JP2021516842A - 表示パネルとその製造方法、表示装置 - Google Patents

表示パネルとその製造方法、表示装置 Download PDF

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Abstract

表示技術の分野に属する表示パネルとその製造方法、表示装置を開示する。表示パネルは基板と基板上に位置する複数の画素ユニットと画素定義層とを含み、各画素ユニットは、アノード、有機機能層およびカソードを含み、画素定義層は、第1の定義層と第2の定義層とを含み、第1の定義層は、第2の定義層の基板から離れた側に位置し、第1の定義層の基板上への正射影は、第2の定義層の基板上への正射影を覆い、且つ第1の定義層の開口面積は、第2の定義層の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成し、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、溝内に位置することにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が第1の定義層の基板上への正射影内に入り、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域をカソードに接触しないようにすることでき、表示のときに少なくとも一部のエッジ領域が発光しなくて、表示パネルの輝度の均一性の向上に寄与する。

Description

本出願は、2018年03月12日に提出された出願番号201810202060.X、発明の名称「表示パネルとその製造方法、表示装置」の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は参照により本明細書に援用する。
本発明は、表示パネルとその製造方法、表示装置に関するものである。
有機発光ダイオード(Organic Light−Emitting Diode、OLED)表示パネルは、自発光、高コントラスト、薄型、広視野角、高速応答のため、スマートフォン、タブレット、テレビなどの端末製品に広く適用される。
発明者に知られているように、OLED表示パネルは、基板と、基板上に順次配置されたアノード、有機機能層、およびカソードとを含む。ここで、有機機能層は、正孔注入層と、正孔注入層上に順次配置された正孔輸送層、有機発光層、電子輸送層、および電子注入層とを含む。現在、主にインクジェット印刷プロセスを採用して有機機能層を形成する。OLED表示パネルの発光原理は以下の通りであり、即ち、アノードとカソードとの間に電圧を印加し、当該電圧の作用により、正孔注入層の正孔は正孔輸送層を通って有機発光層に移動し、電子注入層の電子は電子輸送層を通って有機発光層に移動し、最後的に、正孔と電子が有機発光層で出会って結合し、結合の過程中に放出されたエネルギーが有機発光層における化学分子を励起して発光させる。
上記の表示パネルの輝度が不均一である。
本発明は、表示パネルとその製造方法、表示装置を提供する。
第一側面において、基板と、
前記基板上に位置する複数の画素ユニットと画素定義層と、
を含み、
前記画素定義層は、画素領域を定義するために使用され、各前記画素ユニットは、アノード、有機機能層およびカソードを含み、前記有機機能層は、前記画素領域内に位置し、
ここで、前記画素定義層は、第1の定義層と第2の定義層とを含み、前記第1の定義層は、前記第2の定義層の前記基板から離れた側に位置し、前記第1の定義層の前記基板上への正射影は、前記第2の定義層の前記基板上への正射影を覆い、且つ前記第1の定義層の開口面積は、前記第2の定義層の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成し、前記有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、前記溝内に位置することにより、前記有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の前記基板上への正射影が前記第1の定義層の前記基板上への正射影内に入り、前記有機機能層のエッジ領域の厚さは、前記有機機能層の残りの領域の厚さよりも大きい、
表示パネルに関する。
選択肢の一つとして、前記アノードは、前記基板上に位置し且つ前記画素領域内に位置し、前記第2の定義層の厚さは、前記アノードの厚さと前記有機機能層の厚さとの和の以上である。
選択肢の一つとして、前記有機機能層のすべてのエッジ領域の前記基板上への正射影は、前記第1の定義層の前記基板上への正射影内に入る。
選択肢の一つとして、前記第1の定義層の材料は、絶縁材料であり、前記第2の定義層の材料は、絶縁材料であり、又は、前記第2の定義層の材料は、導電材料である。
選択肢の一つとして、前記カソードは、前記溝の外に位置する。
選択肢の一つとして、前記第2の定義層の材料は、導電材料であり、前記第2の定義層の厚さ方向には電気伝導分離領域が貫通して設けられ、前記電気伝導分離領域は、隣接する画素ユニット間の電気的接続を分離するために使用される。
選択肢の一つとして、前記電気伝導分離領域は、中空通孔構造である。
選択肢の一つとして、前記中空通孔構造には、前記第1の定義層と同じ絶縁材料が含まれる。
選択肢の一つとして、前記第1の定義層の材料は、ポリイミドであり、
前記第2の定義層の材料は、一窒化ケイ素または一酸化ケイ素であり、または, 前記第2の定義層の材料は、金属酸化物である。
第二側面において、基板上に第1の定義層と第2の定義層を形成することを含み、
前記第1の定義層は、前記第2の定義層の前記基板から離れた側に位置し、前記第2の定義層と前記第1の定義層は、画素領域を定義するために使用され、前記第1の定義層の前記基板上への正射影は、前記第2の定義層の前記基板上への正射影を覆い、且つ前記第1の定義層の開口面積は、前記第2の定義層の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成し、画素ユニットの有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、前記溝内に位置することにより、前記有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の前記基板上への正射影が前記第1の定義層の前記基板上への正射影内に入る、
表示パネルの製造方法に関する。
選択肢の一つとして、前記製造方法は、
前記基板上に前記画素領域内に位置する複数のアノードを含むアノード層を形成することと、
前記アノード層上に機能層を形成することと、
前記機能層上にカソードを形成することと、
をさらに含み、
前記機能層は、前記複数のアノード上に配置された複数の有機機能層を含み、前記複数の有機機能層は、前記複数のアノードに1対1で対応し、各前記有機機能層は、前記画素領域内に位置し、前記有機機能層のエッジ領域の厚さは、前記有機機能層の残りの領域の厚さよりも大きい。
選択肢の一つとして、前記第2の定義層の厚さは、各前記アノードの厚さと対応する有機機能層の厚さとの和の以上である。
選択肢の一つとして、前記有機機能層のすべてのエッジ領域の前記基板上への正射影は、前記第1の定義層の前記基板上への正射影内に入る。
選択肢の一つとして、前記基板上に第1の定義層と第2の定義層を形成することは、
各前記アノードの周辺に第1のフィルム層を形成することと、
前記第1のフィルム層が形成された基板上に第2のフィルム層を形成することと、
