JP2021516798A - レンズマウント、レンズモジュール及び電子機器 - Google Patents

レンズマウント、レンズモジュール及び電子機器 Download PDF

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Abstract

本開示の実施例は、レンズマウント、レンズモジュール及び電子機器を提供し、光学技術分野に係る。レンズを載置するための該レンズマウントは、感光構造と、該レンズから遠い側である該感光構造の第1側に設けられて該感光構造に接続された駆動構造とを含む。ここで、該駆動構造は、該感光構造が第1変位で移動する場合に、該感光構造が第2変位で移動するように駆動することに用いられる。該第1変位の方向は、該レンズの光軸がある方向に直交する。該第2変位の方向は、該第1変位の方向とは同一平面に位置し、且つ該第2変位の方向は、該第1変位の方向とは逆である。該レンズマウントは、レンズモジュールに応用可能である。【選択図】図2

Description

本願は、2018年03月16日に中国特許庁に提出された中国特許出願201810219940.8(発明の名称:レンズマウント、レンズモジュール及び電子機器)の優先権を主張し、該全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示の実施例は、光学技術分野に係り、特にレンズマウント、レンズモジュール及び電子機器に係る。
光学技術の発展に伴い、多くの電子機器が撮像機能を備えている。ユーザがカメラや携帯電話などの電子機器を用いて画像の撮影をする場合、ユーザの手のぶれにより該電子機器がぶれてしまい、電子機器により撮影された画像がぼやけてしまう。
従来、電子機器にボイスコイルモータを設け、該ボイスコイルモータによって電子機器のレンズを運動させることで、電子機器のぶれによる撮影画像の明瞭度への影響を低減する(この機能を光学防振と呼ぶ)。例えば、図1に示すように、レンズaがボイスコイルモータbに固定されており、レンズaに外力が加わった場合に、レンズaが該レンズaの光軸がある方向と直交する方向(例えば、図1に示すA1方向やB1方向)に移動する。この場合、電子機器は、ボイスコイルモータbにより該レンズaを上記方向と逆方向(例えば、図1に示すB1方向やA1方向)に移動させるように制御することができる。これにより、光学防振を実現することができる。
しかしながら、光学防振を実現するためにボイスコイルモータを設けてレンズを運動させる方式では、ボイスコイルモータによってレンズを運動させる過程においてレンズが微小に振動する可能性があり、レンズが精密部材である場合が多いため、レンズの信頼性が低下するおそれがある。
第1方面において、本開示の実施例は、レンズマウントを提供する。
感光構造と、レンズから遠い側である前記感光構造の第1側に設けられて前記感光構造に接続された駆動構造とを含み、レンズを載置するためのレンズマウントにおいて、
前記駆動構造は、前記感光構造が第1変位で移動する場合に、前記感光構造が第2変位で移動するように駆動することに用いられ、
前記第1変位の方向は、前記レンズの光軸がある方向に直交し、
前記第2変位の方向は、前記第1変位の方向とは同一平面に位置し、且つ前記第2変位の方向は、前記第1変位の方向とは逆である。
第2方面において、本開示の実施例は、レンズ、及び該レンズを載置するための上記第1方面のレンズマウントを含むレンズモジュールを提供する。
第3方面において、本開示の実施例は、上記第2方面のレンズモジュールを含む電子機器を提供する。
図1は、従来技術によるレンズモジュールの断面図である。 図2は、本開示の実施例によるレンズマウントの断面図その1である。 図3は、本開示の実施例によるレンズマウントの断面図その2である。 図4は、本開示の実施例によるレンズマウントの断面図その3である。 図5は、本開示の実施例によるレンズマウントの断面図その4である。 図6は、本開示の実施例によるレンズマウントの断面図その5である。 図7は、本開示の実施例によるレンズモジュールの断面図である。
以下、本開示の実施例の図面を参照しながら、本開示の実施例の技術手段を明確且つ完全的に記載する。明らかに、記載する実施例は、本開示の実施例の一部であり、全てではない。本開示の実施例に基づき、当業者が創造性のある作業をしなくても為しえる全ての他の実施例は、本開示の保護範囲に属するものである。
本明細書において、「及び/又は」とは、関連対象の関連関係を表し、3種類の関係が存在しうることを示す。例えば、「A及び/又はB」は、Aのみ、AとBの両方、Bのみの3種類のケースを示す。本明細書において、「/」は、関連対象が「又は」の関係であることを示す。例えばA/Bは、A又はBを示す。
