JP2021512844A - ガラス分離システム及びそれを備えたガラス製造装置 - Google Patents

ガラス分離システム及びそれを備えたガラス製造装置 Download PDF

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Abstract

連続したガラスリボンからガラス基板を分離するためのガラス分離システムが開示される。一実施形態では、本システムは、ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられたA面ノージングバーを備えることができる。A面ノージングバーの長軸は、ガラス搬送経路の搬送方向に略直交することができる。ガラス分離システムは、ガラス搬送経路の第2の側に位置づけられ、A面ノージングバーの向かい側にある、B面ノージングバーをさらに備えることができる。B面ノージングバーの長軸は、ガラス搬送経路の搬送方向に略直交することができる。A面ノージングバー及びB面ノージングバーは、ガラス搬送経路の搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能でありうる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その内容が依拠され、その全体がここに参照することによって本願に援用される、2018年2月13日出願の米国仮特許出願第62/629,829号の米国法典第35編特許法119条に基づく優先権の利益を主張する。
本明細書は、概して、ガラスリボンからガラスシートを分離するためのシステム及びそれを備えたガラス製造装置に関する。
連続したガラスリボンは、フュージョンドロープロセス又は他の同様のダウンドロープロセスなどのプロセスによって形成することができる。フュージョンドロープロセスは、他の方法で製造されたガラスリボンと比較して、優れた平坦性及び滑らかさを備えた表面を有する連続したガラスリボンをもたらす。フュージョンドロープロセスによって形成された連続したガラスリボンから切断された個々のガラスシートは、フラットパネルディスプレイ、タッチセンサ、光起電デバイス、及び他の電子用途を含むさまざまなデバイスで使用することができる。
連続したガラスリボンから個別のガラスシートを分離するためのさまざまな技術を使用することができる。これらの技術は、一般に、リボンがスコアリングされ、スコア線の周りに曲げモーメントを適用することによって連続したガラスリボンから個別のガラスシートが分離される間、連続したガラスリボンの一部をクランプすることを含む。
このような技術は、連続したガラスリボンから個別のガラスシートを分離するのに効果的である一方、連続したガラスリボンから個別のガラスシートを分離するための代替装置を必要とする。
一実施形態によれば、連続したガラスリボンからガラス基板を分離するためのガラス分離システムは、ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられたA面ノージングバーを備えることができる。A面ノージングバーの長軸は、ガラス搬送経路の搬送方向に略直交することができる。A面ノージングバーは、ガラス搬送経路の搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能でありうる。ガラス分離システムは、ガラス搬送経路の第2の側に位置づけられ、A面ノージングバーの向かい側にある、B面ノージングバーをさらに備えることができる。B面ノージングバーの長軸は、ガラス搬送経路の搬送方向に略直交することができる。B面ノージングバーは、ガラス搬送経路の搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能でありうる。
別の実施形態によれば、ガラスリボンからガラス基板を形成するための装置は、成形容器、ガラス搬送経路、ガラス分離システム、及びスコアリング装置を備えることができる。成形容器は、ルートで収束する第1の成形面及び第2の成形面を備えることができる。ガラス搬送経路は、ルートから下向き垂直方向に延在しうる。ガラス分離システムは、成形容器の下流に位置づけることができ、A面ノージングバーとB面ノージングバーとを備えることができる。A面ノージングバーは、ガラス搬送経路の第1の側に位置づけることができ、A面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のA面ノージングアクチュエータと、A面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のA面ノージングアクチュエータとを備えることができる。B面ノージングバーは、A面ノージングバーの向かい側にあるガラス搬送経路の第2の側に位置づけることができ、B面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のB面ノージングアクチュエータと、B面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のB面ノージングアクチュエータとを備えることができる。スコアリング装置は、A面ノージングバーの下流のガラス搬送経路の第1の側に位置づけることができる。A面ノージングバーの第1の端部は、B面ノージングバーの第1の端部の向かい側にあってよく、A面ノージングバーの第2の端部は、B面ノージングバーの第2の端部の向かい側にあってよい。ガラス分離システムは、クランプモード及び調整モードを含むことができ、調整モードでは、第1のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と第2のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立しており、第1のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と第2のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立している。
別の実施形態によれば、ガラスリボンからガラスシートを分離する方法は、ガラス搬送経路の搬送方向に、連続したガラスリボンを搬送する工程を含みうる。ガラス搬送経路は、該ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられたA面ノージングバーとガラス搬送経路の第2の側に位置づけられたB面ノージングバーとを備えたガラス分離システムを通って延在しうる。本方法は、A面回転軸を中心にA面ノージングバーを旋回させる工程及びB面回転軸を中心にB面ノージングバーを旋回させる工程をさらに含みうる。旋回後、A面ノージングバー及びB面ノージングバーは、連続したガラスリボンの主面と平行になりうる。その後、連続したガラスリボンがA面ノージングバーとB面ノージングバーとの間にクランプされるように、A面ノージングバー及びB面ノージングバーを連続したガラスリボンの方へと前進させることができる。次に、連続したガラスリボンにスコア線が形成され、該スコア線において連続したガラスリボンからガラスシートが分離されうる。
本明細書に記載されるガラス分離システムのさらなる特徴及び利点は、以下の詳細な説明に記載されており、一部には、その説明から当業者には容易に明らかになり、あるいは、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、並びに添付の図面を含む、本明細書に記載される実施形態を実施することによって認識される。
前述の概要及び以下の詳細な説明はいずれも、さまざまな実施形態を説明しており、特許請求される主題の性質及び特徴を理解するための概観又は枠組みを提供することを意図していることが理解されるべきである。添付の図面は、さまざまな実施形態のさらなる理解を提供するために含まれ、本明細書に組み込まれて、その一部を構成する。図面は、本明細書に記載されるさまざまな実施形態を例証しており、その説明とともに、特許請求の範囲の主題の原理及び動作を説明する役割を担う。
本明細書に記載される1つ以上の実施形態によるガラス成形装置の一実施形態の概略図 例示的なガラス分離システムのA面ノージングバーとB面ノージングバーとの間に位置づけられた、連続したガラスリボンの概略図 A面ノージングバーとB面ノージングバーとが互いに平行かつ連続したガラスリボンと平行になるような、図2Aのガラス分離システムのA面ノージングバー及びB面ノージングバーの再配向を概略的に示す図 本明細書に記載される1つ以上の実施形態によるガラス分離システムの概略的な上面図 図3のガラス分離システムの断面の概略図 本明細書に記載される1つ以上の実施形態による図3及び4のガラス分離システムのノージングバーアクチュエータの概略図 本明細書に記載される1つ以上の実施形態による、ガラス分離システムのコントローラと、該コントローラを備えたガラス分離システムのさまざまな構成要素の相互接続性とを示すブロック図 連続したガラスリボンからガラスシートを分離する前に、連続したガラスリボンの一部にガラス担体が取り付けられたガラス分離システムの断面の概略図 ガラス担体を有する連続したガラスリボンからガラスシートが分離される際のガラス分離システムの断面の概略図
これより、添付の図面に例が示されているガラス分離システムのさまざまな実施形態を詳細に参照する。可能な場合はいつでも、同一又は類似した部分についての言及には、図面全体を通して同じ参照番号が用いられる。ガラス分離システムの一実施形態が、図3に概略的に示されており、ほぼ全体を通して参照番号100で指定されている。ガラス分離システムは、概して、ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられたA面ノージングバーを備えることができる。A面ノージングバーの長軸は、ガラス搬送経路の搬送方向に略直交することができる。A面ノージングバーは、ガラス搬送経路の搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能でありうる。ガラス分離システムは、ガラス搬送経路の第2の側に位置づけられ、A面ノージングバーの向かい側にある、B面ノージングバーをさらに備えることができる。B面ノージングバーの長軸は、ガラス搬送経路の搬送方向に略直交することができる。B面ノージングバーは、ガラス搬送経路の搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能でありうる。前述のノージングバーを備えたガラス分離システム及びガラス製造装置のさまざまな実施形態は、添付の図面を特に参照して、本明細書でさらに詳細に説明される。
