されたシャワーヘッドを通過し、シャワーヘッドは、ラジカルがシャワーヘッドを通過できるようにするための複数の開孔を備える。イオンブロッカは、シャワーヘッドに対して極性を有する。
[0005]本開示のさらなる実施形態は、処理チャンバのコントローラによって実行されると、処理チャンバに、第1の量のイオンおよびラジカルを含むプラズマをプラズマ空洞内で生成する工程、シャワーヘッドに対してイオンブロッカに極性を与える工程、ならびにイオンブロッカによって仕切られたプラズマ空洞内へプラズマガスの流れを提供する工程を実行させる命令を含む非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
[0006]本開示の上記の特徴を詳細に理解することができるように、上記で簡単に要約した本開示のより具体的な説明が、実施形態を参照することによって得られ、そのいくつかは、添付の図面に示されている。しかしながら、添付の図面は、本開示の典型的な実施形態のみを例示し、したがって、その範囲を限定すると見なされるべきではなく、本開示は、他の同等に有効な実施形態を認めることができることに留意されたい。本明細書に記載の実施形態は、同様の参照番号が同様の要素を示す添付の図面の図において、例として示されており、限定として示されているのではない。
本開示の1つ以上の実施形態による処理チャンバの断面概略図を示す。 本開示の1つ以上の実施形態によるガス分配装置の断面概略図を示す。 本開示の1つ以上の実施形態による、デュアルチャネルシャワーヘッドを有する処理チャンバの部分図を示す。
[0010]本開示の実施形態は、バイアスされたイオンブロッカプレートを含む遠隔容量結合プラズマ(RCCP)源を対象とする。いくつかの実施形態は、RCCPが従来のプラズマ源よりも高い電力で動作することを可能にする。いくつかの実施形態は、プラズマ処理方法のためのラジカル(例えば、酸素ラジカル)の増加を提供する。いくつかの実施形態は、流動性膜堆積プロセスにおける欠陥を低減し、流動性を改善するためのRCCP装置および方法を有利に提供する。
[0011]現在の半導体製造プロセスでは、特にフロントエンド(FEOL)プロセスでは、欠陥仕様が非常に厳しくなっている。いくつかの実施形態によれば、バイアスされたイオンブロッカを備えたRCPP源が、イオンがRCCP源から漏れて膜を損傷するのを防ぐために使用される。本発明者らは、驚くべきことに、膜欠陥は、実質的に、チャンバ内を流れる遠隔アルゴンプラズマおよび前駆体によってのみ形成されることを発見した。本開示の1つ以上の実施形態は、流動性膜における欠陥形成を低減または排除するための装置および方法を有利に提供する。
[0012]図1を参照すると、本開示の1つ以上の実施形態は、極性を有することができるイオンブロッカ210を備えたガス分配装置200を含む処理チャンバ100に関する。処理チャンバ100は、内部容積部105を取り囲む上部102、底部104、および少なくとも1つの側壁106を備える。ガス分配装置200は、前面222を備えたシャワーヘッド220を含む。
[0013]基板支持体110が、処理チャンバ100の内部容積部105内にある。いくつかの実施形態の基板支持体110は、支持シャフト114に接続されている。支持シャフト114は、基板支持体110と一体的に形成することができ、または基板支持体100とは別個の構成要素であってもよい。いくつかの実施形態の支持シャフト114は、基板支持体110の中心軸112の周りで回転する113ように構成される。図示の実施形態は、基板支持体110の支持面111上に基板130を含む。基板130は、シャワーヘッド220の前面222に面する基板表面131を有する。支持面111とシャワーヘッドの前面222との間の空間は、反応空間133と呼ばれ得る。
[0014]いくつかの実施形態では、支持シャフト114は、支持面111を、シャワーヘッド220の前面222に近づけるか、または前面222から遠ざけるように移動させる117ように構成される。支持面111を回転させる113または移動させる117ために、いくつかの実施形態の処理チャンバは、1つ以上の回転または並進運動のために構成された1つ以上のモータ119を含む。単一のモータ119が、図1に示されているが、当業者は、回転または並進運動を実行するための適切なモータおよび構成要素の適切な配置に精通しているであろう。
[0015]ガス分配装置200は、遠隔プラズマ源205を備える。一般に、遠隔プラズマ源205は、反応空間133から離れた位置にある空洞またはチャンバ内にプラズマを生成する。遠隔プラズマ源205で生成されたプラズマは、適切な接続部を通って反応空間133に輸送される。例えば、遠隔プラズマ源205で生成されたプラズマは、シャワーヘッドを通って反応空間133に流れ込むことができる。
[0016]図2は、本開示の1つ以上の実施形態による遠隔プラズマ源205の概略図を示している。図3は、本開示の1つ以上の実施形態による、ガス分配アセンブリ200を含む処理チャンバ100の部分図を示す。
[0017]図2および図3の両方を参照すると、遠隔プラズマ源205は、フェースプレート207およびイオンブロッカ210を含む。フェースプレート207およびイオンブロッカ210は、プラズマ空洞とも呼ばれるプラズマ生成領域206を取り囲む。遠隔プラズマ源のフェースプレートは、プラズマ生成領域206に面している。
