JP2021516912A - インターライン時間遅延積分方法、装置及びカメラ - Google Patents

インターライン時間遅延積分方法、装置及びカメラ Download PDF

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Abstract

本発明は、インターライン時間遅延積分方法、装置及びカメラを提供し、結像技術分野に関する。前記インターライン時間遅延積分方法は、第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得するステップと、前記第1レベル積分エネルギーを行を跨いで第2積分領域の第i行に転移するステップと、1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分と第2レベル積分が累積した第2レベル積分エネルギーを取得するステップと、前記第1レベル積分エネルギーと前記第2レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力するステップと、を含む。本発明は、結像により得られたエネルギーを行を跨いで積分することにより、より高速の環境で目的の撮影を行うことができ、従来の光電子デバイス上で論理プログラミングにより本発明の方法を実現することができ、優れた結像品質及び幅広い適用性を有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、2018年03月16日に出願された中国特許出願2018102176213(発明の名称:「インターライン時間遅延積分方法、装置及びカメラ」の優先権を主張し、その内容は全て引用により本発明に組み込まれる。
本発明は、高速結像技術分野に関し、具体的には、インターライン時間遅延積分方法、装置及びカメラに関する。
TDI(Time Delay Integration,時間遅延積分)結像技術は、通常、カメラと目的が相対的に移動する物体の結像に適用される。
従来の時間遅延積分技術に基づくTDI−CCD(TDI Charge Coupled Device,TDI電荷結合素子)カメラ及びTDI−CMOS(TDI Complementary Metal Oxide Semiconductor,TDI相補型金属酸化膜半導体)カメラは、そのエネルギー積分動作モードは、前の行から隣接する次の行に転移し、所定の積分レベルの数に達した後に、1行の画像を出力するものである。
しかしながら、TDI−CCD又はTDI−CMOSデバイスのフィールド周波数は、無限に高いわけではないため、目的とカメラの相対運動速度が特定の値に達すると、カメラは正常に動作しなくなる。
本発明は、前記問題を効果的に改善できるインターライン時間遅延積分方法、装置及びカメラを提供することを目的とする。
本発明において、前記積分領域は、カメラの結像画素マトリクスを区画したものである。1つの積分領域に対応する結像範囲は1つのシーンを構成する。前記第i目的領域は、1つの積分領域がカバーするシーンにおけるi行の画像に対応する1つのバンド結像領域である。前記第x目的領域は、1つの積分領域がカバーするシーンにおけるx行の画像に対応する1つのバンド結像領域である。
本発明の実施例は、以下の通り実現される。
第1態様において、本発明の実施例は、インターライン時間遅延積分カメラに用いるインターライン時間遅延積分方法であって、第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得するステップと、前記第1レベル積分エネルギーを行を跨いで第2積分領域の第i行に転移するステップと、1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分と第2レベル積分が累積した積分エネルギーを取得するステップと、前記第1レベル積分エネルギーと前記第2レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力するステップと、を含む方法を提供する。
さらに、前記インターライン時間遅延積分カメラのカメラエリアアレイは、結像するための複数の積分領域に区画され、各前記積分領域は、結像するための複数の行を含む。
さらに、各前記積分領域の結像するための行の数は同じである。
さらに、前記第2積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分と第2レベル積分が累積した積分エネルギーを取得した後に、前記方法は、
前記第1レベル積分と第2レベル積分が累積した積分エネルギーを行を跨いで第3積分領域の第i行に転移するステップと、
1つの積分周期が経過した後、前記第3積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分、第2レベル積分及び第3レベル積分が累積した積分エネルギーを取得するステップと、
前記第1レベル積分エネルギー、前記第2レベル積分エネルギー及び前記第3レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力するステップと、
をさらに含む。
さらに、前記方法は、
第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得すると同時に、前記第1積分領域の第x行で第x目的領域の第Iレベル積分エネルギーを取得し、第x行は1つの積分領域における前記第i行以外の任意の1行であるステップと、
前記第Iレベル積分エネルギーを前記第2積分領域の第x行に転移するステップと、
1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第x行で前記第x目的領域の第Iレベル積分エネルギーと第IIレベル積分エネルギーが累積した積分エネルギーを取得するステップと、
前記第Iレベル積分エネルギー及び前記第IIレベル積分エネルギーを含む第x目的領域画像を出力するステップと、
をさらに含む。
さらに、前記第2積分領域の第x行で前記第x目的領域内の第Iレベル積分エネルギーと第IIレベル積分エネルギーが累積した積分エネルギーを取得した後に、前記方法は、
前記第Iレベル積分エネルギーと前記第IIレベル積分エネルギーの累積エネルギーを行を跨いで第3積分領域の第x行に転移するステップと、
1つの積分周期が経過した後、前記第3積分領域の第x行で前記第x目的領域の前記第Iレベル積分、第IIレベル積分及び第IIIレベル積分が累積した積分エネルギーを取得するステップと、
前記第Iレベル積分エネルギー、前記第IIレベル積分エネルギー及び前記第IIIレベル積分エネルギーを含む第x目的領域の画像を出力するステップと、
をさらに含む。
さらに、前記方法は、
第k積分領域の第i行に転移したk−1レベル積分エネルギーと第k回の感光により得られたエネルギーとを累加し、kレベル積分エネルギーを含むkレベル積分画像を取得し、ここで、前記kレベル積分エネルギーは、前記第i目的領域が前記第1積分領域の第i行から前記第k積分領域の第i行で順に結像したエネルギーを含み、前記積分領域は、m行の有効結像領域を含むステップと、
