JP7385578B2 - ポールハンドル - Google Patents

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Description

本発明は、ポールハンドルに関し、特に、杖、トレッキングポール、(クロスカントリー)スキーポール、及びノルディックウォーキングポールのためのポールハンドルに関する。ポールハンドルは、特にハンドストラップ又はグローブの形態の手保持デバイスを締結するためのフック状デバイスを伴うハンドル本体を有する。本発明は、さらに、このようなポールハンドルを有するポール、及びこのようなポールハンドルの組立のための方法に関する。
例えば特許文献1で知られているようなデバイスの場合、フックがポールハンドルに設けられており、硬い金属バーから形成された剛体のブラケットのようなデバイスが、当該グローブの親指と人差し指との間の領域に設けられている。ブラケットの長く真っ直ぐな脚部がフックの狭いスロットへと導入され、フック状デバイスは、ブラケット、ひいてはグローブを、ポールハンドルに固定する。
スロットは、フックの底部において若干幅広とされており、これは、ブラケットがフックへと挿入されるとき、まずブラケットがフックの2つの脚部を互いから若干離すように押し(材料変形)、ブラケットが幅広部分へと押しこまれると脚部がその元の位置を回復することを意味する。
フック状デバイスの弾性変形が、ブラケットのフックへの容易な固定を確保し、かつ、ブラケットがフックから簡単に滑り出ることを回避するために、利用される。
このようなデバイスに伴う問題は、とりわけ、一般的にプラスチック又は金属から形成されるこのような構成要素の繰り返しの変形は疲労の兆候が現れるために望ましくないという事実である。
さらに、非常に温度に依存する材料の弾性変形の挙動の問題が特にある。変形によって得られる固定作用が、温度が異なると設定できないし一定にもできないということがある。解放を明確な様態で定めることができず、解放値は、再現できないし、できたとしても大きな困難を伴ってのみ再現できるというのが通常の場合である。
これは、特にスポーツにおいては、一方では異なる天候条件の結果として、そして他方では使用中に起こる昇温の結果として、非常に大きな温度差が不可避であるため、受け入れることができない。
特許文献2は、次のようなポールハンドルを開示している。この例では、手保持デバイスに締結する剛体のリング又はブラケットが、手保持デバイスに向けて方向付けられたハンドルの表面に配置された水平のスロットの形態の開口へと押し込まれることが可能である。そのおかげで、ポールハンドルと手保持デバイスとの間の連結が確立される。前記スロットは、ハンドルの軸に対して垂直に配置され、良好な締結を提供するために細い必要があり、ポールハンドルに締結するために、手保持デバイス、又は、そこに締結された剛体のブラケットを前記スロットに導入することは、相応に労力のいる作業である。この目的のために、ブラケットはスロットに対して正確に位置決めされる必要があるが、実際には実行するのが難しい。
特許文献3は、ハンドル本体を有し、特にハンドストラップ又はグローブの形態の手保持デバイスを締結するためのフック状デバイスを有する、特に杖、トレッキングポール、(クロスカントリー)スキーポール、及びノルディックウォーキングポールのためのポールハンドルを開示している。フック状デバイスへと上方から押し込まれる手保持デバイスに設けられたループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスが自己掛かり止めの作用でフック状デバイスに固定されるように、掛かり止め手段がフック状デバイスの領域に配置されている。ループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスをフック状デバイスから取り外す目的のために、先に囲まれた領域を解放し、デバイスが上方向へと再び取り外しできるように、掛かり止め手段を変位又は回転させるために使用できる押しボタンをハンドル頭部は有する。解放機構を伴うこの自己掛かり止め機構は取り扱いを容易にするが、比較的複雑であり、すべての対象群に対して適切ではない。
特許文献4は同様のポールハンドルを開示しているが、この場合には、自己掛かり止めで締結する目的のためのデバイスは、特に好ましくはブラケット又はループの形態の手保持デバイスに設けられた結合要素を受け入れるための、少なくとも1つの開口を備えている。デバイスは締め付け要素を有している。締め付け要素の導入位置において、デバイスの開口は、ポールハンドルに連結されていない手保持デバイスの結合要素が前記開口へと導入できるように露出されている。締め付け要素の傾斜がデバイスを、開口が閉じられ、結合要素が開口において捕獲される、そういった係止位置へと移動させることができる。
特許文献5は、挿入体に連結されたストラップを備えるハンドストラップを有するハンドルを開示している。ハンドルの本体は長手軸に沿って配向される。挿入体筐体が本体の上端に配置され、そのため挿入体は、軸と平行な方向に沿って筐体へと挿入される。係止機構が挿入体を筐体において保持し、機構の係止解除は、挿入体が挿入体の導入方向と反対の方向に変位させられることで直接的に作動させられる。係止機構は係止手段を備え、係止手段は本体に対して移動させられ得る。
米国特許第5,516,150号明細書 米国特許第5,110,154号明細書 国際公開第2006/066423号 国際公開第2007/090310号 欧州特許出願公開第2745888号明細書
ブラケット又はループの形態の結合要素を伴う手保持デバイスが、自己掛かり止め作用でポールハンドルに締結され得、必要な場合には前記締結から再び容易に解放されることも可能な、単純化されているが安定した信頼できるポールハンドルの設計を提供することが、本発明の目的である。
本発明の目的は、請求項1の特徴を有するポールハンドルによって達成される。
