JP2021512500A - 誘導性コンポーネント用コア及び誘導性コンポーネント - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つの第1のサイド部分、中央部分及び第2のサイド部分を有する誘導性コンポーネント用のコアに関するものであって、中央部分が中央セクション、中央セクションに対して平行に配置された第1の端縁セクション及び中央セクションに対して平行に配置された第2の端縁セクションを有しており、中央セクションが第1と第2の端縁セクションの間に配置されており、それにおいて少なくとも1つのプラスチックコンポーネントが設けられており、そのプラスチックコンポーネントは、誘導性コンポーネントの浮遊容量を調節し、かつ誘導性コンポーネントの磁気的分流を調節するために、少なくとも中央セクションと第1の端縁セクションの間、かつ/又は中央セクションと第2の端縁セクションとの間に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも1つの第1のサイド部分、中央部分及び第2のサイド部分を有する誘導性コンポーネント用コアに関するものであり、その場合に中央部分は中央セクション、中央セクションに対して平行に配置された第1の端縁セクション及び中央セクションに対して平行に配置された第2の端縁セクションを有し、その場合に中央セクションが第1と第2の端縁セクションの間に配置されている。本発明は、本発明に係るコアを有する誘導性コンポーネントにも関する。
誘導性コンポーネント用のコアは、多数の異なる形式で形成される。たとえばそのサイド部分が、一般的に、大文字Eの横断面形状を有するコアが、自動化して形成可能かつ加工可能である。この横断面形状の枠内で、サイド部分は特殊な幾何学的形態を有することができ、その場合にたとえばEコア、PQコア、ETDコア、RMコアなどと称される。しかるべきサイド部分に比較的長いコイルを巻き付けようとする場合に、使用される中央部分は、通常、その背側において互いに添接する2つのサイド部分の形状を有する。その場合にこの種の中央部分においては、たとえば真円筒形状に形成された中央セクション、中央セクションに対して平行に配置された第1の端縁セクション及び第2の端縁セクションが設けられており、その第2の端縁セクションは第1の端縁セクションに対して対称に構成されており、かつ同様に中央セクションに対して平行に配置されている。この種の中央部分が、この種のコアを有する誘導性コンポーネントが受ける、たとえば重力加速度の10倍にもなる、著しい機械的負荷に耐えることができるようにするために、中央部分において、第1の端縁セクション、中央セクション及び第2の端縁セクションを中央ウェブによって互いに結合することができる。この種の中央ウェブは、中央部分及び2つの端縁セクションと一体的に形成されるので、中央部分が安定したユニットを形成し、かつ機械的にサイド部分と同じ強さで耐えることができる。磁気的な観点においては、中央ウェブは分路を形成する。誘導性コンポーネントの2つのコイルの間に、浮遊容量が生じる。
本発明によって、自動化して形成することができ、かつ加工することができる、誘導性コンポーネント用のコアと誘導性コンポーネントを改良しようとしている。
そのために本発明によれば、請求項1の特徴を有するコアが設けられる。本発明の好ましい展開が、下位請求項から明らかにされる。
本発明に係る誘導性コンポーネント用のコアは、少なくとも1つの第1のサイド部分、中央部分及び第2のサイド部分を有し、その場合に中央部分が中央セクション、中央セクションに対して平行に配置された第1の端縁セクション及び中央セクションに対して平行に配置された第2の端縁セクションを有しており、その場合に中央セクションが第1と第2の端縁セクションの間に配置されている。少なくとも1つのプラスチックコンポーネントが設けられており、そのプラスチックコンポーネントは、誘導性コンポーネントの浮遊容量を調節し、かつ誘導性コンポーネントの磁気的分流を調節するために、少なくとも中央セクションと第1の端縁セクションとの間、かつ/又は少なくとも中央セクションと第2の端縁セクションとの間に設けられている。
したがってプラスチックコンポーネントを設けることによって、本発明に係るコアを有する誘導性コンポーネントの電気的特性及び、きわめて具体的には、共振周波数を調節することができる。これは、プラスチックコンポーネントのために使用されるプラスチックの誘電率Erを適切に選択することによって行われる。中央セクションがフェライトウェブによって第1の端縁セクション及び第2の端縁セクションと結合されている、誘導性コンポーネントのための従来のコアに比較して、中央セクションから両方の端縁セクションへの磁気的な分流も実質的に減少させることができ、かつプラスチックコンポーネントの材料を適切に選択した場合には、特に完全に阻止することができる。さらに、プラスチックコンポーネントはもちろん、中央セクションと第1の端縁セクション及び第2の端縁セクションの間に機械的結合を形成し、かつそれに関して位置決めメンバーとして作用することにより、コアの機械的安定性ももたらすことができる。
