JP2001124362A - 横断流送風装置 - Google Patents

横断流送風装置

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JP2001124362A
JP2001124362A JP30505499A JP30505499A JP2001124362A JP 2001124362 A JP2001124362 A JP 2001124362A JP 30505499 A JP30505499 A JP 30505499A JP 30505499 A JP30505499 A JP 30505499A JP 2001124362 A JP2001124362 A JP 2001124362A
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JP
Japan
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fan
cross
guider
rear guider
heat exchanger
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Pending
Application number
JP30505499A
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English (en)
Inventor
Takeharu Kajimoto
丈晴 梶本
Koichi Sakai
浩一 酒井
Toshiyuki Imasaka
俊之 今坂
Hirooki Tsuji
大意 辻
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JP2001124362A publication Critical patent/JP2001124362A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアガイダの先端付近の形状,形態を見直
し、送風性能向上を図る。 【解決手段】 前方6,後方7の2個の独立している熱
交換器を設け、複数のブレードとこのブレードを支持す
る支持板からなるクロスフローファン羽根車1を中心と
してその前後に円弧形状部のファン1側に突起形状5を
有するスタビライザ2およびリアガイダ3を配設し、フ
ァン1側付近のリアガイダ先端部8をファン1に対向し
て近接し所定の寸法だけファン1から離れ、かつこの近
接部から更に後方熱交換器上部側に向かってコブ状の突
起形状8を有し、さらに円弧形状のリアガイダ先端部9
を有し、スタビライザ2とリアガイダ3とで空気の吹出
口4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機などに
用いられる横断流送風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の横断流送風装置は、図5
のような構成になっていた。すなわち、複数のブレード
とこのブレードを支持する支持板からなるクロスフロー
ファン羽根車1を中心としてその前後に円弧形状部のフ
ァン1側に突起形状5を有するスタビライザ2およびリ
アガイダ3を配設し、このファン1側付近のリアガイダ
先端部8をファン1に対向して近接し所定の寸法だけフ
ァン1から離れ、かつこの近接部から更に上部にファン
1側に向かって単数のコブ状の突起形状9を有し、スタ
ビライザ2とリアガイダ3とで空気の吹出口4を形成
し、前方6,後方7の2個の独立している熱交換器を設
けて横断流送風装置を構成していた。この横断流送風装
置の風量および騒音特性は、送風静圧特性に依存し突起
形状9の形状,形態に大きく左右されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ファン1側付近のリアガイダ先端部8をファンに対向し
て近接し所定の寸法だけファン1から離れ、かつこの近
接部から更に上部にファン1側に向かってコブ状の突起
形状9を有していたため、リアガイダ先端部8付近での
送風の通風状態が悪く十分な送風性能向上を図ることが
出来なかった。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、リアガイダ先端部8付近の形状,形態を見直
し、送風性能向上を図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の横断流送風装置は、ファン側付近のリアガイ
ダ先端部をファンに対向して近接し所定の寸法だけファ
ンから離れ、かつこの近接部から更に後方熱交換器上部
側に向かってコブ状の突起形状を有するものである。
【0006】また、ファン側付近のリアガイダ先端部を
ファンに対向して近接し所定の寸法だけファンから離
れ、かつこの近接部から更に後方熱交換器上部側に向か
ってコブ状の突起形状を有し、円弧形状のリアガイダ先
端頭頂部を有するものである。
【0007】また、ファン側付近のリアガイダ先端部を
ファンに対向して近接し所定の寸法だけファンから離
れ、かつこの近接部から更に後方熱交換器上部側に向か
ってコブ状の突起形状を有し、リアガイダ先端頭頂部を
円弧形状とし、前記リアガイダ先端背面部に後方熱交換
器下部側に向かって所定の寸法間隔でリブを有するもの
である。
【0008】さらにリアガイダ先端部をファンの最近接
部から後方熱交換器に向かってくの字に折り曲げたもの
である。
【0009】さらにリアガイダ先端頭頂部の鉛直上方に
弓形状リブを具備するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために請求項
1記載の発明は、上記構成により、ファン側付近のリア
ガイダ先端部をファンに対向して近接し所定の寸法だけ
ファンから離れ、かつこの近接部から更に後方熱交換器