本開示の明細書及び特許請求の範囲における「第1」及び「第2」などの用語は、異なる対象を区別するために使用されるものであり、対象の特定の順序を説明するために使用されるものではない。例えば、第1変位と第2変位などは、異なる変位を区別するためのものであり、変位の特定の順序を説明するためのものではない。
本開示の実施例において、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証、又は説明を示すために使用される。「例示的」又は「例えば」として本開示の実施例に記載される任意の実施例又は設計は、他の実施例又は設計よりも好ましい又は有利であると解釈されるべきではない。むしろ、「例示的」又は「例えば」などの用語の使用は、関連概念を具体的に提示することを目的とする。
本開示の実施例の記載において、例えば、複数のレンズとは、2以上のレンズを意味し、複数のフォトダイオードとは、2以上のフォトダイオードを意味するなど、「複数」とは、特に断りのない限り、2以上を意味する。
以下、本開示の実施例に係る用語/名詞の一部について説明する。
ボイスコイルモータ:永久磁石からの磁界とコイル導体に通電することにより発生する磁界との磁極間相互作用により、規則的な運動を発生させる装置であり、すなわち電気エネルギーを機械エネルギーに変換可能な動力装置である。
レンズ:複数のレンズからなる光学装置をいう。
レンズの光軸:レンズ中の複数のレンズの中心を繋いだ線をいう。
光学防振:画像撮像機能を有する電子機器に特殊な構造を設けることにより、ユーザが電子機器を用いて画像の撮像を行う際に、ユーザの手ぶれによる撮像画像の明瞭度への影響を低減する機能である。
形状記憶合金SMA(shape memory alloys):加熱昇温後、比較的低温で発生した変形を解消し、変形前の元の形状に復元する合金材料であり、すなわち「記憶」効果を有する合金をいう。
リジッドフレキシブル配線基板:フレキシブル配線基板とリジッド配線基板とを圧着等の工程を経て、関連プロセスで組み合わせて、フレキシブル配線基板の特性とリジッド配線基板の特性とを有する配線基板をいう。
光学フィルタ:所望の放射波長帯域を選択するための光学素子をいう。
本開示の実施例は、レンズマウント、レンズモジュール及び電子機器を提供する。該レンズマウントは、感光構造と、レンズから遠い側である該感光構造の第1側に設けられて該感光構造に接続された駆動構造とを含む。ここで、該駆動構造は、該感光構造が第1変位(該第1変位の方向は、レンズの光軸がある方向に直交する)で移動する場合に、該感光構造が第2変位(該第2変位の方向は、該第1変位の方向とは同一平面に位置し、且つ該第2変位の方向は、該第1変位の方向とは逆である)で移動するように駆動することに用いられる。この構成により、レンズマウント内の感光構造が外力の作用下に第1変位で移動すると、レンズマウント内の駆動構造により、該感光構造を該第1変位の方向とは反対の方向に移動させるので、本開示の実施例のレンズマウントは、光学防振を実現することができる。一方、本発明の実施例は、駆動構造によって感光構造を運動させて光学防振を実現するため、ボイスコイルモータによってレンズを運動させて光学防振を実現する従来技術に比べて、レンズに影響を与えることがない。このように、本開示の実施例によれば、光学防振を実現する上でレンズの信頼性を確保することができる。
図2に示すように、本開示の実施例は、レンズマウント01を提供する。該レンズマウント01は、レンズ00を載置するために使用される。該レンズマウント01は、感光構造02と、該感光構造02の第1側に設けられ、かつ該感光構造02に接続された駆動構造03とを含む。該感光構造02の第1側は、該レンズ00から遠い側である。
ここで、上記駆動構造03は、上記感光構造02が第1変位で移動する場合に、該感光構造02が第2変位で移動するように駆動することに用いられる。該第1変位の方向は、該レンズ00の光軸がある方向に直交し、該第2変位の方向は、該第1変位の方向とは同一平面に位置し、且つ該第2変位の方向は、該第1変位の方向とは逆である。
例えば、図2に示すように、レンズ00の光軸がある方向をCとすると、第1変位の方向は、A2であり、第2変位の方向は、B2である。第1変位は、感光構造02がA2方向に一定距離だけ移動することであり、第2変位は、感光構造02がB2方向に一定距離だけ移動することであることが理解される。
具体的には、本開示の実施例において、レンズマウントが外力を受ける場合(例えば、ユーザが、レンズマウントに応用される電子機器の画面上の撮影ウィジェットをクリックして写真又は動画を撮影し、撮影中に、ユーザの手(すなわち、電子機器を持つユーザの手)のぶれによって該電子機器がぶれる可能性があるため、該電子機器のレンズマウントが外力を受けることになる)、該レンズマウントの感光構造が、レンズの光軸がある方向に垂直な方向に一定の距離だけ移動する(すなわち、該感光構造が第1変位で移動する)可能性がある。該感光構造が該第1変位で移動する場合、駆動構造は、該感光構造が該第1変位の方向と同一平面上にあり、且つ該第1変位の方向とは逆方向に移動するように駆動する(すなわち、該感光構造が第2変位で移動するように駆動する)。それによって、撮影する写真又は動画の明瞭度を向上させることができ、すなわち、光学防振を実現することができる。