前記第2のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより前記第1の定義層を形成することと、
前記第1のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより前記第2の定義層を形成することと、
を含み、
前記第1のフィルム層の厚さが各前記アノードの厚さよりも大きい。
選択肢の一つとして、前記第2のフィルム層は、絶縁材料により作製され、前記第1のフィルム層は、絶縁材料または導電材料により作製される。
選択肢の一つとして、各前記カソードは、対応するアノードの周辺の溝の外に位置する。
選択肢の一つとして、前記第1のフィルム層は、導電材料により作製され、前記各前記 アノードの周辺に第1のフィルム層を形成することは、
各前記アノードの周辺に第1のフィルム層を形成することと、
前記第1のフィルム層の厚さ方向に沿って電気伝導分離領域が貫通して形成されることと、
を含み、
前記電気伝導分離領域は、隣接する画素ユニット間の電気的接続を分離するために使用される。
選択肢の一つとして、前記前記第1のフィルム層の厚さ方向に沿って電気伝導分離領域が貫通して形成されることは、
パンチング技術を使用して、前記第1のフィルム層の厚さ方向に沿ってビアホールが貫通して形成されることにより、前記電気伝導分離領域を得ること、
を含み、
前記電気伝導分離領域は、中空通孔構造である。
選択肢の一つとして、前記前記第1のフィルム層が形成された基板上に第2のフィルム層を形成することは、
前記第1のフィルム層が形成された基板上に絶縁材料を堆積させることにより、前記第1のフィルム層上に前記第2のフィルム層を形成し、前記中空通孔構造内に前記絶縁材料が充填されること、
を含む。
第三側面において、第一側面に記載の表示パネルを含む表示装置に関する。
本発明の実施形態における技術案をより明確に説明するために、以下、実施例の説明で使用される図面を簡単に説明する。以下の説明における図面は、本発明のいくつかの実施例に過ぎない。当業者にとって、創造的な作業を行うことなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
本発明の実施例による表示パネルの概略構成図である。 本発明の実施例による第1の定義層と第2の定義層によって形成される溝の概略図を示す。 本発明の実施例による有機機能層のエッジ領域と残りの領域の概略図である。 本発明の実施例による第2の定義層と第1の定義層の概略構成図である。 本発明の実施例による画素定義層の平面図を示す。 本発明の実施例による別の表示パネルの概略構成図である。 本発明の実施例による表示パネルの平面図である。 本発明の実施例によるさらに別の表示パネルの概略構成図である。 本発明の実施例による第1の定義層と第2の定義層によって形成される溝の概略図を示す。 本発明の実施例による表示パネルの製造方法のフローチャートである。 図4に示す実施例におけるアノード層を形成するフローチャートである。 図4に示す実施例における形成されたアノード層の概略構成図である。 図4に示す実施例における第1の定義層と第2の定義層を形成するフローチャートである。 図4に示す実施例における形成された第1のフィルム層の概略構成図である。 図4に示す実施例における形成された第2のフィルム層の概略構成図である。 図4に示す実施例における形成された第1の定義層の概略構成図である。 図4に示す実施例における形成された第2の定義層の概略構成図である。 図4に示す実施例における形成された機能層の概略構成図である。 図4に示す実施例における形成されたカソードの概略構成図である。 本発明の実施例によるさらに別の表示パネルの製造方法のフローチャートである。 図14に示す実施例における形成された第1のフィルム層の概略構成図である。 図14に示す実施例における形成された電気伝導分離領域の概略構成図である。 図14に示す実施例における形成された第2のフィルム層の概略構成図である。 図14に示す実施例における形成された第1の定義層の概略構成図である。 図14に示す実施例における形成された第2の定義層の概略構成図である。 図14に示す実施例における形成された機能層の概略構成図である。 図14に示す実施例における形成されたカソードの概略構成図である。
本発明の原理および利点をより明確にするために、以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。
発明者に知られているように、OLED材料の使用率を向上させ、OLED表示パネルの作製コストを低減するために、インクジェット印刷プロセスを採用してOLED表示パネルの有機機能層を形成することが多い。しかしながら、液滴成膜の過程で、液滴吐出ノズルからの液滴が基板上に落下すると、常に中間領域からエッジ領域に流れ、基板上に液滴によって形成された薄膜のエッジ領域の厚さは常に中間領域の厚さよりも大きく、領域の厚さは、「コーヒーリング」効果をもたらす。この効果により、発光のときに、エッジ領域の輝度が中間領域の輝度よりも大きくなって、表示パネルの輝度が不均一となる。
「コーヒーリング」効果を除去して表示パネルの輝度の均一性を高めるために、本発明の実施例は、表示パネルを提供し、一例として、図1Aは本発明の実施例による表示パネルの概略構成図である。図1Aに示すように、当該表示パネル100は、基板101と、基板101上に位置する複数の画素ユニットと画素定義層とを含み、画素定義層は、画素領域を定義するために使用され、図1Aは1つの画素ユニットを例に説明する。各画素ユニットは、アノード、有機機能層およびカソードを含み、有機機能層は、画素領域内に位置する。例として、図1Aに示すように、アノード102、有機機能層105およびカソード106は、基板上に順次形成され、つまり、アノード102は基板上に位置し、アノード102は画素領域内に位置し、有機機能層105はアノード102上に位置し、カソード106は有機機能層105上に位置する。選択肢の一つとして、カソード106は全面的に膜を形成することができ、即ち、すべての画素ユニットのカソードは一体であり、カソードは層全体である。カソード106は、図1Aに示すように、画素領域内に別個に膜を形成してもよく、即ち、各画素ユニットのカソードは、当該画素ユニットの有機機能層に対応する。
本発明の実施例では、カソード、有機機能層およびアノードは、基板上に順次形成されてもよく、即ち、カソードは基板上に位置し、カソードは画素領域内に位置し、有機機能層はカソード上に位置し、アノードは有機機能層上に位置する。
ここで、画素定義層は、第1の定義層103と第2の定義層104とを含む。第1の定義層103は、第2の定義層104の基板101から離れた側に位置し、第1の定義層103の基板101上への正射影は、第2の定義層104の基板101上への正射影を覆い、且つ第1の定義層103の開口面積は、第2の定義層104の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成する。図1Bに示すように、この溝の位置は、第1の定義層103の底部から基板101と第2の定義層104が接触する面までの領域に対応している。溝001の溝底面は、第2の定義層104の側面であり、即ち、この溝は、第1の定義層が基板に平行な方向に第1の定義層に対して凹んでいる部分である。図1Aに示すように、有機機能層105の少なくとも一部のエッジ領域は、溝内に位置することにより、有機機能層105の少なくとも一部のエッジ領域の基板101上への正射影が第1の定義層103の基板101上への正射影内に入る。