本発明は、ハンドル本体を有し、特にハンドストラップ又はグローブの形態の手保持デバイスを締結するためのフック状デバイスを有する、例えば杖、トレッキングポール、(クロスカントリー)スキーポール、及びノルディックウォーキングポールのためのポールハンドルに関する。手保持デバイスに設けられ、フック状デバイスへと本質的に上方から押し込まれるループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイス(例えば、国際公開第2006/066424号によるもの)が自己掛かり止めの様態でフック状デバイスに固定されるように、(回転可能な掛かり止め手段を伴うデバイスではなく、回転することなく軸に沿って変位させられ得る掛かり止め手段であり、掛かり止め手段は、それ自体が、押込まれたループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスを拘束する構成要素である)変位可能な掛かり止め手段がフック状デバイスの領域に配置されている。
これらは、明確に変位可能に取り付けられた掛かり止め手段であり、例えば、序論において言及された特許文献1における場合のように、掛かり止め作用が材料の変形又は回転によって確保される設計ではない。これは、すでに言及されているように、そのような設計では、対応する材料変形が非常に温度に依存し、そのため、特に低温において取り外しの力が大きすぎ、又は、高温において小さすぎ、作用が疲労又は材料の経年劣化及び硬化によって損なわれるという大きな欠点を有するためである。
ここで提案されているポールハンドルの場合、フック状デバイスは、ポールハンドルの上方領域の手側に配置され、手側の方向においてハンドル本体からずれている保持突起又は保持ピンを備え、これによって上向きに開放した導入スロットが形成され、又は、ハンドル本体における切込みの形態で配置されている。
掛かり止め手段は、支え位置において、ループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスのための領域を下方向において定める拘束ノーズの形態で設計され、前記領域は力に抗して閉じられる。
提案されたポールハンドルは、例えば、特許文献3又は特許文献4で知られているような設計と対照的に、フック状デバイスへと押し込まれるループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスを拘束領域から、力のいらない態様で、又は、相当により小さい力に抗して、取り外せるようにする、使用者によって掛かり止め手段を能動的に変位又は自由にさせることができる手段を正確には有さず、手保持デバイスが所定の過程でポールハンドルから分離されることを特に特徴とする。
驚いたことに、掛かり止め手段が、ポールハンドルにおいて、回転可能又は傾斜可能な要素ではなく、変位可能な要素の形態で取り付けられる場合、特許文献3又は特許文献4で知られているような本来的に非常に堅実であるが比較的複雑な設計は、特許文献3又は特許文献4による解放機構がない場合であっても、多くの用途にとって十分に役に立ち目的を果たし得ることが分かった。特に、ここで提案するような設計は、驚いたことに、低温においても、又は、要求されていない超高温においても、なおも適している。
特許文献3又は特許文献4で知られているような設計と対照的に、ここで提案する設計の手保持デバイスは、掛かり止め手段がループを再び自由にするまで明確に上向きに引っ張られる手保持デバイスによって、掛かり止め手段が一時的に変位できる結果として、ポールハンドルへのその締結から解放される。この機能は、特許文献3又は特許文献4で知られているような設計の特定の実施形態においては、安全用の解放の形態で同様に設けられているが、これは、ポールハンドル(の頭部)に設けられ、掛かり止め手段を導入スロットからある程度まで変位又は回転させる別体の解放機構、つまり、ボタン、レバーなどとの組み合わせで常に提供されており、そのためこの場合、ループは本質的に力のいらない様態でスロットから取り外しできる。
また、特許文献3又は特許文献4によるこれらの設計における安全用の解放に必要とされる力は、ここで提供されている掛かり止め手段の取り付けに関して設定される力より相当に大きい。具体的に言えば、(本質的に、ループの導入方向と平行に)ハンドストラップを取り外す目的のために、60~100Nの範囲、好ましくは70~90Nの範囲にある力を設定することが、本発明の状況における典型的な場合である。
本発明の第1の好ましい実施形態は、掛かり止め手段は、復元力に抗して変位方向に沿って変位し得る係止ピンの形態で設計され、係止ピンは、保持突起に、及び/又は、ハンドル本体の内側停止部に、当たって支持され、係止ピンの前領域は、保持突起の後ろで、導入スロット又は切込みへと突出し、ループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスのための拘束領域の上方向を画定し、ハンドル本体内の後領域は、開口に変位可能な様態で取り付けられていることを特徴とする。
復元力は、例えば、開口に設けられる特につる巻きばねの形態のばねによって確保でき、例えば、つる巻きばねは、ポールハンドルに向けて方向付けられる係止ピンの端部分の周りで少なくともある程度まで係合する。
ポールハンドルは好ましくはポール軸に沿って延び、保持突起の後ろの導入スロット又は切込みは、ポール軸と本質的に平行に延びる導入方向を定める。したがって、極めて特に好ましい実施形態によれば、保持突起の方向の係止ピンの変位方向が、上向きに方向付けられたポール軸方向と90°未満の角度φを成す。
一方では、ポールハンドルからの意図しない解放に抗するループ又はアイレットの十分な固定が確保され、前記ループ又はアイレットが上方から容易に導入されることも可能であり、他方では、十分に容易な取り外しも可能であることは、まさにこの配置のおかげである。
実際、同様に好ましい実施形態によれば、係止ピンの後ろ又は下にループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスを導入するために必要である力が、ループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスを取り外すために必要である力より小さくなるように、例えば設計の意味において、物を配置することは特に容易である。
