JP2021514802A - ポールグリップ及びそれを備えるポール - Google Patents

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Abstract

グリップ本体(3)と、手保持装置(69)を取り付けるためのフック状装置(14)とを備えた、例えば、アルペンスキーポール又はクロスカントリースキーポール用のポールグリップ(1)である。フック状装置(14)の領域に、移動可能なロック手段(7)が、上から押し込まれ且つ手保持装置(69)に設けられるアイレット状の装置(70)が自動ロック式に固定されるように、配置されている。フック状装置(14)は、ポールグリップ(1)の手側の上部領域(31)に配置され、フック状装置は、保持マンドレル(14)を備え、これは、グリップ本体(3)から手側へと離して設置されて挿入スロット(71)を形成している。ロック手段は、力に対して制限される、アイレット状の装置(70)のための領域(15)を下向きに画定する保持突起(9)の形で形成されている。保持マンドレル(14)若しくは保持ピンの上側領域(66)、又は保持マンドレル(14)若しくは保持ピン全体が、復元力に抗して走行方向(30)に見て横方向両側(72)に振れることができる。【選択図】図1e)

Description

本発明は、ポールグリップ、特に、歩行用杖、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリースキーポール、ノルディックウォーキングポール用のポールグリップに関する。本発明のポールグリップは、特に、ハンドストラップ又は手袋の形をした手保持装置を取り付けるためのフック状装置を備えたグリップ本体を有する。さらに、本発明は、該ポールグリップを備えたポール、及び、該ポールグリップを取り付けるための方法に関する。
例えば、特許文献1から知られているこのような装置では、ポールグリップにフックが設けられ、関連する手袋の親指と人差し指の間の領域に、硬い金属アーチから形成される剛性のブラケット形装置が設けられる。ブラケットは、その長く真っ直ぐな脚部を用いてフックの狭いスロットに挿入され、フック状装置を用いて、ブラケット、ひいては手袋をポールグリップに固定する。
フックの下部に、スロットのわずかに広がった部分が設けられ、これは、ブラケットがフックに挿入されると、ブラケットはまずフックの2本の脚部をわずかに互いから押し離し(材料変形)、ブラケットがスロットの広がった部分に押し込まれて初めて脚部が元の位置に戻る。
このように、フック状装置の弾性変形を用いて、フック内にブラケットを容易に固定し、フックからブラケットが簡単に滑り落ちることを防ぐ。
特許文献2からは、手保持装置に取り付けられた硬いリング又はブラケットを、グリップの手保持装置に面する表面にある水平スロットの形をした凹部に挿入して、ポールグリップと手保持装置とを接続するポールグリップが公知である。このスロットは、グリップの軸に垂直であり、良好な固定のためには狭くなければならない。したがって、ポールグリップに固定するために、手保持装置又はこれに取り付けられた硬いブラケットをこのスロットに挿入することは面倒である。固定のためには、ブラケットをスロットに対して正確に配置する必要があり、実際には実用的ではない。
特許文献3から、特に、歩行用杖、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリースキーポール、ノルディックウォーキングポールのためのポールグリップが公知である。これには、グリップ本体と、特にハンドストラップ又は手袋の形をした手保持装置を取り付けるためのフック状装置が備わっている。フック状装置の領域にはロック手段が配置されており、このロック手段は、手保持装置に設けられるループ状、リング状、又はアイレット状の装置が、フック状装置に上から押し込まれて、フック状装置に自動ロック式に固定されるように配置される。フック状装置からループ状、リング状、又はアイレット状の装置を取り外すためにグリップに押しボタンが設けられており、これを用いて、ロック手段を移動させるか回転させるかして、先に閉鎖された領域を解放し、装置を上へと再び取り外すことができる。解除機構を備えたこの自動ロック機構は、取り扱いを容易にするが、比較的複雑で、対象となるグループ全てには適さない。
同様のポールグリップが特許文献4から知られている。ここでは、自動ロック式取り付け用の装置は、手保持装置に設けられる、特に好ましくは弓形又はループ形の、連結部材を受け入れるための少なくとも1つの凹所を備える。該装置は、クランプ部材を有し、該装置の凹所は、クランプ部材の挿入位置においては、ポールグリップにつながれていない手保持装置の連結部材がこの凹所に挿入できるように露出している。該装置は、クランプ部材を傾ける又はスライドすることによってロック位置となり、このロック位置で、凹所を閉鎖し、連結部材をこの凹所に捕捉することができる。
他のタイプのさらなるグリップ構造は、特許文献5〜10から公知である。
米国特許第5,516,150号 米国特許第5,110,154号 国際公開第2006/066423号 国際公開第2007/090310号 実開昭53−78174号公報 国際公開第2016/037940号 欧州特許第2046158号 欧州特許第3050603号 欧州特許第1970105号 米国特許出願公開第2013/140803号
本発明の目的は、特に、歩行用杖、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリースキーポール、ノルディックウォーキングポールのための改良されたポールグリップを提供することである。本発明のポールグリップは、特に、操作安全性に関して改善されたものである。すなわち、例えば転倒の際の使用者の損傷リスクを、転倒等がない状況で目的とする使用での本来の機能性を制限することなく、減らそうというものである。
この目的は、請求項1に記載のポールグリップによって解決される。
本発明のポールグリップは、グリップ本体と、特にハンドストラップ又は手袋の形をした手保持装置を取り付けるためのフック状装置とを有する。フック状装置の領域には、移動可能なロック手段が設けられる。ロック手段は、フック状装置に実質的に上から押し込まれる、手保持装置上に設けられたループ状、リング状、又はアイレット状の装置が、フック状装置に自動ロック式に固定されるように配置される。通常、上記フック状装置はポールグリップの手側の上部領域に配置される。
上記フック状装置は、保持マンドレル又は保持ピンを備え、これは、グリップ本体から手側へ離して設置されて上に開いた挿入スロットを形成しているか、又は、グリップ本体の切り込みとして配置される。上記ロック手段は、通常、保持突起の形で構成され、突っ張り位置において、ループ状、リング状、又はアイレット状の装置のための力に対して制限される領域を下向きに画定する。
特に、本発明によるこのようなポールグリップは、保持マンドレル若しくは保持ピンの上側領域、又は保持マンドレル若しくは保持ピンの全体が、使用者の走行方向に見て横方向両側に、復元力に抗して振れることができることを特徴とする。
典型的な転倒状況において、ポールグリップ上の手保持装置の取り付け点には、ときに回転運動の意味でも、横方向の荷重がかかる。具体的には、例えば、転倒時にポールが離れて、手が地面に着くと、ポールは使用者の手の側方下側又は近くに来る。この状況においては、保持ピンに通常の使用時のような下向きの荷重は生じず、横方向の荷重、又は場合により回転運動が起こる。このような回転運動又は横方向に荷重がかかった際に、安全解除の意味で手保持装置との間の結合を解除し、怪我のリスクを減らすために、且つ、目的とする使用、すなわち、ハンドストラップに下向きの荷重がかかった状態では偶発的に簡単に外れることのないように、本発明が提案するように、保持マンドレル又は保持ピンを、請求項に記載の特徴に従って構成することができる。
提案の解決方法は、一方で機能性の点で適しており、他方で、合理的なコストでもって技術的に実現できるように十分に単純なものである。さらに、この技術的解決方法は、目的とする使用におけるさまざまな条件を、機能性を制限することなく考慮することができる。特に山岳地域では、このようなポールグリップは、例えば温度範囲−30℃〜+30℃といった様々な温度で用いられる。提案の解決方法は、とりわけ、安全機構の解除力を実質的に温度に依存しないように調整することを可能にする。同様に、例えば、雪や水が浸入し、その後凍結して機能性が制限されることを防ぐこともできる。
提案のポールグリップの第1の好ましい実施形態は、保持マンドレルがマンドレルブロックに取り付けられるか、又はマンドレルブロック上に成形され、マンドレルブロックが、力、つまり復元力に抗して回転軸の周りに回転可能であるように、グリップ本体に直接的又は間接的に取り付けられることを特徴とする。この回転軸は、好ましくは、ポール軸に対して実質的に垂直であり、且つ実質的に走行方向に向いている。回転軸は、厳密にポール軸に垂直である必要はないし、走行方向に平行である必要はない。通常、回転軸は、好ましくは、走行方向及びポール軸によって張られる平面に実質的にちょうど平行に配置されるか、又は、この平面に配置されるが、例えば、ポール軸と70〜110°の範囲、好ましくは80〜100°の範囲の角度を形成するようにわずかに傾けることもできる。
