JP2021523998A - 筒状の扇風機の構造 - Google Patents
筒状の扇風機の構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021523998A JP2021523998A JP2020564410A JP2020564410A JP2021523998A JP 2021523998 A JP2021523998 A JP 2021523998A JP 2020564410 A JP2020564410 A JP 2020564410A JP 2020564410 A JP2020564410 A JP 2020564410A JP 2021523998 A JP2021523998 A JP 2021523998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safety net
- net body
- wind
- tubular
- honeycomb pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/70—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning
- F04D29/701—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/703—Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps specially for fans, e.g. fan guards
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/08—Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/52—Casings; Connections of working fluid for axial pumps
- F04D29/522—Casings; Connections of working fluid for axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/52—Casings; Connections of working fluid for axial pumps
- F04D29/54—Fluid-guiding means, e.g. diffusers
- F04D29/541—Specially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/545—Ducts
- F04D29/547—Ducts having a special shape in order to influence fluid flow
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
本発明は筒状の扇風機の構造に関するものであり、より詳しくは風を生成する羽根が装着されるハウジングを一定の規格を有する筒状に制作されて、風の送風効率を向上させて、上記の筒状のハウジングの前後面に装着される安全ネット体の形態を最適化することによって、自然の風に近い滑らかな触感の風が送出されるようにしてくれる筒状の扇風機の構造を開発することにその目的がある。上記のような目的を達成するための本発明の筒状の扇風機の構造は、風を発生させる羽根が回転できるように装着され、上記の羽根の装着位置から前後方に所定の長さを有するように形成された筒状のハウジングと、上記の筒状のハウジングの前面に装着されて、複数個の風穴が一定なパターンを形成するように保護桟が形成される前面安全ネット体を含む。
Description
本発明は筒状の扇風機の構造に関するものであり、より詳しくは羽根が装着されるハウジングが筒状に制作されて、筒形ハウジングの前後面に装着される安全ネット体に送風に最適な形態を有する風穴が形成されることを特徴とする筒状の扇風機の構造に関するものである。
一般的に家庭やオフィスで用いられる扇風機は、電気によって風を発生させる機械で、暑い夏に多く用いられている家電製品である。
これらの扇風機は、モーターの駆動に応じて羽根が回転して後方から流入される空気を前方側に送風することで、夏のユーザーに涼しい風を提供するものであって、広い空間で、多数の人々に風を供給することになる。扇風機は羽根が高速で回転するので、人の指などが触れる場合にけがをする危険があり、常に羽根が装着されているハウジングの前後面に安全ネット体が設置される。
したがって、扇風機は風を発生させる羽根の形態及び数、羽根が装着されるハウジングのサイズ及び位置、ハウジングの前後面に設置される安全ネット体の形状などにより、同じ出力のモーターを用いても風の風速、送風の方向、送風の距離などの違いが発生するので、扇風機の送風効率も異なってくる。また、同じ風速の風であっても扇風機の安全ネット体の形態によって、人の顔などに触れる際の肌触りが異なるようになるが、このような肌の感触も最近の高級の家電製品の開発トレンドに合わせて、扇風機を開発する際に考慮される重要な設計因子の一つとして認められている。
このように通常の形態の扇風機から脱し、高い送風効率及び滑らかな肌の触感を有する新しい形態の扇風機を開発するために様々な研究が行われている。
これらの研究の結果のいずれかが日本公開特許第2016−029266号(発明の名称:扇風機用ならびに室内クーラー用の微風生成ネット、公開日:2016年3月3日)に開示されている。この微風生成ネットは送風用の羽根が装着されたハウジングの前面に設置される風量調節用の網目ネットを含み、この風量調節用の網目ネットは、この網目ネットに形成された風穴のサイズを繊維糸の太さなどを用いて細分化させることを技術的な特徴とする。送風の羽根によって人工的に生成された断続的で不均一な風が風穴のサイズが細分化された風量調節用の網目ネットを通過する過程で、自然の風に近い滑らかな微風を生成することができるようにしてくれる。
しかし、この微風生成ネットは、単に風穴のサイズのみを細分化させるもので、風圧の抵抗を増加させるために風速や送風の方向、送風の距離など送風の効率が急激に低下する問題点があった。
韓国公開特許第10−2017−0105822号公報(発明の名称:扇風機の前面安全ネット体、公開日:2017年9月20日)には安全ネット体からなる保護桟の形態を改良して送風効率を向上させることができるようにする技術的な構成が開示されている。この前面安全ネット体は羽根の回転の時に発生する風の直進性を確保して扇風機の送風効率を向上させることができるように、前後面が開放形成されて所定の幅で形成されるリングの形態の外側ガイドと、上記の羽根を保護できるように上記の外側ガイドの前面に形成され、上記の羽根を通じて形成される風が渦流を起こしながら外部に抜け出すことができるようにらせん形からなる複数の保護桟を含めて、上記の保護桟は後方から前方に行くほど次第に厚く形成されて風穴の内径が送風方向に行くほど次第に狭まる形態になるようにすることで、風が飛散されず、直線の形で外部に抜け出させるようにする効果を示す。