前記m行のkレベル積分画像を出力し、k個の積分領域の結像は1つのエネルギー採取システムを共用してもよいか、又は複数のエネルギー採取システムを使用してもよいステップと、
をさらに含む。
さらに、前の積分領域から次の積分領域の対応行に転移するレベル積分エネルギーはアナログ量又はデジタル量であり、
前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットは、次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットに転移するエネルギーは、物理的な接続方式により転移する。
さらに、前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットは、回路により次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットに接続される。
さらに、前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットを次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットに転移する時に、前の感光ユニットで取得されたレベル積分エネルギーをコンピュータにより処理し、デジタル信号に変換した後、さらに行を跨いで次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットに送信する。
さらに、前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットから次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットに転移するエネルギーは、元の電荷エネルギー、又は前記原始電荷エネルギーを処理した後のエネルギーである。
さらに、前記インターライン時間遅延積分カメラのレンズは、柱面レンズ、球面レンズ、柱面レンズの組み合わせ、球面レンズの組み合わせ、又は柱面レンズと球面レンズの組み合わせである。
さらに、前の積分領域から次の積分領域に積分エネルギーを転移する時に跨いだ行数は、結像される目的領域と前記インターライン時間遅延積分カメラとの相対運動速度及び前記インターライン時間遅延積分カメラのフィールド周波数により確定される。
第2態様において、本発明の実施例は、第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得する第1取得モジュールと、前記第1レベル積分エネルギーを行を跨いで第2積分領域の第i行に転移する第1転移モジュールと、1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分と第2レベル積分が累積した積分エネルギーを取得する第2取得モジュールと、前記第1レベル積分エネルギー及び前記第2レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力する第1出力モジュールと、を含むインターライン時間遅延積分装置をさらに提供する。
第2態様において、本発明の実施例は、結像素子とコントローラを含むインターライン時間遅延積分カメラであって、前記結像素子は前記コントローラに接続され、前記結像素子は、複数の積分領域を含み、前記各積分領域は、複数行の有効結像領域を含み、前記コントローラは、前記複数行有効結像領域がそれぞれ独立して光電変換、エネルギー処理、エネルギー転移、エネルギー積分及び画像出力を行うように前記複数行有効結像領域をそれぞれ制御し、前記積分領域の数、各前記積分領域における前記有効結像領域の行数、エネルギー転移が跨ぐ行数及びエネルギー積分の積分レベル数はプログラムにより編集して設定することができ、前記コントローラの制御により、前記インターライン時間遅延積分カメラは本発明で提供される前記インターライン時間遅延積分方法を実現するインターライン時間遅延積分カメラをさらに提供する。
本発明の実施例で提供されるインターライン時間遅延積分方法、装置及びカメラは、まず、第1積分領域が第1シーンに対して結像を行う時に、第1積分領域の第i行で前記第i目的領域の第1レベル積分エネルギーを取得し、ついで、前記第1レベル積分エネルギーを行を跨いで第2積分領域の第i行に転移し、1つの積分周期が経過した後、第2積分領域運動が第1シーンの上方に運動し、さらに、前記第2積分領域の第i行で前記第1シーンの第i目的領域の第2レベル積分エネルギーを取得し、最後に、第1シーンの第i目的領域の前記第1レベル積分エネルギー及び前記第2レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力する。従来技術に比べ、本発明は、単一回の結像により得られたエネルギーを行を跨いで積分することにより、同一シーンの複数回の結像を実現することができ、より高速の環境で目的の撮影を行うことができ、従来の光電子デバイス上で論理プログラミングにより本発明の方法を実現することができ、優れた結像品質及び幅広い適用性を有する。
本発明の実施例の技術的解決策をより明確に説明するために、以下、実施例に必要な図面を簡単に説明する。以下に示される図面は、本発明の実施例の一部を説明するものにすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。当業者は創造的な作業なしでこれらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
本発明の実施例に適用できる電子機器の構造ブロック図である。 本発明の実施例1で提供されるインターライン時間遅延積分方法のフローチャートである。 本発明の実施例1で提供されるステップS300からステップS320のフローチャートである。 本発明の実施例1で提供されるステップS400からステップS430のフローチャートである。 本発明の実施例1で提供されるステップS500からステップS520のフローチャートである。 本発明の実施例1で提供されるステップS600からステップS610のフローチャートである。 本発明の第2実施例で提供されるインターライン時間遅延積分装置の構造ブロック図である。 本発明の第2実施例で提供される第2種類のインターライン時間遅延積分装置の構造ブロック図である。 本発明の第2実施例で提供される第3種類のインターライン時間遅延積分装置の構造ブロック図である。 本発明の第2実施例で提供される第4種類のインターライン時間遅延積分装置の構造ブロック図である。 本発明の第3実施例で提供されるインターライン時間遅延積分カメラの構造模式図である。 本発明の第3実施例で提供される結像素子の構造模式図である。
以下、本発明の実施例の図面により本発明の実施例に係る技術的解決策を明確かつ完全に説明する。以下の実施例は本発明の実施例の一部だけで、全ての実施例ではない。通常、図面に示される本発明の実施例の構成要素は様々な異なる形態により配置及び設計することができる。したがって、添付の図面で提供される本発明の実施形態の以下の詳細な説明は、請求される発明の範囲を限定することを意図せず、単に本発明の選択された実施形態を表す。本発明の実施例に基づいて、創造的な作業なしに当業者によって得られる他のすべての実施例は、本発明の保護範囲内にあるものとする。
