JP2017145768A - 送風装置 - Google Patents

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広幸 近藤
Hiroyuki Kondo
広幸 近藤
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Abstract

【課題】広がりつつ前方中央にも十分な強さを有する気流を作り出すことで快適性を向上させた送風装置を提供する。【解決手段】複数枚の翼4を有し回転により気流を発生する軸流ファン3と、軸流ファン3の下流側で軸流ファン3の回転軸11に中心軸を合わせて配置したガード2を備え、ガード2は中心軸の周りに位置する風向変更部19を備え、風向変更部19は、前記気流のガード2の外周方向成分を強める第1風向変更手段9と、前記気流の回転軸11方向成分を強める第2風向変更手段10と、を備え、軸流ファン3の回転方向に沿って第1風向変更手段9と第2風向変更手段10を少なくともそれぞれ2つずつ交互に配置することにより、中央部分の流速が速い楕円状に気流を広げた。【選択図】図2

Description

本発明は、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される送風装置に関するものである。
従来の送風装置に備えられているガードには、手指や異物の混入を予防するだけでなく、風の送風範囲をより広くするため特別な形状を有するものがある。その一例としては特許文献1に記載された構成のものがある。以下その構成について、図9を参照しながら説明する。
図9は特許文献1における従来の送風装置におけるガード101の構成を示す断面図である。ガード101は、円環状に形成された固定枠102と、固定枠102の枠内に配置され固定枠102の枠内を通過する風の進行方向を調整する複数の羽根板103を有している。
複数設けられた羽根板103は、円環状の固定枠102の軸104を通過し水平方向に広がる線105を境界として上方に位置する第1の組106と下方に位置する第2の組107とに分けられている。
また、羽根板103は、水平方向に延伸する長さ方向と、この長さ方向と直交し風が流入する流入端から風が流出する流出端まで延伸する幅方向を有している。また、それぞれの羽根板103は隣り合う羽根板103と所定の間隔をあけて軸104から離れる方向に向かって配置されている。そして、軸104から離れるにつれ、第1の組106の羽根板103は上方向に、第2の組107の羽根板103は下方向に向かって傾斜している。
実用新案登録 第3189194号公報
上記特許文献1に示される構成は、送風装置からの気流を2方向(図9中の上下方向)に向けて変更することで送風範囲を広げるものである。
しかしながら、上記構成においては気流を2方向に分けて吹出すため送風装置の前方中央前方の気流が弱くなってしまうものであり、気流の快適性に課題があるものであった。
そこで本発明は、上記課題を解決し、送風範囲が広がりつつ前方中央にも十分な強さを有する気流を作り出すことで快適性を向上させた送風装置を提供することを目的とするものである。
そして、本発明に係る送風装置のガードは、複数枚の翼を有し回転により気流を発生する軸流ファンと、前記軸流ファンの発生する気流の下流側で該軸流ファンの回転軸に中心軸を合わせて配置したガードを備え、前記ガードは前記中心軸の周りに位置する風向変更部を備え、前記風向変更部は、前記気流の前記ガードの外周方向へ向う成分を強める第1風向変更手段と、前記気流の前記回転軸方向へ向う成分を強める第2風向変更手段と、を備え、前記軸流ファンの回転方向に沿って前記第1風向変更手段と前記第2風向変更手段を少なくともそれぞれ2つずつ交互に配置したものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
以上により、送風範囲が広がりつつ前方中央にも十分な強さを有する気流を作り出すことで快適性を向上させた送風装置を提供するものである。