選択可能に、本開示の実施例において、上記第1変位の大きさと上記第2変位の大きさは、同じであっても異なっていてもよく、具体的には、実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。光学防振をより良好に実現するために、第1変位の大きさと第2変位の大きさは、同じである。また、第1変位の大きさと第2変位の大きさには実用上多少のずれが生じうるため、第1変位の大きさと第2変位の大きさは、異なる可能性もある。
本開示の実施例によるレンズマウントにおいて、レンズマウント内の感光構造が外力の作用下に第1変位で移動すると、レンズマウント内の駆動構造により、該感光構造を該第1変位の方向とは反対の方向に移動させる。よって、本開示の実施例のレンズマウントは、光学防振を実現することができる。一方、本発明の実施例は、駆動構造によって感光構造を運動させて光学防振を実現するため、ボイスコイルモータによってレンズを運動させて光学防振を実現する従来技術に比べて、レンズに影響を与えることがない。このように、本開示の実施例によれば、光学防振を実現する上でレンズの信頼性を確保することができる。
選択可能に、図2に示すように、本開示の実施例において、上記駆動構造03は、更に、感光構造02が第1方向に沿って運動するように駆動することに用いられる。該第1方向は、レンズの光軸がある方向とは同じである。具体的には、駆動構造は、制御信号の制御下で、感光構造が第1方向に沿って運動するように駆動する。
例えば、図2に示すように、第1方向は、Cである。
具体的には、本発明の実施例において、写真又は動画の撮影中に、駆動構造は、プロセッサから送信される制御信号(例えば、該制御信号は、プロセッサから送信されるレンズの焦点距離(即ち、被写体距離と像距離との間の距離)を制御して調整するための信号である)を受信し、該制御信号の制御下で、感光構造がレンズの光軸がある方向(即ち、上記第1方向)に沿って運動するように駆動する。これにより、レンズの光学的焦点調節を実現することができる。
選択可能に、本開示の実施例において、上記駆動構造は、感光構造がレンズの光軸がある方向(すなわち、上記第1方向)に沿って、該レンズから離れる方向に運動するように駆動してもよく、感光構造がレンズの光軸がある方向(すなわち、上記第1方向)に沿って、該レンズに近づく方向に運動するように駆動してもよい。感光構造がレンズの光軸がある方向に沿って該レンズから離れる方向に運動するように駆動構造によって駆動される場合、焦点距離を広げることが可能になる。感光構造がレンズの光軸がある方向に沿って該レンズに近づく方向に運動するように駆動構造によって駆動される場合、焦点距離を小さくすることが可能である。具体的に感光構造が駆動されて運動する方向は、実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
本開示の実施例のレンズマウントにおいて、駆動構造は、感光構造がレンズの光軸がある方向(すなわち上記第1方向)に沿って運動するように駆動する。このように、被写体距離及び像距離の位置を変化させることによって被写体の像をより鮮明にし、光学的な焦点調節を可能にする。一方、本発明の実施例は、駆動構造によって感光構造を運動させて光学的な焦点調節を実現するため、ボイスコイルモータによってレンズを運動させて光学的な焦点調節を実現する従来技術に比べて、レンズに影響を与えることがない。このように、本開示の実施例によれば、光学的な焦点調節を実現する上でレンズの信頼性を確保することができる。
選択可能に、図2、図3を合わせて参照し、本開示の実施例によるレンズマウント01において、図2に示す駆動構造03は、第1配線基板04と、M(1より大きい整数)個の接続部材05と、N(正の整数)個の変形部材06とを含む。各々の接続部材05の第1端部は、該第1配線基板04に接続され、各々の接続部材05の第2端部は、感光構造02に接続される。該N個の変形部材06は、すべて該第1配線基板04と該感光構造02との間に位置し、且つ各々の変形部材06の第1端部は、すべて該第1配線基板04に接続され、各々の変形部材06の第2端部は、すべて該感光構造02に接続される。
ここで、上記感光構造02が第1変位で移動する場合、上記N個の変形部材06のうちの少なくとも1つの変形部材06は、加熱後に該感光構造02を第2変位で移動させる。