[0018]イオンブロッカ210は、フェースプレート207に面し、プラズマ生成領域206を仕切る背面211と、前面212とを有する。背面211は、プラズマ生成領域206の高さを規定する距離Dの間隔で配置されている。背面211および前面212は、イオンブロッカ210の厚さTを規定する。イオンブロッカ210は、厚さTを通って延びる複数の開口部215を含み、開口部215aが、背面211に形成され、開口部215bが、前面212に形成されている。開口部215は、ガスがプラズマ生成領域206からプラズマ生成領域206の外側の領域に流れることを可能にする。
[0019]ガス分配装置200は、間隙227を形成するように、イオンブロッカ210から距離を置いて配置されたシャワーヘッド220を含む。シャワーヘッド220は、前面222および背面224を有する。シャワーヘッド220の背面224は、イオンブロッカ210の前面212に面している。シャワーヘッド220の背面224とイオンブロッカ210の前面212との間の距離が、距離Dを有する間隙227を規定する。
[0020]シャワーヘッド220は、プラズマ成分(例えば、ラジカル)がシャワーヘッド220を通って流れることを可能にするための、背面224から前面222に延びる複数の開孔225を含む。背面224の開孔開口部225aは、シャワーヘッド220を通って前面222の開孔開口部225bまで延びて、開孔225を形成する。開孔225は、間隙227と反応空間133との間の流体連結を可能にする通路として機能する。
[0021]図2に示されるシャワーヘッド220は、単一チャネルシャワーヘッドと呼ばれ得る。シャワーヘッド220を通過するために、ガスは、単一の流路を形成する開孔225を通って流れなければならない。当業者は、これが単に1つの可能な構成であり、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことを認識するであろう。例えば、図3に示されるシャワーヘッド220は、種がシャワーヘッドから反応空間133に現れるまで混合しないように種がシャワーヘッドを通過するための2つの別個の流路がある、デュアルチャネルシャワーヘッドである。
[0022]いくつかの実施形態のガス分配装置200は、イオンブロッカ210およびシャワーヘッド220に接続された電圧レギュレータ230を含む。電圧レギュレータ230は、イオンブロッカ210とシャワーヘッド220との間に電圧差を作り出すことができる、当業者に知られている任意の適切な構成要素であり得、ポテンシオスタットを含むがこれに限定されない。電圧レギュレータ230は、内部導体または外部導体の一方がイオンブロッカ210に接続され、内部導体または外部導体の他方がシャワーヘッド220に接続されている同軸接続を含むが、これに限定されない、当業者に知られている任意の適切なコネクタによって、イオンブロッカ210およびシャワーヘッド220に接続される。同軸伝送線の内部導体と外部導体は、適切な絶縁体によって互いから電気的に絶縁されている。
[0023]ガス分配装置200は、少なくとも1つのガス入口240を含む。単一チャネルシャワーヘッドが使用される図2に示される実施形態では、ガス入口240は、プラズマ生成領域206と流体連結している。プラズマ生成領域206は、プラズマガスと非プラズマガスの両方に使用することができる。例えば、プラズマガス(プラズマになるガス)は、プラズマ生成領域に流れ込み、点火されてプラズマになり、反応空間133に流れ込むことができる。プラズマ曝露後、非プラズマガスは、プラズマに点火することなくプラズマ生成領域を通って流れて、非プラズマベースの種が反応空間133に入ることを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、処理チャンバは、チャンバの本体(例えば、側壁、上部または底部)にガス入口を有し、遠隔プラズマ源にガス入口を有する。
[0024]いくつかの実施形態では、プラズマ中に存在するイオンが反応空間133に到達する量を減少させるためにイオンブロッカ210を使用する処理チャンバに、ラジカルが提供される。図2を参照すると、いくつかの実施形態では、プラズマ251が、電源257を使用してプラズマ空洞(プラズマ生成領域206)内で生成される。プラズマ251は、第1の量のイオン252および第1の量のラジカル253を有する。図2に示される実施形態は、プラズマ251中の第1の量のイオン252として5つのイオンを示し、イオンブロッカ210を通過した後の、間隙227中の第2の量のイオン252として1つのイオンを示す。当業者は、この図が1つ以上の実施形態の動作を説明するために使用され、イオンブロッカによって「フィルタリングされた」イオンの比率を反映していないことを認識するであろう。
[0025]プラズマ251は、容量結合プラズマ、誘導結合プラズマ、およびマイクロ波プラズマを含むがこれらに限定されない、当業者に知られている任意の適切な技術によって生成することができる。いくつかの実施形態では、プラズマ251は、RFおよび/またはDC電力を印加してフェースプレート207とイオンブロッカ210またはシャワーヘッド220のうちの1つ以上との間に差を生じさせることによってプラズマ空洞(プラズマ生成領域206)内で生成される容量結合プラズマである。
[0026]遠隔プラズマ源105で生成されるプラズマは、イオンではなくラジカルが反応に使用される任意の適切な反応性ガスを含むことができる。いくつかの実施形態では、プラズマガスは、分子状酸素(O)、分子状窒素(N)、ヘリウム(He)、分子状水素(H)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar)またはクリプトン(Kr)のうちの1つ以上を含む。