ここで、図1Cに示すように、有機機能層105のエッジ領域Eは、有機機能層105の画素定義層に近接する領域であり、有機機能層105の残りの領域Cは、有機機能層105のエッジ領域E以外の領域である。図1Aに示すように、有機機能層105のエッジ領域の厚さh1は、有機機能層105の残りの領域の厚さよりも大きい。
本発明の実施例では、第1の定義層の基板上への正射影は、第2の定義層の基板上への正射影を覆い(即ち、第1の定義層の基板上への正射影の面積は、第2の定義層の基板上への正射影の面積よりも大きく、且つ第2の定義層の基板上への正射影は、第1の定義層の基板上への正射影内に位置する)、且つ第1の定義層の開口面積は、第2の定義層の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成する。例として、図1Bに示すように、第2の定義層104の基板101上への正射影は、第1の定義層103の基板101上への正射影の中心に位置してもよい。また、図1Dに示すように、第2の定義層104の基板101上への正射影は、第1の定義層103の基板101上への正射影の中心に位置しなくてもよい。
インクジェット印刷プロセスを採用して形成された有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置することにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が第1の定義層の基板上への正射影内に入る。カソードを形成する際に、第1の定義層の第2の定義層から突出する部分がカソードに対して阻止作用を生じることにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しないようになり、したがって、表示パネルの輝度の均一性を高めることができ、表示パネルの表示効果を高めることができ、「コーヒーリング」効果による表示パネルの輝度の不均一を回避することができる。
本発明の実施例では、第1の定義層の開口面積は、第2の定義層の開口面積よりも小さく、ここで、定義層の開口の位置は、有機機能層の位置に対応する。図1Eは、本発明の実施例における画素定義層の平面図を例示的に示す。図1Eに示すように、第1の定義層103の開口面積(例えば図1Bの長方形R1の面積)は、第2の定義層104の開口面積(例えば図1Bの長方形R2の面積)よりも小さい。
選択肢の一つとして、第2の定義層の厚さは、アノードの厚さと有機機能層の厚さとの和の以上である。例として、図1Aに示すように、第2の定義層104の厚さは、アノード102の厚さと有機機能層105の厚さとの和に等しくてもよい。
第2の定義層の厚さは、アノードの厚さと有機機能層の厚さとの和よりも大きくてもよい。例として、図1Fは、第2の定義層104の厚さは、アノード102の厚さと有機機能層105の厚さとの和よりも大きい概略図を示す。この場合、有機機能層105の頂部と第1の定義層103の底部との間にはギャップが存在する。
表示パネルの輝度の均一性をさらに高めるために、例えば、図1Aに示すように、有機機能層105のすべてのエッジ領域の基板101上への正射影が第1の定義層103の基板101上への正射影内に入ることができる。この場合、有機機能層のすべてのエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置する。カソードを形成する際に、第1の定義層の第2の定義層から突出する部分がカソードに対して阻止作用を生じることにより、有機機能層のすべてのエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層のすべてのエッジ領域が発光しなくて、表示パネルの表示効果がよりよくなる。
選択肢の一つとして、図1Fに示すように、有機機能層105の頂部と第1の定義層103の底部との間にはギャップが存在すると、カソードは、部分的に溝の中に位置することもある。
選択肢の一つとして、カソードは、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝の外に位置する。カソードが溝の外に位置することは、カソードが有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域と完全に接触しないようにすることができ、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しない。
本発明の実施例では、有機機能層105は、正孔注入層、正孔輸送層、有機発光層、電子輸送層、および電子注入層を含むことができる。
図2は、本発明の実施例による表示パネルの平面図を示す。図2に示すように、各画素ユニット10の周囲は、第1の定義層103と第2の定義層によって囲まれ、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が第1の定義層103の基板上への正射影内に入る。図2は、6つの画素ユニットを例示的に示し、各画素ユニットは、一つの色の光を発するために使用される。例として、各画素ユニットは、赤、青、または緑の光を発することができる。
本発明の実施例では、第1の定義層103の材料と第2の定義層104の材料は、いずれも絶縁材料であることができ、エッチングプロセスの影響を考慮して、他の定義層の構造に影響を及ぼさないように本定義層を形成するために、第1の定義層103の材料と第2の定義層104の材料は異なる。例として、第1の定義層の材料はポリイミド(Polyimide、PI)であってもよく、第2の定義層の材料は一窒化ケイ素(SiN)または一酸化ケイ素(SiO)であってもよい。
選択肢の一つとして、アノードの材料は、高い導電率と高い仕事関数を有する材料であってもよい。例として、アノードの材料は、酸化インジウムスズ(Indium tin oxide、ITO)またはアンチモンドープ酸化スズ(Antimony−doped tin oxide、ATO)であってもよい。
選択肢の一つとして、カソードの材料は金属であってもよい。例として、カソードの材料はアルミニウムであってもよい。
以上のように、本発明の実施例は表示パネルを提供し、当該表示パネルは、基板上に位置する複数の画素ユニットと画素定義層とを含み、各画素ユニットは、アノード、有機機能層およびカソードを含み、画素定義層は、第1の定義層と第2の定義層とを含み、第1の定義層と第2の定義層は溝を形成し、インクジェット印刷プロセスを採用して形成された有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置することにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が第1の定義層の基板上への正射影内に入る。カソードを形成する際に、第1の定義層の第2の定義層から突出する部分がカソードに対して阻止作用を生じることにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しないようになり、表示パネルの輝度の均一性を高め、表示パネルの表示効果を高める。
図3Aは、本発明の実施例によるさらに別の表示パネルの概略構成図である。図3Aに示すように、当該表示パネル200は、