別の好ましい実施形態は、上記回転軸が、ループ状、リング状、又はアイレット状の装置のための領域の下側、特に好ましくはこの領域の下側2〜25mm、又は10〜15mm、又は5〜12mmのところに配置されることを特徴とする。これにより、安全解除機構に最適なレバー力が確保され、構造全体が、邪魔になることなく理想的な場所に収容され、安全解除を必要としない通常の使用に従ってグリップを扱うときにはほとんど目立たない。
上記マンドレルブロックは、保持マンドレルによって形成される上側部分と、下側部分とを有することができる。この下側部分は、グリップ本体又は保持ブロック(通常、グリップ本体内又はグリップ本体上に取り付けられる)上の接触面と接触する前面(走行方向に向いている)を有する。さらに、好ましくは、これらの面を通り抜ける軸を設けることができる。好ましくは、これらの面は、マンドレルブロックが横に振れるときに、解除時に起こるブロックの回転運動の少なくとも一部の間、互いに対して摺動する。好ましくは、下側部分の軸長は、保持マンドレルによって形成される上側部分の軸長と少なくとも同じ大きさであり、特に好ましくは1〜2倍の大きさである。回転運動を制御するために、又は力比を調整するために、互いにもたれあう表面を、これら表面が回転の最初の段階でのみ互いに対して摺動し、一定の振れ角度に達した後は、マンドレルブロックが、実質的に回転軸に沿ってグリップ本体内の対応する凹所から外側にさらにいくらか動かされた場合にのみさらなる回転が可能となるように構造化することができる。
こうした回転を技術的に実現するために、グリップ本体又は保持ブロックに、走行方向に水平な第1の貫通開口部を設け、マンドレルブロックに同軸の第2の貫通開口部を設けることができ、回転軸として、固定ピン/ねじを、第1及び第2の貫通開口部を少なくとも部分的に通って延びるように配置することができる。グリップ本体又は保持ブロック上の接触面、及び、マンドレルブロック上の前方接触面は、対応する係止輪郭を有することができ、この係止輪郭は、少なくとも部分的な形状結合を介して基本位置を画定し、この基本位置では、保持マンドレルは垂直に(すなわち、ポール軸にほぼ平行に)配置され、この係止輪郭によって、解除力に達した後にのみ横振れが可能となる。好ましくは、回転に対して、側方の最大停止部がさらに提供される。
さらに、上記固定ピンは、好ましくは、例えば、圧入、接着、ねじ込み又はこれらの組み合わせによって、マンドレルブロックに固定することができる。他の好ましい実施形態によると、固定ピンの、グリップ本体の方を向き、マンドレルブロックを越えて突出する自由端は、第1の貫通開口部を通り抜け、グリップヘッド内部のその背後にある拡大領域に、固定部材を用いて、軸方向に移動できないよう拘束され得る。固定ピンは、また、マンドレルブロックの拡大領域に合わせた適切な形状によって、意図した位置を越えて動くことを防ぐこともできる。好ましくは、固定部材は、第1の貫通開口部に位置する少なくとも部分的に中空円筒形の領域と、その背後に位置する、第1の貫通開口部の直径よりも大きい直径を有する拡大領域とを有する。
このような構造では、さらに好ましくは、固定ピンが挿入されると、固定部材は少なくとも部分的に自動的に固定することもできる。さらに、好ましくは、この固定部材をマンドレルブロックの一部として形成し、例えば、1つ又は複数の軸スロットを備えた、グリップヘッドの方に向く中空円筒形の延長部として形成することも可能であり、こうして形成された軸方向セグメントの自由端は、外向きのフランジセグメントを有する。このような構造では、マンドレルブロックがグリップヘッドの開口部にある程度挿入されるときには、これらのフランジセグメントは内側に柔軟に動くことができるため、マンドレルブロックを挿入して固定でき、その後固定ピンが中央開口部に挿入されると、固定ピンを外さないとこの固定を解除できなくなる。
別の好ましい実施形態によれば、グリップ本体の凹所において、中にロックピンが移動可能に取り付けられた固定ブロックを、保持ブロックの上側に配置することができ、固定ブロックは、ばねの力に抗して部分的に回転できるように上記凹所に取り付けられる。マンドレルブロックは、好ましくは、保持ブロックに回転可能に取り付けられ、固定ブロックは、マンドレルブロックに面する領域に、下向きの、好ましくはV字形の延長部を有する。これは、マンドレルブロックの好ましくは同様にV字形の凹所に係合し、その結果、マンドレルブロックが横に振れるとき、延長部が上向きにシフトして、固定ブロックがばねの力に抗して凹所内で傾く。
したがって、このような実施形態では、マンドレルブロック、保持ブロック、固定ブロック、及び、同様に凹所内に少なくとも部分的に配置される解除ボタンを、好ましくは前もって組み立てられた結合ユニットとして設計し、全体として凹所に挿入してその中に固定することができる。解除ボタンは、好ましくはグリップの上部ヘッド端部に配置され、これを使用者が作動させることで、ループを制御下で解放することができる。
グリップ本体は走行方向に水平な第1の貫通開口部を、マンドレルブロックは同軸の止まり穴開口部を有してよく、支えピンを、回転軸として、第1及び第2の開口部を少なくとも部分的に通って延びるように配置することができる。支えピンは、グリップ本体から外へ、ばね力に抗して可動であるように設計することができる。
さらに、好ましくは、グリップ本体上の接触面とマンドレルブロック上の前方接触面とが、対応する係止輪郭及び/又は側方境界面をも有することができ、これは、形状結合によって保持マンドレルが垂直に配置される基本位置を定め、解除力に達した後にのみ横に振れることを可能にする。
上記係止輪郭は、基本位置で接触している互いの接触面に、例えば、くぼみとそれに対応する隆起部という形で設けることができ、好ましくは、少なくとも1つの球冠状の隆起部とそれに対応する球冠状のくぼみという形で設けることができる。例えば、これらの係止輪郭は、支えピンの垂直下方又は上方に配置することができる。
さらに、支えピンは、好ましくは、固定アイレット及び固定ピンを用いて、止まり穴開口部に固定することができ、例えば、グリップ本体へと突出する領域で、支えピンは、圧縮荷重された螺旋状ばねが少なくとも部分的に包囲され、このとき、例えば、螺旋状ばねは、第1の貫通開口部の背後に配置される拡大部にのることができ、好ましくは、自由端を端部部材で制限できる。
別の好ましい実施形態によると、グリップ本体の凹所に固定ブロックが配置され、固定ブロックの中にロックピンが移動可能に取り付けられる。
別の実施形態によると、支えピンは、固定ブロックの下側延長部の貫通開口部を通り抜けることができる。
別の好ましい実施形態によると、グリップ本体に、実質的に、柔軟でない材料からなる、保持マンドレルの下側領域を形成することができ、上側領域は、復元力に抗して振れることのできる柔軟な材料からなり、好ましくは、下側領域は、取り付けられるループ/アイレットのための領域の最下点の垂直上方、好ましくは1〜3mm上方で終わる。したがって、例えば、下側領域は、通常の使用温度で実質的に硬い材料から形成することが可能であり、一方で上側領域、又は少なくとも下側領域と上側領域の間の移行領域は、通常の使用温度で柔軟な材料、言い換えると、解除力にて保持マンドレルの上側領域全体が振れることを可能にする材料から構成される。あるいは、例えばそのような移行領域における保持マンドレルの柔軟性は、曲げ弾性部材、例えば、ばね鋼製の、例えば、板ばね又は螺旋状ばねによって作り出すことができる。すなわち、上記の曲がりやすい材料は、このような曲げ弾性部材であってもよい。
通常、下側領域の材料は、上側領域又は移行領域の材料よりもショアD硬度が大きい。柔軟な移行領域がある場合、上側領域は下側領域と同じ硬度の材料で作ることができる。
柔軟な保持マンドレルを有するこのようなポールグリップは、好ましくは、下側領域と上側領域との間の移行領域において、下側領域の材料が、少なくとも部分的に、保持マンドレルが延びる方向に沿って延びる延長部という形で、上側領域へと延び、上側領域の材料は、この延長部を少なくとも部分的に、好ましくは完全にこの延長部の周りを周方向に取り囲むことを特徴とする。さらに、好ましくは、この延長部は、円筒形、直方体、縁に丸みがあるものやないもの、自由端にさらに延長部があるものやないもの、鋸歯状の縁があるものやないものを含むことを特徴とする。