例えば、外力がレンズマウントに加わった場合、該レンズマウントの感光構造は、レンズの光軸がある方向に垂直な方向に一定の距離だけ移動する可能性がある(すなわち、該感光構造は、第1変位で移動する)。この場合、プロセッサは、該第1変位のデータを取得し(例えば、該プロセッサは、該感光構造に設けられた動きセンサを介して該第1変位のデータを取得する)、該第1変位のデータに基づいて、補償すべき変位量を算出し、N個の変形部材から、加熱後に該感光構造を第2変位で移動させる少なくとも1つの変形部材を決定する。それから、該プロセッサは、該少なくとも1つの変形部材に通電させるように制御する。該少なくとも1つの変形部材が通電して発熱すると、該少なくとも1つの変形部材は、変形する(すなわち形状の変化が生じる)。よって、該少なくとも1つの変形部材は、該感光構造を第2変位で移動させる。
なお、本開示の実施例において示される各図面は、構造の断面図(例えば、レンズマウントの断面図又はレンズモジュールの断面図など)である。各断面図において、2つの接続部材(すなわち、M=2)、1つの変形部材(すなわち、N=1)を例として示している。実際の実現において、接続部材及び変形部材の数は、具体的には、実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
もちろん、本開示の実施例において示される各断面図での各部材の数、形状などは、例示的なものであり、本開示の実施例に対し何ら限定しないことが理解される。実際の実現において、各断面図における各部材の数、形状などは、実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
選択可能に、本開示の実施例において、上記第1配線基板は、フレキシブル配線基板であってもよいし、リジッド配線基板であってもよいし、更に、フレキシブルリジッド基板であってもよい。具体的には、実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
選択可能に、本開示の実施例において、上記M個の接続部材の材料は、金属又は金属合金などの材料であり、具体的には実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。例えば、上記M個の接続部材の材料は、金属チタンである。
選択可能に、本開示の実施例において、上記M個の接続部材の材料は、完全に同一であっても、完全に異なっていても、部分的に同一であってもよく、具体的には、実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
選択可能に、本開示の実施例において、上記N個の変形部材のうちの少なくとも1つの変形部材は、加熱された後、感光構造がレンズの光軸がある方向(すなわち、上記第1方向)に沿って運動するように駆動する。
本開示の実施例によるレンズマウントにおいて、まず、レンズマウント内の感光構造が外力によって第1変位で移動するとき、レンズマウント内のN個の変形部材のうちの少なくとも1つの変形部材が加熱された後に該感光構造を該第1変位の方向とは反対の方向に移動させることができる。よって、本開示の実施例のレンズマウントは、光学防振を実現することができる。第2に、本発明の実施例は、駆動構造によって感光構造を運動させて光学防振を実現するため、ボイスコイルモータによってレンズを運動させて光学防振を実現する従来技術に比べて、レンズに影響を与えることがない。また、ボイスコイルモータによってレンズを運動させる従来技術に比べ、本発明の実施例は、少なくとも1つの変形部材が加熱されて変形して該感光構造を運動させる。少なくとも1つの変形部材が加熱されて変形して該感光構造を運動させるための電力消費は、ボイスコイルモータによってレンズを運動させるための電力消費より遥かに小さい。従って、本開示の実施例は、電力消費を低減することができる。このように、本開示の実施例によれば、光学防振を実現する上でレンズの信頼性を確保しつつ、消費電力を低減することができる。
選択可能に、図3に示すように、本開示の実施例において、上記第1配線基板04と上記感光構造02とのギャップは、所定値以上である。
例えば、本開示の実施例において、上記第1配線基板と上記感光構造との間のギャップは、図3に示すsである。
例えば、本開示の実施例において、上記の所定値は、[0.05mm(ミリメートル),0.08 mm]のいずれかである。もちろん、この所定値は、実際の使用ニーズを満たす任意の他の数値であってもよいが、本開示の実施例では限定されない。
本開示の実施例によるレンズマウントは、第1配線基板と感光構造との間にギャップを設けることによって、該感光構造が第1変位の方向、第2変位の方向又は第1方向に沿って運動するときに該第1配線基板に接触することがない。従って、レンズマウントの正常な動作を保証することができる。
選択可能に、本開示の実施例において、上記変形部材は、記憶合金部材である。例えば、上記N個の変形部材の各々の変形部材は、記憶合金部材である。