[0027]イオンブロッカ210は、プラズマからのイオンが開口部215を通過するのを防止する、または通過するイオンの量を最小化するように、極性を有している。イオンブロッカ210に極性を与えると、開口部215を通過するイオン252が、第1の量から、第1の量よりも少ない第2の量に減少する。イオンブロッカ210は、いくつかの実施形態によれば、イオン252を実質的に含まない、ラジカル253の流れを生成する。このように使用される場合、「イオンを実質的に含まない」という用語は、反応空間133に入るイオン組成が、反応空間133に入るラジカルの量の約10%、5%、2%、1%、0.5%または0.1%以下であることを意味する。
[0028]いくつかの実施形態のイオンブロッカ210は、プラズマ251内のイオン252の数を、プラズマ生成領域206内の第1の数から、反応空間133または間隙227内の第2の数に減少させる。いくつかの実施形態では、第2の数は、第1の数の約50%、40%、30%、20%、10%、5%、2%、1%または0.5%以下である。
[0029]イオン252は帯電しているので、極性を与えられたイオンブロッカ210は、開口部215を通過するイオン252に対する障壁として機能する。他方、ラジカル253は帯電しておらず、極性を与えられたイオンブロッカ210は、ラジカル253がイオンブロッカ210を通過できるように、開口部215を通るラジカルの運動に(あったとしても)最小限の影響しか及ぼさない。その後、ラジカル253は、シャワーヘッド220の開口部225を通過して、反応空間133に入ることができる。
[0030]イオンブロッカ210は、任意の適切な厚さを有する任意の適切な材料で作ることができる。いくつかの実施形態では、イオンブロッカ210は、アルミニウムまたはステンレス鋼を含む。いくつかの実施形態では、イオンブロッカ210は、約0.5mmから約50mmの範囲、または約1mmから約25mmの範囲、または約2mmから約20mmの範囲、または約3mmから約15mmの範囲、または約4mmから約10mmの範囲の厚さTを有する。
[0031]イオンブロッカ210の開口部215は、均一な幅を有することができ、または様々な幅を有することができる。いくつかの実施形態では、開口部215は、イオンブロッカ210内の位置に応じて異なる直径を有する。例えば、いくつかの実施形態では、イオンブロッカ210の開口部215は、イオンブロッカ210の中心の開口部よりも、イオンブロッカ210の外周縁の周りで大きくてもよい。いくつかの実施形態では、任意の所与の開口部215の幅(または円形開口部の直径)は、イオンブロッカ210の厚さTを通って変化する。例えば、いくつかの実施形態では、開口部215aの幅(または円形開口部の直径)は、背面211で最大であり、イオンブロッカ210の前面212の開口部215bのより小さな幅(または円形開口部の直径)に向かって下方に先細になる。いくつかの実施形態では、開口部215は円形であり、約1/8インチから約1/2インチの範囲、または約3/16インチから約7/16インチの範囲、または約1/4インチから約3/8インチの範囲、または約5/16インチの直径を有する。いくつかの実施形態では、開口部215は円形であり、約3mmから約13mmの範囲、または約4mmから約12mmの範囲、または約5mmから約11mmの範囲、または約6mmから約10mmの範囲、または約7mmから約9mmの範囲、または約8mmの直径を有する。
[0032]いくつかの実施形態では、イオンブロッカ210は、電圧レギュレータ230を使用して、シャワーヘッド220に対して極性を与えられている。いくつかの実施形態では、電圧レギュレータは、約±2Vから約±100Vの範囲、または約±5Vから約±50Vの範囲で、シャワーヘッド220に対するイオンブロッカ210の直流(DC)極性を提供するように構成される。別の言い方をすれば、イオンブロッカ210は、正または負のバイアスのいずれかで、約2Vから約100Vの範囲、または約5Vから約50Vの範囲で、シャワーヘッド220に対して極性が与えられる。
[0033]図3を参照すると、本開示のいくつかの実施形態は、デュアルチャネルシャワーヘッド220を有する。デュアルチャネルシャワーヘッド220は、第1のガスチャネル220aおよび第2のガスチャネル220bを有する。第1のガスチャネル220aは、間隙227内の第1のガスがシャワーヘッド220を通過して反応空間133に到達することを可能にする第1のガス流路として機能する。第2のガスチャネル220bは、第2のガスが第1のガスと混合することなく反応空間133に流入することを可能にする第2のガス流路として機能する。図示の実施形態では、2つのガス入口240a、240bがあり、一方は、遠隔プラズマ源205のプラズマ生成領域206に接続され、他方は、遠隔プラズマ源205をバイパスし、第2のガスチャネル220bに直接結合される。
[0034]図示の実施形態では、デュアルチャネルシャワーヘッド220の第1のガスチャネル220aは、イオンブロッカ210とフェースプレート207との間の間隙227と流体連結しており、シャワーヘッド220の複数の開孔225は、シャワーヘッド220の前面222から背面224まで延びる第1の複数の開孔225aを含む。間隙227は、遠隔プラズマ源205からのガスのプレナムとして機能して、反応空間133に均一なガス流を提供することができる。