本明細書では、範囲は、「約」1つの特定の値から、及び/又は「約」別の特定の値までとして表現することができる。このような範囲が表現される場合、別の実施形態は、その1つの特定の値から及び/又は他方の特定の値までを含む。同様に、例えば先行詞「約」の使用によって、値が近似値として表される場合、その特定の値は別の実施形態を形成することが理解されよう。さらには、範囲の各々の端点は、他の端点に関連して、及び他の端点とは独立してのいずれにおいても重要であることが理解されよう。
本明細書で使用される方向用語(例えば、上、下、右、左、前、後、上部、底部)は、描かれた図を参照してのみ用いられており、絶対的な方向を意味することは意図していない。
特に明記しない限り、本明細書に記載のいずれの方法も、その工程が特定の順序で実行されることを必要とする、若しくは、装置には特定の向きが必要であると解釈されることは、決して意図していない。したがって、方法クレームが、その工程が従うべき順序を実際には記載していない場合、若しくは装置クレームが個々の構成要素に対する順序又は向きを実際に記載していない場合、あるいは、工程が特定の順序に限定されるべきであることが特許請求の範囲又は明細書に別段に明確に述べられていない場合、若しくは装置の構成要素に対する特定の順序又は向きが記載されていない場合には、いかなる意味においても、順序又は方向が推測されることは決して意図していない。これには、次のような解釈のためのあらゆる非明示的根拠が当てはまる:工程の配置、動作フロー、構成要素の順序、又は構成要素の方向に関する論理的事項;文法上の編成又は句読点から派生した平明な意味;及び、明細書に記載される実施形態の数又はタイプ。
本明細書で用いられる場合、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈上明らかに別段の指示がない限り、複数の指示対象を含む。よって、例えば、「ある1つの(a)」構成要素への言及は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、そのような構成要素を2つ以上有する態様を含む。
これより図1を参照すると、連続したガラスリボン204を形成するための例示的なガラス製造装置200の一実施形態が概略的に示されている。ガラス製造装置200は、溶融容器210、清澄容器215、混合容器220、送達容器225、成形装置241、及びガラス分離システム100を含む。ガラスバッチ材料は、矢印212によって示されるように、溶融容器210に導入される。バッチ材料は溶融されて溶融ガラス226を形成する。清澄容器215は、溶融容器210から溶融ガラス226を受け取り、溶融ガラス内に混入したガス(すなわち、泡)を溶融ガラス226から取り除く。清澄容器215は、接続管222によって混合容器220に流体的に結合されている。混合容器220は、次に、接続管227によって送達容器225に流体的に結合されている。
送達容器225は、下降管230を通じて成形装置241に溶融ガラス226を供給する。成形装置241は、入口232、成形容器235、及びプルロールアセンブリ240を含む。図1に示される実施形態では、成形容器235は溶融成形容器として示され、説明されている。しかしながら、ダウンドロー法で連続したガラスリボンを形成するための成形容器の他の実施形態が企図されており、限定はしないが、スロットドロー成形容器を含むことが可能であることを理解されたい。図1に示されるように、下降管230からの溶融ガラス226は、成形容器235につながる入口232に流れ込む。成形容器235は、溶融ガラス226を受け取る開口部236を備えている。溶融ガラス226は、成形容器235のトラフ237に流れ込み、次に、成形容器235のルート239で融着する前に、成形容器235の2つの側面238a及び238bから溢れ出て、流れ落ちる。ルート239は、2つの側面238a及び238bの交差によって定められ、プルロールアセンブリ240によって下方へと延伸されて連続したガラスリボン204を形成する前に溶融ガラス226の2つの流れが合流(例えば、融着)する場所である。連続したガラスリボンは、成形容器235のルート239から下方向(例えば、図に示される座標軸の−Z方向)に、ガラス分離システム100を通って延びるガラス搬送経路300に沿って延伸される。
連続したガラスリボン204がガラス搬送経路300に沿ってガラス分離システム100内へと延伸される際に、連続したガラスリボン204は、該連続したガラスリボン204がガラス分離システム100に入るときに、もはやガラス搬送経路300の平面内にないか、又は平行でさえなくなるように、回転するか又はねじれる可能性がある。この条件は図2Aに概略的に示されている。連続したガラスリボン204がガラス搬送経路300から逸脱すると、連続したガラスリボン204のエッジがガラス分離システム100の1つ以上の構成要素と接触し、これが次に、連続したガラスリボン204を損傷するか、又は連続したガラスリボン204の非制御破壊及び分離をもたらす可能性があるというリスクが存在する。代替的又は追加的に、連続したガラスリボン204がガラス搬送経路300から逸れる場合、ガラス分離システム100のノージングバー(本明細書でさらに詳細に説明される)は、連続したガラスリボン204と非平行になりうる。これは、連続したガラスリボン204からガラスシートを分離する間に、ガラス分離システム100のノージングバーが、連続したガラスリボン204に接触するときに、連続したガラスリボン204に望ましくない動きを引き起こしうる。この望ましくない動きは、連続したガラスリボン204を通って伝播する可能性があり、ガラス成形プロセスを混乱させる可能性があり、あるいは連続したガラスリボン204の非制御破壊及び意図しない分離をもたらし、製造プロセスを混乱させる可能性さえある。ガラス分離システム100は、ガラス搬送経路300の搬送方向に延伸されるときの連続したガラスリボン204のねじれを考慮するために、連続したガラスリボン204に対して再配向することができるノージングバーを含めることによって、前述の問題を軽減する。
特に図2Aを参照すると、ガラス分離システム100の一部の一実施形態が概略的に示されている。ガラス分離システム100は、概して、ガラス搬送経路300の両側302、304に(すなわち、ガラス搬送経路の第1の側302及び第2の側304に隣接して)位置したA面ノージングバー102及びB面ノージングバー112を含む。「第1の側」及び「第2の側」という用語は、本明細書では、ガラス搬送経路に対する物体又は構成要素の位置又は向きを指すために用いられる。具体的には、ガラス搬送経路の平面は、自由空間を2つの部分に二等分し、「第1の側」及び「第2の側」は、それぞれ、二等分された自由空間の各部分を指す。「A面」及び「B面」という用語は、それぞれのノージングバーが接触するガラスリボンの主面を説明するために用いられる。具体的には、A面は、電子デバイス(例えば、薄膜トランジスタ)が通常堆積されるガラスリボン(又はその後のガラスシート)の側面を指し、B面は、A面の反対側にあり、かつ、A面に平行である。A面の有用性を考えれば、A面との接触は、その上にその後に堆積される薄膜トランジスタの動作を妨害する可能性のある欠陥を回避するために、通常、最小限に抑えられる。
ガラス搬送経路300は、図2Aに示される実施形態では図面に示される座標軸の−Z方向である、搬送方向306を含む。−Z方向は、下向きの垂直方向に対応する。搬送方向306は、連続したガラスリボン204がガラス製造装置200の成形容器235のルート239から延伸される方向である。次に、連続したガラスリボン204は、ガラス分離システム100を通ってガラス搬送経路300に沿って搬送される。
A面ノージングバー102は、ガラス搬送経路300の第1の側302に位置づけられ、概して、ガラス搬送経路300に隣接して位置づけられたA面ノージング部材104を含む。A面ノージングバー102の長軸106(長軸106の方向を示す二重矢印で示される)は、ガラス搬送経路300の搬送方向306に略直交している。すなわち、A面ノージングバー102の長軸106は、ガラス搬送経路300の搬送方向306をほぼ横断する。本明細書に記載される実施形態では、A面ノージングバー102は、ガラス搬送経路300の搬送方向306にほぼ平行なA面回転軸108を中心に旋回可能である。すなわち、A面ノージングバー102は、該A面ノージングバー102の方向が水平面(すなわち、図2Bに示される座標軸のX−Y面)で調整できるように、ほぼ垂直な回転軸を中心に旋回可能である。実施形態では、回転軸108は、長手方向(すなわち、長軸106の方向)にA面ノージングバー102の中心に位置づけられる。しかしながら、他の位置が考えられ、可能であることが理解されるべきである。
同様に、B面ノージングバー112は、A面ノージングバー102の反対側にあるガラス搬送経路300の第2の側304に位置づけられており、概して、ガラス搬送経路300に隣接して位置づけられたB面ノージング部材114を含む。B面ノージングバー112の長軸116(長軸116の方向を示す二重矢印で示されている)は、ガラス搬送経路300の搬送方向306に略直交する。すなわち、B面ノージングバー112の長軸116は、概して、ガラス搬送経路300の搬送方向306を横断する。本明細書に記載される実施形態では、B面ノージングバー112は、ガラス搬送経路300の搬送方向306にほぼ平行なB面回転軸118を中心に旋回可能である。すなわち、B面ノージングバー112は、該B面ノージングバー112の方向が水平面(すなわち、図2Bに示される座標軸のX−Y面)で調整できるように、ほぼ垂直な回転軸を中心に旋回可能である。実施形態では、回転軸118は、長手方向(すなわち、長軸116の方向)にB面ノージングバー112の中心に位置づけられる。しかしながら、他の位置が考えられ、可能であることが理解されるべきである。
連続したガラスリボン204が搬送方向306を横断する方向にスコアリングされ、連続したガラスリボン204から個別のガラスシートが分離されるときに、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112を使用して、ガラス搬送経路300に沿って延伸された連続したガラスリボン204に締付力を加えて、連続したガラスリボン204の固定を容易にすることができる。締付力の適用を容易にするために、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112は、アクチュエータ(図2Aには示されていない)に結合することができ、これは、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112を互いに向かって及び互いに離れて(すなわち、ガラス搬送経路300に向かって及び離れて)進行させ、それによって、ガラス搬送経路300に沿って搬送方向306に搬送されるときに、連続したガラスリボン204をクランプし、解放する。