これは、使用者がハンドストラップをポールハンドルに締結することがより容易になるべきであるため、また、掛かり止め力がポールハンドルにおけるハンドストラップの通常の荷重に対応することから掛かり止め力がより容易にかかり得るため、重要であり有利である。対照的に、ハンドストラップがハンドルから意図せず解放されることは可能となるべきではなく、取り外しの力は導入の力より大きくなるべきである。典型的には、ループを保持突起の後ろで掛かり止めするための導入の力は、50~70Nの範囲であり、好ましくは55~65Nの範囲であり、解放の力は、70~90Nの範囲であり、好ましくは75~85Nの範囲である。力は、ここでは、導入方向と平行に、つまり、本質的にポール軸と平行に測定されることに留意する。
角度φは、ここでは、好ましくは60~85°の範囲であり、特に好ましくは70~80°の範囲又は72~77°の範囲である。75°域の角度が理想的である。さらなる好ましい実施形態によれば、保持突起に向けて方向付けられる係止ピンの先端が、ドーム形状又は半球形の丸みを有し、これは、特に角度が先に明示されたように設定される場合、特に温度が変わる場合において、導入及び取り外しをさらに容易する。
あるいは、力の関係が逆となることも可能である。つまり、係止ピンの後ろ又は下にループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスを導入するために必要である力が、ループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイスを取り外すために必要である力より大きくなることも可能である。これは、例えば、保持突起の方向の係止ピンの変位方向が、上向きに方向付けられたポール軸方向と、90°より大きく、好ましくは95~120°の範囲であり、特に好ましくは100~110°の範囲又は102~107°の範囲である角度φを成す場合である。
静止状態における係止ピンの先端が、保持突起と接触している、又は、保持突起から、1mm以下で、好ましくは0.5mm若しくは0.2mm以下で離間されることが可能である。半球形の丸み及び前述の角度と組み合わされてのこの程度の若干の距離は、特に優れた設計である。
係止ピンは、好ましくは、金属、又は、例えば特にポリアミド若しくはポリプロピレンのガラス繊維強化高強度プラスチックから成る。好ましくは例えばポリプロピレンといった熱可塑性材料のハンドル本体では、ハンドル本体が、特定のハンドル領域において、例えばより軟質のプラスチック材料(例えばエラストマ材料)又はコルク被覆といった他の材料から作られる被覆又は挿入体を有することも可能である。
係止ピンは、導入スロット又は切込みに隣接する領域において、前領域がハンドル本体の内部の方向において幅広である円筒形の案内開口においてある程度まで案内されるように、ハンドル本体に、特に好ましくは円筒(金属)ピンの形態で、変位可能な様態で取り付けられ、段差が、前述の開口に関連して形成されている。
内側において前領域に隣接して、係止ピンは、外半径が、前述の開口の内半径に本質的に対応する、又は、前述の開口の内半径より小さいが案内開口の半径より大きい周囲カラーを有し得る。
係止ピンの後領域は、好ましくはハンドル本体の内部の方向に前記カラーに続き、カラーより小さい外半径を有し、好ましくは、係止ピンの前領域と同じ外半径、又は、係止ピンの前領域よりいくらか小さい外半径を有する。
そして、つる巻きばねが前記後領域を包囲してカラーに突き当たることができる。つる巻きばねは、中空円筒のエラストマばねによって、又は、概してエラストマばねによって置き換えられてもよく、そしてエラストマばねは、例えば閉鎖ペグと係止ピンの内側端との間に配置されている。この場合には、係止ピンの後端は、カラーの後ろにおけるいくらかのずれ又は段差の形成のない円筒形とすることができる。
好ましくは、少なくとも前領域において、好ましくは前領域と後領域とにおいて、係止ピンは、1~8mmの範囲、好ましくは2~6mmの範囲、特に3~5mmの範囲の直径を有する。
さらに好ましい、いわばモジュール式とされる実施形態は、保持突起と、係止ピンと、係止ピンのための案内部とを伴う別体の定着ブロックが、ハンドル本体の開口内に移動不可能の様態で定着され、その開口は、好ましくは、進行方向に延びる開口の形態で構成され、そのため、頭部領域がハンドル本体によって横に形成されていることを特徴とする。前記定着ブロックは、好ましくは、少なくとも1つ、又は好ましくは2つの横断ピンを介して、ハンドル本体内に定着されている。
定着ブロックは、係止ピンのための貫通通路開口部を有してもよく、前記貫通通路開口部は、好ましくは金属又はプラスチックから作られる閉鎖ペグによって定着ブロックの後ろ側において閉じられる。閉鎖ペグは、接着接合、圧入、捩じ込み、クリック止め、又はそれらの組み合わせによって挿入され得る。定着ブロックは、係止ピンのための案内円筒部と、進行方向に対して横断して延びる少なくとも1つの貫通孔(重量節約の方策として)とを有してもよい。
さらなる好ましい実施形態は、定着ブロックは、ポール軸に対して横断して延びる2つの貫通通路開口部、又は、各々の場合で有底孔の形態で両側に設計される窪みを有し、対応する横断ピンを用いて、ハンドル本体内の開口に定着され、横断ピンのうちの少なくとも1つ、好ましくは、ハンドル頭部の方向にさらに上方に配置される横断ピンは、ハンドル頭部を上方向において少なくともある程度までに画定する被覆キャップを定着させるようにも供され、好ましくは、被覆キャップは、対応する横断ピンのための貫通通路開口部を伴う下向きに方向付けられた定着アームを有することを特徴とする。
少なくとも外向きに露出される領域において、ハンドル頭部の上面を形成する凸状面を有する前記被覆キャップは、滑り止め及び/若しくは軟質(プラスチック)の被覆(例えば、2つの部品の構成要素を形成する)が設けられ得る、又は、対応する滑り止め及び/若しくは軟質の材料から成り得る。
ポールハンドルは、好ましくは、ポールハンドルの下方グリップ領域を形成し、下端においてポールシャフトのための開口を有する下方ハンドル本体領域を有し、頭部領域も有する。頭部領域は前において拡張部分を好ましくは有し、拡張部分は、前ポールハンドル領域において、上方グリップ領域へと本質的に滑らかに融合する。