好ましくは、上記セーフティ機構は、ハンドストラップに目的とする下方への荷重がかかる場合を除いて、すべての空間方向に関して設計される。換言すれば、従来技術から既に知られている上向きの安全解除や、上述の横方向の荷重に対する安全解除だけでなく、ハンドストラップに、走行方向に対してある程度後方に荷重がかかった場合の安全解除も追加的に設けられる。したがって、さらに好ましい実施形態は、保持マンドレルがマンドレルブロックに取り付けられるか、又はマンドレルブロックの上に成形され、マンドレルブロックが、復元力に抗して第1の回転軸を中心に回転可能であるように、グリップ本体に直接的又は間接的に取り付けられることを特徴とする。この第1の回転軸は、ポール軸に実質的に垂直であり、且つ、実質的に走行方向に向いている。本発明のこのさらなる態様によると、マンドレルブロックは、さらに、ポール軸に実質的に垂直で且つ走行方向に実質的に垂直に向いている第2の回転軸の周りに、すなわち、第1の回転軸に対し半ば横向きの第2の回転軸の周りに、最大30°、好ましくは最大15°又は最大10°若しくは5°の角度だけ傾斜可能に取り付けられる。
好ましくは、第2の回転軸は、第1の回転軸の下側に配置される。
さらに、好ましくは、第2の回転軸の周りの傾斜運動時に、ループ状、リング状、又はアイレット状の装置のための制限された領域が解放される。これは、少なくとも部分的に、ロックピンを維持した状態で、上記傾斜運動によって引き起こされる固定ブロックの移動によって起こり得る。特に、これは技術的には、ハンドストラップ、及びマンドレルブロックもが後方に引っ張られると、固定ブロックもわずかに後方に移動するが、同時にロックピンは、解除ボタン又はその中に設けられた連結リンクによって動かないように保持されるため、固定ブロックに対して引っ込められ、それによって、ループ状、リング状、又はアイレット状の装置のための制限された領域が解放されることにより実現される。
別の好ましい実施形態は、グリップ本体の凹所に、ロックピンとロックピンのガイドとを備えた別体の固定ブロックが取り付けられ、グリップ本体の凹所は、好ましくは、ヘッド領域の側方がグリップ本体によって形成されるように、走行方向に延びる凹所として形成され、好ましくは、上記別個の固定ブロックは、軸(好ましくは、ポール軸に垂直で、且つ、走行方向に垂直に向く)の周りに回転可能又は旋回可能に取り付けられることを特徴とする。さらに、好ましくは、解除ボタンを好ましくは上部ヘッド端部に設けて、上から作動させることができるようにし、これを用いて、固定ブロック全体を傾けてループを解放することができるか、及び/又は、解除ボタン上の対応する連結リンクと、好ましくはロックピンを通って横方向に延びる横ピンとを介して、ロックピンを固定ブロックの内部へと押し戻し、ループを解放することができる。
フック状装置は、好ましくは、ポール軸に実質的に平行に配置される保持マンドレル又は保持ピンを有する。これは、グリップ本体から手側に離して設置されて挿入スロットを形成しているか、又はグリップ本体に切り込みとして配置される。挿入スロットの深さは、好ましくは、保持マンドレル又は保持ピンの幅及び厚さよりも大きい。
フック状装置は、好ましくは、3〜15mmの範囲、好ましくは4〜8mmの範囲の幅を有する。
好ましくは、フック状装置は、少なくとも部分的に、ポール軸に垂直に実質的に楕円形又はレンズ状の断面を有し、このとき短い主軸はグリップ本体に向いている。
例えば、挿入スロットは、5〜30mmの範囲、好ましくは10〜15mmの範囲の深さを有する。
さらに、好ましくは、保持突起はロックピンの形で形成され、これは、グリップヘッド又はグリップヘッドに取り付けられる固定ブロックに移動可能に取り付けられて、走行方向に向いており、好ましくは、実質的に水平か、又は走行方向に傾斜している。ロックピンの前方領域は、取り付けられたループ又はアイレットのための領域に面する下側に、例えば、水平に且つ走行方向に横に延びる溝の形をした凹状のくぼみを有する。
ポールグリップは、下側のグリップ本体領域とヘッド領域とを有することができる。下側のグリップ本体領域は、ポールグリップの下側把持領域を形成し、下端にポール管用の凹所を有する。ヘッド領域は、前側延長部を有し、これは、実質的に段部なしに、前方ポールグリップ領域の上側把持領域へとつながり、前方ポールグリップ領域の延長部は、走行方向に把持領域を越える突出部で形成されている。
上記突出部は、好ましくは、把持領域の走行方向の平均延長部の50%を超える。ポールの長手軸を横切り、且つ、走行方向を横切り配置されるヘッド領域の横軸(横軸は、ヘッド領域が、走行方向を横切り且つポールの長手軸を横切る方向に測定して最も広いところに配置される)と、延長部の最前先端とによって確定されるヘッド領域の切断面は、好ましくは、ポールの長手軸から90〜135度の範囲内の鈍角をなす。
ヘッド領域は、好ましくは、この切断面において丸い輪郭を有し、走行方向に面するこれの前方部分は、好ましくは、実質的に、第1の円の円弧によって画定され、走行方向に逆向きのこれの後方部分は、実質的に、第2の円の円弧によって画定される。これら円の中心は、走行方向に沿って、0.5〜6cmのずれで互いからずれている。第1の円の曲率半径は、後方ポールグリップ領域の第2の円の曲率半径よりも小さい。
さらに、本発明は、上記のポールグリップと、好ましくは一部品のポール管又は要件に応じて調整可能なポール管とを備えたポール、あるいは、さらに、ハンドストラップ又は手袋の形の手保持装置、手保持装置に設けられるループ、リング、又はアイレット状の装置を組み合わせて備えたポール、特に、歩行用杖、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリースキーポール、又はノルディックウォーキングポールに関する。
さらなる実施形態は、従属請求項に明記される。
図1は第1の実施例であり、a)に斜め後方上から見た斜視図を、b)に斜め前方上から見た斜視図を、c)に後ろから見た図を、d)にc)中のA−A線に沿った軸方向断面図を、e)にd)中のZの詳細図を、f)に分解図を、g)に上面図を、h)に下面図を示し、i)〜p)は本実施例のマンドレルブロックの詳細図であって、i)に下からの図を、j)に前から、即ち走行方向に対して逆から見た図を、k)に側面図を、l)にj)中のX−X線に沿った断面図を、m)に上から見た図を、n)にj)中のB−B線に沿った断面図を、o)及びp)には、斜め後方及び斜め前方から見た斜視図をそれぞれ示す。 図2は、第2の実施例であり、a)に斜め後方上から見た斜視図を、b)に斜め前方上から見た斜視図を、c)に後ろから見た図を、d)にc)中のA−A線に沿った軸方向断面図を、e)にd)中のZの詳細図を、f)に分解図を、g)に上面図を、h)に下面図を示し、i)〜p)は本実施例のマンドレルブロックの詳細図であって、i)に下からの図を、j)に後ろから、即ちポールグリップを走行方向に後ろから見た図を、k)に側面図を、l)にj)中のX−X線に沿った断面図を、m)に上から見た図を、n)にj)中のY−Y線に沿った断面図を、o)及びp)には、斜め後方及び斜め前方から見た斜視図をそれぞれ示す。 図3は、第3の実施例であり、a)に斜め後方上から見た斜視図を、b)に斜め前方上から見た斜視図を、c)に後ろから見た図を、d)にc)中のA−A線に沿った軸方向断面図を、e)にd)中のZの詳細図を、f)に分解図を、g)〜l)には、二色射出成形技術で保持マンドレルを具体化する異なる可能性を示す。 図4は、第4の実施例であり、a)に斜め後方上から見た斜視図を、b)に斜め前方上から見た斜視図を、c)に後ろから見た図を、d)にc)中のA−A線に沿った軸方向断面図を、e)にd)中のZの詳細図を、f)に分解図を、g)に斜め上から見た保持ブロックの図を、h)に斜め下から見た保持ブロックの図を、それぞれ斜視図で示し、i)〜k)は固定ブロックを斜め上からの図、後ろからの図、及びj)で指示する断面図でそれぞれ示し、l)〜r)は、この構造でのマンドレルブロックの詳細な図であり、l)に下からの図を、m)に後ろから、即ち走行方向に見た図を、n)に側面図を、o)にm)中のX−X線に沿った断面図を、p)に上から見た図を、q)及びr)には、斜め後方及び斜め前方から見た斜視図をそれぞれ示す。 図5は、第5の実施例であり、a)にカバーを取り付けたポールグリップの斜め前方上から見た斜視図を、b)に斜め後方上から見た斜視図を、c)に付属品を取り付けるためのアダプタ片を挿入したポールグリップの斜め前方上から見た斜視図を、d)に斜め後方上から見た斜視図を、e)にポールグリップの分解図を、f)に走行方向に後ろから見た図を、g)に図5f)のS−S線に沿った軸方向断面図を、h)にカバーを付けた下からの図を、i)に上からの図を示し、j)に付属品を取り付けるためのアダプタ片をはめて上から見た図であり、k)〜r)に、本実施例のマンドレルブロックの詳細な図を示し、k)に下からの図を、l)に後ろから、すなわち走行方向に見た図を、m)に側面図を、n)にl)中のS−S線に沿った断面図を、o)に上から見た図を、p)及びq)には、斜め後方から見た2つの斜視図を、r)にl)中のT−T線に沿った断面図を示す。
本発明の好ましい実施形態を、図面に基づいて以下に説明するが、これらは単に説明のためのものであり、限定するものと解釈されてはならない。
4つの異なる実施例を図に示す。図1は、第1の実施例を示し、保持マンドレル14を備えたマンドレルブロック26が、決まった回転軸73の周りに旋回できる。図2は、このようなマンドレルブロックが類似の軸の周りに旋回するとき、同時にポールグリップから外側にもある程度動かされる実施例を示す。図3は、保持マンドレル全体は軸の周りに機械的に傾かないが、保持マンドレル14の上側領域のみが外側に弾性変形できる/外曲げできる実施例を示す。図4及び5は、保持マンドレル14を備えたマンドレルブロック26が、決まった回転軸73の周りに旋回できるさらなる実施例を示す。