本明細書に記載される実施形態では、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112は、連続したガラスリボン204がスコアリングされる位置の上流(すなわち、図面に示された座標軸の+Z方向)の連続したガラスリボン204に締付力を加えるように位置づけられる。スコアリング位置の上流の連続したガラスリボン204をクランプすることは、スコアリング及び分離動作中に連続したガラスリボン204に導入される機械的振動の上流伝播を軽減するのに役立つ。次いで、機械的振動の上流伝播の緩和は、成形容器235(図1)で連続したガラスリボン204を成形するプロセスの混乱を緩和する。
A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112が連続したガラスリボン204に締付力を加えると、連続したガラスリボン204は、A面ノージングバー102のA面ノージング部材104とB面ノージングバー112のB面ノージング部材114との間にクランプされる。A面ノージング部材104及びB面ノージング部材114は連続したガラスリボン204の表面に直接接触するため、A面ノージング部材及びB面ノージング部材は、概して、締付力を加えたときに連続したガラスリボン204の表面を損傷しない材料で形成されている。幾つかの実施形態では、A面ノージング部材104及びB面ノージング部材114は、約50以上約70以下のショアAデュロメータ硬度を有する、熱可塑性プラスチック、熱硬化性樹脂、又は熱可塑性エラストマーなどのポリマー材料から形成されている。A面ノージング部材104及びB面ノージング部材114を形成することができる適切な材料の1つの非限定的な例は、ショアAデュロメータスケールで約50以上約70以下の硬度を有するシリコーンである。しかしながら、他の材料が企図されており、可能であるものと理解されたい。
上記のように、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112は、それぞれのA面及びB面回転軸108、118を中心に旋回可能である。これにより、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112のそれぞれの向きを調整して、連続したガラスリボン204の表面とA面ノージングバー102及びB面ノージングバー112との平行関係を維持することが容易になり、それによって、搬送方向306に搬送されるときに、連続したガラスリボン204への損傷の可能性を軽減する。
例えば、図2Aは、図に示された座標軸のY−Z面にほぼ平行であり、かつ、A面ノージングバー102とB面ノージングバー112との間に延在するガラス搬送経路300を示している。図2Aはまた、搬送方向306に延伸されている連続したガラスリボン204も示している。しかしながら、図2Aに示されるように、連続したガラスリボン204は、ガラス搬送経路300との平面性から逸れている。すなわち、連続したガラスリボン204は、該連続したガラスリボンの一部のみがガラス搬送経路300の平面内にあるように、垂直軸(すなわち、図2Aに示される座標軸の+/−Z軸に平行な軸)を中心にわずかにねじれている。本明細書で説明されるように、連続したガラスリボン204がガラス搬送経路300から逸れると、連続したガラスリボン204のエッジがガラス分離システム100の1つ以上の構成要素と接触し、これが次に、連続したガラスリボン204を損傷するか、又は連続したガラスリボン204の非制御破壊をもたらす可能性があるというリスクが存在する。代替的又は追加的に、連続したガラスリボン204がガラス搬送経路300から逸れる場合、ガラス分離システム100のノージングバー(本明細書でさらに詳細に説明される)は、連続したガラスリボン204と非平行になりうる。これは、ガラス分離システム100のノージング部材104、114がシートをガラスリボンから分離する間に、連続したガラスリボン204に接触するときに、連続したガラスリボン204に望ましくない動きを引き起こしうる。この望ましくない動きは、連続したガラスリボン204を通って伝播する可能性があり、ガラス成形プロセスを潜在的に混乱させるか、又は連続したガラスリボン204の非制御破壊をもたらすことさえありうる。
図2A及び2Bを参照すると、本明細書に記載される実施形態では、ガラス搬送経路300との平面性からの連続したガラスリボン204の逸脱は、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112が連続したガラスリボン204と平行になるように、A面回転軸108を中心にA面ノージングバー102を旋回させること及びB面回転軸118を中心にB面ノージングバー112を旋回させることによって考慮される。これは、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112がガラスリボン204と非平行であることに起因して、連続したガラスリボン204のエッジがガラス分離システム100の1つ以上の構成要素に接触するというリスクを軽減する。これはまた、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112によって連続したガラスリボンに締付力が加えられるときに、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー11が連続したガラスリボン204に動きを与えるというリスクも軽減する。
図3及び4を参照すると、図3は、ガラス分離システム100の一実施形態の上面図を概略的に示しており、図4は、ガラス分離システム100の側断面図を概略的に示している。ガラス分離システム100は、概して、図2Aに関して本明細書で説明されるように、ガラス搬送経路300の両側302、304に位置づけられた、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112を含みうる。図3に示されるガラス分離システム100の実施形態では、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112は、キャリッジフレーム120で支持されている。特に、第1のA面ノージングアクチュエータ130は、A面ノージングバー102の第1の端部140においてA面ノージングバー102をキャリッジフレーム120に結合し、第2のA面ノージングアクチュエータ132は、A面ノージングバー102の第2の端部142においてA面ノージングバー102をキャリッジフレーム120に結合する。A面ノージングバー102の第1及び第2の端部140、142は、A面ノージングバー102の長軸の方向に離間されている。同様に、第1のB面ノージングアクチュエータ134は、B面ノージングバー112の第1の端部144においてB面ノージングバー112をキャリッジフレーム120に結合し、第2のB面ノージングアクチュエータ136は、B面ノージングバー112の第2の端部146においてB面ノージングバー112をキャリッジフレーム120に結合する。B面ノージングバー112の第1及び第2の端部144、146は、B面ノージングバー112の長軸の方向に離間されている。ノージングアクチュエータ130、132、134、136は、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112を互いに向かって及び互いに離れて(すなわち、ガラス搬送経路300に向かって及び離れて)進行させることを容易にし、それによって、ガラス搬送経路300に沿って搬送方向306に搬送されるときに、連続したガラスリボン204をクランプし、解放する。加えて、ノージングアクチュエータ130、132、134、136は、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112の向きをガラス搬送経路の搬送方向300に搬送される連続したガラスリボンに対して調整できるように、それぞれのA面及びB面回転軸108、118を中心にA面ノージングバー102及びB面ノージングバー112を旋回させることを容易にする。実施形態では、ノージングアクチュエータは、例えば、限定はしないが、線形アクチュエータ及び/又はサーボモータ、油圧アクチュエータ、空気圧アクチュエータなどの電気機械式アクチュエータを含みうる。
実施形態では、ガラス分離システム100は、スコアリング装置150をさらに含みうる。本明細書に記載される実施形態では、スコアリング装置150は、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112がスコアリング装置150の上流の連続したガラスリボン204に締付力を加えることができるように、A面ノージングバー102の下流(すなわち、A面ノージングバー102に対して−Z方向)のガラス搬送経路300の第1の側302(すなわち、ガラス搬送経路300のA面ノージングバー102と同じ側)に位置づけられている。スコアリング装置150は、概して、スコアリングヘッド152、スコアリングアクチュエータ154、及びレール156を含みうる。
レール156は、キャリッジフレーム120に結合することができ、概して、ガラス搬送経路300の搬送方向306を横断して延在する。実施形態では、スコアリング装置150は、レール156の長さに沿ってスコアリング装置150を横断させることを容易にするスコアリングアクチュエータ154とともにレール156に取り付けられている。