本発明の実施の形態にかかる扇風機の斜視図 同実施の形態に係るガードの正面図 同実施の形態に係る第1風向変更手段の構成を示す正面図 同実施の形態に係る第2風向変更手段の構成を示す正面図 同実施の形態に係る第1風向変更手段を通過する気流に対する作用を示す正面図 同実施の形態に係る第2風向変更手段を通過する気流に対する作用を示す正面図 同実施の形態に係るガードの風向変更部を通過した気流の広がりを示す斜視図 同実施の形態に係る第2風向変更手段の他の構成を示す正面図 従来の送風装置の構成を示す断面図
本発明の請求項1に係る送風装置は、複数枚の翼を有し回転により気流を発生する軸流ファンと、前記軸流ファンの発生する気流の下流側で該軸流ファンの回転軸に中心軸を合わせて配置したガードを備え、前記ガードは前記中心軸の周りに位置する風向変更部を備え、前記風向変更部は、前記気流の前記ガードの外周方向へ向う成分を強める第1風向変更手段と、前記気流の前記回転軸方向へ向う成分を強める第2風向変更手段と、を備え、前記軸流ファンの回転方向に沿って前記第1風向変更手段と前記第2風向変更手段を少なくともそれぞれ2つずつ交互に配置したものである。
これにより、中央部分の流速を確保した楕円状に気流を広げることができる。すなわち、広がりつつ前方中央にも十分な強さを有する気流を作り出すことができる。
また、請求項2に係る送風装置は、第1風向変更手段は平板状に形成した複数の第1風向変更板を平行に配列した集合体であって、前記第1風向変更手段と軸流ファンとが重なる位置で、前記第1風向変更板の長手方向を前記軸流ファンの後縁に引いた仮想の接線に対して垂直となる方向に向けて配置し、第2風向変更手段は平板状に形成した複数の第2風向変更板を平行に配列した集合体であって、第2風向変更手段と前記軸流ファンとが重なる位置で、前記第2風向変更板の長手方向を前記仮想の接線に対して平行となる方向に向けて配置してもよい。
このようにすると、第1風向変更手段に流入する気流の外周方向へ向う成分をより効率よく強めることができ、また、第2風向変更手段に流入する気流の回転軸方向成分をより効率よく強めることができる。
また、請求項3に係る送風装置は、ガードの正面において、第1風向変更板と第2風向変更板とがなす角度を30°〜60°のうちの任意の角度としてもよい。
このようにすると、第2風向変更手段に流入する気流の回転軸方向へ向う成分をより効果的に強めることができる。ここで、30°より小さい角度とすると回転軸方向成分よりも第1風向変更手段が強める外周方向へ向う成分と同じ方向の成分を強める作用が大きくなり、60°より大きい角度とすると、第1風向変更手段が強める外周方向へ向う成分とは異なる他の外周方向へ向う成分を強める作用が大きくなり回転軸方向へ向う成分を強める作用が小さくなるので、30°〜60°の任意の角度とすることが望ましい。
また、請求項4に係る送風装置は、ガードにおける第1風向変更手段が占める領域を第1領域とし、第2風向変更手段が占める領域を第2領域としたときに、第1領域よりも第2領域を小さくしてもよい。
このようにすると、第1領域と第2領域を通過する風量と風速の減衰のバランスをとることができ、送風装置前方での風速のムラを小さくすることができる。
また、請求項5に係る送風装置は、第1風向変更板が整列する間隔よりも第2風向変更板が整列する間隔を大きくしてもよい。
このようにすると、第1風向変更手段を通過する際の損失に比べて、第2風向変更手段を通過する際の損失を小さくすることができ、送風装置前方での風速をより強めることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して説明を省略している。さらに、本発明に直接には関係しない各部の詳細については重複を避けるために、各図面ごとの説明は省略している。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における送風装置1を示す斜視図である。また、図2は、ガード2および軸流ファン3を正面から見た正面図である。
送風装置1は、複数枚の翼4を有する軸流ファン3と、軸流ファン3の下流側に設けられたガード2と、軸流ファン3を回転させる図示しないモータ5を備えている。矢符6は、軸流ファン3の回転方向を示している。