なお、以下の図面において類似する番号と符号は、類似する項目を示す。したがって、ある項目がある図面に定義されると、他の図面においてさらに定義又は解釈する必要がない。また、本明細書において、「第1」、「第2」、「第Iレベル」、「第IIレベル」、「第IIIレベル」、「第I」、「第II」などの用語は、区別して説明するためにのみ使用されており、相対的な重要性を示したり示唆したりするものとして理解することはできない。
図1は、本発明の実施例における電子機器100の構造ブロック図を示す。図1に示すように、電子機器100は、メモリ110、メモリコントローラ120、プロセッサ130、表示画面140及びインターライン時間遅延積分装置を含んでもよい。例えば、この電子機器100は、インターライン時間遅延積分カメラ、インターライン時間遅延積分カメラを制御するためのコントローラ又はインターライン時間遅延積分カメラを制御するための他の電子機器であってもよい。
メモリ110、メモリコントローラ120、プロセッサ130及び表示画面140の各素子は、互いに直接又は間接電気的に接続されることで、データの伝送又は交換が達成される。例えば、これらの素子の間は、1本又は複数本の通信バス又は信号バスにより電気的に接続される。前記インターライン時間遅延積分方法は、それぞれ少なくとも1つのソフトウェア又はファームウェア(firmware)の形でメモリ110に記憶可能なソフトウェア機能モジュール、例えば、前記インターライン時間遅延積分装置に含まれるソフトウェア機能モジュール又はコンピュータープログラムを含む。
メモリ110は、様々なソフトウェアプログラム及びモジュール、例えば、本発明の実施例に係るインターライン時間遅延積分方法、装置及びカメラに対するプログラム指令/モジュールを記憶することができる。プロセッサ130は、メモリ110に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、各機能応用及びデータ処理を実行し、本発明の実施例に係るインターライン時間遅延積分方法を実現することができる。メモリ110は、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory,RAM)、読み取り専用メモリ(Read Only Memory,ROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(Programmable Read−Only Memory,PROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Erasable Programmable Read−Only Memory,EPROM)、電気的消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(Electric Erasable Programmable Read−Only Memory,EEPROM)などを含むが、これらに限定されない。
プロセッサ130は、信号処理機能を有する集積回路チップであってもよい。前記プロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)、ネットワークプロセッサ(Network Processor,NP)などの汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。プロセッサにより、本発明の実施例に係る各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又は任意の一般的なプロセッサなどであってもよい。
本発明の実施例に用いる電子機器100は、インターライン時間遅延積分方法を実現するために、自己表示機能をさらに備えることができる。その中の表示画面140は、前記電子機器100とユーザの間においてインタラクションインターフェース(例えば、ユーザ操作インターフェース)を提供するか、又はユーザ参照用の画像データを表示することができる。例えば、インターライン時間遅延積分装置が光電変換により採取したオリジナル画像及びエネルギー積分して生成した完全な画像を表示することができる。
なお、本発明はコンピュータ技術、電子技術、画像処理及びその他の技術に関し、本発明の実現過程において、複数のソフトウェア機能モジュールの応用が関与する。本明細書を注意深く読み、本発明の実現原理及び目的を正確に理解した上、先行技術を組み合わせることにより、当業者はソフトウェアプログラミングスキルを使用して本発明を実現できると考えられる。本明細書に記載のソフトウェア機能モジュールはこの範囲に含まれ、ここで説明を省略する。
本発明の実施例に用いるインターライン時間遅延積分カメラはエリアアレイ画像エネルギー伝達構造のカメラであってもよい。その結像目的面は、i行、j列の仕様にしたがってk個の積分領域に区画され、k個の積分領域は、空間上に連続的又は不連続的に分布することができる。インターライン積分の方向は、プッシュブルーム運動方向であり、つまり、撮影される目的領域に対するインターライン時間遅延積分カメラの運動方向である。
実施例1
図2に示すように、本実施例は、インターライン時間遅延積分カメラに使用されるインターライン時間遅延積分方法であって、
第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得するステップS200を含む方法を提供する。
本実施例において、前記第i目的領域は、被写体の第1シーンにおける前記第1積分領域の第i行に対応する領域であってもよい。前記第1積分領域は、インターライン時間遅延積分カメラの感光エリアアレイ上の一部であってもよい。
本実施例において、カメラのエリアアレイ(結像目的面)は、結像するための複数の積分領域に区画され、各積分領域は、複数行の結像領域に区画される。前記第1積分領域の第i行は、前記第1積分領域の複数行の結像領域における任意行の結像領域であってもよく、例えば、第1行、第2行又は第m行であってもよい。或いは、前記第1積分領域の第i行は、前記第1積分領域の複数行の結像領域における任意の複数行の結像領域であってもよく、例えば、第1行から第2行、第1行から第3行、第2行から第3行又は第1行から第m行であってもよい。1つの積分領域上の複数行の結像領域は常に同一の積分周期内にあり、その位置に対応する1つの目的領域に対して結像を行い、レベル積分エネルギーを取得することが理解され得る。ここで、動作(結像し、エネルギーを取得する)状態にある結像領域の行数は単一行、例えば、第1行であってもよく、複数行、例えば、第1行から第m行であってもよく、連続する複数行、例えば、第1行、第2行及び第3行であってもよく、間隔をあけた複数行、例えば、第1行、第3行及び第5行であってもよい。
各積分領域は、さらに各積分領域の行数が同じであるように複数行、複数列の結像領域に区画されてもよい。各積分領域に積分領域の座標系を形成してもよい。ここで、各積分領域の座標系における(i,j)位置にある感光ユニットは、各積分領域の第i行、第j列の感光ユニットであり、各座標位置にある感光ユニットは、それぞれ独立して動作(結像し、レベル積分エネルギーを取得する)又は非動作に使用することができる。