[0035]いくつかの実施形態では、デュアルチャネルシャワーヘッド220の第2のガスチャネル220bは、第2の複数の開孔225bと流体連結している。第2の複数の開孔225aは、シャワーヘッド220の前面222からガス容積部229まで延びる。ガス容積部229は、ガス入口240bと反応空間133との間のプレナムとして機能することができ、第2のガスは、間隙227を通過することなく、第1のガスと第2のガスの両方が反応空間133に入るまで、第1のガスと接触することなく、反応空間に流れることができる。別の言い方をすれば、第2の複数の開孔225bは、第2のガスチャネルをシャワーヘッド220の背面224と直接接続しない。このように使用される場合、「直接接続しない」という用語は、第2の複数の開孔225bを通って流れるガスが、第1の複数の開孔225aの1つを通過せずにシャワーヘッド220の背面224と接触することがないことを意味する。
[0036]いくつかの実施形態では、イオンブロッカ210の開口部215の少なくともいくつかは、シャワーヘッド220の第1の複数の開口部225aの少なくともいくつかと整列している。このように使用される場合、「整列」という用語は、背面211から前面212に延びる開口部215の中心を通って引かれた仮想線が、シャワーヘッド220の開口部225aも通過することを意味する。図3の図示の実施形態では、イオンブロッカ210の開口部215のそれぞれが、第1の複数の開口部225aの1つと整列して、イオンブロッカ210の通過中におけるプラズマ生成領域206から反応空間133へのより直接的な流路を提供する。いくつかの実施形態では、イオンブロッカ210の開口部215のいずれも、第1の複数の開口部225aの1つと直接整列していない。
[0037]図1に戻ると、処理チャンバ100のいくつかの実施形態は、処理チャンバ100、基板支持体110、支持シャフト114、モータ119、遠隔プラズマ源205、イオンブロッカ210、または電圧レギュレータ230のうちの1つ以上に結合された少なくとも1つのコントローラ190を含む。いくつかの実施形態では、個々の構成要素に接続された1つより多いコントローラ190があり、一次制御プロセッサが、システムを制御するために別個のコントローラまたはプロセッサのそれぞれに結合されている。コントローラ190は、様々なチャンバおよびサブプロセッサを制御するために産業環境で使用することができる、任意の形態の汎用コンピュータプロセッサ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどのうちの1つであり得る。
[0038]少なくとも1つのコントローラ190は、プロセッサ192、プロセッサ192に結合されたメモリ194、プロセッサ192に結合された入力/出力デバイス196、および異なる電子部品間の通信のためのサポート回路198を有することができる。メモリ194は、一時的メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ)および非一時的メモリ(例えば、ストレージ)の1つ以上を含むことができる。
[0039]プロセッサのメモリ194、またはコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フロッピーディスク、ハードディスク、または任意の他の形態のローカルもしくはリモートのデジタルストレージなどの容易に利用可能なメモリのうちの1つ以上であり得る。メモリ194は、システムのパラメータおよび構成要素を制御するようにプロセッサ192によって動作可能な命令セットを保持することができる。サポート回路198は、従来の方法でプロセッサをサポートするためにプロセッサ192に結合されている。回路は、例えば、キャッシュ、電源、クロック回路、入力/出力回路、サブシステムなどを含み得る。
[0040]プロセスは、一般に、プロセッサによって実行されると、プロセスチャンバに本開示のプロセスを実行させるソフトウェアルーチンとして、メモリに格納され得る。ソフトウェアルーチンはまた、プロセッサによって制御されているハードウェアから離れて配置された第2のプロセッサ(図示せず)によって格納および/または実行され得る。本開示の方法の一部または全ては、ハードウェアでも実行され得る。したがって、プロセスは、ソフトウェアに実装されて、コンピュータシステムを使用して実行されてもよいし、例えば、特定用途向け集積回路もしくは他のタイプのハードウェア実装としてハードウェアに実装されてもよいし、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせとして実装されてもよい。ソフトウェアルーチンは、プロセッサによって実行されると、汎用コンピュータを、プロセスが実行されるようにチャンバの動作を制御する専用コンピュータ(コントローラ)に変換する。
[0041]いくつかの実施形態では、コントローラ190は、本開示の実施形態を実行するための個々のプロセスまたはサブプロセスを実行するための1つ以上の構成を有する。コントローラ190は、方法の機能を実行するように媒介構成要素を動作させるように接続および構成することができる。例えば、コントローラ190は、ガスバルブ、アクチュエータ、モータ、スリットバルブ、真空制御装置などのうちの1つ以上を制御するように接続および構成することができる。