図2に示すように、ガード2は、中央に円盤状のガードマーク部7と、円環状のガードリング部8を備えている。このガードマーク部7とガードリング部8との間には、風向変更部19が備えられており、風向変更部19には、軸流ファン3の回転方向に沿って、後述する第1風向変更手段9と第2風向変更手段10とが2つずつ交互に配置されている。
ガード2の中心は、軸流ファン3の回転軸11に合わせて配置している。そして、2つの第1風向変更手段9と2つの第2風向変更手段10とを、軸流ファン3の回転軸11を中心としてその周りに互いに対称となる位置に配置している。
図3はガード2の左上に位置する第1風向変更手段9の構成を示す正面図、図4はガード2の左下に位置する第2風向変更手段10の構成を示す正面図である。
ここで、ガード2の右下に位置する第1風向変更手段9の構成は左上に位置する第1風向変更手段9の構成と同様の構成である。すなわち、回転軸11について180°回転させた回転対称の位置に配置したものであるため、左上に位置する第1風向変更手段9の構成を代表例として説明する。
また、右上に位置する第2風向変更手段10の構成は左下に位置する第2風向変更手段10の構成と同様であり、回転軸11について180°回転させた回転対称の位置に配置したものである。第1風向変更手段9の構成の説明と同様に左下に位置する第2風向変更手段10の構成を代表例として説明する。
図3に示すように、第1風向変更手段9は、平板状に形成された複数の第1風向変更板12を備えており、これらの第1風向変更板12は平板状の面を平行に配列している。そして、ガード2を正面からみて軸流ファン3が第1風向変更手段9と重なる位置において、軸流ファン3の後縁の点(図3中の点13)から仮想の接線14を引いたときに、第1風向変更板12の長手方向はこの仮想の接線14に対して垂直となる方向に向けて配置されている。
本実施の形態においては、前記仮想の接線14は、軸流ファン3の翼4の弦長が最大となる半径15の位置で、軸流ファン3の後縁に引いた接線であり、図3では、点13に引いた接線がこれに対応する。すなわち、第1風向変更手段9上の前段側(回転するファン4が第1風向変更手段9の領域に進入する側)で、第1の風向変更板12を横方向(略水平方向)に位置する仮想の接線14と直角に交差するように設けたものである。
したがって、ガード2に備えられた2つの第1風向変更手段9のそれぞれの長手方向が向く方向は、縦方向(略鉛直方向)に向いている。つまり、第1風向変更手段9の前段側で仮想の接線14と第1風向変更手段9は直角に交差する。気流は、図2において左上に配置された第1風向変更手段9の長手方向は上方向を向き、右下に配置された第1風向変更手段9の長手方向は下方向を向いて流れるようにできる。
一方、第2風向変更手段10は、図4に示すように、平板状に形成された複数の第2風向変更板16を備えており、これらの第2風向変更板16は平板状の面を平行に配列している。そして、図4に示すように、ガード2を正面からみて軸流ファン3が第2風向変更手段10と重なる位置において、軸流ファン3の後縁の点(図4中の点17)から仮想の接線18を引いたときに、第2風向変更板16の長手方向はこの仮想の接線18に対して水平となる方向に向けて配置されている。
軸流ファン3の翼には、回転軸11を中心とした半径A(図中の矢符15)においてその弦長が最大となる位置がある。第2風向変更手段10上前段側(回転するファン4が第2風向変更手段10の領域に進入する側)で第2風向変更板16は、軸流ファン3の翼4の弦長が最大となる位置に軸流ファン3の後縁に引いた仮想の接線18(図4の点17に引いた接線)と平行になるように、かつ、第1風向変更板12の長手方向となす角が45°(図中の矢符21で示す角度)となるようにしている。すなわち、図2に示すように、ガード2に備えられた2つの第2風向変更手段10のそれぞれの長手方向が向く方向は、第1風向変更手段9の長手方向と45°をなす角度を向いている。なお、第2風向変更手段10のそれぞれの長手方向が向く方向と第1風向変更手段9の長手方向とがなす角度は、30°から60°の範囲であれば任意の角度とすることができる。
