JP6547132B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、クロスフローファンの近傍に整流翼を備える、空気調和機に関する。
一般に、吸込口と、吹出口を有する本体ケーシング内に通風させる送風回路を形成し、この送風回路内にクロスフローファンを備え、クロスフローファンの上流近傍に熱交換器を配し、クロスフローファンの回転によって吸込口から吸い込まれた空気を熱交換器を通して熱交換した後、吹出口より吹き出す室内ユニットを有する空気調和機が知られている。室内ユニットは、クロスフローファンの回転によって発生する空気の流れを形成するために、リアガイダと、スタビライザとを備える。
クロスフローファンが発生する空気の流れには、クロスフローファンの内部における空気の流れである、クロスフローファンを通過して吹出口から吹き出される流れ(主流)と、クロスフローファンとスタビライザの間で発生して、スタビライザの先端で渦状に循環する流れ(渦流)が存在する。
ここで、従来の室内ユニットの一例として、特許文献1に開示されている空気調和機1について、図4を用いて説明する。空気調和機1は、本体ケーシング2内に熱交換器3と、クロスフローファン4と、クロスフローファン4のケーシングを形成するスタビライザ5と、リアガイダ6とを備え、リアガイダ6の舌部6a上方に突起形状のガイダ7を配置している。スタビライザ5とクロスフローファン4との距離が最も近い最近接部と、リアガイダ6とクロスフローファン4との距離が最も近い最近接部とで、クロスフローファン4の上流側、下流側が区分され、熱交換器3に臨む側が上流側となる。
クロスフローファン4が回転することで、空気は熱交換器3を通り抜けるように吸い込まれ、クロスフローファン4を貫流し、スタビライザ5と、リアガイダ6とで形成されるケーシングを介して本体ケーシング2から吹き出される。その際、リアガイダ6とクロスフローファン4との距離が最も近い最近接部の上流側に、クロスフローファン4を貫流せずに逆流する気流が存在し、その気流により、リアガイダ6とクロスフローファン4との距離が最も近い最近接部の上流側に渦流が生じる。
このため、この空気調和機1は、リアガイダ6とクロスフローファン4との距離が最も近い最近接部の上流側に突起形状のガイダ7を設け、クロスフローファン4の回転により生じる最近接部の上流側の渦流でクロスフローファン4の近傍の吸込流れの誘引が目論まれている。
特開平5−302729号公報
しかしながら、特許文献1に係る空気調和機1では、突起形状のガイダ7が本体ケーシング2の壁面から立ち上がっており、壁面のうちガイダ7の上流側に位置する領域は、渦流れによる誘引の影響を受けず、逆に熱交換器3を通り抜けてくる気流が衝突、滞留する領域となり、実効風路が減少し、送風量低下の要因になるおそれがある。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、リアガイダと、スタビライザとを備える室内ユニットにおいて、吸込口から吸い込まれる空気への干渉を抑制し、吸い込み空気の流れの乱れを緩和させ、クロスフローファンを通風する空気量を増加させることのできる空気調和機の提供を目的とする。
本発明の空気調和機は、吸込口と、吹出口とを備えた本体ケーシングと、前記本体ケーシング内に設けられた送風回路と、前記送風回路に設けられたクロスフローファンと、スタビライザと、リアガイダと、熱交換器と、整流翼とを備え、前記整流翼は、前記リアガイダと前記クロスフローファンとの近接部分より上流側に、前記整流翼と前記リアガイダとの間に第1空隙を介して、設けられたものである。
整流翼を備えることで、クロスフローファンを貫流せず、リアガイダとクロスフローファンとの近接部分より下流側に流れなかった一部の気流が逆流して、発生する気流で生じる渦流を安定させ、かつ、熱交換器を通り抜けてくる気流を誘引でき、風量の増加の効果が得られる。
本発明に係る空気調和機は、リアガイダの上部近傍に渦流を安定的に形成し、実効風路を大きくして、主流として、クロスフローファンを通風することができる空気量を増加させることができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の構成の一例を示す断面図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機のリアガイダ近傍を示す拡大図 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の整流翼の部分斜視図 従来の空気調和機の室内ユニットを示す断面図