各種実施例において、類似の構成部分には同じ参照符号を付ける。明確さを維持するために、すべての実施例/図ですべての参照符号が付されているわけではない。
図1のポールグリップにおいて、ポールグリップ1には、ポール管2のための、空洞5の形をした下からの止まり穴が設けられる。グリップ本体3は、ヘッド領域31に凹所4を有し、この中に、手保持装置69に取り付けられたループ状の装置70が上向きに引っ張られるときに働く安全解除機構が設けられる。
ループ状の装置70は、グリップ本体3の凹所16にある程度配置される保持マンドレル14によってグリップに取り付けられる。
保持マンドレル14は、グリップ本体3と一体には形成されておらず、マンドレルブロック26の一部であり、ループが引っ張られると、図1c)の矢印72で示されるように、回転軸73を中心に横に振れることができる。
これを可能にするために、マンドレルブロック26は、走行方向30に実質的に平行に延びる貫通開口部28を備える。グリップ本体3には、貫通開口部34がある。さらに、マンドレルブロック26は、貫通開口部28の領域に、軸スロットを有する中空円筒形の延長部33を有し、貫通開口部34を通ってグリップヘッド3内へと突出する端部に、外側を向いた準円周状のフランジ42を有する。しかしながら、実際に円周状のフランジ42があるのではなく、4つの分配されたスロット43aによって互いに分離された対応するセグメントがあるだけである。
それに対応して、マンドレルブロック26は、組み立て時に、部材33/42を用いてグリップ本体3の開口部34に押し込むことができ、このとき、外向きの部分42は、部分33の可撓性により、内側に反ることができる。外向きの部分42が貫通開口部34を内側空洞51へと通り抜けてしまうと、外向きの部分は、再び弾性的に半径方向外側に反り、マンドレルブロック26を開口部34に引っ掛けることができる。
マンドレルブロック26をグリップ本体3の開口部34に確実に固定するために、固定ピン27が、外からマンドレルブロック26の開口部28を通って、この固定ピン27の内側端部が領域33を通るまで挿入される。一旦この固定ピン27を挿入してしまうと、この固定ピン27を取り除くことなくグリップ本体3からマンドレルブロック26を引き離すことはもはや不可能である。
グリップ本体3のヘッド領域31では、固定ブロック6が凹所4に配置されている。これは、ポール軸に垂直及び走行方向に垂直な方向に横に延びる回転軸11を中心に、回転可能である。
この固定ブロック6は、横に延びる固定ピン21によって固定ブロック6に取り付けられた支えピン/アイボルト22によって下向きに引っ張られる。この目的のために、支えピン22は、貫通開口部50を通って下向きに軸方向の受入開口部51へと突出し、螺旋状ばね23によってそこに保持され、螺旋状ばねの自由端に場合によってはばね端部部材を備えて、端部ナット24が支えピン22の自由端に保持される。
固定ブロック6には、また、ロックピン7が、螺旋状ばね13の復元力に抗して移動可能に、凹所8に取り付けられる。ロックピン7は、静止位置において、その前方先端部9で保持マンドレル14に対して突っ張っているか、又は、保持マンドレル14からわずかな距離をおいて固定ブロック6の止め部にぶつかっている。
凹所4には解除ボタン18がさらに設けられ、これもまた、軸穴19に取り付けられる軸11の周りに回転可能である。この解除ボタン18は、一方で、摺動面17に対応する湾曲した摺動面25を有する。他方で、この解除ボタン18は、横側面に2つの連結リンク開口部77を有する。これらの連結リンク開口部に横ピン20が捕捉され、この横ピンは、横穴を通ってロックピンに配置される。
図1(e)に示すように、解除ボタンを上から押すと、時計回りに振れ、これにより、接触する面25/17によって固定ブロックを反時計回りにわずかに旋回させる一方で、他方、連結リンク77によって、ロックピンは、横ピン20を介して、ばね13の力に抗して固定ブロック6の内部に押し込まれる。
これにより、静止状態においてはロックピン7の前方領域9によって捕捉状態にある領域15が開いて、領域15に先に捕捉されていたループ70を、領域71を通してスロットから上方に取り除くことができる。
このようなグリップヘッドには2つの安全解除機構がある。つまり、そのうちの1つの安全解除機構は、ループに対して、すなわち、例えばロックピンの下面の凹状の領域10にループが位置することによりロックピン7に対して、強い上向きの引っ張りがあると作動するか又は作動させることができる。この方向に強い引っ張りが生じると、図1e)に示すように、固定ブロック6が螺旋状ばね23のばね力に抗して上向きに軸11を中心に反時計回りに旋回し、先端9が領域15を解放する。
2つ目のセーフティ機構は横方向の荷重に対するもので、マンドレルブロック26全体が、図1c)の矢印72で示されるように旋回できることによって提供される。
一定の解除力に対してこれが確実に行われるために、図1f)及びi)〜p)に示すようなマンドレルブロックの前面36があり、この前面はグリップヘッドの接触面37と接触する。マンドレルブロック26の下側摺動面45は、グリップ本体の摺動面46に対して摺動する。接触面37には、グリップ本体へと突出する段部が設けられている。この段部の頂点には係止溝39があり、その中に固定ブロック6の対応する突起39aが中間位置で係合する。さらに、突起39aは軸方向の凹部40へと突出することができる。マンドレルブロック26には、接触面37の段部に係合するための2つの突起41がある。この段部37は、マンドレルブロックの最大回転位置それぞれのために2つの停止面44を備える。突起41はそれぞれ、一方で、マンドレルブロック26の最大回転位置で停止面44それぞれと接触する外側停止面41bを有し、他方で、摺動面41aを有し、これを用いて、回転時、面38に沿って摺動する。さらに、突起41は傾斜停止面41cを有し、これは、中間位置で、すなわちマンドレルブロック26が旋回されていないときに、固定ブロック6のV字形延長部39aの2つの側面と接触する。
接触面37の輪郭がマンドレルブロック26の前面36の対応する表面構造と一緒になることで、マンドレルブロックは、解除力を超えて初めて、矢印72に沿って横に振れることができる。この力は、接触面41cが、マンドレルブロック26の回転運動開始時に、いわば邪魔になっているV字形延長領域39aのために、まずは固定ブロック6を上方に旋回させなければならないということによって決まる。固定ブロック6のこの上方への旋回運動は、ばね23のばね力によって決定される。マンドレルブロックは、マンドレルブロック26上の対応する輪郭41bが停止部44と接触するまで振れることができる。これは、通常、両側へ約40〜90°の角度範囲である。しかしながら、最大180°の振れが可能であってもよい。
一旦このような振れが起こって、それ以上力が加えられなくなると、次に、マンドレルブロック26は、領域39a及び対応する側面41cを介してマンドレルブロック26に伝達されるばね23の復元力により、垂直な位置に戻され、その後、必要に応じて、対応する輪郭を介してこの垂直な位置にて再び係合する。
ループ70が下方に引っ張られることによって、マンドレルブロック26又はグリップヘッド全体に目的どおりに荷重がかかった場合には、提案する構造は、マンドレルブロック26が偶発的に横に揺動して上記の安全振れとなることを阻止する。
図2は、第2の実施例を示す。同等又は同じ部分には、図1の実施例に従って符号が付けられているが、明確にするためにすべての部分に参照符号が付されているわけではない。
この場合、マンドレルブロック26には、貫通開口部ではなく凹所又は止まり穴75がある。この止まり穴75には、実質的に走行方向30に延びる支えピン53が、マンドレルブロック26の貫通孔61aの横ピン又は固定ピン61を介して旋回可能に取り付けられている。
この支えピン53は、貫通開口部56を通ってグリップヘッドの空洞58に突出する。この空洞58には、支えピン53を取り巻く螺旋状ばね55が設けられている。支えピン53の自由端には端部ナットがねじ付けられて、ねじが外れないよう適切な手段を用いて固定されている。このとき、対応するばね端部部材が、端部ナット52の側との間、及び、貫通開口部56の背面に当たるところとの間の両方に設けられる。
この場合、特に図2f)及びi)〜p)から分かるように、マンドレルブロック26の前面36及び対応する接触面37は、第1の実施例とはわずかに異なる構造を有する。一方で、グリップ本体の接触面37にいわば2つの横の側面78があり、接触面37は垂直に延びる路として形成され、その中にマンドレルブロックがその面36を用いて係合する。同様に、マンドレルブロック26の前面36に2つの横の傾斜側面78aがあり、これは、マンドレルブロック26が横に振れていないとき、接触面37の側面78と接触している。