[0042]いくつかの実施形態のコントローラ190または非一時的なコンピュータ可読媒体は、中心軸の周りで基板支持体を回転させる、遠隔プラズマ源へのガスの流れを提供する、遠隔プラズマ源でプラズマを生成する、イオンブロッカとシャワーヘッドの間に電圧差を提供する、またはシャワーヘッドの第2のチャネルへの第2のガスの流れを提供する構成から選択される1つ以上の構成または命令を有する。
[0043]本明細書全体を通して「一実施形態」、「いくつかの実施形態」、「1つ以上の実施形態」または「実施形態」への言及は、その実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造、材料、または特性が、本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体を通して様々な場所での「1つ以上の実施形態において」、「いくつかの実施形態において」、「一実施形態において」または「実施形態において」などの句の出現は、必ずしも本開示の同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、1つ以上の実施形態では、特定の特徴、構造、材料、または特性を任意の適切な方法で組み合わせることができる。
[0044]本明細書の開示は、特定の実施形態を参照して説明されてきたが、当業者は、説明された実施形態が本開示の原理および適用の単なる例示であることを理解するであろう。本開示の精神および範囲から逸脱することなく、本開示の方法および装置に様々な修正および変形を行うことができることが、当業者には明らかであろう。したがって、本開示は、添付の特許請求の範囲およびそれらの同等物の範囲内にある修正および変形を含むことができる。

Claims (15)

  1. フェースプレートを有する遠隔プラズマ源、
    前記フェースプレートに面する背面および前面であって、厚さを規定する背面および前面を有するイオンブロッカであって、前記イオンブロッカの前記背面が、前記フェースプレートからある距離を空けて配置されて、間隙を形成し、前記イオンブロッカが、前記厚さを通って延びる複数の開口部を備える、イオンブロッカ、
    背面および前面を有するシャワーヘッドであって、前記シャワーヘッドの前記背面が、前記イオンブロッカの前記前面に面し、前記イオンブロッカの前記前面から離れて配置されており、前記シャワーヘッドが、前記遠隔プラズマ源からのラジカルが前記シャワーヘッドを通って流れることを可能にする複数の開孔を備える、シャワーヘッド、ならびに
    前記イオンブロッカおよび前記シャワーヘッドに接続され、前記シャワーヘッドに対して前記イオンブロッカに極性を与える電圧レギュレータ、
    を備えるガス分配装置。
  2. 前記シャワーヘッドを通過するプラズマガスイオンが実質的に存在しないように、前記イオンブロッカが、前記シャワーヘッドに対して極性を与えられている、請求項1に記載のガス分配装置。
  3. 前記シャワーヘッドが、第1のガスチャネルおよび第2のガスチャネルを有するデュアルチャネルシャワーヘッドである、請求項1に記載のガス分配装置。
  4. 前記デュアルチャネルシャワーヘッドの前記第1のガスチャネルが、前記イオンブロッカと前記フェースプレートとの間の前記間隙と流体連結しており、前記シャワーヘッドの前記複数の開孔が、前記シャワーヘッドの前記前面から前記背面へ延びる第1の複数の開孔を含む、請求項3に記載のガス分配装置。
  5. 前記デュアルチャネルシャワーヘッドの前記第2のガスチャネルが、前記シャワーヘッドの前記前面の第2の複数の開孔と流体連結しており、前記第2の複数の開孔のいずれも、前記第2のガスチャネルを前記シャワーヘッドの前記背面と直接接続していない、請求項4に記載のガス分配装置。
  6. 前記イオンブロッカの前記開口部の少なくともいくつかが、前記シャワーヘッドの前記第1の複数の開孔の少なくともいくつかと整列している、請求項4に記載のガス分配装置。
  7. 前記イオンブロッカの前記開口部のそれぞれが、前記シャワーヘッドの前記第1の複数の開孔の1つと整列している、請求項4に記載のガス分配装置。
  8. 電圧レギュレータが、約±2Vから約±100Vの範囲で、前記シャワーヘッドに対する前記イオンブロッカの直流(DC)極性を提供するように構成されている、請求項1に記載のガス分配装置。
  9. 前記電圧レギュレータが、約±5Vから約±50Vの範囲で、前記シャワーヘッドに対する前記イオンブロッカの直流(DC)極性を提供するように構成されている、請求項1に記載のガス分配装置。
  10. 前記イオンブロッカの前記開口部が、約1/8インチから約1/2インチの範囲の直径を有する、請求項1に記載のガス分配装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のガス分配装置を備える処理チャンバ。
  12. ラジカルを処理チャンバに提供する方法であって、
    第1の量のイオンおよびラジカルを含むプラズマを、イオンブロッカによって仕切られたプラズマ空洞内で生成することと、
    前記イオンブロッカの開口部を通過するイオンを前記第1の量のイオンから第2の量に減少させ、ラジカルの流れを生成するように、前記イオンブロッカに極性を与えることと、
    前記ラジカルの流れに、前記イオンブロッカに隣接し前記イオンブロッカから離れて配置されたシャワーヘッドであって、前記ラジカルが前記シャワーヘッドを通過できるようにするための複数の開孔を備えるシャワーヘッドを通過させることと、