本発明の展開において、プラスチックコンポーネントの誘電率Erは1から50の領域内、特に1から10の領域内にある。
このようにして、本発明に係るコアを有する誘導性コンポーネントの浮遊容量は、広い限界内で調節することができ、したがってこの種の誘導性コンポーネントの共振周波数も広い限界内で変化させることができる。
本発明の展開において、プラスチックコンポーネントは第1の端縁セクションと第2の端縁セクションを互いに対して定められた相対位置に固定する。
このようにして中央セクションと2つの端縁セクションは互いに対して確実に固定することができ、それによって高い機械的負荷にも耐えることができる。中央セクションと2つの端縁セクションを互いに対して定められた相対位置に固定することは、本発明に係るコアを誘導性コンポーネントに自動的に加工することも許す。
本発明の展開において、プラスチックコンポーネントは中央部分の中央セクションを、中央セクションの長さの少なくとも一部にわたって包囲する。
このようにして中央セクションの安定した機械的固定も得ることができる。
本発明の展開において、プラスチックコンポーネントは、磁気的透過性の小さいプラスチックから形成されている。
このようにしてプラスチックコンポーネントによる磁気的な分路を無視できることを、保証することができる。その場合に相対的な透磁率μrは、1であり、あるいはほぼ1の領域内にある。
本発明の展開において、プラスチックコンポーネントはシリコン、ポリアミド、イソプレン又はラテックスから形成されている。
本発明の展開において、プラスチックコンポーネントのプラスチックは、添加物として炭素、ガラス細粒、セラミック化合物又はセラミックコンパウンド及び/又はビスコースを有している。プラスチックコンポーネントは、ひとつには、コアの高い機械的負荷能力をもたらし、それは従来のコアの一体的に形成された中央部分の機械的負荷能力に匹敵し、あるいは特にそれを上回る。本発明に係るコアの磁気的特性に関しては、磁気的分路はプラスチックコンポーネントによって完全に、あるいは少なくともほぼ完全に回避することができる。定められた磁気的分路が望ましい場合には、それぞれ使用されるプラスチックの選択に応じて、この磁気的分路の大きさを調節することができる。この種のコアもしくはこの種の誘導性コンポーネントの磁気的な特性に関して、本発明によって著しい改良が得られる。本発明に係るコアの電気的特性に関しては、適切なプラスチックを選択することによって、電気的特性も同様に定められたように調節することができる。プラスチックコンポーネントは、好ましくは射出成形、ホットメルト方法もしくは溶融接着方法によって形成することができる。
本発明の展開において、プラスチックコンポーネントはプレート形状のウェブとして形成されており、そのウェブは中央セクション、第1の端縁セクション及び第2の端縁セクションに対して垂直に配置されており、かつ中央セクション、第1の端縁セクション及び第2の端縁セクションを収容するための3つの透孔を有している。
このようにして中央セクション及び両方の端縁セクションは、きわめて簡単なやり方でプラスチックコンポーネントに取り付けることができる。特に中央部分の自動的な形成が可能である。
本発明の展開において、3つの透孔の第1のものは、中央部分の中央セクションの横断面に、3つの透孔の第2のものは、中央部分の第1の端縁セクションの横断面に、そして3つの透孔の第3のものは、中央部分の第2の端縁セクションの横断面に適合されている。
このようにして中央セクションと2つの端縁セクションは、プラスチックコンポーネント内に確実に固定することができる。
本発明の展開において、中央部分、第1の端縁セクション及び第2の端縁セクションは、プラスチックコンポーネントのそれぞれの透孔内に締めつけ固定されている。
このようにして、中央部分と2つの端縁セクションをプラスチックコンポーネント内に固定することは、中央部分と2つの端縁セクションをプラスチックコンポーネントの透孔内へ簡単に挿入することによって実現される。
本発明の展開において、第1のサイド部分と第2のサイド部分は、一般的に、文字Eに似た断面形状を有している。
コアのこの種のサイド部分は、たとえばEコア、PQコア、ETDコア、RMコアなどと称され、その機械的、電気的及び磁気的な特性は、きわめて効果的である。この種のコアは、自動的に形成し、自動的に加工し、特に巻き付けて誘導性コンポーネントとして完成させることもできる。