撮影する際に、被写体とカメラは特定の速度で相対的に運動する。第1時刻には、前記カメラの第1積分領域上の第i行に対応する撮影領域は第1シーンの第i目的領域であり、前記第i目的領域は、前記第1積分領域の第i行上で結像し、光電変換により前記第i目的領域の画像情報を持っているエネルギー信号、即ち、前記第1レベル積分エネルギーを取得することができる。
本実施例において、前記第1時刻は、カメラが動作し始めるときの1番目の積分周期内であってもよく、カメラがしばらく動作した後のある積分周期内であってもよい。
本実施例において、1つの積分周期は、CCD画素の1回目の露光から、露光エネルギーが転移されてクリアされ、2回目の露光の準備ができるまでの期間として理解され得る。
理解され得るように、前記第1積分領域の第i行は、前記第1積分領域上の任意行の有効な結像領域である。つまり、前記第1時刻には、前記第1積分領域上の各行の有効な結像領域はいずれも動作している。特に、第1時刻には、例えば、前記第1積分領域の第1行から第5行で結像した目的があるが、前記第1積分領域の第6行及び第6行以降の全ての行にも結像した目的がない場合(第6行以降の画像が必要とされないか、又は第1積分領域の第6行に対応する結像領域が第2積分領域の第1行の目的領域と重なり合っているため、第6行以降の画像が必要とされないとして理解され得る)、第6行及び第6行以降の全ての行でもエネルギーが取得されていない。つまり、この第1時刻には、第6行及び第6行以降の全ての行で取得された第1レベル積分エネルギーは0であると考えることができる。
なお、本実施例におけるカメラ上の積分領域の相対運動方向における長さは異なっていてもよく、各積分領域における各行の結像領域の幅も異なっていてもよい。そのサイズは実際の撮影需要に応じて調整することができる。
ステップS210:前記第1レベル積分エネルギーを行を跨いで第2積分領域の第i行に転移する。
本実施例において、カメラエリアアレイ上の各積分領域の各行の結像領域は、それぞれ独立して光電変換、エネルギー処理、エネルギー転移、エネルギー積分及び画像出力を行うことができる。前のステップで前記第1レベル積分エネルギーを取得した後、第1積分領域の第i行に対応する記憶ユニットに一時記憶し、第2積分領域の第i行の感光素子がクリアした後に、第2積分領域の第i行に出力する。
理解できるように、1つの積分領域上の結像領域の総行数がpである場合、第1レベル積分エネルギーを第1積分領域の第i行から第2積分領域の第i行に転移しようとすると、前記第1レベル積分エネルギーをp行を跨いで転移する必要がある。特に、1つの積分領域におけるp行の結像領域においてm行のみを提供して有効結像を行う(即ち、p行の結像領域にはm行の有効結像領域がある)場合、第1レベル積分エネルギーは同様にp行を跨いで転移される。ただし、跨いだp行のうちのm行のみは有効結像領域である。つまり、pはm以上である。
本実施例において、カメラ上の各行の有効結像領域はいずれも動作している。具体的には、第1積分領域上の第1行の結像により得られたエネルギーはp行を跨いで第2積分領域上の第1行に転移し、第1積分領域上の第2行の結像により得られたエネルギーはp行を跨いで第2積分領域上の第2行に転移する。このようにして、前記第1積分領域上の各行の第1レベル積分エネルギーは同時にp行を跨いで第2積分領域の対応する行に転移する。理解できるように、複数の積分領域上の第i行の結像により得られたエネルギーが持っている情報は、いずれも前記第1シーンの第i目的領域に対応する。
本実施例において、各積分領域の各行には、結像領域に加え、エネルギー貯蔵領域が含まられてもよい。行を跨いで積分エネルギーの転移を行う際に、前の積分領域の第i行の結像領域で結像して得られたこのレベル積分エネルギーをこの行のエネルギー貯蔵領域に転移し、次の積分領域の第i行の結像素子へ転移するために準備し、この行の結像領域内のエネルギーをクリアし、次の目的領域の感光結像のために準備することができる。理解できるように、レベル積分エネルギーの取得(感光結像)は、積分領域の各行の結像領域上で行われ、レベル積分エネルギーの転移は、積分領域の各行のエネルギー貯蔵領域内で行われる。前記積分領域の各行のエネルギー貯蔵領域は、この積分領域の感光素子に接続されるエネルギー記憶回路であってもよく、コンピュータのハードディスクなどの記憶媒体であってもよい。
ステップS220:1つの積分周期後に、前記第2積分領域の第i行で前記第1シーンの第i目的領域の第2レベル積分エネルギーを取得する。
理解できるように、この第2レベル積分エネルギーは、同一の目的領域の第1レベル積分エネルギーと第2レベル積分エネルギーとの累積であってもよく、第2レベル積分エネルギーのみであってもよい。エネルギー処理ユニットにおいて第1レベル積分エネルギーとの累積を実現することができる。第1レベル積分エネルギー及び第2レベル積分エネルギーは、元のエネルギーであってもよく、所定の処理がなされたエネルギーであってもよい。
本実施例において、前記積分周期は、カメラのフィールド周波数、即ち、光電素子が行う2回の結像の間の最小時間間隔であってもよい
カメラと目的がある速度で相対的に運動するために、1つの積分周期後に、第2レベル積分の開始時刻に、前記カメラの第1積分領域は既に被写体の次の位置の上方に移動し、前記第1シーンの上方に移動したのは前記第2積分領域である。つまり、第2レベル積分の開始時刻に、前記第1シーンは前記第2積分領域上で結像する。この場合、前記第2積分領域の第i行には、第i目的領域で結像した第2レベル積分エネルギーだけでなく、第1時刻に前記第1積分領域の第i行から転移してきた第1レベル積分エネルギーが記憶されている。
理解できるように、カメラの第1積分領域の第i行と第2積分領域の第i行との距離は、1つの積分周期内においてカメラが結像視野中で目的領域と相対的に移動する距離に対応する。
ステップS230:前記第1レベル積分エネルギーと前記第2レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力する。
本実施例において、前記第1レベル積分エネルギーと前記第2レベル積分エネルギーとを積分することにより、前記第1レベル積分エネルギーと前記第2レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を得ることができる。理解できるように、カメラの積分レベル数kが2である場合、前記第i目的領域の画像は、第1レベル積分エネルギーと第2レベル積分エネルギーとの積分である。カメラの積分レベル数kが2を超える場合、前記第i目的領域の画像は、他の積分領域上で結像して得られたレベル積分エネルギーをさらに含む。