さらに、グリップ本体の面37の、グリップ本体の貫通開口部56の下側に、球冠状のくぼみ59があり、マンドレルブロック26の面36に、対応する球冠状の膨らみ60が設けられている。
目的とする使用のための中央中間位置において、つまり保持マンドレル14が垂直上向きにある場合、マンドレルブロック26の球冠部60はくぼみ59に係合し、横の側面78及び78aのそれぞれとともに、形状結合によって中間位置にマンドレルブロック26を安定させる。
この実施例において、保持マンドレル14が横に引っ張られるとき、一方で、輪郭59及び60の形状結合により力が掛かるはずである。しかしながら、加えて、マンドレルブロック全体は、螺旋状ばね55のばね力に抗して、支えピン53の軸に沿ってグリップヘッドからわずかに引っ張り出されるはずであり、その結果、マンドレルブロックは、どちらか一方の横方向に、側面78又は78aで摺動でき回転が可能になる。これは、この場合、ナット52又は対応する端部部材62を適切に設定することによって、上述の第2の安全解除の意味での横回転のための解除力を調整可能にすることを保証する。
可能な限り安定した構造と上方への安全解除をも保証するために、固定ブロックに貫通開口部を備えた下側延長部79を設けることができる。この貫通開口部もまた、支えピン53が通り抜け、端部ナット52は対応する延長部79に当たる。これは、この場合、上方に引っ張られた場合に、安全解除が固定ブロックの軸方向のばね23を介して行われるのではなく、ループ70に上向きの強い引っ張りが加えられて、ロックピンを介してトルクが起こる/及ぼされると、図2e)で、固定ブロック6が、上記の第1の安全策と同様、回転軸11の周りを反時計回りに螺旋状ばね55の圧縮力に抗して回転して離れ/解放され、領域15を解放する。
保持マンドレルから意図してループ70を解放することは、やはり、対応する連結リンク(溝)77を備えた解除ボタン18によって保証され、解除ボタンは、細長開口部48内で移動することのできる横軸20を介してロックピン7に接続される。
第3の実施例を図3に示す。ここでは、少なくとも保持マンドレルの下側領域65は、グリップ本体と同じ材料から一体的に形成されている。第1のセーフティリリースと、固定ブロック6、支えピン22及び螺旋状ばね23を含めたロックピン7の構造は、上記実施例1に類似する。
しかしながら、ここでは、保持マンドレル14の上側領域66は、軟質で、弾性変形可能な/曲がりやすいプラスチックから形成される。下側領域65と上側領域66との間に移行領域67がある。
通常、このようなグリップヘッドは、二色射出成形法で製造され、領域66には領域65とは異なる材料を用いる。
この場合、ループに横方向の荷重がかかるか、又は回転がかかると、ループは片側がわずかに上方に移動して、上側の柔らかく曲げることのできる領域66に入る。上側の領域66は曲げることができるので、ループは、螺旋状ばねを備えた機械的な安全解除なしでも、固定ブロック6を軸11の周りに回転させることにより、取り外すことができる。
移行領域の構造は様々であってよく、図3g〜lに様々な可能性を示す。
図3gによると、やや丸みを帯びた直方体の軸方向延長部68を提供することが可能である。あるいは、図3hに示すように、硬い材料で作られた橋状の延長部68を提供することが可能である。このような構造の利点は、より柔らかい材料をクランプの架橋領域に流し込むことができ、それにより、硬い領域65と上側領域66との間の良好な接着を確実にできることである。
別の変形が図3iに示されており、ここでは、延長領域68は実質的に円筒状のトラニオンである。
図3jに示されるように、上側領域66と下側領域65との間のより良好な接続を確実にするために、やや球形の延長部を延長部68の自由端に設けることもできる。
同様に、上側領域66と硬い下側領域65との間のより良好な接続のために、図3kに示すように、延長部68に貫通孔を設けることが可能である。あるいは又は加えて、図3lに示すように、このような延長部68にリブ又は鋸歯状の縁を設けることもでき、その結果、二色射出成形工程において軟質材料を、この延長部68の周りに流し入れるだけでなく、この延長部68の中にも一部流れ込むようにすることができる。
さらなる実施例を図4に示す。図1に示す実施例との大きな違いとして、ここでは実質的に保持マンドレルの機構全体が1つのユニットにまとめられており、前もって組み立ててからポールグリップ1の凹所4に挿入してこの凹所4に固定することができることが強調される。
この構造の重要な部材は、特に図4g)及びh)の2つの別々の斜視図に示される追加の保持ブロック82である。この保持ブロック82は、マンドレルブロック26の支持体として備わっている。マンドレルブロック26に面する保持ブロック82の面87には、軸開口部86を備えた中空円筒形の延長部85が設けられている。マンドレルブロック26は対応する凹所28を有し、これは中空円筒形の延長部85にかぶせることができる。マンドレルブロック26は、その後、ねじ88を用いて保持ブロック82に取り付けることができる。中空円筒形の延長部85を備えた構造により、マンドレルブロック26は、保持ブロック82に回転自在に取り付けることができる。
さらに、保持ブロック82は2つのアーム84を有し、その端部に2つの貫通孔83が設けられている。保持ピン81を用いて、この保持ブロック82は固定ブロック6と解除ボタン18に接続することができる。これをするには、まず、固定ブロック6の中に、ばね13が備わったロックピン7を横ピン20によって先に捕捉して挿入し、この固定ブロック6にかぶせて上から解除ボタン18を押し込む。同様に、2つのアーム84を有する保持ブロック82を、貫通孔92,83及び98が一列に並んで保持ピン81が挿入できるまで、下から押し上げる。このとき、固定ブロック6のV字形延長部39aは、マンドレルブロック26の受入ポケット94に係合する。部材6,18,26及び82からこうして形成されたユニットを前もって組み立ててからポールグリップ1の凹所4に挿入し、固定横ピン99を用いてこの凹所4に固定することができる。ユニットをグリップヘッドに挿入して横ピンを取り付けた後、2つのばねエンドキャップが付いた圧縮ばね23を下からグリップ穴を通してアイボルト22にかぶせて、六角ナット24を用いて固定する。このとき、圧縮ばね23はプリテンションされ、それにより所望の解除力も調整される。解除ボタン18の湾曲したスロット91もこのユニットを凹所4に固定するが、それでも、ユニットの部材は解除機能及びロック機能のために必要な量だけ動くことができる。
保持マンドレル14の後ろでのループ状の装置70の係合に関して、この第4の実施例は、第1の実施例と実質的に同じように機能する。つまり、ループ70が保持マンドレル14上に上から押されると、ロックピン7は螺旋状ばね13の力に抗して固定ブロック6内に移動し、ループ70が保持領域15に達した後、ロックピン7は保持マンドレル14に対して押し戻され、これによりループ70を領域15に拘束する。
ループ70が上方に引っ張られたときには、第1の実施例と同様に安全解除が機能する。つまり、この場合、ロックピン7の凹状の領域10に下から力がかかると、ばね23の力に抗して軸81の周りに固定ブロック6が回転し(特に図4eと比べると、ブロック6は反時計回りに動く)、その結果、ループ70が解放される。
制御された解除力に対する保持マンドレル14の横の可能な安全振れは、ここでは、マンドレルブロック26の受入ポケット94への固定ブロック6のV字形延長部39aの係合によって保証される。この受入ポケット94は、2つの対応するV字形の側面95を有し、マンドレルブロック26が、例えばループが横に引っ張られることによって軸88の周りを回転できるのは、マンドレルブロック26の受入ポケット94の側面95が、固定ブロック6の延長部39aの側面上を摺動する、つまり、固定ブロック6がばね23の力に抗して上方に振れた場合だけである。これにより、このばね力に抗してマンドレルブロック26の横振れも可能となり、荷重後、マンドレルブロック26は、このばね力により、その元の垂直な開始位置へと跳ね戻る。
さらなる実施例を図5に示す。これは、図4に示す実施例と同様の解除機構を備えるが、加えて、第2の回転軸の周りの安全解除を有する。具体的には、マンドレルブロック26は、ハンドストラップに目的どおり荷重がかかったときに下向きに傾くことなく、ハンドストラップに後方へ荷重がかかったときに、わずかに後方に傾斜することができ、その結果、ハンドストラップのアイレットがちょうどロックピンと保持マンドレル14との間を滑って外れることができる。このようにして、いわば、3つの軸すべての周りの安全解除を保証することができる。
本実施例では、さらに、交換可能なカバーが設けられ、これにより、硬質プラスチック製の付属品、例えば手用プロテクター(いわゆるゲートガード、例えばスラローム競技やトレーニング用の)を、アダプタ片111を用いてポールグリップに取り付けることができる。