本明細書に記載される実施形態では、スコアリングヘッド152もまた、図4及び5に示されるように、スコアリングアクチュエータ154に取り付けられている。レール156に沿ってスコアリングヘッド152を横断させることに加えて、スコアリングアクチュエータ154はまた、ガラス搬送経路300に対して(すなわち、図に示された座標軸の+/−X方向に)スコアリングヘッド152を延伸及び後退させて、ガラス搬送経路300の搬送方向306に延伸される連続したガラスリボン204にスコア線を形成することを容易にする。スコアリングヘッド152には、例えば、スコアリングホイール、スクライビングポイント、又はレーザが含まれうる。1つの特定の実施形態では、スコアリングヘッド152はスコアリングホイールである。スコアリングヘッド152及び/又はスコアリングアクチュエータ154は、例えば、スコアリングヘッド152によってガラスに加えられる圧力を測定する圧力センサをさらに含むことができる。スコアリング装置150に関連するコントローラは、圧力センサからの信号を利用して、スコアリングヘッド152がガラスリボンを幅方向(すなわち、図示された座標軸の+/−Y方向)に横断するときに、一定の圧力、したがって一定のスコアリング力がスコアリングヘッド152によってガラスリボンに加えられるように、スコアリングアクチュエータ154の作動を調整することができる。
ガラス分離システム100がスコアリング装置150を含む実施形態では、B面ノージングバー112は、スコアリング装置150のスコアリングヘッド152の反対側に位置づけられたアンビルノージング122をさらに含む。すなわち、アンビルノージング122は、B面ノージングバー112のB面ノージング部材114の下流に位置づけられる。アンビルノージング122は、スコアリング動作中に連続したガラスリボン204が押し付けられる支持面を提供して、スコア線の形成を容易にし、スコアリング装置150のスコアリングヘッド152が連続したガラスリボン204を貫通又は破壊することを防ぐ。実施形態では、アンビルノージング122は、A面ノージング部材104及びB面ノージング部材114と同じ材料から作ることができる。すなわち、アンビルノージング122は、約50以上約70以下のショアAデュロメータ硬度を有する熱可塑性プラスチック、熱硬化性樹脂、又は熱可塑性エラストマーなどのポリマー材料から形成することができる。アンビルノージング122を形成することができる適切な材料の1つの非限定的な例は、約50以上約70以下のショアAデュロメータ硬度を有するシリコーンである。しかしながら、他の材料が企図されており、可能であるものと理解されたい。実施形態では、アンビルノージング122のショアAデュロメータ硬度は、A面ノージング部材104又はB面ノージング部材114のいずれかのショアAデュロメータ硬度より大きくてもよい。
実施形態では、連続したガラスリボン204と接触するA面ノージング部材104の最上部と、スコアリングヘッド152とガラス搬送経路300との交線との間の垂直距離(「トリム距離D」として本明細書で参照され、図4に示されている)は、25mm未満、例えば、20mm以下、18mm以下、又はさらには15mm以下でありうる。トリム距離Dを最小化すると、ガラス延伸動作中に機械的接触を被るガラスの量が減少し、その結果、シートがガラスリボンから分離された後にガラスシートからトリムされるガラスの量が減少する(すなわち、トリム距離を最小化すると、廃ガラスが最小限に抑えられ、連続したガラスリボンから分離されるガラスシートの使用可能領域が最大化される)。
本明細書に記載される実施形態では、A面ノージングバー102は、真空ライン162に結合された少なくとも1つの真空ポート160をさらに含みうる。真空ライン162は、該真空ライン162及び少なくとも1つの真空ポート160に負圧を供給する真空ポンプ(図示せず)に結合されうる。真空ポート160は、A面ノージング部材104の下流かつスコアリング装置150の上流に位置づけることができる。図4に示される実施形態では、連続したガラスリボン204にスコア線を形成中に及び/又は連続したガラスリボン204からガラスシートを分離中に生成したガラス微粒子及び/又は他の破片が真空ポート160に収集され、真空ライン162を通じてガラス分離システム100から排出されるように、真空ポート160は、スコアリング装置150に向けて配向され、方向づけられる。ガラスのスコアリング及びガラスの分離に由来するガラス微粒子及び/又は他の破片の排出は、ガラス微粒子及び/又は破片が連続ガラスリボン及び/又は該連続ガラスリボンから分離されたガラスシートに欠陥又は他の損傷を引き起こすというリスクを軽減する。実施形態では、ガラスリボンの幅方向のスコアリング部材のストローク長の全体にわたって破片が収集されるように、真空ポートは、ノージング部材の長さに沿って延在する。
図3及び4をさらに参照すると、実施形態では、ガラス分離システム100は、ガラス搬送経路300の搬送方向306に(及びそれに逆らって)移動可能である。具体的には、キャリッジフレーム120は、モータなどのアクチュエータ(図示せず)を用いてレール124に取り付けることができ、これは、ガラス搬送経路300に対して、キャリッジフレーム120、したがってガラス分離システム100を横断させることを容易にする。これにより、ガラス分離システム100を連続したガラスリボン204に対して配置及び再配置することが可能となり、それにより、所望の寸法を有する個別のガラスシートを連続したガラスリボン204から分離することができる。
図3及び6を参照すると、実施形態では、ガラス分離システム100は、第1のA面ノージングアクチュエータ130、第2のA面ノージングアクチュエータ132、第1のB面ノージングアクチュエータ134、第2のB面ノージングアクチュエータ136、及びスコアリングアクチュエータ154に通信可能に結合されたコントローラをさらに備えることができる。コントローラ170は、プロセッサ172と、該プロセッサ172によって実行されると、第1のA面ノージングアクチュエータ130、第2のA面ノージングアクチュエータ132、第1のB面ノージングアクチュエータ134、及び第2のB面ノージングアクチュエータ136に制御信号を送信することによって、A面ノージングバー102とB面ノージングバー112との間隔を調整し、かつ、A面ノージングバーとB面ノージングバーとの相対的な向きを調整する、コンピュータの読み取り可能かつ実行可能な命令を格納する非一時的メモリ174と、を含みうる。コンピュータの読み取り可能かつ実行可能な命令はまた、B面ノージングバー112のアンビルノージング122に対するスコアリングヘッド152の位置を調整し、かつ、ガラス搬送経路300の搬送方向306を横断してレール156に沿ってスコアリングヘッド152を横断させるスコアリングアクチュエータ154に制御信号を送信することによって、ガラスリボンにスコア線を形成することを容易にしうる。
実施形態では、第1のA面ノージングアクチュエータ130、第2のA面ノージングアクチュエータ132、第1のB面ノージングアクチュエータ134、第2のB面ノージングアクチュエータ136、及びスコアリングアクチュエータ154に送信される制御信号は、図6に概略的に示されるように、コントローラ170に通信可能に結合された入力デバイス176によって開始されうる。例えば、実施形態では、入力デバイスは、キーボード、タッチスクリーンなどのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)、マウス、ジョイスティックなどでありうる。あるいは、入力デバイス176は、ガラス搬送経路300の近くに位置づけられ、かつ、ガラス搬送経路300に対する連続したガラスリボンの位置及び/又は方向を検出するように構成された、光センサなどのセンサであってもよい。例えば、入力デバイス176がセンサの場合、該センサは、連続したガラスリボンの位置を示す信号をコントローラ170に提供することができる。連続したガラスリボンの位置に基づいて、コントローラ170は、第1のA面ノージングアクチュエータ130、第2のA面ノージングアクチュエータ132、第1のB面ノージングアクチュエータ134、及び第2のB面ノージングアクチュエータ136に制御信号を出力して、A面ノージングバー及び/又はB面ノージングバーの位置及び/又は方向を調整することができる。
図5を参照すると、第1のA面ノージングアクチュエータ130、第2のA面ノージングアクチュエータ132、第1のB面ノージングアクチュエータ134、及び第2のB面ノージングアクチュエータ136などのアクチュエータの一実施形態が、概略的に示されている。本明細書に記載される実施形態では、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112の位置決め及び再配置は、アクチュエータ130、132、134、136の作動ストローク長Lを制御することによって制御される。図5に示されるように、アクチュエータ130、132、134、136は、最大の全ストローク長LTSを有する。しかしながら、作動ストローク長Lは、全ストローク長LTSよりも短くなりうる。例えば、所与の再配置動作では、アクチュエータは、公称又は開始ストローク長Lから開始することができる。開始ストローク長Lから、アクチュエータを第2の位置の長さLまで前進させることができる。したがって、作動ストローク長Lは、第2の位置の長さLと開始ストローク長Lとの差である。開始ストローク長Lが0の実施形態では、L=Lである。
図3及び4を再び参照すると、ガラス分離システム100は、限定はしないが、クランプモード及び調整モードを含めた、さまざまな動作モードを有しうる。クランプモードでは、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112は、ガラス搬送経路300の搬送方向306に搬送される連続したガラスリボン204がA面ノージングバー102のA面ノージング部材104とB面ノージングバー112のB面ノージング部材114との間でぶつかるように、互いに向かって、かつガラス搬送経路300に向かって進行する。クランプモードでは、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動方向及び第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動方向は、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動方向及び第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動方向とは反対である。すなわち、第1及び第2のA面ノージングアクチュエータ130、132の作動方向は図に示される座標軸の+Xの方向でありえ、一方、第1及び第2のB面ノージングアクチュエータ134、136の作動方向は、−Xの方向でありうる。クランプモードの幾つかの実施形態では、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動ストローク長及び第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動ストローク長は、ほぼ同じであるか、又は同じでありうる。同様に、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動ストローク長及び第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動ストローク長は、ほぼ同じであるか、又は同じでありうる。クランプモードの他の幾つかの実施形態では、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動ストローク長と第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動ストローク長とは異なっていてもよい。同様に、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動ストローク長と第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動ストローク長とは異なっていてもよい。