選択可能に、本開示の実施例において、上記記憶合金部材の材料は、形状記憶合金である。もちろん、該記憶合金部材の材料は、実際の使用ニーズを満たす任意の他の材料であってもよいが、本開示の実施例では限定されない。
選択可能に、上記記憶合金部材の材料が形状記憶合金である場合、該形状記憶合金は、金カドミウム合金、銀カドミウム合金、銅亜鉛合金、銅亜鉛アルミニウム合金、銅亜鉛スズ合金、銅スズ合金、銅亜鉛ガリウム合金、インジウムチタン合金、金銅亜鉛合金、鉄白金合金、チタンニオブ合金、ウラニオブ合金及び鉄マンガンシリコン合金などの形状記憶合金のいずれか1種、2種以上の組み合わせである。
選択可能に、本開示の実施例において、上記N個の変形部材の材料は、上記形状記憶合金のうちのいずれか1種、2種以上の組み合わせであり、上記N個の変形部材の材料は、完全に同一であっても、完全に異なっていても、部分的に同一であってもよいが、具体的には、実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
例えば、本開示の実施例において、上記N個の変形部材がN個の形状記憶合金ワイヤであると仮定し、各形状記憶合金ワイヤは、第1配線基板と感光構造との間に位置し、且つ各形状記憶合金ワイヤの一端は、すべて該第1配線基板に接続され、各形状記憶合金ワイヤの他端は、すべて該感光構造に接続される。感光構造が第1変位で移動する場合、各形状記憶合金ワイヤは、加熱された後に、該感光構造を第2変位(第2変位の方向は、第1変位の方向と同一平面上にあり、且つ第1変位の方向は、第2変位の方向と反対であり、第1変位の大きさは、第2変位の大きさと同じである)で移動させる。
本開示の実施例のレンズマウントは、感光構造が外力によって第1変位で移動する場合、方向が第1変位の方向と同一平面上にあり、且つ方向が第1変位の方向と逆である第2変位を記憶合金部材によって感光構造に移動させて光学防振を実現することができる。該記憶合金部材のコストがボイスコイルモータのコストよりも低いので、本開示の実施例は、光学防振を実現する上で製造コストを低減することができる。
選択可能に、図3、図4を合わせて参照し、本開示の実施例によるレンズマウント01において、図3に示される感光構造02は、第2配線基板07と、該第2配線基板07に設けられた感光部材08とを含む。ここで、該感光構造02の第1側は、該第2配線基板07における該感光部材08とは逆の側である。各々の接続部材05の第2端部及び各々の変形部材06の第2端部は、すべて上記第2配線基板07に接続される。
選択可能に、本開示の実施例において、上記第2配線基板は、フレキシブル配線基板であってもよいし、リジッド配線基板であってもよいし、更に、フレキシブルリジッド基板であってもよい。具体的には、実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
選択可能に、本開示の実施例において、上記感光部材は、接着剤を介して第2配線基板に粘着される。もちろん、該感光部材は、ほかの可能な方式で第2配線基板に設けられてもよいが、本開示の実施例では限定されない。
選択可能に、本開示の実施例において、上記感光部材は、感光チップである。該感光チップは、CCD(charge−coupled device)チップでってもよく、CMOS(complementary metal−oxide semiconductor)チップであってもよく、感光に用いられる他の部材であってもよい。実際の実現において、具体的に実際の使用ニーズに応じて決められるが、本開示の実施例では限定されない。
例えば、上記感光部材が表面に複数のフォトダイオードが設けられたCCDチップであるとする。外部環境の光がレンズを透過して該CCDチップの表面に照射されると、該CCDチップの表面のフォトダイオードが該光を感光してアナログ電気信号に変換し、更に該アナログ電気信号をサンプリングアンプ回路及びアナログデジタル変換回路で処理してデジタル画像信号に変換する。もちろん、該デジタル画像信号は、圧縮されて電子機器内部の記憶装置(例えば、フラッシュメモリ又は内蔵ハードディスクカード等)に保存されてもよい。具体的な記憶方式は、従来技術における関連記憶方式を参照してもよく、本開示の実施例では繰り返して記載しない。
本開示の実施例によるレンズマウントは、レンズにより撮像された光学像を、第2配線基板と、該第2配線基板に設けられた感光部材とを介して、画像信号に変換する。
選択可能に、図4、図5を合わせて参照し、本開示の実施例によるレンズマウント01は、第2配線基板07における感光部材08と同一側である感光構造の第2側に設けられた光学フィルタ09を更に含む。
なお、本開示の実施例において、上記光学フィルタは、所定の波長の光を透過させるために使用される。すなわち、該光学フィルタは、所定の波長以外の波長の光をフィルタリングするために使用される。