斜視図a)及びb)には、閉鎖カバー114を備えた本実施例によるポールグリップを示すが、斜視図c)及びd)では、このカバーは、通常金属からなるインサート又はアダプタ片111に取り替えられており、これは、留めねじ、例えば、(図示しない)ハンドガード用の留めねじに対する雌ねじ120を有する。通常、ハンドガードのもう一方の自由端は、下にあるポール管の、グリップ本体のすぐ下に取り付けられる。
カバー114は、図5e)による分解図でよりよく見ることができる。図a)及びb)にはめ込まれているカバーはカバー106である。このカバー106はカバープレート114を有し、これは、はめ込まれた状態で、グリップの上側領域の表面を形成する。このカバープレート114は、グリップ本体及び/又は固定ブロック6の対応する止まり穴又は露出領域に係合する取り付けスタブ107によって、ポールグリップに取り付けられる。この取り付けスタブ107の下端には、横方向の貫通孔がある。カバー106は、はめ込まれた状態で横ピン11を用いてグリップ本体に固定できる。通常、ポールグリップは、こうしてカバー106がはめ込まれた状態で販売される。例えば、使用者がこのようなグリップにハンドプロテクターを取り付けたい場合には、横ピン11を取り外し、カバー106をグリップヘッドから取り外し、目下解放された凹所にハンドプロテクター用のアダプタ片111をはめ込めばよいだけである。このインサートにも取り付けスタブ107があり、その下端に横ピン11のための横方向の貫通孔113が設けられる。したがって、アダプタ片111は、カバー106と同じ方法でグリップヘッドに固定することができる。ここでは、アダプタ片111は、上側にカラー又は環状フランジ112を有し、取り付けスタブ107は、雌ねじを備えた、上部が開いた止まり穴として形成されている。付属品の留めねじをこの雌ねじ120にそのままねじ込むことができ、さらなる操作なしに付属品をグリップヘッドにしっかりと固定できる。
図5e)、特にg)の全体図において、この実施例では、保持マンドレル14がさらに改善された安全解除の意味で2つの回転軸の周りにどのように取り付けられるかも分かる。マンドレルブロック26は、ここでも、ねじ88によって保持ブロック82に回転自在に取り付けられている。ここでもまた、保持ブロック82は、この目的のために設けられた中空円筒形の延長部85を有する。この延長部の開口部は、ねじ88の受入開口部として機能し、第1の軸86を中心とするマンドレルブロック26の回転軸でもある。ここでも、保持ブロック82は、2つのフォークアーム84を有し、その自由端に、2つの一列に並んだ貫通孔83が設けられている。これらの貫通孔83を介して、保持ブロック82は、保持ピン81を用いて固定ブロック6に回転自在に取り付けることができる。この目的のために、固定ブロック6は、2つの側方凹所と、これらの中の貫通孔92を有する。保持ブロック82の2つのフォークアーム84は、貫通孔83が貫通孔92と一列に並ぶまでこれらの凹所に押し込む又は凹所にかぶせることができ、その後、横ピン81を挿入することができる。この場合も、アイボルト22は、固定ピン21で固定ブロック6にヒンジ留めされる。
固定ブロック6には、この場合も、ロックピン7が、凹所8に、螺旋状ばね13の戻り力に抗して移動可能に取り付けられる。ロックピン7は、横ピン20によって捕捉され、横ピン20は、横穴64を通り抜け、両側でそれを越えて突出し、固定ブロック6のガイドスロット48に係合する。これに対応して、ロックピン7は、凹所8内で、長穴48によって画定される範囲内でのみ移動することができる。ロックピン7は、その先端でハンドストラップのアイレットを支え、この目的のために、ここでは、領域15を境界付ける凹状の領域10も備える。
このようにして形成された、保持ブロック82、マンドレルブロック26及び固定ブロック6からなるユニットは、グリップヘッドの凹所4に、固定ピン21によって固定される支えピン(アイボルト)22によって保持され、これは、下から空洞5を越えて螺旋状ばね23を用いて支えられ、端部ナット24を用いて固定される。
反対側では、このユニットの解除ボタン18も同様に横ピン21によって捕捉される。横ピンは、その2つの自由端で固定ブロック6の側方表面を越えて突出し、解除ボタン18の2つの湾曲した長穴101にはまる。解除ボタン18は、横に延びる貫通開口部100を有し、グリップ本体内の貫通孔109を通り抜ける横ピン11を用いて、この横ピン11の軸の周りに傾けることができるようにグリップヘッドに取り付けられる。解除ボタン18が後方領域、つまり保持マンドレル14のところで押し下げられると、連結リンク101により横ピン21は走行方向に動かされ、これによって、ロックピン7がばね13の力に抗して凹所8にさらに押し込まれ、領域15を解放する。これは、使用者が意図してハンドストラップをグリップ本体から解放したいときに実行される操作である。
第1の回転軸周りの解除に関する限り、これは、図5に示す実施例では図4の実施例と同じように機能する。マンドレルブロックは、保持ブロック82に、軸88の周りに回転できるように取り付けられ、このとき、この場合も、保持ブロック82のV字形延長部39aはマンドレルブロック26の受入ポケット94に係合する。マンドレルブロックが第1の回転軸の周りに回転される場合、延長部39aは、傾斜側面95に沿って移動し、固定ブロック6をばね23の戻り力に抗して上方に動かす。
さらに、この実施例には、走行方向に垂直で、且つ、ポール軸に垂直な第2の回転軸121の周りの解除が含まれる。安全解除としてのこのわずかな傾斜の可能性は、サドル119によって実現される。このサドルの上には、保持ブロック82及びマンドレルブロック26からなるユニットが、一方で保持ブロック82の下向きの延長部103を用いて、他方でマンドレルブロック26の前面36の下部によって形成される接触領域105を用いて置かれる。今、図5g)で保持マンドレル14を引っぱると、保持ブロック82とマンドレルブロック26から形成されるユニットは、第2の軸121の周りを時計回りに右側に傾斜する。同時に、固定ブロック6は軸81の周りにわずかに反時計回りに動き、領域15がわずかに開き、固定ブロック6がわずかに右側に移動する。これは、横ピン11が、固定ブロック6の、上に開いている細長い凹所110内で移動することができるために可能である。この移動の間、解除ボタン18はその通常の位置に留まる。これにより、横ピン21が湾曲した連結リンク101内で上方に移動し、よって横ピンを左側に押し、ロックピン7を固定ブロック6に押し込む。言い換えると、ロックピン7は、図5g)の図では右側への、固定ブロック6の移動には追従せず、よって、アイレットは領域15から解放される。
図5の実施例を図4の実施例と区別する別の特徴はカバー102である。グリップ本体は、その両側に2つの対向する透けて見える領域、又はむしろ貫通開口部として形成される領域115を有し、それを通して螺旋状ばね23が見える。カバー102は、例えば、透明又は半透明の材料で作ることができ、全体的に又は部分的に装飾がなされていてもよく、後方からグリップ本体上にスナップ留めすることができ、領域115を覆う。本実施例では、カバー102は、いわばサドルの形をしているが、このようなカバーを2つ、各側面に個別に備えることも可能である。さらに、前述の透明又は半透明のカバーを、滑らない表面が設けられたカバーで置き換えて、グリップの滑り止め表面を増やし、グリップ力を高めることが可能である。滑らない表面は、例えば、より柔らかいプラスチック材料を上にスプレーした外被や、構造化された粗面によって作製することができる。
1 ポールグリップ
2 ポール管
3 グリップ本体
4 3の凹所
5 ポール管のための3の空洞
6 固定ブロック
7 ロックピン
8 7のための6の凹所
9 7の前方領域
10 7の先端部の凹状の領域
11 18の回転軸、横ピン
12 7の後方領域
13 螺旋状ばね
14 保持マンドレル
15 取り付けられたループ/アイレットのための領域
16 14のための3の凹所
17 6の湾曲した摺動面
18 解除ノブ、解除ボタン
19 11のための軸穴
20 7の横ピン
21 固定ピン
22 支えピン、アイボルト
23 螺旋状ばね
24 端部ナット
25 18の湾曲した摺動面
26 マンドレルブロック
27 26の固定ピン
28 27のための26内の貫通開口部
29 ポール軸
30 走行方向
31 1のヘッド領域
32 ヘッド領域の1の前側延長部
33 27のための固定部材、26の係止及び回転延長部
34 26/27のためのグリップ本体内の貫通開口部
35 33の円筒形延長領域
36 26の前面
37 グリップ本体上の接触面
38 グリップ本体上の26の輪郭のための摺動面
39 38内の溝
39a 6のV字形延長部
40 軸方向凹部
41 26の突起
41a 38での41の摺動面
41b 44での41の停止面
41c 39aでの41の停止面
42 拡大領域、33の係止領域
43 33の円筒形領域
43a 33内のスロット
44 当接面
45 26の下側摺動面
46 45に対応するグリップ本体の摺動面
47 22の固定アイレット
48 ガイドスロット
49 11のための18の貫通開口部
50 51への4の貫通開口部
51 固定ブロックからの軸ばね用の軸方向受入開口部
52 端部ナット
53 アイボルト、26の支えピン