クランプモードの幾つかの実施形態では、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動ストローク長及び第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動ストローク長は、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動ストローク長及び第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動ストローク長とは独立している。すなわち、アクチュエータは、特定のアクチュエータのストローク長を残りのアクチュエータから変化させることができるように、独立して個別に動作させることができる。例えば、限定はしないが、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動ストローク長及び第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動ストローク長は、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動ストローク長及び第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動ストローク長とは異なっていてもよい。これらの実施形態では、A面ノージングバー102のA面ノージング部材104とB面ノージングバー112のB面ノージング部材114とが連続したガラスリボン204にほぼ同時に接触するように、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動速度及び第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動速度は、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動速度及び第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動速度とは異なっている。例えば、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動ストローク長及び第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動ストローク長が第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動ストローク長及び第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動ストローク長よりも長い場合には、A面ノージングバー102のA面ノージング部材104とB面ノージングバー112のB面ノージング部材114とが連続したガラスリボン204にほぼ同時に接触するように、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動速度及び第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動速度は、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動速度及び第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動速度よりも速くなりうる。
図2A〜図3を参照すると、ガラス分離システム100の調整モードを使用して、それぞれのA面及びB面回転軸108、118を中心にA面ノージングバー102及びB面ノージングバー112を旋回させることによって、A面ノージングバー102の向き及びB面ノージングバー112の向きを互いに対して、かつガラス搬送経路300に対して調整することができる。特に、ガラス分離システム100の調整モードを使用して、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112がガラス搬送経路300の搬送方向306に延伸される連続したガラスリボン204の表面と平行になるように、A面ノージングバー102の向き及びB面ノージングバー112の向きを調整することができる。例えば、調整モードでは、A面ノージングバーがA面回転軸108を中心に旋回するように、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動ストローク長と第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動ストローク長とを互いに独立して動作させることができる。別の例として、調整モードでは、A面ノージングバーがA面回転軸108を中心に旋回するように、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動ストローク長と第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動ストローク長とが異なっていてもよい。同様に、調整モードでは、B面ノージングバーがB面回転軸118を中心に旋回するように、第1のB面ノージングバーアクチュエータの作動ストローク長と第2のB面ノージングバーアクチュエータの作動ストローク長とは、互いに独立していてもよい。代替的又は追加的に、調整モードでは、B面ノージングバーがB面回転軸118を中心に旋回するように、第1のB面ノージングバーアクチュエータの作動ストローク長と第2のB面ノージングバーアクチュエータの作動ストローク長とが異なっていてもよい。
調整モードの幾つかの実施形態では、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動方向及び第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動方向は、A面ノージングバー102の角度方向、並びに、A面ノージングバー102とガラス搬送経路300の搬送方向306に延伸される連続したガラスリボン204との間隔の両方の調整を容易にするために異なっていてもよい。例えば、第1のA面ノージングアクチュエータ130は、図に示される座標軸の+X方向に作動させることができ、一方、第2のA面ノージングアクチュエータ132は、図に示される座標軸の−X方向に作動させることができる。同様に、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動方向及び第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動方向は、B面ノージングバー112の角度方向、並びに、B面ノージングバー112とガラス搬送経路300の搬送方向306に延伸される連続したガラスリボン204との間隔の両方の調整を容易にするために異なっていてもよい。
調整モードの幾つかの実施形態では、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動方向は、第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動方向と同じである。同様に、この実施形態では、第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動方向は、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動方向と同じである。これらの実施形態の幾つかでは、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動ストローク長は、第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動ストローク長と実質的に同じである。同様に、第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動ストローク長は、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動ストローク長と実質的に同じである。あるいは、調整モードのこれらの実施形態の幾つかでは、第1のA面ノージングアクチュエータ130の作動ストローク長は、第2のB面ノージングアクチュエータ136の作動ストローク長とは異なっている。同様に、第2のA面ノージングアクチュエータ132の作動ストローク長は、第1のB面ノージングアクチュエータ134の作動ストローク長とは異なっている。
次に、図1、7、及び8を参照すると、動作中、連続したガラスリボン204は、成形容器235のルート239から延伸され、プルロールアセンブリ240を用いてガラス分離システム100へとガラス搬送経路300の搬送方向306に搬送される。連続したガラスリボン204がガラス分離システム100を通過するときに、ガラス分離システム100の調整モードを使用して、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112が連続したガラスリボン204の表面とほぼ平行になるように、A面及びB面回転軸を中心にA面ノージングバー102及びB面ノージングバー112を旋回させることができる。