第1の発明は、吸込口と、吹出口とを備えた本体ケーシングと、前記本体ケーシング内に設けられた送風回路と、前記送風回路に設けられたクロスフローファンと、スタビライザと、リアガイダと、熱交換器と、整流翼とを備え、前記整流翼は、前記リアガイダと前記クロスフローファンとの近接部分より上流側に、前記整流翼と前記リアガイダとの間に第1空隙を介して、設けられたものである。
これによれば、クロスフローファンを通過せずに、リアガイダとクロスフローファンとの近接部分の上流側へ逆流する気流が、整流翼に付着し、整流翼の表面に沿って流れ、再度、クロスフローファンへ流入する流れとなる。これによって、整流翼を中心軸とする安定した循環渦が形成され、熱交換器を通風する気流が循環渦に誘引されるので、クロスフローファンを通風する空気量が増加する。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記第1空隙は、前記整流翼と前記クロスフローファンとの間に設けられた第2空隙より小さいものである。
これによれば、クロスフローファンを通過せずにリアガイダとクロスフローファンとの近接部分の上流側へ逆流する気流が、第1空隙に流入し、整流翼に付着して整流翼の表面に沿って流れ、第2空隙を介して、再度、クロスフローファンへ流入する。この際に、第1空隙に流入した気流がすべて、第2空隙に流入しても、第1空隙を流れる気流より第2空隙を流れる気流の風速が増すことはない。これによって、クロスフローファン近傍での気流の乱れを緩和させ、クロスフローファンを通風する空気量が増加する。
第3の発明は、特に、第2の発明において、前記リアガイダと前記クロスフローファンの最小距離は、前記第2空隙より小さいものである。
これによれば、整流翼によってクロスフローファンの上流側と下流側とが仕切られず、実効風路を狭めないので、クロスフローファンを主流として通風する空気量が増加する。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明において、前記整流翼は、前記クロスフローファンの回転軸に垂直な断面において、上方の端部の円弧が、下方の端部の円弧より大きいものである。
これによれば、クロスフローファンを通過せずにリアガイダとクロスフローファンとの近接部分の上流側へ逆流する気流が、第1空隙に流入する際に整流翼の下端に衝突することを抑制し、かつ、第1空隙から整流翼表面に沿って流れる際に整流翼の上端から気流が剥離することを抑制する。これによって、逆流する気流が、再度、クロスフローファンへスムーズに流入するので、クロスフローファン近傍での気流の乱れを緩和させ、クロスフローファンを通風する空気量が増加する。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明において、前記整流翼は、前記送風回路の両端で支持されたものである。
これによれば、送風回路内において、クロスフローファンを通過せずにリアガイダとクロスフローファンとの近接部分の上流側へ逆流する気流には、気流が付着する整流翼以外に障害物がないので、クロスフローファンを通風する空気量が増加する。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明において、前記送風回路は、前記整流翼の上流側に、前記リアガイダ側から前記クロスフローファン側に突出する丘部を備えるものである。
これによれば、クロスフローファンを通過せずにリアガイダとクロスフローファンとの近接部分の上流側へ逆流する気流が、第1空隙に流入した後、丘部によって整流翼に付着しやすい気流方向へ誘導され、再度、クロスフローファンへ流入する流れとなる。これにより、整流翼を中心軸とするより安定した循環渦が形成され、クロスフローファンを通風する空気量が増加する。
第7の発明は、特に、第6の発明において、前記丘部の頂点と前記整流翼との距離は、前記第1空隙より大きいものである。