54 53の固定アイレット
55 螺旋状ばね
56 ポールグリップ内の53のための貫通開口部
57 ばね端部部材
58 53/55のための空洞
59 グリップ本体内の凹んだ球冠状のくぼみ
60 26上の球冠状突出部
61 26での53のための固定ピン
61a 26内の61のための横穴
62 端部部材
63 ワッシャー
64 20のための7内の横穴
65 下側マンドレル領域
66 上側マンドレル領域
67 65と66の間の接触領域
68 65の延長部
69 手保持装置
70 ループ状、リング状又はアイレット状の装置
71 挿入スロット
72 横振れ
73 回転軸
74 26の下側領域
75 26内の止まり穴
77 18内の20用の連結リンク
78 37の横の側面/隆起部
78a 78に当てるための26上の36の横の側面
79 6の下側延長部
80 53のための79内の貫通開口部
81 保持ピン
82 保持ブロック
83 84内の貫通孔
84 82のフォークアーム
85 中空円筒形の延長部
86 85の軸開口部
87 82の前面
88 ねじ
89 ピン22用の通路
90 87用の貫通開口部
91 87用のスロット
92 81用の6内の貫通孔
93 21用の貫通孔
94 39a用の受入部
95 94の傾斜側面
96 94の前方境界壁
97 88のヘッド用の28内の拡大部
98 16の81用の貫通孔
99 固定横ピン
100 18を通る11用の貫通開口部
101 21用の18内の湾曲した長穴
102 カバー
103 82の延長部
104 105のための当接面
105 26の当接領域
106 カバー
107 取り付けスタブ
108 11のための107内の貫通孔
109 11のための3内の貫通孔
110 11のための6内の長い凹所
111 アダプタ片
112 111の環状フランジ
113 11のための111内の貫通孔
114 106のカバープレート
115 3内の視界穴又は視界窓
116 103のための当接部
117 6の上側当接点
118 117のための18の下側のスライドゲート
119 サドル
120 111内の雌ねじ付き穴
121 第2の回転軸

Claims (15)

  1. グリップ本体(3)と、特にハンドストラップ又は手袋の形をした、手保持装置(69)を取り付けるためのフック状装置(14)とを備えた、特に歩行用杖、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリースキーポール、ノルディックウォーキングポールのための、ポールグリップ(1)であって、
    前記フック状装置(14)の領域に、移動可能なロック手段(7)が、前記フック状装置(14)に実質的に上から押し込まれる、前記手保持装置(69)上に設けられたループ状、リング状、又はアイレット状の装置(70)が前記フック状装置(14)に自動ロック式に固定されるように、配置されており、
    前記フック状装置(14)は、前記ポールグリップ(1)の手側の上部領域(31)に配置されており、
    前記フック状装置は、保持マンドレル(14)又は保持ピンを備え、これは、前記グリップ本体(3)から前記手側(44)へ離して設置されて上に開いた挿入スロット(71)を形成しているか、又は、前記グリップ本体(3)の切り込み(16)を形成しており、
    前記ロック手段は、保持突起(9)の形で形成され、これは、突っ張った位置において、前記ループ状、リング状、又はアイレット状の装置(70)のための力に対して制限される領域(15)を下向きに画定している、
    ポールグリップ(1)であって、
    前記保持マンドレル(14)若しくは保持ピンの上側領域(66)、又は前記保持マンドレル(14)若しくは保持ピンの全体が、復元力に抗して、走行方向(30)に見て横方向両側に(72)振れることが可能であることを特徴とする、
    ポールグリップ(1)。
  2. 前記保持マンドレル(14)は、マンドレルブロック(26)に取り付けられているか、又は、その上に成形されており、前記マンドレルブロック(26)は、力つまり復元力に抗して回転軸(73)の周りに回転可能であるように、前記グリップ本体(3)に直接的又は間接的に取り付けられており、前記回転軸(73)は、好ましくは、ポール軸(29)に実質的に垂直で、且つ、実質的に走行方向(30)に向いており、好ましくは、前記回転軸(73)は、前記ループ状、リング状、又はアイレット状の装置(70)のための前記領域(15)の下側に配置されており、特に好ましくは、2〜25mm、又は10〜15mm、又は5〜12mm下側に配置されている、ことを特徴とする、請求項1に記載のポールグリップ。
  3. 前記マンドレルブロック(26)は、前記保持マンドレル(14)によって形成される上側部分と、下側部分(74)とを備え、この下側部分(74)は、前記グリップ本体(3)又は保持ブロック(82)上の接触面(37,78,104)と接触する前面(36,78a)を有し、これらの面を通り抜ける軸(27,53,88)が設けられており、好ましくは、これらの面は、前記マンドレルブロック(26)が横に振れるときに、互いに対して摺動し、好ましくは、前記下側部分の軸方向長さは、前記保持マンドレル(14)によって形成される前記上側領域の軸方向長さと少なくとも同じ長さであり、好ましくは1〜2倍の長さである、ことを特徴とする、請求項2に記載のポールグリップ。
  4. 前記グリップ本体(3)又は保持ブロック(82)に、走行方向(30)に水平な第1の貫通開口部(34,86)が設けられており、前記マンドレルブロック(26)に、同軸の第2の貫通開口部(28)が設けられており、
    固定ピン(27)又はねじ(88)が、回転軸として、前記第1及び第2の貫通開口部(28,86,34)を少なくとも部分的に通って延びるように配置されており、
    好ましくは、前記グリップ本体(3)又は前記保持ブロック(82)上の接触面(37,87,104)と、前記マンドレルブロック(26)上の前方接触面(36)とが、対応する係止輪郭(39〜41)を有し、この係止輪郭は、形状結合によって前記保持マンドレル(14)が垂直に配置される基本位置を規定し、且つ、解除力に達した後にのみ横の振れを可能とし、好ましくは、さらに、回転に対する側方の最大停止部(44)が設けられているか、
    又は、前記グリップ本体の凹所(4)の、前記保持ブロック(82)の上側に、中にロックピン(7)が移動可能に取り付けられた固定ブロック(6)が配置され、前記固定ブロック(6)は、ばね(23)の力に抗して部分的に回転可能又は旋回可能であるように前記凹所(4)に取り付けられており、前記マンドレルブロック(26)は前記保持ブロック(82)に回転可能に取り付けられており、前記固定ブロック(6)は、前記マンドレルブロック(26)に面する領域に、下向きの、好ましくはV字形の延長部(39a)を有し、前記延長部は、前記マンドレルブロック(26)の好ましくは同様にV字形の凹所(94)に係合し、その結果、前記マンドレルブロック(26)が横に振れるときには、前記延長部(39a)は上方に移動し、前記固定ブロック(6)は前記ばね(23)の力に抗して前記凹所(4)内で傾けられ、好ましくは、マンドレルブロック(26)と、保持ブロック(82)と、固定ブロック(6)と、同様に前記凹所(4)に少なくとも部分的に配置されており、好ましくは、前記グリップ本体の上部ヘッド端部に配置されている解除ボタン(18)とが、結合されたユニットとして形成されており、このユニットは、前もって組み立てられた状態で、前記凹所(4)に全体として挿入されており、その中に固定されている
    ことを特徴とする、前記請求項2又は3の何れか一項に記載のポールグリップ。
  5. 前記固定ピン(27)は、前記マンドレルブロック(26)に、好ましくは、圧入して、接着して、ねじ込んで、又はこれらを組み合わせによって、固定されており、前記グリップ本体の方を向き且つ前記マンドレルブロック(26)を越えて突出する前記固定ピン(27)の自由端が、前記第1の貫通開口部(34)を通り抜け、その後方に位置する拡大領域(51)にて、固定部材(33)を用いて、軸方向に移動できないように固定されており、好ましくは、前記固定部材(33)は、前記第1の貫通開口部(34)に配置されている少なくとも部分的に中空円筒形の領域(33)と、その後方に位置して前記第1の貫通開口部(34)の直径より大きい直径を有する半径方向に広がった領域(42)とを有し、さらに、好ましくは、前記固定部材(33)は、前記固定ピン(27)が挿入されることで自動的に固定するように形成されている、及び/又は、軸スロット(43a)を有する、ことを特徴とする、請求項4に記載のポールグリップ。
  6. 前記グリップ本体(3)に、走行方向(30)に、水平な第1の貫通開口部(34)が設けられており、前記マンドレルブロック(26)に、同軸の止まり穴開口部(75)が設けられており、支えピン(53)が回転軸として前記第1及び第2の開口部(34,75)を少なくとも部分的に通って延びるように配置されており、前記支えピン(53)は、前記グリップ本体から外へ、ばね力(55)に抗して動かすことができ、好ましくは、前記グリップ本体(3)上の接触面(37)と前記マンドレルブロック(26)上の前方接触面(36)とが対応する係止輪郭(59,60,78,78a)を有し、前記係止輪郭は、形状結合を用いて、前記保持マンドレル(14)が垂直に配置される基本位置を定め、解除力に達した後にのみ横の振れを可能にする、ことを特徴とする、前記請求項2又は3の何れか一項に記載のポールグリップ。