A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112の向きが連続したガラスリボン204の向きに対応するように調整されると、ガラス分離システム100のクランプモードを使用して、連続したガラスリボン204から個別のガラスシート205を分離する前に、連続したガラスリボン204に締付力を加えることができる。特に、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112は、連続したガラスリボン204がA面ノージングバー102のA面ノージング部材104とB面ノージングバー112のB面ノージング部材114との間にクランプされるまで、連続したガラスリボン204に向かって進行する。ガラス分離システム100は、締付力が連続したガラスリボン204に加えられるときに、連続したガラスリボン204が搬送方向306に搬送されるのと同じ速度で、レール124に沿って下向き垂直方向に移動する。
連続したガラスリボン204に締付力が加えられると、図7に示されるように、スコアリング装置150のスコアリングヘッド152は連続したガラスリボン204に向かって前進し、連続したガラスリボン204は、スコアリングヘッド152とB面ノージングバー112のアンビルノージング122との間でぶつかる。次に、スコアリングヘッド152は、搬送方向306を横断する方向に連続したガラスリボン204を横断し、それにより、連続したガラスリボン204にスコア線を形成する。スコアリング動作及び/又はその後の分離動作に由来するガラス微粒子又は他の破片が真空ポート160に引き込まれ、ガラス分離システム100から排出されるように、スコアリング動作及びその後の分離動作中に、真空ライン162に負圧が適用される。
連続したガラスリボン204がスコアリングされる前、同時、又は後に、ガラスキャリッジ180が、ガラス分離システム100の下流の連続したガラスリボン204のB面に取り付けられる。ガラスキャリッジ180は、ロボットアーム(図示せず)を用いて適所に誘導されてよく、例えば、吸盤を用いて、連続したガラスリボン204に取り付けることができる。連続したガラスリボン204がスコアリングされると、ガラスキャリッジ180は、ロボットアームで誘導されて、スコア線の周りの連続したガラスリボン204に曲げモーメントを適用し、それによって、連続したガラスリボン204からガラスシート205を分離する。連続したガラスリボン204からガラスシート205が分離された後、A面ノージングバー102及びB面ノージングバー112は、連続したガラスリボン204から回収され、それにより、A面ノージングバー102のA面ノージング部材104及びB面ノージングバー112のB面ノージング部材114が連続したガラスリボン204から解除される。
上記に基づいて、本明細書に記載されるガラス分離システムを使用して、ガラス搬送経路及び搬送方向に対する連続したガラスリボンの向きの変動を補償し、それによって連続したガラスリボンに対する損傷のリスクを軽減することができることを理解されたい。特に、本明細書に記載されるガラス分離システムは、A及びB面ノージングバーが連続したガラスリボンの表面とほぼ平行になるように回転軸を中心に旋回することができるA及びB面ノージングバーを含み、それにより、ガラス搬送経路に対する連続したガラスリボンの向きの変動を補償する。
特許請求の範囲に記載の主題の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書に記載される実施形態にさまざまな修正及び変更を加えることができることは、当業者にとって明らかであろう。したがって、本明細書は、このような修正及び変更が添付の特許請求の範囲及びそれらの等価物の範囲内に入る限り、本明細書に記載されるさまざまな実施形態の修正及び変更に及ぶことが意図されている。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
連続したガラスリボンからガラス基板を分離するためのガラス分離システムにおいて、該ガラス分離システムが、
ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられたA面ノージングバーであって、
前記A面ノージングバーの長軸が、前記ガラス搬送経路の搬送方向に略直交しており;かつ
前記A面ノージングバーが、前記ガラス搬送経路の前記搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能である、
A面ノージングバーと、
前記ガラス搬送経路の第2の側に位置づけられ、前記A面ノージングバーの向かい側にある、B面ノージングバーであって、
前記B面ノージングバーの長軸が、前記ガラス搬送経路の前記搬送方向に略直交しており;かつ
前記B面ノージングバーが、前記ガラス搬送経路の前記搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能である、
B面ノージングバーと
を含む、ガラス分離システム。
実施形態2
前記A面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のA面ノージングアクチュエータ及び前記A面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のA面ノージングアクチュエータと、
前記B面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のB面ノージングアクチュエータ及び前記B面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のB面ノージングアクチュエータと
をさらに含み、
前記A面ノージングバーの前記第1の端部が前記B面ノージングバーの前記第1の端部の向かい側にあり、前記A面ノージングバーの前記第2の端部が前記B面ノージングバーの前記第2の端部の向かい側にあり;かつ、
前記ガラス分離システムが、前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立しており、かつ、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立している、調整モードを含む、
実施形態1に記載のガラス分離システム。
実施形態3
前記調整モードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向と前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向とが異なっており;かつ
前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向と前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向とが異なっている、
実施形態2に記載のガラス分離システム。
実施形態4
前記調整モードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向が前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向と同じである、
実施形態2に記載のガラス分離システム。
実施形態5
前記調整モードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と実質的に同じである、
実施形態4に記載のガラス分離システム。
実施形態6
前記調整モードにおいて、
前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向が前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向と同じである、
実施形態4に記載のガラス分離システム。
実施形態7
前記調整モードにおいて、
前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と実質的に同じである、
実施形態6に記載のガラス分離システム。
実施形態8
クランプモードをさらに含み、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向と反対である、
実施形態2に記載のガラス分離システム。
実施形態9
前記クランプモードにおいて、前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とが実質的に同じであり、かつ
前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とが実質的に同じである、
実施形態8に記載のガラス分離システム。
実施形態10
前記クランプモードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とは独立しており;かつ
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動速度及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動速度が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動速度及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動速度とは独立している、
実施形態8に記載のガラス分離システム。
実施形態11
前記A面ノージングバーがA面ノージング部材を含み;かつ
前記B面ノージングバーが、前記A面ノージング部材に対向したB面ノージング部材と、前記B面ノージング部材の下流に位置づけられたアンビルノージングとを含み、前記ガラス搬送経路が前記A面ノージング部材と前記B面ノージング部材との間に位置づけられている、
実施形態1に記載のガラス分離システム。
実施形態12
前記ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられ、前記B面ノージングバーの前記アンビルノージングの反対側にある、スコアリング装置をさらに含み、該スコアリング装置が、前記ガラス搬送経路を横断して延びるレール上に位置づけられ、前記レールに沿って前記スコアリング装置を横断させるためのスコアリングアクチュエータを備えている、
実施形態11に記載のガラス分離システム。
実施形態13
前記スコアリング装置がスコアリングホイール又はスクライビングポイントを備えている、実施形態12に記載のガラス分離システム。
実施形態14
前記A面ノージングバーが少なくとも1つの真空ポートを含み、該少なくとも1つの真空ポートが、前記A面ノージング部材の下流かつ前記スコアリング装置の上流に位置づけられる、実施形態12に記載のガラス分離システム。
実施形態15