本実施例において、カメラに対して積分レベル数kを設定することができる。例えば、カメラエリアアレイにはk個の有効積分領域が区画される場合、第1レベル積分が感光する時刻から、k個の積分周期を経て、合計k個のレベル積分エネルギーが得られる。このk個のレベル積分エネルギーは、それぞれk個の有効積分領域の第i行が前記同一の第i目的領域に対して結像して得られるものであり、k−1回の行を跨いでの出力、転移を経て、このk個のレベル積分エネルギーは最後の積分領域の第i行に集中し、最後の積分領域の第i行は、このk個のレベル積分エネルギーを含む画像を出力する。理解できるように、各積分領域のそれぞれにおいてm行の有効結像領域が同時に動作する場合、最後の積分領域は、m行のkレベル積分がなされた画像を出力する。理解できるように、各積分領域における行数は、前記出力画像の行数m以上である。
本発明者は、実験研究により、従来技術において、カメラのレベル積分エネルギーが常に前の行から隣接する次の行へ転移するので、カメラと被写目的との相対運動速度が光電素子のリフレッシュレートを超えると、元々第1時刻に第1積分行に対応する第i目的領域が、1つの積分周期後に、第2行を跨いで直接第3行に対応する位置に移動する可能性があることを発見した。この場合、第2行には第1行から転移してきた第1レベル積分エネルギーのみが記憶され、第i目的領域に対して2回目の結像を行うことができず、同一ではない領域の画像エネルギーを積分するだけである。2つ目の積分周期を経た後、元々第3積分行に対する第i目的領域は、このときに既に第4積分行を跨いで第5積分行に対応する位置に移動する。そのため、第3積分行も第i目的領域に対して結像することができない。このようにして、この場合には、第1積分行で結像により第1レベル積分エネルギーを取得できる以外、後のこの第i目的領域の各積分行に対しては、第1レベル積分エネルギーをもとに第i目的領域を結像し、エネルギー積分を順調に行うことができない。その結果、出力される積分画像は、第i目的領域のエネルギーのみを含むではなく、異なる目的領域の混合エネルギーを含む。これによって、出力される画像の品質が悪く、時間遅延積分の正しい意義は成立しなくなる。
本実施例で提供されるインターライン時間遅延積分方法は、前記従来技術に存在する問題を解決するためのものであり、インターライン時間遅延積分により、高速相対運動環境下では、相対運動速度とカメラフィールド周波数の関係に基づいて跨ぐべき行数を設定する。これによって、各積分周期後に目的領域が前の積分行で結像するエネルギーは、必ず行を跨いでこの目的領域に対応する次の積分行に転移することができ、高速運動環境での正しいエネルギー積分過程が実現される。
図3に示すように、本実施例において、前記ステップS220の後に、以下のステップをさらに含んでもよい。
ステップS300:前記第1レベル積分エネルギー及び前記第2レベル積分エネルギーを行を跨いで第3積分領域の第i行に転移する。
本実施例において、積分レベル数kが2を超える場合、第2積分領域の後の他の積分領域も撮影動作に関与する必要があるため、第2積分領域の第i行上で第2レベル積分エネルギーを取得した後、第2積分領域の第i行に転移した第1レベル積分エネルギー及び結像により得られたばかりの第2レベル積分エネルギーを同時に第3積分領域の第i行に転移することができる。
ステップS310:1つの積分周期が経過した後、前記第3積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第3レベル積分エネルギーを取得する。
1つの積分周期が経過した後、第3積分領域の第i行は第1シーンの第i目的領域の上方に移動し、この場合、第3積分領域の第i行はさらに第i目的領域を結像して第3レベル積分エネルギーを取得する。理解できるように、この場合、前記第3積分領域の第i行に第1レベル積分エネルギー、第2レベル積分エネルギー及び第3レベル積分エネルギーが記憶されている。
ステップS320:前記第1レベル積分エネルギー、前記第2レベル積分エネルギー及び前記第3レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力する。
本実施例において、積分レベル数kが3である場合、出力される第i目的領域画像は、前記第1レベル積分エネルギー、第2レベル積分エネルギー及び第3レベル積分エネルギーを積分して得られるものである。積分レベル数kが3を超える場合、出力される第i目的領域画像は、前記第1レベル積分エネルギー、第2レベル積分エネルギー、第3レベル積分エネルギー及び得られた他のレベル積分エネルギーを積分して得られるものである。
図4に示すように、本実施例において、前記ステップS210の後に、以下のステップをさらに含んでもよい。
ステップS400:第1積分領域の第i行上で第i目的領域の第1レベル積分エネルギーを取得すると同時に、前記第1積分領域の第x行上で第x目的領域内の第Iレベル積分エネルギーを取得する。ここで、第x行は、前記第i行以外の任意の行である。
本実施例において、ステップS220が実行されると同時に、第1積分領域の第x行が第x目的領域に対して結像を行い、第Iレベル積分エネルギーを取得し、1つの積分周期が経過した後、第1積分領域は、前進方向における新しい結像目的領域の上方に移動し、第2積分領域は、前の積分周期における第1積分領域の結像目的領域の上方に移動する。第2積分領域の第x行は第x目的領域に対して結像を行い、第IIレベル積分エネルギーを取得する。
特に、前記第i目的領域及び前記第x目的領域は、空間間隔がない隣接する領域であってもよく、空間間隔がある関係であってもよい。これによって、空間における連続した複数の目的領域を撮影することができ、又は空間間隔がある複数の目的領域を撮影することができる。
ステップS410:前記第Iレベル積分エネルギーを前記第2積分領域の第x行に転移する。
本実施例において、得第1積分領域の第x行の第Iレベル積分エネルギーを取得した後、第2積分領域の第x行は、第1積分領域の第x行から転移してきた第Iレベル積分エネルギー受信することができる。
ステップS420:1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第x行上で前記第x目的領域内の第Iレベル積分エネルギーと第IIレベル積分エネルギーが累積した積分エネルギーを取得する。
カメラと目的とが相対的に運動し、1つの積分周期が経過した後、第1積分領域は他の領域に移動し、第2積分領域の第x行は対応する第x目的領域の上方に移動し、第2積分領域の第x行は、この第x目的領域に対して結像を行う。
ステップS430:前記第Iレベル積分エネルギーと前記第IIレベル積分エネルギーを含む第x目的領域の画像を出力する。
本実施例において、積分領域は、カメラの結像画素マトリクスを区画したものである。前記第i目的領域及び第x目的領域は、1つの積分領域がカバーする結像領域における2行の画像に対応する2つのバンド結像領域であり、m行のうちの2行に該当する。
言い換えれば、本実施例において、第1積分領域における各行の第1レベル積分エネルギーを同時に取得し、取得される第1積分領域における各行の積分エネルギーをそれぞれ第2積分領域における対応する行に転移する。そして、1つの積分周期が経過した後、第2積分領域における各行が単独で累積した積分エネルギーを同時に取得する。
図5に示すように、本実施例において、前記ステップS420の後に、以下のステップをさらに含んでもよい。
ステップS500:前記第Iレベル積分エネルギーと前記第IIレベル積分エネルギーとの累積エネルギーを行を跨いで第3積分領域の第x行に転移する。