    を含み、
    前記イオンブロッカが、前記シャワーヘッドに対して極性を与えられている、方法。
  13. プラズマガスが、酸素(O)およびアルゴン(Ar)のうちの1つ以上を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記シャワーヘッドを通過するプラズマガスイオンが実質的に存在しないように、前記イオンブロッカが、前記シャワーヘッドに対して極性を与えられている、請求項12に記載の方法。
  15. 命令であって、処理チャンバのコントローラによって実行されると、前記処理チャンバに、
    第1の量のイオンおよびラジカルを含むプラズマを、プラズマ空洞内で生成する工程、
    シャワーヘッドに対してイオンブロッカに極性を与える工程、ならびに
    イオンブロッカによって仕切られたプラズマ空洞内へ、プラズマガスの流れを提供する工程、
    を実行させる命令を含む、非一時的なコンピュータ可読媒体。
JP2021503577A 2018-07-27 2019-07-26 改良されたイオンブロッカを備えた遠隔容量結合プラズマ源 Active JP7418401B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201862711206P 2018-07-27 2018-07-27
US62/711,206 2018-07-27
PCT/US2019/043624 WO2020023853A1 (en) 2018-07-27 2019-07-26 Remote capacitively coupled plasma source with improved ion blocker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021530876A true JP2021530876A (ja) 2021-11-11
JP7418401B2 JP7418401B2 (ja) 2024-01-19

Family

ID=69177930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021503577A Active JP7418401B2 (ja) 2018-07-27 2019-07-26 改良されたイオンブロッカを備えた遠隔容量結合プラズマ源

Country Status (7)

Country Link
US (2) US11069514B2 (ja)
JP (1) JP7418401B2 (ja)
KR (2) KR102590963B1 (ja)
CN (1) CN112534542B (ja)
SG (1) SG11202100015PA (ja)
TW (2) TWI826998B (ja)
WO (1) WO2020023853A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023098595A (ja) * 2021-12-28 2023-07-10 セメス カンパニー,リミテッド 基板処理装置及び基板処理方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7443516B2 (ja) * 2020-06-01 2024-03-05 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
US20230107392A1 (en) * 2021-10-01 2023-04-06 Applied Materials, Inc Method and apparatus for generating plasma with ion blocker plate
KR102583259B1 (ko) * 2021-12-28 2023-09-27 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
US20230335377A1 (en) * 2022-04-15 2023-10-19 Applied Materials, Inc. Showerhead assembly with heated showerhead
KR102646841B1 (ko) 2022-07-15 2024-03-13 세메스 주식회사 기판처리장치 및 기판처리방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07169746A (ja) * 1993-12-14 1995-07-04 Ebara Corp 低エネルギー中性粒子線を用いた微細加工装置
JPH07263407A (ja) * 1994-03-17 1995-10-13 Hitachi Ltd ラジカル発生装置、ラジカル照射方法、半導体装置の製造方法、電子装置の製造方法およびドライエッチング方法
WO2006129643A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Tokyo Electron Limited プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP2013084552A (ja) * 2011-09-29 2013-05-09 Tokyo Electron Ltd ラジカル選択装置及び基板処理装置