ガラスリボンからガラス基板を形成するための装置において、該装置が、
ルートで収束する第1の成形面及び第2の成形面を備えた成形容器;
前記ルートから下向き垂直方向に延びるガラス搬送経路;
前記成形容器の下流に位置づけられたガラス分離システムであって、
前記ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられたA面ノージングバーであって、前記A面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のA面ノージングアクチュエータ及び前記A面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のA面ノージングアクチュエータを備えている、A面ノージングバー;
前記ガラス搬送経路の第2の側に位置づけられ、前記A面ノージングバーの向かい側にある、B面ノージングバーであって、前記B面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のB面ノージングアクチュエータ、及び前記B面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のB面ノージングアクチュエータを備えている、B面ノージングバー;
を含む、ガラス分離システム;
前記A面ノージングバーの下流の前記ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられたスコアリング装置
を備えており、
前記A面ノージングバーの前記第1の端部が前記B面ノージングバーの前記第1の端部の向かい側にあり、前記A面ノージングバーの前記第2の端部が前記B面ノージングバーの前記第2の端部の向かい側にあり;かつ
前記ガラス分離システムが、クランプモード及び調整モードを含み、前記調整モードでは、前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立しており、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立している、
装置。
実施形態16
前記調整モードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向と前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向とが異なっており;かつ
前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向と前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向とが異なっている、
実施形態15に記載の装置。
実施形態17
前記調整モードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向が前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向と同じである、
実施形態15に記載の装置。
実施形態18
前記調整モードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と実質的に同じである、
実施形態17に記載の装置。
実施形態19
前記調整モードにおいて、
前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向が前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向と同じである、
実施形態17に記載の装置。
実施形態20
前記調整モードにおいて、
前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と実質的に同じである、
実施形態19に記載の装置。
実施形態21
前記クランプモードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向と反対である、
実施形態15に記載の装置。
実施形態22
前記クランプモードにおいて、前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とが実質的に同じであり、かつ
前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とが実質的に同じである、
実施形態21に記載の装置。
実施形態23
前記クランプモードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とは独立しており;かつ
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動速度及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動速度が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動速度及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動速度と異なっている、
実施形態21に記載の装置。
実施形態24
前記A面ノージングバーがA面ノージングを含み;かつ
前記B面ノージングバーが、前記A面ノージングに対向したB面ノージングと前記B面ノージングの下流に位置づけられたアンビルノージングとを含み、前記ガラス搬送経路が前記A面ノージングと前記B面ノージングとの間に位置づけられている、
実施形態15に記載の装置。
実施形態25
前記A面ノージングバーが少なくとも1つの真空ポートを含み、該少なくとも1つの真空ポートの入口が前記スコアリング装置の上流に位置づけられる、実施形態15に記載の装置。
実施形態26
前記スコアリング装置が、前記ガラス搬送経路を横断して延びるレール上に位置づけられ、前記レールに沿って前記スコアリング装置を横断させるためのスコアリングアクチュエータを備えている、実施形態15に記載の装置。
実施形態27
ガラスリボンからガラスシートを分離する方法において、該方法が、
連続したガラスリボンをガラス搬送経路の搬送方向に搬送する工程であって、前記ガラス搬送経路が、前記ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられたA面ノージングバーと前記ガラス搬送経路の第2の側に位置づけられたB面ノージングバーとを備えたガラス分離システムを通って延在する、工程;
A面回転軸を中心に前記A面ノージングバーを旋回させ、B面回転軸を中心に前記B面ノージングバーを旋回させる工程であって、前記旋回後に、前記A面ノージングバー及び前記B面ノージングバーが前記連続したガラスリボンの主面と平行になる、工程;
前記連続したガラスリボンが前記A面ノージングバーと前記B面ノージングバーとの間にクランプされるように、前記A面ノージングバー及び前記B面ノージングバーを前記連続したガラスリボンの方へと前進させる工程;
前記連続したガラスリボンにスコア線を形成する工程;及び
前記スコア線において前記連続したガラスリボンからガラスシートを分離する工程
を含む、方法。
実施形態28
前記分離する工程が、前記スコア線の周りの前記連続したガラスリボンに曲げモーメントを適用することを含む、実施形態27に記載の方法。
実施形態29
前記スコア線を形成する工程中及び前記スコア線において前記連続したガラスリボンから前記ガラスシートを分離する工程中に、前記ガラス分離システムからガラス微粒子を排出する工程をさらに含む、実施形態27又は28に記載の方法。
実施形態30
前記A面ノージングバーが前記ガラス搬送経路の前記搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能であり;かつ
前記B面ノージングバーが前記ガラス搬送経路の前記搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能である、
実施形態27〜29のいずれかに記載の方法。
実施形態31
前記ガラス分離システムが、
前記A面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のA面ノージングアクチュエータ及び前記A面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のA面ノージングアクチュエータと、
前記B面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のB面ノージングアクチュエータ及び前記B面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のB面ノージングアクチュエータと
を備えており、
前記A面ノージングバーの前記第1の端部が前記B面ノージングバーの前記第1の端部の向かい側にあり、前記A面ノージングバーの前記第2の端部が前記B面ノージングバーの前記第2の端部の向かい側にあり;かつ
前記ガラス分離システムが、前記A面ノージングバー及び前記B面ノージングバーの旋回を容易にする調整モードを含み、該調整モードでは、前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立しており、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立している、
実施形態27〜30のいずれかに記載の方法。
実施形態32
前記調整モードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向と前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向とが異なっており;かつ
前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向と前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向とが異なっている、
実施形態31に記載の方法。
実施形態33
前記調整モードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向が前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向と同じである、
実施形態31に記載の方法。
実施形態34
前記調整モードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と実質的に同じである、