ステップS510:1つの積分周期が経過した後、前記第3積分領域の第x行上で前記第x目的領域の前記第Iレベル積分、第IIレベル積分及び第IIIレベル積分が累積した積分エネルギーを取得する。
ステップS520:前記第Iレベル積分エネルギー、前記第IIレベル積分エネルギー及び前記第IIIレベル積分エネルギーを含む第x目的画像を出力する。
本実施例において、積分レベル数kが3である場合、出力される第x目的画像は、前記第Iレベル積分エネルギー、第IIレベル積分エネルギー及び第IIIレベル積分エネルギーが積分されて得られるものである。積分レベル数kが3を超える場合、出力される第x目的画像は、前記第Iレベル積分エネルギー、第IIレベル積分エネルギー、第IIIレベル積分エネルギー及び得られた他のレベル積分エネルギーが積分されて得られるものである。
図6に示すように、本実施例において、前記ステップS230の後に、以下のステップをさらに含んでもよい。
ステップS600:第k積分領域の第i行に転移したk−1レベル積分エネルギーと第k回の感光により得られたエネルギーとを累加し、前記kレベル積分エネルギーを含むkレベル積分画像を得る。ここで、前記kレベル積分エネルギーは、前記第i目的領域が前記第1積分領域の第i行から順に前記第k積分領域の第i行で結像した積分エネルギーを含む。各前記積分領域は、m行の有効結像領域を含む。
本実施例において、前記kレベル積分エネルギーは、前記第i目的領域が前記第1積分領域の第i行から前記第k積分領域の第i行で順に結像した第1レベル積分エネルギーから第kレベル積分エネルギーの累加を含む。
ステップS610:前記m行のkレベル積分画像を出力する。k個の積分領域の結像は、1つのエネルギー採取システムを共用してもよいか、又は複数のエネルギー採取システムを使用してもよい。
本実施例において、前記第1積分領域から第k積分領域はいずれもm行の有効結像領域を含む。理解できるように、第1積分領域感光開始時間を第1レベル積分周期の開始時点とし、第2積分領域感光開始時間を第1レベル積分周期の終了時点及び第2レベル積分周期の開始時点とする。1つの積分周期において、現在シーンの結像が完成し、次のシーンに移動して結像を待つ。理解できるように、第1シーン、第2シーンの順序は、第1積分領域における時間順に従う対応する結像シーンであり、k個の積分領域の順序関係を指す。k個の積分周期が経過した後、カメラと結像シーンが相対的に運動してk個の積分領域の距離を跨ぎ、m個の目的領域の対応するm行の画像のkレベル積分が完成する。この場合、第1積分領域は第k+1シーンに位置し、第k積分領域は第2シーンの上方に位置し、出力されるべきdは第1シーンのkレベル積分が完成した後のm行の画像である。このようにして、全ての目的領域の連続的なインターライン時間遅延積分結像を完成させる。
本実施例において、インターライン時間遅延積分の具体的な実施において、前の積分領域から次の積分領域の対応行へ転移するエネルギーは、アナログ量(例えば、電荷、電流、電圧)であってもよく、デジタル量(例えば、ハイレベル、ローレベル)であってもよい。伝送方式では、前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットから次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットへ転移するレベル積分エネルギーは、物理的な接続方式(例えば、2つのユニットが回路により接続される)により行ってもよく、デジタル量(例えば、前の感光ユニットが取得したレベル積分エネルギーをコンピュータにより処理し、デジタル信号に変換した後、行を跨いで次の感光ユニットを送信する)により行ってもよい。
本実施例において、前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットから次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットへ転移するレベル積分エネルギーは、元の電荷エネルギー(例えば、前の感光ユニットが光電変換して得られた元の電荷エネルギーをそのまま行を跨いで次の感光ユニットに伝送する)であってもよく、前記元のエネルギーを前処理した後のエネルギーであってもよい。前記前処理は、増幅回路、フィルター回路などの回路により前記元のエネルギーを処理してもよく、コンピュータにより前記元のエネルギーをアナログ−デジタル変換などの処理をしてもよい。
本実施例において、前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットがkレベル積分を実現する過程は、感光ユニットの外部の処理ユニットで完成してもよい。例えば、前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットはエネルギーを処理モジュールに出力し、処理した後、メモリに記憶し、次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットがエネルギーを処理モジュールに出力し、処理した後、既にメモリに存在する前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光エネルギーの処理後のデートと共に積分処理し、結果をメモリに記憶する。この積分モードは、kレベル積分に拡張することができる。
本実施例において、前記インターライン時間遅延積分カメラのレンズは柱面レンズ、球面レンズ、柱面レンズの組み合わせ(例えば、複数の柱面レンズからなるレンズ群)、球面レンズの組み合わせ(例えば、複数の球面レンズからなるレンズ群)、柱面レンズと球面レンズの組み合わせ(例えば、柱面レンズと球面レンズを含むレンズ群)であってもよい。理解できるように、前記インターライン時間遅延積分カメラのレンズは、非球面レンズ又はレンズ群を含んでもよい。理解できるように、前記インターライン時間遅延積分カメラの光学エネルギーの採取システムは、必要に応じて様々な光学システムからなるレンズ、例えば、テレセントリックレンズなどを選択することができる。
本実施例で提供される方法は、結像により得られたエネルギーをインターライン積分することにより、従来技術に比べ、より高速の環境で目的の撮影を行うことができ、従来の光電子デバイス上でスイッチ集積回路又は論理プログラミング回路(FPGA)により積分領域、積分行の柔軟な区画を実現することができ、優れた結像品質及び幅広い適用性を有する。
実施例2
図7に示すように、本実施例は、
第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得する第1取得モジュール711と、
前記第1レベル積分エネルギーを行を跨いて第2積分領域の第i行に転移する第1転移モジュール712と、
1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分と第2レベル積分が累積した積分エネルギーを取得する第2取得モジュール713と、