しかし、この前面安全ネット体は、ネット体の形態がらせん状に構成されて安全ネット体の前方に、一部の過流が形成されるため、送風距離が短くなるなどの送風の効率が低下するだけでなく、たとえ、風の直進性は向上されるが、らせん状の不均一風により人の顔に触れる際に滑らかな自然の風とは異なる風合いを有するようにする問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解決するために導出されたものであって、風を生成する羽根が装着されるハウジングを一定の規格を有する筒状で作って、風の送風の効率を向上させて、上記の筒状のハウジングの前後面に装着される安全ネット体の形態を最適化させることによって、自然の風に近い滑らかな触感の風が送出されることができるようにしてくれる筒状の扇風機の構造を開発するのに、その目的がある。
上記のような目的を達成するための本発明の筒状の扇風機の構造は、風を発生させる羽根が回転できるように装着されて、上記の羽根の装着位置から前後方に所定の長さを有するように形成される筒状のハウジングと、上記の筒状のハウジングの前面に装着されて、複数個の風穴が一定なパターンを形成するように保護桟が形成される前面安全ネット体を含む。
また、上記の筒状のハウジングは所定の長さを有する円筒形からなり、上記の羽根の装着位置まで前方の先端までのフロント側の長さd1と上記の羽根の装着位置から後方の先端までのリア側の長さd2の比率が4.5:5.5ないし3:7であることが望ましい。
また、上記の筒状のハウジングの直径は上記のフロント側の長さd1の1.75倍から6.75倍のサイズを有することが望ましい。
また、上記の筒状のハウジングはその内部に上記の羽根が回転できるように装着される回転サポート部材が設置されて、この回転サポート部材は上記の筒状のハウジングの長さ方向の中心線から上記の後方の先端の間に位置することができる。この際に、上記の回転サポート部材は放射形で設置されることができる。
また、上記の前面安全ネット体の風穴のパターンは六角形態のハニカムパターンであることが望ましい。上記の六角形態のハニカムパターンは上記の前面安全ネット体の全体面積にわたって、同じサイズで形成される均一形であることもでき、上記の前面安全ネット体の中心から最外殻に行くほど上記の風穴のサイズが次第に増加する放射形であることもできる。
また、上記の前面安全ネット体はその中心から一定の半径の円周方向に沿って形成される区画線を基準にその内側に位置する第1区域とその外側に位置する第2区域に区分され、上記の第1区域及び第2区域は上記の前面安全ネット体が六角形態のハニカムパターンで構成されて、上記の六角形態のハニカムパターンが全体面積にわたって同じサイズで形成される均一形と、上記の前面安全ネット体の中心から最外殻に行くほど風穴のサイズが次第に増加する放射形の中の一つが交替に形成されることができる。
一実施例として、上記の前面安全ネット体の第1区域は均一形のハニカムパターンで形成されて、上記の第2区域は放射形のハニカムパターンで形成されることができる。
また、上記の六角形態のハニカムパターンは上記の風穴の縦hと横dのサイズ比率が1:1.1ないし1:1.25で形成されることが望ましい。
また、上記の六角形態のハニカムパターンを形成する保護桟は風の送風方向である後方から前方に行くほど次第に厚く形成されて、上記の風穴の内径が送風方向に行くほど次第に狭くなる形態で構成されることが望ましい。
一方、本発明による筒状の扇風機の構造は、上記の筒状のハウジングの後面に装着されて、複数個の風穴が一定なパターンを形成するように保護桟が形成される後面安全ネット体を含み、上記の後面安全ネット体の風穴のパターンは六角形態のハニカムパターンであることが望ましい。
この際、上記の六角形態のハニカムパターンは上記の後面安全ネット体の全体面積にわたって同じサイズで形成される均一形であることもでき、上記の後面安全ネット体の中心から最外殻に行くほど風穴のサイズが次第に増加する放射形であることもできる。
また、上記の後面安全ネット体はその中心から一定の半径の円周方向に沿って形成される区画線を基準にその内側に位置する第1区域とその外側に位置する第2区域に区分され、上記の第1区域及び第2区域は上記の後面安全ネット体が六角形態のハニカムパターンで構成されて、上記の六角形態のハニカムパターンは全体面積にわたって同じサイズに形成される均一形と、上記の後面安全ネット体の中心から最外殻に行くほど風穴のサイズが次第に増加する放射形の中の一つが交替に形成されることができる。
一実施例として、上記の後面安全ネット体の第1区域は均一形のハニカムパターンで形成されて、上記の第2区域は放射形のハニカムパターンで形成されることができる。
また、上記の後面安全ネット体の上記の六角形態のハニカムパターンは上記の風穴の縦hと横dのサイズ比率が1:1.1ないし1:1.25で形成されることが望ましい。
また、上記の後面安全ネット体の上記の六角形態のハニカムパターンを形成するように保護桟は風の送風方向である後方から前方に行くほど厚く形成され、上記の風穴の内径が送風方向に行くほど次第に狭くなる形態で構成されることが望ましい。
本発明による筒状の扇風機の構造によれば、ハウジングを筒状に構成して、このハウジングの内の最適な位置に風を発生させる羽根が回転できるように装着されることによって、風の直進性、風速、送風の方向、送風の距離など扇風機が有する送風効率を全体的に向上させる。
また、上記の筒状のハウジングに装着される前・後面の安全ネット体には六角形態のハニカムパターンが形成されることにより、自然の風に近い滑らかなそよ風が発生するようにする。
ここで用いられる専門用語は、単に特定の実施例に言及するためのものであり、本発明を限定することを意図していない。ここで用いられる単数形は、フレーズがこれと明らかに反対の意味を示さない限り、複数形も含む。明細書で用いられる「含む」の意味は、特定の特性、領域、整数、段階、動作、要素、および/または成分を具体化し、他の特定の特性、領域、整数、段階、動作、要素、成分、および/または群の存在や付加を除外するものではない。
定義が異なるわけではないが、ここで用いられる技術用語及び科学用語を含むすべての用語は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が一般に理解する意味と同じ意味を有する。通常に用いられる辞書に定義された用語は、関連技術文献と現在開示された内容に附合する意味を有するものと追加解釈され、定義されていない限り、理想的であるか、非常に正式な意味で解釈されない。
以下、図面を参考にして、本発明の一実施形態による筒状の扇風機の構造をより詳しく説明することにする。
図1は、本発明による筒状の扇風機の斜視図であり、図2はその分解斜視図である。筒状の扇風機10は、送風用の羽根50が回転できるように装着される筒状のハウジング20とこの筒状のハウジング20の前面及び背面に装着される安全ネット体30、40を含む。
上記の筒状のハウジング20は、床に安定的に置かれるように構成された下部ベース70から垂直支持台60によって一定の高さくらい上方に位置するように設置される。この筒状のハウジング20は、円筒形が大体だが、機能やデザイン的な面を考慮して正方筒状、六角筒状などのように多角形の筒体で構成することもできる。