実施形態33に記載の方法。
実施形態35
前記調整モードにおいて、
前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向が前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向と同じである、
実施形態33に記載の方法。
実施形態36
前記調整モードにおいて、
前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と実質的に同じである、
実施形態35に記載の方法。
実施形態37
クランプモードをさらに含み、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向と反対である、
実施形態31に記載の方法。
実施形態38
前記クランプモードにおいて、前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とが実質的に同じであり、かつ
前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とが実質的に同じである、
実施形態37に記載の方法。
実施形態39
前記クランプモードにおいて、
前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とは独立しており;かつ
前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動速度及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動速度が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動速度及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動速度とは独立している、
実施形態37に記載の方法。
100 ガラス分離システム
102 A面ノージングバー
104 A面ノージング部材
106,116 長軸
108 A面回転軸
112 B面ノージングバー
118 B面回転軸
120 キャリッジフレーム
122 アンビルノージング
130,132,134,136ノージングアクチュエータ
140 第1の端部
142 第2の端部
150 スコアリング装置
152スコアリングヘッド
154 スコアリングアクチュエータ
156 レール
160 真空ポート
162 真空ライン
170 コントローラ
172 プロセッサ
174 非一時的メモリ
176 入力デバイス
180 ガラスキャリッジ
200 ガラス製造装置
204 連続したガラスリボン
210 溶融容器
215 清澄容器
220 混合容器
222,227 接続管
225 送達容器
226 溶融ガラス
230 下降管
232 入口
235 成形容器
236 開口部
237 トラフ
238a,238b 側面
239 ルート
240 プルロールアセンブリ
241 成形装置
300 ガラス搬送経路
302 第1の側
304 第2の側
306 搬送方向

Claims (14)

  1. 連続したガラスリボンからガラス基板を分離するためのガラス分離システムにおいて、該ガラス分離システムが、
    ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられたA面ノージングバーであって、
    前記A面ノージングバーの長軸が、前記ガラス搬送経路の搬送方向に略直交しており;かつ
    前記A面ノージングバーが、前記ガラス搬送経路の前記搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能である、
    A面ノージングバーと、
    前記ガラス搬送経路の第2の側に位置づけられ、前記A面ノージングバーの向かい側にある、B面ノージングバーであって、
    前記B面ノージングバーの長軸が、前記ガラス搬送経路の前記搬送方向に略直交しており;かつ
    前記B面ノージングバーが、前記ガラス搬送経路の前記搬送方向に平行な回転軸を中心に旋回可能である、
    B面ノージングバーと
    を含む、ガラス分離システム。
  2. 前記A面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のA面ノージングアクチュエータ及び前記A面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のA面ノージングアクチュエータと、
    前記B面ノージングバーの第1の端部に結合された第1のB面ノージングアクチュエータ及び前記B面ノージングバーの第2の端部に結合された第2のB面ノージングアクチュエータと
    をさらに含み、
    前記A面ノージングバーの前記第1の端部が前記B面ノージングバーの前記第1の端部の向かい側にあり、前記A面ノージングバーの前記第2の端部が前記B面ノージングバーの前記第2の端部の向かい側にあり;かつ
    前記ガラス分離システムが、前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立しており、かつ、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長と前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動ストローク長とが互いに独立している、調整モードを含む、
    請求項1に記載のガラス分離システム。
  3. 前記調整モードにおいて、
    前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向と前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向とが異なっており;かつ
    前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向と前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向とが異なっている、
    請求項2に記載のガラス分離システム。
  4. 前記調整モードにおいて、
    前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向が前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向と同じである、
    請求項2に記載のガラス分離システム。
  5. 前記調整モードにおいて、
    前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と実質的に同じである、
    請求項4に記載のガラス分離システム。
  6. 前記調整モードにおいて、
    前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向が前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向と同じである、
    請求項4に記載のガラス分離システム。
  7. 前記調整モードにおいて、
    前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と実質的に同じである、
    請求項6に記載のガラス分離システム。
  8. クランプモードをさらに含み、
    前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動方向及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動方向が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動方向及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動方向と反対である、
    請求項2に記載のガラス分離システム。
  9. 前記クランプモードにおいて、前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とが実質的に同じであり、かつ
    前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長と前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とが実質的に同じである、
    請求項8に記載のガラス分離システム。
  10. 前記クランプモードにおいて、
    前記第1のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの前記作動ストローク長とは独立しており;かつ
    前記第1のA面ノージングアクチュエータの作動速度及び前記第2のA面ノージングアクチュエータの作動速度が、前記第1のB面ノージングアクチュエータの作動速度及び前記第2のB面ノージングアクチュエータの作動速度とは独立している、
    請求項8に記載のガラス分離システム。
  11. 前記A面ノージングバーがA面ノージング部材を含み;かつ
    前記B面ノージングバーが、前記A面ノージング部材に対向したB面ノージング部材と、前記B面ノージング部材の下流に位置づけられたアンビルノージングとを含み、前記ガラス搬送経路が前記A面ノージング部材と前記B面ノージング部材との間に位置づけられている、
    請求項1に記載のガラス分離システム。
  12. 前記ガラス搬送経路の第1の側に位置づけられ、前記B面ノージングバーの前記アンビルノージングの反対側にある、スコアリング装置をさらに含み、該スコアリング装置が、前記ガラス搬送経路を横断して延びるレール上に位置づけられ、前記レールに沿って前記スコアリング装置を横断させるためのスコアリングアクチュエータを備えている、
    請求項11に記載のガラス分離システム。
  13. 前記スコアリング装置がスコアリングホイール又はスクライビングポイントを備えている、請求項12に記載のガラス分離システム。
  14. 前記A面ノージングバーが少なくとも1つの真空ポートを含み、該少なくとも1つの真空ポートが、前記A面ノージング部材の下流かつ前記スコアリング装置の上流に位置づけられる、請求項12に記載のガラス分離システム。
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