好ましくは、前ポールハンドル領域において、拡張部分は、進行方向において見たときにグリップ領域を超えて突出する張り出し部で形成されている。張り出し部は、ここでは、好ましくは、進行方向においてグリップ領域の平均的な広がりの50%超である。さらに好ましくは、拡張部分の最頂上と、ポールの長手軸に対して横断し、進行方向に対して横断して配置されている頭部領域の横断軸とによって定められ、頭部領域が、進行方向に対して横断し、ポールの長手軸に対して横断して測定されるときに最も幅広である場所に配置されている頭部領域の断面は、ポールの長手軸から、好ましくは90~135度の範囲である鈍角で斜めにされている。
前記断面において、頭部領域は、好ましくは、丸められた輪郭を有する。進行方向に見たときに前記輪郭の前部分は、好ましくは第1の円の円弧によって本質的に定められ、進行方向と反対に見たときに前記輪郭の後ろ部分は、第2の円の円弧によって本質的に定められる。前記第1の円の中心点と前記第2の円の中心点とは、好ましくは進行方向に沿って0.5~6cm互いに対してずれており、第1の円の曲率半径は、後ポールハンドル領域における第2の円の曲率半径より小さい。
本発明は、特に杖、トレッキングポール、(クロスカントリー)スキーポール、又はノルディックウォーキングポールといったポールであって、先に述べたようなポールハンドルを有し、好ましくは一体からなる、又は、必要に応じて調節のために(シャフト部分の外側締め付け及び/又は内側締め付けを伴う)2つ以上の部片からなるポールシャフトを有し、ポール先端を有する、ポールにも関する。これは、単独で、又は、ループ形態、リング形態若しくはアイレット形態のデバイスが設けられた、特にハンドストラップ若しくはグローブの形態の手保持デバイスとの組み合わせで(例えば、国際公開第2006/066424号によるもの)、提供される。ここで提案されているポールハンドルとの組み合わせでは、好ましくは以下のようなハンドストラップが使用される。このハンドストラップは、手のための導入開口部と、手の甲のための第1の出口開口部と、親指のための第2の出口開口部とを備える。手保持デバイスは、親指と他の指との間で案内され、結合要素が設けられ、解放可能機構における自己掛かり止め作用でポールハンドル内に又はポールハンドルに締結され得る、第1のストリップも有する。ハンドストラップは、第1のストリップが手の外面を向く結合要素の側における少なくとも一部の領域において弾性設計のものであることを特徴とする。このようなハンドストラップは、例えば国際公開第2016/037940号で知られており、ハンドストラップに関連するその開示の内容は、本明細書において明示的に含まれている。
最後に、本発明は、先に述べたようなポールハンドルを組み立てるための方法に関する。この方法は、係止ピンは、定着ブロックの後ろ側から、開口へと、特に、案内開口へと、定着ブロックに押し込まれ、つる巻きばねが押し込まれ、開口は閉鎖ペグによって後ろ側において閉じられ、次に、定着ブロックは、ポールハンドルのハンドル本体内の開口へと挿入され、次に、存在する場合、被覆キャップが挿入され、ハンドル頭部の最終的な表面を本質的に閉鎖し、前先端領域において好ましくは掛かり止めされ、次に、横断ピンが定着ブロックと被覆キャップとを定着させるために使用され、定着ブロックを定着させるための横断ピンのうちの1つが、被覆キャップを嵌めるためにも使用され得るということを特に特徴とする。
さらなる実施形態は従属クレームに明記されている。
後上方(手側)斜めから見たときのポールハンドルの斜視図である。 前上方(前側)斜めから見たときのポールハンドルの斜視図である。 上方から見たときのポールハンドルの図である。 下方から見たときのポールハンドルの図である。 後ろから見たときのポールハンドルの図である。 図5におけるA-Aに沿った、進行方向と平行なポールハンドルの軸方向断面図である。 図6におけるZの詳細図である。 ポールハンドルの分解図である。
説明の目的のためだけに供し、限定となるように解釈されるべきではない本発明の好ましい実施形態が、図面を参照して以下に記載される。
図1は、後上方斜めから見たハンドストラップが掛かり止めしていないポールハンドルの側面図であり、図2は、前上方斜めから見たポールハンドルの側面図を示している。図3及び図4は、それぞれハンドルを上方及び下方から見た図を示している。図5は、後方から見たときのポールハンドルを示している。
ポールハンドル1は、進行方向30に関して見たときの前側45と手側44とを有する。
下側において、ポールハンドル1は有底孔5を有し、ポールシャフト2が有底孔5へと押し込まれ、有底孔5に定着される。
ポールハンドル1は事実上のハンドル本体3を有し、通常、手はハンドル本体3の下方領域の周りを把持する。頭部領域31が、ポールハンドル1の上方領域に設けられており、前部においてハンドルノーズ又は拡張部分32を有し、拡張部分32は、前先端55の方向に向けて丸められており、ポールハンドルを前に向けて調和させて拡張している。
前方におけるこの拡張領域32は、使用者が例えば山を下り進むためにポールを使用するとき、又は、単に使用者が最も上の領域でポールを把持したいとき、使用者によって快適に把持され得る。
したがって、上を向くこの領域には被覆部材33も設けられており、前記被覆部材は、窪み又はリブの付けられた凸状外面57を有し、比較的軟質の又は滑らない(例えば、熱可塑性エラストマ(TPE)又はEVAから作られる)表面被覆33aを有する。
ハンドル本体3は、例えば、(ガラス繊維強化)ポリアミド又はPPの硬いプラスチックから成り、進行方向30に見たとき、露出した硬いプラスチックの領域54に並んで前と後ろに、把持の快適性の向上のために、コルク挿入体53、又は、熱可塑性エラストマ(TPE)若しくはEVAから作られた挿入体を有する。
ここでは、ハンドストラップ41は、手にしっかりと固定されるハンドストラップの形態で構成されており、(例えば国際公開第2016/037940号で知られているような)3つの開口部を有する。ハンドストラップ41は、剛体で伸長不能な耐引き裂き性の材料(例えば、Dyneema(登録商標)などの編まれたUHMwPE)から作られたループ42を有する(図6参照)。
前記ループ42は、ループ42が保持突起14を越えて引き込まれることによって、ハンドストラップ41全体をポールハンドル1に締結させることができる。