本発明の展開において、プラスチックコンポーネントはベースプレートを有しており、そのベースプレートからプレート形状のウェブが張り出しており、その場合にベースプレートはコアの第1のサイド部分と第2のサイド部分を固定するために設けられている。
このようにしてプラスチックコンポーネントの位置決めメンバーとしての機能を用いて、中央セクションと2つの端縁セクションを有する中央部分だけでなく、コアの2つのサイド部分も固定することができる。これは特に、本発明に係るコアを有する誘導性コンポーネントを自動化して形成することに関して、きわめて効果的である。
本発明の展開において、ベースプレートのプレート形状のウェブとは逆の側に、固定手段、特に係止手段又はクリップ手段が設けられている。
この種の固定手段は、コアもしくは本発明に係るコアを有するできあがった誘導性コンポーネントを固定するために使用することができる。
本発明の基礎となる問題は、本発明に係るコアを有する誘導性コンポーネントによっても、解決され、その場合に誘導性コンポーネントは少なくとも1つのコイルを有しており、そのコイルが中央部分の中央セクションを少なくとも部分的に包囲している。
この種の誘導性コンポーネントは、従来のコアと機械的に同じ高さの負荷をかけることができるが、磁気的な観点においては、著しい利点を有しており、中央部分による磁気的な分路がもたらされず、あるいは磁気的な分路は、プラスチックコンポーネント用の材料を適切に選択することによって、定められたように調節することができる。さらに、誘導性コンポーネントは全自動化して形成することができる。
本発明の展開において、プラスチックコンポーネントのプラスチックの誘電率は、誘導性コンポーネントの定められた共振周波数を得るために、コイルのインダクタンスに合わせられている。
誘電率Erは、プラスチックコンポーネントのプラスチックの選択によって調節することができる。たとえばシリコンを使用する場合にはEr=2.9、ポリアミドを使用する場合にはEr=1.7、イソプレンを使用する場合にはEr=2.1、ラテックスを使用する場合にはEr=24が得られる。プラスチックコンポーネントのプラスチックに、たとえば炭素、ガラス細粒、セラミック化合物(セラミックコンパウンド)又はビスコースのような添加物が設けられる場合に、プラスチックの誘電率はさらに広い領域内で調節することができる。たとえば炭素はEr=2.5、ガラス細粒はEr=4.0、セラミックコンパウンドはEr=17そしてビスコースはEr=34.5を有する。
したがって特に誘導性コンポーネントの電気的特性に関して、本発明は、従来の誘導性コンポーネントに比較していちじるしい利点を提供する。誘導性コンポーネントの共振周波数は、本発明に基づいて調節することができるので、誘導性コンポーネントの作業領域をフレキシブルに変化させることができる。
本発明の他の特徴と利点が、請求項から、そして図面に関連する本発明の好ましい実施形態についての以下の説明から明らかにされる。
図1は、本発明に係る誘導性コンポーネントを斜め上から示している。 図2は、図1の誘導性コンポーネントのコアを示している。 図3は、図2のコアを示しており、その場合にコアのプラスチックコンポーネントは取り去られている。 図4は、図1の誘導性コンポーネントを示しており、その場合にコアの中央部分のうちの中央セクションと2つの端縁セクションは示されていない。 図5は、図4の誘導性コンポーネントを示しており、その場合にコアのプラスチックコンポーネントは示されていない。 図6は、図2のコアの中央部分を示している。 図7は、図2のコアのプラスチックコンポーネントを示している。 図8は、図7のプラスチックコンポーネントのプレート形状のウェブを示している。 図9は、図8のプレート形状のウェブを前から示している。 図10は、図7のプラスチックコンポーネントのベースプレートを示している。 図11は、本発明に係る誘導性コンポーネントの簡略化した電気的等価回路を示している。
図1は、本発明に係る誘導性コンポーネント10を斜め上から示している。誘導性コンポーネント10は、コア12と2つのコイル14、16を有している。2つのコイル14、16は、それぞれ矩形の横断面を有するフラットワイヤを巻いたものであって、その場合に矩形の横断面の幅狭側が2つのコイル14、16の中心長手軸を向いている。