これによれば、クロスフローファンを通過せずにリアガイダとクロスフローファンとの近接部分の上流側へ逆流する気流が、第1空隙に流入し、丘部によって誘導され、整流翼に付着して整流翼表面に沿って流れ、第2空隙を介して、再度、クロスフローファンへ流入する。この際に、第1空隙に流入した気流が、丘部と整流翼の間を通過しても、第1空隙を流れる気流より、丘部と整流翼の間を流れる気流の風速が増すことはない。これによって、クロスフローファン近傍での気流の乱れを緩和させ、クロスフローファンを通風する空気量が増加する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は一例であり、本発明は実施の形態により限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態にかかる空気調和機100は、冷媒配管で互いに接続された室外ユニット(図示せず)と室内ユニット101とで構成されている。図1は、本実施の形態に係る空気調和機100の室内ユニット101の構成を示す断面図である。図2は、本実施の形態に係る空気調和機100の室内ユニット101におけるリアガイダ108の近傍を示す拡大図である。また、図3は、本実施の形態に係る空気調和機100の室内ユニット101における整流翼110の横端部を示す斜視図であり、ちなみに、図中斜線面は仮想断面である。
室内ユニット101は、図1に示すように、吸込口102と、吹出口103とを備えた本体ケーシング104と、本体ケーシング104内に設けられた送風回路105と、送風回路105に設けられたクロスフローファン106と、スタビライザ107と、リアガイダ108と、熱交換器109とを備える。
吸込口102は、本体ケーシング104の上面に設けられている。吹出口103は、本体ケーシング104の下面側に設けられている。より具体的には、吹出口103は、本体ケーシング104の前面と下面にわたって設けられている。
熱交換器109は、クロスフローファン106によって吸込口102から吸い込まれた空気を、熱交換によって加熱または冷却するものである。
クロスフローファン106は、吸込口102から取り入れられた空気を、熱交換器109に送風した後、吹出口103から室内に吹き出す送風機である。クロスフローファン106は、本体ケーシング104の横幅方向に設けられた回転軸を中心に回転自在に構成されている。クロスフローファン106は、端部に設けられた端板と、複数個のファン体を直列に連結した構成を有している。ファン体は、環状に配置された複数枚の翼(ブレード)を有する羽根車の少なくとも一方の端部に支持板が取り付けられた構成を有している。
スタビライザ107は、熱交換器109の下方であって、クロスフローファン106の下方前方に配置されている。リアガイダ108は、クロスフローファン106の背面側にスタビライザ107と対向して配置されている。
スタビライザ107とリアガイダ108は、クロスフローファン106の回転によって発生する空気の流れを形成するためのものである。スタビライザ107とリアガイダ108とは、左右壁(図示せず)とともに、送風回路105の吹出し側(クロスフローファン106の下流側)を構成している。
スタビライザ107およびリアガイダ108は、クロスフローファン106の回転軸方向に、本体ケーシング104、または、クロスフローファン106のほぼ全幅に亘って設けられている。
また、図2に示すように、室内ユニット101は、リアガイダ108とクロスフローファン106との近接部分より上流側に、整流翼110を備えている。より望ましくは、整流翼110は、リアガイダ108とクロスフローファン106の距離が最小となるリアガイダ108上の点であるリアガイダ側仕切部108aの上流側に設けられている。整流翼110は、クロスフローファン106の回転軸方向に垂直な断面の形状が、下方側より上方側が翼厚の厚い翼形状である。
図3に示すように、整流翼110は、整流翼110の両端を、送風回路105の両端に設けられた支持部110eで、支持されている。支持部110eは、リアガイダ108またはリアガイダ108の上方に位置する本体ケーシング104の壁面から、クロスフロー
ファン106側へと突出する薄板である。
整流翼110とリアガイダ108との間には、第1空隙111が設けられている。第1空隙111は、リアガイダ108またはリアガイダ108の上方に位置する本体ケーシング104の壁面を、窪ませることによって形成されている。
整流翼110とクロスフローファン106との間には、第2空隙112が設けられている。
整流翼110と、第1空隙111および第2空隙112は、クロスフローファン106の回転軸方向に、本体ケーシング104、または、クロスフローファン106のほぼ全幅に亘って設けられている。