また、ガード2の第1風向変更手段9が占める領域を第1領域とし、第2風向変更手段10が占める領域を第2領域としたときに、第1領域よりも第2領域の大きさを小さくしている。本実施の形態においては、図2のように、第1風向変更手段9と第2風向変更手段10との境界をガード2のガードマーク部7から放射状に伸びる2本の直線として区切っており、そのうちの1本は上下方向に、また他の1本は、上下方向に対し45°をなす角度の方向に向かって伸びた直線としている。そして、第1領域と第2領域とのガード表面の面積比率は第1領域:第2領域=3:1としている。
次に、図5〜7を参照しながらその動作について説明する。図5は第1風向変更手段9を通過する気流に対する作用を示す正面図、図6は第2風向変更手段10を通過する気流に対する作用を示す正面図、図7はガード2の風向変更部19を通過した気流の広がりを示す斜視図である。
軸流ファン3によって発生する気流は、渦を巻くように回転しながらガード2に流入する。本実施の形態においては、軸流ファン3の回転方向はガード2の正面側から見て時計回りの方向であるため、気流は、同じ時計回りの方向(図1の矢符20の方向)を向いてガード2に流入する。
ここで、本実施形態では、第1風向変更板12の長手方向を、軸流ファン3の後縁に引いた仮想の接線14に対して垂直な方向としている。
図5に示すように第1風向変更手段9全体に流入する気流は、第1風向変更板12に衝突してその向きを長手方向(図5において紙面の上方向)に変更される。軸流ファン3によって生成されガード2に流入する気流は仮想の接線14に対して垂直な向きの成分が大きいが、第1風向変更板12の長手方向をこの仮想の接線14に対して垂直な方向としている。よって、気流が第1風向変更板12に対して衝突する角度が浅くなり、より少ない損失で第1風向変更板12の長手方向に風向変更できる。
この第1風向変更板12の前段側(ファン4が通過する上流側)で仮想の接線14が直角に交差するようにしているので、第1風向変更手段9を通過することで気流の外周方向成分が強められることになる。
本実施形態では、ガード2の2つの第1風向変更手段9によって気流の上方向および下方向を向く成分が強められ、正面から見て左上に位置する第1風向変更手段9においては、矢符20の方向を向いて流入する気流は矢符26の方向に向きを変更され上方向に広げられる。また、同様に、正面から見て右下に位置する第1風向変更手段9においては、流入する気流は下方向に広げられる。
特に、第1風向変更手段9上の前段側(回転するファン4が第1風向変更手段9に進入する側)で、第1の風向変更板12を横方向(略水平方向)に位置する仮想の接線14と直角に交差するように設けたことで、より効率よく気流を強めることができる。これは、流入する気流は渦を巻いているため、もともとの気流の向きを最大限に利用できる、すなわち、第1風向変更手段9全体における、気流の流入方向と第1風向変更板12の長手方向とのなす角度の平均が小さくなることで、第1風向変更板12との衝突による気流の損失を最小限に抑えることができ、効率よく気流の外周方向成分を強めることができるためである。このようにして、第1風向変更手段9を通過する気流の外周方向へ向う成分を強めることができる。
一方、ガード2の第2風向変更手段10を通過する気流は軸流ファン3の回転軸方向へ向う成分が強められる。
ここで、第2風向変更板16の長手方向を、軸流ファン3の後縁に引いた仮想の接線18に対して平行な方向としている。
図6に示すように、矢符27の方向を向いて第2風向変更手段10に流入する気流は、第2風向変更板16に衝突して流れの向きを回転軸方向(矢符28の方向、すなわち、図6において紙面に向かって手前方向)に変更される。軸流ファン3によって生成されガード2に流入する気流は仮想の接線18に対して垂直な向きの成分が大きい。ところが、第2風向変更板16の長手方向を仮想の接線18に対して水平な方向としているため、第1風向変更手段9とは異なり第2風向変更板16の長手方向に沿って流れるよりも第2風向変更板16に衝突し短手方向に沿って流れやすい。すなわち、気流は軸流ファン3の回転軸方向に向きを変更されやすいので、第2風向変更手段10を通過する気流の回転軸方向へ向う成分が強められる。