上部側に向かってコブ状の突起形状を有するものでは、
送風静圧特性を安定させ、送風性能向上を図ることがで
きる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記構成により、
ファン側付近のリアガイダ先端部をファンに対向して近
接し所定の寸法だけファンから離れ、かつこの近接部か
ら更に後方熱交換器上部側に向かってコブ状の突起形状
を有し、円弧形状のリアガイダ先端頭頂部を有するもの
では、送風静圧特性を安定させ、ファンとリアガイダ先
端間を流れる風の通風抵抗を低減させ送風性能向上を図
ることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記構成により、
ファン側付近のリアガイダ先端部をファンに対向して近
接し所定の寸法だけファンから離れ、かつこの近接部か
ら更に後方熱交換器上部側に向かって複数のコブ状の突
起形状を有し、リアガイダ先端頭頂部を円弧形状とし、
前記リアガイダ先端背面部に後方熱交換器下部側に向か
って所定の寸法間隔でリブを有するものでは、送風静圧
特性を安定させ、ファンとリアガイダ先端間を流れる風
の通風抵抗を低減させ、後方熱交換器下部を流れる風を
整流させることで送風性能向上を図ることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、上記構成により、
リアガイダ先端部をファンの最近接部から後方熱交換器
に向かってくの字に折り曲げたものでは、ファンに流れ
込む風の通風面積を増大させることで送風性能向上を図
ることができる。
【0014】請求項5記載のリアガイダ先端頭頂部の鉛
直上方に三日月形状リブを具備するものでは、前方の熱
交換器からの風と、後方の熱交換器からの風がスムーズ
にファンに流れ込むことができるため、送風性能向上が
図れる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参考
に説明する。なお、従来例と同一部分には、同一番号を
もちいる。
【0016】図1は本発明の実施例に係わる横断流送風
装置における構成が線図によって概略図として示されて
いる。前方6,後方7の2個の独立している熱交換器を
設け、複数のブレードとこのブレードを支持する支持板
からなるクロスフローファン羽根車1を中心としてその
前後に円弧形状部のファン1側に突起形状5を有するス
タビライザ2およびリアガイダ3を配設し、ファン1側
付近のリアガイダ先端部8をファン1に対向して近接し
所定の寸法だけファン1から離れ、かつこの近接部から
更に後方熱交換器7上部側に向かってコブ状の突起形状
9を有し、スタビライザ2とリアガイダ3とで空気の吹
出口4を形成した横断流送風装置である。
【0017】さらに、本発明の一実施例について図3を
参考に説明する。なお、従来例と同一部分には、同一番
号をもちいる。
【0018】図2は本発明の実施例に係わる横断流送風
装置における構成が線図によって概略図として示されて
いる。前方6,後方7の2個の独立している熱交換器を
設け、複数のブレードとこのブレードを支持する支持板
からなるクロスフローファン羽根車1を中心としてその
前後に円弧形状部のファン1側に突起形状5を有するス
タビライザ2およびリアガイダ3を配設し、ファン1側
付近のリアガイダ先端部8をファン1に対向して近接し
所定の寸法だけファン1から離れ、かつこの近接部から
更に上部に後方熱交換器7上部側に向かってコブ状の突
起形状9を有し、さらに円弧形状のリアガイダ先端頭頂
部10を有し、スタビライザ2とリアガイダ3とで空気
の吹出口4を形成した横断流送風装置である。
【0019】さらに、本発明の一実施例について図3を
参考に説明する。なお、従来例と同一部分には、同一番
号をもちいる。
【0020】図3は本発明の実施例に係わる横断流送風
装置における構成が線図によって概略図として示されて
いる。前方6,後方7の2個の独立している熱交換器を
設け、複数のブレードとこのブレードを支持する支持板
からなるクロスフローファン羽根車1を中心としてその
前後に円弧形状部のファン1側に突起形状5を有するス
タビライザ2およびリアガイダ3を配設し、ファン1側
付近のリアガイダ先端部8をファン1に対向して近接し
所定の寸法だけファン1から離れ、かつこの近接部から
更に後方熱交換器7上部側に向かってコブ状の突起形状
9を有し、さらに円弧形状のリアガイダ先端頭頂部10
を有し、さらにリアガイダ先端背面部に後方熱交換器下
部側に向かって所定の寸法間隔でリブ11を有し、スタ
ビライザ2とリアガイダ3とで空気の吹出口4を形成し
た横断流送風装置である。
【0021】図4は本発明の実施例に係わる横断流送風
装置における構成が線図によって概略図として示されて
いる。前方6,後方7の2個の独立している熱交換器を
設け、複数のブレードとこのブレードを支持する支持板
からなるクロスフローファン羽根車1を中心としてその
前後に円弧形状部のファン1側に突起形状5を有するス
タビライザ2およびリアガイダ3を配設し、ファン側付
近のリアガイダ先端部8をファン1に対向して近接し所
定の寸法だけファン1から離れ、リアガイダ先端部8を
ファンの最近接部から後方熱交換器に向かってくの字に
折り曲げ、さらにリアガイダ先端頭頂部の鉛直上方に三
日月形状リブ12を有し、スタビライザ2とリアガイダ
3とで空気の吹出口4を形成した横断流送風装置であ
る。
【0022】
【発明の効果】前記実施例でも明らかなように、本発明
はかかる構成により、ファン側付近のリアガイダ先端部
をファンに対向して近接し所定の寸法だけファンから離
れ、かつこの近接部から更に後方熱交換器上部側に向か
ってコブ状の突起形状を有することで、送風静圧特性を
安定させ、送風性能向上を図ることができる。
【0023】さらに、前記実施例でも明らかなように、
本発明はかかる構成により、ファン側付近のリアガイダ