図2に示すように、整流翼110とリアガイダ108との間隔である、第1空隙111の幅L1より、整流翼110とクロスフローファン106との間隔である、第2空隙112の幅L2は大きい。また、リアガイダ側仕切部108aとクロスフローファン106との距離である第1距離L3は、第2空隙112の幅L2よりも小さい。
また、整流翼110の上方(上流側)の端部(前縁)は、半径R1の第1円弧110bによって円弧状となっている。また、整流翼110の下方(下流側)の端部(後縁)は、半径R2の第2円弧110dによって円弧状となっている。半径R1は、半径R2より大きい。
前縁には、整流翼110とリアガイダ側仕切部108aとの距離が最大となる整流翼110上の点である整流翼最上流点110aが含まれることが望ましい。また、後縁には、整流翼110とリアガイダ側仕切部108aとの距離が最小となる整流翼110上の点である整流翼最下流点110cが含まれることが望ましい。
また、整流翼110の前縁より上方に位置する、リアガイダ108またはリアガイダ108上方の本体ケーシング104の壁面には、クロスフローファン106側に突出する丘部108bが設けられている。丘部108bは、整流翼最上流点110aの上流側に位置する、リアガイダ108またはリアガイダ108上方の本体ケーシング104の壁面上に設けられていることが望ましい。丘部108bは、クロスフローファン106の回転軸方向に、本体ケーシング104、または、クロスフローファン106のほぼ全幅に亘って設けられている。丘部108bの頂点と整流翼110との距離L4は、第1空隙111の幅L1より大きい。
上述の構成を換言すると、リアガイダ108またはリアガイダ108上方の本体ケーシング104の壁面には、クロスフローファン106側に突出する第1突起部であるリアガイダ側仕切部108aと、クロスフローファン106側に突出する第2突起部である丘部108bとが設けられている。整流翼110は、第1突起部と第2突起部との間に設けられている。整流翼110は、リアガイダ108またはリアガイダ108上方の本体ケーシング104の壁面との間に第1空隙111を介して、設けられている。
クロスフローファン106は、ブレードの外周の略接線方向に空気を吹き出し、クロスフローファン106を通過して吹出口103から吹き出される流れ(主流)と、クロスフローファン106とスタビライザ107の間で発生して渦状に循環する流れ(渦流)とを発生させる。
熱交換器109を通じてクロスフローファン106に吸い込まれる気流のうち、一部が
クロスフローファン106を通過せずにリアガイダ側仕切部108aの上流側へ逆流する。
しかし、本実施の形態に係る空気調和機100においては、この逆流する気流が第1空隙111に流入し、リアガイダ108上に設けられた丘部108bによって、クロスフローファン106側へ気流方向を変えられ、整流翼110の第1円弧110bへと沿って付着して流れる。そして、第1円弧110bに沿う流れは、第2空隙112へと流入し、再度、クロスフローファン106へと流入する。
このことにより、リアガイダ側仕切部108aの上流側へ逆流する気流を整流翼110によって安定させることができる。また、クロスフローファン106に再度流入する気流の乱れを緩和できる。また、クロスフローファン106を通風する空気量を増加させることができる。また、リアガイダ側仕切部108aの上流側へ逆流する気流が、整流翼110の第1円弧110bへと沿って付着して流れる。そして、第1円弧110bに沿う流れが、熱交換器109を通じてクロスフローファン106に吸い込まれる気流を誘引し、クロスフローファン106を通風する空気量を増加させることができる。
また、第1空隙111の幅L1よりも、第2空隙112の幅L2は大きいことにより、第1空隙111の通風面積よりも第2空隙112の面積が大きくなる。このため、第1空隙111に流入した気流が、すべて第2空隙112に流入しても、気流の風速は増速することはない。これによって、クロスフローファン106の近傍での乱れを緩和でき、クロスフローファン106を通風する空気量を増加させることができる。
また、リアガイダ側仕切部108aとクロスフローファン106との距離である第1距離L3は、第2空隙112の幅L2よりも小さいことにより、整流翼110がクロスフローファン106の上流側と下流側とを仕切る部材になることがない。このため、リアガイダ側仕切部108aが、クロスフローファン106の上流側と下流側とを仕切り、実効風路を狭めることがなく、クロスフローファン106を通風する空気量を増加させることができる。