例えば、本開示の実施例において、上記光学フィルタは、可視光フィルタ、紫外線フィルタ又は赤外光フィルタなどである。例えば、光学フィルタが可視光フィルタである場合、レンズの外部環境の光がレンズの各レンズを通過して該可視光フィルタに到達すると、該可視光フィルタは、可視光の波長以外の波長の光を吸収する。これにより、可視光は、該光学フィルタを透過して、感光構造の第2配線基板に到達する。光学フィルタが紫外線フィルタである場合、レンズの外部環境の光がレンズの各レンズを通過して該紫外線フィルタに到達すると、該紫外線フィルタは、紫外線波長以外の波長の光を吸収する。これにより、紫外線は、該光学フィルタを透過して、感光構造の第2配線基板に到達する。光学フィルタが赤外光フィルタである場合、レンズの外部環境の光がレンズの各レンズを通過して該赤外光フィルタに到達すると、該赤外光フィルタは、赤外線波長以外の波長の光を吸収する。これにより、赤外線は、該光学フィルタを透過して、感光構造の第2配線基板に到達する。
なお、本開示の実施例における図3、図4及び図5は、第1配線基板と感光構造との間のギャップをより明確に示すために、比較的大きなギャップを例示している。実際の実現において、具体的には実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
本開示の実施例によるレンズマウントは、感光構造の第2側に設けられた光学フィルタを通して、レンズの外部環境の光がレンズの各レンズを通過して該光学フィルタに到達した後、該光学フィルタが、所定の波長の光が該光学フィルタを透過するようにし、該所定の波長の光以外の波長の光を吸収し、感光構造が、光学画像の所定の波長の光を画像信号に変換することができる。
選択可能に、図5、図6を合わせて参照し、本開示の実施例によるレンズマウントは、レンズ00を支持し、光学フィルタ09を固定するための支持構造10を更に含む。
選択可能に、本開示の実施例において、上記支持構造は、図6に示される構造10(例えば、該構造10は、1つのホルダである)によって実現されてもよく、2つの部分構造の組み合わせによって実現されてもよく(例えば、1つの部分構造は、レンズを支持するために使用され、別の部分構造は、光学フィルタを固定するために使用され、2つの部分構造が一体に粘着されて1つの支持構造として組み合わされる)、具体的には、実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
なお、本開示の実施例に係る各図において、第1配線基板と感光構造との間のギャップの大きさは、例示的なものである。実際の実現において、第1配線基板と感光構造との間のギャップの寸法は、具体的には実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
本開示の実施例によるレンズマウントは、該レンズマウントに設けられた支持構造によってレンズを支持し、光学フィルタを固定することができるとともに、該支持構造が上記実施例における第1配線基板、第2配線基板、M個の接続部材、N個の変形部材及び感光部材などを封止及び保護することもできる。
本開示の実施例において、上記図2〜図6のいずれかに示されたレンズマウントにおいて、レンズマウントは、レンズ00を載置するために使用され、すなわち、レンズ00がレンズマウントの一部に属しないので、図2〜図6のいずれかに示されたレンズマウントにおけるレンズ00は、破線で示されていることが理解される。
図7に示すように、本開示の実施例は、レンズモジュール11を提供する。該レンズモジュール11は、レンズ00と、該レンズ00を載置するためのレンズマウントとを含む。該レンズマウントは、第1配線基板04、接続部材05、変形部材06、第2配線基板07、感光部材08、光学フィルタ09及び支持構造10を有する。レンズマウントの具体的な説明は、上記実施例における関連記載を参照し、ここでは繰り返して記載しない。
なお、図7は、上記実施例で記載した図6に示すレンズマウントを例に挙げて例示的に説明したものであり、実際の実現において、本開示の実施例によるレンズモジュールは、上記図2乃至図5のいずれかに示すレンズマウントと共に実現されてもよい。レンズマウントの記載について、具体的には、上記実施例における図2乃至図6のいずれかに示すレンズマウントに関する記載を参照してもよく、ここでは繰り返して記載しない。
選択可能に、本開示の実施例において、上記レンズ及び上記レンズマウントには、それぞれ組み合わせて使用されるねじが設けられている。該ねじは、該レンズを該レンズマウントに固定するために使用される。