この筒状のハウジング20は、内部に装着された羽根50が高速で回転する際に、背面からの風を流入し、この流入された風が筒状のハウジングの内部を通過して前面に送風されるようにしてくれる送風流路の役割を果たしている。この筒状のハウジング20の規格や羽根50との位置関係に応じて送風の効率などを改善することができ、本発明者は、数回の実験を通じて最適の送風効率を表す筒状のハウジング20を設計した。これについては、図3を参考に、詳しく後述することにする。
上記の前面安全ネット体30と背面安全ネット体40は、それぞれ、上記の筒状のハウジング20に着脱できるように設置される。この安全ネット体40には、複数の風穴32が一定のパターンを形成するようにする保護桟31が形成される。上記の保護桟31は、基本的に人の指などが筒状のハウジング20の内部に入って回転する羽根50にぶつかって負傷を受けることを防止してくれる。また、保護桟31によって形成される一定のパターンの風穴32は、風の送風効率及び皮膚に触れる触感などを改善させることができ、本発明者は、数回の実験を通じて最適の安全ネットのパターンを設計したところ、これについては図4から図9までを参考に詳しく後述することにする。また、安全ネット30、40のパターンを形成する保護桟31の厚さ方向への断面形状も送風効率を制御するのに寄与するところ、これについては、図10から図13までを参考に詳しく説明することにする。
図3は、本発明の望ましい一実施形による筒状のハウジング20の断面の形状を示す。本実施例では、上記の筒状のハウジング20が所定の長さを有する円筒状に示されているが、機能やデザイン的な側面を考慮して正方筒状のような多角形の筒体で構成されることができることは上記した通りである。筒状のハウジング20が円筒形で構成されると、最外殻の形状が円形である羽根50と同じ形状になるので、お互いに密着されるように設計することができ、最適な空間活用ができる。また、円筒状の内部には、ハウジング20の長さ方向に角ばった角の部分が存在しないため、羽根50の回転によりらせん状に直進する風が角ばった角にぶつかって過流が発生することを防止するため、最大の送風距離などを示すなどの送風効率を向上させてくれる。
上記の筒状のハウジング20が正方筒状で構成されると、正方形の角の部分と円形の羽根50との間に余分のスペースを確保することができ、ハウジングの内部をらせん状に直進する風が角ばった角の余分のスペースまで拡散されるため、送風面積をより広く確保することができるメリットがある。六角筒状は円筒状と正方筒状の中間の形態として、両者のメリットを生かすことができる特徴を有する。また、円筒状、正方筒状、六角筒状はデザインの側面でもお互いに異なる美感を有するので、上述の機能的な側面とデザイン的な側面の両方を考慮して選択的に適用することができる。
一方、筒状のハウジング20の内に羽根50の装着位置は、風の送風効率を制御する重要な設計因子になる。この羽根50の装着位置は、羽根50が筒状のハウジング20の長さ方向のいずれかの場所に位置するかに基づいて決まる。これは筒状のハウジング20の内部で羽根50の装着位置から前面の安全ネット体30が設置された前方の先端までのフロント側の長さd1と羽根50の装着位置から背面安全ネット体40が設置された後方先端までのリア側の長さd2の比率で定義されることができる。
すなわち、上記のフロント側の長さd1とリア側の長さd2が5:5というのは、羽根50が筒状のハウジング20の長さ方向の中の中央に位置することを意味する。その結果、羽根50の装着位置から前方側の空間S1と後方側の空間S2が同じ体積を有するようになる。羽根50が回転すると、筒状のハウジング20の後方から流入された空気は、ハウジング内部でらせん状に直進するようになる。すなわち、筒状のハウジング20の外部に散らばっていた空気が羽根50の回転力によって筒状のハウジング20の内部に集中され、これが強制的にらせん状の直進するようになることで、一定のサイズ以上の送風速度と送風距離を有する涼しい風が作られることである。
この際、羽根50の装着位置から後方側の空間S2は、外部の空気が流入する空間としてらせん状に直進する風が最初に生成されるところである。したがって、この後方側の空間が広いほどらせん方向への回転回数及び速度が増加することになり、結果的に風の送風距離を増加させてくれる。
このような点を考慮すると、筒状のハウジング20の内の羽根50の装着位置は、フロント側の長さd1とリア側の長さd2の比率が4.5:5.5ないし3:7であることが望ましい。
すなわち、羽根50が筒状のハウジング20の内の真ん中よりもさらに前側に位置するように装着されることが望ましい。上記のフロント側の長さd1が4.5よりも大きくなると、すなわち、羽根50が筒状のハウジング20の内の真ん中に位置したり、より後側に位置するようになると、羽根50の装着位置から後方側の空間S2が小さくなり、筒状のハウジング20の外部から流入される空気が十分な回転及び直進速度を持たず、送風距離が小さくなる。この際、羽根50の装着位置から前方側の空間S1は、より大きくなる。この前方側の空間S1の内でも風はらせん状に直進するようになるが、後方側の空間S2より風の最終送風距離を増加させることへの貢献はできない。これは羽根50が高速で回転する際、筒状のハウジング20の後方側の空間S2から空気を流入させる力が前方側の空間S1から空気を送出する力よりも大きいためだと判断される。
上記のフロント側の長さd1が3よりも小さくなると、すなわち、羽根50が筒状のハウジング20の内で前面安全ネット体30にさらに近づく位置になると、扇風機の最終の送風距離を減少させることになるが、その理由は、羽根50の装着位置から後方側の空間S2が広すぎることになり流入される空気がらせん状に回転する回数が増加しながら、渦気流のような不必要な空気の流れが発生するためであると判断される。
本発明者は、筒状のハウジング20の内の羽根50の装着位置と送風効率との関係を実験的に証明し、その結果を次の表1及び表2に示した。
表1にまとめられた一つ目の実験は、羽根の直径が30cm、羽根の回転速度が1000RPMである条件で進行し、送風効率を調べるため、扇風機から羽根径の3倍の90cm地点で測定した「近距離風速」と、最大風速が0.3m/s以上で測定された最大距離である「送風距離」の2つを測定した。上記の近距離風速は3回測定した後、これを平均した値である。