前記保持突起14、又は、前記保持突起14を囲むポールハンドル1のその領域は、ループ42がそれ自体で保持突起14へと掛かり止めされるように構成されている。これは、後で詳細に述べられる。
前記ポールハンドル1の頭部領域31の構成の詳細は、図6及び図7において特に良好に見られ得る。図6は、図5におけるA-Aに沿った断面を示しており、図7は、図6において示されている詳細Zの細部を示している。
手側の領域では、ハンドル頭部31は定着ブロック6を有し、定着ブロック6は前記ハンドル頭部に組み込まれている。定着ブロックは、前記定着ブロック6の開口16にある程度まで配置される保持突起14を有する。
半円形の導入スロット43が前記開口16と保持突起14との間に位置し、ループ42が前記導入スロットへと下方向に押し込まれ自己掛かり止め動作が生じることが可能である。これを容易にするために、ハンドル頭部に向けて方向付けられた前記スロット43のその領域は、凹状の導入領域17の形態で設計されている。
ループ42がハンドストラップ41を用いて十分な力で下向きに引っ張られる場合、前記スロットに配置されている係止ピン7がハンドル頭部内へと変位させられる。これはばね力に抗して行われ、ループ42は、係止ピンの回復作用によって掛かり止めし、そのためループ42は、係止ピン7の先端9の下の多かれ少なかれ閉鎖した領域15において捕らえられる。
定着ブロック6の設計の詳細は、図7を参照して最も良好に見られ得る。図7は、横断方向において貫通孔20を有する定着ブロックを示している。しかしながら、定着ブロック6が少なくとも中心領域において閉じられることも可能である。
定着ブロック6は、第一に、上方横断貫通通路開口部18と下方横断貫通通路開口部19とを有する。定着ブロック6は、ハンドル本体3の開口4へと押し込まれ、次に、下方横断ピン28及び下方横断貫通通路開口部19を用いて前記開口4において定着され、ピンは、加えてハンドルにおける貫通通路開口部52を通過する(図8参照)。
上方横断ピン27が、定着ブロック6の上方横断貫通通路開口部18と、ハンドル本体における上方貫通通路開口部51とを通過し、この横断ピンは、同時に、後で説明されるように被覆要素33をハンドル頭部において定着させるようにも供される。
定着ブロック6は、手側において一体に形成された前述の保持突起14を、一方の側において有する。前記保持突起は、開口16を介して定着ブロック6の残りの部分からずれており、そのため導入スロット43は、前述の凹状の導入面17と保持突起との間に形成されている。
ポール軸29に対して、導入方向46は、特に導入面17に沿って本質的に平行に配置されている。保持突起14の主方向は外向きにある程度まで傾斜でき、つまり、導入スロット43は若干V字形の構成のものであり得る。特に図7を参照して分かるように、保持突起14の主方向は鉛直にもでき、保持突起は上向きに先細りとなる構造にでき、これは、この図において示されているように、断面図においてV字形の導入スロット43の形成をもたらす。
導入領域17の内面において、前記内面はポールハンドルの内側に向けて方向付けられている。前記定着ブロック6の本体は案内開口49を含み、案内開口49は、定着ブロック6において係止ピン7のための貫通開口部62もある程度まで形成している。前記案内開口49は、周囲肩部13において、いくらかより大きい内径を伴う開口8まで、ポールハンドルの内側方向に拡幅している。前記開口8は、内側方向に定着ブロックの後ろ側26まで延びている。開口8は、定着ブロック6を通る貫通通路開口部の形態で構成されている。
係止ピン7は、前記段差の付けられた開口に変位可能な様態で取り付けられている。
係止ピン7は、導入スロット43へと突出する先端10を有し、ループ42を捕らえるための領域15の上側をある程度までに画定する前領域9を有する。この場合には金属、例えばステンレス鋼から作られたピンの形態で構成されているピン7は、前記前領域9に隣接して、周囲カラー11を有する。前領域及び前記カラー11は円形の断面のものである。
前記カラー11からは、内向きにピン7の後領域12に続き、後領域12はカラー11より小さい外径を有する。前記後領域12の外径は、例えば、前領域9の外径と同じであってよいが、ここでは図に示されているように、いくらか小さくてもよい。
つる巻きばね48が、開口8の内壁と後領域12の外面との間の空洞に配置されており、前記つる巻きばねは閉鎖ペグ40に当たって支えられ、閉鎖ペグ40は、後ろ側26から開口8へと押し込まれて開口8において定着されている。そのため、つる巻きばね48は閉鎖ペグ40の内面と周囲カラー11との間に位置させられ、したがってピン7を保持突起14の方向に押しつける。ピン7のための止めが肩部13によって形成され得るが、係止ピンの先端10が保持突起と接触することによって止めが形成されることも可能である。閉鎖ペグは周囲リブ24を有し、周囲リブ24は、開口部8における対応する円周溝23において係合する。したがって、ピン7及びつる巻きばね48が後ろから定着ブロック6へと押し込まれると、閉鎖ペグ40が、真っ直ぐに押され、大まかには自己掛かり止め作用で定着ブロック6に定着されることになる。追加又は代替で、接着接合が提供されてもよい。
係止ピン7の先端10は、ここでは凸状の半球の形態で設計されている。つる巻きばね48は、係止ピン7の変位可能位置を保持突起14の方向に支える。
このような設計に関連する重要な因子は、とりわけ、保持突起14の方向の係止ピン7の変位方向47が、上向きに方向付けられたポール軸29と90度未満の角度φを成すという事実である。別の言い方をすると、係止ピン7は、導入スロット43において上向きに若干傾斜させられ、これは、ループ42のための導入の力が、ループ42を領域15から取り外すために必要とされる力(典型的にはおおよそ80Nの力)より相当に小さい(典型的にはおおよそ60N)という結果をもたらす。
角度φは典型的には85度域にあり、これは、同じように、自己掛かり止め作用する導入の力が解放の力よりも相当に小さくなる結果をもたらす。これは、使用者がループを掛かり止めすることがより容易となるべきであるため有利であり、この動作は、ハンドストラップに下向きの力を受けさせることが本来的により容易であることによって支援される。ポールハンドルからのハンドストラップの意図しない分離を回避するために、ハンドストラップをポールから取り外すためには、上方向のより大きい力が必要とされるべきである。それにも拘らず、温度、水分、及び、特に例えば(クロスカントリー)スキーの場合に凍結とは明確に関係なく、対応する設計は、非常に単純で信頼できる。
