JP2021515895A - レーダセンサシステムおよびレーダセンサシステムを動作させる方法 - Google Patents

レーダセンサシステムおよびレーダセンサシステムを動作させる方法 Download PDF

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Abstract

レーダセンサシステム(100)は、所定数のHF素子(10a,…,10n)を備え、各HF素子(10a,…,10n)が、レーダ波を送信および/または受信するための少なくとも1つのアンテナと、少なくとも1つのアンテナを動作させるための少なくとも1つのアンテナ制御装置とを有するものであり、全てのHF素子(10a,…,10n)に接続された同期ネットワーク(20)を備え、該同期ネットワーク(20)を介して全てのHF素子(10a,…,10n)のうちの少なくとも1つのHF素子(10a,…,10n)の動作周波数を同期させることができる。

Description

本発明は、レーダセンサシステムに関する。本発明は、さらにレーダセンサシステムを動作させる方法にも関する。本発明は、さらにコンピュータプログラム製品にも関する。
ドライバー支援システムの市場は現在変革期にある。近年、主に安価なセンサに焦点が当てられてきたが、現在では、センサ技術に対する要求が極めて高い高度自律運転に向かう傾向が表れている。高度な運転者支援機能または自動運転機能を有する車両では、機能を制御および調整するためにますます多くのセンサが設置されている。車両に組み込まれるセンサは、例えば、レーダセンサまたはLIDARセンサであってもよく、できるだけ高い精度を有している必要がある。精密なセンサを使用することによって自律または半自律運転機能の機能的安全性および信頼性を保証することができる。
本発明の課題は、改善された動作特性、特に向上したレーダ分解能を有するレーダセンサシステムを提供することである。
第1の態様によれば、この課題は、以下のレーダセンサシステムによって解決される。すなわち、
所定数のHF(高周波)素子を備え、
各HF素子が、レーダ波を送信および/または受信するための少なくとも1つのアンテナと、少なくとも1つのアンテナを動作させるための少なくとも1つのアンテナ制御装置とを有しており、
全てのHF素子に接続された同期ネットワークであって、該同期ネットワークを介して少なくとも1つのHF素子の全てのHF素子の動作周波数を同期させることができる同期ネットワークを備える、
というレーダセンサシステムである。
このようにして、有利には、全てのHF素子の間に高いコヒーレンスもしくは同期性が得られ、いずれか1つのHF素子がマスタとして機能し、全てのHF素子が同期ネットワークを介して互いに接続されている。その結果、距離および角度の分解能が高くなることにより、レーダセンサシステムの動作特性の改善が支援される。有利には、例えば、レーダセンサシステムの緊急動作機能を設けることもできる。
第2の態様によれば、その課題は、以下のレーダセンサシステムを動作させる方法によって解決される。すなわち、
少なくとも1つのアンテナを用いて、所定数のHF素子によってレーダ波を送信および/または受信するステップと、
所定数のHF素子に接続された同期ネットワークによってHF素子の動作周波数を同期するステップとを備え、
所定のHF素子が同期のマスタとして機能する、
という方法である。
レーダセンサシステムの有利な構成が従属請求項の対象である。
レーダセンサシステムの有利なさらなる構成は、同期ネットワークがレーダ分解能に関して短いライン長を有することを特徴とする。このようにして、長いラインによる不利な影響が損失として生じることが低減される。例えば、これにより信号の伝搬時間を短時間に抑えることができ、距離分解能にもわずかな影響しか及ばず、したがって、有利には、わずかに補償すればすむ。
レーダセンサシステムの別の有利な構成では、供給ラインの長さとビン幅との間に所定の関係が確立される。これにより、所定の方法でHF素子の信号を補償する労力が低く抑えられる。
レーダセンサシステムの別の有利な構成は、供給ラインが、レーダセンサシステムによってビン幅の10分の1の変化を与える長さになっていることを特徴とする。このようにして、ビン幅と供給ラインとの間の有効な比率が実現される。