上記の表1に示すようにd1の長さを4.75、7.75、10.75、13.75、16.75cmで定めた後、それぞれのd1に対してd2を7.75、10.75、13.75、16.75、19.75に変化させながらd1:d2の割合による近距離風速と送風距離をそれぞれ測定した。その結果を解析してみると、d1:d2の比率が4.5:5.5ないし3.0:7.0の間である場合に近距離風速と送風距離がすべて高い数値を示すことが分かる。近距離風速は扇風機の送風効率を表す一つのファクターとして近距離風速が高いほど、ユーザーが感じる涼しさがより大きいとみられる。送風距離は最小風速が測定される風の最大到達距離を意味するもので、送風距離が長いほど扇風機の一台でカバーすることができる空間が広いことを意味する。近距離風速が常に送風距離と比例するわけではない。例えば、d1=13.75cm、d2=13.75cm(d1:d2=5:5)である場合、近距離風速は2.96m/sであり、送風距離は1530cmである。これに対し、d1=13.75cm、d2=19.75cm(d1:d2=4.1:5.9)である場合、近距離風速は2.85m/sであり、送風距離1550cmである。すなわち、d1:d2=5:5である場合が近距離風速はより大きいが、送風距離はより短いことが分かる。したがって、扇風機の送風効率は近距離風速と風速距離が均一に高いほど、より優れていると見ることができる。本発明者は、近距離風速と風速距離の両方を考慮して、最適な送風効率を示すことができる範囲で、d1:d2の比率を4.5:5.5ないし3.0:7.0の間にしたものである。
本発明者は、これらの数値限定の適正性を検証するために、二つ目の実験を行った。表2にまとめられた二つ目の実験は、羽根の直径が15cm、羽根の回転速度が1885RPMである条件で進行し、扇風機から羽根の直径の3倍である45cm地点で測定した「近距離風速」と最大風速が0.3m/s以上で測定される最大距離である「送風距離」の2つを測定した。上記の近距離風速および送風距離は3回測定した後、これらを平均した値である。
上記の表2に示すようにd1の長さを2.5、4.5、6.5、8.5、10.5、12.5cmで定めた後、それぞれのd1に対してd2を3、5、7、9、11、13に変化させながらd1:d2の比率に応じた近距離風速と送風距離をそれぞれ測定した。その結果を解析してみると、d1:d2の比率が4.5:5.5ないし3.0:7.0の間である場合に、近距離風速と送風距離がすべて高い数値を示すことが分かる。近距離風速が常に送風距離と比例するわけではなく、扇風機の送風効率は近距離風速と風速距離が均一に高いほど、より優れている点は、表1を参考に上述した通りである。表2に記載された値の中からd1=2.5cm、d2=7cm(d1:d2=2.6:7.4)である場合、近距離風速は3.06m/sであり、送風距離760cmであって、d1=2.5cm、d2=5cm(d1:d2=3.3:6.6)である場合、近距離風速は3.06m/sであり、送風距離760cmである。すなわち、前者の場合には、d1:d2の比率が本発明の数値範囲に属さず、後者の場合には、d1:d2の比率が本発明の数値範囲に属する。しかし、両者とも近距離風速と送風距離が同じに優れた値を示す。しかし、表1において、d1=4.75cm、d2=13.75cm(d1:d2=2.5:7.5)の場合には、近距離風速と風速距離の両方が低い値を示す。このような根拠でd1:d2の比率が3.0:7.0よりも低い範囲は、本発明から除外した。
一方、上記の筒状のハウジング20の直径Dは、上記のフロント側の長さd1の1.75倍から6.75倍までのサイズを有することが望ましい。上述したように、筒状のハウジング20のフロント側の長さd1は、リア側の長さd2と一定の比率の範囲の内に属するように羽根の装着位置を定めることが望ましい。ここで、筒状のハウジング20の直径Dとフロント側の長さd1との望ましい比率の範囲を決めれば、最も優れた送風効率を達成することができる筒状のハウジング20の規格、より詳しくは、筒状のハウジング20の長さ(d1+d2)、直径Dおよび羽根の装着位置(d1、d2の割合)を定めることができる。
上記の筒状のハウジング20の直径Dが、上記のフロント側の長さd1の1.75倍よりも小さい場合には、筒状のハウジング20の内部空間がとても小さいため、上記のリア側の長さd2を長くして羽根50の装着位置から後方側の空間S2を広く確保しても筒状のハウジング20を介して流入される空気が十分な回転速度を得ることができなくなって送風距離を減少させると判断される。また、上記の筒状のハウジング20の直径Dが、上記のフロント側の長さd2の6.75倍よりも大きい場合には、筒状のハウジング20の長さ(d1+d2)に比べて直径Dが大きくなりすぎるので、内部空間が上下方向に非常に大きくなる。この場合にも、筒状のハウジング20を介して流入される空気が内周面に沿ってらせん状に回転する経路が増えすぎになって、十分な回転速度を得ることができなくなるので、送風距離を減少させると判断される。
上記の筒状のハウジング20は、その内部に羽根50が回転できるように装着される回転サポート部材21が設けられ、この回転サポート部材21は、図3に示すように筒状のハウジング20の長さ方向の中心線から後方先端の間に位置することが望ましい。その結果、羽根50の装着位置がフロント側の長さd1とリア側の長さd2の比率が、本発明による4.5:5.5ないし3.0:7.0の範囲に属するように設定するのに役立つ。上記の回転サポート部材21は、図3に示すように、6つの支持台で構成される放射状に設置することができる。この放射状の支持台は羽根50の回転の際に発生する様々な振動から安定的に羽根50を支持することができる構造を提供する。
前面安全ネット体30及び背面安全ネット体40に形成された風穴のパターンも扇風機10の送風効率を向上させることができる、もう一つの重要な設計ファクターとなる。上記の前面安全ネット体30と背面安全ネット体40は、同じ風穴のパターンを形成することができる。以下では、図4ないし図9を参考に上記の前面安全ネット体30の風穴のパターンについて詳細に説明するところ、このような風穴のパターンの技術構成及び効果は、背面安全ネット体40にもそのまま適用されることは、当然である。
図4ないし図6に示すように、上記の前面安全ネット体30の風穴のパターンは六角形状のハニカムパターンであることが望ましい。これらの六角形状のハニカムパターンは、いくつかのタイプに再分類することができる。
第1タイプは、図4に示すように、前面安全ネット体30の全体の面積にわたって、同じサイズで形成される均一形の風穴のパターンである。この均一形は、一つの内角のサイズが120°である正六角形になるハニカム構造を有する保護桟31によって六角形状の風穴32が形成される。この際、上記の保護桟31は、材料の強度に応じて幅tが0.5ないし1.5mmで形成され、厚さwが3ないし10mm以内に形成され、その結果、風穴32の縦hまたは横dのサイズが8mmを超えないように形成される。このように、本発明による前面安全ネット体30は、六角形状のハニカムパターンを有する風穴のパターンを形成することにより、羽根50の回転により風の抵抗を最小化することによって、送風効率を向上させてくれるだけでなく、騒音の発生を低減することもできる。
また、羽根50によって発生し、強いらせん状の流れを有する風が均一なサイズを有するハニカムパターンの風穴のパターンを通過する過程で細分化され、水平層流化(laminar flow)されることで、人の顔に触れた際に、自然の風に近い滑らかな肌触りを有することができる。このように水平層流化された風はさらに遠くまで伝わるため、送風距離をさらに増加させる。