また、ここで提案されるシステムは、有利にはモジュール式の設計のものである。別の言い方をすれば、すでに言及された横断ピン27及び28によって正確に、ポールハンドルに移動不可能の様態で定着される定着ブロック6がある。モジュール式の構造は、分解図である図8を参照することで最も良く分かる。ハンドル本体3における開口4は、進行方向にいわば細長い設計のものであり、ハンドル側においてさらに下へと描かれている。そのため、ある程度まで、ハンドル本体3は、頭部領域において2つの側壁58だけで形成されており、開口4が挿入部品のためにそれら側壁58の間に設けられている。
重要な挿入部品は、ここでは、先にすでに言及した定着ブロック6である。前記定着ブロックは、できるだけ剛体のプラスチックから形成され、構造的な機能のための材料を必要としない場所において横断開口20を有する。案内円筒部21が係止ピン7を案内するために設けられている。
前記定着ブロック6は、対応する横壁領域58の間で、上方から開口4へと押し込まれることができ、案内段差60、及び、開口のあわせ面61が、ハンドル頭部におけるブロックの正確な位置決めを確実にする。
次に、下方横断ピン28が横方向に差し込まれ、それによって定着ブロック6はハンドル本体において固定され得る。
次のステップでは、上方キャップ33が導入される。一方では、キャップ33は手側において切込み37を有し、定着ブロック6の上方領域は前記切込みに位置させられて途切れる。他方では、正確に嵌まる案内段差59と並ぶ被覆キャップ33は、横方向に延びる定着開口部35が下端に配置される2つの下向きの帯片形態の定着アーム34を有する。定着ブロック6が間に位置させられるハンドル本体の2つの隔壁50の外側で、前記定着アーム34は、定着開口部35が対応する貫通通路開口部51に対して同軸で並べられるまで、スロット63を通って下方向にハンドル本体へと押し込まれる。定着ブロック6が正確に挿入されたとき、貫通通路開口部51は、あらゆる場合において、定着ブロック6の上方貫通通路開口部18に対してすでに並べられている。
リブ64が設けられた凹状の内側領域36を有し、前先端に配置された内側の横断リブ39を有する被覆キャップ33の定着を確実にするために、ハンドル頭部は、前先端において、係止ノーズ56を伴う前定着ノーズ38を有する。被覆キャップ33の前先端は、ノーズ38を覆ってクリック止めされ、そこで掛かり止めされ得る。上方横断ピン27は、開口部51、35、及び18と定着ブロック6とを通じて押し込まれ、したがって、同方法で、被覆キャップ33はハンドル頭部において確実に定着され得る。
1 ポールハンドル
2 ポールシャフト
3 ハンドル本体
4 3の開口
5 ポールシャフトのための3の空洞
6 定着ブロック
7 係止ピン
8 7のための6の開口
9 7の前領域
10 7の丸められた先端
11 7の周囲カラー
12 7の後領域
13 8の周囲肩部
14 保持突起
15 締結されるループ/アイレットのための領域
16 14のための6の開口
17 6の凹状の導入領域
18 6の上方横断貫通通路開口部
19 6の下方横断貫通通路開口部
20 6の貫通孔又は有底孔
21 7のための案内円筒部
22 6の上方外側領域
23 40の24のための8における掛かり止め溝
24 40の掛かり止め突出部
25 6の側壁
26 6の後ろ側
27 上方横断ピン
28 下方横断ピン
29 ポール軸
30 進行方向
31 1の頭部領域
32 頭部領域における1の前方拡張部分
33 1の被覆要素
33a 33のエラストマ層要素
34 33の定着アーム
35 27を用いる34のための定着開口部
36 33の凹状の内側領域
37 6のための33の切込み
38 33のための3の前定着要素
39 38のための33の横断リブ又は横断横材
40 閉鎖ペグ
41 ハンドストラップ
42 ループ
43 導入スロット
44 手側
45 前側
46 導入方向
47 7の変位方向
48 つる巻きばね
49 案内開口
50 隔壁/案内壁
51 3の27のための貫通通路開口部
52 3の28のための貫通通路開口部
53 3のグリップ領域のハンドル要素(例えば、コルク又はエラストマから作られる)
54 3の露出された硬いプラスチック領域
55 31の前先端
56 38の係止ノーズ
57 33の凸状外側領域
58 開口4を横方向で画定する3の横壁領域
59 33における案内段差
60 6の側壁における案内段差
61 側壁58における案内段差
62 6の7のための貫通開口部
63 50と58との間の34のためのスロット
64 リブ支柱
φ 14に対する変位方向47とポール軸方向上向きとの間の角度

Claims (22)

  1. ハンドル本体(3)を有し、特にハンドストラップ又はグローブの形態の手保持デバイス(41)を締結するためのフック状デバイス(14)を有する、特に杖、トレッキングポール、クロスカントリースキーポールを含むスキーポール、及びノルディックウォーキングポールのためのポールハンドル(1)であって、
    前記手保持デバイス(41)に設けられ、前記フック状デバイス(14)へと本質的に上方から押し込まれるループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイス(42)が自己掛かり止めの作用で前記フック状デバイス(14)に固定されるように、変位可能な掛かり止め手段が前記フック状デバイス(14)の領域に配置されており、
    前記フック状デバイス(14)は、前記ポールハンドル(1)の上方領域(31)の手側に配置されており、
    前記フック状デバイスは、前記手側(44)の方向に前記ハンドル本体(3)からずれている保持突起又は保持ピンを備え、上向きに開放した導入スロット(43)が形成されており、又は、前記ハンドル本体(3)における切込み(16)の形態で配置されており、
    前記掛かり止め手段は、支持位置において、前記ループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイス(42)のための拘束領域(15)を下方向に定める拘束ノーズの形態で設計されており、前記拘束領域は力に抗して閉じられており、