コア12は、第1のサイド部分18、第2のサイド部分20及び中央部分22を有している。2つのサイド部分18、20は同一に形成されており、かついわゆるPQコアの形状を有している。横断面で見て(その場合に切断面は図1において、誘導性コンポーネント10の半分の高さにおいて、かつ2つのコイル14、16の中心長手軸を含んで延びている)、2つのサイド部分18、29は大文字Eの横断面形状を有している。中央セクション24は、真円筒状に形成されており、したがって2つのコイル14、16の内部形状に適合されている。2つの端縁セクション26、28は、それぞれ平坦な外側面と凸状に湾曲した内側面とを有しており、その内側面が2つのコイル14、16の外側形状に適合されている。
中央部分22は、中央セクション30及び第1の端縁セクション32と第2の端縁セクション34、そしてプラスチックコンポーネント36を有している。2つの端縁セクション32、34は、互いに対して同一に形成されており、かつそれぞれ平坦な背側と凸状に湾曲した内側とを有している。凸状に湾曲した内側は、それぞれ2つのコイル14、16の外側形状に適合されている。2つの端縁セクション32、34は、それぞれ2つのサイド部分18、20の端縁セクション26、28を結合し、かつ実質的にその形状を継承している。図1には、端縁セクション32、34とサイド部分18、20は、簡略化して示されている。実際においては、端縁セクション32、34とサイド部分18、20の側面は、互いに整合し、したがって無段階で互いに移行することができる。
中央セクション30は、真円筒状に形成されており、かつ2つのサイド部分18、20の中央セクション24を結合している。
図1の誘導性コンポーネント10のコア12の表示が、図2において斜め上からの図で示されている。コア12は、2つのサイド部分18、20と中央部分22を有している。図2においてよくわかるように、中央部分22が2つのサイド部分18、20を結合している。
2つのサイド部分18、20は、たとえばフェライト材料からなり、それぞれ一体的に形成されている。中央部分22においては、中央セクション30と2つの端縁セクション32、34が、フェライト材料からなる。プラスチックコンポーネント36又は位置決めメンバーは、プラスチック、たとえばシリコン又はポリアミドからなる。
2つのサイド部分18、20と中央部分22のそれぞれ互いに添接する端面の間には、測定可能なエアギャップは存在しない。というのは、2つのサイド部分18、29は、中央セクション30もしくは第1の端縁セクション32と第2の端縁セクション34のそれぞれ対応づけられた端面上に載置されているからである。しかし磁気的な観点においては、それにもかかわらず小さいエアギャップが存在し、そのエアギャップはそれぞれの端面のわずかな凹凸によってもたらされる。誘導性コンポーネント10の磁気的な特性を調節するために、2つのサイド部分18、20と中央部分22の間に意識的にエアギャップを生じさせることもできる。2つのサイド部分と中央部分22の間にプラスチック小プレートを挿入することによって形成されるギャップも、エアギャップと称される。
図3は、コア12のフェライト材料からなるコンポーネント、すなわち2つのサイド部分18、20及び中央部分の中央セクション30及び第1の端縁セクション32と第2の端縁セクション34のみを示している。
図4は、図1の誘導性コンポーネント10を示しており、その場合に中央部分から中央セクションと第1の端縁セクション及び第2の端縁セクションが取り去られている。この図においてすでに認識されるように、プラスチックコンポーネント36は、ベースプレート40から垂直に張り出すプレート形状のウェブ38を有している。プレート形状のウェブ38も、ベースプレート40も、プラスチックから形成されている。プレート形状のウェブ38は、全部で3つの透孔42、44、46を有している。第2の透孔44は、真円筒状に形成されており、かつ中央セクション30の横断面に適合されている。第1の透孔42と第3の透孔46は、第1の端縁セクション32もしくは第2の端縁セクション34の横断面に適合されている。
透孔42、44、46はそれぞれ次のように、すなわち中央セクション30が第2の透孔44内に締めつけて収容され、第1の端縁セクション32が第1の透孔42内に締めつけて収容され、そして第2の端縁セクション34が第3の透孔46内に締めつけて収容されるように、形成されている;図1を参照。それによってプラスチックコンポーネント36の位置決めメンバーとしての機能を用いて、中央セクション30、第1の端縁セクション32及び第2の端縁セクション34は、互いに対して固定することができる。
ベースプレート40は、また、2つのサイド部分18、20を互いに対して、かつコアの中央部分に対して、特にプラスチックコンポーネント36のプレート形状のウェブ38に対して、位置決めし、かつ固定するために、使用することができる。
ベースプレート40の図4では見られない下側には、できあがった誘導性コンポーネントを支持体に、たとえばハウジング又は導体基板に、固定するために、固定手段、たとえば係止手段を設けることができる。