第2タイプは、図5に示すように、前面安全ネット体30の中心から最外殻に行くほど上記の風穴32のサイズが次第に増加する放射形の風穴のパターンである。この放射形のハニカムパターンを有する前面安全ネット体30を用いると、上記の均一形の風穴のパターンと同様に、風がさらに細分化され水平層流化され、自然の風に近い触感を有するだけでなく、送風距離も伸びるメリットを有する。ただし、放射形の風穴のパターンは、安全ネット体の遠心に行くほど風穴のサイズが小さくなり、遠心付近には風穴のパターンのない風除け領域35が形成されることができる。この風除け領域35は風の流れを邪魔して送風効率を減少させる原因となるところ、できるだけ小さくすることが望ましい。
また、この放射形は再び図5の(a)に示すように、第1サイズ(大)を有する六角形態の風穴32と第2サイズ(小)を有する六角形態の風穴33が、円周方向に沿って交互に形成され、それぞれの風穴32、33は、遠心方向に沿って次第にサイズが減少するように形成された第1放射形と、図5の(b)に示すように円周方向に同じサイズを有する六角形態の風穴32が遠心方向に沿って次第にサイズが減少するように形成された第2放射形に区分される。第1放射形がお互いに異なるサイズの風穴32により、風がさらに細分化され、第2放射形に比べて送風距離が増加するメリットはあるが、風圧の抵抗のために騒音が増加するデメリットがある。
第3タイプは、上記の均一形と放射形の両方を有する複合形である。図6に示すように上記の前面安全ネット体30が、その中心から一定の半径の円周方向に沿って形成される区画線を基準として、その内側に位置する第1区域37と、その外側に位置する第2区域36に区分され、上記の第1区域37及び第2区域36は、上記の前面安全ネット体30が六角形態のハニカムパターンで構成され、上記の六角形態のハニカムパターンが全体の面積にわたって同じサイズで形成される均一形と上記の前面安全ネット体の中心から最外殻に行くほど風穴のサイズが次第に増加する放射形のいずれかの一つが交互に形成されるものである。
図6には、前面安全ネット体30の第1区域37は、均一形のハニカムパターンで形成され、第2区域36は、放射形のハニカムパターンで形成される複合形が示されているが、これとは反対に第1区域37が放射形であり、第2区域36が均一形で形成されることは当然である。
この複合形のハニカムパターンを有する前面安全ネット体30を用いれば、ハニカムパターンの風穴のパターンが有する基本的な送風の特性、言い替えれば、風がさらに細分化され、水平層流化され、より自然の風に近い風合いを有するだけでなく、送風距離も増加する特性を有する。さらに、複合形の風穴パターンを用いれば、均一形と比べて、お互いに異なるサイズのハニカムパターンの風穴により風がより細分化、水平層流化され、さらに滑らかな肌触りを感じることができるようにするメリットはあるが、風圧の抵抗が増加されて送風距離が減少するデメリットがある。
これまでに説明したように、本発明に係る六角形状のハニカムパターンを有する風穴のパターンは均一形、放射形、複合形などの多様な形態を有し、それぞれは異なる送風、騒音、肌触り特性を有するので、用途に応じて適切な形態を選択して用いることができる。
本発明者は、このような六角形態のハニカムパターンを有する風穴のパターンの優れた送風効率を検証するために、他の形態の風穴のパターンを作って、比較実験を行った。これらの比較例は、図7の(a)に示した四角形態の風穴のパターンと図7の(b)に示したひし形態の風穴のパターンがある。上記の四角形態の風穴のパターンは、長方形の風穴32が、縦、横、交互に形成され、中央の風除け領域35かららせん状に拡散されながら外殻に行くほど長方形のサイズが増加する形態で構成される。上記のひし形の風穴のパターンもひし形の風穴32が、中央の風除け領域35かららせん状に拡散され、外殻に行くほどひし形のサイズが増加する形態で構成される。
本発明による六角形態のハニカムパターンの風穴のパターン(均一形、放射形、複合形)と他の形態の風穴のパターンの送風特性を実験した結果を以下の表3に示す。筒状のハウジング20の背面には、均一形のハニカムパターンの風穴のパターンを有する背面安全ネット体40を装着し、前面安全ネット体30を上述した複数の風穴のパターンに変更しながら風速(90cmの距離)、送風距離(最大風速0.3m/s以上の測定された最大距離)、騒音、消費電力等を測定した。それぞれの測定は、KS C9301に規定された測定方法に基づいて測定距離を固定させて実験した。
上記の表3に示すように、均一形のタイプのハニカムパターンの風穴のパターンが風速、送風距離、騒音、消費電力のすべての項目で優れた送風効率を示した。特に上記の90cm風速は12回、繰り返し測定を通じて平均値を得たもので、図8に示されたグラフで確認できるように、均一形のタイプの風穴のパターンは、他の風穴のパターンと比べて優れた風速特性を有する。その結果、均一形のタイプの風穴のパターンを通過する風は細分化、水平層流化され、自然の風に近い滑らかな肌触りを有しながらも、強い風速によりさらに涼しく感じられるようにしてくれる。放射形のタイプの風除けパターンは、中央に形成された風除け領域35により風速は大きく減少するが風をさらに細分化、水平層流化させ、さらに滑らかな風を提供してくれる。複合形は、滑らかな肌触りの特性が優れており、風圧抵抗を減少させ、騒音及び消費電力が低い特性を有する。
図9は、本発明による風穴32の規格を示す。扇風機10に電源を供給して(本実験の場合24V、2Aの電源を供給する)、幅tが1mmと同じ前面安全ネット体30に風穴32の縦hと横dのサイズの比率が異なるし、前面安全ネット体30を通過した最大送風距離を測定すれば、表4に示すように、風穴32の縦hと横dのサイズの比率が1:1.1ないし1:1.25で形成されたとき、最大送風距離[cm]と最大送風距離での風速[m/s]が最も高かった。
また、扇風機10に電源を供給して(本試験の場合24V、2Aの電源を供給する)、幅tが1mmと同じ前面安全ネット体30に風穴32の縦hと横dのサイズの比率が異なるし、羽根の軸の中心線から中心及び左右5cm間隔の地点、測定距離840mmの距離で正面安全ネット体30を通過した最大風速を測定すると、表5に示すように、風穴32の縦hと横dのサイズの比率が1:1.1ないし1:1.25で形成されたとき、最大風速[m/s]が最も高かった。
すなわち、表5は、KS9031試験規格に基づいて羽根直径の3倍の距離(280mm×3)で羽根の軸の中心線から中心及び左右5cm間隔の地点をそれぞれ風車形の風速計を用いて予備運転を十分にした後、2分間測定したもので、左右の各測定地点で風速の最高値の平均を最大風速値で計算したとき、風穴32の縦hと横dのサイズの比率が1:1.1ないし1:1.25で形成されたとき、最も高くなる。このように、本発明の前面安全ネット体30は、六角形態のハニカムパターンの風穴32の縦hと横dのサイズの比率が1:1.1ないし1:1.25で形成することで、羽根の回転による空気の送風の際に発生した気流の抵抗を最小化して、送風効率を増大させることができるだけでなく、騒音の発生を大幅に減少させることができるようにする。