    前記ポールハンドル(1)は、前記手保持デバイス(41)が前記ポールハンドル(1)から分離される過程で、前記フック状デバイス(14)へと押し込まれた前記ループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイス(42)が、力のいらない様態で、又は、比較的小さい力に抗して、前記拘束領域(15)から取り外しできるようにするような、前記掛かり止め手段を変位又は自由にさせることができる手段を有さず、
    前記掛かり止め手段は、復元力に抗して変位方向(47)に沿って変位し得る係止ピン(7)の形態で設計されており、前記係止ピン(7)は、前記保持突起に、及び/又は、前記ハンドル本体(3)の内側停止部に、当たって支持され、前記係止ピン(7)の前領域(9)は、前記導入スロット(43)又は前記切込み(16)へと突出し、前記拘束領域(15)の上方向を画定し、前記ハンドル本体(3)内の後領域(12)は、開口(8)に変位可能な様態で取り付けられている、
    ポールハンドル(1)。
  2. 前記復元力は、前記開口(8)に設けられる特につる巻きばね(48)の形態のばねによって確保されており、好ましくは、前記つる巻きばね(48)は、前記ポールハンドルに向けて方向付けられる前記係止ピン(7)の端部分の周りで少なくともある程度まで係合する、請求項1に記載のポールハンドル(1)。
  3. 前記ポールハンドル(1)はポール軸(29)に沿って延び、前記導入スロット(43)又は前記切込み(16)は、前記ポール軸と本質的に平行に延びる導入方向(46)を定め、前記保持突起に対する前記係止ピン(7)の変位方向(47)が、上向きに方向付けられたポール軸方向と90°未満の角度(φ)を成す、請求項1又は2に記載のポールハンドル(1)。
  4. 前記角度(φ)は、60~85°の範囲であり、特に好ましくは70~80°の範囲又は72~77°の範囲である、請求項3に記載のポールハンドル(1)。
  5. 前記ループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイス(42)を前記ポールハンドルに締結することができる力は、前記ループ形態、リング形態又はアイレット形態のデバイス(42)を前記ポールハンドルから解放するために必要である力より小さいか又は大きい、請求項1から4のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  6. 前記保持突起に向けて方向付けられる前記係止ピン(7)の先端(10)が、ドーム形状又は半球形の丸みを有し、
    好ましくは、静止状態における前記先端(10)は、前記保持突起と接触する、又は、前記保持突起から、1mm以下で、好ましくは0.5mm若しくは0.2mm以下で離間されている、請求項1から5のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  7. 好ましくは金属、又は、特にポリアミドのガラス繊維強化高強度プラスチックから成る前記係止ピン(7)は、前記導入スロット(43)又は前記切込み(16)に隣接する領域において、前記前領域(9)が前記ハンドル本体(3)の内部の方向において幅広である円筒形の案内開口(49)において案内されるように、前記ハンドル本体(3)に、円筒ピンの形態で、変位可能な様態で取り付けられており、段差(13)が、前記開口(8)に関連して形成されており、
    内側において前記前領域(9)に隣接して、好ましくは、前記係止ピン(7)は、外半径が、前記開口(8)の内半径に本質的に対応する、又は、前記開口(8)の内半径より小さいが前記案内開口(49)の半径より大きい周囲カラー(11)を有し、さらに好ましくは、前記係止ピン(7)の前記後領域(12)は、前記周囲カラー(11)に続き、前記周囲カラー(11)より小さい外半径を有し、好ましくは、前記係止ピン(7)の前記前領域(9)と同じ外半径を有し、さらに好ましくは、つる巻きばねが前記後領域(12)を包囲して前記周囲カラー(11)に突き当たっている、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  8. 少なくとも前記前領域(9)において、前記係止ピン(7)は、1~8mmの範囲の直径を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  9. 前記前領域(9)と前記後領域(12)とにおいて、前記係止ピン(7)は、1~8mmの範囲の直径を有する、請求項1に記載のポールハンドル(1)。
  10. 少なくとも前記前領域(9)において、前記係止ピン(7)は、2~6mmの範囲の直径を有する、請求項1に記載のポールハンドル(1)。
  11. 少なくとも前記前領域(9)において、前記係止ピン(7)は、3~5mmの範囲の直径を有する、請求項1に記載のポールハンドル(1)。
  12. 前記保持突起と、前記係止ピン(7)と、前記係止ピン(7)のための案内部とを伴う別体の定着ブロック(6)が、前記ハンドル本体(3)の開口(4)内に移動不可能の様態で定着されており、前記開口(4)は、好ましくは、進行方向(30)に延びる開口(4)の形態で構成されており、そのため、頭部領域が前記ハンドル本体(3)によって横に形成されており、前記定着ブロック(6)は、好ましくは、少なくとも1つ、又は好ましくは2つの横断ピン(27、28)によって、前記ハンドル本体(3)内に定着されている、請求項8に記載のポールハンドル(1)。
  13. 前記定着ブロック(6)は、前記係止ピン(7)のための貫通通路開口部(8、49)を有し、前記貫通通路開口部は、閉鎖ペグ(40)によって前記定着ブロック(6)の後ろ側(26)において閉じられている、請求項12に記載のポールハンドル(1)。
  14. 前記定着ブロック(6)は、前記係止ピン(7)のための貫通通路開口部(8、49)を有し、前記貫通通路開口部は、プラスチック又は金属から作られる閉鎖ペグ(40)によって前記定着ブロック(6)の後ろ側(26)において閉じられている、請求項12に記載のポールハンドル(1)。