図5は、2つのコイル14、16を有する2つのサイド部分18、20のみを示している。コイル14は、第1のサイド部分18の中央セクションを部分的に包囲し、コイル16は第2のサイド部分20の中央セクションを部分的に包囲している。図5の表示においてよくわかるように、端縁セクション26、28の凸状に形成された内側が、コイル14もしくは16の外側形状に適合されている。
図6は、プラスチックコンポーネント36を有する図2のコアの中央部分22を示しており、それがプレート形状のウェブ38とベースプレート40を有している。中央部分22の第1の端縁セクション32、中央セクション30及び第2の端縁セクション34が、プレート形状のウェブ38の透孔内に締めつけて固定されている。
図7は、プラスチックコンポーネント36を単独で示している。プレート形状のウェブ38は、ベースプレート40の溝50内に収容されており、その溝は図10において見られる。溝50の寸法は、プレート形状のウェブ38の寸法に、特に厚みに、適合されているので、プレート形状のウェブ38はたとえば溝50内に締めつけて収容される。
図8と図9は、プレート形状のウェブ38のみを、2つの異なる視線方向から示している。
本発明に係るコア12もしくは本発明に係る誘導性コンポーネント10によって、自動化して形成すべき、そしてまた自動化して加工すべき誘導性コンポーネントを提供することが可能である。この種の本発明に係る誘導性コンポーネントは、機械的な視点において、フェライトから一体的に形成された中央部分を有する従来の誘導性コンポーネントと同じ高さで、あるいはずっと高く、負荷をかけることができる。磁気的な観点においては、中央部分における分路を、プラスチックからなるプラスチックコンポーネント36、特にプレート形状のウェブ38によって、阻止することができる。プラスチックを適切に選択する場合に、磁気的な分路の大きさを、プラスチックコンポーネント36のプレート形状のウェブ38によって所望の値に調節することができる。そのためにたとえば、プレート形状のウェブ38を形成する際に、フェライト粉末をプラスチックへ混合することができる。
電気的な視点において、本発明に係る誘導性コンポーネントの特性は、同様にプラスチックコンポーネント36のプレート形状のウェブ38のプラスチックを選択することによって、調節することができる。寄生浮遊容量の大きさは、プレート形状のウェブ38のプラスチックの誘電率によって調節することができ、たとえば誘導性コンポーネント10の共振周波数点をシフトさせるために使用することができる。それが最終的に、周波数を介して見て、様々なインピーダンス推移をもたらす。
図11は、本発明に係る誘導性コンポーネントの簡略化された等価回路を示している。等価回路は、互いに対して並列に接続された2つの支線を有している。右の支線には、まずインダクタンスLが記入されており、それは、使用されるコイルのパラメータにより、特に巻き線の数によって定められている。インダクタンスに対して直列に、交流電流抵抗ACRが記入されている。この交流電流抵抗ACRは、誘導性コンポーネントに印加される信号の周波数に依存している。右の支線内で同様にインダクタンスに対して直列に直流電流抵抗DCR、言い換えると誘導性コンポーネントのオーム抵抗が記入されており、それは特にコイルのために使用される材料及びその横断面とそのワイヤ長さによって定められている。
図11の等価回路の左の支線には、容量Cが記入されている。この容量Cは、誘導性コンポーネントの浮遊容量を表している。この浮遊容量は、主として誘導性コンポーネントの2つのコイルの間に形成される。本発明に係るコンポーネントにおいて、2つのコイルの間にプラスチックコンポーネント36が挿入されている:図1を参照。それによってプラスチックコンポーネント36の誘電率Erを介して、本発明に係る誘導性コンポーネントの浮遊容量Cを調節することができる。
しかしまた、図11に示される等価回路は、共振回路でもある。プラスチックコンポーネント36のための材料の選択を介して、言い換えると、プラスチックコンポーネント36のプラスチックの誘電率の選択を介して、浮遊容量Cの大きさとそれに伴って本発明に係る誘導性コンポーネントの共振周波数も、調節することができる。またそれによって、本発明に係る誘導性コンポーネントの作業領域も、フレキシブルに変化させることができる。

Claims (16)

  1. 少なくとも1つの第1のサイド部分、中央部分及び第2のサイド部分を有する誘導性コンポーネント用のコアであって、前記中央部分が、中央セクション、前記中央セクションに対して平行に配置された第1の端縁セクションと、前記中央セクションに対して平行に配置された第2の端縁セクションとを有しており、前記中央セクションが前記第1の端縁セクションと前記第2の端縁セクションの間に配置されている、ものにおいて、