図10ないし図13を参考に本発明による前面安全ネット体30の風穴のパターンを形成する保護桟31の厚さ方向への形状が扇風機の送風効率に与える影響について説明する。図10に示すように、前面安全ネット体30の1つの風穴32を形成する保護桟31のA−A方向への断面形状を見ると、次の3つの場合が発生する。すなわち、図11に示すように、保護桟31は、送風方向に厚さが一定して断面形状が四角形になる場合と、図12のように保護桟31は、送風方向に行くほど次第に薄く形成されて断面形状が台形になり風穴32の内径が次第に広くなる場合と、図13のように保護桟31は、送風方向に行くほど次第に厚く形成されて断面形状が逆台形になって風穴32の内径が次第に狭くなる場合があることができる。
本発明によれば、図13のように保護桟31が、風の送風方向である後方から前方に行くほど次第に厚く形成されて上記の風穴32の内径が送風方向に行くほど次第に狭くなる形態で構成されることができる。その結果、風が狭くなる風穴32を通過する過程で、ベルヌーイ定理によって風速が増加することになって風速距離も長くなることである。風穴32の内径の形状による最大風速及び風速距離を測定した実験結果を表6に示す。
表6に示すように、図13のように風穴32の内径が送風方向に行くほど次第に狭くなる縮小形の場合に最大風速及び風速距離の両方一番優れていることが分かった。
前面安全ネット体30だけでなく、背面安全ネット体40に形成された風穴32の厚さ方向への形状も扇風機10の送風効率を向上させることができる別の設計ファクターとなる。図10ないし図13を参考にして、前面安全ネット体30のみを例に挙げて説明したが、風穴32の厚さ方向への形状についての技術構成及び効果は、背面安全ネット体40にもそのまま適用されることができるのは、当然である。
以上、添付された図面を参考にして、本発明の実施例を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明のその技術的な思想や必須の特徴が変更されず、他の具体的な形態で実施されることができるというと理解できるだろう。従って、以上で記述した実施例は、すべての面で例示的なものであり限定的ではないと理解しなければならない。本発明の範囲は、上記の詳細な説明ではなく、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲そしてその均等概念から導き出されるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
10:扇風機
20:筒状のハウジング
30:前面の安全ネット体
40:後面の安全ネット体
50:羽根
60:垂直支持台
70:下部ベース
20:筒状のハウジング
30:前面の安全ネット体
40:後面の安全ネット体
50:羽根
60:垂直支持台
70:下部ベース
Claims (19)
- 風を発生させる羽根が回転できるように装着されて、上記の羽根の装着位置から前後方に所定の長さを有するように形成される筒状のハウジングと、
上記の筒状のハウジングの前面に装着されて、複数個の風穴が一定なパターンを形成するように保護桟が形成される前面安全ネット体を含む筒状の扇風機の構造。 - 上記の筒状のハウジングは所定の長さを有する円筒形からなり、上記の羽根の装着位置まで前方の先端までのフロント側の長さd1と上記の羽根の装着位置から後方の先端までのリア側の長さd2の比率が4.5:5.5ないし3:7であることを特徴とする請求項1に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の筒状のハウジングの直径は上記のフロント側の長さd1の1.75倍から6.75倍のサイズを有することを特徴とする請求項2に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の筒状のハウジングはその内部に上記の羽根が回転できるように装着される回転サポート部材が設置されて、この回転サポート部材は上記の筒状のハウジングの長さ方向の中心線から上記の後方の先端の間に位置することを特徴とする請求項2に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の回転サポート部材は放射形で設置されることを特徴とする請求項4に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の前面安全ネット体の風穴パターンは六角形態のハニカムパターンであることを特徴とする請求項1に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の六角形態のハニカムパターンは上記の前面安全ネット体の全体面積にわたって、同じサイズで形成される均一形であることを特徴とする、請求項6に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の六角形態のハニカムパターンは上記の前面安全ネット体の中心から最外殻に行くほど上記の風穴のサイズが次第に増加する放射形であることを特徴とする、請求項6に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の前面安全ネット体はその中心から一定の半径の円周方向に沿って形成される区画線を基準にその内側に位置する第1区域とその外側に位置する第2区域に区分され、
上記の第1区域及び第2区域は上記の前面安全ネット体が六角形態のハニカムパターンで構成されて、上記の六角形態のハニカムパターンが全体面積にわたって同じサイズで形成される均一形と、上記の前面安全ネット体の中心から最外殻に行くほど風穴のサイズが次第に増加する放射形の中の一つが交替に形成されることを特徴とする、請求項6に記載の筒状の扇風機の構造。 - 上記の前面安全ネット体の第1区域は均一形のハニカムパターンで形成されて、上記の第2区域は放射形のハニカムパターンで形成されることを特徴とする、請求項9に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の六角形態のハニカムパターンは上記の風穴の縦(h)と横(d)のサイズ比率が1:1.1ないし1:1.25で形成されることを特徴とする筒状の扇風機の構造。
- 上記の六角形態のハニカムパターンを形成する保護桟は風の送風方向である後方から前方に行くほど次第に厚く形成されて、上記の風穴の内径が送風方向に行くほど次第に狭くなる形態で構成されることを特徴とする筒状の扇風機の構造。
- 上記の筒状のハウジングの後面に装着されて、複数個の風穴が一定なパターンを形成するように保護桟が形成される後面安全ネット体を含み、
上記の後面安全ネット体の風穴のパターンは六角形態のハニカムパターンであることを特徴とする、請求項1に記載の筒状の扇風機の構造。 - 上記の六角形態のハニカムパターンは上記の後面安全ネット体の全体面積にわたって同じサイズで形成される均一形であることを特徴とする、請求項13に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の六角形態のハニカムパターンは上記の後面安全ネット体の中心から最外殻に行くほど風穴のサイズが次第に増加する放射形であることを特徴とする、請求項13に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の後面安全ネット体はその中心から一定の半径の円周方向に沿って形成される区画線を基準にその内側に位置する第1区域とその外側に位置する第2区域に区分され、