本開示の実施例は、レンズと、該レンズを載置するためのレンズマウントとを含むレンズモジュールを提供する。該レンズマウント内の感光構造が外力の作用下に第1変位で移動すると、該レンズマウント内の駆動構造により、該感光構造を該第1変位の方向とは反対の方向に移動させるので、本開示の実施例のレンズマウントは、光学防振を実現することができる。一方、本発明の実施例は、駆動構造によって感光構造を運動させて光学防振を実現するため、ボイスコイルモータによってレンズを運動させて光学防振を実現する従来技術に比べて、レンズに影響を与えることがない。このように、本開示の実施例によれば、光学防振を実現する上でレンズの信頼性を確保することができる。
選択可能に、図7に示すように、本開示の実施例によるレンズマウントは、支持構造10を含む。レンズモジュールの第2方向(例えば、図7に示されるA3方向)上の半径は、レンズ00の半径と該支持構造10の該第2方向上の厚さとの和であり、該第2方向は、該レンズの光軸がある方向に直交する。
なお、本開示の実施例において、図7に示される第2方向A3は、図2に示される第1変位の方向A2と同じであってもよく、該第1変位の方向A2と異なってもよい。又は、図7に示す第2方向A3は、図2に示す第2変位の方向B2と同じであってもよいし、該第2変位の方向B2と異なっていてもよい。具体的には、該第2方向A3、該第1変位の方向A2、該第2変位の方向B2、及びレンズの光軸が存在する方向(例えば、図2に示される第1方向C)は、例示的なものであり、本開示の実施例を何ら限定するものではない。実際の実現において、具体的には実際の使用ニーズに応じて決められ、本開示の実施例では限定されない。
例えば、図7に示すレンズモジュールの第2方向上の半径をDとし、レンズ00の半径を図7に示すようにd2とし、支持構造10の該第2方向上の厚さを図7に示すようにd1とした場合、D=d1+d2である。
なお、従来技術において、レンズモジュールの第2方向上の半径は、レンズの半径と、ボイスコイルモータの第2方向上の厚さとの和である。該ボイスコイルモータの第2方向上の厚さは、レンズ支持体及びコイルの厚さ、磁石固定ホルダーの厚さ、磁石の厚さ、レンズ支持体及び磁石固定ホルダーとのギャップ、防振用直進ギャップ、ボイスコイルモータの厚さを含む。一方、本開示の実施例において、レンズモジュールの第2方向上の半径は、レンズの半径と、該支持構造の該第2方向上の厚さとの和である。支持構造の第2方向上の厚さがボイスコイルモータの第2方向上の厚さよりも遥かに小さいため、従来技術に比べ、本開示の実施例によるレンズモジュールは、レンズモジュールの第2方向上の半径を小さくすることができる。
例えば、本開示の実施例において、上記支持構造の第2方向上の厚さは、通常、0.25mmであるが、従来技術で提供されるボイスコイルモータの磁石の厚さは、通常、0.3mm〜0.35mmである。本開示の実施例における支持構造の第2方向上の厚さは、従来技術におけるボイスコイルモータの第2方向上の厚さよりも遥かに小さいことは明らかである。すなわち、本開示の実施例によるレンズモジュールは、従来技術に比べて、レンズモジュールの第2方向上の半径を小さくすることができる。
本開示の実施例によるレンズモジュールは、レンズモジュールの第2方向上の半径がレンズの半径と支持構造の第2方向上の厚さとの和であり、該支持構造の第2方向(即ち、レンズの光軸がある方向に垂直な方向)上の厚さが従来技術におけるボイスコイルモータの第2方向上の厚さよりも遥かに小さい。従って、本開示の実施例におけるレンズモジュールは、レンズモジュールの第2方向上の半径がレンズの半径とボイスコイルモータの第2方向上の厚さとの和である従来技術に比べて、レンズモジュールの第2方向上の半径を小さくすることができ、レンズモジュールの第2方向上の寸法を小さくすることができる。
本開示の実施例は、電子機器を提供する。該電子機器は、レンズモジュールを含む。該レンズモジュールに関する記載は、具体的には上記実施例におけるレンズモジュールに関する記載を参照し、ここでは繰り返して記載しない。
選択可能に、本開示の実施例において、電子機器は、移動端末である。例えば、携帯電話、カメラ、ビデオカメラ、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップパソコン、車載端末、ウェアラブル機器、UMPC(ultra−mobile personal computer)、ネットブック又はPDA(personal digital assistant)などである。具体的には、実際の使用ニーズに応じて決められるが、本開示の実施例では限定しない。
本開示の実施例は、レンズモジュールを含む電子機器を提供し、該レンズモジュールは、レンズ及び該レンズを載置するためのレンズマウントを含む。該レンズマウント内の感光構造が外力の作用下に第1変位で移動すると、該レンズマウント内の駆動構造により、該感光構造を該第1変位の方向とは反対の方向に運動させるので、本開示の実施例の電子機器は、光学防振を実現することができる。一方、本発明の実施例は、駆動構造によって感光構造を運動させて光学防振を実現するため、ボイスコイルモータによってレンズを運動させて光学防振を実現する従来技術に比べて、レンズに影響を与えることがない。このように、本開示の実施例によれば、光学防振を実現する上でレンズの信頼性を確保することができる。