基板201と、基板201上に位置する複数の画素ユニットと画素定義層とを含み、画素定義層は、画素領域を定義するために使用され、図3Aは1つの画素ユニットを例に説明する。各画素ユニットは、アノード202、有機機能層205およびカソード206を含む。アノード202と有機機能層205は、画素領域内に位置する。例として、アノード202、有機機能層205およびカソード206は、基板上に順次形成される。選択肢の一つとして、カソード206は全面的に膜を形成することができ、即ち、すべての画素ユニットのカソードは一体であり、カソードは層全体である。カソード206は、図3Aに示すように、画素領域内に別個に膜を形成してもよく、即ち、各画素ユニットのカソードは、当該画素ユニットの有機機能層に対応する。
ここで、画素定義層は、第1の定義層203と第2の定義層204とを含む。第1の定義層203は、第2の定義層204の基板201から離れた側に位置し、第1の定義層203の基板201上への正射影は、第2の定義層204の基板201上への正射影を覆い、且つ第1の定義層203の開口面積は、第2の定義層204の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成する。図3Bに示すように、この溝001の位置は、第1の定義層203の底部から基板201と第2の定義層204が接触する面までの領域に対応している。溝001の溝底面は、第2の定義層204の側面である。図3Aに示すように、有機機能層205の少なくとも一部のエッジ領域は、溝内に位置することにより、有機機能層205の少なくとも一部のエッジ領域の基板201上への正射影が第1の定義層203の基板201上への正射影内に入る。有機機能層205のエッジ領域の厚さh2は、有機機能層205の残りの領域の厚さよりも大きい。有機機能層の残りの領域は、有機機能層のエッジ領域以外の領域である。有機機能層のエッジ領域および残りの領域の概略図について、図1Cを参照することができる。
本発明の実施例では、インクジェット印刷プロセスを採用して形成された有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置し、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が第1の定義層の基板上への正射影内に入る。カソードを形成する際に、第1の定義層の第2の定義層から突出する部分がカソードに対して阻止作用を生じることにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しないようになり、表示パネルの輝度の均一性を高め、表示パネルの表示効果を高める。
選択肢の一つとして、第2の定義層の厚さは、アノードの厚さと有機機能層の厚さとの和の以上である。例として、図3Aに示すように、第2の定義層204の厚さは、アノード202の厚さと有機機能層205の厚さとの和に等しくてもよい。
表示パネルの輝度の均一性をさらに高めるために、例えば、図3Aに示すように、有機機能層205のすべてのエッジ領域の基板201上への正射影が第1の定義層203の基板201上への正射影内に入ることができる。この場合、有機機能層のすべてのエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置し、有機機能層のすべてのエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層のすべてのエッジ領域が発光しなくて、表示パネルの表示効果がよりよくなる。
選択肢の一つとして、カソードは、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝の外に位置する。カソードが溝の外に位置することは、カソードが有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域と完全に接触しないようにすることができ、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しない。
有機機能層は、正孔注入層、正孔輸送層、有機発光層、電子輸送層、および電子注入層を含む。
本発明の実施例では、第1の定義層203の材料は絶縁材料であることができ、第2の定義層204の材料は導電材料であることができる。例として、第1の定義層の材料はPIであってもよく、第2の定義層の材料は金属酸化物であることができる。例えば、金属酸化物はITOであってもよい。
第2の定義層の材料が導電材料である場合、例えば、図3Aに示すように、第2の定義層204の厚さ方向(例えば図3Aのuで示された方向)には電気伝導分離領域が貫通して設けられることができる。電気伝導分離領域2041は、隣接する画素ユニット間の電気的接続を分離するために使用されることにより、隣接する画素ユニット間の導通を回避する。第2の定義層の厚さは、第2の定義層の上面から下面までの距離であり、第2の定義層の上面と下面は、いずれも基板に平行し、第2の定義層の上面は第1の定義層に接触し、第2の定義層の下面は基板に接触する。第2の定義層の厚さ方向は基板に垂直する。
本発明の実施例では、導電材料により作製された第2の定義層には電気伝導分離領域が設けられることにより、第2の定義層の導電性に起因する隣接する画素ユニットの短絡現象の発生を回避することができる。
例として、電気伝導分離領域は、中空通孔構造であることができる。
例として、電気伝導分離領域の中空通孔構造には、第1の定義層と同じ絶縁材料も含まれることができ、即ち、中空通孔構造には、第1の定義層を形成する際に採用されるPIなどの絶縁材料を含んでもよい。
以上のように、本発明の実施例は表示パネルを提供し、当該表示パネルは、基板上に位置する複数の画素ユニットと画素定義層とを含み、画素定義層は、第1の定義層と第2の定義層とを含み、第1の定義層と第2の定義層は溝を形成する。導電材料により作製された第2の定義層には電気伝導分離領域が設けられ、電気伝導分離領域は、隣接する画素ユニット間の電気的接続を分離するために使用される。
インクジェット印刷プロセスを採用して形成された有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置し、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が第1の定義層の基板上への正射影内に入り、カソードを形成する際に、第1の定義層の第2の定義層から突出する部分がカソードに対して阻止作用を生じることにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しないようになり、表示パネルの輝度の均一性を高め、表示パネルの表示効果を高める。
本発明の実施例は、表示パネルの製造方法のフローチャートをさらに提供し、当該製造方法は、基板上に第1の定義層と第2の定義層を形成することを含み、第1の定義層は、第2の定義層の基板から離れた側に位置し、第2の定義層と第1の定義層は、画素領域を定義するために使用される。第1の定義層の基板上への正射影は、第2の定義層の基板上への正射影を覆い、且つ第1の定義層の開口面積は、第2の定義層の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成する。画素ユニットの有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、溝内に位置することにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が第1の定義層の基板上への正射影内に入る。
ここで、画素ユニットは、アノード、有機機能層およびカソードを含む。例として、アノード、有機機能層およびカソードは、基板上に順次形成され、または、カソード、有機機能層およびアノードは、基板上に順次形成される。以下、アノード、有機機能層およびカソードは、基板上に順次形成されることを例に挙げて、本発明の実施例による表示パネルの製造方法を説明する。