また、第1円弧110bの半径R1が第2円弧110dの半径R2より大きいことにより、クロスフローファン106を通過せずにリアガイダ側仕切部108aの上流側へ逆流する気流が、第1空隙111に流入する際に整流翼110の第2円弧110dに衝突することを抑制できる。かつ、第1空隙111を介して整流翼110の表面に沿って流れる際に、整流翼110の第1円弧110bから気流が剥離することを抑制し、再度、クロスフローファン106へスムーズに流入するようにできる。これによって、クロスフローファン106の近傍での気流の乱れを緩和させ、クロスフローファン106を通風する空気量を増加させることができる。
また、丘部108bの頂点と整流翼110との第2距離L4は、第1空隙111の幅L1より大きいことにより、第1空隙111の通風面積よりも、丘部108bの頂点と整流翼110との間に構成される面の面積が大きくなる。このため、第1空隙111に流入した気流が、すべて丘部108bと整流翼110の間を通過しても、第1空隙111を流れる気流より丘部108bと整流翼110の間を流れる気流の風速が増すことはない。これによって、クロスフローファン106近傍での気流の乱れを緩和させ、クロスフローファン106を通風する空気量を増加させることができる。
また、整流翼110を送風回路105の両端に設けられた支持部110eで支持している。これによれば、送風回路105内において、クロスフローファン106を通過せずにリアガイダ側仕切部108aの上流側へ逆流する気流が付着する整流翼110以外に、障
害物となりうる構造物は存在しない。このため、クロスフローファン106を通風する空気量を増加させることができる。なお、整流翼110を、送風回路105を構成する左右壁に設けても、同様の効果が得られる。
本発明に係る空気調和機は、クロスフローファンを通風する空気量を増加できることから、家庭用空調や業務用空調に用いるのに好適である。
100 空気調和機
101 室内ユニット
102 吸込口
103 吹出口
104 本体ケーシング
105 送風回路
106 クロスフローファン
107 スタビライザ
108 リアガイダ
108a リアガイダ側仕切部
108b 丘部
109 熱交換器
110 整流翼
110a 整流翼最上流点
110b 第1円弧
110c 整流翼最下流点
110d 第2円弧
110e 支持部
111 第1空隙
112 第2空隙
L1 第1空隙の幅
L2 第2空隙の幅
L3 第1距離
L4 第2距離
R1 第1円弧の半径
R2 第2円弧の半径

Claims (6)

  1. 吸込口と、吹出口とを備えた本体ケーシングと、前記本体ケーシング内に設けられた送風回路と、前記送風回路に設けられたクロスフローファンと、スタビライザと、リアガイダと、熱交換器と、整流翼とを備え、
    前記整流翼は、前記リアガイダと前記クロスフローファンとの近接部分より上流側に、前記整流翼と前記リアガイダとの間に第1空隙を介して、設けられ、
    前記送風回路は、前記整流翼の上流側に、前記リアガイダ側から前記クロスフローファン側に突出する丘部を備える、
    空気調和機。
  2. 前記第1空隙は、前記整流翼と前記クロスフローファンとの間に設けられた第2空隙より小さい、
    請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記リアガイダと前記クロスフローファンの最小距離は、前記第2空隙より小さい、
    請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記整流翼は、前記クロスフローファンの回転軸に垂直な断面において、上方の端部の円弧が、下方の端部の円弧より大きい、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記整流翼は、前記送風回路の両端で支持された、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 前記丘部の頂点と前記整流翼との距離は、前記第1空隙より大きい、
    請求項1〜5に記載の空気調和機。
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