前記第1レベル積分エネルギーと前記第2レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力する第1出力モジュール714と、を含むインターライン時間遅延積分装置700を提供する。
図8に示すように、本実施例において、前記インターライン時間遅延積分装置700は、
前記第1レベル積分と第2レベル積分が累積した積分エネルギーを行を跨いで第3積分領域の第i行に転移する第2転移モジュール721と、
1つの積分周期が経過した後、前記第3積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分、第2レベル積分及び第3レベル積分が累積した積分エネルギーを取得する第3取得モジュール722と、
前記第1レベル積分エネルギー、前記第2レベル積分エネルギー及び前記第3レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力する第2出力モジュール723と、をさらに含んでもよい。
図9に示すように、本実施例において、前記インターライン時間遅延積分装置700は、
第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得すると同時に、前記第1積分領域の第x行で第x目的領域の第Iレベル積分エネルギーを取得し、第x行は前記第i行以外の任意の1行である第I取得モジュール731と、
前記第Iレベル積分エネルギーを前記第2積分領域の第x行に転移する第I転移モジュール732と、
1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第x行で前記第x目的領域の第Iレベル積分エネルギーと第IIレベル積分エネルギーが累積した積分エネルギーを取得する第II取得モジュール733と、
前記第Iレベル積分エネルギー及び前記第IIレベル積分エネルギーを含む第x目的領域の画像を出力する第I出力モジュール734と、をさらに含んでもよい。
図10に示すように、本実施例において、前記インターライン時間遅延積分装置700は、
第k積分領域の第i行に転移したk−1レベル積分エネルギーと第k回の感光により得られたエネルギーとを累加し、前記kレベル積分エネルギーを含むkレベル積分画像を取得し、前記kレベル積分エネルギーは、前記第i目的領域が前記第1積分領域の第i行から前記第k積分領域の第i行で結像した積分エネルギーを含み、各前記積分領域は、m行の有効結像領域を含む積分モジュール741と、
前記m行kレベル積分画像を出力し、k個の積分領域の結像は、1つのエネルギー採取システムを共用してもよいか、又は複数のエネルギー採取システムを使用してもよい画像モジュール742と、をさらに含んでもよい。
第3実施例
図11に示すように、本実施例は、本発明の実施例1で提供されるインターライン時間遅延積分方法を実現できるインターライン時間遅延積分カメラ1000を提供する。前記インターライン時間遅延積分カメラ1000は、結像素子800及びコントローラ900を含み、前記結像素子800が前記コントローラ900に接続される。本実施例において、前記結像素子800は、感光結像に使用され、レベル積分エネルギーを取得することができる。
図12に示すように、前記結像素子800は、複数の積分領域820を含む。各前記積分領域820は、複数行の有効結像領域822を含む。前記コントローラ900は、前記複数行の有効結像領域822がそれぞれ独立して光電変換、エネルギー転移、エネルギー処理、エネルギー積分及び画像出力を行うように前記複数行の有効結像領域822をそれぞれ制御する。前記積分領域820の数、各前記積分領域820における前記有効結像領域822の行数、エネルギー転移の跨ぎ行数及びエネルギー積分の積分レベル数は、いずれもコントローラ900により編集して設定することができる。
特に、前記結像素子800は、運動方向に直行してカメラエリアアレイの水平拡張を行い、積分領域820の座標系を形成する複数列の前記積分領域820をさらに含んでもよい。各座標点の位置に対応する感光ユニットは、いずれもコントローラ900により独立して制御され、複雑方向での相対運動の撮影に対応することができる。
本実施例において、前記コントローラ900は、PCB回路又はFPGA回路であってもよく、回路に対して論理プログラミングを行うことにより、前記積分領域820の数、各前記積分領域820上の前記有効結像領域822の行数、エネルギー転移が跨ぐ行数、エネルギー処理の機能及びエネルギー積分の積分レベル数に対する柔軟な調整を実現することができる。
以上は本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を制限するものではない。当業者にとって、本発明には様々な変更及び変化が含まれる。本発明の思想及び範囲から逸脱しない限り、当業者によって行われる全ての変更及び変化は、いずれも本発明の保護範囲に含まれるべきである。
産業上の実用可能性
本発明の実施例で提供されるインターライン時間遅延積分方法、装置及びカメラは、まず、第i目的領域が第1積分領域の第i行で結像した第1レベル積分エネルギーを取得し、そして、前記第1レベル積分エネルギーを行を跨いで第2積分領域の第i行に転移し、1つの積分周期が経過した後、さらに前記第i目的領域が前記第2積分領域の第i行で結像した第2レベル積分エネルギーを取得し、最後に、前記第1レベル積分エネルギー及び前記第2レベル積分エネルギーを含む第1目的画像を出力する。従来技術に比べ、本発明は、結像により得られたエネルギーを行を跨いで積分することにより、より高速の環境で目的の撮影を行うことができ、従来の光電子デバイス上で論理プログラミングにより本発明の方法を実現することができ、優れた結像品質及び幅広い適用性を有する。

Claims (15)

  1. インターライン時間遅延積分カメラに用いるインターライン時間遅延積分方法であって、
    第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得するステップと、
    前記第1レベル積分エネルギーを行を跨いで第2積分領域の第i行に転移するステップと、
    1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分と第2レベル積分が累積した第2レベル積分エネルギーを取得するステップと、
    前記第1レベル積分エネルギーと前記第2レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記インターライン時間遅延積分カメラのカメラエリアアレイは、結像するための複数の積分領域に区画され、各前記積分領域は、結像するための複数の行を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 各前記積分領域の行数は同じである、ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分と第2レベル積分が累積した第2レベル積分エネルギーを取得した後に、前記方法は、
    前記第1レベル積分と第2レベル積分が累積した第2レベル積分エネルギーを行を跨いで第3積分領域の第i行に転移するステップと、