  7. 前記係止輪郭は、前記基本位置で接触している互いの前記接触面に、くぼみ(59)と対応する隆起部(60)との形で、好ましくは、少なくとも1つの球冠状の隆起部(60)と対応する球冠状のくぼみ(59)との形で、設けられており、好ましくは、これらの係止輪郭は、前記支えピン(53)の垂直下方又は上方に配置されている、ことを特徴とする、請求項6に記載のポールグリップ。
  8. 前記支えピン(53)は、固定アイレット(54)及び固定ピン(61)を用いて、前記止まり穴開口部(75)に固定されており、好ましくは、前記グリップ本体(3)へと突出する領域で、圧縮荷重された螺旋状ばね(55)によって少なくとも部分的に包囲されており、好ましくは、前記螺旋状ばね(55)は、前記第1の貫通開口部(34)の背後に配置される拡大部にのっており、さらに、好ましくは、自由端が端部部材(52)で制限され、好ましくは、前記グリップ本体の凹所(4)に、中にロックピン(7)が移動可能に取り付けられている固定ブロック(6)が配置されており、前記支えピン(53)は、前記固定ブロック(6)の下側延長部(79)の貫通開口部を通り抜けている、ことを特徴とする、前記請求項6又は7の何れか一項に記載のポールグリップ。
  9. 前記グリップ本体(3)上の前記保持マンドレル(14)の下側領域(65)が、実質的に、柔軟でない材料から形成されており、上側領域(66)、又は、少なくとも前記下側領域(65)と上側領域(66)との間の移行領域が柔軟な材料から形成されており、その結果、前記上側領域(66)は前記下側領域(65)に対し復元力に抗して振れることができ、好ましくは、前記下側領域(65)は、取り付けられたループ/アイレットのための前記領域(15)の最下点の垂直上方で終わっており、好ましくは、1〜3mm上方で終わっており、好ましくは、前記下側領域(65)と前記上側領域(66)との間の前記移行領域(67)において、前記下側領域の材料は、少なくとも部分的に、前記保持マンドレル(14)が延びる方向に沿って延びる延長部(68)の形で、前記上側領域(66)へと延びており、前記上側領域(66)又は前記移行領域の材料は、この延長部(68)を少なくとも部分的に、好ましくは完全に取り囲んで、この延長部(68)を取り囲んでおり、さらに、好ましくは、前記延長部(68)は、円筒形、直方体、縁に丸みがあるものやないもの、自由端にさらに延長部があるものやないもの、鋸歯状の縁があるものやないものを含む、ことを特徴とする、前記請求項2又は3の何れか一項に記載のポールグリップ。
  10. 前記保持マンドレル(14)は、マンドレルブロック(26)に取り付けられているか、又はその上に成形されており、前記マンドレルブロック(26)は、復元力に抗して第1の回転軸(73)の周りに回転可能であるように、前記グリップ本体(3)に直接的又は間接的に取り付けられており、前記第1の回転軸(73)は、ポール軸(29)に実質的に垂直であり、且つ、実質的に走行方向(30)に向いており、前記マンドレルブロック(26)は、前記ポール軸(29)に実質的に垂直であり且つ走行方向(30)に実質的に垂直である第2の回転軸(121)の周りに、最大30°、好ましくは最大15°又は最大10°若しくは5°の角度だけ傾斜可能であり、好ましくは、前記第2の回転軸(121)は、前記第1の回転軸(73)の下側に配置されており、さらに、好ましくは、前記第2の回転軸(121)の周りの傾斜運動時に、前記ループ状、リング状、又はアイレット状の装置(70)のための前記制限された領域(15)が解放され、これは、少なくとも部分的に、ロックピン(7)を維持した状態で、前記傾斜運動によって引き起こされる固定ブロック(6)の移動によって起こる、ことを特徴とする、前記請求項の何れか一項に記載のポールグリップ(1)。
  11. 前記グリップ本体(3)の凹所(4)に、好ましくは軸(11)の周りに回転可能又は旋回可能に、ロックピン(7)と前記ロックピン(7)のガイドとを備えた別体の固定ブロック(6)が取り付けられており、前記凹所(4)は、好ましくは、ヘッド領域(31)の側方が前記グリップ本体(3)によって形成されるように走行方向(30)に延びる凹所として形成されており、及び/又は、解除ボタン(18)が、好ましくは上部ヘッド端部に上から作動させることができるように、設けられており、これを用いて、前記固定ブロック(6)全体を傾けてループ(70)を解放できるか、又は、前記解除ボタン(18)上の対応する連結リンク(101)と、前記ロックピン(7)を通ってガイドされる横ピン(20)とを介して、前記ロックピン(7)を前記固定ブロック(6)の内部へと押し戻して前記ループ(70)を解放することができる、ことを特徴とする、前記請求項の何れか一項に記載のポールグリップ(1)。
  12. 前記フック状装置は、ポール軸に実質的に平行に配置されている保持マンドレル(14)又は保持ピンを有し、これは、前記グリップ本体(3)から手側に離して設置されている挿入スロットを形成しているか、又は、前記グリップ本体(3)に切り込みを形成しており、前記挿入スロットの深さは、好ましくは、前記保持マンドレル(14)又は保持ピンの幅及び厚さよりも大きく、
    及び/又は、前記フック状装置(14)は、3〜15mmの範囲、好ましくは4〜8mmの範囲の幅を有し、前記フック状装置(14)は、特に好ましくは、少なくとも部分的に、前記ポール軸に垂直に実質的に楕円形又はレンズ状の断面を有し、短い主軸は前記グリップ本体に向いており、
    及び/又は、前記挿入スロットは、5〜30mmの範囲、好ましくは10〜15mmの範囲の深さを有する
    ことを特徴とする、前記請求項の何れか一項に記載のポールグリップ(1)。
  13. 前記保持突起(7)は、グリップヘッド又は前記グリップヘッドに取り付けられている固定ブロック(6)に移動可能に取り付けられており且つ走行方向(30)に向いているロックピン(7)の形で形成されており、前記ロックピンは、好ましくは、水平か、又は走行方向(30)に傾斜しており、前記ロックピン(6)の前方領域(9)は、前記取り付けられたループ又はアイレットのための前記領域(15)に面する下側に、好ましくは、水平且つ走行方向に横に延びる溝の形をした、凹状のくぼみ(10)を有する、ことを特徴とする、前記請求項の何れか一項に記載のポールグリップ(1)。
  14. 前記ポールグリップ(1)は、下側のグリップ本体領域とヘッド領域(31)とを有し、前記下側のグリップ本体領域は、前記ポールグリップ(1)の下側の把持領域を形成しており、且つ、下端にポール管(2)用の凹所(5)を有し、前記ヘッド領域(31)は、前側の延長部(32)を有し、これは、実質的に段部なしに、前方ポールグリップ領域の上側の抱持領域へとつながり、前記前方ポールグリップ領域(10)の前記延長部(32)は、走行方向(30)に前記抱持領域を超えて突出した突出部で形成されており、
    上記突出部は、把持領域の走行方向(30)の平均延長部の50%を超え、前記ヘッド領域(31)の走行方向(30)を横切り且つポールの長手軸(29)を横切る方向に測定して最も広いところに配置された前記ポールの長手軸(29)を横切り且つ走行方向(30)を横切り配置された前記ヘッド領域(31)の横軸と、前記延長部(32)の最前先端とによって確定される前記ヘッド領域(31)の切断面が、前記ポールの長手軸(29)から90〜135度の範囲の鈍角をなしており、
    前記ヘッド領域(31)は、好ましくは、この切断面において、丸い輪郭を有し、前記走行方向(29)に面するその前方部分は、好ましくは、実質的に第1の円の円弧によって画定されており、走行方向に逆向きのその後方部分は、実質的に第2の円の円弧によって画定されており、これら円の中心は、前記走行方向(29)に沿って、0.5〜6cmのずれで互いからずれて配置されており、前記第1の円の曲率半径は、後方ポールグリップ領域の前記第2の円の曲率半径よりも小さい
    ことを特徴とする、前記請求項の何れか一項に記載のポールグリップ(1)。
  15. 前記請求項の何れか一項に記載のポールグリップ(1)と、好ましくは一部品からなる又は要件に応じて調節可能な複数部品からなるポール管(2)と、ポール先端部とを備えた、あるいは、さらに、特にハンドストラップ又は手袋の形の、ループ状、リング状、又はアイレット状の装置(70)が設けられた手保持装置(69)と組み合わせられた、ポール、特に、歩行用杖、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリースキーポール、又はノルディックウォーキングポール。
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