    少なくとも1つのプラスチックコンポーネントが設けられており、前記プラスチックコンポーネントが、誘導性コンポーネントの浮遊容量を調節し、かつ誘導性コンポーネントの磁気的な分流を調節するために、少なくとも前記中央セクションと前記第1の端縁セクションとの間に、かつ/又は少なくとも前記中央セクションと前記第2の端縁セクションとの間に、設けられている、ことを特徴とする誘導性コンポーネント用のコア。
  2. 前記プラスチックコンポーネントの誘電率が、1から50の範囲内に、特に1から10の範囲内にある、ことを特徴とする請求項1に記載のコア。
  3. 前記プラスチックコンポーネントが、透磁率の小さいプラスチックから形成されている、ことを特徴とする請求項1又は2の少なくとも1項に記載のコア。
  4. 前記プラスチックコンポーネントが、シリコン、ポリアミド、イソプレン又はラテックスから形成されている、ことを特徴とする請求項1から3の少なくとも1項に記載のコア。
  5. プラスチックが、添加物として炭素、ガラス細粒、セラミック化合物及び/又はビスコースを含んでいる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のコア。
  6. 前記プラスチックコンポーネントが、前記中央セクション、前記第1の端縁セクション及び前記第2の端縁セクションを互いに対して定められた相対位置に固定している、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のコア。
  7. 前記プラスチックコンポーネントが、前記中央部分の前記中央セクションを、前記中央セクションの長さの少なくとも一部にわたって包囲している、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のコア。
  8. 前記プラスチックコンポーネントが、プレート形状のウェブとして形成されており、前記ウェブが前記中央部分の前記中央セクション、前記第1の端縁セクション及び前記第2の端縁セクションに対して垂直に配置されており、かつ前記中央部分の前記中央セクション、前記第1の端縁セクション及び前記第2の端縁セクションを収容するための3つの透孔を有している、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のコア。
  9. 前記3つの透孔の第1のものが、前記中央部分の前記中央セクションの横断面に、前記3つの透孔の第2のものが、前記第1の端縁セクションの横断面に、そして前記3つの透孔の第3のものが、前記第2の端縁セクションの横断面に、適合されている、ことを特徴とする請求項8に記載のコア。
  10. 前記中央部分の前記中央セクション、前記第1の端縁セクション及び/又は前記第2の端縁セクションが、それぞれの透孔内に締めつけ固定されている、ことを特徴とする請求項9に記載のコア。
  11. 前記第1のサイド部分と前記第2のサイド部分が、一般的に、文字Eの形状に似た横断面を有している、ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のコア。
  12. 前記第1のサイド部分と前記第2のサイド部分が、Eコア、PQコア、ETDコア又はRMコアとして形成されている、ことを特徴とする請求項11に記載のコア。
  13. 前記プラスチックコンポーネントがベースプレートを有しており、前記ベースプレートからプレート形状のウェブが垂直に張り出しており、前記ベースプレートは、前記コアの前記第1のサイド部分と前記第2のサイド部分を固定するために設けられている、ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載のコア。
  14. 前記ベースプレートのプレート形状のウェブとは逆の側に、固定手段、特に係止手段又はクリップ手段が設けられている、ことを特徴とする請求項13に記載のコア。
  15. 請求項1から14の少なくとも1項に記載のコアと、前記中央部分の前記中央セクションを少なくとも部分的に包囲する少なくとも1つのコイルとを有する誘導性コンポーネント。
  16. 前記誘導性コンポーネントの定められた共振周波数を得るために、前記プラスチックコンポーネントのプラスチックの誘電率が、コイルのインダクタンスに合わせられている、ことを特徴とする請求項15に記載の誘導性コンポーネント。
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