上記の第1区域及び第2区域は上記の後面安全ネット体が六角形態のハニカムパターンで構成されて、上記の六角形態のハニカムパターンは全体面積にわたって同じサイズに形成される均一形と、上記の後面安全ネット体の中心から最外殻に行くほど風穴のサイズが次第に増加する放射形の中の一つが交替に形成されることを特徴とする、請求項13に記載の筒状の扇風機の構造。 - 上記の後面安全ネット体の第1区域は均一形のハニカムパターンで形成されて、上記の第2区域は放射形のハニカムパターンで形成されることを特徴とする、請求項16に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の後面安全ネット体の上記の六角形態のハニカムパターンは上記の風穴の縦(h)と横(d)のサイズ比率が1:1.1ないし1:1.25で形成されることを特徴とする、請求項13に記載の筒状の扇風機の構造。
- 上記の後面安全ネット体の上記の六角形態のハニカムパターンを形成するように保護桟は風の送風方向である後方から前方に行くほど厚く形成され、上記の風穴の内径が送風方向に行くほど次第に狭くなる形態で構成されることを特徴とする、請求項13に記載の筒状の扇風機の構造。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2018-0130406 | 2018-10-30 | ||
KR20180130406 | 2018-10-30 | ||
KR1020190102002A KR102099260B1 (ko) | 2018-10-30 | 2019-08-20 | 통형 선풍기 구조 |
KR10-2019-0102002 | 2019-08-20 | ||
PCT/KR2019/011973 WO2020091223A1 (ko) | 2018-10-30 | 2019-09-17 | 통형 선풍기 구조 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021523998A true JP2021523998A (ja) | 2021-09-09 |
Family
ID=70275611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020564410A Pending JP2021523998A (ja) | 2018-10-30 | 2019-09-17 | 筒状の扇風機の構造 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20210246909A1 (ja) |
JP (1) | JP2021523998A (ja) |
KR (1) | KR102099260B1 (ja) |
CN (1) | CN113167296B (ja) |
WO (2) | WO2020091150A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019105190A1 (de) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Axialventilator mit geräuschreduzierenden Lüfterradschaufeln |
EP3948028A1 (de) * | 2019-03-26 | 2022-02-09 | Sew-Eurodrive GmbH & Co. KG | Getriebe mit lüfteranordnung |
KR102430849B1 (ko) | 2020-07-22 | 2022-08-09 | 김기영 | 미세먼지 측정이 가능한 선풍기 |
KR102399173B1 (ko) | 2020-07-22 | 2022-05-18 | 김기영 | Voc물질 측정이 가능한 선풍기 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61171897A (ja) * | 1983-11-18 | 1986-08-02 | 金 聖▲き▼ | 電気扇風機用ネツト |
JP2015019808A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 株式会社アールデック | 扇風機用脱臭具 |
CN204402960U (zh) * | 2014-12-30 | 2015-06-17 | 林锋 | 外转子轴流风机用整体安装支架 |
CN206035868U (zh) * | 2016-08-30 | 2017-03-22 | 唐志海 | 冷暖风扇结构 |
US20180135874A1 (en) * | 2016-11-16 | 2018-05-17 | Long Chang | Fan Guard for Electric Fan with Cooling Assembly |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4152094A (en) * | 1975-10-31 | 1979-05-01 | Hitachi, Ltd. | Axial fan |
JPH01117996A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Mitsubishi Electric Corp | 風切換機構つき扇風機 |
US5460571A (en) * | 1994-10-31 | 1995-10-24 | Kato; Junichi | Electro-magnetically shielded ventilation system |
KR200212208Y1 (ko) * | 2000-07-20 | 2001-02-15 | 황대우 | 선풍기 안전망 |
JP4482224B2 (ja) * | 2000-12-26 | 2010-06-16 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機 |
KR200288109Y1 (ko) * | 2002-05-30 | 2002-09-05 | 황대우 | 선풍기의 팬 커버 |
TWM300023U (en) * | 2006-05-01 | 2006-10-21 | Shun Kuang Co Ltd | Fan structure for guiding airflow |
US20080124234A1 (en) * | 2006-11-02 | 2008-05-29 | Jaime Echazarreta | Fan tray assembly shaped Venturi |
CN201277209Y (zh) * | 2008-10-23 | 2009-07-22 | 深圳市荣通风机设备有限公司 | 工业电风扇安全网 |
CN201547034U (zh) * | 2009-10-13 | 2010-08-11 | 陈锦旗 | 风扇网罩 |
KR20120007253A (ko) * | 2010-07-14 | 2012-01-20 | 경동산업(주) | 팬 커버 |