図4は、本発明の実施例による表示パネルの製造方法のフローチャートである。図4に示すように、当該製造方法は、以下のステップを含む。
ステップ601において、基板上にアノード層を形成し、当該アノード層は、複数のアノードを含む。
各アノードは、画素領域内に位置する。
ステップ602において、基板上に第1の定義層と第2の定義層を形成する。
第1の定義層と第2の定義層は、画素領域を定義するために使用される。第1の定義層は、第2の定義層の基板から離れた側に位置する。第1の定義層の基板上への正射影は、第2の定義層の基板上への正射影を覆い、且つ第1の定義層の開口面積は、第2の定義層の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成する。
第1の定義層の基板上への正射影は、第2の定義層の基板上への正射影を覆い、即ち、第1の定義層の基板上への正射影の面積は、第2の定義層の基板上への正射影の面積よりも大きく、且つ第2の定義層の基板上への正射影は、第1の定義層の基板上への正射影内に位置する。
本発明の実施例では、第1の定義層の材料と第2の定義層の材料は、いずれも絶縁材料であることができる。
ステップ603において、アノード層上に機能層を形成し、当該機能層は、複数のアノード上に配置された複数の有機機能層を含む。
複数の有機機能層は、複数のアノードに1対1で対応する。有機機能層は、画素領域内に位置する。有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置し、各有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が対応するアノードの周辺の第1の定義層の基板上への正射影内に入る。有機機能層のエッジ領域の厚さは、有機機能層の残りの領域の厚さよりも大きい。
ステップ603において、インクジェット印刷プロセスを採用して機能層を形成することができる。
選択肢の一つとして、有機機能層は、正孔注入層、正孔輸送層、有機発光層、電子輸送層、および電子注入層を含むことができる。
ステップ604において、機能層上にカソードを形成する。
選択肢の一つとして、カソードは全面的に膜を形成することができ、即ち、すべての画素ユニットのカソードは一体であり、カソードは層全体である。カソードは画素領域内に別個に膜を形成してもよく、即ち、各画素ユニットのカソードは、当該画素ユニットの有機機能層に対応する。
カソードが全面的に膜を形成する場合、ステップ604は、機能層上に層に渡ってカソードを形成することを含むことができる。
カソードが画素領域内に別個に膜を形成する場合、ステップ604は、機能層上に、複数の有機機能層上に1対1で対応して配置された複数のカソードを形成することを含むことができる。
本発明の実施例では、インクジェット印刷プロセスを採用して形成された有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置し、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が第1の定義層の基板上への正射影内に入る。カソードを形成する際に、第1の定義層の第2の定義層から突出する部分がカソードに対して阻止作用を生じることにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しないようになり、したがって、表示パネルの輝度の均一性を高めることができ、表示パネルの表示効果を高めることができ、「コーヒーリング」効果による表示パネルの輝度の不均一を回避することができる。
選択肢の一つとして、第2の定義層の厚さは、各アノードの厚さと対応する有機機能層の厚さとの和の以上である。
表示パネルの輝度の均一性をさらに高めるために、各有機機能層のすべてのエッジ領域の基板上への正射影が対応するアノードの周辺の第1の定義層の基板上への正射影内に入ることができ、即ち、有機機能層のすべてのエッジ領域は溝内に位置し、有機機能層のすべてのエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層のすべてのエッジ領域が発光しない。
選択肢の一つとして、図5は、本発明の実施例によるステップ604において基板上にアノード層を形成するフローチャートである。図5に示すように、当該フローは以下のステップを含む。
ステップ6011において、基板を提供する。
ステップ6012において、基板上にマグネトロンスパッタリングプロセスとパターニングプロセスを採用してアノード層を形成する。
ここで、基板上において、まずマグネトロンスパッタリングプロセスを採用してアノード薄膜層を形成し、次にアノード薄膜層に対しパターニングプロセスを行ってアノード層を得る。パターニングプロセスは、主に、アノード薄膜層上にフォトレジストを塗布し、フォトレジストが塗布された基板をマスクで露光し、さらに、露光された基板を現像およびエッチングしてアノード層を得て、最後にフォトレジストを剥離することを含む。
例として、アノードの材料は、高い導電率と高い仕事関数を有する材料であってもよい。例えば、アノードの材料は、ITOまたはATOなどであってもよい。
図6は、本発明の実施例による基板上に形成されたアノード層の概略構成図である。図6に示すように、基板上にマグネトロンスパッタリングプロセスとパターニングプロセスを採用してアノード層を形成し、当該アノード層は複数のアノード102を含み、各アノードは画素領域内に位置する。
選択肢の一つとして、図7は、本発明の実施例によるステップ602において基板上に第1の定義層と第2の定義層を形成するフローチャートである。図7に示すように、当該フローは以下のステップを含む。
ステップ6021において、各アノードの周辺に第1のフィルム層を形成し、第1のフィルム層の厚さが各アノードの厚さよりも大きい。
ステップ6021において、各アノードの周辺に第1のフィルム層を形成して、第1のフィルム層がアノード層を覆う。選択肢の一つとして、第1のフィルム層は、絶縁材料により作製されることができる。例として、当該絶縁材料は、SiNまたはSiOであってもよい。
ステップ6022において、第1のフィルム層が形成された基板上に第2のフィルム層を形成する。
ここで、第2のフィルム層は、絶縁材料により作製される。例として、当該絶縁材料は、PIであってもよい。
ステップ6023において、第2のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより第1の定義層を形成する。
パターニングプロセスは、主に、フォトレジストを塗布、露光、現像、エッチング、フォトレジストの剥離などのステップを含む。
ステップ6023において、ドライエッチングを採用して第2のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより第1の定義層を形成することができる。
ステップ6024において、第1のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより第2の定義層を形成する。
ステップ6024において、ウェットエッチングを採用して第1のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより第2の定義層を形成することができる。第2の定義層を形成した後、第1のフィルム層が露出し、このとき、第1のフィルム層にエッチング液を噴射して第1のフィルム層をエッチングし、反応時間を制御することによって必要な第2の定義層を形成する。