レーダセンサシステムの別の有利な構成は、HF素子が、HF素子の所定のグループが所定間隔で互いに離間するように相互に配置されており、HF素子の所定のグループが同期ラインによって接続されていることによって優れたものである。これは、有利には、所定間隔で互いに離間するHF素子が補償を必要としないことによって達成される。このように形成されたグループ間には同期ネットワークの所定のライン長が設けられており、全部で4つのHF素子の場合、HF素子の第1の対のみをHF素子の第2の対に対して補償すればよい。
レーダセンサシステムの別の有利な構成は、HF素子が、HF素子の所定のグループが所定間隔で互いに離間するように相互に配置されており、さらなるHF素子が、HF素子のグループの供給ラインとは異なる長さの同期ネットワーク(20)の供給ラインを有し、レーダセンサシステムの動作時に、当該さらなるHF素子の混合時間がHF素子のグループの混合時間に対してオフセットされるようにする。このようにして、1つのグループによって信号の実質的に同一の伝搬時間が提供され、このことは、供給ライン長が異なり、マスタとして機能するHF素子のみを補償すればよいことによって、信号処理を容易にする。
レーダセンサシステムの別の有利な構成は、それぞれのHF素子が同期マスタとして機能することができることを特徴とする。このようにして、マスタの選択における高い自由度が支援されている。
レーダセンサシステムのさらなる有利な構成は、HF素子が、所定の取付け位置で約45度だけ互いに回転して配置されていることを特徴とする。これにより、ライン長が最小限に抑えられ、信号の供給が容易になる。
以下では、本発明によるレーダセンサシステムの好ましい実施形態を、著しく簡略化した概略図に基づいて詳細に説明する。
提案されたレーダセンサシステムの第1の実施形態を示す概略図である。 図1で提案されたレーダセンサシステムを幾分詳細に示す概略図である。 提案されたレーダセンサシステムのさらなる実施形態を示す概略図である。 レーダセンサシステムを動作させるための提案された方法を示す基本的なフロー図である。
図面において、同じ構造要素はそれぞれ同じ参照符号を有する。
現在のレーダセンサは、一般に、レーダ波を生成および受信するための多数のHF(高周波)チャネルを有する。この場合、通常モードで全てのHFモジュールを同時に動作させることができる。このようなレーダセンサは、対称的な構成であれば複数の部分センサに分割できる。
したがって、部分センサは、それぞれ、対応する割合のHFモジュールもしくはHFチャネルを有することができる。したがって、例えば、レーダセンサの部分センサは、起こりうる緊急モードにおいて、制限された速度で車両の自律走行を可能にする。これは、他の部分センサの構成要素がもはや機能しない場合にも実現できる。
レーダセンサシステムの構造は、例えば、公知の安価な基本構成要素から構成することができる。同じタイプの複数の構成要素を並列化することによって、レーダセンサシステムの性能および精度を改善することが可能である。さらに、同じタイプの複数の構成要素を使用することによって、装置の信頼できる機能を提供するための冗長性を実現できる。これにより、レーダセンサシステムの緊急モードを技術的に容易に実施することができる。しかしながら、このためにはHF構成要素およびマイクロコントローラに加えて、クロック生成にも冗長性が設けられている必要がある。HF構成要素は、例えば、MMIC(モノリシックマイクロ波集積回路)の形態で構成されたアンテナ制御部または増幅器であってもよい。
全てのHF構成要素が、共通のクロック発生器によって基本周波数を供給されることにより、レーダセンサシステムは高度のコヒーレンスを有する。特に、異なるHF素子を同一の動作周波数により動作させることができ、これにより、複数のHF素子の冗長性のあるコヒーレントなクロック供給が可能になる。
好ましくは、レーダセンサシステムで使用されるHF素子の少なくとも一部に、クロックまたは基本周波数を供給することができる。通常モードでは、レーダセンサシステムの全てのHF素子もしくはアンテナ制御装置には、少なくとも1つのクロック発生器から同じクロックが供給されるので、全てのデータが互いにオフセットされる。