DK2778432T3 (en) * | 2013-03-15 | 2016-01-25 | Ebm Papst Mulfingen Gmbh & Co | Fan device with flow rectifier |
CN203240751U (zh) * | 2013-04-18 | 2013-10-16 | 宁波宝工电器有限公司 | 一种暖风机 |
CN203375576U (zh) * | 2013-06-03 | 2014-01-01 | 美的集团股份有限公司 | 出风网罩及空调器 |
JP2015029876A (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-16 | 株式会社アールデック | 脱臭リング |
CN203570694U (zh) * | 2013-08-24 | 2014-04-30 | 任文华 | 用于风扇的出风罩及其风扇 |
JP5684940B1 (ja) * | 2014-07-25 | 2015-03-18 | 村山 哲夫 | 扇風機用ならびに室内クーラー用の微風生成ネット |
KR200485192Y1 (ko) * | 2015-10-28 | 2017-12-06 | (주)비체룸 | 선풍기의 전면안전망 |
KR101866878B1 (ko) | 2016-03-10 | 2018-06-14 | (주)비체룸 | 선풍기의 전면안전망 |
KR101812734B1 (ko) * | 2016-09-29 | 2018-01-31 | 권혁신 | 선풍기 및 서큘레이터 겸용 그릴망 구조 |
JP7004809B2 (ja) * | 2018-05-22 | 2022-01-21 | 三菱電機株式会社 | 送風装置及び空気調和機 |
-
2019
- 2019-02-19 WO PCT/KR2019/001982 patent/WO2020091150A1/ko active Application Filing
- 2019-08-20 KR KR1020190102002A patent/KR102099260B1/ko active IP Right Review Request
- 2019-09-17 WO PCT/KR2019/011973 patent/WO2020091223A1/ko active Application Filing
- 2019-09-17 US US17/055,562 patent/US20210246909A1/en not_active Abandoned
- 2019-09-17 JP JP2020564410A patent/JP2021523998A/ja active Pending
- 2019-09-17 CN CN201980063383.8A patent/CN113167296B/zh active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61171897A (ja) * | 1983-11-18 | 1986-08-02 | 金 聖▲き▼ | 電気扇風機用ネツト |
JP2015019808A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 株式会社アールデック | 扇風機用脱臭具 |
CN204402960U (zh) * | 2014-12-30 | 2015-06-17 | 林锋 | 外转子轴流风机用整体安装支架 |
CN206035868U (zh) * | 2016-08-30 | 2017-03-22 | 唐志海 | 冷暖风扇结构 |
US20180135874A1 (en) * | 2016-11-16 | 2018-05-17 | Long Chang | Fan Guard for Electric Fan with Cooling Assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR102099260B1 (ko) | 2020-04-08 |
WO2020091150A1 (ko) | 2020-05-07 |
CN113167296B (zh) | 2023-07-04 |
US20210246909A1 (en) | 2021-08-12 |
WO2020091223A1 (ko) | 2020-05-07 |
CN113167296A (zh) | 2021-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2021523998A (ja) | 筒状の扇風機の構造 | |
JP4769988B2 (ja) | 送風機 | |
JP6964094B2 (ja) | 送風機 | |
CN101061354B (zh) | 空调器 | |
ES2799401T3 (es) | Ventilador | |
JP2010117110A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
CN104236038A (zh) | 空调导风板及空调器 | |
JPWO2014006649A1 (ja) | 空気調和機の室内機、及びこの室内機を備えた空気調和機 | |
JP6436923B2 (ja) | 二重反転式扇風機 | |
CN104074803B (zh) | 贯流风机及具有其的空调器 | |
JP4835173B2 (ja) | 天井扇 | |
CN208154643U (zh) | 空调室内机 | |
US9366266B2 (en) | Reconfigurable grille and fan assembly including reconfigurable grille | |
JPH11304178A (ja) | 空気調和機用横流ファン送風器 | |
JP6934956B2 (ja) | ファンガードおよび送風装置 | |
JP6373414B2 (ja) | プロペラファン、流体送り装置および成形用金型 | |
JP6664126B2 (ja) | 送風機 | |
JP5915958B2 (ja) | 気流拡散装置(拡散扇)及び空気調和機 | |
KR102188518B1 (ko) | 이중 반전 팬 선풍기 구조 | |
JP5353513B2 (ja) | 天井扇 | |
JP3804557B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP2017145768A (ja) | 送風装置 | |
CN207778581U (zh) | 壁挂式空调室内机及具有其的空调器 | |
JP2016169890A (ja) | 送風装置 | |
JP3178492U (ja) | 一種の渦流扇風機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211108 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220126 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220602 |