選択肢の一つとして、各カソードは、対応するアノードの周辺の溝の外に位置する。カソードが溝の外に位置することは、カソードが有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域と完全に接触しないようにすることができ、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しなくて、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しない。
図8から図13は、本発明が上記製造方法に従って表示パネルを製造する場合の概略構成図である。例として、図8は、本発明の実施例によるアノードの周辺に形成された第1のフィルム層の概略構成図である。図8に示すように、各アノード102の周辺に第1のフィルム層11を形成して、第1のフィルム層11がアノード層を覆い、第1のフィルム層11の厚さDは、各アノード102の厚さdよりも大きい。
例として、図9は、本発明の実施例による第1のフィルム層が形成された基板上に形成された第2のフィルム層の概略構成図である。図9に示すように、第1のフィルム層11が形成された基板上に、第2のフィルム層12が形成された。
例として、図10は、本発明の実施例による第2のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより形成された第1の定義層の概略構成図である。例えば、図9における第2のフィルム層12に対しパターニングプロセスを行うことにより形成された第1の定義層103の概略構成図は、図10に示された通りである。
例として、図11は、本発明の実施例による第1のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより形成された第2の定義層の概略構成図である。例えば、図10における第1のフィルム層11に対しパターニングプロセスを行うことにより形成された第2の定義層104の概略構成図は、図11に示された通りである。形成された第1の定義層103は、第2の定義層104の基板101から離れた側に位置し、第1の定義層103の基板101上への正射影は、第2の定義層104の基板101上への正射影を覆い、且つ第1の定義層103の開口面積は、第2の定義層104の開口面積よりも小さいことにより、溝001を形成する。
図12は、図11に示したアノード層に形成された機能層の概略構成図を示す。図12に示すように、当該機能層は、複数のアノード102上に配置された複数の有機機能層105を含み、複数の有機機能層105は、複数のアノード102に1対1で対応する。有機機能層105の少なくとも一部のエッジ領域は溝内に位置し、各有機機能層105の少なくとも一部のエッジ領域の基板101上への正射影が対応するアノード102の周辺の第1の定義層103の基板101上への正射影内に入り、有機機能層105のエッジ領域の厚さは、有機機能層105の残りの領域の厚さよりも大きい。
図13は、図12に示した機能層に形成されたカソードの概略構成図を示す。例として、図13に示すように、機能層上に、複数の有機機能層105上に1対1で対応して配置された複数のカソード106を形成することができる。各カソード106は、対応するアノード102の周辺の溝の外に位置することができる。
本発明の実施例による表示パネルの製造方法は、既存のインクジェット印刷プロセスフローを変更することなく「コーヒーリング」効果を除去して、「コーヒーリング」効果による表示パネルの輝度の不均一を回避することができ、製造プロセスは比較的簡単である。
以上のように、本発明の実施例による表示パネルの製造方法では、基板上に第1の定義層と第2の定義層を形成し、第1の定義層と第2の定義層は溝を形成し、アノード層に形成された機能層は配置された複数の有機機能層を含み、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置する。各有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が対応するアノードの周辺の第1の定義層の基板上への正射影内に入る。カソードを形成する際に、第1の定義層の第2の定義層から突出する部分がカソードに対して阻止作用を生じることにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しないようになり、表示パネルの輝度の均一性を高め、表示パネルの表示効果を高める。
図14は、本発明の実施例によるさらに別の表示パネルの製造方法のフローチャートである。図14に示すように、当該製造方法は以下のステップを含む。
ステップ801において、基板上にアノード層を形成し、当該アノード層は、複数のアノードを含む。
各アノードは、画素領域内に位置する。
ステップ802において、各アノードの周辺に第1のフィルム層を形成する。
第1のフィルム層がアノード層を覆い、第1のフィルム層の厚さが各アノードの厚さよりも大きい。
選択肢の一つとして、当該第1のフィルム層は、導電材料により作製された。例として、第1のフィルム層は、金属酸化物により作製されてもよい。例えば、金属酸化物はITOである。
ステップ803において、第1のフィルム層の厚さ方向に沿って電気伝導分離領域が貫通して形成される。
第1のフィルム層の厚さは、第1のフィルム層の上面から下面までの距離であり、第1のフィルム層の上面と下面は、いずれも基板に平行する。第1のフィルム層の厚さ方向は基板に垂直する。
当該電気伝導分離領域は、隣接する画素ユニット間の電気的接続を分離するために使用される。ここで、画素ユニットは、アノード、有機機能層およびカソードを含む。導電材料により作製された第2の定義層には電気伝導分離領域が設けられることにより、第2の定義層の導電性に起因する隣接する画素ユニットの短絡現象の発生を回避することができる
選択肢の一つとして、ステップ803は、パンチング技術を使用して、第1のフィルム層の厚さ方向に沿ってビアホールが貫通して形成されることにより、電気伝導分離領域を得ることを含み、当該電気伝導分離領域は、中空通孔構造である。ここで、パンチング技術を使用してパンチを行う場合には、パターニングプロセスを採用することができる。
ステップ804において、第1のフィルム層が形成された基板上に第2のフィルム層を形成する。
当該第2のフィルム層は、絶縁材料により作製された。例として、当該絶縁材料はPIであってもよい。
選択肢の一つとして、ステップ804は、第1のフィルム層が形成された基板上に絶縁材料を堆積させることにより、第1のフィルム層上に第2のフィルム層を形成し、中空通孔構造内に絶縁材料が充填されることを含むことができる。
本発明の実施例では、パンチング技術を使用して電気伝導分離領域を形成した後、中空通孔構造の頂部をシール処理してもよい。この場合、第2のフィルム層が形成されるとき、第2のフィルム層の絶縁材料は中空通孔構造に充填されない。
ステップ805において、第2のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより第1の定義層を形成する。
ステップ805において、ドライエッチングを採用して第2のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより第1の定義層を形成することができる。
ステップ806において、第1のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより第2の定義層を形成する。