レーダセンサシステムの通常モードでは、少なくとも1つのクロック発生器が、全てのアンテナ制御装置もしくはHF素子に同時にクロックを供給する。1つのソースからのクロック供給により高度のコヒーレンスを達成することができる。代替的または付加的に、クロック供給部は、並行して動作する複数のクロック発生器から構成することもできる。例えば、1つのクロック発生器に欠陥がある場合、制御ユニットによって、周波数を発生するための少なくとも1つの別のクロック発生器を起動または接続することができる。
図1は、提案されたレーダセンサシステム100の第1の実施形態の概略図を示す。レーダセンサシステム100は、MMICとして構成された4つのHF素子10a,…,10dを有する。4という個数は単なる例であり、提案されるレーダセンサシステム100は、4つよりも少ないか、または多いHF素子を有することもできる。全てのHF素子10a〜10dが機能的に接続されており(例えば、電気伝導性、電気的非伝導性)、全てのHF素子10a,…,10dの動作周波数もしくはLO周波数を同期させるために使用され、同期プロセスでは1つのHF素子10a,…,10dが同期マスタ素子として機能し、他のHF素子はスレーブHF素子として機能する。
さらにレーダセンサシステム100は、HF素子10a,…,10dのためのアンテナ制御部を有する。簡略化のために、アンテナ、増幅器、発振器等などの、レーダ波を送受信するために必要とされるHF素子10a〜10dのさらなる構成要素は図示されていない。
2つのHF素子間における各同期ネットワーク20のラインの幾何学的長さは、有利には、レーダセンサシステム100のレーダ分解能に対して短く、これにより、同期ネットワーク20内の信号の伝搬時間は、レーダセンサシステム100のレーダ分解能に適合するようにされる。
これにより、HF素子10a〜10cおよび10b〜10dという2つのグループがそれぞれ生じるが、これらのグループは、「グループ内で」短いラインにより接続されているので、互いに補償する必要はない。その結果、近接して配置されたHF素子のグループを互いに補償する必要のみが生じ、これは、図1の構成の場合には、関与する全てのHF素子(10a,…,10d)の50%分の補償に対応する。
有利には、提案された概念は、他の個数のHF素子10a,…,10nにも適用することができる。例えば、提案された原理にしたがって、近接して離間する2×3個または3×2個のHF素子からなる全部で6つのHF素子を配置することができる(図示しない)。
同期HFマスタ素子が、レーダセンサシステム100の動作時間中に同期信号(「マスタ」)のソースとして機能し、全てのHF素子が同期ネットワーク20を介して互いに機能的に接続されていることが提案される。
通常、レーダセンサシステムでは、高周波生成を引き受けるマスタの役割が1つのHF素子に割り当てられ、他のHF素子はこのHF素子からHF同期信号を供給される。HF同期信号は、HF素子10a,…,10dの高いコヒーレンスを提供するために必要とされ、これにより、レーダセンサシステム100の高い角度分解能を実現することができる。このために、それ自体既に知られている特定のモジュールが、高周波を生成するために、およびさらなる信号処理のために使用される。
しかしながら、HFモジュール開発のためのコストがますます増大するにつれて、例えば、より小さいノードサイズのためのマスクコストが高くなるにつれて、実際のシリコン面積が大きくなっても、同じタイプの複数のモジュールを使用することでコスト上の利点が得られることが明らかである。このようにして、本発明は、安価で冗長なレーダセンサシステムを実現する有利な可能性を提供する。
本発明により、HF素子10a,…,10dが、残りのHF素子10a,…,10dを同期させる上述のタスクを引き受け、同期マスタが、同期ネットワーク20を介して全てのHF素子に接続されていることが提案される。
図2は、図1のレーダセンサシステム100の配置をより詳細に示しており、このように同期ネットワーク20の電気ラインのより短い長さを可能にするために、HF素子10a,…,10dが所定の取付け位置で互いに所定の角度、例えば45度で配置されており、これにより、レーダセンサシステム100の検出精度を最適化することができることが分かる。
このようにHF素子10a,…,10dの回転された配置により、有利には、できるだけ短い同期ライン21が実現される。その結果、同期ライン21における信号の短い伝搬時間が可能になるが、HF素子10a,…,10dのために、送受信チャネルの信号を供給するための十分なスペースが依然として設けられている。