なお、本明細書において、「含む」や「含有する」又はそれ以外のあらゆる変形用語は、非排他的に含むことを意味する。よって、一連の要素を含むプロセス、方法、モノ又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確に列挙されていない他の要素を更に含み、又はこのようなプロセス、方法、モノ又は装置に固有の要素を更に含む。特に限定されない限り、「…を1つ含む」の表現によって限定される要素について、当該要素を含むプロセス、方法、モノ又は装置に他の同一要素の存在を除外しない。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて記載したが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではない。上記の具体的な実施形態は、例示的なものであり、限定的なものではない。本発明のヒントを受け、当業者が本発明の趣旨及び特許請求の範囲から逸脱することなくなしえる多くの形態は、すべて本発明の保護範囲に含まれる。
00:レンズ、01:レンズマウント、02:感光構造、03:駆動構造、04:第1配線基板、05:接続部材、06:変形部材、07:第2配線基板、08:感光部材、09:光学フィルタ、10:支持構造、11:レンズモジュール。

Claims (11)

  1. 感光構造と、レンズから遠い側である前記感光構造の第1側に設けられて前記感光構造に接続された駆動構造とを含み、レンズを載置するためのレンズマウントにおいて、
    前記駆動構造は、前記感光構造が第1変位で移動する場合に、前記感光構造が第2変位で移動するように駆動することに用いられ、
    前記第1変位の方向は、前記レンズの光軸がある方向に直交し、
    前記第2変位の方向は、前記第1変位の方向とは同一平面に位置し、且つ前記第2変位の方向は、前記第1変位の方向とは逆である、レンズマウント。
  2. 前記駆動機構は、更に、前記感光構造が第1方向に沿って運動するように駆動することに用いられ、
    前記第1方向は、前記レンズの光軸がある方向とは同じであり、
    前記第1変位の大きさは、前記第2変位の大きさとは同じである、請求項1に記載のレンズマウント。
  3. 前記駆動構造は、第1配線基板と、M(1より大きい整数)個の接続部材と、N(正の整数)個の変形部材とを含み、
    各々の接続部材の第1端部は、前記第1配線基板に接続され、前記各々の接続部材の第2端部は、前記感光構造に接続され、
    前記N個の変形部材は、すべて前記第1配線基板と前記感光構造との間に位置し、且つ各々の変形部材の第1端部は、すべて前記第1配線基板に接続され、前記各々の変形部材の第2端部は、すべて前記感光構造に接続され、
    ここで、前記感光構造が前記第1変位で移動する場合に、前記N個の変形部材のうちの少なくとも1つの変形部材は、加熱後に前記感光構造を前記第2変位で移動させる、請求項1又は2に記載のレンズマウント。
  4. 前記第1配線基板と前記感光構造との間のギャップは、所定値以上である、請求項3に記載のレンズマウント。
  5. 前記変形部材は、記憶合金部材である、請求項3に記載のレンズマウント。
  6. 前記感光構造は、第2配線基板及び前記第2配線基板に設けられた感光部材を含み、
    前記感光構造の第1側は、前記第2配線基板における前記感光部材とは逆の側であり、
    ここで、前記各々の接続部材の第2端部及び前記各々の変形部材の第2端部は、すべて前記第2配線基板に接続される、請求項3に記載のレンズマウント。
  7. 前記感光構造の第2側に設けられた光学フィルタを更に含み、
    前記感光構造の第2側は、前記第2配線基板における前記感光部材とは同一の側である、請求項6に記載のレンズマウント。
  8. 前記レンズを支持し、前記光学フィルタを固定するための支持構造を更に含む、請求項7に記載のレンズマウント。
  9. レンズと、前記レンズを載置するための請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンズマウントとを含む、レンズモジュール。
  10. 前記レンズマウントは、支持構造を含み、
    前記レンズモジュールの第2方向上の半径は、前記レンズの半径と前記支持構造の前記第2方向上の厚さとの和であり、
    前記第2方向は、前記レンズの光軸がある方向に直交する、請求項9に記載のレンズモジュール。
  11. 請求項9又は10に記載のレンズモジュールを含む、電子機器。
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