JP2014510390A (ja) * 2011-01-18 2014-04-24 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 容量結合プラズマを使用する半導体処理システムおよび方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4158589A (en) 1977-12-30 1979-06-19 International Business Machines Corporation Negative ion extractor for a plasma etching apparatus
US20020004309A1 (en) * 1990-07-31 2002-01-10 Kenneth S. Collins Processes used in an inductively coupled plasma reactor
USH2212H1 (en) * 2003-09-26 2008-04-01 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Method and apparatus for producing an ion-ion plasma continuous in time
KR101028625B1 (ko) * 2005-03-31 2011-04-12 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판의 질화 처리 방법 및 절연막의 형성 방법
KR100855002B1 (ko) 2007-05-23 2008-08-28 삼성전자주식회사 플라즈마 이온 주입시스템
KR100909162B1 (ko) 2007-10-23 2009-07-23 주식회사 동부하이텍 반도체 소자의 제조 방법
US20100270262A1 (en) * 2009-04-22 2010-10-28 Applied Materials, Inc. Etching low-k dielectric or removing resist with a filtered ionized gas
US9324576B2 (en) * 2010-05-27 2016-04-26 Applied Materials, Inc. Selective etch for silicon films
US20130059448A1 (en) * 2011-09-07 2013-03-07 Lam Research Corporation Pulsed Plasma Chamber in Dual Chamber Configuration
SG10201602780VA (en) * 2011-04-11 2016-05-30 Lam Res Corp E-beam enhanced decoupled source for semiconductor processing
WO2012142038A1 (en) * 2011-04-11 2012-10-18 Lam Research Corporation E-beam enhanced decoupled source for semiconductor processing
US9373517B2 (en) 2012-08-02 2016-06-21 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing with DC assisted RF power for improved control
US10256079B2 (en) * 2013-02-08 2019-04-09 Applied Materials, Inc. Semiconductor processing systems having multiple plasma configurations
JP6388886B2 (ja) * 2013-03-06 2018-09-12 プラズマ − サーム、エルエルシー 半導体ウエハをプラズマ・ダイシングするための方法
CN104342632B (zh) * 2013-08-07 2017-06-06 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 预清洗腔室及等离子体加工设备
US9502218B2 (en) * 2014-01-31 2016-11-22 Applied Materials, Inc. RPS assisted RF plasma source for semiconductor processing
US20160017495A1 (en) * 2014-07-18 2016-01-21 Applied Materials, Inc. Plasma-enhanced and radical-based cvd of porous carbon-doped oxide films assisted by radical curing
US9343272B1 (en) * 2015-01-08 2016-05-17 Applied Materials, Inc. Self-aligned process
US10204795B2 (en) 2016-02-04 2019-02-12 Applied Materials, Inc. Flow distribution plate for surface fluorine reduction