この文脈において、「短い」とは、ビン幅と比較して小さいことを意味し、ビン幅は、原則としてレーダセンサシステム100の距離分解能を表し、1GHzのレンジに対して15cmの値に相当する。例えば、1/10のビン幅が許容可能であるとみなされる場合、同期ライン21の電気的長さは3cmを超えてはならない。この場合、レーダの2つの経路(往復経路)からファクタ2が得られる。
電力を分配するためには、同期ライン21に加えてT型分配器22が使用される。なぜならば、T型分配器22の給電線からT型分配器22のアームへ(およびその逆へ)の伝送値が良好であるからである。図2において、給電ラインは中央の水平方向部分として理解されるべきであり、アームは給電ラインに対して垂直に配置されている。
HF素子10a、10cのある左側から、HF素子10b、10dのある右側へ向かって、ライン21の長さIにわたって、例えば1dB/cmとみなすことができるほどに信号が減衰する。したがって、この経路では、T型分配器22を介して不必要に高い減衰が生ずることはない。
これに対して、HF素子10a、10cもしくはHF素子10b、10dの端子間の長さは極めて短いので、この経路では、より高い結合損失が許容可能である。したがって、全体として、典型的なT型分配器22を使用することができる。なぜならば、これにより出力電力と必要な入力電力との間の比率が達成されるからである。この場合、代表的な減衰値は、
アームから給電ラインへ:−3.5dB、
アームからアームへ:−7dB、
である。
この文脈において、アームとは、出力部から出力部へのT型分配器22の接続部として理解されるべきである。
図1および図2の好ましい実施形態に加えて、図3に示すようなレーダセンサシステム100のさらなる実施形態を本発明によって実現することができる。しかしながら、この場合、同一の混合時間を有する2つの対のHF素子10a、10cおよび10b、10dは得られず、所定の個々のHF素子(例えば、HF素子10a)は、レーダセンサシステム100の動作時に、当該レーダセンサシステム100の他のHF素子(例えば、HF素子10b,…,10d)に対してオフセットされた混合時間を有する。
この場合、レーダ波はラインにおける距離を進むために所定の時間を必要とするので、混合器が異なる時間で混合するために同じLO周波数を使用することが考慮される。この伝搬時間の差は距離推定値の差に表れる。なぜならば、距離推定は、実質的に、送信機からターゲットまで伝搬して戻るまでの推定伝搬時間を、レーダ波の伝搬速度により距離へ変換することを実施するものであるからである。
したがって、上述の混合時間の「重心」は、HF素子10aよりもHF素子10b,…,10dに近く、好ましくはデジタル式に補償される。これは、3つのHF素子(例えば、HF素子10b,…,10d)が同期ネットワーク20の実質的に同じ長さの供給ラインを有し、第4のHF素子(例えば、HF素子10a)が同期ネットワーク20のこれとは異なる長さの供給ラインを有することによって達成される。
図3に示すHF素子10a、10c間のゲートを考慮すると、同期ネットワーク20内のほぼ最適な電力分配が2つのT型分配器22を使用して得られる。
上記で説明した図1、図2もしくは図3のアプローチの両方に共通することは、局部発振器周波数を生成するためのマスタとして異なるHF素子10a,…,10dを使用する可能性があること、したがって、緊急動作機能を有するレーダセンサシステム100で使用される可能性があることである。
図1、図2に示した有利な実施形態では、HF素子10aとHF素子10cの両方を、互いの間隔が小さいことに基づき、例えばデジタル式の補償においてさらなる調整を行うことなしに、マスタとして使用することができる。
図3に示す第2のアプローチは、HF素子10a、10bのHFチャネルがHF素子10c、10dの対から遠く離れている場合に好ましく、HF供給ラインによって大きすぎる損失が生じることなしに、大きいアパーチャを実現することができる。
提案された方法は、レーダセンサシステムだけでなく、複数のHF素子を有する任意の製品にも有利に使用することができる。提案されたレーダセンサシステムは、好ましくは、自動車分野で使用される。
図4は、レーダセンサシステム100を動作させる方法の基本的なフロー図を示す。
ステップ200において、少なくとも1つのアンテナを用いて、所定数のHF素子10a,…,10nによってそれぞれレーダ波は送信および/または受信される。