そして、通過する気流の強められる成分の向きが異なる第1風向変更手段9と第2風向変更手段10とを回転方向に沿って交互に配置しているために、ガード2を通過する気流は、図7に示すように縦長の楕円状に広がる。すなわち、第1風向変更手段9を通過した気流は図7の矢符24のように上下に広がり、第2風向変更手段10を通過した気流は図7の矢符25のように前方中央に向かうため、互いの気流の干渉が小さく効率よく広がり、気流が縦長の楕円状に広がるのである。
また、ガード2において第1風向変更手段9が占める領域を第1領域とし、第2風向変更手段が占める領域を第2領域とすると、第1領域よりも第2領域を小さくしている。すなわち、第1風向変更手段9を通過する気流は広がっていくにつれて流速が減衰し、その減衰が大きい。一方、第2風向変更手段10を通過する気流は広がらずに流れるため風速の減衰が小さい。そのため、第1領域よりも第2領域を小さくすることで通過する風量と風速の減衰のバランスをとることができ、送風装置前方での風速のムラを小さくすることができる。
このようにして、送風装置前方においては、気流は、第1風向変更手段9により図7中の上下方向に広がりながら、第2風向変更手段10により前方向きの成分も強められる。したがって、送風範囲を広げつつも本体前方中央でも強い気流を体感できるものである。
なお、図8に示すように、第1風向変更板12が整列する間隔a(図8中の矢符22で示す間隔)よりも、第2風向変更板16が整列する間隔b(図8中の矢符23で示す間隔)を大きくしてもよい。このようにすると、第2風向変更手段10を通過する際の損失を小さくすることができるので、送風装置前方中央における気流を速め、快適性をより向上させることができる。
本発明に係る送風装置は、送風装置からの風をより広範囲に満遍なく送風することができるものであり、リビング等の家庭用扇風機としてだけではなく、会議室・食堂等の大空間や駅・休憩所等の屋外に取り付けられ多数の人が涼を得るための送風装置としてきわめて有用である。
1 送風装置
2 ガード
3 軸流ファン
9 第1風向変更手段
10 第2風向変更手段
12 第1風向変更板
14 仮想の接線
16 第2風向変更板
18 仮想の接線

Claims (5)

  1. 複数枚の翼を有し回転により気流を発生する軸流ファンと、前記軸流ファンの発生する気流の下流側で該軸流ファンの回転軸に中心軸を合わせて配置したガードを備え、前記ガードは前記中心軸の周りに位置する風向変更部を備え、前記風向変更部は、前記気流の前記軸流ファンの回転に対する接線方向成分を強める第1風向変更手段と、前記気流の前記回転軸方向成分を強める第2風向変更手段と、を備え、前記軸流ファンの回転方向に沿って前記第1風向変更手段と前記第2風向変更手段を少なくともそれぞれ2つずつ交互に配置した送風装置。
  2. 第1風向変更手段は平板状に形成した複数の第1風向変更板を平行に配列した集合体であって、前記第1風向変更手段と軸流ファンとが重なる位置で、前記第1風向変更板の長手方向を前記軸流ファンの後縁における仮想の接線に対して垂直となる方向に向けて配置し、第2風向変更手段は平板状に形成した複数の第2風向変更板を平行に配列した集合体であって、第2風向変更手段と前記軸流ファンとが重なる位置で、前記第2風向変更板の長手方向を前記仮想の接線に対して平行となる方向に向けて配置した請求項1に記載の送風装置。
  3. ガードの表面において、第1風向変更板と第2風向変更板とがなす角度を30°〜60°のうちの任意の角度とした請求項2に記載の送風装置。
  4. ガードにおける第1風向変更手段が占める領域を第1領域とし、第2風向変更手段が占める領域を第2領域としたときに、第1領域よりも第2領域を小さくした請求項1〜3のいずれか一つに記載の送風装置。
  5. 第1風向変更板が整列する間隔よりも第2風向変更板が整列する間隔を大きくした請求項2〜4のいずれか一つに記載の送風装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114704486A (zh) * 2022-03-30 2022-07-05 武汉市江楚开物科技有限公司 多方位出风的风扇

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