US9934942B1 (en) * 2016-10-04 2018-04-03 Applied Materials, Inc. Chamber with flow-through source
US20180230597A1 (en) 2017-02-14 2018-08-16 Applied Materials, Inc. Method and apparatus of remote plasmas flowable cvd chamber
KR102453450B1 (ko) * 2017-10-23 2022-10-13 삼성전자주식회사 플라즈마 처리 장치, 반도체 소자의 제조설비 및 그의 제조방법
JP2021519510A (ja) 2018-03-28 2021-08-10 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated アモルファスシリコンのリモート容量結合プラズマ堆積

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07169746A (ja) * 1993-12-14 1995-07-04 Ebara Corp 低エネルギー中性粒子線を用いた微細加工装置
JPH07263407A (ja) * 1994-03-17 1995-10-13 Hitachi Ltd ラジカル発生装置、ラジカル照射方法、半導体装置の製造方法、電子装置の製造方法およびドライエッチング方法
WO2006129643A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Tokyo Electron Limited プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP2014510390A (ja) * 2011-01-18 2014-04-24 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 容量結合プラズマを使用する半導体処理システムおよび方法
JP2013084552A (ja) * 2011-09-29 2013-05-09 Tokyo Electron Ltd ラジカル選択装置及び基板処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023098595A (ja) * 2021-12-28 2023-07-10 セメス カンパニー,リミテッド 基板処理装置及び基板処理方法
JP7554804B2 (ja) 2021-12-28 2024-09-20 セメス カンパニー,リミテッド 基板処理装置及び基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US11069514B2 (en) 2021-07-20
CN112534542B (zh) 2024-08-23
TWI826998B (zh) 2023-12-21
CN112534542A (zh) 2021-03-19
WO2020023853A1 (en) 2020-01-30
JP7418401B2 (ja) 2024-01-19
TW202232574A (zh) 2022-08-16
KR102590963B1 (ko) 2023-10-17
KR102541406B1 (ko) 2023-06-08
KR20230084330A (ko) 2023-06-12
SG11202100015PA (en) 2021-02-25
US20200035467A1 (en) 2020-01-30
KR20210024241A (ko) 2021-03-04
US20210351020A1 (en) 2021-11-11
TWI764021B (zh) 2022-05-11
TW202016345A (zh) 2020-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021530876A (ja) 改良されたイオンブロッカを備えた遠隔容量結合プラズマ源
JP7464642B2 (ja) マルチゾーンガス分配システム及び方法
US10056233B2 (en) RPS assisted RF plasma source for semiconductor processing
KR100782369B1 (ko) 반도체 제조장치
JP2018082150A (ja) 改善したプロファイルを有するデュアルチャネルシャワーヘッド
TWI607503B (zh) 具有多個電漿配置構件之半導體處理系統
JP6499771B2 (ja) 基板処理装置
TWM547181U (zh) 利用二次電漿佈植的電漿蝕刻系統
TWI653684B (zh) 透過節流閘門閥清洗之粒子減少
JP2020507929A (ja) 遠隔プラズマ流動性cvdチャンバの方法および装置
JP7387794B2 (ja) 遠隔プラズマ酸化チャンバ用ドッグボーン入口錐体輪郭
KR20240068740A (ko) 이온 차단 플레이트를 이용하여 플라즈마를 생성하기 위한 방법 및 장치
JP2019019391A (ja) 成膜装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7418401

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150