第1の定義層は、第2の定義層の基板から離れた側に位置し、第1の定義層の基板上への正射影は、第2の定義層の基板上への正射影を覆い、且つ第1の定義層の開口面積は、第2の定義層の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成する。
ステップ806において、ウェットエッチングを採用して第1のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより第2の定義層を形成することができる。
ステップ807において、アノード層上に機能層を形成する。
当該機能層は、複数のアノード上に配置された複数の有機機能層を含み、複数の有機機能層は、複数のアノードに1対1で対応する。有機機能層は、画素領域内に位置する。有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は溝内に位置し、各有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が対応するアノードの周辺の第1の定義層の基板上への正射影内に入り、有機機能層のエッジ領域の厚さは、有機機能層の残りの領域の厚さよりも大きい。
選択肢の一つとして、第2の定義層の厚さは、各アノードの厚さと対応する有機機能層の厚さとの和の以上である。
表示パネルの輝度の均一性をさらに高めるために、例えば、有機機能層のすべてのエッジ領域の基板上への正射影が第1の定義層の基板上への正射影内に入ることができる。この場合、有機機能層のすべてのエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置し、有機機能層のすべてのエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層のすべてのエッジ領域が発光しなくて、表示パネルの表示効果がよりよくなる。
ステップ808において、機能層上にカソードを形成する。
選択肢の一つとして、機能層上に、複数の有機機能層上に1対1で対応して配置された複数のカソードを形成することができ、各カソードは、対応するアノードの周辺の溝の外に位置することができる。
図15から図21は、本発明が図14に示した製造方法に従って表示パネルを製造する場合の概略構成図である。例として、図15は、本発明の実施例によるアノードの周辺に形成された第1のフィルム層の概略構成図である。図15に示すように、各アノード202の周辺に第1のフィルム層21を形成して、第1のフィルム層21がアノード層を覆い、第1のフィルム層21の厚さは、各アノード202の厚さよりも大きい。
例として、図16は、本発明の実施例による第1のフィルム層の厚さ方向に沿って貫通して形成された電気伝導分離領域の概略構成図である。例えば、図15に示した第1のフィルム層21の厚さ方向に沿って貫通して形成された電気伝導分離領域2041の概略構成図は、図16に示された通りである。当該電気伝導分離領域2041は、隣接する画素ユニット間の電気的接続を分離するために使用される。例として、当該電気伝導分離領域は、中空通孔構造であることができる。
例として、図17は、本発明の実施例による第1のフィルム層に形成された第2のフィルム層の概略構成図である。図17に示すように、第1のフィルム層が形成された基板上に絶縁材料を堆積させることにより、第1のフィルム層上に第2のフィルム層22を形成し、同時に、絶縁材料が中空通孔構造に入り、中空通孔構造内に絶縁材料が充填される。
例として、図18は、本発明の実施例による第2のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより形成された第1の定義層の概略構成図である。例えば、図17における第2のフィルム層22に対しパターニングプロセスを行うことにより形成された第1の定義層203の概略構成図は、図18に示された通りである。
例として、図19は、本発明の実施例による第1のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより形成された第2の定義層の概略構成図である。例えば、図18における第1のフィルム層21に対しパターニングプロセスを行うことにより形成された第2の定義層204の概略構成図は、図19に示された通りである。第1の定義層203は、第2の定義層204の基板201から離れた側に位置し、第1の定義層203の基板201上への正射影は、第2の定義層204の基板201上への正射影を覆い、且つ第1の定義層203の開口面積は、第2の定義層204の開口面積よりも小さいことにより、溝001を形成する。
図20は、図19に示したアノード層に形成された機能層の概略構成図を示す。図20に示すように、当該機能層は、複数のアノード202上に配置された複数の有機機能層205を含み、複数の有機機能層205は、複数のアノード202に1対1で対応する。有機機能層205の少なくとも一部のエッジ領域は溝内に位置し、各有機機能層205の少なくとも一部のエッジ領域の基板201上への正射影が対応するアノード202の周辺の第1の定義層203の基板201上への正射影内に入り、有機機能層205のエッジ領域の厚さは、有機機能層205の残りの領域の厚さよりも大きい。
図21は、図20に示した機能層に形成されたカソードの概略構成図を示す。例として、図21に示すように、機能層上に、複数の有機機能層205上に1対1で対応して配置された複数のカソード206を形成することができる。各カソード206は、対応するアノード202の周辺の溝の外に位置することができる。
以上のように、本発明の実施例による表示パネルの製造方法では、基板上に第1の定義層と第2の定義層を形成し、第1の定義層と第2の定義層は溝を形成し、且つ導電材料により作製された第2の定義層には電気伝導分離領域が設けられ、電気伝導分離領域は隣接する画素ユニット間の電気的接続を分離するために使用される。アノード層に形成された機能層は複数の有機機能層を含み、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、第1の定義層と第2の定義層によって形成された溝内に位置し、各有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の基板上への正射影が対応するアノードの周辺の第1の定義層の基板上への正射影内に入る。カソードを形成する際に、第1の定義層の第2の定義層から突出する部分がカソードに対して阻止作用を生じることにより、有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域がカソードに接触しないので、表示のときに有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域が発光しないようになり、表示パネルの輝度の均一性を高め、表示パネルの表示効果を高める。
本発明の実施例は、表示装置をさらに提供し、当該表示装置は表示パネルを含み、当該表示パネルは、図1A、図1F、図3A、図13または図21に示される表示パネルであってもよい。当該表示パネルは、電子ペーパー、携帯電話、タブレット、テレビ、ディスプレイ、ノートブックコンピューター、デジタルフォトフレーム、ナビゲーターなどの表示機能を備えた任意の製品または部件であってもよい。
上記の説明は、本発明の好ましい実施例であり、本発明の範囲を限定するものではない。本発明の精神および原則の範囲内でなされた変更、等効の置換、および改良は、本発明に添付された特許請求の範囲によって限定される保護範囲内に含まれるものとする。