ステップ210において、所定数のHF素子10a,…,10dに接続された同期ネットワーク20によって、HF素子10a,…,10nの動作周波数の同期が行われ、このとき、所定のHF素子10a,…,10nが同期のマスタとして機能する。
提案された方法は、有利には、レーダセンサシステム100の制御装置(図示しない)内で動作するソフトウェアとして実現することができる。このようにして、方法の簡単な変更可能性が有利に支援されている。
したがって、当業者は、本発明の核心から逸脱することなしに、上記で説明していないか、または部分的にのみ説明した実施形態を実施することもできる。

Claims (9)

  1. 所定数のHF素子(10a,…,10n)を備えたレーダセンサシステム(100)であって、
    前記HF素子(10a,…,10n)の各々が、レーダ波を送信および/または受信するための少なくとも1つのアンテナと、前記少なくとも1つのアンテナを動作させるための少なくとも1つのアンテナ制御装置とを有し、
    全てのHF素子(10a,…,10n)に接続された同期ネットワーク(20)を備え、該同期ネットワーク(20)を介して全てのHF素子(10a,…,10n)のうちの少なくとも1つのHF素子(10a,…,10n)の動作周波数を同期させることができる、レーダセンサシステム(100)。
  2. 請求項1に記載のレーダセンサシステム(100)であって、前記同期ネットワーク(20)がレーダ分解能に対して短いライン長を有する、レーダセンサシステム(100)。
  3. 請求項2に記載のレーダセンサシステム(100)であって、前記同期ネットワーク(20)の供給ラインの長さと、前記レーダセンサシステム(100)のビン幅との間の所定の関係が用いられる、レーダセンサシステム(100)。
  4. 請求項3に記載のレーダセンサシステム(100)であって、前記供給ラインが、前記レーダセンサシステム(100)によって前記ビン幅の10分の1の変化を与えるようなものである、レーダセンサシステム(100)。
  5. 請求項1に記載のレーダセンサシステム(100)であって、
    前記HF素子(10a,…,10n)は、前記HF素子(10a,…,10n)の所定のグループが所定間隔で互いに離間するように相互に配置されており、
    前記HF素子(10a,…,10n)の所定のグループが同期ライン(21)を介して接続されている、レーダセンサシステム(100)。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載のレーダセンサシステム(100)であって、
    前記HF素子(10a,…,10n)は、前記HF素子(10a,…,10n)の所定のグループが所定間隔で互いに離間するように相互に配置されており、
    さらなるHF素子(10a,…,10n)が、前記HF素子のグループの供給ラインとは異なる長さの同期ネットワーク(20)の供給ラインを有し、前記レーダセンサシステム(100)の動作時に、前記さらなるHF素子(10a,…,10n)の混合時間が前記HF素子(10a,…,10n)のグループの混合時間に対してオフセットされるようにする、レーダセンサシステム(100)。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載のレーダセンサシステム(100)であって、それぞれのHF素子(10a〜10n)が同期マスタとして機能することができる、レーダセンサシステム(100)。
  8. 請求項2から7までのいずれか1項に記載のレーダセンサシステム(100)であって、前記HF素子(10a,…,10n)が、所定の取付け位置で約45度だけ互いに回転して配置されている、レーダセンサシステム(100)。
  9. レーダセンサシステム(100)を動作させる方法であって、
    少なくとも1つのアンテナを用いて、所定数のHF素子(10a,…,10n)によってそれぞれレーダ波を送信および/または受信するステップと、
    所定数のHF素子(10a,…,10d)に接続された同期ネットワーク(20)によって前記HF素子(10a,…,10n)の動作周波数を同期するステップとを備え、
    所定のHF素子(10a,…,10n)が同期マスタとして機能する、方法。
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