    1つの積分周期が経過した後、前記第3積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分、第2レベル積分及び第3レベル積分が累積した第3レベル積分エネルギーを取得するステップと、
    前記第1レベル積分エネルギー、前記第2レベル積分エネルギー及び前記第3レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力するステップと、
    をさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記方法は、
    第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得すると同時に、前記第1積分領域の第x行で第x目的領域の第Iレベル積分エネルギーを取得し、第x行は前記第i行以外の任意の1行であるステップと、
    前記第Iレベル積分エネルギーを前記第2積分領域の第x行に転移するステップと、
    1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第x行で前記第x目的領域の第Iレベル積分エネルギーと第IIレベル積分エネルギーが累積した積分エネルギーを取得するステップと、
    前記第Iレベル積分エネルギー及び前記第IIレベル積分エネルギーを含む第x目的領域画像を出力するステップと、
    をさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2積分領域の第x行で前記第x目的領域内の第Iレベル積分エネルギーと第IIレベル積分エネルギーが累積した積分エネルギーを取得した後に、前記方法は、
    前記第Iレベル積分エネルギーと前記第IIレベル積分エネルギーの累積エネルギーを行を跨いで第3積分領域の第x行に転移するステップと、
    1つの積分周期が経過した後、前記第3積分領域の第x行で前記第x目的領域の前記第Iレベル積分、第IIレベル積分及び第IIIレベル積分が累積した第IIIレベル積分エネルギーを取得するステップと、
    前記第Iレベル積分エネルギー、前記第IIレベル積分エネルギー及び前記第IIIレベル積分エネルギーを含む第x目的領域の画像を出力するステップと、
    をさらに含む、ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記方法は、
    第k積分領域の第i行に転移したk−1レベル積分エネルギーと第k回の感光により得られたエネルギーとを累加し、kレベル積分エネルギーを含むkレベル積分画像を取得し、ここで、前記kレベル積分エネルギーは、前記第i目的領域が前記第1積分領域の第i行から前記第k積分領域の第i行で順に結像した積分エネルギーを含み、前記積分領域は、m行の有効結像領域で形成されるm行のkレベル積分画像を含むステップと、
    前記m行のkレベル積分画像を出力し、k個の積分領域の結像は1つのエネルギー採取システムを共用してもよいか、又は複数のエネルギー採取システムを使用してもよいステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前の積分領域から次の積分領域の対応行に転移するレベル積分エネルギーはアナログ量又はデジタル量であり、
    前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットは、次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットに転移するエネルギーは、物理的な接続方式により転移する、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットは、回路により次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットに接続される、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットを次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットに転移する時に、前の感光ユニットで取得されたレベル積分エネルギーをコンピュータにより処理し、デジタル信号に変換した後、さらに行を跨いで次の感光ユニットに送信する、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 前の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットから次の積分領域座標系における(i,j)位置に位置する感光ユニットに転移するエネルギーは、元の電荷エネルギー、又は前記原始電荷エネルギーを処理した後のエネルギーである、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記インターライン時間遅延積分カメラのレンズは、柱面レンズ、球面レンズ、柱面レンズの組み合わせ、球面レンズの組み合わせ、又は柱面レンズと球面レンズの組み合わせである、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前の積分領域から次の積分領域に積分エネルギーを転移する時に跨いだ行数は、目的領域と前記インターライン時間遅延積分カメラとの相対運動速度及び前記インターライン時間遅延積分カメラのフィールド周波数により確定される、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 第1積分領域の第i行で第i目的領域内の第1レベル積分エネルギーを取得する第1取得モジュールと、
    前記第1レベル積分エネルギーを行を跨いで第2積分領域の第i行に転移する第1転移モジュールと、
    1つの積分周期が経過した後、前記第2積分領域の第i行で前記第i目的領域内の第1レベル積分と第2レベル積分が累積した積分エネルギーを取得する第2取得モジュールと、
    前記第1レベル積分エネルギー及び前記第2レベル積分エネルギーを含む第i目的領域の画像を出力する第1出力モジュールと、
    を含むことを特徴とするインターライン時間遅延積分装置
  15. 結像素子とコントローラを含むインターライン時間遅延積分カメラであって、
    前記結像素子は前記コントローラに接続され、
    前記結像素子は、複数の積分領域を含み、前記各積分領域は、複数行の有効結像領域を含み、
    前記コントローラは、前記複数行有効結像領域がそれぞれ独立して光電変換、エネルギー処理、エネルギー転移、エネルギー積分及び画像出力を行うように前記複数行有効結像領域をそれぞれ制御し、
    前記積分領域の数、各前記積分領域における前記有効結像領域の行数、エネルギー転移が跨ぐ行数及びエネルギー積分の積分レベル数は編集することができ、
    前記コントローラの制御により、前記インターライン時間遅延積分カメラは請求項1に記載の方法を実現する、ことを特徴とするインターライン時間遅延積分カメラ。
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