10 画素ユニット
11 第1のフィルム層
12 第2のフィルム層
21 第1のフィルム層
22 第2のフィルム層
100 表示パネル
101 基板
102 アノード
103 第1の定義層
104 第2の定義層
105 有機機能層
106 カソード
200 表示パネル
201 基板
202 アノード
203 第1の定義層
204 第2の定義層
205 有機機能層
206 カソード
2041 電気伝導分離領域

Claims (20)

  1. 基板と、
    前記基板上に位置する複数の画素ユニットと画素定義層と、
    を含み、
    前記画素定義層は、画素領域を定義するために使用され、各前記画素ユニットは、アノード、有機機能層およびカソードを含み、前記有機機能層は、前記画素領域内に位置し、
    ここで、前記画素定義層は、第1の定義層と第2の定義層とを含み、前記第1の定義層は、前記第2の定義層の前記基板から離れた側に位置し、前記第1の定義層の前記基板上への正射影は、前記第2の定義層の前記基板上への正射影を覆い、且つ前記第1の定義層の開口面積は、前記第2の定義層の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成し、前記有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、前記溝内に位置することにより、前記有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の前記基板上への正射影が前記第1の定義層の前記基板上への正射影内に入り、前記有機機能層のエッジ領域の厚さは、前記有機機能層の残りの領域の厚さよりも大きい、
    表示パネル。
  2. 前記アノードは、前記基板上に位置し且つ前記画素領域内に位置し、前記第2の定義層の厚さは、前記アノードの厚さと前記有機機能層の厚さとの和の以上である、
    請求項1に記載の表示パネル。
  3. 前記有機機能層のすべてのエッジ領域の前記基板上への正射影は、前記第1の定義層の前記基板上への正射影内に入る、
    請求項1に記載の表示パネル。
  4. 前記第1の定義層の材料は、絶縁材料であり、前記第2の定義層の材料は、絶縁材料であり、又は、前記第2の定義層の材料は、導電材料である、
    請求項1に記載の表示パネル。
  5. 前記カソードは、前記溝の外に位置する、
    請求項2に記載の表示パネル。
  6. 前記第2の定義層の材料は、導電材料であり、前記第2の定義層の厚さ方向には電気伝導分離領域が貫通して設けられ、前記電気伝導分離領域は、隣接する画素ユニット間の電気的接続を分離するために使用される、
    請求項4に記載の表示パネル。
  7. 前記電気伝導分離領域は、中空通孔構造である、
    請求項6に記載の表示パネル。
  8. 前記中空通孔構造には、前記第1の定義層と同じ絶縁材料が含まれる、
    請求項7に記載の表示パネル。
  9. 前記第1の定義層の材料は、ポリイミドであり、
    前記第2の定義層の材料は、一窒化ケイ素または一酸化ケイ素であり、または, 前記第2の定義層の材料は、金属酸化物である、
    請求項4に記載の表示パネル。
  10. 基板上に第1の定義層と第2の定義層を形成することを含み、
    前記第1の定義層は、前記第2の定義層の前記基板から離れた側に位置し、前記第2の定義層と前記第1の定義層は、画素領域を定義するために使用され、前記第1の定義層の前記基板上への正射影は、前記第2の定義層の前記基板上への正射影を覆い、且つ前記第1の定義層の開口面積は、前記第2の定義層の開口面積よりも小さいことにより、溝を形成し、画素ユニットの有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域は、前記溝内に位置することにより、前記有機機能層の少なくとも一部のエッジ領域の前記基板上への正射影が前記第1の定義層の前記基板上への正射影内に入る、
    表示パネルの製造方法。
  11. 前記基板上に前記画素領域内に位置する複数のアノードを含むアノード層を形成することと、
    前記アノード層上に機能層を形成することと、
    前記機能層上にカソードを形成することと、
    をさらに含み、
    前記機能層は、前記複数のアノード上に配置された複数の有機機能層を含み、前記複数の有機機能層は、前記複数のアノードに1対1で対応し、各前記有機機能層は、前記画素領域内に位置し、前記有機機能層のエッジ領域の厚さは、前記有機機能層の残りの領域の厚さよりも大きい、
    請求項10に記載の製造方法。
  12. 前記第2の定義層の厚さは、各前記アノードの厚さと対応する有機機能層の厚さとの和の以上である、
    請求項11に記載の製造方法。
  13. 前記有機機能層のすべてのエッジ領域の前記基板上への正射影は、前記第1の定義層の前記基板上への正射影内に入る、
    請求項10に記載の製造方法。
  14. 前記基板上に第1の定義層と第2の定義層を形成することは、
    各前記アノードの周辺に第1のフィルム層を形成することと、
    前記第1のフィルム層が形成された基板上に第2のフィルム層を形成することと、
    前記第2のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより前記第1の定義層を形成することと、
    前記第1のフィルム層に対しパターニングプロセスを行うことにより前記第2の定義層を形成することと、
    を含み、
    前記第1のフィルム層の厚さが各前記アノードの厚さよりも大きい、
    請求項11に記載の製造方法。
  15. 前記第2のフィルム層は、絶縁材料により作製され、前記第1のフィルム層は、絶縁材料または導電材料により作製される、
    請求項14に記載の製造方法。
  16. 各前記カソードは、対応するアノードの周辺の溝の外に位置する、
    請求項11に記載の製造方法。
  17. 前記第1のフィルム層は、導電材料により作製され、前記各前記アノードの周辺に第1のフィルム層を形成することは、
    各前記アノードの周辺に第1のフィルム層を形成することと、
    前記第1のフィルム層の厚さ方向に沿って電気伝導分離領域が貫通して形成されることと、
    を含み、
    前記電気伝導分離領域は、隣接する画素ユニット間の電気的接続を分離するために使用される、
    請求項15に記載の製造方法。
  18. 前記前記第1のフィルム層の厚さ方向に沿って電気伝導分離領域が貫通して形成されることは、
    パンチング技術を使用して、前記第1のフィルム層の厚さ方向に沿ってビアホールが貫通して形成されることにより、前記電気伝導分離領域を得ること、
    を含み、
    前記電気伝導分離領域は、中空通孔構造である、
    請求項17に記載の製造方法。
  19. 前記前記第1のフィルム層が形成された基板上に第2のフィルム層を形成することは、
    前記第1のフィルム層が形成された基板上に絶縁材料を堆積させることにより、前記第1のフィルム層上に前記第2のフィルム層を形成し、前記中空通孔構造内に前記絶縁材料が充填されること、
    を含む、
    請求項18に記載の製造方法。
  20. 請求項1から9のいずれか1項に記載の表示パネルを含む表示装置。
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