  15. 前記定着ブロック(6)は、前記係止ピン(7)のための案内円筒部(21)と、前記進行方向(30)に対して横断して延びる少なくとも1つの貫通孔(20)又は有底孔開口部とを有する、請求項12に記載のポールハンドル(1)。
  16. 前記定着ブロック(6)は、ポール軸(29)に対して横断して延びる2つの貫通通路開口部(18、19)を有し、対応する横断ピン(27、28)を用いて、前記ハンドル本体(3)内の前記開口(4)に定着されており、前記横断ピン(27)のうちの少なくとも1つ、好ましくは、ハンドル頭部の方向にさらに上方に配置される前記横断ピンは、前記ハンドル頭部を前記上方向において少なくともある程度までに画定する被覆キャップ(33)を定着させるようにも供されており、好ましくは、前記被覆キャップ(33)は、前記対応する横断ピン(27)のための貫通通路開口部(35)を伴う定着アーム(34)を有し、
    好ましくは、少なくとも外向きに露出される領域において、前記被覆キャップ(33)は、滑り止め及び/若しくは軟質の被覆が設けられている、又は、対応する滑り止め及び/若しくは軟質の材料から成る、
    請求項12から15のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  17. 前記ポールハンドル(1)は、前記ポールハンドル(1)の下方グリップ領域を形成し、下端においてポールシャフト(2)のためのポールシャフト開口(5)を有する下方ハンドル本体領域と、上方領域(31)とを有し、前記上方領域(31)は前において拡張部分(32)を有し、前記拡張部分は、前ポールハンドル領域において、上方グリップ領域へと本質的に滑らかに融合し、前記前ポールハンドル領域において、前記拡張部分(32)は、進行方向(30)において見たときにグリップ領域を超えて突出する張り出し部で形成されており、
    前記張り出し部は、前記進行方向(30)において前記グリップ領域の平均的な広がりの50%超であり、前記拡張部分(32)の最突端と、ポールのポール軸(29)に対して横断し、前記進行方向(30)に対して横断して配置される前記上方領域(31)の横断軸とによって定められ、前記上方領域(31)が、前記進行方向(30)に対して横断し、前記ポールの前記ポール軸(29)に対して横断して測定されるときに最も幅広である場所に配置される前記上方領域(31)の断面は、前記ポールの前記ポール軸(29)から、90~135度の範囲である鈍角で斜めにされており、
    前記断面において、前記上方領域(31)は、好ましくは、丸められた輪郭を有し、前記進行方向(30)において見たときに前記輪郭の前部分は、好ましくは第1の円の円弧によって本質的に定められ、前記進行方向と反対に見たときに後ろ部分は、第2の円の円弧によって本質的に定められ、前記第1の円の中心点と前記第2の円の中心点とは、前記進行方向(30)に沿って0.5~6cm互いに対してずれており、前記第1の円の曲率半径は、後ポールハンドル領域における前記第2の円の曲率半径より小さい、
    請求項1から16のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)を有する、特に杖、トレッキングポール、クロスカントリースキーポールを含むスキーポール、又はノルディックウォーキングポールといったポールであって、好ましくは一体からなる、又は、必要に応じて調節のために2つ以上の部片からなる、ポールシャフト(2)を有し、ポール先端を有し、単独で、又は、手保持デバイス(41)に設けられるループ形態、リング形態若しくはアイレット形態のデバイス(42)を伴う特にハンドストラップ若しくはグローブの形態での前記手保持デバイス(41)と組み合わせられる、ポール。
  19. 杖、トレッキングポール、クロスカントリースキーポールを含むスキーポール、又はノルディックウォーキングポールの形態の請求項18に記載のポール。
  20. 前記ポールシャフト(2)は、一体からなる、又は、必要に応じて調節のために2つ以上の部片からなる、請求項18に記載のポール。
  21. 請求項1から17のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)を組み立てるための方法であって、
    係止ピン(7)は、定着ブロック(6)の後ろ側(26)から、開口(8)へと、前記定着ブロック(6)に押し込まれ、つる巻きばね(48)が一緒に又は順に押し込まれ、前記開口(8)は閉鎖ペグ(40)によって前記後ろ側において閉じられ、
    次に、前記定着ブロック(6)は、前記ポールハンドル(1)の前記ハンドル本体(3)内の前記開口(4)へと挿入され、
    次に、被覆キャップ(33)が挿入され、上方領域(31)において前記ハンドル本体の最終的な表面が閉鎖され、
    次に、横断ピン(27、28)が前記定着ブロック(6)と前記被覆キャップ(33)とを定着させるために使用され、
    前記被覆キャップ(33)が嵌められる前に前記横断ピン(28)のうちの1つも挿入され得る、
    方法。
  22. 請求項1から17のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)を組み立てるための方法であって、
    係止ピン(7)は、定着ブロック(6)の後ろ側(26)から、開口(8)及び案内開口(49)へと、前記定着ブロック(6)に押し込まれ、つる巻きばね(48)が一緒に又は順に押し込まれ、前記開口(8)は閉鎖ペグ(40)によって前記後ろ側において閉じられ、
    次に、前記定着ブロック(6)は、前記ポールハンドル(1)の前記ハンドル本体(3)内の前記開口(4)へと挿入され、
    次に、被覆キャップ(33)が挿入され、上方領域(31)において前記ハンドル本体の最終的な表面が閉鎖されて前先端領域において掛かり止めされ、
    次に、横断ピン(27、28)が前記定着ブロック(6)と前記被覆キャップ(33)とを定着させるために使用され、
    前記被覆キャップ(33)が嵌められる前に前記横断ピン(28)のうちの1つも挿入され得る、
    方法。
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