先端部をファンに対向して近接し所定の寸法だけファン
から離れ、かつこの近接部から更に後方熱交換器上部側
に向かってコブ状の突起形状を有し、円弧形状のリアガ
イダ先端頭頂部を有することで、送風静圧特性を安定さ
せ、ファンとリアガイダ先端間を流れる風の通風抵抗を
低減させ送風性能向上を図ることができる。
【0024】さらに、前記実施例でも明らかなように、
本発明はかかる構成により、ファン側付近のリアガイダ
先端部をファンに対向して近接し所定の寸法だけファン
から離れ、かつこの近接部から更に後方熱交換器上部側
に向かってコブ状の突起形状を有し、リアガイダ先端頭
頂部を円弧形状とし、前記リアガイダ先端背面部に後方
熱交換器下部側に向かって所定の寸法間隔でリブを有す
ることで、送風静圧特性を安定させ、ファンとリアガイ
ダ先端間を流れる風の通風抵抗を低減させ、後方熱交換
器下部を流れる風を整流させることで送風性能向上を図
ることができる。
【0025】また、ファン側付近のリアガイダ先端部を
ファンに対向して近接し所定の寸法だけファンから離
れ、かつこの近接部から更に上部に後方側の熱交換器に
向ったくの字形状のリアガイダ先端部を有することで、
ファンに流れ込む風の通風面積を増大させることで送風
性能向上を図ることができる。
【0026】さらに、ファン側付近のリアガイダ先端部
をファンに対向して近接し所定の寸法だけファンから離
れ、かつこの近接部から更に上部に後方側の熱交換器に
向ったくの字形状のリアガイダ先端部を有し、かつこの
くの字形状先端部の鉛直上方に三日月形状リブを有する
ことでファンに流れ込む風の通風面積を増大させること
で送風性能向上を図ることができ、さらに前方の熱交換
器からの風と、後方の熱交換器からの風がスムーズにフ
ァンに流れ込むことができるため、送風性能向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す横断流送風装置の
線図による概略図
【図2】本発明の第2の実施例を示す横断流送風装置の
線図による概略図
【図3】本発明の第3の実施例を示す横断流送風装置の
線図による概略図
【図4】本発明の第4,5の実施例を示す横断流送風装
置の線図による概略図
【図5】従来例を示す横断流送風装置の線図による概略
【符号の説明】
1 複数のブレードとこのブレードを支持する支持板か
らなるクロスフローファン羽根車 2 スタビライザ 3 リアガイダ 4 空気の吹出口 5 スタビライザの円弧形状部のファン側に設けられた
突起形状 6 前方熱交換器 7 後方熱交換器 8 リアガイダ先端部 9 突起形状 10 先端円弧形状 11 リアガイダ先端背面部整流リブ 12 三日月形状リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今坂 俊之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 辻 大意 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H031 AA00 BA14 3L049 BB05 BB08 BC01 BD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口と吸込口とを連通する送風路を設
    け、送風路内に複数のブレードとこのブレードを支持す
    る支持板からなるクロスフローファン羽根車とこの羽根
    車を駆動するファンモータとリアガイダと羽根車に離間
    対向するスタビライザと、前方,後方の2個の独立して
    いる熱交換器を設けて構成される横断流送風装置におい
    て、前記ファン側付近のリアガイダ先端部をファンに対
    向して近接し所定の寸法だけファンから離れ、かつこの
    近接部から更に後方熱交換器上部側に向かってコブ状の
    突起形状を具備することを特徴とした横断流送風装置。
  2. 【請求項2】 リアガイダと羽根車に離間対向するスタ
    ビライザと、前方,後方の2個の独立している熱交換器
    を設けて構成される横断流送風装置において、前記ファ
    ン側付近のリアガイダ先端部をファンに対向して近接し
    所定の寸法だけファンから離れ、かつこの近接部から更
    に後方熱交換器上部側に向かってコブ状の突起形状を有
    し、円弧形状のリアガイダ先端頭頂部を有する請求項1
    記載の横断流送風装置。
  3. 【請求項3】 リアガイダと羽根車に離間対向するスタ
    ビライザと、前方,後方の2個の独立している熱交換器
    を設けて構成される横断流送風装置において、前記ファ
    ン側付近のリアガイダ先端部をファンに対向して近接し
    所定の寸法だけファンから離れ、かつこの近接部から更
    に後方熱交換器上部側に向かってコブ状の突起形状を有
    し、リアガイダ先端頭頂部を円弧形状とし、前記リアガ
    イダ先端背面部に後方熱交換器下部側に向かって所定の
    寸法間隔でリブを有する請求項1記載の横断流送風装
    置。
  4. 【請求項4】 ファン側付近のリアガイダ先端部をファ
    ンに対向して近接し所定の寸法だけファンから離れ、か
    つ前記リアガイダ先端部を前記ファンの最近接部から後
    方熱交換器に向かってくの字に折り曲げる事を特徴とし
    た請求項3記載の横断流送風装置。
  5. 【請求項5】 リアガイダ先端頭頂部の鉛直上方に三日
    月形状リブを具備することを特徴とした請求項4記載の
    横断流送風装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2017166457A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機

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